企画もの感想スレ
- 1 名前:支配人♂ ◆NS0ws8QU 投稿日:2003年07月16日(水)21時57分03秒
- 「オムニバス短編集」以外の企画で使う感想スレです。
- 2 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月17日(木)19時07分35秒
- 01 アンジェラ/ス
構成が綺麗でした。
特定のシチュエーションで結んで、別の時間、別の場所へ、すんなり誘う。
もっとわかりやすく書くのは簡単でしょうが、そうしなかったことで
「リアル」を表現できている気がしました。
現実に私たちが過去を思い出すとき、脳裏には「あのとき〜だった」のような、
明確に「現在から」過去を見る眼差しは存在していないと思います。
過去に入り込むようにして思い出していることが多い気がするのです。
余分を省いただけ、この小説の回想は「リアル」だと思いました。
「私」と「僕」、アラビア数字と漢数字、「ちょっと」と「一寸」など、
使い分けることで読者の理解を助けようという努力にも好感が持てます。
漢字を多用し、一文一文が長い文章は、個人的には苦手ですが、
意図が明らかですので、文句もありません。
ただ、物語の内容に関して、なつみと麻美の関係が
もう少しきちんと示唆されていたなら、
24レス目や25レス目がもっと胸にしみたんじゃないか、と
そこは少し残念な気がしました。好みの問題かもしれません。
ともあれ、25レスの中に長い時間をたたんだ手腕に感心しました。
- 3 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月17日(木)19時08分37秒
- 02 1.5のリード
着想がいいなぁと思いました。
ただ、序盤からヒントが多すぎた気がします。
「リード」(タイトル)、公園という舞台(2レス目)、
「伝える術がない」(3レス目)。ちょっと早いです。
けれど一方で、わかっていたから安心して読めたという
側面も否定できません。
普通ならかなり悲しい話を、全編ほのぼのと読めたのは、
早々に謎が解けたせいだと思うので、
難しくするのとどっちがよかったのかは、
これも好みの問題なのかもしれません。
文章はとても読みやすかったです。やさしい感じがしました。
ただ、2レス目「浮き足立つ」は「浮き立つ」の間違いじゃないかと
思いました。
「落ち着かなくなる」のは同じですが、理由が180度違うので
用法には気をつけてほしかったです。
細かいことのようですが、匿名の作品を読むとき、
基本的に読者は作者を信じてませんから(私はそうです)、
序盤で株を下げるのはもったいないと思います。
私にとって、もったいないと思えるだけの話だったことも
つけ加えておきます。
少し悲しくて、かつ、かわいらしくて、好きな話でした。
- 4 名前:記念感想 投稿日:2003年07月17日(木)23時27分20秒
- こんなスレが出来たんだ。記念感想。
01 アンジェラ/ス
巧いものだねぇ。とても感服してしまいました。
特に8レス目の過去と現在を巧みにシンクロさせて、話を過去に持っていくお手並みは、名人技だと思った。
人生を終わらせるためにホスピスに来た末期ガンの老人が、過去の記憶の断片と再会する事によって、
──生きよう。とりあえず、麻美さんが最高の笑顔を見せてくれる日までは、がんばろう。
という希望を取り戻すという「再生」の話をこれだけ短いエピソードの中に封じ込めたのは見事の一言です。
たぶん、麻美はなつみの孫か何かだと思うけど、その辺を謎に残しておいたのも心憎いですな。普通は大石さんとなつみが結ばれてみたいな方向に持っていきがちだけど、あえてそれをしないで、二つの運命に分かれた後に片方の命の末期に子孫(?)に出会わせるという構成はいいね。
- 5 名前:記念感想 投稿日:2003年07月17日(木)23時32分49秒
- 02 「1.5のリード」
読者をミスリードするためなのか、妙に情景描写というか心理描写というか全般的に装飾過多な文章だと感じたが、嫌いな話では無かった。
心当たりが無ければスルーしてくれればいいが、某猫の森の人の『カントリーガール』辺りの影響を強く感じたのは自分だけだろうか。
この手の話はどうしても最後の一行まで「男」の正体がバレてしまわないようにするのは難しいが、善戦はしていると思った。「1.5メートル先を行くぼく」まで男の正体が良く分からなかったし、その後も、どうやって話の収拾をつけるのかという先を読んでみたいという興味を持続させてくれた。
特に赤い糸を赤いリードに例えた所は、小技が効いていて感心した。
しかし、この「僕」は「はらはらしながらも彼女を黙って見つめるだけ」みたいなストーカーぽいキショさが少しあって、もうちょっと抑えた表現でも良かったかもと思ったことも事実です。まあ、「僕」の正体がアレだからしょうがないと言えばしょうがないですが。
- 6 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月18日(金)13時22分58秒
- 03 ハーフパンツ
おもしろかったです。
爆笑はしませんけども、微笑ましいというか。
気取りのないテーマ選びで、作者に好感が持てる話でした。
会話文でぽんぽんつなぐのもこの話には合ってると思います。
文体と内容が合致していて、気持ちよく読めました。
ただ、半年早ければよかったのに、とも思いました。
似た感じのネタを扱った短かい映画が今年、公開されています。
某ツマブキくん主演で、そこそこ話題にもなりましたので
この界隈でも既視感を覚える人が一定数いるんじゃないでしょうか。
物語に落ち度はないのに、私にとって新鮮味が
はじめから失われていたのが残念でした。
「残念でした」を私は不満を言うときに
よく使いますが、このケースについては
作者さんに同情します。
他人ごとじゃないなと思いました。
小説、漫画、映画、演劇、TVドラマ、その他いろいろ。
毎日まいにち誰かが作りつづけているのだから、
ネタが偶然かぶることは、よくあることだと思います。
まったく新しい物語など、この世に存在しないのかも
しれませんね。
- 7 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月18日(金)13時23分42秒
- 04 花の下にて春死なむ
このテーマが決まったときから、この構図は
早いもの勝ちになりそうだなと思ってました。
男→娘。→(いちおう伏せます)
似たような話になってしまっては、と
出品を見送る人もいるかもしれません。
最初に出てくる話がいまいちだったら
残念だなぁと勝手に心配してましたが、
おもしろい話で、これまた勝手に安心しました。
たたみこむような強引なモノローグが好きです。
現実にひとりでこんなにしゃべる人がいたら怖いですが、
小説ならではの酔った感じ、音楽的な高まりが
楽しかったです。
タイトルは、まさにこの小説を表していて
いいとは思うのですが、
一見すると、単に有名な短歌からとっただけの雰囲気モノに
みえて損かもなと思いました。
一人称小説の主人公の職業をああしたのは
勇気があるなと思いました。
もちろん謎明かしに必要だからでしょうが、
