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紫板『オムニバス短編集』感想用

1 名前:受付 投稿日:2001年05月12日(土)14時38分12秒
紫板にある『オムニバス短編集』用の感想スレッドです。
感想はこちらに書いて下さいね。
なお、感想を書き込む際には、感想を書きたい「作品名」を忘れずに記入すること。

(例)
>○○□△(作品名)
よかったです。

これは感想が誰に対してなのか混同しないようにするためです。
以上のことが守れるようでしたら、どんどん書き込みして下さい。
作品名を書かないと、作者さんに伝えたいことが伝わりませんよ!
2 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月12日(土)18時31分07秒
>fregrance 
おつかれ。今までの中では1番いいね
3 名前:「古巣」(本スレ 14〜22・24)の作者 投稿日:2001年05月12日(土)20時07分36秒
http:///mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=purple&thp=989646261&st=14&to=24&nofirst=yes
只今紫にアップして参りました。
この企画を目にしてから発案して1日で書いたものなので完成度は低いのですが、どうぞ御覧ください。

長さは規則ギリギリの10レスとなりました。
いくらでもダラダラのばせるのですが、しつこすぎず痛すぎずという短編の利点を考え、期限の10レスにまとめました。

御覧になった方々へ
誤った日本語、構成・描写の稚拙な点などは厳しく指摘してやって下さい。
単純に「これ嫌い」とか「痛さがハンパ」とかでもいいので
4 名前:とおいところへいっちゃったきみへ。 投稿日:2001年05月12日(土)20時41分56秒
アップしました。
少しずつ練り直しながら書きました。
吉澤を殺すのは嫌だったんですけど・・・ま、いしよし好きですのでこれもまた楽しめるかと。
なんか意見があれば何でも申して下さい。おねがいします。
あと・・・「古巣」とかぶっちゃったんですけど、僕のほうが2番ですよね?
5 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月12日(土)20時54分37秒
とりあえず次が4番ということだけは確実ですね。
6 名前:フォローさん 投稿日:2001年05月12日(土)22時57分59秒
■投稿順にナンバリングしました
1:fragrance
http:///mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=purple&thp=989646261&st=4&to=13
2:「古巣」
http:///mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=purple&thp=989646261&st=14&to=24
3:とおいところへいっちゃったきみへ。
http:///mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=purple&thp=989646261&st=23&to=28
4:繋がれた愛
http:///mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=purple&thp=989646261&st=29&to=38

次の方は5番目です。
7 名前:フォローさん 投稿日:2001年05月12日(土)23時00分19秒
超間違った! ここは感想スレだ!!
8 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)05時00分28秒
>Y氏の告白
面白かった。まさか、ここでY氏を取り上げるとは。
某所のひそひそスレみたい(w
9 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)05時08分03秒
>とおいところへいっちゃったきみへ。
意外な結末だった。いっぱい食わされたって感じ。
ただ23「ついさっき届いたメール」は故意?
それとも彼女の中では「ついさっき」ということ?
読み込みが足りないのかなあ…。
10 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)05時23分20秒
>「古巣」
友情(仲間意識?)が人を成長させる…か。
他の作品と違う視点がいい。
読点と漢字の使い方にはもう一工夫ほしい。
ところで、「正直者にだけ色が見えるサングラス」って何?
11 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)05時35分04秒
>口紅
主人公の心情変化の描写がいい。
登場人物の名前を出すのをもう少し遅くしてもよかったかも。
読んでて見当はついたけど。
12 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)05時53分37秒
>fregrance
構成が巧い。
前半は話題を詰め込みすぎかと思ったけど、
きちんとそれらが伏線になっている。
13 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)05時57分33秒
>繋がれている愛
詩みたいな感じ。ほんわかした雰囲気。
たまにはこういうのもいいね。
14 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)11時16分19秒
>9さん
いや、十分な読み込みですよ。
そうです。彼女の前ではよっすぃ〜がいた時間がなくなった時点で全てが止まってしまったんです。
短編集ってそういう気になるところがあったほうがおもしろいとおもいませんか?
自分の想像でいろいろふくらませることができるんですよ?
まあ、これはあくまでも僕の判断なんですけど。
15 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)12時15分11秒
なんか面白くなってきた♪ 参加してみよっかな♪
16 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)13時04分51秒
>fregrance
時事ネタですね(w
市井が出てないのに「いちごま」
後藤が昔を引きずりながらも、「新しい自分新しい人間関係」
を創っていっているのが、新鮮でした。
前向きな話で、読み心地がよかったです。
17 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)13時05分32秒
>「古巣」
これまた時事ネタですね(w
明日香は、一番、自分を持っているという印象が強いキャラ、
それを、最近の報道を含め否定すると言う考えをもとに書かれている。
娘。の中で一番第三者視点を持っていると思われる保田を、対決相手に持ってくる。
会話だけで話の山と谷を作るのがすごくうまい!
娘。がなくなった日に、また読みなおすと、元気が出るかも…
18 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)13時06分15秒
>とおいところへいっちゃったきみへ。
フライング作品です。(w
そのくせ計算したように「古巣」のあとに、投稿してあったりして…
ずっと、石川のネガチブモードによる、切ない話だと思っていたら。
最後の二行で、一気にサスペンス&スリラーへ(w
きっと吉澤よりも石川の方が先に「とおいところへいっちゃったきみ」
になっていたんでしょうね。
短編の醍醐味を感じさせてもらいました。
19 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)13時06分46秒
>繋がれている愛
矢口の心情を綴った、詩的作品。
矢口視点だけで書かれているのが効果的だと思います。
あと行間を大事にしたいとの考えだろうけど、スペースが空きすぎだと思う。
一定の間隔でなくメリハリをつけると、もっと効果的になったんじゃないかな…
矢口の切ない思いが伝わってきました。
20 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)13時07分18秒
>口紅
いしよしです。
これですべてを表しているような気がする。(w
恋をした人に共通する、相手の何気ないしぐさに不安をおぼえる…
そんな心情が、ひしひしと伝わってきます。
*男だとたばこだけど、女だと口紅なんだ…
勉強になりました。(w
21 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)13時07分50秒
>Y氏の告白
パス……
22 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)13時08分27秒
>インフィニティ
卑怯者〜(w
話としてはよくある話。
ゲーム落ちも平凡。
ゲームしているのが辻加護、そのことによって、起きているイベントに気づかず、
ゲームの中の吉澤の不幸がまだ続く&“偶発イベント:吉澤、中澤への道”
がなければ、罵倒してあげました。(w
23 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)13時09分06秒
いや、最初からレベルたかっ(w
最後にこのような作品を読む機会を与えてくれた。
道化師さんその他、企画実行に参加してくれた皆さんありがとう。(嬉
24 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)14時48分18秒
って、まだ続くんだった…(汗
25 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)18時39分31秒
>『想いは電波をこえて…』
おもしろかった…飯田はオキニなので点数が甘くなってしまう。
テレビラジオネタが随所に織り込まれ(かなりヲタ度高し
中澤とつんくが電波なのは「」がないのと題名ですぐわかった。
いちおう夢落ちなのだが、そのあとの、石川の心情&ギャグにより
それがマイナス点になっていない。
「石川〜っ!!あと10回だからね〜っ!!」これ最高!!!
26 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)18時48分13秒
おいらも今飯田ネタ読んだ。ワラったワラった。オチもサイコー!!
27 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)18時59分57秒
>>26 さん1の注意書き読んでね。
28 名前:26 投稿日:2001年05月13日(日)19時02分55秒
>>27 ネタバレじゃない? まあいいや。守れないからもう書かない。じゃねー。
29 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)19時15分34秒
>>28「作家さんとサシで飲み交わしたいと思うスレ」
読んでネタバレOKだと判断したんだけど……
違ってたら誰か指摘して。
30 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)19時19分04秒
>>29

(例)
>○○□△(作品名)
よかったです。

明確に作品を指定していないことだと思われ
31 名前:26 投稿日:2001年05月13日(日)19時28分53秒
スレ汚し失敬。
>>29
ネタバレすると面白くないと(俺は)考えたが、このスレはネタバレは関係ナシで
作品名に言及しないで感想を書くことは求められてない。そういうこと。

間違ってるのは俺だから気にすんな。じゃーな。
32 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)21時41分54秒
面白いというか、上手い人が多いね。
凝ってるというか、…正統派が今んトコ少ない感じ。名作集に多い、恋愛ものが少ないね、てこと。
ちょっと意外。ここにあるショートショートってたいてい甘い恋愛ものだから、そういうのが
多いかと思ったんだけど。
何て言うか、気をてらったもの(失礼)が多いっていうか…いや作者さんたち力入れてるんだなぁ、
てよくわかる。

すんません、全体読んでの感想です。特にコレ、てのでなくて申し訳ない。
33 名前:32 投稿日:2001年05月13日(日)22時47分04秒
↑の何が言いたいのか、て感じですね。

個人的には、2番目の方の「古巣」てのが一番印象に残りました。
なぜかというと、(自分としては)かなり痛い感じだったから。
何処が痛いかっつーと、他の方も書いてましたが(その方の言葉を借ります)、
明日香のイメージが上手く否定されてるトコ。
そこが妙にリアルでピンポイントに自分の胸をつきました。
34 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月14日(月)00時58分01秒
>古巣
良かったけど、ちょっと短編と呼ぶには長かったかも。
元々明確な定義はないからいいけど。
35 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月14日(月)00時58分29秒
>インフィニティ
設定は面白い。
結末への展開をもう一工夫するともっとよくなると思う。
36 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月14日(月)01時11分08秒
>『想いは電波をこえて…』
登場人物の内面描写の仕方がいい。
何だか都合よく(主人公にとって)話が進むのも、オチで納得。
最後の部分、場面転換がもうちょっとだけ分かりやすくするといい。
あまり分かりすぎるのもこの作品のよさを削ってしまうけれど。
37 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月14日(月)01時26分31秒
>>32
ここによくある恋愛物は短編に収めるのは難しいんじゃないかな。
名無しだから思い切ったこともできるしね。
…余計なお世話だけど、「奇をてらう」だよ。

>>34
一応、今回の決まりは「10レス以内」だから、目いっぱい使ったんだろう。
38 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月14日(月)01時31分28秒
なんか偉そうだけど一応感想を書いてみました。
全部じゃないけど他の人が書いたののうちいくつかを。

>fregrance
キャラがいまいちリアルじゃないかな。
会話文とモノローグとの構成につながりがないように感じました。
でも題材がいちごまなだけにエピソードの要点の描写は良かったです。

>口紅
描写や表現はとても好きです。
ただ 42-43 あたりの構成やストーリー性次第でもっと面白くなりそう。
吉澤視点で飽きさせないように構成を考えるのは難しそうですけど。

>Y氏の告白
かなり実験的な作品ですね(苦笑
イニシャルにしたことで逆にテンポ良くいかなくなったのでは?
せっかく特異な内容に挑戦するのなら、モノローグ無しでやるとか、もっと個性のある視点でやるとか、エピソードを絞って描写で勝負するとかしてもらいたかった……
はっきり言って読むのキツイです。

>想いは電波を超えて
前半はエピソードに執着しすぎた感があります。
改行は大変読み易かったですが、もうちょっとしつこく描写してもよかったかな。
後半のほうが短編の良さがでてたと思います。
39 名前:32 投稿日:2001年05月14日(月)09時46分39秒
あ、ホントだ。
>>32気じゃなくて「奇をてらう」ですね。
>>37ありがとう。
40 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月14日(月)21時56分23秒
>ぬくもり
過去の記憶を共有できる最後の二人
中澤脱退ネタ長編のあとにエピローグとして入るといいかもしれない。
飯田視点の作品と対で一作品としても…
行間をもっとうまく使えば「時間の流れ」を表現できたかな。
個人的には好きです。
41 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月14日(月)22時29分19秒
>〜いしよしボカンシリーズ〜いしよしマン
どうしよう(笑
原作アニメを見ていた人はたまりません。
ケレン味たっぷり、サービス満点。腹抱えて笑えます。
ただ人によっては好き嫌いがでるでしょうね。
>84 …舞台の隅で「照れて」頭を…←これは、まちがいかな?
42 名前:いしよしボカンシリーズの作者 投稿日:2001年05月14日(月)23時01分43秒
>>41
あー、市井はこれが演出だと思ってるんで、自分の巨大な像が(しかも四つんばいで)
登場したんで、あいたたた〜、と思って、照れてる……って感じだったのです。
って、後から説明してちゃダメですね。もっと精進精進。
43 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月14日(月)23時25分08秒
>>42 も一度読み直してみた
>「絶対、帰ってくるから、みんな待っててね!」
と一番の見せ場から
>「けげっ、やめてよお。なんなのこの演出?」
>すっかり主役の座を奪われた市井は、舞台の隅で照れて頭を抱えていた。
となると、はずかしさと、いうよりも見せ場を取られたくやしさを言葉に感じてしまった。
「けげっ、やめてよお。なんなのこの演出〜はずかしすぎ〜!!」
ぐらいまでしておいたほうがいいかな?と思ったりする。
44 名前:名無しさん@ぬくもりの作者 投稿日:2001年05月14日(月)23時28分30秒
>>40
中澤脱退のネタは長編でやってみたくはあるんですけどね。
手が回りそうになくて。。

>飯田視点の作品と対で一作品としても…
○○視点って感じで書くのに抵抗ができちゃって…(w

>行間をもっとうまく使えば「時間の流れ」を表現できたかな。
そこは「はーい」とだけ言っておきます(w

>個人的には好きです。
何より嬉しい言葉です…


45 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月14日(月)23時45分14秒
>>44 わざわざ、お返事ありがとうございます。
46 名前:11番目 投稿日:2001年05月15日(火)00時51分32秒
俺のマシンよ、クッキー食ってくれ…頼む
47 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月15日(火)00時52分31秒
>>46 甘くておいしいYo!!
48 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月15日(火)01時13分56秒
>>46
・ブラウザのJavaスクリプトの設定をONにする
・スレッド単独表示しない(index.html上で書き込む)

以上の二点でそれなりに解決するものと思われ。
49 名前:11番目 投稿日:2001年05月15日(火)01時26分07秒
>>46-47
ありがとう
せっかくのスレなのに、見苦しくなってスマソ
50 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月16日(水)01時29分07秒
>ぬくもり
ふとしたことで気付く友情(?)。巧く描かれている。
表現が冗長な部分がある。もっと短くできたのでは。
51 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月16日(水)01時41分48秒
>〜いしよしボカンシリーズ〜いしよしマン
おもろい。ここがいしよしの原点だったのか。
ただ、短編にするにはつめすぎの感もある。
52 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月16日(水)01時48分29秒
>Happy Night
興味深い感じなんだけど、分からなかった。
「僕」って誰(何)だ?
53 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月16日(水)01時55分02秒
>ヒラメもスルメも挑戦します
ネタっぽくなりそうなところを、うまく表現してる。
54 名前:11番目 投稿日:2001年05月16日(水)01時55分05秒
>>52
Happy Nightの歌詞を知らないと「??」だと思います。
あえてそういう感じにしたんで。
55 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月16日(水)01時59分55秒
>>54
CDとか持ってないし、コンサートにも行ったことないから、「???」。
56 名前:11番目@参考資料れす 投稿日:2001年05月16日(水)02時07分43秒
http://sakai.cool.ne.jp/imoyokan21/HappyNight.zip
(4,781KB)落とせるようなら聞いてみて。
57 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月16日(水)02時16分46秒
>>56
わざわざ、ありがとう。でも、うちの回線じゃ今は無理みたい。
今度すいてるときを狙って落としてみる。
58 名前:名無しさん@ぬくもりの作者 投稿日:2001年05月16日(水)02時23分03秒
>>50
>巧く描かれている。
ほっとしました。。

>表現が冗長な部分がある。もっと短くできたのでは。
迷走中です。(藁


59 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月16日(水)02時43分39秒
>〜いしよしボカンシリーズ〜いしよしマン
元になったアニメはリアルタイムで見たことないけど、楽しめました。
なんだかだで、スタンダードなカップリングなのも読み易し。藁
60 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月16日(水)02時47分16秒
>>58
次回作に期待。(もしかして某…ここには相応しくない話題なので自粛)
61 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)01時02分26秒
>ヒラメもスルメも挑戦します
これって作品名から察すると・・・。

内容は好きです。
ヒラメ後藤の恋レボ踊りみたい。(笑
62 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)21時33分31秒
小説は増えているのに、感想は少ない。
63 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)22時04分00秒
感想はコテハン(使い捨て)で書くというのはどうだろ?
64 名前:梨華ちゃんとよっすぃーの作者 投稿日:2001年05月17日(木)22時20分11秒
載せて頂きました。
こういうほのぼの作品は初めてだったんで楽しく書けました。
とにかく2人の幸せな雰囲気が伝わるようにと頑張ったつもりです。
65 名前:梨華ちゃんとよっすぃーの作者 投稿日:2001年05月17日(木)22時21分49秒
あっ、『-おわり-』が分かりにくいですね。
すみません。
66 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)23時02分50秒
落ち込んでて、もう感想は書くの止めようと思ってましたが、
>>62 さんに刺激され、書こうと思います。
67 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)23時03分24秒
>Happy Night
ずっと、「僕」と言うのは、神社の入口にある狛犬か何かだと言う
落ちだと思いながら読んでいました。
ストレートに終わらせることにより「さわやかな妄想小説」として新鮮に感じました。
でも最後にこんなこと言われたら「僕」はストーカーになっちゃうかも。(w
68 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)23時03分57秒
>ヒラメもスルメも挑戦します
おもしろかった。
裕ちゃんの墨文字は「中澤参上」とか、ヤンキー風だともうひとつ笑いがとれたかも。
ごとーのやる気のなさが、脱力感をはこんでいい感じ。
なぜか、最後にみっちゃんの家と言うのは、某スレの影響か?
ごっちんがもし、なまこになってたら、よっすぃーに飼われてたのかな。(w
69 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)23時04分36秒
>絆
作者の二人に対する思い入れがひしひしと、伝わってきました。
なにか書いても、よけいなことになりそうですけど。
五つでなく、十レスいっぱいに使った方が読みやすいかも。
70 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)23時05分08秒
>ザリザリする壁の前で
ハードボイルド風の書き方で、かなり凝った作品ですね。
ただネタとしては、「人気絶頂のアイドルとそれを知らないおっさん」の出会い話は、ありがちかな?
話として、変にべたべたせず、あっさり終わらせたところが、センスいいと思いました。
71 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)23時05分38秒
>LoveLove大作戦!
みっちゃんの不幸話。
個人的につぼです。きっちり入ってます。(w
たまには、みっちゃんにも勝たしてあげたい。
72 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)23時06分12秒
>梨華ちゃんとよっすぃー
いしよしです。これ以上言うことがありません。
典型的な甘い話。じつは大好きだったりします。(w
>2人は午後の街に消えていった。
おいリハーサルはどーするんだ!
73 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)23時27分21秒
>fregrance
「市井ちゃんと、そんな時間を積み重ねていたかったよ。」
こういった言葉を選択する作者が好き。
代用品でもいいという後藤が面白いんだけど、友情話とラブ話と、どうせなら
前者を望みたかったな(上の言葉が好きなもので)。よくわからないところで
融合してる気がします。タイトルやモチーフは恋愛話のそれだから。
文章はライトノベル的に巧いと思います。タイトルと筋立ての関連もまとまっ
てるし。

くだんのラジオ放送、私も持ってます。すごい好きです。特にお姉さまコーナーが。
74 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)23時36分37秒
>「古巣」
雰囲気でてる。リアリティがある。それは勿論、もうひとりの明日香を読んで、
私のなかで出来あがった福田明日香像を壊さないってことなんだけど。
言葉使いが仰々しくぎこちないのはわざとなのかな? 雰囲気出てて割と好き。

いろいろと考えさせられる作品でした。肥大した自尊心と体面と子供であること
の苛立たしさと、そのギャップの、私が福田明日香という存在に見ていたその印
象が的確に表現されていて、なんというか、作者とお友達になってみたいと思わ
せる作品でした(向こうからお断りです)
75 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)23時40分52秒
>とおいところへいっちゃったきみへ。
詩のように並べられた文章に独特の味がある。惜しむらくは妙に説明口調なところ
が気になったかな。誰に話してんねん!ってかんじで。

ラストの処理はイマイチ安易に感じました。演出が薄いというか。
76 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)23時42分34秒
>繋がれている愛
うーん。モーニング娘。で書く意味がわかりません。タイトルと内容の関連性も
謎です。ごめんなさい。パス。
77 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)23時52分39秒
>口紅
口紅という題材を巧く使ってリアリティを感じさせるとともに小説の主題に織り
込ませていて、書きなれている人なんだろうなと思いました。文章から想像され
る絵のとりかたが巧いというか、鮮やかにその瞬間が浮かび上がってきます。
「不安そうに私の唇に手をのばし、自分の口紅の付いている辺りを指先で軽く拭う。」
というあたりとか。セックスとか前戯とかズバリと下世話な表現を使うのは、自分
的には作者の背後(南Q太とか安野モヨコとか内田春菊とか小野塚カホリとか?)を
連想させて、少し興醒めでした。

最後を小奇麗にまとめたタテマエと定型から離れた話を読んでみたいと思いました。
78 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月17日(木)23時57分31秒
>Y氏の告白
Y氏に対する辛辣な描写は面白いと思いましたが、なにぶん本人を知りませんもので。
本人を的確に表してるならもっと楽しめたかもしれない。
本人とかけ離れてるなら、このように無邪気な人物に設定するだけなら、かの人を
貶めて楽しむという趣向には、どうにもノれません。
もっとも、知らないから宙ぶらりんなんですけどね。

オチがないのも気になりました。文章のはこびは悪くないと思います。
79 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)00時01分08秒
>インフィニティ
面白かったけど、オチの意味が今ひとつわかりませんでした。ジゴロ化イベントを
達成してることに辻加護が気がついてないというオチで正解?

