石川「あーさみちゃーん! あーそーぼー!」
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン♪
あさ「あー…くそぉ…誰だよ朝っぱらからチャイム連打してるキチガイは…
アチャ〜…石川だ。あのヤギと服買いに行く約束してたんだっけ…」
石川「あーさみちゃーん! コーソーボー! うぅ〜〜〜自治州ッ♪」
ピンポポピポポポ ピンポンポーン ピッピピピンポンポーン♪
あさ「んがぁ〜イライラするぅ! チャイムがチョコボのテーマかよッ!
まだ寝巻きのまんまだっちゅーのッ! 少しは待てんのかよぉ〜!」
ガチャッ…
石川「こんポジわぁ〜♪」
あさ「こ…こんぽじわぁ…。アハハ…。」
石川「う〜ん…あさみちゃん元気ないなぁ〜? メッ! もういっちょ♪
カンボジアーッ!!」
あさ「カッ…! カンボジア???」
石川「んー…あさみちゃんはチョッピリ、アンコールワット係数が足りない
のよねぇ〜。あ!でもね♪ あそこの四面仏は、あさみちゃんに顔が
そっくりなの♪ だから気にしないッ! ポジテブポジテブ♪」
あさ「あ…う、うん! まだ寝起きで頭が起きてないだけだから大丈夫♪」
(うわぁ〜…ウザイよぉウザイよぉ…。コイツ、ウザイよぉ…。)
石川「今日はねぇ〜、あさみちゃんを渋谷の109に連れてってあげる♪
行った事ないでしょ? 今日は一緒に道玄坂の風に吹かれましょ♪」
あさ「わ…わーい。」(サイクロンに吹かれて飛んで行けよコイツ…)
ザワ ザワ…
石川「ありゃ〜朝の池袋駅はやっぱり混んでるなぁ〜…」
あさ「私、田舎者だから渋谷ってなかなか怖くて行けなかったのよね〜。
憧れの109♪ 確かモー娘。の新メンのニセあさみちゃん?
あのコ同じ道産子のカッペのクセして、もう109行ったって
雑誌インタビューで話してたわよねぇ? イヤームカツクゥー!」
石川「まあまあ、今日は渋谷で素敵なハウスマヌカンデビューしてちょッ♪
さ〜てと、渋谷に行くには山の手線に乗ってと…。」
あさ「東京出身のリカちゃんがいると頼もしいなぁ〜♪」
石川「さ、あさみちゃん、ここでキップ買って♪」
あさ「えーと…渋谷、渋谷…。あれ? どこにもないよ、渋谷。」
石川「ホラァ〜! ここにあるでしょッ! もうッ!」
ポチッ!
あさ「え…? これ、渋谷行きのキップ???」
石川「あーあー早くゥ! 電車が出ちゃうってばあ! 走ってッ!」
あさ「あ、ウン!」
ダダダダダッ… プシュゥ〜… ゴトン… ゴトン…ゴトン
石川「あさみちゃん!東京は北海道と違って時間の進み方が早いのッ!
ボヤボヤしてたら機甲界ガリアンみたく時代に乗り遅れるのよぉ?」
あさ「…いや、あれは逆に早すぎたんじゃないかと…。」
< 次は 練馬〜… 練馬〜… >
あさ「んッ!? い…今、練馬ってアナウンス流れなかったッ!?」
辻 「と〜れないボールがあ〜るものかぁ〜♪」
吉澤「構えたミットがう〜けとめるぅ♪」
加護「ああ… 青春のストライ…ク…♪」
辻 「ジュバーンッとぉイカ〜したぁ♪ アイツ〜られぇ〜♪」
吉澤「あ! 私、テレ東あっち方面だから、ここで別れるね! じゃ!」
加護「ちょっ…ちょい待てやパンチラ! もう少し一緒に歩こうや!」
吉澤「でも私、テレ東でMUSIXの収録あるし…。」
加護「まだ集合時間まで余裕あるんやろ?オマエいつも集合早すぎんねん!
遠回りになるかもしれんが、もう少し一緒にいようや! な?」
吉澤「う、う〜ん。わかった…。じゃあ駅までね。 私も早く局に着いて、
ゴッチンと楽屋で気まずい時間過ごしたくないし…ね。」
加護「そうそう! ヤンジャンも早いとこ謝れって、そない簡単にできる
モンやないしなぁ?そら親友にウソや隠し事されたらムカツクわ!」
辻 「……気はやさしーくて ちーから持ち♪」
吉澤「うん…。まだちょっと納得いかないけど…。でもね、親友なんだから
一回だけは許してあげようと思うんだ。 ゴッチン好きだもん♪」
加護「まあ…一回だけなら、な。 とりあえず仲直り頑張れや!」
吉澤「ウンありがと…。 あ、もう駅じゃん! じゃあ私行くね♪」
加護「あ…そ、そうか。付き合わせて悪かったな。 んじゃ…。」
辻 「バイバイパンチラーッ!! あっかるい笑顔が今日も行くーッ♪」
加護「辻…スマンが大声で歌うのやめてくれんか…? 恥ずかしいわ…。」
辻 「…頑張れ頑張れ… ドカベン… つーじ… のーぞ…み……。」
ガタン ゴトン ガタン ゴトン…
石川「見て見て〜あさみちゃん! 畑の真ん中で、干し柿みたいな顔した
お婆ちゃんが、マーライオンみたいにオシッコしてるよぉ〜♪
素朴っていうか牧歌的というか…。んんん〜ッ!カントリィー♪」
あさ「…ね、ねえリカちゃん。 この電車って…山の手線なんだよ…ね?」
石川「もちろん! オフコースのフルコースよ♪ YES YES YES♪」
あさ「私のような地方出身者の浅い知識で悪いんだけど…さ。
山の手線って、ビルが立ち並ぶ都心を回る路線のはずよね…?」
石川「そうそう♪ 渋谷とか〜新宿とか〜…あと多摩プラーザとか♪」
あさ「…さっき停まった駅、『石神井公園』とかアナウンスしてたけど…」
石川「あー…たぶんそれ、『池袋』の聞き間違いだと思うな♪」
あさ「で、でも! 文字数全然違うし…!」
石川「もォー!さっきから何なの? チャーミー、あさみちゃんのそういう
所って良くないと思うなぁ!プンプン! なにかと疑い深かったり、
なにかと顔のホリが深かったり、顔の作りが不可解だったりッ!」
あさ「…ゴ、ゴメンナサイ…。」(ホリ深いか私???)
石川「あ、次だからね渋谷! 降りる準備してね♪」
あさ「う…うん。」
< 次は 保谷〜… 保谷〜… >
あさ「ね、ねえ…!? 『ホウヤ』って言ってるけど…???」
石川「よくある、よくある♪ 次いってみよぉ〜♪」
あさ「リッ…!リカちゃんッ!?」
矢口「うぃ〜す…。今日もだりぃ朝だなオイ。今度もガキ相手にハムスター
の歌だってぇ? あんな下等生物にカワイーなんてホザいてるガキ
見ると、真里姐さん思わず雪印乳業に就職しちゃうよ?しまいにゃ
塩素混ぜちゃうよ?来客カウンターですっぴんで接客するよ?」
ミカ「エー!?なんでですカー!ハムスターカワイイじゃないですカー!」
矢口「バッ…!バッカおめえ!ハムスターなんてなあ、バリカンで毛ぇ全部
そっちまったら、小型ドブネズミか新垣にしか見えなくなるぞ!?」
加護「おはよーございま〜す…」
辻 「ごじゃいますれす…」
矢口「んあ〜? なんだよその、気のない挨拶と力抜けたツラはよぉ〜?
ポイズンの魔法で毒状態にでもなってるのか? 1ターンごとに
数字がポロポロ足元に落ちてるのか? シャキッとせいやッ!!」
加護「若いウチでも、力湧かん朝もあるんや…。ガミガミ言うなや…。」
矢口「オイ待てよ…! 今なんつった? それが先輩に対して使うクチの
きき方かコラ?なに?ちっとオヤジ層に人気出て来たらもう天狗か?
若いお前は任天堂キューブ、オレはスーパーカセットビジョンか?」
加護「…誰もそこまで言ってへんですわ。 ま、せいぜいバーチャルボーイ
ってとこでっしゃろ? それより早よ歌入れましょうや…。」
ミカ「オーいけませんヨ!ミナサン御機嫌ナナメはマッスグにデスヨー!」
加護「お前の顔の輪郭をまっすぐにせえや。そのツラは四角いポパイか?」
矢口「はぁ〜あ。今日もガキに混じって、ガキ相手の仕事かよぉ〜!」
辻 「ううう…。」(なんらかおかしな空気になってきたのれすぅ…)
ガチャリ…
吉澤「おはようございま〜… あっ!」
後藤「あ…! お、おはようヨッスィ…」
吉澤「ゴ、ゴッチン…ひ、ひとり?」
後藤「あ、うん…。今日のMUSIXの収録、私達2人だけだし…」
吉澤「そ、そうだったね…。」(あ〜ッ! 気まずいよぉ〜ッ!)
後藤「………。」
吉澤(やばい!何か喋らなきゃッ! 仲直りするんだって決めたんだ!)
「…あ、あのさ! こ、この前の事なんだけど…ッ!!」
後藤「え…!? な、なに?」
吉澤「こ…この前! いや…あの…近所の吉野屋行ったんです。吉野屋…」
後藤「あ、うん。吉野屋…。」
吉澤「ア、アハハハハ! こ、こんな話つまんないよね! ゴメン…!」
(バカバカバカッ! 吉野屋の話なんかしてどうするのよアタシ!)
後藤「そっ、そんな事ないッ! 続きが聞きたいッ!!」
吉澤「えええッ!? つ…続きッ!?」(続きって言われても…!)
「な…なんかね、人がメチャクチャいっぱいで座れなかったの…ね。」
後藤「うん!うん!」
吉澤「で、よく見たら垂れ幕下がってて…。『吉澤ひとみ御用達の店』とか
書いてあったの。…もうね、アホかと。馬鹿かと。」
後藤「そんな事ないッ! ヨッスィはアホでも馬鹿でもないよッ!」
吉澤「は? い、いや…そういう話じゃなくて…。 ま、まあいいか…。」
吉澤「うふふふふ〜。 ゴッチ〜ン♪」
後藤「えへへへへ〜。 ヨッスィ〜♪」
吉澤「次ウソついたら今度こそ許さないからね〜♪ 覚えときなさ〜い♪」
後藤「うぃ〜す♪ もうヨッスィには隠し事しませ〜ん♪」
吉澤「本当だなぁ〜? じゃあ今回の罰として、ゴッチンの恥ずかしい秘密
何か一つ暴露してもらおっかなぁ〜? ホレ!何か教えなさ〜い!」
後藤「え〜! そ、それじゃあねえ…。」(ゴニョゴニョ…)
吉澤「なにッ!? ユウキが通販でビガーパンツとエコルセを買ったぁ!?
…いや、弟の恥ずかしい秘密じゃなくてさ! ゴッチンの秘密ッ!」
後藤「じゃ、これ本当に秘密ね! マジでヤバいからさ!」(ヒソヒソ…)
吉澤(フンフン…AMの短波… 数字を…? ハングルに置き換えて…?)
「わ〜ッ!!違う違う違うッ! 北朝鮮の工作員の暗号解読方法なんか
聞きたくないわよッ!! そうじゃなくてゴッチンの秘密よッ!!」
後藤「…じゃあ、冗談はやめにして。 私の秘密、教えてあげる…ね。」
(ヒソヒソ… 私の… 一番の友達は… ヨッスィです…♪)
吉澤「ウッヒャアーッ!! んもォ〜やめてやめてッ! はずかすぃ〜ッ!
アタシの頬もたれるっちゅーねん! あ〜熱ッ!やべッ顔真っ赤!」
後藤「市井ちゃんも好きだけど…友達っていうよりお姉さんみたいな感覚
なんだ…。私が一緒にいて楽しいのは、やっぱりヨッスィだから!」
吉澤「あ〜もう!こうなったらアタシの秘密も暴露しちゃうよ!実はね…」
(ヒソヒソ… 中学生になるまで… 裏山で… アリ食べてました♪)
後藤「………聞かなかった事にする…。」
保田「下駄をならしてぇ〜ヤスが来るぅ♪ 腰に生首ぶらさ〜げてぇ〜♪」
紺野「生首かよッ!!」
保田「………。」
紺野「え…? そ、それじゃ… 生かよッ!ゆでろよッ!!」
保田「………まだ足りん。もういっちょ。」
紺野「う、うう…! ス…スミマセン! もうツっこめません!」
保田「ハァ…そこが限界か。ここでの正しいツッコミは…『ゲルググッ!』
これ正解。もしくは『どうしてですかぁタカさ〜ん!』…これ最強。
まだまだ紺野はケツがヒステリックブルーなヒヨッ子じゃの〜…。」
紺野「サイバーブルー打ち切りかよッ!!」
保田「………。」
紺野「ゲ…ゲルググッ!」
保田「ここでの正しいツッコミは…『ギニュー特戦隊ッ!!』 これ正解。
とりあえず姫は今宵、ヤンジャン達と飲みにいくからな。紺野お前、
今日は仕事ないんだから、ツッコミの練習しとけ。わかったな?」
紺野「ヤンジャンさん以外に、どなたが集まる予定なんですか?」
保田「成人組のカオリとなっちが来るんだけど…。う〜ん…少し寂しいな。
そうだ!アヤッペも呼ぼう!どうせヒマだべ!」(トゥルルルル…)
石黒 ((( …ハ〜イもしもしぃ? 石黒ですけど〜? )))
保田「…下駄をならしてぇ〜ヤスが来るぅ♪ 腰に生首ぶらさ〜げてぇ〜♪」
石黒 ((( ゲ…ゲルググマリーネッ!! )))
保田「さ〜すがアヤッペ♪ …というわけで夕方6時に歌舞伎町なッ!」
市井「…どうしたのアヤッペ?」
石黒「いや…圭から電話あったんだけど、歌舞伎町に6時ってだけ言って
切れちゃったのよ。 なんだろ…? 酒飲みの誘いかしら?」
まこ「ほーそいつぁええわ。行って来いや石黒。仲良く酒飲んどいでや。」
石黒「アラいいの? 敵方と仲良く、盃かわしてきても?」
まこ「もちろん楽しく飲むだけで終っちゃアカンでぇ? しっかりミド娘。
としての仕事を怠らないように頼むわ。 酒っちゅーもんは、相手の
本音を引き出すためのええアイテムやさかい。 な?わかるやろ?」
石黒「まあ〜サヤカばっかりに作戦実行させるワケにはいかないしね〜。
私は私で別の方面から、あのコらに不調和音を響かせてみせるわ。」
まこ「酒は怖いでえ? 昔つんくと飲み行った時、デロデロに酔っぱらった
つんくに『なあ…俺とお前は一言で言うたら、どない関係やろ?』と
たずねてみたんや。 そしたらな、アイツ何て答えたと思う?」
稲葉「つんくさん、前に『俺が亭主ならマコトは女房や』言うとったで?」
まこ「アイツ…『俺が亭主なら、お前はチンコ拭くティッシュや』って…」
ダニ「ノーノー! ソレ酔ッタウエデノ、タダノ冗談ヨォー!アハハ!」
まこ「しかも『お前の仕事は、俺の吐き出したムダな精子を掃除する事や』
とまで言いおった…。 酒は怖いで?マジで人をヘコませるわ…。」
市井「なにそれ? ムダな精子って私達の事? 言ってくれるじゃない!」
ダニ「ダカラ冗談マニウケタラ、ダメヨォ! ツンクサン、イイ人ヨ!?」
まこ「その時は『精子=ココナッツミルク』という意味やったけどな…」
ダニ「Ohシットッ! アノ金髪オカマノCock、切リ落トシテヤルッ!!」
ラブラブラブラブ あいにじゅー♪ アイアイアイアイ ミニハムずー♪
辻 「デェトに誘ってくらさいなぁー♪」
ミカ「高級ひまわりレストラーン♪」
矢口「…結局いつものガキ相手ー♪」(フンッ…!)
加護「…ヤグマリ態度も大盛りねー♪」(ケッ…!)
ピー… ガガガ…
つんく((( おぅい! 矢口!加護! 歌詞全然違うやんか! )))
矢口「はーい。スミマセーン。」
加護「すまんです。ヤグッさんが歌詞間違うたからウチつられてもうた。」
矢口「オイオイオーイ! オレのせいにするなよォー!」
つんく((( ええ加減にせえや2人とも! もう歌入れストップ!
少し休んで2人とも頭冷やせや! 仕事ならへんわ! ))
矢口「ちっ…。加護のせいでオレまで怒られたじゃねえかよォ…。」
辻 「と、とにかくれすね! オヤツれも食べて休憩しましょう…!」
加護「…まあ年長のヤグっさんがそんなカリカリしとったら、下のモンも
よう働けまへんわ。 人をまとめあげる素質っちゅーもんが元々
あらへんのやろ。飯田はんみたいに大人やあらへんちゅー事やな。」
矢口「ハァ!? おめぇマジで言ってるの? カオリのどこが大人だよォ!
ガタイと眼球がデケーだけじゃねーか! アイツいまだに漢字で自分
の名前まともに書けねーんだぞ! 3回に1回は『飯田圭職』って
書くんだぜ? クソするのにも服全部脱がないとできねーしよォ!」
辻 「ののもウンコは全裸れすッ!らからケンカはやめてくらさーいッ!」
辻 「とにかくれすッ! お二人とも、こんなままで歌唄ったらいけないの
れす! 全国の小さい子達に楽しく聴いてもらう歌なのれすよ!?」
ミカ「そうデスヨ! 歌は歌い手の感情がダイレクトに伝わってしまう物
なんデスから! 楽しく唄わなきゃ、楽しい歌になりませんヨ!」
矢口「ほーう。抱合せ中古ファミコンソフトのバンゲリング・ミカが、
偉そうなクチきくようになったもんだねー? しげるかテメーは?」
加護「そない言い方はないと思いますわヤグッサン。ミカちゃん頑張って
ますでぇ? ミカがバンゲリング・ベイなら、ヤグッさんはポパイの
英語遊びってとこやな。 金髪は外人へのコンプレックスでっか?」
辻 「あいぼんももうやめてくらさい!今日はいったいろうしたんれすか?
眉間にしわをよせたままじゃ、いい歌は唄えないのれすぅ!」
加護「…あのな、こういう言い方はアレやけども。…辻なお前、人に歌の事
言う前に、そのジブンの声質の悪さなんとかせえへんとヤバいで?」
辻 「あうう…。そ、そりは頑張ってるんれすけども、いやはや…。」
矢口「あー…でも辻は加護よりも音程は取れてるよ? いやホントに。」
加護(ムカッ)「ウチの事はどうでもいいんですわ! ウチはヤグっさんと
違って意地悪で言ってるんと違います!アドバイスしとるだけや!」
矢口「だからよー。お前は人にアドバイスするようなレベルじゃねーだろ?
井筒監督かオメー? 辻とどっこいどっこいだろ、テメーはまだ!」
加護『ウチはタンポポにも入れたし、パートも辻よりもらってますわッ!』
辻 「…!!」
矢口「オ…オイ! …加護、ちょっとそれは…! マズく…ねえ…?」
辻 「………。」
加護「あ…。 いや、ウチはそういう意味で言うたんちゃうて…つまり…」
矢口「…そういう意味って、どういう意味だよ?」
加護「せやから! ウチは辻にもっと活躍して欲しくて、その…!」
矢口「…言っていい事と悪い事あるだろ…? そりゃオレも今日はカリカリ
してて悪かったけど…。なっちやカオリがオレをガキ扱いして、飲み
に連れてってくれないからさ…。ついお前らにアタっちまってよ…」
ミカ「そ、そうデスよね! 誰だって不機嫌な日はあるものデスよね!
ミーもこの前、レフアに『エラ』というワードを1日に300回連呼
されて、ついついアヤカに『中途半端』というワードを500回…」
矢口「だけどよ加護…お前が言ったのは、辻が一番気にしてる事だぜ…?
