第一候補
市井VS後藤(師弟対決)
第二候補
市井・後藤組VS安倍・中澤組
第三候補
市井・保田組VS安倍・後藤組
第四候補
市井・後藤組VS保田・矢口組
第五候補
市井VS加護・辻・吉澤・石川・後藤(長州力のパターン)
第六候補
市井VS安倍
第七候補
市井VS鈴木あみ
第一候補に一票。
第七候補に一票。
もちろんすべて有刺鉄線ノーロープ電流爆破時間無制限デスマッチです。
第八候補
市井VS野村沙知代 に一票。
市井+吉田美和組VSマライア・キャリー+ホイットニー・ヒューストン
ぐらいやれ。
炎の十人組手
市井vs残り10人 で市井全勝。無敵を証明して引退
今度の武道館で市井は新メンバーに何を残すんだろう?
楽しみだ モーニング娘。魂注入ってマジでやりそうだな
後藤、涙のラリアット10連発とか
エンペラー市井vsジーニアス宇多田がいい
鈴木あみとDREAMにとどめを刺して、去って欲しい
というわけで5・21武道館、エンペラー市井引退記念大会
第一試合
加護・辻・石川VSDream
第二試合
吉澤VS安達祐実
第三試合(OG戦)
福田・石黒VS華原朋美・新垣仁絵
第四試合
中澤・平家VS信田・稲葉
第五試合
飯田VS小柳ゆき
ーーーー休憩ーーーーーーー
第六試合
保田VS倉木麻衣
第七試合
矢口VS鈴木あみ
第八試合
安倍・後藤VS今井絵理子・上原多香子
第九試合
エンペラー市井VSジーニアス宇多田
試合形式について発表がありました(日刊スポーツwebより)
第六試合:
スクランブルバンクハウスストリートファイトデスマッチ
第七試合:
ノーロープ有刺鉄線バリケードマットダブルヘルデスマッチ
第八試合:
UFA vs ライジング 対抗戦ファイナル
テキサスランバージャックデスマッチ
緊急ノンタイトルマッチ 5・1@プッチモニダイバー
○エンペラー市井(25分、体固め)ピーナツ保田●
4・27に突然引退を表明した市井に対し、盟友保田が激怒。「自分を倒さない限り引退は認めない」として市井に挑戦し、
極めて異例の「市井が勝てば、市井が引退」というシングルマッチが行なわれた。
試合は馴れ合いに終始するかという当初の懸念を裏切って、両者ともに新技を連発する熱気溢れる展開。
地味なグラウンドを持ち味にしてきた保田が各種のスープレックスを繰り出すと、市井も
フライングボディーシザーズドロップやメキシカンスタイルのフランケンシュタイナーなど飛び道具で応戦。
試合開始から15分ほどで、スタミナが切れかけた市井がリング下に逃げると、保田が「ダメです!」と一喝するシーンも。
最後は市井がSTO三連発からもがく保田を体固めでフォールして、激戦に終止符を打った。
試合後リング上で引退理由を説明する市井が、「海外で武者修業を積み、いつか日本のリングに復帰できれば…」と
言いかけると、保田がマイクを奪って「絶対復帰するんでしょ?約束だぞ!」と挑発。市井も復帰を確約した。
二人の友情のパフォーマンスに会場を埋めた観衆は号泣。そんな中、この日のレフェリー役を買って出た後藤が
涙を必死にこらえて市井を見つめるシーンも印象に残った。
なお、保田と後藤は市井復帰まで二人でタッグを続けることを強く希望しているが、
興行主はタッグチームの再編成を予定しているとの情報もあり、今後の動静は予断を許さない。
ファイナルカウントダウン第二戦
○エンペラー市井(16分20秒、STF)ミゼット矢口●
思い出深い同門対決。
矢口の大木金太郎並み(古い・・・・・)の頭突き攻撃に悩みながらも
最後はケンカキック3連発からのSTFで仕留める。
試合後握手を交わした二人。
「涙は見せずに笑顔で送ってあげたかった」と矢口。
ファイナルカウントダウン第三戦
○エンペラー市井(28分49秒 小包固め)カラス中澤×
かつてモーニング娘。の覇権を争った二人の最後のシングル対決。
試合は、中澤がこれまで使ってきた凶器の数々の集大成ともいうべき
壮絶かつ残虐なものとなった。椅子、机はもちろんのこと、有刺鉄線バット、
蛍光灯、2階席からの投げ捨てパワーボム、そして自らのTシャツに火を
付けてのボディプレス...。中澤といえばヒールに徹し切れず本性の優しさが
垣間見える甘さがあったが今日は違った。まさに鬼だった。観客は
恐怖のあまり凍りついたように押し黙り、場内にはただただ市井の悲鳴だけが
響いていた。このまま一方的展開で市井が負けると誰もが思っていたその時、
試合はあっけなく決着がついた。中澤が振り下ろした蛍光灯をスカすと
電光石火のスモールパッケージホールドで市井が中澤を下したのだ。
私には中澤には返す意思があったようには見えなかった。それどころか
安堵の笑みを浮かべていたようにすら見えた。
試合後の中澤のマイク:
「市井!こんなもんでオレに勝ったなんて思ってないだろうな!