イベント達成なら、周囲のあのしらっとした平板な反応は、ゲーム製作会社の手抜
きなんじゃないだろうかとかなんとか、小説じゃなく、話の内側が気になるのは成
功なんだろうなと。
80 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)00時02分08秒
>『想いは電波をこえて…』
個人的に座布団1枚贈らせて頂いてもよろしいでしょうか?
81 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)00時04分41秒
>ぬくもり
なんということもなくオチもないけど、組み合わせでほのぼのします。
82 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)00時07分34秒
>〜いしよしボカンシリーズ〜いしよしマン
なんといいますか、ここまでやりますか?
(司会、会場のウケを見て悔しそうに)山田くん全部もってきなさい。
83 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)00時10分09秒
>Happy Night
娘。の出てこない小説という立脚点は買わないでもないけど、僕の一人称にした
上でわかりやすい状況描写を全く行ってないこと、読者をゆさぶるような心情描
写もないことなどから、一人よがりなように思えます。
84 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)00時13分43秒
>ヒラメもスルメも挑戦します
軽快なテンポ、欲張らない描写でするすると読めました。上で誰かも書いてまし
たが、よっすぃに拾われたのに平家さんの家で飼われてるのが唐突なように思い
ました。誰が書いたにしろ、先行作品と激似なのは自分的にはマイナス要因でし
た。
85 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)00時18分19秒
>絆
内容が抽象的というか具体的でなく、観念的で一人よがりな印象を受けました。
特にラストの保田が絆を感じる部分が、絆を感じたと言葉で説明されるだけで、
少しも説得力を感じませんでした。観念的な頭で書いた小説のように思います。
エピソードの組み立てを考えたほうがいいのではないでしょうか。
86 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)00時21分18秒
>ザリザリする壁の前で。
駄作。いろいろと積め込んだ要素が物語のなかで噛み合ってない。言葉に溺れる
前にシナリオを組み立てる努力をすべきでしょう。
87 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)00時23分41秒
>LoveLove大作戦!
軽く書き流した(と思われる)ネタ小説で、面白く読みました。平家さんは、
不幸を背負ってこそ平家さんなんだなあと。
88 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)00時27分02秒
>梨華ちゃんとよっすぃー
・。
ええと。余談ですが街中で手をつなぐカップルを見るとチョップで切って
まわりたくなることってありませんか?
89 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)00時29分37秒
>>88 一度やって、ぶん殴られました。
やらない方が、無難。(ホント
90 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)00時29分53秒
辛辣な意見も必要。
思ったままを書きましょう〜。
91 名前:73-88 投稿日:2001年05月18日(金)00時30分12秒
真面目に全部に感想書いてみようかと思いましたが、書いたあとで何様だと
思いました。。。それでは次の方、どうぞ・・・
92 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)01時08分44秒
>ザリザリする壁の前で
私はけっこうこういうの好きです。
というか作者さんと私の趣向が近いのでしょう。

で、改良できると思った点ですが
・序盤からもっと読者が“彼女”が誰だかわかるようにヒントをちりばめるべき
  (いくつかあるのだが、分かりにくいものが多い)
・モノローグ(主人公)にもっとキャラクターをつけるべき(例・関西弁、口癖など)
  (主人公の性格描写は成功してるのに、小説全体がテンポ良くいってない)
・“彼女”に関しても固有名詞を多用して描写して欲しかった
  (服装・仕種・口調なんかを「〜みたい」と例えるなど)
・117(最後)の部分の構成は考え直す必要あり
  (ここさえ直せばいくらか全体が整うと思う
   ここの部分で固有名詞を出すのもかえって格好悪い)
・[EOF]がイマイチ分からない

“彼女”の愛嬌をあらわす描写は私的にはサイコーです。
ただ私は“彼女”を明日香だと決めつけてよんでましたが(藁

そういう意味で、せっかくの娘。小説だから答えを出さなくてもいいかもしれませんね。
“彼女”を特定するような描写を極力さけて愛らしさだけをうまく表す。
最後まで“彼女”が誰だかわからない、なんてね。
93 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)01時15分12秒
>ザリザリする壁の前で
>>92
EOFってEND OF FILEのことなのかなぁ。
それとも他の意味があるのか・・・。
94 名前:Happy Night作者 投稿日:2001年05月18日(金)01時28分33秒
どうも「僕」が誰だかわからないみたいなんで
「僕」が誰だか言ったほうがいいですか?
95 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)01時29分49秒
>>94 「僕」って誰かだったの?聞きたい!
96 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)01時30分46秒
>>94
上のほうで狛犬という指摘があったけど、それもなるほどなァと思ったけど、
作中にそんな描写なかったしね。タテマエ上は「小説のことは小説の中でケリ
をつけて欲しい」けど、気になるので聞いてみたいッス。
97 名前:Happy Night作者@ネタバラシ 投稿日:2001年05月18日(金)01時59分27秒
ここじゃアレなので、この板の沈んでる「初めてでございます」スレに
書いておきます。
98 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)02時09分45秒
>>97 なるほど>>54の意味がやっとわかった。
99 名前:Happy Night作者@ネタバラシ 投稿日:2001年05月18日(金)02時21分09秒
もう1つ追加しときました
100 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)02時45分20秒
>絆
題材は悪くない。が、ストーリー展開が稚拙。
改行・漢字の使用法など読者を意識した文章を書いてほしい。
101 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)02時47分49秒
>ザリザリする壁の前で
導入部分は面白くなりそうな雰囲気だった。
だが、それが話の展開上ほとんど生かされていないように思う。
102 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)02時49分01秒
>LoveLove大作戦!
面白かった。
もうちょっとしっかり伏線を張るとオチがいっそう際立ったかも。
103 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)02時50分14秒
>梨華ちゃんとよっすぃー
食傷気味なカップリングだが、引き込まれた。
ただ、>>127はうまく機能していないように思う。
そこを何とかすれば、もっとよくなるのでは。
104 名前:78 投稿日:2001年05月18日(金)19時35分49秒
>「それじゃあ、バイバイ。」
いしよしです。
話自体はわかりやすいし、いいと思うんだけど萌えない。
「女性の感性」が理解しえない私には、むずかしい話でした。
一番いい場面での投稿ミスが、痛いですね。
105 名前:104 投稿日:2001年05月18日(金)19時37分33秒
>>104 の78は間違いでした。すんません。
106 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月18日(金)21時15分58秒
>「とおいところへいっちゃったきみへ。」
短編ということを意識してか、背景をぼやかして本筋のみに内容をとどめた作品。
過去形を用い、語りかける形式の文体で表現したいことは分かる。
ただ肝心のオチが中途半端。

>「古巣」
2ch福田のキャラクターを逆手にとった作品。
名作集の他の作品にあまり影響をうけていないらしく、良くも悪くも個性が強い。
描写は評価がわかれる所だと思うが、[後悔にさらわれる]など日本語ミスが残念。

>「Y氏の告白」
読者の知識からイマジネーションをおこさせようと意図したらしい実験的作品。
いくら短編と言ってもここまでダラダラやるとシュールどころか読後感は最悪。
最初の発想に固執し過ぎたか、構成の中にも抑揚を考えたとは見てとれない。

>「絆」
過去に名作の多い“痛めのけいさや”に短編であえて挑んだ意欲的作品。
それぞれのエピソードがつながっておらず、短編なのにまとまりに欠けた印象。
ありがちなテーマに挑むのなら自分なりのアプローチが欲しかった。
それと[心中をはかる]って書くと別の意味になるので[心中を察する]で。

>「ザリザリする壁の前で」
ライトノベル風に具体的な単語を並べることでテンポ良く展開させた作品。
主人公の個性とヒロインの匿名性がいずれも中途半端。
特に後半のヒロインのキャラクターは筆足らずで納得し難い感がある。
107 名前:名無しさん@ぬくもり作者 投稿日:2001年05月18日(金)23時45分43秒
>なんということもなくオチもないけど、
よくぞ気づいてくれました。。(w

>組み合わせでほのぼのします。
書いてみたかったんです
自分の中の伏し目として。


108 名前:Y氏の告白 作者 投稿日:2001年05月18日(金)23時45分56秒
ええっと・・・
「ワーストワン確実」と思われます作品の作者です。

拙作のために
ご感想書き込んでいただいた皆さん、
そして拙作を読んでくださった皆さん、
ありがとうございました。

作者がこういうことを言ったらいけないかもしれませんが、
106さんのおっしゃるように
「実験的作品」の本作ですが、
今回は失敗のようですね(苦笑

読者の皆さんを御不快にさせただけで、
ストーリーも何の盛り上がりもなく、
ただのゴシップを集めただけの作品となってしまいました。
ゴシップ、その他の材料を元に
作中の「Y氏」をいかに発展させるかが大事だったのですが、
消化不良におわってしまいました。
109 名前:Y氏の告白 作者 投稿日:2001年05月18日(金)23時54分20秒
(間違えて、投稿してしまった・・・すいません・・・)
>108の続き
正直、「きっちりさせなかった」自分に悔しいです。

そして、このような不完全なものを
皆さんに公表してしまった事が申し訳ないし、恥ずかしいです。

もし、また機会があるなら、
この作品については修正したいな思っております。
そのときはまた皆さんにお世話になるかと思いますが、
よろしくお願いします(御不快でしょうが)

それでは、何度も言いますが、
拙作のためにご感想くださった皆さん、
そして読んで下さった皆さん、
ありがとうございました。
そして、申し訳ありませんでした。
110 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月19日(土)00時20分28秒
Y氏の告白

俺は比較的面白かったよ
いしよしとかの恋愛ものがダメなせいもあるが。
111 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月19日(土)03時52分58秒
娘。小説と同じくらい、感想を語れる人を、みんな待ってるのね
112 名前:梨華ちゃんとよっすぃーの作者 投稿日:2001年05月19日(土)04時01分48秒
貴重なご意見アリガトウございます。
>食傷気味なカップリング
まぁ自分でもそうは思ったんですけど、やっぱりこの組み合わせが好きだし
なにより「楽しく書きたかった」ってのが前提にあったからだと思います。
>>127はあまりうまく機能していない
まったくもって痛いところを付かれました。
あそこは最後に付け加えたところなんで、今見るとそこだけ浮いちゃってるんですよね。狙いすぎて明らかに失敗です。

大好きとか引き込まれたなんていう感想は本当に嬉しいです。書いてよかったって思います。
最初はこの作品が受け入れられるか心配だったんで、ほっとしました。

全体的に言うとまだまだ修行が足りないって感じですね。短編も甘い話も。
作品自体が好きな人とダメな人に分かれると思うし(ダメな人の方が多そう・・・)。
ココで挙げられた問題点をふまえて、あとでこの短編集とは関係なしに、
いつか自分のスレで続編でも書いてみようかな、と思います。

読んでくださった人、感想をくれた人、
本当にありがとうございます。
113 名前:「絆」の作者 投稿日:2001年05月19日(土)11時15分05秒
感想を書いてくれた方、ありがとうございます。
もともと長編だったものに若干手を加えて編集したものだったのですが、わかり
にくくなってしまったようで、配慮が足りませんでした。ひとりよがりという感
想は的を射てますね。反省反省。顔を洗って出直してきます。
114 名前:「ザリザリする壁の前で」を書いた人 投稿日:2001年05月19日(土)15時07分24秒
辛辣な批評を頂き、有難うございます。
当初、「少年院を出たばかりで周囲から強烈な恨みを買っている人」が主役の
ちょっと泣かせにかかる話を書くつもりでしたが、エディタで書いてるうちに
字数が足らないんじゃないかという不安に襲われて、もうこのへんでいいやと
ばかりに無理やり終わらせたのが、あれです。実際に貼りつけてみると幾分か
余裕があったようで、残念なことこの上ありませんでした。

自転車に関しては全く知識がなく、自転車で検索して出てきたナショナル自転
車のカタログを眺めながら書きました。タイヤサイズがインチしか知らず、ど
う表現すべきか少し悩みました。

この話を書いてみようと思った動機は、娘。が殆ど出てこない娘。小説があっ
てもいいのではないか(先行にすでにY氏の告白がありましたが)、世間的に
は評価の低い『俺と娘。』小説でもそれなりに面白くできるのではないかとい
った野望があったのですが、実際には力及ばず完成させるのがやっとの状態で
した。ほかの方も仰ってますが、もし許されるなら、この作品の完成度を高め
たものを期間中に再投稿してみたく思うのですが、いかがなものでしょうか?
115 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月19日(土)15時19分06秒
今さらの質問だけど、短編は新作じゃないとダメなの?
116 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月19日(土)15時41分09秒
>>115
名無しさんで投稿する意味がないから、新作じゃないとアレなんじゃないの?
117 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月19日(土)20時42分55秒
オムニバス、初めて見ました。
文章見て誰のモノだか解ってしまう自分が痛い(w

> 〜いしよしボカンシリーズ〜いしよしマン
すんません、メチャメチャツボりました(笑)
こーいうの、20代後半的にダイスッキです
118 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月19日(土)21時05分58秒
>>117
自分も3作品ぐらいは判別できたさあ・・・全部はとてもとても。
119 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月19日(土)21時25分02秒
書いてる人、って謙虚な人が多いね
でも、内情告白は、投票終わってからの方がいいんじゃない?

ってか、投票終わってから、書いた人が、それなりにどんな感じだったのか、
書き込んで欲しいな
120 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月20日(日)02時55分13秒
他の作品もここぐらい批評してくれたらなぁと思う
121 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月20日(日)03時37分25秒
>>120 通常の板で、ここまだ書かれたら、俺だったら書くの止めちゃう……
もしも120さんが作者さんなら、ここの板で「俺の作品を批評してくれ。」
って書き込めば、ここで批評してくれるんじゃない?
122 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月20日(日)04時04分01秒
批評がまったく無いよりは、辛口でも書いて欲しいカモ〜

ただ、辛辣な批評なら完結してからにしてちょーだいって感じ
123 名前:121 投稿日:2001年05月20日(日)04時22分39秒
>>122
>批評がまったく無いよりは、辛口でも書いて欲しいカモ〜
納得。
124 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月20日(日)07時19分36秒
>>117
>>118
 文章見て誰のか判断できるのはスゴイな
 電波だけは特徴がありすぎるんで分かったが
125 名前:120 投稿日:2001年05月20日(日)10時41分29秒
>>121
もちろんまだ書いている途中のじゃなくて、完成作品を批評する場がほしいかな、と。
「俺だったら書くの止めちゃう……」されると困りますんでね。
126 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月20日(日)19時43分45秒
>fregrance
もはや名作集の短編では王道になりつつある「市井を回想する」形式の作品。
回想する後藤の心情描写は丁寧だが、後半の他のメンバーとの描写が粗雑。
結末がはっきりするエピソードがないと、市井と現在の対比も意味がない。

>口紅
吉澤のイメージを利用して、男性的な心理を描いた作品。
行為の描写にこだわり過ぎた反動からか、43-44が間延びしている。
逆に肝心の吉澤の心理描写が41中程から42最後にかけて説明不足だった感も。

>『想いは電波を超えて…』
癖のある飯田モノローグによる作品。
後半は良いが、前半の中澤やつんくのエピソードとのつながりが少し不自然。
短編の良さを活かして、全体的にもう少ししつこく展開しても良かったのでは。

>〜いしよしボカンシリーズ〜いしよしマン
コミカルに徹した典型的なパロディー作品。
パロディーとは言え、ナレーションを安易に使い過ぎた印象を受けた。
三悪にあたるやぐちゅー団などを使って、もっとテンポ良く進めて欲しかった。

>Happy Night
擬人法を用いて特異な視点からほのぼのと描き出した作品。
誰の視点なのかが作中で分からない上、ストーリー性はゼロ。
形式自体は面白いが、作品の完成度は低い。
127 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月21日(月)20時04分49秒
>イチゴ記念日
『いちごま』というもの自体に感想付けるようであれですが、
やはり与える幸福感は最高ですね。
どれだけあっても飽きるとかないです、僕は。
ごまの生長が伺える台詞も新鮮で良かったし、手紙も可愛かったし、『いちごま』の魅力が良く出てたと思います。
せっかくですから辛口意見も付け加えさせて頂きますと(嫌だったらゴメンネ)
最後の、イチゴ記念日という意味への説明付けがちょっと詳しすぎるかなっていうか、
詳しい割にはちょっと弱いかなっていう気がしました。
少し暗喩的にして、後は読者に任せるという感じにした方が良かったかも。
ごまが、実は分かんない“振り”をしてて、深い意味を持ってる事を知ってて、市井との会話のやり取りでその素振りをチラチラっと出して、読者にだけ伝えるとか。
まぁこれはあくまで僕の趣味ですが(w
でもとにかく読んでてニタニタしちゃう程良かったです。お疲れ様でした。
128 名前:とおいところへ・・・の作者 投稿日:2001年05月21日(月)22時05分15秒
どうも。なかなかレスがつきませんね。いまいちだったかな?
結構な辛口な意見ありがとうございます。
>75さん
一応、よっすぃーに語りかけてるつもりでかいたんですけどね。わかりづらいですか?
ラストはもっと詳しくしようともおもったんですけど、あんな終わり方のほうがあっさりしてていいとおもったので。
ありがとうございます。
>106さん
そうですか。やっぱりラストはもっと詳しくした方がいいんですね。
勉強になりました。ありがとうございます。

最後に・・・確かに面白くなかったかも知れません。
でも、僕はそんなことでは負けません。
今回がダメでも次にこの反省を生かします。
とても楽しい短編集になってるとおもいます。
やっぱりやって正解だったと思います。
みなさん、おつかれさまでした。
129 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月21日(月)22時22分13秒
>>128
前向きでいいね。がんばれー。
130 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月22日(火)00時47分36秒
>シャボン玉
とりあえずfinを入れるようにしましょう。
内容は、短編らしくて良かったと思う。
短くまとまってるってのは大切なポイントの一つだと思います。
131 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月22日(火)02時08分40秒
>シャボンだ玉
僕は凄い好きな感じです
21日に載せてるあたりも深いですね(w
最後の一言、余韻が残りました
132 名前:イチゴ記念日作者 投稿日:2001年05月22日(火)09時31分15秒
あ゛〜!! やってしまった…。
『2000年』じゃなくて『2001年』だった…。おまけに改行ミスもあるし、
日本語メチャクチャだし。後悔だらけの作品です。
焦っていたから、最後に『〜FIN〜』をつけるのも忘れてるし。
もー、どうしよ(苦笑)

>>127
そうなんですよ。イチゴ記念日の意味なんですけど、最初は
出さないつもりだったんです。でも、途中でちょっとヤバくなってきて…。
まだまだ力不足でしたね(苦笑)

>少し暗喩にして〜読者だけに伝えるとか。
それ、すごくいいですね。辛口どころか、嬉しい意見です。
なんか、想像するだけでも萌え〜な感じです(笑)
そうしたら、もっと後藤が大人っぽくなりそうですし。
是非、手直ししたいと思います。でも、手直ししても載せるところが。。。

>読んでてニタニタしちゃう程良かったです。
いや〜、そう言ってもらえるのが一番の褒め言葉です。
イメージした時に思わず顔がニヤけてしまう……甘めの特権ですよね。
133 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月22日(火)19時43分26秒
「荒野の三人」の感想☆
(・∀・)イイ!
軽妙洒脱なテンポでネタ小説として楽しく読めました。
個人的に西部劇は好きなジャンルなので面白かった。
カクテルのレシピ紹介が無意味にために(?)なった。
ナカザー&平家の組み合わせは個人的に嬉しいッス。描かれ方もグー☆

(゚Д゚)ハァ?
結局なんでもなかったというオチが、ちょっと、いやかなりイマイチ。
ナカザーの何がスゴいのか説明的になってもいいから説明してほしかった。
のののサソリ嫌いの伏線が欲しかったっぽい。
地の文と会話させるのは、巧い人がやっても拙く見えるんで自分的に非推奨。

この軽いノリのままシリアスあり泣かせありオチありの長編を読んでみたい。
134 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月26日(土)19時30分01秒
>繋がれている愛
贅沢に行間を使った、短編と言うよりも詩文にちかい作品。
矢口自身の描写を避けるならば、矢口のセリフに心情を推測できる内容を織り込むべき。
また市井の描写も量は適当だが内容が薄い。

>インフィニティ
娘。小説にも多い既視感の世界を吉澤に適用した作品。
展開がありきたり過ぎてオチが容易に推測されてしまう。
幾度もくり返される意識喪失のシーンは改行や中点が半端で大味。

>ぬくもり
脱退をからめて孤独感から隣人のことを想うという、おなじみの型の作品。
仕種の描写は細かいのだが、飯田と対比させられる中澤が説明不足。
後半になって急に飯田の描写が増えるため、スムーズに展開ができていない。

>ヒラメもスルメも挑戦します
急にふりかかった非日常に対するリアクションをコミカルに描いた作品。
短編でありコミカルに徹すべきなのに、無駄に設定を書き連ねている。
ほのぼのにテンポ良さは求めないが、1レスごとのオチには小気味良さが欲しい。

>LoveLove大作戦
居酒屋スレの100レスを過ぎると登場しそうな作品。
関西便のセリフに疑問符を多用していて読みにくい。
平家モノローグが粗雑なのは致し方ないが、せめて改行等で一工夫して欲しい。
135 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月26日(土)19時30分52秒
>梨華ちゃんとよっすぃー
恋人達の讃歌とでも言うべきか、甘々なほのぼの作品。
吉澤の描写のバリエーションが少なく、個性の不足で間延びしている。
句読点、中点、疑問符などをあと一歩使いきれなかったことが残念。

>それじゃあ、バイバイ。
時間の流れをうまく織り込んで短編にまとめあげた作品。
エピソードが少ない分、無駄な伏線にあたる表現は極力さけるべき。
別れの言葉を石川から切り出すという最重要シーンの書き込みが足りない。

>イチゴ記念日
娘。小説のスタンダード、いちごまをセリフに重点を置いて描き出した作品。
後半の会話文と過去形が延々とくり返されている文章にはメリハリがない。
王道だろうと仕種の描写がありきたりな表現ばかりではつまらない。

>荒野の3人
リアクション王・辻の相手に謎なキャラクターの中澤を使い、コミカルに仕立てた作品。
改行やレスの区切りは大変読み易いが、10レスにまとめることができなかったか。
後半の構成が微妙に狂っただけに、居酒屋トークがによるラストが実に惜しい。

>シャボン玉
いちごまのモラトリアムを、何故か厭世主義的な単語を多用して描こうとした作品。
カタルシスの効果を期待したのだろうか、それにしても換骨奪胎であったことは否めない。
描写で唯一評価できる擬態語も、これでは扱いがかわいそう。
136 名前:シャボン玉とザリ壁を書いた人 投稿日:2001年05月26日(土)20時39分40秒
丁寧な感想を有難うございました。厭世主義的な単語をチョイスしてしまったのは、
単に自分のなかからイメージを引っ張り出すための触媒として使ったに過ぎません。
(ザリザリする壁・・・の冒頭でも同じことをやっています)
この二つの作品(それを作品と呼ぶのはおこがましいかもしれません。オチるため
の文章は考えていたものの、作品を明快にするためのテーマを分かりやすくする努
力をかなり怠ってますから)は同じことを表現しようとしています。というか、同
じ話です。(だから>>135 で換骨奪胎という評価を頂いているんだと思いますが、
もし違うようでしたら向学のために何の換骨奪胎なのかご教示ください)

正直、小説としての体は成してないと思います。この作品をアップすることは、短
編バトルに対して余りにも失礼ではないかとも思ったのですが、完成したものをス
レッドに張りつける魅力には抗えませんでした。(どなたかがこのように評価をく
だしてくれる、そのことも私にとっては大きな魅力でした)

意外だったのは、私が意図したものとは、おそらくまるで逆の意味に作品が取られ
てしまったことでしょうか。最後の童謡の箇所で「壊れて」の一行がコピペされて
いなかったせいかもしれません。どちらにせよ、私の力不足であることは否めない
でしょう。