いつも側にいるから、誰よりもその事は良くわかってるはずだろ?」
加護「………。」
辻 「あ、あのれすね! ののは何も気にしてないれすよ! そうれすね〜
ののも早くあいぼんみたいになりたくて…頑張ってはみてるんれす
けど…ね。 えへへ…。 え? のの泣いてなんかないれすよ!?」
矢口「辻ぃ…」
辻 「らから…泣いて…ないれすってぇ…。 ののとしては…れすねえ…
青色7れ…ガッとしたのやりまひたから、タンポポよりはプッチに
入れたら…なんて思ってるんれすけろね♪ れきたら…れすけろ♪」
矢口「ホラもう…辻ぃ! 泣かないでよぉ! …加護ッ! 謝りなッ!」
加護「…………ウチ……謝らへんで。」
矢口「加護ォ!ちゃんと謝りなさい! 矢口もさっきの事は謝るからッ!」
加護「ウチ…絶対謝らへん…。謝るのは……辻の方やもん…。」
ミカ「加護ちゃん…。やっぱり、ここは…。」
矢口「加護ッ! いい加減にしなさいよ! 言う事きかないとアンタの白目
マッキーで完全に黒く塗りつぶして、藤子不二男Aのキャラみたいに
するよッ! ギニャーッて言わせるよッ! 枠線太くするよッ!」
辻 「辻はホントに気にしてないのれすぅ! グスッ…らからもうケンカ
しないれくらさい! ののも頑張りますから頑張りますからッ…!」
加護「なんやなんやなんやァーッ!! こんなんで泣くぐらいだったら
この業界やめろやッ!!by極楽加藤やッ!!ウチが悪いんかッ!!」
矢口「加護ォーッ!! お前ホントにウルトラBみたいにするぞッ!!」
加護「言っとくけどなぁ辻! 毎晩毎晩、お前の帰りが遅いのを心配して、
布団の中で泣き顔さらしとったんはウチの方なんやッ!!
ハッキリさせてくれや! ウチに何隠してるんや辻ぃ!なあッ!?」
辻 「ののは… ののは…」
矢口「何をワケわからない言いがかりつけてるのよ!総会屋かアンタは!」
加護「隠してるやろ!? ウチら親友やんか! 何でウソつくんやッ!?」
辻 「ののは… ウソなんて…」(つくつもりじゃなかったんれす…!)
加護「もうええッ!もう絶交やッ!お前の顔なんて見たくもないわッ!!」
ダッ…!
辻 「あいぼんッ!!」
つんく「おい、加護が今泣きながら外出てったけど、何があったんや…?」
ゴトン… ゴトン…
石川「わぁ〜♪ あさみちゃん、そのおにぎりどうしたのぉ〜?」
あさ「いや…あそこに座っているお婆ちゃんにもらったんだけど…」
石川「う〜ん♪ 都会にも人の素朴なやさしさって残っているものなのね♪
チャーミー思わず、山田洋次監督にお酒ついであげたい気分♪
それでね、監督にこうたずねるの♪ 『裕木奈江どこやったコラ?』
でもね、でもね! チャーミー怖くてそんな事聞く勇気ないもーん♪
これがホントの『勇気萎え』 なんちてーッ!! ハイあさみちゃん
今笑うとこ笑うとこ♪ おへその指3本ほど下にある丹田に力こめて
大きな声でワッハッハ! はい、ワッハッハ! はいワッハマン!」
あさ「ワ…ワッハッハ…。」
石川「あーあ、大笑いしたらお腹すいちゃったぁ♪ んじゃ、そのおにぎり
半分石川にくださいな♪ あれ?これ具がないッ! 塩にぎりぃ!?
お、塩にぎり…。押尾握り…。 にぎりにげられ安倍なつみーッ♪」
あさ「ワ…ワッハッハ…。」
石川「あさみちゃん!今笑うとこじゃない!ケッコー深刻!ひどいなぁ!」
あさ「ご…ごめんなさい…。」
< 次は終点〜 秩父〜 秩父〜 >
あさ「しゅ…終点!? リカちゃん!山の手線に終点なんかあった!?」
石川「アッハッハ! 秩父だってぇ〜♪ 『乳』『ブー』『父』『プー』
パパ痴漢でリストラ? 就職前線異常なし? ありまくり〜ッ♪」
あさ「リッ…!リカちゃんッ!?」
つんく「どないしたんやいったい…? ジブンら、ケンカする事はよう
あっても、仕事に支障をきたすような事は今までせえへんかった
やないか? 今日の歌入れ予定どないするつもりや…?」
矢口「スミマセン…。まとめ役の私の責任です…。」
つん「とりあえず加護はどこへ行ってしもうたんや???」
ミカ「と…とりあえずミーが加護ちゃんに携帯かけてみますッ!!」
トゥルルルル… トゥルルルル…
××((( …ハ〜イ! もしもしぃ〜? )))
ミカ「あッ!加護ちゃん!? 今どこにいるんデスカッ!?」
××((( 秩父で〜す♪ )))
ミカ「秩父!?……か、加護ちゃん?」
××((( ハイここで問題です! 私はいったい誰でしょう!?
A>ロバート・デ・ニーロ
B>安倍なつみ
C>こなきじじい …さあどれ? )))
ミカ「ちょっと待って! ユーは加護ちゃんじゃナッシングなの!?」
××((( ヒント!『体重が増えたり減ったりします!』 )))
ミカ「そッ…それ、ABCすべて当てはまるじゃないデスカッ!!」
××((( 正解は『越後製菓!』 残念ッ! チャーオ!! )))
ブツッ… ツー ツー ツー…
ミカ「もしもしッ!? もしもしッ!? 加護ちゃん…!?」
矢口「なあ…いい加減、ウソの電話番号教えられた事に気付けよ…。」
鈴木「あー…こんな静かな午後のティータイム…何ヶ月ぶりだろ?
いつものうるさい2匹のハエ…もとい2匹のベルゼブブがいない
っちゅーだけで、何でこんなに心が安らぐのかねぇ…。」
シューッ プシュシュシューッ
鈴木「おっと、ヤカンがアミーゴを呼んでいるぜッ!待ってろケトル!
さ〜てと…何を飲もうかな? ミルクティ? コーヒー?
まあ大人の女性としては、ほろ苦いコーヒーでもいれたいところ
だけどね…。しかーし!今夜はあみたん、歌舞伎町で乱れるし♪
うふぅ〜ん♪ だからぁ〜…今はもう少しだけ少女でいたいの♪
つーわけで…血糖値がハネ上がるほど甘〜いミルクティを…。」
ガサガサ… サッ サッ サッ… ボトッ!
鈴木「ぶぅわはぁーッ!! なんでお茶っ葉の中にカブトムシの幼虫が
入ってるんだよッ!? 誰だよ、私の大事なアッサムティの箱の
中で昆虫飼育していたヤツはッ!もう飲めねえじゃねえかッ!」
ガチャッ キィ〜 バタンッ!
鈴木「ん!? 誰か帰ってきたのか?」
加護「…ただいま。」
鈴木「おいおい加護! どうしたんだよ…? まだ仕事の時間だろ!?」
加護「…ちょっとな。物を取りに戻ってきたんや…。」
鈴木「ちぇッ!せっかく一人っきりの優雅な時間を満喫してたのにぃ〜」
加護「…そりゃスマンかったな。…すぐに…出て行くさかい…。」
鈴木「……なんだオメ? やけにしおらしいな…?」
鈴木「なに? これからまたすぐ仕事なの? 辻は?」
加護「ウチは…今日は仕事終わりや。辻は…まだスタジオにおるわ。」
ガサゴソ ガサゴソ…
鈴木「あ〜なるほど!辻一人がまだリテイクくり返してるってワケね!
優等生の加護ちゃんは、レコ一発OK? さっすがだねぇ〜♪
…ん? オイ、なにオメー自分の服カバンにつめてるんだよ?」
加護「世話なったな。そろそろウチ、自分のマンションに戻るわ。」
鈴木「プッ…!ぶははははははッ!! それナイスジョークッ!!
つまらん冗談はさておき、仕事ねえんならファミコンの三国志
やろーぜぇ! ハンデとして私、公孫讃でプレイしてやるよ♪」
加護「…あ、そのカブトムシの幼虫、ウチのや。それも連れ帰るわ。」
鈴木「……ちょっと待て。お前…マジで言ってるの???」
加護「ああ。それはウチのペットやからな。責任持たなアカン。」
鈴木「そうじゃなくってッ! オイ!いったい何があったんだよッ!
急に帰るって言われても、こっちが困るじゃねーかッ!!」
加護「…いつもお前、帰れ帰れ言うてたやないか。なして困るん?」
鈴木「バッ…バカおめぇ…! そ、そりゃ…アレだ! その…ホラ!
この前のモノポリー大会まだ決着ついてねーじゃん! お前が
押さえてるコネチカット通り、売ってくれるまで帰さねえぞ!」
加護「…ならコネチカットやるわ。なんならB&O鉄道もくれたる…。
せやから、そのウチのカブトムシ返してくれへんか?」
鈴木「か、加護ォ…! どうしちまったんだよぉ〜ッ!!」
加護「どうもせえへん。ただ自分の家に帰るだけの事やがな。」
鈴木「ハハッ! ど、どうせまたすぐ私んちに戻って…いや、泊まりに
来るんだろ? カ…カギは仕方ねえから、いつもどおり玄関外の
1/144サイズのザクの中に入れておくからな!」
加護「…辻がヤンジャンちにおるうちは…ウチは来えへんと思うで。」
鈴木「辻と…ケンカしちゃったのか?」
加護「そんなんやあらへんッ! …ただ、そろそろええ年やし、お互い
ベッタリはやめにした方がええ思うてな。 …それだけや。」
鈴木「いい年って…! お前らまだまだガキじゃんかよォ!」
加護「…とりあえず、ウチのカブトムシの『タモちゃん』返してや。」
鈴木「タモ…!? 返すって…お前、これちゃんと一人で育てられるの
かよ? いくらお茶のカテキン成分が体にいいからって…。
とにかくな! カブトムシはちゃんと腐葉土の中で育てなきゃ
だめなんだよッ! このままお前に返したら死んじまうよ!」
加護「……なら、ウチどうしたらええんや…?」
鈴木「…私が育てる! ちゃんと責任持って立派なカブトムシに育てて
やるからよ…。 こう見えても私、ナウシカの百倍、虫の扱いが
うまいんだぜ? 映画・フェノミナの主演も、ジェニファーに
するかヤンジャンにするかアルジェント監督悩んだらしいし…」
加護「…わかった。頼むわ。それ大事なカブトムシなんや…。」
鈴木「うん…。だから…時々見に来いよ? な?」
加護「………。」
加護「…ホンマ長らく邪魔したわ。スマンかったなぁ。」
鈴木「お前…ちゃんとメシ作れるのか? 外食や店屋物ばかりだと
体に良くねえぞ? メシはしっかり栄養バランス考えてだな…」
加護「おかんみたいな事言うなや。最後まで口うるさいのぉ。
…ま、ウチのタモちゃんの方に栄養たっぷりあげてくれや。
それホンマに大事なカブトムシやさかい。大きくしてくれな。」
鈴木「…加護より飼いやすいから…大丈夫だよ。」
加護「ハハ…。ホンマのところ、ウチがいのうなって寂しいのやろ?」
鈴木「…………うるせえバカ。早く消えろよジャリ…。」
加護「アハハ! ほなまた仕事で会おうやヤンジャン! おおきに!」
ズシ… ズシ… ズズズ…
加護「はぁ〜…重いカバンやなあ。ずいぶんウチもためこんだもんや。
ハァ…ハァ…。重い〜ッ!!何キロあるんやコレ〜ッ!!」
(こんな時に、辻がいてくれたらなぁ…)
加護「ハッ! ウチなに考えとるんや! アカンアカン!」
トゥルルルル… トゥルルルル…
加護「あ、電話や。つんくさんからやろか? ヤッバイなぁ…。」
鈴木((( もしもし…? 私、ヤンジャン…。 )))
加護「なんやお前か…。 …まだ別れの言葉言いたりへんかったん?」
鈴木((( いや… お前、私の預金通帳持ってっただろ? )))
加護「………スマン。電波が悪くて聞きとれん。ほな…。」(ピッ)
石川「秩父の雲の〜むらさきにぃ〜♪ 風もみどりの武蔵野よ〜♪」
あさ「リカちゃん… その歌…なに?」
石川「え? 埼玉県歌だよ♪」
あさ「…埼玉? ねえ、さっきから1時間ばかり歩いてるけど…。」
石川「まあ、ちょっとしたハイキングね♪ もうちょっと頑張って
あの山超えたら群馬県ッ! 頑張って草津の湯にひたろーッ!」
あさ「いやいやいや!ちょっと! い…109は???」
石川「…あさみちゃん、本当に109行きたいのかと問いたい。
問いつめたい。小1時間ばかり問いつめたい。できることなら
その後頭部にホイチョップを237回くらわしたい。
あさみちゃん、りんねちゃんに「109行ったよー!」って
言いたいだけでしょーッ!? そんなの全然自慢にならないッ!
保田の一眼レフよりも自慢にならないッ!サイクロプスかよ!?
天下のハロプロ娘は、109よりもっと高みを目指すべしッ!
109ではしゃいでるのは、家出娘かレナウン娘ぐらいよッ!」
あさ「…ねえリカちゃん。絶対怒ったりバカにしたりしないから、正直
に答えてね。 …乗る電車間違えたでしょ?」
石川「ん〜…エキサイトで逆翻訳すると、そういう事かもしれない♪」
あさ「あともう一つ…。 今、道に迷ってるでしょ…?」
石川「まあ…カントリー娘が道に迷っていたのを救ったのは私だし♪
おあいこって事でドンマイドンマイしまってこぉーッ♪」
あさ「最後にもう一つ…。 アンタ…りんねよりバカでしょ…?」
安倍「うう〜…飲み会に何着て行ったらいいか、わかんないべさ!」
飯田「成人祝いもかねてるんだから、大人っぽい服にしなよ。ホラホラ
カオリのコーデュロイのシャツの奥、お乳見せまくり♪」
安倍「かッ…風邪ひくべさ!ダメダメ!ボタンとめるべさ!」
飯田「う〜ん、なんかガキっぽい服しか、なっち持ってないねぇ…。
まあ無難に持ってるニットに、黒レザーのミニスカでも合わせ
れば? せっかく痩せたんだし、生足見せてけ、ナマ足ッ!」
安倍「セーターかぁ…。あ!そっだ!なっちのお気に入りのセーターが
あったべさ! したっけ、もうアレ着て行くしかないっしょ!」
飯田「とりあえずー…歌舞伎町は人騒がしいから、なるべくモー娘。
だってわかりにくいよう、少し目元隠して行かなきゃねー。
とりあえずカオリ、なっち用にグラサン見つくろって来たよ。」
安倍「サングラスならなっちも矢口にもらったヤツ持ってるべ!」
飯田「ダメダメ!どうせ昨年の浜あゆモデルでしょ!却下ッ!」
安倍「ホレ!どう? コレなっちの手編みセーターだべ! イカス?」
飯田「ぶほぉあーッ!! ア…アンタ!それだけはやめなッ!!」
安倍「え〜?どうしてぇ? 胸になっちって刺繍が入ってるんだよ?」
飯田「アンタねえ…今時、自分の名前がデカデカ入った服着るヤツ、
どこにいるんだよッ! しかも正体隠せって言っただろッ!
しかも字ぃ間違ってるし…! なんだよ「NATI」ってッ!
アンタはネオナチかッ! はじめの一歩の母ちゃんかッ!?」
安倍「ヤダヤダヤダ! なっち、これじゃなきゃ行かないもんッ!」
ザワザワ ザワザワ…
保田「待ちぼうけ〜待ちぼうけ〜♪ ある日せっせと野良かせぎ〜♪
遅えなアイツラッ! 芸能人一人でアルタ前、どんなに心細いか
わかってるだろッ! 人がこっち注目してるじゃねえかッ!!
…あん?あなた保田さんですかって? どこの保田さんだよッ!
…モー娘。の保田さん? 違うわボケッ! お前の目は肛門か!
どっからどう見ても、プッチモニの保田だろッ! チモ保田だ!
お前はアルフィーとBEAT BOYSの見分けもつかねえのかッ!
…なに?ファンですって? ウソつけこの野郎! おめえどうせ
普段は『ごっちんハァハァ』言ってるだろッ!姫のファンだって
言うなら私のどうぶつ占い何か言ってみろッ! なに?黒ヒョウ?
残念ーッ!正解は『オポッサム』 消えろッ!!デジョンッ!」
石黒「…アンタ、なにファンをイジめてるんだよ。」
保田「おお、やっと来たか専業主婦! もとい専業デブ!」
石黒「うっさいわ専業ブス。 もといブス専用ザク。」
市井「圭ちゃんチワ〜ス。こ・の・ま・え・は・どうも〜!」
保田「…あれ?サヤカ連れてきたの? ダメダメ、今日は大人の集まり
なんだ。 ガキは家で東鳩キャラメルコーンでも食ってろよ?」
市井「まあグリコよりお菓子は東鳩よね〜♪ オールレーズン最高♪」
石黒「まあウチラのスポンサーだからね。 とりあえずサヤカは今日は
別件で途中まで一緒に来ただけよ。飲み会には参加しないわ。」
市井「そ! アタシはこれから『親友』に会いに行くの♪ ウフフ♪」
保田「親友って…お前、まさか? ゴッ…」
市井「そうよ♪」
保田「ゴッサム?」
市井「シティかよッ!!ロビンもびっくりするわ!このバラクーダッ!
違う違う… そろそろマキのテレビ収録終わる時間でしょ?
今晩はアタシ仕事ないし、ヒサブリにゴハンでもと思ってさ〜」
保田「なあ…お前が出て来るとアイツラの仲がこじれるから、大人しく
していてくれないか? なんなら今日、一緒に飲み行くか?」
市井「アイツラって、マキと吉澤の事? 仲がこじれるって何が?
アタシはただ、マキとゴハン食べるだけよ? 仲がこじれちゃう
のは、あの2人の問題で、アタシには関係ないじゃない?」
保田「…そ、そりゃそうだけどよ。ただ一言だけ言わせてもらうぞ?」
市井「なによ?」
保田「あのフォークソングのCD…」
市井「……正直スマンカッタ。」
保田「とにかくさ、無理には止めないけど。もしアンタがプッチの調和
乱すようなマネしたら、このヤスが許さないからね。」
市井「プッチの先輩のアタシが、そんな事するわけないじゃな〜い♪」
石黒「そうそう♪ じゃあねサヤカ! 後藤によろしく!」
鈴木「スマ〜ン姫!おまたせ〜 …ん? 今、市井の姿なかったか?」
保田「遅ぇよテメェッ!! ヤスの動物占い何か言ってみろォッ!!」
鈴木「な…なにイライラしてるんだよ? 動物は、えっと……回虫?」
ガヤガヤ… ガヤガヤ…
保田「うーし!今日は血ヘドでるまで飲むぞオルァーッ!!」
安倍「ねえ〜…なっちもうコート脱いでいい? 店内暑いべさぁ〜!」
飯田「ダメッ! アンタは絶対そのセーターを外に見せるなァーッ!」
鈴木「なんかマズイ事でもあんの? どれどれ、見せてみろよ安倍……
ブッ! し…しまえしまえッ! なんだよその黄色と紫のイヤな
ツートンカラーのセーター? しかも胸に『ふるさと』って!」
安倍「なっちの手編みのセーターだべ…。これもお気に入りなのに…」
飯田「ったく! それならまだ『NATI』の方が良かったわよ…!」
石黒「よーしカオリ! 乾杯の音頭とれ! モー娘。リーダーだろ?」
保田「おっしゃあー!まかせろッ! 皆さん元気ですかァーッ!?」
石黒「お前じゃねえよッ! カオリにやれって言っただろッ!」
保田「元気があれば、なんでもできるッ! 眼病もできるッ!」
鈴木「だから姫、アンタ座ってろよッ! なんで猪木なんだよッ!」
飯田「…ゴホン。 じゃあリーダーの私から厚かましいですが、乾杯の
音頭を取らせて頂きます。 え〜…それでは一言…。」
石黒「いいぞぉーモー娘。リーダァーッ!」
飯田「…この道をいけばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば…」
鈴木「お前もかッ!!」
保田「ええーいッ!! やっぱヤスが音頭取るッ!! 行くぞおるぁ!
…馬鹿になれ。とことん馬鹿になれ。とことん恥をかけ。かい…
鈴木「あ、スミマセーン! 店員さん、カル酎おかわりーッ!」
保田「裸になったらみえてくる。本当の自分がみえてくる。本当の自分
も笑ってた。それくらい馬鹿になれ…。いくぞおるぁーッ!!」
鈴木「まだ言ってたのか…。アンタ馬鹿なのは良く知ってるよ…。」
保田「イーチッ!!」
石黒「しっかたないわね、このコは…。 ハイ、ニィーッ!!」
鈴木「ちっ…! サァーンッ!!」
保田「…あ。 悪い、ちと便所。」
鈴木「ダッ…! オ…オイこらテメェーッ!!さ…最悪だアイツ…!」
飯田「酒飲む前にもう便所かけこんでるのかアイツはぁ?」
安倍「さぁー飲むべ飲むべ! いい!? もうコート脱ぐよッ!!」
鈴木「…おっと、悪い。」(ビシャッ!)
