めっちゃ好きやでー。
- 1 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 10:15
- 初めて書かせてもらいます。
結構、長い間ROMらせてもらってましたが、自分の好きなカップリングを見たくなって、
自分で書いてみよーかなー。っと思い
基本的に中澤さん大好き人間なんで、中澤さん絡みだし
初期ハロー大好き人間なんでそれが多いかと思われます。
最初は、中澤さんと平家さんの初期アイさが!コンビで・・・
拙い文ですが、よろしければ読んで見てください。
- 2 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 10:17
- 「姐さん、姐さん。」
「なんやの?もーー」
いつからやったっけ?うちが裕ちゃんのことを姐さんと呼ぶようになったんは。裕ちゃんを好きになり始めたときやっけ?思い出せない程の時間が経ったわけやない。
うちの姐さん、いや裕ちゃんへの気持ちが大きくなるにつれ【裕ちゃん】と呼ぶことがなくなってきたんや。
大好きな大切な貴方の名前を呼ぶと、貴方への気持ちを口にしてしまうかもしれへん。
もし、口にしてしもうて、貴方に嫌われるのが恐い。
親友としてでも、甘えてくれる、今のこの関係が壊れるのが恐い・・・。
やから、裕ちゃんって呼ばれへんのや。
- 3 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 10:18
- 「姐さん、飲みすぎやで」
「うっさいわ!みちよのくせに」
「何や、みちよのくせにて?なぁー、明日もあるんやし、もう、ほんまに止めとき。」
ハローのライブが終わり、ホテルの自分の部屋で休んどると、いつもの様に姐さんがうちの部屋に来た。
ビールを飲んでいい具合に酔っ払った姐さんは、人の気持ちも知らずに、うちのベットを占領し、うにゃうにゃとなにか、言っておる。
- 4 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 10:19
- 「なぁー、みっちゃーん。」
「なん?」
「あんな、あたし、恋してるかもしれん」
- 5 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 10:19
- 目の前が真っ暗になった、言葉も出ないってこういうことをいうんかな?その場に立っていられんくらいの衝撃がうちの中を走った。
いつかは、そんな日が来るとは思っとた。
姐さんが誰かを愛し、誰かのものになる。
今までもうちが知らないところでは、誰かを愛していたのかもしれん、やけど、初めてそれが実際にありえることだと、実感した。
- 6 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 10:20
- 「…そうなんや?ヨカッタやん。うまくいくとええな」
「……うん……ありがとう」
「…ごめん、今日、みっちゃん、メッチャ疲れたみたいやねん。せやから、もう帰ってもらってもええ?ちょお1人になりたいし!!」
「えっ?!?!なんで?さっきまで普通やったやん。なぁ、あたし悪いことした?なぁ…。」
「ごめん。ええから帰ってや。ほんま、お願いや!!」
- 7 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 10:21
- ―――――――――――バタンっ―――――――――――――
一人きりになった部屋、ヨロヨロとベットまで歩き、そのままつっふした。
うちは何をしてるんやろ?
なんで姐さんを追い返したん?
どんなに考えても答えなんて出るわけやない。
姐さんの好きな人って誰なんや?
男か女かさえわからない。
うちの知ってる人なんやろか?うちはどうしたらええ?
- 8 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 10:22
- 「あたし、恋してるかもしれん」
姐さんの言葉がずっと頭ん中を回ってる。
顔を埋めた枕が冷たかった。うちは、いつの間にか泣いていた。
- 9 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 10:23
- 初回は、ここまでで・・・
もう、ほとんど出来上がっているので、また夜にでも更新します◎◎
- 10 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/11/19(日) 18:17
- みっちゃんいい子なのにね
って言うのは冗談で、幸せになって欲しいですね。
続き楽しみにしてます。
- 11 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 23:52
- 朝、鏡を見て情けなくなった。泣き疲れていつの間にか眠ってしまった、うちの目は、腫れておった。
「アカン、冷やして寝るんやった」
誰に言うわけでもないのに、1人でつぶやく。
プロとしての自覚が足りんな、うちも。本当ひどい顔や・・・
うちの心の中みたいやな・・・。
- 12 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 23:55
- ―pipipipipipipi♪―
「もしもーし」
「平家さん?なにしてるんですか。打ち合わせ始まっちゃいますよ」
「打ち合わせ?あっ、そやったな。ごめんやけど、あんま体調よくないねんや。やから、休ませてもらいたいんやけど、午後のリハからは出るし。伝えてもらってええかな?」
「分かりました・・・。ゆっくり休んでくださいね」
「ありがとーさん。ほな、後でな」
「はい、あとで。…………あのっ!!平家さん!!」
「ん?なんや?」
「無理・・・無理しないでくださいね。なんかあったら言ってください。力になるんで!!!! 」
「…ありがとな。ダイジョブやで。ほなな。」
- 13 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 23:56
- 電話を切ってため息をつく
「こんな顔で行かれへんしな・・・」
水で濡らしたタオルを瞼にのせつぶやいた。
後でみんなに謝らなあかんなぁー。心配かけてしもーたな。
・・・姐さんは、心配してくれてるんやろうか?・・・
そんなことを考えてる間にいつの間にか眠っていた。
- 14 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 23:58
- ――――――――ピンポーン――――――――
どれ位、眠ったんやろか?誰かの来訪を告げるチャイムで目を覚ました。
ドアに向かいながら、自分の顔を鏡で確認する、だいぶ腫れは引いとった。
――――――――ピンポーン――――――――
「はぁーい。だれ?」
誰かを確認せずにドアを開けたのが失敗やった。
そこには、今、一番会いたくない、いや、会えへん人が立っていた。
- 15 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 23:59
- 「姐さん?!なんで?」
「なんでって、体調悪いってゆーから、心配やったし。」
「そうか・・・。ごめんなぁー。」
「ええって。それより、中に入れてくれへん」
「そっ、そやなぁー。どうぞ」
部屋に入っていく姐さんの後ろ姿を見つめながらうちは考えた。
どうしたらええ?どんな風に接したらええ?