今回の短編バトルは非常に面白く、勉強になりました。次も機会があれば参加した
いと思います。
137 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月26日(土)22時26分46秒
>>136
俺は「ザリ壁」よりも「シャボン玉」の方がよかったよ。
「あの子」に対する作者さんの強烈な喪失感が感じられたから。
(間違ってたらスマソ)
ただ、「ザリ壁」はちょっと凝り過ぎだったんじゃないかな?と思う。
ハードボイルドタッチなのは娘。小説ではめずらしいだろうからいいと思うけど。

後「シャボン玉」で「壊れて」の部分が抜けたのは痛かった。
なんか違和感感じたから。

「あの子」がいなくなって一年。
俺もさみしいんだ…
138 名前:LoveLove大作戦!の作者 投稿日:2001年05月27日(日)01時18分49秒
評判は良いような悪いようなで・・・何だかよくわからない気分です(w

そのまんまネタ小説です。構想10分、執筆時間30分くらい(w

関西弁の「?」が多く、読みづらかったみたいで申し訳なかったです。
私は関西人なんで、自分が使う言葉の感じをそのまま書いたらああなってしまったわけで、って何か言い訳ですな(w

今読み返したんですけどかなり読みづらいですね、アレは。
改行もロクにしてないし、何だかキャラが上手く書けてないし。

ちゃんと時間をかけて書くべきでした、猛省中です。

おそらく、2ndもあれば書く事になると思うんで、そん時もまた感想なぞをくれたら嬉しいです。

最後になりましたが感想をくれたみなさん、ありがとうございました。
短編集を書かれたみなさん、お疲れ様でした。

139 名前:『古巣』の作者 投稿日:2001年06月02日(土)19時22分59秒
↓『古巣』再編集版
http://cgi.linkclub.or.jp/~kenta/asucapsule/subbbs/readres.cgi?bo=novel&vi=991474362
140 名前:『ヒラメもスルメも〜』を書いた人 投稿日:2001年06月03日(日)15時14分55秒
えーと、投票してくださった方、ありがとうございました。
とりあえず、元ネタ(『痛めも甘めも〜』)の作者さんとは違う人です。

もう一つの『Happy Night』は、ものの見事に0票でしたがまぁそれも良し(w


2回目は参加…するのかなぁ?
赤と金と○○でも時折書いてますんで、ヒマだったら探してみてください。
141 名前:『荒野の3人』の作者 投稿日:2001年06月05日(火)20時40分32秒
投票してくださった方々、ありがとうございました。
書いた本人としては閉まらないオチだったので、
こんなもの載せて良いのかと思ったんですが……

次回の2nd stageにも頑張って参加しようと思っています。
その時はもう少しオチのある形にするよう努力しようかと思いますので
よろしくお願い致します。(どうせ名無しなんですけどね…)

どの板かはあえて秘密ですが、どこかの板でひっそりとやっているので
そちらの方もお願いしますね。
142 名前:とおいところへ・・・の作者 投稿日:2001年06月09日(土)22時32分27秒
おくればせながら投稿です。
もう何も言い訳しません。完敗です。
一票も集まりませんでした。
でも2ndstageではせめて一票とります。
みててください。
143 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月10日(日)00時13分05秒
>>142
おもしろかったけど、上位三作ってのがきつかったね…
次回も期待してます。
144 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月10日(日)02時05分21秒
>>142
あれ、一つも入ってなかったんだ。
自分的には次点ぐらいだったんだけど。
次回頑張ってください。
145 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月16日(土)00時17分26秒
>fragrance
やっぱり狛犬さんの後藤はカワイイッス!!
実際の後藤とはイメージが全然ちがうんだけど
なぜか納得してしまう。

>〜いしよしボカンシリーズ〜いしよしマン
同じ人が書いたとは思えないです(藁
146 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月16日(土)00時28分11秒
>>145
どんな意図を持って書いたか知らないが、
作者無記名の意味をなくす愚か者。
147 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月16日(土)01時20分38秒
>>145
本人がカミングアウトするならまだしも、読者が言及するのはどうかと思う。
嘘でも本当でもその作品の作者に失礼だよ。
148 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月16日(土)10時04分52秒
カミングアウトしてるんだけどね
149 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月16日(土)11時42分58秒
>>145 ファンレターだったら向こうに書いてくれ。
150 名前:147 投稿日:2001年06月17日(日)00時49分27秒
>>148
この板でということ。本人のHPで書いてても、ここでは知らない人もいる。
151 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月17日(日)01時38分26秒
自分のHPでバラシたってことは、知らせたかったからなんじゃないの?
オムニバスのために怒ったっていいけど、作者のために怒るのは筋違いだぞ
152 名前:147じゃないけど 投稿日:2001年06月17日(日)02時06分40秒
>>151
>一応反応しておくか(笑
>野暮はダメよ。あっちは名無しを楽しむ場所なんだからさ。
本人のコメント
153 名前:147じゃないけど 投稿日:2001年06月17日(日)02時10分32秒
狛犬さん
勝手に転記してすみません。
154 名前:151 投稿日:2001年06月17日(日)08時42分40秒
>>152 だから最初にバラした人は名作集のために怒られるべきであって、
狛犬のために怒るのは筋違いだと言っているんだが。
155 名前:147 投稿日:2001年06月17日(日)17時56分51秒
>>154
書き込みが下手でスマソ。別に狛犬氏のために怒っているわけではない。
本人がここで公表するならともかく、他人がそういうことをすると、
他の作者さん方も次から書きにくくなってしまうんではないか、
ということを言いたかった。

多分、このスレは次回も使われると思うから、この話止めませんか?
続けるなら雑談スレにでも移りましょう。
156 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月19日(火)02時28分20秒
微妙に日記が修正されてるし。。。
157 名前:名無し読者A 投稿日:2001年07月01日(日)18時36分07秒
第2回オムにパス短編集〜怖い話編〜を始めました。
感想はこちらでお願いします。
158 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月01日(日)21時37分51秒
この方式ダメだなあ。アクセスするとオチから先に見えちゃうんだもん(w
で、オチから読んだんだけど「鬼と王子様」、吹き出しちゃった。
却って面白く読めたかも。ごちそうさまでした♪
微妙にネタバレくさいからsageとくか。これから読む人はきちんと読んでな。
http:///mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=purple&thp=993979456&ls=25
親切にもスレ貼りまで。
159 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月02日(月)02時10分54秒
>鬼と王子の話
鬼に王子が食べられたっていう終り方なのに、めでたしめでたしって感じがする。(笑
怖い話ってテーマなのに楽しく読めてよかったです。
160 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月02日(月)03時14分08秒
カントリー修行
これまた面白く読めた。怖い話ってテーマなのにユーモラスな作品が多いのは
どうしてかな? 笑いと恐怖は紙一重ってことかな。なんにせよご馳走様♪
161 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月03日(火)21時40分32秒
>あなたの知らない世界
キョワイヨォ……プルプル

いや、マジで怖いっす。
162 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月03日(火)22時37分01秒
>>161 同意。
やってくれる。ちょっと涙出るくらいコワ良かったよ。
163 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月03日(火)23時48分19秒
>あなたの知らない世界
始まりから軽快で、キッチリ怖いってのがうまいなぁ。
164 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月04日(水)00時50分37秒
なんか結構本当に怖い話が多いですね。
こういう展開になるとは予想していなかったです。
165 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月04日(水)01時06分49秒
>さよなら私
最後ちょっと鳥肌立ったよ。
まじ怖かった。
166 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月04日(水)01時49分26秒
>「ようこそ!よっすぃ〜教へ!」
おもろい。〜教が吉澤なのがポイント。
167 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月06日(金)03時09分35秒
>何かが足りない
単純な落ちではあったが怖さはあった。
168 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月07日(土)15時12分21秒
>オトコマエ
主人公の覚えていた違和。それを見過ごしたままラストまで読み切ってしまった。
勿体無い事をした。が、それを踏まえた上での二読目は、更に楽しめたので良かった。
169 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月10日(火)02時36分34秒
>何かが足りない
先は少し読めたけど、ちゃんと恐さを感じた。
でも、それ以上に深い愛情を感じた。 すごいと思った。
170 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月10日(火)13時03分12秒
ここではネタバレっぽく書いてもオッケーですよね?
171 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月10日(火)18時23分36秒
>>170
私はネタバレしても大丈夫だと思いますよ
172 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月10日(火)20時12分15秒
>>170
sageてくれるとちこっと嬉しい。
ネタバレの前にネタバレありと目立つように書いてくれるともっと嬉しい。
メール欄などを利用してくれるとなおさら嬉しい・・・
173 名前:170 投稿日:2001年07月10日(火)20時23分05秒
感想書くこと自体それだけでネタを少なからず曝しているのだと思うけどなぁ。
それを気にして書けと言われたら、ちょっとつらいです。
でも感想見て読むなんて邪推だと、俺的には思う。
メール欄だけではどうやったって無理です。ごめん。
174 名前:某参加者 投稿日:2001年07月10日(火)20時59分25秒
>>170
前回もそんな話になったけどネタバレありでOKになったから。
書いてお願い。
175 名前:172 投稿日:2001年07月10日(火)21時01分06秒
>>173 アイタタタ。すみません。俺のことは気にすんな。
176 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月11日(水)02時30分37秒
前回もそうだったけど、ここは基本的に小説読んだ後に見るはずだからネタばれはありで。
177 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月12日(木)17時01分49秒
一無能読者の戯言だと思ってください。

>鬼と王子の話
ほのぼのとしていい。この甘い世界はあの人の作った世界観に近い(とはいえ違うとは思うが)。
それにしても後藤そんなに怖がるなよ・・と思った。
そこだけが違和感あり。
もっと重厚な作品ばかりになると思っていたのにいきなり肩透かしを喰らった感じ。
ちなみに上の一文は誉めてます。

>カントリー修行
ワラタ。怖いところは最後だけだけど、その最後もワラタ。
1レス目のつんくと田中の会話は余計かなぁ。最後にもう一度出てくるかと
思いながら読んでしまったからそう感じた。
そして、辻ちゃん合掌。
うーむ、やっぱり怖い話じゃないよ(笑)。だけど、ごちそうさま。
そういえば最近、吉澤、玉子って言わないね。ダイバー聞いてないから知らないけど。

>さよなら私
最初から漂う悲しい雰囲気がいい。
個人的には最初から石川のことが好きだったほうがよかったかな。
後藤より、事実をすんなり受け入れた石川の方が怖いかも。
感情が欠けているようで。
「もう、恋をすることも、できないんだ……」
ってありがちだけど泣かす言葉だね。これがあるから締まった感じ。
ちなみに最初、翼が生えるもんだとずっと思ってた。 
178 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月12日(木)17時03分41秒
>save me
実はちょっと良く分からなかったり(読解力不足スマソ)。
「私」という1人称なのに、吉澤のことを「吉澤ひとみ」と地の文で書くのは意図的だったのかな?
ちょっと突き放した感じで、それだけで何となく怖い雰囲気は出てるのだが。深読みかな?
やっぱりよくわからないや。
石川の後悔がテーマかな?

>KOKORO
一度途中でやめ、再開されると唐突に幕を下ろしたのは挫折があったのだろうか?
そして、「長嶋信者」という言葉を代表して意味、というより意図がわからない。

>あなたの知らない世界
怖い話をして、その通りになるというのはありがちだと思うけど、まあうまい。
話の中にある小ネタとかののかおとかがいいなぁ。辻もかわいいし。
実は前に書いてある感想を見てから(「マジ怖い」とかというコメント)
読んでしまったせいか、あんまり怖いと思えなかった。もしかして惜しいことしたのかな?
「あいちゃんのぷにぷに」がツボにはまったので特筆と。
そして、辻合掌(2回目)。
179 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月12日(木)17時04分59秒
>ようこそ!よっすぃ〜教へ!
タイトルが怖くない(笑)。オチのタイプとしては「さよなら私」に似てるけど、
こっちはコミカルタッチ。
うーむ、上手く表現できないなぁ、良かったんだけど。
「朝起きると保田の弟になっていた」スレを何となく思い出した。無関係だけど。

>ののの選択
平仮名で書いたのは正解かも・・・。だってここのののは何歳だ?一体?
最後まで読んで「おまえはアホか?」とつい突っ込みしたくなった。
そして少し悲しくなりました。
またもや辻合掌。これで三回目(笑)辻ってそういうキャラなのかなぁ。
それはそうと、二重投稿して、(間違えた)と作品中に出て、すぐ作者さんが
自分が間違えてる・・と書いたのはおもしろかった。

>何かが足りない
バラバラにする理由が一応書いてあるけど弱いかなぁ。
俺が後藤(そういえば書いてないけど、正しいだろう)だったら、バラバラにせずに、
そのままの状態で部屋に置いておくと思う。そっちの方が愛せる。
最後の4行に別の意味を考えてしまうのは深読みかなぁ。深読みですね・・。
ただ、怖くしたかっただけかもしれない。
いずれにしろ最初から雰囲気が作られていて良かった。
180 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月12日(木)17時06分05秒
>オトコマエ
これも、自分が他の何かに変わってしまうというパターンですね(上二つ)。
最後への繋がり方も強引だけど納得できる。
ただ、周りが「吉澤」「ひとみちゃん」と言っていることが最後まで読んで、オチがわかって
から変だと思った。周りは「あの人」をずっと見てたわけだし。
「別にいいじゃん」と言われればそれまでなんだけど。
上手く、言わないようにできなかったかな?
それと、飯田か安倍との会話はどちらか一つ要らないかなぁ。冗長になった感じがした。
最後の場面を含めた終わり方は大好きです。いい余韻を残していると思う。

>連鎖
すみません。これもよくわかんなかったです(スマソ)。
幻惑的な世界はその世界を作るだけで十分怖い要素となるんだけど、上手く作れていない
(俺が読みきれない)感じ。
人格破綻は後藤か吉澤か石川が多いね、なんとなく。

>Face
これも最初から最後まで怖さが前面に押し出されていていい。
でも「父親」と「私」に金槌を向ける理由がわからないんだよなぁ。
あの見知らぬ男を殺したのは自分だと確信したわけじゃないので、精神が崩壊したとは思えない。
電話じゃ抑圧的な父にそれほど憎しみを持っていない感じだったし。
もっとその父との確執を強調してくれればすんなりと「父親」→「私」といけた
かもしれない。
181 名前:参加者 投稿日:2001年07月12日(木)21時09分30秒
感想ありがとうございます。
作品名及び言い訳(笑)は投票の終わったあとにしたいと思います。
うれしかったのでとりあえず御礼の言葉として
182 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月13日(金)01時03分39秒
今回みんなすっごいオモシロカタ!!
いや前回が面白くなかったって訳じゃないんだけど、、テーマを『怖い』に絞ったおかげで新鮮さが凄いあった。
こんな機会なきゃわざわざ書かなそうなのばっかりだもんね。
そんなに期待しないで読んだから余計に面白かったよ。

なので感想丁寧に付けます。
良かっただけじゃあれかと思うんで、生意気ながらイイとこと悪いとこっていうか、なるべく書きます。
気分害したらゴメンナサイ…

※ネタバレになりますので先に読まないで下さい


>鬼と王子の話
個人的にいちごま大好きなんで、素直にすっごい楽しめました。というか萌えれました(w
軽いタッチでほのぼの系を狙ったと思うんで、もっとこうあってもって思う事もあるけどこれはこれで良かったと思います。

>カントリー修行
話のテンポが凄い良かったです。
よっすぃーと矢口と石川の三人のキャラがいい感じで出てて面白かったです。
そして最後はなんか石川らしい(w
らしいっちゃあれですが(w

>さよなら私
個人的になんか凄い好きですこの作品。
イグアナごま、、何故かキャワイイ!って思ってしまった(w
でも欲を言うと石川と後藤の心理描写をもうちょっと書いて欲しかった。わざと伏せたのかも知れないですが、、。
あと僕も上の読者さんと同じで、後藤が石川の事好きでそこを尋ねた、、っていう方が良かったかも。
最後の「おいで。」っていう一言が(・∀・)イイ
でもその一言、凄い重み感じるんで、何か意味を持たせる石川の心理が読み取れる表現が欲しかった気がします。
183 名前:182 投稿日:2001年07月13日(金)04時14分38秒
1024文字オーバーでレスしたの全部消えちゃって、テンション下がったのですいませんが簡単に・・
二回目なので素っ気ない箇条書きになると思いますが、かなり面白いと思ったのは事実なので・・あしからず。

>あなたの知らない世界
短編なのに凄い読み応え感じました。
最後は怖い、というより僕は巧いって思いました。怖い話のツボを知ってるっていうか、、。
辻と加護の関係が微笑ましいというかほのぼのしてて可愛かったです。
話の最初から『何か起こるな』っていう期待感が持てる文章で、ワクワクしながら読めました。

>何かが足りない
個人的にこういう愛が狂気に変わる話大好きなので(w 楽しめました。
でも、僕いちごま大好きなせいか、感が良すぎたせいか(自惚れ)
『異臭を放つ部屋』『あどけなさの残る15歳』『大事なものを喪失している人間』という表現で全部読めてしまいました・・・。
後藤が狂気=市井という方程式があるせいだと思います。
なので、後藤だって示唆する表現は最後の最後まで伏せて欲しかったような、、。
ですが、読めてもテンション下がるどころか上がったので、それだけ分が面白かったって事だと思います。
で、僕は体をバラバラにする事で文章に膨らと深みが出たので良かったと思います。
最後の後藤と市井(最後の二行)の心理ですが・・深くていまいち分からなかったです・・。
俺頭わりぃーなホントに・・・

>オトコマエ
読み終わった後に面白かったぁ〜っていう満足感がありました。
『違和感』を読者には分からせないようにする誤魔化し方が凄く巧いですね。
下手したら簡単にバレてしまいそうな話なのに、、そうじゃないのはやはり最初のいしよしの部分があったからかなと。
あれで疑う人いませんからね。
でその部分(あえてひとみちゃんという表現)は境界線を示す部分でもある。読めば読む程、巧いな考えてるなって思います。
でも、巧妙にしすぎて、逆に分かんないまま終わってしまうって事になってしまう人が多いかと・・。
僕は何回か読んだんで「あ〜〜ぁ(ポンッ」ってなりましたが・・。
飛行機内と旅館先での違いをもう少し持たせても良かったかなって思います。
184 名前:182 投稿日:2001年07月13日(金)04時25分01秒
>連鎖
書こうとしてるものが凄く面白いものだなって思えました。
後藤の二人になりたいって願望が適ったはいいが、良い事には必ず代償がある、、みたいな話の作りはいいと思うし、
その代償の恐怖を目撃してしまった吉澤の身にも、同じ恐怖が訪れるっていうのも面白いです。
でも、最後のとこの、保田が「あの子と吉澤」という表現をしてるとこがなんか謎でした。
同じ人物だという事への違和感は保田は感じないの・・?みたいな。
僕の解釈が間違っているのかもしれませんが・・。
吉澤も二人にして終わらすのならば、「後藤?誰?」って素っ気無く返事されて、たまたまついてたテレビに目をやったら出た記憶のない自分が出てた、で終わって良かったのでは、、。
やっぱ解釈間違ってるかな。
185 名前:182 投稿日:2001年07月13日(金)05時11分43秒
思ったんですが今回難しいの多いですね。
理解出来ないのが何個かあった。

作者さん自身があれはこーだあーだと説明するのはあれだと思うんで、
分かるとこだけちょっとだけ、、

>>180
あまり自身ないので僕も間違ってるかもしれませんが・・
『オトコマエ』で、石川が飛行機内で“よっすぃー”と言わずに“ひとみちゃん”って表現してるのは、チャーミーという言葉と併用してるので分かる通り、多分ふざけて言ったか何かだと。
ピンチラ旅館だからこそ、そこでおかしな事が起こるわけで、、。
ひとみちゃんという表現は、異変前と後との差異を示す為の一つのポイントとして用いたんだと思います。多分。
だから、あの人が吉澤って名前だとして、ひとみちゃんはないだろうっていうっていう180さんの解釈は正しいんだと、、。それを作者さんは狙ってたんじゃないかと、、思います。
あと、飯田と安倍の部分は、あの人だって事を後で強調させる為のものだから、僕は二人分あって良かったと感じました。

、、こういうのって読者があれこれ言わない方がいいのかな・・ダイレクトに言わないように遠まわしにしたけど・・
186 名前:182 投稿日:2001年07月13日(金)05時30分08秒
あ、今回面白かったって終わったみたいな表現変ですね
まだ期間あるのか。俺も偉そうな事ばっか言ってないで参加しようかな・・・
187 名前:参加者 投稿日:2001年07月13日(金)06時53分32秒
ありがとうございます。
思ったことをそのまま書いてもらえた方が参考になります。
名無しで書いてますので、気になさらずに偉そうに言ってください。(w
188 名前:180 投稿日:2001年07月13日(金)15時58分32秒
読者同士で語りあっていいのかな?作者なしでは不毛な論だと思いながら書きます。

>>185『オトコマエ』に関して。
僕の誤解した表現もあってちょっと勘違いされているようなのでダイレクトに言います。
別に石川が「よっすぃ」じゃなくて「ひとみちゃん」と言っていることがおかしいと
言ってるんじゃないんですよ
ピンチラ旅館に入った時点で周りにとっては吉澤は吉澤じゃなくて市井の姿なんでしょ。
じゃあ、吉澤に向かって「吉澤」とか「よっすぃ」とか言うのはおかしいのではにか?
言うのであれば、「紗耶香」であり、「市井ちゃん」であり「市井さん」ではないか?
隠し方は上手いんだけど、そこは矛盾になっていると思ったんです。
前に述べたように、「別にいいじゃん」と言われればそれまでなんですけどね。
後藤への持っていきかた(保田の言う「脱退者」を勘違いするところ)が秀逸なようにあとは完璧なんで、
余計に感じるんだよなぁ。


>>183『何かが足りない』に関して。
最後の2行とは僕のレスを見て書いた(というか批評全体・・)のだと思ったので書きますが、深読みしないように(笑)。
最後であの短編の主張みたいなものが反転したような感じがするんですよ。ハイ、深読みです・・・。
バラバラにすることで確かに膨らんでいるし、それを利用した場面もありますが「なんで、バラバラにするの?」
と言われたら解釈しずらいんだよね。携帯用を常に持つようにして、あとは原型のまま、
置いといた方がいいのでは?「離れ離れにならない」てことには変わりないし。
面白いのは少女は名前を出していないのに、読者は勝手に後藤と決め付けていること。さすが、娘。小説。
もっと言えば、さすが「市井ちゃん」マジック(笑)。他のカップリングだとこうは上手くいかない。


全作品の作者さんの感想を受けたコメントを聞きたいなぁ。でも>>181さんのように、やはり全部終わった後かなあ。
こんなに熟読したの久々なんで楽しいです。企画者、さんきゅー。
189 名前:182 投稿日:2001年07月13日(金)18時20分44秒
>>188
んん・・・ホントどうなのかなこういう読者同士のって・・と思いつつレスを・・

