中澤監督とモー娘。球団〜第5クール〜
- 1 名前:名無しありがとう(*´ー`*) 投稿日:2002年09月01日(日)06時35分17秒
- M。2002年シーズン基本オーダー
1里田(遊)
2りんね(右)
3石川(中)
4安倍(三)
5つじ(DH)
6吉澤(捕)
7飯田(一)
8紺野(左)
9矢口(二)
投手 先発:後藤、松浦、柴田、高橋、藤本 抑え:加護 etc
・ファンサイト
http://musume.obi.ne.jp/yuko/index.html
・中澤監督とモー娘。球団〜第4クール〜
http://m-seek.net/cgi-bin/read.cgi/tane/1008007140/l25
・中澤監督とモー娘。球団 (日記編:2冊目)
http://m-seek.net/cgi-bin/read.cgi/tane/999707514/l25
・中澤監督とモー娘。球団〜解説者席2〜
http://m-seek.net/cgi-bin/read.cgi/tane/1010724226/l25
- 2 名前:前のこぺぴ 投稿日:2002年09月01日(日)23時34分25秒
- 625 名前 : 8/1ハロスポ【M。激震!!後藤ついにメジャーへ!保田も来期助監督へ!】 投稿日 : 2002年08月23日(金)06時08分31秒
【後藤真希メジャーリーグへ】
7月31日モー娘。球団は後藤真希投手(16)の9月23日からの米大リーグへの期限付きレンタル移籍を発表した。移籍先は未発表。期限は9月23日から翌年3月末まで。
メジャー挑戦は後藤の悲願だった。後藤が球団にメジャー行きを直措したのは1年前。
大舞台で勝負した後藤の気持ちは固かった。しかし球団としても後藤を出せる余裕のない。
そこで球団はレンタル移籍を模索。メジャー球団に極秘に働きかけ、このほど移籍期限ギリギリで条件面の折り合いがつき合意に達した。
寺田♂光男GMは「モー娘。球団に入団して3年となった今、後藤真希をさらに野球人として
幅広くしていくために、メジャリーグに挑戦し、心新たに野球ができる環境をつくりたいと考えました」
と、後藤のメジャー行きの経緯をコメントし、後藤自身も「ビックリしましたが、うれしいです。
大リーグにチャレンジして選手として一層頑張っていきますのでよろしくお願いします」とコメントした。
【保田引退!来期、助監督兼打撃コーチに就任!】
この日、後藤のメジャー挑戦とともに保田圭外野手(21)の今シーズンでの現役引退と来期の助監督兼任打撃コーチ就任を発表した。引退試合は来春を予定している。
保田は今シーズン不振で現役引退を考えていた。球団は副選手会長の働きなどから助監督を要請、保田も選手指導に前々から興味を持っておりそれを受けた。ヤスダイズムは受け継がれるのだろうか。
これに伴いGM♂は「以前から選手の指導にも興味があり、M。で試合を経験する中で、
作戦にも興味を持つようになりました。そのため、チームスタッフとして幅広く
活動していこうということを話し合いました」とコメント、保田も「来期は指導者
として、そしてかっちょいい助監督として活動していきたいです」とのコメントを出した。
【矢口兼任育成コーチに】
この日は来期、矢口真里内野手(19)の兼任育成コーチも発表された。
これはファーム組織「ハローキッズ」が立ち上げられる事から指導力に定評のある矢口の抜擢となった。
その他にも球団内での活発な活性化をさせていく事も考えられていると言う。
−球界短信(31日)−
[M。平家、戦力外へ]
31日、M。は平家みちよ選手兼ヘッド(23)へ来期の戦力外を通告した。
- 3 名前:前のこぺぴ 投稿日:2002年09月01日(日)23時35分22秒
- 626 名前 : 8/2ハロスポ 投稿日 : 2002年08月28日(水)06時51分09秒
【「より子。」1軍デビューへ向け準備着々】
今季春季キャンプにて入団テストを受けたのち、2軍にて調整を続けていた
より子。投手について、M。では1軍昇格の準備を進めているという。
本来はシーズン前半での昇格も考えられたが、ユウキ氏解雇に伴って和田スカウト
の球団内での活動自粛が行われた結果、より子。投手の昇格が見送られてきた。
という経緯がある。
しかしここへ来て平家選手兼ヘッドコーチの来期戦力外通告に伴う退団が
濃厚になったことから、その補充としてより子。選手の昇格となった模様。
なお、より子。選手のM。入団については本スレ>>418-419参照。
【ソニン、復帰間近か】
シーズン前半に試合中のケガにより長期離脱していたソニン選手について、
近く1軍に復帰する見込みという。
ケガは比較的早く完治していたが、ユウキ氏解雇による精神面のダメージ
が大きく、復帰が見送られてきた。
その間、ソニン選手は走り込みを続けていたという。
保田圭選手の今シーズンでの現役引退が発表され、また併せて和田スカウト
の活動自粛が事実上解除されたことから、ソニン選手の1軍復帰となった
模様。
- 4 名前:8/3ハロスポ 投稿日:2002年09月02日(月)20時58分24秒
- 【小川麻琴活性化計画進行中】
M。では2001年ドラフト1位で入団しながら1年目の今年、
あまり活躍がみられなかった小川麻琴外野手(背番号31)に
秋キャンプから市井兼任コーチおよび保田来期助監督による
猛特訓が開始される模様。
ヤスダイズムの小川への継承が主な目的だが、その中には
保田がつとめてきた「第3キャッチャー」の役割も受け継ぐ
こととなる。
そこで捕手として市井が、また打者として保田が指導者として
そばについてみっちり特訓させるという。
また併せて吉澤、アヤカのスキルアップを図りたいとしており
秋季キャンプ〜自主トレ〜春季キャンプの目玉となるだろう。
来年のオープン戦を迎える頃に各選手がどのように成長しているかが
楽しみである。
- 5 名前:放置新聞〜8月某日〜 投稿日:2002年09月04日(水)04時56分26秒
- 【後藤ヤンキースへ?!】
7/31にメジャー挑戦が発表された後藤真希投手の移籍先が注目されているが、本紙の取材で
ニューヨーク・ヤンキースが有力となってきた。ヤンキースは去年、Dバックスに世界一を
譲り、世界一奪回が必項となっている。打撃陣は元広島・ソリアーノの成長や、ジオンビーの
加入などで盤石なものとなった。しかし投手陣を目を向けると、ペティート・クレメンス・
リベラなど故障者が続出。ピッチャーの補強は急務。そして寺田♂GMは後藤にワールドシリーズ
を経験させたい目論見もあるため、NYとM。の利害は見事に一致する。
しかし本紙の取材に両球団ともノーコメントを貫いている。
ファンA「後藤ニューヨーク?」
ファンB「ここんところこの新聞、何かあるとヤンキースだからなあ・・・。」
- 6 名前:ニッカソスポーツ〜8月某日〜 投稿日:2002年09月04日(水)05時37分31秒
- 【後藤ツインズ有力?!】
メジャー行きが決まっている後藤真希投手の入団先はミネソタツインズが本紙の取材で
有力視されてきた。昨年から大リーグの球団縮小の名前に挙がっていたツインズで
あったが、今年は絶好調でアリーグ中地区ダントツの首位。そんな中ワールドシリーズ
を狙いたいツインズは比較的安く補強できる日本人投手に目をつけていた。
GMテリー・ライアン、監督ロン・ガーデンハイアーの両氏は今年のベストGM&監督
が間違いないだけに、将来の幹部候補生には絶好の環境と言えよう。
だが、ツインズはこの件に関しノーコメントをつらぬいている。
- 7 名前:スポニテ〜8月某日〜 投稿日:2002年09月04日(水)06時22分03秒
- 【後藤、カージナルスへ!?】
大リーグ挑戦はカージナルス?!後藤真希投手のカージナルス入りを本紙は有力視。
カージナルスは移籍期限ギリギリでフィリーズの主砲・ローレンを獲得。しかし投手
陣は今シーズンダリル・カイルの急死もあっただけに日本で実績のある後藤は獲得し
たいはず。そうなれば久々のワールドシリーズ出場も夢ではない。
しかしカージナルスは後藤のことに関しノーコメントである。
- 8 名前:サソスポ〜8月某日〜 投稿日:2002年09月04日(水)06時45分25秒
- 【後藤、ブレーブス!?】
去就の注目される後藤真希投手の入団先はブレーブスの可能性が本紙の取材ででてきた。
ブレーブスの魅力は打撃もさることながら、世界一と評された投手陣。精密機械マダックス
をはじめスモルツ、グラビンなど輝きはあせていない。そんな一流の投手陣の中で後藤を
学ばせるのは相当大きな財産になるであろう。それにここには元千葉ロッテのフランコ
と言うよき理解者いる。そしてワールドシリーズも狙えるだけに後藤にとっては絶好の
環境である。だが、ブレーブスはこの件に関し口を瞑ったままだ。
- 9 名前:東京中目スポーツ〜8月某日〜 投稿日:2002年09月04日(水)07時07分49秒
- 【後藤!!イチローキラー!?】
後藤vsイチロー!2年ぶりの対決か?!去就の注目される後藤真希投手がアスレチックス
が有力となってきた。本紙取材によると、勢いのついてきたAS、目の上のたんこぶは
イチロー率いるマリナーズを叩き潰す事が急務。そこで、日本からイチローとも対戦して
いた後藤に白羽の矢が。Asのブルペンコーチは元中日のケン・モッカ。日本での経験もある
ブルペンコーチは後藤には心強い。
しかしAsはこれに関してノーコメントをとうしている。
- 10 名前:8/3 対ファイターズ【天王洲球場】 投稿日:2002年09月12日(木)03時32分41秒
- あの発表以来初の登板となる後藤。一目メジャーに行く投手を見ようと球場は超満員。
スタメン
F
1(遊)金子 (遊)里田
2(二)奈良原 (右)市井
3(一)小笠原 (中)石川
4(左)クローマー (三)安倍
5(指)オバンドー (指)つじ
6(三)田中幸 (左)大谷
7(中)井出 (一)飯田
8(右)中村 (捕)吉澤
9(捕)野口 (二)矢口
(投)下柳 (投)後藤
- 11 名前:( `.∀´)ダメよ 投稿日:( `.∀´)ダメよ
- ( `.∀´)ダメよ
- 12 名前:1回表 投稿日:2002年09月16日(月)04時04分15秒
- 観客「グウォオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!」
いつもより大きい地鳴りにも似た歓声が後藤を包む。
後藤「あと2ヶ月もしないうちにメジャーで投げるんだなあ。」
そんな事を考えながら、1番金子、2番奈良原を幸先良く連続三振、さすがメジャー内定者
足るところを見せ付ける。そして小笠原をむかえる。
後藤「この人みたいなのが、いやこの人以上のがたくさん入るんだろうなあ・・・。」
そんな事考えていたら、初球をライト前に打たれてしまう。
吉澤「ごっちん!気ぬいてるんじゃないよ!」
後藤「さすが、恋女房。よっすぃーがいない向こうはちょっと不安だなあ。」
そんな光景を市井は見ていた。
市井「もう、いちごまて言うのは死語かもしれない。15の1は市井の1じゃなくて
ひとみの1になってきた。これでいいんだ。これで。そして後藤はメジャー
で一段と大きくなって帰ってきて。」
そして4番クローマ−をセンターフライにきってとってチェンジ。
- 13 名前:1回裏〜7回表 投稿日:2002年09月18日(水)00時19分16秒
- 先発後藤は2回に1点奪われるものの7回まではぴしゃりと抑える。
しかしM。打線も発表ショックを引きずっているせいか6回まで0行進。
F1-0M。
そして7回裏を迎える。
- 14 名前:7回裏〜8回表 投稿日:2002年09月18日(水)23時37分42秒
- 7回裏を迎えたはいいが三者凡退。8回表も後藤踏ん張り試合動かず。
- 15 名前:8回裏 投稿日:2002年09月19日(木)00時52分24秒
- 先頭里田がフォアボールで出ると大島監督ピッチャーを芝草にスイッチ。
そしてここで中澤監督も動く。
中澤「ピンチヒッター!紺野!」
実況「さあここで左の切り札紺野です。保田が引退する来期はクリンナップも狙える
逸材ですが、ここまで少し調子を落としているようです。」
一球目、里田いきなりスタート!リーグ屈指の野口の肩を掻い潜りセーフ。
- 16 名前:( `.∀´)ダメよ 投稿日:( `.∀´)ダメよ
- ( `.∀´)ダメよ
- 17 名前:8回裏-2 投稿日:2002年09月21日(土)03時07分02秒
- 紺野「ここで打てば来年のポスト保田さんは完璧です!」
カキーン!!!
ボールは左中間を破る里田が帰って同点。紺野に代わって代走に小川が告げられた。
- 18 名前:8回裏-3 投稿日:2002年09月21日(土)07時12分49秒
- 続く3番は石川。
小川が走り石川が右前に打ち、ヒットエンドラン成功。
小川は3塁へ。
4番安倍はセンターへ犠牲フライを放ち、逆転。
その後、芝草はつじ、大谷を打ち取った。
F1−2M。
中澤は9回のマウンドに加護を送る。
- 19 名前:8回裏-3 投稿日:2002年09月21日(土)09時19分17秒
- バッター石川。小川はソロリソロリとリードする。その時だった!
奈良原がベースにはいる。芝草がけん制。戻る小川!
しかし審判の腕が上がった!
審判「アウト!」
小川審判に詰め寄る!審判びびる!
小川「ナンデー!!!!グうぉオオオオお(泣」
審判「ぐるじい・・・。だ、だいじょう・・。げほげほ・・・。退場!」
小川「びえ〜〜〜〜んん(泣」
涙の抗議もむなしく、小川審判の首をしめて退場となってしまった。
中澤「小川、講義に迫力出てきたな・・・。泣くだけに圭ちゃんよりたちが悪い・・・。」
このあと、石川が倒れ、安倍ヒットで出るも、つじが倒れチェンジ。
M。1-1F
- 20 名前:8回裏(修正) 投稿日:2002年09月21日(土)09時27分07秒
- >>19 なかったことで・・・。すんません。
- 21 名前:9回表 投稿日:2002年09月21日(土)09時36分59秒
- 守護神加護が登場。バッターは野口から
加護「ヨシャ!」
野口、金子を簡単に料理。しかしつづく奈良原は投げずらいのか四球。
加護「投げにくいチビやで。」
奈良原「お前に言われたくない」
そして小笠原を迎えてしまう。
加護はABDFを駆使し2-1に追い込んだ4球目
「カーキン。」
加護「よっしゃ!」
打球は平凡なライトフライ・・・・。
- 22 名前:9回表-2 投稿日:2002年09月21日(土)09時45分38秒
- ボゴ!ドテェ・・・。
鈍い音が球場にこだました。小川の頭にボールが直撃。ボールはライトをてんてんと転がるも
その間に奈良原はホームイン。小笠原は3塁に。
加護「あちゃ〜・・・。」
小川「すみません〜〜〜(泣。」
続くクローマ-を三振に押さえチェンジ
M。2-2F
- 23 名前:9回裏 投稿日:2002年09月21日(土)10時01分54秒
- バッターは7番飯田。しかし、今年芝草にあまり相性がよくない。
中澤監督ベンチを出る。
「モー娘。球団選手交代のお知らせをいたします。
7番飯田に代わって代打・・・。保田!」
観客「をおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!」
実況「さあ、でてきました。あの発表以来初の出番となった保田圭です。
これまで主砲としてチームをひぱって来た保田。意地を見せてくれるでしょう。」
- 24 名前:9回裏-2 投稿日:2002年09月21日(土)11時09分13秒
- 芝草「さ、さすが腐っても保田。このSSコンビと昔は恐れられた芝草も今は
チャレンジャー。挑戦するぜ!保田圭!。」
保田「野口さん、SSコンビって恐れられてたんですか?」
野口「全然。」
なんやかんやで初球ストレート1ストライク。
その後2球ボールがつづく
そして、芝草が自信を持って投げた4球目。
保田はライトへ流す。ライト前ヒット。
芝草「お、オレの宇宙ボールが・・・。」
野口「まあいつもの事だ。」
代走に村田が告げられる。
そして8番吉澤。
- 25 名前:9回裏-3 投稿日:2002年09月21日(土)11時33分13秒
- 吉澤「ここはなんとしても・・・。」
吉澤、一球目は強振。しかし2球目。
実況「バ!バントだああ!」
ちょっと危なっかしいが何とか決めて1アウト2塁
そして矢口が神妙な面持ちで打席に入る。
- 26 名前:9回裏-3 投稿日:2002年09月21日(土)16時58分10秒
- 矢口はこの何日か落ち込んでいた。後藤がメジャーへ、そして同期の保田が引退に
そしてゆく年月を感じていた。さみしかった・・・。
芝草一球目ストレートでストライク。
矢口「おいら、ここで落ち込んでちゃいけない。」
気を取り直したとき甘い宇宙ボールが!
矢口混信の力で降りぬく!ボールは左中間へ!代走村田ホームイン!
実況「やりました!やりました!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!
矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!
矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!矢口!
さーーーーーーーーーよーーーーーなーーーらーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
- 27 名前:9回裏 投稿日:2002年09月21日(土)17時00分11秒
- >>26 9回裏-4です すみません
- 28 名前:試合後 投稿日:2002年09月21日(土)17時18分57秒
- ヒーローインタビューは矢口
矢口は最初は気丈に答えていたが、話が保田、後藤に及ぶと
矢口「やばいよ。さびしいよ。」
矢口は泣いてしまった。球場全体にしんみりとした空気が流れた。
中澤もインタビューを受けていたが平家の去就を聞かれると
中澤「ずっといっしょやったから・・・。」
こちらも涙に暮れてしまった。
中澤「しかし、まだ優勝争いやってるから全力で戦います。」
そう力つよく宣言して球場を去った。
- 29 名前:9/23対マリーンズ【天王洲球場】 投稿日:2002年09月26日(木)10時48分39秒
- ついにこの日がやって来た。後藤がアメリカに旅立つ前の最後の試合。
この日ついに試合後、後藤の行き先が発表される。
後藤はいったってマイペース。それより周りが浮ついているようにも見えた。
- 30 名前:9/23M。先発オーダー 投稿日:2002年09月28日(土)00時45分22秒
- M。先発オーダー
1つじ(遊)
2矢口(左)
3石川(中)
4安倍(三)
5飯田(一)
6吉澤(補)
7保田(右)
8後藤(投)
9市井(左)
控えはいつものとおり省略。
市井が9番レフト、保田が7番ライトで先発出場。
下位打順の並びにむせび泣くファソ続出。
- 31 名前:9/23M。先発オーダー【訂正】 投稿日:2002年09月28日(土)00時47分10秒
- 1つじ(遊)
2矢口(二)
3石川(中)
4安倍(三)
5飯田(一)
6吉澤(補)
7保田(右)
8後藤(投)
9市井(左)
矢口はセカンドですた。
- 32 名前:9/23マリーンズスタメン 投稿日:2002年09月29日(日)23時35分28秒
- 1 (遊) 小坂 1
2 (中) サブロー 2
3 (一) 福浦 9
4 (指) ボーリック 7
5 (左) メイ 00
6 (二) 堀 5
7 (三) 初芝 6
8 (捕) 清水将 8
9 (右) 於保 51
(投) 渡辺俊 31
- 33 名前:両軍控え 投稿日:2002年10月02日(水)13時55分02秒
- M。
投手:1加護 14ミカ 19アヤカ 21前田 34新垣 324平家
捕手:11市井
内野手:10村田 24斎藤 32あさみ 57里田
外野手:0りんね 00ソニン 23大谷 31小川 54紺野
M
投手 :12藤田 13吉田 19黒木詢 26和田 30小林雅
31渡辺俊 34川井 49シコースキー
捕手: 22里崎
内野手:32山本 40渡辺正
外野手:0諸積 21平井 24立川 57佐藤
- 34 名前:両軍控え【訂正】 投稿日:2002年10月03日(木)00時36分25秒
- M。
投手:1加護 14ミカ 19アヤカ 21前田 34新垣 37石井 324平家
捕手:
内野手:10村田 24斎藤 32あさみ 57里田
外野手:0りんね 00ソニン 23大谷 31小川 54紺野
M
投手 :12藤田 13吉田 19黒木詢 26和田 30小林雅
31渡辺俊 34川井 49シコースキー
捕手: 22里崎
内野手:32山本 40渡辺正
外野手:0諸積 21平井 24立川 57佐藤
-------------------------------------------
M。市井は9番レフトで先発出場。投手に石井を追加。
- 35 名前:試合前 投稿日:2002年10月03日(木)02時41分41秒
- 観客席では後藤を惜しむように超満員でつつまれていた。
観客A「んー???。」
観客B「どうした?スタメン見て考え込んじゃって。」
A「どっかで見たような気がして・・・。」
B「どっか?。保田が7番で市井が9番だぞ3年ならいざ知らず・・・。」
A「三年前!そうだ!あの時のオーダー!」
B「あの時?・・・!3年前だったら石川や辻、吉澤もいないときだろ・・・。」
A「だからよお。ちょっと入れ替えてみろって・・・。」
B「3年前だから1番に石黒入れるだろ・・・。3番に中澤・・・。」
A「6番にダニエル入れてよお!」
B「ビ、ビックLOVEマシーン打線!」
- 36 名前:試合前−2 投稿日:2002年10月03日(木)03時06分41秒
- ビッグLOVEマシーン
1石黒(遊)
2矢口(二)
3中澤(左)
4安倍(三)
5飯田(一)
6ダニエル(中)
7保田(右)
8後藤(投)
9市井(捕)
このオーダーはあの‘99・9・9に組まれた伝説の打線。このころ中澤は肩をいためており
正捕手は市井になっていた。そして伝説の「いちごまバッテリー」が誕生しペナントを
おおいにかき回した。
- 37 名前:9/23試合−1 投稿日:2002年10月06日(日)20時43分41秒
- 1回表
後藤は小坂、サブロー、福浦を抑え、上々の立ち上がりを魅せる。
1回裏
1番つじ。
新人里田の台頭でDHしかも6番7番を打たせることが多かった今季。
今日このオーダーにしたのは、今節に入る前に伊原西武にリーグ優勝を決められ
消化試合になったこと、また、後藤の渡米前最後の試合になるので、できるだけ
娘。所属の選手を使いたかったという思惑があった。
マリーンズ先発渡辺そして捕手清水将とも、つじに対して投げにくそう。
なんといっても今年突然変異でHRを量産している選手が先頭打者なのだから。
結局四球で歩かせる。
2番矢口。
マリーンズは当然のようにバントシフトを敷く。
が、矢口はそのシフトをかいくぐるようにセフティバントを決める。
0アウト1塁2塁。
3番石川
センターへの大飛球。スタンドに届かずフライに倒れる、が、
つじが3塁をおとしいれる。1アウト1塁3塁。
4番安倍
「ごっちんを楽にするために、打つべ。」
外寄りのスライダーを弾いた打球はライトへ、フェアになってファールゾーンを
転々とする。
その間に3塁ランナーつじはもちろん、1塁から矢口もホームインし、2点先取。
5番飯田
セカンドゴロ、ダブルプレーに倒れ、1回裏終了。
M。2−0M
- 38 名前:9/23試合−2 投稿日:2002年10月06日(日)20時44分48秒
- 2回表
先頭の4番ボーリックに右2塁打を打たれるも5番メイ、6番堀、7番初芝を
3連続三振に抑える。
2回裏
6番吉澤
センター前へヒットを放つ。0アウト1塁。
7番保田
三振に倒れ、1アウト1塁。
8番後藤
スタンドから「ごっちん」コールが止まないなか、バッターボックスに立つ。
ここで後藤はバントの構え。
以前ならここで強攻策に出てダブルプレーを食らうことがあった後藤だが、
ここはチームプレーに徹し、バントで吉澤を2塁に進める。
2アウト2塁。
9番市井
今日の打順の目玉といっていい、と中澤監督も言っていた、市井の9番での
起用。
たしかに過去に幾度とあった打順ではあるが、今日のその意味はいままでと
違うことは市井自身よくわかっていた。
マリーンズ渡辺が投じた初球、市井はカウント取りのストレートを逃す
はずもなくフルスイング。打球はレフトスタンドへ吸い込まれた。
2ランホームラン。4−0とリードを広げる。
1番つじは大振りが災いして三振。3アウト。
M。4−0M
- 39 名前:9/23試合−3 投稿日:2002年10月06日(日)20時46分22秒
- 3回以降、マリーンズ渡辺、M。後藤とも3塁を踏ませぬピッチングを魅せる。
7回表
中澤監督が粋な計らい。
吉澤をレフトに廻し、市井をキャッチャーに。
伝説の「いちごま」バッテリーの再現だ。
シーズン中は正捕手吉澤に遠慮してか、なかなか実現しなかった。
当の吉澤は、レフトのポジションにつくが、プレー再開前に石川とキャッチ
ボールをすると思いきや、話し込んでばかり。
「イチャイチャいしよし!」のヤジも飛ぶ。
後藤は3番福浦、4番ボーリック、5番メイを2回表と同様に3者連続三振に
抑える。
7回裏
マリーンズは投手を吉田にスイッチ。
打順は6番吉澤からだが、7番保田、8番後藤ともに凡打で無得点。
8回は両チームとも3者凡退。
- 40 名前:9/23試合−9回表 投稿日:2002年10月06日(日)20時48分00秒
- そして9回表。
中澤は加護をマウンドに送る。
ここでも中澤は守備に粋な計らい。
後藤は1塁へ、飯田がファーストからライトへ、保田がライトからレフトへ廻り、
吉澤がレフトから再びキャッチャーへ。
市井がベンチに退く。加護は市井の打順だった9番に入る。
中澤が現役を引退した後の娘。所属の9人がそろった。
加護はマリーンズの代打攻勢にめげず、3者三振に斬る。ゲームセット。
4−0でM。が後藤渡米前最後の試合を白星で飾った。
- 41 名前:9/23ヒーローインタビュー 投稿日:2002年10月06日(日)20時51分04秒
- 先制打の安倍、追加点となるホームランを放った市井、そして後藤が
お立ち台に上がった。
安倍「向こうに行って、大きくなって帰ってきてね!」
市井「いろいろ壁にぶつかるかもしれないけど、くじけずがんばれ!」
と後藤にエールを送る。
後藤「しばらく日本を離れますが、ひとりの「後藤真希」になるために
がんばってきます!」
球場内には「ごっちん」コールが止まなかった。
こうして9月23日は終わっていった。
- 42 名前::試合後 投稿日:2002年10月06日(日)21時07分27秒
- 試合後、後藤にインタビューを取ろうとした記者は煙に巻かれた。
そして極秘のうちに後藤は渡米した。
そして明けた25日新聞紙上をにぎわす事となる。
- 43 名前:9/25ハロスポ【後藤、世界最強の投手陣の一角に!】 投稿日:2002年10月06日(日)21時48分06秒
- 後藤の入団先は世界最強の投手陣をほこる「アトランタブレーブス」だった。
この日アトランタは緊急気会見があると発表。そしてプレスにGMジョン・シャーホルツが
登場。「今日、世界一の投手陣に新たな投手が加わる事になりました。」
そうあいさつすると、わきからなんと後藤が登場。場内が騒然とした。
背番号は日本時代の番号を逆にした【51】。
ポストシーズンにはぎりぎりの期間で登録したため出場には支障がない。
- 44 名前:ブレーブスといえば・・・ 投稿日:2002年10月08日(火)06時30分17秒
- ディビジョンシリーズへの出場が濃厚となったブレーブス。
GMジョン・シャーホルツ氏は後藤の起用法について
「いきなり先発ということはないだろう、中継ぎでの起用に
なるだろう」と述べた。
- 45 名前:9/27後藤メジャー初登板 対メッツ(第一試合)【NYシェイスタジアム】 投稿日:2002年10月10日(木)00時23分26秒
- 日本で20勝(6敗)を置き土産にしてきた後藤。ついに初登板の時が来た。
相手はアロマ−、ピアザのいるNYメッツ。今シーズン低迷したとはいえ、打線の破壊力は
ある。後藤は7回裏、エース・マダックスの後を受けての登板だ。
初登板で緊張したかと思ったったら、いつものポーカーフェイスぶりを発揮。
ピアザ、アロマ−を討ち取るなど2回1安打4奪三振を奪う力投を見せる。
そして抑えスモルツが最後は〆て3-1でブレーブスが勝った。
- 46 名前:9/27 対メッツ(第2試合)【NY・シェイスタジアム】-1 投稿日:2002年10月10日(木)14時22分24秒
- 第二試合、先発ピッチャーが発表され場内が騒然とする。
「ピッチャー マキ・ゴトウ!!」
なんと、連投である。
コックス「連投?問題ないって調査をうけてるからねえ。」
後藤「日本と変わんない・・・。」
しかし、後藤は試合が始まると初回に1点失うが5回までおさえる。
そして6回を迎えた。
- 47 名前:9/27 対メッツ(第2試合)【NY・シェイスタジアム】-2 投稿日:2002年10月11日(金)00時38分54秒
- 6回いきなり連打を喰らい1アウト満塁。
後藤はメジャーの洗礼を受ける。そんな中、後藤は日本の今シーズン最終登板だった
ロッテ戦の8回表を思い出していた。
2002・9・23対マリーンズ 8回表
- 48 名前:2002・9・23対マリーンズ 8回表 投稿日:2002年10月11日(金)13時22分30秒
- 8回ここまで順調な後藤ここであるバッターを迎えることに
「マリーンズ選手交代のお知らせをします。バッター里崎にかわって
平井!
バッターは平井!背番号21。」
後藤「あー。やな人が来たなあ・・・。」
- 49 名前:回想【2002・9・23対マリーンズ 8回表】-2 投稿日:2002年10月12日(土)04時46分53秒
- 平井は後藤に対して通算で.356と言う高打率をあげていて、後藤キラーとして
クリンナップを打つこともあった。しかし今年はここまで1軍出場はなし。
しかし、今日に限り平井は1軍に上がってきた。
打席に向かう平井。
後藤「この人は抑えなきゃ!」
平井へ一球目はインハイの新ゾーンへストライク
2球目はアウトローへボール
3球目から4球つづけてカットされる。
そして決め球ごまボールを投げる。
しかしコースは平井の得意としてるところへ
後藤「やばい!」
- 50 名前:回想【2002・9・23対マリーンズ 8回表】-3 投稿日:2002年10月12日(土)15時18分43秒
- ガキッ!
鈍い音がした。
後藤「へ!?」
ボールはボテボテのファーストゴロ。途中で走るのをやめ、平井は後藤に近づいてきた
平井「あんな球投げてちゃメジャーで通用しないぞ・・・。まああんな甘い球打ち損ねるよう
じゃあ潮時だなおれも・・・。」
後藤「ひ、平井さん・・・。」
平井はこの打席で引退を決意した。
- 51 名前:9/27 対メッツ(第2試合)【NY・シェイスタジアム】-3 投稿日:2002年10月12日(土)15時59分16秒
- 「どうした、マキ。」
そんな事を思い出していたらファーストのフランコが声をかけてきた。
後藤「いや、別に・・。あそうだ。平井さん。今年で辞めるそうです。」
フランコ「ヒライ・・・。いいバッターだったな・・・。
おれもヒライの分までがんばんなきゃなあ・・。」
後藤「まだ現役かよ!っていうかいくつだよ!」
まあこんな会話もあって何とか後藤も完投で初勝利を挙げた。
- 52 名前:10/3 りんね引退へ 投稿日:2002年10月15日(火)03時59分35秒
- モー娘。球団は今季限りでのりんね外野手(21)の現役引退を発表した。
りんねは今シーズン怪我のため開幕に間に合わず、若手の台頭により出番も減っていた。
そこで田中2軍コーチ兼花畑球場長と話し合い引退を決めた。
今後、外から勉強していく予定で、引退試合は平家・保田とともにM。最終戦に行われる。
これとともに菊池亜衣外野手の今季限りでの退団も発表した。
- 53 名前:10/12りんね花畑球場お別れ試合・対ジャイアンツ 投稿日:2002年10月18日(金)14時05分20秒
- この日、りんねは選手として最後の花畑球場のフィールドに立つ。
相手は日本シリーズの調整に向け試合を行いたかったジャイアンツ。
試合前りんねはモー娘。球団での思い出にふけっていた。
- 54 名前:りんね 投稿日:2002年10月18日(金)14時39分16秒
- りんねは1999年4月に同期2人とともに入団。早速ファームでトレーニングを行っていた。
そして7月ゴロには試合へと言われ始めていたそのころ、同期の1人が事故で亡くなった。
そしてもう一人の同期も引退してしまった。残されたりんね。
そんなとき球団はりんねに背番号「0」打診する。0からの出発・・・。
りんねは0を背負い再出発をはかることとなった。
- 55 名前:オーダー発表 投稿日:2002年10月22日(火)01時40分31秒
- 試合開始前スタメンが発表される。
「1番ショート里田。背番号57
2番セカンドあさみ。背番号32.」
りんね「今日は3番かなあ・・・。」
「3番センター・・・。」
りんね「3番センター?」
「石川!!!。背番号5」
りんね「り、梨華ちゃん!!!」
石川「チャオー--!!!!」
りんね「梨華ちゃん!。」
りんねはこの日1軍のメンバーはこないと聞いていたのだが・・・。
「4番サード・・・。」
りんね「じゃあ・・・!あの人が!」
- 56 名前:オーダー発表-2 投稿日:2002年10月22日(火)04時40分02秒
- 「4番サード・・・。」
りんね「なっち?!」
「4番サードりんね!!背番号0」
りんね「4番!?は、はじめての・・・!」
飯田「がんばってね!4番さん!」
「5番ファースト飯田!背番号16」
りんね「か!かおりん!」
保田「さあ!GM♂から今日の采配任されてるんだから!」
りんね「圭ちゃん!」
「6番キャッチャー保田。背番号9」
紺野・村田「終わりよければすべてよし!」
りんね「2人も!」
「7番レフト紺野。背番号54」
「8番ライト村田。背番号10」
つじ「めえー」
りんね「ひ辻?」
「9番DHつじ。背番号22」
「ピッチャー柴田。背番号25」
りんね「しばっちゃんも・・・。」
- 57 名前:両チームスタメン 投稿日:2002年10月22日(火)04時52分39秒
- 巨人はシリーズへ向け試合数の少ない選手不調・ボーダーライン組が基本のオーダー
M G
6里田 8鈴木
4あさみ 4仁志
8石川 3江藤
5りんね D清原
3飯田 9斎藤
2保田 6元木
7紺野 5福井
9村田 2小田
Dつじ 7後藤
P柴田 P真田
保田「まあ名づけて【カントリー恐竜打線】だな。」
全員「そのまんまかよ!」
一方Gベンチは・・・。
清原「勝ってすすきのやでえ!!!!!」
全員「うをおおおおおおお!!!!!!!」
- 58 名前:プレーボール前 投稿日:2002年10月22日(火)04時57分27秒
- 松浦・藤本「りんねさん。私達もいますよ!」
石井「はいはい。ブルペン行って。まあ少しなら投げていいって言われてるから。おたのしみ!」
りんね「み・・・。みんな。・・・でなっちは?」
全員「まあ。ああいう人だから・・・。」
- 59 名前:プレーボール-1回 投稿日:2002年10月26日(土)18時56分22秒
- プレーボールがかかる
先発柴田は3人でぴしゃり
そのウラの攻撃
1番里田が塁に出て2番あさみが送りバント3番チャーミータイムリー
4番りんねが・・・・併殺に倒れチェンジ
そして守備につきながら、りんねは思い出にふけっていた
- 60 名前:りんね-2 投稿日:2002年10月26日(土)23時09分50秒
- 0にしてからのりんねはファームで孤独な練習をつづけた。
そんなりんねを支えたのが同じ北海道出身の飯田であった。
飯田とはトレーニングをするようになり、その後のりんねの選手生活に多大なる影響をあたえた。
そんなころ1軍にもお呼びがかかるようになり、あさみも入団してきたのである。
- 61 名前:5回表 投稿日:2002年10月27日(日)00時20分36秒
- バッターは清原。清原おもっきり引っ張りサードライン際。りんねジャンプ一番横っ飛び!
りんねのグラブにボールが入り一塁へ転送アウト!
りんね「いいなあ・・。シリーズでれる人は・・・。」
- 62 名前:りんね-3 投稿日:2002年10月27日(日)01時56分57秒
- あさみという後輩も入りより力が入った。
そして2001年石川との合同トレの成果もアリ開幕スタメンをつかむ。
そしてほぼレギュラーとして試合に出場し、チームも優勝。
りんねの苦労も報われたかに思えたがシリーズでどん底へと突き落とされる。
- 63 名前:5回裏 投稿日:2002年10月30日(水)23時42分17秒
- バッターりんね。ピッチャーは河本に代わっていた。
りんね3球目を左中間に。しかしりんねは足を引きずりながら1塁でストップ。
りんねの足はもう限界だった。
- 64 名前:りんね-4 投稿日:2002年11月03日(日)20時04分55秒
- アキレス腱損傷。
シリーズ中の怪我だった。周囲は苦労の耐えない同情した。
しかし当の本人はプレー中精一杯の結果とそんなに暗くはなかった。
が、りんねの戦線離脱もあり日本シリーズは負けた。
そして新たな後輩、里田まいが入団する。そして、田中コーチからの依頼で
里田とのマンツーマンの練習が始まった。りんねは来る日も来る日も里田に
伝えれるだけ伝えた。里田は日々成長したが、りんねの方は怪我の状態は芳しくなく開幕には間に合わない
とのことだった。
- 65 名前:7回表 投稿日:2002年11月03日(日)23時43分09秒
- ここまで柴田1失点。この回は清原から。ピッチャー松浦に交替。
清原「おう!松浦やンけえ!かわいいのお!カッコええとこみせたる!」
清原、松浦に3球三振。
そして藤本にスイッチ7回表0点
M。1-1G
- 66 名前:りんね-5 投稿日:2002年11月04日(月)00時27分33秒
- 開幕を向かえ一応ベンチ入り、そして4月中旬には試合にでれるまでになった。
が、アキレス腱痛には悩まされることになる。上がらない成績、減る出番。
りんねのこんな状態に対して、皮肉にもあさみ、里田の出番は増えていき、
里田はレギュラーをつかむほどになった。
そんなシーズン終盤、去就を相談しようと田中コーチに相談に行った時の事、
田中は開口一番
田中「りんね。外から勉強しろ。」
いきなりの引退勧告であった。びっくりはしたものの、りんねこれで迷いはなくなった。
そして今日を迎えた。
- 67 名前:9回裏 投稿日:2002年11月04日(月)01時06分48秒
- M。は8回から石井が登板。2イニングを0点に。そして9回裏を迎えた。
ピッチャーはアルモンテ。そして1番里田から。なんとしても塁に出たい。
そして、3球目だった。りんねにずっとマンツーマン教えてもらったセイフティーバントを
江藤の前に転がす。つづくあさみもりんねばりの送りバントを見せる。
このバント2つはりんねへの「ありがとう」にも聞こえた
3番石川は力んで三振。そして4番のりんねを向かえる。
- 68 名前:9回裏-2 投稿日:2002年11月06日(水)01時41分11秒
- りんねが現役選手として最後の花畑球場の打席。
つらかった、苦しかった、そして楽しかった。そんな思い出の花畑球場をこれで去る。
りんねの胸の奥には熱いものがこみ上げてきた。痛い足を引きずり打席に入った。
りんね「(ありがとう・・・。花畑球場・・・。)」
心でそうつぶやく。
アルモンテ、一球目150キロのストレート。ワンストライク。
2球目から3球続けてファール。4球目はインコースのきわどい球をファール。
5球目からりんねらしさ、きわどいコースをカットしまくる。
このとき、ベンチは泣いていた。この偉大な選手を惜しんで。
そして16球目であった。
- 69 名前:9回裏-3 投稿日:2002年11月07日(木)21時39分57秒
- ガシッ!
鈍い音がする。ボールはボテボテのサードゴロ。
足を引きずり必死に一塁へ走るりんね。その姿はベンチ観客の涙を一層さそった。
が!野球の神様が見てたのかいつもの事か、江藤がファンブル!
りんね一塁に立つ!
そして5番飯田のとこで、
「代打!なっちだべ!」
なんと遅れてかけ付けた安倍が自ら代打を告げて打席へ向かう。
保田「いつもいいとこばっかもってって!」
そしてアルモンテの初球だった。
りんねの感動的なシーンにひたっているのにさよならホーマーをかっ飛ばしてしまった。
なっち「よっしゃ!」
全員「・・・。」
- 70 名前:試合後 投稿日:2002年11月09日(土)07時18分21秒
- りんねのセレモニーが始まった。
りんねがマウンドに上がる
りんね「今日は私りんねのためにこのようなすばらしいお別れ試合をしていただき
巨人軍の皆さんはじめありがとうございます。
モー娘。球団に入り3年半、つらい事、悲しい事、そしてなにより喜びを与えてくれた
花畑球場・・・ありがとう!
そしてりんねとともに喜びをわかちあってくれたあさみ里田梨華ちゃんカオリンはじめチームメイトのみんな、
花畑球場のスタッフの皆さんありがとう!
わたし、りんねは明日で選手としての生活を終わります。
しかし、今の私は前向きな気持ちでいっぱいです。また新たなりんねを応援してくれればうれしいです。
今日は本当にありがとうございました。」
終わったとたんあさみはりんねにうずくまり泣きじゃくった。そして胴上げが行われ引退試合は終了した。
清原「また1人侍がいなくなったな・・・。」
元木「またそれですか。」
清原「だあとれぼけ!」
そして強行スケジュールの中、翌日の最終戦、西武戦へと東京に向かうのであった。
- 71 名前:10/13M。最終戦・対ライオンズ【天王洲球場】 投稿日:2002年11月10日(日)23時08分19秒
- ついにきた最終戦。この試合は平家・保田・りんねの引退試合。
そして、つじのホームラン王と、微かの望みながら安倍の首位打者もかかっていた。
- 72 名前:試合前 投稿日:2002年11月14日(木)00時59分31秒
- この試合では各自、違った感情が入り乱れていた。
つじは飯田の激もあり終止1発打ったら六段アイスとタイトルよりアイスの方に気がいっている
安倍は初タイトルに緊張気味
安倍「どうしたらいいべ!裕ちゃん代わって!」
中澤「できるか!」
そしてもうひとつの主役たちは・・・。
- 73 名前:試合前-2 投稿日:2002年11月14日(木)05時18分11秒
- りんねは飯田と話しながらのジョギング
りんね「ここまでやれたのもかおりんのおかげだよお。あの時のトレーニングのおかげだと思ってる。」
飯田「いやりんねががんばったからだよ・・・。(泣」
保田は小川にバッティング指導。
保田「ほら!脇が!気をつけて!」
小川「保田さん今日は大事な試合なのに・・・。」
保田「いいから!早く続きやんなさい!」
小川「私のために!うをををおお(泣)な、涙でボールがーー。」
保田「いちいち泣くな!」
平家はグランドを歩いていた。
平家「現役でこうしてグランドを歩くのも最後か・・・。」
全員「あぶな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!」
ズタ!ボゴ!グシャ!ズダー-ン!
平家めがけて紺野の練習中の打球と新垣の投球練習中のすっぽ抜けた速球と加護が
わざと投げたヘルメットと守っていてボールを追っかけてきた石川がすべて命中!!
