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短編小説・・・?

1 名前:タケ 投稿日:2003年06月07日(土)09時59分07秒
こんにちは。タケです。
矢口さん中心の短編を書こうと思います。
駄文になると思いますがご勘弁を
想像力がないのでリクエストにはお答えできないと思います
2 名前:かごやぐ 投稿日:2003年06月07日(土)10時02分03秒
いつからやろ? 矢口さんを見るようになったんは・・・

いつからやろ? ののとの会話よりも矢口さんの声を聞いていたんは・・・

いつからやろ? 矢口さんが好きになっていたのは・・・
3 名前:かごやぐ 投稿日:2003年06月07日(土)10時07分11秒
それはあっという間の出来事やった。
タンポポもミニモニにも矢口さんの姿はおらんようになってしもた・・・
時間がたつのは早いと思っとったけどここまで早いとさすがにおどろくわ
矢口さんが好きになったのが数十年前くらいに思えてしまうくらい・・・
4 名前:かごやぐ 投稿日:2003年06月07日(土)10時13分04秒
そんなこと思っとったら今度はおばちゃんが卒業や・・・
最初聞いたときはまだ9ヶ月もあるやん! と思ってたのに・・・
そう思ったら急に怖くなった。
(矢口さんもいつか卒業してしまうんか?)
ポタッ ポタッ

いつのまにか涙が出ていたんや・・・
5 名前:かごやぐ 投稿日:2003年06月07日(土)10時26分06秒
今は楽屋にいる。ウチは椅子に座っている。
泣いている。

涙をこらえようと目を見られんよ―に気をつけながら周りを見てみた。

相変わらず梨華ちゃんはキショイ声でよっすぃ〜と話とる。
よっすぃ〜は少しうんざりしとんのに・・・
安部さんはお菓子を食べとる。 って、あんなに食うんかいな・・・
飯田さんは・・・交信中やなあれは・・・

あれ?

そういえば矢口さんがいない・・・トイレなんかぁ?
そう思っていたら

ガチャッ
(あっ矢口さんや!)
矢口さんの前に行こうと椅子からおりたんやけど
ウチは今まで泣いていたことを思い出した。
(あかん! 矢口さんの前で泣かれへん!)
そうおもっとったのに・・・

6 名前:かごやぐ 投稿日:2003年06月07日(土)10時31分17秒
「あれ?加護?ちょっ、どうしたの?」
矢口さんの声が聞こえる。でも矢口さんはよく見えない。
涙でよく見えない。
あぁ・・・ウチ、堪えきれんかったんやなぁ・・・
そして
気がついたら矢口さんに抱き着いてたんや
7 名前:タケ 投稿日:2003年06月07日(土)10時32分50秒
とりあえずここまで。
また更新します。
8 名前:タケ 投稿日:2003年06月07日(土)15時05分52秒
「とりあえず、何があったか話してよ? ねっ?」

今、ウチは矢口さんの家にいる。
楽屋の出来事は矢口さんが上手くごまかしてくれた。
その後の仕事も無難に進んだ。
そしたら矢口さんがウチを矢口さんの家連れって
今にいたるっちゅうわけやけど・・・
9 名前:かごやぐ 投稿日:2003年06月07日(土)15時13分58秒
「ねぇ? 加護?何かあった? オイラでよければ相談によるけどって
もう家に連れてきてるんだけどね?」

どないしよう・・・まさか矢口さんのこと考えてて泣いていました、
なんて恥ずかしくて言えへんしなぁ・・・
なんて考えてると
「オイラじゃダメかい? 加護・・・」

矢口さんが上目遣いでウチを見てくる・・・なんかドキドキしてきおった
こんな時に・・・
「あっあの〜矢口さん・・・」とりあえず何か言おうとしたとき
10 名前:かごやぐ 投稿日:2003年06月07日(土)15時26分23秒
「加護が好きなんだ」

と、矢口さんが言った。
状況が理解できへんかった。
聞き間違いかとも思った。
それに、片思いやと思ってたから・・・ウチの恋は・・・

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」
やっと状況が理解できた時のうちの第一声やった・・・
11 名前:かごやぐ 投稿日:2003年06月07日(土)15時52分14秒
信じられんかった。ずっと片思いやと思うとったから
「ウ、ウチも・・・矢口さんのことが・・・好きです・・・」
緊張して言ったけど聞こえたハズ・・・
その瞬間、急な圧迫感と共に目の前が真っ暗になる
矢口さんがウチに抱きついたんやと分かった。
なぜって矢口さんの温もりを感じたからや・・・
「加護・・・大好き・・・」「ウチも好きですよ・・・矢口さん」
そう言ってウチらはずっと抱き合っていた。
12 名前:かごやぐ 投稿日:2003年06月07日(土)16時01分55秒
数週間後・・・
「ねぇ〜加護〜。あの日なんで泣いてたのさ〜いいかげん教えてよ〜」
「そんなことありましたっけ?ウチ忘れてしまいましたわ」
「ひっどーい! こ〜なったら浮気してやる〜!」
(無理なくせに)ボソッと言ってみた。
「なっなんだと〜!」「堪忍してくださいよ〜」

矢口さん、あの日の涙は矢口さんのおかげで止んだんですよ?
もし矢口さんが娘。を卒業しても矢口さんを愛してく自信がついたから、
だから、だからこれからもよろしくお願いしますね。             
〜終わり〜
13 名前:タケ 投稿日:2003年06月07日(土)16時06分43秒
更新しました。
書いてく内にだんだん変になってしまった気が・・・うぅぅ
これからはsage更新していこうと思いますんでよろしくです。
次は「やぐなち」を書くつもりです。
14 名前:名無しさん 投稿日:2003年06月07日(土)18時58分31秒
なちまり楽しみにしてますね
15 名前:やぐなち 投稿日:2003年06月08日(日)00時17分56秒
「なっちぃ〜! 好き〜!」
「はいはい、なっちも好きだからねー」
「違うよ〜オイラ本気なのにな〜」
ホントに。オイラはなっちが好きなのに・・・
なっちはいつもこう言うんだ・・・
「え〜そんなこといわれたらなっち、信じちゃうよ〜?」
なんていって冗談みたいに言うんだ。
信じてほしいな。オイラが本気だってことを
16 名前:やぐなち 投稿日:2003年06月08日(日)00時21分55秒
そんなある日・・・

「なっち〜ご飯食べにいこー」カオリがそう言ったのを聞き逃さなかった。
「あ〜じゃあおいらも行きたいなカオリ〜
ねーなっちも行こうよ〜。」
おいらの頭の中では帰り道カオリと分かれてなっちと二人っきりになって
そのまま告白すると言う考え(妄想か?)が浮かんでいた。

17 名前:やぐなち 投稿日:2003年06月08日(日)00時25分51秒
「え?あっあ〜ゴメン!カオリ〜なっち今日はいいや、また今度ね?」

え? なんでだよぅなっち・・・

「それなら仕方ないな〜じゃあ矢口行こ?」
「え?何処へ?」なっちのこと考えててカオリの言ったこと聞いてなかった
「・・・イヤ、ご飯食べに行くんだってば」
18 名前:やぐなち 投稿日:2003年06月08日(日)00時28分41秒
カオリとご飯食べてる間ずっとなっちのことを考えていた・・・
横でカオリは酒を飲んでる・・・え?明日も朝から収録あんのに?
結局オイラはなっちのこと考えながらカオリをカオリの家まで送ってった。

なっちおいらのことが嫌いなのかなぁ・・・
19 名前:やぐなち 投稿日:2003年06月08日(日)00時33分00秒
それから数日後、仕事が終わって楽屋で帰るしたくをしていたら
「ねぇ矢口?ちょっといい?」 なっちだった。
「えっあっ別にいいけど、どうしたの?」
いきなりだったから少し緊張してしまった・・・
「ちょっとここじゃ話にくいから外いこ?」
「うん」こうしてオイラとなっちはみんなより早く帰った。
20 名前:やぐなち 投稿日:2003年06月08日(日)00時35分56秒
「ねぇ?何処まで行くの?」
なっちは何も言わない。どこへ行くのかもわからない。
けど、なっちと2人っきりでいることがただ嬉しかった。
そんなこと考えてると、
「ここだよ、矢口」
「え?ここって・・・」ここはおいらの家・・・なんで?
21 名前:やぐなち 投稿日:2003年06月08日(日)00時40分14秒
家に入ってなっちのためにお茶をいれようとしたとき
「あっ別にいいよ。すぐ帰るから」
すぐ帰るのかよ! ってツッコミそうになった。
ってそんなことはどうでもいい! 
何でなっちがオイラと話すのにオイラの家によんだかが気になる・・・
あれ?日本語がおかしいぞ
22 名前:やぐなち 投稿日:2003年06月08日(日)00時44分39秒
なんて考えてたら
「ねぇ、矢口・・・」ずっと黙ってたなっちが口を開いた
「何?どうしたの?ってなんで話するのにオイラん家で」
「あのねっなっち矢口のことが好きなんだ・・・」
そう言ってなっちはおいらに近づいてきて
「ちょっなっちどうし・・・!!」
一瞬の出来事だった
なっちの唇とオイラの唇が重なった・・・
23 名前:やぐなち 投稿日:2003年06月08日(日)00時50分46秒
その後なっちはまた黙り込んでしまった。
オイラもかける言葉が見つからないまま時間だけがすぎてった。
「なっちね、ずっと意識していたんだよ矢口の言葉全部を」
「えっ?」今日はよくなっちの言葉におどろかされる。
でもこの場合はそう言う意味で驚かされたんじゃなくて・・・
「矢口は冗談のつもりで言ってたかも知れないけどなっちはいつも信じてた。」
「ちょっとなっち?え?どういうこと?」
わけがわからなくなった。
「矢口はカオリが好きなんでしょ?」



24 名前:やぐなち 投稿日:2003年06月08日(日)01時04分11秒
は? なんで?
「えっなんでそうなるのさ?」
「だってこの前カオリがなっちをご飯に誘ったとき矢口、
「「矢口も行きたい」」って言ったっしょ?」
なんだそんなことか、って口に出しそうになったけど寸前の所で止めた
とりあえず誤解を解こう
「なっち・・・逆だよ逆オイラはなっちと食べたかったんだよ。
ただきっかけがつくれなかっただけだったから・・・」
「え?そうだったの?・・・じゃあ信じていいの?
なっち、やぐちと両思いってこと?」
「うん」
「よ、よかった〜」そう言っておいらに抱きつくなっち
でも、
結局2人共鈍感だったってこと?

〜終わり〜
25 名前:やぐなち 投稿日:2003年06月08日(日)01時11分38秒
更新しました
>14 名無しさん様 
レスどうもです。
これからも頑張りますんでよろしくです。

次は「やぐごま」でも書こうと思います。
26 名前:やぐごま 投稿日:2003年06月08日(日)07時33分30秒
ごとーはやぐっつあんが好き。でもまだやぐっつあんには言ってない。
今日も楽屋行って思いっきりやぐっつあんに甘えるんだ。
「やぐっつあ〜ん!ねぇねぇちゅーしよーよー?」
「バカ言うなよここは楽屋だぞ!それに後藤の楽屋は」
「やぐっつあんはごとーのことが嫌いなんだ」
やぐっつあんが言いきる前に言ってみた。
わざとすねたような声で
「はぁ?何言ってんだよ後藤そんなわけないだろ?」
少しおどおどしたやぐっつあん、かーわいぃ!
「わーいだからやぐっつあん好き〜」
27 名前:やぐごま 投稿日:2003年06月08日(日)07時38分11秒
そう言ってごとーはやぐっつあんに抱きつくんだ
やぐっつあんの髪から言い匂いがする
ずっとこいやっていたいなぁ〜
「ごとーくっ苦しいっ」
ついつい力を入れすぎちゃったみたい
「ゴホッゴホッったく力入れ過ぎなんだよごとーは」
やぐっつあんも同じこと考えててくれたんだうれしいなぁ
28 名前:やぐごま 投稿日:2003年06月08日(日)07時42分22秒
仕事が終わる
今日は午前しか仕事がなかった。
そうだっ!楽屋で着替えてやぐっつあんの所へ行こう!
そう思って急いで着替えて娘。の楽屋へ行った。
バンッ
「やぐっつあーん!」
29 名前:やぐごま 投稿日:2003年06月08日(日)07時46分31秒
あれ? やぐっつあんとなっちそんなに近づいてなにやっているのさ
なんでそんなに顔を近づけてるのさ
なんで?なんで?
すぐ答えは見つかった

やぐっつあんとなっちは恋人どうしなんだ

「おーい後藤? どーした?」
やぐっつあんの声が聞こえる
でも今の後藤には悲しくなるだけ
「ごめん、何でもない。じゃあねっ」
泣きそうになるのを堪えながら楽屋を出た
30 名前:やぐごま 投稿日:2003年06月08日(日)07時50分57秒
ごとーの恋は終わったのかな?
自分の楽屋に戻ってぼーっとそればっかり考えてた
泣き止んだし帰ろうとしてドアを開けた
ガチャッ
違和感を感じた
目の前に誰かいる 目線の下
それはごとーの大好きだったやぐっつあんだった・・・
31 名前:やぐごま 投稿日:2003年06月08日(日)07時54分06秒
「何?」わざと冷たい声で言ってみた
「あのさ、ちょっと話がしたいんだけどいい?」
なんて言って上目遣いで聞いてくる

やぐっつあん・・・反則だよ

やぐっつあんはなっちが好きなんでしょ?
やぐっつあんはなっちにもそんな目をして話してるの?
ねぇ、やぐっつあん、ごとーのことどう思ってるの?
32 名前:やぐごま 投稿日:2003年06月08日(日)08時00分05秒
「ねぇ、なんで泣いてるんだよ?」
あれ?いつのまにかまた泣いていた・・・
もうこんなのヤダ
「やぐっつあん」「ん?何?何でもいいから言ってみな」
優しいねやぐっつあん なっちにも優しいの?
「やぐっつあん、ごとーのことどう思ってる?」
「え?どう思ってるって・・・」
やぐっつあんの頬が少し赤くなった気がしたけどそんなのどうでもいい
やぐっつあんもうごとー言っちゃうよ?
「ごとーはやぐっつあんのことが好きなんだ」
33 名前:やぐごま 投稿日:2003年06月08日(日)08時03分35秒
「・・・え?」やぐっつあんはおどろいたって顔してる
そんなに意外だったの?
やっぱりごとーはなんとも思われてなかったの?
また涙が出て気そうだ

「・・・オイラも・・・後藤のこと好きだよ?後藤と同じくらい・・・」
34 名前:やぐごま 投稿日:2003年06月08日(日)08時07分16秒
何て言ったの?やぐっつあん・・・
好きって言ったの?やぐっつあん・・・
ごとーが好きって言ったの?やぐっつあん・・・

「え?なんで?・・・」
「何でって好きだからに決まってるだろ?
てゆーかごとーが先に言ったくせになんで
「「なんで?」」 なんて言うんだよ!」
35 名前:やぐごま 投稿日:2003年06月08日(日)08時12分47秒
「えっ だってやぐっつあんはなっちが好きなんじゃないの?」
「は?なんでそこになっちが出てくるわけ?」
「だってさっきなっちとあんなに顔を近づけて・・・」


「キャハハハッ! なーんだそーいうことかよ〜!
キャハハハッ!!」

「あの、やぐっつあん笑い事じゃないんだけど・・・」
36 名前:やぐごま 投稿日:2003年06月08日(日)08時18分26秒
「あっそっかゴメーン!あのね?さっきのは矢口の目にごみが入ってたから
近くにいたなっちに取ってもらってたんだよ」

「えっ?そーだったの?全然そんな風に見えなかったのに・・・」
「なんだよ後藤!オイラのこと信じられ泣いてのかよ!」
そう言いながらやぐっつあんはごとーの顔に近づいてくる

「証拠見せてあげるよ」
37 名前:やぐごま 投稿日:2003年06月08日(日)08時25分08秒
キスしてる
ごとーとやぐっつあんがキスしてる
夢じゃないよね?やぐっつあん?
信じていいんだよね?やぐっつあん?

どのくらい時間がたったか分からない別にどーでもいいけどね
そしてついに2人の唇が離れた・・・
「どう?信じてくれる?」
やぐっつあんはニヤニヤしながら聞いてきた

やぐっつあん・・・わざと聞いてるでしょ?
「当たり前でしょ?やぐっつあん」
そう言って今度はごとーからキスをした

ところでやぐっつあん 収録の時間はいいの?

〜終わり〜
38 名前:やぐごま 投稿日:2003年06月08日(日)08時27分58秒
更新しました。
色んな意味ですごい駄文を書いてる気がする・・・

次は「かおやぐ」の予定です。
39 名前:名無し読者 投稿日:2003年06月08日(日)23時17分59秒
楽しく読ませてもらってます。
いいなぁ、やぐごま。

かおやぐってあまり見ないですね。
ハロモニだとよく二人で組んでるのに(笑)
楽しみにしてます。
40 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)01時26分43秒

カオリとヤグチは今付き合ってる
いつから付き合ってたのかはもう忘れた

でもカオリはこう思うの
愛に今も昔も関係ないと思うの
41 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)01時30分59秒
でも最近ヤグチの様子がおかしい気がする・・・
別に浮気とかそういうのじゃなくて
う〜んなんだろう
「カオリっまた交信してんのかよ〜キャハハッ!」

でもカオリが色々考えても答えは見つからない
今度ヤグチに聞いてみようかな
ヤグチが答えてくれるかどうかは別だけど・・・
42 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)01時35分28秒
「コラー!カオリ!交信すんなー!」
「はっカオリまた交信してた?」
「うん、ずっと声かけてたのに〜」
そう言って頬をプク〜っと膨らますヤグチ
そんな顔を見てるとカオリは幸せになる

何でってこんな可愛いヤグチがカオリの彼女なんだもん
43 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)01時41分22秒
「おーい!また交信かいカオリさん?」
おっといけない、また交信してたよ・・・
「ゴメーン!カオリ今日更新多いいなぁ」
「いつもそうだし」
「むむっ言ったなぁ〜こうしてやる〜」
「キャハハハっくくくっや、やめてよ〜くっくすぐったい
キャハハハっ」

そういえばこんなじゃれあい久しぶりかも
なんかいいなぁ
やっぱりヤグチが好きなんだって思えるよカオリは
44 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)01時46分42秒
「・・・かーおーりー?も〜いいかげん交信やめろよ〜」
ありゃ?いつのまにかヤグチをくすぐるのもやめて交信してた・・・
「も〜、あっじゃあこれでどうだっ!」
「!!」
カオリの唇にヤグチの唇が重なる
あ〜ここは楽屋なんだけどな〜なんて思いながら
ヤグチの柔らかい唇の感触にひたる・・・
45 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)01時51分59秒
「ふぅっ」ヤグチとのキスはすぐ終わった
・・・ように感じただけでみんなの視線がカオリ達に集まっていた
みんな顔真っ赤だし・・・ちょっと恥ずかしいかも
「ごめんねカオリここ楽屋だったね」
なんて言ってるわりにはすごく嬉しそう

そういえばこんな嬉しそうに笑うヤグチひさしぶりかも
そりゃ演技じゃこのくらい笑うかもしれないけど
この顔は心から笑ってるって感じ

ヤグチは幸せなのかな?
なんて考えが頭をよぎった・・・
46 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)01時58分48秒
「カオリー明日オフでしょ?オイラん家泊こない?今日」
ヤグチが家に誘うのも久しぶり別に悪くない
いや、むしろ全然いい!
さっさと着替えて楽屋を出る
もちろんヤグチと一緒にね
「ところでご飯は・・・」
「あっいいよぉオイラがつくるからさっ ね?」
「うん分かったおいしいのつくってね?」
「あ〜バカにすんなよ〜結構自信あるんだぞ!オイラ」
そんなこんな話しをしていたらヤグチの家についた
47 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)02時04分30秒
ヤグチの家・・・なんか久しぶりだなぁ
「なんかいいねぇヤグチん家」
「そう?ヤグチは別にそうも思わないけど?」
そう言いながらヤグチはエプロンを着ている・・・かわいいなぁ
ってこれじゃ裕ちゃんだよ!
それからカオリとはヤグチのつくったご飯を食べて
ヤグチとくだらない話や真面目な話しをしたりした
「お風呂入れてくるね?」
ヤグチはそう言ってお風呂の方にいった
48 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)02時07分22秒
何分かしてヤグチが戻ってきた
ちなみにカオリは今ソファーでテレビを見ている
「ねぇカオリ・・・」
「ん?どしたの?ヤグチ」
後ろにいるヤグチを見る
「どうしたの?」
カオリはテレビを消したヤグチの顔が真剣だったから・・・
49 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)02時13分18秒
「ねぇカオリ?ヤグチのこと好きかい?」
何を言っているんだろう答えは一つなのに・・・
「当たり前だよ好きに決まってるじゃん
どうしたの?ヤグチ・・・こんなこと聞いてさぁ」
「ううん、何でもないよただなんとなく聞いてみただけ・・・」
嘘だ、ヤグチの顔はなんとなく聞いたって顔をしていない
「ヤグチ、そんなこと言ってもダメだよ?ちゃんと言ってみてよ」
「だからっ!別に何でもないんだってば!」
50 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)02時19分58秒
「なんで?カオリに言えないことなの?ねぇヤグチ!」
少しムキになって言った
「別にカオリには関係な・・・!!」
「・・・関係ない?そうなの?ヤグチにとってカオリは何でも無かったの?」
ヤグチはしまったっ!って顔してる・・・
でも、もう遅いよ・・・
カオリはそのままヤグチの家を出た

カオリは走ったいろいろなこと考えながら
信じられない・・・
カオリはヤグチが好きなのに
カオリのだけだったの?好きだと思ってたのは・・・
ねぇ・・・ヤグチぃ・・・・・

気付いたらヤグチの家の近くの公園に座ってた
51 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)02時24分10秒
ブランコに座ってずっとヤグチのことを考えていた・・・

ヤグチは何が言いたかったんだろう?

カオリに何を伝えたかったんだろう?

そして、ヤグチはカオリのこと今どう思ってるんだろう?

ずっとそんな考えがカオリの頭の中で回ってる
空を見上げる
皮肉なことに今日はとてもきれいな星空だ
52 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)02時29分02秒
足音が聞こえる・・・もしかしてヤグチ?
そんなことを期待して公園の入り口を見つめていた

やっぱりヤグチだった
でも今のカオリはヤグチと話す気分にはなれなかった・・・
朝のあの出来事は幻だったのかな?
カオリの夢だったのかな?