娘。のリーダーの座はまだまだ譲れないぜ。修行して強くなったら
いつでも挑戦しに戻って来い!いつまででも待ってやる!」
記者会見での中澤のコメント:
「あいつの性格からして負けたまま去っていくはずはない。
だから今日はどんな手を使ってでも勝ちたかった。」
ファイナルカウントダウン第4戦
○エンペラー市井( 4分12秒 体固め)ジョンソン飯田×
長年のタッグパートナー石黒を失なった飯田が新たにパートナーとして
指名したのが市井だった。だが当時既に保田・後藤と新チームを結成し、
特に自分の付き人であった後藤の可能性を引き出すことに執心していた
市井は飯田のラブコールを断ったのであった。そのため、市井と飯田の
間にできたしこりは今日までずっと残ったままだった。私は、この試合が
二人のわだかまりを解消するようないい試合となるであろうと勝手に
予想していた。
だが、その予想は裏切られた。ご存知のように、プロレスの試合は対戦相手に
技を受けることに対する、ある種の「信頼」があってはじめて成立する。
飯田のファイトスタイルは、プロレスの定石に従わないエキセントリックな
もので、その「信頼」を極めて強く要求する。しかし、市井はその「信頼」を
拒絶したのだ。飯田の奇襲(飯田にとっては通常の攻撃だが)をすべて受け
流し、そして受身の取れないような落し方の垂直落下式ブレーンバスター
1発でフォールを奪った。市井には和解する気などなかったのであろうか?
ところが、さらに予想外の展開が訪れた。市井は飯田を立たすと、握手を
求めた。そして二人は抱き合ったのだ。このとき、二人は確かに泣いていた。
ファイナルカウントダウン第5戦
○エンペラー市井(32分05秒 エビ固め)なっち安倍×
旗揚げ以来、長年に渡りモーニング娘。のエースとして君臨してきた
安倍であるが、近年はオーバーウェイトと年波による衰えで第一線からは
退きつつあった。安倍はかつて自分の進退について私にこう語った。
「エースの座は市井に譲りたいと思っている。だが、市井はまだエース
として娘。を引っ張っていきたいのか、それとも自分がスターになりたい
だけなのか、がわかっていない。奴がエースというもののなんたるかを
自覚したときが私の死に時だ。」旗揚げ時の辛酸を散々なめてきた安倍の
言葉は非常に重かった。
試合は、安倍の老練なグラウンドテクニックが存分に発揮された。
派手さはないが正確無比の関節技で、まさに赤子の手をひねるかのように
市井を翻弄した。不思議なことに極めようとすればいつでも極められる
のに、決して極めようとしないのだ。そう、安倍は自分の持てるものすべてを
市井に伝授しようとしていたのだ。終盤、オーバーウェイトによるスタミナ
切れのため動きの止まった安倍に市井は大技を連発し、最後はライガー
ボムで仕留めたものの、市井には喜びの表情はなかった。まるで敗者の
ように打ちひしがれていた。市井は自分の実力不足を痛感していた。
試合後の安倍のマイクは感動的だった。
「市井、モーニング娘。はオレが守ってみせる。だからお前は自分の
信じた道を進め。決して後ろを振り返るな。この言葉を胸に刻んでおけ。
この道を行けば どうなるものか
危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
踏み出せば その一足が道となる
迷わず行けよ 行けばわかる
ありがとー!」
ファイナルカウントダウン番外編
昨日、モーニング娘。の新人、加護・辻・吉澤・石川の4名がUFA事務所を
訪れ、市井紗耶香ファイナルカウントダウンの対戦相手に選ばれなかった
ことに対する怒りを表明、5・21までに対戦を実現させるよう直訴した。
UFAは市井サイドとの協議の結果、4人がまだ正式デビュー前であることを
考慮して、1人5分間のエキシビジョンマッチとして対戦を了承。ファイナル
カウントダウン最終戦となるマキ後藤戦が行われる5・20武道館大会にて
ファイナルカウントダウン番外編と題して第0試合として行われることと
なった。(日刊スポーツwebより)
○エンペラー市井(0分43秒 体固め)加護×