中澤「みっちゃんらしいな・・・(しんみり」
平家「少しは心配せえ!」
- 74 名前:観客席から・・・ 投稿日:2002年11月15日(金)01時12分57秒
- 3選手にそれぞれ声援が飛ぶ
観客「りんねー君の攻守巧打を忘れないよー」
りんね帽子をとってあいさつ。沸く観客席
観客「保田−君の世にも恐ろしいウインクをわすれないよー」
保田、恐ろしい形相で睨む。悲鳴が飛びかう観客席
観客「平家ー・・・。忘れてたー。」
平家「なんでやねん。」
- 75 名前:スタメン 投稿日:2002年11月15日(金)02時07分18秒
- 西武のスタメンは
1(一) カブレラ
2(右) 小関
3(指) 犬伏
4(遊) 松井
5(三) エバンス
6(中) 宮地
7(左) 佐藤友
8(捕) 野田
9(二)高木浩
(投) 三井
カブレラ1番でホームラン王争いヒートアップ。
中澤「じゃあこっちも行くでえ!」
- 76 名前:M。スタメン発表 投稿日:2002年11月15日(金)02時31分44秒
- 実況「さあM。注目のスタメン発表です。」
「1番DH・・・。」
観客「おおおおおーーーーーーーー!!!!!!!」
「・・・・・つじ!DH つじ 背番号22。」
観客席「いぇええええええええええーーー!!!!!!!」
実況「さあやってきました突如ホームランに開眼したつじのぞみ。ここまでホームラン54本、
カブレラに一本差。きょうは1打席でも多くとの配慮からの1番起用。カブレラを抜いて日本新も
達成するでしょうか!」
「2番レフトりんね背番号0!」
観客席「をおおおーやめるなああああーーーー!!!!」
実況「さあ、もう今日で、あの背番号0を見ることはなくなってしまいます。
ありがとう!苦労人・涙の道産子、りんね!!!!!!!!!」
「3番ファースト・・・。」
観客席「ファースト?石川が?それとも飯田?もしかしたら紺野?!」
「・・・・・・・・安倍!3番ファースト安倍。背番号7!」
観客席「おおおおおおおおおおおおお!」
実況「おっとこれはまだ首位打者の望みを捨ててはいません。この試合5打数5安打なら
小笠原と並んで首位打者獲得!打撃に専念させるためにファーストにつかせます。
無冠の帝王返上なるか!安倍なつみ!」
「4番・・・ライト・・・・」
観客席「ぉぉぉぉぉ・・・」
- 77 名前:M。スタメン発表 投稿日:2002年11月15日(金)03時14分36秒
- 「4番・・・ライト・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・保田!!!
観客席「どをををををををおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
実況「・・・・・・・・・・・しばらくこの地鳴りのような悲鳴にも似た歓声をお聞きください
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
偉大な大打者が久しぶりの定位置に帰ってきました。しこも最後であろう定位置に・・
そして今度はベンチからチームを支える存在になります。ありがとう!保田圭!」
「5番センター石川。背番号5」
「6番キャッチャー吉澤。背番号13」
「7番サード・・・
観客「も、もしかして・・・。」
- 78 名前:M。スタメン発表 投稿日:2002年11月16日(土)05時22分01秒
- 「7番サード・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平家!!!!!!
7番・サード・平家!!背番号324!」
観客席「みっちゃん!ひさしぶりだなあーーー!!!!!」
実況「97年彗星のごとくデビュー。しかしそれは、苦悩と激痛の現役生活でした。
肩の故障。長きにわたる戦線離脱・・・。しかしその激痛は誰もなしえなかった
死球の金字塔。が毎年戦力外の噂が絶えませんでした。そしてついに戦力外・・・。
ここに奇跡の出塁王は現役に終止符を打つことになりました。平家みちよよ永遠に!」
「8番・ショート・里田・背番号57」
「9番・セカンド・矢口・背番号8」
「先発ピッチャーは、高橋。背番号17」
実況「注目の試合。まもなくプレーボールです!」
- 79 名前:M。スタメン&控え 投稿日:2002年11月16日(土)09時26分05秒
- M。【スタメン】
1(指) つじ
2(左) りんね
3(一) 安倍
4(右) 保田
5(中) 石川
6(捕) 吉澤
7(三) 平家
8(遊) 里田
9(二) 矢口
(投) 高橋
【控え】
・投手
加護 ミカ アヤカ 前田 新垣 石井
・捕手
市井
・内野
村田 飯田 斉藤 あさみ
・外野
ソニン 大谷 小川 紺野
- 80 名前:1回表 投稿日:2002年11月18日(月)02時22分27秒
- 先発高橋。いきなりピンチか?
1番カブレラ。
高橋「つじさんのためにも打たれるわけにはいかんよー」
初球は高めに146`のストレートで様子をうかがいストライク。
不調のカブレラは手も足も出ない。
そして2球目の東尋坊ボールを引っ掛けサードゴロ。
平家「き、きよった!」
恐る恐る捕ってファースト転送アウト。
2番小関は5球目をセカンドゴロ
3番犬伏は粘るものの三振でチェンジ。
- 81 名前:1回裏 投稿日:2002年11月19日(火)02時39分55秒
- 実況「さあカブレラに一本差つじのぞみが打席に立ちます。去年まで通算本塁打1本
の選手が今年ここまで54本。そして今日カブレラとの直接対決を迎えます!」
先発三井もここで打たれるわけにはいかない。
そしてつじはずーーーっと考えていた。
つじ「1だんめはみんと・・・いやおおどうでばにらのほうが・・・」
審判「おい!」
つじ「は、はい?」
審判「三振!」
つじ「あへ!」
そしてりんねを向かえる
- 82 名前:1回裏-2 投稿日:2002年11月19日(火)03時55分49秒
- 観客「りんねーりんねーりんねー」
りんね打席に向かう
りんね「よし、がんばんべ」
三井「う〜ん北海道出身だからなあ。攻めにくいなあ。」
初球からストレートで攻めカウント2-2
そして6球目通称【ムネオボール】を打ってセカンドゴロ。
「3番・ファースト・安倍!背番号7!」
観客席「せーの。ナッチ−!・・・せーの。ナッチ−!」
ナッチコールの中、ガチガチで打席にはいる
安倍「ヒット打たなかったらだめだべーどうぢよどうぢよ!」
三井の第一球。カーブだった
安倍「!」
むちゃ振りで叩きつけ打球は弾んで大きく上がりサードエバンスの前に!
安倍必死に走る。エバンス取るそして投げる。安倍ヘッドスライディング!!!!
・・・。
塁審「セーーーーーーーーーフ!」
観客「うぉおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
そしてスコア−ボードの【H】の文字が点灯する。
望みをつないだ。そして・・・。
観客「やすだーーーーー!!!!!!」
- 83 名前:1回裏-3 投稿日:2002年11月21日(木)03時36分36秒
- 「4番・・・。ライト・・・・・・保田!!」
観客席「をおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
実況「保田圭最後の試合。ついにむかえてしまいました。98年このフィールドに
足を踏み入れ、涙と汗を流してきました。そして勝ち取った栄光の4番の座。
そして今日その定位置ともお別れになります。そんな試合の一打席目です。」
三井ゆるいカーブでカウントをとる。
2球目外角を見送ってボール。3球目外郭にストレート、見逃しストライク。
そして4球目スライダー。
保田「よっしゃ!」
しかし・・・ピッチャーゴロでチェンジ。
- 84 名前:2回表、裏 投稿日:2002年11月26日(火)23時59分42秒
- 2回表
先頭打者4番松井(稼を四球で歩かせ、盗塁を決められるも、
後続をピシャリと抑える高橋。
2回裏
先頭5番石川、中前安打。
吉澤は右中間へ2塁打、石川は3塁止まり。
平家はお約束の死球w でノーアウトフルベース。
8番里田が右犠牲フライで石川ホームイン1点先制。
続く9番矢口は犠牲バントを決め2アウト2塁&3塁。
1番つじ。ホームラン性の当たりを放つもフェンス手前で失速。
M。が1点先制 M。1−0L
- 85 名前:3回表 投稿日:2002年11月27日(水)00時28分57秒
- 表、野田を抑えるも、続く高木浩にヒット。
そしてカブレラを迎えるが力んだカブレラをゲッツーでチェンジ。
- 86 名前:3回裏 投稿日:2002年11月27日(水)02時11分46秒
- 先頭りんね。
ここでりんねは真骨頂を見せる。
14球粘ったあげくのライト前ヒット!
そして首位打者を狙う安倍なつみ。
前の打席よりリラックスしている安倍は、かる〜くセンター前へ運ぶ。
そして保田、観客はあの全盛期の保田を期待していたであろう。しかし、
初球をセカンドへ併殺打・・・。
つづく石川はセンターフライでチェンジ。
3回終わってM。1-0L
- 87 名前:ベンチにて 投稿日:2002年11月27日(水)02時55分53秒
- 中澤「・・・圭ちゃん。ホームランボールやったな・・・。」
市井「このところ小川や若手の指導に付きっきりだったからね。」
飯田「それに引退発表以来若手に出場機会を与えていたから・・・。」
中澤「そういうもんやろか・・・。」
- 88 名前:4回表 投稿日:2002年11月27日(水)03時31分15秒
- 先頭小関はライトフライ。
続く犬伏執念のレフトオーバー2ベース。
そして4番松井稼。
高橋「ややよー相性悪いよー。」
「おいこら!カズ!打ったらいてまうどわれ!」
内野席から怒号を上げるのは誰あろう試合に欠場しているヤクルト古田だった。
古田「ぼくの愛ちゃん!東尋坊ボールでむひょひょひょひょ。」
高橋「うわ・・・。」
中澤「また・・・暇になるときよる・・・。」
高橋、これに動揺したか松井稼にセンターオーバーの3塁打。同点に追いつく。
このとき古田は係員に連れ出された。
そしてつづくエバンスにもなんと3塁打を浴びノックアウト。
そして石井にスイッチ。つづく中島に犠牲フライを浴びはするが、
佐藤友をセカンドゴロにしとめチェンジ
M。1−3L
- 89 名前:4回裏 投稿日:2002年11月27日(水)04時08分35秒
- 吉澤、レフトフライ
そして続く平家。
三井−野田のバッテリーはマウンドで
野田「どう思います?」
三井「んーさっきのはきわどいインコースだったからなあ。」
野田「ボールが体の方に勝手行くってホントですかねえ?」
三井「どうだろうか?」
野田「じゃあためしにアウトコースのストレートで。」
三井「わかった。」
相対する平家に初球打ち合わせどうりアウトコースストレート。
しかし。
ボコッ!
デットボール。
野田・三井「ほ、ほんとだ・・・。」
しかし、里田、矢口と倒れチェンジ
- 90 名前:5回表 投稿日:2002年11月27日(水)04時26分27秒
- 野田をしとめたが高木浩にヒットを許し
カブレラを迎えた。ここまでの不調、そしてアンダーの石井。
すべて分があると思われていたが、甘く入った初球のインコース高めだった
実況「いったーーーーーーーーー!!!!」
- 91 名前:5回表 投稿日:2002年11月27日(水)04時42分34秒
- 実況「のびるーーーーー新記録−ーーーーー!!!!!」
しかし足を引きずりながらりんねがフェンスに上ってジャンプ1番!!
実況「あああああああああああああ!捕った!!!!!!!!!!!
りんね捕った−−ーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!あれ・・・。」
りんね着地した時に怪我した足から落ちてしまいボールを握ったまま立てない。
外野に駆け寄るモー娘。球団ナイン。
中澤「りんね!大丈夫か!」
りんね「ありがとうございました・・・。交代・・・お願いします・・・。」
りんね、飯田におぶられベンチへ戻ってゆく。球場では惜しみない拍手が起こっていた
観客「ありがとーーり・ん・ねー!」
こうしてりんねはグランドを去った。しかし、試合はつづく。
レフトには小川が入る。
小関・倒れて、チェンジ。
M。1-3L
- 92 名前:5回裏 投稿日:2002年11月27日(水)14時14分03秒
- つじ力んで打席に入る
つじ「りんねさんのためにも。あいすもあるし。」
しかし力みすぎで三振。
つづく小川
小川「な、涙でボールが・・・。」
ピッチャーゴロ。
そして安倍は勢いに乗りレフト前
しかし、保田力なくショートフライ。でチェンジ
- 93 名前:6回〜8回 投稿日:2002年11月28日(木)02時49分48秒
- 6回から前田−ミカ−新垣−アヤカとつなぐもミカがエバンスに1発くらう
西武は内園−土肥とつなぎ8回の安倍のヒット1本に抑える。
- 94 名前:9回裏 投稿日:2002年11月28日(木)03時02分24秒
- ついに最終回3者凡退したら試合終了。
しかし、吉澤・平家が簡単に倒れてしまった。
そして、里田のところで代打市井。
市井「このまま終わったら来年に響くな・・・。」
- 95 名前:9回裏-2 投稿日:2002年11月28日(木)03時13分19秒
- 実況「この回から西武は森を投入。そして簡単に2アウトを取りました。
そしてここで代打市井。ここで同期・安田の引退試合に花を添えられるでしょうか!」
市井静かに打席へ、森第一球はインコースへストライク。そして2球目
甘く入ったストレートを見逃さなかった。
実況「打った−−!ライト前へクリーンヒット!やりました、市井。
そして続くバッターは来年2軍コーチ兼任となる矢口真理です。
そう、来年はこの同期の桜がモー娘。球団の首脳になります。」
矢口「ここでつなげてつじに・・・」
矢口、なんとフルカウントまで粘り、森が根負け。四球。
そしてバッターはつじへとまわる。
- 96 名前:9回裏-3 投稿日:2002年11月28日(木)03時53分35秒
- 実況「さあここで一発でればカブレラに並びそして安倍なつみへと回る大事な打席
つじ、今にも泣きそうな表情で打席に入ります。」
つじ「どうしたらいいのか・・・。」
飯田「のんちゃんーーーー!!これをみなさい!」
飯田の手には2段多い8段のアイスが燦然と輝く!
つじ「こ、これはゆずれんれす!」
つじの目の色が見る見る変わる。
- 97 名前:9回裏-4 投稿日:2002年11月28日(木)07時50分05秒
- つじに対して西武バッテリーは非情にも敬遠ぎみの四球
西武バッテリーにブーイングの嵐があびせられる
そして2アウト満塁となったところで中澤がまた動く
「代打 飯田」
安倍に首位打者をとらせるためにスタメン落ちしていた飯田を起用した中澤
西武は松沼pコーチがマウンドに向かうが森続投
- 98 名前:9回裏-5 投稿日:2002年11月28日(木)08時09分30秒
- エバンスに浴びたHRで3点差
飯田はライト線へ2ベースを放ち2者生還し1点差
西武伊原はたまらず森から豊田にスイッチ
そして安倍を迎え中澤は2塁代走に村田を送る
- 99 名前:9回裏-6 投稿日:2002年11月28日(木)08時19分46秒
- 1塁があいていることとここまで3安打の安倍との勝負を避け歩かせる
またもブーイング
そして保田が闘志むき出しに打席へ向かう
- 100 名前:9回裏-7 投稿日:2002年11月28日(木)14時06分07秒
- 実況「さあ保田圭大一番で登場です。しかし、保田ここまでいいところがありません。」
保田「ここで豊田さんに勝負させてはいけない・・・。一球勝負。」
豊田、第一球は高めの新ゾーン。今シーズン苦しまされたところ。
しかし振りぬく
ガシッ!
ジャストミートできなかった打球はふらふらライトへ・・・。
- 101 名前:9回裏-7 投稿日:2002年11月28日(木)14時13分11秒
- 実況「さあ小関深めに守っていたところにおいつけるか〜〜〜〜!」
小関ダイビング高木も追いかける。
打球はきれいにその間に落ちた。
実況「保田同点同点!!!!さすが保田です!!!!」
5番石川は倒れM。4-4Lで延長戦へ。
- 102 名前:選手交代 投稿日:2002年11月28日(木)14時18分05秒
- Dつじ
3飯田
6安倍
9保田
8石川
2吉澤
5平家
7市井
4矢口
Pアヤカ
- 103 名前:10回 投稿日:2002年11月28日(木)14時36分47秒
- 表はアヤカが力投。
裏は市井のところで紺野が代打に出るが3者凡退
試合動かず。
- 104 名前:11回表 投稿日:2002年11月28日(木)14時43分26秒
- この回アヤカがつかまる。
ランナー3人はだすも何とか2アウト
しかし、代打鈴木健に走者一掃のタイムリーを喰らう
後続を断ちチェンジ。
M。4-7L
- 105 名前:11回裏 投稿日:2002年11月28日(木)14時49分09秒
- この回から西武は潮崎にスイッチ。
先頭矢口はセカンドゴロ。
そしてつじを向かえる
飯田「のんちゃ〜〜〜〜〜ん!これでどうだ!」
飯田の手には奇跡の12段!!
つじ「ぐおおおおおおおおおおおおお。」
つじ、タイムをかけいったんベンチへ。そして打席に戻ってきた。
しかし、またしても、敬遠気味のボール・・・。
つじ「あまいのはあいすだけでいいんだよおお!」
つじが一振!
- 106 名前:選手交代【訂正】 投稿日:2002年11月28日(木)14時49分24秒
- 飯田は代走村田に交代>>98
Dつじ
3村田
6安倍
9保田
8石川
2吉澤
5平家
7市井
4矢口
Pアヤカ
- 107 名前:11回裏 投稿日:2002年11月28日(木)14時52分05秒
- ごぐぎいいいいいいいいいいいいんンン!!!!!!!!!!!!!
実況「いったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
つーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
じーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ならんだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」
スタンド・ベンチはおおはしゃぎ!
そしてバットを拾った飯田は驚いた。
飯田「こ、これは・・・物干し竿・・・・・。」
- 108 名前:11回裏-3 投稿日:2002年11月28日(木)14時55分02秒
- つづく村田は凡退
そして安倍なつみが首位打者をかけて打席に向かう
- 109 名前:11回裏-4 投稿日:2002年11月28日(木)15時05分20秒
- 実況「さあ安倍なつみここまで4-4・1四球まだ首位打者の望みはあります。」
- 110 名前:11回裏 投稿日:2002年11月28日(木)19時24分23秒
- 実況「失礼しました、今日の安倍は4打席3-3と1四球、
もちろん首位打者の可能性はまだまだあります」
安倍「さて打つべ」
- 111 名前:11回裏-6 投稿日:2002年11月28日(木)19時41分38秒
- ここで西武ベンチはタイムを要求
松沼pコーチが伊原の指示をバッテリーに伝える
この回から西武の捕手は伊東に交代していた
その指示は
保田と勝負せよ
安倍またも敬遠で2アウト1塁
ブーイングと歓声が入り乱れるなかを保田は打席に向かう
- 112 名前:11回裏-7 投稿日:2002年11月28日(木)21時29分39秒
- 負けじと中澤も動く。
「1塁代走 あさみ」
伊東には当然前の打席での豊田との対決をベンチで見ていただけに
慎重に勝負したいところ。
しかし1塁にサヨナラのランナーを抱えながらの投球になる潮崎。
あさみの離塁がいつになく大きい。潮崎、牽制球を投げるがセーフ。
保田への初球、あさみが2塁へ盗塁を試みる。
潮崎は投球をウェストさせるも、伊東は2塁に送球しない。
あさみ盗塁成功。2アウト2塁。ノーストライク1ボール。
- 113 名前:11回裏-7【訂正】 投稿日:2002年11月28日(木)21時33分17秒
- 負けじと中澤も動く。
「1塁代走 あさみ」
伊東は当然前の打席での豊田との対決をベンチで見ていただけに
慎重に勝負したいところ。
しかし1塁に1点差となるランナーを抱えながらの投球になる潮崎。
あさみの離塁がいつになく大きい。潮崎、牽制球を投げるがセーフ。
保田への初球、あさみが2塁へ盗塁を試みる。
潮崎は投球をウェストさせるも、伊東は2塁に送球しない。
あさみ盗塁成功。2アウト2塁。ノーストライク1ボール。
- 114 名前:11回裏-8 投稿日:2002年11月28日(木)23時54分53秒
- 観客「保田ーー一発見せてくれーーーー!!」
このような声援は久しぶりだった。そしてお客を大事にする保田のハートに火がついた
保田「心眼で打つ!」
- 115 名前:修正 投稿日:2002年11月29日(金)00時01分03秒
- >>110
1回3塁内野安打
3回センター前安打
5回レフト前
7回?ヒット>>93参照
9回
- 116 名前:11回裏-9 投稿日:2002年11月29日(金)00時08分24秒
- 潮崎投げる。
保田「(ん・・・・・シンカー!!)
づらっあやあああややややはあやややざやややあやああああ
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブビュゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーユウゥゥゥゥゥゥ!!!
それはあっという間であった。
実況「ダーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
セーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やりましたやりましたやりましたやりましたやりましたついに見せました主砲の意地!維持!意地!
保田黙ってベースを回ります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
- 117 名前:11回裏-9 投稿日:2002年11月29日(金)00時12分11秒
- 実況「同点!同点!レフトへ同点ホーマー!!
やっぱり保田!ただでは辞めません!保田!ありがとう!」
しかし石川倒れチェンジ。
M。7−7L同点で最終回。
- 118 名前:12回表【選手交代】 投稿日:2002年11月29日(金)00時19分55秒
- Dつじ
3村田
4あさみ←安倍
9保田
8石川
2吉澤
5平家
7紺野
6矢口←4
P加護
- 119 名前:12回表 投稿日:2002年11月29日(金)00時29分38秒
- 加護「よっしゃ!やったるで!」
佐藤友・野田を連続三振
そして高木浩を迎えた・・・が!
ガシッ!!
ピッチャー返しを足の甲に受けた!!
駆け寄るかナイン。
しかし状態は思わしくない。
そして中澤監督はピッチャー交代を告げる
平家「ん!だれがなげるんやろ?」
「ピッチャー加護に代わって・・・・
・・・・・・・・・平家。」
平家「へ?」
「ピッチャー平家背番号324。」
- 120 名前:12回表-2 投稿日:2002年11月29日(金)00時35分02秒
- 中澤「みッちゃんたのむで!」
平家「えー!つぎって・・・。カブレラだ。」
中澤「まあええがな。みんな納得しとるで。」
平家「だけど・・・。」
中澤「ごちゃごちゃいわんとなげええ!!」
マウンドから去る中澤。
そして投球練習をはじめる平家。
そんな時場内に曲が流れてきた。
BETTE MIDLERの【THE ROSE】
- 121 名前:12回表-2 投稿日:2002年11月29日(金)00時40分50秒
- THE ROSE(日本語訳)
人は言う 愛は河だと
ひ弱な葦の葉を 溺れさせる
人は言う 愛は刃だと
血を流す魂を 置き去りにする
人は言う 愛は飢え
終わりなき 物狂おしさを 抱く
私は思う 愛は花
そしてあなたはまだ ただの種
それは心 壊れることを恐れ
一度もダンスを習ったことがない
それは夢 目覚めることを恐れ
一度もチャンスを掴んだことがない
手に入れることを 望まない代わりに
与えることも 出来ない人達
そして 魂は死を恐れ
生きることを 学ぼうともしない
夜が 孤独すぎた時
道が 遠すぎた時
愛が ただ一つのものだと思う
幸運と力を 得るための
でも 思い出して 冬の最中
冷たい雪の下
太陽の愛を得る種が 眠っていて
春には 薔薇の花を咲かすことを
今の平家に送る曲・・・。中澤はベンチの若手に語りだした
中澤「みっちゃん、いい投手やったんやで・・・。」
涙で目を真っ赤に晴らす中澤。
そしてこの曲を聴き平家の目の色が変わった。
- 122 名前:12回表-3 投稿日:2002年11月29日(金)01時18分30秒
- バッターカブレラ。しかし、平家に迷いわなかった。
初球、苦手とされる高めストレート!
ガツン!
ボールは3塁席場外へファール。
2球目外角高めこれも思い切りひっぱたきファール
そして吉澤をマウンドへ呼んだ。
- 123 名前:12回表-4 投稿日:2002年11月29日(金)01時33分14秒
- 吉澤「どうしました?」
平家「ん・・・。シュート投げる。」
吉澤「え?シューと投げれるんですか?」
平家「・・・そうか、ヨッスィーには投げた事なかったからな・・・。
投げるのルーキー以来やし・・。」
吉澤「わかりました。」
そして平家第3球を投げる!
- 124 名前:12回表-5 投稿日:2002年11月29日(金)01時52分15秒
- 実況「平家、第三球をなげました!」
ボールはカブレラをえぐるように襲う。
しかし、フルスイングのカブレラバットに捕らえた!が!
バットは真っ二つ!!
ボールはミットの中に!
吉澤「痛!」
実況「・・・・さ、さ,さ、三振ーーーーー−ーーーーーーーーーーーーーーー!!」
しかし、折れたバットは平家に命中していた。
- 125 名前:12回ベンチ 投稿日:2002年11月29日(金)02時24分30秒
- 吉澤「痛え〜。」
中澤「そうやろ。私も入団テストの時あの鋭いシュートで突き指したんや。」
吉澤「でも今までなんで・・・。」
中澤「投手生命が完全に絶たれるからや、もうみっちゃんはボールは投げれんはずや・・・。」
飯田「入団してフォームさえ崩さなかったら、間違いなく後藤より先にメジャーにいっていたはずよ。」
そして一塁の守備につくカブレラは・・・。
カブ「あんなすごいボール今まで見たことない・・・。」
そして裏は吉澤から。
- 126 名前:12回裏 投稿日:2002年11月29日(金)05時21分42秒
- バッター吉澤。しかし、突き指のせいか力はいらず、ピッチャーゴロ。
そして、ついにこの人最後の打席となる。
「7番・・・・・。サード・・・・・。平家!!!!!背番号324」
- 127 名前:12回裏-2 投稿日:2002年11月29日(金)05時42分31秒
- 「申しわけございません・・。7番・・・。ピッチャー・・・。平家!!!背番号324」
平家「最後の最後まで・・・。」
ピッチャー潮崎。初球ゆるい球インコースへストライク。
そして2球外角へインコースへボール
そして4球目インコースへ
潮崎「しまった!」
平家「ワーまた頭やあーーー!!」
- 128 名前:12回裏-3 投稿日:2002年11月29日(金)05時56分35秒
- カコン。
ボールはバットにあたりファール。
平家は間をとった。そして今までの選手生活を思い出していた。
飯田、矢口の主力、いつも行動をともにする事が多かったメロンが泣いている。
そして、ロージンを付けにネクストへそこで中澤が声をかける。
中澤「栄光のドラ1・平家みちよをみせつけて・・・」
中澤は泣き崩れた。
平家は中澤の肩をポンと叩き笑顔で打席へ。
ぐっと涙をこらえ打席に立つ
そして潮崎決め球シンカーで勝負
平家フルスイング!!
グワキーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
- 129 名前:12回裏-4 投稿日:2002年11月29日(金)06時03分49秒
- 実況「打球はレフトへ!!!はいるか?はいるか?」
飯田「おねがい!」
矢口「のびろーーー!」
メロン達「はいってえええ」
全員「いけーーーーーー」
中澤「入るに決まってる・・・。」
レフト佐藤がジャンプ!!打球がグラブを掠めるが・・・。
実況「・・・は、はいりました!!!!!!!!!!!はいりました!!!!!!
平家みちよ!!!!!!!!プロ初ホーマーは最終打席のさよならホーマーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
- 130 名前:12回裏-5 投稿日:2002年11月29日(金)06時16分31秒
- 観客「みっちゃん!みっちゃん!みっちゃん!みっちゃん!」
ベンチは優勝したかのような涙涙の大騒ぎ。
そしてホームへそこには、一番の友、中澤。
それをみたら平家は泣き崩れ中澤に寄りかかる
実況「平家ないております!中澤も泣いております!
ホームイン!!お互いに抱き合っております。この二人に言葉わいりません。
オーっといきなり予定外の平家への胴上げ!1回2回3回4か、あ。」
ぼて。
平家「最後はやっぱりこんな目かい!」
そして引退セレモニーへ
- 131 名前:平家胴上げの輪外に 投稿日:2002年11月29日(金)08時00分48秒
- 見慣れない背番号51をつけた選手がいた
GOTOH そう後藤真希である
アトランタブレーブスがワールドシリーズへの進出ならずのため
また来たる日米野球に備えるためM。最終戦にあわせて帰国していた
後藤の傍らには今日の試合でkoされた高橋がいた
- 132 名前:セレモニー 投稿日:2002年12月01日(日)01時36分52秒
- 一段落したところで
まずはりんねの挨拶が始まった
足を引きずり、マウンドのマイクのところへ
りんね「私りんねはモー娘。球団を卒業します。
今は、その先にある新しいチャレンジに向かって、とっても前向きな気持ちでいっぱいです。
モー娘。球団りんねとして3年半活動して学んだ事を精一杯活かして、今度は「野球人りんね」として、
たくさんの人に認められるように一生懸命がんばります。
今まで応援してくださった皆さん、これからも新しいりんねを宜しくお願いします」
観客席「り、りんねーーー!!!」
「夢をありがとーーーーー」
- 133 名前:セレモニー 投稿日:2002年12月01日(日)04時52分39秒
- 飯田の肩を借りりんねマウンドを降りる。
保田がマウンドに向かう。そしておもむろにスタンドのマイクをとった。
保田「私は今日でライトのポジzションそして右のバッターボックスに別れをつげます
そして!これからは、指導者として、新たな選手達を、この私のいなくなったフィールドに
送り出していき!にっくきライオンズを一丸となって倒したいと思っております!
来年に期待しご声援のほどよろしくお願いいたします。」
引退というよりは、保田新助監督の所信表明となった。
- 134 名前:セレモニー 投稿日:2002年12月01日(日)05時54分49秒
- 平家みちよが挨拶をはじめた。
平家「1997年、栄光のモー娘。球団に入団以来、今日まで5年間、モー娘。球団並びに
平家みちよのために絶大なるご支援をいただきまして誠にありがとうございました。
皆さんから絶大なるご罵声、熱烈なる野次・空き缶・空き瓶・ごみetcをいただきまして、
今日まで私なりに一生懸命野球生活を続けて参りましたが、いまここにデットボールを受ける
体力の限界を知るにいたり、引退を決意いたしました。
中澤、飯田、安倍、石黒、福田と私で始まった、モー娘。球団も今は球界でも強豪チームとなるほど
とても大きくなりました。しかし、これに満足せずこれから先ますます大きく強くなってほしい。
それにあたっては数々の困難、苦難もあるでしょう。
そんな時、皆様方、モー娘。球団ファンの皆様が応援している選手達に温かい声援を
送ってあげてください。そして笑顔で迎えてあげてください。
そしてこの平家みちよという選手がいたことを心の片隅にでも覚えていてくれたらうれしいです。
私は今日ここに引退いたしますが、我がモー娘。球団は永久に不滅です。
今日は本当にありがとうございました!!!!!!」
- 135 名前:セレモニー 投稿日:2002年12月01日(日)06時12分55秒
- 実況「さあ胴上げが改めて行われます。
まずはりんね。」
観客「りんね!わっしょい!りんね!わっしょい!」
実況「1回!2回!3回!りんね胴上げ!
続いて保田!1回!2回!3回! 」
保田「たった3回!パワー不足ね!秋季キャンプはビシビシ行くわよ!」
全員「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
実況「そして平家みちよ!1回!」
加護「さっきやったから、もおええやろ!」
全員「そっか!」
ドスン。
平家「また落とすんかい!」
そして場内1周。
観客「ダーヤスマンセー!ダーヤスマンセー!ダーヤスマンセー!」
そして1周が終わるころ、球場全体で声を合わせこの言葉を高らかと響かせた。
「みっちゃん、いい選手なのにねー!!!!!」
- 136 名前:11/8モー娘。球団VSメジャーリーグ選抜 投稿日:2002年12月03日(火)02時39分50秒
- 引退試合、日本シリーズと終わり、ついに大リーグ選抜チームが来日
そしてこの日11/8、モー娘。球団と戦う事となった。
そこにはボンズ、バーニー・ウィリアムスと共にアトランタブレーブスNO.51後藤真希
の姿があった。
そしてこの日、保田圭新助監督兼打撃コーチがデビューを飾る。
- 137 名前:スタメン 投稿日:2002年12月03日(火)02時47分44秒
- M。 MLB
(遊)里田 (遊)エクスタイン
(二)矢口 (二)アロマー
(中)石川 (中)B・ウィリアムズ
(三)安倍 (左)ボンズ
(指)つじ (指)ジアンビ
(左)紺野 (三)チャベス
(一)飯田 (一)リー
(捕)吉澤 (右)ジョーンズ
(右)小川 (捕)ピルジンスキ
(投)松浦 (投)後藤
- 138 名前:控え 投稿日:2002年12月04日(水)00時30分58秒
- 【M。控え】
・投手
加護 ミカ 高橋 アヤカ 前田 柴田 藤本 石井
・捕手
市井
・内野
村田 斉藤 あさみ
・外野
ソニン 大谷
- 139 名前:控え(訂正) 投稿日:2002年12月04日(水)06時34分19秒
- 【M。控え】(訂正)
・投手
加護 ミカ 高橋 アヤカ 前田 柴田 新垣 藤本 石井
・捕手
市井
・内野
村田 斉藤 あさみ
・外野
ソニン 大谷
M。は、14年度引退/退団を除く、1軍選手全員をベンチ入りさせた。
- 140 名前:放送席 投稿日:2002年12月04日(水)22時55分02秒
- 実況「後藤真希が、メジャーを手見上げにここ天王洲球場に帰ってきました。
そして迎え撃つは、僚友モー娘。球団。
ではここで今日のゲスト解説をご紹介しましょう。
3冠王3度、野球の真髄を知る男。落合博満さんです。よろしくお願いします。」
落合「どーも。」
実況「そしてもう一方。97年ドラフト1位でモー娘。球団の前身シャ乱球団に入団。
あらゆるデットボールの記録を塗り替え先ごろ引退されました。
モー娘。球団を誰よりも知るデッドボールの申し子、平家みちよさんです。
よろしくお願いします。」
平家「デットボールの申し子って・・・。あ、よろしくおねがいします。」
実況「ではまもなくプレーボールです。」
- 141 名前:1回表 投稿日:2002年12月05日(木)01時41分56秒
- 先発こういう舞台が大好物な松浦。
1番はワールドシリーズを制したエンゼルスのエクスタイン。
しかし動じることない松浦。2-2からピーチフォークで三振。
2番名2塁手ロベルト・アロマ−。2球目をセカンドゴロ。
3番ヤ軍の主砲B・ウイリアムス。
初球高めのストレート。ストライク
2球目カーブ。ボール
3球目インコースにストレート。2ストライク。
2球遊んだ次の球。ピーチフォーク。三振。
ウイリアムス「んー・・・・。」
実況「三振!どうです。落合さん。」
落合「まああっちの選手はボール落としておきゃあふってくれますよ。」
- 142 名前:1回裏 投稿日:2002年12月05日(木)05時22分14秒
- 中澤「よっしゃ!性根すえてかかるでえ。」
なんと中澤は3塁コーチャーに保田助監督、そして1塁コーチャーには市井兼任コーチ
をおき、後藤攻略に挑む。マウンドに後藤そして両サイドに保田、市井が並ぶ光景に
ファンは沸いた。
中澤「ごっちんを一番知ってる奴らが揺さぶるで。」
- 143 名前::1回裏-2 投稿日:2002年12月06日(金)04時09分16秒
- 実況「さあ、1番M。の新トップバッター里田まい。今年は24盗塁とリーグ3位
の成績を残しました。イヤー落合さん平家さんどうですか。」
落合「んー打率が.251?まだのびるんじゃないですか。身体能力は高そうだし
後半戦はばてが見えていたし、来年につなぐにはこの冬にどうすごすかじゃないですか。」
平家「ん・・・あと死球が少ないですね。2つって。ボールから逃げてます。」
しかしあえなく里田三振。
2番矢口
実況「さあ、2番矢口。前半は調子を崩していましたが、後半は調子を上げ
.269 2ホーマー 20盗塁を記録しました。」
落合「やはりねえ、後半調子を上げれるのはねえ、それだけやってる証拠ですよ。」
平家「それとですねえ、矢口は小さいので死球がほとんどないのは、3厘くらい打率を存してますよ。」
矢口、後藤の150`のストレートにバットを折られピッチャーゴロ
矢口「ちきしょーー!!」
3番石川
実況「さあ、石川登場です。去年はトリプル3を記録しましたが、今年は
.320 25ホーマー 21盗塁と去年を下まわりました」
落合「まああんだけ活躍すればマークはきつくなるし、良くやった方ですよ。」
平家「しかし梨華チャンはビンボールでもふりにいきますからねえ、もったいない。」
石川、センターフライでチェンジ。
そしてベンチへ戻った両ベースコーチはなにやら話している。
- 144 名前::訂正 投稿日:2002年12月06日(金)04時12分05秒
- 平家「それとですねえ、矢口は小さいので死球がほとんどないのは、3厘くらい打率を存してますよ。」×
↓
平家「それとですねえ、矢口は小さいので死球がほとんどないのは、3厘くらい打率を損してますよ。」○
- 145 名前:2回表 投稿日:2002年12月08日(日)22時30分28秒
- バッターはボンズ。
松浦簡単に2−2に追い込む。そしてピーチフォーク。三振。
ボンズ「ちくしょう!」
続くジアンビー。
追い込まれないうちに打ちにいき、ライトフライ。
チャベスはサードゴロでチェンジ。
- 146 名前:2回裏-2 投稿日:2002年12月09日(月)00時14分15秒
- 球場が俄然盛り上がる。
実況「さあやってきました。日本のファンがまっていた対決。
安倍なつみVS後藤真希。今年、首位打者争いを演じ、安定感が増した
安倍なつみ。片や念願のメジャー挑戦でひと回り大きくなって帰ってきた
後藤真希。このM。を支えてきた2人がついに真剣勝負の場に立ちます。」
後藤「あんまり、いい気しないな・・・。」
安倍「複雑だべ。」
お互い複雑な心境なようだ。
そして注目の対決が始まった。
- 147 名前:2回裏-3 投稿日:2002年12月09日(月)00時27分32秒
- 注目の一球目。155`のストレート。ストライク。
安倍「相変わらず速いべ。」
そして2球目。カーブ外れてボール
市井「慎重になってるな。」
3球目インコース高目にストレート。ストライク。
安倍、ここまで一振りもせず。
4・5球目は低めに外れてボール。
そして6球目。後藤は決め球ゴマボールを投げた。
安倍「きたべ!]
スコーン!
実況「打った−−!!ライト前ヒット!どうですか御二方。」
落合「んーま.340近く打ってる人間ならあれくらいはうてますよ。後藤も
慎重な割にはあの攻めは。ちょっと頭使えれば抑えれましたよ。
平家「んーどうしてもあの球で抑えたかったんでしょう。そういう娘ですよ。」
落合「なら、立派なモンです(W]
- 148 名前:2回裏-3 投稿日:2002年12月09日(月)00時41分22秒
- つづくつじ。
つじ「ごっちん!うつからなあこのやろう!」
しかしあっさり三進。
つじ「まいりましたれす。」
紺野・飯田とまた連続三振。
中澤「なにやっとるんや!」
- 149 名前:3回表 投稿日:2002年12月09日(月)01時20分00秒
- 元ロッテ−大洋−ヤクルトで活躍したレオンの息子、デレック・リーから
リー、3球目をバットをへしおられピッチャーゴロ。
リー「とうさん。日本にはまだすごいピッチャーいます。」
ジョーンズはレフトフライ。ピルジンスキは三振。
チェンジ。
- 150 名前:3回裏 投稿日:2002年12月09日(月)01時48分05秒
- バッター8番吉澤。
吉澤はベンチ前でなにやら1塁コーチ市井、3塁コーチ保田と話している。
なんとなく気になる後藤。
吉澤バッターボックスへ。
ピッチャー後藤、バッター吉澤、両ベースコーチに保田・市井と
ファンのボルテージも上がる。そして勝負。
後藤初球は152キロストレート。
吉澤大ぶりしてしりもちをつく。ストライク。
そして2球目だった。
外の148キロストレート
ガッツ−−−ン
実況「打った!入るか!入るか!入るか!入ったーーーーーホームラン!
今年28ホーマーを記録した後藤の恋女房、吉澤のお帰りの挨拶代わりの
1発。」
保田・市井「まだまだあまいなごっちん。」
後藤「なげにくいなあ・・・やっぱ。」
- 151 名前:3回裏 投稿日:2002年12月09日(月)02時10分27秒
- 小川はセカンドゴロ。1番里田はショートゴロと後続は貫禄の違いを見せ付けた。
そして矢口。矢口は燃えていた。
後藤初球高めにボール。そして2球目はカーブをストライク。
3球目ストレート矢口ジャストミート!後藤を強襲!後藤はじく!すぐさま1塁へ
矢口ヘッドスライディング!判定は!!
塁審「アウト!」
悔しがる矢口
後藤「さすが矢口さん。」
チェンジM。1-0MLB
- 152 名前:4回表 投稿日:2002年12月09日(月)02時33分07秒
- なんとMLBが動く
「MLB1番エクスタインにかわり・・・。
イチロ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜スズ〜〜キ〜〜NO.51」
観客席「をおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーー」
実況「でてきました!日本の誇るメジャーリーガー!!イチロー!!満を持しての登場です。」
初球ストレートでストライク!
2球目シュートで2ストライク
3球目ピーチフォークをファール
イチロー「あれ、松浦あんなのおぼえたの?」
吉澤「今年から投げてますよ。」
そして2球遊んでまたピーチフォーク
カコーン!
