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脅迫

「私は昔から、好きになる人を虐めるのが好きなんだ」
マキはこれから起ころうとすることに身をすくめていた。
「今日は、私が虐めてあげるからね……」
目を大きく見開いて、マキの背後からうなじあたりを凝視する。
「かえしてください。お願いです。私は……」
何かを言おうとして、口をつぐんでしまった。
市井がマキの肩に手をかけた。
「夜は長いんだ。もうすぐルームサービスが来るから、食事をしよう」
市井がブラウスの上からマキの乳房に手をはわした。
「マキのオッパイだね……」
市井はマキに裸になるように命じた。
「こ、ここで……ですか」
「そうだよ。色っぽく脱いでほしいな」
ソファに座り直し、ゴクリとビールを飲み、マキの身体を舐めるように見る。
「さぁ、早く脱ぐんだ。私を怒らせないほうが利口だよ」
「恥ずかしい……」
「今更、恥ずかしがるのはおかしいよ。私は全てをしっているんだから」
「…………」
マキは言葉を失った。

ソファから立ち上がり、命じられた通り、ボタンを外していった。
手を後ろにまわし、ブラジャーのホックも外す。
乳房がこぼれでる。小さな乳首がとがりを見せていた。
「おぉ、乳首が立っているんだね。やっぱり露出狂の気があるのかな……」
「うンっ……ちがいます……」
「みっちゃんにしたように、私にもセクシーに見せておくれ」
「どうして、知っているの?」
「私はマキのことはなんでも知っているよ。さぁ、続けて」
マキは腕で両の乳房を隠した。
市井に背中を向け、ヒップを突き出すようにしてスカートをさげていく。
むっちりした尻肉がくなくなと動き悩ましい。
「全部、脱ぐんだよ」
パンティストッキングを片足ずつ脱ぎ、パンティに手をかける。
またも、マキは自分に酔ってきていた。
もっと見てほしい。そんな気持ちになっていた。
(本当に、私って露出狂の気があるのかしら……)
パンティを脱ぎ去り、全裸になった。
「綺麗だよ。とっても」
そのとき、ドアがノックされた。

「マキ。出てごらん」
「はい……あの、何か着るものを……」
「そのままの方がいいんじゃない?」
突き放すように、言う。
「ほら、早く!」
市井がマキのヒップをピシャッと張り、後押しをする。
「あンっ……」
心臓が高鳴っている。
「ルームサービスです。ディナーをお持ちしました」
マキは覚悟を決め、一糸まとわぬ全裸のままでドアを開けた。
トレイを運んできた見るからに若い、新人のボーイが、立っている。
全裸の美女の出迎えに目を丸くした。
「どうぞ」
マキは頬をピンク色に染めて、ボーイの視線を感じていた。
「しっ、失礼します」
ボーイが部屋の奥へとトレイを運ぶ。
チラッチラッとマキのヌードに目がいく。
じろじろ見ては失礼だと思っても、女体が放つメスの匂いに引かれてしまう。
ボーイは料理をテーブルに上に並べながら、いろいろ想像した。
「マキ。手伝ってあげなさい」
恥じらうマキをニヤニヤと眺めつつ、市井が言う。
「は、はい……」
マキはうらめしげに市井を見た。
彼の考えていることはわかっている。
(いいわ。お望み通り見世物になるわ……)
マキはバストと繊毛を晒し、両手で皿を持った。
「大丈夫です。私がやりますから……」
目の前で揺れる乳房の形のよさに、ボーイの目が釘付けになる。
「いいのよ、手伝わせて」
マキが水差しを手にした。
「いいえ、私の仕事ですから」
水差しをマキの手から取ろうとしたボーイの指が震えている。
「あっ……」