きっと、まともに顔も見れへん。
- 16 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/19(日) 23:59
- 「なぁー、だいじょぶなん?さっきからボーっとしてんで」
「・・・ん?だいじょぶやで。午後のリハからは出れるし」
「そか?とりあえず、横になっとき。裕ちゃんが一緒に寝たろか?」
「結構です!!!!一人で寝れるわ。」
「なーんや、残念やな。まぁ、ここに居るから、なんかあったら言いや」
「・・・ありがとう・・・。ほな、おやすみなさい」
- 17 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 00:00
- なんや普通に喋れるやん。
姐さんは、本当に優しい。時々、その優しさが痛いこともある。
今、貴方と同じ部屋に居られる、それだけで、うちは癒され、幸せな気持ちになれるんや。
やけど、うちの、うちだけの人になってほしい。
強がりでわがままで、本当は誰よりも繊細で脆い貴方を姐さんを支えたい。
- 18 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 00:02
- 体の上に何かが乗っている。その重さで目をさました。
「ん・・・。姐さんっ?!?!」
何でここに居るんや?しかも何で寝てるん。
パニックに落ち居ていると、ふと金色に輝く柔らかそうな髪が目に入った。
うちは、無意識に手を伸ばし、姐さんの髪に指を通していた。
めっちゃ、気持ちいいな。柔らかくて、猫みたいや。
「ん・・・んんー。みっちゃん?」
とっさに手を離した。全身が心臓になったみたいや。
どないしよ、姐さんが起きてしもうた。
あかん・・・。本当に嫌われてまうかもしれん。
- 19 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 00:03
- 「なぁー、みっちゃんの手、温かいなー」
「えっ??」
「なんや、お母さんに頭、撫でられてるみたいで、気持ちよかったわ」
「・・・・・・・・」
「なぁ、もっかいやって」
「・・・・・・・・」
「なぁー」
「あっ。はい」
うちが手を伸ばすと、姐さんは気持ちよさそうに、目を細めた。
よかった、嫌われてなかった。
- 20 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 00:03
- すごく穏やかな時間が流れていた。二人がそこに一緒に居るのが当たり前かのように。
うちは幸せや。でも、もっと姐さんに触れたい。
そんなうちの黒い部分が動き出す。
これでいい、これがいい。姐さんがこんなに傍に居るんや。欲張りすぎや、うち・・・・。
どうにか理性を保つ。
- 21 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 00:05
- ―pipipipipipipi♪―
幸せを奪うかのように姐さんの携帯がなる。
「ん・・・もう!!だれや?」
ディスプレイを確認する姐さんの顔が一瞬、強張った。苦しそうな顔をしておる。
「姐さん?出んでええの?」
「・・・・あっ!! そやな・・・」
ぷつ
「もしもし・・・うん・・・みちよの部屋に一緒に居る。・・・うん・・・ごめんな・・・わかってる・・・ほなな」
ぷつ
「はぁーー」
電話を切って、姐さんがため息をついた。
- 22 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 00:10
- 本日の更新終了です。
拙い文章で本当に申し訳ないです・・・。
更新頻度高めで頑張れたらいいなと思ってます。
内容は自己満足の世界ですが。
10さん。
レス、ありがとうございます◎◎
幸せになるといいなーと、私自身も思ってますが・・・
2人とも大好きなんで!!!!
今後も読んでいただけるとありがたいです♪
- 23 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/11/20(月) 00:32
- きゃ〜、ゆうちゃん主役ーー!!
私もゆうちゃんが一番大好きなので、作者サマの登場が嬉しいです。
楽しみが出来ました!
- 24 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 23:22
- 「どないしたん?誰から?」
「ごっちんからや・・・なんや聞きたいことがあるんやって」
「・・・そか。はよ行ってやらなアカンやろ?」
「・・・うん・・・ごめんなー」
「ええって。ありがとう、忙しいのに。午後からは元気なみっちゃんになるからな」
「無理したらあかんで。ほな後でな・・・」
- 25 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 23:24
- ―――――――――――――――――――――――――――――
午後からはライブ会場に移動してのリハーサルがある。
そのため、ホテルからバスに乗って移動する。
うちがバスに乗り込むと、娘。さん以外のハローのメンバーのほとんどがすでに席についていた。
もちろん姐さんも座っとった。
さっき姐さんが部屋に来て、話をしたからか、うちはなんだかスッキリしとった。
- 26 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 23:25
- 「元気なみっちゃんやでー。」
「ん?もう、本当にダイジョブなん?」
「うん。ピンピンしてんで。さっき姐さんが来てくれたしな」
「アホなこと言ってんと、無理したらアカンで」
「ん、ありがとー。隣ええ?」
「ええよ」
いつもの様に姐さんの隣に座る。
- 27 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 23:26
- やっぱ、姐さんの傍は落ち着くなー。
ふと横を見ると、姐さんは窓の外を見ながら、苦しそうな顔をしとった。
さっきもこんな顔しとったよなー。ごっちんと電話しよる時やったけなー。
でも、ほんま元気ないし、姐さんどうしたんやろ?
ぎゅっ
姐さんがうちの手を繋いできた。
こうゆう時は、たまにある。
姐さんが弱ってる時、辛いとき、寂しいとき・・・。
やから、うちも姐さんの指に自分の指を絡め、その手に力を込めた。
- 28 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 23:26
- 「どうしたん?今日はやけに甘えたさんやな」
「ん・・・」
「まぁーええか。たまには、そんな日があってもいいやろ。」
なにがあったかは聞かん。
ただ、今は握ったその手にもう一度力を込めた。
- 29 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 23:27
- 「あぁー!!中澤さんと平家さんが手、繋いでるのれす。」
「ほんまやー?ラブラブやなー。」
辻、加護がうちらを見つけ、声をあげた。
いつの間にか娘。さん達がバスに乗り込んできとった。
姐さんは自分の弱いところを見せるのが何より嫌いや。
いつもやったら「そやでー。ええやろ」とか笑って返せるんやけど、
今日はアカンやろーし・・・。どないしよ・・・
- 30 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 23:29
- 「ほらー、辻!加護!早く行くっしょ。後ろが詰まっちゃうでしょ。」
なっちがチビッコ2人組を後に追いやった。
なっちは、姐さんのことを本当に大切に思ってる。
姐さんもこの子のことは、大切で特別や。
やから、なっちには、今の姐さんが普通じゃないことに気付いたんやろーな。
「ありがとー。なっち。」
「ううん。気にしないで。」
- 31 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 23:30
- この子の笑顔は本当に天使の笑顔やと思う。
姐さんとはまた違った儚さがある。
本当は、姐さんのことが心配で仕方ないんやろーな。
でも、うちの姐さんへの気持ちを知ってるなっちやからこそ、
今は、うちに任せてくれたんやろーな。
ほんま、ええ子や。
それよりも姐さんほんま、どうしたんやろ?なにがあったん?
簡単には答えてくれんやろーな。
- 32 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 23:30
- 「あっ!!平家さんだ!!」
「おおー。ごっちんかー。」
姐さんの体が揺れる。うちを握る手の力が強くなる。震えとる。
「だいじょぶなんですか?」
「うん。たっぷり眠ったから元気もりもりや。」
「よかったー。」
- 33 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 23:31
- ごっちんが姐さんを、繋いだ手を見る。
一瞬、ほんの一瞬だけ。ごっちんが冷めた目をしよった。
そして、また眩しい程の笑顔を浮かべた。
「裕ちゃん、さっきはあんがとね♪」
「・・ええって。気にせんときー。」
「また聞きたいことあるんだよねー。」
手の震えが大きくなる。
「ごっちん、もうバス出るみたいやし、席つきー。それと、質問は後でええかな?ちょっと姐さんに相談があんねん。」
「もー、しょうがないなー。わかりましたっ!じゃあ、後でね裕ちゃん。」
「・・・うん。後でな・・・。」
「ごめんな、ごっちん。」
バスが走り出した。
- 34 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 23:33
- ごっちんが去ってから、姐さんの震えはとまった。
なにがあったんやろーか?あんなに震えて。
ごっちんが絡んでることは間違いないやろなー。
今すぐにでも聞きたいけど、この後の仕事に響いたらアカンし。
とりあえず今日のリハが終わるまでは、できるだけ裕ちゃんの傍に居るか。
できるだけ、ごっちんを近づけんようにするしかないな。
- 35 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 23:33
- 「姐さん」
「・・・・・・」
「無理せんでな」
「・・・・・・」
「傍におるから。」
「・・・・・・」
返事の言葉はなかった。でも繋いだその手がしっかりと握られた。
- 36 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/20(月) 23:36
- 本日の更新終了◎◎
今日はみっちゃんのLIVEがありましたね!!