実況「イチロー打った−−−レフト前!」
このあと2アウトになってBウイリアムスにタイムリーで同点。
が、つづくボンズは討ち取りチェンジ。
M。1-1MLB同点。
- 153 名前:M。vsMLBその後 投稿日:2002年12月09日(月)03時16分42秒
- 松浦は4回で交代。その裏後藤は安倍をサードゴロに打ち取るなど3者凡退
M。は藤本−高橋−アヤカ−前田−新垣−加護とつなぎ1失点に抑える
MLBもローレンス−バチェスター−ウルフーガニエと継ぐ、M。は
ヒットは出たものの1点しか取れずM。2−2MLBの同点で終わった。
- 154 名前:M。自由獲得枠で新人入団へ 投稿日:2002年12月09日(月)03時26分37秒
- 寺田♂GMは前々から噂のあった自由獲得枠での選手獲得の用意があることを明言した。
人数は2人以上〜取らないこともあるとも明言。自由枠選手の発表はできれば年内とも
語った。
- 155 名前:11/20ドラフト会議 投稿日:2002年12月09日(月)03時41分09秒
- この日ドラフトの注目はマック鈴木の入団と高校NO.1左腕、高井の指名に注目が
集っていた。
指名順日本ハムファイターズ
実況「さあ日本ハム高井選手を指名すると思われますが・・・。」
司会「第1回希望選択選手 日本ハム ・・・・・・・・・・・
安倍麻美。 」
実況「あべあさみ?」
- 156 名前:11/20ドラフト会議-2 投稿日:2002年12月09日(月)03時49分16秒
- 司会「日本ハム 安倍麻美 投手 17歳・・・。」
GM♂「・・・しゃあないか。」
実況「あべあさみ・・・。こちらの情報によりますと、M。の安倍なつみ内野手
の実妹です。北海道移転を控えた日本ハム、地元の逸材を指名しました!。」
GM♂「うちは4順目以降の指名だからな・・・。」
和田チーフ「もおいいよ。血縁関係は・・・。」
- 157 名前:11/21ハロスポ。 投稿日:2002年12月09日(月)04時17分45秒
- 【日ハム1位は安倍なつみの妹!】
11/20ドラフト会議でアッと驚く指名があった。日本ハムのドラフト1位は
なんとM。安倍なつみの実妹、安倍麻美(17)であった。
高井の指名に行くであろうといわれていた日ハムは指名回避でした。
M。ファンの間では話題になっていたなっちの妹。投手不足解消でなおかつ
北海道移転の目玉になると日ハム側は期待している。
- 158 名前:来期スタッフ発表 投稿日:2002年12月09日(月)06時04分30秒
- M。寺田♂GMは来期のチームスタッフを発表した。
1軍
監督 中澤裕子 29
助監督兼打撃 保田圭 9
投手 稲葉貴子 78
バッテリー兼任 市井紗耶香11
ブルペン兼任 石井リカ 37
2軍 【ハロー!プロジェクト・キッズ(仮)】
監督 □加藤紀子 33
ヘッドコーチ兼任 矢口真里 8
巡回総合コーチ 夏まゆみ 72
加藤紀子新2軍監督は90年代前半、桜っ子球団の4番として活躍。
その後2000年にはフランス代表チームコーチとして辣腕をふるった。
矢口ヘッドは兼任で組閣。かねてから評判の指導者としての力が試される。
1軍は保田助監督に加え投手陣の姉貴的存在の石井リカがブルペン担当兼任で組閣された。
夏コーチは1・2軍両方見ることになる。
- 159 名前:新入団&背番号変更 投稿日:2002年12月09日(月)06時26分04秒
- M。は新入団選手の発表と、それに伴う背番号の変更を発表した
新入団選手
熊井友理奈 52
萩原舞 54
岡井千聖 60
鈴木愛理 57
菅井梨沙子 35
中島早貴 55
梅田えりか 44
清水佐紀 40
矢島舞美 41
嗣永桃子 36
徳永千奈美 47
村上愛 49
須藤茉麻 39
夏焼雅 48
石村舞波 46
しばらくはファームでの育成を予定している。
背番号変更
藤本 35→20
村田 10→0
里田 57→6
あさみ32→4
紺野 54→10
- 160 名前:新入団&背番号変更(訂正 投稿日:2002年12月09日(月)12時20分01秒
- M。は新入団選手の発表と、それに伴う背番号の変更を発表した
新入団選手
熊井友理奈 52
萩原舞 54
岡井千聖 60
鈴木愛理 57
菅谷梨沙子 35
中島早貴 55
梅田えりか 44
清水佐紀 40
矢島舞美 41
嗣永桃子 36
徳永千奈美 47
村上愛 49
須藤茉麻 39
夏焼雅 48
石村舞波 46
しばらくはファームでの育成を予定している。
背番号変更
藤本 35→20
村田 10→0
里田 57→6
あさみ32→4
紺野 54→10
- 161 名前:石井リカ退団へ 投稿日:2002年12月11日(水)04時03分24秒
- 来春のブルペン担当コーチが内定していた石井リカ投手の退団が決定した。
中継ぎで今季活躍しておりブルペン担当のポジションを用意していたが
条件面で折り合いがつかず、退団の運びとなった。
石井は自由契約となるが、今後は未定。
- 162 名前:来期スタッフ再発表 投稿日:2002年12月13日(金)11時11分40秒
- M。寺田♂GMは来期のチームスタッフを改めて発表した。
ブルペン担当をなくし再組閣したにとどまった。
1軍
監督 中澤裕子 29
助監督兼打撃 保田圭 9
投手 稲葉貴子 78
バッテリー兼任 市井紗耶香11
2軍 【ハロー!プロジェクト・キッズ(仮)】
監督 □加藤紀子 33
ヘッドコーチ兼任 矢口真里 8
巡回総合コーチ 夏まゆみ 72
- 163 名前:12/16ハロスポ 投稿日:2002年12月16日(月)22時17分50秒
- M。は全選手の契約更改が終了したことを発表した
ダウン更改した選手はなく藤本と里田が250%の大幅upとなったのをはじめ控え選手も小幅なupとなった
また02年度マイナー契約だった里田がメジャー契約に昇格したことを併せて発表した
またたいせー氏の紹介により球団職員扱いで打撃投手だった吉澤直樹氏をマイナー契約で支配下選手としたことを発表した
登録名はナオキとし背番号は70
石井リカ投手退団の穴を埋める役割と思われる
また自由枠獲得選手の選考結果を来年1/19に発表するとした
- 164 名前:12/18ハロスポ 投稿日:2002年12月18日(水)11時37分07秒
- M。は自由獲得枠候補選手10名を公表した
これに連動して12/22にファン投票を実施し1/19選考会の参考資料とするという
ただし実際の選考はこの10名以外も対象となっているとの情報もある
- 165 名前:中澤監督2002年を振り返る 投稿日:2002年12月22日(日)03時36分41秒
- 司会「皆様こんにちは。今日はモー娘。球団・中澤裕子監督にお越しいただき
2002年、モー娘。球団を振り返るをお送りいたします。
中澤監督よろしくお願いします。」
中澤「どうも。よろしく。」
まずはチーム成績から。
- 166 名前:最終順位 投稿日:2002年12月22日(日)06時22分25秒
- 位 チーム 勝差
1 西武
2モー娘。10.0
3 近鉄 6.5
3 ダイエー0.0
5 ロッテ 6.5
6 日本ハム5.0
7 オリックス 11.0
司会「連覇で挑んだシーズンだったんですが、差がつけられてしまいましたね。」
中澤「んー・・・、優勝したチームという事でマークもそれなりに厳しかったですし
けが人が多かったのも痛かった。それに後半は急速な若返りが求められましたから
それが後半でてしまいましたね・・・。」
司会「なるほど。
では次に打撃陣を振り返って見ましょう。ではVTRを。」
- 167 名前:打撃陣 投稿日:2002年12月22日(日)06時41分20秒
- 打撃陣チームで目立ったのはこの二人
22 つじのぞみ内野手
.289 55本 97打点 0盗塁
春先さすがのウェイトオーバーで心配された。
が、シムラ特命コーチと共に打撃改造に着手。そして念願だったホームランアーチスト
に変身。開幕時には9番でスタートした打順も、クリーンナップを勤めるまでに。
最終的には55本のプロ野球記録を樹立するまでになった
7 安倍なつみ内野手
.338 38本 102打点 3盗塁
惜しくもタイトルを逃した「無冠の女王」も打率、本塁打は過去最高を記録。
今年は保田の不調もあり2000年8月以来の4番に座る事となった。
しかし来年、死角もある。実妹・日本ハム安倍麻美の入団・・・。
お互いに知り尽くしているだけに対決が注目される。
- 168 名前:打撃陣 投稿日:2002年12月22日(日)06時59分56秒
- この同期二人は対照的なシーズンを送った
5 チャーミー石川外野手
.320 25本 72打点 23盗塁
去年よりは成績は落ちたとはいえ、3番バッターでフル出場は評価に値する。
13 吉澤ひとみ捕手
.266 28本 61打点 0盗塁
こちらはホームラン・打点は過去最高だったが、ウエイトオーバーで膝に負担がかかってしまった。
長打力は増したがシャープな打撃は影をひそめた。
来期はウエイトの調節が急務だろう。
- 169 名前:打撃陣 投稿日:2002年12月22日(日)07時34分52秒
- そしてベテラン勢は
16 飯田佳織内野手
.221 34本 105打点 6盗塁
精密機械のような守備もチャンスに強い打撃もそして低い打率も健在。
だが優勝できなくて悔しい思いをしているのは選手会長飯田なのかもしれない
11 市井紗耶香捕手
.283 8本 32打点 4盗塁
時にはコーチ、時には捕手そして外野手もこなすほどの活躍。
全盛期ほどの目立った成績ではないがココ1番には欠かせない存在
8 矢口真里内野手
.269 2本 29打点 20盗塁
今年は前半新ゾーンに苦しめれれたが克服。
後半に入ると、疲れてきた里田に変わりしばしば1番も打った。
来期から兼任コーチになるがまだまだ内野の要として健在。
- 170 名前:打撃陣 投稿日:2002年12月22日(日)08時01分55秒
- そして新人
57 里田まい内野手
.251 3本 23打点 24盗塁
今年、この里田がいなかったら、M。の機動力は半減していただろう。
つじの守備面、走塁面での不安から起用された里田は期待にこたえた。
しかしさすがに新人、後半に精細を欠く部分があった。
心機一転栄光の石黒の「6」を受け継ぐだけに期待したい。
31 小川真琴外野手
.248 4本 21打点 5盗塁
さすがのドライチもM。の野手陣に食い込むのは容易ではなかった。
しかし後半は保田のコーチもあり少しずつだが進歩が伺う事ができる。
来年は捕手のポジションもこなす事になるが自慢のガッツでしのげるだろう
そしてヤスダイズムを継承するのだ。
54 紺野あさ美外野手
.232 18本 40打点 0盗塁
M。期待の左の大砲もプロの攻めに戸惑いながらも、片鱗は見せ付けた。
まだ、守備・走塁には不安はあるものの背番号「10」は期待のしるし。
波の激しい打撃さえ治ればクリンナップも夢ではない。
- 171 名前:打撃陣 投稿日:2002年12月22日(日)08時43分45秒
- その他の野手は
32 あさみ内野手
.275 3本 18打点 7盗塁
今年は飛躍の年となった。相次ぐ不調・けが人の続出でお鉢が回ってきた。
そしてそれをそつなくこなし、ジュニアオールスターにも出場。
堅実な守備、巧打を見せ付け球団も背番号「4」をあたえた。来期はセカンド矢口を
脅かす存在となるだろうか。
23 大谷雅恵外野手
.266 8本 33点 0盗塁
「左殺しのマサオ」は西武・犬伏に負けず劣らずの左キラー。
L・三井、Bu・前川、H・吉田あたりはお手の物、特にオリックス戦は強く
具、金田は良く打った。そしてF下柳が阪神にトレードされたのはこの
大谷のせいだという噂話まであった。
00 ソニン外野手
.282 2本 11打点 3盗塁
開幕は2番として期待されレギュラー獲得かと思われた矢先、フェンスに激突して
長期戦線離脱を余儀なくされた。そして復帰後は走塁・守備に不安があったものの
代打として勝負強いところもみせた。
10 村田めぐみ内野手
.187 0本 1打点 12盗塁
足は衰えてないもののちょっと寂しい成績。背番号を「0」に替え再起を誓う
24 斎藤瞳内野手
.237 3本 10打点 0盗塁
長打力はあるのだが、あまり出場機会に恵まれていなかった。
- 172 名前:打撃総括 投稿日:2002年12月25日(水)01時05分49秒
- 司会「今年の打撃陣を振り返ってどうでしたか。」
中澤「んーなっちはよおやってくれました。それに新人里田も持ち味の足を見せてくれたし
つじもヨッスィ−も成長してしまいましたし・・・。違う意味で。
それに圭ちゃんの不調、りんね、ソニンの怪我。そのうち2人は引退ですからねえ。
司会「そうなるとやはり、外野の強化が・・・。」
中澤「そうなりますねえ。まあキッズから、まあこちらは長期展望が必要ですけど、
戦力になればガンガン1軍で使っていきたいし、自由枠で2人以上とれるなら
一人はバッターでとGM♂にはお願いしています。」
司会「なるほど。では続いて投手陣を振り返ってみましょう。VTRどうぞ」
- 173 名前:投手陣 投稿日:2002年12月28日(土)17時33分35秒
- 15 後藤真希投手
20勝7敗 2.45
メジャー(ブ軍)
1勝0敗 0.82
後藤にとって波乱にとんだシーズンだった。
まずは、実弟ユウキの不祥事引退。それに伴う序盤の不調。しかし後藤はそこから
盛り返した。中4日を守った。そして7/31メジャー挑戦を発表。9/23には自身初の
20勝を置き土産に渡米、アトランタブレーブス入団。プレーオフ進出もWシリーズ
には出場ならなかった。来春に帰国予定でパワーアップした姿が見られるか!
18 松浦亜弥投手
15勝3敗 2.32
今年優勝していたらMVPはこの松浦だったかも・・・。そんな声がちまたでも聞こえていた
松浦にとって今シーズンはベストシーズンと言っても過言ではない。開幕投手こそ後藤に譲った
ものの前半戦は無傷の9勝。左のエースとしてチームを引っ張り、球団も後藤のアメリカ行きを
了承する一因にもなった。が終盤へばってしまったのか3敗してしまった。
しかし、初タイトルとなる最優秀防御率と最優秀投手(勝率)のタイトルを獲得。
来期は後藤との開幕投手争いは見ものである。
35 藤本美貴投手
10勝8敗 3.80
期待の新人はそれなりの活躍をした140キロ台の速球とドロンと曲がるカーブを武器に戦った。
前半戦は4勝4敗で防御率も4点台だったが後半は6勝4敗と勝ち越し二ケタ勝った。
実力はあるだけにGM♂も期待をかけ、来期は先発3本柱構想「ごまっとう」の一翼として
15勝・防御率2点台がノルマだろう。
- 174 名前:投手陣 投稿日:2003年01月03日(金)00時47分35秒
- その他の先発陣
17 高橋 愛投手
8勝8敗 3.75
今年期待のルーキーもプロの壁は厳しかった。初完封をするもノックアウトも多かった。
しかし5勝4敗と勝ち越す。しかし後半戦疲れもでたのか3勝4敗に終わった。
落ちるボールもあるだけにチームもエース候補の一人に上げており来年は最低2桁
が必項である
25 柴田あゆみ投手
6勝9敗 3.11
柴田あゆみは今シーズン過去最高の防御率を残したが・・・。勝星は最低、負けは最多を数えてしまった。
とにかく柴田の時には打線が打たなかった。最初から連敗がつづきやっと勝ったのが7月にもなろうとしていた。
しかしその後も打線の援護が少なく結局6勝に終わってしまった。
来期からは選手会の役員にもなるだけに期待は大きい。
- 175 名前:投手陣 投稿日:2003年01月03日(金)03時56分20秒
- 中継ぎ陣は
14 ミカ投手
6勝5敗 4.07
主に中継ぎとして奮闘。時には谷間の先発として4試合投げ2勝2敗の成績を残した。
シムラ特命コーチから「アイ〜ン投法」を伝授され切れが増した。
来春から選手会役員も務める。
21 前田有紀投手
2勝1敗 3.78
今シーズンも左のワンポイントとして活躍。
34 新垣里沙投手
0勝5敗2セーブ 4.97
前半は散々だった出てはうたれの5連敗は【敗戦の方程式】とも呼ばれた。
だが後半、投手陣に疲れが見えてくると好投が見られるようにもなり2セーブを
あげた。来期は大器の片鱗を見せつけてくれるだろうか。
- 176 名前:投手陣 投稿日:2003年01月03日(金)04時26分11秒
- 抑え陣は
19 アヤカ投手
7勝4敗3セーブ 3.02
影の投手MVP。完全に投手転向の初年度に不調の新垣に代わりセットアップとなりる。
安定感のある投球の信頼は厚く、その地位を確立。来期もその活躍が期待される。
1 加護亜依投手
1勝0敗34セーブ 1.51
清原が節制してる結果か?今年は安定した成績が残せた。
安定した成績の裏にはもうひとつ、新球「ADFD(あいぼんだっふんだー)」
の威力もあった。パワーも増し来期はぜひともセーブ王を奪回してほしいものだ。
- 177 名前:投手総括 投稿日:2003年01月03日(金)04時47分11秒
- 司会「監督、投手陣を振り返ってみていかがでしたでしょうか。」
中澤「それなりに若手への切り替えはうまくいっているともいえますが、
後半は若いなりに苦戦をし、西武に差をつけれれるものとなってしまいました。」
司会「後、中継ぎ陣ですが序盤はユウキ・レフア、そして終了と共に平家、石井と
抜けてしまいましたが・・・。」
中澤「痛いですね。中継ぎに完全に右がいなくなってしまいました。
来期はよりこ。は何とか中継ぎに入ってほしいですしキッズも育てながら
使っていきたいですしねえ。あとは新人次第と計算は立ちにくい状況ですねえ。」
司会「次は退団・引退組の映像です。」
- 178 名前:退団・引退者 投稿日:2003年01月03日(金)06時26分18秒
- 9 保田 圭外野手
.234 15本 35打点 1盗塁
7/31日本に衝撃が走った。保田圭現役引退。
98年入団。当初は箸にも棒かからない選手、地味で目立たない選手となじられる事もあった
しかし、99年後半から頭角をあらわし、2000年には2冠王、2001年にはチームをリーグ優勝
に導いた。しかし今シーズン新ゾーンに戸惑う不調から調子を崩す中、現役としての限界を感じ
引退を表明した。しかし来期からは中澤監督のもと助監督として辣腕を揮う。
0 りんね外野手
.232 2本 8点 1盗塁
悲運の道産子がバットを置いた。
1999年入団も不運の連続、下済みが長かった。しかし2001年念願のレギュラーをつかむみ、
リーグ優勝に貢献・・・。しかしそれが選手としての絶頂だった。日本シリーズで
アキレス腱を損傷。2002年になっても傷は完治とまでは行かず現役引退となった。
今後は外から勉強する予定。
37 石井リカ投手
4勝5敗 4.17
横浜から移籍してきたアンダースローは中継ぎとして期待以上の働きをした。
そして、ブルペンでは姉貴分として投手陣の信頼はあつくコーチに内定していたものだった。
しかし、本人は選手1本で行きたかったらしく、新聞での先走り発表から契約がもつれ退団の
運びとなった。
324 平家みちよ選手
1勝5敗 4.58
.144 1本 6打点 1盗塁
7/31新聞の隅にある選手の戦力外通告の記事が乗った。その名は平家みちよ。
1997年ドラフト1位として華々しくデビューしたものの怪我の連続。2年間
試合に出れなかった時代もあった。しかし縁の下からチームを支えてきた。
そして引退。最も悲しんだのはM。ファンだったのかもしれない。
- 179 名前:2003展望 投稿日:2003年01月03日(金)06時45分44秒
- 司会「中澤監督、来期はどんなオーダーになりますかねえ。」
中澤「そうですねえ・・・」
司会「こちらのフリップで。」
中澤「ん・・・。」
紺野 石川 小川
大谷 ソニン
里田 あさみ
矢口
安倍 飯田
紺野
DHつじ
吉澤 紺野
中澤「こんな・・・感じやろか・・・。」
- 180 名前:2003展望-2 投稿日:2003年01月03日(金)07時01分22秒
- 司会「ピッチャー人は・・・。」
中澤「ん・・・」
先発 (先発争い) 中継ぎ 抑え
後藤 柴田 前田 加護
松浦 高橋 W・ナオキ アヤカ
藤本 新垣
ミカ
新人
中澤「こんな感じですかねえ」
司会「ポイントの選手は?」
中澤「全員と言えばそうですが、あえて上げるなら・・・・。
小川・新垣・高橋・紺野。ここら辺が主力はれないとウチは厳しい。
そう考えています。」
司会「さいごに2003年の抱負を。」
中澤「来年はペナント奪回!原監督を見てうかつにも泣いてしまいましたが
来期はみなさんに感動の勝利の涙をお約束したいと思います。」
司会「どうもありがとうございました。」
中澤「ありがとうございました」
- 181 名前:あるオフの日<紺野・小川の場合> 投稿日:2003年01月12日(日)15時41分02秒
- 初めて1年を通してシーズンを過ごした野手2人が
レベルアップするためにある場所へとおもむいた。
小川「私たちもプロなんだからバット工場くらいいかなきゃ」
紺野「”完璧♪”なスイングをするには、まず道具からってね」
二人はいくつかバットを手にし、素振りをしながら感触を確かめる。
小川「あ、これいいかも。しなる感じ」
バット工場の人「それはね、アオダモだね。硬くてかつ粘りがある・・・
今もってるのは上質な富良野産だね。」
小川「富良野・・・これにしようかな・・・」
- 182 名前:あるオフの日<紺野・小川の場合>2 投稿日:2003年01月12日(日)15時42分09秒
- 紺野「長打うてるのはどのバットですか?」
工場の人「ホワイトアッシュは反発力が高い素材だよ。折れやすいけどね。
あとは、メープルかな。これはちょっと重くて力がないと大変だよ。」
紺野はメープルのバットでスイングしてみる。
紺野「えい!えい!・・・・完璧です!
これで打球スピードも”3倍”になりますか?」
工場の人「3倍はわからないけど、扱う人次第だね。
気にいったなら、キミ用に仕上げてあげますよ。」
紺野「はい!あさ美専用でお願いします!」
- 183 名前:電撃決定!ミキティが打者。に“転向”だ 投稿日:2003年01月13日(月)01時06分30秒
- 藤本美貴投手(17)の打者転向が6日、電撃決定した。昨年デビューし、日米野球出場など活躍ぶりを見て、
GM♂が決断。藤本は今後投手活動を平行して行うと同時に、19日発表の自由枠選手とともに、
今春、投手兼任として打者に“転向”することになる。
打者転向の決め手は、日米野球出場での3戦での2打数2安打の活躍ぶり。
M。の一員として昨年デビューした藤本は努力と野球センスで日増しに人気が上昇。
GM♂は「彼女はめきめき実力をつけた。場面によって、時に熱く、時に、クールに変身する」
と変幻自在ぶりを評価した上で、「打者としてプレーしている姿を見たくなった」と説明。
さらに「チームも刺激を受け、M。も藤本も、互いに輝きを増す。僕も新鮮さを維持することができる」
と効果を指摘する。
藤本は実は打者に憧れて入団。平成12年春に行われた第4期入団テストを受験し、メンバー構成上の理由から
涙を飲んだが、その後練習を積み、投手としてデビューにこぎつけた。12/31にGM♂から朗報を受け、
「超感動してます。やっと合格できたって感じ。思いっきり楽しみたい。今からドキドキワクワクしてます」と大喜び。
藤本は、保田圭助監督(22)引退後釜として今春転向。同時に「藤本美貴外野兼投手」として投手も行う。
GM♂は「新人ばかりが加入するのではなく、今後も他のポジションでの活動経験があるコンバートが必要。
この先実戦などのプレーの質の向上に繋がる決定だと確信しています」と斬新な決断に自信を見せている。
- 184 名前:藤本 狙うは”4番・センター”だ 投稿日:2003年01月13日(月)10時53分06秒
- 【ハロスポ 1/8付】
<藤本美貴 狙うは”4番・センター”だ!! M。壮絶サバイバル>
藤本の打者転向でM。球団内の競争が激化する。
つんくGM♂は来季の構想について「基本的に四番に安倍、センターには石川です」と話したが、
同時に若手成長株、藤本を安倍、石川らと競争させる方針も明らかにした。
さらに拍車がかかる先発争いに加え、四番とセンターをめぐる熱い戦いが来季開幕まで繰り広げ
られることになった。
GM♂の構想ではもちろんセンターのレギュラーは石川だ。しかし、M。のセンターといえば、
スター選手が守る華のあるポジション。打撃はもちろん華麗な守備もファンは期待しており、
かつては保田もライトからセンターへのコンバートを希望したほど、注目度の高いポジションなのだ。
練習生として入団し、昨年に投手としてデビューした藤本は投手として10勝をマーク。
11月の日米野球では2打数2安打と、本来の志望であった打者としてのセンスも存分に見せ
つけた。今キャンプからは本格的に打者としての練習を開始する。
来季は辻をDHとして固定。ショートが里田で、レギュラーが固定されていないのは外野だけ。
石川と藤本の2人に紺野、小川、ソニン、大谷の4人を加えた6人による争いとなるが、若さと
パワーという長所を前面に出せば、競争に打ち勝てると指揮官は見ている。夏守備・走塁コーチも
「フットワークもいいからセンターでも使える」と潜在能力の高さを認める。
また四番をめぐるチーム内の競争も激化する。打線の軸であった保田が退き、
安倍がひとり守りつづける四番の座。GM♂は「チームも刺激を受け、M。も藤本も、
互いに輝きを増す」と、安倍、藤本の2人に加え、パワーヒッターとして成長し、
今季は本塁打新記録を目指す辻を含めた競争をさせる意向だ。
競争が激化するのは野手だけではない。藤本は引き続き、投手として起用される
ことが固まっており、高橋、新垣との先発をめぐる争いにも拍車がかかる。中澤監督は
今年2年目を迎える小川、新垣、高橋、紺野の4選手について、「(選手層が薄いM。
では)ここら辺が主力はれないとウチは厳しい」と、藤本だけなく競争の相乗効果に
よってチーム全体がレベルアップすることを期待する。
誰がレギュラーの座を手にするか。藤本の二刀流がチーム内サバイバルを激化させる。
- 185 名前:M。新入団選手は3名(その1 投稿日:2003年01月23日(木)02時14分36秒
- 【ハロスポ1/20付】
<M。新入団選手は3名>
M。球団は自由獲得枠およびトライアウト獲得選手を19日に発表した。
亀井絵里 外野手 右投左打 背番号2 東京都出身
田中麗奈(れいな)投手 右投右打 背番号28 福岡県出身
道重さゆみ 投手 右投右打 背番号12 山口県出身
この3名の選手の獲得を最終判断した寺田GMは、、
「これまでのM。の選手とはまた異なった才能と可能性を秘めています。
M。の選手の沸き立つエネルギーがぶつかり合ってすばらしいチームに
なることを確信しています」
と期待を込めた。
3選手は2月のキャンプインから活動を開始するが、チームへの合流は、
5月4日からのSSAシリーズになると語った。
各選手を選抜した理由について、寺田GMは次のようにコメントしている。
・亀井絵里(外野手、右投左打、背番号2)
スター性を強く感じた。投手経験ありとのことだったが一次選考を見させて
もらって野手向きと思った。守備は主にセカンド、サードの経験ありとのこと
だったが他の内野、また外野でも問題なし。外野手が不足しているのと、小川
紺野藤本と競争させたいので、03年度は外野手登録としたい。バッティング
ではいわゆるスプレーヒッターということになるのだろうが、変化球に対して
前のめりがちになるところがかつての辻や加護に似ている。これは練習を積む
ことで素直に対応できるようになるはず。
背番号「2」については、「スター性」を活かせる番号と思ったのでこれに
した。
つづく
- 186 名前:M。新入団選手は3名(その2 投稿日:2003年01月23日(木)02時15分41秒
- 寺田GMコメント続き
・田中麗奈(れいな)(投手、右投、背番号28)
実に堂々としたマウンド裁きがいい。M。の理想のエースピッチャーに一番
近い雰囲気をすでに持っている。変化球のコントロールに不安定さがあるが、
練習や実践を積むことで安定していくと思っている。もちろんストレートには
キレがあり、自信を持っていい。
1年目はおそらく中継ぎでのスタートになるだろうが、シーズン後半からは
先発ローテーションを奪うつもりでがんばってほしい。その点では、高橋新垣
にはなおいっそうの奮起を促したい。
背番号「28」については、巷では「後藤(真希)の再来か!」との声がある
ことは承知しているがそのまま「15」を与えては後藤に失礼とおもった。アレ、
まだ後藤の背番号変更はまだ公式に出てないんでしたっけ?(記者たちどよめく)
最初3選手の背番号についてはスタッフから「26〜28でどうですか?」との
案を受けてて、その中で「28」という数字がひらめいてね。最終選考で特に
菅井くん(コーチ)を困らせてる姿がなんとなく江夏豊さんを思い出させてね、
「28」に決めた。
・道重さゆみ(投手、右投、背番号12)
ストレートはMAX154km/hを計時するもののノーコンで、どうしようもない
と思ったが、菅井くんのコーチによっていくらか改善したと思う。打者に向かう
姿勢が力強く、未知数の魅力がある。
1年目は中継ぎでスタートしてもらうことになる。
背番号「12」については、かつて球団創設メンバーだった福田が付けていた
番号で、それにふさわしい可能性を秘めていると思ったので決めた。
- 187 名前:名無しありがとう(*´ー`*) 投稿日:2003年01月23日(木)02時33分32秒
- M。は、新入団選手の発表とともに、2003年チーム体制を発表した
(※は前回発表以降に追加)
1軍
・監督/コーチ
監督 中澤裕子 29(30(6/19〜予定)
助監督兼打撃 保田圭 9
投手 稲葉貴子 78
バッテリー兼任 市井紗耶香11
巡回総合コーチ 夏まゆみ 72
巡回トレーニングコーチ 菅井憲明 97 ※
・選手
【投手】
1 加護亜依
12 道重さゆみ ※
14 ミカ
15 後藤真希
17 高橋 愛
18 松浦亜弥
19 アヤカ
20 藤本美貴
21 前田有紀
25 柴田あゆみ
28 田中麗奈 ※
34 新垣里沙
45 より子。
70 ナオキ
【捕手】
11 市井紗耶香
13 吉澤ひとみ
【内野】
0 村田めぐみ
4 あさみ
6 里田まい
7 安倍なつみ
8 矢口真里
16 飯田圭織
22 つじのぞみ
24 斉藤 瞳
【外野】
00 ソニン
2 亀井絵里 ※
5 チャーミー石川
10 紺野あさ美
23 大谷雅恵
31 小川麻琴
- 188 名前:訂正 投稿日:2003年01月23日(木)09時58分19秒
- 巡回トレーニングコーチ 菅井英憲 97 ※
が正当です。訂正いたします。
- 189 名前:M。追加人事発表 投稿日:2003年02月03日(月)23時10分18秒
- M。は28日、飯田圭織内野手をヘッドコーチ兼任へ、安倍なつみ内野手をチーフ打撃コーチ兼任への
就任を発表した。寺田♂GMは「強豪になったモー娘が原点に返るのが狙い」と話しており、
現役でも球団創設を知る数少ない選手二人が「愛の種田」魂を継承させる。
- 190 名前:M。選手名登録変更 投稿日:2003年02月04日(火)00時04分14秒
- ・「田中麗奈」→「田中れいな」に
M。は28日、自由獲得枠で入団した田中麗奈投手(背番号28)が
福岡ダイエーの田中麗奈投手と全く漢字が同じなため、登録名を
「田中れいな」とすることも併せて発表した。
・カントリー球団との提携を終了
また、昨年引退したりんね元選手の入団以来続いてきたカントリー球団
との提携について、2002年度をもって終了したことを発表した。
なお、あさみ内野手(背番号4)および里田まい内野手(背番号6)
については引き続きM。球団の選手としてプレーを続ける。
・野手強化のため新人選手募集
M。では野手陣が若干手薄であるとして、さらに新人選手の発掘を
今春中に行うと発表した。
- 191 名前:後藤、キャンプ渡米 投稿日:2003年02月04日(火)09時22分28秒
- 後藤真希投手が3日、レンタル移籍先のアトランタブレーブスのキャンプに
向けて渡米した。
キャンプからオープン戦まで渡米、3月下旬頃に帰国し、M。に合流する
予定となっている。
- 192 名前:球春到来 投稿日:2003年02月04日(火)14時09分00秒
- 2/1、プロ野球各球団一斉にキャンプイン。
今年は雪辱に燃えるM。はスタッフも一新しスタート。
中澤監督は「紅白戦はさくら組、おとめ組に分け競わせる」と話し、采配はそれぞれ
飯田ヘッド、安倍チーフに揮わせることも語った。
そして新任矢口2軍ヘッドは2軍【ハロプロキッズ】と共にテニストレを行った。
- 193 名前:キャンプリポート2/2[松浦早くもブルペンへ] 投稿日:2003年02月05日(水)00時27分43秒
- 2/2、この日開幕投手候補の呼び声高い松浦亜弥投手がブルペン入り。
去年も早くにブルペンに入ったがそれよりも早いブルペン入りだ。
松浦は軽めながらキャッチャーを座らせ40球のピッチング。
開幕に標準を?の質問に
松浦「いやいや、私なんか。」
と謙虚な答えだが、目は確かに開幕投手を睨んでいた。
- 194 名前:キャンプリポート2/3[注目の藤本フリー打撃] 投稿日:2003年02月05日(水)00時40分12秒
- 2/3。二刀流で注目の藤本美貴外野手兼投手が初のフリー打撃を行った。
右打席に入った藤本は感触を確かめながら50スイング。柵越えは10本。
初のフリー打撃を見ていた飯田ヘッドは
飯田「さすがに、いいセンスしてる。」
と太鼓判を押していた。
- 195 名前:キャンプリポート2/4[休日返上闘魂小川!] 投稿日:2003年02月05日(水)00時54分15秒
- 今日は初の休日だが、レギュラー争いをしている小川真琴外野手は保田助監督が付きっ切りで
指導。マシンの球を延々3時間打ち続けた。去年打率.248では寂しい。
涙ながらにマシンに向かう小川に今年かける意気込みを見た。
保田助監督は
保田「私はバッティングセンターで5時間打っていた。まだまだ。」
と辛口だ。
- 196 名前:名無しありがとう(*´ー`*) 投稿日:2003年02月13日(木)22時30分23秒
- 監督専用冷蔵庫の中身を全てマグナムドライに入れ替えた
義理人情には篤い問題児加護
- 197 名前:紅白戦 投稿日:2003年02月21日(金)12時25分18秒
- 【さくら】監督安倍 【おとめ】監督飯田
1(遊)里田 (左)藤本
2(二)矢口 (三)小川
3(捕)吉澤 (捕)市井
4(一)安倍 (中)石川
5(D)紺野 (遊)つじ
6(三)あさみ (右)大谷
7(左)亀井 (一)飯田
8(投)高橋 (D)斎藤
9(中)ソニン (ニ)村田
先発高橋 先発松浦
新垣 柴田
ミカ ナオキ
前田 アヤカ
より子。 田中
加護 道重
藤本
中澤「藤本は1打席でも多く見たいからな。」
- 198 名前:紅白戦【訂正】 投稿日:2003年02月21日(金)23時38分59秒
- 【さくら】監督安倍 【おとめ】監督飯田
1(遊)里田 (左)藤本
2(二)矢口 (三)小川
3(捕)吉澤 (捕)市井
4(一)安倍 (中)石川
5(右)紺野 (遊)つじ
6(三)あさみ (右)大谷
7(左)亀井 (一)飯田
8(投)高橋 (D)斎藤
9(中)ソニン (ニ)村田
先発高橋 先発松浦
新垣 柴田
ミカ ナオキ
前田 アヤカ
より子。 田中
加護 道重
藤本
※紺野守備訂正。
- 199 名前:紅白戦 投稿日:2003年02月23日(日)01時05分58秒
- 中澤監督は保田助監督と共にバックネット裏から試合を見る。
中澤「今年は石川・なっち・つじだけじゃなく吉澤や紺野、もちろん藤本にも
クリンナップ争いさせたいからなあ。他の野手陣も底上げが必要やしなあ。」
保田「小川のサードもその一環だけど。チャンスがあればどこへでも食い込んでいってくれないと。
それは外野でも、内野でも、捕手でも、バットコントロールは良いんだけど・・・。」
- 200 名前:紅白戦―1回 投稿日:2003年03月12日(水)03時37分52秒
- 初回は松浦のできが最高であった。
新球「セクシーカーブ」「キュートカーブ」の2種類を使い分け
三者凡退。
その裏、1番打者注目の藤本。
初球は大振りするものの、2球目の甘いスライダーを見逃さなかった。センター前ヒット。
そして、2番は小川。
飯田監督、小川に耳打ちする。
- 201 名前:紅白戦―1回【2】 投稿日:2003年03月12日(水)04時01分01秒
- ベンチから出てくる小川打席に向かった。
その小川の顔はセロテープが貼られていた。
小川「じゅん・・・」
吉澤「じゅんじゃねーよ」
小川「中ちゃん?」
吉澤「ちがう!」
小川打席に立つ
小川「ルールルルル。ルールルルル。」
高橋わけわからず初球ストライク。
小川打席はずす。
吉澤「高橋今度ここ。」
吉澤構える。すると小川がいきなり
小川「まだ、打席はいってないっしょうが!!」
吉澤「おこんなよ!」
高橋、小川と目が合い手もとがくるってすっぽ抜け!
小川左中間を抜く!藤本一気にホームイン。打った小川2塁ストップ!
2ベース。
その後は3者凡退
- 202 名前:紅白戦―結果 投稿日:2003年03月12日(水)13時17分05秒
- さくら 5 = 0 0 0 1 3 1 0 0 0
おとめ 3 = 1 0 0 0 0 0 1 1 0
桜 打―安 本 乙女 打―安 本
1(遊)里田 5―1 (左)藤本 3―2
2(二)矢口 5―3 (三)小川 4―0
3(捕)吉澤 5―1 (捕)市井 4―0
4(一)安倍 3―1 (中)石川 4―3 @
5(右)紺野 3―1 (遊)つじ 4―0
6(三)あさみ4―1 (右)大谷 3―0
7(左)亀井 4―2 (一)飯田 4―2 @
8(投) (D)斎藤 4―0
9(中)ソニン4―2 (ニ)村田 4―2
投手成績 回数 球数 安 振 四 責
高橋愛 2 31 1 1 2 1
新垣理沙 2 22 0 0 1 0
ミカ 2 28 3 3 0 0
前田有紀 1 20 3 1 0 1
よりこ。 1 18 1 0 0 1
加護亜衣 1 15 1 2 0 0
--------------------------------------------------------------------
松浦亜矢 2 29 2 2 0 0
柴田あゆみ 2 36 1 1 2 1
アヤカ 1/3 6 2 0 0 2
ウィラポンナオキ 1 35 6 1 0 2
道重あさみ 1/3 20 0 1 0 0
田中れいな 2/3 16 0 2 0 0
藤本美貴 2/3 17 1 2 0 0
- 203 名前:紅白戦―結果【訂正】 投稿日:2003年03月12日(水)13時19分30秒
- ×小川4―0
○小川4―1
- 204 名前:球界通信19日 投稿日:2003年03月20日(木)22時13分44秒
- 21日に予定されていたマリナーズ対モー娘。球団は戦争の影響で中止と発表された
- 205 名前:球界通信19日−2 投稿日:2003年03月21日(金)00時13分27秒
- 後藤真希投手帰国。
アトランタブレーブスのキャンプおよびオープン戦に
帯同していた後藤真希投手が19日帰国した。
当初はシーズンイン直前まで帯同する予定だったが、
アメリカによる対イラク戦争宣戦まで48時間とな
ったところで、移動の安全を考え、早めに帰国する
こととなったという。
後藤はM。の残りのオープン戦からチームに合流し、
開幕までの調整を兼ねて2〜3試合程度登板の見込み。
- 206 名前:中澤裕子考える 投稿日:2003年03月21日(金)03時07分53秒
- とある宿舎の一室で中澤監督はレギュラーメンバーを考えていた
中澤「んー・・・。」
紺野 ○石川 ソニン
小川 小川
(亀井) (藤本)
小川
里田 矢口
○安倍 つじ あさみ ○飯田
DHつじ
○吉澤 紺野
中澤「一応センター・ファースト・サード・キャッチャーは決まった。
藤本・亀井はゴールデン卯ウィークまではつかいもんにならんなあ・・・。」
- 207 名前:中澤裕子考える-2 投稿日:2003年03月23日(日)22時57分42秒
- と、ここで、中澤は寺田GMからのメモの存在に気づく。
「自由獲得枠の3名の1軍合流は7月から。
ただし、自分が自由獲得枠発表時に「SSAシリーズから合流」と
言ってしまった手前、SSAシリーズにだけは登録して、少しだけ
出させてやってくれ」
亀井どころか、田中、道重も少なくとも6月中は1軍で起用できないという
ことになる。中澤はアタマをかかえてしまった・・・。
- 208 名前:M。番記者の開幕予想 投稿日:2003年03月24日(月)00時15分38秒
- 【投手編】
・先発投手
開幕は、オープン戦無失点の松浦。
他の先発陣は後藤、柴田、高橋、藤本に新垣を加える。
ただし藤本については外野手としての出場も予定されており、
チーム状況によっては中継ぎ、もしくは打者専任になることも
想定される。
渡米から帰国した後藤は先発陣に加わるも、開幕節は回避して
第2節の第1戦に先発と思われる。
キャンプからオープン戦を通じて新垣の評価が急上昇したことが
収穫か。シーズンオフから変化球種の追加を課題として取り組み、
オープン戦は無失点で終えた。
・中継ぎ、抑え
アヤカ、ミカ、前田にナオキ、より子。が加わる布陣となる。
新戦力となるナオキ、より子。はオープン戦で「1軍で使える
見通しは立った」と稲葉投手コーチが明言している。
・新戦力
ナオキ、より子。については中継ぎとして起用。
自由獲得枠の田中、道重については、1軍での本格起用は7月になる
との情報があり、当面は2軍での調整が続く。
- 209 名前:M。番記者の開幕予想-2 投稿日:2003年03月24日(月)00時16分57秒
- 【野手編】
・先発オーダー予想
1(遊)里田
2(二)矢口
3(中)石川
4(三)安倍
5(DH)つじ
6(一)飯田
7(捕)吉澤
8(左)紺野
9(右)小川
昨シーズン終盤とほぼ同じオーダーだが、藤本の外野手コンバートが
本格化した場合には、紺野、小川に打順や起用方法の変更がありそう。
・内野手
控えとして、一塁に村田、二塁にあさみ、三塁に斉藤は昨年と変わらず。
あさみ、斉藤は遊撃の控えも兼ね、DHのつじもチーム状況に応じて遊撃手
を務める。
・外野手と新戦力
控えとして大谷、ソニン。それに自由獲得枠の亀井と、投手からコンバート
される藤本が加わるが、投手編でも触れたとおり、自由獲得枠選手の1軍合流
が7月となるため、藤本の外野手起用はシーズン途中になるため、内野登録と
なっている村田、斉藤については外野控えを兼任。
- 210 名前:中澤裕子開幕を考える 投稿日:2003年03月27日(木)22時50分12秒
- 裕子は缶ビールを片手に開幕オーダーを考えていた
1番ショート里田
「給料も上がって気はいっとるしなあ」
2番セカンド矢口
「キッズのコーチも大変やがはずせんからな」
3番センター石川
「今年の気合の入り方はちょっと違うで。正直なっちもうかうかし取れんで」
4番サード安倍
「責任あるポジションについたし、チームのために・・・無理かなあ」
5番DHつじ
「去年のような活躍してくれればいいんやけど。」
6番レフト紺野
「一発に期待したいんやが・・・ここは激戦区になるな。」
7番ファースト飯田
「今年、目の色が違う、クリーンナップ打たせてもええで。」
8番キャッチャー吉澤
「パワー十分!ヨッスィ−の1発は怖いで!」
9番ライト小川
「意外性の娘。ナニやってくるかわからんところに期待やで」
先発ピッチャー松浦
「誰も異論は無いやろ。」
こうして開幕を待つばかりとなったのであった
- 211 名前:名無しありがとう(*´ー`*) 投稿日:2003年03月28日(金)00時23分43秒
- M。開幕1軍登録選手
・投手
1加護亜依
14ミカ
17高橋愛
18松浦亜弥
19アヤカ
20藤本美貴
21前田有紀
25柴田あゆみ
34新垣里沙
45より子。
51後藤真希(※)
70ナオキ
※後藤は背番号変更15→51
・捕手
11市井紗耶香
13吉澤ひとみ
・内野
0村田めぐみ
4あさみ
6里田まい
7安倍なつみ
8矢口真里
16飯田圭織
22つじのぞみ
24斉藤瞳
・外野
00ソニン
5チャーミー石川
10紺野あさ美
23大谷雅恵
31小川麻琴
※その他登録選手(2軍)
・投手
12道重さゆみ
28田中れいな
・内野
・外野
2亀井絵里
- 212 名前:3/28開幕戦【VS近鉄戦】(仙台宮城球場) 投稿日:2003年03月29日(土)06時27分59秒
- 快晴とはいえまだ肌寒い仙台宮城球場。
中澤「んービールより燗がええなあ。」
飯田「じゃあ香りのお酒を。」
安倍「おでんがいいべ」
つじ「?&%´D`$&(〜**‘!+L``*(訳:せっかくせんだいにきたのだから
ささかまとぎゅうたんたべるのれす)」
加護「マグナムドライどや!」
つっこんでくれる人間がいない・・・。ある意味中澤M。不安な船出か・・・。
- 213 名前:オーダー 投稿日:2003年03月29日(土)06時35分21秒
- Bu M。
1 (中) 大村 7 (遊)里田 6
2 (二) 水口 10 (ニ)矢口 8
3 (左) ローズ 20 (中)石川 5
4 (三) 中村 5 (三) 安倍 7
5 (右) 礒部 8 (DH) つじ 22
6 (一) 吉岡 3 (左) 紺野 10
7 (指) 川口 61 (一) 飯田 11
8 (遊) 星野 62 (捕) 吉澤 13
9 (捕) 的山 2 (右) 小川 31
先発
(投) パウエル 25 (投) 松浦 18
- 214 名前:オーダー(すんません読みやすく) 投稿日:2003年03月29日(土)06時38分06秒
- Bu M。
1 (中) 大村 7 (遊)里田 6
2 (二) 水口 10 (ニ)矢口 8
3 (左) ローズ 20 (中)石川 5
4 (三) 中村 5 (三) 安倍 7
5 (右) 礒部 8 (DH) つじ 22
6 (一) 吉岡 3 (左) 紺野 10
7 (指) 川口 61 (一) 飯田 11
8 (遊) 星野 62 (捕) 吉澤 13
9 (捕) 的山 2 (右) 小川 31
先発
(投) パウエル 25 (投) 松浦 18
- 215 名前:オーダー(すんません読みやすく) 投稿日:2003年03月29日(土)06時39分22秒
- なってなかったすみません
- 216 名前:オーダー(これでどや!) 投稿日:2003年03月29日(土)06時56分16秒
- Bu
1 (中) 大村 7
2 (二) 水口 10
3 (左) ローズ 20
4 (三) 中村 5
5 (右) 礒部 8
6 (一) 吉岡 3
7 (指) 川口 61
8 (遊) 星野 62
9 (捕) 的山 2
(投) パウエル 25
M。
1(遊) 里田 6
2(二) 矢口 8
3(中) 石川 5
4(三) 安倍 7
5(指) つじ 22
6(左) 紺野 10
7(一) 飯田 11
8(捕) 吉澤 13
9(右) 小川 31
(投) 松浦 18
- 217 名前:ベンチ 投稿日:2003年03月31日(月)06時42分00秒
- Bu
投手:岡本 赤堀 三沢 小池 寺村 吉田 松本
捕手:鈴木 北川
内野:高須 前田 永池
外野:益田 鷹野 下山
M。
投手:加護 ミカ アヤカ 前田 新垣 よりこ。 ナオキ
捕手:市井
内野;村田 あさみ 斎藤
外野:ソニン 大谷
- 218 名前:萌えよモー娘。球団2003 投稿日:2003年03月31日(月)06時47分33秒
- 1♪遠い夜空にこだまする 娘の歌声耳にして
天王州球場つめかけた 僕らをじーんとしびれさす
いいぞがんばれモー娘。球団 萌えよモー娘。球団
2♪1番里田が塁に出て 2番矢口が送りバント
3番チャーミータイムリー 4番なっちがホームラン
いいぞがんばれモー娘。球団 萌えよモー娘。球団
3♪5番つじの大アーチ 6番紺野の弾丸ライナー
7番飯田が輝いて 8番吉澤地を揺らす
いいぞがんばれモー娘。球団 萌えよモー娘。球団
4♪きょうも後藤が勝ちを取る あしたは松浦、腕が鳴る
二刀流藤本逞しく ラストに加護亜衣美しく
いいぞがんばれモー娘。球団 萌えよモー娘。球団
5♪不死鳥高橋投げぬいて 柴田・新垣後を絶つ
若きエース道重・レイナ 続けミカもアヤカも
いいぞがんばれモー娘。球団 萌えよモー娘。球団
6♪村田がサードにすべり込む ホームに還せよ小川真琴
切り札大谷・斎藤・ソニン 意地の紗耶香がまたキメた
いいぞがんばれモー娘。球団 萌えよモー娘。球団
7♪一投一殺前田有紀 中継ぎナオキ豪腕よりこ。
期待のルーキー亀井君 華麗な守備のあさみも
いいぞがんばれモー娘。球団 萌えよモー娘。球団
8♪保田助監督の作戦に 菅井コーチのオカマ泣き
稲葉・夏・安倍・市井 飯田・矢口のゲキが飛ぶ
いいぞがんばれモー娘。球団 萌えよモー娘。球団
9♪加藤監督率いるキッズ軍 梅田・矢島・徳永・菅谷・嗣永
清水・須藤・村上・夏焼・熊井 石村・鈴木・萩原・岡井・中島
いいぞがんばれモー娘。球団 萌えよモー娘。球団
10♪天下分け目に福田あり デッドボールに平家あり
石黒・小湊・ルル・信田 りんねらOG忘れるな
いいぞがんばれモー娘。球団 萌えよモー娘。球団
11♪鷹を殺して優勝だ 牛を食べて優勝だ
ガムにハムに獅子に波 息の根止めて優勝だ
いいぞがんばれモー娘。球団 萌えよモー娘。球団
12♪僕もあなたも願ってる 祈る気持ちで待っている
それはひと言日本一 中澤監督の胴上げだ
いいぞがんばれモー娘。球団 萌えよモー娘。球団
がんばれがんばれモー娘。球団 萌えよモー娘。球団
- 219 名前:1回表 投稿日:2003年04月08日(火)08時55分38秒
- 初の開幕投手に張り切る松浦。
初回モーヲタ大村には、新球セクシーカーブ・キュートカーブを投げわけ
討ち取る。それを見ていた水口は初球のストレートを引っ掛けセカンドゴロ
そしてローズはフルカウントまで追い込みライトフライでチェンジ
- 220 名前:中盤 投稿日:2003年04月22日(火)10時10分15秒
- 松浦は新球を織り交ぜながら6回まで3安打無四球
しかし打線はパウエルを攻略できず4安打に抑えられていた
- 221 名前:7回 投稿日:2003年05月01日(木)21時47分08秒
- 松浦なんとかしのぎ裏の攻撃。
1番里田たおれて2番矢口。
実況「バッター矢口ですがここで中澤監督出てきました。代打を告げた模様です。」
「モー娘。球団選手交代のお知らせをいたします。バッター矢口に代わって
ソニン。」
をおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーー
「代打・ソニン。背番号00」
- 222 名前:7回-2 投稿日:2003年05月06日(火)20時05分54秒
- ソニンは打席に入った。
去年の事。そして今まで、今日スタメン落ちしたこと。
松浦だけおいしいとこもっていった事。
すべてをこめた。
そしてパウエルの第一球目
渾身の一振り。
ズバー−−ン
実況「いったーーーーーーーーーーーーーーーーー
入った!!!!!!!!!!!!!!!!
