市井「先輩、やっぱり私怖い」
先輩(女)「大丈夫、剣道に対する愛があれば痛くないわ。じゃあ、いくわよ紗耶香。」
市井「はい、先輩。」
紗耶香の股間にあてがわれた竹刀は、ゆっくりと紗耶香の未だ男を知らぬ秘所へと入って行く。
市井「先輩、痛い痛いー。」
堪らず大声を張り上げる紗耶香。
先輩(女)「そう、痛いの?」
紗耶香が堪らず張り上げた大声は先輩(女)の持っていた
サディスティックな部分を刺激するには充分だった。
瞬間、悪魔の考えが先輩(女)の脳裏に浮かび思わず頬が緩む。
その悪魔の笑みを紗耶香に気付かれない様に注意を払いながら優しい声を紗耶香へとかける。
「じゃあ、しょうがないわね。また今度にしましょう。」
「飯田先輩、何の用なんだろ?試験前で部活無いのに部室に来いなんて。
やっぱりこの前の続きかなあ?」
頬を少し赤らめながら呟く紗耶香。
あれから数日が経ち、学校は試験前の部活禁止期間へと突入していた。
殆どの生徒は早々と帰宅し、静かな放課後の校舎を部室へと急ぐ紗耶香。
「せんぱーい、来ましたよー。」
部室の扉を開けながら中にいるであろう飯田へと声をかける。
「あ、紗耶香いらっしゃい。」
残忍な光をその瞳に宿らせながらも優しい笑顔で紗耶香を迎え入れる飯田。
紗耶香はその笑顔に隠された飯田の企みにまだ気付いていなかった。
「紗耶香、私のこと好き?」
「え、あ、はい。」
紗耶香は飯田からの突然の問いに慌てながらも自分の気持ちを伝える。
「ほんとう?」
「はい!そうじゃなかったら、この前みたいなこと絶対にしません!
私、まだ・・その・・したこと無いんだし・・・」
「嬉しい。じゃあ今日はたっぷりHなことして貰えるわよ、良かったわね。」
そう言うと飯田は紗耶香に唇を重ねてきた。
(して貰える?)
飯田とキスを交わしながら紗耶香の頭の中ではその言葉がグルグルと渦を巻いていた。