オトコマエですが(オトコマエ論議ですな。作者さんすいません・・)
僕は、もし市井が吉澤って名前だったら、メンバーは何て呼ぶだろうって考えた時に、
よっすぃー、吉澤、、ここら辺はありなんじゃないかなって思ったんです。
(でも極力伏せた方が良かったのかもしれないけど、それだと返って不自然になってしまうから仕方なかったのでは)
でも例えば飯田や保田が吉澤ならぬ市井って呼んでると置き換えたら確かに変ですよね。
でも置き換えちゃわないで、市井が吉澤ひとみって名前だったらって考えたらありかなとか思ったんで、、
ここら辺をどう感じるかは人それぞれだと思うけど、、。
これ、飯田には名前出させないで、最後の保田には「ひとみ」って呼ばせちゃってもそれはそれで面白かったかもですね。
違和感を決定的に膨らませても面白かったかも。
難しいとこですけど、、そこで気付かれちゃうかもしれないし、、。
ただ、石川が市井に対してひとみちゃん、、これだけはありえないだろうから、上手いなって思いました。
わざとありえないものを変化前に使ったんだろなーって。
190 名前:182 投稿日:2001年07月13日(金)18時22分59秒
注意※ネタばらしになってます。先に小説を読んでからにして下さい。
191 名前:180 投稿日:2001年07月13日(金)19時25分47秒
捉え方なんですよね。周りの人間はどういう風に見ているかを作者さんは、「もし、市井が吉澤という名前だったら」
という風に使っている。一方僕は顔と名前はどうしても切り離せずにいたから、違和を覚えるんですよね。
「別にいいじゃん」とはそういう意味。作者さんの描く吉澤と市井のバランスは「こうなんだ」と言われると、
何も言い返せないんで。
>わざとありえないものを変化前に使ったんだろな
これは作者さんに聞きたいところだけど、「ひとみちゃん」は意図なのかな?
シアター等で使われてるから、「よっすぃ」と言わない石川にそんなに変と思わなかったんだよね。
>最後の保田には「ひとみ」って呼ばせ・・
いいね。最後の方だし、もっと吉澤&読者に首を傾げてもらって結末。ってことだとわかりやすいし。
それだと矢口にも言わせなきゃならないのがつらいんですが。

俺ら、読者だよね(笑)。すいません、作者さん・・・。
192 名前:作者 投稿日:2001年07月13日(金)20時08分21秒
気にしなくていいですよ。
自分の考えを書くのは投票が終わった後でということで……
イマノウチニカンガエトコ……
193 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月14日(土)07時29分21秒
>夢だったら
狂気な心理が豊富に描かれてあっていい。がどうも話の流れが連続的じゃないような気が・・。何となくなんだけど・・。
文章に矛盾はちょこちょこあるのは惜しい。
(「私の思考は、そこで止まった。」のすぐあとに、「梨華ちゃんかもしれない。」と思ったりすることとか)
ところで何で矢口は殺し方で「喉を切る」ことにこだわるのだろう?
と最初思ったが「よっすぃーが好き」という口を閉ざしたいと考えているんだと気付き、納得。

>怖い話
話以前に構成とか表現とかが巧いなぁ。
そして内容も深くて(「怖い」を今までとは違う点で見ている)俺的にはツボにはまった。後半への盛り上がりがなく、エンタテインメント性を全く除外したところは、新鮮だった。
作者さんの哲学(みたいなもの)を登場人物にストレートに託している(と思う)。その哲学を否定したかったりするけど、そういう場ではない(それ以前に対抗できない)ので、やめときます。
194 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月15日(日)03時05分44秒
>赤い花の咲く
なんていうか、とてつもなくツボです。
狂気なのに凄いピュアなものを感じる、このなんとも切ない感じがたまらなくいいです。
早起きして花に毎日水やってる後藤を、痛々しいと感じなきゃいけないものなんでしょうが、何故だかいじらしさというか微笑ましいと思ってしまう・・(w
あってはならない感想を持ってしまうのはいちごまならではですね、やっぱ。
それにしても後藤と石川ってホントこういうの似合うなぁ(w
195 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月15日(日)05時24分34秒
>>193
>そういう場ではない(それ以前に対抗できない)ので、やめときます。

むしろそういうつっこんだ話が聞きたいですね。
評論はもちろん有りだけど、感想用スレなんだし。
196 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月15日(日)08時38分46秒
>>195
作品論はありだが、思想論は場違いだと判断したのでは?
ここで議論するには内容がデリケート過ぎる気が……
自分の読みとり違いであったらすみません。
197 名前:193 投稿日:2001年07月15日(日)09時25分24秒
>>195
196さんのおっしゃるとおりです。作者さんの思想を難癖つけるのはナンセンスかと。
それ以前に僕は確固たる思想を持っていないんで。
198 名前:193 投稿日:2001年07月15日(日)09時26分53秒
上げちゃった。ごめん。
199 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月15日(日)11時23分02秒
>「カルテ」
げげっ、やられてしまった。
最初の望みの方で話が進むと思ったのに……
このネタできれいにオトシているのがうまい。
(自分は怖い話でなく汚い話になったので断念しました。)
200 名前:199 投稿日:2001年07月15日(日)11時57分39秒
最初のは他人のだったのね……ああ勘違い(ハズカシ
201 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月16日(月)01時00分14秒
テーマ決定に意見した一人として言わせてもらうが、今回の「怖い話」というテーマは一貫性のあるオムニバスとなった反面、全体として幾つかの弊害がうまれてしまったことは否めないだろう。

その弊害の最たるものは描写に関する事柄である。
平たく言えば安易な表現に甘んじてしまった作品が多々見受けられた。
具体的には、ホラーにありがちな単語(特に動詞)を書き連ねただけの作品が殊の外多かった。
熟語で作品の個性を表すことは構わないが、情景描写の文体だけで作品の雰囲気を持ち込めたと勘違いしているのではと、お節介ながらも心配する限りである。

また根本から正すのであれば、多くの作品の大筋がどこかで見たようなホラーやサスペンスでしかないというのも大きな問題である。
確かにネット小説において既存の作品に少なからず影響を受けてしまうことはやむを得ないことではある。
しかしこれほどまでにスタンダードを意識されてしまうと、全体に凡庸という印象を拭うことは出来ない。
これでは娘。の名前にあてはめただけの着せ替え人形的作品群でしかない。
いわゆる2ch娘。のキャラクター論をここで深く論ずるつもりはない。
ただそれにしてもだ、娘。小説の中でもこの手の作品は巧妙に描きくることがかえって難しいとされているにも関わらず、安易に多くの作者が挑んでしまったことは、全体にとっても不幸なことではなかったろうか。
もちろんその中にも優れた作品も幾つかあった。
しかし多くが、オリジナリティを出すことなく、競合作の中に沈んでいったのもまた事実であろう。

更に言えば構成に関しても前回のような多様性に欠けるものとなってしまった。
前回のように短編ならではの展開の自由度を意識した実験的な作品がほとんど見られなかったことは、個人的には大変残念であった。
「怖い話」をコミカルとして吸収しようと努めた作品こそあったが、それらもテーマ性に添っていたかと聞かれれば、不自然な印象を持ったと言う他ない。
短編の中に起承転結を織り込む、ただそれだけで自己満足してしまった作者が少なからずいるのではないだろうか。
それだけではキャラクターの心情描写を厚くしたところで、読者を引き込むことができるはずもない。
202 名前:201の続き 投稿日:2001年07月16日(月)01時00分53秒
今回の競作では「“愛”故の衝動」や「精神の圧迫によるトリップ」を描いた作品がおよそ半分を占めた。
バリエーションが無いわけではないが、個々の作品レベルとは別に総合的な視点で見ても、それらが難しいテーマの中に苦しんでいる様が窺える。
ネット小説らしい小品や、また独自の作風を持ち込んだ作品のほうが、評価が高くなってしまったのも致し方なかろうか。
納涼企画であるのに、怪談話やホラーが苦戦してしまったことは、なんとも皮肉なことだ。

勘違いしないでいただきたいが、私は別に作者の創作意欲を殺ぐ意図はいささかも持ち合わせておらず、むしろ今回テーマに苦戦してしまった作者達の次なる機会での健闘に期待するものである。
構成能力や描写力の過信は駄文を生み出すだけだが、作者各々がそれを誇示しようとすることから全体の向上がはじまるのではなかろうか。
今回非常に嬉しかったのは、前回に比べ前向きな創作姿勢を感じ取ることができたことだ。
なにも崇高なる文学でなくていい、読者の楽しめるオムニバス(短編傑作集)になれば。
どうか他の読者諸兄らからも厳しい御鞭撻の程を彼等にお与え下さるよう、切に願うばかりである。

今回は作品ごとの解説をする余裕が無かったため、これで総評に代えさせていただく。
203 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月16日(月)02時09分57秒
>あなたの知らない世界
最後、あの状況でカオリがああなったら・・・。(ガタブル
204 名前:壱参加者 投稿日:2001年07月16日(月)02時14分46秒
厳しい意見ありがとうございます。
できれば、個別の意見をもらえると非常に参考になったと思えるの
で残念です。別に締め切りがあるわけではないので、もし余裕が出
来ましたら書いてもらえると次回へのレベルアップにつながると思
いますのでよろしくお願いします。
205 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月16日(月)04時06分01秒
>カルテ
やばいくらい爆笑してしまった・・
サイコーです。そして読み終わってそういや『怖い話』なんだよなって思ってまたワラタ
206 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月16日(月)04時46分47秒
>>201
おおむね賛成ですが、作品のオリジナリティーについては、正直な所これ位なものじゃないでしょうか。
Meicosに「名作」として上がっている作品を見ても、話として未消化の物、換骨奪胎の域を超えない物が大変多い事ですし。(特に大作に於いては尚更その感が強い様です。)

確かに今回のテーマは難しいと思います。
増してや、この企画について詳しい経緯は判りませんが、発表から〆切までわずか二週間に見えます。
わずか二週間の時間で、素人がどれだけのアイディアを何本出せるでしょう。
その中から増しな物を一本選び、話としてまとめて、更に文章に書き起こす時間まで含めてそれだけの期間しかないのでは、初めからあまり多くを望めない事と思います。

>>204
M-Seekに措いては、辛口な批評を嫌う傾向が強い気がするので、どの作品についての評価が聞きたいのか、具体的に名を上げた方が良いのではないでしょうか。
まずは御自分の作品に対する忌憚の無い意見こそが、スキルアップの為に重要だと知っていらっしゃる様だし。

作品とは無関係な事で恐縮ですが、投票期間が短すぎて前回は投票できませんでした。
多忙な方もおいでの事と思います、投票期間の再考を願えれば幸いです。
207 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月16日(月)04時59分09秒
>>201
確かに、おっしゃってる事は全くその通りですよね。
ふむふむって納得してしまった。
でも、どっかで見たような話、、以外の独創性が突出している作品って、読み手との距離が広がりすぎる恐れがあるんで、そこら辺が難しいですよね。
僕は、今回は単純に「面白い!」って思えたの沢山ありましたよ。
どっかで見たような事があるから面白くないって事はないと思うんで。
確かに『怖い話』といったら、もうそれだけで、展開やストーリーが、かなり狭く決められてしまいますよね。
思いつくのなんて知れてるし、限界がある。
でも、絞った事で書けた作者さんもいるんじゃないかな。
ハードルを下げたお題というか。だからこそある意味難しいんですが。
でもこれはこれでやってみてよかったと僕は思いました。
逆に、次のテーマ楽しみです。
しかし、201さんみたいな人を唸らせる作品描いてみたいって思いますね。そのうち参加しよっと。
作者さんによっては、201さんみたいな人こそに感想がほしいって人もいるんじゃないですかね。
208 名前:207 投稿日:2001年07月16日(月)05時07分53秒
補足。
僕は面白いと言われてる娘小説は殆ど読んでますが、どっかで見たような気が全くしない作品には、まだ巡り会ってません。
小説なんか読まない僕でこうですから、読み物の独創性の難しさを痛感します。
ある意味独創性ってイコール破綻かもしれないですね。
知識も何もない僕が言うのもおこがましいですが。
目指せ破綻。
209 名前:壱参加者 投稿日:2001年07月16日(月)06時46分04秒
>>206
>辛口な批評を嫌う傾向が強い
なるほど、では投票後に直接お聞きすることに致します。
210 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月16日(月)06時58分30秒
>辛口な
短編参加者は、辛口もあると知って参加してるのでは?
違うのかな。
長い間更新した連載物を最後に散々言われたら嫌だって人はいると思うけど、
ちょぴっと書いたものだから、それに対してはどう言われても、そんなに傷付いたりとかは無いんじゃない?
211 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月16日(月)07時00分50秒
>>206
この期間に決まった経緯は「『オムニバス短編集』1st stage投票
所」に書いてありますが、反対がなかったというのが大きな理由で
すので、具体的な日にちを指定してもらえれば変えることは可能で
す。出来るだけ多くの投票が集まることが、参加者への御礼になる
と思いますのでぜひ希望を向こうに書き込んで投票なさってくださ
い。
212 名前:某作者 投稿日:2001年07月16日(月)09時58分29秒
よく言われる事ですが、もうこの業界はネタが出尽くしてると言って
過言ではないです。テレビだって音楽だって昔のリバイバルが
多いじゃないですか。小説も同じ事で、推理小説のトリックにしろ
冒険ものの展開にしろ、恋愛小説のイロハにしろ、
よほどの人が書かなけりゃ、オリジナリティを出すのが難しいんです。
っていうか、そんなもの出せてたら、物書きで食っていこうって
野望も抱きますよ・・・・・・・・・・・・

短編集の感想については、名作集においては
辛めの感想も多いですよね。
213 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月16日(月)21時52分47秒
俺さあ「オリジナリティが無いからダメ」って、単なる思考停止だと思うん。
良くあるパターンの話、っていうのは、つまりは、淘汰されて残った物語の
構造なので、良くあるパターンこそ、面白くて当然。
あとは、書き手の実力の問題。

オリジナリティ信者(いろんな小説を読み込んだ人に多くなるのかな? つまりは、
批評家タイプの人ね)は、おおむね、面白くなくても、独自性がある、ってだけで
高評価してしまうきらいがあるので、「面白いもの」を求めるフツーの読者とは乖離
していくのでは?
214 名前:213 投稿日:2001年07月16日(月)21時56分02秒
後半、云いたいことが良く分かんないね。我ながらね。

つまり、フツーの人は、世界的な一流のオペラが聴きたいんじゃなくて、モーニング
娘。のダサ格好いいパクリだらけの楽曲の方を好むよね、ってカンジ。
215 名前:213 投稿日:2001年07月16日(月)22時02分58秒
>>212
あれですよ。物語の基本的な構造(ナラクティヴストラクチャ)は、19世紀のヘミングウェイ
の時代に出尽くした、って云われてるYO!

本当のオリジナルなんて、もうないね。すべては過去の焼き直し。
あとは、料理人の腕と、どんな調味料をチョイスするかだよね。

ほら、そのやり方を徹底して、一番成功した例が、身近にあるじゃん。
THAT'S ALL RIGHT!
216 名前:某作者 投稿日:2001年07月16日(月)22時11分27秒
一番身近で、おもしろいと感じてたものが
こんな所にあるとはすっかり忘れてました。
モーニング娘。でどれだけ遊び、
かつ、どれだけたくさんの人をひきつけれるか
これが成功の鍵って事ですねぇ。
217 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月16日(月)22時54分38秒
あまり独創性を突っ走ると、読者にとっては展開の裏切りにしかならないんじゃないかな。
いい意味で裏切られた、、ならいいけど、多分作者の自己満自己陶酔で終わっちゃうよね。
やっぱ面白いのは、読んでて「あぁこんな風な感じになってほしいな」って期待感を膨らまされて、そしてそれを適えてくれてって、そういうのが面白いと感じれるし満足できるんじゃないかと。
肩空かしされちゃうと、読後感が悪いよね。
218 名前:217 投稿日:2001年07月16日(月)22時56分28秒
って、そういえばここは感想スレでした。
まだまだ感想は受付状態ですんで(ですよね?
読者さんは気にせずドンドン書いてって下さい
219 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月17日(火)01時24分15秒
>夢だったら
最初によっすぃが歌ってる歌が非常に気に入ってしまった。(笑
220 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月18日(水)00時09分16秒
感想の中に「名作集は辛口のコメントを嫌う」というのがありましたが、
短編小説では辛口コメントも含めたぶっちゃけ意見も求むめ、作品に対する
正直な意見が欲しい、という考えが当初ありました。

だから辛口コメントもOKだと思います。
ただし今回の小説全体じゃなくて、どの作品のどんなところにという感じで
具体的にしめした方が、今後の作品の質の向上にも繋がると思います。

ってことでどんどん感想レスをつけましょう。
221 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月18日(水)00時43分37秒
>ピンクの太陽
終わり方が凄い好き

>怖い話
共感は出来ないけど、哲学的な会話の掛け合いって凄いすき。
でも石黒を落ちに使うのは弱いっていうか、インパクトがないから人物伏せなくても良かったのでは?とも思いました。
伏せたことによって、内容よりも誰だろうっていう期待感の膨らみが先行してしまった。
エンターメント性を狙った作品かと思ったんで、読み方を間違ってしまったらしい。
伝えたい事だけに専念した方が良かったような。
222 名前:221 投稿日:2001年07月18日(水)00時49分17秒
補足。
>怖い話
読み方を間違ったってのに補足ですが、
人物を伏せてるって事から、
てっきりメンバーの誰かが大きくなってからの話で、何か重大な秘密を明かしたりするのかなぁなんて変な期待をして読んでしまったので、
内容自体は面白かったけど、あんなにストレートにいくと思ってなかったから、読み終わって「あれ・・?」って感じしてしまった。
223 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月20日(金)05時49分13秒
各作品の感想を一言ずつ書いてみました。
生意気なことも書いていますが、ご了承を。
誤読している点については指摘してください。

>鬼と王子の話
市井の過去に嫉妬する後藤の描写が良い。
前半部分で後藤の尋常でない怖がり方が、不自然。

>カントリー修行
吉澤の、玉子(卵)への執着がオチを引き立たせている。
1レス目が無駄になっている。最後に絡ませれば、もっと膨らんだかも。

>さよなら私
変わり行く後藤を怖がりもしない石川が怖い。
最後のレス部分の描写は分かりにくい。

>save me
石川の冷たい心が怖い。
吉澤の呼称の変化は心変わりを示していると思うのだが、変わり目がうまく表現できていない。

>KOKORO
何が書きたかったのか分からない。中断が気になる。
犯人の女性が何故中澤を脅すのか、長嶋がどう関係するのか等が意味不明。

>あなたの知らない世界
飯田の優しさがオチの怖さを増幅していて良い。小ネタも面白い。
ネタ満載は嬉しいが、ちょっと詰め込みすぎか。改行も適宜してほしい。

>ようこそ!よっすぃ〜教へ!
教祖(?)を盲目的に信じる信者(?)達が面白い。
面白いが怖さが足りない。

>「ののの選択」
オチ、笑った。
全編平仮名は雰囲気を醸し出すのに役立っているが、読みにくい。
224 名前:223 投稿日:2001年07月20日(金)05時50分09秒
>何かが足りない
少女の狂気が上手に描き出されている。
市井の身体を7分割した理由が弱い。携帯用さえあれば十分では?

>オトコマエ
吉澤が市井に変わってしまうというアイデアは面白い。
市井化した後の呼び名は伏せた方が、オチが協力になる。

>連鎖
誰もが抱く願望の実現と、その代償・破綻がうまく表現されている。
後藤の異常さをもっと濃く表現した方がいいかも。

>Face
恐怖が狂気に変わる様はいい。
後半は動機が不鮮明。

>夢だったら
石川の狂気っぷりがいい。
何故矢口が標的なのか?分からない。

>怖い話
淡々とした流れ。たまにはこういうのもいいかなと思わせる。
意図したものだと思うが、盛り上がりに欠ける。

>ピンクの太陽
現実の石川もこんな言動をするのではと錯覚させる。
ラストへの展開が予想範囲内。綺麗過ぎる気がする。

>赤い花の咲く
夢オチかと思ったら、予想を裏切られた。心地良い。
短文の積み重ねでリズムが出ているのに、所々長くなるのは惜しい。

>カルテ
「しないよ」の犯人はやはり彼女だったのか。オチもかわいらしい。
怖くない。前回だったら一押しだったかもしれない。
225 名前:223 投稿日:2001年07月20日(金)05時55分08秒
誤字の訂正:協力→強力
226 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月20日(金)11時34分34秒
全部じゃないけど、感想です。
エラそうな部分がかなりあると思いますが、あらかじめご了承ください。
この企画、本編を読む楽しみと、普段とは違う、読んでる人の忌憚ない感想が
読めるのが良いですね。

>鬼と王子の話
ほのぼのとした雰囲気で、正統派といった感じ。安心して読めました。
ただ、市井の怖い話の内容を、もうすこし具体的に、おどろおどろしくしたほう
がよいかと思いました。
他の人も書いてるけど、後藤が怖がりすぎてるから。
後藤と同じ立場で読者をどきどきさせておいて、最後のオチにつなげるときくと
思います。
あと、市井にあこがれている子は一人の方がよいかな、と思いました。
オチはかわいらしくて好きです。

>カントリー修行
大好きです。笑いました。くどい玉子ネタが素晴らしかったです。
矢口の爆笑問題田中風ツッコミが聞こえてくるようでした。あと、オチも。
小ネタを詰め込みまくってて、ネタスレみたいでした。

>さよなら私
文章というか、語り口が魅力的です。石川を使うことによって、全体に色気が出
ててよいですね。
自分は、後藤が石川を前から好きでない方が、異常事態の雰囲気で良いと感じま
した。
227 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月20日(金)11時37分09秒
>ののの選択
関係ないけど「の」がみっつ並ぶタイトル、かわいいなあ。
前半のみんなに呼び出されるところが、おもしろかったです。全員分見たかったですが、長すぎですね。
もう少しののかおを書き込んだ方が、ラストのせつなさ、やりきれなさが出たかな、と思いました。
前日の飯田は実は辻につくってあげるパンのアイディアを考えてたとか。
ラストシーンをつたない辻視点(ひらがな)で、もうすこしグロテスクに書くと、
嫌な効果が出てよいかと思いました。個人的な好みですが、ちょっとおしいなと思いました。

>何かが足りない
すごくしっかりとした「小説」ですね。
ただ、描写の力点が分散している気がして、文章はうまい、テーマはしっかりとしているのに、
あまり引きつけられませんでした。
部屋に踏み込むのが刑事二人でなく、娘のメンバーだったりしたら、感じ方が違ったかも。
でも、読みごたえありました。ラスト一行好きです。

>オトコマエ
バス内の雰囲気の描写がいきなりうまいですね。
すごくおもしろかったんだけど、境界線、原因、その他、パラレルワールドと現実の
こう、すりあわせがあまりされてなくって、終了後にちょっと違和感を感じました。
でも、全体通して楽しんで読めました。メンバーの書き方が、短くても魅力的です。

>Face
文章上手です。流れもきれいです。ただ、吉澤とまったくつながっていないような気がしました。
つぶすに至る吉澤の精神の崩壊の原因、前兆をもう少し書いた方がよかったのではと感じました。
228 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月20日(金)11時39分05秒
>怖い話
知的な会話を繰り広げる若夫婦が、あの二人だとは。
キャラクター的に違和感がありました。レスボス島の話、あの人が知ってるか?というような。
市井とか明日香だったら、知ってる知っていないおいといて、「知ってそう」
というイメージから、納得して読める気がします。
さらに個人的に、登場人物の主張に作者のものが見えすぎるのは苦手でした。
会話だけでなく、なんらかの「事件」を通して語られるのならよいのですが。

>ピンクの太陽
加護の「いしよし」や、石川のモノローグなど、細部がうまかったです。
それだけに、オチがありきたりすぎてもったいないです。冒頭で予想できてしまう。

>赤い花の咲く
いいですね。タイトルがいいです。「赤い花が咲く」じゃないところ、こういうこだわり好きです。
地の文と内面描写のバランスが良くて、読んでいるうちに切迫した雰囲気に引き込まれました。
不思議な読後感です。雰囲気作りが上手なせいか、筋書きで読み解く必要がないというか。うまく言えないですけど。
229 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月20日(金)11時41分25秒
>カルテ

おもしろかったです。また、石川。本当にこの人のキャラクターはおもしろい。
構成もしっかりしているし、独白体もまったく違和感なく読めました。
キャラ付け、アイディア、文章、ネタ、すべてばっちりで、安心して楽しめた感じです。

否定的なことも書いていますが、ほんと、「なんか言ってやがる」くらいに聞いてくださると幸いです。
楽しませてくれてありがとうございます。では。
230 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月22日(日)23時31分53秒
総評になっちゃうのですが…

今回のコンテストの作品ははっきり言って、
「未消化」の作品が多いように感じられました。

なんか、作者さんの中でも、まだ完成されていないのに発表されてしまった…
そんな感じでした。
一人よがりの作品が多かった、と言うべきかな?