ホームランーーーーーーーーーーーーーー!!」
そのホームランを眺めながら加護亜衣はつぶやいた。
加護「きよはんからはきいてるで。ケビン山崎はんのもと
ひたすら肉体改造してきた事実。まだ足に不安はあるが
M。の代打の切り札誕生やで。
じゃ、今日は出番なしやな。」
- 223 名前:9回 投稿日:2003年05月06日(火)20時13分07秒
- 松浦、初の開幕投手を無四球完封で飾った。
そして、お立ち台の松浦を見るソニンの目それをまったく気にしてない
松浦のコントラストはM。の風雲を告げるものだろうか。
- 224 名前:試合終了後 投稿日:2003年05月06日(火)20時24分00秒
- つんく♂「やすだおるかー?」
保田「はい。」
つんく♂「お前、こんな時期なのに・・・だいじょうぶか?」
保田「はい。」
つんく♂「・・・じゃあ5月5日試合が終わったでええんやな。」
保田「はい。」
5月5日。試合が終わったあと保田に何か起こる。
- 225 名前:4月 投稿日:2003年05月06日(火)20時33分05秒
- この時期M。は全国転戦する。
M。の聖地名古屋ではアトランタから帰ってきた新背番号51を背負った後藤が
復活凱旋など4月を3位の成績で乗り切った。
しかし登板するかと思われたF・安倍麻美は登板いなかった
ヒルマン監督曰く「麻美は200%の完成度で出したい。」との言葉を残した。
- 226 名前:球界通信4/27 投稿日:2003年05月06日(火)20時53分08秒
- モー娘。球団は27日、斎藤美海内野手とマイナー契約を結んだ事を明らかにした。
斎藤は先の入団テストで不合格になったものの、本職3塁以外にも内外野守れる守備は捨てがたく
マイナー契約を打診、合意に達し入団の運びとなった。
球団としてはスイッチヒッターとして育てていく方針。
マイナー契約は里田も成功しており、球団の期待も大きい。
背番号は37。
- 227 名前:VSライオンズ 投稿日:2003年05月06日(火)22時03分33秒
- 試合前のロッカー
小川は見慣れないユニホームが自分のロッカーに置けれているのに気づく。
小川「あ、これ保田さんの・・・。」
ユニホームを広げて驚いた。9番の背番号の上には【OGAWA】の文字が。
そして手紙がはさまれていたのに気づく
- 228 名前:ベンチ裏〜保田の手紙〜 投稿日:2003年05月09日(金)01時46分48秒
- 小川へ
この「9」を小川に受け継いでほしいと思います。
「9」はあまりいい数字ではないかもしれません。
「苦しむの9」とも言われています。
私も最初の時期は悩み、苦しみました。
今の小川も大変苦しんでいると思います。けど、
私に似ているあなたは、この苦しみを乗り越えれます。
そして保田圭という選手がつけていた「9」を超える選手に
なれるはずです。いやなれます。そして私はその「9」を
ずっと見守っています。なのであえて
がんばれ!背番号9!小川真琴!!
保田圭
- 229 名前:最高マン 投稿日:2003年05月18日(日)20時03分13秒
- http://accessplus.jp/staff/in.cgi?id=10606
- 230 名前:ベンチ裏〜2 投稿日:2003年05月20日(火)18時38分47秒
- 小川「や、保田さん・・・。」
涙ながらに小川は手紙を読んだ。しかし何かいつもと違う雰囲気を感じ取った。
小川「保田さんは!」
ロッカーをでて小川は保田を探した。がそこには保田はいなかった。
しかし、そこにはつかれきった道重、田中、亀井の姿があった。
- 231 名前:5/3ハロスポ 投稿日:2003年06月02日(月)20時56分29秒
- ・亀井、田中、道重を1軍登録、市井、より子。、ナオキ登録抹消
1月に入団発表を行った亀井、田中、道重について、当初の発表の
とおり、5/4、5/5のSSAライオンズシリーズに出場させるため
に1軍に登録された。
これに伴い、市井、より子。、ナオキの3選手が登録抹消となった。
ただし、登録された3選手はSSAシリーズ後は再び1軍とは別行動
になるため、10日間で登録抹消となる見込み。
・小川を第2捕手へ起用か
市井の登録抹消に伴い、小川麻琴外野手が第2捕手として
吉澤の控えに入ることが濃厚となった。
これは藤本美貴投手が4月末をもって先発から外れ、懸案
だった野手転向を進めるプランとの関連とも思われる。
藤本に代わる先発は新垣里沙投手がつとめるとみられる。
- 232 名前:前日 投稿日:2003年06月03日(火)01時34分15秒
- 前の試合新人田中・道重は8回に1人ずつ、亀井、コンバートの藤本も1打席たった。
その試合後、新人3人は保田に呼ばれた。
保田「よし!私についてきな。」
そして誰もいない天王洲のグランドへ。ユニホームのままの3人そして保田。
保田はバットを持った。
保田「いくぞ!」
ノックをはじめた。
球場周辺が暗い中、光々と照らされる天王洲スタジアム。
ノックはM。の原点。保田はそれを感じ取ってほしかった。
涙ながらに保田はバットを握った。それは夜を撤して行った。
朝焼けが差し込んできたころ
保田「上がろうか・・・。」
3人「ありがとうございました。」3人はぶっ倒れた。
そして目をさましたころには集合時間になっていた。
- 233 名前:ベンチ裏〜3 投稿日:2003年06月03日(火)01時45分21秒
- 小川「保田さんは?」
3人は黙って首を振るだけだった。
試合前ミーティング。中澤の口からあることがつげれれた。
中澤「圭ちゃんは今日からチームを離れる。」
それはチーム内に衝撃が走った。
- 234 名前:5/5西武戦(西武ドーム) 投稿日:2003年06月03日(火)01時52分36秒
- L
1 (遊) 松井 7
2 (右) 小関 31
3 (指) 後藤武 6
4 (一) カブレラ 42
5 (左) 和田 5
6 (三) マクレーン 44
7 (二) 平尾 8
8 (捕) 細川 47
9 (中) 佐藤 30
(投) 松坂 18
M。
1 (遊) 里田 6
2 (ニ) 矢口 8
3 (中) 石川 5
4 (三) 安倍 7
5 (指) つじ 22
6 (左) 藤本 20
7 (一) 飯田 16
8 (捕) 吉澤 13
9 (右) 小川 9
(投) 高橋 17
藤本が野手として初スタメン。背番号9の小川のお披露目ともなった。
- 235 名前:5/5西武戦(西武ドーム)1 投稿日:2003年06月03日(火)02時00分51秒
- 試合は6回裏に高橋がL後藤に3ランを食らう。一方松坂は3安打に抑えていた。
藤本は2打席目にプロ入り初ヒットを放つ。そして7回を迎える。
- 236 名前:5/5西武戦(西武ドーム)2 投稿日:2003年06月03日(火)02時54分50秒
- この回ピッチャーは道重に代わる。
チームは精神的支柱である保田がいないせいか意気消沈していた。
その頃ブルペンでは田中がピッチング練習をしていた。
田中「コーチ一人いなくなっただけばい。なさけなか。」
横のベンチで座っていた加護は何か言おうと思ったが黙って目を閉じた。
- 237 名前:5/5西武戦(西武ドーム)7回裏 投稿日:2003年06月03日(火)03時05分58秒
- 道重はなんと3死球出すがMAX152キロのストレートを駆使して何とか0点に抑える
- 238 名前:5/5西武戦(西武ドーム)8回表 投稿日:2003年06月03日(火)03時33分46秒
- バッターは5番つじ。粘って6球目をライト前に。
そして藤本。初スタメンがこれではと奮起。初球を狙った。
アウトコースのストレートを逆らわずに叩いた。打球は西武ファンで埋まる
ライトスタンドに吸い込まれる。プロ初ホーマー
松坂から打ったと言う事でガッツポーズも飛び出した。
L3―2M。
ここで松坂降板。森にスイッチ。
- 239 名前: 5/5西武戦(西武ドーム)8回 投稿日:2003年06月04日(水)22時27分33秒
- 森は後続を完全に抑えてチェンジ。
8回裏のM。の守備。
アナウンス「ピッチャー道重に代わり、田中。」
田中は新人らしからぬ堂々とした表情でマウンドへ。
- 240 名前:5/5西武戦(西武ドーム)8回-2 投稿日:2003年06月05日(木)19時54分10秒
- 田中「バッターは?阪神オン出された平尾ばい。目つぶっても抑えちゃるばい。」
平尾しかし粘る。7球目をサードゴロ。
田中が自身満々なのには訳があった。
それは昨日のデビューで好調和田を3球三振に取ったからである。
吉澤マウンドに向かう。
吉澤「何で首ばっか振るんだよ!」
田中「申し訳なかばい。次は三鍼取るとよ。」
吉澤「・・・まあいいや。じゃあたのむよ。」
次の細川には12球粘られフォアボール
そしてつづく佐藤は13球粘ってサードファールフライ。
策士伊原が微笑む
- 241 名前:5/5西武戦(西武ドーム)8回-3 投稿日:2003年06月05日(木)20時34分34秒
- ブルペンがあわただしくなった。
稲葉「やばいなあ・・・。ゆきどん用意して。」
そして松井稼を向かえる。
初球からいきなりバントの構え。田中ダッシュ!しかし見逃しボール。
フルカウントまでねばられ田中はふらふら。
そして6球目松井バント!田中ふらふらでなっちを差し置き処理に行くものの
しりもちをついてエラー。もう限界だった
- 242 名前:5/5西武戦(西武ドーム)8回-4 投稿日:2003年06月05日(木)20時52分53秒
- 稲葉「ゆきどん!」
しかし加護が、
加護「わしがいくで!」
そして加護がマウンドへ向かった。
中澤「ピッチャー加護・・・。加護!?」
そして加護はへろへろの田中のいるマウンドへ向かう
- 243 名前:5/5西武戦(西武ドーム)8回-4 投稿日:2003年06月05日(木)21時05分42秒
- 田中「ちくしょう加護さんなんかに頼らんでも行けると!」
吉澤「田中!」
加護マウンドにつき田中をポンと叩き
加護「若いの。おつかれさん。」
田中ベンチに戻るさいグラブを叩きつける。
中澤「田中!ベンチで見とき!」
- 244 名前:5/5西武戦(西武ドーム)8回-4 投稿日:2003年06月05日(木)21時56分18秒
- 加護「ヨッスィー、球数少なめでいこうや。」
吉澤「まかせとけって!」
一死1・2塁。バッターは小関。小関にはうちごろな初球を引っ掛けてセカンドゴロ。
そして3番後藤を向かえる。
加護「あれいくで!」
吉澤「OK牧場!」
初球ADFDを投げる。後藤を旨く引っ掛けさせて。チェンジ。
そして加護ベンチの田中の方に向かう。
- 245 名前:5/5西武戦(西武ドーム)8回-4 投稿日:2003年06月06日(金)21時20分27秒
- むすっとした田中の横に加護が座る。
加護「田中なあ・・・。そう一人で気張りなや。」
田中「・・・。」
加護「わしも抑え始めた頃は三振ばかりねろうてたんや。
バックなんかいないもんやと思うとった。
だけど・・・あるときウイニングショット狙われて3回連続救援失敗。
そんとき圭ちゃんがいゆうたんや
野球は1人だけのもんとちゃうんや・・・と。
はっとしたで・・・。まあ先は長いからそのうちわかるやろ」
加護は黙ってそこを去った
- 246 名前:5/5西武戦(西武ドーム)9回 投稿日:2003年06月06日(金)21時30分13秒
- ピッチャーは豊田にスイッチ。
1番は里田、はギリギリまで粘るも三振。
続く矢口になんと代打。
「矢口に代わりまして代打・・・。亀井。背番号2」
- 247 名前:5/5西武戦(西武ドーム)9回 投稿日:2003年06月07日(土)00時46分21秒
- 実況「
- 248 名前:5/5西武戦(西武ドーム)9回-2(247修正) 投稿日:2003年06月07日(土)01時53分40秒
- 実況「さあ昨日1軍デビューした亀井が左ボックスに立ちます。」
豊田切れのいい球をポンポンと投げ込みいきなり2ストライク。
亀井、中澤に呼ばれる。
実況「さあ亀井。左打席に立ちます。
マウンド上豊田第3球を投げました。!!!!!!!!
お!バント!バント!バント!!!!!!!!!3塁マクレーン
まにあわなーーーーーーーーーーーーい!!!!」
プロ入り初ヒット!
- 249 名前:5/5西武戦(西武ドーム)9回-3 投稿日:2003年06月07日(土)02時50分03秒
- バッター石川。1-1から亀井が盗塁成功。
そして次の球をライト前。
一気にホームへ。同点。石川は2塁へ
続く安倍。
安倍「こんな事ではいなくなった圭ちゃんがなくべ。」
そうすると安倍センターオーバーを放ち石川ホームイン
しかし欲張った安倍タッチアウト。
つづくつじはレフトフライでチェンジ9回裏を迎える。
- 250 名前:5/5西武戦(西武ドーム)9回 投稿日:2003年06月07日(土)09時12分07秒
- この試合をスタンドからひっそり見ている影が。
保田圭その人だった。
保田は最終回を見終わったら、指導者として武者修行に向かう。
- 251 名前:5/5西武戦(西武ドーム)9回裏 投稿日:2003年06月07日(土)09時34分43秒
- 代打の亀井そのままセカンドへ
そして最終回先頭カブレラを四球で歩かせ代走赤田
つづく和田はボテボテのサードゴロ
つぎのマクレーンはセカンドゴロ2アウト3塁。
バッター平尾。平尾案外粘った7球目。
打球はふらふらっとライトへ上がった。
小川「保田さーん!!!!!9番は汚しませーん!!!!!(涙」
実況「小川ダーーーーーーーーーイブ!!!!!!!」
おき上がらない小川。そして次の瞬間
血みどろの顔面の小川がグラブを挙げた!
実況「アウト!アウト!ゲームセット!」
試合はL3―4でM。で勝った
- 252 名前:ヒーローインタビュー 投稿日:2003年06月07日(土)09時41分57秒
- 加護と小川がお立ち台。そして小川にアナウンサーがマイクを向けた瞬間だった。
小川「あ!保田さん!」
保田は去ろうとした足を止めた。
ベンチからは全選手が飛び出した。みんな泣いていた。
そして加護が
加護「ケメちゃん!いかなあかんのか?できれば・・・。
いかないでほしい!。」
保田は涙に暮れながら一礼し球場を去る。
球場も涙にくれレフトスタンドは保田の好きな赤色に染まった。
- 253 名前:6/1試合前 投稿日:2003年06月07日(土)09時49分48秒
- 試合前のベンチ裏。選手がリラックスしているなか、聞きなれた声が・・・。
保田「今日は勝つわよー!」
ベンチ裏は驚きの渦となった。
小川「・・・・保田さん・・・。え、武者修行は・・・・。??」
保田「あ、終わったよ。それより見て見て新しいユニホーム82!」
新しいユニホームで浮かれてる保田にあきれる選手たち。
そして加護が言った・・・。
加護「わしの涙かえせ。」
- 254 名前:6/1試合前 投稿日:2003年06月07日(土)17時17分36秒
- 現時点でのM。は、首位ホークスから4ゲーム差の4位。
先発陣で藤本が外野転向による登板数減少の影響はさけられず、
前日もローテの谷間で連戦の初戦を落としていた。
今日の先発は後藤。これ以上ゲーム差を離されたくないところ
であるが..
中澤「あかん..今日ばかりは相手の先発が読めへん。こっちは
ごっちんやし、昨日大負けしとるから確実にとりたいところなんやけど...」
- 255 名前:6/1F戦前中澤の胸中 投稿日:2003年06月07日(土)18時33分37秒
- うーーん、新聞の予想も正田、関根、金村とバラバラや。
順当なら正田やけど、連敗しとるからちょっと休ませるんや
ないかな。
明日は隼人やろ。シールバックはないな。
昨日はおマメが初回にツーラン浴びたのがすべてやった。
ミラバルにも7安打しながら1点しかとれへんかったし。
ケイちゃんが帰ってきたからみんなにうまくやる気を起こ
させてくれたらええんやが。...そや!
まりっぺ、あさみ!ちょっと監督室に来てくれ。
- 256 名前:6/1Fファイターズ戦試合前 投稿日:2003年06月07日(土)20時30分22秒
- 254,255です。
すんません。254の後半からちょっと訂正。
現時点でのM。は、首位ホークスから4ゲーム差の4位。
藤本の外野転向による登板数減少の影響はさけられず、
前日もローテの谷間で連戦の初戦を落としていた。
今日の先発は後藤。これ以上ゲーム差を離されたくないところ
であるが..
中澤「あかん..昨日大負けしとるから今日は確実にとりたいところ
なんやけど...」
中澤監督が悩むのには理由があった。
保田が武者修行中の1ヶ月の間負けが込んでしまって
4月中の貯金をほとんど使い果たしてしまった上、
今日の練習でも、先発予定の後藤の体の切れが見
られないことにあった。
中澤「昨日は新垣が初回にツーラン浴びたのがすべてやったな。
ミラバルにも7安打しながら1点しかとれへんかったし。
ケイちゃんが帰ってきたからみんなにうまくやる気を起こ
させてくれたらええんやが。
けどなあ。むこうの先発は今期売り出し中で絶好調の吉崎や。
昨日よりも打てへんったらなんにもならん。
...そや!
まりっぺ、あさみ!ちょっと監督室に来てくれ。」
- 257 名前:6/1ファイターズ戦試合前 投稿日:2003年06月07日(土)21時31分46秒
- 矢口、あさみ「失礼します。」
中澤「おお、来たな。実は、今日の吉崎対策やけど..」
中澤監督、二人になにやらアドバイス。その後、保田、控えの
野手陣にもひそひそ耳打ちしている。
安倍「今日のゆーちゃんなんか変だべさ。」
飯田「あたしたちには何の相談もなし?..妙ね。」
その後、発表になった先発オーダーに、観客やファイターズ
ベンチはおろか、M。ベンチまで騒然に。
中澤「どや!これが吉崎包囲網や!」
- 258 名前:6/1ファイターズ戦試合前 投稿日:2003年06月07日(土)21時59分00秒
- 1(遊) 里田 6
2(二) あさみ 4
3(中) 石川 5
4(三) 安倍 7
5(左) 大谷 23
6(右) 小川 9
7(指) つじ 22
8(一) 飯田 16
9(捕) 吉澤 13
(投) 後藤 51
なんと、不動のセカンド矢口をはずした上、5番以降を大きく
入れ替える布陣で臨んだ中澤監督。
ただ、騒ぎはこれだけではすまなかった。先発に名前こそなか
ったが、明らかにファイターズベンチの中には安倍麻美の姿が
あったのである。
- 259 名前:6/1ファイターズ戦試合前 投稿日:2003年06月08日(日)00時04分26秒
- 対するファイターズ先発メンバー。
右投手用の標準的な布陣である。
1(中) 石本 37
2(二) 阿久根 1
3(三) 小笠原 2
4(左) エチェバリア 43
5(指) クローマー 15
6(右) 坪井 7
7(一) 木元 10
8(捕) 高橋信 30
9(遊) 金子 8
(投) 吉崎 34
- 260 名前:6/1ファイターズ戦-1回表 投稿日:2003年06月08日(日)11時11分57秒
- 中澤監督の心配は的中。
後藤は、立ち上がりからボールが先行する苦しい投球。
1番石本をいきなり歩かせてしまう。
阿久根はファーストゴロに打ち取ったが2塁は無理、1アウトのみ。
小笠原もねばったあげく歩き、1,2塁。
エチェバリアは幸運にも初球を引っかけてセカンドゴロ。
しかし、ダブルプレーはとれずツーアウト1,3塁。
早くも吉澤がマウンドへ。
吉澤「どうしたの?いつものごっさんらしくないよ。」
後藤「ふー、今日は今期最悪の出来。打撃戦覚悟しといて。
..とゆーのは冗談として、悪いときの投げ方はアメリカで
きっちり勉強させてもらったわ。」
吉澤「んもう。本当に?」
後藤「ただ..いきなり披露することになろうとはね。」
- 261 名前:6/1ファイターズ戦-1回表 投稿日:2003年06月08日(日)11時31分00秒
- 中澤「あちゃー..まりっぺを終盤専門にしてあさみに経験をつませる
作戦は早くも裏目か..」
矢口なら、あのセカンドゴロはぎりぎりゲッツーにとれるタイミング
で処理できたのである。そんなとき、吉澤が後藤との話を終えるなり
ベンチへ。
吉澤「誰か!ごっさんの例のグラブ持ってきて。」
稲葉「え?でも、あの投球術は完成してないんじゃ?」
吉澤「あいつなりに考えた結果なのよ。」
実況「バッターボックスは5番クローマー。おっと、後藤、ここで
グラブを交換します。..何があったんでしょうか。前のグラブに
問題はなさそうなのですが..」
実況「プレイ再開。後藤、セットポジション..あれ?軸足をそろえて
..初球は左...ストラーイク!スローカーブ入りました。
2球目..今度は右!空振り!外のチェンジアップ。3球目はこれまた右
..ボール。4球目..左だ!空振り三振!!!高めぎりぎりのストレート!!
後藤、なんとかピンチを脱し、無得点に抑えました!!」
後藤「なんとかなったわね。」
吉澤「なによ!こっちは球の出所がわからなくなったからビクビクもんよ!」
中澤「..あとは、あさみと雅恵がどこまで働いてくれるかやな。」
- 262 名前:6/1ファイターズ戦-1回裏 投稿日:2003年06月08日(日)12時05分39秒
- 1回裏M。の攻撃。
先頭里田が、ライト線へぽとりと落ちるツーベース。
初スタメンのあさみにいきなりのチャンス到来である。
あさみ「せっかく矢口さんがチャンスをくれたんだ。
まいちゃんとのカントリーツープラトン、決めるべさ!」
あさみは、バントの構えで相手内野陣を揺さぶる..そして..
実況「あっっと!いきなりヒッティング!一塁線へ鋭いあたりは..
抜けたーーー!!立ち上がりの吉崎を攻める!二塁ランナー里田は..
三塁ストップ!ライトからいい返球が帰ってきました!!」
矢口「うおお!!こりゃうかうかしてられん!おいらももっとがんばら
なくちゃ!」
しかしその後、石川は吉崎の重い球に詰まらされ、里田はタッチアップできず。
安倍もいい当たりがセカンド正面をついてしまいダブルプレーでチェンジ。
- 263 名前:6/1ファイターズ戦-2回表 投稿日:2003年06月08日(日)12時24分09秒
- この回も後藤はぴりっとしない。
左なら球もよく決まるのだが、すぐスタミナが切れるので
ランナーがいないか、右バッターの場合は右のみでの投球。
結局ランナーを二人出し、1点を先制されてしまう。その後は
なんとか後続を絶つ。
- 264 名前:6/1ファイターズ戦-2回裏 投稿日:2003年06月08日(日)12時42分18秒
- アナウンス「二回裏。モームスの攻撃は、五番レフト、大谷。背番号23。」
観客席がどよめく。
中澤「たのむで、左キラー。それにしてもなっちはついてなかったな。
雅恵にはランナーがいるところで回したかったんやが。」
実況「大谷は、今期初スタメンです。藤本や紺野も悪くはないのですが、
解説の大沢さん、中澤監督、思い切ってますねー。」
大沢「そうだな。人をちょっと入れ替えることはあっても、これだけ
大きく順番替えたのはないんじゃないか。保田のコーチ復帰第一戦と
いうことと、のびない勝ち星をなんとかしようという気持ちで張り切
ったのかもな。」
大谷、いつもの挑発的なまなざしでバッターボックスへ。
- 265 名前:6/1ファイターズ戦-2回裏 投稿日:2003年06月08日(日)14時39分35秒
- 大谷は、今シーズンも見事な仕事人ぶりを発揮。
対左投手には四割を超える打率をたたき出している。
しかし、紺野と比較すると長打力の面で、藤本と比較して
は打撃の安定さと守備で見劣りするためどうしても代打に
甘んじることが多かった。
そんな中での先発抜擢。モチベーションがわかないはずも
なかった。
実況「打ったーー!きれいにレフト前へ運んだーーー!この回も
ノーアウトでのランナーが出ました!」
盛り上がるM。ベンチ。しかし、続く小川が送りバントを2球続
けて失敗。最後はライトフライに終わる。
中澤「はぁ〜..」
つじ「やはりここはののがきめなくてはいけないのれす!」
息の抜けない攻防が続く中、バッターボックスのつじに視線が集まる。
- 266 名前:6/1ファイターズ戦-2回裏 投稿日:2003年06月08日(日)20時54分47秒
- 実況「打ったーーーーーー!!大きいーーーーーー!!センター石本
賢明にバックするーーーー!入ったーーーーーー!!!逆転の18号
ツーランホームランは4試合ぶりだーーーー!!」
つじ「やったやったやったーー!なかじゃわさん、いいらさん、みてたれす
かーーーー!」
中澤「よっしゃーー!これでいやなものがふっきれて...え?!」
審判「アウトーーーー!!」
実況「あれ?、アウトのコール..何が起こったのでしょう..
あーーーー!!!つじ、はしゃぎすぎて1塁ランナーの大谷を追い抜いて
いたーーーー!!!とにかく、つじのホームランは認められ、1点は入ります。」
(で、ルールはよかったんだっけ?)
中澤「ぐわーーー!今日は昨日以上に呪われとる!!」
ベンチを星野監督顔負けとばかり蹴りまくる。それを抑えようとする
稲葉と安倍。「まだ2回ですよ..」
その後、飯田凡退してチェンジ。
- 267 名前:6/1ファイターズ戦-2回終了 投稿日:2003年06月08日(日)21時11分36秒
- つじ「はぁ〜〜〜〜〜、がっくしなのれす..ホームランうったのに..」
飯田「最悪のタイミングでこれが出るなんて..」
つじはその性格ゆえに、ホームランバッターとして目覚めてからも
ランナー追い抜きやベース踏み忘れのようなボーンヘッドは数知れず。
おかげで昨シーズンオフには、守備につかないDHでありながら珍プレー
大賞までいただいてしまったのである。
55ホーマーだって、つじがもっと慎重な性格ならボンズは無理でも、
ソーサに近いところはねらえたと見る人もいたくらいだ。
稲葉「ランナーは出している。これが立ち直りのきっかけにならなければ
いいんだけどね。」
後藤、3回のマウンドに向かう。このとき、ファイターズのブルペンでは
動きが。早くも、安倍麻美が投球練習を始めていた。
稲葉「あたしたちを迷わせるパフォーマンスね。なっち、心配しな
くていいよ。」稲葉と飯田はまだ余裕だったが、安倍の表情が微妙に
険しくなっているのを気づいた人は少なくなかった。
- 268 名前:6/1ファイターズ戦-3回〜5回 投稿日:2003年06月08日(日)21時47分42秒
- その後、後藤は毎回ランナーを四球やヒットで出す苦しい展開ながらも
左バッターに対するスイッチ投法で要所を締め、5回までの3イニングを
2失点にとどめる。一方、打線は3回、4回はヒット1本づつ出るが無得点。
5回に吉澤とあさみの長打で1点返すがその後は続かず。
- 269 名前:6/1ファイターズ戦-6回表 投稿日:2003年06月08日(日)22時01分09秒
- 稲葉「ごっちんは球数投げられるとはいえ、左も右も使っているし、
そこそこ打たれてるからあと1イニングってとこね。..
ミカ、ゆきどん、準備して..え?」
新垣「私がいきます!昨日は1イニングしか投げてませんし。
..どうしても借りを返したいんです!」
稲葉「でも..」
新垣「先発を言われてからも、あたし成績がのびなくて。
昨日もくやしくてくやしくて、試合の後ずっと泣きながら
走り込んでたんです。絶対借りを返すんだって。」
稲葉「..わかった。監督には伝えておく。ただ、今日の球
を見てただけでは安心できないから、今日はワンポイントよ。」
新垣「はい..」
結局、6回表は後藤は先頭にヒットは打たれるがその後は3人
で打ち取る。
新垣は7回の先頭バッターを任されることになった。
実況「6回の表を終わりました。天王洲球場、モームス対ファイターズは
3−2でファイターズ1点のリードです。」
- 270 名前:6/1ファイターズ戦-6回裏 投稿日:2003年06月08日(日)22時18分24秒
- 6回のM。の攻撃。
先頭バッターは大谷。ここまで2安打しているのだが、
とにかく前にランナーが出ないのが中澤監督として頭の
痛いところ。
実況「大沢さん。そういえば、ここまで両チーム毎回安打
なんですよね。」
大沢「とにかく、こんなもどかしい展開久しぶりだわ。モームス
ならもっとすかっといかな。だから、結果論かもしれんけど、
ボーンヘッドしたつじにはかーーーーつ!!!」
実況「あの..番組違いますよ..」
結局、この回は初めて3者凡退。
保田「吉崎もこの回までかな..まりっぺ、紺野、めぐ。準備はいい?」
矢口「おいらはいつでもいいよー!」
紺野「完璧です!今日もがんばります!」
村田「こっちも大丈夫です。」
- 271 名前:6/1ファイターズ戦-7回表 投稿日:2003年06月08日(日)23時40分05秒
- 実況「7回表、ファイターズの攻撃は小笠原からの好打順ですが..
お。モームスは守備を大幅に変えてきました。アナウンスを待ち
ましょう。」
アナウンス「モームス、選手の交代をお知らせいたします。
ピッチャー、後藤に代わりまして、新垣。背番号34。」
観客「うわあ、まじかよーーーー!出直し登板ってか?!」
アナウンス「二番あさみ、セカンドからレフトにまわります。
二番、レフトあさみ。
五番大谷、レフトからライトにまわります。五番、ライト大谷。
六番小川に代わり、矢口がセカンドにはいります。
六番、セカンド矢口。背番号8。」
観客「おおおお、やっと出たか!小さな巨人!」
観客「まあ。今日の小川はよくなかったからな..でも、あさみと
矢口って両立するんか?..まさか、巨人張りの二階建て打線..
そうか!これで今日の打線変更の謎がよめたぞ!中澤は、本格的な
打撃主体のチーム作りを保田に意識させようとしたんだよ!」
アナウンス「八番、飯田に代わりまして、村田。
八番、ファースト村田。背番号0。」
観客「これは守備固めだな。もう一点もやらないということか?でも、
それならなぜ新垣なんだろう。ミカ2イニングでも良さそうなんだけどな。」
新垣、深呼吸してブルペンを出る。
- 272 名前:270-271 投稿日:2003年06月08日(日)23時52分14秒
- あ!たびたびすみません。
矢口はやっぱり、6回裏ワンアウトで小川のかわりに代打で出たことに
してください。そうでないとちょっと変だ。
結果はやっぱり凡退ですが。
- 273 名前:6/1ファイターズ戦-7回表 投稿日:2003年06月10日(火)00時23分08秒
- 吉澤「出直しなんて深刻にならないで、気分転換でいきましょ。」
新垣「...」
セットアッパーから先発として定着するため、他にはない何かをと考えた
上での「デコフラッシュ」投法が禁じ手にされ、魔球「マユゲビーム」も
なかなか決まらない中、新垣は正統派の投法を交えることで打開するしか
道はないと、スタミナ強化を決めたところだった。
新垣「..1人といわず、3人に全力投球でいくわ。」
小笠原に対し、1球目内角のカーブでストライクをとる。
2球目同じく内角ストレートでファウル。
3球目、真ん中高めのストレートでボール。
4球目、外のカーブでファウル。
そして..
実況「5球目たたいた!平凡なサードゴロ。安倍取って、
1塁へ弾丸スロー!あーーーーーー!!!悪送球!!ボールは
そのままブルペンにつっこんだーー!!」
安倍以外全員「なっち〜〜〜〜〜〜!!」
- 274 名前:6/1対F 7回表-2 投稿日:2003年06月10日(火)00時27分37秒
- ・守備変更後
1(遊) 里田 6
2(左)※あさみ 4
3(中) 石川 5
4(三) 安倍 7
5(右)※大谷 23
6(二)※矢口 8
7(指) つじ 22
8(一)※村田 0
9(捕) 吉澤 13
(投) ※新垣 34
(7回裏は村田から。)
- 275 名前:6/1ファイターズ戦-7回表 投稿日:2003年06月10日(火)00時36分36秒
- 安倍「ごめん..手が滑ったさ..」
しかし、騒ぎはこれだけではなかった。ブルペンに入ったボールが
投球練習中のミカの右肩に直撃。これで、次のバッターから交代という
プロットは見事に崩れたのである。
稲葉「ごめんね。ミカがあんなことになっちゃたの。とにかく、いける
ところまでいってちょうだい。」
新垣「そうくると思ってました。任せてください!」
新垣はいいように開き直ることができた。
ノーアウト2塁。
続くエチェバリアはセカンドゴロだが、ランナーは3塁に進む。
クローマーはきっちりセンターに犠牲フライ。1点追加。4−2。
坪井はショートフライに打ち取りチェンジ。
吉澤「よし、よくやった!」
稲葉「1点とられたけど、打たれてないし、今のところ合格点ね。」
そんな中、中澤監督だけが、今日だけは誰も責められないことに
やるせない気持ちがふくらんでいた。
- 276 名前:6/1ファイターズ戦-7回裏 投稿日:2003年06月10日(火)23時37分21秒
- M。のラッキーセブン。球団歌「萌えよモー娘。球団」が高らかに
鳴り響き、天王洲球場の盛り上がりも頂点に..
この回のM。は下位の村田から。
実況「えー、ファイターズもここでピッチャーを代えますね。」
アナウンス「ピッチャー吉崎に代わりまして、伊達。背番号17。」
観客「もう1回吉崎でもよかった感じはするけど..まあ順当だね。」
観客「おいおい、それよりまたあっちがブルペンに行くぜ。まさか
今日投げるのか?..しかし、ヒルマンは何にもコメントなしだしな。」
M。のベンチも動きがあわただしい。ブルペンでは前田と柴田が投球
練習。ベンチ裏では斉藤(瞳)と紺野が素振りを始めている。
誰もが、この消化不良な展開にけりをつけたい。そんな気持ちで1つに
なりつつあった。
しかし、村田は初球を簡単に打って出てサードフライ。吉澤は三振、
里田はセカンドゴロでこの回も三者凡退。
- 277 名前:6/1ファイターズ戦-8回表 投稿日:2003年06月11日(水)00時01分46秒
- この回から柴田がマウンドへ。
観客「あと瞳ちゃんが出ればメロンカルテットそろいぶみ
だな。でもこれって何試合ぶりだっけ?」
先頭木元をピッチャーゴロにとったあと、次のバッター
高橋信のところで代打島田。これ無難にセカンドゴロに
切って取る。その後、続く金子にはレフト前ヒットを打たれ、
石本の代打井出はねばった後セカンド後方へのヒット。
ここですかさず中澤監督、ワンポイントの切り札前田にスイッチ。
次の阿久根を見事三振に打ち取り、この回無得点。
2点のビハインドで、8回裏を迎えることとなった。
- 278 名前:6/1ファイターズ戦-8回裏 投稿日:2003年06月11日(水)00時25分50秒
- 中澤「先頭はあさみか..2安打してるけど、右ピッチャーやしな。
代わらへんかったら紺野、左が出てきたらそのまま打たせるか..」
相手ベンチの様子をうかがったが、代打起用による守備変更以外動き
はない。
中澤「よしゃ!紺野、出るで!」
紺野「はい!準備は完璧です!」
アナウンス「2番、あさみに代わりまして、紺野。背番号10。」
観客「うおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
観客「いけーーーーーー!!スポコン娘ーーーー!!」
実況「いやー、先頭バッターから積極的にいきますねー。本当に、
勝ちたいという気持ち、ここにきてひしひし伝わりますよ。」
大沢「あの安倍の悪送球やな。これが逆に、火をつけたのかもしれん。」
観客「こーんーの!こーんーの!こーんーの!こーんーの!」
- 279 名前:6/1ファイターズ戦-8回裏 投稿日:2003年06月11日(水)01時04分34秒
- 紺野「もう補欠なんて言わせません..」
実況「伊達、振りかぶって第1球。初球打ちはファーーーール!」
紺野「役立たずなんて言わせません..」
実況「続いて第2球。バット出かかったがボール!高めの球、
よく見ました。..3球目、低めの球、からぶりーーーー!!」
紺野「どんくさいかもしれないけど..」
実況「さあ、伊達は勝負所か?4球目、きわどいところはボーーーール!!」
紺野「粘りと、努力だけは誰にも負けません!」
実況「ツーツーから、第5球、打ってファーーーーーーーール!!