安倍「なにするだべーッ!! なっちのセーターお酒まみれだべッ!」
飯田「ハイハイ、ホラなっち風邪ひくからセーター脱いでッ!」
(ヤンジャンナイスアタックッ!!)
鈴木「いやーすまんすまん。」(オー イェース リーダー!)
安倍「いやぁー最悪だべ…。 もう酔ったのあみちゃん?」(ぬぎッ)
飯田「…ブホッ!!!」
鈴木「…ブハァーッ!! いいッ! 脱ぐなッ!! 着てろッ!!」
石黒「な…なに!? 今度はなに!?」
飯田「ゲホッ! ゲヒョゲヒョッ…! こッ! このバカ…!」
(押尾とのツーショット写真がプリントされたTシャツを…!!)
鈴木「…なあ安倍。成人した記念に死んでくれ。いやマジで…。」
トゥルルルル… トゥルルルル…
保田「あ、もしもし紺野か? 私、私。ヤッスー。 お前今どこ?」
紺野((( なめとこ山で赤カブトと闘っています! キャッ!)))
保田「お前はウィリー・ウィリアムズかッ!! ボケツッコミの練習は
今はいいんだよッ! 緊急指令だ! 今、市井サヤカがテレ東に
向かっている。 何か悪い予感がするんだ…。 阻止しろッ!」
紺野((( わ…私が市井先輩を引き止めるんですか!? )))
保田「そうだ! 絶対にゴッチンとヨッスィに会わさんようにしろ!」
紺野((( そんなの怖くて、私一人じゃできませーんッ!! )))
保田「赤カブトと闘うよりマシだろォーッ!! じゃ…じゃあ、他の
新メン連中にも連絡して、協力して何とかしてくれ!頼んだ!」
紺野((( そっ!そんなぁ〜ッ!! あ…や、保田さん!? )))
ツー ツー ツー…
高橋「な…なにがあったダスか紺野? 先輩からの電話ダスか?」
紺野「うん…保田さんからの緊急指令なの。私達新メン全員に…。
ねえ小川ちゃん部屋にいるかなぁ…? あとお豆ちゃんも?」
高橋「小川なら背中痛い言って、部屋でウンウンうなってたダスよ?」
ドンドンッ!
紺野「ねえー!小川ちゃん!起きてぇーッ! 保田さんから指令よ!」
新垣((( …小川さんなら寝てます。リサたんはいません。 )))
高橋「なに言っとるダスかぁ!! ドア開けるダスッ!!」
新垣((( …家政婦は見た。 )))
紺野「いッ意味わかんないわよぉッ!! 開けてよお豆ちゃんッ!!」
新垣((( お豆ちゃん…なんてフザケた名前の人は、ここには
おりません。 もとい、なめとんのかカッペ共? )))
紺野「ごっ…ごめんなさい! じゃ、じゃあ…新垣さん!」
新垣((( ハイなぁに? )))
紺野「ここ開けてよ! 保田さんからの私達への緊急指令なのよッ!!
市井先輩が、後藤さん達に何か悪巧みしてるみたいなのッ!」
新垣((( …リサたんはいません。 )))
高橋「さっき返事しただっしゃあオメッ!! 早う開けるダスッ!!」
新垣((( スジャータ♪ スジャータ♪ 白い広がりスジャータ♪
リサたんが7時をお知らせします。 ポーン… )))
紺野「うう… もう時間ない…! 愛ちゃん、もう行こうッ!!」
高橋「お、覚えとくダスよッ!! この悪玉ピロリ菌ッ!!」
ダッ…
新垣「ひゅう…。 どうやら赤紙は切り抜けたみた〜い♪」
小川「う〜ん… なんか騒がしかったけど、何かあったのぉ…?」
新垣「なんか、保田マンドリルから指令が来たみたいよ?リサたんの
とんちでうまく切り抜けたから、安心して寝ていたまえよヒバ
バンゴちゃん。 黄色いお空でバブーンな夢でも見てなさい♪」
小川「指令? どんな内容さ? また東京中のチョコエッグ買い集めて
メガマウス千体で巨大深海ジオラマ作れとか、そーいうの?」
新垣「ん〜なんかねぇ、市井と後藤がどーのこーの言ってた。」
小川「…そういえば吉澤先輩、仲直りうまくいったんだろか…?」
高橋「ゼェゼェ…! …あ! あれ、市井さんじゃないダスか!?」
紺野「ハァハァ…! あのほじりやすそうな鼻の穴…間違いないッ!
間に合ったぁッ! いっ…市井さぁ〜〜〜〜〜〜〜んッ!!!」
市井「んあ? 確かあのガキ達…モー娘。の5期メンじゃない…?」
紺野「お、おはようございますッ! 今日は何のご用事で…!?」
市井「いや…別にアンタらに用はないわよ。テレ東に用があるだけ。
それよりアンタら、こんなとこで何やってんの?」
高橋「い、いんやぁ〜、保田さんの命令で市井先輩を…痛ッ!」
紺野(なにぶっちゃけてるのよッ!この暴れブッチャクはッ!!)
「え、あの! …ちょっと荒川の方へ、金八先生のロケを見に…。
あ、そうだ! 市井さんもご一緒に見学に行きませんか!?」
高橋「んだんだ! 後藤さんと会うのはまたにすればいいダス!」
ゴッ!! ガッガッガッガッ! ドッ! ボコンッ! 7COMBO!
紺野(アナタの口はもんじゅ原子炉かッ!? ウラン漏れ過ぎッ!!)
市井「………とりあえず道あけてよ。アタシ急いでるんだからさ。」
紺野「わわわっ! ちょ…ちょっと待ってください! そ、その前に
私のギャグ見てくれませんか!?先輩から評価お願いします!」
市井「はぁ? …まあいいや、ちょっとだけだぞ? やってみ。」
紺野「………ドゥーンッ!!」
市井「お前……あんまり圭ちゃんと仲良くしない方がいいぞ…。」
紺野「バッ…バルログのマネッ!」(シャカシャカ… ヒョー!)
市井「いやマジで。」
市井「ホラホラ、終わったのならどいて。マキが収録終えて帰っちゃう
じゃないの。ギャグならまた今度見てやるからさ!バイバイ!」
紺野「待ってください!もっ…もう一つ、とっておきのがあるんです!
美味しんぼ主題歌・中村由真の『DANG DANG 気になる』を
海原雄山→富井副部長→のび太の声マネオンパレードでッ…!」
市井「のび…? ま、また今度ね! じゃあね!」
高橋「待ってくんろ! ワ…ワタスのモノマネも見て欲しいダスッ!
ハイスクール奇面組主題歌・うしろゆびさされ組の『象さんの
すきゃんてぃ』を、宇留千絵→ナンシー・トルネアーターそして
→本宮ひろ志の顔マネオンパレードで唄うダス!」
市井「本宮…!? と、とにかくバイバイ!」
紺野「わーッ!待ってください淡谷先生ーッ!」
市井「誰がだッ! 淡谷のり子でも針すなおでも平尾昌晃でもないわ!
平尾の弟子に用事があって忙しいの! なにを圭ちゃんにふき
こまれたか知らないけど、これ以上邪魔すると怒るわよッ!」
高橋「あ、あのダスな、次は北斗の拳主題歌・こどもバンドの…」
市井「どけよ!アンタ達まさか先輩の言う事きけないとでもいうの?」
紺野「うう…」
市井「そうそう♪ 先輩命令だからね〜。 バイバイキーン!」
高橋「…ああやって言われちゃうとと逆らえないダスよ…」
紺野「市井さん行っちゃった。どうしよう…保田さんに怒られるぅ…」
高橋「審査員の皆さん得点をどんぞ…10点10点10点6点10点…」
市井「ふふ…結局は新メンね〜。5期メンが2期メンの大先輩の私を
止められるワケないじゃない。圭ちゃんもツメが甘いわ♪」
××「市井先輩!」
市井「あーもうッ! いい加減にしないとマジ怒ッ…あれ…アンタ?」
小川「どうも〜♪ どこ行くんですか市井先輩?」
市井「えーと名前なんだっけ? 小川? なによ、アンタも圭ちゃんに
命令されて私を邪魔にしにきたワケ? …どきなさいよ!」
小川「え? チフス保田には何も命令されてないですけど私ぃ〜♪
もし命令されてもきかないけど〜♪ で、どこ行くんスか?」
市井「アンタに関係ないでしょ! いいからそこどきなさいよッ!」
小川「…で、どこ行くんスか?」
市井「どきなさいッ! モー娘。の大先輩が命令してるのよ!?」
小川「モー娘。じゃないじゃん、アンタ。」
市井「アンタって…! 誰にクチきいてるのよペーペー新入りがッ!」
小川「あ、いっとくけどね。 私ヤンジャン先輩の言う事しかきかない
生意気なペーペーなもんで。 で、どこ行くんスかぁ〜?」
市井「どき…どきなさいってばッ!! コラ…あッ!イタタタタッ!」
小川「いや〜これ、辻さんから教えてもらったサブミッションなの♪」
市井「痛ぁーい!ちょっと離してよ! ア、アンタこんな事して…!」
小川「私は後藤さんや吉澤さんがどうなろうと別にいいんだけどさ〜♪
…ただ、吉澤さんがヘコんでメシ食わなくなると、悲しい顔を
する人がいるもんでね。暴れると猪木のマネして折るどぉ〜?」
小川「さ〜てと…しばらくこのままでいてもらいましょっか♪」
市井「…ね、ねえ? せめて人目のつかない場所で拘束してくれない?
通行人が見てるし、お互いカッコ悪いでしょ? ねっ?」
小川「そぉ? このロックされた腕の角度が美しいと思うんだけど…。
辻さんに言わせれば、ここの角度が105度になるとポッキリ
折れるんだって。現在90度。さてヒマつぶしでもすっかな?」
市井「な…なにする気よ…!」
小川「クイズ!100人に聞きましたッ!」
市井「ハァ!?」
小川「司会の小川麻琴です。さて問題。東大生100人に聞きました。
『ぜひ東大に入学して来て欲しい芸能人は?』 さあどうぞ!
ちなみに一回間違うごとに、腕の角度が5度ずつ傾きます。」
市井「ちょっと待ってよッ! イタタタタ…! わ、わかったってば!
それじゃ小川麻琴! ど、どうせアンタの考えた問題でしょ?」
小川「あるあるあるあるあるあるあるあるあるある!……ブッブー!」
市井「グァ!イタタタタァーッ!! なッ!なんでよッ!?」
小川「私、別に東大入りたくないもーん。」
市井「そッそれ関係な…イタァーッ!! ダメーッ!マジ折れる!」
小川「次の問題です。東京医科大学の死体安置室に眠る死体100体に
聞きました。『そこだけは解剖やめて!…って場所はどこ?』」
市井「し…死体がどうやって答え…イタァーッ!!ごめんごめんッ!」
小川「喋れない遺体の言葉を聞くのが検死医の役目です!どうぞ〜!」
市井「ね、ねえアンタ、私が何言っても不正解にするつもりでしょ?」
小川「そんな無礼な事、先輩に対してやらないですよォ!やだな〜♪」
市井「この関節技は無礼じゃないのかいッ!!」
小川「え?ブレーメン打ち切り? ドンマイ梅澤先生!デストローイ!
とにかく正解は1〜2位のたった2つ! さあどうぞ!」
市井「そ、それじゃ…顔ッ!」
小川「あるあるあるあるあるあるあるあるある!…ピンポンピンポン!
2位『顔』13体! やっぱり顔はきれいなままがいいよね!」
市井「顔が2位なの!?えーと…そ、それじゃ…! の…脳みそ…?」
小川「あるあるあるあるあるあるあるあるある!……ブッブーッ!!」
市井「ガァハーッ!! やばいってマジやばいッ!イタァーッ!!」
小川「は〜い、あと一問間違うと〜…ポキポキポッキー♪腕がブラブラ
ポキキキキー♪ さあ、頑張りましょう! ヒントあげちゃう!
死体はみんな男性ですッ! さあ、もうおわかりでしょー♪」
市井「ウウ…男性となると、やっぱりア、アレ…?」
小川「アレじゃわかりません!大きな声でもう一度ーッ!!」
市井「くっ…! オ…オ、オ…オチンチンッ!!」
小川「声が小さい!もういっちょッ!」
市井「オチンチーーーーーーーーンッ!!!!」
小川「あるあるあるあるあるあるあるあるあるある………ブッブー!」
正解は『陰茎!』 いやぁ〜おしかったぁ!」
市井「ちょっと待てェエエエエエエエエエエエエエエエーッ!!!!」
市井「陰茎もオチンチンも一緒じゃないのッ! 名称違うだけでッ!」
小川「…じゃあ、鈴木あみとヤンジャンも一緒?」
市井「そうよ! 呼び名が違うだけで、おんなじじゃない!」
小川「…違うんだな、コレが。 さてと…折るどぉ〜ッ!!」
市井「ま、待って! マジで シャレにならないって! ああーッ!!」
ゴキッ!! ドサ…!
市井「………ッ!!! ?? あ…あれ?」
新垣「いや〜ん! 大丈夫ですかぁ市井センパーイ♪」
市井「え…? アンタ確か新垣…? ありゃ…小川がノビてる…!」
新垣「はぁ〜い! このリサたんが鉄パイプで成敗いたしましたぁ〜♪
くぅ〜ん…市井先輩おケガはないですかぁ〜? もぉ〜本当に
ウチの犬がオイタいたしまして、まことに麻琴にスミマセン♪」
市井「そ、そりゃ、ありがとね…。 ハッ…そうだ急がなきゃッ!!」
新垣「あ、待ってください! 市井先輩を助けたのは新垣里沙12才!
お忘れなくゥッ! 新垣ッ!新垣里沙ですからぁーッ!!
…あー行っちゃった。 でもこれで貸しが一つでき…イタッ!」
小川「うう…フラフラするぅ〜…。さて新垣さん、問題です…。」
新垣「イタァーイ! 折れるッ! 折れちゃうってばぁーッ!!」
小川「…テレビ東京本社ビル前の小川麻琴100人に聞きました。
『今一番、肩の骨を外してあげたい人は誰?』…さあどうぞ。」
新垣「ち…千代の富士ッ!千代の富士ッ!」
パコンッ! ギャァアアアアアアアアアアアアアーッ!!
保田「ぷっはぁーッ!! …ていうか、アレだよな! ほらアレッ!」
鈴木「…なんだよ?」
保田「…うへ。」(ゲロォ…)
飯田「うわぁッ!吐いたコイツッ!なんでもうそこまで肝臓テンパって
るんだよテメエはッ!! まだ飲み始めて30分だぞォッ!!」
鈴木「姫ェッ!何笑ってるんだよッ! せめてゲロを手で受けるとか、
吐くにしても節度ってもんがあるだろッ!!出しっぱなしかッ!
お前はザ・フライのハエ人間かよッ!まず胃液を止めろッ!!」
安倍「いやぁ〜盛り上がって来たねぇ〜! あの日を思いだすべさ♪」
石黒「あの日…?」
安倍「あ、アヤッペは知らないっか。…娘。全員で、裕ちゃんを元の
体に戻そうと、あみちゃんちに集まった夜の事。」
飯田「みんなが仲直りした日ね。みんなベロベロに酔っぱらって…。」
保田「おう!覚えてる覚えてるッ! …うへ。」(ゴポォッ!)
鈴木「いいからそのゲロを止めろッ!アンタは欠壊した下水管かッ!!
第一よ…あの時、アンタ記憶なくすほど酔ってただろーが…。」
安倍「うん…あれ以来、なんかメンバーの結束固まったよね〜。」
保田「メンバー? ああ、あの特命リサーチは太ったな。 …うへ。」
飯田「ヤンジャン…その生ゴミ、江ノ島に埋めてきて。地中深く…。」
石黒「ふーん。よくわかんないけど、最近アンタら空気いい感じよね。
なんかさぁ、鈴木も娘。にチャッカリなじんでいるしぃ〜?」
鈴木「…え? そっ、そんな事ねえよ…!」
石黒「確か今、おチビ2人と一緒に住んでるんだってぇ? アハハッ!
昔じゃ考えられないわね、あの鈴木アミーゴがさぁ〜…」
鈴木「一緒に住みたくて住んでるんじゃねえッ! アイツラが勝手に…
あ、いや、まあ…やめようぜ?その話。 さてと! そこで寝に
入ってるオマエ。 そう、そこの顔面サムライドライブッ!!」
保田「…んへ? なんだってぇ…? 私を九州へ売りに出す…?」
鈴木「売れるもんなら売りたいよ。ビール券と日ハムVSロッテ戦の
チケット半年分つけてでも引きとって欲しいね。 それよりさ、
成人した私達に、先輩から祝辞でも一発かましてくれよ?」
飯田「いいね!大人の心得っちゅーもんを、カオリ達に享受してッ!」
保田「ヒック…そんなに聞きてえかぁ? ウヘヘヘヘ…」
安倍「いや、あんまり。」
保田「……。」(ゴロン…)
鈴木「わぁああああーッ!! バカ!安倍ッ!お世辞でも聞きたいって
言えよッ! 始祖ジュラがまた寝に入ったじゃねーかッ!!」
飯田「そうだ! アヤッペから何かお願い! もう結婚までしたんだし
余計な肥満遺伝子も残したし、人生の大先輩じゃないッ!?」
石黒「えー? 別に今まで通りでいいんじゃない? 大人になって
変わる事なんてないよ得に。 せいぜい体型ぐらいかなぁ?」
安倍「体型は大人にならなくても、月の満ち欠けのように毎日変わる物
だべ? そんな事より精神面の方に喝を入れて欲しいべさ!」
鈴木「お前は常に満月だったけどな。へそがクレーターに見えたぜ。」
石黒「そうねぇ〜。あ!そうだ私、カオリに言いたい事があったわ。」
飯田「カオリに!? なになにぃ〜? 『最近キレイになった』だとか
『最近落ち着いてきた』だとか『細菌兵器彼女』だとか、そんな
誉め言葉いらないからね〜♪ もう聞き飽きちゃったもーん!」
鈴木「そういや、最近ムーに投稿しなくなったなオマエ。 昔はさぁ、
『謝肉祭★バズズ』というペンネームで、毒電波ポエムを毎月
嫌がらせのように送ってたのにな。…まともになったよ、ウン」
安倍「バズズにはラリホーが効くべさ。アトラスにはマヌーサだべ。」
飯田「アンタ達は黙っててよッ! で、なに、アヤッペッ!?」
石黒「……正直な話さ。 カオリ、今のタンポポに満足…?」
飯田「え? 満足って…そりゃ満足よ? 何でそんな事聞くのさ…?」
石黒「いやさぁ…。ぶっちゃけた話、私と矢口とアンタの初期タンポポ
と、今のタンポポ、どっちが好き? あ、私に気を使わなくて
いいよ? 酒も入っている事だし、本音トークで頼むわ。」
飯田「それは…まあ、今の加護・ヤギを加えた新生タンポポで、念願の
オリコン1位取れたワケだし…パワーアップしてると思うよ?」
石黒「どっちが好きか聞いてるの! ねえ、なっちならどっち好き?」
安倍「なっち的には『ラブレボ』より『ピンチランナー』かな?」
石黒「いや、モー娘。全体での話じゃなくてさ、タンポポの…」
安倍「でもね、やっぱり『やまとなでしこ』が一番カッコイイ♪」
鈴木「ぶッ!! お前、押尾学の出演作の話してたのかよォッ!!」
飯田「どっちが好きかって言われりゃ…うう〜やっぱカオリは…」
飯田「…昔のタンポポの方が、…好き。」
鈴木「え、そうなの? なによ、やっぱ昔の方が目立ってたから?」
飯田「いやぁ…なんていうのかなぁ…。今のタンポポってさぁ…」
安倍「うん、メインが石川と加護だしねー。カオリただの脇役だし。」
飯田「脇ッ!? …い、いや、そういう事じゃなくてッ…!」
鈴木「そうだよなぁ…。リーダー右端に追いやられて、まるで学芸会の
舞台セットの立ち木か電柱みたいだよなー。かわいそうだよ…」
飯田「電柱ってオイッ! だっから、そういう話じゃなくてさァッ!」
保田「…んへ。 そういえば、町中でカオリだと思って声かけてみたら
電柱だったって事はよくあるな。まぎらわしいんだよ、アレ。」
飯田「ちょッ…! ちょっと待てェッ!」
鈴木「ああ、私も町中で姫だと思って声かけたら、こま犬だった事が
よくあったなぁ。2人いるからおかしいとは思ったんだけど。」
安倍「なっちも、町中でつんくさんだと思って声かけたら、ミャンマー
から出稼ぎに来たドラッグクィーンだった事がよくあるべ。」
石黒「あー…私もフランス書房のSM小説かと思って手に取ってみたら
ハーレクイーンだった事がよくあるな。」
保田「…んへ? 独身男のオークション?」
鈴木「あ、私ドラクエやってて、姫によく似たモンスターいるなぁって
思ったら、オークキングだったよ。 強えーのなんの。」
安倍「なっち金八5見て、健次郎の親父役が寺田農だと思ってたら…」
飯田「いい加減にしろテメエラァアアアアアアアアアアーッ!!!」
飯田「カオリが言いたいのはね…その、なんつーか。 今のタンポポって、
昔と比べてガキっぽいじゃん? 歌詞とか衣装とかメンツとか?」
石黒「アラ? やっぱ、そう思ってたんだ?」
飯田「ウン…。 ちょっとカオリの年齢とキャラにはキツイかな…なんて。」
鈴木「そうだよなぁー…。目の下のクマがキッツイやつに、パスタに感動♪
なんてホザかれてもなあ。 炭水化物に感動するヒマあるんだったら、
ドモホルンリンクルのお試しサンプルを注文しろと言いたい。」
安倍「んだべ。『王子様と雪の夜』ってより『オジサマとゆきずりの夜』って
感じだべ。 勘違いもはなはだしいべ! 反省するべカオリ!」
飯田「カオリだって、好きであんな子供っぽいの歌ってるワケじゃないよッ!