面白い作品は面白かったのですよ。

ただ、全体的な印象は、テーマが限られてしまった影響もあるのでしょうけれど、
ちょっと厳しいものがありました。

これ!
と言うほどインパクトのある作品が少なかったように思います。
それが残念でした。
やっぱり、インパクトがないと
読者に与える印象も薄いと思うのです。


などと、生意気な事を言ってしまいましたが、
次回のコンテストには期待しています。
「誰にも文句は言わさん!」
と言うような作品が登場するのを楽しみに待っています。

皆さん、頑張ってくださいね。
231 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月30日(月)00時53分48秒
よーやく全部読んだ。辛口な批評批判いってみます。書いてからほかの人の感想読も。

■鬼と王子の話
いちごま。う、うーん。。。可愛い話だとは思うけど・・・ちょっと自分の好み
からはズレてたかな? 市井ちゃんの語る怖い話が自慢話にしか聞こえないのが
一番の欠点かしらん。それに嫉妬する後藤も定型すぎて。型紙に抜かれたキャラ
クターで読んでいる気がしました。

■カントリー修行
おもわず笑った。
そして気まずい気分になった(w なんというか苦笑い気分。気持ちのいい話
ではなかった。読後感が『怖い話』の逆。怖い話ってことは、これで成功、な
んっすかね・・・? ううむ。

■さよなら私
いしごまはカップリング萌えしてしまうんで冷静に見れない点はあるんだけど
ちょっとものたりなかったかな(そういうテーマではありません)

いかんいかん。辛辣な批評になってない。。。
232 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月30日(月)01時02分52秒
■save me
このタイトルでこの内容。自分の責任なのにドライな石川。いいっす。
折角世界作っていたのに、ラストがぞんざいで損してる。
あと「終了です」というのも余韻を残さないまま楽屋裏が見えちゃった感じ。
冒頭とラストのつながりが巧く噛み合っていれば、もう少しシニカルな怖さ
が出せたような。

■KOKORO
えっと。
シェキドルの名前がわかったのは収穫でした。

■あなたの知らない世界
これはもう、私が口を出す幕じゃありません。巧いとしか言いようがない。
脇役までなにげな描写できちんとキャラが立ってる。とくに保田の巧さと
きたら。微妙な描写でキャラ萌えがくすぐられる、この奥ゆかしさも溜ま
りません。(整った、とか、格好いい、とか、可愛いって描写が一切なく
て、そこがまた嬉しい) でもごまあざらしと少年の怪談がよくわからん。
非常に楽しく面白く読めました。オチが2段になってるのもいいっすね。
233 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月30日(月)01時09分56秒
■ようこそ、よっすぃ〜教へ
情報の並べ方が怖くないんで、もうちょっと演出をどーにかしてくれれば
楽しめたかも・・・。。。動機もよくわかりませんでした(必要かどうか
はさておくけど、、、必然性というか、、、うーん、、、)

■ののの選択
あげぱん

■何かが足りない
アイディアは買うけど、言葉で説明は、しないで欲しかった・・・
あと、警察にリアリティがないのが、徹底的に損しちゃってる。視点が警察
なのは工夫してるなとは思うけど、それが明らかに面白さを阻害してる気が
するっす。

■オトコマエ
ケッ、キャラ萌え話かよ、って楽しく読んでいたのですが、ラストのどんでん
返しが良かった。惜しむらくは伏線が全然わかんなかったところでしょうか。
文章が巧いので強引に騙されてもいっかって気にはなりましたが。
234 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月30日(月)01時21分18秒
■連鎖
主人公が吉澤ってことをわかりにくくする必要は、あったのかな?
ラストの一行は巧かったな。冒頭の後藤のぼーっとした描写も、なんか
イグアナっぽくて良かったかな。(頭のなかでさよなら私が微妙に影響)

■Face
細かい描写を重ねてリアリティを出そうとするタイプの作家さんで、そこまで
言わなくてもいいとこまで書いてボロを出すタイプですね。東京で2万4千円
のアパートじゃセキュリティが心配です・・(それ以前にトイレが付いている
のかさえ心配です) それはさておき、その細部の描写がなかなか。ヘクヘク
という笑い声なんか、なかなか使えるもんじゃないっす。
見も知らない男がなぜ壁に現れたのかという理由付けがあれば、もうちょっと
感心したかも・・・。
ラストも、ホラーの王道といえば王道で、基本を抑えていて、なかなかっす。

■夢だったら
文章もアイディアも悪くないというか、いいんだけど、構成が。
もうちょっとじっくりゆっくり書けば、まとまったかもみたいな。
名作になり損ねた感じ。このままでも完成はしてるんだけど。
というかこのテの話は構成をきちんとしないと、ちょっとシンドいっす。
235 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月30日(月)01時29分55秒
■怖い話
まとまってるけど、ちょっとくどいかな。男女論とか。
最後のオチの怖さは、だけど、読者に全然怖くない気もする・・・
文章巧いしテーマのもってきかたも手馴れてる感じ。勉強になるっす。

■ピンクの太陽
読者にはわかるけど、登場人物には分からないすれ違い感が、鬼と王子やら
夢だったらやらと決定的に違うところで、非常に巧くできてる。文章は巧い
というレベルではない(ような気がしないでもない)んだけど、その部分を
きっちり抑えてるから短くても読み応えがあるお話ができていると思う。
好き。

■赤い花の咲く
巧い作者さんだと思うんだけど、いちごまと死という題材が、すでに短編バトル
の枠内でさえ見飽きるくらい繰り返されていて自分的に大きく減点だった。
読後感も、あまりよくなくて、なにも無理矢理そういうオチにもってかなくても、
と思う。

■カルテ
面白いオチなんだから、オチを見せるときはもうちょっとこう表現を面白く
してほしいなと。。。このへんsave meと同じ欠点だな・・・。

今回は非常に興味深く読ませてもらいました。
一番の収穫はあなたの知らない世界ですが、Face、ピンクの太陽の作者も
かなりの力量を感じます。

なんか、作者の役に立つよーな感想ではありませんが、これにて。
236 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月30日(月)02時40分13秒
自分ごときが口を出すのはどうかと思いつつも・・・



鬼と王子の話
構成であと一展開あれば良かった。
後藤側の理屈が抜け落ちていたのが・・・(作者の意図とは思うけれど)
ほのぼの系ならばもう少し徹底してみては?

カントリー修行
やっぱねえ、オチに向かって一直線なのが画一的と言われる理由なのだと思う。↑
けど、面白く読めた。

save me 
消化不良・・・と言えばいいんでしょうか。
もっと濃密な情景描写があれば良かったかも。

KOKORO
評価不能。

あなたの知らない世界
今回のなかでは特筆すべき上手さだった。
ただ、破綻してもいいから独自性を持っていればもっと良かった。

ようこそ!よっすぃ〜教へ!
意味が読み取れない。から、いい!!一押し。
この発想と世界観にやられた。

 ののの選択
・・・アゲパン。面白かった。

 何かが足りない
オチが見える。刑事視点ではなく後藤の心理描写に重点をおいた方が良かったかも。

 オトコマエ
いいんだけど、やっぱオチを着けるために物語を語ってる。
登場人物の感情が恐怖一辺倒に向かうのはどうかと思う。

連鎖
オチのみ。

 Face
吉澤の心の闇に迫れたら、もっと良かったはず。

 夢だったら
吉澤の感情の流れに何らかのエピソードをつけて欲しい

怖い話
難しいが否定する。オチだけに向かっている点が残念。
もう少し、広げてくれれば・・・大変であろうけど。

 赤い花の咲く
綺麗だ。だが、単純に後藤の狂気によった点が多い。
いちごまのエピソードを一つ入れるだけで数段良くなる。

 カルテ
ネタとしては最高。
237 名前:「オトコマエ」の作者 投稿日:2001年07月30日(月)22時54分58秒
御礼&言い訳

>168さん 一番ありがたい読み方です。ありがとうございました。

>180さん 吉澤君の呼び名についてはあとでまとめて……
短編とすれば飯田安倍はどちらか一方でいいと自分も思いました。しかし、
違和感ということで安倍、ピンラン代表として飯田はどうしてもはずせませ
んでした。(メンバー全員からのモテモテ状態も)最後のシーンは何度も書
き直した部分ですのでほめてもらえてうれしいです。

>182さん 正直な話、読み手より吉澤君を誤魔化すのに手一杯でした。
個人的には矢口との絡みで枕を持ってのくだりが、バレバレかなと……
旅館に着いてからとの違いについては、ご指摘の通り、投稿してから気がつ
きました。
移動の時にそれぞれの人間関係についてもっとはっきり示唆するべきでした。
(ぶりんこう○こに「男前の歌」歌わせたりetc)

>223さん ありがとうございます。
呼び名についてはあとでまとめて。

>227さん すりあわせに関しては、完全に技量不足&練り込み不足でし
た。はい。それでも楽しく読んでいただけてうれしかったです。

>233さん 理想的な読み方です。ありがとうございます。
伏線に関しては、市井ヲタ度によってバレバレ度が左右されてしまうことを、
自分自身自覚していなかったです。はい。申し訳ありません。(実はアンチ
吉澤小説だったりして)

>236さん ありがとうございます。
オチから、逆算して話を作ったものでそのためかな……
吉澤君の感情表現については、後藤との対面場面で、はっきり人称を変えて、
じっくり感情の動きを書く手もあったんですが、技量不足により断念、急展
開で誤魔化したりして……

投票してくださったり読んでくれたみなさんありがとうございました。
前回自分は感想書きでしたので、今回別に感想を書いてくれた人には贔屓し
てます。(w
238 名前:「オトコマエ」の作者 投稿日:2001年07月30日(月)22時56分38秒
御礼&言い訳2

ネタのモトは、ゲスト稲葉平家の飯田矢口オソロです。そこで、ミュージカ
ルでのメンバー評価で「男前で賞」を吉澤君がとったのですが、男前ならだ
れか忘れてないか!話そっちにフレやゴラァ!とチャブ台返し状態に自分が
なったためであり、吉澤君に罪はありません。悪いのは前述の四人です。(w

「ひとみちゃん」ですが自分の中では「市井ちゃん」と同じく定着していた
ためで、意識的ではなかったです。

問題の市井化ですが、自分の中の映像では吉澤君には変化はありません。
意識して描写したのは、最後の場面で苦しい表情のはずがさわやかに笑って
いると書いただけですので伝わらなくとも仕方ないかとも……
変化にすると、年頃の娘がそれだけ長時間鏡を見ない方が不自然かなとも思
いまして……

ピンラン旅館に入ったときから、吉澤君以外のメンバーだけ、オトコマエの
キーワードにより感情、記憶の差し違いが起きている状況として書きました。
吉澤君から見れば普段と違うのは「必要以上にモテモテ」状態だけで、最後
にそれが、自分に対してではないと気がついて初めて、みんなが自分を通し
てみていた人物が自分にも見えたと。

作者が解説するのは邪道ですし、作品だけですべてを伝えるべきだと思って
います。伝わらないのは書き手側の問題だとわかっていますが、せっかく感
想をもらったのに知らぬ顔は失礼だと思い書かせてもらいました。

PC上でなく掲示板に表示して始めて気がつくことの多さに自分自身びっく
りしています。未熟さは実感しておりますので、意見、アドバイスなど次回
に生かしたいと思います。
こんな未熟な作品をおもしろいと言ってもらえてうれしかったです。
239 名前:「赤い花の咲く」の作者 投稿日:2001年07月30日(月)23時00分16秒
>194さん ありがとうございます。
この作品は、自分と同じ趣味の読者をピンポイントで狙ってます。ハマって
もらえて、幸いでした。

>223さん >夢オチ まさに狙い通りです。なるべくそう先読みしても
らえるように書きましたのでちょっとうれしかったりします。具体的な指摘
参考になります。

>228さん タイトルは「赤、紅、花、咲」の組み合わせでずいぶん悩み
ましたので、察してもらえてうれしいです。
最後については当初振り上げたところで終わらせるつもりでした。書き終え
たあと読み直すとあまりにも……。最後の一レスを加えた意味があったとホ
ッとしています。

>235さん 厳しい意見ありがとうございます。
死という題材を使わずに怖い話を書く。なるほど。目が覚める思いでした。

>236さん ありがとうございます。
アドバイス次回に生かしたいと思います。

投票してくれたみなさんありがとうございました。
次回チャンスがあればまた参加したいと思います。
240 名前:「さよなら私」の作者 投稿日:2001年07月31日(火)02時12分25秒
>>165 嬉しい限りです、はい。ありがとう。

>>177 一問一答風にレスさせていただきます。

>最初から漂う悲しい雰囲気がいい。
狙いどおりいけたようで。

>個人的には最初から石川のことが好きだったほうがよかったかな。
そういうことに関してはあまり深くは書く気はありませんでした。
かと言って、全く無感情に書きたくもなかった。
だから始末が悪くなったかもしれませね。

>後藤より、事実をすんなり受け入れた石川の方が怖いかも。
>感情が欠けているようで。
石川って、TVの前では、チャ―ミーとかでものすごいテンションだけど、同期のメンバーと絡んでるときは

結構冷めたような表情している時が多いと思って。
まぁ、妄想ですけどね(w

>「もう、恋をすることも、できないんだ……」
>ってありがちだけど泣かす言葉だね。これがあるから締まった感じ。
この言葉から話ができたようなものですから。

>ちなみに最初、翼が生えるもんだとずっと思ってた。 
生えませんでしたね〜…
241 名前:「さよなら私」の作者 投稿日:2001年07月31日(火)02時13分19秒
>>182 こちらも一問一答風に。。

>個人的になんか凄い好きですこの作品。
ありがとうございます。

>イグアナごま、、何故かキャワイイ!って思ってしまった(w
かわいいかな、、かわいいか。

>でも欲を言うと石川と後藤の心理描写をもうちょっと書いて欲しかった。
>わざと伏せたのかも知れないですが、、。
あくまで後藤視点なんで、石川の心理描写を書く気はなかったですね。
そもそも○○視点で書くことにすら抵抗を覚えているほうなので。
今回の作品に関しては、あえてこういう書き方をせざるを、、しなければならなかったと言いましょうか。


>あと僕も上の読者さんと同じで、後藤が石川の事好きでそこを尋ねた、、っていう方が良かったかも。
それだとちょっとね。


>最後の「おいで。」っていう一言が(・∀・)イイ
緩急ってやつです。
最後は愛情たっぷりに。

>でもその一言、凄い重み感じるんで、何か意味を持たせる石川の心理が読み取れる表現が欲しかった気が

>します。
ねちねち書かずすんなりいかせたかったんですよ。
242 名前:「さよなら私」の作者 投稿日:2001年07月31日(火)02時14分14秒
>>223

>変わり行く後藤を怖がりもしない石川が怖い。
テーマがテーマですからね。
現実にもそういうとこありそうだし。

>最後のレス部分の描写は分かりにくい。
これはこちらの力不足です、としか。。
ごめんなさい、、って謝られてもしょうがないか。

>>226

>文章というか、語り口が魅力的です。
頑張りましたよ〜
素直に嬉しい感想です。
何本と書いてきて言われたことなかったですからね(w

>石川を使うことによって、全体に色気が出ててよいですね。
ほぅ、色気。
書いたこっちが納得させられるというのもなんともはや…


>自分は、後藤が石川を前から好きでない方が、異常事態の雰囲気で良いと感じました。
理想的な受け取り方です。

>>231

>いしごまはカップリング萌えしてしまうんで冷静に見れない点はあるんだけど
>ちょっとものたりなかったかな(そういうテーマではありません)
短編ですから

これがホントの言い訳ですな(;´Д`)
243 名前:「さよなら私」の作者 投稿日:2001年07月31日(火)02時15分09秒
あげてしまった…
意味なくsage


あと吐き

テーマを聞かされて、最初は全くピンと来なかったんですが。
ふと頭にイメージが浮いてきまして。
でも、結構雑に書き進めました。
なんでもいいからやってみれ、って。

今作は、「前回参加したときに超えれなかった線を越えてしまった」って感じです。

ある時期から客観描写以外で書けなくなってて。
理由はよくわかりません。
強いて言うなら嫌悪感に近いものがふつふつと沸いてしまうってところでしょうか。
これは個人のわがままですけど(w

今回は、どうしても後藤の視点で書かなければならないと思って仕方なしに線を越えた感じです。
抵抗がなかったとは言いませんが、それなりの注意は払いました。

どこって聞かれても思い出せなかったりするんですが。


たくさんの感想ありがとうございました。
正直、嬉しさ半分悲しさ半分だったりしますが。

次回、テーマをもらって、ピンときたらまた参加したい次第です

それでわ。
244 名前:「鬼と王子の話」の作者 投稿日:2001年07月31日(火)22時27分52秒
初参加、楽しかったです。短編書くのも初めてだったし。
色々と感想ありがとうございました。
短編って難しいですね。
長編だと、後々フォローできるけど、短編だと投稿してから問題点に気づいても、修正できないし。

後藤の怖がり方が不自然という指摘がありましたが、読み返してみると、確かに不自然です。
作者としては、あの時、後藤は怖がっているのではなく、嫉妬のあまり蒼白になり、震えているという設定で、市井が後藤は怖がっていると勘違いしているというつもりで書いたのですが、ズバリ、わかりづらい、というか、わからない書き方になっています。
市井ちゃんが自慢話をしているように見えるという指摘もありましたが、その通り、自慢しています。

この「鬼と王子の話」は『奢れるものも久しからずや、ただ夏の夢の如し』というお話でした。
245 名前:カントリー修行の作者 投稿日:2001年08月01日(水)00時01分33秒
え〜、これは怖い話じゃないだろう!の声にも負けず投票してくださったみなさんありがとうございます。
次に「笑える話」のテーマでもありましたなら汚名返上に今度こそ血も凍る怖い話を投稿したいと思います。では。。。
246 名前:名無し読者A 投稿日:2001年08月01日(水)01時24分43秒
作品に触れる総評はこっちの方がいいかと思うので、こっちに書きます。

上位の作品ってジャンルがバラバラになりましたね。
怖い系とか笑い系とかいろいろあって良かったです。

【1】06.あなたの知らない世界 24(6)
【4】10.オトコマエ 16(6)
この二つはストーリーがしっかりしてますよね、特にオチが。
とにかく作者さんのうまさを感じさせる作品でした。

【2】03.さよなら私 18(7)
【5】16.赤い花の咲く 9(3)
この二つは怖い系ですよね。
読んだあと、ちょっと鳥肌が立っちゃうぐらいの。

【3】01.鬼と王子の話 17(5)
怖い話なのに初っ端の作品が甘いじゃん、とか思ってしまった。(笑
テーマをうまく逆手に取った作品ですよね。

【5】17.カルテ 9(4)
ネタ系。
確かにこうなったら怖いけど、これは笑い話ですよね。(笑

この他にも多様な作品があって楽しめました。
次回もたくさんの作者さんの作品を読めることを楽しみにしています。
247 名前:あなたの知らない世界の作者 投稿日:2001年08月01日(水)20時53分03秒
いろんな意味で楽しませていただきました。みなさんありがとうございます。
これだけなのもなんなので、どうでもいい話を少々。
超有名な「むじな」からはじまる怪談話の伝統的パターン、「逃げれば逃げるほど逃げた先が」
をえんえんと書くつもりだったのですが、長くなり過ぎてあきらめました。短いのは難しいですね。

独創性を徳としない方なのでベタな話ですが、楽しんでいただけたなら幸いです。
248 名前:「怖い話」の作者 投稿日:2001年08月02日(木)16時10分55秒
まさか石黒以外のメンバーと捉えられようとは・・・
結婚しているという段階で石黒以外のメンバーなぞ意識の外にありました。
今作のテーマはいかに美しい石黒を描くか、でした。
主人公(真矢)に「彩」と呼ばせなかったのも、匿名性による柔らかな印象を狙ったから。
家庭的な描写も石黒らしさを強調する目的でした。
「服を送るのは緊張する」「昔ヴィジュアル系バンドを」「隆一なら」と、山田夫妻であるということを疑われるなど夢にも思わず、書き記していったのですが・・・
それが他のメンバーと誤認されて、結果オチとまで言われる始末。
石黒らしさを追及した美麗な女性像を描いたつもりが、この結果です。
2ch系における石黒の茶目っ気も、使いこなすことができませんでした。
眠気まなこに短時間で書いた作品とはいえ、屈辱的とも言える評価を賜ることとなりましたが、これは完全に私の文章力の欠如によるものでしょう。
249 名前:「怖い話」の作者 投稿日:2001年08月02日(木)16時11分44秒
また「子孫繁栄こそが幸福である」という会話を私個人の「哲学」とまで言われてしまったことは、終盤に詰め込んだ作品意図の半分も汲み取って頂けなかったということであり、これも非常に残念です。
モノローグで幾度となく茶化しているのに、幾度となく限定させているのに、幾度となく否定させているのに、、、
スムーズな読解を妨げたのは、ただただ私の構成力の欠如ゆえでしょう。
こんなにも多くの人に明言されては、プロットの整理を行わなかったことは言い訳にもならないでしょう。
無粋ではありますが一応はっきりとさせておくと、この考え方は私の主義主張するものではありませんし、作中の山田夫妻に関しても同様です。
私は既婚者でも独身でもレゲエでも宗教家でもありませんから。
250 名前:「怖い話」の作者 投稿日:2001年08月02日(木)16時12分22秒
更に言えば、肝心要の「怖い話」というテーマに関しても、変化球としか受け止めてもらえなかったのは、極めて遺憾です。
確かに怪談ではありませんでしたが、「怖い」という感情を自然に汲んでもらえるエンターテイメントにしたつもりでした。
私の中で着想段階の印象が「怖い話」としてあったにもかかわらず、そう読み取っていただけなかったということは、起承転結の曖昧さにとどまらず、発想の根本にいくらかの問題があるということでしょう。
描写の抑揚に頼ることなく会話の中に盛り上がりを持ってくる。
そんな発想の段階から、盲目的なしばりで自らを制限していたのかもしれません。
251 名前:「怖い話」の作者 投稿日:2001年08月02日(木)16時13分10秒
・美しい母性・女性を石黒らしく描く
・言い古された言葉を若夫婦の愛として表現する
・その上でテーマである「怖い話」に全てを収束させる
短編の中に織り込もうとしていたことが、評価されるどころか理解すらしてもらえなかったのですから、今作に作品としての価値はまったくありません。
拙作に投票してくださった2人の方には深くお詫び申し上げます。
文章力も構成力も発想自体までも否定されたことを真摯に受け止め、次回作への意欲につなげたいと思っています。
3rd Stageこそは十分な時間をかけて再挑戦するつもりです。
その時はまた、皆さんの厳しいご指摘を賜れますよう、お願い申し上げます。
252 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月02日(木)20時13分04秒
「怖い話」の作者さんへ
自分は石黒以外に想像できなかったけど……(認めたくはないけれど過去の人になってしまったのかなあ)
>美麗な女性像
完璧じゃないかなこんな嫁さんがほしいと思ったくらい(怖いけどね)
>幾度となく否定
逆に強調になってしまったと思う。読者は作者の隠された意図を読み取ろうとするものです。

何回か読みなおしてみたんだけど、文章がうますぎた。
子供に社会道徳を教えるために、お化けの話を入れたが、あまりに話がうますぎて、道徳よりも怖かったお化けの話しか覚えていない子供の話を思い出してしまった。
次も参加してもらえるそうなので大変楽しみにしています。
253 名前:カルテの作者 投稿日:2001年08月02日(木)21時32分48秒
まずは読んでくださった方、そして投票してくださった方々に感謝。

本当はいしよしストーカーものともう1作品(こっちはまだ使うかもしれないので秘密☆)の
2本立てで挑戦するつもりでしたが、前者は凡庸、後者は難易度が高すぎて、
ネタに走ってしまいました。
いささか練りこみが足りなかった部分もあり、楽しんでいただけなかった方には申し訳なく思います。

前回も参加しようとしたのですが間に合わず、その分はこちらで発表させてもらったのですが、
http://bad.adam.ne.jp/bbs/mibbs.cgi?mo=p&fo=bad&tn=0015
結果的には今回と前回の出品を逆にすべきだったんじゃないかという声が聞こえてきそうです(w

次回には参加するの?
するよ!