もう9周年。時が経つのは早いですねー。
23さん。
レスありがとうございます。
裕ちゃん最高ですよね♪
本当!!大好きです。
今後とも裕ちゃん中心でやっていこうと思うので、
読んでいただけるとありがたいです。
- 37 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/23(木) 00:40
- 会場に着くとそれぞれの楽屋に向かう。
姐さんが娘。を卒業してからは、ハローの時は、うち、あっちゃん、姐さん。この3人でひとつの楽屋や。
やから、うちにとっても2人にとっても、居心地のいい場所や。
姐さんも、バスの中よりは表情が柔らかくなっとる。
「あっれー。うちのアフロがないー!!」
「なん?あんた、あれ私物やったん?」
「あったり前やん。体の一部やしなぁー。ちょっとマネージャーに聞いてくるわー。」
「んー。いってらっしゃい」
―――――――――――ばたん―――――――――――
- 38 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/23(木) 00:40
- あっちゃんが楽屋から慌しく出て行った。
姐さんも笑っとる。
「ほんま、あの人、おもろいなー」
話しかけながら、姐さんの座ってるソファーに向かう。
「アフロが私物ってどないやねんなぁー」
姐さんも笑いながら返してくれる。
「しかも無くすなんて、ほんまアホやわー」
「みちよの方がアホやと思うで。」
「なんでですのん?みっちゃんは天才やでー」
「アホの子みちよがよく言うわー」
「アホの子って・・・。もう姐さんはー」
姐さんの横に腰を下ろす。
- 39 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/23(木) 00:41
- ――――♪好きな人が やさしかった ピース♪―――――――
娘。さんがリハをしてるのか、ピースが聞こえてきた。
「どうなん卒業しみて、なんか変った?」
「んー。今まで出来ひんかった仕事とかも挑戦させてもらってるし、楽しいで」
「そかそか、それなら良かったわー」
「なんやモーニングに居たときより、充実してるかもしれん。」
「いいことなんちゃう?まぁー、自分のペースでやってたらええし」
「そやなー。でもな、楽屋に戻ると考えんねん。楽屋って、こんなに広かったんやなーって。寂しいとかとちゃうねんで!あんだけよーさん人がおったから、うるさいやん。一人やと静かやし・・・。なんてゆーか・・・やっぱ寂しいんかな・・・」
- 40 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/23(木) 00:42
- 姐さんの本音
やっぱ寂しいんやなー。
そうやろうな。急に一人になったんやもんな。
ほんま人一倍の寂しがり屋やし。
緊張しいで、人見知りで、新しい環境で不安だらけやろうし。
「そーか。ほな、寂しくなったら、電話しー、メールでもいいし。みっちゃんが飛んでったる。」
「自分だって仕事あるやん。それに平気やって。」
「まぁー連絡くらいしてや。暇つぶし位にはなるやろ。」
「そやなー、いい暇つぶしや。」
「せやろ。こんな上等な暇つぶしないでー」
「なんたって平家みちよさんやもんな」
「ほんまや。あんた恵まれてんで。」
- 41 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/23(木) 00:43
- ―――――――トントン―――――――
「「はぁーい」」
―――――――がちゃ―――――――
「平家さん、次7人のリハですよー。一緒に行きましょ♪」
姐さんの体が強張る。笑顔もどこかぎこちない。
姐さん、ほんま何があったん?
貴女をそうさせるものは、なんなん?
「う、うん。行こか」
「早くしないと、やぐっちゃんに怒られちゃいますよー。」
「おう、そりゃ大変や。姐さん、ほな、行ってくるわ」
「・・・んー、行ってきー」
「ちゃんと留守番しとってくださいよー。」
「アホか!アンタとちゃうからダイジョブや」
「ははは・・・。行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
「じゃぁーね♪裕ちゃん。」
――――――――がちゃ―――――――
- 42 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/23(木) 00:44
- ごっちんは部屋を出るときから、ずっとうちの腕に自分の腕を絡めて、ニコニコ笑っとる。
ごっちんは、一体、姐さんに何をしたん?
どーしてあんたを見ると姐さんは?
「ムズカシー顔してどうしたんですか?」
ごっちんがうちの顔を覗き込む。
「ん?なんでもないでー。ちょっと考え事しとっただけや。」
「裕ちゃんのことですか?」
「えっ!?なんで姐さんのこと?」
「んーと、なんとなく。裕ちゃん元気ないみたいだし。」
「疲れてるんとちゃうかなー。まだ一人に慣れてないやろし」
そうこうしてるうちにステージに着く。ごっちんはうちから離れ、みんなの元へ走ってく。
あの子は、何を考えてるんや?
なぁー、姐さんを苦しめんとってや。
- 43 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/23(木) 00:45
- ――――――♪シャランラランランランー♪――――――
「はーい、お疲れ様でーす。」
「「「「「「「お疲れ様でしたー」」」」」」」
一通りリハが終わり、みんな楽屋へ戻っていく。
- 44 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/23(木) 00:48
- 本日の更新終了!!!!
なんだか、こんな文章でいいんでしょーか。
なんか自信がなくなってきました…
最初からないんですが
わが道を行くのみです◎◎
ポジティブ02♪
- 45 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/11/23(木) 13:59
- 私も裕ちゃん大好きなんです☆
すごく素敵な小説に感動です!!
裕ちゃんとごっちんは何があったんでしょう??
すごく気になります。
みっちゃんにはぜひ頑張ってもらいたいです!
作者さん応援してるので頑張って下さい♪
- 46 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/24(金) 00:11
- 「みーっちゃん♪」
「おっ!矢口やん。相変わらず小さいなー」
「もうみっちゃんまでー」
「冗談やって」
「ねぇー、今日、裕ちゃん元気なくない?」
やっぱこの子も気付いたか。
ってか、みんな姐さんのこと気にしとんやなー。
ほんま、愛されてんなー。
- 47 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/24(金) 00:11
- 「ん?なんか疲れてるみたいやで。」
「そっかー。仕事、大変そうだもんね。」
「なぁー、もう年やしなー」
「キャハハハー。裕ちゃんが聞いたら怒るよー」
「ははは。みっちゃん、しばかれてまうわ」
「本当だよー。みっちゃんには、なんでもありだもんね。裕ちゃん」
「さすがの平家さんも、もう慣れました。」
「きゃははは。おっと矢口、ミニモニ。があるから行くね。」
「おー。頑張っといでー」
「うん。後で楽屋いくよ。裕ちゃんにもよろしく」
「はいよー。・・・さて戻るかな。」
- 48 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/24(金) 00:17
- 楽屋に着くと姐さんは居らんくて、あっちゃんが戻ってきとった。
「あれー。姐さんはー?」
「なんや、ごっちんが来て、一緒に出てったでー」
「えっ?!ごっちんと?」
どないしよ、ドコへ行ったんや?