○エンペラー市井(0分37秒 体固め)辻×
○エンペラー市井(0分54秒 体固め)吉澤×
エンペラー市井(5分00秒 時間切れ引き分け)石川
この4人の新人が入門したときには市井は既にモーニング娘。から離脱する
ことが決まっていたため、道場で市井が4人に対し直接指導することは
なかった。よって今日の対戦が最初で最後なのだった。4人の胸は不安と
緊張、そして何よりも伝説の人に触れるという期待に満ちていた。だが、4人の
思いはいとも簡単に打ち砕かれることとなった。市井は、新人に興味がない
のか、それともメインで行われるマキ後藤戦に備えて体力を温存しているのか、
ぶっきらぼうに3人を秒殺していった。
ところが最後の石川がリングに登場すると、市井の表情が一変した。それまでの
冷めた表情から、優しい笑みを浮かべるようになったのだ。そう、石川は、
盟友・保田がその才能を見出し、自らの手元において手塩にかけて育てて
いるのだ。保田が石川に何を求めているのか、それが知りたかったのだ。いや、
自分の後継者となり得るのか、それが知りたかったのだろう。市井は
ドロップキック、ボディスラム、押さえ込みと基本的なムーブのみで石川と
交わった。試合終了のゴングが鳴ったときの市井の満足げな表情が印象的だった。
市井は石川を抱き締め、耳元で何か囁くと足早に控え室へと帰っていった。
石川は市井のお目にかなったということであろう。
ファイナルカウントダウン・タッグ編(0)
かつてのタッグパートナーだったギンナーン明日香が、ハナッピ石黒と
ファイナルカウントダウン5の安倍戦後、リングに登場。
当初は激励するだけのつもりで観戦に来ていたが、市井と安倍の熱い
戦いに触発されて挑戦を表明。両者ともすでに引退しているため
シングルではなくタッグマッチ、しかも15分一本勝負の
エキシビションになる模様。市井のタッグパートナーは未定。
ワールドプロレスリング特番(0)
辻アナ「みなさん、こんばんわ。いよいよエンペラー市井の引退試合が行われる5・21が
近づいて参りましたが、今日の放送では市井の足跡を振り返ってみたいと思います。」
辻アナ「そして番組の後半では、急遽決まりました市井・後藤組 vs 福田・石黒組の
試合の模様もお届けします。」
辻アナ「解説はいつものように東京スポーツ柴田さんです。よろしくお願いします。」
柴田「よろしくお願いします。」
辻アナ「いよいよですね、市井の引退。」
柴田「入門当初はそれほど期待されていなかったんですが、デビューしてみると
連戦連勝で気が付けば、トップクラスに登りつめていましたね。」
辻アナ「それだけに突然の引退宣言、もったいないですねー。」
柴田「でもこのまま消えていく選手じゃないですから、何らかの形でリングに
戻ってきてくれるでしょう。」
辻アナ「それではエンペラー市井の名場面集、早速見ていきましょう。」
ワールドプロレスリング特番(1):名場面りんね編
辻アナ「これは札幌中島体育センターで行われたUFAヘビー級タイトルマッチですね。」
柴田「そーですね。挑戦者の石黒が地元ということで燃えてたんですが、
ノーコンテストになってしまい悔しがった試合ですね。」
辻アナ「これがその問題の入場シーンです。チャンピオン市井が入場してきたところを
りんねが襲撃して市井が大流血してしまいます。」
柴田「当時のりんねはタッグパートナーが解雇、事故死と不幸が続いてやけになってましたね。」
辻アナ「結局市井が試合をすることが不可能ということでノーコンテストという裁定と
なったんですが、これに不満の観客が暴動寸前となったんですね。」
柴田「私はリングサイドの記者席にいたんですが、怖くて思わず逃げちゃいましたよ。」
ワールドプロレスリング特番(2):名場面LOVEマシーン編
辻アナ「なつかしいですね、このサングラスとメガホンの男。」
柴田「将軍KYハタケ ですね。で、連れてきたのがこのLOVEマシーンです。」
辻アナ「ここで市井の例の名セリフですね。ちょっと聞いてみましょう。」
市井「お前は平家だろ!」