夢でも幻でもよかったヤグチがカオリの横で笑っていてくれれば
53 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)02時33分46秒
「また交信してる」
気がついたらヤグチはカオリの目の前にいた
「・・・・・」
「ゴメン、カオリ・・・さっきのは」
「売り言葉に買い言葉って言いたいの?」
さっきの言葉はまだ覚えてる
「「カオリには関係な・・・」」
「・・・ごめんね?カオリ、オイラ・・・恥ずかしかったんだ・・・」

意外な言葉がヤグチの口から飛び出した
54 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)02時44分14秒
「どういうこと?」
わけがわからない
さっきの言葉と恥ずかしかったってのとなんの関係があるのさ?
「オイラ、不安だったんだよ・・・カオリがオイラのこと好きなのかな?って」
え?
不安だった?
ヤグチが?
カオリがヤグチのこと好きかで?
「だってカオリ最近ずっと交信してたしもうオイラのこと嫌いになったんだって
思ったんだ・・・」

知らなかったヤグチがそんなこと考えてるなんて

「だから今日カオリを呼んだ・・・それで聞いたのオイラのこと好きかって
ゴメンね?カオリはおいらのこと好きって言ってくれたのにね・・・」
「違う!悪いのはヤグチじゃない!カオリだよ!
自分のことだけ考えてヤグチのことまったくかまってなかった・・・
ずっと・・・ずっとヤグチのこと考えてたのに・・・ゴメン・・・」
55 名前:かおやぐ 投稿日:2003年06月09日(月)02時53分08秒
「カオリ・・・」
やっと分かったんだ。
最近ヤグチの様子がおかしかったのはこのことだって
だからちゃんと言うんだ
「カオリは・・・ヤグチのこと大好きだよ?
愛してる!世界で1番・・・」
「ありがとう・・・オイラもカオリが1番好き!
オイラも愛してるよ!」

カオリとヤグチはその場でキスをした
ヤグチは小さいからカオリがしゃがんだけどね
さっきまで見ていた星空がいっそう綺麗に見える

今はキスしてるから見えないけどね?

〜終わり〜
56 名前:タケ 投稿日:2003年06月09日(月)02時59分23秒
更新しました。なんかどんどん文がぐちゃぐちゃになってる気が(泣)
>39 名無し読者様
読んでくださってありがとうございます(感涙)
これからも頑張ります


57 名前:タケ 投稿日:2003年06月09日(月)03時03分26秒
>50 気付いたらヤグチの家の近くの公園に座ってた
間違いました。「ブランコに座ってた」です。

次は「やぐのの」でいこうかと思います
58 名前:Nami 投稿日:2003年06月09日(月)03時07分17秒
更新お疲れ様です。

かおやぐ、リアルタイムで読ませていただきました!
かごやぐ、なちまり、やぐごま、かおやぐ、
全部がとても面白かったです!

次回の更新を楽しみに待ってますね。
頑張って下さい!
59 名前:やぐのの 投稿日:2003年06月09日(月)08時10分15秒

「のの?どないしたんや?ぼーっとしてぇ」

「キャハハッ!石川〜何言ってんだよ〜キショイな〜」
「ひッひどいですよ〜矢口さん」

矢口さん・・・
60 名前:やぐのの 投稿日:2003年06月09日(月)08時17分20秒
「ののっ聞いとんのか?のの〜」

矢口さんへのきもちにきずいたのは矢口さんがまだミニモニにいたころでした。
ののがおちこんでたときに矢口さんはののをひっしになぐさめてくれました。
そのひはまだきずいていませんでした。
でも、
つぎのひから矢口さんのかおをみるとドキドキしてかおがみれなかったんです。

そのひからののは矢口さんのことばっかりみていました・・・
でも・・・
61 名前:やぐのの 投稿日:2003年06月09日(月)08時21分51秒
「のの!!!聞いとんのかいなぁ! ゴラァ!!」
「ふえっ?あっあいぼん?・・・どーしたんれすか?」
「・・・はぁ」 「?」

とにかく矢口さんとはなしがしたいんです。
矢口さんにのののきもちをつたえたいんです。
矢口さん・・・・・
62 名前:やぐのの 投稿日:2003年06月09日(月)08時28分04秒
「辻、どうした?人の顔見てさ?矢口の顔に何かついてる?」

ドキッ

「あっやっ矢口さん・・・えっとっあっあの」

どっどうしよう・・・矢口さんがののの、のののめのまえに〜!

ガバッ
「ぎゃっ何すんだよ加護っ!」

きがついたらあいぼんが矢口さんにだきついていた・・・
ののもまえはあいぼんといっしょにできたのに
いまははずかしくてできない。
63 名前:やぐのの 投稿日:2003年06月09日(月)08時37分44秒
「も〜加護っ降りろ!
ったく〜。で?辻!どーかしたか?」
「えっと・・・ボーっとしていましたっ」
「なんだ〜辻、それじゃぁカオリと一緒じゃないか〜キャハハッ!」
「あっ矢口〜ひっどーい!」

はぁ・・・こんなんじゃこくはくできないなぁ
「のの、もしかして矢口さんのこと・・・」
「え?ちっちが・・・あっ!!」

いってしまったのです

「やっぱりな〜そうやと思った。なんや〜ののもかいな〜
まぁ、だまっといてやるから安心せいや!」
「あいぼん・・・ありがとう・・・」
さすがあいぼん、やさしいです
「モーニング娘。さんもうそろそろ収録の時間ですけど・・・」
「ののっ行くでっ?」
「はっはい!」

あれ?
「「なんや〜ののもかいな〜」」
ののもってことは、
あいぼんも矢口さんが・・・好き!?
64 名前:やぐのの 投稿日:2003年06月09日(月)08時48分55秒
こまったのです。あいぼんも矢口さんがすきだったんですか・・・
でもあいぼんはののとちがって矢口さんとふつうにしていられる



結局収録中もボ〜っとして怒られてしまいました。

「はぁ・・・」
「のの、そんな気ぃ落とすなや〜」

「あいぼん・・・あいぼんも矢口さんがすきなんですよね?」
「・・・あぁそうや、ってののっもしかしてそのせいでっ!」

やっぱりそうだったんですか・・・

「ちっちがいますよ〜ただボ〜っとしてただけ・・・」
「そっか・・・でも矢口さんはわたさんで?」
「えっ?」 

そういってあいぼんはそのままかえってしまいました
65 名前:やぐのの 投稿日:2003年06月09日(月)08時56分53秒
「「矢口さんはわたさんで?」」

そのことばがあたまにひびいてる
「ねぇ辻」
「いいら・・・さん?」
「元気無いけど大丈夫?」

いいらさん・・・きづいてたんですか・・・

「大丈夫・・・ですけど」
「のの、いい?
人間時には勇気を出さないといけないときがあるんだよ?」

いいらさん・・・
66 名前:やぐのの 投稿日:2003年06月09日(月)09時01分24秒
「あとね・・・」
「いいらさん・・・」 「ん?なに?」

「ありがとうございます!」

いいらさんはおどろいたようなかおをしていましたが
すぐえがおで

「どういたしまして」

いいらさん、ののげんきがでました
ののゆうきがでてきました
そしてののはいそいでがくやをでてさきにかえったあいぼんをおいかけました。
67 名前:やぐのの 投稿日:2003年06月09日(月)09時04分56秒
「あーいぼーん!」
「あれ?のの?どないしたんや?そんな走って・・・」
「ののっあいぼんにいいたいことがあるんれす。
ののも矢口さんがすきなんれす!
だからあいぼんに矢口さんはわたしません!」

あいぼんもいいらさんとおなじようなかおをしたあと
「分かった!のの!ウチも負けんで!」
68 名前:やぐのの 投稿日:2003年06月09日(月)09時07分23秒
「矢口さん!いっしょにあそびましょう〜」
「何言うとるんやののぉ!矢口さんはウチと遊ぶんやぁ!」
「だ〜!2人ともうるさーい!」

「「だって好きなんですもん!」」

〜終わり〜
69 名前:タケ 投稿日:2003年06月09日(月)09時10分37秒
更新終了です。
やぐののからかごやぐのの(?)に・・・(泣)
スミマセン・・・

>58 Nami様
ありがとうございます。これからも頑張ります!
70 名前:タケ 投稿日:2003年06月09日(月)09時15分40秒
あともうひとつ

もうすぐテストなんで少し更新が遅れるかもしれません。
もっとも更新ペースはめちゃくちゃだけど・・・(泣)
そこらへんは勘弁してください。
71 名前:タケ 投稿日:2003年06月09日(月)09時20分22秒
>60
きずいた→きづいた です。
やっぱりひらがなで書いたのは間違いだったかも・・・

すみませんこれからは気をつけます。
72 名前:タケ 投稿日:2003年06月09日(月)15時32分16秒
次回予告を忘れていました。(汗)
次回は「いしやぐ」の予定で・・・
73 名前:タケ 投稿日:2003年06月12日(木)09時28分31秒
「矢口さ〜ん!」
私はチャーミー石川、今日もポジティブに・・・

「なんだよ〜石川〜朝っぱらからその声・・・キショイ!」

・・・できませんよぉ(泣)

なぜって
私の愛する矢口さんから「「キショイ!」」何て言われたら・・・
はっ!これは素直になれない矢口さんの愛情の裏返しなのかも!
いえ、そうだわ!そうなんですね? 矢口さん!
やっぱり今日もポジティブよ!!

「あいぼーん、梨華ちゃんがへんれすよ?」
「のの、ダメや!見たらあかんで!」
74 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月12日(木)09時33分42秒
横からなにか聞こえたけどそんなの気にしない!
だってチャーミー石川!今はポジティブ全開だもん!
「矢口さ〜ん!!」

私だけを愛して!
なんて言えたら・・・いやん!恥ずかしい〜!

「・・・石川、変!! 元からだけどさ?」
ひっひどいですよ矢口さん!せっかく矢口さんの事考えてたのに!
75 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月12日(木)09時36分09秒
はっ!そうだったわ!
これは矢口さんの愛情の裏返し!
ってことは間違いなく矢口さんは私の事が好きなんだわ!
キャー!うれしいっ!

がばっ
76 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月12日(木)09時40分36秒
「あの〜石川さん?何するんですか!?」
あら?何かに抱き着いちゃってる・・・
って矢口さんじゃないですか〜!

あぁ、やっぱり私の事が好きなんですね?
チャーミー、し・あ・わ・せ(はぁと)

「いっ石川っ!苦しい・・・いっ息がぁ・・・」
矢口さんの声が聞こえる矢口さん!!

ぎゅうぅぅぅぅぅ

「うっ」かくん
77 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月12日(木)09時47分07秒
「ちょっと梨華ちゃんヤバイ!ヤバイって!矢口さんが・・・」
あら?よっすぃ〜私と矢口さんの愛の時間の邪魔をする気?
もしそうだったらよっすぃ〜でも許さないからね?

「あぁ!矢口さんの顔が青白くなってく・・・」
「よっすぃ〜どうかしたの?」

よっすぃ〜の顔が青ざめていたので聞いてみた
「どうかしたのじゃないよ!矢口さんが!矢口さんがっ!!」
「矢口さん?矢口さんは今私と愛の時間を・・・」

矢口さんの顔は雪のように白くなんとなく青っぽかった
78 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月12日(木)09時56分51秒
「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
矢口さんがぐったりしてる事に気付いた
「どっどっどどうしたんですか矢口さん!何でこんな事に」
「いや、梨華ちゃんがやったんだって」
よっすぃ〜が横で何か言ってるけど
矢口さんの方が100倍大事よ!!!
「いやよ矢口さん私を置いて死なないで!矢口さん!」
「梨華ちゃん、とりあえず人工呼吸とかしないと!」

人工呼吸?
その言葉に私の耳は敏感に反応していた。
それってつまり・・・
「えっ?それってっ私が矢口さんとキスするって事!?」
「え、いやだから人工呼・・・」
「そうよね!私がやらないとダメよね!」
よっすぃ〜が何か言おうとしたけど
今は矢口さんとキスする事が大事よ、チャーミー!!
ポジティブ!ポジティブ!

79 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月12日(木)10時05分33秒
「そ、それじゃあキスします!」
「いや、だから違うって」

なんかか緊張してきたわ
いつのまにか娘。全員が私と矢口さんを心配そうに見てる
「大丈夫です!」

そう言って矢口さんにキスをした・・・
矢口さんの唇・・・やわらかぁ〜い
梨華幸せ〜・・・

「梨華ちゃん!早く続けて!」

もぅ、さっきからずっとキスしてるのにこれ以上・・・
はっ!もしかしてディープ

「ちょっと石川!どいて!カオがやる!」

(ちょっ何するんですか!)
って言おうとしたけどみんなに取り押さえられて動けない
あぁ・・・矢口さんの唇が・・・
80 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月12日(木)10時12分26秒
「まったく!大変な事をしてくれたよ!」

それから数分後、矢口さんは目を覚ましました。
矢口さんは
「なんか川が見えてさ〜その向こうに花畑が見えたんだ」

と言ってましたが私は飯田さんに事情を教えた後
こってりしぼられました・・・
あと、私のしていた事が一体何をしていたかも・・・
81 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月12日(木)10時22分37秒
今日全部の収録が終わりました
が、矢口さんは収録中はおろか、1日中ずっと顔を見せてはくれませんでした。

「はぁ」
帰り道、1人しょんぼり帰ってると
「じゃーん!」
「!!?」
いきなり矢口さんが現れました!
「あっ やっ、矢口さん? あっあの・・・」
「ん?あぁ大丈夫だよ気にしないでよ」
「でも私・・・私はっ」
「オイラは石川の事好きだからいいんだ」

「やっ矢口さん・・・」

ぽろっ ぽろっ
つい嬉しくて涙が出てきてしまいました。
あんなことしたのに・・・

「なっ泣くなよ、ばかっ!オイラが泣かせたみたいじゃん!」

そう言って矢口さんは優しく涙を拭いてくれました。
82 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月12日(木)10時26分21秒
「・・・私も、矢口さんが・・・好きです」
「!!・・・ありがと」
そう言った後矢口さんは私の顔に近づいてきました。
今度は人工呼吸じゃなくて本物のキス
大好きです!矢口さん!

「あいぼん!矢口さんと梨華ちゃんが!
「のの! 子供は見たらあかんで!」
「・・・あいぼんもこどもじゃないですか」

〜終わり〜
83 名前:タケ 投稿日:2003年06月12日(木)10時29分26秒
更新しました。以上「いしやぐ」でした。
石川さんの口調がだんだん変わってる気が・・・

次は「やぐちゅー」でいきたいと思います。
84 名前:名無し読者 投稿日:2003年06月13日(金)01時01分53秒
石川さんの暴走がすごいですね。
次はやぐちゅーですか、楽しみにしてます。
85 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年06月13日(金)17時36分40秒
「裕ちゃ〜ん!」

矢口のすべての一つ一つの仕草が
ウチの心をくすぐる・・・
ウチに他の好きな奴は要らんと思えるんや・・・

「なんや?矢口ぃ」

可愛らしいウチの矢口・・・
86 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年06月13日(金)17時40分35秒
「オイラ裕子の事大好きだからね!」

何て言ってくれるんや

「何言ういるんやそんなん当たり前やろ?」
「なんだよそれ〜!」
「だって矢口はウチの可愛い彼女やん?」

と言いつつウチは矢口の髪を優しくなでた・・・

「なっなんだよ! はずいじゃん やめろよっ」

顔を真っ赤にさせながら言う矢口
可愛いなぁ・・・やっぱり
87 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年06月13日(金)17時46分00秒
「ねぇねぇ、裕子〜」
「ん?なんや?矢口」
「キスして?」

は?いきなり何言うとるんや?
何て思いつつホントは全然かまわないけどな〜ウチは

「ええで?」

2人の唇が重なる・・・
2人だけの時間が続く瞬間やってウチは思う
矢口・・・
愛しとるで、ホンマになぁ
88 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年06月13日(金)17時50分26秒
「じゃあオイラ、楽屋戻るね?」
「あ、あぁ じゃあまた後でな」

ホンマはもっといたい・・・
いや、ずっといたいんや・・・
でも現実はそうもいかん・・・
そう思っとると

「裕子?どうしたの?ぼ〜っとしてさっ」
89 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年06月13日(金)17時55分45秒
うっ
こんな至近距離で上目遣いされると
ぎゅっと抱きしめたくなるやないか・・・
矢口は気付いておらんようやけどな

「ねぇ?どーしたのさ」

そのうえこんな甘ったるい声で聞いてくる・・・
これはわざとやな

「い、いや、矢口が可愛いなぁ〜っておもっとったんや」

何とか言葉を返す事ができた。
でも出てきた言葉は本音や
90 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年06月13日(金)18時00分11秒
も〜そんなこといってぇ〜
と言いながら矢口はウチの楽屋を出ていった・・・
その瞬間イヤな感覚がウチを襲った。
原因はわかっとる・・・




矢口がそばにいない

91 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年06月13日(金)18時07分56秒
(弱いなぁウチも・・・)
そう思いつつ、ウチは自分の収録を待った。



矢口が一回こんな事を聞いた事がある。ウチの愛は育っているのか、と

わからん

それがその時のウチの答えやった・・・
その時は・・・自分の心に自信がなかったから・・・

そのあと矢口は
待つから答え、教えてくれる? ってきいたんやったっけ
92 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年06月13日(金)18時12分22秒
あっ!!

ウチは走った。
矢口の元へ・・・
ばんっ

「矢口ぃ!!」

矢口や他のみんなも驚いた顔をしてこっちを見ている。
せやけど今はそんなんどうでもいいんや!

「矢口、ちょっといいか?」

1秒でも早く答えが欲しかった・・・

「いいよ?矢口、いってきな」

そう言ったのはカオリ
成長したなぁカオリも・・・
もちろんカオリだけやないけどな?
93 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年06月13日(金)18時17分57秒
楽屋の外へ矢口を連れ出して
「で?なんだよぅ」
そんな顔する矢口もまた可愛いって今はそれは置いといて・・・

「あの時の答え、まだいっとらんかったやろ?」
「?」矢口は わけがわからん って顔しとる
そりゃそうやな

「あれや、あれ
矢口がウチの・・・」
「愛は育ってるか?って聞いた事?」
「え?なんで分かったんや?」
「だって、ずっと待ってたんだもん・・・」

矢口・・・そうやったんか・・・

「じゃあ今からその答えを言うで?」
94 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年06月13日(金)18時25分17秒
「ちゃんと育ってる。矢口への愛が・・・
毎日いや毎時間、毎秒と確実にそだっとるで?」

矢口は何も言わない・・・
ただ・・・
抱き着いてきた

あぁ・・・ウチはこの子だけを見てればいいんや
もうこの子とは離れられん・・・
いや、離れとうないんや・・・
矢口を抱きしめながらウチはそう思った・・・

「矢口、愛してるで?」
「オイラも裕子の事愛してる」

ウチらの愛は確実に成長していく
今も、そしてこれからもな・・・

〜終わり〜
95 名前:タケ 投稿日:2003年06月13日(金)18時32分29秒
更新終了です。
>84 名無し読者様
どうもありがとうございます。
僕自身もいつも暴走しながら書いてますが・・・(汗)

このやぐちゅ―の一部に
「The Beatles」の「something」の歌詞を
混ぜてみましたがどうだったでしょうか?

次は「よしやぐ」の予定です
96 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)17時59分02秒
―お〜い!よっすぃ〜!

―可愛いなぁ、よっすぃ〜は・・・

―よっすぃ〜、好きだよ・・・


矢口さん・・・
97 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)18時03分09秒
「矢口さんっ!!」

夢だった。

「はぁ・・・まだひきずってるのかなぁ?」

数ヶ月前、私は矢口さんと別れた。
その理由は自分にあった。

私は矢口さんの事をほっといて他の子と仲良くしていた。
矢口さんはずっと待っていてくれたのに・・・
98 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)18時08分34秒
矢口さんの気持ちに気付いたのは別れた後だった。

ある日偶然聞いてしまったんだ・・・
矢口さんが1人楽屋で独り言を言っていたのを

「さみしいよ・・・よっすぃ〜・・・
オイラはずっと待ってたのに・・・
なんで?なん・・っ」

矢口さんは1人泣いていた・・・
99 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)18時13分49秒
でも私はどうしようもできなかった。

次の日楽屋へ行ったら矢口さんはいつもの通り笑顔でいたから・・・
謝っても矢口さんは「「オイラが悪かったんだし?」」と言って
ふつうに接してくれたから・・・


悔しかった・・・
無力な自分に・・・
矢口さんの為に何もできなかった自分に・・・

矢口さん・・・
100 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)18時18分45秒
はっとして時計を見てみる。
このままでは遅れる!っと思って焦りながら家を出た。

思いっきり走ったので何とか時間に間に合った・・・

「よっすぃ〜大丈夫?」

そう言って私に近寄ってきたのは・・・



矢口さんだった
101 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)18時24分08秒
(大丈夫ですよ!体力には自信ありますから)
昔ならこう言い返せた。

「あ・・・ハイ、大丈夫ですよ」
今じゃこれしか言えない。

「そっか、とりあえず今日も1日ガンバローね?」
「ハイ・・・」

そう言って矢口さんは安部さんや飯田さんの方へ行ってしまった。



「ねぇ、ひとみちゃん?」



102 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)18時27分56秒
「え?あっ梨華ちゃんか・・・おはよう」
「おはよう、元気ないね?どうかしたの?」

まさか矢口さんの夢を見たからなんて言えない・・・

でも、
心の中じゃ言いたいって思ってる私がいる。
矢口さんに言えばまた寄りが戻るなんて考えてる自分がいる。

最悪だ・・・
103 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)18時33分11秒
収録が全部終わってみんな話をしながら帰ろうとしている。

―明日はオフだから一緒に遊ばない?

―ねぇねぇ今日夜食べに行こう!

―でね、そのときなっちが・・・

なんかおかしい・・・
何度も見るこんな光景
それなのに・・・
なんでだろう?
104 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)18時39分28秒
気がつくともう私1人だけだった・・・
いや、違う
もう一人いる・・・

矢口さんが・・・

「ねぇ、よっすぃ〜」

急に矢口さんがよんできたのでビックリした。
「ハイ、何ですか?」

「オイラね、分かったんだ・・・」
「? 何がですか?」

「オイラは信じてなかったんだよっすぃ〜の事・・・」

「え?あの、何の話・・・」
「オイラ、今まで自分はよっすぃ〜を信じて待ってるんだって思ってた。
でも違ったんだ。オイラは諦めてたんだよ、よっすぃ〜の事を・・・」
105 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)18時48分21秒
なんでですか?

「もしオイラがホントによっすぃ〜の事好きだったら
よっすぃ〜に言ってたはずだもん。「「浮気すんな」」って・・・」

なんでですか?

「オイラサイテーだよ、自分の都合のいいことばっかり考えててさ」

なんでいつもそうなんですか?

「ねぇよっすぃ〜
オイラね?よっすぃ〜が見捨てたなんて思ってたんだよ?
ホントは・・・最悪だよね・・・よっすぃ〜の事好きって言ってたのにね
ゴメンね?」
「・・・」

矢口さんは悪くないのに・・・
私が悪いのに・・・なんで矢口さんが
謝るんですか?なんで・・・

「なんでですか?矢口さん」
106 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)18時56分20秒
「え?なんでって・・・」
「全部私が悪いじゃないですか!矢口さんの気持ちを考えないで矢口さんをほっといて浮気して・・・
全然矢口さんが謝る事はないんですよ!!」
「でもオイラは何も言わなかったんだよ?よっすぃ〜が浮気してるのを知ってたのに・・・」
「それは矢口さんが私を信じてたからじゃないんですか?」
「でもっ・・・」

私は矢口さんを思いっきり抱きしめた

やっと分かった・・・
さっきの・・・いや矢口さんと別れてから毎日感じてた
違和感の正体が・・・

107 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)19時02分04秒
「まだ・・・矢口さんの事が好きなんです・・」
別れた事にひきずっていたんじゃない。
まだ好きだからだったんだ・・・

「よっすぃ〜・・・」
「矢口さん・・・好きです。また・・・付き合ってくれませんか?」

そう言った瞬間後悔した。

誰のせいで別れたんだ?