書き手にプレッシャーのかかる設定だったと思います。
作者さん、おつかれさまでした。
- 8 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月18日(金)13時25分07秒
- 05 夕暮れ時の過現未
大好きです。
タイトルだけ好きじゃありませんが、
その他は、どんぴしゃり好みでした。
漢字の多い文章は嫌いなのですが、
これは読みやすかったです。
けれんみがなく、いい話だと思いました。
せっかく若い娘。さんたちを扱うのだから、
まっすぐな青春小説でいいじゃないかと、
なにか納得させられたような気分です。
松浦が松浦らしいのもよかったです。
作者がおそらく関西の人なのでしょう、
関西弁が物語によく馴染んでいました。
創作物の感想を言うのに、既存の誰それに似てるとは
あまり言いたくないのですが、
宮本輝を彷彿とさせるものがあります。
読んだ後、作者にお礼を言いたい気持ちになりました。
繰り返しますが、大好きです。
- 9 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月21日(月)13時42分22秒
- 06 チェリー
タイトルはほとんどそのままであるにも関わらず
スピッツのあまりにも有名なヒット・ソングがあるため、
目くらましのようなものが効いて、よかったと思います。
どんなセンチメンタルな話がくるかと思えば、の
意外性がありました。
文章も、勢いというかテンポがいいと思いました。
会話を中心に小ネタをつないで、
最後も結局ネタで終わっていて、
首尾一貫といえばそうだし、読みやすかったです。
ただ、好き嫌いで分けるなら好きな話ではなかったです。
そもそも、とりあえず寄ってくる男には事欠かないであろう
アイドルが、ああいうものをそれほどありがたがるのか
(アイドルでなくても女にそういう傾向はなさそうだ)、とか
「それを言っちゃあ」的な引っかかりをつい覚えてしまいました。
こういう話を楽しむ素養が自分にないのだと思います。
- 10 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月21日(月)13時44分03秒
- 07 音楽
スタイリッシュな作品だなと思いました。
タイトルや文章に、美意識が感じられます。
「歌」の漢字をひらいて「うた」と表記するところや、
短めのセンテンス、少年の口笛の選曲、
8レス目の表現のしかたなど、随所にセンスが光ります。
かっこいいなぁ、と感心しました。
ただ、物語に雰囲気を優先させている気がして、
そういうところは好きじゃないなと思いました。
松浦と少年の約束や、
約束をするようなどんな関係が二人にあったのか、
短く上手に説明してもらえたら、
かなり好きな作品になったと思うのですが。
もっとも、レスも余っているので、
作者さんとしては自信をもって、説明しないことを
選んでいるのだと思うし、その「わからなさ」が
また「かっこよさ」につながるとする向きも
あるんだろうな、と想像します。
- 11 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月21日(月)13時45分10秒
- 08 待ちわびて、待ちわびて
ショートショートらしい話だなと思いました。
人物に感情移入させず、淡々とほとんど
お話の骨格だけを書いていくやり方で、
無駄が一切ありません。
9レス目のオチに向けて
5レス目できちんとネタをふってあるし、
ほかの作品とはジャンルが違っていますが、
これはこれで、完成度は高いんじゃないかと
思いました。
自分の好みではなかったですが、
短編集の中の1本として読むと楽しい作品でした。
- 12 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月21日(月)13時46分16秒
- 09 ハッピーバースデイ
おもしろかったです。ドキドキしました。
弟に視点を持たせたのが上手いなぁ、と思いました。
オトナの世界のことを少しわかる、少しわからない彼だからこそ
成立する話だったと思います。
思春期の少年の目に、この後藤はさぞかし妖艶に
映るのでしょう。姉も、恋愛を通じて彼の知らなかった部分を
見せ始めるし、舞台は彼が「滅多に出ない都会」のこと。
未知なる世界に、彼が不安を抱く気持ちがよく伝わります。
後藤のクイズや、「だって去年なんか、無理やり〜」辺りのセリフは、
鋭い悪意が感じられて面白かったです。
ただ、このセリフと、1年前の誕生日の後藤の微笑を合わせると、
どうも後藤にはもう一枚、裏がありそうだと勘繰りたくなります。
弟フィルタを別にしても、あの場面で笑うのは普通じゃない。
そういう意味では本作は、どちらかというと謎は「残ってしまった」感があり、
そこだけ、個人的には残念な気がします。
何かうまいことやって「残した」感にして見せてくれたら、
と、出来のいい作品だけに、欲張りたくなりました。
読者の欲にはキリがありませんが、
気持ちよく騙してもらえて楽しかったです。
- 13 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月21日(月)13時47分10秒
- 10 さゆみんが娘。に入った理由
道重が兄の薦めで娘。入りしたとか
自分の名前を書き違えたとか、
現実に起きたことを上手に盛り込んでるなぁと思いました。
ただ、文章が読みづらかったです。
小説に限らず文章を書きなれない人なんじゃ
ないかという印象を受けました。
接続詞の「が」を同じ文に二度使うと読みにくい、とか
主語述語が二組以上ある文章はなるべく分けた方が、とか
その他いろいろ、気になるところがあります。
ネタだから文章はどうでもいいんじゃなくて
ネタだから、ギャグだからこそ、文章は読みやすいもので
あってほしかったなと思いました。
兄の名前がおもしろかったです。
- 14 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月21日(月)13時48分02秒
- 11 シャボン玉
6レス目の最後の一行の二つの文が好きです。
いいフレーズだなぁ、と思いました。
亀井の厭世観も興味深かったです。
私から見ると、亀井である必然も十分もありません。
が、作者さんが亀井のことを、
「いじめられて、あの手のことを言って自殺しそうなキャラである」
と見ているのだとしたら、それはそれで娘。小説として
成立しているのだろうと思います。
テーマのせいか、本作に限らず、この短編集は
娘。色が薄いので言い出すとキリがないですね。
内容についてですが、バランスがどうも良くないように見えました。
男が亀井を追いかけて学校へ先回りする場面を
丁寧に書く意図がよくわかりません。
おかげで8レス目のあっさり加減が際立ったのは間違いないですが
そもそも8レス目をあっさり済ませたい気持ちも理解できませんでした。
青臭いことを言うようですが、格好つけずに言いたいことを
言うのが素人小説の良さじゃないでしょうか。
どんな修辞も仕掛けも、伝えたいメッセージのために
あるのだと、私は信じたいです。