つんくさんに言われるがまま…我慢してやってるんだもん…。」
石黒「いいねぇ!本音が漏れて来たねカオリッ! さあ、もっと飲めッ!」
飯田「せっかく大人になったんだもん。昔のセクシー路線のタンポポに
戻れたらって思うよ? 今なら、あの頃表現できなかった事もうまく
やれる自信があるし…。 でも…今のタンポポじゃ…無理。」
石黒「ラストキッスなんかも良かったよね〜。自画自賛だけど♪」
保田「…んへ。矢口の目がトランスフォーマーしてない頃な。コンボーイ!」
鈴木「新メンツに黒目ブライト艦長・加護と、アハ♪連発かぼちゃワイン石川
だもんな。 セクシーを演出しろって言っても無理だからなぁ…。」
飯田「加護はセクシーというよりピクシーだし、石川は漏れ串だし、矢口は
どこで勘違いしたのか、メイクがロマサガ2のクジンシーでしょ?
…正直やになっちゃうよ、もう。 ねえ!?もっとお酒ないの!?」
後藤「どうもお疲れ様でしたぁーッ!」
吉澤「みなさんオツカレーッ! ディス・イズ・マイ・カレーッ♪」
スタッフ「お疲れさまでーす!」
後藤「…さてと。 収録も終わったし、これからどうしよっかヨッスィ?」
吉澤「んふふ〜そうだねぇ…。自由な夜空の下、ヒマしてる女の子が2人。
選べるコマンドは4つ。
1・とりあえずゴハン 2・とりあえずサウナ
3・とりあえず待ちガイルで様子見。 4・治水
後藤「じゃあ2番のサウナ! 喉乾かしてから、美味しいもの食べに行こ♪」
吉澤「いいねぇ〜♪ 私、今夜はいっぱいいっぱいゴッチンに話したい事が
あるんだ! だって今までずっと喋ってなかったんだもんッ!」
後藤「私も〜♪ 話したいって気持ちがたまりたまって、もし私がR-TYPE
だったら、今すっごいビーム出すよ! DOAの竹内力よりもッ!」
市井「あ、でもアタシ下着の替え持って来てないからユニクロ寄っていい?」
吉澤「パンツなんか裏返せば…てオイッ! な、なんだテメェエエエエッ!!
いつから私達の後ろにいたんだよ!この名探偵カゲマンはぁッ!!」
後藤「い…市井ちゃん…!」
市井「マキのいる所に私あり♪ だって一番の親友だも〜ん! 言うなれば
マキがジョセフなら、アタシは腕に寄生する女帝?チュミミーン♪」
吉澤「ふッ…ふざけないでよぉ! じゃ、じゃあ私はッ!?」
市井「オインゴ」
吉澤「じゃ、じゃあゴッチンはボインゴッ! ボインゴッ! ボインゴッ!」
市井「どうでもいいけど、サウナどこ行くぅ? とりあえずアタシ腕関節が
バカになっちゃてるのよね〜。早くサウナで回復したいんだけど〜?」
後藤「あ、うん…。」
吉澤「うん、じゃないでしょゴッチンッ! ちょっとそこのカン違い写真集!
占領するのは売れ残りで埋まった本棚だけにしといてよ! 今日は
ゴッチンと2人で遊ぶ日なんだからさッ! アンタは池袋のゲーセンで
『天地を喰らう』を1プレイモードで遊んでろよッ!!張飛でッ!!」
市井「なによ吉澤さっきからカンジ悪いよ? ね〜マキ♪感じ悪いねぇ〜?」
吉澤「浜崎かテメェッ!! 帰れよッ!!」
市井「マキは私に帰って欲しい?」
後藤「え…? あ、いや…。でも今日は…。」
吉澤「ゴッチンは優しいからハッキリ言えないでいるけど、今日は私と2人で
マッタリ過ごすと決めた日なのッ!! これから2人っきりでサウナに
行って乳首相撲したり、食事に行って店の灰皿盗んできたり、夜は同じ
お布団で矢口さんのニャンニャン写真の実演したり、楽しい予定が
てんこもり!夢がモリモリ森脇健児なんだからッ!邪魔しないでッ!」
市井「…それ、楽しいの? マキ?」
後藤「…楽し…くはないけど……ヨッスィとなら楽しい…と思う。」
市井「ふーん。じゃあ今日は私と遊んでくれないワケ?」
後藤「…ゴ、ゴメンなさい。 市井ちゃん…今日だけは、ゴメン…。」
吉澤「ゴッ…!? ゴッチィイイイイイーン♪」
市井「…そ。 わかった。 帰るわワタシ。」
後藤「本当にゴメンナサイ…。でも私、市井ちゃんの事は大好きッ…!」
市井「うん♪ わかってるってマキ。 あんたと私の仲じゃないの♪
私達なら、あの場所でまた会って秘密の集まりができるもんね♪
じゃあまたお寿司でも食べようよ、辻と3人で! じゃあ、またね!」
吉澤「秘密の集まり…? なによソレ?」
市井「吉澤もまたね! ホクロ増え過ぎたからってビューティーコロシアム
出ないでよ〜? じゃあアタシは整骨院行くからバイバーイ!」
タッ タッ タッ…
後藤「…アハハ。 そ、それじゃ、サウナ行こっか…!?」
吉澤「うん…。 それより秘密の集まりってなぁに? すごく気になるんだ
けどさ? 辻の名前も出たけど、なにか3人でやってるの…?」
後藤「な、なんでもないって! 一度3人でお寿司食べに行っただけよぉ!」
吉澤「……ゴッチンが『なんでもない』って言う時は、『なにかある』って事
なのよね。私、ゴッチンの事よく知ってるからわかるもん…。」
後藤「ホント、ホント♪ なんでもないってぇ〜♪ アハハハ…」
吉澤「………ゴッチン? 私ね、別にゴッチンが市井先輩と会うのを止めてと
いうつもりはないの。そりゃ私の知らない時代がモー娘。にあって、
その時間がゴッチンにとって大事な時間だったのもわかるし、一緒に
その時を過ごした市井さんが大切なのもわかるよ? …でも隠し事は
イヤッ! お願い!ちゃんと話して! 私、もう大丈夫だからさッ!」
後藤「〜〜〜ッ!」(だってぇ…辻の秘密の事は喋れないんだもんッ!)
吉澤「…な、なんで黙ってるのよゴッチン…!? ただ辻と市井先輩と3人で
本当にゴハン食べに行っただけなら、そうだと堂々と言ってよォッ!」
後藤「…だ、だから私さっきそう言ったじゃない…!」
吉澤「だッ…! だったら、何でそんな顔してるのさァーッ!!」
後藤「そんな顔って…ッ! 掃除機みたいな鼻の形は生まれつきだもんッ!」
吉澤「違う違う違うーッ! 鼻の形が掃除機みたいだとか、マウスにしたら
使い心地良さそうだとか、そういう事言ってるんじゃないッ!!
なんでそんな後ろめたそうな表情してるのって言ってるのよォッ!」
後藤「ひょ…表情って…。いつもと…変わらないよ? …私。」
吉澤「ゴッチン得意のウォーズマンみたいな無表情で誤魔化してもダメッ!
なんで…なんで、また隠し事するの…? さっき、もう隠し事は絶対
しないって約束したじゃない! 一緒に鳥人間コンテストに出るって
約束したじゃないッ! K点超えしようって言ったっじゃないッ!!」
後藤「鳥ッ…!?」
吉澤「ねえ…そんな顔しないでよぉォオオ…。私のこと安心させてよォ…。」
後藤「…い、今は…まだ言えない。でッでも!もう少し後になったらッ…!」
吉澤「……今は秘密ってワケね。 ハハンッ!もしかしてアレ? 市井先輩と
2人で近々、私の誕生日ドッキリパーティでも企画してるとかァ?
なるほどね! 私が家のドアを開けたらクラッカーがスパパパパンッと
鳴って、蜂の巣になった私に松崎しげるが愛のメモリーを熱唱するって
いう企みね? うわぁー♪ もうヨッスィ嬉しくて大号泣&大放尿ッ♪
…って、私の誕生日は2ヶ月も先じゃあゴルァアアアアアアアッ!!」
矢口「つんくさんスミマセン…。明日の休み返上して、ミニモニ3人初心に
戻って、レコーディングの遅れを取り戻すよう頑張ります…。」
ミカ「矢口さん、4人4人ッ! ミニモニは4人ですヨォー!」
矢口「初心に戻ってと言っただろッ! 初めは3人だったんだよミニモニッ!
桃園の誓いにメリケン武将がシャシャリ出やがって、この武力27!」
辻 「全部、ののが悪いのれす…。つんくしゃんゴメンラサイ…。」
つん「反省しとるんやったらええ。ただ明日もこんな調子やったら怒るで?
説教部屋にリンク貼るさかい、そうならんようしっかりしときや?
もうすぐミニモニのニューシングル準備もあるさかいな…頼むで?」
ミカ「ニューシングルッ!? 今度はどんな曲の予定ナンデスカーッ♪」
つん「おう。バレンタインデーに関する曲や! 今までバレンタインの曲と
言ったら国実百合…やなくて国生さゆりのバレンタインデーキッスが
市場独占しとったやろ? もしミニモニでソレ関連の曲出したら、
そりゃもう売れるでぇ〜? これから先20年は、2月14日が近付く
たびにテレビ・ラジオで流すやろうから、そのたび印税ガッポリや!」
矢口「いいですねぇーッ! 金といえばつんく、金髪といえばつんく、金八と
いえばジャニタレ、ジャニタレといえば私ですねぇー♪」
つん「ミニモニ3rdシングル『ミニモニ。チョコいじり』や!そそるやろ!?
せやけどホント頼むで? もし今日みたいに仕事が遅れるようやったら
バレンタインデーに間に合わなくなるさかい、気をつけてや?」
辻 「そうれすね…。下手しちゃうと1ヶ月遅れてミニモニひなまちゅりに
なっちゃいますからねー。くふん…ふぁい!頑張りますれしゅッ!」
石川「ねぇ〜あさみちゅわ〜ん! 待ってよぉ! 置いてかないでぇッ!」
あさ「もう真っ暗じゃないッ!急いで人里探さないと、明日の仕事に間に合わ
ないでしょッ! …もォ〜ッ! 本当だったら今頃、渋谷の街明かりの
中で蝶のように舞っているはずだったのにィ! サッサと歩いてよ!」
石川「え〜? 仕事って言ったって、カントリーはどうせヒマでしょぉ〜?
ねえねえ♪ そういえばカントリーの和訳って『放置』だったっけ?」
あさ「……じゃあ私、アンタをカントリーするわ。 じゃあねッ!」
石川「アッ!アッ!ごめんなさいッ! チャーミーが間違ってました、ハイ!
『放置』を英訳すると『ココナッツ』でしたッ! 待ってよォーッ!」
あさ「…ふーん。だったら『レファ』を日本語に直すと、なに?」
石川「てッ…『添加物』ッ!!」
あさ「…言っとくけどリカちゃん。終電まで駅に戻れるよう、無理してでも
頑張って歩かないと、明日みんなに怒られる事になるからね?」
石川「頑張ってアルカノイド、富永み〜なに怒られる声になるカツオ?」
あさ「カツオがカツオに怒ってどうするのよッ!! …とにかく本当に早く
東京に帰らないと、崩れるのはブロックじゃなく信用なんだからさ!」
石川「うーん、でもなァー。あんまり歩くとチャーミーの足に筋肉ついちゃう
じゃない? そしたらヤバイのよねー。ホラ?タンポポってさ、可愛い
イメージで売ってるでしょ? もしスカートの下から鶏モモ肉みたいな
太もも伸びてたら、スケートの清水選手と間違われちゃうもん!」
あさ「………。 それよりさ、リカちゃんはウォザースプーンを100万回
転ばせるぐらいツルツルしてると思うんだよね。 ……脳みそが。」
飯田「つーかさ!加護なんかをタンポポに入れるから悪いんだっつーの!
なんかアイツのロリキャラにカオリ達が合わせている感じ!?
マリッペなんか身長まで合わせてるんだよッ!? もう限界よォッ!」
鈴木「あー…でも、仕事だからな。そんな愚痴言っても仕方ねえだろ?
私だって我慢してモー娘。に合わせてやってるんだぜ?」
石黒「いやいや!その調子よカオリ! バンバン本音出そうぜーッ!」
安倍「じゃあ次、なっちの本音ーッ! 本音で語る女の60分ッ!」
石黒「よっしゃあ来いッ! 心の宿便、吐き出していこうぜぇー!」
安倍「なっち、あみちゃんがムカツキまーす♪ もとい死ねッ!」
鈴木「ブッ! なッ!なんだよ急にッ!? 私なんかしたかぁーッ!?」
安倍「忘れもしない『ふるさと』VS『BE TOGETHER』オリコン対決だべ!」
鈴木「オメーまだ根に持ってたのか? いいじゃねえか、もう昔の事だろ!」
飯田「そうよ。ヤンジャンがウチらの軍門にくぐった今、昔の勝敗、気にする
事ないじゃん?ヤンジャンの人生完全負けで決着ついたんだから…」
鈴木「おい…負けという言葉に『人生』という単語を接続させるなよ…」
安倍「うんにゃッ! 今でも思いだすと、なっちムカムカ来るんだべさ!
あみちゃんがウチらに勝った時のコメント覚えてるゥ!?」
鈴木「ちっ!覚えてねえよコメントなんてッ! …歌詞だって忘れたのに。」
保田「んへ。姫は覚えてるぞぉ…? 確かソロを歌ったなっちにむかって、
『豚もおだてりゃ木に登る、いずれ豚だから地に落ちる訳ですよ。』って
コメントしたよなぁ? うへへへ♪うまい事言うなぁ〜ヤンジャン♪」
鈴木「ヴァカッ!それデヴィ夫人が野村沙知代に言ったコメントだよッ!!」
ガチャッ ガチャガチャッ! ゴッ! ゴッ!! ベキキッ!!!
加護「……ふぅ。開けたんヒサブリやさかい、ガタガタやがな、このドア。
たっだいまぁ〜…って、誰もおらんか…。 1年ぶりの帰宅やな。」
フラフラ〜… ボフッ! ブゥワァッ!
加護「ゲヒョゲヒョゲヒョッ!! な、なんやこのベッドのホコリはッ!!
…と思ったらこれ…シャブやがな。シャブ中だった頃のなごりか…。
シャブのなごり雪で、部屋の中が真っ白や。よく真人間に戻れたもん
やなウチも。ヤンジャンちで無理矢理メシ大量に食わされてたら
、知らんうちにシャブいらんようになってもうた…。ヘヘッ…。
さあ…この荒廃したアフガンチックな部屋、どない片付けよ…?」
カシャカシャ… サラサラ… ジッ ジジジジジ… プススゥ〜…
加護「……………ハッ!? わァッ!ウチなにシャブをアルミホイルの上で
あぶっとんねーんッ!! こ…怖ッ!! ついうっかり昔のクセで…!
アカンアカン! とにかくこの粉まみれの体、洗い流して来なッ!」
キュッキュッ ジャーッ!! ジャワワワワワァーッ!! ドドドド…
加護「良かったぁ…お湯ちゃんと出るわ。松浦から奪ったアヒルもあるし♪
しっかし湯舟にお湯たまんの時間かかるなぁ〜。今までは辻と2人で
湯舟入ったさかい、ためるお湯ちょっとでザブンいけたんやけどな…」
ドドドドドド……
加護「…辻の事はもう思いださんでええ! ウチの再出発なんや!一人旅や!
風呂ぐらい14にもなって、一人で入れないでどないするんやッ!!
さぁーて一番風呂やッ! まるはだぁ〜かさ、ゴーゴーゴーゴーッ♪」
保田「キャシャーンッ!! お母さんは鉄のツルーッ!! It's my tool!!
おうオッサンオッサン! 今笑うトコ! なに?今日リストラされた?
うぉうマジかよ!? 誰に!? で、何匹捕まえた!?」
鈴木「おいおい、他の客にからむなよ姫…。 そうそう、こっち来て座って。
うん、それは酒じゃなくて醤油。飲んじゃダメ。…あーハイハイ。
やっぱ飲むよね?アンタなら飲むよね。そういうヤツだよアンタは。」
飯田「ちょっと圭ちゃん、こっちに醤油吹き出さないでよッ! 汚いッ!
……でねアヤッペ、カオリ最近その事で結構悩んだりしているの…。」
安倍「それでね!あみちゃんはオリコン1位になった時、こう言ったべッ!
『イェイ!鈴木さんオメデトウ!オメデト〜ウ!イェ〜イ!』
なぁああああああんで自分をサン付けするべッ!このサン電子ッ!」
あのセリフ聞いて、なっちがどれほどカチンときたかわかるべー!?」
鈴木「あーうるせぇッ!! 何度おんなじ話くり返せば気がすむんだよッ!
さっきから横でだべだべ、べーべー、道産子弁リピートしやがって!
お前はCONPLEXのBE MY BABYかッ! このモー娘の肉ポイズンッ!」
石黒「鈴木もうるさいッ! 大人しくそっちで圭の世話やっててよッ!
今カオリの大事な相談聞いてるところなんだからッ! …で、カオリ
私、思うんだけどさ。ハッキリ辻加護に言ったら? もうそろそろ
子供っぽく振る舞うのはヤメロ!…って。 可愛い、あどけないが
売りのモー娘。のままじゃ、アンタの居場所どんどん狭くなるよ?」
飯田「でもメンバーの平均年齢はどんどん低くなってるし…仕方ないよ…。」
石黒「仕方なくないわよ!リーダーのアンタが娘。を変えていかなくちゃ!」
矢口「さて…加護が心配だから、ちょっと会いに行くか。どうせヤンジャンち
に戻ってるでしょ? きっと今頃、布団に潜って前歯ガチガチさせてる
わね。『えらい事してしもぉたわ〜』なんてつぶやきながらさー。」
辻 「ののがメソメソしてたからいけなかったのれす。満面の笑顔作って
帰るのれす。のののエクボと二重アゴ見せたら、あいぼんもきっと
機嫌直すと思うれすよ…。 あ、なにか差し入れ持っていきまふ?」
矢口「そーね。とりあえずオレの写真集でも持っていく?」
辻 「なんれすかその本? 学研の学習図鑑『きょうりゅう』れすか?」
矢口「オレの写真集だって言ってるだろッ!!この表紙のどこが恐竜だよ!」
辻 「うう…シッタコサウルスと見間違えました。」
矢口「なんであの全長60センチの小恐竜と…て、似てるなオイッ!!」
ミカ「じゃあ、ミーは何かコンビニで適当にスナックでも買ってきますか?」
矢口「あ、ホント? じゃあコンビニ行ったついでにゴーホームしてくれ。」
ミカ「OK〜♪…じゃないですよッ!! 私も連れてってくださいよッ!!