誰のせいで矢口さんを傷つけたんだ?

誰のせいで矢口さんは楽屋で泣いていたんだ?

そんな考えが私の頭の中を駆け巡った・・・

108 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)19時08分09秒
「あっ!スミマセン、バカなこと言っちゃって・・・」

私の腕の中にいた矢口さんは俯いて何も言わなかった。

「矢口さん?あの・・・気にしないでください、今のは・・・」
「嘘なの?」

急に矢口さんが聞いてきた。
「・・・」
ここで本当の気持ちを言うべきなのか・・・
それとも・・・
「本当の事言って?オイラはちゃんと受けとめるから」

その言葉で私は決心した。
109 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)19時12分08秒
「ホントに好きです。矢口さんが・・・」
いってしまった。でも後悔はしてない。
これで振られるなら本望だ!

でも矢口さんはなにも言わない・・・
不思議に思ったそのとき

ぎゅうっ

急に矢口さんの腕が私の背中に伸びてきてその勢いで
矢口さんは私を抱きしめた
110 名前:よしやぐ 投稿日:2003年06月14日(土)19時15分26秒
「オイラも・・・オイラも好き・・・よっすぃ〜が大好き!
またよろしくね?」

その言葉を聞いた瞬間・・・
周りの景色の色が今までよりも鮮やかに私の目に写った。

「ハイ!」

〜終わり〜
111 名前:タケ 投稿日:2003年06月14日(土)19時20分55秒
更新終了です。
痛めにチャレンジしてみたんですけど、どうでしょうか?

次回は「やぐやす」でも書こうかと思います。
112 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)10時07分03秒
私は「分かれようと」言う。

あなたは「イヤだ」と言う。

あなたは「待って」と叫ぶ。

私は行く。
113 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)10時09分02秒
嘘だろ?圭ちゃん・・・

圭ちゃんはサヨナラって言って家を出ていく。

矢口は待ってっていってるのに・・・
114 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)10時11分51秒
サヨナラ矢口

あんたには私は必要ないよ・・・
もちろんあんたの性格は知ってる。痛いくらいに、ね。



でもあんたはもう1人じゃない

だからサヨナラだよ・・・
115 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)10時15分02秒
わかんない・・・
わかんないよ!圭ちゃん!

なんで・・・
なんで矢口が待ってって言ってるのに
「サヨナラ」なんて言うんだよぉ!!

なんでだよぅ・・・圭ちゃん・・・
116 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)10時18分28秒
矢口がいいじゃん別れなくてもって言ったのに・・・

それなのに・・・

それなのに圭ちゃんは「それじゃ矢口の為にならない」って言うんだ・・・

圭ちゃんは逆に「なんで分からないの?私は矢口には必要ないんだよ?」
って言うんだ・・・


117 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)10時21分42秒
それはこっちが聞きたいよ!
なんで別れなきゃいけないんだよ!!
わけがわかんないよ・・・

なんで?・・・
なんでだよ・・・

なんで泣いてるのさ?矢口はさぁ

どうして圭ちゃんがいないのさぁ

どうして



こんなに心がさみしいんだよぉ
118 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)10時26分53秒
矢口と別れてから何日かたった。

皮肉な事に矢口と別れてからのこの数日は・・・
物の見事に晴天だった。

矢口は分かってくれたのかな?私の言った事・・・
まぁ多分わかんないだろうけどね?

それでも分かって欲しい・・・
さっきと言ってる事は矛盾してるけど、
分かって欲しいんだ。

矢口には・・・
119 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)10時30分53秒
圭ちゃんと別れてから2,3日くらいたった。

しかもその日から天気は矢口をバカにするように、
そして矢口と圭ちゃんの別れを祝うかのように・・・
快晴続きだった。

でも今でもまだ分からない。
なんで圭ちゃんが「サヨナラ」って言ったのかが・・・
120 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)10時34分00秒
なんで?

なんでなんだよ圭ちゃん・・・

なんで「サヨナラ」なんて言うんだよ!
なんでなんだよ・・・
121 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)10時38分01秒
考えても埒があかないと思って楽屋を見渡してみる。

なっちとカオリは心配そうな顔してこっちを見てる・・・

そりゃそうだろうね。
自分でもわかるくらいいつもの自分じゃないもん。
122 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)10時44分51秒
次は・・・加護と辻・・・5期メンと6期メンと一緒にお菓子食べて話してる。
心なしか顔が暗いかな〜?って思ったけど気にしない。

藤本はいない。きっと松浦のとこだな。
ヤバイまたブルーになりそう。

石川は・・・なっち達と同じように心配そうな顔してこっち見てる。
ただ一つ違うのは視線が矢口じゃない事だけど・・・

あとよっすぃ〜は・・・あれ?
「矢口さん!!」
一瞬前が見えなくなったと思ったら・・・
よっすぃ〜が矢口の目の前に立ってた・・・
123 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)10時49分43秒
「矢口さん。どうしたんですか?元気ないですよ?」

よっすぃ〜・・・わざわざそんな事いいに来てくれたのか・・・
ありがとうって言いたいとこだけど・・・

「・・・別に?何でもないよ」
そう言い返す。今は誰とも話したくないから・・・

「でもここ最近矢口さんずっとそんな感じですよ?」

ってよっすぃ〜は言い返す
そりゃあそうだよ・・・圭ちゃんと別れたんだから
124 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)10時54分20秒
「圭坊!」
突然誰かに呼ばれた。
誰かって言ってもこの声は・・・

「どないしたんや?圭坊?裕ちゃんが相談のったげるで〜?」

むしろその方が問題ありなんだけど。
とはもちろん言わないで・・・
「矢口の事やろ?」
「え?」

やっぱりこの人にはかなわないなぁと、思いつつ
「うん。そうなんだ実は私・・・」
125 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)11時00分16秒
「そっか。別れたんか・・・ヤグチと・・・」
裕ちゃんは私の言った事を聞いた後数分間黙っていたけど
そう言い返した。

「うん。さっき言ったように私は矢口の邪魔になると思う。だから・・・」
「なんでや?」
裕ちゃんの鋭い声が聞こえた。

「なんでってそりゃ・・・」
何故か言葉が出ない。
なんで?なんで言えないんだ?

「さぁ言うてみ?なんで圭坊が矢口と別れるのがいいんや?」

裕ちゃんはまるで私の心を見透かすような声で聞いてきた。
126 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)11時05分59秒
「・・・そう・・・だったんですか・・・」
言った。
全部言った。
きっとここにいる全員に聞かれただろうけど・・・

「わかった?だから矢口は・・・」
「きっと保田さんは矢口さんの重荷になりたくなかったんですよ・・・」

よっすぃ〜は矢口の言葉をかき消すようにそう言った。
「なんで?なんでよっすぃ〜にそんなん分かるの?」

矢口は少しイラついた声で言った。
実際イラついてんだけど。

「矢口さんなんで保田さんがそう言ったのかわかんないんですか?」

カチンと来た。
127 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)11時08分39秒
「ああ!!わかんないよ!全然わかんない!なんで邪魔になるのさ?
矢口は全然邪魔になら」

パチーンッ
乾いた音が楽屋ないに響いた・・・

鳴ったのは矢口の頬
鳴らせたのは・・・

石川だった・・・
128 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)11時14分41秒
「矢口はきっと私とずっと一緒にいたいと思う。
過信して言ってるわけじゃない。きっと矢口はそうする。
だから別れなきゃいけない。矢口はいつまでも私と一緒にいるべきじゃないんだ。」

そう私は今思ってる事を裕ちゃんにぶつけた。
「・・・」
裕ちゃんは何も言わない。

「」
129 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)11時18分18秒
そう私は今思ってる事を裕ちゃんにぶつけた。
「・・・」
裕ちゃんは何も言わない。


「そっか。」
やっと口を開いたと思ったらそれだけだった。
「何か言わないの?裕ちゃん」

「言ったところであんたは変えへんのやろ?その考えを」
ズバリ言われた。
「うん。」
私はそう言い返した

130 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)11時24分44秒
「どうしてですか?なんでわかんないんですか?矢口さん」
矢口はあっけにとられてぼ〜っとしていた。
「保田さんは娘。を卒業しました。だから保田さんは・・・」

「なんで?なんで邪魔になるんだ?」
落ち着きなおして言う。

なんで?なんでわかるんだ?
なんで矢口にわからないのにわかるんだ?
131 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)11時32分07秒
「矢口さん。落ち着いて聞いてくださいね。」
「落ち着いて聞いてられるかよ!」

「保田さんは矢口さんが保田さんに依存すると思っていったんですよ。」

石川はオイラの言葉を無視して話続ける。

「これは石川の思いこみですけど・・・保田さんはきっと
縛りたくなかったんですよ矢口さんを・・・」
「え?」
縛りたくなかった?
132 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)11時33分48秒
「縛ったまま一緒だったら矢口さんはダメになるって思ったんですよ。
保田さんは・・・」

ダメになる?矢口が?
そうなの?
圭ちゃん・・・
133 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)11時37分17秒
「ならあんたの勝手や。裕ちゃんはこれ以上口出しはせぇへんわ」
裕ちゃん・・・

「ありがとう・・・裕ちゃん」

矢口・・・このことは言わなかったけどさ
きっと分かってくれるよね?
134 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)11時40分53秒
「矢口さん・・・あの〜」

「石川、あとよっすぃ〜・・・ありがとう。矢口がバカだった。
圭ちゃんが何も考えないでそんな事言うわけないもん。」
ホントバカだ。矢口は圭ちゃんの言葉の意味をちゃんと考えないでいた。
私の為を思ってくれてたのにね・・・

ゴメン・・・そしてありがとう圭ちゃん・・・
135 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)11時42分20秒
それから約1ヶ月がたった・・・

136 名前:やぐやす 投稿日:2003年06月16日(月)11時47分09秒
それから約1ヶ月がたった・・・

あれから矢口は圭ちゃんに謝った。

でも・・・今になって分かったんだ。
矢口は圭ちゃんに依存しすぎた。
もちろんそれが悪い事ってわけじゃない。
でも必要なのは圭ちゃんだけじゃなかったんだ!


だって矢口にはたくさんの仲間がいるんだからね。

〜終わり〜
137 名前:タケ 投稿日:2003年06月16日(月)11時50分55秒
更新終了です。
すっごい無茶苦茶になってしまいました。(汗)
(しかも読みにくいし・・・)

あとレスください。
なんか1人で書いて1人で見てるみたいで不安なんで(ホントにそうかも・・・泣)
138 名前:捨てペンギン 投稿日:2003年06月16日(月)18時58分15秒
目指せ、娘。全員制覇なのかな?
あとは、さやまり、やぐみきとかですか?
139 名前:名無し読者 投稿日:2003年06月18日(水)04時12分10秒
読ませてもらってますよ〜
やぐ好きなので喜んでおります(w
更新楽しみにしてますね
140 名前:さやまり 投稿日:2003年06月18日(水)17時04分01秒
今日はあいにくの雨。
今日はせっかくのオフだったんだけどな・・・。
携帯を見てみる。

理由は一つ。

「ちぇっやっぱり沙耶香からメール来てないや」
沙耶香からのメールを待っていたからだ。
141 名前:さやまり 投稿日:2003年06月18日(水)17時08分55秒
さっき「やっぱり」と言ったのは5分前にもそれを見たから・・・。
たった5分、されど5分 
そんな感じだよ。

外では雨が色んなものに当たって音を立ててる。
地面、屋根、壁とか他にも色々当たってるのかな?
142 名前:さやまり 投稿日:2003年06月18日(水)17時12分51秒
おっと!いけない。今日はせっかくの休みだ!
楽しまなきゃなっ!うんうん。

そう1人で納得した後どう楽しむか考えた。
・・・
結局数分間考えたが雨の音が強くなった音が聞こえただけだった・・・。
もう一回携帯を見てみた。
143 名前:さやまり 投稿日:2003年06月18日(水)17時18分26秒
あれ?

電池切れだった。
おちょくられたような気がして少しムカツキながら充電器に携帯を置いた。
その気持ちを押さえようと窓に近づいて空を見上げた

「沙耶香がいない」

この現実が今見てる空のように周りの景色を灰色にさせる。
突然灰色の空がゆがんだ。
空だけじゃなくて周り全体が・・・

いつのまにか泣いてたんだ
144 名前:さやまり 投稿日:2003年06月18日(水)17時22分55秒
沙耶香の存在がいつのまにかとても大きくなっていた。

初めて好きだって気付いたあの時よりも・・・

緊張しながら告白したあの時よりも・・・

沙耶香が娘。をやめたあの時よりも・・・

気付かないうちにもっと大きくなってた。
沙耶香が好きだって気持ちが・・・
145 名前:さやまり 投稿日:2003年06月18日(水)17時28分25秒
不意にドアを叩く音がした。
隣じゃない、家だ。

「沙耶香が来た」 という期待に乗せられ急いでドアを開けた。
がちゃっ
「よう!矢口」

沙耶香は確かに目に前に立っていた。
まるで漫画みたいだなぁなんていつもならそう思うだろう。
けど今日は違う。素直に嬉しいんだ。ホントに・・・。
146 名前:さやまり 投稿日:2003年06月18日(水)17時34分46秒
「なんでここにいるの?」ふと疑問に思って聞いてみた。
今日沙耶香は仕事があるはずじゃあなかったっけ?

「あ?何それひどくない?せっかく来てやったってのにさぁ」
「それはとにかくなんでいるのさ沙耶香ぁ」
「それはとにかくって矢口も結構ひどい事言うね、可愛いのに・・・」

むかつく
さっきまで誰かさんの為に泣いてたってのに今はもうこんなくだらない会話。
それなのに「可愛い」の一言で嬉しくなる自分がむかつく
でも、そんな自分が好きかも・・・なんてね
147 名前:さやまり 投稿日:2003年06月18日(水)17時39分18秒
「どしたの?矢口」
沙耶香は急に顔を近づけそう聞いてきた。

こんな近づいちゃドキドキしてくるっつーのにさ
なんでそんな普通に顔近づけられるのさ?

ずるいなぁ
ホントはこっちが年上なのにな
こっちが沙耶香をドキドキさせたいのにな
そう思ってキスをした。
148 名前:さやまり 投稿日:2003年06月18日(水)17時45分19秒
沙耶香は一瞬戸惑った顔をしたがすぐに目を閉じた。
そんだけかよ!って思うつもりはない。
なんか沙耶香と一緒にいるだけで・・・
キスをしてるだけで心が満たされる。
しかたがない
今は何も考えないでこの幸せの時間を味わってあげよう・・・

そういえば沙耶香の仕事は・・・って沙耶香の舌が〜〜〜!

〜終わり〜
149 名前:タケ 投稿日:2003年06月18日(水)17時53分28秒
更新終了です。

>138 捨てペンギン様
レスありがとうございます。
>目指せ、娘。全員制覇なのかな?
今のところ考えてませんができたらしてみたいですが・・・

>139 名無し読者様
読んでくださってありがとうございます。
今回「さやまり」を書きましたがいかがなもんでしょうか?
150 名前:捨てペンギン 投稿日:2003年06月19日(木)00時37分22秒
さやまり味わいました
次も期待しています
151 名前:名無し読者 投稿日:2003年06月19日(木)01時53分44秒
沙耶香にベタ惚れって感じのやぐがかわいいですね
更新楽しみにしてます
152 名前:みちやぐ 投稿日:2003年06月19日(木)15時12分23秒
ウチがハロプロを卒業してからもう半年がすぎた・・・。
はやいもんやなぁ・・・

「みっちゃん?」

ん?
「何ボ〜っとしてんのさ?せっかく矢口が遊びに来てあげたってのにぃ」

あぁそうやった。
ついさっきウチの家にやぐっちゃんが来たんやったな・・・

「スマンスマン、いやぁ〜なんか早いなって思ってな?」
「え?何がだよぉ〜」
矢口はやわらかい笑顔でそう聞く。

可愛い娘なぁ、ホンマに・・・

「みっちゃん?何ニヤニヤしてんのさ」
「え?」
いつのまにか顔がにやけてたようや
なんか恥ずかしいなぁ
153 名前:みちやぐ 投稿日:2003年06月19日(木)15時23分06秒
「で?何が早いんだよぉ〜?」

あっそうやったそうやった・・・

「いや、ウチがハロプロ卒業してからもう半年はたったやん?」
「あっそうだねぇ」

そうだねぇって矢口・・・そんだけかいな・・・

「せやから早いなぁ〜っていったんやけど・・・」
「う〜ん、確かに早いよね、もう6月だし?」


「でもいややなぁって思う時があるんや・・・」
「は?」

矢口のおどろいた顔を見ながら言った。
「だって卒業してからやぐっちゃんとそんなにあえへんやんかぁ・・・」

今日だってそう。なんか寂しいなぁ・・・なんて改めてそう感じる

「でも久しぶりに会うってのもいいんじゃん?」
154 名前:みちやぐ 投稿日:2003年06月19日(木)15時30分35秒
意外な言葉やった。

「まさか矢口がそんな事言うなんてなぁ・・・驚いたわぁ」
「だってさぁオイラオフにこうやってみっちゃんの家に遊びに行くために
仕事頑張ってるんだもん。」
「え?そうなん?」

矢口はニカッと笑って
「あったりまえじゃんだってオイラはみっちゃんの彼女なんだぜ〜」
なんて自慢げに言う。

なんか・・・幸せやな・・・ウチって・・・
155 名前:みちやぐ 投稿日:2003年06月19日(木)15時35分47秒
それと同時にやぐっちゃんが成長したんやなって実感する。
「大人になったな。やぐっちゃん」
「そ〜ぉオイラそんな気はしないけどなぁ〜」

そんな事はないと思うんやけどな・・・。

「まぁええわ。
あいに来てくれて嬉しいでぇやぐっちゃん」
「?・・・こちらこそどういたしまして。みっちゃん」
156 名前:みちやぐ 投稿日:2003年06月19日(木)15時47分40秒
ウチらは顔を見合わせそのままキスをした。

普通は目を閉じるもん何やろうけど
今日ぐらいやぐっちゃん見ながらっちゅうのもええやろ!
なんて思ってやぐっちゃんを見る。

さっき見た時は気ずかんかったけど
なんかやぐっちゃん色っぽくなってないか?
昔見た時はかわいいって思ってたんやけど・・・

キスが終わった後

「みっちゃんキスしてる時オイラの事ずっと見てたでしょ?」
「え?なんで知ってるん?」
「いや、細目で見てみたらみっちゃんがじっとこっち見ててさ」

なんかいっぱい食わされたって感じやな〜。
もっとも、気付かんかったウチに問題があるんやけどな・・・
157 名前:みちやぐ 投稿日:2003年06月19日(木)15時54分24秒
2日後・・・
ウチは姐さんと一緒に居酒屋へのみに行った。

「お〜みっちゃん!久しぶりやなぁ」
「そうですねぇ。こうやって2人で飲むのも久しぶりですからね」

それから酒を飲み始めたウチと姐さんはくだらない話をしていた。
そんな時姐さんが

「矢口とはどうなんや?」
って言って来た。

「!?」
ウチは正直驚いた。
まさか姐さんが聞いてくるなんて・・・
158 名前:みちやぐ 投稿日:2003年06月19日(木)16時06分56秒
「姐さんがそんな事を聞くなんて驚きましたわ」

とりあえずさっき思った事をそのまま口に出してみる。
姐さんは焼酎を飲んでいた。

「そりゃ〜ウチかてなぁあ〜聞くんやでぇ〜大好きな矢口のことやもんなぁ〜」
姐さんは少し酔ったような口調でそう言った。

・・・
「・・・そうですか」
「心配すんなや〜みっちゃん今言った好きってのはみっちゃんの言った好きとは
ちゃうもんやて〜」

そう言って姐さんは焼酎を再び口に含む
ウチにはその姿がなんとなく寂しく見えた。

「すんませんねぇ姐さん・・・」
「・・・ええんや、矢口が決めた事やしな」

急に姐さんの口調が鋭くなった・・・
っと思ったら・・・

「あっお姉さん〜焼酎もう一本くださ〜い!」
なんて言ってる姐さんがいた・・・。
ウチの気のせいやったんかな?さっきのは・・・
159 名前:みちやぐ 投稿日:2003年06月19日(木)16時17分03秒
―ねぇみっちゃん?オイラどうしたらいいかな?

―みっちゃん・・・オイラ・・・裕子と・・・わか・・・れる・・・

―オイラみっちゃんが好きかもしれないんだ・・・

「おーいみっちゃ〜ん起き!もう帰るで?」

なんや・・・ウチ・・・寝てしもたんか・・・
さっきの夢って・・・
「どないしたん?みっちゃん」
酔いがさめたのか姐さんの口調はしっかりしてる。

「あっなんでもないですよ」

会計を済ませ少し散歩して帰る事にした。
その途中

「ホンマはいややったんや・・・矢口と別れる事」
「そう・・・ですか・・・」
「とは言っても今はもうみっちゃんのもんや」

昔、矢口と姐さんと付き合ってた・・・
でも・・・

160 名前:みちやぐ 投稿日:2003年06月19日(木)16時25分58秒
姐さんが卒業してから2人の仲は少しずつ狂い始めていた。
その時ウチはやぐっちゃんの相談相手になった。
(姐さんは圭ちゃんに相談してたそうや)
そして・・・

ウチはやぐっちゃんに恋してしまった・・・
結局やぐっちゃんと姐さんは別れてウチとやぐっちゃんが付き合い始めたんや。


「正直みっちゃんがうらやましかったんやで?」
「・・・姐さん・・・」
「でも・・・あのまま付き合っても別れてたかもしれん・・・
そう思ったんや・・・だからよかったんや」
「・・・・・」

ウチは何も言えなかった

「みっちゃん?一つ約束してええ?」
161 名前:みちやぐ 投稿日:2003年06月19日(木)16時32分16秒
家に着いた。
もう11時を回ってる。
はっきり言って眠い。このまま寝てしまおうか・・・

―矢口を幸せにしてな・・・

ふと姐さんのさっき言った言葉がウチの頭の中に響いた。
もちろんわかってますよ姐さん・・・

だってウチも姐さんに負けんくらいやぐっちゃんの事が大好きですからね
そう思ってウチはやぐっちゃんの事を考えながら布団にもぐった。

〜終わり〜
162 名前:タケ 投稿日:2003年06月19日(木)16時36分57秒
更新終了です。
>150捨てペンギン様
今回みちやぐを書いてみましたがどうでしょうか?