勢いあまって、水がマキのバストにこぼれた。
「失礼しましたっ」
ボーイが慌てて、マキの乳房にハンカチを当てた。
想像以上に柔らかな感触に、ボーイは我を忘れた。
自然とバストを揉む手つきになる。
「あンっ……」
マキの唇からハスキーな声がもれた。
ボーイの股間がドクンッと脈打った。
水滴がバストの谷間から、締まった腹部へと垂れていく。
ボーイは思わずマキの素肌に唇を押しつけ水滴を舐め取った。
「す、すいません」
「いいのよ。綺麗に舐めとってください……」
マキは目を閉じ、かすれた声で言った。
若いボーイは一瞬ためらいを見せたが、欲望に負けてしまう。
美女の柔肌にむしゃぶりつき、くびれたウエストをペロペロと舐める。
マキはくすぐったそうに裸身をくねらせた。
市井が水をマキのヒップにもかけた。
「ああ、お尻も濡れちゃったみたい……」
ヒップをくねらせながら甘い声でささやく。
「ああ……ボーイさん……おねがい、お尻も……綺麗にして……」
マキはうっすらと目を開き、妖しく濡れた瞳でボーイを見つめた。
ボーイは股間を痛いくらいに硬くして、マキの双臀に顔を埋めた。
双肉を縦に削ぐ割れ目に添って、舌を這わせる。
「ああっ……ううンっ……」
マキの背中が反った。
市井の視線がチクチクと肌を刺し、それが心地よい刺激になった。
「ありがとう、ボーイさん」
マキはチップ代わりにボーイの頬にキスをして、パンパンの股間をそっと撫でた。
「ううっ……」
ボーイは腰を震わせた。
それだけで射精してしまったのだ。

「なかなかよかったよ。マキ。」
ボーイが出て行くと、市井がマキの柔肌に触れてきた。
まろやかなふたつのふくらみを、ねちっこく揉みしだく。
「あぁ、こうしたくって、たまらなかったんだ……」
「あンっ……」
ツンと上を向いた乳首をつまんだ。
「後でたっぷり可愛がってあげるから、まず食事をしよう」
市井がテーブルにつく。
「あの……何か、着るものをください」
「そのままの方が綺麗だよ。それに、素っ裸の方が露出狂のマキにとっては
 いいんじゃないかな」
「露出狂だなんて……ひどい……」
マキは言われるまま全裸で椅子に腰掛けた。
「ナイフとフォークがありません」
「動物になった気分で手で食べてごらん。その方が牝の気分がでるでしょ」
「そ、そんな……」
牝という言葉の響きが、マキをどん底へ突き落とす。
目の前のステーキに手をつける気にはなれなかった。
「どうしたんだい、ちゃんと食べないとスタミナがもたないよ」
「食欲がありません……」
「動物はテーブルでは食べられないかな?」
そう言うと、市井はステーキの皿とスープの皿を床に置いた。
「どうだい? これで食欲がわいてきたかな」
「…………」
「さぁ、冷めないうちに早く食べなさい」
マキは、こみ上げてくる屈辱を噛み締め、床に膝をついた。
「四つん這いになるんだ、マキ」
「マキ、メスなのね……」
か細い声で、マキは自分自身に言い聞かせた。

両手を床につき、脂ののった双臀を市井に向けて揚げていく。
なんともそそられる格好だ。
マキが素っ裸で四つん這いになっている。
市井は、だらしなく口もとをゆるめ、マキのヒップに見惚れた。
「スープを飲んで」
マキは四つん這いのまま、唇をスープに寄せた。
(ああぁ……これで、メスになってしまったのね……)
固く目を閉じ、スープ皿に唇をつける。
「舌を出してごらん」
マキの肩がピクッと震えた。
ピンク色の舌をのぞかせ、スープを舐める。
上体が前に傾き、揚げられた双臀が、さらに市井の前に迫ってくる。
女の色香がすべて凝縮した、魅惑の曲線である。
「どうだい、味は?」
「お、おいしいです……」
四つん這いになってスープを舐めていると、本当に牝犬になった気がした。
「肉も食べなさい」
一瞬ためらったが、マキは左手で上体を支え、右手でステーキをつかんだ。
そのまま口に持っていき、肉食獣のようにむしゃぶりつく。
マキは市井を挑発するように、揚げたヒップを振りながらステーキを貧った。
「もう、だめだ。たまらないよ」
市井も全裸になると、弾けるように充血した男塊が現れた。
「後ろから入れてやる!」
むっちりとした尻肉をつかみ、深い亀裂を左右に割る。
「あぁぁ、お願い、許して……」
クレヴァスに硬い肉塊を感じ、マキの身体は歓喜の予感に震えた。
これだけ虐められても、いや、虐められれば虐められるほど、マキの身体は
たくましいオトコが欲しくなる。
硬くて太いペニスで、か弱い女の粘膜を貫き、めちゃくちゃにしてほしい。
(ああ……入れて……マキを、めちゃくちゃにして……)