辻アナ「ギャハハ!この一言でLOVEマシーンは終わっちゃったんです。」
柴田「結局LOVEマシーンこと平家が注目されたのはこのデビューのときだけですね。」
辻アナ「平家は素質はあるんですからもうちょっと頑張ってもらいたいですね。」
柴田「全くです。」
ワールドプロレスリング特番(3):名場面ハワイの狂虎ダニエォ編
辻アナ「おっ!これは市井の恐ろしさが前面に出たダニエォ戦ですね。」
柴田「この試合の数日前に買い物中の市井を襲ったことで生じた遺恨ですね。」
辻アナ「襲撃事件が起こったのは新宿伊勢丹前でした。」
柴田「偶然、私の部下がその現場に居合わせまして、1面スクープでしたよ。」
辻アナ「試合は結局アームブリーカーでハワイの狂虎ダニエォの腕を本当に骨折させて
しまったんですね。」
柴田「いやー、怒ったときの市井は本当に恐ろしいですねえ。」
ワールドプロレスリング特番(4):名場面T&Cプロレス軍団編
辻アナ「崩壊したT&Cプロレスが軍団として乗り込んできたこともありましたね。」
柴田「そういうこともありましたね。」
辻アナ「市井対T&C軍団の1対4のハンディキャップマッチが行われました。」
柴田「T&Cはよくこんな屈辱的マッチメークをのみましたね。本当に恥知らずの連中です。」
辻アナ「それでも市井は勝ってしまうんですね。」
柴田「いやー、市井は本当に強いです。」
ワールドプロレスリング特番(5):名場面鈴木あみ編
辻アナ「続いては、お笑いタレントのナインティンナインが結成した99プロレス軍団、
通称9PGが乱入してきた試合ですね。」
柴田「そういうこともありましたね。」
辻アナ「このとき、ナインティンナインは現れずに子分の中山エミリが来たんですね。」
柴田「しかし連れてきた鈴木あみは強敵でしたね。」
辻アナ「結局、市井とのシングル対決は実現しないまま鈴木あみは離脱しちゃったのは
本当に残念でした。」
柴田「これぞ幻のカードですね。今の鈴木あみの状況を考えると、当時実現させなかった
ことが本当に悔やまれます。」
では、CMのあと、いよいよ市井・後藤、最後のタッグをお送りします。」
ワールドプロレスリング特番:市井・後藤 vs 明日香・石黒
辻アナ「柴田さん、まずはこの試合が行われることになった経緯を説明してください。」
柴田「先日行われた安倍戦で、」
辻アナ「ええ、あの試合はすばらしかったですねえ、柴田さん。」
柴田「とにかくその試合後、明日香と石黒がもう1度だけ市井と対戦したいという
ことで、エキシビジョンながら1試合だけ復帰することになったんですね。」
辻アナ「なぜもう1度やろうということになったんですか?」
柴田「石黒は、先ほどもありました札幌のりんねテロ事件以降、再戦が実現しなかった
ということ、明日香は海外遠征中に明日香を襲った海賊娘。が市井ではないかと
いう疑惑が晴らされていないこと、と私は推測しています。」
柴田「ところがファイナルカウントダウンのため、引退試合までの全大会に既に
試合が組まれてますので、この試合は空き日を利用して異例のワンマッチ興行と
して行われます。」
辻アナ「それから、市井・後藤組ですが、もう見られないと思ってましたが、この
試合のお陰で実現しましたね。ファンにはうれしいプレゼントです。」
辻アナ「それでは両チームの控え室の様子をレポートしてもらいましょう。」
辻アナ「まずは市井・後藤組の控え室の田畑さん?」
田畑「はい田畑です。こちらは先ほどから後藤が市井の後ろから抱きついたまま
静かにしております。」
田畑「市井選手、いよいよ明日香・石黒組との対戦ですが...」
市井「こんにちは。さやりんです。今日も・・・」
田畑「はぁ?」
市井「いえ、冗談です。聞かなかったことにしてください。」
田畑「後藤選手はいかがでしょう?」
後藤「...時は来た!」
市井「(ププッ!)」
---
保田系「『さやりんの留学』ネタ切れなんだよなー。」
辻アナ「続いて明日香・石黒組の控え室の真鍋さん、レポートお願いします。」
真鍋「はい真鍋です。」
石黒「おい、おい、おい、おい。真鍋!」
真鍋「石黒さん、お久しぶりです。」