>151名無し読者様
ありがとうございます。
そう言ってもらえると嬉しいです。
163 名前:やぐのの2 投稿日:2003年06月20日(金)15時01分14秒
あいぼんに矢口さんをわたさないといってから
もうなんしゅうかんもたちました。

でも、かんじんの矢口さんがのののきもちにきづいてくれません。

「好き」っていったのに・・・

じょうだんだとおもわれてしまったのでしょうか?

やっぱりののじゃだめなんでしょうか?
矢口さん・・・
164 名前:やぐのの2 投稿日:2003年06月20日(金)15時07分35秒
そんなあるひのがくやでのことです。

きょうもあいぼんと矢口さんのとりあい・・・

「なんやぁ、のの!矢口さんと先話すんはウチやで!」
「なんでれすかっ!そんなのかってにいわないでくださいよ!」
「だ〜!!もうお前らうっさ〜い!」

トホホ・・・おこられてしまったのです。

「あいぼんがわるいんれすよ?」
ついそういってしまったのです。

「なんやとっ!? ののこそうるさかったやんか!うちのせいだけちゃうわぁ!
むしろのののせいや!」

ののはこのことばにののはすこしむっとしてしまいました。
165 名前:やぐのの2 投稿日:2003年06月20日(金)15時14分02秒
「なんですか?そのいいかたはっひどいじゃないですか!ののはわるくないです!」

そしたらあいぼんも
「なんやとぉ?のの!!ふざけんのもいいかげんにせいやっ!」
ていってきてまたけんかになってしまいました。


「ちょっとのの!あいぼん!止めなって、ね?」
いいらさん・・・すみません。
いくらいいらさんでもこんかいばかりはゆずれません。

「いいらさん!ののはわるくないです!わるいのはあいぼんです!」

「いいかげんにしろよっ!!!」

あわただしくなったがくやをしずかにしたのは矢口さんでした・・・
166 名前:やぐのの2 投稿日:2003年06月20日(金)15時22分52秒
「まったく!いいかげん2人ともケンカやめろよ!
もう子供じゃないんだからさぁ!」

「でも矢口さん!悪いのは・・・」
ののがそういいかけたとき・・・

ばちーんっ

きがついたらののは矢口さんにたたかれていました・・・

「ちょっと矢口!何するんだよ!ののがかわいそうじゃん」
いいらさんのこえがきこえました。
でも、
ののはただぼうぜんとするのみでした・・・

「じゃあカオリ?なんで2人を早く止めないのさ!」
矢口さんのおこったこえ・・・

「そっそれは・・・」
いいらさんのこえ・・・

「でも矢口のした事はいいことじゃないべ」
あべしゃんのこえ・・・

「確かにやりすぎたかももしれない。でも甘やかしすぎもいけないと思うけど?」
また矢口さんのこえ・・・
167 名前:やぐのの2 投稿日:2003年06月20日(金)15時28分38秒
「ごめんなさい!」
矢口さんといいらさんとあべしゃんのいいあらそいをとめたのは
ほかでもないあいぼんでした・・・

「うちも悪かったんです。ののと張り合ってケンカしちゃって・・・」

「・・・」

がくやがまたしーんとしてしまいました。
ののはただたってるだけでした・・・

「ハイ!じゃあこれで終わり!
もうみんな帰ろ!」
いいらさんがみんなによびかけました。
それとどうじにみんなはぞろぞろとかえっていきました・・・

そしてがくやにのこっているのはののとあいぼんとやぐちさんだけになりました。
168 名前:やぐのの2 投稿日:2003年06月20日(金)15時38分57秒
「ねぇ、2人とも。なんでそんなにケンカするのさ?矢口の事で・・・」
そう矢口さんはさっきよりやさしいことばではなしかけてくれました。

でも矢口さん・・・まだきづいてないんですね・・・ののたちのきもちに・・・

「矢口さん!」
あいぼんがとつぜんくちをひらきました。

「何?加護」
矢口さんがききかえしました。

「あの・・・ウチとのの、どっちが好きなんですか?」
「は?なんだそりゃ?なんでそんなこと・・・」
「なんだじゃないです!」
ののはそういいかえしました。

「加護?辻?どうしたんだ?一体どうしたんだよ・・・」

「ののはやぐちさんが好きです!」
「ウチはやぐちさんが好きです!」

たぶんどうじにいったとおもいます。

「え?いやそれは・・・」
「ウチとののの言ってる好きは矢口さんが思ってる好きとは違うんです!」
「そうです!ののはとあいぼんはホントに矢口さんがすきなんです!」
「・・・」

矢口さんはなにもいいません。
むしろとてもおどろいたかおをしています。
169 名前:やぐのの2 投稿日:2003年06月20日(金)15時43分17秒
「加護・・・辻・・・ゴメン」
どういういみかはなんとなくわかりました・・・

「だめなんです・・・か?」
おもっていいたことをくちにだしてみました。
「いや・・・その・・・」
矢口さんはくちごもってなにをいってるのかわかりませんでした。

「矢口さん!ウチらじゃアカンのですか!?」
「矢口さん!」

「ゴメン・・・矢口には決めらんないよ。
どっちの方が好きだなんて・・・」
170 名前:やぐのの2 投稿日:2003年06月20日(金)15時49分46秒
「・・・」
矢口さんはそのままうつむいてしまいました。

またながいちんもくがおとずれました。
ののはなんていっていいのかわかりませんでした・・・
たぶんあいぼんもそうだとおもいます。
矢口さんはうつむいたままなにもいいません。

「わかりました・・・」
ののはやっとこのことばをみつけてくちにだすことができました。
でもとてもゆうきがいりました。

「え?でも辻・・・」
「もういいんです。矢口さんがそういうならしかたないです。
じゃあ、あいぼん、そして矢口さん。さよなら」

そういってののはがくやをでていきました。

でもがくやをでてからすぐなみだがでてきてしまいました。
(矢口さんにおもわれてなかったんですね・・・ののは・・・)
そうおもいながらなんとかなみだをこらえてそとへでていきました。
171 名前:やぐのの2 投稿日:2003年06月20日(金)15時52分31秒
「辻〜!」
とぼとぼあるいてると矢口さんのこえがうしろからきこえてきました。

「辻!」
「・・・なんですか?矢口さん」
「ゴメンね?ほんっとゴメン!2人の気持ちに答えられなくて・・・」

矢口さんはやさしいのです。
だから好きです。
もちろんそれだけじゃないんですけど・・・
172 名前:やぐのの2 投稿日:2003年06月20日(金)15時58分11秒
「さっき加護にも言ったんだけど・・・」

? あいぼんになにをいったのでしょうか?

「矢口、いつか答えるから!
今は2人の事どっちが好きかわかんないけど・・・
いつか答えてあげるから!」

矢口さん・・・
ののはうれしくなって矢口さんにだきついてしまいました。
「矢口・・・さん・・・」

矢口さんのいいにおいがします。
「矢口さん!」
ののは矢口さんからはなれてこういいました。

「わかりました!ずっとまってます!」
矢口さんのこたえがくるひがいつになるかはわかりません。
でも・・・
ののはきっとずっと矢口さんが好きだから・・・
きっとまってられます!

〜終わり〜
173 名前:タケ 投稿日:2003年06月20日(金)16時02分47秒
更新終了です。
〜終了〜 と、いいつつまだまだ続きそうです。このシリーズ(爆)
ではまた明日くらいに更新したいと思います。
174 名前:タケ 投稿日:2003年06月21日(土)17時44分16秒
タケです。
173の通り更新しますね〜
今回は「やぐたか」でいこうと思うます。
175 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月21日(土)17時48分44秒
最初は小さい先輩だと思ってた・・・。

でも、
いつからか矢口さんを見るたびに
違和感を感じるようになってきた・・・

それが「恋」だと気付いたのは
ミニモニ。の映画の収録の時だった・・・

176 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月21日(土)17時54分43秒
「おはよ―ございまーす!」
いつもと同じようにあいさつをして楽屋へ入った。

「おうっ高橋!おはよ〜」
矢口さんは私に笑顔でそう言ってくれました。

それと同時に私の心臓は鼓動が早く動いていました・・・

「愛ちゃ―ん!」
その後辻さんや加護さんとおしゃべりして矢口さんと顔をあわせる事は
なかった・・・
177 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月21日(土)18時00分51秒
収録後・・・
いつもの通りそのまままっすぐ家に帰るつもりでした・・・
けど・・・
「あれ?」

おかしいな・・・
携帯がないぞ・・・
なんで・・・

答えはすぐ見つかりました。
「楽屋だ!!」

そして楽屋へ戻ろうと走りました。

息を切らしながらとりあえず楽屋に着いて
ドアを開けようとノブに手を伸ばしたら・・・
178 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月21日(土)18時05分11秒
がちゃっ
ドアの開く音

ごんっ
私の頭にドアが当たる音

ドアは勝手に空いた・・・わけではなく
下の方を見た・・・と言うよりむしろ
ドアにぶつかって倒れるときに
見えた・・・
ドアを開けたのは矢口さんだった・・・

ばたん




なんか・・・気がと遠くなってきた・・・
179 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月21日(土)18時10分41秒
―た・・・はし・・・

ん?誰?

―おい・・・たか・・・し・・・じょう・・・か・・・

せっかく人がいい気持ちで寝てんのに・・・
うるさい・・・

「おい!高橋!大丈夫か!?」

はっ!
気がついたら私の頭は矢口さんのひざの上に乗っかっていました・・・
イテテ頭痛い・・・
あ、そっかさっきドアに頭・・・ぶつけ・・・たん・・・










ん?

矢口さんのひざの上?
180 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月21日(土)18時13分02秒
「あっえ?・・・あの・・・矢口さん・・・」
「ん?」

上から私を優しく見下ろす矢口さん・・・
なぜかどきどきした・・・
181 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月21日(土)18時20分04秒
「あっえ?・・・あの・・・矢口さん・・・」
「ん?」

上から私を優しく見下ろす矢口さん・・・
なぜかどきどきした・・・ なんで?

「あの・・・もっもう大丈夫ですから・・・」
そう言って起きあがろうとしたら

「ダメだぞ!もう少しやすんでなきゃ」
矢口さんは起きあがろうとした私の体をまた
倒した。
もちろん私の頭は矢口さんの・・・

「どうした高橋?顔が赤いぞ?」
「ふぇっ!? あっえっそのっだっ大丈夫ですぅ」

なんかわけがわかんない
どうしてこんなに気持ちが落ち着かないんだ?
ただ矢口さんのひざに乗っかってるだけなのに・・・
182 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月21日(土)18時27分41秒
「クスッ 高橋おもしろーい! きゃはははははっ!!」

私の頭上で笑う矢口さん・・・

か、可愛い・・・

って!何考えてんだ私は!今はそんなときじゃないだろ!
そう思い私は何とか起きあがろうとした。

「こらっ寝てろって言ってるだろ?」
「いっいえっもう大丈夫ですから・・・」
「でもさっき顔赤かったしさぁ・・・風邪?」

そう言った途端矢口さんはなぜか顔を近づけてきて・・・
ピタッ

そうして私のおでこに矢口さんは矢口さんのおでこを当ててきました。
183 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月21日(土)18時34分57秒
「!! あわわっ矢口さん・・・あの・・・」

私は少しパニックをおこしたけど矢口さんは何事も無かった様に

「熱はないみたい で、何?」
と言って
矢口さんは私のおでこから離れてしまった・・・
なぜかがっかりする自分がいた・・・
そしてさっきの事にドキドキして自分がいた・・・

(なんでこんなにドキドキしてるんだろう)

「よしっじゃあもういいと思うから」
184 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月21日(土)18時41分41秒
矢口さんそう言ってやっと私の頭を起こしてくれました。
と、思ったら・・・

「あっタンコブできてる・・・」
矢口さんは悲しそうな顔をしながらそう言ってきた。
その顔がまた色っぽく見えた。

「あの、やぐ・・・ !!!」
なにか言おうとしたとき矢口さんは私の頭をなでできた。
ドキッ

またドキドキしてきた・・・

そこでやっと私はドキドキの答えに気づいた・・・

(私は矢口さんの事が好きなんだ)
185 名前:タケ 投稿日:2003年06月21日(土)18時45分17秒
ひとまずここまでです。
改めて自分の駄文さにちょっと呆れました。(泣)
また更新します・・・
186 名前:捨てペンギン 投稿日:2003年06月21日(土)23時29分31秒
みちやぐとは意表をつかれました
やぐたか続き気になります
187 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月22日(日)15時55分33秒
自分の気持ちに気付いた後、時間がたつのは早かった。
矢口さんがミニモニ。を卒業して・・・

6期メンと藤本さんが娘。に入って保田さんが卒業した。

そして今・・・
まだ告白できないでいる。

矢口さん・・・
188 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月22日(日)16時04分13秒
今日も仕事は忙しい。
でも矢口さんを見るだけで忙しさなんて忘れられた。

休憩中も無意識のうちに矢口さんを見ていた。

「愛ちゃん?どうしたの?ぼーっとして」
声の主は紺ちゃんだった。
「えっ?あっなんでもないよ・・・」

しまった。うっかりしてた・・・
「最近愛ちゃん多いよ?ぼーっとして矢口さん見てるの」
「えっ?」

まさか紺ちゃんに気付かれてたなんて・・・
「気付いてたの?」
そう私が言うと紺ちゃんはコクンと頷いた。
189 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月22日(日)16時14分06秒
「あさ美だけじゃないよ?」
そう言ってきたのは
まこっちゃん・・・
「好きなんでしょ?矢口さんが」
ニヤニヤしながらまこっちゃんが聞いてくる。イジワルだなぁ・・・
紺ちゃんは「え?そうなの?ってまこっちゃんに聞いてる。ニブイなぁ・・・

「えっいやっ別に」
って言うのが精一杯だった。
「ほんとぉ〜?だって愛ちゃん矢口さん見るとき
すっごい嬉しそうだよ?」

えっ?そうだったんだ。
自分でも気付かなかった・・・なんか恥ずかしいなぁ・・・
「ホントになんでも無いんだってばぁ!」
「ふーん、まぁいいや じゃああさ美あっち行こ?」
「え?なん・・・」
「いいからいいから」

? どうしたんだろう?
理由が分かった。

「矢口さーん!愛ちゃんが矢口さんよんでますよ〜!」

さっきまでは私の近くには紺ちゃんとまこっちゃんがいただけだった。
そう・・・さっきまでは・・・
190 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月22日(日)16時18分59秒
「えっと、どうしたの?」

矢口さんが好き・・・なんて本人に言えるわけないんだけど・・・

「なに?どうしたのさ」
「あの〜・・・」
その時

「モーニング娘。さん!そろそろ収録の時間です。よろしくお願いします」
なんて間の悪い・・・

「あっじゃあまた後で聞くから!」
そう言って矢口さんは安倍んさんや飯田さんの方へ行ってしまった・・・
191 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月22日(日)16時24分55秒
「で?どうだった?矢口さんと」
移動中まこっちゃんが聞いきた。

「何とも無かった・・・」
「じゃあいつ告白するの?」
「そんなのまだ・・・あっ!」
しまったつい口が滑って・・・

「あ〜やっぱり矢口さんが好きなんだぁ〜」
ばっばれた・・・

「でも矢口さん今恋人いないんじゃない?」
「え?なんで分かるの?」
「さぁ〜なんででしょう?」

なんかさっきからまこっちゃんに翻弄されてる気がする・・・
192 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月22日(日)16時31分07秒
その後まこっちゃんに冷やかされながらなんとか仕事が終わった。
「高橋?」
分かってた事だけどやっぱり矢口さんに呼ばれた。

「さっきの続きだけど何かあった?」
どうしよう・・・なにも言う事が無い・・・

「無いの?じゃあ先帰るね?矢口」
そういって私から遠ざかる矢口さん
振り返る時の矢口さんの顔が寂しそうに見えた。

私のせいだ!

「矢口さん!」
193 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月22日(日)16時38分47秒
私は楽屋内と言う事も忘れて大声で矢口さんを呼んだ。

「え?」
私の言葉で矢口さんは驚いた顔でこっちをむいたけど
「? 今度はなんだい?」
と矢口さんは笑顔で聞いてきた。

何回見てもドキドキする矢口さんの笑顔・・・
やっぱり可愛いな・・・
って今はそんな事考えてる場合じゃないって!

「あっあの、矢口さん!」
みんなの視線が私と矢口さんに集中する。
今になって後悔した・・・

けどもういいや
振られるならきっぱり振られてしまおう!

「私、矢口さんが好きなんです!」
194 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月22日(日)16時45分43秒
い、言ってしまった・・・
自分でも驚くくらいあっさり言ってしまった。

「・・・」

矢口さんは驚いた顔をしてこっちを見てる。
少し顔が赤くなってる・・・
私たちを見てたみんなも同じような顔をしてる。
ニヤニヤしてるまこっちゃんを除いて・・・

「えっと〜矢口は・・・」
髪を掻きながら矢口さんは俯いた。

でもこっちはそんな事気にしてられない。
ドキドキが止まらない・・・










「矢口も・・・好きだよ」
不意に矢口さんがそう答えた・・・
195 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月22日(日)16時52分11秒
頭の中で矢口さんの言葉がまわる。

なんとも言えない感覚が私の体を駆け巡った。

「なんか言ってくれないかな?こっちはちょっと恥ずいんだけど・・・」
「矢口さん!!」
いつのまにか私は矢口さんに抱きついていた。
矢口さんはきっと驚いた顔をしてる。
周りのみんなも驚いた顔をしてる。
やっぱりニヤニヤしてるまこっちゃんを除いて・・・
でももう今はそんな事どうでもいい

「矢口さん!これからもよろしくお願いしますね!」
196 名前:やぐたか 投稿日:2003年06月22日(日)16時57分24秒
それから数日間は私と矢口さんの話でもちきりだった。

今思うと顔から火が出るほど恥ずかしいことだったけど
矢口さんと付き合う事ができてとてもうれしかった。

「じゃあ高橋、今日も頑張ろうな?」
矢口さんはいつもに増して可愛い笑顔でそう言った。
「はい!」
私もその笑顔に負けないくらいの笑顔でそう答えた。
よーし!今日もがんばるぞー!

〜終わり〜
197 名前:タケ 投稿日:2003年06月22日(日)17時02分56秒
更新終了です。
やぐたかいかがだったでしょうか?

>186 捨てペンギン 様
レスありがとうございます。
>みちやぐとは意表をつかれました
はい、つきました(笑) いかがでしいたか?
198 名前:みちやぐ 0 投稿日:2003年06月23日(月)14時18分25秒
「やぐっちゃ〜ん!」
遊びに来てくれたやぐっちゃんを呼んだ。
「zzz」

「あれ?寝てる・・・」
まぁしかたないやろなぁ・・・
最近忙しそうやしな
しっかしこんな小さい体なのに元気やな〜ホンマに・・・
うらやましいなぁ・・・って!まだまだウチかて若いんや!

って心の中でツッコムウチやった・・・
199 名前:みちやぐ 0 投稿日:2003年06月23日(月)14時26分08秒
―ぐ・・・ち・・・

だれだよぉ?人がせっかく気持ちよく寝てんのにさぁ

―やぐ・・・ぃ

あ、でも安心する、オイラの大好きな声・・・

「矢口ぃ〜!はよ起きぃ!まったくこんなとこで寝てぇ〜」

あ、裕ちゃんか・・・・
「あれ?オイラ寝てたぁ?」

いつのまにか寝てたらしい・・・
まぁいいか。収録も終わってたし?
「まったく、風邪ひくで?こんなとこで寝て」
「わかったよぉ〜裕ちゃん」
「可愛いなぁ矢口は〜!」

おいおい、なんの前振りもなくそれかよっ!
200 名前:みちやぐ 0 投稿日:2003年06月23日(月)14時32分27秒
「ちゅ〜してもええかぁ?矢口〜」
おいおい今度はそれかよ!
って思ってたら・・・

ちゅっ
「! んっん〜!」
いつのまにかキスされてた・・・も〜!

「ぷはっ!ったく、いきなり何すんだよ〜!ビックリしたな!」
「何やその言い方?キスするって言うたやんけ」
うっ まったく反省してないし!

「だからっていきなり過ぎなんだよ!裕子は!!」
「なんやぁ〜矢口はそんなに裕ちゃんが嫌いかぁ?」
って言って裕ちゃんは悲しそうな顔をする
そんな顔でいうなよぉ〜
201 名前:みちやぐ 0 投稿日:2003年06月23日(月)14時35分43秒
「何言ってんだよぉ!好きにきまってんだろ!?」

で、そう言うと裕ちゃんはいきなりにっこり笑って
「矢口ならそう言ってくれると思っとったで〜!」
そう抱きつきながら言うんだ・・・

そんな裕ちゃんが好きなんだけどね?
202 名前:みちやぐ 0 投稿日:2003年06月23日(月)14時48分37秒
―でも、幸せな時間は一瞬の時間だけだった・・・

え?なんだって?裕子が娘。を卒業する?冗談だろ?


「裕子!なんでオイラに何も言ってくれなかったんだよぉ!」
オイラは楽屋で裕子を問い詰めた・・・

「スマン矢口・・・でもこれはウチの問題やったんや・・・」

なんで、なんでだよ・・・
なんでそんなこと言うんだよぉ!

「裕子の・・・裕子のばかー!!」
そう叫んでオイラは楽屋を飛び出した・・・
203 名前:みちやぐ 0 投稿日:2003年06月23日(月)14時52分01秒
裕子が卒業した後、オイラ達は付き合い続けた・・・

そしてオイラ達は卒業する前と変わらない関係を続けた・・・









はずだったんだ・・・


204 名前:みちやぐ 0 投稿日:2003年06月23日(月)14時57分53秒
「なんだよ!裕子のバカッ!」

裕子が卒業して半年くらいがたた頃、
オイラ達はほぼ毎日のようにケンカするようになっていた・・・

「ふざけんやないで!もう帰れや!」
些細なことですぐケンカするオイラ達・・・

誰よりも裕子を分かってたつもりだったのに・・・
そう思うと涙がでた。

そしてオイラは「ある人」に相談しようと思ったんだ。
そう、みっちゃんに・・・
205 名前:みちやぐ 0 投稿日:2003年06月23日(月)15時03分06秒
「みっちゃん!」
「どないしたんや?いきなり・・・やぐっちゃん」
「実は・・・実は・・・っ」

言おうとしたことが口から出る前に涙が出てきてしまった。
でもみっちゃんはオイラに何も聞かないで
ただただオイラが泣き止むまでずっとそばにいてくれた・・・

それからは毎日のようにみっちゃんに相談した。
みっちゃんは何も文句を言わないで相談してくれた。

いつのまにかオイラの心の中は裕子よりみっちゃんの方に
傾いてた・・・
206 名前:みちやぐ 0 投稿日:2003年06月23日(月)15時07分46秒
「いままでありがとう。もう別れよ?」

「あぁ、スマンかったなぁ今まで迷惑かけてなぁ・・・」

最後まで優しかった裕ちゃん・・・
未練は断ち切れなかった・・・

毎日泣いた。

裕ちゃんと別れたことに後悔した。

もうどうでもよくなった。

でもそんなオイラを助けてくれたのは・・・

みっちゃんだった・・・
207 名前:みちやぐ 0 投稿日:2003年06月23日(月)15時12分53秒
「やぐっちゃん・・・別れたんやってな?」
「・・・うん・・・」
「泣いてたんやな・・・毎日・・・」
まるでみっちゃんはオイラの心を見透かすように聞いてきた。

「ウチに何ができるか知らんけど・・・」

そう言ってみっちゃんの腕が優しくオイラを包んだ。
「泣きたいんなら泣いてええよ?」
その腕はとってもあったかかった・・・

そしてオイラはみっちゃんが好きになってたことに気付いた。
208 名前:みちやぐ 0 投稿日:2003年06月23日(月)15時18分22秒
はっ!