次回こそはじっくりと作りこんだ作品で勝負したいと思っておりますので、
そのときはぜひご意見ご感想をよろしくお願いいたします。
もちろん、今回の作品についてのご指摘もまだまだお待ちしています。
254 名前:6点 投稿日:2001年08月02日(木)21時37分04秒
>>248
書評子たることを望まぬ故に黙しておりましたが、作者さんがまともに取り合われなかっ
た事を気にしているようなので、あえて書く事にします。

まず、私は加点した者ですが、作者さんが詫びを言われる必要は無いと思っています。
作品は、読者に渡った時点では読者の物でもあります、読者が良しとすればその者にとっ
てはそれでいいのです。

主人公が誰であるか、作者の思想、そして話の内容、別に何も問題はありません。
問題は、ここはM-Seekだという事です。作者読者共に、あまり読書習慣がない人が
けっこう多いと思います。そこで読解を求めたのが間違いだと、作者本人が思えばそれは
その通りでしょうが。
同じ意味ですが、誤読をされているのが分かっていたので、私はあえて“主人公に”共感
は無い、と書いたのです。
255 名前:6点 投稿日:2001年08月02日(木)21時37分48秒
ただプロットの整理はした方が良かったように思います。ムードはそれなりに出ていたと
は思いますが、冗漫感は拭えません。
短編は書き込みが少ない分誤魔化しが効きません、きちんと作らないとダレてしまいます。
また、ムードだけで終っても良いのですが、正直な所もう一工夫して欲しかったです。
別にオチを付けるにしても付けないにしても。

エンターテイメントとしては、その語がどう言う意味で使われたのか良く分かりませんが、
普通に考えれば×です。特にノリが良い訳でも、ドラマチックでも有りませんから。
増してや、ここや2chでは過度な物がわりと好まれるので、尚更です。

文章力、構成力については、向上心がおありのようなので、まだまだ努力の余地は有ると
思います。
発想自体に関しては、今回のは悲観しない方が良いと思います。ただ、繰り返しになりま
すが、“工夫”“文章”“構成”次第です。

もし宜しければ、どこで書いているのか教えて戴きたいです。興味が有りますので。
今後の活躍を期待しております。
256 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月02日(木)21時57分44秒
>>253
読んだよ〜ん。今回出さなくて本当に良かったと我思う(w
257 名前:6点 投稿日:2001年08月03日(金)05時25分29秒
補足
“主人公”と書いたのですが、“女主人公”の方が、より適切だったかもしれません。

知的な会話やその揶揄を楽しむ人は、多分少数派なのでしょう。
だからと言って、その手の発想を作品の視野から外すのは、いかにも惜しい気がします。
258 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月03日(金)16時42分37秒
>>253
もうひとつの方読ませてもらいました
俺はこういうのでもOKだけど出してたら波紋を呼んでただろうね(w
掲示板を利用するっていうのは斬新なアイディアだと思った
つーか閉鎖とか管理人の書き込みとか結構ワラタ
そこから最後のオチのギャップがすごい
259 名前:201(202) 投稿日:2001年08月04日(土)07時34分25秒
>>206 >>207--2 >>212 >>213--3 >>217 各氏
オリジナリティ至上を唱えたつもりは全くありません。
ましてやアヴァンギャルドを持ち上げたつもりなど毛頭ありません。
一介のネット小説なわけですし、王道を行く作品やパロディもの、元ネタありの作品だってもちろん否定されるわけがありません。
私が言いたかったのは、「怖い話」というテーマバトルであるという前提の上での、ひいてはネット小説コンペとしての、独自性の欠如です。
当然プロの作品と比較しているわけではありません。
むしろ大衆娯楽として徹底した「独自性」。
>>213-2 さんの比喩で言うならば「7人祭りはともかく10人祭りはオニャンコクラブと変わんないだろ」ってことです。
これはオニャンコから進化していないことを否定しているのではなく、お囃子の音を入れただけでオニャンコと同水準にしたつもりの小西氏の意識を否定しているのです。
(あくまで比喩です。一般板の方々、勘違いしないで下さい)
260 名前:「怖い話」の作者 投稿日:2001年08月04日(土)07時35分28秒
今回「怖い話」というテーマがたてられ、私は「怖い話」=「怪談話」であると最初に考えました。
もちろん純然たる怪談話でなくとも、作者が自分の知っているエピソードを巧みに娘。達に語らせたり、体験させたりした作品が、全体の半分を占めるのでは、そういう予測があったのです。
ところが、蓋を開けてみればいわゆる怪談話は皆無。
前回以上に増えている独自の世界観を持ち込んだ作品。
(これも苦し紛れなのか創意工夫が楽しめましたが、今回は触れません)
そして残りはホラーともサスペンスともつかない、娘。小説で言います所の“バトロワもの”や、人を殺さずとも主人公を狂わせていく作品、そして他のメンバーの狂気に戸惑うトリップもの。
これらは実に作品の半分以上を占めていることとなります。
261 名前:201(202) 投稿日:2001年08月04日(土)07時36分52秒
狂気や殺人、トリップを描いたブラックな作品群。
これら全てが秀作であれば、オムニバスとして様々なメリットが生まれるでしょう。
例えば、大勢の読者が読んでくれる、競作として厳しい評価を受けられる、他の作品との対比で異なった見方が生まれる、等々。
しかし必ずしも全ての作品が全体を盛り上げるほどの内容に達していない、少なくとも私はそう感じました。
すなわち、人を殺せば怖い話なのか、狂気を描けば怖い話なのか、明確な背景なくとも“愛”または“独占欲求”という言葉だけで衝動の動機となるのか、ということです。
もちろんこの手の作品全てを否定しているわけではありません。
ですが確かに短編の中での流れが帰結のみに動いている作品が少なからずあるのが現実です。
262 名前:201(202) 投稿日:2001年08月04日(土)07時37分51秒
今回「怖い話」というテーマを突き出され、困惑した作者さんが多かったのではないでしょうか。
テーマの難易度に加え、 >>206 さんも指摘している通り、公示から締め切りまでの期間の短さも、作者さん達を苦しめた要因となっているでしょう。
安易な発想でブラックな話を書いてしまった人。
また工夫する余裕もなく、ありがちなものしかかけなかった人。
そして参加することすらできなかった人。
テーマ、時間制限、文字制限さえなければという、 >>230 さんの言葉を借りるならば「未消化」の作者さん達が大勢いたように感じられます.。
私も今後とも愛読者の一人として、これらの点に関して話し合いに参加していきたいと思っています。
「未消化」だった作者さん達、是非ともこれらの決定に意見して頂きたい。
よりよい企画として参加者みんなでつくっていきましょう。
263 名前:201(202) 投稿日:2001年08月04日(土)08時13分08秒
>>204
夏に入って時間が空いてきたので、作品ごとにもできると思います。
数作品(5つ前後?)名前を挙げてもらえれば、まあ少しずつですが書けるかと。
(但しさすがに今回は私自身のは勘弁してください。)
まあ私の批評は改善方法を示すわけでなし、単なるあら捜しなんですけどねえ。
264 名前:あまり考えてない某参加者 投稿日:2001年08月04日(土)08時20分17秒
そんなに堅苦しく考えるのもどうかと思うけど……
それで、次回について201さんの具体的な提案はないのですか?
主催者も決まっていないことですし、立候補するのもありかと。
265 名前:264 投稿日:2001年08月04日(土)09時41分31秒
って自分の意見も書くべきですよね。
個人的にはともかく窓口を広げたい、今日始めてネットした人が、参加できるような。
別にここでベストの作品を投稿してもらわなくとも、これから作品を書いていこうとするきっかけになってもらえればいいと。
そのため、完結した作品をコピペで投稿という形を提案したんですけど(放置をなくして短くとも一作品を完成する喜び、大変さを知ってもらいたい)
あと、レベルの違う作品であってはずかしくて参加できないということがないよう、名無しで投稿する。
名無しが故に、厳しい意見でも言える、聞ける場の提供。
ついでに2chの作家さんたちをこれを機会に取り込んでしまおうとか(w
第一回で思惑よりハイレベルな作品が集まり201さんのような考え方もありでしょうね。
企画が動き始めたなら、どう成長するのかは横で見守るしかないのですが、自分のスタンスとしてはこんな感じです。
次回については
テーマ)夏
期間)夏休み中(投票も含めてかどうかは?)
変更点)512文字制限ができたので、20レス制限に変更?
立てる板)本来なら紫か森なんだろうけど前者は37スレだし後者は100kb制限があるし(ちなみに第一回187kb第二回180kb)
かな?
266 名前:同じく某参加者 投稿日:2001年08月04日(土)09時52分07秒
>>264
同意。あんまり堅いこといいすぎると書く側が考えこんでしまうと思うよ。
そんな傾向論以前に、書く人間はもっと読んで書いて勉強する、
全体のレベルをあげるにはそれだけだと思うけど。
でもそれを含めてこういうところの小説っぽくていいと思う。自分は。
そこまで考えてみんな書いてないと思うし。違うのかな。。。
267 名前:264 投稿日:2001年08月04日(土)14時58分19秒
ありゃ、いつのまにかスレ違いになってる……
次回の話は 『オムニパス短編集』2ndstage〜怖い話編〜投票所
ですね。(始めて→初めてだし〜)
268 名前:第3回支配人 投稿日:2001年08月19日(日)06時13分59秒
第3回オムニバス短編集、開幕いたしました。
投稿用スレッドをご覧の上、どしどし感想を書き込んでください。
なお投稿用スレッドは以下になります。
http://mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=flower&thp=998168613

作者のみなさんへ。
今回からあとがきはこちらの感想スレに書き込んで下さい。
下のように、あとがきは基本的にネタバレ可です。
但し、もし自分のハンドルを明かすにしても、それは投票を締め切ってからにして下さい。

「開会宣言」の作者
 あとがきです。
 3レス分と、予定より長くなってしまいました。
 ちなみにモデルは角川歴彦です(藁
269 名前:『あの夏の約束』書きました 投稿日:2001年08月19日(日)11時31分11秒
あとがきです。
しょっぱな名前欄間違えました。脱字2ヶ所見つけました・・・スイマセン

読んでいろいろと連想される方もいるかと思いますが、フィクションとして読んで、
そして、いろいろ感じたこと書いてくださると嬉しいです。
270 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月19日(日)13時05分30秒
>『あの夏の約束』
読ませてもらいました。最後の圭織の言葉が特別よかった。
八月十五日に投稿したかったですね。
271 名前:『未来図』書いた人 投稿日:2001年08月20日(月)17時11分25秒
甘くて胸焼けしそう。
はずいので、しばらく身を隠します。
じゃっ。
272 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月20日(月)18時36分15秒
>『未来図』
自分で書いておいてテレるんでない(w
たいへん甘くてよろしかったです。。
273 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月21日(火)08時26分21秒
>「未来図」・「夏の終わりに」
テーマである「夏の〜」の使い方あれでいいのか?
出来上がった作品に無理やり「夏の〜」って入れただけの気がするぞ
274 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月21日(火)13時36分20秒
>273
いいんじゃない?
夏の季語とか結構はいってるし。
未来図は使い方うまいし。
275 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月21日(火)18時33分49秒
>273 俺なんてもっと無理やり入れるぞ(w
276 名前:『手水の縁』書いた人 投稿日:2001年08月22日(水)15時17分02秒
こういうプラトニックラブに憧れる、今日この頃。
277 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月22日(水)18時31分43秒
>『手水の縁』
いいなーこれ。
とっても好き。他に語るべき言葉知らず。。
278 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月23日(木)03時38分13秒
>『手水の縁』
素晴らしいですなプラトニック!!
二人とも初々しくてとてもよかったです。
279 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月23日(木)17時53分16秒
>『未来予想図U』
さわやかな作品で、後藤が可愛いと思った。
そこではっと我に帰る。ちょっと待て、俺は賢い女性が好みのはず。
おかしい、おかしぞ。
そう思った作品でした。でも、ドリカムの曲知らない人には、つらい作品かも。
280 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月23日(木)18時38分30秒
>『あの夏の約束』
冒頭、今さら何を語れというのか。
そう思う安部の心情をもっと丁寧に書きこむと、
(例えば、終戦時から現在まで、おそらく、特攻隊員の無念の思いを引きずって生きてきただろう、安部の半生とか。
年頃の青年の多くが戦死したため、結婚して子供をつくることができなかった、圭織との約束を果たせなかった安部の無念とか。
あるいは吉澤の家族に遺書をこっそり渡しに行ったときのエピソードとか)
最後の、圭織の生まれ変わりと思われる女性との再会が、より感動的になったのではないかと。
正直、安部の心情が迫りきて、安部に共感するいう感じは受けなかったので。
これ、励ましているつもりです。
281 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月23日(木)18時43分50秒
>『夏の終わりに』
世界が終わる=大多数の人間が狂う というのが、好きではないのですが。
(これは俺の個人的な考えなので気にしないで)
でも、好きな人と人生の最後を迎えるというのは、ある意味、ロマンチシズムの極致といえるかも。
282 名前:『ヨッスィえもん』書いた人 投稿日:2001年08月24日(金)00時54分23秒
『夏の肌』から連想ゲームで話を作ったのに夏らしくない……
おおめにみてくらさい
『いしよし』書くつもりだったのにネタ入れたら暴走した……
おこらないでくらさい
283 名前:270 投稿日:2001年08月24日(金)23時08分16秒
>「あの夏の約束」
自分の場合280さんと逆で書き込みすぎないのが良かったと思った。
(あまり泣け泣け作品が好きじゃないせいもあるけど)
自分が一番魅力を感じた人物はいいらさんれす。
この状況の中で自分がいちばん信じられる奇跡。
冷たい発言の理由。「最後の言葉」で惚れちゃいました。
これを友情話として読むか、愛情話として読むか、でも印象が違ってくるし、
なぜ子供を作れなかったか、作らなかったかetc
いろいろ想像を膨らませることができる。
すべての人が同じ感想をもつ話より、人の感性によっていろいろな受け取り
方ができる話が好きな自分にとってはこの作品の書き方は素敵。
284 名前:『緊張の夏』を書きました 投稿日:2001年08月25日(土)16時11分15秒
何も言うことはありませんが一言だけ・・・

(;`● ∀´)<いまいましい蚊め!!

本当はこの顔文字で終わりにしたかったのですが、ここはネタスレではないので自制しました。
くだらなくてすいません・・・。


 




285 名前:『緊張の夏』を書きました 投稿日:2001年08月25日(土)16時24分53秒
すいません、もう一言だけ。
オチを見られたくなかったので「終わり」と「次の方どうぞ」の行間を広く使いました。
だれかはやく投稿してくれ〜。
俺はもう2作も載せちゃいました。
どれか解かっても皆さん触れないで下さい・・・。
涙でまえが見えなくなるから。
286 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月25日(土)17時15分15秒
>『緊張の夏』
プロトタイプも読ませてもらいました。
前回だと「緊張」にあまりカカッてなかったので、こっちのほうがいいかな?
(前回のでもっと変質者っぽい書き方だと良いかもしれないけど、書きたくないしね〜)
オチ知らなければもっと楽しめたな〜

( `.∀´)<ちょっとあんた、なにげに失礼ね!!
287 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月25日(土)19時45分19秒
>手水の緑
ぬる過ぎない独特の暖かい雰囲気がすごく良かったです。
軽いノリのようですごく繊細で綺麗だと思いました。
自分には逆立ちしても出せない空気感はうらやましいを通り越して、尊敬しました。

>過ぎ行く夏
ありがちな設定、正直途中でオチは分かりました。文章も荒削り
しかし、それでも引き込まれる勢いみたいなものがありました。
短編では表現しきれないぞ、みたいな勢いのせいなのか、ところどころにある
つぼをついた表現のせいなのか分からないけど、グッとくるものがありました。
あと、台詞を多用して、改行をこまめにする作品が多い中で、よい意味で浮いていたかな。

288 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月25日(土)23時55分43秒
>手水の縁
自分はむしろ、そこはかとないエロティシズムを感じました
(個人的な感覚だけど、「あなたの手で水をすくって飲ませて」って言うのは
「キスして」って言うより百倍恥ずかしい……)。

>緊張の夏
タイトルと2レス目でオチ判っちゃった。
敢えてイロモノっぽくせず、普通の恋愛ものっぽい文章にしたら良かったかも。
289 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月26日(日)21時55分09秒
>夏の終わりに
いしよし派としてはかなり萌えた。
いちごまもよかったと思う。
けど少し物語がはやすぎだったかな、もうすこし詳しくてもよかったかなと思った。
>過ぎ行く夏
あいた!夏休みって使っちゃってるよ。
290 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月30日(木)14時49分19秒
>ヨッスィえもん
ネタ満載で笑った。
俺の中での石川さんのイメージって、こんな感じ。
>緊張の夏
面白かった。
我が家で『彼女』にさされるたびに、コイツは俺を愛しているのかな。などとは考えないけどね。
>過ぎ行く夏
もっと後藤の内面描写があった方がいいと思った。
生きる理由がないと感じている後藤が、石川さんと出会うことにより、何故に『生きよう』と思うようになったのか、その過程が不明瞭という印象を受けた。
291 名前:過ぎ行く夏の作者 投稿日:2001年08月30日(木)22時31分11秒
>287さん
>ありがちな設定、正直途中でオチは分かりました。文章も荒削り
それは自分でも自覚してますし、これからの課題だと思っています。
それに今回は、少し焦って書いたなぁと思いました。
構成や内容はもっと改良ができる思います。
それにこの話は、中学生くらいに短編で書こうと思っていた話のリメイクで、
だからありきたりな話なんだと思います。
>短編では表現しきれないぞ、みたいな勢いのせいなのか・・・・・
大体、いつも勢いだけで流してますから(W
この話で、何かくるものがあるならそれでいいかなって思ってました。

>289さん 確かにそうですね。
書いてから気がつきました。
名無しでよかったですよ、固定だったらバカを露呈するところでしたから。

>230さん
>もっと後藤の内面描写があった方がいいと思った。
これについては今回は内面よりも外面というか、学校の雰囲気や風景に力を
入れて書こうと思っていたからです。
今回は夏が過ぎようとしていく、そういうセンチメンタルなところを学校という
舞台を使って出せたらいいなぁっと思っていました。
例えそうだとしても、やっぱり自分の書き方がまだ甘いんだとは思います。
そういうことが、読者に伝えられなかったんですし。
>生きる理由がないと感じている後藤が・・・・・・。
詳しく書かなかったのは、半分はうまく書けなかったというのと、もう半分は
読者自身にそのことを考えてほしかったからです。
って、少し言い訳ぽっいですけど・・・・・。
でもたぶんあの後藤さん的には、『なんとなく』ってところだと思います。