もう一人だけ衣装違ったり、一人だけでオハスタ出たりイヤですよ!」
辻 「くふん? あれれ…あそこでクネクネ歩いてるの…ヨッスィれすか?」
矢口「ん? あ…ホント、ヨッスィだ…!何してるんだアイツ、ハイドライド
スペシャルのローパーみたいな動きして? おーいヨッスィッ!!」
吉澤「…あー。あの3人見た事あるぅ〜♪ えーと確か…ミ、ミ…ミニ…」
ミカ「ミニモニです!ミニモニですよヨッスィさーん!しっかりしてッ!!」
吉澤「あーハイハイ。 ……え? SHOW-YA?」
矢口「違ぁーあああああうッ!! お前なに酔っぱらってるんだよォッ!!」
辻 「もしかしてパンチラ、後藤しゃんと仲直りダメだったのれす…か?」
吉澤「ルパンルパンルパン♪ パオルゥ〜♪ へ? 仲直り? アハハハ!
うまくいったに決まってるじゃない? ゴッチンと私の仲よォ〜?
ていうかさぁ〜辻、アンタ一発殴らせてよ? いいでしょ?いくよ?」
スパーンッ!!
吉澤「ぶプ…ッ!い…いいカウンター持ってるわね辻? やるじゃな〜い!」
辻 「あうう〜!落ち着いてくらさいパンチラ!ワケわからないのれすッ!
何れののに殴りかかるれすか?何れアインのモノマネなんれすか!?」
吉澤「お前、女はいるのか…? くらえブゾリィイイイイイーッ!!」
スパーンッ!!
吉澤「ブ…ブブ… や、やるじゃない!」(ニコッ!)
辻 「らから何れアインなんれすか!? 何があったのか教えてくらさい!」
矢口「いい加減にしろよヨッスィ! お前なんでそんなに酔っぱ…ッ!」
スパーンッ!!
矢口「ブ…ッ! やるじゃな〜い…て、痛ッえなテメェエエエエーッ!!」
ミカ「暴れないでくださいよヨッスィさんッ!! 暴力はダメで…ッ!」
シーン…
ミカ「な、なんで私だけ殴ってくれないデスカーッ!! またのけ者ッ!?」
吉澤「辻…秘密の集まりってなに…? ゴッチンと市井先輩と3人の…!」
辻 「はうッ!? そ…それは…ッ! う…。い、言えないのれす……。」
吉澤「もう大嫌いよッ!ゴッチンもアンタも…モー娘。全員大ッ嫌いッ!!」
ミカ「あ、待ってヨッスィさぁーんッ!! わ、私はぁあああーッ!?」
矢口「なんだアイツ? 泣叫びながら走り去って行きやがって…?」
ミカ「まるでバタリアンの標本ハゲゾンビみたいなフォームですネー。」
辻 「うにゅぅ…。」(また、のののせいれ大変な事になったのれす…!)
ミカ「ネー? なんか最近のモー娘。さん達、ギスギスしてまセーン?」
矢口「あー…そうかもな。 加護はウチらとギスギスしてるし、ヨッスィも
ゴッチンとギスギスしてるし、辻と加護は衣装がギチギチしてるし、
圭ちゃんはギラギラしてるし、小川の顔はフレームギリギリだしな。」
辻 「と、とにかくれすね!みんなの不調和音は順番に直していきまひょ!?
まずはあいぼんなのれす! 明日みんなれニコニコお仕事れきるよう
頑張るのれす! ダイエットもモチロン頑張りますよ〜ののは!」
矢口「うっし!そうだな♪ まずはフテ腐った加護の防腐処理が先決だぁ♪
あ、辻。ハラの肉をひきしめる訓練の前に、口をしめる訓練したほうが
いいぞ?アホな子がダイレクトにアホな子だってわかっちゃうから。」
ミカ「あー、それ私も前から思ってマシタ!口しめたほうがいいデスヨー!」
矢口「お前こそしめろミニモニの幕…。」
辻 「あれ? 部屋に電気ついてないれすね…?」
矢口「なに? 加護戻ってきてないワケ? どこ行ってるんだよアイツ?」
辻 「うう〜…もしかしたら中でもう寝ちゃっているのかもしれません。」
矢口「およ? なんでこんなとこにガンプラあるのかと思ったら、そこにカギ
隠してたのか? お前らなぁ、カギの心配より先に、ここの割れた
風呂場のガラス窓なんとかしろよ…。通り抜けフープかよコレ?」
チャポーン…
加護「クシュンッ!うう…誰かウチの噂話しとったかいな?ちゅうか、お湯の
温度がぬるいせいやわ。 いったいコレどないしたら沸かせるんや?
今までヤンジャン全部してくれはったから、全然わからへんがな…。」
カチッ カチチッ… ボッ…!
加護「おお、火ぃついたがな! やればできるやんけ加護ちゃーんッ♪」
チャプ チャプ…
加護「…しかしアレやな。ただ一人黙って湯舟つかっとると、風呂に入ってる
ちゅーより、ただ煮られてる鍋の食材の気分やな。むなしいわ…。」
プニプニ プニプニ
加護「ほほ〜う、ウチもなかなか女の体になってきたやないか♪ 胸回りの
肉付きなんか、これまたええ感じやないか?お乳ランキングやと、ウチ
娘。ん中では何番目にエントリーされとるかな?1位は後藤さんやろ?
2位は……ウチやがなぁ〜♪ 銀やがな!シルバーアポーパイやッ!」
ボチボチボチボチボチッ!
加護「亜依のボタンを連打連打〜♪ む…乳首いじっとる場合やあらへんわ。
そろそろ髪洗わんと。シャンプーは…あかん、置いてきた。ハァ…。」
バシャァーッ! ザザザザ…
加護「もぉええわ。風呂なんかつまらんわ。…あがろ。 ん?待てや?
ウチ、バスタオル持って来たやろか?アカンで?風邪ひくやないか!」
ボッ…! ザブンッ!
加護「もおええ!こうなったら昼まで湯につかったるわ!加護煮こみやッ!」
チャポーン…
ソニ「これ、この前リュージュに挑戦した時にできたあざダニか?ユウキ?」
ユウ「ああ、うん。けっこうガンガンぶつけまくったからね。…ていうかさ
ソニ姐さんいい加減、風呂一緒に入って来んのやめてくれない…?」
ソニ「なぁに照れてるニダかぁーッ!! 別にこうやって水着きてるんだから
いいじゃないダニかぁ? ユウキこそ海パン脱いじゃいなさいニダ!」
ユウ「あのですねぇ! 僕は一人でゆっくり風呂につかりたいんですッ!」
ソニ「一人で入るお風呂ほど寂しいものはないニダよぉ〜?」
ユウ「…それに水着たって、キッチキチのスクール水着じゃないですかァ!!
どっから仕入れてきたんですか、そんなものッ! ワザとでしょ!?」
ソニ「なにがニダ? これ唯一ソニが持ってる、中学時代の水着ニダよ?
これしか着る物がないニダ、きついの我慢して着ているダニよぉ♪」
ユウ「ウソだッ!『B組・遠山』って名札が縫い付けられてるじゃないかぁ!
どっから盗んできたんですかアンタッ!! 返して来てくださいよ!」
ピンポーンッ!
ユウ「あれ?こんな時間に誰だろう? やばいなぁ〜和田さんだったら!
こんな光景見られたら、どうゴマかせばいいんだよぉ〜! しかも何?
このスケベイスはどこで買ってきたのさ! 勘弁してくださいよぉ!」
ソニ「それはプサンの…ま、とにかくユウキ、アンタが出て見るニダ。」
ガチャッ…
後藤「こんばん…わッ! なッ!なんで水着来てるのアンターッ!?」
ユウ「うわァッ! 姉ちゃんッ…!? あ、いや! コレは〜〜〜ッ…!!」
ユウ「か、勘違いしないでよ姉ちゃん…? とりあえず、これコーヒー…。」
後藤「ゴ、ゴメンね…!? …お楽しみのところオジャマしたみたいで…。」
ユウ「だッ!だから違ッ…! ちょっと!ソニ姐さんからも何か言ってよ!」
ソニ「あー…むれるニダ〜。」(ボリボリ…)
ユウ「だったら水着脱いでくださいよッ!! いつまで着てるんですかッ!」
ソニ「とにかく後藤…何しに来たニダか? 3文字以内で答えてみるニダ。」
後藤「ト・メ・テ♪ はい3文字! 今夜、ここに泊めてくだちゃ〜い♪」
ソニ「ウ・セ・ロ! なぁ〜にがクダチャイだ、この無表情ハニ丸カフェ!
くっそも可愛くないニダッ! 小姑は実家へすっこんでろニダ!」
ユウ「泊めてって姉ちゃん、急にどうしたの?オフクロとケンカでもした?」
後藤「ううん…。ただ…今夜は一人で寝るの寂しいな〜…って思ってさ。」
ユウ「え?俺と寝るの?姉弟とはいえ、なんか恥ずかしくてイヤだなぁ…。」
後藤「いいじゃない!たまには♪ 3人で川の字になって寝ようよ♪」
ソニ「そんな文字、ハングルにはないニダッ! サッサと帰るニダッ!」
ユウ「…ねえ、なんかあったの姉ちゃん? また…吉澤さんとモメたとか?」
後藤「…へへ。 どうもうまくいかないよね〜。 なんつーか、そのアレだ。
とにかく! 家で一人で布団にもぐったら、色々悲しい事考えちゃって
ヘコんじゃいそうなの私! 寝よッ♪3人でおしゃべりして寝よッ♪」
ソニ「…なあ、ちっと心配になってきたが、ソニの日本語伝わってるニダ?
ユウキ、このバカ姉貴に『帰れ』と通訳してくれニダ。 それとも
ボディランゲージで、キムチ顔面にぶつけたら帰ってくれるダニか?
ん?…オ、オイッ!! なに勝手に布団しいているダニか後藤ッ!?」
ガチャッ… キィィ〜…
辻 「もひも〜ひ… あいぼん帰ってきてまふかぁ〜…?」
矢口「クツもねえみたいだし、帰ってきてないんじゃねーの?」
辻 「いえ、あいぼんはア〜メリケンな人なので、いつもクツ脱ぎませんよ?
勝負事にもすぐ『ヘイ!なら昼食のピザ賭けるか?』とか言いまふし。
飲み物もチェリーコークのLLサイズれすし、手鼻もかみますよ?」
ミカ「オー… 辻ちゃんの考えるアメリカ、半分間違ってマスヨー…。」
矢口「クツは脱いでやれよ…。ヤンジャンちとはいえ、土足はねえだろ…。」
辻 「ん〜…あいぼんやっぱり、フテ寝しちゃってるのれすかねぇ…?」
矢口「どれどれ、堕天使の寝顔でも見にいくか。おじゃましまぁ〜す!」
ミカ「や、矢口さんッ! クツ脱いでクツ! 言ってる事とやってる事、逆!
アナタ、殴られてもシッポを振っちゃう、ニセAIBOデスカッ!?」
ガララッ…
辻 「…いないれす! あ、あいぼん帰ってきてないれすよ…!」
矢口「どこ行ってるんだろうなぁ? アイツいつも仕事終ったらまっすぐ
帰ってくるんだろ? 他に寄るレジャースポットなんかあったか?」
辻 「たまにロッポニカのピンク映画に、I WISHのヒゲ衣装着て入館したり
してまひた。れも中澤さんにバレて怒られてからは行ってないはず…」
ミカ「いないなら仕方ないですネー。吉澤さんも心配だから、あっちの家にも
立ち寄ってみまショーカ? 加護ちゃんは後回しにして…。」
矢口「でもヨッスィの家は閑静な住宅街だからなぁ。あまり遅くに行くと
迷惑だし。今日のところは帰るか。じゃあな辻!後はまかせたよ!?」
保田「ウィ〜ッ! いい気分だなオイッ! 次の店行くぞ!次のショップッ!
おし!そこのリストラ親父! たくさんのギャルコが、優しいウソを
ついてくれるいい店連れてってやる! ウソをつくって言っても、
お前の元・会社の人事課長よりは正直だぞ!? さぁレッツラゴン♪」
鈴木「なあ姫…いい加減そのオッサン放してやれよ? お前は他の部族の生首
腰にぶら下げたインドネシアの首狩り族か? まずネクタイを放せ!」
安倍「なっち、オカマバーに行ってみたぁーい♪」
鈴木「つんくさんがたくさんいるだけだぞ?」
安倍「えー?それウザいねー。 じゃあオナベバーに行くぅー♪」
飯田「…それもヨッスィがたくさんいるだけだよ。 それより、次どうする?
どこか違う店で飲み直す? 一応、明日早くみんな仕事あるけど…?」
鈴木「あ…私、今夜はもう帰らせてもらうわ。ちっと家の方が心配だから…」
安倍「えー? あみちゃんノリ悪ーい! もしかして、なっちの事嫌い?」
鈴木「さっきまで酔っぱらって私に『死ね!』とか『お前の親父は金亡者!』
とかブチまけてたの誰だよッ! …いや、嫌いとかそんなんじゃなくて
今夜はマジ心配事があってさ…。また飲もうぜ安倍!ゴメンな!」
飯田「はーい!今日はもうお開き! また今度、集まって飲もうよ! ね!」
保田「うっし!姫はこの親父と夜霧のハウスマヌカン! ザ・グッバイ!」
石黒「それじゃカオリ、私がさっき言った事忘れないでね? アンタの個性が
活かされるモー娘。に変える事!子娘達にナメられてちゃダメよ!?」
飯田「ウンわかった!ありがとねアヤッペ! よ〜し、明日から厳しく指導
するわよ!たとえ嫌われたっていい! 私があのコらを変えてやる!」
石川「花〜嫁はぁ〜♪ 夜汽車〜に乗ってぇ〜♪ 嫁いでぇ行〜くのぉ〜♪」
あさ(夜汽車なんかねえよッ! てめえのせいで始発待ちじゃねえか!)
石川「いやぁ〜あさみちゃん良かったねぇ♪ 駅が見つかって! アハッ♪」
あさ「あのさ…ちょっと仮眠とりたいから、すこし静かにしてくれる…?」
石川「あ、ゴメーン! わかった…じゃあチャーミーおとなしくしてるね…。
…あ!そうだ! お詫びにチャーミー、猪木のモノマネしてあげるよ!
ナンダコノヤルゥー! ナンダコノヤルゥー! ナンダコノヤ…ッ!」
メキメキッ!
石川「ゴメンゴメンゴメンッ!本当に静かにするッ!アゴ放してェーッ!」
あさ「…今度その口開いたら、万力でこのアゴ、マッチ棒一箱上に乗るほど
ひん曲げてやるからね…? アーク溶接でアゴ2倍に増やすからね?」
石川「………ッ!」(コクッ! コクッ!)
シーン… …ブッ! クスクス…
あさ「……。」(ギロッ!)
石川「ゴッ…ゴメンナサイッ!ちょっと考え事してたら面白くなってきて…」
あさ「…何を想像した? 内容によっては許しもするし万力もセットする。」
石川「…いや、あのね?ムネオハウスってあるでしょ?あれと、つんくさんの
作った7HOUSE…。どっちが恥ずかしいかな〜って思ったらさぁ…。」
あさ「…思ったら?」
石川「花畑牧場の方が恥ずかしいじゃないの!アッハッハッハッハッハッ!!
アサヤン風に言えば『恥ずかしいでナイニョ〜?』アッハッ…ブパ!?
あさ「あー…ここ無人駅で良かったわ。 さてお前…線路に降りろ…。」
鈴木「ただいまぁ〜… お、辻。 起きて待ってくれてたのか?」
辻 「………のれす。」
鈴木「…ロペス?」
辻 「いないのれす。あいぼんがいないのれすッ! あいぼんの洋服も、枕も
アイプチも、アブトロニックも、婦人百科も、カマヌンチャクも
みんな部屋から無くなっているのれすッ!消えちゃったのれすよォ!」
鈴木「…あのな辻。急な話なんだけどな、加護、自分ちに帰っちゃたんだよ。
まあそのなんだ。かぐや姫が月に帰ってしまったようなもんかな…。」
辻 「な、なんれれすか…? やっぱりののを嫌いらかられすか…?」
鈴木「ち、違うよッ! 違う違う!アイツがお前の事嫌いなワケねえだろ!」
辻 「じゃあ…理由はやっぱりアレれすか? ヤンジャンのワキの匂い…。」
鈴木「やっぱりって何だよッ! …だから、なんちゅーかアイツもいろいろ
考えるとこがあったんだろ? もう14なんだし、自立したい願望って
ヤツがわいてきたんだよ。 そういう時期が来るんだ、誰だって。」
辻 「ヤンジャンもあったれすか? そんな時期…。」
鈴木「うん…。今、その真っ最中かな?」
辻 「ののには良くわかんないのれす…。自立って一人になりたいって事?」
鈴木「まあ、難しい話は後にして、ハラへってるだろオメー? なんか作って
やるよ。何食いたい? カレーウドンだけはもうヤメてくれよぉ〜?」
辻 「うう…実はあんまり食欲ないのれす。喉を通らないてゆうか…。
あ、なんか香辛料の効いた、ツルツルした物なら食べられそうれす…」
鈴木「…あいよ。カレーウドンな…。」
シーン…
辻 「…くふん。 ねえヤンジャン…そっちの布団入っていいれすか…?」
鈴木「…ん? なんでワザワザせまいとこ来るんだよ? せっかく加護が
いなくてベッド一人占めなんだから、大股開いて睡眠を満喫しろよ?」
辻 「だだっぴろくて、落ち着かないのれす…。」
鈴木「だったらカーネル抱いて寝ればいいじゃんよ?」
辻 「鶏肉臭いからイヤなのれす。それにカーネル目が開いててキチョイ…」
鈴木「…ったく。しゃあねえなあ。さっき私のワキの匂いがどーの言ってたの
誰だよ? …ホラ、入れ。 …オイこら。パジャマの中じゃなくて…」
辻 「…あ!大変なのれすッ! タモちゃんにエサやるの忘れてたのれす!」
鈴木「…ああん? 何だようるせえな…。 あー…タモちゃんってアレか?
カブトムシの幼虫? アレなら私が、ちゃんと蜜あげといたよ…。」
辻 「ホッ…。 あれ? れも何れヤンジャン、タモの事知ってるれすか?」
鈴木「加護からもらい受けたんだよ…。 あー!いいから寝ろよもうッ!」
辻 「そうれすか…。あいぼんは、タモちゃんもののも捨てて行っちゃった
のれすね…。 寂しいのれす…。やっぱり嫌われているのれす…。」
鈴木「……なあ、あのカブトムシ、どこで見つけてきたんだ?」
辻 「…山へ釣りに行った時れす…。あいぼんと2人れ大事に育てようねって
約束したのに…。タモちゃんと一緒に2人の友情をはぐくもうって…」
鈴木「…そっか。 ハハ!…なら大丈夫だよ辻。 加護はお前の事、やっぱり
嫌ってねえみたいだぜ? 安心して寝ちまいな! オヤスミ〜…」
辻 「???」
ソニ「あー…うー… カ…カカカ、カルビ?」
ユウ「ビ…ビ…ビビンバッ! ビビンバッ! 姉ちゃん次、バ!」
後藤「焼肉店のメニュー限定でしょぉ? えーと、バ、バ、バ…」
ユウ「姉ちゃんアレアレ! アレがあるじゃん! ホラ、お刺身で…!」
後藤「えー? 刺身ぃ? レバ刺し…は、レで始まるしぃ…」
ユウ「姉ちゃんそれ近いッ! 近いよッ! レバ刺し近いよッ!」
ソニ「…なあ、もう寝ないニダか? 布団に入ってもう2時間たったニダ…」
後藤「バ…バ…梅毒…違う、バ…バ…バンブーアトラス…違う…」
ユウ「姉ちゃんそれ近いッ! 近いよッ! バンブーアトラス近いよッ!」
後藤「お刺身とバンブーアトラスに近いの? 栗東に関係ある?」
ユウ「あああああ〜ッ!もうッ! なんでわかんないかなぁ!バカかよ!?」
後藤「バカって何よ、お姉ちゃんに向かって! この鼻デカッ!モアイッ!」
ユウ「馬で刺身って言えばわかるだろッ!イライラするなぁこの魚ヅラッ!」
ソニ「…なあ、顔をお互いに……いや。やっぱいいニダ…。」
後藤「馬の刺身? あ、わかった! バロムワンだッ! バロムワンッ!」
ユウ「あははははッ!ひっかかったぁ! ンで終って、姉ちゃんの負け〜!」
後藤「あ〜もうッ! ズルいよユウキ〜! はぁ…じゃあ次のお題は!?」
ソニ「…なあ、バロムワンは馬の刺身じゃ……いや。やっぱいいニダ…。」
ユウ「次の限定しりとりのお題はぁ〜… よしッ! キン肉マンの超人ッ!」
ソニ「…なあ、それほとんどの超人がンで終わ……いや。やっぱいいニダ。」
ユウ「じゃあオレからッ! ケンダマンッ! …あ! いっけねえ〜♪」
ソニ「…寝るニダ。」
ユウ(スピー… クカー… ズゴゴゴゴ…)
後藤「ソニンちゃんゴメンネ? うるさくて眠れなかったでしょ?」
ソニ「…本当にすまない思ってるなら、話しかけるのをやめるニダ…。」
後藤「久々に弟と会ったから、ついはしゃいじゃった…。 えへへへへ♪
たまには実家に帰してあげてよォ? ウチの母さんも心配してるし。」
ソニ「…あいあい、わかったニダ…」(ムニャムニャ…)
後藤「話は変わるけさぁー、BoAってどう思うー?ムカつかなーい?」
ソニ「ダァアアアアアアッ!! うるさいニダーッ!! 眠れないニダよ!