・・・

夢か・・・

「ふぅ・・・」
オイラは眠い目をこすった。
どうやらみっちゃんの家で寝てたらしい。

色々あったな・・・あれから・・・

「ん?やぐっちゃん、起きたんか?」
声の主は、もちろんみっちゃん
「うん・・・ゴメンね?寝ちゃって」
「ええよ別に やぐっちゃん疲れてそうやったしな」

そう言いながらオイラ達は顔を近づけて・・・
209 名前:小野妹子 投稿日:2003年06月23日(月)15時20分04秒
 やぐたか すごくよかったです!
またかいてもらえるとうれしいです!
210 名前:みちやぐ 0 投稿日:2003年06月23日(月)15時26分43秒
ねぇみっちゃん

オイラとみっちゃんがいつまで付き合うのかなんて知らないよ

イヤなことだけど別れるかもしれないし

逆にずっと一緒かもしれない

でも、
そんなことを考える必要はないんじゃないのかな

オイラ達は「未来」を知ることはできないから

だからその「未来」もってく為に

「今」を大切にしなきゃいけないんじゃないかな

そうすればいつか・・・いつかその「未来」にたどり着ける

そう信じて言いんじゃないかな

ねぇ みっちゃん

〜終わり〜
211 名前:タケ 投稿日:2003年06月23日(月)15時29分23秒
更新終了です。
再びみちやぐでした。
それはとにかく自分の文章の下手さに少し呆れ気味・・・

密かにレス待ってます。
212 名前:タケ 投稿日:2003年06月23日(月)15時39分43秒
>209 小野妹子 様
レスありがとうございます。
すみません。見逃してました(泣)
一瞬でも気付かなかった自分に情けないです・・・ 

>やぐたかすごくよかったです!
またかいてもらえるとうれしいです!
こちらこそレスをいただいてとても嬉しいです。
213 名前:捨てペンギン 投稿日:2003年06月24日(火)22時59分45秒
次のCPの相手期待してます

ハロモニとかで早く6期メンとも絡んで欲しいですね、
そうすればお互い小説のネタにできますし。
6期メン美少女ぞろいだし...
あ、でも私はいしやぐ派( ^▽^ )
214 名前:タケ 投稿日:2003年06月25日(水)15時25分16秒
こんちは〜タケっす。
>213 捨てペンギン 様
レスどうもです。

>ハロモニとかで早く6期メンとも絡んで欲しいですね
そうですねぇ、自分も6期メン絡み期待ですね。
書く予定はまだないですけどね・・・
215 名前:勘違い 投稿日:2003年06月25日(水)15時34分51秒
あれはある日の楽屋の出来事・・・

ふと愛ちゃんが話しをしているのを見たときでした。
なぜでしょう?
私はそこから顔を動かすことができませんでした。
そんなにずっと見ているもんだから愛ちゃんが私の視線に気付いて・・・

にこっ
そう微笑んでくれました。

そんな笑顔に私の心臓は面白いように跳ね上がったように感じました。

もっとも、愛ちゃんと話していた隣の人も私を見て笑っていいましたが・・・
そんなことよりも私は気づいてしまったのです。
そう・・・

自分が恋をしている事に・・・
216 名前:勘違い 投稿日:2003年06月25日(水)15時42分23秒
それからは私は愛ちゃんとたくさん話そうと試みました。
「ねぇねぇ愛ちゃん・・・」
「ん?どうしたの?」
「あっあのっ」
何を話すか考えてませんでした。

「おーいもうすぐ移動だぞ〜!」
「「あっはい!」」
う〜んなんと間の悪いんでしょう?

がっかりしながらも愛ちゃんとちゃっかり移動する私でした・・・
私はただじゃ転びませんよ? 
ふふふ・・・
217 名前:勘違い 投稿日:2003年06月25日(水)15時48分46秒
その後も何事もなく仕事が続きました。
そして、やっとこさ1日が終わりました。
さぁ、愛ちゃんと帰りましょう!
そう思ったら愛ちゃんはすでに出口から出ようとしていました。

むむむっこれまたタイミングが悪いですね。
・・・
しかし逆によかったかも知れません。
実は愛ちゃんと帰る口実をまだ考えてませんでしたからね・・・

さて、どんな口実で帰りましょうか?


「紺野〜!!」
218 名前:勘違い 投稿日:2003年06月25日(水)15時57分05秒
ん?誰ですか?私の思考の働きを邪魔するのは・・・

「さっさと帰れよ〜もう紺野しかいないんだぞ〜」
ビクッ
なんと矢口さんが私の顔の半径1メートル以内の近距離にいました。
あー驚いた・・・

「わっ分かりました、さようなら」
少しおどおどしながらも私は家に帰りました。

ちなみにその後の私の頭は回転が鈍ったように頭が働きませんでした。
219 名前:勘違い 投稿日:2003年06月25日(水)16時04分57秒
それから数日後
「愛ちゃん〜あのさぁ・・・」
私は何かあると愛ちゃんに話しかけました。

どんなにどうでもいいことでも
どんなに変なことでも
どんなにおかしなことでも
・・・
どんなに・・・

「あさ美!」「あさ美ちゃん!」
まこっちゃんと理沙ちゃんに急に呼ばれました。
「どうしたの〜いつもいつも愛ちゃんばっかみててさぁ〜」
「もしかして・・・」

(勘がいいなぁこの2人・・・)
と、思いつつなんとかその場をごまかしつつ愛ちゃんに再び声をかける私でした。
220 名前:勘違い 投稿日:2003年06月25日(水)16時13分31秒
「なぁ紺野ぉ」

おや?また矢口さんがやって来ました。
まぁこの前来たのは数日前のことですがね・・・

「お前最近高橋とばっかり話てるだろ?たまには他のメンバーとも話せよな?」

矢口さんにも気付かれていましたか。
まぁ当然でしょうが・・・

「そんなんじゃダメだぞぉ〜!オイラみたいにみんなに話しかけなきゃなっ」
「そんなもんでしょうか?」

珍しく頭を動かす前に口が動きました。
「あぁ、やっぱさぁ16人もいるんだし?もっと他の人とも話さないと損だぜ!」

それはもっともな意見です。
しかし私は愛ちゃんのことが・・・
221 名前:勘違い 投稿日:2003年06月25日(水)16時19分35秒
「好き」
ドキンッ

え?なんなんでしょうか?
「えっ?あのっ・・・」

「なんでしょ?高橋が・・・」
・・・!! 
あぁ〜なるほどそういうこと・・・って
「え?しっ知っていたんですか?」
「う〜ん、まぁだれだって気付くと思うけど・・・」

何てことでしょう!全然気付きませんでした。
ということは愛ちゃんも気付いてる?・・・
222 名前:勘違い 投稿日:2003年06月25日(水)16時28分06秒
「まぁとにかくさっ高橋とだけじゃ紺野がダメになる。
オイラはそう思うよ?」
「・・・はぁ」
「そう思い詰めるなって〜!別に怒ってるわけじゃないんだから、ね?」

そう言って矢口さんは私の頭を手でなでてきました。
なんとなく照れくさい感じがしました。
「ってことでじゃあオイラもう帰るよ?」

そうでした。もう収録は終わってました。
時間の進みは早いですねぇ・・・

しかし・・・
―じゃっまったねー!みんなぁ!!
なんで・・・
―じゃーねーヤグチー!
こんなに・・・
―さいなら〜矢口さーん
さみしいんだろう・・・

どうして?
223 名前:タケ 投稿日:2003年06月25日(水)16時29分51秒
とりあえずここまでで更新終了です。
また続き書きます。
224 名前:勘違い 投稿日:2003年06月26日(木)13時50分37秒
朝起きて外を見るとあいにくの雨でした。
さすがに6月なわけだし雨が降るのも普通なわけですが
今日の雨は不思議とじっと見つめたくなります。
理由はよくわかりませんが・・・

あ、この後もずっと見つづけていたのでもちろん遅刻しました。
不覚です。

外は雨ですが楽屋の中は床が濡れてることとを除けば
いつもとたいして変わってない気がします。

がちゃっ

楽屋のドアを開け入って来たのは愛ちゃんでした。

225 名前:勘違い 投稿日:2003年06月26日(木)13時56分40秒
「おはようございますっ!」

愛ちゃんはいつもと変わらないあいさつを楽屋にいる全員に聞こえるように
言いました。

―おはよー高橋
次々に愛ちゃんの言葉を返すみなさん

―ねぇねぇ聞いた?愛ちゃんあのさぁ・・・
おや? まこっちゃん・・・愛ちゃんと何を話しているのでしょうか?

なんとなく、違和感を感じた私は
その違和感に気付かないように楽屋での一時を過ごしました。
226 名前:勘違い 投稿日:2003年06月26日(木)14時04分28秒
休憩中にふと外を見るとさっきまで降っていた雨は見られることはなく
そのかわりに雲に隠れつつ太陽の光が楽屋の窓の中から楽屋に入っていました。

「おぉ〜晴れたぞぉ!カオリぃ!なっち!」
私の次に気付いたのは矢口さん。
もっとも言葉に出していたらの話ですがね・・・

「よっすぃ〜も見ろよ!お菓子食ってる場合じゃねぇって!」
は〜いといいつつ吉澤さんは矢口さんの言うとおりに窓を見て

「おー!かっけー!」
とお決まりの言葉を楽屋中に届くように叫びました。
227 名前:勘違い 投稿日:2003年06月26日(木)14時09分39秒
「いい天気になったねぇ、紺ちゃん」
声をかけてきたのは愛ちゃんでした。
これはチャンスですね、このチャンスを逃す手はありません!

「ホントだねぇ・・・そうだ帰りにどっかに買い物しに行こうよ?」
さりげなく聞いてみました。

「うんいいね、行こっ! みんなで」
という答えが返って来ました。

みんなとういことは・・・

2人きりってのはお預けですか・・・
228 名前:勘違い 投稿日:2003年06月26日(木)14時14分21秒
「おーい!2人とも!もう休憩終わってるよ〜!」
もうそんな時間ですか。早いですね・・・
とにかく約束はしたし後は買い物先でどうするかですね。

それを楽しみに待っていた為かその後の仕事は自分でも驚くくらい完璧でした。

「おう紺野今日はよかったじゃん!」
矢口さん。今日「は」 は余計ですけど
なんか嬉しいですね。ふふふ
229 名前:勘違い 投稿日:2003年06月26日(木)14時22分04秒

おかしいですね。明らかにおかしいですよ?今の私は・・・
何がおかしいっていわれてもなんと言うんでしょうか?
胸の中がじわって熱くなったと思ったらその熱が私の心臓を激しく動かしてる
と言うところですかね?

そう、最初に愛ちゃんが話しているとこを見たときのように・・・

しかしなぜでしょう?
そのことを思い出すとなぜかある違和感が襲ってくるんですよ

朝に感じた違和感と似てるような違うような・・・
そんな感覚が最近強く感じるんです。
なぜでしょう?
230 名前:勘違い 投稿日:2003年06月26日(木)14時31分54秒
「じゃあ行こうか?」
気がついたら愛ちゃんと買い物に出かけていました。
もちろん・・・

「で?どこ行くの?愛ちゃん」
「あー久しぶりにみんなで買い物いくねぇ?」
「最後に行ったのはいつだったっけ?」
この後用事がないと言ったみなさんとご一緒に・・・

でも、悪い気はしませんでした。
久しぶりにみんなと笑いあい、楽しみあう。
それがこんなにいいことだということを忘れていました。

(お前最近高橋とばっかり話てるだろ?たまには他のメンバーとも話せよな?)
あれ?
(もっと他の人とも話さないと損だぜ)
なんで?
(まぁとにかくさっ高橋とだけじゃ紺野がダメになる。オイラはそう思うよ?)
これは・・・
これは・・・矢口さんが前私に言った言葉?
231 名前:勘違い 投稿日:2003年06月26日(木)14時36分38秒
ふと愛ちゃんに恋をしたと思ったときのことを思い出しました。
愛ちゃんの隣で笑ってた人物・・・
あれは矢口さんでした。

やっと思い出しました。
そして分かりました。
そしてあの違和感の謎が・・・

そして・・・

私は愛ちゃんじゃなくて、矢口さんに恋をしていたんです。
232 名前:勘違い 投稿日:2003年06月26日(木)14時46分26秒
「紺ちゃん?どうしたの?」
「あ・・・」
愛ちゃん・・・
でも、愛ちゃんは私の大切な友達の1人という事実は変わりませんよ。
「ごめんね?」
「え?何が?」
愛ちゃんは私の言った言葉の意味を分かっていませんでしたが
その方がいいような気がしました。
わけはわかりませんが・・・





私は大きな勘違いをしていました。
でももう大丈夫です。
後は・・・矢口さんに告白するだけです。
さぁ、いつにしましょうか?

〜終わり〜
233 名前:タケ 投稿日:2003年06月26日(木)14時50分58秒
更新終了です。

今回はとても長くなってしまいました(笑)
(しかもラストは無理矢理だし・・・)

こんな話に感想があればどうぞ。
234 名前:やぐかお 投稿日:2003年06月28日(土)15時32分18秒
はぁ・・・

今日も疲れたぁ・・・
まぁ今日と言ってもいつもの事だけどね


あー眠いな・・・

今日・・・は・・・


早く・・・


帰って・・・




寝・・・






zzz・・・
235 名前:やぐかお 投稿日:2003年06月28日(土)15時36分27秒
・・・ん?

あ・・・れ・・・?


いつのまにか楽屋で寝てたらしい。

楽屋にはもう誰もいなかった。いつまで寝てたんだろう?
時計、時計っと・・・

ふと楽屋を見渡す。

なんか・・・

すごくさみしい・・・

みんなのいる時の楽屋は狭いのに・・・・

1人の時はこんなに広いんだ・・・

236 名前:やぐかお 投稿日:2003年06月28日(土)15時39分51秒
そう言えばなんでみんなカオリを起こしてくれなかったんだろう?
ひどいなぁ・・・

そう思ったらなんか淋しくなった。


それに・・・
それになんで一緒に帰ろうって言ってくれなかったんだろう?

ねぇ矢口・・・なんで?
237 名前:やぐかお 投稿日:2003年06月28日(土)15時46分38秒
あれ? なんでだろ? 涙が出てきた。


しかも止まらない・・・

誰か止めて
誰か
・・・
矢口ぃ・・・

がちゃっ

えっ? 誰? 
ヤバイ・・・カオリ今泣いてんのに・・・

「はぁはぁ、カオ・・・リ?」

楽屋に入ってきたのは矢口だった。

「どうしたの?矢口、そんなに急いでさ・・・」

「はぁはぁ、なっなんかさ〜カオリの声が聞こえた気がしてさ?
走ってきたんだ」

「でもよく分かったね?カオリがここにいるってさぁ?」
そう言いつつもホントは嬉しいんだけどね

「だってさぁ〜オイラはカオリの彼女だぜぇ〜!そのくらいわかるよ〜!」

矢口・・・
238 名前:やぐかお 投稿日:2003年06月28日(土)15時55分33秒
「どっどうしたんだよ、カオリっ!?なに泣いてんのさ!
オイラが何かへんな事言った?」

え?またカオリ泣いてるの?
はははっ かっこわるいなぁ・・・

「ねぇ・・・大丈夫?」
本気で心配したような顔した矢口がカオリを見つめてくる。

なんか心が暖かくなってきた。

「ふふっ」
そしたらなんか笑えてきちゃった。

「なっなんだよぅ〜泣いてると思ったら今度は笑いやがって〜!」
そう言いながらも矢口も笑いながらそう言ってきた。

「あははははっ!!」
「きゃはははっ!!」

カオリ達はお互い笑いあった。
どのくらい笑ったかは知らない。
でも・・・
矢口のおかげでカオリの心は満たされてるんだよ
矢口は気付いてるのかな?

「矢口!大好き!」
私はそう言ってちっちゃい矢口の体に思いっきり抱きついた。
「うわぁ!!」
239 名前:やぐかお 投稿日:2003年06月28日(土)16時05分17秒
「そういえばさ〜なんでみんなカオリの事起こしてくれなかったんだろうね?」
矢口に抱きつきながらさっき思った疑問を矢口に投げかけた。

「カオリが疲れてそうだったからじゃない?オイラもそう思ったし・・・」

そっか・・・みんな・・・
起こしてくれなかったのはともかく
みんなカオリの事心配してくれてたんだね・・・
ありがとみんな・・・
そして・・・矢口

また心が暖かくなったよ・・・

「さっ帰ろうぜ?」「うん!」

外を出るともうすっかり夜だったけど夜風が気持ちいい。
そしてカオリは矢口の手を握りながら帰っていった・・・

〜終わり〜
240 名前:さやまり 投稿日:2003年06月28日(土)16時13分56秒
明日は日曜日!
明日は矢口とデート!
明日はいい日だ!
・・・
そう思ってたんだけど・・・

ザー ザー 
ばしゃっ ばしゃっ

今日は雨・・・
しかも
そう言えば昨日天気予報見てなかったっけ・・・
最悪だよまったく・・・
せっかく矢口と買い物行こうと思ったのにな
そりゃあ雨でも行けるけどこの雨じゃあ・・・ね

携帯で矢口に電話する。

「あっ矢口?あのさ・・・」
言葉が続かない・・・
矢口といられないなんてイヤだ。
そんなえ考えが私の思考を揺さぶった。

『おーい!どうしたの?』

「矢口、買い物行こう?」
241 名前:さやまり 投稿日:2003年06月28日(土)16時19分58秒
『はぁ?何言ってんだよ!こんな雨だぞ?濡れちゃうじゃん・・・』

矢口の言ってる事はもっともだ。

だけど・・・

「だって私は矢口と一緒に居たいんだもん!」
ちょっとわがままな事だけどそう言ってみた。

『・・・』
矢口は何も言わない
少し不安になって

「あのさ・・・矢口?ダメだったら言いんだけ・・・」

『じゃあオイラ、今から沙耶香の家行くね?じゃ!』
私が言い終わらないうちに矢口はいきなりそう言ってきた。

「え? あっちょっと」 プツッ

切れちゃった・・・
242 名前:さやまり 投稿日:2003年06月28日(土)16時29分37秒
数分後・・・
ピンポーン

インターホンが鳴った。
(矢口だ!)
私はすぐさまドアへ走りドアのかぎを開けてドアを開けた。
「おっす!沙耶香!」
「うん、とりあえず入りな」

そう言って私は矢口を家の中に入れた。

(ホントにきてくれた)
その事実だけで嬉しい。
そう・・・ただ矢口が隣にいるだけで・・・

「でさぁ・・・」
矢口となんでもない話や娘。の話、そして仕事の話をした。

気がついたらもう昼だった。
「お昼何食べんの?」
矢口が聞いてきた。

(矢口)
なんてくだらない事を考えながら
「矢口はどうしたい?」と言い返した。

うーんと大げさにうなりながら考える矢口がまた可愛い。
243 名前:さやまり 投稿日:2003年06月28日(土)16時45分32秒
「じゃあ外で食べに行こう!」
矢口は1人で オー! って言いながら右腕を振り上げる。
こんな子供っぽい矢口も可愛い。

「で?沙耶香はそれで言いの?」
「うん、あっでも雨が・・・」
まだ雨は降っていた・・・

「大丈夫だよ!さっきよりも雨止んできたしさぁ」
そう言って矢口はドアの方へ小走りしていった。

いつでも元気だね、矢口は
私は感心しながら矢口の後を追ってドアを出た。


外を出たら確かに雨はさっきよりも弱まっていた。


ご飯を食べた後、私と矢口は少し散歩をして帰る事にした。

しばらくして矢口が
「でも珍しいよね〜沙耶香がオイラにわがまま言うなんてさ〜
いつもはオイラが言うのに・・・」
って言ってきた。

「だって矢口と居たかったんだもん。悪い?」

笑われるかと思ったけど矢口は笑わずに
「ううん、悪くないよぉ逆に嬉しいな、オイラ」
そう言った。

その時の矢口の顔が妙に色っぽく感じた。
さっきは子供っぽいって思ったのに・・・
成長るんだねぇ、矢口・・・

身長以外はね
244 名前:さやまり 投稿日:2003年06月28日(土)16時54分55秒
「あっ沙耶香なんか変な顔してるぞ〜!なに考えてたのさぁ!」
げっしまった

「な、なんでもないよ!ははっははは・・・」
何とかごまかそうとしたけど
「む〜!オイラには言えない事なのかよ!」

確かに矢口には死んでも言えない。

「ふん!沙耶香なんて嫌いだ!」

がーん

「そっそんなぁ矢口ぃごめ〜ん許してよぉ」
何とか矢口の機嫌を直そうと色々言ってみたら・・・

「じゃあキスしてくれたらいいよ?」
なんて言ってきた。
おいおい、まるで昔のごとーみたいだな・・・

私はそう思ったけど今の矢口の機嫌を直すにはこれしかなかった。
幸い誰もいない。

「じゃあするよ・・・」


やっぱり子供だなぁ・・なんて思いながら私はしばらく至福を味わった。

〜終わり〜
245 名前:さやまり 投稿日:2003年06月28日(土)16時59分49秒
更新終了です。

今回は短編らしくをテーマにしてみたんですがいかがでしょうか?
とにかく以上「やぐかお」と「さやまり」でした。
246 名前:タケ 投稿日:2003年06月28日(土)17時01分35秒
>245
すみません。 名前がタケになってませんでした。
247 名前:捨てペンギン 投稿日:2003年06月29日(日)23時15分47秒
相変わらず更新早いですね(うらやましい)
聖誕祭も読みました
いいですね
248 名前:タケ 投稿日:2003年06月30日(月)05時36分47秒
>247 捨てペンギン 様
レスどうも!
聖誕祭も読まれましたか・・・ありがとうございます。
自分も捨てペンギンさんの小説見ましたよ。
お互い頑張りましょう!