ごっちん、あんたの目的はなんなんや?
「あっちゃん、戻ってきて早々あれなんやけど、ちょっと出てくるわ」
「しゃーないなー。わかったわ」
「姐さんが戻ったら、電話ちょーだい」
「はいよ。あっちゃんも寂しいから、はよ帰ってきてな」
「はいはい。行ってきます」
- 49 名前:ぽっぽ 投稿日:2006/11/24(金) 00:20
- 本当に馬鹿なことをしてしまいました。
他の作者さんのスレに書き込んでしまいました。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
今日は、少しだけにさせていただきます。
- 50 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/10(水) 02:47
- 楽しみにしてるんでまたお願いしますー
- 51 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 21:49
- 楽屋を出て走り出した。
どこに居るんや?姐さん・・・
なぁ、ちゃんと留守番しててって言ったやん
もう・・・
角を曲がる人影が見えた。あの髪の色、姐さんや。
スピードをあげ追いつく。
- 52 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 21:51
- 「みーっつけた!!」
後ろから抱きしめた。
姐さんの体揺れる。抱きしめた手に裕ちゃんの手が添えられる。
いつもやったら、「やめー」とか言いながら、どついてくるのに。
「もードコ行ってたん。ちゃんと留守番しててって言ったやろ」
「ん・・・」
「メッチャ、探したし」
「ん・・・」
「まったく、姐さんはー。楽屋、戻ろか?」
抱きしめた手を解き、姐さんの手をとる。
指を絡ませ、ぎゅっと握り締め、姐さんを見つめる。
- 53 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 22:00
- 目が赤かった、泣いてたんやろか・・・。
「痛い・・・」
「あれ、強く握りすぎた?」
手を緩める
「このままでええ・・・」
「はいはい。」
まったく世話が焼けるわ、もー。
でもほっとけん。ほんまに好きやねんなー。姐さんのこと・・・
ゆっくりと歩き出す。
なにか話すわけでもなく、ただお互いの存在を確かめるように、ぎゅっと、手を握っていた。
- 54 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 22:01
- ―――――――――――――がちゃ――――――――――――――
「ただいまー」
「おかえりー。裕ちゃんならまだやで。」
「ん。ここに居るよ。途中で見つけた。」
「そかそか、おかえりー。」
「ただいま。みちよに見つかってもーた。」
「災難やったなー」
「ほんまやでー、まったく」
「なんやの2人して、みっちゃん拗ねんで」
「ふふふ、冗談やって」
- 55 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 22:03
- あっちゃんは、うちらが手を繋いでいても何も言わん。
分かってるんやと思う。ずっと一緒に居ったから。
辛いことも、楽しいことも、共に過ごしてきたから。
同じ関西人やし、仲良くなるのも早かったしな。
なっちと同じくらい、うちとも姐さんとも信頼しあっとる。
- 56 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 22:03
- さて、これからどないしよ。
ごっちんのことを直接、聞くわけにもいかんやろし。
もう、どうしたらええんや?
うちかて、姐さんの気持ちが飛び出さないように抑えるので必死やのに。
あー、あかん!!頭、痛くなってきた。
- 57 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 22:04
- 「なーに面白い顔してんの?」
「・・・・へ?何が?」
「ころころ、表情、変えとったやん」
「だれ?うちが?」
「そやでー。ほんま変なやっちゃなー」
「あははは・・・ごめんごめん」
どーやら、考えすぎて、変な顔になってたらしい。
もー、姐さんのことになると、アカンな・・・。
- 58 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 22:05
-
「なぁー、膝枕してや。」
「ん?ええよ。はいっ」
ポンっとうちが膝を叩くと、姐さんが頭を乗せてきた。
ちょっとモゾモゾと動くと、居心地のいい場所を見つけたのか、ピタッと動かなくなった。
「頭撫でて!」
「はいはい。」
髪に指を通す、姐さんが大きく息を吸う。
目を細めながら、息を吐く。
- 59 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 22:07
- あっちゃんは、いつの間にかどっかに出ていっとた。
しばらくすると、姐さんの寝息が聞こえてきた。
まったくこの人は、人の気持ちも知らんで。
うちは安全パイかっちゅー話やで、もうー。
寝顔を見つめる。
ほんま綺麗な顔やー。
「好きやでー」
どうしよーもない程、あんたが好きや。
あんたが幸せならそれでええ。
せやから、力になりたい。
傍に居りたい。
- 60 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 22:08
-
「傍に居るから・・・ずっと見てるから・・・」
自分の唇で姐さんのそれに触れる。
姐さんが起きんことを確認し、安心する。
いつか、いつか必ず、この気持ちを伝えるから。
姐さん、待っててくださいよー。
大きくなってあなたを迎えに行きますから。
- 61 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 22:11
- ――――――――――――がちゃ―――――――――――――
しばらくして、あっちゃんが帰ってきた。
「裕ちゃーん」
「・・・・・・・」
「しー。寝てんねん」
姐さんを起こさんようにあっちゃんに答える。
「可愛い寝顔しよってからに。起こすのがもったいないわー」
「なぁー、ほんま綺麗や」
「べた惚れやな自分」
「うっさいわー!もうっ!!」
「ん・・・んーん」
「起きたかー?」
「んー。よく寝た。」
「おはよーさん。」
「あのまま寝ちゃったんか?ごめんなー。重かったやろ」
「ダイジョブやで。気にせんでええよ。」
「ありがとー。」
「次、裕ちゃんの番やから、そろそろ行きー」
「うん。わかったー。ほな行ってくるわ」
「姐さん、一人でダイジョブか?」
「アホっ!!子供とちゃうねんで、もー」
「そ、そやなー。いってらっしゃい」
- 62 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 22:12
- ――――――――――――がちゃ―――――――――――――
「自分、ほんまアホやな」
あっちゃんの言葉が胸に刺さる。
さすがに着いてはいけへんよなー。
しゃーない、おとなしく待っとるか。
時間をつぶす為、机の上にあった雑誌に手を伸ばした。
- 63 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 22:14
- ――――――――――――トントン――――――――――――
しばらくするとドアがノックされた。
「はーい。どーぞ。」
あっちゃんが応対する。
――――――――――――がちゃっ――――――――――――
「お邪魔しまーす」
「なんや、またごっちんか。裕ちゃんなら居らんで。」
「んあっ。いいのいいの。平家さんに用があるんだもん。」
ごっちんがうちに用?なんや一体。
まぁー、姐さんが居らんくてよかったわ。
- 64 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 22:16
-
「なん?うちに用って?」
「大したことじゃないんですけどー。」
「ん?言ってみー」
「あのー、遊びましょー」
「遊ぶ?うちと?」
「はぁーい。ごとー暇なんです。だから遊んでください。」
この子はなにがしたいんや?