紺野、よく粘ります。一息おいて、第6球!」
紺野「このチャンス、必ずものにします!!」
実況「打ったーーーーーーーー!!左中間へのやや深い当たり!レフト、
センターともに追って追って追って追って追って追って追って追って..
抜けたーーーーーーーーーーーー!!!!長打コースになった!!紺野、
2塁をすでにまわっている、ボールはようやくセカンドに戻ってきた、
スリーベースーーーーー!!!!」
M。ナイン「やったーーーーーーー!!!!」
中澤「よっしゃーーーーーー!!!」
実況「まさに、根性で持っていったこの当たり、藤本の陰にかくれて代打が
多い状態とはいえ、もはや補欠ではないという言葉は、まさに紺野のために
あるというのかーーーーー!!!!!」
石川「よーーーーし、あたしもハッピーパワーでやっちゃいますよ!
グッチャーーーーー!」
石川、今日初めてハイテンションでバッターボックスへ。
- 280 名前:6/1ファイターズ戦-8回裏 投稿日:2003年06月11日(水)02時02分04秒
- 実況「さあ、ノーアウト3塁。モームスとしては願ってもないチャンスで、
続くは中軸のチャーミー石川。しかし、今日の石川はノーヒットなんです
よね。伊達としては勝負すべきかどうか..あれ?ヒルマン監督出てきま
した。」
安倍の表情が曇る。まさか..初登板はもう少し先のはず..
互いをよく知り尽くしているだけに..怖い..
そんな気持ちだったのだろうか。
実況「ヒルマン監督、伊達に二言三言指示。..代えないんでしょうか。
監督自らというのが..大沢さんはどう考えますか?」
大沢「うーーん、歩かせて安倍勝負なのかな..?とにかく、見てみよう。」
- 281 名前:6/1ファイターズ戦-8回裏 投稿日:2003年06月11日(水)21時56分58秒
- 実況「バッターボックスは石川。1塁はあいてますが、..
キャッチャー座ります。勝負のようです。」
伊達としてはまともに勝負はしたくない。といって、敬遠気味
の球では石川といえどスクイズすることも考えられるので、
内角のくさいところを狙いにいっていた。
実況「ボール!スリーボールになりました。キャッチャータイムを
とって..あっ、座らない!敬遠だ!結局石川歩かされ..
うあーーーっ!スクイズ!スクイズ!完全に逆をつかれた形ーー!
3塁ランナー紺野、すきをついてホームイン、1点差ーーー!!!」
保田「り、りかっち..」
中澤「ちょ、ちょっと!!いくらノーアウト3塁だからって..
紺野がきづいてへんかったらどないなってたと思ってんの!」
これには両軍唖然。
石川「ふふん。化粧が濃い方がかわいいなんて冷やかし言うからよ。」
ワンアウトでランナーなくなり、バッターは安倍。
実況「ヒルマン監督出ました。ピッチャー代えます。」
中澤「今のなっちにはもう何も言えへんな。」
- 282 名前:6/1ファイターズ戦-8回裏 投稿日:2003年06月11日(水)22時23分05秒
- アナウンス「ピッチャー、伊達に代わりまして...」
観客、M。ナインがアナウンスに耳を傾ける..
アナウンス「安倍麻美。背番号133。」
観客「うわーーーーー!!!デビュー予定日より1月も早いよーー!!」
観客「おいおいおいおい、いきなりなっちと対戦させるのか?!」
観客「ヒルマン何考えてんだ!勝ちを捨てるつもりなのかー!」
実況「しかしまあ、先ほどのスクイズといい、本当に胸が締め付けられる。
そんな試合です。後生の人にとってはかなり価値をおくかもしれないで
しょうが。」
大沢「どうだかな。前半は消化不良、それが後半は息詰まる展開。
ほんま両極端や。俺も試合終わった時にはぶっ倒れとるかもな。」
実況「またまた、大沢さ〜ん..」
それは昨日、ファイターズが天王洲球場入りした直後のことであった。
- 283 名前:5/31試合前の練習 投稿日:2003年06月11日(水)22時44分58秒
- M。がファイターズを迎えての3連戦初日。
この日は昼に2軍の試合が組まれていたため、このシリーズ、
初めて麻美は1軍の選手と一緒に練習していた。
麻美「やっぱりトップの人たちの動きはちがうわねー..
早く試合に出てみたいわね。」
そんなとき、麻美の指導を担当している島崎コーチが、
岡本2軍監督ともどもヒルマン監督に呼ばれていた。
そして、麻美は岡本からこう伝えられたのである。
岡本「安倍。今日からの2週間、1軍合流だ。」
- 284 名前:5/31試合前の練習 投稿日:2003年06月11日(水)22時54分19秒
- 麻美「え?もういいんですか?」
島崎「ああ。君はもうセットアッパーとしてならもう十分いけそうだし、
本当なら試合経験もつんでもらわないといけないから、2軍の試合でも
使っていこうと思ってたんだが..ヒルマンの許可が出なくてね。
今日からの3連戦、どこかで使いたいということだったから、準備は
しっかりしといてくれ。」
麻美「はい!」
岡本「それより、ヒルマンが、2軍の試合が終わったら監督室に
くるよう言ってたぞ。」
麻美「あ、はい..」
もちろんこのときの麻美は、彼女自身あの意志をこの場で貫くに
値する状態にあるか、とてつもない形で試されることを知るよしも
なかった。
そして2軍戦後。
- 285 名前:5/31試合前の練習 投稿日:2003年06月11日(水)23時10分51秒
- ファイターズ監督室。
麻美「失礼します。」
ヒルマン「オオ、アサミ。マッテタヨ。」
ヒルマン通訳「まあ、座ってくれ。話というのは..」
話によると、ヒルマンは麻美のデビューをとにかくはでな形で
演出したい。そのため、仕上がりがよく、かつ注目の大きいM。戦を
ターゲットにタイミングをはかっていたのだそうだ。そしてこう切り
出したのである。
ヒルマン通訳「安倍君は、一番最初に誰と対戦したい?」
- 286 名前:5/31試合前の練習〜6/1F戦8回裏 投稿日:2003年06月11日(水)23時30分11秒
- ヒルマン通訳「..わかった。そういうことからは当然逃げられないからな。」
麻美の心は決まった。
...マウンド上に麻美があがる。それを、バッターボックス前の
姉、安倍なつみが今までにない険しい表情で見つめる。
麻美の投球練習。
3球..4球..5球。
キャッチャーからボールを手渡され、軽く頷く。
一方安倍はシーズン大詰めと見間違えるばかりの意気込みで打席に。
1回のびをし、頭のうしろでバットをぐるぐると回す。
大きく息を吐き出す。バットの先を地面にやや強めにたたく。
客席のざわめきもいつしかおさまってきているようだった。
- 287 名前:6/1ファイターズ戦-8回裏 投稿日:2003年06月11日(水)23時46分48秒
- 安倍は自分に何か言い聞かせるように、素振りを2回。
安倍「特に意識はしない..これもたくさんの打席の1つ。
大事にいくだけだべさ。」
麻美はマウンド上で屈伸運動。
麻美「これがデビュー。..息苦しい..でも、みんな..
感じている..それに、学生野球だってこんな対戦..
それだから..あたしは..お姉ちゃんと..負けたくない..
でも..怖い...!」
安倍なつみ、バットを構える。
球審「プレイボーール!」
- 288 名前:6/1ファイターズ戦-8回裏 投稿日:2003年06月12日(木)23時32分58秒
- 実況「さあ、ノーワインドアップから安倍麻美、第1球!
カーブ外にはずれてボール。..サインにうなずきます。
同じ体制から第2球! 高めのストレート、ファウル!
141キロ出ました。安倍なつみ、よく食らいつきました。..
第3球、これまたストレート、空振り!!143キロが出ました!」
安倍「新人のわりにやるんでないかい。怖いものがまだないという
のは、やはり怖いもんだべさ。」
大沢「聞くところ、モームスの安倍がプロ入りする前、1年
だけ同じクラブチームに属していたそうや。だからお互いクセは知っ
ていると考えたほうがよさそうやな。ただ、麻美がファイターズで
どう鍛えられたのかは俺の取材でもわからんかったが。」
実況「そうしているうち、第4球はワンバウンド気味でボール。
そして、第5球、カーブを打ってファウル!!..大沢さん、カーブ
というより、カットボールに近いですよ。スピードガンは138キロ
ありましたし。」
大沢「ヒルマンらしいといえばヒルマンらしいな。」
- 289 名前:6/1ファイターズ戦-8回裏 投稿日:2003年06月12日(木)23時40分46秒
- 麻美「やはり、この球はくらいつくのが精一杯..大丈夫。
怖くないことはないけど、これならお姉ちゃんでもしっかり
討ち取れる!」
安倍「う!ちょっと差し込まれたか..大きいのは無理かも
しれねえべ..それなら..」
実況「第6球は..外の低め、バットが止まった!判定は?」
- 290 名前:6/1ファイターズ戦-8回裏 投稿日:2003年06月12日(木)23時53分44秒
- 実況「ボーーール!!きわどい所だがよく見た、安倍なつみ!」
大沢「いや。今のは手が出んかったんや。絶好調のイチローでも
カットするのがやっと。松井でも差し込まれてキャッチャーフライやな。」
安倍「くぅ〜〜〜〜。..でも、きわどくてこの球筋なら..」
実況「さあ、ラストボールになった、第7球、ファウル!バックネット!
..第8球..ファール!1塁戦痛烈な当たり!..第9球、
ファーール!!今度は3塁ベンチに飛び込んでいった!」
飯田「なっちの打球がだんだん鋭くなってきてない?」
中澤「そう見えへんこともないけど..もしかすると、もしか
するかもしれへんで!」
そして、運命の第10球。
- 291 名前:6/1ファイターズ戦-8回裏 投稿日:2003年06月13日(金)00時14分08秒
- 安倍「..球は速くなった。コースもよくなったべ..でも、やはり
あのくせはあの時と...全く変わってない...プロだったら...
早くそれに....」
実況「9球ねばられてちょっとじれたか。少しおいて、第10球!」
安倍「..気づくべさ!!!!」
実況「打った!ピッチャーの頭の上!!!鋭く打球はセンターの深い
ところに..ワーンバウンド、ツーバウンド、スリーバウンド!!
センターようやくクッションボールをとってセカンドへ、ツーべーーース!!」
観客「ぐうおおおおおおおおおお!!!!!!!」
中澤「や..やりおった!やりおった!!これぞ、M。の四番の仕事や..」
実況「安倍麻美のデビュー登板、それに実の姉が厳しいプロの洗礼を
あびせたーーー!!得点が入ったわけではありませんが、スタンドはなっち
コールにあふれかえっています!!!」
観客「なーっち!なーっち!なーっち!なーっち!なーっち!なーっち!
なーっち!なーっち!なーっち!なーっち!なーっち!なーっち!」
安倍「そう..これが、プロのバッティングだべ。麻美。よく覚えとく
んだべさ。」
- 292 名前:6/1ファイターズ戦-8回裏 投稿日:2003年06月13日(金)00時30分09秒
- ワンアウト二塁。
ここで、ピッチャーは芝草にスイッチ。安倍麻美は安倍なつみ
一人に対して投げただけでマウンドをあとにした。
大谷はキャッチャーフライに倒れ、続く矢口。
打ちそこないのサードゴロが思ったより深く、一塁送球がわずかに
間に合わず内野安打。同点はおろか、逆転のチャンス。
ツーアウト1,3塁。バッターはつじ。
中澤「うおお〜〜〜、ここで結果がでなきゃ女がすたるで、つじ〜〜!」
つじ「ふぇい!なかじゃわしゃんと、いいらさんと、みんなのためにも、
1てんそんしたかりはかえすのれす!」
- 293 名前:6/1ファイターズ戦-8回裏 投稿日:2003年06月13日(金)00時54分55秒
- つじ「しばくしゃ(芝草)しゃん!ののには、1きゅうだけなげれば
よいのれす!」
加護「ふー。出番あらへんかと思うてたけど、今のののなら大丈夫や。
市井さん、そろそろプルペン頼んます。」
実況「ピッチャー、セットポジションから第1球..
だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
いーーーったーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
もーーーーーーーーーんーーーーーーーーーくーーーーーーー
なーーーーーーーーーしーーーーーー!!!
打球はセンターバックスクリーン、はるか上ーーーーーー!!!
今日2本目は、逆転のスリーランホームラーーーーーーーン!!!
6対4ーーーーーーーーーー!!!」
まだ8回の途中だというのに、ホームベース上でナイン総出で
つじをもみくちゃにする。それでも、ブルペンの加護はいつもの無表情
で投球練習をしていたのであった。
- 294 名前:6/1ファイターズ戦-9回表 投稿日:2003年06月13日(金)01時16分22秒
- 最終回、9回表。
実況「さあ、この展開ならここで出てくる人はこの人しかいません!
アナウンスを待ちましょう!」
アナウンス「モームス、選手の交代をお知らせいたします。
ピッチャー、前田にかわりまして、加護。ピッチャー加護。背番号1。」
観客「うおおおおお!!!!大魔神と並ぶ、勝利の方程式だーーー!!」
1塁側の観客はもう、加護の投球に総立ちである。そして..
ファイターズのクリーンナップをきっちり3人で料理したのである。
実況「試合終了ーー!モームス、ファイターズを6対4の逆転で下し
ましたーー!それにしても、この試合、なんとも形容しがたい試合でした。」
中澤「ああ〜〜、ごっつつかれた..」
飯田「あ、ゆーちゃん!..誰か!誰か来て〜〜〜〜!!」
中澤が目を覚ましたのは、試合後3時間たって、チームもすでに解散した
あとのことであった。
- 295 名前:6/2ファイターズ戦試合前 投稿日:2003年06月13日(金)01時36分26秒
- 翌朝10時。球場近くのホテルのベッドで目が覚める。
単にストレスと過労で気を失っていただけだとわかっていても
この朝の中澤の気分は非常に悪い。でも、チームの責任は
すべて自分にかかっていることからのがれられるはずもない。
今日は3連戦の最終日。これが終わると移動日なしで神戸の
ブルーウェーブ戦である。
中澤「こんな試合の後や。次がダントツ最下位のチームで
よかったんかいな。」
一息ついたあと、遅い朝食をとりにロビーへ。
中澤「昨日はインタビューも受けへんかったし、ブン屋もいいように
書いてるんやろな。」
手近な新聞を開く。こういう予測は大当たりというのが世の常である。
中澤「かぁ〜...」
- 296 名前:6/2ファイターズ戦 投稿日:2003年06月13日(金)01時49分54秒
- 3連戦の最終日。この日の先発は松浦。
なんとか勝ち越しをと考えたものの、前日の大荒れの試合の
ストレスや後遺症がナインから抜けきったとは考えられなかった。
松浦は8イニングを5安打1失点と好投するが、打線のほうは
先発隼人の前に完全に沈黙。9回松浦からスイッチしたより子。が
ダメ押しの2点を奪われ、万事休す。
結局この日、M。はつじの2日連続20号で完封をまぬがれるのが
やっと。3−1で敗れ、勝率は5割に戻り、首位とのゲーム差も5に
広がってしまった。
- 297 名前:3連戦後 投稿日:2003年06月13日(金)08時45分17秒
- 3連戦が終わったあと、安倍麻美はヒルマン監督の元の出向いた。
ヒルマン「ドウシマシタ?アサミ。」
麻美「監督・・・・。もう一度2軍で調整させてください!。」
そんな麻美の心の中にはあの室蘭での日々があった
- 298 名前:安倍麻美 投稿日:2003年06月13日(金)10時18分59秒
- 安倍麻美は幼い頃から姉なつみの背中を見て育ち、安部なつみこそ目標とする
プレーヤーだった。そして麻美もプロを目指すのは当たり前だった。
そして次第にファンの間では「室蘭に麻美あり」といわれるようになっていった。
そしてあるシーズンのオフ、実家に帰っていた姉なつみに相談をもちかける。
麻美「プロになりたい。」
なつみは少し黙り込んでいった。
なつみ「ちょっとトレーニング付き合ってもらうべ。」
そして二人は新日鉄室蘭球場に向かった。
- 299 名前:安倍麻美-2 投稿日:2003年06月13日(金)11時29分15秒
- 新日鉄室蘭球場。安倍姉妹もプレーした思い出の球場。
麻美はなつみのトレーニングを手伝いながらも自分の実力を
試せる時を狙っていた。そして、
なつみ「ちょっと打つベ。本気でいくべ。」
この時期の室蘭は寒い。がこの好機に
麻美「いいよ。」
なつみがプロに入ってからは初の対決となる。
麻美は意気揚々とマウンドへ・・・。
一方姉なつみはM。安倍なつみに変貌する。
結果、麻美は燦々たるものだった。
15球中、10球打たれた。ヒットではないホームランを。その他はヒット性のあたりだった。
麻美「寒いから仕方ないか・・・。」
なつみ「あまいべ。プロはいかなる状況でも結果を残さなきゃ行けない。
まだまだだべ。」
姉のなつみはできれば厳しいプロの世界には来てほしくない。
自分のような過酷な世界には来てほしくなかった。
そしてお互い、そのての話はしなくなった。
- 300 名前:安倍麻美-3 投稿日:2003年06月13日(金)12時04分37秒
- しかし、なつみの考えに反し麻美へのプロへの憧れは日増しに強まった。
そしてトレーニングをさらにつむようにようになっていた。
そのころ日ハムは北海道移転にあたり出身選手を探していた。
そんなときオンワードの渡辺(現日ハム)捕手から編成の大宮の元にある情報がとどく。
渡辺「室蘭に安倍なつみの妹がいる。右投げで1度見たらいい」
大宮は室蘭に飛んだ。
- 301 名前:安倍麻美-4 投稿日:2003年06月13日(金)12時15分53秒
- 室蘭に飛んだ大宮は、麻美にあった。そして球を受けることに。
大宮はあまり期待してなかった。いい選手ならM。には入っている。
まあピッチャーがだめでも姉ゆずりのバッターの資質があるかもと。
しかし、次の瞬間大宮の考えは変わった。
ずっしり重いストレート。大宮は長年の捕手の勘から悟った。
大宮「いける!」
- 302 名前:安倍麻美-5 投稿日:2003年06月13日(金)12時24分55秒
- ドラフト当日。
難なく日ハムは麻美を指名した。
そしてM。のフロントでは、
スカウトA「だから言ってたじゃないですか!早く入団させとけば・・・。」
スカウトB「しかし、なっちはどうしても辞めてくれって・・・。」
和田チーフ「ん・・・・正直おれは乗り気になれん。」
スカウトA「和田さんですけどねえ!」
スカウトB「しょうがねーだろ!ユウキのことがあったんだから・・・。」
- 303 名前:安倍麻美-6 投稿日:2003年06月13日(金)12時37分10秒
- 麻美契約の日。背番号を決める段になった。
フロント「そうだ!中村豊が抜けたからあいてる7があったろ!どうだね尊敬する
お姉さんといっしょの!7・7対決!盛り上がるぞ!」
麻美「はあ・・・。」
あまり乗り気でないところに、麻美が来ると言う事で球団事務所にやってきた
大沢親分があらわれた。
大沢「おめえか!麻美は!がんばれよ!で何番つけるんだ?」
フロントの人が7番を進めていると言うと大沢は言った。
大沢「べらんめえ!7番だ!?おめえたちただでさえ牛肉の偽装問題で
叩かれている時に今度はM。の安倍の偽装か?やめだやめだ!
麻美!ねえちゃん仁勝ちてえだろ!おさえてえだろ!
0におさえてえだろ!・・・そうだ!0封なつみ!073!
073はどうだ!」
大沢が声高らかに叫んだ!
- 304 名前:安倍麻美-7 投稿日:2003年06月15日(日)14時55分00秒
- 麻美「073!」
大沢「べらんめえ!なっち殺しだ!」
麻美「なっち殺し!?」
麻美の背筋がぞっとした。姉に今まで殺気をおぼえたことはなかった。
しかし今、姉安倍なつみから、敵M。安倍なつみへと変わった。
麻美「お願いします。」
大沢「よしっ!!なっち殺しの誕生だぜ!」
こうして安倍麻美は誕生したのである。
- 305 名前:3連戦後―後編 投稿日:2003年06月15日(日)15時59分41秒
- ヒルマン監督は一拍おいた。
ヒルマン「・・・ワカリマシタ。ジャア7/2マデニキッチシリアゲテクダサイ。」
麻美「わかりました。絶対に間に合わせます。背番号も間違われねいように」
この前アナウンスされた背番号は事務局員山田がミスして記載した表をそのまま
うぐいす嬢が呼んでしまったらしい。あとで山田がすごく大沢親分にしかられていた。
ヒルマン「タノミマスヨ!。」
こうして安倍麻美は2軍で再調整する事となった。
- 306 名前:6/13 投稿日:2003年06月15日(日)17時52分24秒
- M。は3日からのロードでの9試合を終え、久しぶりに天王洲に
帰ってきた。先発陣で、一番の心配材料だった新垣も1勝をあげ、
あの保田の復帰戦での出来事をきっかけに選手の状態も安定しだ
している。
このリーグ戦は7チームで戦われるため、その後は17日からの
ダブルバースデーシリーズまでM。は試合がない。
しかし..中澤の頭痛の種はさらにひろがっていた。
そう。2つの点で。
- 307 名前:6/13 投稿日:2003年06月15日(日)18時12分43秒
- 中澤「んー...17日まで試合あらへんから、みんなにはいい休養
やけど..おマメが計算できるようになったいうのに..
なして先発がうまらへんのやーーー!!
..今やったらごっちんやろ、松浦やろ、ラブリー(高橋)やろ、
おマメやろ、そして..ミキティじゃ半分しかうまらへんし、柴田は
ここんとこ中継ぎや。あと半分〜〜〜〜〜〜!!」
稲葉「5月ん時は1人半の穴だったのに、贅沢な悩みね。」
中澤「何言うてんねん。ここが踏ん張りどころやないかい!このロード
やって、1試合雨で流したゆうのに、結局4勝4敗や。7日の松浦出た
日もな。こんときだけは誰も打たへんねん!完封食らってもうたわ!
..みんなが悪いわけやない。ただ、何かが違うんや。」
稲葉「..」
そして、もう1つの悩み。
- 308 名前:6/13 投稿日:2003年06月15日(日)18時43分13秒
- 安倍「あ。背番号!みそじコンプレックスだべさ。」
中澤「あほう!そんなんとっくに腹くくっとるわな!まあ、20代に
こんなん未練があったんや、ただでは三十路いじりはできひん言う
ことは言いたいねんから、ちょっとした仕掛けは考えとるがな。」
安倍は、グラウンドから離れるとつじ張りのオオボケぶりを発揮する
ことは以外と知られている。
保田「じゃあ、やっぱりあれ?」
中澤「そや。かおりんのことや。」
飯田「...」
飯田圭織の眉間の谷間が、工藤静香よりも深くなる。
そもそもの始まりは、6/2のスポーツ新聞の記事から始まった。
- 309 名前:6/2ファイターズ戦試合前 投稿日:2003年06月15日(日)21時18分45秒
- 中澤「かぁ〜〜..やっぱや。ほんまにウチのこと、ようここまで
こき下ろせるもんやな。」
<<結果論の打線組み替え:選手の持ち味生かせず>>
<<不可思議な中澤試練:コーチ復帰の保田>>
<<中澤、鬼の霍乱!:吉崎がそんなに怖いか!>>
<<矢口見落とし:新スタメンは結果を出したが>>
<<つじ、お立ち台だからっていい気になるな>>
<<早すぎた姉妹対決:ヒルマン、なっち何も語らず>>
そんな見出しの並ぶ中。
<<飯田、コーチ専任へ:代打村田告げられ決心>>
中澤「なんやこれは..聞いてへんぞ!それに...
GMがだまっとれへんやんか!」
- 310 名前:6/2訂正 投稿日:2003年06月15日(日)21時22分02秒
- 誤 :<<飯田、コーチ専任へ:代打村田告げられ決心>>
正 :<<飯田、コーチ専任へ:村田への交代告げられ決心>>
- 311 名前:6/13 投稿日:2003年06月15日(日)21時44分35秒
- 中澤「かおりん。ともかくあの2日の記事は、まだ納得してへんねんで。
あのときも聞いてんけど。インタビューでは何て言うたんや?」
飯田「うん。めぐ(村田)のバッティングがよくなってきてるし、
あたしと同じポジションだし。だからゆーちゃんに言ったじゃない。
めぐにチャンスをあげてくれって。だってここ何週間か、あたし
バッティングじゃブレーキだったから。だから決めたのよ。めぐや
若い人を育てる仕事を増やそうって。」
中澤「それや。またかおりんの悪い癖や..最近は確かに1割5分は
切っとるけど..それだけであきらめるなんて..」
保田「ひとまず、今日の練習ではかおりんのバッティング、チェック
してみようよ。マスコミの説明はおいおいするとして。」
中澤「今の時期、ウチはあんたをあきらめてへんねんからな。
身を引くなんてせりふ、許さへんで!!」
飯田「...」
中澤としては数少ない、力のある発言であった。
- 312 名前:6/13 投稿日:2003年06月15日(日)21時46分24秒
- そしてこの日から、通常の練習とは別に中澤、保田を中心に、
飯田、そして今後のスタメンをはることを大いに期待される
メロンカルテット、そして亀井田中道重の新人トリオを交えて
ミニキャンプがはられたのであった。
中澤「あと、先発最後の一人..どこかでミカを試してみっか。」
そして17日の朝をむかえた。
- 313 名前:対千葉ロッテ【天王洲】 投稿日:2003年06月15日(日)22時56分31秒
- 1 (遊) 小坂 1
2 (中) 波留 8
3 (一) 福浦 9
4 (三) フェルナンデス 42
5 (左) ショート 44
6 (二) 堀 5
7 (指) 初芝 6
8 (右) 立川 24
9 (捕) 里崎 22
- 314 名前:対千葉ロッテ【天王洲】 投稿日:2003年06月15日(日)23時00分13秒
- 先発ミンチー
さあ荒れてるM。の先発発表
「1番ショート里田 背番号6」
「2番セカンド矢口 背番号8」
「3番センター石川 背番号5」
「4番指名打者・・・・・」
観客「指名打者???」
- 315 名前:対千葉ロッテ【天王洲】 投稿日:2003年06月15日(日)23時06分46秒
- 「・・・つじ 」
観客「うおおおあおあおあおあおおあいあうあいあうあおあおあああお!!!」
実況「さあ誕生日を迎えたつじ!初の4番です。」
中澤「こういうときは景気よく言ったほうがええねんて。」
「6番ライト藤本 背番号20」
「7番ファースト飯田 背番号16」
「8番キャッチャー吉澤 背番号13」
「9番レフト小川 背番号9」
「ピッチャーは高橋 背番号17」
- 316 名前:対千葉ロッテ【天王洲】 投稿日:2003年06月15日(日)23時07分58秒
- 「失礼しました5番サード 安倍背番号7」
- 317 名前:対千葉ロッテ【天王洲】 投稿日:2003年06月15日(日)23時20分46秒
- 1 (遊) 里田 6
2 (二) 矢口 8
3 (中) 石川 5
4 (指) つじ 22
5 (三) 安倍 7
6 (右) 藤本 20
7 (一) 飯田 16
8 (捕) 吉澤 13
9 (左) 小川 9
先発 高橋 17
- 318 名前:1回表 投稿日:2003年06月18日(水)19時22分03秒
- 高橋の調子はあまりよろしくない。
いきなりランナー2人を出し4番フェルナンデスに1発くらう。
最悪のベンチ内の雰囲気でいきなりこのスタートに意気消沈してします。
中澤「・・・いや、あいつにはかんけいあらへん。」
- 319 名前:1回裏〜2回表 投稿日:2003年06月18日(水)19時53分08秒
- やはりベンチのムードは最悪。好調ミンチーの前にあっさり3者凡退。
2回表高橋何とか立ち直って0点に抑える。
- 320 名前:2回裏 投稿日:2003年06月19日(木)05時44分11秒
- 中澤「こいつがこういう空気をかえるんや!」
そういった直後だった。初球を叩く!
ボールはレフトスタンドへと叩き込む
そしてつじは飯田にいった。
つじ「あほ!ぼけなす!いいらさんらしくないのれす!」
飯田はその声にはっとさせられた。
安倍、藤本が倒れたあとだった。
飯田「そうだよね、のんたん。」
そしてここで飯田が1発はなった。
M3-2M。
中澤「なんでかおりんはずさないあんねん。
1割5分でも得点圏打率は4割超えとんねん!」
しかしここからがつじショーの始まりだった。
- 321 名前:途中経過 投稿日:2003年06月19日(木)05時44分51秒
- 先発高橋はピリッとしなかった。結局6回を5失点でミカにスイッチ
しかし4番つじがすぐに取り返す。なんと4打席連続ホーマー!!
中澤「やっぱ、ムードメーカーやで!」
M5‐8M。
そして最終回を迎える
- 322 名前:最終回 投稿日:2003年06月19日(木)05時45分27秒
- つじがマウンドへつじの活躍に触発された加護。ぴしゃりと抑え18S目
そしてお立ち台でつじが叫んだ!
つじ「あと2日!!!!!」
観客「そーれそれそれあと2日!」
- 323 名前:6/18対千葉ロッテ【天王洲】 投稿日:2003年06月19日(木)05時46分17秒
- この日は先発後藤。メジャー仕込みの安定したピッチング。
でハーラートップ11勝目を挙げる。
後藤「後1日!!」
観客「そーれそれそれあと1日!」
- 324 名前:6/19対千葉ロッテ【天王洲】 投稿日:2003年06月19日(木)05時47分10秒
- そして当日を迎えた。
そう今日は特別な日。試合前式典も大々的に行われる。
しかし・・・。
保田「裕ちゃん見た?」
飯田「ここにもいないよ!」
安倍「去年便所隠れてたべ!」
後藤「あれ。いなかったよ。」
保田「しょうがないな・・・。セレモニーが」
中澤がいない。そしてグランドのセレモニーへ向かう。
グランドは中澤がいないことを察してか異様な空気につつまれていた。
しかしそのとき、遠くからヘリの音が響いてきた
その音は確実にグランドへ近づいてきた。
- 325 名前:6/19対千葉ロッテ【天王洲】中澤裕子セレモニー 投稿日:2003年06月19日(木)05時48分39秒
- 中澤「裕ちゃん歳とらへんでー!!!!」
そしてヘリからパラシュートで降りてくるのは
ポロリ星人モデルのM。のユニホーム!そして背番号は・・・
15!?
保田「じゅうごお?またさば呼んで!」
中澤「7期入団のなかざわゆうこ15さいです。ゆゆたんってよんでね!」
観客「ぶーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
中澤「なじゃとこらボケ!」
安倍「まあまあ、早く普通のにきがえて。」
中澤「いややいややせっかく露出を多くしてぴっちぴちなとこをアピールして。」
全員「なってないなってない。」
紺野「じゃあ中澤さん奥で。」
中澤「いやや!いやや!」
羽交締めにさせられおくに連れて行かれる。
中澤「痛い!わーやめえ!どワ!誰や!子ずいたんは!」
そしてようやく中澤裕子監督は背番号30に袖をとおした。
中澤しぶしぶグランドへ出る
観客「どわわわわわわわわわわわわあわわわわわわ!!!!!!!!!」
そして花火が上がる。30発。
いやいや観客に答える中澤。
司会「ではオーロラビジョンをご覧ください。
ただいまより中澤裕子監督の栄誉をたたえ、これまでの勇姿をご覧ください。
- 326 名前:中澤裕子-1 投稿日:2003年06月19日(木)05時49分46秒
- 中澤裕子 1973年6月19日に京都でうまれ。
アマチュアではノンプロでキャッチャーとして活躍していたが
プロは年齢的にあきらめていた。しかしそんな時ある告知を見る
シャ乱球団の大阪地区入団テストの告知だった。
あまり真剣には見ていなかったが、テスト開催球場が意外に近かった。
中澤「近いし、行って見てもええかな。だめだったら野球を止めよ。」
そんな思いから中澤は球団テストに応募した。
- 327 名前:∬´◇`∬<ダメダモン… 投稿日:∬´◇`∬<ダメダモン…
- ∬´◇`∬<ダメダモン…
- 328 名前:∬´◇`∬<ダメダモン… 投稿日:∬´◇`∬<ダメダモン…
- ∬´◇`∬<ダメダモン…
- 329 名前:∬´◇`∬<ダメダモン… 投稿日:∬´◇`∬<ダメダモン…
- ∬´◇`∬<ダメダモン…
- 330 名前:6/19式典中 投稿日:2003年06月20日(金)21時51分11秒
アナウンス「そして最終選考に残ったのが中澤を含めたこの6名。」
中澤「..あかん。居眠りしてもうた。しかし、..なしてあんな夢..」
- 331 名前:中澤裕子-2 投稿日:2003年06月21日(土)00時42分59秒
- 映像を見ながら中澤は思い出していた。
中澤「あのころはいつまでこんなノンプロOLやってればええんかとおもっとた
じきやったなあ。そしてウチはかけたんや、このテストがだめならきっぱり
野球はやめる。きあいはいっとたなあ。」
- 332 名前:中澤裕子-3 投稿日:2003年06月22日(日)10時53分55秒
- そして、大阪地区では中澤と平家の2名が地区予選突破。
福岡、東京、札幌の予選突破者とあわせ11人が出そろった。
しかし、当時の寺田監督はどこか不満げだった。
寺田「イイものあると思うけど、ただこのままやと即プロとしては…
プロとしては甘すぎる..野球いうんは人生や。生き様やからな。
オレらがほんまにコイツらのためにプロの舞台を提供してええんかなって
いう不安なところがまだ..バッティングやピッチングのスタイルだけ
プロらしくなったところで、どっかではがれてしまうメッキがあるから..
なんか厳しいコーチのもとで合宿を..」
この11名がどういう人間なのか、どれだけのやる気があるのか、プロの
野球選手としてやっていける人間なのかを見極めるために、寺田監督は
合宿を決意したのである。
- 333 名前:中澤裕子-4 投稿日:2003年06月22日(日)11時08分56秒
- そして、寺を宿舎として4日間にわたる血みどろのトレーニングの
シーン。候補者に、これでもかと浴びせかける笠木コーチ、
夏コーチの怒号。
中澤「そや..さすがのウチでも泣くしかないくらいきつかったんや。」
東京へ戻っての最終選考。入団の枠はたった1つ。そして..落選。
中澤「今の生活からは抜け出したいんで、人生冒険します..」
というせりふを残し、中澤は選考会場を後にした。
- 334 名前:中澤裕子-5 投稿日:2003年06月22日(日)11時32分21秒
- しかし、その後事態は急展開を迎える。
寺田監督自ら、最終選考で落選した10名のうち、
中澤、安倍、飯田、福田、石黒の5名を急きょ招集。
設立準備中の新プロ球団加入の可能性を示唆したのである。
寺田「やる気があれば少しずつ未来に向かって頑張れ
るんじゃないかな、ということで皆さんを集めました。」
そして、その球団加入の条件として提示されたのが、5日間、
5カ所の球場にて5万本のノックを受けるという通称
「愛の種田」である。
- 335 名前:中澤裕子-6 投稿日:2003年06月22日(日)11時48分07秒
- この条件提示には誰もが不可能だと思った。
なにせ、これまでの耐久ノックの最高記録は3人が2日間の
チャレンジとして行った中の1日6333本。
しかし彼女らはやりきった。条件の5日間を1日残して
条件をクリアし、中澤は他の4人とともに、新球団「天王洲モームス」、
通称モー娘。球団への第1次加入選手として認められたのであった。
- 336 名前:中澤裕子-7 投稿日:2003年06月22日(日)12時08分29秒
- その後、中澤は球団の正捕手兼主将として活躍。
当時球団が所属していたセントラルリーグでは赤バットを
シンボルにおおいにペナントレースをかき回した。その後、
監督も兼務するようになってからは甲子園では伝説の徳川監督
を彷彿とさせる豪快な飲んべえ采配をふるうようになる。
- 337 名前:中澤裕子-7 投稿日:2003年06月22日(日)12時17分17秒
- アナウンス「そして、2001年度のパシフィックリーグ優勝。
日本一こそなれなかったものの、球団の発展は揺るぎないものと
なりました。昨年度はライオンズから大きく離されての2位にとどま
りましたが、今年はまだまだ優勝は十分ねらえます。中澤監督は
監督としてはまだまだ若い30歳。今後の中澤監督のパワーあふれる采配
に期待しましょう!」
観客「うおおおおおおおおあああああああああああ!!!!」
中澤「..なんや、ちょっと複雑な気分やな。」
- 338 名前:6/19対千葉ロッテ【天王洲】中澤裕子セレモニー 投稿日:2003年06月22日(日)20時49分47秒
- アナウンス「それでは、中澤監督に花束の贈呈です!プレゼンターは..
監督の出身地、福知山の地元小学生30名です。」
中澤「ここでも30かい..持ちきれるかいな..みんな、どうも
あんがとな。」
アナウンス「そして、モー娘。球団として2001年度に初のリーグ優勝を
導いた功績をたたえ、このような記念プレートを用意いたしました。」
そして、出てきたのは大きな丸い金属製の白いプレート。そこには
でかでかと「30」の数字、そしてその下にNAKAZAWAの文字があしらわ
れている。
アナウンス「もし、今年日本一になったあかつきには、このプレートを
天王洲球場のレフトフェンスに飾り、永遠に中澤監督の名を伝えていき
たいと思っております。」
中澤「永久欠番の予約かい..まあ、それはそれでうれしいねんけど。」
その後も30づくしの記念品贈呈は続いた。
- 339 名前:6/19対千葉ロッテ【天王洲】中澤裕子セレモニー 投稿日:2003年06月22日(日)21時10分06秒
- アナウンス「最後に、中澤監督より一言、ごあいさつ申し上げます。」
中澤「えー..ファンの皆様。監督という、本来チームの中では一線を
しりぞき、脇役になったはずのこの私のために、盛大なお膳立てをいただき
感謝しております。えー..私のほうで用意した企画が途中でわやになる
いうアクシデントもございましたが、誕生日の式典としては、選手のもの
をしのいでしまってええんかいななんて恥ずかしい限りでもございます。
えー、私はそもそもデビューが24歳と、プロとしてはぎりぎりの所。
ただでさえ20歳前の選手の多いM。の中では精神的ハンデは並ではござい
ませんでしたので..」
以下、挨拶はえんえん10分続いたがその目は全く笑っていなかった。
- 340 名前:6/19対千葉ロッテ【天王洲】中澤裕子セレモニー 投稿日:2003年06月22日(日)21時13分41秒
- 中澤「..では、球場の皆様、今日も試合を楽しんでいってください。
ありがとうございました!」
アナウンス「ではもう一度、30歳という人生の大きな節目を
むかえながらも、まぎれもない両リーグ最年少の監督であります、
中澤裕子監督に、盛大な拍手をお願いいたします!!」
観客「ぐうううわあああああおおおおおーーーーー!!!!!」
観客「なーかざわ!なーかざわ!なーかざわ!なーかざわ!」
観客「ゆーちゃん!ゆーちゃん!ゆーちゃん!ゆーちゃん!」
この声援もいつのまにか..
観客「みーそーじ!みーそーじ!みーそーじ!みーそーじ!みーそーじ!
みーそーじ!みーそーじ!みーそーじ!みーそーじ!みーそーじ!」
中澤「えーーーーーーかげんにせーーーーーーーーーーーい!!!!!!」
- 341 名前:6/19対千葉ロッテ【天王洲】実況席 投稿日:2003年06月22日(日)21時36分26秒
- 実況「皆様こんばんは。本日は、天王洲UFAモームス対千葉ロッテ
マリーンズ15回戦を、ここ天王洲球場からお送りしてまいります。
今日6月19日はモームスの中澤監督の30歳の誕生日ということで
その式典がちょうど終了した所なのですが..誕生日でこれだけ
の規模のものは、選手であってもなかなかないですよね。」
江川「僕が見た限りでは、長島さんの還暦式典以来ですね。しかも
まだ監督としては若いのに..ファン冥利ですね。」
実況「本日の解説は、元阪急ブレーブス監督の上田利治さん、そして
元読売ジャイアンツの江川卓さんです。よろしくお願いします。」
- 342 名前:6/19対千葉ロッテ【天王洲】試合前 投稿日:2003年06月22日(日)21時51分39秒
- この日の先発は柴田。この3連戦すでに勝ち越しているとはいえ、
貯金ののびていない現状を考えると強欲に3連勝をねらう必要がある。
だが、柴田自身は先発陣の中では4番手。チームの状態が悪いときには
ワンポイントで出ることもあり、決して万全で先発に望めないという
不安がある。実際勝敗も1つ負け越しており、タイにするにはチャンス
であった。とにかく立ち上がりが重要であるのだが..
- 343 名前:6/19対千葉ロッテ【天王洲】試合前 投稿日:2003年06月22日(日)22時13分18秒
- マリーンズ先発。
1 (中) 大塚 23
2 (指) 澤井 10
3 (一) 福浦 9
4 (三) フェルナンデス 42
5 (二) 堀 5
6 (左) ショート 44
7 (右) 立川 24
9 (遊) 小坂 1
8 (捕) 清水 27
(投)清水直 18
- 344 名前:6/19対千葉ロッテ【天王洲】試合前 投稿日:2003年06月22日(日)22時23分06秒
- M。の先発は以下の通り。
1 (遊) 里田 6
2 (二) 矢口 8
3 (中) 石川 5
4 (三) 安倍 7
5 (指) つじ 22
6 (右) 藤本 20
7 (左) 小川 9
8 (一) 飯田 16
9 (捕) 吉澤 13
(投)柴田 25
この日は、調子のでない小川を、6/1の打線組み替え同様
あえて7番に上げることにした。飯田の前にランナーが
出にくい状態を解消する狙いから、保田は小川に対し、
藤本が出塁したら、とにかくつなぐバッティングに徹する
よう指示を出した。
- 345 名前:6/19対千葉ロッテ-1回表〜4回裏 投稿日:2003年06月22日(日)23時07分15秒
- いざフタをあけてみると、柴田の出来は今シーズン最高のものであった。
相手打線の1巡目は小坂にヒットを打たれたもののあとは全く
危なげなし。無失点に抑えた。
しかしジンクスというか、M。も3回までは安倍の惜しい当たりも
あったのだがパーフェクトに抑えられてしまう。
4回表も柴田はマリーンズ打線を三者凡退にきって取る。
その裏も、里田、矢口が倒れてツーアウト。
バッターボックスは石川。
- 346 名前:6/19対千葉ロッテ-4回裏 投稿日:2003年06月22日(日)23時21分53秒
- 石川「はぁ。中澤さんがみそじになっちゃって...
つじちゃんといい、誕生日のパーティがあるごとに人間は
年を重ねていって...人生って、..悲しいね..」
保田「まずい!!りかっちが...ネガティブ石川に変身しちゃった?!」
そして、ついに石川。
石川「誕生日ごとに、人って命の終わりに近づいてんのよ〜!
うえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん...」
両軍呆然。
これでも、石川の涙が時には目薬であることを知る人は少ない。
清水直はバッターボックスでメソメソ泣き出した石川にはいかにも
投げづらく、結局歩かせる。
中澤「作戦だったんかいな..」
ツーアウト1塁。
- 347 名前:6/19対千葉ロッテ-4回裏 投稿日:2003年06月22日(日)23時32分30秒
- 続く安倍は、この日の清水のクセを見抜いたかのように
しぶとく3遊間を抜ける当たりを放ち、ツーアウト1,2塁で
つじを迎える。
つじ「いしかわさんをなかすなんてゆるさないのれす!!」
安倍「つじは何しゃかりきになってるんだべ?」
実況「ワンボールから第2球..打ったーーーーーーーーーー!!!
これも打った瞬間ホームランとわかる打球ーーーーーーーーー!!!
ぐーーーーーーんといって、レフトスタンドへーーーーーーー!!!
これで、3試合連続となる、先制の28号スリーラーーーーン!!!!
この女には、好調とか、不調とか、運がいいとか、悪いとかいう言葉
は縁がない、いや、使う意味が全くないとでも言うのかーーー!!!!」
続く藤本倒れてチェンジ。
- 348 名前:6/19対千葉ロッテ-5回〜7回 投稿日:2003年06月22日(日)23時55分41秒
- その後も柴田は絶好調。続く3イニングもパーフェクトピッチング。
江川「うーーん、こうしてみると、3回に打たれた小坂のヒットが
ほんと悔やまれます。今日の柴田は本当に最高です。」
上田「ほんま柴田ええで。こんなできのいいピッチングはそう
あらへん。大切にいってほしいもんや。」
一方のM。は、その後も清水直の前になかなかチャンスを広げ
られず、得点は3−0のまま8回表をむかえる。
- 349 名前:6/19対千葉ロッテ-8回表 投稿日:2003年06月24日(火)00時39分05秒
- M。のブルペンでは7回からアヤカと前田が投球練習。
稲葉「球数的にはそろそろ代えどきなんだけど、あゆみちゃん
すごくいいからなあ..あいぼんは3連投になっちゃうから
使いたくないし。」
この回も柴田が続投。しかしこれが裏目に出た。
堀、ショートに連続ヒットを打たれ、ノーアウト1,2塁。
続く立川は甘く入った球を打ち損じ、セカンドゴロ。しかし、
ダブルプレーはならず、ワンアウト1、3塁で小坂を迎えた。
柴田「あまりにも調子いいんで完投狙いにいったんですけど..」
吉澤「ここまでできれば上出来。おつかれさん。」
ここでピッチャーはアヤカにスイッチ。
- 350 名前:6/19対千葉ロッテ-8回表 投稿日:2003年06月24日(火)00時56分57秒
- アナウンス「ピッチャー、柴田に代わりまして、アヤカ。背番号19。」
観客「おい..柴田代わるぜ。まだ3安打無失点だろ。」
観客「勝ち投手の権利はあるけど、ちょっとかわいそうだな。」
実況「江川さん、まだ無失点ですが、交代ですね。」
江川「うーーん、球数はちょうと100くらいですし、この回までは
投げさせてあげてもよかった気もします。ただ柴田君の場合、
先発要員とはいえ、今期はスタミナ切れが目立って長い回ほうって
いないことが多いんですよ。それに、先月は、先発が早い回に崩れて
登板のない時もワンポイントでたまに使われてましたからね。稲葉
コーチはスタミナを心配したんでしょうね。ただ..僕だったら
8回までは打たれても投げさせますけど。」
- 351 名前:6/19対千葉ロッテ-8回表 投稿日:2003年06月24日(火)01時17分50秒
- 実況「さあ、モームスとしては犠牲フライによる1点は仕方のない
ところ。外野はやや深めの守備で、アウトを確実にとろうという
作戦です。バッターは初ヒットの小坂。ピッチャーはアヤカ。..
初球打ち上げたーーーーーーー!!高ーーーーーーーーーくあがった
打球は完全などん詰まり。深めに守っていたレフト小川、小走りに
前進、前進、前進。足が止まって両手をあげた、あっっと、センター
よりに2歩3歩寄った、センター石川もバックアップに来ている、
構えて..捕りました..あーーーー!!!3塁ランナー堀、この
位置からタッチアップ!!小川の肩は弱いと見た!」
小川「あたしもみくびられたもんだわ。守りで、保田さん譲りの
根性見せたる!!うううううぬおおおわああああああああ!!!!!」
実況「小川、反動をつけて直接バックホームに行ったーーー!!!
返球はいい、吉澤捕って堀にタッチ!!」
- 352 名前:6/19対千葉ロッテ-8回表 投稿日:2003年06月24日(火)01時27分12秒
- 審判「アーーーウーーートーーー!!!」
実況「アウトアウトアウトーー!!小川の大ファインプレー!!
1点差や同点ならともかく、3点差でここまでするか小川ーー!!!!」
観客「わああああああああーーーーーーーーーーーー!!!!」
石川「ちょっとまこぴー、張り切りすぎよ。ここの1点なんてどうでも
いいじゃない。」
小川「石川さん。まだわからないんですか?今日のM。には、ある可能性
が残されていることを。」
石川「え?」
小川「柴田さん結局降りちゃったけど、..この試合、30試合ぶりに0点に
抑えられるかもしれない。それも、相手バッター30人以内で。」
石川「でも、誰も気づいちゃいないわよ。中澤さんを驚かせることは
できるかもしんないけどね。」
小川「...う..うぐっ!...」
石川「ど、どうしたの、まこぴー???」
- 353 名前:6/19対千葉ロッテ-8回表終了 投稿日:2003年06月25日(水)00時21分39秒
- 実況「スリーアウトとなりました。小川の好守もあり、8回も
マリーンズは無得点。あっ..と、小川、ベンチに引き上げ
ようとしたがなんだか苦しそうだ!石川近寄って助け起こそう
としますが..あ、担架を要請します。どこか痛めたんでしょ
うかね。」
上田「あの送球、かなり無理したんやないですかね。ちょっと
腰に来たかもしれませんよ。」
実況「小川、今、担架に乗せられて引き上げます。」
観客「おーがーわ!おーがーわ!おーがーわ!おーがーわ!」
小川「うう..ちょっとやっちゃったみたいです..バッティングじゃ
まだ役目はたしてないのに..」
保田「とにかくけがのことだけ心配して。あとはまかせてちょうだい。」
マリーンズのピッチャーはこの回から川井に交代。
中澤「次はつじからやから、小川のところに打順がまわる。
バッターを誰にするかやけど..紺野..雅恵..」
- 354 名前:6/19対千葉ロッテ-8回裏 投稿日:2003年06月25日(水)00時38分03秒
- つじ、そんな心配を知ってか知らずか。
実況「のわーーーーーーーー!!!!これもいったかーーーーー!!!
代わりばなにいきなりの一撃ーーーーーー!!!!今度はライト
スタンドだーーーーーーーー!!ホームランダービートップに並ぶ、
29号ソローーー!!!」
中澤「今日はあんまし考えることなさそうや。ミキティ出たら雅恵、
出なかったら紺野で決まり!」
- 355 名前:6/19対千葉ロッテ-8回裏 投稿日:2003年06月25日(水)00時57分09秒
- スコアは4−0になって、バッター藤本。
実況「打ちました!ややフライ気味の当たり。サード、ショート、追い
かけていくが..抜けたーー!ワンバウンドしてレフトがキャッチ。
セカンドに返球します。」
ノーアウト1塁。
観客「いきなりの2連打か。川井面食らってるな。」
観客「次は小川だけど..腰やったってラジオで言ってたから、
誰かピンチヒッター出てくるのかな。」
- 356 名前:6/19対千葉ロッテ-8回裏 投稿日:2003年06月25日(水)01時02分41秒
- アナウンス「モームス、選手の交代をお知らせします。
7番、レフト小川に代わりまして、ピンチヒッター、大谷。背番号23。」
観客「わーーー!!ここで必殺仕事人だよ!!こうなると、マリーンズは
右に代えちゃうのかな。」
マリーンズナイン、マウンドに集まる。
実況「江川さん、どうでしょう。スコアリングポジションに
ランナーがいないのと、ダプルプレーでチャンスを早くつぶす
ことを考えれば、ワンポイントということも考えますが..」
江川「ここは難しいですね。ここまでの失点がすべてつじのホームラン
ということを考えれば続投も可能性としてはありますが..大谷の
対左が4割1分であることが判断を難しくしてますね。」
結局川井はワンアウトもとれずに右の小林宏にスイッチ。
M。は代打の代打は出さず、大谷はそのままバッターボックスへ。
- 357 名前:6/19対千葉ロッテ-8回裏 投稿日:2003年06月25日(水)01時14分07秒
- 大谷はなんと、セーフティバントを敢行。意表をついた行動に
マリーンズバッテリーは打球を処理するのがやっと。
ノーアウト1,2塁で飯田の打席。
中澤「かおりん!これ以上のお膳立てはあらへんで!きっちりだめ押し
とってこいや!」
つじ「いいらさーーーーん!もうののをなかせないでくらさーーーい!!」
- 358 名前:6/19対千葉ロッテ-8回裏 投稿日:2003年06月25日(水)01時20分04秒
- 飯田「最近のタイムリー欠乏症..3連戦前でのミニキャンプでの打ち込み
とシートバッティング..後輩のはずの圭ちゃんがなぜここまであたしに
きびしくあたるのか..あたしだってコーチ兼任だし...コーチ業の
苦労はわかってるつもりだった..でも甘かったのね...まこっちゃ
んのあの必死な姿..圭ちゃんがつきっきりでの特訓..あの意味が..
あたしには全然わかってなかった..!!」
審判「ストライーーーーーーーク!」
飯田「あれ?もうツーナッシング..?」
M。ベンチ「おいおいおいおい〜〜〜..」
- 359 名前:6/19対千葉ロッテ-8回裏 投稿日:2003年06月26日(木)00時20分25秒
- 飯田「コンスタントに打てなくても、点がほしいときに必ずとる。
それが出来てはじめて..本物になれるのね!」
2球続けてボールの後の5球目。
実況「打ったーーー!いったか?いったか?レフトセンター間、大塚
が懸命に追っていく!フェンスについた!!まだあきらめない!
飛びついたーーー取れない!取れない!フェンスに当たった!2塁
ランナー藤本ゆうゆうホームイン、1塁ランナー大谷も今、ホーム
イーーーーン!!打った飯田は3塁へーーー!!この回4連打で
3点!いまだノーアウトです!!」
つじ「いいらさーーーーん、やったーーーーーー!!」
中澤「そや!ランナーいたら必ず返す!これがかおりんの持ち味や!!」
飯田「ふっ..ちょっと風が逆だったかな。入ったかと思ったけど。」
- 360 名前:6/19対千葉ロッテ-8回裏 投稿日:2003年06月26日(木)00時38分32秒
- こうなったらM。の勢いは止まらない。吉澤が確実に
犠牲フライを決めて1点追加のあと、出てくるマリーンズの
リリーフ陣をめった打ちにした。さらに2点追加し、そして
しめくくりはやっぱりこの人。
実況「ランナー1塁2塁のところで、打者一巡。つじに戻って
来ました。この3連戦だけでホームラン7本。30号は今日にも
でてしまうのか?..ボールスリー。ストライクがなかなか
とれない。そして第4球..なーーーーーーーーーーーー!!!
これも文句なしだーーーーーーー!!!ライトポール際へ
1直線ーーーーーーー!!!もはや、もはやこのつじのぞみを、
この幼い顔立ちのとてつもない化け物を押しとどめることなど
だれもできなくなってしまったーーーーーー!!!!
今日3本目は1イニング2打席連続の30号ーーーーー!!
ホームランダービーも単独トップに躍り出たーーーーー!!!」
結局この回は、吉澤以外の打者全員がホームを踏み、9点をあげた。
- 361 名前:6/19対千葉ロッテ-9回表 投稿日:2003年06月26日(木)00時41分40秒
- 最終回はアヤカ続投。
ランナー1人出すものの危なげないピッチングでゲームセット。
終わってみれば、中澤の出る幕がほとんどない、12-0の大勝ちで
あった。
- 362 名前:6/19ヒーローインタビュー 投稿日:2003年06月26日(木)00時49分17秒
- アナウンサー「今日は、3人の方に来ていただきました。まず、4安打の
完封リレーを果たしました、柴田あゆみ選手、アヤカ選手。そして、
今日3ホーマー。ここ3試合は連続して、なんと8ホーマーをたたき
だした、弱冠16歳のつじのぞみ選手です!!」
観客「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
- 363 名前:6/19ヒーローインタビュー 投稿日:2003年06月26日(木)00時55分00秒
- アナウンサー「さて。まずは投手陣からですが。4安打の完封リレー。
おめでとうございます。」
柴田、アヤカ「ありがとうございます!」
アナウンサー「実は4安打とはいえ、併殺が1つありますので、実は打者
30人でのシャットアウトなんですよ。なんか、監督のバースデーらしいで
すよね。どこかで意識はされたんですか?」
アヤカ「最終回で、まこっちゃんから聞かされてネ。ランナー出しても
一人だヨって。だからちょっと緊張しちゃいまシタ。」
- 364 名前:6/19ヒーローインタビュー 投稿日:2003年06月26日(木)00時59分34秒
- アナウンサー「あと、無四球試合というのも、30試合ぶりなんですよ。
投手陣が安定してるモームスとしてはちょっとめずらしいですよね。」
柴田「これはわかりませんでした。ここでも30なんですね。」
そして話題はつじに。
- 365 名前:6/19ヒーローインタビュー 投稿日:2003年06月26日(木)01時14分44秒
- アナウンサー「さあ、ホームランダービートップに躍り出たつじ選手に
聞きましょう。つじちゃん。もう30号だね!」
つじ「はい!ありがとうございます!なかじゃわさんにもいいおみやげ
になったのれす!」
アナウンサー「しかも、この3連戦で8本。急に当たり出したって
感じだけどね。」
つじ「いいらさんがここんとこげんきなかったのれ、いままれみたい
にはあまえていられないといっぱいいっぱいかんがえたのれす。
これからは、ののがいいらさんをたすけるのれす!」
アナウンサー「今日はよく助けたよ!よくがんばったね!..さて、
今日までの3連戦3連勝で、ようやく貯金が3つできました。
これで実は..30勝になるんですよね。ここでも30が出てきました。」
3人「(笑)」
アナウンサー「まだ首位からは5ゲーム離れていますが、まだ追い上げる
ことはできますね。特につじちゃん、たくさん打つようになったしね。」
つじ「てへ。」
アナウンサー「これからも、どんどん勝ち星を積み上げていってください!
柴田選手、アヤカ選手、つじ選手でした!」
観客「わあああああああ!!」
観客「しーばーた!しーばーた!しーばーた!しーばーた!」
観客「あーやーか!あーやーか!あーやーか!あーやーか!」
観客「つーじ!つーじ!つーじ!つーじ!つーじ!」
中澤「はは..ははは..ここでも30づくしやなんて..」
- 366 名前:6/19試合後 投稿日:2003年06月26日(木)23時47分13秒
- 腰を痛めた小川は病院に直行。しかし、症状は比較的軽く、
3〜4日安静にすればトレーニングは再開でき、試合には
26日頃には復帰できそうとの診断であった。
中澤「..登録抹消はできひんな。外野が一人少なくなるんは
痛いねんけど..それまでミキティは外野専任やな。後先発..
ロングリリーフできるミカを上げて、田中をなんとか中継ぎに
使えへんやろか..」
- 367 名前:6/23試合前西武ドーム 投稿日:2003年06月29日(日)22時03分18秒
- 集合時間1時間前。
亀井「おはようございます..って、小川さん?!
もう練習戻っていいんですか?」
小川「うん。本当は明日からなんだけどいてもたっても
いられなくてね。体早めに作っとかないと。」
保田「あれ、まこっちゃん?だめよ今日は。お医者さん
からも明日からっていわれてんでしょ。それに、明日の試
合はここじゃないわ。」
小川「ごめんなさい。でも、試合には出なくてもみんなと
一緒に練習したくて。」
保田「..しょうがないわね..でも、体あっためるだけにしなさ
いよ。あと、守備練習入ったら今日はスタンドで見るだけにしなさい。
いいわね。」
小川「..」
- 368 名前:6/23試合前西武ドーム 投稿日:2003年06月29日(日)22時26分08秒
- ダブルバースデーシリーズ後、1日おいて21日
からのライオンズ戦は本来なら新垣、松浦、藤本の
ローテーション。しかし、小川のケガのため、
藤本を外野に固定せざるを得ず、しかも松浦を
バースデーシリーズで25日のホームに登板させる
ため22日はあえてミカを臨時に先発させることに。
21日は打撃陣が踏ん張って勝ったが新垣には勝ち
はつかず。
22日は先発したミカが5イニング目でいきなり崩れ、
田中はおろか道重まで起用する羽目になり敗戦。
しかも、最近レフトでスタメンに入っている紺野が
特に守備面で思わしくない。そんなことが、小川の
あせりを生んだようである。
この試合は高橋が先発。悪いながらも大崩れはせず、
大味な打撃戦ながらM。は勝利を収めたのであった。
- 369 名前:6/24試合前 投稿日:2003年06月29日(日)22時48分12秒
- この日から小川は本格的に練習に復帰。
翌日25日まではランニングと守備練習主体で
ベンチには入らず、26日より打撃練習再開し、
ベンチ入り。その後代打や守備起用でスタメン
復帰のタイミングをはかる計画だったが..
ここで、取材陣の中に招かれざる客が..
保田「ちょっと!なんであんたがレポーターなのよ!いくら
あんたでも今週は来てほしくなかったわよ。」
安倍「あんたがいるといらないトラブルまでやってくるから、
チームのメンバーでもないと迷惑なんだべさ!」
もう勘のいい読者はおわかりであろう。このときM。の練習
場に取材と称してやってきたのは...
生傷女、平家みちよである。
- 370 名前:6/24試合前 投稿日:2003年06月29日(日)23時02分14秒
- しかも、平家はM。のもと一員ということもあり、
取材の意欲だけは満々。もちろん、小川にも突撃
インタビューを試みる。
平家「小川さん、もうケガの方は大丈夫みたいですね。」
小川「..しっかり動けるようになるにはもうちょっと
っていうところですけど..」
その瞬間。ケージで打っていたつじがファウルを打ち、
これがネットを突き破って平家の所へ。
つじ「あ、あぶらいのれす〜〜〜〜〜!!!」
同時に、そばでキャッチボールしていた加護と市井の球が急にそれ、
これまた平家に向かう。
小川「おわ〜〜〜〜!!!」
小川、平家、あわててよけようとするが..
グキッ!!
小川「ぐっ..!」
M。全員「.............」
中澤、保田「.........!!!」
- 371 名前:6/24試合前 投稿日:2003年07月01日(火)00時20分29秒
- 結局小川はさらに1週間の安静を余儀なくされる。
それでも、選手の台所事情の苦しいM。のこと。
中澤「まだナオキもみうなも使えへんからな〜。ほんま、
キッズでだれか大化けするやつおらへんやろか。」
と、小川を抹消することもままならないのが現状である。
- 372 名前:6/24ホークス戦 投稿日:2003年07月01日(火)00時28分18秒
- さてこの日は、前回好投した柴田が中4日で登板。
ホークス相手によく投げたが、さすがにマリーンズとは
勝手が違い、8回で4失点。打線もよく援護したものの、
柴田降板後の9回表に外野の守備の乱れから逆転を許し、
結局6−5で敗れた。
- 373 名前:6/25ホークス戦【天王洲】試合前 投稿日:2003年07月05日(土)01時51分54秒
- この日の天王洲球場には、朝から弱い雨が落ちていた。
天王洲球場には屋根はないものの、グラウンドの水はけは
他のどの球場よりも優れているといわれ、少々の雨では
中止にはならない。このため、別の意味で選手泣かせといえる
球場なのであるが...
この雨同様、松浦は誕生日のこの日も気分は優れなかった。
昨シーズン柴田を襲った味方が打てない病が、今年は松浦に
ふりかかったのである。
松浦自身は今年もコンスタントに調子はよく、防御率も
ここまで2.5前後をキープしておりパシフィックでは3位の成績。
開幕戦では無四球完封で勝ちを収めているにもかかわらず、
その後は勝ちがのびておらずここまで3勝6敗。
しかも6敗はすべて2点以内のシャットアウト負け。
本人も中澤監督も稲葉コーチもこの巡り合わせにはほとほと
悩んでいた。
今日の松浦の誕生日まで一時的に登板間隔をあけたのも、
本人に少々気分転換をさせる意味もあってのことであった。
- 374 名前:373 投稿日:2003年07月05日(土)02時11分49秒
- 訂正。6/2は松浦ではありませんが3点とられています。
誤:しかも6敗はすべて2点以内のシャットアウト負け。
正:しかも6敗のうち3点とられたのは結果的に1試合だけ。
それも含めてすべて完封負けである。
- 375 名前:6/25ホークス戦【天王洲】試合前 投稿日:2003年07月05日(土)02時14分09秒
- 実況「こちら天王洲球場では、今弱い雨がぱらついています。
しかし、試合開始には支障なく、モームスの守備陣は
いつも通りの練習を行っています。
今日の先発は、ホームのモームスが松浦。なんと6月12日以来の
登板ですが、ここ3回の登板では勝ちがありません。対する
ホークスは左の杉内。今年の注目株の一人ですが、今期は
いまだ3勝どまりです。果たしてモームスは松浦登板時の
打線の湿りをなくすことができるのでしょうか。それにしても、
モームスにとってはいやらしい雨に映っているかもしれません。
それでは、両軍の先発メンバーを紹介します。」
- 376 名前:6/25ホークス戦【天王洲】試合前 投稿日:2003年07月05日(土)02時15分53秒
- ホークス先発は以下の通り。
1(中) 村松 23
2(右) 柴原 31
3(二) 井口 7
4(一) 松中 3
5(捕) 城島 2
6(左) バルデス 35
7(指) ズレータ 42
8(三) 川崎 52
9(遊) 鳥越 6
(投)杉内 47
対するM。の先発。
1(遊) 里田 6
2(二) 矢口 8
3(中) 石川 5
4(三) 安倍 7
5(指) つじ 22
6(右) 藤本 20
7(左) 大谷 23
8(一) 飯田 16
9(捕) 吉澤 13
(投)松浦 18
ベンチ:
投手 加護、道重、ミカ、アヤカ、前田、田中、新垣、より子。
捕手 市井
内野手 村田、あさみ、斉藤(瞳)
外野手 ソニン、亀井、紺野
ホークスが左の杉内であるため、今日は左投手要員の
大谷がスタメンになっている。
- 377 名前:6/25ホークス戦【天王洲】試合前 投稿日:2003年07月05日(土)13時25分12秒
- 実況「いま、モームスのナインがベンチより出てきました。..
あれ?ユニホームのデザインが練習の時と違いますね。ほとんど
が女子選手というモームスではありますが、..みんな上着の
丈が短い!なんとヘソだしであります!また、選手によっては
短パンの人もいますね。..あと..矢口に、安倍、藤本、ソニ
ン、紺野、斉藤瞳は帽子をかぶっていません。中澤監督もかぶっ
てませんね。飯田と吉澤、新垣、大谷、村田、あさみ、あと田中、
道重、亀井の新人トリオはふつうの帽子です..飯田、つじ、
里田、ミカ、アヤカ、市井はサンバイザーです。..これでは
まるでソフトボールだ!!松浦はソフトボール経験があるので、
そのスタイルを意識したのでしょうか。ファンサービスなのかもし
れませんが。」
中澤「これがあややバースデーならではのサービスやで!」
- 378 名前:6/25ホークス戦【天王洲】試合前 投稿日:2003年07月05日(土)13時27分39秒
- 田中「..まったく、このチームは大人げなかことばかり
しとるとばい。せめてごまっとうトリオだけにしとけば
よかいったばってん。まあ後藤さんはおらんとしょうがなかが。
..寒か〜!中澤さんよう我慢できっとね!」
もちろんこれが、田中の問題児2世としてのはじまりと
気づく者はなかった。
- 379 名前:6/25ホークス戦【天王洲】試合前 投稿日:2003年07月05日(土)13時38分47秒
- アナウンス「モームスのピッチャーは、松浦。背番号18。」
実況「今、先発の松浦がゆっくりとベンチから出てきましたが..
おおーーーっと!これは他の選手以上にある意味きわどいぞ!!
ほとんどチューブトップの上着に短パン、サンバイザーという
いでたち。あれ?背番号上のネーミングがいつものMATSUURAでは
なく、AYAYAになっております!観客のどよめきがいつもとちがう!
..小雨の降りしきる中、マウンドに上がります。」
大沢「絵的にはいいかもしれんけど、ピッチャー返し食らったら
ひとたまりもないな。」
- 380 名前:6/25ホークス戦【天王洲】1回〜3回 投稿日:2003年07月05日(土)23時50分33秒
- この日の松浦は、雨でストレート、変化球とも切れに
やや鈍りがあるものの、その挑発的なユニホームや
投球動作で3回までホークス打線をパーフェクトに抑える。
しかし、M。も杉内の投球の前に凡打の山を築く。
3回の裏も、左キラー大谷からと期待されたが三振。
飯田セカンドフライ、吉澤レフトフライでやはり3者凡退。
両軍ともノーヒットで打順が一巡し、4回表を迎える。
- 381 名前:6/25ホークス戦【天王洲】4回表 投稿日:2003年07月06日(日)00時00分30秒
- この回より雨がやや強くなる。
稲葉「んー..さすがの松浦でもちょっとやばいかな..」
簡単にツーアウトをとったものの井口に対して急にストライクが
とれなくなり、珍しく歩かせる。そして、松中への不意に投げた
初球がど真ん中に入ってしまい、一発を食らってしまう。
中澤「あちゃ〜!!雨だから丁寧に行け言うとったほうがよかった
かいな。球はいいから言わんかったけど..」
このイニングはなんとかこの2点にとどめる。
- 382 名前:6/25ホークス戦【天王洲】4回裏 投稿日:2003年07月06日(日)00時10分36秒
- 雨の影響は打撃陣にも出始めてきた。
先頭の里田はボテボテのセカンドゴロ。しかし、
打球がグランド上で急に失速して捕球がもたつき
内野安打になる。矢口がきっちり送り、石川も
ようやくきれいな当たりをレフト前に。しかし
里田の走塁がぬれたグラウンドに足をとられ、3塁
ストップ。
その後は安倍、つじが連続三振で無得点。
- 383 名前:6/25ホークス戦【天王洲】5回表 投稿日:2003年07月06日(日)00時28分37秒
- そのころベンチでは。
中澤「あっちゃん(稲葉)、ブルペンに誰おる?」
稲葉「まだ5回だからアヤカとさゆみん(道重)だけど..もう一人
準備させとこっか。」
中澤「んー..」
このとき田中がすくっと立ち上がり、ふてぶてしい口調で。
田中「稲葉さーん、準備してきまーす。」
稲葉「ずいぶんやる気ね。でもあんたまだスタミナに問題あるから
ロングはまだ許可できないわ。」
田中「雨ごときでコントロール乱すようじゃ松浦さんもう先ながく
なかとですよ。あたしやさゆみん出してくれればきっちり
リリーフやりますんで。じゃ。」
稲葉「..(呆然)」
中澤「GMが前に言うてたけど、こいつほんまに意識だけはプロ
やな。実際江夏さんとりついてんとちゃうか?」
この回松浦は先頭のバルデスにもホームランを浴び、
ズレータを歩かせた所で急に雨が激しくなり試合は中断。
松浦「雨をいいわけにしたくはないんだけどね..」
- 384 名前:6/25ホークス戦【天王洲】 投稿日:2003年07月06日(日)06時13分54秒
- 1時間の中断の後、結局このままノーゲーム。
せっかくのファンサービスもふいになり、リードされていた
とはいえ観客はかなり不満そうだった。
松浦が打たれたヒットはホームランの2本だけだったのだが、
本人は「散々な出来だった。雨で流れてかえってよかったかも。
次のホームグランドでの登板では同じユニホームで再起をはかる。」
とコメントし、球場をあとにした。
中澤「んー..こんどの松浦の予告先発どないしよ。うちらが
カモにしているピッチャーが回ってきそうな所を見計らって
ぶつけてみっか。」
- 385 名前:6/28〜29ブルーウェーブ戦 投稿日:2003年07月06日(日)06時47分10秒
- 松浦のバースデー登板が流れた後、M。は2日おいて
ホームのブルーウェーブ2連戦にのぞむ。
28日は新垣がなんと完投勝利。久しぶりの4勝目をあげた。
29日の高橋も今度は危なげなく5勝目。ここまで状態が
悪かっただけに、最近の3連勝に高橋もうれしそうであった。
その後1日おいて、7/1から運命の東京ドームでの
ファイターズ2連戦を迎えることとなった。
- 386 名前:7/1ファイターズ戦【東京ドーム】試合前 投稿日:2003年07月06日(日)07時22分07秒
- 中澤「あ。そろそろ明日の予告先発出す時間や。今日は
相手先発が吉崎やから、明日はローテの谷間のはず。
間隔もちょうどええし、ビジターやけど松浦でええか?」
稲葉「ふつうに考えたらそれでいいけど..なんかいやな
予感するのよねー。」
保田「あたしも同感。」
矢口「おいらも心配。」
飯田「あたしも感じる。なっちは?」
安倍「ごめん。今日はちょっと一人にさせて。」
監督室から立ち去る安倍。
中澤「そっか。ファイターズ戦やからなっちには
特別なんやな。でも、妹さんはしばらく中継ぎや
ろうから、深く考えんでもええやろ。..よしゃ。
松浦で行くで!」
保田、飯田、矢口、稲葉「...」
- 387 名前:7/1ファイターズ戦【東京ドーム】試合前 投稿日:2003年07月06日(日)07時50分52秒
- その直後、ファイターズ広報から安倍麻美の1軍再登録が
発表される。そして試合開始直前、明日2日の予告先発が
伝えられた。M。先発の松浦亜弥に対し、ファイターズ
先発は..安倍麻美。
- 388 名前:7/1ファイターズ戦【東京ドーム】試合前 投稿日:2003年07月06日(日)07時51分19秒
- 打撃練習場。安倍は鬼のような形相で素振りを繰り返す。
石川「ふえ〜〜〜、なんかなっちこわい〜〜〜〜。」
つじ「あべしゃん..おっかないおーられいっぱいらのれす..」
保田「さっきのコーチ会議でもこんな感じだったわよ。
あややにはかわいそうだったかな。まさかゆーちゃん
何も考えてなかったんじゃ..」
- 389 名前:7/1ファイターズ戦【東京ドーム】 投稿日:2003年07月06日(日)20時58分06秒
- この試合、ほとんど安倍の独壇場であった。
先発後藤もベストではなかったが7イニングを3失点で
12勝目。その活躍も安倍の6打数6安打3ホーマー
9打点の前にはかすんでしまった。
お立ち台ではファイターズベンチを指さし、
安倍「麻美..明日の初先発で、あんたの息の根を
確実に止める!今日の吉崎さんのようにね!!
待っていなさい!!」
保田「こ、こわ〜〜〜〜..」
中澤「いつものだべさ口調が消えてる..」
紺野「ここっていつからプロレスのリングになったんでしょうね。」
- 390 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】試合前 投稿日:2003年07月06日(日)21時18分02秒
- そして翌日。
M。ナインは安倍一人だけのためにピリピリムード。
しかしこれはファイターズ側とて同じ。いくら麻美が
新人とはいえ、こんな挑発を実の姉から受けたのである。
大きな動揺とともにあの、なっち殺し「073」の番号を
大沢から受け取った瞬間と同じ戦慄を感じたのである。
麻美「ここでお姉ちゃん..安倍なつみをつぶさないと、
あたしはプロ選手として独り立ちできない!ヒルマン監督、
大沢さん..岡本さん..島崎コーチ..今まであたしを
育ててくれてありがとう..!」
- 391 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】試合前 投稿日:2003年07月06日(日)21時32分59秒
- M。の先発メンバーは以下の通り。
1(遊) 里田 6
2(二) 矢口 8
3(中) 石川 5
4(三) 安倍 7
5(指) つじ 22
6(右) 藤本 20
7(一) 飯田 16
8(捕) 吉澤 13
9(左) 紺野 10
(投)松浦 18
ベンチ:
投手 加護、道重、ミカ、アヤカ、前田、田中、柴田、より子。
捕手 市井
内野手 村田、あさみ、斉藤(瞳)
外野手 ソニン、亀井、大谷
1(中) 石本 37
2(二) 阿久根 1
3(三) 田中幸 6
4(指) 小笠原 2
5(右) 坪井 7
6(左) 島田 39
7(一) 木元 10
8(捕) 高橋信 30
9(遊) 金子 8
そして..
- 392 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】試合前 投稿日:2003年07月06日(日)21時34分20秒
- おっと、分けるつもりでちょっと入ってしまいました。
あらためて。
ファイターズ先発。
1(中) 石本 37
2(二) 阿久根 1
3(三) 田中幸 6
4(指) 小笠原 2
5(右) 坪井 7
6(左) 島田 39
7(一) 木元 10
8(捕) 高橋信 30
9(遊) 金子 8
そして..
- 393 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】試合前 投稿日:2003年07月06日(日)21時41分11秒
- アナウンス「..9番、ショート、金子。背番号8。」
アナウンス「そして、ピッチャー、安倍。背番号073。」
観客「ぐうおおおおおおおおおおお!!!!」
実況「さあ、先月の姉妹対決以来となる安倍麻美の登板。しかも
初先発。彼女の神秘のベールが今、はがされようとしています!」
安倍「殺す..殺す..ぶち殺す....」
石川、つじ「ううう〜〜〜〜〜...(泣)」
- 394 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】試合前 投稿日:2003年07月06日(日)21時57分26秒
- ベンチ裏。
松浦「はあ〜、ついてないなあ〜..せっかくセクシー
キュートユニホームもう1回着てやりなおそうと思った
のに、こっちの先発言われるなんて。ローテだからしょう
がないんだけど。」
藤本「こういうときこそ、あのパフォーマンスよ。」
松浦「え?あれやるの?でも前やった時..」
藤本「気にしない気にしない!さあ、..」
二人はユニホームに腰ミノをつけて、
2人「あ〜〜ろ〜〜は〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
中澤「ああ..最悪の盛り上げコンビ登場や。」
2分後、ベンチ内は見事に凍り付いていた。
松浦「いや〜ん、いや〜ん、はわいや〜〜〜ん..
だから言ったのに。」
藤本「..」
- 395 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】1回表 投稿日:2003年07月06日(日)22時16分28秒
- マウンドに安倍麻美が上がる。その表情はもちろん、
1月前のそれとは全く異なっていた。
その動きのすべてを姉がじっとにらみつけている。
すきあらば、飛びかかって殺し合わんとばかり。
審判「プレーボール!」
立ち上がり、里田と矢口は麻美の速くて小さく変化する
球に翻弄され、ともに空振り三振。
続く石川も安倍のプレッシャーでスイングが縮こまって
おり、止めたバットにボールが当たってサードゴロ。
しかし当たりが鈍すぎて内野安打になり、早くも1回の
表であの対決が実現することとなった。
- 396 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】1回表 投稿日:2003年07月06日(日)22時23分34秒
- 安倍、バッターボックスへゆっくりと向かう。
ボックスに立つなり、両者ものすごい表情でにらみ合う。
わずか10秒程度の時間が何分にも感じられる。
ドーム内のどよめきが一瞬静まる。
2人が同時に視線を離すなり、ざわめきは息を
大きく吹き返したかのように再び大きくなる。
安倍「成長したという姿、どんなものかしらね。」
麻美「まあ、見てなさい。あの2三振とサードゴロで
十分でしょ。」
- 397 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】1回表 投稿日:2003年07月06日(日)22時32分56秒
- 初球は外角いっぱいにベースをかすめストライク。
その後2球続けてボールの後の3球目。
実況「打った!鈍い音、バットが折れた!キャッチャー
フライになった、高橋追った、追ったが取れない!ファール!」
安倍「ちいっ!うまく芯はずされた!」
実況「安倍はバットを交換。4球目..ファーール!
バットが折れた!1塁スタンドに切れていきます。」
安倍「またか..ということは..タイム!!」
- 398 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】1回表 投稿日:2003年07月06日(日)22時47分45秒
- 実況「安倍、また折れたバットを交換に..ネクスト
バッターズサークルのつじに何か話しかけていますが..」
安倍「つじ、ちょっと..」
つじ「な、なんれすか、あべしゃん..」
安倍「今日、物干し竿持ってきた?あれ貸して。かわりに...」
つじ「え?あるにはあるけろ、きょうはつかいそうもないから
ろっかーるーむんなかれすよ..」
実況「あれ、バットボーイを呼んでますね。ちょっと動きが
あるんでしょうか..安倍はつじのところに戻ってなにか
話してます..バットボーイが戻ってきて、安倍にようやく
バットを渡します。」
つじ「うし!それならののでもいいらさんでも、やぐちさんでも
うてるのれす!」
安倍「そう、つじちゃんその意気だべさ!」
つじ「やった!あべしゃん、だべさがもどったのれす!」
安倍「でも試合が終わるまでは気合い入れたいからないしょよ!」
つじ「うん..」
- 399 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】1回表 投稿日:2003年07月06日(日)23時00分21秒
- 実況「安倍、ようやくバッターボックスに戻ります。2球続けて
バットを折らされているのか、いちかばちかバットを長く持って
来ましたね、大沢さん。」
大沢「先月と同じく血湧き肉躍る真剣勝負だな。こっちまでわく
わくしてきやがる。麻美!これは殺し合いなんだからな!」
実況「安倍麻美、セットから5球目..打ったーーーーーー!!
レフト線ーーーーーこれは行くかーーーーーいや、少し伸びが
ない、レフトバックしていくが、フェンスの手前、構えた、
捕りましたーーー!!!スリーアウトーーー!!」
安倍、バットをたたきつけて悔しがる。
安倍「くっそ〜〜〜〜!し・く・じ・っ・た〜〜〜〜!!!
ちょっとバットの先か..つじ!次の回はあんたが頼りよ!
いいわね!」
つじ「ふぇい!わかりやしたのれす!!」
中澤「つじの表情かわったな。なっちどんなアドバイスしたんやろ。」
- 400 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】1回裏 投稿日:2003年07月06日(日)23時12分35秒
- 実況「さあ1回の裏、松浦がマウンドに上がりました。
25日は結局ノーゲームになりましたが、ホームラン2本
打たれています。出直し登板は改めてホームでと意気込
んでた矢先の登板指令で精神的に不安定になってなければ
よいのですがね。」
大沢「今日は出直しとは別と言ってたからな。ビジターだし、
さすがに露出の高いあのコスチュームは無理だろう。」
松浦は準備こそ怠りないが、さすがに開幕時の絶好調状態には
及ばない。先頭の石本にいきなりヒットを打たれ、その後もランナー
一人を出すがなんとかこの回無得点に抑える。
- 401 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】2回表 投稿日:2003年07月06日(日)23時42分28秒
- つじ「えーと、このかいは、いいらさんにまわるけろ..
ま、ののがせんしゅてんとるからあとれもいいれすよね。」
安倍のアドバイスを受けたつじがバッターボックスへ。
つじの場合パワーは底なし、選球眼もバットコントロールも
ショート時代のものをだいたい受け継いでるとあって..
実況「2球目打ったーーーーー!!!右中間ーーーーー!!
入ったーーーー!!ホームランの量産も史上最速のペース
だーーーー!!33号のソロホームラーーン!モームス
先取点ーーー!!..今、つじホームイン!..あっと、
安倍といきなりハイタッチだ!いい意味での気合いでしょうね。」
その後、藤本が打席に入ろうとした時。
- 402 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】2回表 投稿日:2003年07月06日(日)23時51分24秒
- つじ「いいらさん。ちょっとちょっと。..ごにょごにょ..」
飯田「え〜〜?本当〜〜〜!?」
つじ「うそらとおもったらやってみるのれす!」
飯田「わかったわ、のんちゃん。」
藤本三振のあと、バッター飯田。
実況「初球打ちーーーーーー!!!いったーーーーーー!!
このイニング2本目かーーーーー!!安倍麻美、呆然と打球を
見送るーーーーー!!入ったーーーーー!!..しかし、ランナーなし
でのホームランって、飯田はまだ今年2本目なんですよね。」
大沢「チャンスでないと力が出ないわがままなタイプだから、これで
少しはましになるんじゃなかろうかな。」
この回はつじと飯田のホームランで2点先取した。
- 403 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】2回裏 投稿日:2003年07月07日(月)00時01分35秒
- 松浦はこの回も思わしい投球ではないながらも
ファイターズ打線を3者凡退にきって取る。
そのころ。ファイターズベンチ前でキャッチボールを
している安倍麻美は、殺気が恐怖に転じているのを
感じていた。
麻美「どうしたっていうの?お姉ちゃん..いや、
なつみは打ち取ったのに..悔しがりながらもあの
勝ち誇ったような顔..それからあの二人にも..
なぜあのボールがスタンドに運ばれなきゃいけないの?
すごく自信のある球だったのに。島崎さん..何か
無いですか..」
- 404 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】3回表 投稿日:2003年07月07日(月)00時19分24秒
- それでも安倍麻美の球威とコントロールは新人とは
思えないほど衰えなかった。
先頭の里田を2打席連続の三振。
矢口が打席に向かうためサークルに入ろうとした石川を
安倍が呼び止める。
安倍「チャーミー、ちょっと。ぼそぼそ..」
石川「え?..つじちゃんや飯田さんならともかく、
できるかなあ..」
安倍「つべこべ言わない!ちゃんと二人できたんだから。
あとできそうなのはチャーミーだけなんだからね。」
石川「はあ..」
- 405 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】3回表 投稿日:2003年07月07日(月)00時27分41秒
- 結局矢口もツーシームを引っかけさせられてピッチャーゴロ。
そして石川。
1ストライク1ボールからの3球目。
実況「打ったーーー!三遊間への鋭いライナー性のあたり!レフト
飛びついて、捕ったーーーー!捕った捕った捕った!!!この日入っていた
島田、大ファインプレー!!安倍麻美、命拾いーー!!」
石川「ごめーーーん..根っこだったかな..」
安倍「惜しかったけど、もう少し。やっぱいけるじゃない。
次はホームランだべさ!」
石川「うん!」
スリーアウトでこの回無得点。
- 406 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】4回表 投稿日:2003年07月07日(月)00時44分44秒
- 3回裏もファイターズは無得点。
アナウンス「4回の表、モームスの攻撃は、
4番サード、安倍。背番号7。」
M。観客「うおおおお!こんどこそいってくれよーー!」
F観客「あっちー!危ない投球はこれくらいにしてくれーー!」
実況「さあ、つじや飯田へのアドバイスがきいたのか、ようやく
表情が戻ったかに見えた安倍ですが、前の打席では惜しい当たりを
捕られています。安倍バッターボックスに向かう。また試合前の
鬼の表情に戻った!」
安倍「この回の、このマウンド。これが麻美の墓場だ!!」
実況「あーーー!安倍なつみ、センター奥のフェンスの上を
バットで指した!予告ホームランか?!」
大沢「うーん。麻美の球は悪く無いと思う。つじや飯田の
ホームランは、はっきり言ってバッターがうまかった。
安倍のアドバイスがきっかけかどうかはわからんがな。
もしアドバイスだったら、安倍なつみにあっぱれーー!!!」
実況「あの..妹さんを応援じゃなかったんでは..?」
- 407 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】4回表 投稿日:2003年07月07日(月)00時55分34秒
- 安倍、つじの物干し竿を振り回す。
鬼のような表情だが、不敵な笑いも見え隠れしていた。
こうなってしまっては麻美は経験の差がでてしまう。
そして。
実況「初球打ちーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
今度はぐんぐんセンター方向へーーーーーーーーー!!!