>相変わらず更新早いですね(うらやましい)
そうかもしれない・・・
っていうか学校の部活ないし
終わるのも早いからって理由なんですが・・・
(まぁ他にも色々理由はありますが・・・)

それはさておき
とりあえず人が読めるような文を作りたいですね。
249 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月30日(月)05時44分44秒
「矢口さ〜ん」

ただでさえ高い声をあんな遠くから発してくる人間・・・
しかもそれはオイラに向かって走ってくるし・・・

「石川・・・」
オイラに向かって走ってくるのは石川梨華・・・

とりあえずオイラのコイビト・・・なんだよなぁ〜

「どうしましたか矢口さん!はやくデート行きましょう?」
この至近距離からこの高い声
あの・・・今朝なんだけど・・・
「わかったからもうちょっと声の音量下げてくれない?」

そう言えばデートする為にここに居たんだった。
なんでか知らんが忘れてた・・・

「え〜だってぇ〜チャーミーはぁ〜」
「はいはいキショイッ!」
「ひどいじゃないですか!まだ何も言ってませんよ〜!」

朝から疲れる・・・
なんてテンションだ、オイラも普段は高いけど
朝はねぇ・・・
250 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月30日(月)05時55分30秒
「じゃあ行きましょう?」
そう言ってムリヤリオイラの腕をつかんで石川は歩き出した。

(あぁなんでオイラこいつの彼女なんだろ?)
なんて考えてしまった。
バカだなぁオイラ・・・自分から告ったってのにさぁ・・・

「矢口さん?」
石川の顔がオイラの目の前に

「わっ びっくりしたぁ!いきなりなんだよ〜」
「だって矢口さん何も言わないんですもん。梨華かなしいなぁ」
「自分から梨華とか言ってるし キショッ!」
「あ〜ひどい!また言いましたね キショイって」

プクっと頬を膨らます石川・・・
ちくしょう〜可愛いじゃねーかよぉ!

「まりっぺ?」
「まりっぺ?なんでまたまりっぺなんて・・・」
「そのほうが可愛いなと思って・・・」

どきっ

「・・・」
ヤベェ・・カタマッチマッタ・・・ナニカイワナイト・・・

「? まりっぺどうしたの?キスして欲しいの?」

オイ!ソンナコトイッテネーヨ!

「も〜しょうがないな〜まりっぺは。じゃあ・・・」
ちゅう

!!
251 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月30日(月)06時04分44秒
「もう〜まりっぺったらキスした後くらいなにか言ってよ〜」

ふぅ・・・なんとか元に戻った。
まぁ元に戻ったって言うほどのことでもないんだけどね?

「ってゆーかいきなりキスすんなよ!びっくりしたなぁ〜!」
「だってまりっぺが誘ったんじゃないですか」
「いや、誘ってね―し」
「梨華だって恥ずかしかったんだから」

ホントかよこいつ・・・

「まぁいいかオイラ達コイビトだしな!」
「・・・」
え? なぜそこで黙るのさ?



「あの〜石川?なぜ黙ってるのさ」
「だって・・・だって・・・まりっぺがまりっぺが・・・」
オイラがどうしたんだっての!

「初めて私達は恋人だって言ってくれたんだよ?」

!!

石川・・・そんなこと気にしてたのか・・・

「そっかごめんなぁ・・・」
そのままオイラはオイラの腕を絡めてる石川の手を解いて・・・

ぎゅっ

そのまま抱きしめた
252 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月30日(月)06時16分15秒
「でもオイラはホントに好きなんだぞぉ〜石川のことが・・・」
「はい・・・わかってますよ矢口さん・・・」

ん?矢口さん?
あっそう言えばさっきまでまりっぺって呼ばれてたんだっけ
そう思ってオイラは石川から離れた。

「・・・まりっぺでいいよこれからもさ?」
「!! はい・・・やぐっまりっぺ・・・」

ん? 今の噛んだのか? それとも間違えたのか?
気になる・・・

「ねぇ今の噛んだ?それとも間違えた?」
「失礼ですねまりっぺ。梨華はそんなミスしませんよぉ」

いや、思いっきりミスってたぞ!
「てゆーか自分で梨華言うなっての!」
「あっついた!」
「は?いきなり何を・・・」
「だから今日のデートの場所にですよ〜」

あぁそっかオイラ達デートしに来たんだっけ
って!! ここは・・・

「ラブホじゃねーか!」
朝っぱから何考えてんだこいつは〜

「え?違うんですか?」
しかも本人はマジだし・・・今は朝だぞ!朝!
っていうか昨日デート場所いったの聞いてたのか?

「あのなぁ〜ちげぇ〜よ〜昨日言ったろ?今日は・・・」
253 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月30日(月)06時23分22秒
「まぁいいじゃないですか」

は?よかねーよ!
オイラ何の為に外出たと思ってるんだ?

「だから〜今日は・・・」
「じゃあ行きましょう!」

っておい!無視かよ!

ずるっずるっ

オイラは再び石川に腕をつかまれてそのまま引きずられてく・・・

ひきずられるなかオイラは半ば諦めながら言ってみた

「だから今日は・・・」




その後・・・オイラは朝から疲れ果ててしまいました。
254 名前:いしやぐ 投稿日:2003年06月30日(月)06時24分11秒
〜終わり〜
255 名前:タケ 投稿日:2003年06月30日(月)06時27分28秒
更新終了です。
結局書いちまった・・・

そう言えば矢口さんはどこへ行きたかったんでしょうかね?
256 名前:捨てペンギン 投稿日:2003年07月02日(水)22時51分06秒
すごくいいですー
やっぱり、いしやぐが一番!!
257 名前:やぐなち 投稿日:2003年07月03日(木)16時09分15秒
なっちとキスがしたい

「ねぇなっち〜、ちゅ〜しよーよぉ!」

「なっ何言ってるべ!矢口!恥ずかしいべさっ!」
恥ずかしいって言ってもオイラはしたいんだもん。

「え〜少しだけだからさ?」
オイラは上目遣いしながらもう一回頼んだ。

なっちはオイラの上目遣いに弱いからねぇ
案の定なっちは顔を赤くしながら
「でっでもここ楽屋だし、また後でね?」

おろ? してくれなかったぞ?
む〜!
「え〜キスくらいしたっていいじゃ〜ん!」

「よくないべさ!」
なっちが勢いよくそう言った。

ビックリしたぁ〜でもさぁなっちそんな大声出さなくったって・・・

「大体矢口はキスキスいいすぎだべ!昨日だって・・・」
昨日って言ったら・・・

「わ〜!なっちなっちストップ〜!」

そっから先は言っちゃダメ〜!
258 名前:やぐなち 投稿日:2003年07月03日(木)16時21分06秒
「なっち・・・声大きいんだけど・・・」
言うのは遅すぎた。

―へ〜安倍さん達昨日そんなことしてたんだ〜
あぅ・・・

―矢口さんも大胆だなぁ〜そんなにして・・・
ぐっ・・・

―なんか聞いたこっちが恥ずかしいね?
・・・

あぁ・・・穴があったら入りたいってこういうことなんだね・・・
ホントに入りたいよ・・・
一方のなっちも顔を真っ赤にしながら俯いてる。
そんななっちも可愛いな・・・
あ〜ヤバイ、またキスしたくなってきたぞ

「ねぇなっち?」

「なに?やぐっ!!」
なっちが言いきる前にキスした。
やっぱ柔らかいなぁなっちの唇は・・・
あぁ〜オイラ幸せ〜
でも、
その幸せもつかの間・・・

「ねぇ〜なっち〜こっち向いてよぅ・・・」

やっぱり失敗だったな〜あそこでキスしたのは・・・

あれからなっちは一言も喋ってくれない。
確かにオイラが悪かったけどやっぱりなっちが何も喋ってくれないのは・・・
淋しい・・・

「ねぇ・・・なっち・・・」
諦めつつもなっちを呼んでみた。
259 名前:やぐなち 投稿日:2003年07月03日(木)16時28分30秒
「・・・」

あぁ〜やっぱり何も言ってくれない・・・
こうなったらしっかり謝ろう!

「なっち!ゴメン!オイラが悪かった。だから許して? ねっ?」

「・・・」
なっちは黙ったまま何も言わない。

やっぱだめ?
そう思ったら悲しくなってきた・・・
そしたら

「お返し」

って言ってなっちは顔を近づけて

「え? んんっ!?」

オイラの唇に

「・・・」
「・・・」

唇を重ねてきた・・・

楽屋がしーんとしてるのが分かる。
でもオイラの頭の中はそんなことを考える事はしなかった。

なっちからしてきたのは珍しかったから・・・
しかもなっちはさっきまですねてたのに・・・
なんで今キスしてんだろ?

そう考えつつもオイラはなっちの唇の感触を思いっきり味わった。
260 名前:やぐなち 投稿日:2003年07月03日(木)16時37分47秒
長い沈黙の後なっちは唇を離した

「・・・なっち・・・」

「ゴメンね?でもなっちだって矢口とキスはしたいんだよ?」

「だったらさっきはなんで・・・」
なんですねてたのさってオイラが悪いんだけどね?

「だってビックリしたんだもん急にするから」

「なっちだって・・・」

「矢口」
急に真面目な顔になったなっち。ちょっと緊張する。

「なっちはね? 矢口と2人のときにそういうムードでキスしたいんだ。」
そういうムードって・・・
あーなんか考えたら恥ずかしくなってきた・・・

「だからね?後で・・・あっ!」

「え? どうしたの?」
そう言った瞬間なっちがオイラの後ろを見てることに気付く。
(まっまさか・・・)
261 名前:やぐなち 投稿日:2003年07月03日(木)16時43分02秒
―いや〜すごいもん見ちゃったねぇ
うぅ・・・

―安部さんも大胆だね〜
それは同意

―なんか見てるこっちが恥ずかしいね?
・・・

「まだ楽屋だったね・・・すっかり忘れてた」

忘れるなっちって一体・・・
まぁオイラもなっちとキスしてた後はここが楽屋だってこと忘れてたけどね。
あ〜でも恥ずかしい!

「あ〜もう!みんな見てんな〜!」

〜終わり〜
262 名前:タケ 投稿日:2003年07月03日(木)16時47分59秒
更新終了〜!
なんか途中から話しがめちゃくちゃに・・・
とりあえず甘めのつもり・・・

>256 捨てペンギン 様
ありがとうございます。
今回は「やぐなち」でした。
いかがでしたか?

>やっぱり、いしやぐが一番!!
いしやぐもいいですいね〜
ちなみに自分は矢口さんが出ればなんでも・・・

(〜^◇^)<キショッ!
263 名前:名無し読者 投稿日:2003年07月04日(金)00時52分48秒
おお、やぐなち!
周りのみんなを忘れていちゃつく二人、甘々でいいですわ。
264 名前:タケ 投稿日:2003年07月04日(金)14時38分45秒
>263 名無し読者 様
読んでくださってありがとうございます。
とりあえず甘々になってたようでなによりです。はい。
次も頑張りますんでよろしくです。
265 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月04日(金)14時50分36秒
・・・
なんか最近おかしい・・・

なんて言うんだろう?
なんか視線を感じるんだよねぇ視線を・・・

それに・・・

「ねぇ〜矢口ぃ〜今度のオフ一緒に遊ぼ?」
ん?なっちか

「う〜ん今度のオフか・・・」
その日の予定を思い出してる間なっちはずっとオイラを見ている。
・・・? やっぱりおかしい!

いや、なっちがオイラを見てるのは変じゃないよ?
でもさぁ・・・なんていうんだろうな?

「矢口?」
いきなりなっちの顔が目の前に・・・しかもすごい近いぞ。
「わっ!なっち・・・」
なんだよ〜こんなに顔近づけてこのままじゃ・・・

「なっち!何してんのさ!離れなさい!」
この声は・・・

「別に?カオリには関係ないっしょ〜?」
「関係なくない!」

我らがリーダーのカオリだった。
でもなんで怒ってんだ? 

なんかイヤなことでもあったのかな?
266 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月04日(金)14時58分43秒
「なっちと矢口は付き合ってるわけじゃないんでしょ?
だったらなんでそんなに近づいてるのさ?」
「それはなっちの勝手でしょ?」

なんかオイラ、取り残された気がする・・・

ぎゅう

ん?誰かがオイラの右手を握ってる?誰だ・・・
「矢口さん、遊びましょ?」
「加護・・・」
加護だった。てーか最近加護、オイラとばっか遊ぼうとしてる気が・・・

「なにいってるんですかあいぼん!矢口さんはののとあそぶんですよ?」

おっ? 
今度は辻がオイラの左手を握ってきた。

「ね?矢口さん?」
いやいやいきなりそう言われても・・・

「ダメですか?」
顔に出てしまったのか辻の勘か辻は不安そうな顔をしてこっちを見てる。
そしたら・・・

「あかんやろ!矢口さんはウチと遊ぶんやからな!」
いやいや加護、オイラそんな事言ってね―し・・・
267 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月04日(金)15時10分04秒
「ダメです!矢口さんとあそぶのはののなんれす!」
「なんやとー!ふざけるのもほどほどにせぇよ〜!」

ヤバイ・・・けんかになりそうな雰囲気だ・・・
ここは止めないとな

「コラ!2人とも!ちゃんと遊んでやるからけんかは止めろ!みんなに・・・」

『みんなに迷惑がかかる』
そう言おうとした・・・が!

「だからね、矢口が迷惑なのわかるでしょ?なっち!」
「でも矢口はなにも言わなかったべ?」

・・・こっちでもけんかしてやがる・・・こいつらはぁ〜

もうキレた。

「も〜!!いいかげんにしろよみんな!!」

加護と辻、なっちとカオリはオイラの言葉に
反応してかピタッとけんかを止めた。

「ご、ごめん矢口・・・」
まずカオリが謝った。

「ゴメンだべ矢口なっちが悪かったべ」
なっち

「すみません矢口さん」
辻と加護。同じ言葉、同じタイミングだったのはさすがだな。

「わかったわかった!もういいからさ?」

なんとかけんかは収まりその後も後を引きずる事はなかった。


でもこの時はまだ気がついてなかったんだ・・・


このけんかの原因を・・・
268 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月04日(金)15時18分59秒
帰り道・・・

「あぁ〜疲れたぁ」

暗い夜道を1人で歩いて帰るオイラ・・・

その暗さを紛らわすかのような電灯の明かり・・・

歩くたびに細かな石の粒がジャリジャリと音を立てた・・・

ふと気配を感じた。

「誰!?」

影?
その時くらい中から誰かが出てきた。

「じゃ〜ん!ビックリしました?矢口さん」

その影はよっすぃ〜だった。

「よっすぃ〜か〜ビックリしたなぁ〜もぅ」
でもオイラの帰り道とよっすぃ〜の帰り道って違ったはずじゃ・・・
オイラはそう聞いてみると

「実は矢口さんと帰りたかったんですよ〜」
あ〜なんだぁそっか〜って!なんだそれ!?
269 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月04日(金)15時26分09秒
結局オイラ達はそのまま暗い夜道を歩いて帰った。
その間オイラ達は珍しくなにも話さなかった。

そう言えば帰る前なんかみんなオイラと帰ろうとしてたっけ?なんでだ?

「矢口さん」
急に口を開いたよっすぃ〜。
考え事してたからちょっとビックリした。
ここ暗いし?

「ん?なに?」
とりあえず慌てずに言葉を返す。
この雰囲気からするとなにか相談があるんだなぁって思ってたら

「あの・・・私は矢口さんが好きなんです」






え?




よっすぃ〜に告白されちゃった・・・どうしよう?
270 名前:モテル女はつらい 投稿日:2003年07月04日(金)15時38分18秒
「あの・・・矢口さん?」
はっ!

「あっゴメン・・・ちょっとビックリしちゃってさ・・・」
いやホントに・・・

「あっそうですよね〜!急に告っちゃてスミマセンでした。」

あれ?なんか謝られたぞ?

「でも好きなのマジですからね?」
・・・へ? なんだなんだ?

「じゃあ私はここで、さいなら〜」
よっすぃ〜はオイラに背を向けて帰ろうとした。

ってわけがわかんないぞ、オイ!


「え?ちょっとよっすぃ〜?」
思わず呼びとめる。

「え?なんですか?」
それに振りかえるよっすぃ〜

「わけわかんないよ急に告白したリ謝ったりさ・・・」
これを聞かないとね。とりあえずさ

「とりあえず・・・宣戦布告です。」
は? もっとわけわかんね〜よ!

「じゃあ、おやすみなさい!」
「ちょっ・・・」

よっすぃ〜は何が言いたかったんだ?
宣戦布告?誰に?

その時オイラは後ろにいた誰かの存在に気付かないまま家に帰った。
271 名前:タケ 投稿日:2003年07月04日(金)15時41分16秒
ひとまず終了。
今回は長くなるかも・・・
とりあえずよろしくお願いします。

あとレスくれたら嬉しいです。
272 名前:モテル女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)00時55分34秒
朝が来た。

カーテンを開けると太陽の光が差し込んできた。
綺麗だなぁ・・・今日もいい日になるといいけどさ
時計を見る。
(そろそろ行くか)

がちゃっ

ん?目の前に誰かいる・・・

「いし・・・かわ?」
「おはようございます!矢口さん!」

相変わらず高い声だなぁてーか朝っぱらからはちょっときつい・・・

ん? いやそうじゃなくてさ
「てーかなんでここにいるんだ? 石川ぁ」

そう言った途端に石川の顔が真っ赤になった。
「いやん!矢口さん〜そんなの決まってるじゃないですか〜
矢口さんと一緒に行きたかったからですよぉ」

なんだそりゃ?

「は?そんな理由?」
「そんな理由ってひどいじゃないですか!」
そしたら石川は急に怒り出した。
何かオイラ悪い事言った?

「いや、別にそう言う意味で言ったわけじゃないんだけど・・・」
「ひどい・・・ひどすぎるわ〜! 矢口さ〜ん」

その後オイラは石川を慰めるまでずっと家を出られず遅刻してしまった。

いつか石川に焼肉おごってもらおう。

273 名前:モテル女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)01時01分47秒
がちゃっ

「みんな〜おっはよ・・・?」

ん? なんだこの楽屋の雰囲気は・・・
いやむしろ気配を感じる・・・





殺気?




しかもそれはオイラじゃなくオイラの後ろにいた石川だった・・・
石川・・・お前何かしたのか?
でも本人はまったく気付いてない。
なんて幸せものなんだ・・・っていうかニブイだけか・・・

「矢口さんおはようございます!」
ふとオイラの前で声がした。

「あっ・・・よっすぃ〜」
声の主はよっすぃ〜だった
274 名前:モテル女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)01時14分27秒
「あのさ〜昨日の事は・・・」
オイラがそう言いかけた瞬間

「吉澤!あんた昨日矢口に何をしたの!?」
そう言ったのはカオリ・・・まだ怒ってんのかよ?

後で話しを聞いてあげよう!

・・・とりあえずそれは置いといて
「いや、別になんでもないよ〜カオリ〜」
とりあえずがまかしとこう。告られたなんて言ったらカオリがビックリするしね
そしたらなぜかカオリはすごく淋しそうな顔をしてオイラの事を見つめた・・・
なんでだ?

「あのさっカオリ・・・」
そう言いかけたら

「矢口さ〜ん」

がばっ

何かがオイラの名前を呼びながらオイラの体に抱き着いてきた。

「加護・・・離れろ、暑い。」
「あ〜ひどいやないですかぁ矢口さんそんないい方はないですわ〜」

う〜しつこいなこいつ・・・
ん? なんだ?みんなの視線がオイラの方に集まってる?
まぁこんなんじゃ誰でも見るか・・・


そんな感じで今日の収録が始まった。
275 名前:モテル女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)01時25分05秒
今日の収録は「ハロモニ」

裕子と会えるのはうれしいなぁやっぱり

「矢口ぃ〜!」
裕子だ

「あっ裕子、おはよ・・・」

ちゅう

あり? いきなり裕子がオイラのホッぺにキスしてきたぞ
・・・
はっ? キス!?

「ちょ〜っとぉ!なにすんだよ裕子ぉ!!ビックリしたなぁ!バカっ!」
「ちょっと〜そんな言い方ないんやないか〜矢口〜」
「も〜みんないるのに〜・・・!?」

なんだ?

またみんなの視線が・・・なんでみんな見てるんだ?いつもいつも・・・

276 名前:モテル女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)01時34分59秒
なんか雰囲気が暗い。っていうか殺気立ってる?

そんな違和感を覚えつつ「ハロモニ」は無事終わった。

「矢口ぃ大丈夫だった?」
なっち・・・なにが大丈夫なのさ?

「消毒してあげるよ」
「?オイラはケガなんてしてないぞなっちどこを消毒・・・」

ちゅう

「なっち!?」
裕子と同じ所をキスされた。

「ちょっとなっち?どうしたんだよ!」
「なにって消毒」
「消毒って・・・」
なにが消毒なんだ?

「だってなっちは矢口が・・・」
え? なに?

「あ〜安倍さん!なんてことしてるんですか!」
辻・・・なんか殺気立ってる・・・

っていうかなんでみんなさっきからこうなんだ?
277 名前:モテル女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)01時45分13秒
「辻やめろ!っていうか言ったいどうしたってんだよ〜そんなに怒ってさぁ」
「矢口さんはきづいてないんですね・・・」

は? なにがだよ
「ちょっと辻それどういうこと?」
「えっあっなんでも・・・ありません・・・」

なんでもないわけない
辻はなにか言おうとしたんだ。でも・・・
なにを?

「それはとにかく安倍さん!なんでキスしてたんですか!」

「そんなの辻には関係ないでしょ?」
いつもなら笑顔で言い返すなっちなのにニコリともせず冷たく言った。

やだよ・・・こんな雰囲気・・・

「あの〜矢口さん・・・」
「なんだよ!」
後ろからの声につい怒って言ってしまった。

「あっすみません・・・」
「あっゴメン・・・って高橋?」

後ろを振り向いて見たらそれは高橋だった。
278 名前:モテル女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)01時51分52秒
「もういいでしょ辻!なっち!」

ひとまず辻となっちは黙らせて高橋を見た。

「珍しいな。で?どうかしたのか」
一応笑顔で言ったつもりだったけど
高橋は顔を赤くして俯いてしまった。

「そ、そんなに怖かった?」
「あの・・・その・・・」

「なに?ここじゃ言えないこと?」
高橋は首を横に振ってそのまま外を出た。
顔は赤くしたままだった・・・
279 名前:モテル女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)02時00分48秒
「ふぅ〜終わったぁ」
やっと仕事が終わった。

やっと帰れ・・・
「ヤーグチ!一緒に帰ろ?」
またなっちだ。そう言えばなんでキスしたんだろう?それに消毒って・・・

「ダメ?」
なっちは少しかがんで上目遣いで聞いてきた。
やっぱりなっちは可愛いなぁ

「ねぇ矢口!一緒に帰らないって・・・なっち・・・」
今度はカオリ?でもなんかけんか腰・・・

あっそうだ!
「カオリ!ちょっと話があるんだ。ちょっといい?」
怒ってた理由を聞かないとね?
なんかオイラにできることあるかもしれないしね?