嫌いなわけやない。むしろ好きや。
せやけど、姐さんを苦しめてるものの1つは間違いなくこの子なんや。
- 65 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/18(木) 22:19
- お久しぶりです。
そして新年、明けましておめだとうございます【遅】
新年早々、中野サンプラザ、エルダークラブのライブに参戦してきました。
裕ちゃんは、2007年も可愛かったです。
今回の更新も中途半端な状態で申し訳ないです。
また今日から、更新のペースを上げていきたいと思うので・・・。
こんな駄文ですが、ぜひ、読んだください。
最後に、本年もよろしくおねがいします。
- 66 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/21(日) 17:19
- 更新されてて嬉しいです!!
小説毎回楽しみに読ませていただいてます。
作者さまの小説大好きなので続きがすごく気になります。
作者さまのペースで頑張って下さい☆
- 67 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/23(火) 00:21
- やったー!更新されてる!
で、展開気になるー!
楽しみです。
- 68 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/23(火) 11:22
- 「何して遊ぶん?」
「んっとー。おしゃべりしましょー♪」
「ほえっ?」
「・・・昨日ですねー・・・」
ごっちんは、ずっと喋り続けとる。
うちも、おもろくて笑う。
こーしてる時は、普通の女の子と一緒や。
さっきまで悩んでたのが嘘の様に笑ってるうちが居る。
- 69 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/23(火) 11:22
- 「ごとーは、平家さん大好きですよー。」
「なんや急にー!!そんなこと言っても何もでーへんで」
「えー!本音ですって」
・・・・・ぎゅっ・・・・・
ごっちんがうちに抱きつのが早いか、楽屋のドアが開く。
- 70 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/23(火) 11:23
- 「ただいまー」
裕ちゃんの動きが一瞬にして止まり、うちを見つめてる。
「・・・あっ・・・。そ、そや!!うち、トイレ行ってくるわー」
―――――――――ばたん―――――――――
姐さんが出てってしもた。
うちのせいか?
ごっちんが居ったから?
トイレに行くなんて、絶対、嘘や・・・
あかん!!! 追いかけな!!!
- 71 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/23(火) 11:24
-
「ごめん。ごっちん離れてもらえるか?」
「えー?このままでいいじゃないですかー」
「いやっ!!あかんって。離して」
ごっちんを引きはがし、うちは楽屋から走って出た。
もう、姐さんは1日のうちに何回、は知らせるつもりやほんまに。
もー!!どこに居るん?
トイレには、居らんかったし。
なぁー。姐さん、出てきてやー。
- 72 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/23(火) 11:25
-
「裕ちゃん、どうしたの?」
「なんでもない・・・」
「おかしいよ、今日の裕ちゃん」
「いつもと一緒や・・・」
「一緒じゃないっしょ」
「ほっといて・・・」
「ほっとけない!ねぇーどうしたの?」
人気のない、自販機の前にあるベンチに、意中の人を見つける。
- 73 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/23(火) 11:25
- そばに居たなっちがうちに気付き、寄ってきた。
「裕ちゃんに何があったの?」
「うちも詳しいことは、わからん・・・。とりあえず、うちに任せて」
「わかった。でも、いくらみっちゃんでも裕ちゃんに傷つけたら、許さないから」
「わかっとる。」
- 74 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/23(火) 11:27
- 俯いてる姐さんを抱きしめる。
丁度、うちの胸の辺りに姐さんの頭が来る。
「離して・・・」
「嫌です」
「・・・・・」
「なぁー、どうしたん?何があったん?」
「・・・・・」
「うちじゃ姐さんの力になれへんの?」
「・・・・・」
「あかん?」
「・・・・・」
「あかんのかー。・・・ごめんな、おせっかいやったな。」
「・・・・・」
「ほな、先戻ってるから」
離れるために抱きしめた腕を解く。
あー、あかん。めっちゃショックやわ・・・。
やっぱ、うちじゃアカンのか。
- 75 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/23(火) 11:28
- 「ちゃう、行かんで!! 」
「うわっ」
姐さんがうちの腰に手を回し、引き寄せる。
「・・・そばに・・くれる・・・ちゃうの?」
「えっ?」
「そばに・・居てくれるって・・・言ったやん」
「・・・」
「嘘やったん・・・?」
「・・・ええの?傍におっても・・・」
うちの胸に埋まる頭が縦に振られる。
姐さんの首に手を回し、引き寄せる。
姐さんの腕の力がより一層、強くなる。
- 76 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/01/23(火) 11:33
- こんにちわー◎◎
最近、暇で暇で仕方ない、作者です。
またまた、微妙な切り方・・・。
ってか、文章、ヘタすぎる;;
ほんとっ、申し訳ない。
66、67>レスありがとうございます。
頑張って書くんで、これからも読んでやってくださいm(_ _)m
- 77 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/03/13(火) 11:40
- どれくらいそうしていたんやろか
姐さんも落ち着いてきたみたいや。
「落ち着いたか?」
「ん・・・」
抱きしめた腕を解き、しゃがみこみ姐さんの顔を覗き込む。
目が赤く潤んでいた
- 78 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/03/13(火) 11:40
- 頬を伝う涙を指で拭ってやる。
「べっぴんさんが台無しやで」
「・・・・」
「無理には聞かんよ。話したくなったら、話せばええし。ただ無理はせんでな。アンタは一人やない、うちが居るからな。」
「うん・・・」
「ほんま、手のかかるお姫さんや」
「・・・・」
「そろそろ楽屋、戻らんと。みんな心配してるやろーし。」
「うん・・・」
「行こか。」
姐さんの手を取り歩き出した。
- 79 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/03/13(火) 11:41
- 楽屋に戻るとごっちんは、もう居らんかった。
どーやらかなりの時間、ああしていたようやった。
もう一通りのリハが終わったのでホテルに帰る時間やった。
荷物をまとめ、バスへ向かう。
なっちがうちらを見つけ、走ってくる。
「元気になった?」
「・・・うん。さっきはごめんなー」
「気にしなくていいよ。」
「ありがとーな」
「へへへ。なんか照れるっしょ。ほらバス行こ♪」
バスに乗り込み、中を見回すと、もうほとんどのメンバーが座っとった。
一番の前に席に姐さんと2人、腰を降ろす。
- 80 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/03/13(火) 11:42
-
「すいませーん」
ごっちんがバスに走りこんできた。
姐さんの体が再びこわばり、俯いてしもうた。
うちは、姐さんの手に自分の手を絡め、力を込める。
「だいじょぶや。うちがついとる。」
「ん・・・。」
繋いだ手をそのままにバスでの時間を過ごした。
- 81 名前:名無し 投稿日:2007/03/14(水) 00:17
- 待ってました、待ってましたよぉ!
