ぼくのうさぎさん
1 名前:マクラ 投稿日:2008/05/27(火) 02:02
このカップリングは初めてだぁ〜

と考えて書きたいなと思いました。

久住ちゃんと亀井ちゃんです^w^
2 名前:マクラ 投稿日:2008/05/27(火) 02:54

「あっはは〜」

「・・・」

「ふんふ〜ん♪はひゃっ」

「ねぇ。」

「は〜い?」

「なんで、、れいなやと?」

こっ怖いな、なんでそんなに怒ってるのかな?
もしかして遊園地嫌いなのかな?
あ、低血圧なのかな?
早すぎた?開園時間に集合!とか言ったから怒ってる・・?

「ご、こめんなさい」

ぼくが縮こまって恐縮してると、田中先輩は腕を組んで眉間にしわを寄た。

「なにが」

目が座ってる・・ぅ


「ぼ、ぼくが朝の4時に・・た、田中先輩に電話して・・・遊園地に、誘ったから・・かな?」

「ああ、それもあるねー」


えっ、これじゃないんだ


ぼくの左手に持ってるオレンジジュース入りの紙コップが緊張で少し潰れた。
田中先輩は怒らせると怖い。
今までにも何度か被害にあってるからわかるんだ・・ほぼ、ぼくが悪い事したからだけど・・・
でも、田中先輩の友達、道重先輩はそれは怒ってる内に入らないよって言ってた。

・・本気になったらどうなるんだろ??


本気になったら・・あーして、こーして・・・みんな、居なくなったりして・・

だっ駄目だよぼくのせいでみんながっっ

「小春!」

「ひゃいぃ!!」

「はぁ・・・どうしてれいなやと?亀ちゃん誘えばいいのに」

3 名前:マクラ 投稿日:2008/05/27(火) 04:25
「あははははっっ」

「なにがおかしかとぉ?だって小春・・・」

「もぉーっ怒って何言い出すかと思ったらそんな事ですかぁー
ビクビクしてたから喉渇いた。(ゴクゴク)」

持っていたオレンジジュースを一気に飲み干す。

「田中先輩、次次!お化け屋敷レッツゴォォ!!」

「はっ?!いやちょっうそっ!・・・それ、それだけはいやぁぁぁあっ」

「あはははっ」

「はは・・・」

ぼくの意気地なし。
田中先輩は心配してくれたんじゃないか


いつのまにかぼくの気持ちに気づいてた田中先輩。

知っててなにも言わずに優しく見てていてくれる道重先輩。

でも

ぼくは笑うことが得意だから
みんなを元気にしたいから

ヒミツだよ

絶対




人差し指を唇に当てるだけでいい






4 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/05/27(火) 09:28
この小春は斬新だ
5 名前:マクラ 投稿日:2008/05/31(土) 03:16

30分経過




「・・・」

「・・・・」

「・・って、小春も苦手なら何で入ったとよ」

「だぁーってぇ・・」  

なんでれいなより意気揚々とお化け屋敷に入った小春が
顔面蒼白になってベンチに座っとっとよ・・

中に入って5分も経たないうちに全速力で逃げ出す小春。
その間れいなは一人で真っ暗なお化け屋敷の中で必死に手探り。
出口探すけど見つからんくて、ほとんど半泣き状態ってたれいなの前に
大声で叫びながら小春がまたもや全速力で登場。

「!?!?!?」

びっくりし過ぎて座り込んで泣いた・・とか、誰にもいえないぃっ 


「・・田中先輩は強いです」

「は?」

「ぼくよりずっと強いです・・」

右隣に座る小春の顔は俯いてて表情まではよく分からんかったけど
れいなを遊園地に誘った事といい、きっと絵里の事がずっと頭から離れないんだと思う。
誰かに相談すればいいのに小春は絵里を好きな気持ちは気のせいとか思って気にしんよーにしとっとかもしれない。


「・・れいなね、カッコイイ女の人になりたい」

「ふぇ?」

「れいなはカッコよくなりたい。小春は?」

「ぼくは・・・ぼくはミッキーマウスゥ!」

「・・・はい?」

「いつも楽しそうで、賢くて、友達いっっっぱいいて
えへへ・・後、みんなに優しい。それが強いって事かなって思います。」

片手を上げて拳をブンブン振る小春の顔は笑顔だった。

6 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/06/01(日) 19:52

(それにしても・・・)


アイス片手にベンチに座ってる小春はぼーっとれいなのイチゴアイスを狙ってる。

(立ち直り早っ)

多分根本的にはなにも変わっとらんやろうけど
さっきの雰囲気とは打って変わって
めっちゃ幼児化しとらん?
あ〜ぁ、アイス垂れてる

「れいなのちょっと食べる?」

「いいんですかっ!!」

怖っ!目ひん剥き過ぎやし

「わ〜いっ♪はぐはぐ・・」

・・・5才児やん

「モグモグ・・ありがとうございましたっ。ふぅ満足っ」

日よけの為に持ってきた帽子を目深く被ったれいなは、少し溶けかかったアイスを食べながら
昨日の絵里の言葉を思い出していた。

「さゆ」

「はよー」

学校の近くの喫茶店
さゆが一番乗り、れいなが2番め、30分ぐらい遅れて絵里。
まぁ、今の私たちには絵里が遅い方が好都合かな


7 名前:マクラ 投稿日:2008/06/01(日) 20:26
「はよーって、れな今夕方ぁ」

「待って待って・・」

「ん?キョロキョロしてどうしたの?」

「センセーと落ち合ったらヤバイじゃん」

「だから学校来ればいいのに。」

両肘ついてカップを両手に呆れた顔したさゆはまだ制服姿。
れいなはバリバリ普段着。

「来たいのは山々やけどさぁ」

今のれいなはストーカーに悩み中。
どうも犯人は同じ学校の生徒みたいで、学校に行くとあっちこっちで視線を感じる。エスカレートしてる気もする。
怖いやん?一時撤退して家に非難しとっちゃけど・・
病欠って言ってる手前部屋にこもりきり。
でも、れいなの性格上それは無理
やけんこうやって息抜きに変装して内緒で部屋を飛び出しては、さゆや絵里の所へやってくる。
ストーカーに振り回されてるれいな。
んあ゛ーなんかムカツクッ

「とりあえず座りなよ、今日はガキさんがウロウロする日だから大丈夫だよ」

「えっ、今日金曜だっけ?」



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