マキは自分の割れ目の奥の花びらが疼くのを感じていた。
「入れるよ、マキ」
「いや……」
野太い亀頭がクレヴァスを裂いた。
ズボっとマキの女陰にめりこむ。
「あうっ、……し、しないで」
たくましい男塊が肉襞をえぐり、奥まで突き刺してくる。
「あぁぁ、だめ……」
「うそをつけ!マキのヒダヒダがうれしそうに絡みついてくるぞ!」
「いやっ、言わないで……恥ずかしい……」
マキはいやいやとかぶりを振った。
声とは裏腹にしっとりと男塊を咥えこむ。
市井がピストン運動を開始した。
割れ目ギリギリまで亀頭を引き、次の瞬間には子宮まで貫いた。
「あっ……いいっ……」
マキはたまらずに、よがり泣きはじめた。
四つん這いの裸身がくねる。
市井はマキのしまった腰をグッとつかみ、男塊の出し入れに力を加えた。
「ああぁっ……あ、ああぁぁ……」
しっとりとからみついた肉襞が、市井の怒張でこすりあげられる。
マキの理性は、もうどっかに飛んでいってしまっていた。
「もっと、いい声で泣くんだ!!」
マキのなかで市井のものがさらに膨張するように、マキを支配していった。
「あ、あぅっ……す、すごいっ……」
突き刺される男塊が、丸太い棒ほどの太さにすら感じられる。
「あっ、いやゃぁぁ……」
官能の火が噴きあがり、マキの全身を包み込む。
声を出すまいと思っても、それは無駄なことであった。
「ああっ、ああンっ……」
市井に突かれるたびに、歓喜のよがり泣きがこぼれでる。
出入りする男塊が、マキの粘っこい恥汁にまみれて濡れ光る。
「ああっ……た、たまんないっ……」
マキの声がいっそう甲高くなった。

そこまでやって、市井は男塊を引き抜いた。
「ああン、やめないで……」
甘い声でマキがささやく。
市井は四つん這いのマキの顔に移動した。
汗にまみれた、その裸身からは、甘くすえた女の体臭がした。
それは、どんな媚薬よりも市井を刺激した。
市井は熱い自分の分身をマキの唇に突っ込んだ。
「うぐっ……うむっ……」
マキはむせつつも、自分の体液の残る市井の男塊にしゃぶりついた。
「おうっ……いいぞ、マキ。最高だっ」
怒張を根元から吸いあげられ、市井は腰を振るわせた。
「うむっ……ううっンっ……」
マキは一心不乱に市井の肉棒をしゃぶり、貧欲にヒップを振った。
その四つん這いの裸身は滝の汗が流れ、官能の炎であぶられている。
エクスタシーが目の前まで迫っていた。
(ああ……マキ、このままイッちゃいそう……)
「おうっ……イクぞっ。マキっ」
市井がマキの頭を押さえつけた。
次の瞬間、ドッと白濁が噴きだした。
「うぐぐっ……うぐっ……」
(イ、イクッ……)
市井の精液を喉に感じたマキは、エクスタシーの高波に呑まれた。
四つん這いの裸体を痙攣させ、かつてない絶頂感を貧った。