感想をくれたみなさん、それが批判であれ何であれ、ありがとうございました。
すごく勉強になりましたし、とても参考になりました。
これからも、こういう機会があったらまた書きたいと思っています。
そのときはよりレベルの高い作品を書きたいと思いました。
それでは、長いレスになってすいませんでした。
292 名前:「夏のお嬢さん」書いた人 投稿日:2001年09月04日(火)03時40分26秒
初めて短編を書いたので、ぎこちない文章になっていると思います。
設定としては8月26日よりも少し前のある1日という感じで
かなりアレな内容になってますが、どうかご勘弁を。
感想、なんでもいいのでよろしくお願いします。
293 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月04日(火)05時46分04秒
>夏のお嬢さん
なっちと明日香のツイントップ時代を懐かしむ作者の気持ちが伝わって、読んでて嬉しかったです。
294 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月05日(水)23時07分23秒
>夏のお嬢さん
あの時代を知るものにとっては、切なくも嬉しいお話でした。
キャラの「らしさ」がでてて良かったと思います。
295 名前:「夏のお嬢さん」書いた人 投稿日:2001年09月06日(木)00時12分51秒
>293さん
 ありがとうございます。
 そう言っていただけると、こちらも嬉しいです。
>294さん
 ありがとうございます。
 「らしさ」出てて良かったです。自分も書いてて切なかったり・・・。
296 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月09日(日)10時04分39秒
>夏の夜水の上にて歌える
どこかで見たことがある話だな、と思いながらも引き込まれてしまう表現や描写の
上手さを感じました。
ただ気になったのは言葉の選び方で、時々なぜこんな難しい言葉や漢字を使うのか
(「午睡」や「徒」)と思いました。作品全体から感じた柔らかで幻想的な雰囲気
にそぐわないと感じました。
ラストも個人的には最後の3スレ分がない方が、不思議で綺麗な印象だったと感じました。
批判めいたことを書いてしまいましたが、全体的にはとても好きな作品でした。
297 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月10日(月)02時47分50秒
>Project K
かなり面白かったです。
ウケとか萌えとかのびみょ〜な感じがいいですねぇ
落ちも笑えたし(w
いちごまも萌えさせて頂きました。
やっぱ旧プッチ好きだなぁ
298 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月11日(火)02時19分10秒
>夏が嫌いな理由
上手く説明できないけど、良かったです。
>無知なら良かったのに、ヘタな知識が行動を妨げる。
これが特に納得。
リアリティーがかなりあった。
実際本当に好きになったらあんな感じになる気がする。
たまには思いっきりリアルなのもいいですねぇ。
勿論妄想ムンムンなのも好きだけど・・(w
299 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月11日(火)08時44分25秒
>小夜の回り灯篭
いいですね。本当にあの時こういうことがあったのでは?と思わせられました。
細かいエピソードがキャラクターを良くあらわしていてうまいです。
こういう日常の描写を丁寧に書くという形式好きです。

>Project K
三人ともかわいいですね。
ネタの割に嫌味のない笑いで楽しかったです。

>夏が嫌いな理由
感情の爆発がちょっと唐突だった気がします。
戸惑いから気持ちに気付く心理描写がもっと多くてもいいと思います。
最後1レス分は『らしさ』があってよかったです。
300 名前:「夏の夜水の上にて歌える」書いた人 投稿日:2001年09月12日(水)21時31分06秒
>296さん
感想と的確なアドバイスありがとうございます。凄く参考になります。
漢字は...そうですね、不必要に難しい書き方をしてしまったところはあるかもしれません。
それはきっと、私が漢字検定準1級を受けようとしていることと無関係ではないでしょう(w
最後の3レスは泣かせようと力み過ぎたせいですね。
自分でもちょっとバランスが悪いかなと思いました。

全体的に音楽の色彩感をイメージしてもらえるよう心がけたつもりです。
タイトルはイギリスの作曲家ディーリアスの"夏の夜水の上にて歌える"
という無伴奏合唱曲からいただきました。
ひとみとののが歌う場面で曲名を明かさなかったのはそのためです。
興味を持たれた方にはぜひ聴いていただきたい逸品です。
301 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月13日(木)05時04分08秒
生意気にも感想を書かせてもらいます。

>手水の水
日に日にエスカレートしていくいちごまが多いだけに、逆に新鮮でいいですね。

>未来予想図U
DCTとローマの休日というふたつの振りが消化しきれていないように感じました。
もっと書き込むなりすっきりさせるなりしてみたら、もっと振りを生かせると思います。

>ヨッスィえもん
これは密かに恐ろしい作品では・・。石川のアイデンティティはいいとして、吉澤は
の方はその答えが洒落になっていないですよ(w
作品の展開は素晴らしいので、もっと整理されていたら、と残念です。
面白かったですよ。

>緊張の夏
どこか生真面目な作品の多い中で、綺麗にネタをかます様が良かったです。


302 名前:301 投稿日:2001年09月13日(木)05時05分21秒
>過ぎ行く夏
作品のテーマが重たいだけに、読ませるには作者さんの筆力が問われます。
もっともっと内容も文章も練れるし、それは作者さん自身のこれからでもあると思います。
いずれ、長い時間を置いて同じテーマで文章を書いてみると面白いと思います。

>夏のお嬢さん
初めての作品という事で、文章自体はこなれていない感は仕方がないですが、
「今安倍の置かれている状況を苦々しく思っている作者さん」という読後感しか
残りませんでした。作者側の思いを書き綴るだけに留まらず、読み手も
そう感じざるをえない程の説得力のある熱い文章を待っています。

>夏の夜水の上にて歌える
現実にとらわれる必要はないと思いますが、どうしても設定に馴染めませんでした。
架空の設定に人物をもっと自然に溶け込ませる台詞・描写があるとよかったです。

>小夜の回り灯篭
作品の雰囲気に呑まれてしまいました。メンバーひとりひとりの持っている個性を
ありきたりで、使い古された表現ではなく、深い観察をもとに描写されていて
小気味良いです。小説ならではの、架空の情景と現実の娘。が無理なく融合していて
綺麗でした。
303 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月17日(月)02時17分15秒
>夏の夜の夢
わかり易いというか、こういう素直なのもたまにはいいですね。
独創性を追及してるのが多い中、返って新鮮味があった。
ただ、話は凄くいいけど、後藤と市井の絡みの描写が、会話にしてもそうだけどちょっと焦りすぎてる感じがした。
文字数意識しすぎかなっていう。
こういうのって後で読者が市井と後藤の絡みを回想して改めて泣ける話だと思うから、やはり絡みの描写にもうちょいインパクトと落ち着きが欲しかったです。
でも、最初単なる萌え小説かって思って読んでたんだけど、最後読み終わってちょっとたってから、来るものがありました。感動した!
悲しい話嫌いなんだけど、これはなんか、想いがきちんと昇華された感じして良かったです。
304 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月17日(月)15時02分52秒
>Hot Soup Summer
こういう日常の些細な謎を扱う小説っていいですね。
北村薫が大好きな私としては堪能しました。
読後の爽快感も言うことなしです。
私もこういうの書きたかったけど、ネタが思い浮かばなかった(w
コーンスープの器を必要とする理由を石川(!)が説明する部分は
できすぎ(wとしても論理的に無理がなく、上手いと思いました。
欲を言えば、謎を巡ってもっとああだこうだとおかしな推論を繰り広げて
欲しかったけど(この手の題材の醍醐味は寧ろそこにあると思うので)、
短編ということで仕方ないかなとも思います。
305 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月17日(月)23時46分11秒
>あの夏の約束
語り手の個性を消し去り、他のキャラクターの描写に徹した作品。
描写は良いが、世界観の造りの粗さが鼻につき、また不必要な語も多い。
構成は短編の良さを活かしきれておらず、一貫性に欠け、筋も読みにくい。
せめて氷砂糖か皮袋か、いずれかのエピソードへ帰結して欲しい。

>未来図
会話の流れを重要視するやぐちゅーの典型的な作品。
展開もセオリー通りだが、企画趣旨につながる“結婚と性”が飛んでいる。
35の内容を美麗に流せれば、テーマも活かした秀作となるだろう。
短いせいかそれほど好評を得られていないようだが、布教目的は充分達しているだろう。

>夏の終わりに。
狂気の情景をスクロールしながら、優越感と無常観を明確にしていく、サイケな類の作品。
喪失感の描写が逆効果にはたらいており、帰着への違和感は狂気では決して誤魔化されない。
短編である以上背景の書き込みは無用だが、それならば主人公をもっと浮かせるべき。
詰まるところ、最後の二人の会話までハイスピードで流れていては、全体の意味が無い。
306 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月17日(月)23時46分48秒
>手水の緑
簡潔な構成の上でひとつの場面に的を絞り、本質的な純粋さを描いた作品。
話の持ち込み方や、純を強調するエピソードは、伝統芸能の世界なので何も言うまい。
とはいえ、特に前半だが、不適切な日本語の数が目に余る。
時間にしろ空間にしろ、場面の切り替えはレス区分や改行を用いて分かり易く。

>未来予想図U
和歌の本歌取りの要領で、ワンシーンの描写に世界観を重ねた作品。
起承転結の転の部分が行間にすら見られない。
雰囲気で流そうとせずに、せめて後藤に筋の通る台詞を言わせるべき。
曲云々を無しにしても背景の季節感が分かる、最低限の描写も欲しいところ。

>ヨッスィえもん
俗に不条理モノと呼ばれる類の作品。
構成や描写に一貫性は無いが、不条理モノには必要のないものだ。
ただ短編集参加作品である以上、舞台の趣旨に沿って色黒ネタをもっととりあげるべき。
前もって多数のネタを用意しておかないと、筆の進みで生まれたネタにかき消されてしまう。
307 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月17日(月)23時47分28秒
>緊張の夏
全体を通して匿名を利用したネタになっているタイプの作品。
根本的にトリックが易しすぎるので、前半部のヒントは抑えるべきだったろう。
また、この手の作品は二読目のことも考えて描かないと、その価値も半減してしまう。
さもなくばあとがきを含めての二段落ちか、タイトルをミスリーディングにでもすべき。

>過ぎ行く夏
体験を転機として、前後での主人公の意識の変化を描いた作品。
単に“自殺しそうな”“綺麗”“天使のように”とだけ並べても、無論情景は浮かんでこない。
石川の心理も説明が何一つされてないし、後藤の矛盾も納得させる描写がない。
最後の段落など、安易な言葉を並べただけで、季節と後藤の脈絡がない。

>夏のお嬢さん
女性的な会話を一方の視点でのみ語らせることで、会話の相手を故意に賢く見せている作品。
読解は極めて難しいが、正反対の二つの意図が考えられる。
すなわち福田を大変優れた人間と捉えた、福田懐古スレ的な小説形式の文章なのか、
それとも福田も含めて彼女らの青さを強調している、男性向けの読み物なのか、である。
308 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月17日(月)23時47分58秒
>夏の夜水の上にて歌える
2chにおける各々の個性を全く無視した、斬新なキャスティングの作品。
であるならば、実際の番組等でのエピソードを加えない限り、既に娘。小説ではない。
メンバーは着せ替え人形ではないのだから、少なくとも早すぎるスタイルであろう。
加えて回想と現在の境が曖昧。また最後までシャコンヌの色彩以外に旋律の描写が無い。

>雪山の一夜
異色の形式ながらも、小ネタを挟みつつ、保田至上論を唱えている作品。
冒頭の杜荀鶴と江戸っ子は超自我を、中程の前田と桑田は自我をそれぞれ表わしており、
自我が妄想(イド)へ、妄想が暴走と発展すると、対する超自我(萎え)も必然的に強大となり、
最終的に行き着く先は保田だと説いているのだろうが、いまいち読者受けが振るわないようで残念。

>小夜の回り灯篭
99年夏を舞台に、飯田の交信の様子を描いた作品。
数々の回想にまとまりはないが、それはタイトルが回り灯篭なので、特に問題はない。
ただ最後の廊下での二人の会話にはいささか不自然な印象を受ける。
大人と夜の二つのキーワードもいまいち上手く絡み合っていない。
309 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月17日(月)23時48分35秒
>Project K
保田に振り回される市井という、典型的なストーリーの作品。
保田の破天荒ぶりに驚く市井の描写にこそ、改行や記号を用いてじっくり描くべき。
また保田に対する後藤の心情を明確にするとより効果的。
全体に完成度は高いが、説明不足や簡潔過ぎる場面も多いように感じられる。

>夏が嫌いな理由
企画テーマに沿った情景描写に努めた作品。
主語述語ともに単調で、そのため薄暗く無音の空間であるというリアリティに欠ける。
誤った日本語も多く、読者を引き込ませるには到っていない。
序盤で半端に示唆されている過去は、結部に結び付けないなら、むしろ書くべきではない。

>Hot Soup Summer
場の空気を重んじながら、一つのストラックアイディアを丁寧に描いた作品。
着想からの執筆課程が目に浮かぶようだが、今一度プロットの整理を検討して欲しい。
そうすれば、ミスリーディングもより効果的にはたらくだろう。
吉澤と石川で描こうとした努力は端々から認められるが、やはり多少の違和感は否めない。
310 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月17日(月)23時49分14秒
>晩夏のけむり草道
新旧メンバー各々のキャラクターを模索しながら描かれた作品。
煙草の知識の無い読者や、9月=煙草のイメージを持たない読者のことは、この際問題としない。
赤丸LSを体に悪そうな味を評する矢口や、甘口の王道を吸う保田などは、書き込み過ぎな印象。
それとせめて「鍵括弧」の使い方は小説形式で。

>夏の夜の夢
おそらくはまずタイトルありきで書かれたであろう、いちごま王道スタイルの作品。
短編なのだから、起承転結や伏線の織り込み方は整理する必要性がある。
会話や伝聞で筋を並べているだけで、心情描写は説得力に欠ける。
大げさな言葉使いは多用すれば腐ってしまう。これは台詞に関しても同様。

>真夏の誕生日
一夏の出会いと別れを描いた作品。
ソニー社員の会話は説明調な印象を拭えず、話の展開をつまづかせている感がある。
二人過ごした時間をじっくり描くことができないのなら、何かしら工夫が不可欠。
あいの孤独の描写、二人の戯れの描写など、1レス分書き足すだけでも違ってくるはず。
311 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月17日(月)23時53分11秒
>二代目の憂鬱
年上の柔和な女性美を細やかな動作描写で綴った作品。
ミスリードの運び方も含め、起承転結が極めてはっきりした構成だが、エピソードの数が多すぎる。
思いついたことを全て台詞にのせる必要はないし、描写にも通りの良い言葉選びが必要。
リーダーのプレッシャーをより重点的に描き、むしろダイエットはその転機としたほうが良い。

|総評|
季節感を前面に出すか、効果的に用いるか、それとも強引に運ばざるをえないか、、、
各人テーマのもとに様々なアイディアが出揃った短編集になったのではないだろうか。
構成に関しては、整理されつつも発想からもう一ひねり欲しいと感じさせられる作品が少なくなかった。
描写に関しては、魅せるべきシーンにおいてやや言葉足らずな印象を受けた。
今回の特徴として、新旧メンバーにほぼ偏り無く用いられていることが挙げられるだろう。
また幾つかの作品が、レス数上限の引き上げを効果的に用いたことは、大変興味深い。
ともあれ結果的に十分な数の作品が集まったわけで、支配人氏には心よりお祝い申し上げる。
作者諸氏の次回以降の参加を期待している。
312 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月18日(火)00時20分25秒
痛いとこをつかれてしまいました(汗
はずかしくて書けなかったんだよ〜
【今回の教訓】小説書きにテレは厳禁
313 名前:Hot Soup Summer作者 投稿日:2001年09月18日(火)22時38分44秒
感想、アドバイスありがとうございます。
304・309で言われているように
確かに着想だけで練りこみが足らなかったように思います。
もう一二転させとくべきでした。
キャスティングは狙って違和感を出したのですが
これもうまく生かしきれてなかったようですね。
できれば、同じ『日常の謎』テーマで続きを書いてみたいです。
314 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月20日(木)02時10分14秒
>夏の夜水の上にて歌える
※最後のシーン
泣く行為自体は否定しません。それによって自分のやり場のない感情を昇華させるのですから。
友達に話して泣くのは、自分が泣くために話した気がして罪悪感が残ります。
実際泣けない人間は、ひょんな事で泣くのです。
自分は友人が亡くなったとき泣けませんでしたが、数日して公園でキャッチボールをしている子供を見てなぜか涙が止まらなくなりました。
315 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月20日(木)23時24分18秒
>小夜の回り灯篭
読み応えのある作品でした。面白かっただけではなんですので、
誤読も参考になると思いますので自爆覚悟で感想を書かせてもらいます。
ストレートに筋だけを追うと、「子供に偉そうに言っておきながら、知らないところ
で勝手なことをしている大人はずるい!」(w
新メン三人が入るまでは大人は中澤一人。それがいつの間にか大人になってし
まった石黒に対する飯田のとまどい(?)が話のメインロードなのかな。
典型的な子供代表に市井。痛い発言を繰り返していたこのころの市井を知るも
のにとってはとてもリアリティーのある性格設定でした。
ジューンブライドの花嫁、真夏の光線等のしゃれたネタの使い方。

話立て自体に注文をつける余地はなさそうです。少なくとも自分には。
316 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月20日(木)23時25分45秒
残念だった点
石黒が子供があこがれる大人の女性の典型になってしまっていて、モー娘。と
しての石黒の魅力が感じられなかった。欠点もまたその人の魅力だと思う。(こ
の話の場合市井の方が魅力的だった)
飯田がストーリーテーラーになっているのだが、最初から最後まで話を進める以
上の働きをしなかった。(ちょっとかわいそう)
保田の扱いが大人or子供微妙。(分ける必要もないのだろうが個人的にどっち
のつもりで書いたのか知りたい)

投票はファン投票だと思っていますのでトップにはしませんでしたけど
小説としての出来は非常に完成度が高いと思いました。
317 名前:ななし審査員 投稿日:2001年09月21日(金)19時27分31秒


>あの夏の約束
吉澤後藤が特攻で消え、そして飯田も終戦直前に消える、せつない話。
1レスから2レスへの場面転換が綺麗(演劇的)。
現実→過去→現実への流れも、丁寧にプロットされた証。
「特攻」というテーマは、夏終わりに合っている。

美しい黒髪が跡形もなくなっていた。という表現で、
「スキンヘッド? ベリーショート? それともボブ?」
と迷ってしまったのは私だけか。イメージを喚起させる言葉が欲しかった。
茶色の皮袋の意味はよく分からなかった。なくても良かったのではないか。


>未来図
1レス目の学者のコメントがまず目を引く。
中澤優位で矢口しおらしい、やぐちゅー妄想がよくわかる話。
恋人同士がいちゃつく描写はなかなか素敵だと思った。
会話の間の細かな描写を書きたかった作品なのだろう。

ラストスレでは、中澤の真剣さが伝わってくるような描写がもっと欲しかった。
矢口をうまくはぐらかす、前スレとの対比が弱い。
「ラストでも口車?」
と思えてしまった。
318 名前:ななし審査員 投稿日:2001年09月21日(金)19時28分25秒

>夏の終わりに。
飛行機墜落のエピソードが、現実の大事件とオーバーラップした。
市井と後藤の地面に記された遺書が、荒れた世に美しい。
夏の終わり=世界の終わりという図式が、良い。
ラストスレの渇いたセリフが、ベストポイント。

破滅のニュースから世界が終わるまでの話だが、9人娘。を出すなら短編向きでない。
人の消えた町で二人で遊ぶ石川吉澤の描写は、それだけで10スレ分描ける。
短編としてまとめるなら、いしよしだけ掘り下げてほしい。
「長編予告」と受けとりたいような話。


>手水の縁
久しぶりに会った市井と後藤という微妙な距離感のある話。
その距離感が切なさを誘う。
細かな描写が愛らしくて好感が持てる。
作者のあらぶる妄想が、上手く活字に込められた作品だと思う。
タイトルに表れている通り、書きたいものがはっきりしていて分かりやすい。

1レス目で設定を全て書いてしまうのではなく、
2レス目の会話と共にどういう状況なのか徐々に明かしていったなら、
より読者の興味を惹けるのではと感じた。

早鐘を打つ、負ぶって、など言葉遣いに年季を感じさせる作品。
(若い方の初作品だったりしたら、私の目は節穴です。)
319 名前:ななし審査員 投稿日:2001年09月21日(金)19時28分59秒

>未来予想図U
短編らしいすっきりとした作品。
いちごまらしい、男らしい市井ぼーっとした後藤の、王道設定。
流れるような会話文で話が締まるのは、バイクの疾走感とあいまっていい感じ。

この設定は昼なのだろうか。
テールランプを使うなら、夜のほうが際立つのではと思う。

テールランプ5回で意味を取れなかった後藤に対し、なぜ市井が怒るのかの書き込みが弱い。
ラストの「車よりバイクのほうがいい。」という言葉を直接書くのではなく、
描写でそう感じさせるような淡い演出がほしい。


>ヨッスィえもん
ブラックユーモアがちりばめられた異色作。
ヨッスィえもんといじめられる石川君は、よく見る「いしよし話」とは違う。
細かいネタも面白く、設定の時点で成功だといえる。

矢口ナレーターにさらに話しかける作者?という構成は複雑な感が否めない。
さらにそこから現実に飛び、さらに柴田まで出てくるとなると、もはや妄想羅列。
作者が楽しんでるのが分かるので、そこは良し。
ヨッスィえもんが未来に帰るとこまで、でまとめられた話を読んでみたい。
320 名前:ななし審査員 投稿日:2001年09月21日(金)19時30分00秒

>緊張の夏
実質5スレと極短編な作品。
モーニング娘。という単語、メンバーの名前も無しで娘。小説というのは、短編ならでは。
同性しか愛せない等の表現で、主人公?が女?である細かな生物知識も垣間見える。

白い煙の立つお香、というのは書きすぎで、誰でも気付いてしまう。
ネタは駄洒落で面白いので、もっと冒頭でだますような描写が欲しかった。


>過ぎ行く夏
タイトルとテーマが儚く美しい、夏らしい作品。
生きることに興味が無かった主人公が、夏の霊と会うことで何か答らしきものを得る。
タイトルが、「もうすぐ秋なのかなあと思った。」の最後の一文にまとめられて、締めがいい。

適宜行間を空けるなどの配慮が欲しい。抑揚が無く読みづらい。
今にも自殺しそうな少女、という言葉だけではイメージが湧いてこない。
クラスにいた自殺しそうな少女が、いつ屋上に向かったのかが抜けている。
後半の心理描写の羅列は、工夫が欲しいところ。
321 名前:ななし審査員 投稿日:2001年09月21日(金)19時31分06秒

>夏のお嬢さん
安倍に対しての憐憫の情が感じられる作品。
創世記時代のモーニング娘。を今一度振り返ろうとした話。
1レス目は、年を重ねてるだけで無理やり「大人」に押し出された主人公の疑問が、
問題提起のようにおいてあって、いいテーマだと思う。

ラブマシーンからのファンのほうが多いような時代に、この話は挑戦だが、
ラブマ以前に目を向けさせるような作品には至っていない。
キャラクターを抜きにしても、安倍に感情移入できるような描写がないように思う。
「現状から逃げて過去にすがる主人公」に、共感を覚えられなかった。
タイトルがかわいらしいのに残念。


>夏の夜水の上にて歌える
タイトルが綺麗。
音楽で二人の距離が近づき、その近づいた者との別れを描いた作品。
悲しげな夏の出会いから、友達に打ち明けて涙を流すラストまで、しっかり作られている。
自分の主張を理解してもらえない冒頭と、話をきいてくれるラストの対比が良い。

曲を聴いて、「色が変わるところがいい。」と表現するののたんは、少々作りすぎという気も。
322 名前:ななし審査員 投稿日:2001年09月21日(金)19時32分16秒