それにしても切ないです…。
- 82 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/04(水) 18:37
- 夕食の時間、姐さんは、なっちや矢口、圭ちゃんと楽しそうに食事をしとった。
何事もなく時間が過ぎ、今日のスケジュールは終わった。
うちは、シャワーを浴び一息ついとった。
- 83 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/04(水) 18:39
- ――――――――ピンポーン――――――――
「はぁーい」
ドアに向かう。
こんな時間に誰やろー?あっちゃんか?
――――――――ピンポーン――――――――
「なんや姐さんかー」
「なんやとは、なんや!?!?」
「別に大した意味はないって!!」
「うちに来て欲しくなかったん?」
「ちゃうって!!姐さんが来てくれて嬉しいって!!」
「ふーん。」
「まぁ、中入ってや。」
- 84 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/04(水) 18:39
- いつもの姐さんに戻っとる。
「なんか飲む?ビール?」
先にベットに腰掛けている姐さんに声をかける。
「うん。ビール」
「はいはい。」
ネイルのせいで缶を開けるのが苦手な姐さんのため、
プルタップを開け、姐さんに私、隣に座る。
「お疲れさん。」
「今日は、ありがとー」
「気にせんでええよ。何年、一緒に居ると思ってんの」
「せやけど・・・」
「ええったら、ええの!!たまには、ええやん」
「・・・ありがと・・・。」
- 85 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/04(水) 18:40
- それからは、いつもの様にくだらない話をしている。
姐さんが元気になって、ホンマよかったわ。
ずっと、こうして、うちの隣で笑っててほしーなー。
なぁ、姐さん。アンタもそう思ってくれてるん?
少しは、うちのこと好きでいてくれてるんか?
この気持ち伝えてもええ?
- 86 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/04(水) 18:41
- 「なぁー。みっちゃん」
「なん?」
「うち、恋してるかもって言ったやろ?」
「・・・うん・・・。」
「あれなー。間違ってたわ」
「・・・えっ?」
「あたしな、気が付くとその人のこと考えてて、その人が他の人と仲よーしてるのを見るのも辛いんや。」
「・・・・・・」
「その人な、今まであまりにも近くて気付かんかったんや。どれだけ、その人が自分にとって、大切な人なのかって。」
「・・・・・」
「あたしがどんなワガママを言っても、笑って聞いてくれて。辛いときは必ず傍に居てくれて・・・」
「・・・・」
「普段は、へタレなくせに、みょーに大人っぽい時がある。歌がメッチャ好きやし、うまくてな。」
「・・・・・」
「誰にでも優しくて。ちょっとおっさん入ってるんやけどな」
「・・・・うん。」
- 87 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/04(水) 18:41
-
「あたし、その人のこと、めっちゃ好きやねん」
「・・・・」
「あたし・・・。その人に恋しとる。」
- 88 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/04(水) 18:42
- アカン・・・。
ここまではっきり言われてもうた。
どーしよー。なんて返せばいいん?
あかんやん・・・。泣きそう・・・
もう、どないせーってゆーねん・・・。
- 89 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/04(水) 18:42
- 「もー。人の話は、最後まで聞かんか・・・」
姐さんがうちの涙を指で拭い、うちを見つめる
「あたしが好きなんは、恋してるんは、アンタや」
「えっ?」
「メッチャ好きやで。みちよ・・・」
姐さんがうちに口付ける
- 90 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/04(水) 18:44
- 久々の更新です。
なんだか、幸せな風味になってきましたかねw
まぁー。もう少し、こんな駄文ですがお付き合い願います。
- 91 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/04/07(土) 16:44
- 好きです
次もお待ちしてます。
- 92 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/25(水) 14:10
-
はっ?!
頭がついていかん・・・
姐さんがうちを好き?・・・えっ?
はぁーーーーーーー?!?!
- 93 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/25(水) 14:10
- 「なぁ。みちよは?あたしのこと、どー思ってんの?」
「・・・うちは、姐さんが・・・」
「ちゃうっ!!」
「えっ?」
「なんで名前、呼んでくれへんの?いつからか、アンタは、裕ちゃんって呼んでくれなくなってん。」
「なぁー。名前、ちゃんとうちの名前、呼んで。」
「ゆ・・うちゃん・・・。うちは・・・。うちは、裕ちゃんが好きや。誰にも渡したくない。ずっと傍に居て、裕ちゃんを守っていきたい。」
今まで抑えてきた思いが溢れ出した。
- 94 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/26(木) 10:12
- なぁー。裕ちゃん、うち、もー自分の思い、止められへんよ。
裕ちゃんの顔を見ると、泣いとった。
「裕ちゃん?」
「なんか・・・。なんか、嬉しくてな。心が暖かくて、涙が出てきしもた。」
「もう、泣き虫なんやからー」
裕ちゃんを抱きしめる。
「うっさいわー、もう。自分だって泣いとったくせに」
「ほんまやなー。いい大人が2人して何しとるんだか」
「アホやなー。ホンマ・・・」
「裕ちゃんとなら、アホでもええで」
「・・・アホっ!!」
- 95 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/26(木) 10:12
- なぁー。裕ちゃん、うち、もー自分の思い、止められへんよ。
裕ちゃんの顔を見ると、泣いとった。
「裕ちゃん?」
「なんか・・・。なんか、嬉しくてな。心が暖かくて、涙が出てきしもた。」
「もう、泣き虫なんやからー」
裕ちゃんを抱きしめる。
「うっさいわー、もう。自分だって泣いとったくせに」
「ほんまやなー。いい大人が2人して何しとるんだか」
「アホやなー。ホンマ・・・」
「裕ちゃんとなら、アホでもええで」
「・・・アホっ!!」
- 96 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/26(木) 10:13
-
もう一度キスをする。
ただ触れるだけのキス
それなのにこんなにドキドキする。
こんなに暖かい・・・
お互いを見失わないように、きつく・・・きつく抱きしめあう。
- 97 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/04/26(木) 10:14
- ほんのちょっとだけ更新しましたー。
最近、少し忙しくて・・・。
また、明日にでも更新します。
- 98 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/04/27(金) 00:50
- は〜い、楽しみに待ってます
- 99 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/06/25(月) 22:49
-
「なぁー。裕ちゃん、一つだけ聞いてもええ?」
しばらくして、問いかけた。
そうしても聞いておきたい。アナタを守りたいから。
「ごっちんと何があったん?」
「・・・なんで?」
「なんでって・・・。なぁ、うちには言えないことなん?」
「・・・・・・・」
「裕ちゃんが苦しんでるとこ、見たないねん。」
- 100 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/06/25(月) 22:50
-
「あんな・・・。ごっちんにみっちゃんに近づかないでって言われてん。」
「うん・・・」
「でも、あたしには、みっちゃんに近づかないなんて無理やし」
「うん。」
「やから、ごっちんに会うの嫌やってん。」
「うん」
「・・・・・」
「なぁー。なんでごっちんは、そんなこと言ったん?」
「ごっちんは・・・。アンタのことが好きなんや。」
「えっ????」
「やから、あたしの存在が邪魔やったんやろう。」
- 101 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/06/25(月) 22:52
-
ごっちんがうちを好き?