感想というより押し付けになってますね。
単に主義が違うということだと思います。
失礼しました。
- 15 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月21日(月)13時48分51秒
- 12 ハローベイビー
タイトルがいいなと思いました。
『世紀末の詩』かよと思いきや。
スピードしかないけど、スピードがある。
勢いで笑わせる感じはあまり好きじゃないのですが、
何度か笑ってしまったので、文句も言えません。
吉澤さんや彼氏も、その辺にいそうな性格づけで
嫌いじゃないです。
ただこれ、「それで?」って言いたくなりますね。
作品が完結してないような。
連載第1回なら、続きを楽しみにしたい感じではあるのですが。
「大根」とか「魚」が好きでした。
どちらかといえば、小説より漫画で読みたい話だった気がします。
安野モヨコあたりの絵が似合いそうだと思いました。
- 16 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月21日(月)13時49分40秒
- 13 SICK
きれいにまとまっていると思います。
基本的に何か揶揄したり皮肉ったりの文章は
対象に自分を含めてもなお、
たいがい感じが悪いものですが、
本作はそれほど見下した感じを受けません。
「僕」が真摯に悩んでいるせいでしょうか。
しかし、娘。小説じゃない気がします。
10レス目の最初に自分で書いてるくらいなので
自覚があるのだと思いますが、
これこそ、ほかのアイドルで
代替のきく話だと思いました。
内容について。
「ここ2〜3年だかの間に大量発生」の理由が
わかりませんでした。
「世界戦争」は、それ以前の記録や
インターネットというシステムが残らないように
するためのものなんでしょうか。
これも、意図がよくわかりませんでした。
読み込めてないのかもしれません。
- 17 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月21日(月)13時50分49秒
- 14 Knockin' On Heaven's Door
死んだら「僕」には正解はわからないわけですが、
もちろん読者には正解がわかっています。
気の毒に。
同じ短編集で、主人公をこのように設定したという点で、
どうしても2と比べてしまいます。
2に比べて、さらに容赦ない設定で、
うわべの美醜に囚われる人の悲しさを内包したぶん、
物語に厚みは出ているように思います。
スプレーをどうやって彼が、とか細かいことを
言うのは野暮なんでしょうね。
なかなかドラマチックな話でおもしろかったです。
タイトルですが、娘。小説だけで2作ほど見かけた気がします。
これでなくちゃダメ!なタイトルにも思えないのですが、
作者さん的にはダメだったんでしょうか。
ネタが不幸にも既出のものとかぶっているので、
タイトルは新しいものがよかったんじゃないかと思いました。
大きなお世話ですね。
- 18 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月23日(水)06時23分11秒
- 密室。
ワラタ。どうしようもう顔にしか見えない・・・
- 19 名前:酔っ払いオサーン 投稿日:2003年07月23日(水)09時17分56秒
- 01 アンジェラ/ス
うまいですね。ストーリー自体はドラマにありそうな感じでごくシンプルですが、その書き方がうまいです。2,3回読んで伏線がいろいろちりばめられていたことに気づいて、なんか得した気分になりました。俺が参加してきた短編集の中ではない一番手のタイプでしたが、それもまた「短編集とは別の企画」ということが印象付けられたような感じでよかったです。
03 ハーフパンツ
わらいました。こういうノリ大好きです。ブルマ久保、いそうですねw。
四 花の下にて春死なむ
ストーリーとしてはかなり面白かったです。ただ、文章が読みにくかった。何度か読み直さないとイメージが湧かないところがいくつもあって、テンポが失われていると思いました。肝心の、浮かんだストーリーを木にぶつけるシーンもうまく読み取れない部分が多かったです。もうちょっと読み手のことを考えてもらえるといい話になったと思います。えらそうなこといってすいません。
- 20 名前:酔っ払いオサーン 投稿日:2003年07月23日(水)09時19分46秒
- 05 夕暮れ時の過現未
こっちは読みにくかったのは単に俺の語彙が少ないからでしょう。意味のわからない熟語の部分以外はすらすらと流れていてとても面白かったです。壮太が生まれる前からいたという○○さんはただの名前の入れ忘れでしょうか?夕暮れの風景を通して一つの恋の始まりから終わりまでを描いたのにはやられました。かなり面白かったです。
10 さゆみんが娘。に入った理由
ワラいました。しげみちたん最高です。前半の正常な精神のさゆみさんの一人称がいきなりあんなぶっ壊れたしげみち視点になるとは思いもしませんでした。こんこんマンセーなところといい、奴隷でハァハァしてるところといい、とても他人には思えませんでした(ウソ。なんど見ても笑えます。
- 21 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月24日(木)17時35分43秒
- 15 夏の公園
淡く、さわやかな味わいでした。
文章そのものも淡々とした感じ。
修飾語が少なく、一文一文が短く、読みやすいです。
タツヤのキャラクター造形も丁寧でした。
ただし、「男」部分を丁寧に描写したぶん、
「×」と「娘。」の部分が薄い印象はあります。
ひとみがもっとタツヤに対して後ろめたく思うような
エピソードがあったり、あるいはほのかな恋愛感情が
あったり、もう少し何かがあれば、
ここまで傍観者然とはならなかったんじゃないかな
と思いました。
もっとも、淡々として、最後に少しの光をもってくる
この話は、これはこれで品が良いなとは思います。
作者さんの狙いも、この淡さにあるんじゃないかと
推察しますので、上に書いたようなことは
好みの押し付けに過ぎないかもしれません。
もう少しだけ、味が濃いほうが私の好みでした。
- 22 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月24日(木)17時36分23秒
- 16 初めての不良
セリフがいいなと思いました。
地の文も、硬い文体が多かった今回の短編集の中で
口語の感覚に近い文体を採っていて、目を引きます。
内容はボーイ・ミーツ・ガール。
ボーイもガールも魅力的でした。
個人的には、7レス目、8レス目あたりの
感情の激しかたに、ちょっと
ついていけないものを感じましたが、
高校1年生の男の子ってこんななのかも
しれませんね。
これはこれで面白かったですが、
長編小説の出だし、という感じもしました。
この「僕」の青春物語をシリーズで
読んでみたいです。
褒めてますが、短編としては、
どうだろうな、とも思ったり。
- 23 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月24日(木)17時37分14秒