スコアボード直撃ーーーーーーー!!つじも真っ青の大
ホームランだーーーー!!安倍麻美、マウンド上で
膝から崩れ落ちるーーーーーーー!!3対0ーーー!!
いま、安倍ゆっくりとホームイーーーーーン!!
やっといつものグランドでの安倍に戻ったようだーーー!」
続くつじにも大きなツーベースを打たれた所で、安倍麻美は
ノックアウトとなった。
M。はこの回さらにリリーフ陣を打ち、2点追加。
- 408 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】4回裏〜9回裏 投稿日:2003年07月07日(月)01時03分21秒
- その後、松浦は4回と5回で1点づつとられたものの
勝ち投手の権利を残して降板。
その後、田中、ミカ、より子。、前田と継投してファイターズに
反撃を許さない。
打線も7回に安倍の2本目のホームランなどで3点追加し、
試合を決めた。8−3でM。の勝利。松浦は4勝目をあげた。
- 409 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】試合後 投稿日:2003年07月07日(月)01時15分16秒
- 死んだような表情でロッカールームに引き上げる安倍麻美。
そこへ、ヒルマン監督と通訳がやってくる。
通訳「安倍君。ご苦労だった。3ホーマーは残念だったけど球は
よかったよ。」
麻美「..」
通訳「まあ、モームス相手だったからこうなったけど、他のチーム
のバッターだったら十分..安倍君?」
麻美「..うう..えぐっ..」
通訳「安倍君!!!そのくらいでめそめそするな!!!打ち込まれて
もがいているピッチャーは君だけじゃないんだぞ!!泣きたくなかっ
たら、なんとしてでもあのモームスを封じ込めるんだ!!おまえなら
できる!!いいな!!」
麻美「..はい..」
少しして、一人のスタッフが麻美へのメッセージを託されたといって
ロッカールームにやってきた。
麻美「なんだろう..って、お姉ちゃんから?!」
- 410 名前:なつみから麻美への手紙 投稿日:2003年07月07日(月)01時31分42秒
- 麻美へ
今日の試合はあたし自身1勝1敗で引き分けだったけど、
まだまだM。のみんなとの差はけっこうあると思う。
実際、あたしが見つけた麻美のクセ、あの3人に教えたら
みんなきっちりそれに対応して打ってきたからね。
確かにピッチングは先月の対決より明らかによかった。
それはほめてあげる。
チームとして敵同士だから、多くは話せないし、これから
伝えることも麻美自身がやっていかないといけないこと。
こころして読んでほしい。
麻美の球には、特にM。との対戦では致命的な欠点がある。
だから自信のある球でもホームランされる。でもそれを
直接書くと麻美のためにならないし、敵になにアドバイス
してるんだということもなる。だから、欠点の見つけ方を
1つだけ教えておく。
ホームランも打てて、選球眼のいいバッターと対戦するとき
よく注意して。特にメジャー経験のある人。
じゃ、次に対戦するときにはそれに気づいているようにね。
なつみ
- 411 名前:7/2ファイターズ戦【東京ドーム】試合後 投稿日:2003年07月08日(火)00時58分58秒
- その夜、麻美は姉からの手紙を何度も読み返し、一晩泣き通した。
2日後の朝、新聞に目を通していた安倍は1つの記事を見つける。
<<F安倍麻美、中継ぎ直訴>>
安倍「..そう。たくさんのバッターと対決して、自分のクセに
早く気づくんだべさ。それがプロのピッチャーとしてのはじまりだべ。
がんばんべや!..ただ、一発病には気をつけないとね..」
- 412 名前:7/11 投稿日:2003年07月11日(金)01時01分08秒
- M。は4日から10日までのロード6試合をまずまず4勝2敗でまとめる。
この日からは、天王洲に戻ってオールスター前の最終シリーズ。
中澤「やっと今日松浦か。登板間隔また空きよったわ..ほんまなら
昨日なんやけど、どうしてもホームで投げたい言うとるし。ここまで
いくとわがままとちゃうか。..明日は柴田で問題あらへんけど、
13日のおマメどないしよ。といっても、前半の最終戦やからな..」
新垣はこのロードで登板したとき、ピッチャー返しを捕ろうとして
手の甲を痛めていたのである。幸い大事には至らず、次の登板までは
間に合うという診断だったのだが..
- 413 名前:7/11ライオンズ戦試合前 投稿日:2003年07月11日(金)23時21分22秒
- 一方、パシフィックの上位陣はここまで星のつぶしあい。
3位までが2ゲーム差にひしめく混戦の中、M。が猛チャージを
かけて首位争いに加わろうとしていた。このシリーズ、
ホークスへの挑戦権を失わないためにも互いに負けられない
3連戦である。
- 414 名前:7/11ライオンズ戦試合前 投稿日:2003年07月11日(金)23時35分22秒
- 中澤監督は、練習後に珍しく選手を集めてこういった。
中澤「..今日からのライオンズとの3試合は、とにかくや、出せる力
以上のものを出しきらんと絶対勝てへん!特に松浦にミキティ、今日は
たしかにファン公約やからこんなちゃらちゃらしたユニホームやけど、
気持ちまでちゃらちゃらしとったらあかんで!..
そんなら、かおりん、ええか?」
飯田「よーし、それじゃみんなーー、がんばってーーーーーーー..」
全員「いきまっしょい!!!!!!!!!!」
中澤監督は気合い十分であった。
- 415 名前: 7/11ライオンズ戦試合前 投稿日:2003年07月12日(土)00時13分14秒
- 実況「皆様こんばんは。本日は、天王洲UFAモームス対西武ライオンズ
16回戦を、ここ天王洲球場からお送りしてまいります。
今日は6/25以来という松浦のホームグランドでの登板が予告されてい
ますが..ごらんください。この超満員の観客を!
あの日、雨でノーゲームになってしまったときと同じ、あのソフト
ボールスタイルのユニホームで再登板することを松浦が公約したと
あって、チケットが30分で売り切れてしまったそうです。
しかし今日も小雨。天気予報では天気は回復するということですが、
前回と同じようにはなってほしくないものです。」
- 416 名前:7/11ライオンズ戦試合前 投稿日:2003年07月12日(土)17時12分16秒
- 実況「さあ、両軍選手ベンチから出てきました。
野手陣が守備に散り..おおっと?藤本がただ一人
短パンヘソだしで、帽子をかぶってない!松浦に
あわせたんでしょうか。..そして、観客の大歓声!
松浦が公約通り、25日のノーゲームになった登板と
同じ出で立ちで登場だ..あれ?」
ここで場内暗くなり、松浦には似つかわしくない
クィーンのハードロックが鳴り響く。
- 417 名前:7/11ライオンズ戦試合前 投稿日:2003年07月12日(土)17時23分44秒
- 実況「なんと、松浦、ユニホームの上から赤いヘビーメタル風の
ジャケットを羽織り、エレキギターを下げています!何か一曲
歌うとでも言うのでしょうか。あと、藤本と、今日ベンチに
入っている後藤がマウンドの松浦のところにかけよった!
後藤も藤本と同じソフトボールスタイルです!」
松浦「みんなーーーーーー!!!気合い入ってっかーーーー!?
今日も全力バリバリでいくぜーーーーーー!!!!」
観客「うおおおおおーーーーー!!!」
バックバンド「ジャッジャッジャ〜〜、ジャッジャッジャジャ〜〜〜
ジャッジャッジャ〜〜、ジャ〜ラ〜〜〜〜ン!!」
そして3人はクィーンのナンバーを1曲マウンド上で披露したのである。
中澤「..あのバカ...出直しや言うからちょっとのわがまま
目えつぶっとったのに..しかし、あの顔立ちからハードロックは
どうも想像でけへん。」
稲葉「そーいえばあやや、こないだ「メジャーリーグ」のビデオ見た
って言ってたけどね..」
- 418 名前:7/11ライオンズ戦 投稿日:2003年07月12日(土)17時38分09秒
- この試合、ライオンズ側が帆足の先発と言うこともあり、前半は
投手戦の展開。松浦も5イニングを4安打3四球を与えながらも
無失点とまずまずの出来。
帆足に疲れの見え始めた所をついて、石川、安倍、つじのクリーン
アップのバットが火を噴き、3点を先制。
中澤「よしゃ。これで次の回抑えられれば、援護欠乏症は完治や!」
ところがその直後の回から松浦の球数が多くなり、あっという間に
1点差に詰め寄られる。
- 419 名前:7/11ライオンズ戦6回表 投稿日:2003年07月12日(土)17時49分29秒
- 田中「..だから言ったとですよ。もう松浦さんには任せとけんて。
もうあたしの時代は近づいちょるとです。」
加護「れいな、よう見とき!ここからがあややの真骨頂や。」
実況「1点差でワンアウトランナー1、3塁。バッターは
和田、マクレーンと続く息の抜けない展開です。和田に対して
ツーツーから第5球..ストーーーーラーイーク!!見逃しの
三振!!和田、これは納得できない!審判に詰め寄っている!」
そして次のマクレーンも..
実況「ハーフスィングは..1塁塁審に確認..振っているーーー!!
空振り三振だーーー!!マクレーン唖然!!ビデオでもきわどいですが
確かに振っています。」
- 420 名前:7/11ライオンズ戦6回表 投稿日:2003年07月12日(土)17時58分22秒
- 加護「あややの球はな、ただ速くて打ちづらくてコントロールがいい
だけやない。そこをうまくものにするんがほんまのプロいうもんやが、
そこはそれぞれがそれぞれの形でやっていくしかあらへん。せやから、
ウチのやりかたも、あややのやりかたもあんたにはおそらく使えへん。
ヒントは教えられるかもしれへんけど、最後にはあんさん自身が考えて
身につけるんや。力だけでは何にもならへんで。」
田中「..ようわからんと。加護さんにもそんなんで悩んだ時期あった
とですか?」
その後も加護の田中へのコーチングは続いた。
中澤「どうやら問題児同士、息が合ってきたようやな。これで田中の
教育係は加護で決まりや。」
- 421 名前:7/11ライオンズ戦6回裏〜9回表 投稿日:2003年07月12日(土)18時11分39秒
- その裏もM。の打線が奮起。飯田のタイムリーで1点をもぎとる。
7回からは田中がリリーフするが、ライオンズ打線からみれば
まだまだ球筋は素直。ここからは打撃戦の展開になり、M。の
打線もよく援護するが、3イニング目に入った所で同点のホーム
ランを打たれてあえなく降板。松浦の勝ちが吹き飛んでしまった。
田中「〜〜〜〜〜!!!」
加護「あんた、あややに引導わたすんやなかったんかいな。
ま、お疲れさん。」
- 422 名前:7/11ライオンズ戦9回裏〜12回裏 投稿日:2003年07月12日(土)18時20分48秒
- ピッチャーは前田にスイッチ。後続を抑えて
味方の反撃を待つ。しかし9回裏は三者凡退で
延長へ。その後の3イニングも互いに譲らず、
M。にとっては1月半ぶりのドローとなった。
- 423 名前:7/12ライオンズ戦試合前 投稿日:2003年07月12日(土)19時03分55秒
- 中澤「う〜〜〜〜、らぶりーおまめらぶりーおまめらぶりーおまめ
らぶりーおまめらぶりーおまめらぶりーおまめらぶりーおまめ
らぶりーおまめらぶりーおまめらぶりーおまめらぶりーおまめ...」
矢口「ゆーちゃーん、こわれちゃだめだよーー。」
保田「おはよー、って、あれ?どうしたの?」
飯田「ゆーちゃん、今朝からずっとこんな感じ。今日より
明日のことばっかり頭にいっちゃってるよのね。」
稲葉「もう少し言うと、りさちゃんの右手のけがはもう治ってるの。
でも、本人は痛みがひかないって言ってるのよね。まあ、投げるほう
じゃないから出してもいいかな、っては考えてるけど。」
安倍「でも、集中力無いのに投げてもうまくいかないべさ。どうせ
おマメちゃんはオールスター中は休むんでないかい。」
中澤「う〜〜〜〜、らぶりーおまめらぶりーおまめ..」
- 424 名前:7/12ライオンズ戦試合前 投稿日:2003年07月12日(土)19時06分30秒
- 中澤「う〜〜〜〜、らぶりーたかはしらぶりーたかはしらぶりー..
た、か、は、し、うおっ??..よしゃ!!ラブリーいくで!!!」
矢口「うあっ!びっくりしたーーーー!!!」
稲葉「ちょ、ちょっと!愛ちゃんはオールスター明けの初戦でしょ。
明日はベンチ入りになってないわよ。せめてミカにしたら?」
中澤「あ、そやったわ。ウチとしたことが。なしてラブリーおマメ
なんて言うとったんやろ。せやけど、ここんとこローテの谷間で
ミカ先発させても打たれるばかりやからなー。ロングリリーフなら
しっかり働いてくれんやけど..」
結局予告先発はミカになった。
- 425 名前:7/12ライオンズ戦試合前 投稿日:2003年07月12日(土)19時15分12秒
- 稲葉「そーそー。今日は珍しく議題が2つあるのよ。」
矢口「へー。コーチ会議って言っても予告先発以外は
だいたい雑談で終わっちゃうのにね。」
保田「そーゆーかんぐりはおいといて。」
それは、新人投手二人の予告登板。
道重の登板日の稲葉コーチへの申し出について、
そして、田中の初先発日についてであった。
- 426 名前:7/12ライオンズ戦試合前 投稿日:2003年07月13日(日)06時45分35秒
- 稲葉「まず田中から。ゆーちゃんから、来期のこともふまえて
田中の先発としての見込みを今月いっぱいで一度見せてほしい
という指示もらってたんだけど、見ての通り、3〜40球で
スタミナ切れちゃうことが多いのよ。でも球は十分速くて重いから
先発は無理で、リリーフなのかなーって。」
中澤「あっちゃん(稲葉)。あんた、どこかでGMの眼力信じてへん
のやな。あんたもあいつのこと江夏2世言ってたやん。
江夏さんもリリーフのイメージあるねんけど、ほんまは先発タイプ
なんやで。江夏さんスタイルをめざすんなら、まずは先発から
ためしてみるのが筋や。ともかく、田中については、今月1度
先発させるつもりやから、今からでも準備するよう田中に言っとき。
ええな。」
稲葉「..」
筆者注:詳細は本スレ>>186参照のこと。
- 427 名前:7/12ライオンズ戦試合前 投稿日:2003年07月13日(日)06時55分32秒
- 稲葉「次はさゆみん。親御さんがオールスター第2戦の観戦で
上京してくるんで、どうしてもこのシリーズのどこかで1イニ
ング投げたいっていう希望を先週の遠征前に言ってきたことは
前に話した通り。ただ、あの荒れ玉でしょ。ワンポイント以外
は無理っぽかったし、このシリーズは1つも落とせないから
登板日まではちょっとと一度は断ったの。でも昨日菅井センセが
珍しくこっち来てね..」
- 428 名前:7/12ライオンズ戦試合前 投稿日:2003年07月13日(日)22時07分16秒
- コーチ会議後、投球練習場。
道重「あれ?中澤さん、めずらしいですね。」
稲葉「ゆーちゃんにも今の状態見てもらおうって。
..じゃ、菅井センセとの特訓の成果、見せてあげて。」
道重「はい!」
- 429 名前:7/12ライオンズ戦試合前 投稿日:2003年07月13日(日)22時10分06秒
- ブルペンキャッチャーに入っている市井がミットを構える。
コーチ陣が見入る中の、道重の投球。
中澤「...サイドスロー?!」
道重の投げたストレートが重く、インローに決まる。
市井「次はここ。」
市井はインハイにミットを構える。
投球は外角から中に鋭くえぐれ、市井のミットに鈍い音を
響かせ吸い込まれる。
中澤「うおっ..これ、ほんまに道重か?」
稲葉「ふふふ..」
- 430 名前:7/12ライオンズ戦試合前 投稿日:2003年07月13日(日)22時21分05秒
- さすがに後藤や加護のようなピンポイント投球というわけには
いかないものの、入団当初の荒れ玉は適度に収まっており、
逆にバッターに的をしぼらせないという意味でいい武器
になっているようだった。
中澤「こ、これならオールスター後のリリーフは心配あらへんな!」
稲葉「ううん。これは応急処置だから、本格的にロングリリーフを
任せるにはもう少しフォームの調整は必要なの。だけど、今日明日
のリリーフだったら十分ね。」
中澤「よしゃ!これなら明日ミカ崩れても安心や!..
ミカのあとの2人目は道重で決まり!道重、ええな!」
道重「...」
稲葉「な、なに呆然としてるのよ。監督直々に期待かけられたのよ。
もっとうれしそうにしなきゃ!」
道重「は..はい!」
- 431 名前:7/12ライオンズ戦〜9回表 投稿日:2003年07月13日(日)22時39分45秒
- この試合は柴田と潮崎の投げ合い。
M。は潮崎の立ち上がりをせめ、安倍、つじの連続タイムリーで
2点先制したもののその後追加点が奪えない。
柴田も完投ペースで9回ワンアウトまで無失点でこぎつけた。
しかし、球威が落ちてきたところをカブレラに1発浴びてしまい、
続く和田を歩かせた所で加護にスイッチ。
- 432 名前:7/12ライオンズ戦9回〜10回 投稿日:2003年07月13日(日)22時59分28秒
- この加護が今回ばかりは誤算。
いきなりマクレーンに2塁打を打たれ、2,3塁となったところ
で代打大友。1塁があいていたが加護は敬遠を嫌い、そのまま
勝負。結局犠牲フライで同点に追いつかれ、救援失敗。
9回裏はM。は無得点。2試合連続の延長となり、10回表に
ライオンズ打線が上位に戻ったところで逆転を許し、その裏も
3人で抑えられたM。は3−2で敗れた。
田中「加護さ〜〜〜ん...あたしでよければ代わってたとですよ。」
加護「自分がまいた種は、自分で刈らんとあかん。それだけや。」
中澤「柴田がええだけに9回まで引っ張ったんがあかんかったなあ..」
これで、谷間のはずの明日の試合はよけい落とせなくなってしまっ
たのである。
- 433 名前:7/12ライオンズ戦試合後 投稿日:2003年07月13日(日)23時35分19秒
- 試合後。
稲葉「田中、明日はフレッシュオールスターでチーム離れるでしょ。
しばらく会えないから、今のうちに言っておくわ。」
田中「...?」
稲葉「オールスター明けの19日から、試合前の練習は2軍の投手組
と同じメニューで入ってちょうだい。」
田中「...2軍落ち..ですか?」
稲葉「そうじゃないわ。先発の体を作ること。これがあなたの
これからの仕事よ。そのためにはね..」
田中「..ま、わかりました。(そんなんならどうして加護さんば
コーチ役につけちょったと..?そんであたいリリーフとしてやってけ
思ったばってん..わけわからんと..)」
- 434 名前:7/13ライオンズ戦試合前 投稿日:2003年07月13日(日)23時49分19秒
- 翌日。
この日はフレッシュオールスター戦のため、亀井と田中の二人は
一時チームを離れた。かわりに、みうながファームから合流。
小川も代打要員として再度ベンチ入りしている。
中澤「これで、カントリーがまた3人になったわけやな。どこか
で先発そろい踏みさせっかな。」
- 435 名前:7/13札幌ドーム 投稿日:2003年07月15日(火)00時29分52秒
- 亀井「ねーねー、たなかっち。こん中で見たことある人いる?」
田中「そーねー。オープン戦で何人か見たことあるようななかような..
さすがに淡口さんと木戸さんはテレビで前に見とるけん知っちょると。
亀井ちゃんは?」
M。の中では緊張気味の二人も、ここフレッシュオールスターでは
一転ミーハーになるようである。
亀井「んー..中学入ってすぐ社会人チームスカウトされたから
高校野球出身者ってほとんど知らない。..あたしいたところも、
プロ行ったの最近じゃあたしだけだし。」
田中「そっか。そげんすっと、女子選手もあたしたち二人だけ?」
亀井「えーーー?そんなはず..」
?「あのー、亀井さんに田中さん?」
- 436 名前:7/13札幌ドーム 投稿日:2003年07月15日(火)00時40分24秒
- そこにはファイターズのジャージ姿の女子選手。
安倍なつみの面影をしっかりもつその人こそ、
妹の安倍麻美だった。
亀井「あ、麻美さん..って、どうして?」
麻美「ちょっと里帰り。っていうのは冗談で、あたしも呼ばれてる
んです、ここに。」
田中「え、そげなことって..思い出したと!確かに入っちょった。
オールイースタンのメンバーに。でも、あれからどうしてたとね。
安倍さんやつじさんたちにめった打ちにされちゃってから。」
麻美「監督の考えとはいえ、あまりにも秘密兵器扱いされちゃって、
思い上がってたんです。だから、中継ぎからやりなおし。」
亀井「そうですか。でも、今日だけはチームメートですよね。
楽しくやりましょ。..あ、バッティングケージがあたしの番だ。
ちょっと打って来まーす。」
麻美「あの..バッティングピッチャーやっていいですか?」
- 437 名前:7/13札幌ドーム 投稿日:2003年07月15日(火)00時57分20秒
- バッティング練習終了。
亀井「ありがとうございまーす。きわどいところもありましたけど、
気持ちよく打てました。」
麻美「あの..ちょっと聞いていい?」
亀井「?」
麻美「今、気持ちよく打てたって..」
亀井「?」
麻美「今投げたの、ほとんどあたしの勝負球だったのに!どうして?!」
亀井「え〜〜〜〜〜〜〜?!全然意識なかった〜〜〜〜!!どうせ
練習だし、軽く投げてくれるものとばかり...」
このとき、麻美は自分の球質が思ったより軽いという第1の欠点に
気づいたのであった。それでもうまく打ち取れたのは、ボールの
微妙な変化で芯をはずしたとき、グリップにかかる衝撃が大きい
ため重いボールという錯覚を与えていたからなのだった。
麻美「お姉ちゃんが言ってた、選球眼のいい、長打力もある
バッターと対戦するとき注意しろってのはこのことだったのね。」
- 438 名前:7/13札幌ドーム 投稿日:2003年07月15日(火)01時09分23秒
- 麻美「あと..球種とか、打っててわかった?」
亀井「えーーっと、6割くらいストレート。あと、カーブとスライダー
が2割づつ、あとフォークの落ちそこないが1,2球..かな?」
麻美「まあ、いい選球眼してんじゃない..(って、球の手元の
変化に全然気づいてない!!どうして?!ツーシームやカットボール
も結構使ってるのよ!)」
亀井「あとは、つぎにうちとやるとき、どんな球で勝負してくるか、
楽しみよね。でも、今のが勝負球なんて冗談はやめにしてくださいよ。」
麻美「そうね..(恐るべし、モームス!新人にしてこの天才ぶり。
あなどれないわ!!)」
この試合、安倍麻美は2イニングをパーフェクト。田中も1イニングを
3者三振にしとめた。亀井も2安打1ホーマーを放ち、その存在感を
アピールしたのであった。
- 439 名前:前半戦回顧 投稿日:2003年07月16日(水)21時38分20秒
- 順位
1福岡ダイエー
2大阪近鉄
3西武
4モー娘。
5日ハム
6千葉ロッテ
7オリックス
- 440 名前:前半戦回顧〜投手〜 投稿日:2003年07月16日(水)21時38分48秒
- 51後藤真希 2.62 12-5
今年はぎりぎりでアメリカより帰国。開幕投手ではなかったものの
ローテションを守り最多勝タイで折り返し。メジャー仕込みのピッチングで
エースの貫禄を見せている。
18松浦亜弥 2.42 4-6
防御率は2位で折り返し。しかし、勝てない。ピーチフォークと
2種類のカーブでのピッチングは圧巻だが・・・。
そういやー野茂もメジャー行く前は成績悪かったなー・・・。
- 441 名前:前半戦回顧〜投手〜 投稿日:2003年07月16日(水)21時39分27秒
- 17高橋愛 3.48 6-5
25柴田あゆみ3.03 5-3 1S
34新垣里沙 3.61 4-4
左が多い先発陣は藤本がいなくなってから柴田が昇格。
去年の借りを返さんとばかりの活躍。
高橋は右の先発が少ないだけに貴重な存在
新垣は先発として何とか結果を残そうと奮闘。
このごろはルーキー三人の指導にも積極的になっている。
- 442 名前:前半戦回顧〜投手〜 投稿日:2003年07月16日(水)21時40分07秒
- 14ミカ 3.89 4-3
中継ぎ・谷間の先発での活躍はチームに欠かせない。
19アヤカ 2.82 3-2 3S
中押さえとして安定した成績を残す。
コースをついた丹念なピッチングはチームに欠かせない
21前田有紀 2.02 0-0
左殺しはさすがの貫禄。首位打者小笠原には5-0と抜群の相性
70ナオキ 4.89 0-1
45より子。 4.01 1-1
ナオキに関してはいまだバッティングピッチャー
よりこ。は球速156`を記録したがコントロールがなかった
- 443 名前:前半戦回顧〜投手〜 投稿日:2003年07月16日(水)21時40分48秒
- 1加護亜依 2.32 1-1 21S
久しぶりの救援失敗もあったが押さえのエースは揺るがない。
そしてルーキーにもちゃんと睨みを効かす
20藤本美貴 2.86 1-0
5月より本格的に野手になった藤本。
これが投手陣に少なからず負担を与えているが・・・
- 444 名前:前半戦回顧〜打者〜 投稿日:2003年07月16日(水)21時41分46秒
- ・捕手
11市井紗耶香 .262 2本 14打点 2盗塁
今期は選手よりもコーチ中心になってきている。
がまだ老け込む歳ではない。
13吉澤ひとみ .252 15本 38打点 0盗塁
あのシャープなバッティングは戻ってこないのか・・・。
しかし、意外なキャラと一発は結構怖い。
いしいじさいちが「それゆけヨシザワくん」を書くとか書かないとか
- 445 名前:前半戦回顧〜打者〜 投稿日:2003年07月16日(水)21時43分41秒
- 6里田まい .272 3本 21打点 20盗塁
今年は走力を上げ1番を不動なものにした。
セクシースプリンターはだてではない。
7安倍なつみ .354 17本 54打点 2盗塁
姉妹対決の遺恨が取りざたされるなか、今年は本気で
タイトルを取りにいっている。後半の逆転Vは彼女の手にかかっている
8矢口真里 .280 1本 13打点 13盗塁
2足のわらじの矢口だが、ばてることもなく好成績。
後半戦で教え子たちの活躍は見れるか!?
16飯田圭織 .191 15本 60打点 6盗塁
いろいろとあった前半戦、しかしチャンスでの強さはさすが
22つじのぞみ .281 35本 59打点 0盗塁
去年よりハイペースでの折り返し。王の記録はもとより
ボンズ越えか?
- 446 名前:前半戦回顧〜打者〜 投稿日:2003年07月16日(水)21時45分54秒
- 外野
5チャーミー石川 .321 14本 49打点 12盗塁
外野争いに危機感のチャーミーは01並みの好成績。
トリプル3も夢ではない。
9小川麻琴 .282 6本 21打点 5盗塁
ヤスダイズムを継承。ハッスルプレーを連発するも
大怪我にみまわれた。調子がよかっただけに・・・。
10紺野あさ美.235 8本 22打点 0盗塁
まだまだ荒削りだが1発は怖い。後半は
安定性が課題。
20藤本美貴 .362 13本 37打点 6盗塁
先発陣を削ってまでも藤本を打者にしたセンスは素晴らしかった。
まだ規定打席には足しいていないが影の首位打者だ!
00ソニン .312 3本 18打点 0盗塁
スタメンよりは代打中心に
阪神八木が「代打の神様」ならこっちは「代打の女神」か。
しかし、松浦が投げると8−1とほとんど打たない。
これは嫌がらせか?
この好成績に他球団が触手をのばし巨人は+よりこ。で数億を提示したとも。
- 447 名前:前半戦回顧〜打者〜 投稿日:2003年07月16日(水)21時46分34秒
- その他
0村田めぐみ .251 0本 3打点 7盗塁
4あさみ .212 1本 6打点 3盗塁
24斉藤瞳 .242 5本 13打点 0盗塁
23大谷雅恵 .255 4本 16打点 1盗塁
相変わらず「左殺しの雅恵」は健在。村田もそこそこの
成績。斎藤は長打力健在。あさみは去年ほどの活躍はしていない
- 448 名前:前半戦回顧〜ルーキー〜 投稿日:2003年07月16日(水)21時47分41秒
- ・投手
12道重さゆみ 3.82 0-0
28田中れいな 3.66 0-0
・内野
37斉藤美海 試合出場なし
・外野
2亀井絵里 .240 0本 1打点 5盗塁
まだチャンスらしいチャンスはないが持ち味発揮している。
特に投手陣は右の先発が少ないだけにチャンスだ。
- 449 名前:7/13ライオンズ戦試合後 投稿日:2003年07月18日(金)00時24分43秒
- 中澤「は〜、やっとインタビュー終わった。これから一杯ひっかけてっか。
..しかし、ええ意味で以外やったな、あのミカの変貌ぶり。先発で
7イニングも持ちこたえるなんて思いもよらんかったわ。おかげで
2番手約束してた道重にあまり投げさせてあげれんかったな。」
一方で。
ミカ「もう、なんなのよ監督は!あたしのあとの2番手を勝手に決める
なんて、まるで先発失格みたいじゃない!あたしだってプライドっての
があるんだからね!..道重にいやがらせしてやろうかしら。」
とにもかくにも、M。は前半戦最後の試合を白星で飾ったのであった。
- 450 名前:オールスター第一戦《大阪ドーム》 投稿日:2003年07月19日(土)01時04分08秒
- M。はファン投票で先発・松浦 抑え・加護 3塁安部 外野石川 DHつじ
監督推薦で 後藤 吉澤 藤本 が選ばれた。中澤はコーチとして出場する。
- 451 名前:オールスター第一戦《大阪ドーム》 投稿日:2003年07月19日(土)01時11分44秒
- 1 ニ 今 岡 誠 (神) 7
2 遊 二 岡 智 宏 (巨) 7
3 左 金 本 知 憲 (神) 6
4 指 A・ラミレス (ヤ) 3
5 三 G・アリアス (神) 14
6 右 福 留 孝 介 (中) 1
7 一 桧 山 進次郎 (神) 24
8 捕 矢 野 輝 弘 (神) 39
9 中 赤 星 憲 広 (神) 53
投 井 川 慶 (神) 29
パシフィック・リーグ
1 遊 松 井 稼頭央 (西) 7
2 三 小笠原 道 大 (日) 2
3 左 T・ローズ (近) 20
4 一 A・カブレラ (西) 42
5 指 つじ のぞみ(娘。)22
6 捕 城 島 健 司 (ダ) 2
7 二 井 口 資 仁 (ダ) 7
8 右 坪 井 智 哉 (日) 7
9 中 谷 佳 知 (オ) 10
投 岩 隈 久 志 (近) 21
- 452 名前:オールスター第一戦《大阪ドーム》 投稿日:2003年07月20日(日)00時05分30秒
- 阪神の選手にサインをもらい満足げな石川
- 453 名前:オールスター第一戦《大阪ドーム》3回まで 投稿日:2003年07月21日(月)04時49分16秒
- 全セは2回アリアスのホームランで先制。が全パも谷のホームランで同点。
つじは2回、ローズ・カブレラ・つじの55発クリンナップに期待がかけらたが、ショートフライ
中澤「久志君ええ男やわ〜。」
松井稼頭夫「へー中澤さん妻おってもええんですか〜?」
中澤「え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
稼頭夫「知らんかったんですか?結婚してますよ。」
中澤「だ!だれと?!?!?!??・」
稼頭夫「うちのコーチの広橋さんの娘さんですよ。」
中澤「ぐぬぬぬぬうぬ西武めええ!!!絶対ゆるさん!稼頭夫!おぼえとけよ!」
稼頭夫「そんな、おれにあたられても・・・。」
試合は4回裏松浦が登板する。
- 454 名前:オールスター第一戦《大阪ドーム》4回 投稿日:2003年07月22日(火)01時32分05秒
- ラミレスのところから松浦登板。
ここから松浦の三振ショーが始まった。4回ラミレス・アリアス・福留を連続三振。
球場中を圧巻させる。
松浦「いえ〜〜〜い!」
そしてそこでラミレスたちが変なことをかったている。
ラミレス「・・・スライダー・・・?ミタコトナイヘンカデシタ。」
アリアス「シュート?タブンソンナカンジヤナイカナア。オマリーハンニキカナアカン。」
福留「カーブにしちゃあ球足がはやかったんだけど・・・。」
松浦「ふふふふふ。」
- 455 名前:オールスター第一戦《大阪ドーム》5回まで 投稿日:2003年07月23日(水)00時31分22秒
- 5回は先頭桧山三振!つづく矢野も三振!しかし津ずく赤星の打席に期待がかかった
が、2−2から遊ゴロにおわる。
桧山「決め球?ん・・・なんかファって感じ。」
矢野「消えてはないんだけど消える感じ・・・。」
赤星「打ちにくいって言うか・・・。ジャストミートって感じだったんだけど・・・。」
このボールをベンチで見ていた吉澤は難しい顔をしていた。
吉澤「完成したんだ・・・。そりゃ、セリーグの主力に試したいのはわかるけど・・・。
とっときゃいいのに。目立ちたがりやだからなあ。」
松浦「ついに完成。グッバイボール!」
- 456 名前:グッバイボール 投稿日:2003年07月23日(水)00時38分40秒
- シーズン中、何度かこのボールを試みた。しかし、甘くなり痛打を浴びることしばしば。
しかし、松浦はあきらめずつかいつづけた。見かねた吉澤が忠告するも、実践で使いつづけ
6敗を喫してしまった。このグッバイボール、初速より変化するときの方が速くなるボールで
変化はスライダーとカーブのあいだくらい。
松浦の父親が発案者だといわれ、「おでんボール」という名がつけられそうになった。
- 457 名前:オールスター第一戦《大阪ドーム》ーその後 投稿日:2003年07月23日(水)00時52分52秒
- 6回カブレラ・つじのアベックホーマーがとびだすが
シーソーゲーム。最終回加護が無安打に抑え同点でEND.
M。では他に石川が7回の守備から登場。守備終わりにセリーグベンチに帰り
阪神選手勢と笑顔の歓談をたのしむ失態を演じた。
MVPは2ホーマーの高橋由
- 458 名前:オールスター第二戦《千葉マリン》 投稿日:2003年07月23日(水)00時54分05秒
- パシフィック・リーグ
打順 位置 氏名 球団 背番号
1 二 井 口 資 仁 (ダ) 7
2 左 藤 本 美 貴 (娘。)20
3 中 チャーミー 石 川 (娘。)5
4 一 A・カブレラ (西)42
5 指 安 倍 な つ み (娘。) 7
6 三 小 笠 原 道 大 (日)2
7 右 坪 井 智 哉 (日) 7
8 捕 吉 澤 ひ と み(娘。)13
9 遊 小 坂 誠 (ロ) 1
投 清 水 直 行 (ロ) 18
セントラル・リーグ
打順 位置 氏名 球団 背番号
1 二 今 岡 誠 (神) 7
2 三 立 浪 和 義 (中) 3
3 左 金 本 知 憲 (神) 6
4 指 A・ラミレス (ヤ) 3
5 右 高 橋 由 伸 (巨) 24
6 一 G・アリアス (神) 14
7 中 桧 山 進次郎 (神) 24
8 捕 古 田 敦 也 (ヤ) 27
9 遊 藤 本 敦 士 (神) 9
投 伊良部 秀 輝 (神) 41
2番藤本は中澤のたっての頼みだという
- 459 名前:2戦ダイジェスト 投稿日:2003年07月23日(水)01時24分52秒
- 中澤たっての頼みで2番藤本を入れたパは
前夜に続き6本のホームランが飛び出し5−3でセントラル・リーグが勝利、
対戦成績を61勝71敗8分としました。
MVPには2打席連続本塁打を含む3打点の金本知憲選手(阪神)、
優秀選手にはG・アリアス(阪神)、伊良部秀輝(阪神)、A・カブレラ(西武)、
藤本美貴(モー娘。)の各選手が選ばれました。
M。選手は2番藤本がホームラン含む3安打、後藤も7回を0封。
安倍は1安打、石川は3回にファインプレー。吉澤は0安打に。
つじは8回に代打で登場。フルスイングでバットをスタンドに放り込んだ。
- 460 名前:18日対オリックス{ナゴヤドーム} 投稿日:2003年07月23日(水)01時26分29秒
- BW
1 (遊) 平野 9
2 (一) 塩谷 6
3 (中) 谷 10
4 (左) ブラウン 23
5 (指) 山崎 5
6 (右) 葛城 3
7 (二) オーティズ 8
8 (捕) 日高 47
9 (三) 後藤 49
(投) 具台晟 15
M。
1(遊) 里田 6
2(右) 藤本 20
3(中)石川 5
4(三)安倍 7
5(指)つじ 22
6(左)大谷 23
7(一)飯田 16
8(捕)吉澤 13
9(二)矢口 8
- 461 名前:18日対オリックス{ナゴヤドーム} 投稿日:2003年07月23日(水)01時28分05秒
- 先発 後藤 51
- 462 名前:そのころ城島は・・・。 投稿日:2003年07月23日(水)01時33分22秒
- 城島は悩んでいた。あのグッバイボールに・・・。
城島「松浦のあのボール・・・。なんやろ・・・・。バットがボールさけとる。
考えられへん・・・。」
ちょっとノイローゼ気味。
- 463 名前:18日対オリックス{ナゴヤドーム} 中澤の秘策 投稿日:2003年07月23日(水)01時41分05秒
- 中澤「藤本は小笠原以上の2番打者になる!」
パリーグでは古くは野武士軍団、西鉄・豊田。最近では日ハム小笠原と2番に強打者は
多い。そして、あの三原監督も近鉄時代、4番打者・土井を2番で使おうとしたくらいだ。
- 464 名前:18日対オリックス{ナゴヤドーム} 中澤の秘策2 投稿日:2003年07月23日(水)01時55分43秒
- そして2003年新たなる2番打者伝説が始まろうとしている。
2番藤本・・・。中澤の考えはこうだ。
出塁率の高い藤本を初回から打席に立たせたい。1番は里田はチーム1の俊足を
生かしたいためはずせない。3番はM。史上最強の3番といっていい石川。
それでは2番。矢口という適任がいるが、出塁率の点で藤本より劣る。
中澤は出塁率を優先した。そしてその効果はこの試合で見事に証明され、
9番打者矢口にも思わぬ効果が現れることとなる。
- 465 名前:修正 投稿日:2003年07月23日(水)02時08分52秒
- 18日対オリックス{ナゴヤドーム} X
19日対オリックス{ナゴヤドーム} ○
- 466 名前:19日対オリックス{ナゴヤドーム}1回表 投稿日:2003年07月23日(水)02時22分54秒
- 先発は具
1番里田は四球で出塁。
そして2番藤本を迎える。
試合前藤本はこう語った。
藤本「2番ですか?面白い打順だと思いますよ。今までより打つ機会が増えますし。
自分的にもテンションがあがりますね。」
ニュー藤本はいきなりそれを証明した。
初球を強振!見事に左中間を破ることとなる。里田が帰って1点先取。
長打力も兼ね備えた藤本がなせる先制点である。
- 467 名前:19日対オリックス{ナゴヤドーム}1回表 -2 投稿日:2003年07月23日(水)02時39分36秒
- 藤本を二塁において石川。
石川はボテボテのサードゴロ。藤本3塁に
ここで4番安倍がレフトに高々と犠牲フライを上げる。1点追加。
M。2-0BW
しかし、つじが三振でチェンジ。
- 468 名前:19日対オリックス{ナゴヤドーム}1回裏 投稿日:2003年07月24日(木)01時10分10秒
- 先発は後藤1番平野をごまボールで三振
つづく塩谷にもセカンドゴロで討ち取る。
谷は歩かせたもののブラウンをライトフライの討ち取る。
後藤「このゲームは落とせないから。」
- 469 名前:19日対オリックス{ナゴヤドーム}2回表 投稿日:2003年07月27日(日)00時53分13秒
- 6番大谷から。しかし具、嫌がって四球。
つづく、飯田は三振。8番吉澤はレフとフライ。
注目9番矢口。
実況「さあ矢口どういう攻めを・・・。」
いきなりだった
実況「おっとーー!ライト前ヒット!」
そして1番里田は粘ってフォアボール。
2番藤本へ
- 470 名前:19日対オリックス{ナゴヤドーム}2回表 投稿日:2003年07月27日(日)23時07分15秒
- 実況「さあ今日始めて2番にはいった藤本。最初の打席にはいい仕事をしています。
そして二打席目。期待にこたえられるか藤本。」
藤本この打席は粘る。初球は見逃したものの2球目からのくさいコースをつくかれるが
ファールで球数を稼がせる。その数13球。そして、14球目だった。
実況「藤本打った!!!!!!ぐんぐんのびるのびる!どうか?入った入った!!