お前は年金暮しだけど体は元気なトーキング老人ニダかーッ!!
寝れないならもう始発が出る時間ニダよ!ゴーツーステーション!!
これ以上クチ開くと、BoAといっしょにポアするニダよッ!?」
後藤「…だって、黙ってるとまたいろいろ思いだしちゃうし…。」
ソニ「……そんな仲間内のトラブルで悩むぐらいなら、サッサとあそこから
出て行けばいいニダよ…。後藤なら、いつでも出ていけるニダろ?」
後藤「…でもぉ、みんな好きだし。ヨッスィとも一緒にいたいし…。」
ソニ「いつも顔合わしてるから仲がこじれるニダ。時々会うぐらいがベストな
関係でいられるニダよ?ソニもぶっちゃけ、ユウキが早くEE JUMP
辞めてくれると嬉しいニダ。そうすればもっとラブラブなれるニダ。」
後藤「そんなもんかな。…やっぱり。」
ソニ「…そろそろつんく兄さんに娘。卒業を切り出してみたらどうニダ?
中澤みたいなハロプロのリベロになるニダ。いい時期だと思うニダよ?
たまに会うからこそ、会える時間が愛おしくなるもんダニよ…。」
加護「アカン…のぼせてきてもうた。このまま朝まで湯舟つかっとたら、
加護ちゃん水餃子になってしもうわ。 もうええ!シーツで体拭こ!」
ザッパーンッ! ジャプ ジャプ ジャプ…
加護「うー…ウチうっかりタオルでもカバンにつめてきてないやろか?
…ん? おおッ! あ、あるやないかいバスタオルッ!早よ言えや!」
ガササッ
加護「なッ!?なんやコレ!辻の愛用・猪木福岡ドームバスタオルやないけ!
うっわッ! クサッ! こんなもんで体拭いたら、アイツのコンブ巻き
臭い体臭が、ウチのミルキープアゾンを汚してしまうやないかッ!」
ポイッ!
加護「フン! ビショヌレとはいえ、風呂上がりやから体ポッカポカやがな!
ベッドも広いし、快適、快適♪ ナショナル快適三昧や〜♪」
ゴロン… ゴロン…
加護「あー…寝つかれへん…。なんでや? えーいクソッ!!寝るでぇ!」
………ゴロンゴロンゴロンゴロン ドサッ…!
加護「そうや…。きっと、体がさっきより冷えてきたからや。 …うん。
布団だけやったら濡れた体には寒すぎるわ。 そ、そりゃ寝れんわな。
おお!あんなとこにバスタオルあるやないけッ!奇遇! あれかけたら
少しはぬくぅなるんちゃう? まー辻の体臭ガマンすりゃええ事や!」
バサッ! モソモソッ!
加護「お、おう。さっきより幾分マシなったわ。臭いけどな。寝よ寝よ!」
…………クン…クンクン …クン…スゥー…ススゥー……グゥ。グゥー……
新垣「まこっちゃあーん!まだ怒ってるの? そろそろリサたんの肩の関節、
ハメ戻してくれていい頃じゃない? 洗面所の鏡の中のマリオネットが
両腕ブラブラさせて、歯が磨けないってシクシク泣いているのよ!?
なんとかしてよ!この汚れちまって優しさもなくしたBamboozle!」
小川「私、関節のハメ方知らないもん。明日、辻さんに直してもらえよ。」
新垣「OH! ののにッ!? とてもたまらないぜ!」
高橋「んだもっで、どうなったダスか? 市井先輩の方は???」
小川「わかんない…。たぶん後藤さん達に会いに行ったんだと思うけど…。」
紺野「ど…どうしよ…。何か問題起きてたら、明日保田さんに怒られるよぉ!
腕立て伏せ100回とか、ハムナプトラ100回とか、いろいろな
シゴキやらされちゃう…。はぁぁ〜…胃が痛い…。」
高橋「心配ダスから、後藤さんに電話でもしてみるダスか…?」
小川「後藤さん寝るの早いからやめとけよ。きっと寝てるよ、今頃もう…。
あ!吉澤さんにかけてみればぁ? あの人フルでテンション高いから、
コンゴのキリンか、オランダのヤク中並みに睡眠とらねーはずだし。」
高橋「い、いやダスよッ! あの人ワタスにすんごく怖いんダスからッ…!」
小川「とにかく明日にならないとわかんない事だからさ。…もう寝ようよ?」
紺野「あー眠れなそう…。もしもの時のために、保田さんの機嫌が直りそうな
手土産を用意しておかないと…。あと、マウスピースと…。」
新垣「あーそこの下女、手の使えぬわらわの歯を磨く命を与えようぞ。ほれ」
高橋「仕方ないダスねぇ。豆は上唇めくれあがってるから磨きやすいダス。」
小川「明日がいつもと変わらない、平穏な一日であればいいんだけど…。」
ジリリリーン! オス!おら悟空! ジリリリーン! オス!おら悟空!
吉澤「ん、んんん〜…。 うーうーうー…。」(バキッ! …シーン…)
チュン チュチュン… チュン… ガバッ!!!
吉澤「うわッ! 今何時!? やだッ!もう9時こえてるじゃない!もぉ〜!
まったく役にたたないなぁ、このドラゴンボール目覚ましはぁッ!!
なんか知らないうちに悟空のしっぽ折れてるし! 仙豆食えッ!!」
バタバタバタッ!
吉澤「頭ガンガンするぅ。昨日飲み過ぎちゃったもんなぁ〜…シャンメリー。
とにかく11時までに事務所行かないと! 誰よりも早く現場集合する
事が、新メンだった頃からの私の決め事だからね! うかうかすると
5期メンにフライング女王の座を奪われちゃうわ! このドラクエ3を
埼玉県入間郡で6番目にゲットしたヨッスィをなめんなよぉ!?」
ザシュザシュザシュッ! ガラガラガラ… ゴックン ザブザブ プハァー
吉澤「歯磨き洗面終わりッ!次はメイクッ! ファンデーション? はんッ!
そんなもん塗るかいッ!気になるホクロはミスノンでホワイト修正ッ!
よしッ! 次、朝メシィ! もちろんベーグル&ゆで卵さーッ!」
モシャモシャ モグモグ…
吉澤「いい加減飽きたわッ!パンのクセに固えんだよッ!ゴマ臭えわボケッ!
………ん? ゴマ? な…なんか私、大事な事を忘れてるような…?」
ジョー…… カラカラカラ… クイッ ジャァアアアアー…
吉澤「…そうだ。ゴッチンだ。 昨日…またやっちゃったんだよな…私…。
ま、いっか。 なんか不思議と、どうでも良く感じてきちゃったよ。」
後藤「え…!?朝からキムチなの!? ちょっとユウキ、あんた平気なの?」
ユウ「もう慣れちゃったよ。でも本場のキムチってそれほど辛くないよ?」
後藤「でもこんなに真っ赤だし…。なんかまさに共産主義ッ!!…て感じ。」
ソニ「あああああああーーーッ!! グタグダ言うなら食べるなニダッ!!
お前に食べさせるために漬けたと違うニダッ!米だけ食ってろニダ!」
後藤「今日からここに下宿しちゃおうかなぁ〜? …えへへ♪ ダメ?」
ソニ「…その答えを聞く前に、脱ぎ散らかした磯臭いパジャマをカバンに
つめるニダ。そして潮だまりに戻って満潮とともに海原へ帰れニダ。」
ユウ「姉ちゃんホントに米だけ食ってるのな。はだしのゲンみたいだ…。」
後藤「えーつまんない…。じゃあ今度ソニンちゃんウチ遊びおいでよ?
ウチは楽しいよ〜? ハクビシンの標本からボウガン飛んで来たり、
寝込みをからくり鎧武者に襲われたり、気分はグーニーズよ?」
ソニ「…悪意をこめずに、人を三途の川に誘うのはやめるニダ…。」
ユウ「姉ちゃん今日は仕事なにあるの?」
後藤「つんくさんから今度の娘。の新曲が渡されるの。後はそのMD聴いて
それぞれ自主練習よ。なるべく今日中に歌詞だけは覚えたいわね。」
ソニ「はぁ〜頑張るニダねえ。ソニが今度の新曲で個人的に頑張る事は、
脇の下をきれいに剃る事ぐらいニダ。もう新曲のたび、モモ見せたり
脇見せたり、まるでソニはフェチニズムの総合商社ニダよ。」
後藤「あー…それなら松浦も中々のものよ?ヘソ出し一筋300年だし。」
ユウ「穴を見せるなんて邪道だよ。フェチの美学に反すると思うねオレ。」
ソニ「仕事のでっかい穴を全国に見せつけたのは誰ニダ…?」
ゴトン ゴトン…
加護「クシュン…! ズズ…」
(アカンなぁ〜、やっぱし風引いてもうた。喉もガラガラで、まるで
バービーボーイズの男の方みたいな声やわ…。名前なんやったかな?
…コンタキンテ? まあ確かそんな名前やったわ。 うう…苦し…)
石川「す…すみませーん…。おばあちゃん私に席ゆずってくださぁーい…。
足が筋肉痛で、思春期の男性みたいにカチンコチンなんですぅ…。
え? ここはシルバーシート? あら奇遇♪ 私シルバーセイント♪
私のコスモが消滅する前に、さっさと若者に未来と席をゆずって
くださーい♪ え?ダメ? チャーミーの光速拳くらう?くらう?」
シュパッ! ガコーンッ!! キャアァアアアアアアーッ!
加護「あ…朝っぱらから、何を愉快な老人逆福祉かましとんねんヤギッ!
バアさん涙目やんけ! え?なに? こんな怖い思いをしたのは、
進駐軍の足をふんでアメリカ兵3人にかこまれた24才の時以来…?
すまんなぁ〜バアさん。コイツ、アメリカ人と同レベルでアホやから
パールハーバー観て、拍手する部類やねん。そらもうスタンディング
オベーションで立ちションベンするぐらい浮気なパレットキャット
なんや。 は? 意味わからん? そら奇遇やな。ウチもや。」
石川「加護、顔色悪くない? 声もかすれて交尾中のヒツジみたいよ?」
加護「お前も姿勢悪いな。何やその、ウンコもらした小学生みたいな吊り革
のブラ下がり方は? ヒザがジェット浪越みたいに震えとるで?」
石川「加護も鼻からブラ下がっているわよ? モスグリーンの青っ鼻…。」
飯田「オッハヨォーッ!! みんなそろってるぅ? それじゃ点呼とるよ!
5期メン4人からッ! まず紺野ッ!!」
紺野「は、はいィイッ!! お、おはようございます!」
飯田「紺野…なんだそのピンクのソックスは? …可愛いじゃねえか?」
紺野「え? あ…そ、そうですか? エヘヘヘヘ…ちょっと暖かくなって
来たので、少し春っぽいコーディネートでいこうかなって…♪」
飯田「ホメてんじゃねェエエエエエエエエエエーーーーーーーーッ!!
なにカワイコぶってんだッ!!小籠包みてえなツラしやがってッ!!
蒸すぞコノヤロウッ! なにがコーディネートだコージィ富田ッ!
アンタ明日から、足袋はいてこいタビッ!! 足袋って言っても
葬式会場の未亡人をイメージした、色っぽい足袋だぞッ!? 次!」
小川「小川いまーす…。おはようございまー…ふうぁああ〜。 ねむ…。」
飯田「………イイッ!!! 小川イイッ! そのけだるい雰囲気サイコー!
アンタ今、色っぽい大人の目つきしてるよッ! モー娘。はそうじゃ
なきゃねッ!わかってるなぁ〜小川♪ でも顔はヒドイぞ? 次!」
高橋「オッ…オハヨウゴザーマスッ!今日のミソ汁の具はしじみダス!!」
飯田「…なんでアンタ、目をパッチリ開けまくってるんだ? 少女マンガの
ヒロイン気取りか? それともヘロイン打って瞳孔オープンかぁ?」
高橋「う、生まれつきダスッ! そんなつもりないダス!」
飯田「なら仕方ないね。これからは普段は、薄目か目をつぶっているかの
どっちかにしなさい。 バルゴのシャカになれッ! 次、新垣ッ!
………まず、その肩をなんとかしろ。ジャミラかお前は…?」
飯田「次、ヨッスィ! よし!アンタは今日も一番乗りだったねえ!偉い!」
吉澤「なぁ〜んか飯田さん、今日はいつもより気合い入ってませ〜ん?」
飯田「いつも気合い満タンよカオリはッ! モー娘。の水戸泉って呼んで!
もとい、呼んだら殺スッ!! はい次ッ! ゴッチンッ!!」
後藤「はい…来てますぅ…」(あう〜…ヨッスィと目を合わせられないよ…)
吉澤「おはようゴッチン。」
後藤「えッ!? あッ…お、おはようッ!!」(うそぉ〜ッ!?)
吉澤「やだ、ゴッチン寝グセついてるよ? 直してあげるから、ホラ…。」
後藤「あ、ありがとう…!」(ヨッスィ、怒ってないみたい!良かったぁ♪)
飯田「ハイそこ2人!私語はやめるッ! じゃあ次いくよぉ! 矢口ッ!」
鈴木「なんだ…後藤達、見事に仲直りしてるじゃん? まあ一安心だな。」
辻 「くふん…。そ、そうれすね。良かったのれす…。」(チラ…)
加護「ふぁあああ〜……クシュンッ! ヘックシッ! ズズズ…」
飯田「矢口ぃ〜…最近メイク薄くなってきたんじゃない? ダメだよぉ〜!
前みたくゴッホの油絵並に塗りたくってもらわないと! アンタ素顔
秋田書店みたく地味なんだから、顔面イジり倒してくれないと!」
矢口「おめぇ何朝っぱらから人様のヤル気エンジンに角砂糖ぶちこむような
文句タレてるんだよ! てめえこそ目の下のクマに何か埋めれよ!」
飯田「あー、もう埋めてるよタミヤパテ。 んじゃあ〜次! アゴッ!」
石川「ハイ!遅れて来たルーキー、アジアの超特急、チャーミーでーす♪」
スパコーンッ!! きゃあーッ!! ゴッ! ゴッ! ゴッ! ゴッ!
飯田「遅刻してきてなんだその挨拶はッ! この声帯インパク知がッ!」
飯田「石川…。この後のタンポポの集まりで、アンタにちっと話があるから
トイレでウンコ全部出してきて、歯を食いしばって待ってなさい。」
石川「えー? 石川はウンコしないですよぉ〜♪ アイドルですもの♪」
飯田「ほぉ〜? じゃあブリブリアイドルのアンタの腹の中には、ウンコの
かわりに何がつまってるのさ? 相場が暴落して売れ残った小豆でも
つまってんの? それとも売り払いたい新垣でもつまってんのか?」
加護「コイツ腹黒いから、何か得体の知れん黒いモンがつっまてんやろ。」
新垣「黒い物? じゃあ石川さんがつまってるかも知れませんね♪エヘ♪」
鈴木「マトリョーシカかよ…。」
飯田「あー…言っとくけど加護、アンタにも話があるからね。」
加護「はぁ。あんまり長くならんよう頼みますわ。今日はミニモニのレコが
あるさかい…。 あ、ヤグっさん、昨日はどうもスンマヘン。」
矢口「…私には謝らなくていいから、辻に謝んな。」
辻 「くふッ…!? の、ののには謝らなくていいのれすッ!!!」
飯田「ちょっとぉ〜!! ミニモニでまたモメゴトでもあったのぉ〜!?」
辻 「違うのれす! モメゴトらなく、ゴナゴトみたいなものれすからッ!
こ、ここれ一句ッ!『ガタメキラ 愛してる 体中』…字足らず!」
鈴木「字よりも舌が足りてねえよ。 なに舞い上がってるんだ、辻?」
飯田「矢口さぁー、ガキの面倒しっかりみられないんなら、ミニモニなんて
もう幕おろしな? 辻も加護もガキ臭いユニットに縛られているから
いつまでも成長しないのよ。 発足させたアンタの責任だからね?」
矢口「なんだよカオリ、今日はやけにからむじゃん。オメエ陰毛か?」
飯田「点呼の続きッ! 辻も加護もいるね! じゃあ次…ヤンジャン!」
鈴木「うぃ〜す♪ ちゃんと昨日の酒も抜いて、お肌もツヤツヤでーす♪
…文句あるか? このスベスベ卵肌を目の前に誰も文句はなかろう?
ウハハハハハーッ!! モイスチャーヤンジャンと呼んでくれッ!」
飯田「うるさい次。 なっちいるー?」
鈴木「オゥイッ!流すなよッ! 私の言葉はソーメンか!?揖保乃糸かよ!
なんだよリーダー? 今日は様子へんだぞ? 明るくいこうぜ〜?」
飯田「…あ。 そういやアンタにも言いたい事あったわ。 なんだっけ?
なんて呼べばいいんだっけ? モ……モーフィングヤンジャン?」
鈴木「オウ…私が何と何の中間2次元画像だっていうんだ?」
飯田「食肉アヒルと新人女子アナ(フジ系) それよりアンタさあー、最近
露出少なくない? どうしたの? 全然水着になんないじゃん?」
鈴木「ハァ? んなこと言われても、水着グラビアの仕事なんて娘。にない
じゃねえか。 矢口と姫の後に出した私のソロ写真集も、毛皮とヤリ
の衣装ばっかで水着なかったしよぉ…。撮影地も杉並区だし。」
飯田「そんなの気にせず、プライベートを水着で過ごしてりゃいいじゃん!
MUSIXとかハロモニとか、アンタ別に水着で出演してもいいのよ?」
鈴木「…ピンク色の夢を見る、悪いクスリでもやってんのかオマエ?」
飯田「フッ…。脱がねえ鈴木は、ただの鈴木さ…。」
鈴木「オイ! 誰かこの愉快なトリッパーに食塩水飲ましてやってくれ!」
飯田「とにかくねッ! カオリが言いたいのは、今のモー娘。には色気が
足りないんだってばあッ!!! ん…? なによ高橋、この水…?」
安倍「はぁーい! なっち賛成ッ! カオリにサンセー、井川にマンセー!
なっちこの前うたばんで、タカさんに大人っぽくなった言われたべ!