- 17 密室
この投稿条件でなければ成立しない作品ですね。
アイデアはおもしろいなと思います。
納得もできますし。
テーマに関係ありませんし、特にこれ以上は。
- 24 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月24日(木)17時38分10秒
- 18 僕は高橋愛を見つめていた。息を詰まらせ、瞬きを忘れて、それでも。タカハシアイだけを、ただ、ずっと。
やりたいことはわかるような気がします。
けれど、それが難しいから、世の中に
コピーライターなんて職業が成り立つんだろうな
とも思います。
特にこれ以上は。
- 25 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月24日(木)17時39分16秒
- 19 OTIS
「気持ち悪くて不条理」が狙いかなと思うので
狙いは成功してるんじゃないかと思います。
娘。は毎日同じ楽屋に通ってるのか、とか
野暮なツッコミはさておき。
醜い生きものと、それに対してあくまで冷淡、
あるいは無関心な娘。たち、という構図がよかったです。
彼がなんであるかわかりませんが
同じ生きものとして情をかけるようなことが
娘。の側に一切ないのがシビアで、
印象に残る話でした。
ここからは「私なら」という毎度、押し付けがましい
感想になりますが、「私なら」彼を彼女として書くと思います。
性差別のそしりを受ける覚悟で言ってしまうと、
男が醜いことよりも、女が醜いことの方が
より悲惨だと思うからです。
という勝手な理由から、テーマに沿っているとは
私には思えませんでした。
しかし、不快さと物語としての面白さは
矛盾しないのだと教えてくれる作品でした。
不愉快で、おもしろかったです。
- 26 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月24日(木)17時40分19秒
- 20 泣きたくなったら教えてね
男が思い込みの激しい気持ち悪い人で、
小説に出すにはいいキャラだと思います。
「あなたは残酷なことには興味がない」と
どういう理由で断じたのだか、
わあ気持ち悪いやつだなぁと思いました。
文章はわりと好きです。
電話の繰り返しや、死亡記事2つで
始めと終わりを飾るところなんかが
好きでした。
内容ですが、松浦=死の商人でいいんでしょうか。
作者の書き込みが足りないのか、
読者(私)の読解力が足りないのか、
とにかく、私にはわかりにくかったです。
もう少し親切に書いてほしかった
気もしますが、そうすると魅力が
失われるタイプの話なのかもしれませんね。
- 27 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月24日(木)17時41分08秒
- 21 雨男
デスマスで書かれる部分が
いいアクセントになってると思いました。
「あの星は私です」が好きです。
情緒的で、小説世界に酔っ払い気味な
感じも悪くなかったです。
せっかくなので、3レス目は( )で
くくった心理描写はせずに、
上手に処理してもらえたらよかったなと
思います。綺麗な文章を書ける人だし、
同じ視点から、ダデアルとデスマスを
分ける工夫をしてるくらいだから、
そこらへんにもこだわってみても
よかったんじゃないかなと思いました。
序盤はいわくがありそうだった「雨男」の意味は、
結局は単に、俗に言う雨男だったんでしょうか。
出会ったときは意味ありげだったのに、
話が進むにつれて普通の優しい男の子に
なってしまったようで、そこは残念な気がしました。
13レス目の締め方は、あっさりしつつ
余韻を残しつつでいいなと思いました。
気持ちよく読める作品でした。
- 28 名前:「男×娘。」短編集の感想 投稿日:2003年07月24日(木)17時42分02秒
- 22 ザリザリする壁が取り壊される時
元ネタというか、これの前の話を
知らない状態で一度、読みました。
よくわかりませんでした。
前のを読んでからもう一度読みました。
わりと面白かったです。
『ザリザリする壁の前で』
http://mseek.xrea.jp/purple/989646261.html#r113
がわりと以前に書かれていることもあって、
二度目に読んだときには
この小説の男が浸る感傷みたいなものに
共感できる気がしました。
逆を言えば、それがなければ読みづらい作品
だったような気がします。
2作が書かれた時期の開きまでを
武器にするやり方は見事ですが、
単体では評価しにくいです。
『〜壁の前で』の方も面白い作品だと
思いますが、せっかくだから
新しい話を書けばいいのになぁ、と
思いました。人の勝手です。
- 29 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月24日(木)23時58分00秒
- 独断と偏見に満ちた感想を書くよー。ネタばれもイッパイするよー。ためになること無いよー。気分が悪くなる様だったら読まないでー。
01 アンジェラ/ス
一発目から丁寧な作品だなー。正直これ読んでびびっちゃって今回参加できなかったよー。
描写がやたら綿密だから硬い感じがするけど、時代背景と内容に文章が一致していて好感が持てた。
構成も良かったー。5レス目と24レス目の時間の流れと心情の変化に付いて行けた。
なっちは自分の中では慈愛に満ちた天使ではなく、無邪気に暴れる天使のイメージがあるのでギャップを感じると同時になっち以外の娘。で成り立ちはしないかと考えてしまったよ。でもそれは個人の趣旨の違いだからしょうがないよねー。
でも、それらを補って余るほど楽しめたー。
( ● ´ ー ` ● )なっちありがとー って誰かすでに書いてた気がする……。
厨房の好きなシーン
中庭に向かって全力疾走するシーン。
喜びと躍動感と男丸出しで良かったー。なっちの目の前に行くと急に大人しくなるのも好き。
- 30 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)00時10分41秒
- 02 「1.5のリード」
読んでいて退屈な話だなーと思っていたんだー。
でも中盤辺りになって退屈なのはオレだったのか!と反省したよ。
大抵の人は犬って事に気付いた上で読んでいたみたいだけど、自分は全然気付かなかったよ、アホだねー。
作者が文章を読ませたかったのか、オチを意識して書いたのかわからないけど、アホなオレは綺麗に騙されたので楽しめたー。
男×娘。を書けといわれてオスを持ってくるのは自分の中では反則だけど、視点がジメジメした男ぽかったのでギリセーフ。
厨房の好きなシーン
赤い糸で繋がれているって所。
あーなるほどって感心した。
- 31 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)00時22分25秒
- 03 ハーフパンツ
(・∀・)イイ!!
これこれ!これぞ男!
辻との絡みが直接無いのが惜しいけど、内容は楽しめた。話の短さも丁度良い。
背中が覗けるとか体型とブルマにおける理論とかブルマに対する熱さ食い込みの重要さとか、最高!