カオリはすっごく嬉しそうな顔をした。
でもなっちはむっとした顔でオイラを・・・いや、カオリを見つめていた。
とりあえずオイラはカオリを連れて楽屋を出た。
280 名前:モテル女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)02時20分45秒
「さて、カオリなにがあったのさ?」

「なんのこと?」

どういうこと?悩みがあるわけじゃないの?
「だって最近カオリ怒ってばっかりだったじゃん?
だからなんか悩みがあんのかなぁって思ってさ」

カオリはポカーンとしてる。
いやむしろ交信かな・・・
「ねぇ矢口・・・」
「なに?」
「矢口は好きな人いる?」

は? オイラの好きな人?
「え?」
「答えて」

カオリはマジだ。ならちゃんと答えてあげないと。
「今はいないよ」
「そう・・・」

カオリは一瞬笑ったように見えたけどすぐに無表情になって
「カオリはね、矢口が好きなんだ」
「へ?」

知らなかった

カオリがオイラのことを?

「やっぱり気付いてなかったんだ?」
「ゴ、ゴメン」
「いいよ別に・・・そこも矢口の可愛いところだし?」

カオリ・・・

「で? 矢口はカオリの告白にどう答えてくれるのかな?」
そうだ答えなきゃ・・・でも・・・
「ゴメンねカオリ・・・オイラわかんないよ」

カオリはそのまま黙っていたけどこう言い返した。
「うんわかった。でもいつか答えを教えてね? じゃあね」

カオリ・・・
281 名前:モテル女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)02時31分05秒
「さて帰るか・・・」
そのまま外へ出ようとしたら人影が見えた。
あれは・・・小川?

「どうした?」
「あっやっ矢口さん!スミマセンでした!」
は? いきなりなにを言うんだ? こいつは

「え?なんのことだよ小川・・・」
「あの・・・
実は私さっき飯田さんと矢口さんが話してるところ見ちゃったんですよ」

見られてたのか・・・
「なんだそんなことかよ〜別にいいって!」
「でも・・・」
「いいって、いいってそんなに気にすんなよなぁ」
「はぁ」
「じゃあ帰るかな?じゃあね〜」

オイラは家に向かって歩いた。
後ろから小川が「さようなら」と言ってるのが聞こえた。
オイラはそれに答えるように手を振った。




あと少しで家につくと思ったら
後ろから人の気配を感じた。
「誰!」
不審者かな?それともストーカー?

がさっ

人影が出てきた。
そいつは・・・




石川だった・・・




282 名前:タケ 投稿日:2003年07月05日(土)02時33分16秒
ひとまず更新終了。久しぶりに長くなったかも。
もっと早く書ければなぁ
あと上手く書けたら・・・
283 名前:捨てペンギン 投稿日:2003年07月05日(土)13時44分32秒
このストーリーいいですね
続きが楽しみです
284 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)15時25分32秒
そう言えば朝もオイラの家の前にいたな・・・
偶然?それとも・・・

「なにしてんだ?」
とりあえずそう聞いてみた。

「矢口さんの後を追いかけてました気付きませんでした?」

は?マジで?オイラ全然気付かなかったぞ?
なんかムカツク・・・

オイラはそのイライラをどうにか押さえて聞き返した。

「なんでオイラを追いかけたわけ?」

「そっそれは〜」
暗い中、石川の顔がどんどん赤くなってくるのが分かった。
なんなんだ・・・

「矢口さんと居たかったからですよ・・・」

石川はそんな感じのことをボソッと言ってそのまま走り去って行った。

「え? あっ おい!」
辺りが再び沈黙した。

石川・・・

あ! 焼肉・・・

オイラは石川の言葉を忘れていつか石川に焼肉おごらせようと思いながら
そのまま家に入た。
285 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)15時34分05秒
ん? ここは・・・楽屋?
みんなも居るし・・・
さっきまでのはなんだったんだ?
あっ!そうかっ夢か!
なーんだぁ 
そっかそっか〜夢だったのか〜

「ねぇ矢口」「あの・・・矢口さん」
「え?」
いっせいにみんながオイラに向かって歩いてきた。
「みんな・・・どうしたの?」

「矢口が・・・」「矢口さんが・・・」










はっ!
オイラは周りを見渡した。

視界は真っ暗

カーテンは月の光が差し込んでいた

今のは





・・・夢? 


286 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)15時40分30秒
オイラは近くにあった時計を探して時間を見てみた。

あー5時か・・・

もう一回寝るかな
オイラは再び布団にもぐって目を閉じた。

(「矢口が・・・」「矢口さんが・・・」)

なんでだろう? さっきの夢の言葉が何度もオイラの頭の中によみがえる。

それに・・・

なんていうか・・・夢じゃないような気がするんだ・・・
287 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)15時49分04秒
結局朝まで起きてた。

暗い空が明るくなっていく経路を見てた。

そして・・・楽屋での違和感を考えてた。

でもやっぱり答えは見つからない。
ダメだなぁオイラって・・・

(いいよ別に・・・そこも矢口の可愛いところだし?)
カオリ・・・
そっか、そうだよね? 

そう勝手に納得したオイラはさっさと着替えて家を出た。

そして・・・

楽屋についたのはよかったけどやっぱりというかなんというか・・・
早く来過ぎて誰も居なかった。

「ふぅ・・・」
オイラは椅子に座ってみんなを待った。
でも・・・さすがにずっと起きてたから眠い・・・

ちょっ・・・と・・・

ひと・・・ねむ・・・り

す・・・る・・・

・・・
288 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)16時02分13秒
なんだろう?なんか息苦しい・・・

「う〜ん? ん!?」

オイラの目の前には誰かの顔・・・
唇には唇の感触・・・

もしかしてオイラ・・・キスされてる?
そう思った瞬間オイラはその誰かを押し飛ばした。

だぁんっ ぱぁん

倒れてたのは・・・こん・・・の?

「ど・・・どうしてお前が・・・」
まさか紺野にキスされるなんて思わなかった。

「・・・スミマセンでした」
そのまま俯く紺野・・・
でもオイラにはやることがある。

「紺野!何でキスたんだよ!? 付き合ってもないのにさ・・・」
「ダメですか?」
「ダメですかってダメに決まって・・・」
何言ってんだよ紺野・・・なんか変だぞ?

「違うんです!そう言う意味じゃなくって・・・」

オイラはイヤな予感がした。
だってここ最近こんなばっかだもん。

「私とじゃ付き合えないってことですか?」
「・・・まさか・・・」





オイラの予想は的中した。





「私は矢口さんが好きです。だからキスしてしまいました。スミマセンでした」

キスの理由も含めて紺野はいつも通りの口調でそう言った。
289 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)16時11分45秒
でも・・・
「でも謝ったからってキスするのは・・・」
「分かってます。でも・・・」
「・・・紺野ぉ!」
「は、はい!」
「・・・」

オイラは怒ろうとしたけど・・・

できなかった

明らかに自分が悪いって顔してる紺野をこれ以上怒れなかったんだ・・・

「はぁ〜 わかったよ・・・寝てたオイラも不注意だったし?」
「いえ!決してそんなことありませんよぉ!」

わざと言ったんだけどな・・・

「紺野・・・そんなに怒られたいわけ?」
「あっスミマセン!」

そんなやり取りをしてたらなんか笑えてきた。
「はははははははははっ!」

紺野も最初はビックリしてたけど
「くすくすっ くくくっ」
って控えめながら笑い出した。
290 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月05日(土)16時24分06秒
その時・・・

がちゃっ

「おはよーございま・・・」
入ってきたのは高橋だった。

そしてオイラ達を見るなり高橋は
「なっなにしてるんですか! 矢口さん! あさ美!」
怒鳴ってきた。

「矢口さんなにがあったんですか?」
「いや、ただ・・・ちょこっと話を・・・な? 紺野?」

「・・・はい」
紺野も相槌を打った。
にしても冷静だなこいつ・・・

その後だんだん人が増えていった。

―矢口さんおはようございます!

―おはようございます!矢口さん

―おはよ〜あっ矢口〜おはよ〜

ここでオイラは違和感を感じた。

それは
(なんでオイラの名前だけ呼ぶ?)
ということだった。

でもオイラは深く考えることはなかった。

加護と辻がオイラと遊ぼうと2人して抱き着いてきたから

そしてオイラはそのまま倒れて怒った。

なんか最近こんなんばっかだな・・・
291 名前:タケ 投稿日:2003年07月05日(土)16時27分54秒
更新終了です。

>283 捨てペンギン 様

>このストーリーいいですね
続きが楽しみです

ありがとうございます。
これからも続いてくんでよろしくです。
292 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月06日(日)00時17分46秒
「加護ぉ! 辻ぃ! 何すんだよ急に!ビックリしたじゃねーか!」
「えへへスンマセン矢口さん」 「てへへ矢口さんゴメンなさいです」

おっ? 今日は素直だな 
まぁ2人には言わないけどさ

「「じゃあ遊びましょう!」」

おっ ハモった。
ってことはまたけんかかぁ?

「「じゃあ3人で遊びましょう?」」

あれ? なんかマジで素直だぞ?こいつ等・・・
・・・



なんか悪いもんでも食ったのか?




293 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月06日(日)00時22分26秒
「な、なぁお前等・・・なんか今日おかしくない?」
結局言ってるしね?オイラ・・・

「あーなんですかそれ〜失礼やないですか〜!」
「そうですよ〜!失礼です!」

あ〜やっぱり言われちまったよ。

「ふぅ、じゃあ、遊ぶか」
「「わーい!」」

そんなわけで朝から3人で遊ぶことに・・・

あーやべーまた眠くなってきた〜




294 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月06日(日)00時38分02秒
やっと2人から開放された。

そんでやっと椅子に座ると眠気がした・・・

あ〜もっかい寝ようかなぁ
「矢口!」
「あ・・・カオリ」
カオリがいつのまにか目の前にいた。
でも・・・オイラは何も言えなかった。

「ふふっ矢口、そんな考え込まないでよ?」
そんなオイラにカオリは優しい言葉をかける。
ごめんね・・・カオリ・・・

あれ?そういえばなっちは・・・

「おはよー!あ〜寝坊しちゃったべさ〜!」

噂すればなんとやらなっちが来た。

「ねぇ矢口」
カオリが声をかけてきた。
「ん? 何?」
「カオリはまだ諦めてないからね?」
「えっ・・・」
そう言ってカオリはオイラから離れていった。

そしたら横から
「やぁ〜ぐちぃ〜!」
そう叫びながら
なっちが近づいて来た。

満面の笑顔で

「おはよ、なっち」
「おっはよー矢口!」
「なんか今日なっち朝から元気だね」
「そう?なっちは普通だけどなぁ」
295 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月06日(日)00時46分38秒
それからオイラとなっちは面白い話や話やくだらない話をしながら時間を過ごした。

でも、

やっぱりその間みんなの視線が集まっていた。
おかしい。
みんなだってオイラ達みたいに話してるのになんでオイラ達だけに視線が

「ねぇ矢口?」
なっちが悲しそうな声でオイラの名前を呼んでいた。
「なっち? どうしたのさ」
「だって矢口、さっきからみんなばっかり見ててさ、
なっちを見てくれてないんだもん!」

そんな理由か・・・
っていうかそんなにオイラに見てて欲しいのか?なっちは

「矢口さん」
矢口さん? ってことはなっちじゃない。誰?

そう思って声のした方へ顔を向けた。

「あの・・・ちょっといいですか?」
あれ? 小川だ。一体どうしたんだろう?
296 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月06日(日)00時54分17秒
そのままオイラと小川はなっちから離れて椅子に座った。

やっぱり視線を感じるけど・・・

「あのですね矢口さん」
「あ、はいはい何ですか?」

ってなんでオイラが敬語喋ってんだっての!

「? あの、昨日のことなんですけど・・・」
「うん」
「今日の朝、みんなに矢口さんと飯田さんが付き合ってるって言ったんですよ。
まぁあさ美には言ってませんだしたけど・・・」
ん?昨日のことじゃないじゃん。
っていうか
「なんでそんな事言ったの?」

小川は軽くため息をついた。 なんかバカにされた感じ。
「あのですね?そう言っておけばけんかが起こらないって思ったんですよ。」

は?

なんでそれを言えばけんかがおこんないんだ?

オイラはそう聞こうとした。
だけどその前にあることを思い出していた。
297 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月06日(日)01時03分18秒
加護、辻は珍しくけんかをせずにオイラと遊ぼうって言った

カオリと話してるときには気付かなかったけど
今思うとみんなの視線を感じることはなかった。

でもなっちが話してるときはやっぱり視線を感じた。
そして今、小川と話してるときも・・・

不思議なことに確かに辻褄が合ってる。

「でも、何でそれで・・・」
「矢口さん?・・・ホントに気付いてないんですか?」
だから何がだよ! 
さっきのため息といい今の言葉といい
なんか小川の方がオイラよりそのことに詳しいようでなんか悔しい。
やっぱ先輩の意地があるし・・・
・・・でもわかんない!
「とりあえず教えてくれ!」
「はぁ・・・じゃあ言いますよ?みんなは矢口さんが・・・」

小川がそこまで言いかけた途端
298 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月06日(日)01時12分44秒
がちゃっ
「あの〜そろそろ収録の時間ですけどぉ」

あぁ〜!なんてタイミングの悪さだ!
あとちょっとだったのに・・・
「じゃあ矢口さん後で教えますから」
そう言って小川はドアを出てった。





「ねぇ麻琴」
「うん?」
話しかけてきたのは愛ちゃんだった。
「矢口さん飯田さんと付き合ってるんでしょ?」
「うんそうだけど?」
「矢口さんと2人っきりで何話してたの?飯田さんが怒るよ?」
あちゃ〜やっぱりそこを突かれたか
まぁわかってたことだけど・・・

「昨日それを聞いてたことを謝ってきた」
もちろん嘘だけど
「あれ?でも昨日謝ったって・・・」
し、しまった。そうだった
299 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月06日(日)01時22分17秒
「あ、だからそれは・・・あ〜もっかい謝ろうと思ってさ?」
う〜苦しい言い訳だなぁ

「あ〜なんだぁ!そういうことかぁ
やっぱえらいなぁ麻琴は」

ほっ よかったなんとかごまかせたみたいだ。

でも

私も矢口さんが好きなんだけどな・・・
多分気付いてないだろうけど・・・
300 名前:モテる女はつらい・・・ 投稿日:2003年07月06日(日)01時32分51秒
「ふぅ・・・今日も終わったねぇ・・・」
小川の言った通り今日はなぜかみんなはオイラに絡んでこなかった。
そのかわりなのかわざとカオリと一緒にさせようと気遣われた。

そして今・・・

「も〜矢口ぃおっさんみたいなこと言わないでよ〜」
「へへへっごめんごめん」

オイラとカオリは一緒に帰っている。

これもみんなの気遣い・・・なのか?




なぜか今日はみんな矢口と喋ろうとしない。
まぁ朝は加護ちゃんやのの、なっちが遊んだり話てたりしてたけど・・・
あっ あと小川もか・・・

まぁ、とりあえずカオリは今矢口と一緒の帰っている。
昨日のこと矢口はショックだっただろうな・・・
矢口はそういうとこはニブイから・・・

でもその反面ちょっとでもカオリの気持ちに気付いて欲しかったなって
思ってもいる・・・
まぁ矢口が答えを見つけるまでカオリはもう何も言わないけどね

それに・・・

「じゃあ矢口、ご飯食べに行こう?」
「うん!」

今は矢口と2人っきりの時間をちゃんと味あわないとね?
301 名前:タケ 投稿日:2003年07月06日(日)01時35分29秒
更新終了です。
ついに300レスを超えてしまいました。
自分でも驚きです。
読んでくださったみなさん、
レスを書いてくださったみなさん
ありがとうございます。

とは言ってもまだ続きますが・・・
302 名前:タケ 投稿日:2003年07月07日(月)06時56分04秒
今書いている「モテる女はつらい・・・」を花板に引っ越しました。
新レス↓
http://m-seek.net/flower/index.html#1057528365
303 名前:おがやぐ 投稿日:2003年07月07日(月)07時40分18秒
「矢口さん」

「小川? どうした?」

言っちゃえ言っちゃえ私!
「あの・・・えっと・・・何でも・・・ないです」
「・・・そっか、じゃあまた明日な?」
「・・・はい・・・」




はぁ
今日も言えなかったなぁ
私が矢口さんのこと好きだって・・・

「どうしたの麻琴?」
この声はあさ美か・・・
私は椅子に座って下を向いてたから見えなかった。

「実はさぁさっき・・・」




いつだったかな? 私が矢口さんに恋したのは。
とりあえず気がついたら好きになってたんでけど・・・




「そっか。また言えなかったんだ?」
「あさ美・・・けんか売ってるわけ?」
「え?別にそんなつもりはないんだけど・・・」

そう言ったようには聞こえなかったんだけど?
まぁ、あさ美らしいといえばあさ美らしいんだけど・・・
304 名前:おがやぐ 投稿日:2003年07月07日(月)07時47分38秒
私の気持ちを知っているのはあさ美だけ
まぁ知ってるって言ってもただばれただけなんだけど・・・

今更だけど
やっぱりあさ美はあなどれないんだな

「何考えてるの?」
ホラね?やっぱり鋭い

「夜のご飯のこと?」
・・・さっきのは撤回します。

って今はあさ美とボケてる場合じゃないんだって!

あぁでもどうやって矢口さんに告白しよう?

家に帰っても布団にもぐってもそのことばっかり考えていた。

でも夏に布団にもぐるのは間違った選択だった。

次の日・・・
「はっくしゅん!」
「麻琴・・・大丈夫?」
愛ちゃんが心配した顔でこっちを見て言った

「大丈夫だよ」
私は何とかそう言って椅子にぐったりと座っていた。
305 名前:おがやぐ 投稿日:2003年07月07日(月)07時54分12秒
「大丈夫なの?麻琴」
今度はあさ美か

「まぁね?いまんとこ・・・ん、はっくしょん!」
「・・・麻琴、汚い」
どうやらあさ美の服につばが飛んだらしく少々怒り気味だった。

「ごめん」がちゃ

私がと言ったと同時に楽屋のドアが開いた。

「ふわぁ〜風邪ひいちまったよぉ〜っくしょん!」
矢口さんも風邪ひいたんだ・・・
私と一緒でなんか嬉しい・・・

「え〜矢口も〜小川も風邪って言うしなぁ・・・困ったなぁ」

飯田さん・・・嬉しい気持ちがぶち壊れましたよ
と言ってもしょうがないんだけど・・・
あ〜だるい
306 名前:おがやぐ 投稿日:2003年07月07日(月)08時00分26秒
「お〜小川ぁ!お前も風邪かぁ?」

急に矢口さんの声が! しかも私を呼んでる?

「はっはい・・・」
そばにいたあさ美は小声で
(よかったね。じゃあ邪魔物は退散するから)
と言って愛ちゃんや理沙、6期メンの方に行っちゃった。

近づいてくる矢口さん
ヤバイ! 心臓がどきどきいってるのに・・・
さらにどきどきしてくる

ただでさえ風邪で熱があんのに・・・
さらに体温が上がってる

あれ?なんか視界がぼやけてっ・・・

「わ〜小川〜!」

矢口さんのその声を聞いて私の意識は途絶えた。









307 名前:おがやぐ 投稿日:2003年07月07日(月)08時11分09秒
気がついたら私は医務室(らしい所かな?)のベットに寝ていた。

「はっ!私・・・」
「おっ目が覚めた?」

矢口さん・・・

「あ・・・矢口さん・・・どうして・・・」
「いや〜目の前で倒れたもんだからビックリしたよぉ
心配させやがってぇ・・・っくしゅん!」

ズズッと鼻をすする矢口さんが子供みたいで可愛かった。

「ゴメン、オイラも病人だったね・・・じゃあオイラは・・・」

え? まって!
「行かないでください!」
口に出してしまった

「え?」
矢口さんは驚いた顔をしてこっちを見てる。

どうしよう・・・い、言っちゃおうかな・・・

「どうした? そんなにオイラと一緒にいたいのかい?」

風邪のせいで赤くなってる矢口さんの顔
風邪のせいでフニャっとした矢口さんの顔
風邪のせいで出てる汗がまた色っぽい矢口さんの顔

何かが切れた

「私!矢口さんが好きです!」
そう言って私は矢口さん目掛けてつっこんだ。

がちゃ
ドアの音?

しゃっ
カーテンの音?

ばきぃっ
私が・・・
あさ・・・美に・・・
殴られる・・・お・・・と・・・

ばたり
308 名前:おがやぐ 投稿日:2003年07月07日(月)08時18分02秒
気がついたらまたベットの上だった。
「起きた?」

また矢口さんだった。

「も〜危なかったぁ」



「あそこで紺野がこなかったらオイラ犯されてたかもしれなかったなぁ」

!!

自分の顔が真っ赤になったのが分かった。
「ごっごめんなさい!」

そう謝ると矢口さんは
「冗談冗談!気にしてないよ〜」
と言ってくれた。でも気にかけてくれてないんだ。

「でもさっきの告白は嬉しかったよ?」
「え?」
「さぁてと!オイラは楽屋もどるかなぁ・・・っくしょん!」
がちゃっ

どうやら告白は上手くいったらしい・・・

「やったぁ!!」

「うるさいよ?麻琴」
そう言ってあさ美の声がカーテン越しに聞こえた。

え?
なんであさ美がここに?

「それは秘密です」


〜終わり〜
309 名前:タケ 投稿日:2003年07月07日(月)08時20分15秒
更新終了です。
あと花板のアドが間違ってました。
こちらです。
http://m-seek.net/cgi-bin/read.cgi?dir=flower&thp=1057528365
310 名前:にいやぐ 投稿日:2003年07月10日(木)15時42分51秒
―ある日の昼下がり 

―太陽が燦燦と照っていた


―そんなある日

「矢口さん。す、好きです!私と付き合ってください!」

「ごめん、オイラ今新垣とは付き合う気ないよ・・・」

「そうですかじゃあ付き合う気がになるまで諦めませんよ!」


私、新垣理沙の挑戦が始まった。

―ある日
「矢口さーん!ご飯一緒に食べましょう?」
「あ、あぁ」

―またある日
「矢口さん。ここのターンが上手く出来ないんですけど・・・」
「あぁ、そこは・・・」

―さらにある日
「矢口さん、もっと私と話しましょうよぉ!」
「あのなぁ・・・」

こんな感じで私のアタックは続きました。
311 名前:にいやぐ 投稿日:2003年07月10日(木)15時52分18秒
そんなある日のことでした・・・

たったったっ
「はぁっ、はぁっ、忘れ物しちゃった。
・・・矢口さんまだいるかな」
なんて考えながら楽屋へ入ろうとしました。

そのときでした。

「矢口も大変だねぇ新垣にあんなにアタックされててさぁ」
「はははっ確かに矢口大変そうだね」
「あのな〜笑い事じゃないんだぞ?カオリ、なっち」

楽屋からこんな話し声がしてきました。
話の内容からして私のことでした。

私ってそんな迷惑だったのかな?
そう思って少し不安になってきました。

「矢口は断ったんでしょ?」
「まぁね?急だったし付き合う気なかったし・・・」
「じゃあ今はあるの?」
「それは・・・」

きぃ・・・

「!! 新垣」

「・・・す、すみませんでしたっ!」
私は逃げるように走り出しました。
そう、矢口さんから逃げるように・・・

なぜなら・・・

さっきの矢口さんの顔が物語っていました。
矢口さんは私と付き合う気なんてないんだと・・・
312 名前:にいやぐ 投稿日:2003年07月10日(木)16時00分26秒
がしっ

気がついたら矢口さんは私の腕をつかんでいました。

「新垣・・・聞いてたんだ・・・」

「はい矢口さん・・・
私、矢口さんにそんな迷惑かけてるなんて知りませんでした。
ごめんなさい」

「え?」

「もう諦めます。だから・・・っ!」

諦めるなんて言うのは簡単だけど
心からそう言うのは無理だ
だってこんなに矢口さんが好きなんだもん

そう思ったら涙がでた。

「新垣、泣くな。それにお前なに言ってるんだ?」
矢口さんの驚いたような声が聞こえてきました

「え?・・・なにって・・・」

「オイラは前はわかんなかったけど、今は新垣、お前が好きだぞ!」
そう言って
矢口さんは私を覆うように抱きしめてくれました

信じられなかった

矢口さんが好きって言ってくれた

私のことを好きって言ってくれた

うれしかった

でも・・・
313 名前:にいやぐ 投稿日:2003年07月10日(木)16時15分00秒
「でも矢口さん、さっき安部さんと飯田さんと話してたときなんで・・・」

なんであんな顔をしてたんですか?
矢口さんは抱きついていた私から離れて
「・・・照れ隠しだよ!悪かったね?変な顔でさっ」
と言った。 なんて意外な答えなんだろう

「なっちとカオリにからかわれるのがイヤだったしそれに・・・」

矢口さんは少し顔を赤らめながらは私の顔に近づいてきました
そして

「まだ新垣と付き合ってなかったしね?」
「んん!」

私の唇に

矢口さんの柔らかい唇が重なり

時間が止まったかのように

私達はそのまま動こうとはしなかった

そして唇の感触を確かめ合った

「ぷはっじゃあこれからもよろしくね?里沙!」
「はっはい!」

そのまま私と矢口さんは一緒に帰ることになりました。

今はまだ14歳だけど
いつかちゃんと矢口さんと付き合えるような人になりたいです




そう言えばなにか忘れてるような気が・・・
あっ忘れ物もって帰るの忘れてた!