>雪山の一日
最初の二つの言葉で、好奇心をかきたてられる。
いきなりチューブを歌い出しても、前に2つの言葉があるためそれほど違和感がない。
段階を踏んだ展開が、階段を上っていくようにすんなり入ってくる。
簡潔明瞭。
ラストの言葉は作者の創作なのだろうか。

括弧の種類が多すぎて、誰が誰のセリフかが分かりにくい。


>小夜の回り灯篭
会話文から情景が浮かぶ、夢心地な作品。
トランプゲームによって、各々の個性が徐々に出て来るところに惹きこまれる。
勝負をしてる人間は自然と本性が出てしまうものなので、上手いと思う。
普通の日常を描いているのだが、幻想的な印象を受ける。旅先だからだろうか。

正直、私には悪いところが見つけられません(笑)
323 名前:ななし審査員 投稿日:2001年09月21日(金)19時32分55秒

>Project K
保田の暴走がいちごまを引っ掻き回す、コメディー作品。
保田によって市井と後藤のキャラクターも立っていて、3人のバランスがいい。
会話はテンポを重要視していて、極力状況説明を省いている。
2回の「ん〜なんとなく」が節目になってて、緩急がある。
会話分が多くさらっと読めてしまうが、実は細かなネタが満載の贅沢な作品だと思う。
ラストの締めのネタまで、気を抜かない作り。

「美女と野獣」についての後藤のまじボケで、一文説明があってもいいと思ったが、
好みによるので深くは追求しない。


>夏が嫌いな理由
吉澤に対する保田の葛藤が伝わってくる作品。
「月光に照らされる眠り姫、吉澤」というシーンを書きたかった作品じゃないだろうか。

理詰めで文章を並べすぎ、という印象を受けた。
11時を回って、寝ることを保田が促し、一緒に寝ようと吉澤がねだるシーン。
ここは会話で表現して欲しかった。(この200レス目は、特に畳み込みすぎな印象。)
324 名前:ななし審査員 投稿日:2001年09月21日(金)19時33分49秒

>Hot Soup Summer
「Hot Soup」と「Summer」という対照的な単語をつなげて、
タイトルにもってきたところがキャッチーだ。
おじさんの家族愛に触れて、吉澤も勇気をもらうという、心境の変化を描いた小説らしい作品。
徐々に謎を説明していく石川の語りにひきこまれる。
「色黒いけど。」など、笑えるところもちゃんと用意されている。
ラストスレの吉澤の幻想的な空想で、綺麗にまとまっている。

石川の推測に、吉澤辻加護が納得しすぎではないだろうか。
石川の名推理にいちゃもんをつける辻(or加護)というのも、
話に落差ができてよかったと思う。


>晩夏のけむり草道
モー娘。とタバコ、というアンバランス?を狙った作品。
新メンバーを出すあたりに作者の挑戦がうかがえる。

小川の心理を()で表したのは、読み手の流れを詰まらせてしまう。
状況で心理をあらわすべきだったのでは。

ポケットからラッキーストライクを取り出す矢口のセリフで、
「あの体に悪そうな・・」と、指示語が「あの」では不自然。
325 名前:ななし審査員 投稿日:2001年09月21日(金)19時34分31秒

>夏の夜の夢
話が二転三転し飽きさせない、せつなーいラストの涙物語な作品。
後藤のいちごま的かわいさで、より一層せつなさが増す。
短さを生かした物語となっており、たいへん短編らしい作品。
打ち上げ花火のほほえましさから、悲しいラストへ。

会話の文に少々説明臭さがあるのが気になった。


>真夏の誕生日
コメディータッチかと思いきや、悲しいさよならでしめくくる童話的作品。
コミュニケ−ターモーニングシリーズの生まれた理由もまた悲しい。
最初どこで真夏の誕生日が関わってくるのか分からなかったが、
タイトルを忘れていたころに、ラスト近くですっと言葉が入ってくるところは心憎い。
新メンバーを配したラストも、今後の明るさを示していて、良い話になっている。

4〜8型あいぼんについても、一体につき一加護ぼやきで説明を入れて欲しかった。
326 名前:ななし審査員 投稿日:2001年09月21日(金)19時35分34秒

>二代目の憂鬱
タイトルどおり、リーダーとしてやっていけるのか悩む飯田を描いた作品。
ダイエット、が全般を通してのテーマになっている。
「ポジティブ、ポジティブ。」というセリフのみで石川を表したり、
加護の師匠という表現のみで後藤を表すあたりは、あえて名前を書かないところが上手い。
まさかあのような方法でダイエットをしてるとは・・全く予想できなかった(笑)

事務所が実力行使で加護を三人祭りに、というくだりは疑問をぬぐえなかった。
あと、終わりどころが少々はっきりしない感じだった。



≪≪ 総評 ≫≫
楽しく読ませていただきました。
いろいろな作品があって、バラエティに富んだ短編集になったのではないかと思います。
辛らつなことも書きましたが、どの作品にも楽しめる要素が入っていました。
改善すべき点はふまえて、次の作品につなげていただきたい。

第四回も作者さんたちの奮闘を期待しております。

327 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月22日(土)03時00分43秒
ななし審査員さま。
感想を読んでから読み直すと、アラが見えてきますね‥
アドバイスありがとうございます。
328 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月22日(土)04時33分05秒
>>317 ななし審査員さん
>あの夏の約束
茶色の皮袋の中身=切った髪の毛だと思ってたんだけど…
違うのかな?
飯田さんのことだから疑うことなく丸坊主だと思ってました(笑
329 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月22日(土)15時56分00秒
>317 328
自分も皮袋の中は髪の毛だと思います。
髪の毛むき出しだと気持ち悪いし(w

それと時期のこと書いてたけど、自分はどっちかって言うと
夏の初めかと、終戦の日が8月8日、飯田さんの誕生日に合わせてあったんで
330 名前:ななし審査員 投稿日:2001年09月22日(土)17時13分02秒
>>328-329
なるほど、茶色の皮袋には髪の毛ですか。
確かにそれ意外に考えられないですねぇ・・・不粋でした。

>>329
今もう一度読み返してみまして、やっと気付きました。
「20回目の夏がやって来た。」というところの意味や、
8月に入って一週間が過ぎ、次の日に終戦をむかえてるとこや、
最後のパーソナリティというのは誰のことを指してるのかとか。
またまた、不粋でした(恥)。

直言を避けたムードのある表現に気付かない、こちらに落ち度ありです(泣)。
331 名前:第3回のデータ集 投稿日:2001年09月24日(月)21時36分51秒
登場回数

安倍なつみ 8回 飯田圭織 8回 矢口真里 5回 保田圭 8回 後藤真希 11回
石川梨華 6回 加護亜依 6回 辻希望 6回 吉澤ひとみ 8回 中澤裕子 3回
市井紗耶香 6回 石黒彩 1回 福田明日香 1回 小川麻琴 1回 紺野あさ美 1回
高橋愛 1回 新垣里砂 1回 柴田あゆみ 1回 松浦亜弥 1回

露骨なカップリング

いちごま 3作 いしよし 1作 やぐちゅー 1作 よしやす 1作

主役級回数

安倍なつみ 2回 飯田圭織 2回 矢口真里 1回 保田圭 2回 後藤真希 5回
石川梨華 3回 加護亜依 1回 辻希望 1回 吉澤ひとみ 3回 中澤裕子 1回
市井紗耶香 4回 石黒彩 1回 小川麻琴 1回

注:登場回数には、ロボット、幽霊、死体、妄想(ある意味全部妄想だが)などでの登場も含みます。
 また、名前だけの登場は含みません、姿を現せば台詞無しでも数えます。
 主役認定は、主観です。
 準主役程度でも、目立っていれば主役扱いです。

332 名前:331 投稿日:2001年09月24日(月)21時38分04秒
傾向

現役メンバーはまんべんなく登場しているが、後藤のみ11回と過半数で登場。
現役メンバーでもっとも登場回数の少ないのが5回の矢口。
面白いのは、市井紗耶香。
現役メンバー並の登場回数で、しかも出てくればほとんど主役級。
市井がいて、後藤のいない作品は、1つのみ。
それ以外の5作品は、ほんのりと”いちごま”が垣間見られる。
新旧あわせて、プッチモニメインの話しは2つあったが、タンポポ、ミニモニは無し。
ミニモニ勢は、主役扱いが1回づつ。
新メンバーについては、まだまだ登場させにくいようだ。
辻、加護は、6回中5回が、何らかの形で二人とも登場している。
モーニング娘。以外のメンバーでは、、松浦亜弥、柴田あゆみのみ1回登場。
333 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月24日(月)22時29分48秒
>>331 なかなか興味深いですね。
矢口の出番が減ったのは中澤脱退の影響か?
現在の主流いしよしが少ないのは、作家さん自身のスレが忙しくて
短編集まで手が回らないのかな?
逆にいしよし作家さんを、巻き込めばもっと盛り上がるのかな…
まあいちごまは別格と言うことで(w
334 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月24日(月)23時20分14秒
>>331
市井を含む旧メンの登場が多いですね。
また、明日香が出てきたりなんとなく懐かしい話が多かった気もします。

「小夜の回り灯篭」ではないですが
夏の夜になると昔のことを思いだすからかもしれません。
なんてね。
335 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月25日(火)01時42分30秒
>>331--2
「真夏の誕生日」の主人公は加護じゃなくて高橋かと思ってた
そっか、福井は関西じゃないんだ・・・
336 名前:第3回支配人 投稿日:2001年10月01日(月)16時19分52秒
第3回の投票が締め切られました。
ここでは引き続き感想等をお待ちしております。

これより作者さんがハンドル・作品等を公開することを認めます。
宣伝でも何でもどうぞ。
読者さんからのリクエストも一応ありですが、本当に度を過ぎない程度でね。
作者さんからリアクションが無い場合、それは素性を明かしたくない意思表示ですから。
それと、「○○の作者さんて、△△さんでしょ」みたいに、厨房以下の書き込みはしないこと。
337 名前:Hot Soup Summer書きました 投稿日:2001年10月02日(火)21時59分54秒
予想以上に支持していただき本当にびっくりしています。
投票していただいた方々ありがとうございました。
前にも書きましたが、ネタの思いつきだけで練りが足らなかったように思います。
この反省を活かして、次回も機会があれば参加させていただきたいと思います。

で、別スレで話に出てるコテハンの公開なんですが先陣を切らせて頂きましょう(どきどき)
でも、へたれなのでsageで(w
風板で「百姫夜行」書いてます。
ぜんぜんタイプの違う話なのでなんですが……。
他の方もコテハン公開をぜひ(w
338 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月02日(火)23時35分16秒
>>337
勇気ある第一号に感謝!!
339 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月03日(水)01時06分57秒
>>337
それ見たことないっす。見てみよう。やっぱそういうの教えてくれたら読者的にも嬉しいです。

>>332
面白いのは市井って言うの、よく分かんないけど無茶苦茶嬉しいちゃむヲタの俺・・
340 名前:339 投稿日:2001年10月03日(水)01時10分02秒
あ、市井が出れば面白いっていう意味じゃないですよ。332さんのコメント内容が何故か嬉しかった。
341 名前:『あの夏の約束』書きました 投稿日:2001年10月03日(水)07時43分59秒
書いた本人が自分の書き物をごちゃごちゃ解説するのは無粋だし、投票期間中
だったということもあり、感想をいただいた方へのレスは控えてましたが、投票も終わった
ことですし、しらけない程度に気になった点を2つほど。

1つは気づいてくださった方もしましたが、8月15日よりは、むしろ、8日に投稿
したかったですね。
それと、2つ目は飯田さんの名誉のために?髪型のことです。
跡形もなく、と書きましたが、女の子にスキンヘッドはかわいそうなので、
あれは髪を使った比喩ということで、ショートとかセミとかもうちょっと
かわいいのにしてあげてください(w

では、誉めてくださった方々、励みになりました、ありがとうございました。
酷評を下さった方々、しっかり胸に留めたり、すっかり聞き流したりしつつ、
今後の糧にさせていただきます、ありがとうございました。

初オリジナル作品、初参加、初投稿、一発目と初づくめでしたが、かなり楽しかったです。
次回もこういった場が催される事を祈りつつ
342 名前:「夏の夜水の上にて歌える」と「真夏の誕生日」書いた人 投稿日:2001年10月03日(水)14時16分37秒
今回の感想を少し。

「夏の夜水の上にて歌える」
初めて完結した作品として書きました。嬉しかったです。
連載中のものはあるのですが、完結していないため作品をものするということが
どういう気持ちなのかわからなかったのです。
書き上げた後、あんまり嬉しくって投稿を急ぎすぎ、事後登録になってしまいました(w
ご迷惑をかけて申し訳ありません。
あんまり楽しかったので、もうひとつ書きたくなってしまいました(w

「真夏の誕生日」
謝らなければなりません。なっちの誕生日を間違えてました。
8/8はカオリで、なっちは8/10だったのですね...
なっちファンの方、申し訳ありません。
なぜか8/8と思い込んでいて...
ちなみに「真夏の誕生日」というタイトルはなっちのFC限定ソロシングルから拝借しました。
気づいていただいたマニアックな方、ありがとうございます(w

どちらも他人の曲からでないとタイトルも決められないヘタレ作者でしたが、
好意的な感想や厳しいご指摘をたくさんいただきありがとうございました。
今回いただいたアドバイスは連載中の作品にて活かしたいと思います。

花板にて「市井ちゃん、お隣の国からデビューだってさ!!」連載中です。
343 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月03日(水)22時50分00秒
>>341 そっか、くりくり坊主もかわいいと思うけど(w
初投稿ということなので、これからの活躍を楽しみにしています。
次回があれば、また楽しませてください。
>>342
>作品を完結させる楽しみ
よーくわかります。次の機会にもぜひ参加してください。
。。。さっそく読ませてもらいました。
市井ヲタの自分には、とっても怖い展開です。(w
作品途中にレスすると危ない発言をしそうなので自重しますが、完結のあかつ
きには必ず感想を書かせてもらいますのでがんばって書ききってください。
344 名前:「夏の夜の夢」書きました 投稿日:2001年10月03日(水)22時57分50秒
ネタを思いついたのは、オムニバスが始まってからすぐ。
書き始めたのは締め切り一日前。
書き終えたのは、締め切り直前。

どうやら私は、追い込まれないとやらないタイプみたいです(w

イロイロ指摘、感想いただき、感謝の念でいっぱいです。
もっと最初はあま〜く、ラストはせつな〜くする予定だったのですが、私の力不足というか、焦りすぎと言うか(w

まあグタグタ言いたくもないので、このへんで。

最後になりましたが、企画してくださった方々、特に支配人様、感想をくれた方々、ありがとうございました。
参加したみなさん、御疲れ様でした。

オムニバスには毎回参加しているのにもかかわらず、連載中の作品は黄板のは倉庫逝きになり、金板のは交信が滞っている人でした(w

金で「夢の中に」を書いてます。
345 名前:夏が嫌いな理由を書きました 投稿日:2001年10月04日(木)22時53分59秒
まず、感想ありがとこうございました。
学ぶべき点がたくさんがあることを、改めて思い知られました。
他の作品も色々と勉強になりました。
まぁ、今回は自分でも駄文だと思ってるんですけど・・・・。
でも急いで作った割には、まだマシな方だと思います。
第4回は今回批評されたことを頭に入れて、自分が満足できる作品を書きたい
と思ってます。

感想について
吉澤さんが眠り姫・・・・という感想があったのですが、自分のイメージとして
はまさにその通りです。
それから保田さんが恋に落ちるのが、いきなりすぎるというのがあったんですが、
不意に落ちる恋というのが表現したかったため、あぁいう展開になってしまいました。
でも、確かに全体的に展開は早いと思います。
リアリティーがあるという感想があったのですが、それを狙って書いていたので
書いてもらえたときは嬉しかったです。
そのために、やすよしというカップリングにしました。
色んな組み合わせで考えてみたのですが、現実のこの2人にある微妙な距離と
いうのが、今回の話にすごく合うと思ったので決めました。

最後に
今は黄板でやすよしの学園物を書いています。
気が向いたら見て下さい。
346 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月04日(木)23時41分24秒
>>345 今回はみなさん教えてくれるので読者とすると興味深いし
二回楽しむことが出来るのでなんかうれしい。


>夏のお嬢さん
改めて作品読ませてもらいました。
地味ですが良い作品だと思います。
投票の結果にへこたれることなく現在の作品に今回の経験を生かしてください。
次回でのリベンジを期待して…
347 名前:第三回支配人 投稿日:2001年10月07日(日)01時20分17秒
全ての作品に触れることはできませんが、表彰作品及び数作品に触れておきます。

最優秀作品「15.Hot Soup Summer」
起承転結の非常にしっかりした構成となっている。
テーマの用い方は直接的。発想は「推理」。
情景描写のあらゆる所に夏を織り込んでいることも、評価したい。

優秀作品「04.手水の縁」
模範的短編とでも言うべきか、余計な設定や描写がほとんどない、簡潔な構成。
テーマの用い方は間接的。発想は「冷水」。
ただ同じ描写の繰り返しなど、不自然な日本語が十を超えている。
テーマに沿った描写と感想スレでも好評を得ているだけに、今後の課題として欲しい。

特別奨励作品「13.Project K」
短編と呼ぶにふさわしいまとまりのある作品である。
テーマの用い方は間接的。発想は「徒労」。
更にテーマに沿った具体的なエピソードも数多く挿入されているおり、テーマを最も活かした作品に思えた。

特別奨励作品「18.真夏の誕生日」
短い中にストーリーをきっちり収めた良作。
テーマの用い方は直接的。発想は「出会いと別れ」。
単に夏という季節感を出しているだけでなく、「夏の」という形を最大限に活用しているように思えた。
348 名前:第三回支配人 投稿日:2001年10月07日(日)01時20分50秒
その他、目に止まった数作品を。
「02.未来図」は、カップリングの多様性に貢献してくれたこと、
「11.雪山の一夜」は、今回唯一となってしまった男性視点作品であることを、
「16.晩夏のけむり草道」は、キャラクター造りへの意欲を、
「19.二代目の憂鬱」は、秋への移行をナチュラルに描いてくれたことを、
それぞれ評価したい。


以下は表彰4作品の選考方法及び理由

最優秀作品「15.Hot Soup Summer」

選考方法:
読者投票結果に因る
最高得点ニ作品では、得票数で選出


優秀作品「04.手水の縁」

選考方法:
読者投票結果に因る
得票数が最優秀作品に次ぐ2作品のうち、ポイント数の多い方を選出

選考理由:
得票数をポイント数より優先したのは、企画の基本理念に因る
すなわち、より多くの人から支持を集めた作品を投票で選ぶためである
349 名前:第三回支配人 投稿日:2001年10月07日(日)01時21分24秒
特別奨励作品「13.Project K」「18.真夏の誕生日」

選考方法:
テーマの活用や短編としてのまとまり等、参加作品の好例と呼べる作品を、
上記2作品を除いた投票上位作品の中から、支配人が独断で選出。

選考理由:
上位作品から消去法で決定。
「01.あの夏の約束」は描写にも構成にも説明不足を、
「06.ヨッスィえもん」は欲張りすぎたまとまりの悪さを、
「14.夏が嫌いな理由」は短編では特に難しい急展開の描写を、
「17.夏の夜の夢」は展開の強引さを、それぞれ感想又は投票スレで指摘されている。
「16.晩夏のけむり草道」は読者を選ぶ類の作品であるため、不適と判断。
「10.夏の夜水の上にて歌える」の配役に関しては賛否両論あったが、否ととった人も少なからずいたことを重視し、不適とした。
「12.小夜の回り灯篭」は今までの短編定義の議論をふまえ、ボリュームの重さが“短編らしさ”に欠けていると判断した。
350 名前:『手水の縁』書いた人 投稿日:2001年10月07日(日)23時23分41秒
うーむ。
約一ヶ月日本を離れている間に、色々あったようで‥‥。
まずは、作品を読んでくれた方、感想を書いてくれた方、投票してくれた方、ありがとうございました。
色々な感想があって、面白かったです。
しかし、不適切な日本語が多い、というのは、耳が痛いなぁ。
自分ではまったく自覚がないところが、また、こわい。
などと、反省してみたり。
全体的には、好評だったようで、安心しました。
海板で『神々の印』書いてます。
351 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月08日(月)00時03分36秒
>>350
予想通りの作家さんだったようで(w
次回の参加もお待ちしてます。
352 名前:晩夏のけむり草道書きました 投稿日:2001年10月11日(木)10時26分58秒
第四回が始まる前に、遅ながらカミングアウトさせていただきます。

まずは「けむり草道」に点を下さった皆さんにお礼を。
ありがとうございました。
(10点をどーん!を付けてくださった方、ほんとにありがとう。)

読者を選ぶ作品との評をいただいてましたが、まさにそのとおり・・。
不快感を持たれた方も多いのでは。
メンバーとタバコの種類合わせは、勝手なイメージです(w。

現在進行中の作品は、なし。
過去ログ倉庫(赤板)に眠っている、「スタンド娘。」が唯一の作品です。
甘めか痛めかと問われれば、甘めな話ですかね(そんな甘くもないですが)。
「けむり草道、なかなか面白かったな。」
という方はぜひ読んでみてください。

また、「スタンド娘。」を読んでくださっていた方々へ。
続編の予定はありませんが、書くとしたら流行りの「いしよし」など組込んで、
多くの人に楽しんでもらえる作品にしたいと思っています。

第3回短編集に関わった全ての皆様に、重ねてお礼を。
短編集、ばんざーい(w。
353 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月11日(木)12時43分23秒
http://mseek.obi.ne.jp/kako/red/974645535.html
354 名前:夏の終わりに。の作者。 投稿日:2001年10月11日(木)15時07分48秒
まずは謝罪から。(笑)
すいません、僕だけこんな夏っぽくないやつを。
それでも表をいれてくださった、感謝!でございます。
この作品は学校で数学の授業中に思い付き、そのままノートに書いてしまいました。(笑)
しかもあやうく提出するところだった・・・。(笑)
まあ、みなさんも世界が終るときはどのように過ごすか考えてみて下さい。
僕はこの話みたいに死にたいなあ。
アメリカのワールドトレードセンターはどんなカンジだったんだろう。
などとかってな雑談すいません。(笑)
あやまってばっかりですが四回目も参加したいです。
そのときは管理人さん、どうぞ、よろしくおねがいします。

最後に。
まだハンドルネームはあかせません。もっと上位にはいったらあかそうとおもいます。
まあ、ひとつくらいなら。
一回目の短編集で遠いところへいっちゃったきみへ。を書きました。
(ここまできたらわかるひとも・・・?)(笑)
それではまた。
ありがとうございました。
355 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月11日(木)18時28分49秒
>晩夏のけむり草道の作者さん
個人的にすごく興味があったので、明かしてもらえて嬉しかった。
「スタンド娘。」読んでました。なるほどって感じですね。
次回作楽しみにしてます。

>夏の終わりに。の作者さん
憶えてます。リベンジなったのでしょうか?また参加してね。

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