クラスに1人はこういうエロ博士みたいな奴がいるよねー。いいとこ突いてるよ本当。
しかしここまで書いておいて気色悪さが無いのは素晴らしい。きっと作者は女性か、イケメンに違いない。
厨房の好きなシーン
最後のレス流し。
感嘆。熱意が伝わってくる。
- 32 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)00時53分26秒
- 04 花の下にて春死なむ
頭の足りないオレには重たく硬い文章で読みづらく、短編でこれはどうよ?と思ったけど短編だからこそ読めるのかと自問自答を繰り返しながら読みました。
小説家という設定だから漢字や修飾が多いのかと納得しようと思いましたが無理でした。
個人的には文章の質が01と似た感じがしたのに受けた印象がなぜにこんなにも違うのか考えたら、セリフの語り口が違うと言う結論に達しました。
どうも、この話の主人公の話し方の節々に俺様主義が感じられイラつきます。
最後の桜に向けての独白も癇に障ります。一気に主人公の思いや話のオチが語られるのですが、主人公の心情の吐露にも付いていけなかったし、ここで話の全てが語られている様で今までの話は何だったんだろうと首を傾げてしまいました。
ゴメンなさい。完全に趣味に合いませんでした。
自分の教養の無さのせいでこの話の面白さの半分もわからなかった気がします。
男×娘。としては娘。度は薄くても男度が高かったのが良かったです。オチはまぁまぁな印象です。
この作者さんはきっと男×娘。がそれほど好きでは無いと思います。
- 33 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)01時48分32秒
- 05 夕暮れ時の過現未
いいね……。
同じ場所にいた二人が違う場所で生きていく姿を書いた話は珍しくないけど、主人公の爽やかさが嫌味が無くて好き。
輝いている場所に居る松浦の曲を聴いて後悔するのではなく明日への活路を見出すってんだから、壮太の爽やか振りは半端じゃない。
最後の『嬉しくもあり、また哀しくもあった』と言うのを読んでこっちが嬉しくなった。哀しくもあり嬉しくもあったのではなく、嬉しくもあり哀しくもあったと言う所に壮太の人間臭さが見れてホッとした。
三人称でも主人公を軸に世界を見ているので感情移入できた。たまに話の内容の割りに力み過ぎた表現を感じたけど、全体を通した青臭さがそれをカバーしてくれているのでオールOK。
男×娘。としてもバランスがとれた良い話だと思います。楽しめました。
好きなシーン
中学時に夢を松浦に打ち明けられた場面。
オレだったらTVで松浦を見る度にこの瞬間を思い出し、何度も後悔する。
もっと巧いことやっていればと……。壮太のイケメン振りに脱帽。
- 34 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)02時14分06秒
- 06 チェリー
これ書いているのは確実にオサーンだなと決め付けて読んでいたよー。
ギャグの内容がオサーン臭がプンプンする。勢いよりも読み手の情報量による笑いを狙っている所がね。
翔んだカップルなんて聞いてわかる人が今の飼育読者に一体何名いるのだろうか?
現在の飼育で活躍している若手作者とオサーン作者との笑い質の違いを感じれてそっちで勝手に楽しんでしまった。
男×娘。で考えた場合、この話には厳密には男が出てこず保田と矢口によって話が廻されるのだけど、オチがオチだけに落差があって素晴らしいと思いました。
オチがわかっても小ネタで楽しめるところに作者の優しさと哀愁を感じた。
厨房の好きなシーン
シーンと言うか題名。
青臭い話かと思わせて、このオチ。
どっかでこんな保田見た事あるんだよなぁ〜。
- 35 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)02時25分40秒
- 07 音楽
なんと語感の良い話なのだろう。文章の視覚における楽しみ方が少しわかった気がする。
でも話自体は、断片断片見せて後は読者で補完して楽しんでください、ってのは好い加減過ぎる気がしたよー。
そういう話も好きだけど、この話は読者に厳しすぎると思った。もうちょっと甘えさせて欲しかった。
厨房の好きなシーン
車の音、足音、足音、足音………って所。
シーンというより、この言葉達がリズムが良くてが好き。
- 36 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)02時38分34秒
- 08 待ちわびて、待ちわびて
笑ったよ、純粋に笑ったけどさ……。
つんく♂後藤推しかYO!!ダメだろ!DDでいけ、DDで!!
こんな所にひっかかるのオレだけだろうけど、そこが気になって仕方なかったよ。
吉澤にほられるのを待つユウキもどうかと思うけどね。
あと最後のレスは自分的には良かったよ。
また悲劇が繰り返されるのだと自分は捉えたよ。
厨房の好きなシーン
ベッドの上で二人そろって声をあげて泣いた場面。
この文章の柔らかさがイソップ寓話を思わせたよ。
つんく♂とユウキには気を付けろ!ってことでしょ。あと山崎にも。
- 37 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)03時25分05秒
- 09 ハッピーバースデイ
ねぇ何?何が起きてるの?そこら辺は探っちゃいけないの?これは本当は何でもない話を大袈裟に捉えさせようとしているのか?どっちでも楽しめるって事か?あぁーくそ!バカにされてる!
そして一つ気になった事があった。
なぜ真希呼ばわり?お前何様だごらぁ!!よっすぃーの弟だったら何しても許されるってのかっ!!と、切なく優しく純粋な怒りを込めながら読まさせて頂きました。
細かいけど口語と心情の文とを区別して欲しかった。「〜」を『〜』に変えるとか。
厨房の好きなシーン
「ちぇっ。何だよ。感じ悪いな。わざわざヒロキのために家空けんじゃかった。」
これで一気に迷路に入り込んでしまった。
吉澤→後藤レイプ未遂。そして後藤なぜか微笑む。吉澤、後藤ヲタ化。後藤、ヒロキ君にクイズ。間違えたら償い。体?それとも命?(体だったら是非見たかったが、エロ不可なので残念)そして創作料理の実験台の話。そこに来てこのセリフ。吉澤は弟のために後藤を渡した?
意味わからねぇー!!!吉澤は後藤が好きなのか、後藤は弟が好きなのか、もう何もかもわからん!!
- 38 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)18時43分36秒
- 10 さゆみんが娘。に入った理由
オレはこの話に恐ろしいほどのシンパシーを感じてしまった……。
なぜならばオレもこんこん推しであり、何を隠そうこのオレ様もマイシスターに娘。に入れと強要した事があるからだ!そして「マジ勘弁」と一喝されたことがあるからだ!!