その日はまだまだ遠いようです・・・矢口さん
314 名前:タケ 投稿日:2003年07月10日(木)16時21分53秒
更新終了!
以上「にいやぐ」でした。
結構マイナーなCPだなぁと思いつつなんとかできました。
あと「やぐみき」、が書ければ
(6期メン除いて)娘。全員制覇!!・・・のハズ
がんばります。
315 名前:ののやぐ3 投稿日:2003年07月12日(土)08時22分14秒
「矢口さーん!のんおといっしょにかえりましょう?」
辻・・・

「え〜?ののだけずるいやんかぁ!ウチも矢口さんと帰るんやぁ」
加護・・・

矢口がいつか答えるからと言ってもう1ヶ月がたとうとしていた。

でも矢口は今もまだわからないんだ。
どっちが好きかなんて・・・

「「矢口さん?」」
「!?」
辻と加護の声ではっとした。ぼーっとしてたみたい

「あっ ゴメンゴメンちょっと疲れちゃって・・・」
「だいじょうぶですか?」
「はやく寝た方がええんとちゃいますか?」
「ははっありがとっ でも矢口は大丈夫さ!じゃあねっ」
そう言って矢口はそのまま楽屋を出ていった。



2人が矢口と帰ろうとしていたことを思い出したのは
それからずっと後だった。
316 名前:ののやぐ3 投稿日:2003年07月12日(土)08時26分02秒
あれ?ここは楽屋
なんでまだいるんだ矢口は・・・

「矢口さん!」

ん? 誰だ?

「矢口さん!」
あれ?
太陽の光のせいで誰か見えない。

「のののこと好きですか?」

こいつは・・・辻!?

「矢口は・・・」
勝手に口が動く





317 名前:ののやぐ3 投稿日:2003年07月12日(土)08時34分45秒
ガバッ

・・・

「夢か・・・」
外を見るともう朝だった。
そして矢口は今見た夢を思い出す

今のが矢口の気持ちなのか
ホントにそうだったのか
もっとも分かるのは自分だけ

矢口は再び目を閉じて考えた。
辻と加護・・・どっちが好きなのか・・・





「おっはよー!」
「あっ矢口さんおはようございます!」
「矢口さーん!おはようございます!」
ドアを開けた途端2人が笑顔満開で挨拶してきた。

(どっちかが悲しい思いをする)

そう思うと言い出そうか言わないでいるか
一瞬迷ったが・・・

(わかりました!ずっとまってます!)

辻のその言葉を思い出した。
「ねぇ2人共、今日終わったらちょっと話があるんだけど・・・いい?」

もちろん2人は喜んで同意してくれた。
318 名前:ののやぐ3 投稿日:2003年07月12日(土)08時41分35秒
あっという間って言うのはこういうことなんだなって思わせるほど
今日は早く仕事が終わった。

さて、問題はこの後だ・・・
「じゃあ、辻、加護話すよ?」

矢口はみんなをはやく帰らせた。
そして矢口と辻と加護の三人だけになった。

「で、話しってなんですか?」
「なんでみんなかえっちゃったんですか?」
辻・・・なんか違わないかい?

「話って言うのはね・・・」
矢口は今から話すことを2人に伝えた。

「矢口さん・・・」
「まってましたよ矢口さん・・・」

そう言った後2人共の顔が急に緊張したような顔つきになった。
「じゃあ言うよ? オイラが好きなのは・・・」
319 名前:ののやぐ3 投稿日:2003年07月12日(土)08時44分25秒
矢口は夢で見た矢口と同じセリフを言った。









「辻が好きだよ」(辻が好きだよ)

辻はぱぁっと明るい顔をして矢口に抱き着いてきた。

そして加護は・・・
俯きながら泣いていた。
320 名前:ののやぐ3 投稿日:2003年07月12日(土)08時55分10秒
「ゴメンな加護・・・気持ちにこたえられなくて・・・」
「あいぼん・・・ごめんなさい・・・」

矢口と辻は加護を慰めようと声をかけたが加護は
「なっ何言うとるんや!・・・矢口さん! のの!
ウチは・・・っ気にしとらんで!」

加護はかすれた声で話しつづけた。
矢口と辻は真剣に聞いていた。

その後矢口と辻はまだ泣いていた加護を家まで帰った。

そして加護を見送った後・・・
矢口と辻はそのままオイラの家まで歩いていた。
いつのまにかすっかり夜になっていたようで
月が出ていた。辻の笑顔のようにぱぁっと明るかった

「矢口さん・・・ありがとうございます!」
「へへっ でも言うの遅くなっちゃったね?」
「そんなことないです!ののは矢口さんをずっとまってましたから」
辻にそう言われてなんか照れくさくなった。

「これからもよろしくね!辻ぃ」
「はい!こちらこそよろしくおねがいします!」

そうして矢口達は月の明かりに照らされて口付けを交わした。

〜終わり〜
321 名前:タケ 投稿日:2003年07月12日(土)09時03分07秒
更新終了です。
今回の更新でこれまで2回書いていた「ののやぐ」シリーズを
ついに終わらせられました。
矢口さんの答えの理由はやっぱり「ののやぐ」ってことで・・・

「ののやぐ」(ののやぐかご)シリーズは
第1部 >>59 ―>>68
第二部 >>163 ―>>172
です。
322 名前:タケ 投稿日:2003年07月12日(土)09時05分33秒
あれ?貼れてない・・・
第1部>>59―68
第二部>>163―172
これでどうだ?
323 名前:みきやぐ 投稿日:2003年07月13日(日)01時40分11秒
美貴が芸能界に入って間もない頃・・・

その日美貴はついに『モーニング娘。』を見た。
見たと言っても遠目からだったけど・・・

―でぇさぁ梨華ちゃんが〜

―あ〜ひどいよぉひとみちゃん

―あははっ

それにあっちも気付いてないみたい・・・
もっとも自分も思ったより意識してないみたいだ。

そのかわりと言うべきなのか

―も〜、よっすぃ〜おかしぃ キャハハハハッ

その人の声だけはなぜか耳に残った。
324 名前:みきやぐ 投稿日:2003年07月13日(日)01時43分57秒
その人はテレビで見たよりホントに小さくて、
髪の毛の色は鮮やかな金髪
その小さいからだからは想像できない元気な声

その日美貴は
その人のことばかり考えていた。


325 名前:みきやぐ 投稿日:2003年07月13日(日)01時50分23秒
その年紅白に美貴は出た。

もちろんあの人達も・・・

「あっ藤本、おっはよー!」
「あっおはようございます!矢口さん!」

矢口真里

その人に、私は恋をした。




紅白が終わって美貴はつんくさんに呼ばれた。

「おぉ、藤本、お疲れさん!」
「あっはい、ありがとうございます」
「で、話なんやけど・・・実は・・・
娘。に入って欲しいんや」

「え?」

「嫌か?」
「い、いえ、頑張ります!」

326 名前:みきやぐ 投稿日:2003年07月13日(日)01時56分08秒
今思うと皮肉な話しだ。

3年前に落とされた娘。のオーディション
まさかその娘。に入るなんて

いつのまにかその日は来ていた

美貴は娘。に入った
「藤本美貴です。これからよろしくお願いします!」

「こちらこそよろしくね」

メンバーともなんとかやっていけそうだ。

でも美貴は矢口さんともっと仲良くなりたかった。
327 名前:みきやぐ 投稿日:2003年07月13日(日)02時08分50秒
私はなるべく矢口さんと話そうと
きっかけを作っては矢口さんと話した。

今年も恒例のシャッフルユニットの季節が来た。

なんと私は矢口さんと同じ
『11WATER』に入ることが出来た。

そんなことを考えてると矢口さんが美貴の隣に座ってきた。
「ユニットよろしくね?藤本」
矢口さんがにこっと笑って言ってくれた

「はい!こちらこそ」
こんなこと言うだけなのにドキドキしてる自分・・・

もっと好きになってるんだ・・・
矢口さんが・・・

そんなことに気付いた美貴だった。

美貴は先のことは考えない
今やれるだけのことをするだけ。

だから今は・・・

「矢口さん今日一緒に帰りませんか?」

少しでも矢口さんと仲良なって

「おう、いいぞ」

もっと話をして
もっと矢口さんの隣にいて

そしていつか・・・

矢口さんの恋人になるんだ!
328 名前:みきやぐ 投稿日:2003年07月13日(日)02時21分57秒
―数年後


「美貴!」

「あぁ真里待った?」

「いや、さっき来たとこだよ」
数年後、美貴と矢口さ・・いや、真里は付き合い始めた。
ついに念願の夢が叶ったんだ

「じゃあ行こっか?真里。」
「うん、あっ その前に・・・」
「?」

「キスしてよ」
「はぁ〜まったく真里は甘えん坊なんだからどっちが年上なんだか」
「うるさいなぁ するの?しないの?」
まったく、答えは一つなのに・・・

「はいはいしますよ? 目を閉じてください!」
「はーい!」

美貴の唇と真里の唇が重なる。

真里と居るその時間が

美貴は今とても幸せ者だと感じるときなんだ

今も、そしてこれからもきっと・・・

〜終わり〜
329 名前:タケ 投稿日:2003年07月13日(日)02時27分08秒
更新終了です。
ついに「みきやぐ」を書くことが出来ました。
(中身の問題点は置いといて・・・)
これでとりあえず娘。全員制覇(6期メンを除いて)したつもりですが
まだ取りこぼしてたら誰でもいいんで教えてください。
書ける範囲で書きます。

後はとりあえず書きたくなったら書けるまで書こうと思います。
330 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月14日(月)00時09分05秒
初めて読んだけど美貴やぐイイかも…。
今度は「亜弥やぐ」とかどーっすか?
331 名前:タケ 投稿日:2003年07月14日(月)06時04分40秒
>330 名無しさん 様
レスありがとうございます。
>初めて読んだけど美貴やぐイイかも…。
そう言ってもらえるととても嬉しいです・・・

「亜弥やぐ」ですか・・・
確かに書いてなかった。(別に忘れたわけじゃないですけど)
332 名前:あややぐ 投稿日:2003年07月14日(月)06時17分32秒
「矢口さ〜ん(はぁと)」
矢口さん。それはマツウラの愛しい人の名前・・・

「ん?松浦じゃんどうした?」
「矢口さんに会いたくなっちゃいました!」
もちろんそれだけのために・・・

「ははは、松浦らしいなぁ」

でも矢口さんはマツウラの気持ちになかなか気付いてくれません
でもそんな鈍い矢口さんも好き(はぁと)

そうやって矢口さんと仲良く話した後・・・
「あのぉ矢口さん。今日マツウラとご飯食べにいきませんかぁ?」
「う〜ん」
矢口さんは腕を組みながらそう唸って考えてました。
なんか可愛い・・・

ぎゅうっ

「あわわわっなっなにすんだよ!松浦ぁ!」
あまりにも矢口さんが可愛かったから思わず抱きしめちゃった。
「あっごめんなさい」
「びっくりしたなぁもぉ」
「だって矢口さんが可愛かったから・・・」
あ! 言っちゃった
矢口さん・・・なんて言ってくれるのかなぁ

「・・・」
ドキドキ

「・・・」
ドキドキドキドキ

「・・・」
ドキドキドキドキドキドキドキ

「松浦の方がかわ・・・」

え?

「矢口ーもう収録の時間だよ〜!」
タイミングの悪いことに飯田さんの声・・・

「あーい分かったよぉ!」

ガッカリ・・・





「あっ松浦?」
333 名前:あややぐ 投稿日:2003年07月14日(月)06時27分25秒
「はい?」
「じゃあ今日飯食いに行こうぜ?」

「はっはい!」
マツウラは今とっても幸せです!
「じゃあね?」

「はいぃ!」
たったったっ

マツウラは矢口さんの背中に見とれてその場を動けないでいた。

それからは必死に仕事を終わらせた。
すべては矢口さんのために・・・

今マツウラの心の中では
矢口さんへの愛情の炎がゴーゴー言って燃えてますよぉ!

おかげで仕事がいつもの半分以上はやく進んだ気がした。





後は矢口さんとご飯・・・

334 名前:あややぐ 投稿日:2003年07月14日(月)06時35分27秒
そして・・・

「あっ矢口さぁん待ってましたよぉ!」
「あははっごめんごめん」
バツの悪そうな笑顔で矢口さんがこっちに走ってきました。

「じゃあ早くご飯食べに行きましょう?」
マツウラは矢口さんの手をつかんでそのまま外にでました
だって早く矢口さんと2人っきりになりたかったんだもん
「おいおいっそんなに焦んなよ」
「えへへっごめんなさい」
「おーいホントに反省してんのかよぉ!」

そんな感じで矢口さんとご飯を食べに行きました。
「ところでどこ食べにいくんだ?」
「あ!」
肝心なことを忘れてた・・・
「ど、どうしましょ〜」
「わっわっそんな泣きそうな顔すんなよぉ」
「でもでもっマツウラは〜・・・」
「しょうがないなぁ・・・」

え?

ちゅう




















えぇ!?
335 名前:あややぐ 投稿日:2003年07月14日(月)06時42分45秒
マツウラがポカーンとしていると矢口さんが恥ずかしそうに
「どう?落ち着いた?」
って言ってきた。

「逆ですよぉ!もっとドキドキしてきちゃいましたぁ!」
「ありゃ?ごめん」

「あっそれはとにかくとしてなんで矢口さんマツウラにキスを・・・?」
そう言ったら矢口さんの顔は暗い夜でも分かるくらいに
顔を真っ赤にして私から目を逸らした。

「やっぱり可愛いぃ」

「ま、松浦の方が可愛いよ・・・」
向こうを向きながら矢口さんはそボソッとそう言った・・・ように聞こえた

「矢口さん!好きですぅ!」
私は我慢できなくなってそのまま抱きついてしまいました。
矢口さんもマツウラの体を抱きしめてくれました。
「矢口も・・・好きだよ」
336 名前:あややぐ 投稿日:2003年07月14日(月)06時48分26秒
そのまま少し歩いてマツウラ達は公園のベンチに座りました。
公園には誰もいませんでした。

「なんか2人きりっていいなぁ」
「矢口さん・・・」

あっキスしたいかも・・・
そう思ってマツウラは矢口さんの唇を見つめる
ちょっと小さくて可愛いピンク色の唇・・・

「矢口さん・・・」
「ん?なに・・・」

プツンッ

「・・・もう我慢できませぇぇぇん!」
「え?ちょっうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」




この後の展開は秘密ですぅ(はぁと)

〜終わり〜
337 名前:タケ 投稿日:2003年07月14日(月)06時51分46秒
更新終了です。
なんかひどいオチになってしましました・・・
あと内容も・・・(泣)

名無しさん いかがでしたか?
338 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月14日(月)17時23分21秒
亜弥やぐイイ!!!
振り回される矢口萌えー。
リクした甲斐がありましたぁ。
作者さんありがとうございました!
339 名前:マコト 投稿日:2003年07月15日(火)16時52分18秒
あややぐいいっす!
あややの暴走(?)ぶりがつぼでした!!
340 名前:タケ 投稿日:2003年07月16日(水)14時46分22秒
>138 名無しさん 様
>リクした甲斐がありましたぁ。
ありがとうございます。
こちらこそ書いたかいがありました。

>139 マコト 様
レスありがとうございます。
タダでさえ花板でよんでくださってるのに
こっちも読んでいただけるとは・・・

ということで「やぐちゅー」いきます
341 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年07月16日(水)14時52分19秒
矢口はウチのもんや

なんど言ったやろうか? この言葉・・・
でも言い飽きたことなんてないしこれからも言い続けるつもりやで?

なんでってウチは矢口のこと愛しとるもん
当たり前やろ?










そう思っとるのに矢口は・・・

―よっすぃ〜可愛いぃ!

なんで・・・

―なっちぃ〜ちゅ−しよぉぜぇ!

そんなこと言うんやろうか?

―カオリまた更新してんぞ〜

ウチらは付き合ってるんと違うんか?
342 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年07月16日(水)15時00分43秒
「あっ裕子ぉ!」
ウチに気がついた矢口はこっちに向かって走ってくる

まるで迷子の子供が親を見つけたようや・・・
なんか可愛ええな
そう思うとなんか笑えてきた

「なに笑ってんだよぉ!」
いつのまにか側にいた矢口はそう言いながら頬をプクっと膨らませていた

やっぱり矢口は可愛ええなぁ・・・

「抱きしめてええか?」

「はぁ? 何言って・・・」
言葉なんて聞いてられんわ、
だってもう我慢できへんからなぁ

むぎゅうっ

ウチはそのまま矢口のちっちゃい体を思いっきり抱きしめた

矢口の温もりを感じた

特別暖かく感じんのは
やっぱ矢口やからやろうか?
343 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年07月16日(水)15時09分40秒
ずっとこうしていたい
また矢口がみんなと話さんように・・・

ウチ、独占欲高いんかなぁ?
こうして矢口と今抱きしめているだけで幸せなのになぁ・・・

「ゆーこぉ・・・いいかげん離せぇ・・・苦しいぃ」
ウチはまだ抱きしめ足りんかったが
矢口が苦しそうな声をあげてたのでしかたなく離した

「ぷはぁ〜苦しかったぁ」
「でも嬉しかったやろ」
そう言った瞬間矢口の顔が真っ赤になった
素直やなぁ矢口・・・
こんな所もウチは大好きや!

だから誰にも渡したくないのに

「じゃあみんなんとこ戻るね?」
そう言って矢口はウチから離れていってしまう

なんでや? 矢口・・・

ウチのこと嫌いなんか?

ウチが思っとるよりも好きやないんか?

アンタがいないと淋しいわぁ・・・矢口ぃ・・・
344 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年07月16日(水)15時15分32秒
今日の仕事は全部終わった
でもそんなことはもう頭になかった

矢口・・・

少しでも一緒にいたかった
矢口が離れんように
矢口がウチから離れんように

ウチは娘。の楽屋の前で矢口をまった






時計を見てみる
まだ5分も経ってない
ウチの感覚じゃあもう30分は待っとる気がしたのに・・・

がちゃっ

ちょうどそのとき楽屋のドアが開いてみんなが一斉に出てきた

矢口はどこや?

―でぇさぁ・・・キャハハハハッ!

いた!矢口や!

「矢口ぃ!」
矢口はウチの声に反応したのかすぐにこっちを向いてくれた
345 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年07月16日(水)15時20分26秒
ちっちゃい体

ちっちゃい顔

ちっちゃい唇・・・

数え上げればキリがない矢口の好きなところ・・・

でも・・・

やっぱり全部が好きや

「裕子?もしかして待っててくれたの?」
「あぁそうや一緒に帰ろ?」
「うん!」

矢口は矢口らしい柔らかく愛らしい笑顔で答えてくれた
346 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年07月16日(水)15時29分40秒
―矢口の家

「でもなんでみんなと話してるときもあんな楽しそうなんやぁ?」
椅子に座って矢口に話しかける
「だって楽しいし?」
あっさり返された

「ウチだけに見してぇなぁ」
「え〜無理だよぉ」
無理ってそんな・・・

「だって裕子に見せてる顔と違うもん。」

え? そうなん?

「ちょっ何その顔ぉ!信じてないだろ?
だったら証拠見せてやる!」

そう言って矢口はウチに背を向けた
そして

くるっ






振り向いた矢口は笑っていた

ただの笑顔やない

どこか艶っぽくて

それでいて可愛くて

なのに大人っぽい

そんな笑顔やった

確かにみんなと話しをてるとき、こんな笑顔じゃなかった
ウチだけのもんや
そう思うと嬉しかった
347 名前:やぐちゅー 投稿日:2003年07月16日(水)15時36分05秒
「どう?信じてくれた?」
矢口は顔を今度は悪戯っぽい笑顔でウチを見てきた

「・・・あ、あぁ」
「もぅ裕子はすぐ嫉妬するんだから・・・」
「ダメかぁ?」
ウチも悪戯っぽくそう返す

「え?ダメじゃないよぉ?」
顔を赤らめて言う矢口

可愛い過ぎる・・・

ウチは幸せもんや・・・

なんでってこの子は・・・
矢口真里は

ウチのもんやもん

〜終わり〜
348 名前:タケ 投稿日:2003年07月16日(水)15時43分30秒
以上「やぐちゅー」でした。
マコトさんいかかでしたか?

もうスレのほぼが無くなってるので
この話しで完結したいと思います。

今まで読んでくださった皆様
短い間でしたが本当にありがとうございました。

これからは花板の 「モテる女はつらい・・・」 を書いてきますので
これからもよろしくお願いします。

色々勉強になりました。ホントにありがとうございました。
349 名前:マコト 投稿日:2003年07月16日(水)16時52分14秒
やっぱやぐちゅーイイ!!
矢口さん可愛いっす!!
さっそく書いて貰えるとは思ってなかったんで、めっちゃ嬉しいです。
ありがとうございましたm(_ _)m
花板の方も頑張ってください!
350 名前:捨てペンギン 投稿日:2003年07月16日(水)22時21分56秒
お疲れ様でした
花板がんばってください

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