ホームラン!!グランドスラム!!具台晟 こんまけーーーーーーーーーーーーーー!!!」
この回で勝負あった。
- 471 名前:19日対オリックス{ナゴヤドーム}このあと 投稿日:2003年07月27日(日)23時19分33秒
- 新二番藤本は3安打5打点。9番矢口は5打数5安打の大当たりであった。
試合も後藤完投で13勝目。試合後、中澤監督は
中澤「新打線?的中やろ!矢口は9番に置くことで裏1番にもなってほしかったし、
それで藤本はクリンナップ並の働きになる。ホントは9番でも1番の働きになるし
2番から早い時期に4人もクリンナップがつづく。そして6番は相性のいいやつを置く
そうすれば、まだ気が抜けんうちに史上最高の7番かおりん・意外性の8番よっしぃーと
つづき裏1番矢口や!どお?きれめないやろ!打線名か・・・。
ピッチャーがあっという間に消えてなくなる《しゃぼん玉打線》や。」
- 472 名前:20日対オリックス{ナゴヤドーム} 投稿日:2003年07月27日(日)23時39分25秒
- この日の先発はオールスターで敢闘賞を取りそして世間を圧倒した松浦。
そして、グッバイボールはものの見事に威力を発揮した。
しかしこの試合松浦はグッバイボールの多投はしなかった。それについて稲葉コーチは
稲葉「オールスターはデモンストレーション。この球を持ってるっていうのが大きい。
それだけでかく乱できる。この球のもち味は投げないことかなあ(W」
松浦はこの試合2安打完封。打線も昨日に続き7得点をあげ快勝した。
- 473 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕 投稿日:2003年07月27日(日)23時47分29秒
- 1 (二) 奈良原 4
2 (右) 坪井 7
3 (三) 小笠原 2
4 (指) 藤島 36
5 (一) 木元 10
6 (左) 上田 44
7 (捕) 高橋信 30
8 (遊) 金子 8
9 (中) 石本 37
(投)安倍麻美 037
- 474 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕 投稿日:2003年07月27日(日)23時47分58秒
- 1 (二) 奈良原 4
2 (右) 坪井 7
3 (三) 小笠原 2
4 (指) 藤島 36
5 (一) 木元 10
6 (左) 上田 44
7 (捕) 高橋信 30
8 (遊) 金子 8
9 (中) 石本 37
(投) 安倍麻美073
- 475 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕 投稿日:2003年07月27日(日)23時54分42秒
- 「モー娘。球団スターティングメンバーの発表をおしらせします。」
「1番ショート里田 背番号6」
観客「ををををををおっををおおおををををおを!!!!!!!!!」
実況「帰ってきました。セクシースプリンター里田まい!」
「2番ライト藤本 背番号20」
観客「でたべえええ脅威の2番打者!!!!!!!!!!!」
実況「さあきました。オールスター後2番に定着。それいこうのAVはなんと.652
そして驚くべきことに、2番としてバントはしていません。そして中澤監督もさせません。
そんな脅威の二番打者藤本美貴!!」
- 476 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕 投稿日:2003年07月28日(月)00時03分13秒
- 中澤「まあ外野の声がバントするだのなんやらいうとるやつもおるが、M。にもとめたいのは
塁の出れる、そして攻撃的な2番やで。藤本はスプレーヒッターで長打も20本代は求めれる
素材や。わざわざバントさすことはないんや。お客も怒るで!!。」
- 477 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕 投稿日:2003年07月28日(月)00時10分00秒
- 「3番センター石川 背番号5」
観客「ぐっちゃーーーーーーーーー」
実況「さあ相変わらずの人気者 チャ―ミー石川・」
「4番サード安倍 背番号7」
観客「bっばbさぎゃg6あrzfzわw5れ%zwwwwwwwwwwy8ううd!!!!」
実況「さあご当地安倍なつみ!姉妹対決が見れると異常な興奮がつつんでいます。」
「5番指名打者紺野 背番号10」
観客「おおおおおおあおおあおああおあおあおあお!!!」
実況「こちらもご当地!紺野あさ美!1発にきたいです。」
- 478 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕 投稿日:2003年07月28日(月)00時14分49秒
- 「3番センター 石川 背番号5」
観「ぐっちゃーーーーーーー!!!!!」
実況「相変わらず大人気!チャ―ミー石川」
「4番サード 安倍 背番号7」
観客「きゃやあやややysyしゃgふぁdふぁdssdふぁふぁっふぁがあksyrtら」
実況「ご当地安倍なつみ登場!!観客も言葉になりません」
「5番DH 紺野 背番号10」
観客「まーーーーーーーーーーるーーーしゃええええええええええ」
実況「さあ北の大砲!紺野参上です!!」
- 479 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕訂正 投稿日:2003年07月28日(月)00時16分05秒
- >>478はなしでお願いします。
- 480 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕訂正 投稿日:2003年07月28日(月)00時31分18秒
- 「6番キャッチャー吉澤 背番号13」
観客「たーらーこーーーーーーーーーーー」
実況「6番は日ハム戦の相性をかって吉澤ひとみが控えます!!。」
「7番ファースト飯田 背番号16」
観客「をおをおをおおおおをお!!!」
実況「北の精密機械登場!!」
「8番レフト斎藤美海 背番号37」
観客「どををおをっをおっを」
実況「さあ先ごろ1軍あがってきた選手です。」
「9番セカンドあさみ 背番号4」
観客「おおおおお!!!!」
実況「今年は目立った活躍のないあさみですが、矢口が前日に怪我で途中退場しました。
そのあなをうめれるか?ちなみに矢口は骨に異常がないたそうですが今日はスタメンから
はなれます。多分代打での出場はあるかもしれません。」
「先発は・・・高橋 背番号17」
観客「ををおををを!!」
実況「先発高橋!!期待しましょう!!」
- 481 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕(↑修正ではありません) 投稿日:2003年07月28日(月)00時41分06秒
- スタメン
M。
1(遊)里田 6
2(右)藤本 20
3(中)石川 5
4(三)安倍 7
5(DH) 紺野 10
6(捕)吉澤 13
7(一)飯田 16
8(左)斎藤美37
9(二)あさみ4
(投)高橋 17
- 482 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕 投稿日:2003年07月28日(月)00時56分41秒
- 札幌ドームは異様な空気につつまれていた。因縁の姉妹対決。
超満員に膨れ上がったスタンドは試合の始まりを待ち焦がれていた。
- 483 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕1回表 投稿日:2003年07月28日(月)01時24分25秒
- プレイボールの声が響く。
先頭は里田。この異様な空気に戸惑っている。それは麻美も同じであった。
1球目くそボール!里田は大振りで1ストライク。そしてつづく2球目をサードゴロ。
そして2番藤本。藤本は冷静に麻美の調子がおかしい、この雰囲気に飲まれていることを
読んだ。藤本は甘く入ってきた初球を捕らえる。ライト前ヒット。
続く石川はボール球に手を出してショートフライ。
そして4番安倍なつみを迎える。球場のボルテージはいっきに上がった。
- 484 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕1回表-2 投稿日:2003年07月28日(月)01時33分01秒
- 実況「やってまいりました。因縁の対決。姉なつみVS妹麻美。今やパリーグ名物といっても
過言ではありません!注目です。」
初球、アウトコースにボール。このときなつみは麻美の攻めに首をかしげた。
いつもだったら絶対ストライクを取ってくるはずである。しかし・・・。
そんなことをおもって打席に立つ。そしてその2球目だった。
安倍麻美渾身のストレートがインコースハイへ、152`はあろうかというボールだったが
このときはスローモーションのように見えたと麻美は言う。
- 485 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕1回表-3 投稿日:2003年07月28日(月)01時40分10秒
- ガツウウン。
鈍い音がした後に、ヘルメットの塗料がカクテル光線に照らされハラハラ
と落ちていく。
そして、なつみがばったっと崩れた。
主審「デットボール!!」
麻美の頭の中は真っ白になりマウンドに立ち尽くした。
麻美「お、おねえちゃん。」
中澤「なっちー!!!」
両軍の選手が出てくる。なつみはぴくりともしない。
ヘルメットは砕け散り球の威力のすごさを物語る。
- 486 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕1回表-4 投稿日:2003年07月28日(月)01時52分23秒
- なつみは意識がなくなっている。
主審「タンカ!タンカ!」
両軍ともホーム上でなっちを心配そうに見ている。
中澤は麻美をにらもうとしたが、顔面蒼白で涙目になっている麻美をみてわざとでは
ないことを悟った。タンカにのせられ運ばれるなつみ。それを見ることさえできない麻美。
M。は誰も声が出なかった。
実況「大丈夫でしょうか?膝から崩れました。これは危険かもしれません。
怪我の状態がわかり次第お伝えします。」
ヒルマン「コレハナゲレルセイシンジョウタイジャナイナ・・・。」
ヒルマンは芝草を告げる。麻美は抱きかかえられるようにベンチへ。
中澤はショックを隠しきれないまま主審に代走を告げようとしたとき、
おもむろにつじが中澤に話しかけた。
- 487 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕1回表-5 投稿日:2003年07月28日(月)01時56分44秒
- つじ「かわりにだしてくらさい。」
中澤「つじ・・・。」
つじの目はいつになく真剣だった。
中澤「わかった。主審!代走つじ!」
- 488 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕1回表-5 投稿日:2003年07月28日(月)01時58分48秒
- スタンドがどよめく中試合が再開された。
しかし紺野は動揺が隠せないまま三振に倒れる。
- 489 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕1回表交代 投稿日:2003年07月28日(月)02時00分43秒
- M。
1(遊)里田 6
2(右)藤本 20
3(中)石川 5
4(三)つじ 22←安倍 7
5(DH) 紺野 10
6(捕)吉澤 13
7(一)飯田 16
8(左)斎藤美37
9(二)あさみ4
(投)高橋 17
なんと中澤監督そのままつじをサードの守備につかせた。つじの意気込みを買ったものだった。
- 490 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕1回裏 投稿日:2003年07月30日(水)00時13分10秒
- つじ「こい!このやろう!へいへい!」
加護「いつになく燃えとるなあ。めずらしいで。」
日ハムはもちろん三塁に打球を集めようとする。
1番奈良原も引っ張る。
つじ「どりゃやややあっやあやややっや!!!!」
実況「おーっとつじはじいたああーーーー!」
しかしすぐさま拾って
つじ「どびやあややややああ!!」
強肩では有名なつじびしーっと送球!アウト!
そして後続の坪井もサードへ転がすが、またもやファンブルするものの軽々さしてアウト。
小笠原はライト前に持っていったが、つづく藤島はサードファールフライ。
つじ「おりゃりゃりゃら」
フェンスに激突するもとってアウト。
- 491 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕中盤 投稿日:2003年07月30日(水)00時28分12秒
- 先発高橋が好投。7回を1失点に抑える。一方日ハムも細かい継投で0点に抑える。
そして8回表を迎える。
- 492 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕8回表 投稿日:2003年07月30日(水)00時40分59秒
- 実況「さあ緊迫した試合は8回M。の攻撃です。今日の試合、いきなり姉妹対決で
安倍なつみの頭にデットボールで両者退場。しらけるかと思いきや、一転
緊迫した投手戦となりました。さあバッター紺野遺恨をはらせるか!?。」
緊張した面持ちの紺野。ピッチャー伊達に向かう。
- 493 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕8回表-2 投稿日:2003年07月31日(木)00時23分02秒
- 紺野「何とかこの空気を変えなきゃ!」
紺野,粘った7球目。バットの根っこで捕らえた打球はレフト前にフラフラッと落ちヒット。
しかし、つづく吉澤、飯田が倒れ二死。
そして、ルーキー斎藤美を迎える。
- 494 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕8回表-3 投稿日:2003年07月31日(木)01時31分10秒
- 活躍が見られない斎藤美海。バッターボックスに向かおうとしたとき先輩・あさみに呼ばれる。
あさみ「美海、なんかおもっきりがないよ。おもっきりいきなさい。」
ここまで美海は追い込まれて凡打を繰り返していた。その一言にはっとさせられた。
美海「はい!」
気合を入れてバッターボックスへ
実況「さあルーキー斎藤美海がバッターボックスへ入ります。まだプロ入り初ヒットは出ていません。
さあ左ボックスへ入ります。
ピッチャー伊達もここまでいいピッチングをいています。さあ伊達振りかぶって投げました!」
外角低めの球を引っ掛けた!奪取してくる小笠原。打球はボテボテ。二塁には間に合わない。
そう判断して1塁へ!美海ヘッドスライディング!
審判「セーフ!!!!!」
実況「やりました!プロ初ヒット!!」
そしてあさみが打席に向かう。
- 495 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕8回表-4 投稿日:2003年07月31日(木)02時33分36秒
- あさみがバッターボックスに向かう。
やはりここまでファイターズの投手陣に抑えられてきた。
あさみ「できれば自分の力でランナーをかえしたい。」
気合を入れて打席に入る。目に入るのは二塁・紺野、一塁・斎藤美海。
伊達初球はアウトコースへボール。そして、2球目。
アウトコースへそしてボールはあさみの頭に直撃した。
主審「デットボール!!」
そして両軍ベンチが一気に飛び出してきた。もみくちゃになるグランド。
中澤「白井さん!どういうことですのん!」
白井「監督に言えよ!」
中澤「え!緊張しちゃうから・・・。外人さん苦手。」
そんなこんなで案外すくッと立ち上がったあさみ。
二アウト満塁でバッター里田。そしてここでピッチャーは高橋憲に代わる。
- 496 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕8回表-4 投稿日:2003年07月31日(木)03時26分37秒
- 里田「ここでなんとか・・・」
里田ゆっくりとボックスへ。ふうと一息つく。
実況「今年の里田は不動の1番として安定した数字とリーグ屈指の足で去年以上の
成績を残している里田。高橋憲に対しどのようにでるのでしょうか!?」
左のワンポイントの定評高いF・高橋憲。慎重に里田を攻める。
あっという間に2−3まで追い詰められる。ボックスをはずして3塁紺野を見る。
紺野も里田をじっと見る。
ボックスに戻る里田。そしてモーションに入った高橋憲の8球目。紺野ダッシュ!
中澤「これはやるな。」
実況「里田!里田!スクイズ!スクイズ!スクイズ!スクイズ!スクイズ!
意表を突かれた小笠原だーーーーーーーーッしゅーーーーーーーーーーーー!!!
ボールを捕って一塁へ!!!里田ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
塁審「セーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーフ!!!」
実況「同点!!!同点!!!同点!!!やりました!!!!!!!!!!!!
そして次は藤本美貴を迎えます!」
- 497 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕8回表-6(↑5) 投稿日:2003年07月31日(木)04時07分04秒
- ここで日ハムは立石を投入。
実況「さあ藤本、故郷に錦を飾れるか!?」
藤本「よし!」
実況「日ハムはサイドスローの立石を起用してきました。これはまだ、打者の経験が
浅い藤本には難敵になるか!?」
藤本「サイドスローあんまり対戦したことないからなあ・・・。」
初球見逃しストライク。2球目はアウトコースへボール。
ん・・・という顔をする藤本。3塁コーチャー保田がタイムをとり藤本を呼ぶ。
保田「どうしたの?」
藤本「サイドは対戦したことないんで・・・。」
保田「なるほどね。だけど藤本。別にストライクゾーン変わるわけじゃないんだから。」
藤本「あ、・・・・はい!」
藤本納得顔でボックスへ。3球目、余裕の表情で見逃し保田に微笑む。
保田「結構単純っていうか天才って考え方一つだもんね。」
実況「さあ立石、第4球目をなげましたーー!」
カキ―――ン!!!
乾いた打球音がドームに響く。
左中間に打球が飛ぶ!ラバーフェンスに打球が跳ね返る。走者一掃2ベース。
藤本笑顔でガッツポーズ。
そして石川はレフトフライでチェンジ。
- 498 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕終盤 投稿日:2003年07月31日(木)04時15分46秒
- 8回からアヤカが登板。0点に抑える。
そして9回表に代役4番つじが駄目押し37号。
裏もアヤカが抑えてM。5−1Fで勝利した。
お立ち台にはあの8回に勝利をもたらした攻撃のあさみ、斎藤美、里田、紺野、藤本が
たった。
- 499 名前:24日対日ハム〔札幌ドーム〕終了後 投稿日:2003年07月31日(木)04時41分33秒
- 安倍なつみは札幌市内の病院に運ばれ診察された。付き添いには矢口の姿が。
矢口「先生・・・なっちは、なっちは!?。」
医師「脳波に以上はありません。大丈夫ですよ。」
矢口「よかった・・・。あ。」
そんな会話を病室の前でしていると麻美がやって来た。涙目で矢口を見る。
矢口「麻美ちゃん。おねえちゃん大丈夫だって。ねえ先生。」
矢口が先生に目を向けて少し話している。
矢口「よかった。よかった。ねえ麻・・・あれ?どこいった?」
どこいったんだろうと思いながら病室に入るとなつみが目を覚ましていた。
なつみ「ん?矢口?試合は?あ!遅刻するべ!あ・・いたたた。」
矢口「試合終わってるよ!」
そして矢口は状況を説明した。
なつみ「・・・そういうことがあったべか。」
矢口「そうそう、麻美ちゃんが・・・。」
なつみ「きてる?」
矢口「いや、かえっちゃったのかな・・・。」
なつみは笑顔で答えた。
なつみ「それは血のつながった姉妹でも、お金もらっている以上敵同士だべ。
デットボール心配してたらきりないべ。これで真のプロになったべ。」
そして生まれ故郷北海道の空を窓から見ながら何か考えていた。
- 500 名前:27日対千葉ロッテ〔天王洲球場〕 投稿日:2003年07月31日(木)04時52分45秒
- この日はデッドボールでベンチから外れていた安倍なつみの復帰戦。
しかしベンチスタートだ。
M
1 (二) 堀 5
2 (中) 波留 8
3 (一) 福浦 9
4 (指) フェルナンデス 42
5 (三) 初芝 6
6 (右) 立川 24
7 (左) ショート 44
8 (捕) 里崎 22
9 (遊) 小坂 1
(投) 渡辺俊 31
M。
1 (遊) 里田 6
2 (右) 藤本 20
3 (中) 石川 5
4 (三) つじ 22
5 (左) 紺野 10
6 (指) 小川 9
7 (一) 飯田 16
8 (捕) 吉澤 13
9 (二) 矢口 8
(投) 松浦 18
- 501 名前:27日対千葉ロッテ〔天王洲球場〕1回表 投稿日:2003年07月31日(木)05時06分32秒
- 松浦、グッバイボールを最初は温存。しかし凡打の山を築く。
ベンチ内では
中澤「あやや調子ええなあ。」
保田「だけど裕ちゃん。なっち、なんか考え事してるのかなあ・・・。」
中澤「ん・・・なんなんやろおなあ・・・。」
- 502 名前:27日対千葉ロッテ〔天王洲球場〕中盤 投稿日:2003年08月01日(金)01時59分48秒
- 両投手好投松浦は堀の1発食らうものの3安打に抑える。
一方渡辺俊も3安打0点に抑える。そして7回を迎える
- 503 名前:27日対千葉ロッテ〔天王洲球場〕7回裏 投稿日:2003年08月01日(金)02時01分58秒
- つじヒットで出塁。紺野倒れるものの
小川のところで代打が告げられた。
「6番小川に代わって、代打・・・・安倍!!!!!!」
観客「をおおおあおあおあおああおあおあ!!!!」
「代打・安倍、背番号7。」
実況「さあ、妹・日ハム安倍麻美に頭に四球をうけて以来の登場。ここ一番、
チャンスのときに現れました!さあ!娘砲・安倍なつみ試合をきめるか!!!」
ゆっくりとかみ締める様に打席に向かう。
保田「なっち大丈夫なの?」
中澤「ええんや。こういうときはやってくれるやつねんて。」
打席で構える安倍。渡辺俊アンダースローから繰り出した初球はなんとインハイの頭に!
のけぞる安倍。渡辺俊、やばッ!という顔をする。
観客「ぶうーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
ブーイングが飛び出し一瞬、緊迫した空気が流れる。
天を仰ぎ、ふうと一息つき打席に戻る。
2球目、アウトコースへ逃げる球。
安倍「もらったべ。」
そしてつづく3球目だった。インコースの難しいところの球だった。
グワキインンン!!!
実況「打球は高々と左中間にーーーー!!!
はーーーーいーーーーるーーーーーーかーーーーーー!!!!!!!!
はいったーーーーーーーーーー!!!!ホームラン―――――――――!!
インコースの球を物ともせず。左中間に運びました!
勝ち越しです!!。」
- 504 名前:27日対千葉ロッテ〔天王洲球場〕7回裏-2 投稿日:2003年08月01日(金)02時03分55秒
- ホームランを打ったあとベンチ裏にそこには寺田♂GMの姿があった。
寺田♂は試合中から考え事をしている姿を見て察していた。
そして、安倍の前でこういったのだった。
寺田♂「2004年からメジャーでプレーやな。」
そしてその瞬間安倍はつぶやいた。
安倍「よし!かんばるぞ!」
会釈をし、ベンチの戻るのだった。
- 505 名前:27日対千葉ロッテ〔天王洲球場〕終盤 投稿日:2003年08月01日(金)02時05分05秒
- その後、松浦−加護とつないだM。が2−1で勝利し。
松浦は6勝6敗のタイの成績に持ち込んだ。
そしてお立ち台には安倍なつみが登る。
- 506 名前:27日対千葉ロッテ〔天王洲球場〕終盤 投稿日:2003年08月01日(金)02時07分24秒
- アナ「放送席!今日のヒーローは代打逆転ホームランを打った。安倍なつみ選手です。
いやみごとなホームランでしたね。」
安倍「はい!ありがとうございます。えーみなさん突然ですが、発表することがあります。」
安倍はおもむろに話し始めた。
安倍「私のメジャーへの挑戦が決まりました。皆さんのお陰です。本当にありがとうございます。
移籍するまでモー娘。球団の一員としての1日1日をかみしめて、はりきっていきたいと思います。
そして移籍してからの自分自身の将来に対し、もう既にいろんなビジョンが広がっています。
皆さん、楽しみに待っていて下さい。今日はホントーにありがとうございましたー。」
球場の歓声は悲鳴にも似たものに変わった。こ大声援の仲、記者席はこの突然の発表に大混乱した。
どうなる!モー娘。球団!!
- 507 名前:7/28ハロスポ。《安倍なつみ、ヒーローインタビューでメジャー移籍を電撃発表!!!》 投稿日:2003年08月01日(金)02時13分06秒
- モー娘。球団の安倍なつみ(21)が27日、天王洲球場で行われた対千葉ロッテ戦18回戦で、
来シーズンにアメリカメジャーリーグに移籍をすることを発表した。
安倍は「本当にありがとう。みんなのおかげです。移籍するまでモー娘。球団の一員としての1日1日を
かみしめて過ごしたい」と感激のあいさつ。
結成以来、6年間、主軸を務めてきたモー娘。球団を離れ、メジャーリーガーとしての野球人生を
スタートさせる。
7月24日、頭にデットボール受けた安倍が今度はヒーローインタビューでメジャー移籍を宣言した。
8月27日試合終了の直後だった。3万5千の大声援が球場を覆う中、お立ち台に立った安倍が
「みんなのおかげです。移籍するまでモー娘。球団の一員としての1日1日をかみしめて過ごしたい」
とあいさつ。「移籍してからの自分自身の将来に対し、もう既にいろんなビジョンが広がっています。」と、
メジャー移籍にかける熱い思いも告白した。
寺田♂GMが安倍のメジャー移籍を決めたのは、7回の代打ホームランを打ったときだ。力、技、
野球にかける情熱と、すべてにおいて想像以上の成長を目の当たりにし、決断した。
移籍交渉は、シーズン終了後。
常々、「モー娘。球団に入るためにテストを受けたわけじゃないし、いつかもうひとつ上のレベルできると
思って頑張ってきた」と口にする一方で、「移籍しろといわれたら『嫌だ』と言いたい。モー娘。球団が
大好きだから」と人一倍モー娘。球団に対して愛情を注いでいたのも安倍だった。
平成9年9月の球団結成以来、モー娘。球団の顔として牽引してきた彼女の移籍は、モー娘。球団に
とっても一大転機となる。
小さいころに描いてた 理想の大人とは違うけど あの頃よりも自信がある 22歳の夢に
4番としてチームをひっぱてきた安倍が、残り後半、モー娘球団。で首位打者獲得と逆転Vの手土産を目指す。
- 508 名前:ハロスポお詫びと訂正 投稿日:2003年08月01日(金)02時20分23秒
- M。安倍なつみ選手メジャー挑戦の記事で《8月27日》と記載した箇所は
《7月27日》の誤りでした。お詫びと訂正させていただきます。
- 509 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕 投稿日:2003年08月01日(金)02時30分06秒
- M。
1 (遊) 里田 6
2 (右) 藤本 20
3 (中) 石川 5
4 (三) 安倍 7
5 (指) つじ 22
6 (捕) 吉澤 13
7 (一) 飯田 16
8 (左) 亀井 2
9 (二) 矢口 8
(投) 後藤 51
1 (遊) 松井 7
2 (右) 佐藤 30
3 (左) 和田 5
4 (一) カブレラ 42
5 (指) 大島 51
6 (中) 赤田 9
7 (三) マクレーン 44
8 (捕) 伊東 27
9 (二) 高木浩 4
(投) 許 17
- 510 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕スタメン訂正 投稿日:2003年08月01日(金)02時31分37秒
- M。
1 (遊) 里田 6
2 (右) 藤本 20
3 (中) 石川 5
4 (三) 安倍 7
5 (指) つじ 22
6 (捕) 吉澤 13
7 (一) 飯田 16
8 (左) 亀井 2
9 (二) 矢口 8
(投) 田中れいな 28
1 (遊) 松井 7
2 (右) 佐藤 30
3 (左) 和田 5
4 (一) カブレラ 42
5 (指) 大島 51
6 (中) 赤田 9
7 (三) マクレーン 44
8 (捕) 伊東 27
9 (二) 高木浩 4
(投) 許 17
- 511 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕試合前 投稿日:2003年08月03日(日)00時32分33秒
- 後半戦に入ってからのM。は、藤本の2番起用が大当たり
したこともあり、ここまでの11試合を9勝2敗とハイペースで
首位のホークスを追い上げていた。
しかし前節までは下位チームが相手。今節からはライオンズ、
バファローズ、ホークスとだんだん相手の順位が上がる厳しい展開。
このライオンズ戦は先の2戦を1勝1敗で迎えており、ここで勝ち越
せばライオンズと交代で3位浮上のチャンスである。
しかし、中澤監督はこの後半戦の打線に対し、ここにきて少しひっか
かるものを感じていた。
中澤「気のせいか...ダブルプレー増えてへんか?」
- 512 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕試合前 投稿日:2003年08月03日(日)00時49分53秒
- そしてこの日の中澤のもう1つの悩み。
新人田中の後半戦初登板、そして初先発。
中澤「もうちょっと楽な試合で投げさせたかったんやが...
守備力落ちるねんけど、リラックスさせんとな..よしゃ。
亀井を初スタメンで使うで!」
ライオンズは田中にとっては3試合連続でリリーフを失敗して
いる鬼門。しかも当然上位をねらうには負けられない。
とはいえ、田中の本領を発揮させるにはこのような苦境を
早くから味わわせるしかないのが本来なのであるが..
田中「こんどこそ、ライオンズと中澤さんを見返してやるばい!」
- 513 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕試合前 投稿日:2003年08月03日(日)02時43分49秒
- 中澤「ダブルプレー多くない?」
保田「そーうかなあ。上位打線は問題ないし下位打線だってヨッシィ―は後半戦
AVは3割あるし、カオリンも得点圏打率は4割越してるし。矢口なんかも後半戦9番に
おいている方が打率はいいのよ。そんなしんぱいばっかしてへんに打線いじると
それこそ勝てなくなるわよ!」
中澤「そうやな!へんにいじくるよりこのままいこか!」
そこに稲葉がやって来た。
稲葉「こんな大事な試合にれいななんか先発させて・・・。」
中澤「そりゃ、れいなは西武に打たれているけれど負けてはへん。それにこれからは
期待しとるんや。」
稲葉「そうやな。れいなや道重にはやってもらわんとな。」
- 514 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕試合前 投稿日:2003年08月03日(日)13時08分40秒
- 打順そのものの完璧さを確信しながらも気になる中澤監督は、
オールスター前後の11〜12試合で併殺に倒れた選手をチェック
してみた。
確かにいくぶん多くなっているが、一時期の飯田のようにブレーキ
になっている選手がいるわけでもない。しかも、ダブルプレーで
つぶしたチャンスもその後しっかり取り戻している。
後半戦2つの負けも、最終回にリリーフが打たれて逆転されたもの。
そしておとといは相手投手が良すぎて1点しかとれなかったことに
よるもの。
中澤「ランナーをいつもよりようけ出している副作用やな。
取り越し苦労か..」
- 515 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕1回表 投稿日:2003年08月03日(日)14時32分47秒
- ライオンズ先発許の立ち上がり。
先頭里田は足を生かしたショート強襲ヒットでいきなり出塁。
続く藤本も1塁線へいい当たりをとばすが珍しくカブレラに
ダイレクトキャッチされる。里田も戻りきれずにダブルプレー。
中澤「ぐげ!!しょっぱなからこれかい?!やな予感..
外野連中がバントさせろと騒ぎ出さへんやろか。」
続く石川、きれいにセンター前。
中澤「まさか..」
安倍は歩いて1、2塁。
中澤「..がまんやがまん..」
つじは結局三振に倒れて無得点。
中澤「ぐううう...ほんまここが正念場や。」
- 516 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕1回裏 投稿日:2003年08月03日(日)14時40分38秒
- その裏の田中の立ち上がり。
田中「2週間、ベンチにも出ずにひたすら走りまくった。ここで
育てた重量ストレート、とくと味わうとよか!」
先頭の松井稼頭央はバットを折ってのサードファールフライ。
続く佐藤、和田を連続三振にきってとり無得点。
田中「うし!がんがんいくとよ!」
吉澤「(飛ばしすぎのクセが心配だなあ..)」
- 517 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕2回表 投稿日:2003年08月03日(日)14時54分57秒
- この回の先頭は吉澤。
吉澤「シュウさん、調子はまだあがりきってないのかな。だったら
飯田さんに先取点とれるよう長打狙いで..」
実況「打ったー!右中間だ、大きい大きい、ライト佐藤突っ込んで..
抜けたーー!長打コース、佐藤ようやく捕った、打った吉澤1塁を
蹴って2塁へ、返球が速いぞ、クロスプレーになるか?..
セーフセーフ!!ツーベース!」
中澤「よしゃー!!ここでかおりんならもう間違いあらへん!
一気にたたみかけたれ!!」
しかし、続く飯田にはストライクが入らずフォアボール。
- 518 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕2回表 投稿日:2003年08月03日(日)15時05分07秒
- 中澤「うう〜〜、チャンスは広がったねんけど、亀井には
重すぎやろか。圭ちゃん、どう思う?」
保田「球をじっくり見ていくか、それとも積極果敢に攻め
るか..あたしなら..その両方ね。」
中澤「あんたは別格!!!!」
結局保田は、来たストライクを積極的に打てというサインを
亀井に出した。
- 519 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕2回表 投稿日:2003年08月03日(日)15時24分48秒
- 亀井「はぁ〜。初スタメンの第1打席がこんな形で..
ほんとだったらここ飯田さんの打順なのよね..でも、
ツーアウトじゃないからいいよね..」
実況「初球打った!ライト線方向はあまりのびない、ライト両手を
あげて..捕りましたー!!吉澤2塁からタッチアップして、
今3塁へ..あーーっと、吉澤3塁手前で挟まれた!!返球が
良すぎて面食らった感じ、タッチにいって..アウトーー!」
中澤「ごがあーーーーーー!!!!よっすぃーーーーー!!!
今日ばかりは足の遅さをのろったるわーーーーー!!!」
矢口はヒットして再び1,2塁にするが、
続く里田が倒れてこの回も無得点。
- 520 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕2回裏 投稿日:2003年08月03日(日)15時32分24秒
- この回も田中の投球はさえ渡り、カブレラ、大島、
赤田を3者連続三振に討ち取った。
吉澤「ちょっと!3振とるのもいいけど、飛ばしてねーか?
リリーフじゃないんだからちゃんと100球投げる配分考えろ
よな。」
田中「言われるまでもなかですよ。だからロードワークは
新垣さんとやっちょっとたでしょ。まあ、サイン通りにきっちり
投げますんで心配することなかです。」
吉澤「..」
- 521 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕3回表 投稿日:2003年08月03日(日)15時54分18秒
- 実況「さあ、3回表の先頭は藤本。第1打席ではいい当たりの
ファーストライナーで併殺打に倒れています。2番バッターに
なってからの後半戦、5割近い打率は驚異です。ここも出塁を
期待したいところです。」
藤本は借りを返すべく、またまたライト線に豪快な当たりを
放つ。しかし当たりが良すぎて長打にならず。
石川もヒットで続いてランナー二人になったところで、
松沼(弟)ピッチングコーチがマウンドへ。
許はつじに相性がいいことから、この段階で早くも安倍を敬遠。
観客「BOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!」
観客「ごるぁ、井原!!まだ3回無得点でなにやっとんねん!!
勝負せんかい、勝負!!」
バッターボックスにはつじが入る。
- 522 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕3回表 投稿日:2003年08月03日(日)16時00分50秒
- つじ「けいえんのつぎのばったーは、かならずおおきいのをうつのが
おやくそくなのれすよ、いとうしゃん!!」
伊東「まだこっちには鉄壁の守備がある。ピッチャー悪けりゃみんなで
守るだけさ。あんたらこそ打ちまくってるけど1点もとれんじゃんか。」
つじ「いったなああああ〜〜〜〜〜!!!あとればかずらさらしても
しらないのれす!!!」
- 523 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕3回表 投稿日:2003年08月03日(日)16時08分09秒
- 実況「つじ4球目打った〜〜〜〜〜!!!ライト方向ーーーー!!
佐藤懸命に追うーーーーーー!!今フェンスについた、あっと、
フェンスを懸命によじ登る、てっぺんでスタンドに身を乗り出す、
グラブを差し出したーーーーー!!!」
中澤「頼むーーーーーーー!!!」
藤本「とられても1点は確実!いただくわ!」
- 524 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕3回表 投稿日:2003年08月03日(日)16時22分23秒
- 実況「打球は..あっ、グラブをはじいてグランドへ!」
M。全員「!!!」
実況「そこで待ち受けていたセンター赤田、ボールをダイレクト
キャッチした!バッターはアウト!ここで3塁ランナー藤本タッチ
アップ!ボールはセカンドからホームへ帰ってきたが、今、..
ホームイン!モームス先取点で1対0!!」
つじ「ふ、ふえええええ〜〜〜〜!!いいらさんぐやじ〜〜〜〜〜!!
ぐらんろすらむそんした〜〜〜〜〜!!!」
飯田「でも1点先制したわ。よくやったわよ、のんちゃん。」
その後飯田もタイムリーを放ち、この回M。は2点を先制した。
- 525 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕3回裏 投稿日:2003年08月03日(日)16時38分01秒
- その裏のライオンズ。
先頭のマクレーンにストレートが少し甘めに入ったところを
痛打され、ノーアウト1塁。
伊東はきっちりランナーを送り、9番の高木を三振にしとめて
ツーアウト2塁になったところで打順は1番松井稼頭央に戻ってきた。
吉澤「田中。こういう時の松井は要注意だ。力押しはぎりぎりまで
待つんだ。ここでへばってもどうにもならんぞ。」
田中「しょうがなか。とにかくうち取ればよかとでしょ。」
松井もセカンドゴロに打ち取り無得点に抑えたが、松井だけで
結局10球投げさせられてしまった。
稲葉「せっかく注意してたのに..また田中の悪い癖が..」
- 526 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕4回表 投稿日:2003年08月03日(日)22時05分26秒
- この回先頭の矢口も3塁線にきわどく落ちるヒットで出塁。
ここで里田がセーフティ気味に送り、バッターは藤本。
実況「打った!ショートの左飛びついて捕った捕ったーーー!!
2塁ランナーあわてて戻ります。」
中澤「..そうや。よう打ってるのにどうもかみあわへんのはここに
あったんや。せやけどなあ、こればっかはバッターの問題やあらへんから
ミキティにどうせいとは言えへんしな..」
続く石川倒れチェンジ。
- 527 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕4回裏 投稿日:2003年08月03日(日)22時11分28秒
- この回も、田中は先頭の佐藤を三振に打ち取るが、和田とカブレラ
にはともに四球を与えて初めてのピンチ。
しかし、続く赤田がファーストストライクを簡単に打って出て
ショートゴロ。ダブルプレーに救われる形となった。
M。2−0 L
- 528 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕5回表〜7回表 投稿日:2003年08月03日(日)22時25分39秒
- この回からライオンズの投手は三井にスイッチ。
M。打線を3イニング1安打に抑えきる。
対する田中も吉澤のリードの元、要所をしめる
ピッチングはしてきたが尻上がりに投球数が増え、
背負うランナーもたまるようになってきた。
そして7回裏のM。の守備。
この回からはレフトが亀井の代打で出た大谷に変更
になっている。
- 529 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕7回裏 投稿日:2003年08月05日(火)00時02分36秒
- 稲葉「よっすぃー、田中どんな感じ?」
吉澤「まだ無失点だし、本人はやる気なんだけどもうがたがたで
見てらんない。6回だって、満塁にしちゃったのに相手が中途半端
な打ち方してくれたおかげで助かったようなもんだし。」
稲葉「わかった。ゆきどんは準備できてるし、あいぼんも2回いか
せることも考えてるから、あと1本打たれたら交代。これでいくわ。」
先頭バッターは伊東。
田中「ストレートが走らなくなってきた..この回までかな..
でも伊東さんなら大丈夫。あと1回抑えて前田さんと加護さんの
黄金リレーにもちこむとよ!」
実況「バッターはリーグ最年長の伊東。それに弱冠14歳の田中が
3たび挑みます。当然、伊東のデビュー当時まだ田中は生まれて
おりません!さあ、田中このまま完封ペースでいくか、第1球!」
- 530 名前:名無しありがとう(*´ー`*) 投稿日:2003年08月05日(火)00時08分14秒
- 筆者注:すまそ。田中は11月生まれだった。まだ13だな。
- 531 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕7回裏 投稿日:2003年08月05日(火)00時14分16秒
- 初球打ったーーーー!ライト線ーーーーーーー!!ポール際の
当たりは...入ったーーーーーー!!!今期第4号のソロ
ホームラーーーン!!打たれた田中、グラブをたたきつけて
くやしがるーーー!!今、ホームイン!2対1、1点差ーー
ーーーーー!!!今、稲葉コーチと中澤監督、マウンドに
行きます。ピッチャー交代です。」
解説「まあ、打った伊東も見事でしたが、ここまで田中君も
ようやりましたわ。初勝利を確実にするのと、傷口を広げない
ようにという監督の配慮でしょうね。」
田中「畜生ーーーーー!!!!!!」
中澤「よくまあ、見事ここまで抑えたもんや。お疲れさん。」
稲葉「(ほとんどバックに助けられたようなもんなのに..)」
その後前田がマウンドへ。
- 532 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕7回裏-2 投稿日:2003年08月05日(火)02時29分58秒
- 前田、高木浩をセカンドゴロに。そして松井稼を迎えたところで
「ピッチャー交代のお知らせをいたします。前田に代わってピッチャー
道重!!ピッチャー道重!背番号12!!」
稲葉「だいじょうぶかいなあ・・・。」
中澤「あいつの意気込みをかったんや!!どうしても行きたいって!」
そして道重マウンドへ。
吉澤「いけるの?」
道重「大丈夫です!前田さんの横で投げてましたし、肩作るのは早いです。」
吉澤「OK牧場!!」
相対するは今期不調だといわれてるが気が抜けない松井稼。
- 533 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕7回裏-3 投稿日:2003年08月05日(火)02時49分45秒
- 実況「さあ相対するは松井稼。ピッチャーはルーキー道重。スピードボールが武器のピッチャー。
メジャー注目のリトル松井を抑えることができるのか!?」
道重第1球。オールスター休み中にサイドから肩の動きが少しスムーズになる
変則スリークウォーターから繰り出された。そのボールはアウトコースへと外れたが。
そのあと電光掲示板に出された数字を見て球場中か驚愕の渦に巻き込まれた。
−−−−−−−−−−−−−−−156`−−−−−−−−−−−−−−−−−−
松井稼「は、はえ〜。」
- 534 名前:7/31対ライオンズ〔西武ドーム〕7回裏-3 投稿日:2003年08月05日(火)03時09分29秒
- 松井稼頭夫、あっけに取られる。そのあとも150キロ台を連発。
そして2−2となった。
松井稼「速いゆうたかて真っすぐだけやん。こりゃ1・2の3やな」
松井稼完全にストレートに絞る。そして次の6球目。
150キロのボールが真ん中気味に来た!
松井稼「よっしゃ!」
タイミング的にもどんぴしゃだった!しかし。
松井稼は空を切る。
松井稼「ま、まがった?!。」
空振り三振。
稲葉「なんや!あれ!投げれるようになったんかい!」
稲葉の言っていたあれ・・・。その球はツーシーム。
ひそかに練習していた球だ。これといった変化球がなかった道重は新たな武器を
手にしていた。
勢いに乗る道重。つづく佐藤も三振の圧巻のピッチング。
- 535 名前:名無しありがとう(*´ー`*) 投稿日:2003年08月05日(火)09時24分46秒
- スレッド引越し警報!のため、↓へ移行します。
中澤監督とモー娘。球団〜第6クール〜
http://m-seek.net/cgi-bin/read.cgi/tane/1060042943/l25
- 536 名前:名無飼育さん 投稿日:2003/12/24(水) 20:58
- あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやいゆえよらりるれろわいうえをん
- 537 名前:2004年ベストメンバー 投稿日:2004/03/09(火) 01:50
- 1.遊 里田
2.二 矢口
3.三 藤本
4.中 石川
5.一 飯田
6.捕 吉澤
7.左 紺野
8.DH 斉藤
9.右 大谷
先発:後藤、松浦、柴田、高橋、新垣
中継:道重、アヤカ、ミカ、前田
抑え:れいな
- 538 名前:2001年開幕メンバー 投稿日:2004/03/26(金) 19:07
- 2001.3・25
1(遊)つじ 22
2(二)矢口 8
3(中)石川 5
4(右)保田 9
5(三)安倍 7
6(捕)吉澤 13
7(一)飯田 16
8(指)平家 324
9(左)りんね 0
(投)後藤 15
後藤の完投勝利
- 539 名前:2002年開幕メンバー 投稿日:2004/03/26(金) 19:09
- 2002.4・7(天王洲・対ホークス)
1(二)矢口 8
2(左)ソニン 00
3(中)石川 5
4(右)保田 9
5(三)安倍 7
6(捕)吉澤 13
7(一)飯田 16
8(投)後藤 15
9(遊)つじ 22
ベンチ入り
投手 1加護 01ユウキ 14ミカ 17高橋 19アヤカ 21前田 34新垣 35藤本 37石井
捕手 11市井
内野手10村田 24斎藤 32あさみ 57里田 324平家
外野手0りんね 23大谷 31小川 54紺野
○M。4−2H
勝 後藤1勝 敗 田之上1敗 S 加護1S
本 吉澤1号 保田1号 つじ1号
- 540 名前:2003年開幕メンバー 投稿日:2004/03/26(金) 19:11
- 2003.3・29(仙台宮城・対バファローズ)
1(遊)里田 6
2(二)矢口 8
3(中)石川 5
4(三)安倍 7
5(指)つじ 22
6(左)紺野 10
7(一)飯田 16
8(捕)吉澤 13
9(右)小川 31
(投)松浦 18
ベンチ
投手:加護 ミカ アヤカ 前田 新垣 よりこ。 ナオキ
捕手:市井
内野;村田 あさみ 斎藤
外野:ソニン 大谷
松浦の無四球完封勝利
ソニン1号
- 541 名前:2003年開幕メンバー 投稿日:2004/03/26(金) 19:59
- ちなみにソニンはパリーグ10人目の代打本塁打
- 542 名前:2004予想成績@投手編 投稿日:2004/04/03(土) 01:12
- 後藤 12勝 6負 防2.44 松浦 13勝 9負 防2.79
柴田 11勝 7負 防3.30 高橋 9勝13負 防3.78
新垣 6勝10負 防4.37 道重 5勝 5負 防4.06
アヤカ 2勝 3負 5S 防3.16 れいな 3勝 4負16S 防2.89
- 543 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/05(月) 23:37
- >>542
全部足しても61勝57敗にしかならんぞ(w。
加護が前半だけで2勝するとしても、あとの
20試合分はキッズか?
- 544 名前:542 投稿日:2004/04/11(日) 02:31
- 「主な選手」と入れるのを忘れましたわ。まぁここを勝手に自分の脳内スレとして使わせてもろてます。
ちなみにモー娘。球団をファミスタやパワプロで再現させてプレイしております。
言わずもがなsage進行で迷惑かからんようにしてます。
ちなみに卒業(脱退)が発表された時点でそのメンバーは外させてもろてます。
- 545 名前:2004予想成績@投手(特別編) 投稿日:2004/04/17(土) 01:48
- ミカ 0勝 0負 防3.00 試 9
加護 1勝 2負10S 防2.76 試18
前田 2勝 4負 防4.78
- 546 名前:2005年予想オーダー 投稿日:2004/05/24(月) 00:41
- 1.遊 里田
2.中 村田
3.左 紺野
4.三 藤本
5.捕 吉澤
6.DH 斉藤
7.右 大谷
8.一 亀井
9.二 あさみ
先発:松浦、柴田、れいな、道重、新垣、キッズ
中継:アヤカ、前田、キッズ
抑え:高橋
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