そして萌えまくったw
さゆみんそっくりの兄ちゃん萌え。中指立てるさゆみん萌え。しげみち君萌え(かわもち君、ましゅまろ君に通ずる物がある)理解して!>女の子……萌えない。
題名を見たときにある程度のストーリーは頭に浮かんだが、ここまでやるとは思わなんだ。4レス目の伏線が後になって活かされるとは思っても無かった。
所々に見える専門知識(娘。の)、厨房臭い表現や文章が作者のキショヲタっぷりを表していて良かった。いや、これはもしかしたら痛烈なるアイロニーなのかも知れない。お前らは外側から見ればこれと変わらないという。
厨房の好きなシーン
『2chとやらに朝昼問わず一日中入り浸って、キターとかハァハァとか言っているのは人間としてどうであろうか?飼育とかいう所にまで行って、モー娘。のメンバーをモデルとした二次創作? 』
え!?ダメなの?人間失格なの…………。
- 39 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)19時10分23秒
- 注:独断と偏見に満ちた感想を書くよー。ネタばれもイッパイするよー。ためになること無いよー。気分が悪くなる様だったら読まないでー。
11 シャボン玉
うーむ…。力が入っているのはわかるんだけどな…。独特な手法(ぶよぶよしていた等)も面白いんだけどな…。7レス目の亀井の主張なんて面白いんだけど、なぜ亀井?と言うのがどうしても出てくる。最後の「亀井絵里」ってのを読んでドキッとしないんだな。
男×娘。に置いて難しいのは、やはり娘。である事の必然性だと思うんだ。
更に男を主軸に廻すとどうしても男が強調され娘。の印象が薄れてしまう。そこら辺を巧く料理してくれるのが楽しみなんだ。
厨房の好きなシーン
最初の一行目と最後の一行の違い。
なんつかー…うん、全編を通して感じる倦怠感と言うか冷たさを感じて面白かった。
- 40 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)21時14分40秒
- 12 ハローベイビー
野島キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!と思ったら違かった。
娘。が男の子を妊娠するという危険な領域に踏み入れたのは凄いと思った。
そこまでの保田やつんくの御蔭でそれが嫌悪感無く読めるのが良く出来ていると思いました。
ただオレの笑いのラインとは重ならかったので、楽しみ方に悩みました。
厨房の好きなシーン
夢オチを願った15レス目に対しての16レス目の答え。
今までの夢がここに来て効いてるね。次に見る夢はどんな夢なんでしょう。
- 41 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)21時39分38秒
- 13 SICK
病気って言うんじゃねぇーー!!
一時期の市井信者を見ているようで笑えたと同時に他人事では無いと言う不安に襲われました。
自虐的でサディズムに満ちた話だと思いました。
厨房の好きなシーン
『今』の僕らにできることなど、何もないのだ。
達観しやがって!!でも不細工なカッコ良さでイイ。
- 42 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)22時45分39秒
- 15 夏の公園
05と良い具合に立場が逆の話ですね。
題名と共に爽やかで涼しげな印象を少し受けました。飾り気のない文もさらさら読めてよかったです。
それ故か物足りさも感じました。
この話を楽しむ享受が自分のような粗野な人間には欠けていたのが残念です。
でもタツヤとの微妙な関係は面白かったし、男×娘。としてはこれはこれでいいんでないかい、とも思いました。
厨房の好きなシーン
真夏の昼時にデートするなんて、タツヤにしては気がきいていない。と吉澤が考える所。
余計なお世話だよと思いましたw吉澤のお姉さんぶったお節介な所に淡い感情が垣間見れて良かったです。
- 43 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)23時03分38秒
- 16 初めての不良
MAKI先輩キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━━( ゚)━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━━(゚∀゚)━━!!!!!
セク女の、しかもMAKI先輩で来るとは思わなんだ。それだけで飯3杯いけそうだったよ。
まどろこしい文章は気になったけど青臭さがぷんぷんして良かったよ。
ただ高一でこんなお坊ちゃんがいるのかとか、後藤は高校2年じゃなく3年だろと細かい所が気になったよ。
でも基本的にはツボだった。
厨房の好きなシーン
ハンカチで顔拭いたところ。
僕(*´д`*) ハァハァ
- 44 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)23時10分31秒
- 17 密室
くだらねぇーwでも今回1番笑った、最高。
厨房の好きなシーン
ねーよ、そんなもん。
- 45 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月25日(金)23時17分17秒
- 18 僕は高橋愛を見つめていた。息を詰まらせ、瞬きを忘れて、それでも。タカハシアイだけを、ただ、ずっと。
もっと刹那的と言うか瞬発力のある言葉の方がこのやり方なら良かったんじゃないかと思った。
いきなりレス流しでも面白いんじゃないかな。番号書いてないし、どうせならそこら辺まで禁止事項に踏み込んで欲しかった。
- 46 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月26日(土)23時16分45秒
- 01 アンジェラ/ス
書き急がずゆったりと書いてあるのが丁寧で交換が持てる。語り手が老人なことが、
老人という説明ではなく、彼の一人称による語彙や文章で表現しているのが巧い。
タイトルのアンジェラ/スは天使(達)という意味で時間を超えた二人の安倍のこ
とを指すのだろうか。
他人の生き様に感銘を受けて生き方を替えるという話と語り手の年齢はミスマッチ
だと思うし、あまり共感できませんでした。終末医療中の自分のことを他人ごとの
ように書く語り手にはよく合っていたのかもしれません。
とにかく文章がうまいなーと思いました。作者の年齢に見合う主人公による背伸び
しないで書かれたものも見てみたいと思いました。
どうでもいいのですが、名前の大石さんで「蔵之介」と自動連想してしまったのは
自分だけでしょうか・・
- 47 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月26日(土)23時22分05秒
- 02 「1.5のリード」
これも文章の品の良さがいい。文章だけで現実に存在している少年とは別の存在
であることを暗示できている。感情を優先した書き方も、語り手の幼さを表現し
ていて、これも文章でスマートに様々な情報を読み手に伝えている。
ただ語り手が犬であることを随所で暗示するのは良いのですが、途中のレスで既
にネタを割ってるのは勿体無いなぁと思いました。最後まで読んでから、読み直
して「ああ! なるほど!」と膝を打つようなところがないのは残念。話自体も
素直に一直線なのが惜しまれる。トリッキーな設定なんだから、話もトリッキー
にサービスしてほしかったかなぁ。
- 48 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月26日(土)23時30分22秒
- 19 OTIS
オーティスって何さ?