嘘や・・・。
だってあの子は、さやかと付き合ってんねんやろ?
あたしを好きなんてなぁー。ありえへんて。
「最初はな、応援したらなって思ったんや。」
「・・・・」
「でもな、できんかった。アンタを好きって気付いてしもうてん。」
「そか・・・」
「ごっちんに嫌われてまうな。アタシ・・・」
「だいじょうぶ。うちが付いてる。ごっちんともちゃんとケジメつけよ。」
「うん・・・」
「そんな顔せんと笑ってや。うちは何があってもアンタを守るから。」
「うん・・・」
- 102 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/06/25(月) 22:52
- 裕ちゃんがうちに抱きついてきた。
裕ちゃんを包みこむように強く抱きしめる。
絶対、離さない。
アンタはうちのもんや。
やから悲しい顔せんで、笑ってて。
あなたの笑顔の為にならなんでもできる。
- 103 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/06/25(月) 22:53
-
「裕ちゃん・・・」
口付ける 深く 深く
「・・・・ええ?」
- 104 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/06/25(月) 22:56
-
いやぁー。
本当に申し訳ないです。
明日、更新します。とか言っといて、
何ヶ月たってしまいましたかね・・・・。
ごめんなさいm(_ _)m
読んでくださってる方には、本当すいません。
こんなダメ作者で・・・
駄文で・・・
それでもよろしければ、もー少しお付き合いいただけるありがたいです。
ではノシ
- 105 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/06/26(火) 01:10
- 更新お疲れ様です。
毎回楽しみにしてます。
- 106 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/06/27(水) 17:33
- 私も毎回楽しみにしてますが
今回の展開には余計にドキドキしてますw
- 107 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/06/27(水) 22:41
-
「・・・ん・・」
アナタの吐息を肯定ととり
もう一度口付ける。
さっきよりも深く 深く
アナタの舌を求め、動くうちの舌
最初は戸惑っていたアナタも、うちを求め始める
時々、吐息と共にアナタの声がうちの耳に
その声に触発され
もっと もっとアナタを求めてしまう。
- 108 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/06/27(水) 22:42
-
「ん・・・ぅん・・・はぁー」
唇を離すと二人の間に白い糸が繋がり
落ちた
「もう、止まれへんよ」
「・・・ん・・」
裕ちゃんが目を閉じる。
それを合図に2人の夜が始まる。
- 109 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/06/27(水) 22:45
-
書いてて、照れてしまっている、お馬鹿な作者です(-◇-;;)
んー。
もっと、更新する予定だったんですが。
ここまでで、すいません↓↓
失礼します・・・
- 110 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/07/05(木) 02:02
- ゆっくりお待ちしてます
- 111 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/09/08(土) 22:23
-
♪ブー ブー ブー ブー・・・♪
ベッドサイドの携帯の音で目を覚ますと、時計の針は、12時を指していた。
ディスプレイを確認する・・・
「後藤 真希」
横で眠る裕ちゃんを確認し、電話に出る。
- 112 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/09/08(土) 22:24
-
「もしもしー。」
「もしもし。平家さんですかー?」
「そやで。どないしたん?こんな時間に。」
「眠れなくて・・・。起こしちゃいましたか?」
「うん? まぁーな。ええよ気にせんで。」
「すいません・・・」
「ええってー」
「でも、平家さんが出てくれてヨカッター。」
「ごっちんがかけてくるなんて、珍しいもんなー。」
「へへへ。たまにはいいじゃないですかー。」
「ん? たまにはなぁ」
「あのー。今から会ってもらえませんか?」
「えっ?!」
「せっかく、同じホテルに居るしー。顔・・・顔みたいなーって!!」
「んー。 ごめんなー。もう夜遅いし、平家さん眠いねん。」
「そ、そうですよねー。なんかすいません・・・」
「話なら、明日しよっ。なっ♪」
「はい。分かりましたー。」
「じゃぁ、もう寝ーや。」
「あのー。電話ありがとでした。」
「ええよー。ほな、おやすみー。」
「おやすみなさい」
- 113 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/09/08(土) 22:25
-
ぷつっ。
携帯を置き、振り返ると裕ちゃんが目に涙を溜めながら、うちの顔を見つめていた。
「なんで泣くん?だいじょぶや。さっき言ったやろ、アンタを離さないって。」
「・・・ん・・・」
「もう、ほんま、これ以上どーせー言うねん!! 好きすぎておかしくなってまうやん。」
「みっちゃん・・・」
「なん?」
「好きや・・・ 大好きや・・・」
うちの理性はもろくも崩れ去った。
裕ちゃんを抱きしめ、口付ける。
裕ちゃんが悪いんや・・・。
- 114 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/09/08(土) 22:27
-
アナタにはまっていく・・・
もう二度と抜け出すことなんかできない
「ん・・・ぁ あぁん・・ん」
うちが触れると、アナタはうちを感じ、求めてくれる
甘い声・・・
耳にこびりついて離れない
きめの細かい肌・・・
涙で潤んだ瞳・・・
うちを掴む小さな手・・・
すべてがうちを駆り立てる
- 115 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/09/08(土) 22:28
-
「みっちゃん・・・ん・・・みちよ・・・ぁぁ・・」
「なぁ、メッチャ綺麗や・・・。なぁ?裕ちゃん、ええ?」
昇りつめていくアナタは、とても綺麗で・・・
壊れてしまいそうで
うちの名前を呼び続ける
「ん・・・ぁーーーー」
一段と高く 細く 甘い声を発し
裕ちゃんはうちの腕の中へ
落ちた
- 116 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/09/08(土) 22:29
-
肩で息をする、裕ちゃんの頭を撫で、落ち着かせる
愛しい・・・
なんでこんなにも愛しいんやろ?
姐さんの瞼に唇を落とす
「裕ちゃん・・・」
「・・・・・・・・・」
「愛してる・・・」
「・・・アタシもや・・・」
裕ちゃんの腰に手を回し、引き寄せる
裕ちゃんの腕がうちの首に回される
細くて、少しでも力を入れすぎたら、壊れてまうんやないかと思う。
「おやすみ・・・」
裕ちゃんの髪にキスする・・・
- 117 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/09/08(土) 22:31
-
本当にお久しぶりでございますm(_ _)m
申し訳ございません。
こんな駄文・・・
よろしければお付き合いください。
- 118 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/10/23(火) 17:52
- いろっぺ〜
ここ読んでると姐さんがなんか可愛く見えます
- 119 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/10/25(木) 18:00
- 朝、目覚めると 隣にいるはずの裕ちゃんが居らん
どこに行ったん?
昨日のことは、夢やったんか?