カオリの言う、モー娘。のセクシー化に賛成だべさッ!!」
飯田「なっちぃ〜♪ やっぱカオリの気持ち、初期メンのなっちなら絶対
わかってくれると思ったんだ! またサマーナイトタウンみたいな
しっとり女の色気に濡れた、濡れ女みたいな歌、唄いたいよね!?」
鈴木「濡れ女って、鬼太郎に出てきた妖怪じゃねえか…。」
安倍「ふるさとがいいべ。」
飯田「…まあ、とにかく!とにかくよ! 今までのようなキャピキャピした
雰囲気のモー娘。のままじゃ、つんくさんも小便臭い子娘のような歌
しかこの先も作ってくれないよ! ギャル娘ギャル男クンがそれで
満足しても、父ちゃんも母ちゃんもみんなみんな喜んでくれる歌謡曲
にはならないのよ! わかるゥ? カオリの言ってる事わかる!?」
吉澤「飯田さん! 紺野がサイフを落とした主婦のような顔をしてます!」
鈴木「でも、なんとなくわかるなぁ。 今の私らの曲って、常に娘。の
ヤングチームに合わせて曲が作られているような気がするよ。
たまには大人っぽいバラードでも歌いたいよな。シニアメインでさ。
私もアミーゴと呼ばれてた頃にゃ、バラードでならしてたからね。」
新垣「プッ」
鈴木「リーダー、こいつ殴っていい?」
小川「と言いながら、すでに拳をマメの顔面にめりこませているヤンジャン
先輩サイコー♪ いいッスね、セクシー路線!小川も賛成ッスよ♪」
飯田「セクシー路線へと娘。がイメージを変えていくには、まず中学生の
ガキメン達が大人っぽさを身につけてくれなきゃ困るわよ?」
紺野「で…でも…ホントまだ私達、子供だし…。難しいですぅ…。」
高橋「大人っぽさと言われでも、イマイチ、ピンとこないダスよ…。」
新垣「リサたんとしては永遠の少女でいたいしー、フリフリのワンピも
着たいしー、ていうかぶっちゃけ、リサたん反対ーッ!!」
飯田「あら、難しい事じゃないわよ? 初期メンスタートの時だって、まだ
中学生だったアスカが、カオリなんかより全然大人っぽくふるまって
いたんだから。 そのアンバランスさがウケてたのよ? アンタ達
5期メンもある意味、キャラを立てるいいチャンスになるって!」
安倍「アスカのドルフィンは大人っぽかったべ。衣装がオバサン臭くて。」
小川「いいじゃん、いいじゃん! ホラ、私なんて5期メンの中でも特に
大人のメイクがキマりそうなフェイスじゃない? 真っ赤なルージュ
で、鏡に大きく「サヨナラ」なんか描きそうな雰囲気っつーか…」
安倍「イキフンビンビコビンッ!?」
小川「ビンビコビン!ビンビコビン! もうビコりまくりッ!!」
加護「死ね。」
矢口「つーかさ、どうなんだろうねー? 子供っぽい無邪気なウチらが
世間じゃウケてるわけじゃん? いいの?路線変更? 勝手に?」
飯田「セクシー隊長のアンタが先陣きらないでどーすんのよ! カオリや
アンタ、そしてなっち、ヤンジャン、圭ちゃんのシニア組が、若い子
達の手本にすすんでならなくちゃ! ねえ〜圭ちゃ…… ん!?」
矢口「あれ? ケメ子いない? さっきそこにいたはずだけど…?」
鈴木「気配はあるけど匂いがねえなあ。姫特有の肉食獣のポワゾンが。」
飯田「圭ちゃんいるのォーッ!? 返事してーッ!?」
××「おう…。」
加護「なんや、いるやん。 …ん? せやけど姿が見えへんで…???」
飯田「………………………。 圭ちゃ〜ん?」
××「おう…。」
飯田「………紺野〜?」
紺野「おッ… ハ、ハイッ!!」
ゴッ ゴッ! ガスッ! ガスッ! てめえかッ! やっぱてめえかッ!
飯田「生意気に80年代の大学生みたいな代返かましやがってクソガキッ!
あの酔いどれアマゾネスは今どこよ紺野ッ!? サボリかッ!?」
吉澤「え? 保田さんならさっきからここに…ウワッ!! ち…違うッ!」
矢口「ブッ!? これ、こなき人形じゃねえかッ! 気付かなかった…!」
飯田「ダミーまで用意しやがって…! その顔面にアブソニック装着して
シビレフグにするぞッ!? くだらねえ小技ばかり覚えやがって!」
紺野「ス、スミマセーンッ!!! すべて保田さんに命令されてッ…!」
石川「あッ!人形の背中に貼り紙がッ! なにか書いてありますよ…!?」
飯田「どれ、貸してみな石川。 違ーうッ!!人形の方じゃないバカッ!!
それはどこかの神社に奉納して来い! 大金積んで焼いてもらえッ!
…なになに? 居酒屋で…ホッピー飲み過ぎて…ホップしたぁ!?」
高橋「実は今、ワタス達の部屋でゲロまき散らして寝ているんダスよ…。」
飯田「そんじゃ各自、MDを持ち帰って新曲の歌詞とメロディ覚えてね!」
安倍「タイトルは…『そうだ!We're ARIVE』? アライブって何さ?」
紺野「えーと…確か、ランナーが3塁にいる時にするバントの事です。」
吉澤「うわスッゲェーッ!! 紺野やっぱ頭いいなぁ〜!!」
鈴木「…なあ。かなり遠いところで間違えてるぞオイ…。」
後藤「ねえヨッスィ、この後何もないでしょ?二人で一緒に覚えようよ♪」
吉澤「あー…うん。いいよ。とりあえずゴハンでも食べに行くかぁー…。
そうだ! 5期メンもついて来なさいよ? 一緒に昼食べようや。」
高橋「え…? そ、そだなこと、お二人のお邪魔じゃないダスか…?」
吉澤「遠慮すんなよ。みんなでその後、歌詞の暗記でもしようや。な?」
後藤「そ、そうだね…! たくさんいた方が楽しいし…ね! ウン♪」
小川「あ、すみませんけど、小川はヤンジャン先輩と食べますので〜♪」
鈴木「いいからパンチラ達と一緒に消えろよ。 …あ、加護!ちょっと!」
加護「おうヤンジャン。なんやヒサブリに会った気が……クシュンッ!」
鈴木「おいおい! 加護オメエ、風邪ひいてるんじゃねえのか? ちゃんと
家に布団あるのかよ? 今夜、おめえんちに薬持って行こうか…?」
加護「大丈夫やがな〜♪ おかんみたいな心配せんでええって♪」
鈴木「へへへ…今度は私が加護の部屋に泊まり行こうかなぁ〜?」
加護「ハハッ!アホ言うとるわヤンジャン。 ………ホンマに?」
辻 「あー! ののも行く! ののも行くのれすっ!!!」
飯田「ホラ加護ーッ!話あるって行ったでしょ!? こっち来なさい!!」
加護「…すまんな、うるさいのが呼んでるさかい…。 んじゃな…。」
加護「…言いたい事はわかりましたわ飯田はん。モー娘。セクシー路線
おおいに結構でっせ。…せやけど、タンポポまで色を変える必要が
あるとは思えへんですわ。今のままでええですやん?」
飯田「ガキっぽいのはミニモニで十分なの!加護だってもう陰毛フサフサ
させてる歳なんだし、石川だってもう17才! いまだにパスタが
うめーだとか、後ろを振り向いたら彼氏がラーメン食べてただとか
広井王子がレッドカンパニーを抜け出しただとか、もうそんな歌を
歌わされるのキツイでしょぉー? ねえ、矢口ぃ? 思うよねぇ?」
矢口「んー…アタシはどっちでもいいんだけどさ。 まあカオリにとっては
今のタンポポはキツイだろうね。乙女チックが似合う歳じゃないし。
どっちかと言えば『今週のアド街ック天国は八つ墓村!』て感じ?」
飯田「石川だって、そろそろ大人っぽい歌を歌いたいでしょ〜? 例えば
ラストキッスの『くちびるにだけ〜♪』みたいなフレーズをさぁ?」
石川「『くちびるがでけぇ〜♪』 …りんねちゃんの歌ですか?」
加護「曲を作るのはつんくさんや。ウチらにどないせいっつーねんな?」
飯田「だっから、つんくさんがセクシーな曲を歌わせたくなるような、
そんなキャラに変わりなさいよって言ってるの!」
石川「どうすればいいんですかぁ? 石川、髪も染めたし、だいぶいい感じ
になったと思うんですけど?セクシーベイベーって雰囲気でしょ?」
飯田「まず加護は会話の最初に『う〜…えとですねぇ』と言うのやめろ!
パステルカラーの私服もダメ! 髪型もダンゴ作らずに下ろす事!
それとこれが一番大事なんだけど……辻と!からまない事よッ!!」
矢口「カオリ、昨日の飲み会でアヤッペに何か吹き込まれてからねー…。」
加護「吹き矢をか?」
矢口「そうそう首にプシュッと…違うわッ! とにかく気にしない事ね。」
加護「そうか? ウチ結構納得したで? ええやろ、大人の女になったる。
ヤグッさんみたいにジャニ助たぶらかす、ええ女になったるわ。」
矢口「お前あの電波ボスの言う事、間に受けるなよぉ…。 それよりさ、
アンタ風邪ひいてるでしょ? 声ガラガラじゃないの。 大丈夫?」
加護「あー…うん。熱はないさかい。 何や、優しいなヤグっさん…?」
矢口「は?誰もアンタの体の心配してるんじゃないわよ!今日のミニモニの
レコーディング、その声で大丈夫か聞いてるのッ!」
加護「あ…!」
ミカ「オッハヨゴザイマースッ! 加護ちゃーん昨日心配したんですヨー?
ヤンジャンズホームにも行ったのに、いないんですもーん!」
辻 「あいぼん、今夜ヤンジャンとおうちにゴハン作りに行くとれすよ?」
加護「ホンマに!? …あ、いや、別に…余計な世話やかんでええって。」
つん「おう加護、機嫌は直ったか?今日こそしっかり仕事せえへんと、罰で
ココナッツ娘とお前をコラボらせるでぇ? ハハ!頼むでホンマ?」
ミカ「今リト〜ルひかかったけど、アメリカ人細かい事キニシナーイ!」
矢口「シャクレとか、ミニモニでの立場とか、地元の観光客とか、いろいろ
気にしてたら大変だもんなお前。 バカになれ。レフアのように。」
ミカ「ハーイ♪ アヤカみたく悩みっぱなしの青春はイヤですからネー♪」
加護「アイツの悩みの円グラフ、大きくお前が占めとるのわかってるか?」
吉澤「ハイ遠慮しないで食べてー♪ お昼は私からのオゴリよ〜ッ!!」
新垣「先輩ッ!神奈川生まれのリサたんのセンスによると、この川越名物
芋せんべいは、お昼ゴハンになりませんッ!!」
吉澤「バッカおめぇ! 埼玉産の食い物に文句つけると、西武ドームから
大軍のライオンズ侍がバット振り回して、お前をライトスタンドに
叩き込みにくるぞッ!? ありがたく芋せんべい喰らうか、松坂の
渾身のストレート顔面にくらうか、どっちがいいよ? あん!?」
高橋「んでも、この素朴な味が田舎を思いださせて、ええ感じダスなぁ〜!
あ〜愛しいオットォ、オッカァ、今頃何植えてるんだろぉ?」
紺野「福井の土だと、もんじゅ炉の放射能の影響で、パックンフラワー
生えてきそうですよね。リトルショップ・オブ・越前、なんちて♪」
吉澤「あ〜でもメシ食った気がしないな。これやっぱ菓子だよな、菓子!」
新垣「モグモグ…ぶぁからリサたん言ったぶぁないでふかッ!ゲホッ!」
後藤「ホラホラ! むせるから、お菓子ほおばりながら喋らないの!」
吉澤「何だよッ!新垣てめえが一番がっついてるんじゃねーかッ! ホッペ
ふくらまして、冬眠前のモモンガみてえなツラしやがってッ!!」
新垣「吉澤先輩こそ、おたふく風邪のウンジャマラミーみたいですね♪」
ブンッ! スカッ!
吉澤「…あ、あいかわらず防御だけはウマイわ、コイツ…!」
新垣「後藤先輩〜ッ! リサたん成長期だから、エサ足りませ〜ん!!」
後藤「ん〜…それじゃあこの近くに、ゴハンありつくのにいい所あるから
みんなでそこに行ってみようか? みんな辛い物でも平気?」
ソニ「帰れニダァアアアアアアアアアアーーーーーーッ!!!!」
後藤「え〜? 後藤もみんなも、ソニンちゃんの漬けたキムチ食べたくて
お腹ペコペコで来たのにぃ…。そんな冷たい態度ヒドイなぁ…?」
高橋「大陸の人間の割には、島国のワタス達より心がせまいダス。」
紺野「オデコは広いのに…。」
新垣「○○○ッ!!」
ソニ「朝方やっとウチ出てってくれた思ったダニ、こんな見知らぬクソガキ
ぞろぞろ引き連れて…! お前は子連れの出戻り娘ニダかッ!!!」
吉澤「いいから何か食べさせてよ。吉澤的にはカルビ食いたいんだけど?」
ソニ「軽部アナにチョレギでもかけて食ってろニダッ!! 今それどころ
じゃないニダッ!! ユウキがまた問題起しやがったニダよッ!!」
後藤「え…!? で、でも最近ユウキ、ちゃんと仕事してるでしょ…!?
あのコのキャバレー通いがバレでもしないかぎり、そんな事ッ…!」
ソニ「アッ…アルハムニダァーッ!? オルハセッ…ハプ!ハププッ…!」
新垣「まあまあ、水でも飲んで落ち着いて。」
ソニ(ゴクゴク…)「ぶぅわはぁーッ!!!! これは酢ニダァーーッ!!
グオルァアアアーッ!! このバカ姉貴ィーッ!! なんでオマエ
それ知ってて止めなかったニダかーッ!! ユウキゴシップ大流出で
事務所イソップ大往生ニダッ!! 姉弟そろって阿呆ニダかッ!?」
後藤「そ、それでユウキ、今どこにいるのッ!?」
ソニ「あのバカは今…ってオイッ!!吉澤ッ!! なに勝手に人のウチの
冷蔵庫開けてるニダッ!! ヨネスケニダかオマエはァーッ!!」
後藤「それでユウキはッ!? まさかまたディズニーシーに逃避行…!?」
ソニ「ユウキは……奥の部屋で横たわっているニダ…。」
タッタッタッ… ガラッ! 『ユウキッ!!』 …シーン…
後藤「ね、寝てるのユウキ…!? ちょっとッ!! 起きなさいってば!」
ソニ「………キレイな顔、してるニダろ…。 死んでるニダよ、それで…。
ウソみたいニダろ…。 たいしたラップでもないダニ、ただちょっと
頭が悪かっただけで……もう、動かないニダ。」
後藤「う、うそッ…!? ユウキがッ…お、弟がまさか死んッ…!!」
ソニ「悪い、タッチの達也のマネしただけニダ♪ この馬鹿、フテ寝してる
だけニダよ。 ゴルァッ起きろッ!背番号も仕事もないエース!!」
ユウ「…ほっといてくれよ!! 俺は一生このフトンから出ないんだッ!」
ソニ「デンデンハウスに閉じこもった、ヤサグレのび太ニダかお前はッ!!
なんでこんなバカな事したニダ! しっかり説明するニダッ!!!」
ユウ「…私はその点について正確な記憶は実はないわけでございます。」
ソニ「塩ジイニダかお前はッ!! もう怒ったニダッ!一生そこでミノムシ
生活送ってればいいニダッ!! ソニはもう知らないニダッ!!」
ダッ…!
後藤「……ユウキ。気持ちの整理がついたら、後でちゃんとソニンちゃんに
謝りなさいよ? この先アンタ以上に大変なのは彼女なんだから…」
ユウ「………ね、姉ちゃん。 お、俺…。 オレッ…!!」
後藤「…なぁに?」
ユウ「俺たちのオーレ。」 メキッ…!
吉澤「すごいな。普通の白菜キムチからイカのキムチ漬けまで、キムのつく
物は全部ありやがる。 おおッ!キム公のファミコン神拳まで!」
紺野「ダメですよ。次から次へとカメのフタ開けたら…。ここはあくまでも
他人の台所ですよ? 遠慮がちに1品だけオカズに頂きましょう。」
吉澤「そう言いつつ、すげえハラの膨らみだな紺野。 カンガルーか?」
紺野「あ、これは私の持病の急性妊娠です。気にしないでください。」
高橋「そっだら辻さんは慢性の妊娠ダスか?初めての万引きがキムチなんて
不名誉な経歴ダスよ? ブブカに記事書かれる前にやめとくダス!」
吉澤「よっしゃ!私も妊娠しよっと! おい新垣、そこのカメ…わッ!!」
新垣「は? なんですかぁ?」(ズッシリ…)
吉澤「双児かよ…。」
後藤「ねえみんな、ソニンちゃんどこ行ったか…キャッ!なにそのお腹!」
高橋「集団妊娠じゃないダスよ? 集団強奪ダス。 ほんとにもう…。」
後藤「ちょっとみんな、やめなさいよ! あれ…? 何、高橋その背中?」
吉澤「…なんだよカッペ、その背中の膨らみはよぉ? オメーは漂流教室の
未来キノコ食ったガキか? 竹ヤリでブッ刺すぞ、この未来人間!」
紺野「とりあえずキムチ職人さんは表へ飛び出していきましたよ?」
後藤「とにかくカメは戸棚に戻してッ! 私、ソニンちゃん探してくる!」
吉澤「八方美人なんだよゴッチンは…」
後藤「え? 今なにか言った、ヨッスィ…?」
吉澤「ううん、なんでも。私達ここでメシ食ってるから、行っといでよ。」
後藤「うん、5期メンの面倒おねがいね! すぐ戻って来るから!」
後藤「ソニンちゃん! 二の腕プヨプヨソニンちゃんッ!」
ソニ「ソニの二の腕はコンパイルニダか?連鎖するニダか?ほっとけニダ。」
後藤「本当にゴメンね。ウチの弟、ホームラン級のバカで…。」
ソニ「どい〜つも〜こい〜つも〜ブァカ〜ば〜か〜り〜…♪
仕方ないニダ。後藤家の血ニダ。鼻の形とバカは許したるニダ。」
後藤「あ…ありがとう…。 ねえ、これからどうするの? 追い出す?」
ソニ「前にも言ったニダろ? ユウキが仕事辞めたほうが、2人が仲良く
するにはいいニダ。 お互い仕事は別々、プライベートでアツアツ
これが韓国式ダイエット…いや、良い交際ニダよ。好都合ニダ。」
後藤「じゃあなんで…そんなに怒ってるの?」
ソニ「あまりにもガキすぎるニダ…。」
後藤「確かにキャバレーではしゃいだり、風俗店でチャンネル5のウララ
みたいな泡娘出せやゴルァ!と暴れたり、子供っぽいよね…。」
ソニ「ぶッ!あ…あのバカ、風俗まで手を出してたニダかッ! 泡風呂で
娘さん相手にアップダウンアップダウンチュッチュッチュニダか!
情けないったらないニダ!ソニには手を出さないクセニダ〜ッ!」
後藤「まだ恋人と見てないんじゃないかな、あのコ。ほら、ソニンちゃん
の事、お姉さんみたいに思ってるのよ。実の姉の私より…。」
ソニ「…はぁ。そんなとこダニか。まあ、いいダニよ。ソニがゆっくり
大人の男に仕上げるニダ。ほっとけないニダよ…あいつバカで。」
後藤「…うん。もうしばらくあの子犬、飼ってあげてね。」
ソニ「ところで後藤、吉澤と仲直りしたダニか?今日は一緒ニダね〜♪」
後藤「仲直り……うん、たぶん。」
ソニ「たぶん? たぶんって何ニダ? 辻と加護のハラの肉ニダか?」
後藤「それは、タプン。アゴも。 ううん、大丈夫♪ 仲直りしたよ♪」
ソニ「安心したらだめニダよ? いつも一緒にいたら、またいつツマラナイ
ケンカするかわからんニダよ! ソニが昨夜言った事覚えてるニダ?」
後藤「うん…。『BoAといっしょにポアするニダ』って…。」
ソニ「そこじゃないニダーッ!!! そろそろモー娘。卒業して、ソロ活動
したらどうニダって言ったニダろ? 本気で考えた方がいいニダ!」
後藤「ヨッスィ、なんて言うかな…。」
ソニ「親友なら誰よりも初めに相談できるニダろ? そりゃ吉澤も嫌がって
引き止める思うニダども…そこは2人のためニダ。しっかり説明して
納得してもらうニダ。 いい関係きずきたいニダろ…?」
後藤「うん…。 でも本当にそれでいいのかな?」
ソニ「ホントホント。ハングル嘘つかない! 密漁? してないしてない!」
後藤「わかった。 今日いい機会だから相談してみるね♪」
パクパクッ モシャモシャッ
吉澤「おいおい新垣、お前キムチほおばりすぎだって! どこの巣穴に持ち
帰るつもりだよ? 誰も取らんしたくさんあるから落ち着いて食え!」
新垣「ぶぁって、こぶぇ美味ひいんだぶぉん! ゲホッ…! ブハッ!!」
高橋「顔中の穴と言う穴から、赤いキムチ汁が吹き出してるダスなぁ…。」
紺野「エヴォラ出血熱患者みたいですね。 あ、後藤さんおかえりなさい…」
後藤「あ、うん、ただいま…。 ね、ねえヨッスィ? ちょっといい…?」
吉澤「はぁ…卒業ねぇ。」
後藤「うん、まだ漠然とした考えなんだけど。やっぱりヨッスィに相談して
から決断しようかなって思って…。」
吉澤「いいんでない?」
後藤「えッ!?」
吉澤「いいじゃん卒業。飛躍するいいチャンスだし、タイミングもいいよ。
ホラ、いい加減新メン増え過ぎてアップアップ状態じゃない?