うわー1レス目から難しい言葉だらけだー!厨房には読めないよー!でも読まなくて良いみたいだから読まないよー。
一つの対象からそれぞれの娘。の姿を描いてるのね。あー結構面白いかも。時間の変化があるのがいいね。
慣れていく子に興味を持つ子、それを排除しようとする子にそれを利用しようとする子、終始変化の無い子もいるね。
で、それが消えて天井に穴が空くわけだけど、今度は逆に矢口以外(新垣もだけど)が無反応なのが面白いね。
でもこの話はそれぞれの娘。に対するイメージが違うと楽しめないかもね。そんな事言ったら全部そうか。
恐ろしく非現実的な物を中心に娘。達の日常が描かれているのが面白い。血が通ってないリアリティーを感じたよ。
楽しみ方間違ってたらごめんね。
厨房の好きなシーン
新垣はつまらなそうに言うと、矢口の腰をマッサージし始めた。
この素っ気無い一文が、新垣にとっての当たり前の日常を示していて爆笑した。
あ、ここまで気付いたけどこれの何処が男×娘。なんだ!一応男がメインか。
- 49 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月26日(土)23時40分10秒
- 03 ハーフパンツ
スレ流しが芸術的だ。少年たちが主役で鑑賞されるだけの娘。に存在価値は余り
ない感じだけど、これはこれで。少年たちの即物的な感じが面白かった。
四 花の下にて春死なむ
固い文章、センテンスで改行するスタイル、物語の構成などのどれもが、とても
読みにくかった。センテンスで改行するなら読みやすいようにセンテンスを工夫
して欲しいように思う。自分はどうも、このスタイルだけは苦手なのだ。特に台
詞途中での改行など我慢ならない。時代を感じさせようと助詞を漢字にしている
作者の工夫や文章のくどさとも、この改行スタイルが実にミスマッチ。
語り手のモノローグではなく台詞で〆られるシナリオも、どうにも回りくどい気
がして仕方がない。モノローグが良いという訳ではもちろんないが。
最後の3行は綺麗で良かった。
- 50 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)00時25分05秒
- 05 夕暮れ時の過現未
熟語の使い方がこなれてないというか書きなれてないのかな。間違いが散見される。
例えば父親の家業ではなく、家業、または父親の稼業では、みたいな、そういう雰囲
気の微妙な間違いが(家業なら少年の家業でもあるわけなので、父親の、と所有格が
つくのは違うようなそういう微妙な違和感が)
その割に文章は視覚的で美しく、また読みやすい。不思議です。
少年の人生は厳しいんだけど、どうも物語的というか、以前の短編バトルにあった
「サーカス」のような遠くて美しいイメージで、あまり臨場感がなかった。
松浦と少年との関わりも希薄で、少年の一方的な思い入れの描写は丁寧だけれども
松浦が主人公に対する「変わらないで」という言葉を発した背景や、主人公の行動
(博打みたいだの、という台詞)のつながりがイマイチ見えなくて、雰囲気は盛り
上がってるっぽいけど、どうにも自分は置いていかれちゃった感が。
主人公も松浦も自分のなかで盛りあがるのが得意なんだなーという印象でした。
- 51 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月27日(日)00時25分41秒
- 20 泣きたくなったら教えてね
気持ち悪っ!!なんて気持ちの悪い男なのだろう。主人公が全てに置いて気持ち悪いので、話自体にそれほど興味は無いが一応考える。
まず最初に死んだ二人。これは誰でしょう。自分は最初、松浦が藤本にこっ酷くに置いて逝かれた話だと思ったのですがどうも違うようですね。
松浦は死ぬ前にこの二人にあっていたのでしょう。そしてこの二人が死ぬ事を予感した。そして死んだ。
次ぎに出会ったのがこの話の主人公。主人公は既に死ぬ事を決めていたようですね。そして松浦はそれをまた感じた。次に松浦がパスケースに入れるのは彼の記事でしょうか。
しかし松浦の役所が良くわかりません。主人公は一緒に死んでくれる男を探していたと考えれば納得できるのですが。
どちらにしろ馬鹿には良くわからない話でした。気持ちの悪い主人公に気持ちの悪い余韻が残る話なので、好きな人は好きなんでしょうが自分は嫌いな話でした。
厨房の好きなシーン
松浦亜弥は値踏みするように僕の顔を見た。そして笑った。
最高!松浦最高!これを読んだ時この話は気持ち悪い男と対比させる事によって松浦を賛美する話だと決め付けた。
- 52 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)01時02分34秒
- 06 チェリー
二人の会話が軽妙で不必要なまでに雑学満載で、どう考えてもおよそ有り得ない
会話をしているのに大変楽しく読めました。リアリティよりも大事なものって、
あるんですね。
オチが駄洒落なのもなかなか。
でもなんかイマイチ見えて来ないなぁ。実際に起きてる出来事そっちのけで会話
に終始しちゃってて・・・
終始伝聞で語られる少年の存在感が薄い話だなぁと思いました。少年の行動も、
どうもねぇ。イマイチこう、、、なんというか、、、うーん。
読み物としては楽しく読めたんだけど。
- 53 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)01時12分58秒
- 07 音楽
いまいちなのにも程があるっていうか。顔洗って出直してきなさいというか。
もうちょっと言いたいことを整理してから投稿したら? みたいな。
支配人の発言の次にエントリーしてるということは早く投稿しなくちゃと焦った
のかもしれませんね。それにしてももうちょっと書きようがあるだろうみたいな。
- 54 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)01時20分22秒
- 08 待ちわびて、待ちわびて
先が読めずに二転三転して面白かった〜。アッサリした文章も、シニカルな話に
よく合っているのではないでしょうか。説明的なのもなかなか。最後のレスは、
アッサリしすぎて物足りなかったですが、くどくかかれても困ってしまうので、
これはこれでいいのでしょう。多分。
- 55 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)01時30分42秒
- 09 ハッピーバースデイ
面白かったー。傍観者である僕が、日常の中のヒトコマに自分の経験から特別な
意味を見ている話で、ダブルミーニングな面白さがある。日常が緊張感を高めて
いくのはいい。
結局他愛ない嘘だったということで、それがまた日常のなかに呑み込まれる不気
味さもいい。とにかく後藤が吉澤をどう思っているのか見えて来ない無気味さが
いいなと。
ところで最後の一行の意味はブラックな意味にとってもいいのでしょうか?