石黒「おい、おい、真鍋。お前に聞く。お前に聞く。お前はオレと市井の試合が
見たいか?」
真鍋「はい、私はハナッピ石黒とエンペラー市井の試合が見たいです。」
石黒「お前の気持ちはよーくわかった。お前の気持ちはよーくわかった。
おい、おい、おい、おい。」
辻アナ「いや〜早くも石黒劇場は絶好調ですね。それではCMのあと、いよいよゴングです!」
○エンペラー市井、マキ後藤(7分12秒 エビ固め)ギンナーン明日香×、ハナッピ石黒
現役選手と引退した選手との差はいかんともしがたく、市井組の合体パワーボムで
あっけなく明日香がマットに沈められた。
辻アナ「試合終了のゴングが鳴ると同時に観客がリングサイドに駆け寄ります。
さー、石黒の引退以来久々の石黒劇場の開始です。」
石黒「オイ、オイ、オイ、オイ!お前ら、よーく聞け。お前ら、よーく聞け。
これがオレの、これが邪道の、生き様じゃー!」
観客「ウォー!」
石黒「お前らも、お前らも、胸いっぱいに生きるんじゃー!」
観客「ウォー!」
石黒「オイ、オイ、オイ、オイ!このチビは、このチビはなー、高校に合格
したんじゃー!」
観客「ウォー!あ・す・か!あ・す・か!あ・す・か!あ・す・か!」
石黒・観客「バン!バン!バン!バン!(リングを叩く音)」
辻アナ「結局、石黒は何がやりたかったんでしょうね?」
柴田「明日香の高校合格報告じゃないですか?」
辻アナ「せめて結婚の噂が本当かどうかについても語ってほしかったですね。」
辻アナ「さて、市井の引退まで残り3試合となりました。5・20の新人4人掛けと
マキ後藤戦、そして5・21武道館でのジーニアス宇多田との引退試合。
テレビをご覧の皆様も市井の最後の勇姿を目に焼き付けておいてください。」
辻アナ「それでは皆様ごきげんよう。柴田さん、ありがとうございました。」
柴田「ありがとうございました。」
引退前数え歌:テストマッチ。
○エンペラー市井(3Rタオル投入)●愛内クローン梨奈
先週号の週刊ゴングでの、「引退前に掃除しねえとな。」発言から端を
発したこの試合。愛内のavexトレインでの入場は後楽園ホールを沸かせる
中で、市井サイドの入場曲「Boys&Girls」そして浜崎マスクを被った3人
の選手が手に鮎を持っていたことから愛内の怒り爆発。試合開始のゴングを待たずに
愛内のナックルパンチ、ミドルキックと連続攻撃で市井に襲い掛かる。
しかし、所詮、格が違うのか。2Rになると戦況は一変、市井オンステージへと
変わった。ジャーマン・フルネルソン・フィッシャーマンというスープレックス
のフルコースを愛内の脳天に叩き込む。バーリトゥードルールでありながら
ファンを飽きさせない、市井の懐の深さだけが目立った試合だった。
3R開始のゴングが鳴ると同時にタオルを投入するavex陣営。しかし、
市井は試合内容に満足してないらしく、場外の机をリング上に運び、ムーン
サルトボディープレスを披露するなど、終始イラツキが目立った試合だった。
ASAYAN認定オール・パシフィックタッグ選手権試合
選手権者チーム:エンペラー市井・ピーナッツ保田VS挑戦者チーム:深田恭子・加藤あい
○保田(20分15秒:垂直落下式DDTからの片エビ固め)加藤●
☆市井組が連続15回目の防衛に成功するが市井引退のために王座返上
連続14回王座を防衛してきた無敵タッグ「ザ・ピーナッツ」もこれが最後の防衛戦。
深田の巨大な足を利用したかかと落しと加藤のすばやい動きに苦戦する王者チーム。
保田も関節技で応戦するが、勢いの差からか挑戦者チーム圧倒的有利のまま中盤戦へ。
市井はいつもの冴えが見られず、受けに終始する。
しかし12分過ぎ、市井と深田がもつれあい場外に転落した時から様相は一変。
闘争本能が目覚めたのか市井は、場外で深田を鉄柵や鉄柱にたたきつけ、さらにマット下でDDTやパイルドライバーを連発。
これで完全に勢いに乗った王者チーム、代わった保田が加藤を捕らえ、
市井が深田を再び場外に投げ出している間に稲妻レッグラリアート、アックスボンバーを決め、
止めは垂直落下式DDT3連発からフォール。市井に白星をプレゼントした。