このままグループにうずもれているより、ゴッチンの才能を生かせる
場所に飛び出てったほうがいいって。 私は応援するよ?」
後藤「引き止めないの…? 私がいなくなって…寂しくない…!?」
吉澤「…なんで?」
後藤「な…なんでって言われても…。」
吉澤「卒業してった中澤さんだって、今でも仕事でしょっちゅう会っている
ワケなんだしさあ〜。 第一さ、もう今の娘。は…」
紺野「吉澤さーん! 新垣さんを止めてくださーい! キムチガメに首を
つっこんで抜けなくなっていますッ! 気軽に溺死しそうですッ!!」
新垣((( ゴボゴボッ! 辛ーい!ンマーイ!死ぬぅーッ!! )))
高橋「絶命の言葉にエコーかかってるなんて、オツな死に様ダスなぁ。」
吉澤「ホラね、あんなににぎやかだからさ。 私達は気にせず巣立ちなよ!」
後藤「う、うん…。 あり…がと…。」
吉澤「オラオラ新垣ッ! 今笑ってやるから、そのまま生きてろ!」(ダッ)
後藤「止めてよ…ヨッスィ…。」
辻 「あいぼん…元気出すのれす。風邪なんらもん仕方ないれすって…!」
矢口「ったく! そんなガラガラ声でレコーディングなんて、つんくさんが
許すワケないじゃないの! 体調管理も仕事のうちなんだぜオイ?」
ミカ「まあまあ矢口さん、加護ちゃんも反省してますし、お説教はもう…」
加護「ヴー…タムラマサカズでずぅ……うへへ。 ゲホッ! ズズズ…」
矢口「全然反省してねえよコイツッ!! めちゃムカツクわぁ〜! だから
つんくさんも怒って、『加護の代わりにドリフを入れたる!』なんて
半狂乱な事言い出すんだぞ!?どうすんの!?あの金髪パリンヤ君が
本気で仲本&いかりやのバカ兄弟とコラボらせようとしたらッ!!」
ミカ「ま、まさか、そことのコラボレーションはないでしょう?」
辻 「ブルルルル…グゥオーン! プップー! キキーッ! ドカーン!」
加護「あんちゃん、あんちゃん!」
辻 「ブーン!ブルルルル…なんらい、おとうと?」
加護「ひなまつりって知ってる?」
辻 「知ってるよ。あんちゃんは物知りらからな。グオーングオーン!」
加護「じゃあさ!じゃあさ! ひなまつりっていつ? ねえ、いつ!?」
辻 「バカらなおまえは。女の子ならいつかはヒナ壇へのぼりたいらろ?
婚期は逃したらいけねえ。つまり、ひなまつりは1年中なんらよ」
加護「なぁるほど〜! さすがだな〜あんちゃんは!」(♪前奏♪)
ミカ「いちねんじゅ〜うがひなまつり〜ぃ♪ …あれ?いけますね?」
矢口「………い、いけてるかぁ?」
加護「いけてるやん。無難にバカ殿と合わすより革命的や。なあ辻ぃ?」
辻 「くふぅ!そうれすよね〜あいぼ〜ん♪ 仲本工事はサイコーれす!」
加護「おう!体操コントで聖子に教えるふりして…くはぁーッ!!!!」
(アカンッ!! いつものクセで辻とジョイントかましてもうた!)
矢口「あれ?カオリの命令で辻とカラまないんじゃなかったっけ、加護?」
辻 「くふ? どういう事れすか、それ…?」
加護「な、なんでもあらへんッ!! とにかくウチ、家帰って寝るわ…!」
ミカ「お大事にー! 高熱の時はオシリに長ネギつめるといいですヨー!」
加護「ウ…ウソつけェーッ!! ダニエルはハワイ特番で七面鳥のケツ穴に
パイナップルつめやがるわ、お前は長ネギつめろってホザきやがるわ
アナルのテーマパークかワイキキはッ!! 指でもつめろボケッ!」
辻 「あ! あいぼん待ってなのれすッ! さっきも言ったけろ、今夜は
ヤンジャンと一緒に、晩ゴハン作りに行ってあげまふからねッ!!」
加護「…別に来ないでええて。風邪うつしてもうたら大変や。ほっとき。」
辻 「くふん…そうれすか。やっぱりののが行ったら迷惑なのれすね…?」
加護「違ッ…せやからお前に風邪うつらんようにて、そう言ったやろッ!」
辻 「だッ…大丈夫なのれすッ!! ののは馬鹿らから風邪ひかないし、
ヤンジャンは窓ガラス割れた部屋れ冬を越せちゃう越冬アヒルれす!
らから心配しないれ、おうちのカギ開けて待ってて欲しいのれす!」
加護「…かッ勝手にせえ! せやけど、ウチ寝てて起きんかもしれんで?」
辻 「そしたらののが布団に潜り込んで、ネギつめちゃうのれす♪」
加護「ふ…ふん! たッ…玉ねぎにせんといてやッ! ほな!」(タッ…)
矢口「おろ?…なんか具合悪いわりには、足どり軽いなぁアイツ…。」
安倍「第44回!チキチキ!ナッチを囲む道産子の会!! ワァーッ!!」
あさ「わー…」(帰りたい…リカちゃん以上にウザいよこの人…)
りん「わー…」(この会のために、わざわざ飛行機乗って来てるんだぜ?)
大谷「カァーッ…ペッ!!」
安倍「あれぇ?カオリンは?紺野は?アヤッペは? みんなズル休みぃ!?
ムッカー!あのコ達もう破門だべ! 刻むべ破門のビートだべ!!」
大谷「悪い安倍。オレも破門にしてくれねえ? もうウンザリなんだよ。
月1で呼び出されて、お前の自慢話(後藤加入前)を聞かされたり、
お前のダイエット理論聞かされたり、ふるさとコーラスしたり…」
安倍「ハイ却下!…さて、今回からこの会に新しい仲間が加わりました!!
じゃ、そこのマネキンみたいなホットパンツのコから自己紹介ッ!」
藤本「ハ、ハイッ! 私の名前は…!」
安倍「ハイ却下!…じゃ、次はそこの、ビデオ安売り王のワゴンセールで
980円で売られてそうなエロビデオのパッケージみたいなコッ!」
里田「わ
安倍「ハイ却下! それでは新会員の2人に、ここにあるナッチ写真集を
買ってもらうべさ! ハイそこのマネキン、チミは何冊買うべ?」
藤本「え…!? それ必ず買わなくちゃいけないんですか…!?」
安倍「5冊…と。 ハイ、じゃあそこのワゴン、チミは何冊買うだべか?」
里田「え…そ、それじゃ、とりあえず…1册で…!」
安倍「とりあえず1箱…と。 どうする?圭ちゃん写真集も買っておく?」
あさ(…こりゃまたカントリー娘。人が減りそうだな…。)
鈴木「さ〜て加護に晩メシ何を作っていこうかなぁ。風邪の時は栄養あって
消化にいい物が基本だから…。そうだなぁ…鍋焼きうどんとか…。」
小川「ヤンジャン先パ〜イ♪ 小川、お好み焼きが食べたいなぁ〜♪」
鈴木「なあ小川。鉄板で焼かれるのと、アルゼンチンのユニホーム着たまま
フーリガンの群れに放りこまれるのと、今すぐ帰るのと、どれ選ぶ?」
小川「帰るのは絶対イヤなので、アルゼンチンのユニホーム着ちゃいまーす♪
あ、ヤンジャン先輩!私と一緒にワールドカップ観に行きませ〜ん?」
鈴木「……も、もういい。 一緒について来ていいから、黙っててくれ…。」
辻 「ののはオムスビ作っていくのれすぅ〜♪」
鈴木「小結? いや…お前十分に大関だよ。」
辻 「オ・ム・ス・ビ! 花山薫ばりの握撃で握られたいれすかヤンジャン?
ののはね、料理は下手らけろオムスビ作りは上手らって、中澤さんに昔
ハロモニ料理対決の時に誉められたれすよ。 らから…オムスビッ♪」
鈴木「アハッ! 本当に定規で計ったような、見事な三角形だなオイッ!」
小川「あ、マジで美味しそう♪ どれどれ一口…」(バキッ!!)
辻 「駄目ッ! これはあいぼんのために、心こめて作ったんれすからッ!」
鈴木「おいおい…小川の持ってるオムスビが一瞬で赤飯になったぞ…?」
辻 「あいぼん…美味しいって言ってくれるかなぁ…。」(ニギニギ…)
鈴木「…お前の作る物だったら、何でも美味しいって言ってくれるさ。
あ、言っておくけど、オムスビの具に刺激の強い物は絶対ダメだぞ?」
辻 「わかってまふって♪ ののはモー娘。のオムスビ大臣なのれすから!」
鈴木「言ったそばから辛子明太子つめてるけど…裸の大将か?お前の頭は?」
加護「ゲホッ…な、なんや…ホンマに来たんかい? せっかく一人暮らしの
ゆったりした夜を楽しんどった最中やのにぃ…。ブランデー片手に、
子犬でも飼ってみようかな心配増えるだけかな〜なんて考えながら、
新宿の摩天楼をベランダで眺めとった静かな時間やったんやでぇ?」
鈴木「いや、そこまで大見栄きる根性は認めるが、今お前がベランダに出て
外の風に当たると気軽に死ぬぞ? ブランデーの樽を首にぶら下げた
救助犬でも助けられねーし、第一ここは赤坂だし、しかも1階だ。」
小川「ホント何もない部屋ですねー…。ベッドと古いCDラジカセしかない
じゃないッスかぁ。 …うわッ! これ、いつのジャンプですか!?
ジョジョがまだ第4部じゃないですか!? あッ!ゲームギア…!」
辻 「ダメれすよあいぼん、ちゃんとお布団入ってないと! のの湯たんぽ
持って来たのれす! お湯湧かしたいのれ、台所借りまふね〜♪」
加護「…ったくぅ、来るな言うたやんけ辻ぃ…。ウチの後にお前まで風邪
ひいてもうたら、ミニモニいつまでも新曲出せへんやんか…ゴホッ」
鈴木「オラオラ!いいから病人は寝てろよ! 今からヤンジャン様が最高に
うめぇ〜ニラ雑炊作ってやっからな。卵もタップリ入れちゃうぜ〜?
ちなみにこの卵は、石川が必死の思いで養鶏場から盗んできた物だ。
アイツ髪の毛が南斗水鳥拳のレイみたく、真っ白になったんだぜ?」
加護「みんな余計なマネばかりしやはるわ…。グスッ…ウチもう知らん!」
シュー… プシュシュシュー… コトコトコト… ピー! ピロロロ♪
辻 「くふ♪ 最近のヤカンはお湯が沸くとメロディーが流れるのれすね♪
ふぬ? 違う…ののの携帯が鳴ってるんら…。 誰かられひょ…?」
辻 「もひもひぃ〜誰れすか? 両手を壁に突いて、名を名乗るのれす!」
市井((( アンタは米国の白人コップか? アタシよアタシ! )))
辻 「くふッ!? あッ…あなたのおかけにらった電話は、現在つか…!」
市井((( つか……なんだよ? )))
辻 「つかまり立ちが…れきます…。」
市井((( できねえよ。 それより今日、アタシのソロ企画会議あるから
8時に必ず来てよね? 遅刻しないように頼むよ〜? )))
辻 「あ、あのれすね! ののは今夜、抜けられない大事な用事があって
れすね…! その…! あ、明日とかじゃ駄目なんれすか…!?」
市井((( 用事って何さ? )))
辻 「あいぼん…いや、加護ちゃんが風邪れ寝込んれまして…ののは今晩
つきっきりれ看病しなくちゃならないのれす…! らからッ…!」
市井((( ねえ…その看病はしなくちゃならないの?それともしたいの?
アンタの義務なのか、願望なのか。…どっちよ? )))
辻 「あうう…。 の、ののが、そばに居たいらけ…れすけろぉ…。」
市井((( アホかッ! 辻!あんたプロデューサーなんだよ!? 看病が
あんたの願望なら、こっちの仕事は義務なのよ義務ッ! ))
辻 「義務…キャノン?」
市井((( そうそう量産型♪ …殺すゾ? とにかく看病は鈴木に任せて
アンタは責任持って会議に来る事ッ! 遊びじゃないのよ!?
勝手な都合で、私の未来を振り回すような事しないで! ))
辻 「はうう〜ッ! わ…わかりまひた…なのれすぅ…。 くすん…。」
鈴木「おい加護! なんなら雑炊フーフーしてやろっか? フーフー?」
加護「ぶははははッ! いらんわボケッ! 一人でちゃんと食えるわい!」
小川「アチチッ…! く〜ん…小川ネコ舌なんですぅ〜! ヤンジャン先輩
フーフーしてくださぁ〜いフーフーッ! ねぇ〜ん…フーフー♪」
鈴木「加護、そのアイスノン借りるぞ? ほれ小川。」 (ジャポッ!)
加護「ああー…ヒサビサにヤンジャンのメシ食ったなぁ…。しみったれてる
けど、懐かしい味やで。 うへへ♪元気出てきたわ♪ オカワリ!」
鈴木「懐かしいたってオイ、ウチ出て一日しかたってねえだろバカ。 あ、
オカワリして腹いっぱいなる前に、辻のオムスビも食べてやれよ?」
加護「え? オムスビ…? これ…辻が作ってくれたんか…!?」
鈴木「そうだぜぇ〜? お前が元気になるように心こめて作ったんだよ。
なあ、辻? ……ん?どうした辻? 馬で全財産スった親父みてえな
ツラして? 流した枠のラガーレグルスがゲート内で暴れたのか?」
辻 「………行かなくちゃいけないのれす。」
鈴木「ん、トイレか? なあ加護、トイレどこよ? あるのか、ここ?」
加護「失礼な事言うなや!あるわいヴォケッ! …紙はあらへんけどな。
おう辻、長い事ウンコふんばっとると、便所出て来た頃にはオムスビ
ウチが食い尽くして、全部なくなっとるかもしれへんでぇ〜?」
辻 「ち…違うのれす…。用事あって、もうここ出なきゃならないの…。」
小川「え〜ッ!?もう帰るんですかぁ!? まだ何も食べてないじゃん!」
鈴木「お、おい! そんな事聞いてねえぞ辻! 用事って何だよッ…!?」
加護「………!」
辻 「ごめんらさいなのれす…! もう行かなくちゃ…!」
鈴木「おい待てッ!! せめてどこ行くか言って行けよ!何の用事だよ!」
辻 「そ、それは…ッ!! はうう…!」
小川「あ…もしかして、さっき携帯で話してた相手との約束ッスかぁ?
病人置いてどっか遊び行くなんて、冷たいッスねぇ〜辻ちゃん!」
鈴木「理由も言えないのかよ…なあ辻ッ!! お前最近コソコソなにやって
るんだよ! 加護の看病よりも大事な用事かよッ!! なあッ!!」
辻 「〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
ゴホッ… やめとけヤンジャン…
鈴木「え?」
加護「…ええやん。誰だって人に言えないプライベートな事はあるもんや。
ウチも辻も子供やない。大人になれば秘密にしたい事の一つや二つ
出て来てもおかしゅうないで? 無理に聞いたらアカンがな…。」
辻 「あいぼん…」
鈴木「いや…でも加護…ッ!」
加護「辻、オムスビごっつおおきに。ありがたく食べさせてもらうわ…。
アハハ…♪ まさかウチの嫌いなニンジン入ってないやろなぁ〜?
ホレ!約束あるんやろ? ウチ大丈夫やさかい、早よ行き〜な♪」
辻 「ごッ…ごめんらさいッ! ホントごめんらさいッ…!」(ダッ!)
鈴木「おい辻ぃーッ!! …ほ、本当に帰っちまったよ、アイツ…!」
小川「ごめんなさいって…。やっぱニンジン入れちゃったんですかね?」
加護「ズズッ…うへへ、しょっぱいオムスビやなあ…グスッ…へへ…。」
吉澤「うーし! 歌詞もパートもだいたい覚えたぞぉ!…ん? ありゃ?
外が知らないうちに真っ暗! ファミレス時間経つの早いな〜!」
紺野「長居しすぎたせいで、まわりにスゴイ人垣ができていますよ…?」
新垣「スゴイ新垣?」
高橋「確かにすごいダスよ、顔の色。キムチに染まって真っ赤ダス…。」
新垣「あ、ウェイトレスさん、アイコーおかわりッ!」
後藤「やめなよぉ〜新垣、その若さでアイスコーヒーをそう呼ぶの…。」
ウェ「すみません…ドリンクバーはセルフとなっておりますので…。」
新垣「んまっ!? 店側の都合のセルフと、お客様のヘルプ、どっちが
大事だと思っているのかしら、このコ!? イヤ〜ねえ〜!
上の人呼びなさいよ! ペーペーのアンタじゃ話になんないわ!」
後藤「こらこらッ! やめなさいってば新垣! はしたないッ!」
新垣「誰がはしのえみよムキーッ!! 私を誰だと思ってるのよッ!!」
吉澤「新垣」
新垣「違うッ! 私はあの天下のモー娘。の新垣里沙こと、ポスト後藤の
ポストマンパット新垣よッ! 郵便屋さんとブチネコちゃんよ!!
わかったらサッサとレスカのおかわり持って来なさいよ泥棒猫!」
ウェ「あの…レモンスカッシュは当店のメニューにはないんですけど…」
新垣「んまっ!? 店側の都合のメニューと、お客さまのギニュー特戦隊
どっちが戦闘力大きいと思ってるのよ、このコ!? イヤ〜ねえ〜!
スカウター持ってきなさいよ! 界王拳じゃ話にならないわ!」
吉澤「いいや…こいつ置いて帰ろう…。つーか、一刻も早く店出てえ…!」
後藤「じゃあ私、帰りはこっち方向だから…。ここで。」
吉澤「あ、うん。また明日ねゴッチン♪ さてと5期メン! お前ら私と
帰り同じ方向だろ? 駅前の紀伊国屋寄るからつき合えよ!」
高橋「あ、ハイ! 今すぐさ帰ると、ワタス達の部屋にまんだ保田さんが
居座ってる可能性あるダスから好都合ダスよ! お供するダス!」
紺野「可能性もなにも、さっきから保田さんの『早く帰れメール』が、
私の携帯へスパムメールのようにジャンジャン来てるんだけど…」
高橋「う…。こうなったら、こち亀129巻立ち読みするダス…!」
紺野「長期戦ね…。私は横山三国志で…。」
後藤「みんな頑張ってね! じゃあまた明日、仕事で♪」
吉澤「あ…ゴッチン、さっきの話さ。私だけじゃなく、他のメンバーにも
相談した方がいいよ。 ホラ、飯田さんにも話すべきだし…。」
後藤「いいの♪ ヨッスィがゴーサイン出してくれたからそれでいい♪
明日にでも、つんくさんに話してみるね…。 それじゃ!」
吉澤「そか…。腹は決まったんだね…。 うん!明日寝坊するなよ〜!」
高橋「お疲れ様ダスたぁーッ!!」
紺野「後藤さん、お住い実家ですからいいですね♪ お疲れ様でした♪」
タッタッタ…
高橋「さてとダス…紀伊国の城にさっそくこもりましょう吉澤先輩!」
吉澤「あ、悪い! ちっとトイレ!漏れそう! 私ファミレス戻るから
お前ら先に本屋行っててくれよッ! ヤバッ…!」
高橋「ANNの矢口さん状態ダスね? 頑張ってごきばりやすダス!」
ダッダッダッダッダッ… ガチャッ! キィー…バタンッ!!
吉澤「ゼハー…ゼハー…! ハァー…。」
カチッ! ジャアアアアアアアアアアーッ!!
吉澤「……うッ。 ううう…ど、どうしよう…。 ゴ、ゴッチンが……
ゴッチンが……卒業しちゃう…。 いなく…なっちゃう……。」
ドックン… ドックン… ドックン… ドックン…
吉澤「どうして…! どうして私、止めなかったのよ! 私のバカッ…!
ゴッチンだって…私に止めて欲しかったはず…! それわかってて
私は…! うッ…! くッ…ううう…ぐッ…! ッハ…ヒィッー…」
新垣((( ウンコ出ないんですかぁ〜? 吉澤先パ〜イ? )))
吉澤「…ッ!! 新垣…!? アンタ!隣のトイレ入ってたの…!?」
新垣「はい♪ リサたんお金ないのに、みんなが伝票置いて帰っちゃった
から、トイレに隠れて食い逃げの作戦考えてましたぁ〜♪」
吉澤「あ…ゴメン!お金忘れてた…。ここ出たらレジで払ってくるね…」
新垣「…泣いてたんですかぁ?」
吉澤「え…? ち、違うよッ!! ただウンコが堅くて…それでッ…!」
新垣「あー…肛門が裂けちゃったんですね? 大出血バーゲンセール?」
吉澤「…うん。裂けちゃった。ていうか…裂いちゃったんだ…私が…」
新垣「痔なら早めに直した方がいいですよ? ほっといちゃダメですぅ!」
吉澤「もう手遅れだよ…。 痔はジでも、私のは『意固地』だから…」
新垣「よくわかんないですけど…痔は傷口を暖めるといいらしいですよ?
ポッカポカに暖めれば、きっと直ると思うなぁ〜リサたん♪」