上体を起こし、周りを見渡す
居らん・・・
- 120 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/10/25(木) 18:01
-
―――――――――――バタンっ―――――――――――――
「起きたん? おはよーさん。」
顔を上げると、バスローブ姿で髪を拭いてる裕ちゃんが居った。
「よかった・・・」
「どないしたん?」
「昨日のことが全部、夢やないかって・・・」
「えっ?」
「裕ちゃんが居らんくなってたから。」
「アホやなー。 ちゃんと居るやろ。」
「・・・ん。」
「まったくー」
裕ちゃんの香りに包まれる
- 121 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/10/25(木) 18:02
-
ええー匂い
やばい このままじゃ理性が保てん
朝からはマズイやろー。
ってか、時間・・・やばない?
「裕ちゃん。 今、何時?」
「今―? 8時30分」
「8時30分? アカン!! 朝食の時間やー。」
あと15分しかない
2人して慌てて準備を始める。
- 122 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/10/25(木) 18:03
-
着替えをしている裕ちゃんに目をやると体のあちこちに赤い跡・・・
あちゃー。 付けすぎたわ
あれじゃ、みんなと一緒に着替えると・・・
まぁ、衣装から見えなきゃ ええやろ。
ふと首もとを見ると・・・
赤い跡
あぁー。絶対、見えてまう
これは言わな・・・
でも、絶対!! 裕ちゃん・・・
怒るやろーな
- 123 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/10/25(木) 18:04
-
「あのー。裕ちゃん・・・」
「なんや?」
「首・・・」
「首?」
「首にー・・・」
「首に?」
「首にー。あの・・・そのー・・・」
「もうっ!!うっとーしー。はよ言わんか!?」
「首に跡が・・・」
「はっ?跡って・・・」
- 124 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/10/25(木) 18:05
- 裕ちゃんが鏡に写る自分の首に目をやる
びくっと反応する
・・・・・・・・・・・沈黙・・・・・・・・・・・・・・
「アホーーーー!!!! 」
「すんませーん。」
「もうっ! どーするんや。ほんまにー。みちよのボケー。」
「すんません。ほんま、ごめんなさい!!」
「アホ アホ アホ アホ アーホー!!!!」
「注意してたつもりやってんけど・・・。」
「つもりじゃアカンやろ!! 」
「ほんま。ごめん・・・」
「付いてるもんは、しゃーないケド」
「・・・ごめんなさい。」
「もう、ええよ。 とりあえず髪で隠すしかないな。」
「ごめんなー。これからは、もっと注意します。」
- 125 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/10/25(木) 18:08
-
裕ちゃんが鏡の前で髪の毛で必死に隠そうとしてる
その姿がなんだか可愛くて・・・
ほんまに懲りない自分に苦笑いし。
抱きしめた
「もう。なんや?」
「なんとなーく。」
「時間ないやろ、離しなさい」
「いややー。」
「怒るでっ」
「ん?ええよー。」
「ほんまにもー。」
―――――――ピンポーン――――――――
「誰か来てんで?」
「ええよ。 このままがええ・・・」
―――――ピンポン ピンポン ピンポーン――――――
「ほら!! はよ出なさい。」
「ええー。しゃーないなー。」
裕ちゃんから離れ、ドアへ向かう
「はぁーい。どちらさんですか?」
覗き穴から誰かを確認する
ごっちん・・・
- 126 名前:ぽっぽ 投稿日:2007/10/25(木) 18:16
-
ヒサビサの更新になります。
お久しぶりです◎◎
最近、裕ちゃんと握手したためか・・・
いやにハイテンションな毎日を送っております←馬鹿
読んでくださってる方には、本当に感謝しております。
ここの姐さん、可愛いですか?
実際も可愛いんです!!!!!
ほんとっ!!大好きです←馬鹿
いやー。
リアルに読んでいただきアリガトーございます。
今後ともヨロシクお願いします☆
- 127 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/10/26(金) 20:23
- いいなー作者さん!
私も姐さんと握手したいですよう
というわけで作品でおすそ分けお願いしますw
- 128 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/10/27(土) 12:54
- 久々の更新、お疲れさまです。
祐ちゃんとらぶAしてるとごっちんが来ちゃったホホ
へーけさんZZ
負けないでがんばれツ
- 129 名前:ぽっぽ 投稿日:2008/03/20(木) 22:09
-
中が見えないよう、少しだけドアを開けた。
「おっ!!どうしたん?」
「ご飯、行きましょっ♪」
「迎えに来てくれたん?」
「はいっ!!!」
「ごめんなー。今、起きたばっかで 準備まだやねん。やから、先に行ってもらえるかー?」
「あ・・・。じゃぁ、準備、待ってます。」
「アンタまで遅れたらアカンやろうし、先に行っときー。」
「えー!!!だいじょーぶですよ。」
- 130 名前:ぽっぽ 投稿日:2008/03/20(木) 22:09
-
――――――――がたんっ――――――――
- 131 名前:ぽっぽ 投稿日:2008/03/20(木) 22:11
- 裕ちゃんが何か落っことしたんか
部屋の奥で物音がする
「ん?誰か居るんですか?」
「えっ?誰も居らんよ」
「今、音、しませんでした?」
「そーか?何か落ちたんかな?」
・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・やっぱり。先に行きますねー・・・」
「ごめんなー。わざわざ来てくれたのに」
「気にしないでください。 じゃぁ、後で」
「ほななー。」
- 132 名前:ぽっぽ 投稿日:2008/03/20(木) 22:13
-
――――――――バタン――――――――
ドアを閉め、振り返ると裕ちゃんの準備が終わっとった。
「ごっちんと話しせなアカンな・・・」
「そやなー。 うちが言おか?」
「ええ。 これはアタシがちゃんとケジメつけな」
「うん。きっと分かってくれるやろ」
裕ちゃんの頭をポンっと叩き、キスをした。
「ほな、ご飯行こっ。」
手を繋ぎ部屋を出る。
- 133 名前:ぽっぽ 投稿日:2008/03/20(木) 22:14
-
食堂に近づき、みんなの声が聞こえると裕ちゃんは手を、解こうとした。
「いやなん?」
「・・・ごっちん居るし・・・」
「大丈夫、うちが居る。ケジメつけるんやろ?」
「うん・・・」
もう一度、しっかりと手を繋ぎ、中に入っていく。
- 134 名前:ぽっぽ 投稿日:2008/03/20(木) 22:21
-
気が付いたら年が明けていました・・・。
本当、更新遅くて申し訳ないです。
しかも今回も微量↓↓
お正月はー。
エルダー中野、横アリとライブに参戦し、
年明け早々メイドな裕ちゃんにやられてしまいました(爆)
裕ちゃんとの握手ヤバイです。
いろんな意味で←
作品でおすそ分けできるよー頑張ります!!!!!!
平家さんに頑張ってもらいますw
読んでくださってる皆様。
本当にありがとうございます。
レスを付けてくださる皆様。
まじでやる気がでます。
ありがとうございます。
さぁー。
更新ペース上げるぞー!!!!!!
- 135 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/05/20(火) 21:00
- 決断したんですね
ごっちんがどう出てくるかちょっと心配です
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