どうでもいいミニ知識:吉澤には加入当初は小学生だった弟が二人いる
- 56 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月27日(日)01時46分59秒
- 21 雨男
1レス目からやられたー。イントロが綺麗な話は大好きだー。そしてこの文章も大好きだー。デスマスたまんない。『君』とかたまんない。感想書くのが嫌になるくらいドツボだったよ。
この話に似合うのはやっぱり飯田かな。飯田にしてはガキ臭いと思ったけど高校生だからありだね。
雨男は最初の方で意味ありげなんだけど、只の男の子だったんだね。逆に変に意味を持った奴でなくて良かったと思う。背が小さいという設定も飯田と並んだ姿を考えるとたまらんものがある。「飯田・雨・ちび」ってこの3つはたまらんもんがあるなー。小さいという設定があまり活きていなかったのは残念だけど。
なぜ付き合ったのかも知りたかったけど、飯田なら直感で付き合いそうだし、あまり語らない方が雰囲気的に宜しいかとも思った。
感想書くの嫌とか言ったけど書きたい事だらけでまいった。全面降参です。
厨房の好きなシーン
あの星は私です。
前の感想と被って嫌だけど、これは鳥肌が立った。3分間ぐらいの名曲を聴いた気分。
本当にこれを書いて下さって作者様あんがとー。
- 57 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)01時58分28秒
- 10 さゆみんが娘。に入った理由
とにかくもうタイトルからして気持ち悪い。19レスまでは、やりすぎなまでの
設定説明で、それはそれで面白かったけど、20レス目から真の主人公登場。
正直19レス目までは激しく要らないだろう、と思いました。
最後はタイトルのように気持ち悪くて、期待を裏切らない話でした。おっとりと
した話ですが、もうちょっと物語として重要な部分を重視して設定の説明はアッ
サリ切り上げて、あるいは物語を叙述するうちに設定も説明されるように工夫し
てくれるといいなぁと思いました。幾分、冗長な話だと思いました。
- 58 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月27日(日)02時11分33秒
- 22 ザリザリする壁が取り壊される時
前の読んでからこの話を読んだよー。
作者が同じかどうか知らないけど、前の方が好きだったよー。比べちゃいけないかー。でも意識して書いているだろうから仕方ないよね。
こういうオマージュ作品が出てくるのは面白いね。あ、今度の短編集オマージュっての面白いかも知れないな。
閑話休題
作者が違うとしたら、前の話の雰囲気を壊さずに持ってきているのは凄い事だと思ったよ。前の話の続編を書くという新しい発想は好き。だけど前の作品が無かったら別にこれと言った感想は無いなー。作者もそれはわかっているだろうけど。作者が違うとしたら最後の行の違いは面白いよね。
2年前に前作の話を読んでいて、今この話を読んだら別の感想を持ったのかなー。
厨房の好きなシーン
「いや、別に。ただ前にも増して見ねぇなぁと思っただけ」
「…死ね」
〜前のような余裕が感じられなかった。
うーん、ノスタルジー。そしてセンチな気分。
市井がこの話に合わせたのか、前の話が計算された話だったのかわからんけど、巧い具合に市井ちゃんが時間を刻んでいってくれましたね。
そう言う意味じゃ、この話に目を付けた作者さんは凄いのかも。
- 59 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月27日(日)02時17分24秒
- 22 間に合う?
間に合ってないよ。
- 60 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月27日(日)02時28分49秒
- 14 Knockin' On Heaven's Door
「醜い」や「ゴキ」などの言葉を即、寓意として受け取ってしまうのは自分がモーヲタだと言う事に負い目を感じているせいでしょうか?w
いやたぶんそうなんでしょう。猫が娘。の彼氏だとしてゴキが私達モーヲタだと考えると頷けてしまいます。
悲しみに満ち溢れた話です。戦わなきゃ現実と!!って事ですね。
それにしても器用なゴキちゃんですね。シャーペンを机に戻したり、スプレーを水に吹き掛けたり。人間に恋するほどなのですから、これぐらいの事出来るのかもしれませんね。
そしてやはり考えてしまうのは、なぜに高橋?
今回の短編全体を通して出てくる物ですが、こうも娘。の誰でも成り立つ話が多いのは残念です。
ただの読者のくせにかなり生意気ですいません。
厨房の好きなシーン
視界が黒くなった。すぐに白くなった。赤くなった。鉄の味がした。黒く………
完全に人間ですね。飛んだ等の表現を描かずに、ストーカーと思わせる話にしても面白かったと思いました。
- 61 名前:名無し厨房 投稿日:2003年07月27日(日)02時33分44秒
- 色々書かせて頂きましたが、厨房がこんな事言ってやがるよ程度に読んで頂けたら幸いです。
じゃあ投票してきます。
- 62 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時38分42秒
22.間に合う?
残念ながら……。
22 ザリザリする壁が取り壊される時
ザリ壁とはまた懐かしい。後日談としてはまあありがちだけど、原作(紫過去ログの
オムニバス短編集)の雰囲気とか文章の感じとかはなかなかよく出来ていて、
原作を知っている読者から見たらけっこう楽しめるパスティッシュになってる
と思う。ただまあ内輪ネタであることは確かだが。
- 63 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時39分18秒
- 21 雨男
ですます調の緩やかなモノローグが、本編の淡泊な描写を雰囲気的に和らげる
のに効果を上げていて、全体としていい感じにゆったりしてるんだけど緩急が
効いているのが巧みに感じた。
モノローグはいわゆる飯田節で、作品のどこか浮遊感のある内容とうまく
シンクロしている。
雨男の奔放な造形は、通常女性に使われる(と思うがよく知らない)「萌え」と
いうものを、女からの視点で解釈し直したようなキャラクターで面白かった。
二人称の「君」というのもハマっているように感じた。
ただタイトルがちょっと堅めかもしれない。そこはまあ自分がそう感じただけ
かもしれないが、漢字二文字というのはどうにも硬派な雰囲気が漂うというか。
でも全体としていい感じの雰囲気は統一されていたと思う。
- 64 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時39分56秒
- 20泣きたくなったら教えてね
タイトルになっている一文が作中でどう生かされるかって自分としてはかなり
重要に考えてたりするんだけど、そういう部分ではこの作品は面白かった。
どうにも説明不足な箇所が多いので適当に補完しながら理解していったので
正しいのかどうかは自信がないんだけど、この作品の中の松浦は自殺のために、
薬をまあ売るのかあげるのかは知らないが調達していて、それがタイトルに
繋がってると思うんだけど、それをこういう風に表現するのは結構好みのセンス
だった。主人公の男の偏執的な薄気味悪さと、松浦の正体不明の不気味さは
いいコントラストになってると思う。松浦の背景が全く描かれてないのは演出と
してなのだろうけど少し物足りないというか、死体を綺麗だと表現するところで
死へ惹かれてしまうような感性の持ち主なのだろうし、そこで主人公の男や冒頭の
二人を死へ導いていったのも松浦なのかと深読みしたくなってくるが、とりあえず
語られていないことについて深く追及することも出来ないのがもどかしい。
もうちょっとでもいいから考えるヒントが欲しかった。
- 65 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時40分38秒
- 19 OTIS
なんとなく意味ありげで実際は大した意味のなさそうな冒頭の長い描写とか、
なにか起きそうで結局なんのストーリーも起きずに終わったりして、ストーリー
性に富んだ小説に対する悪意みたいなのは伝わってきた。この話を持続させて
いるのは要は娘。の持っているキャラに裏打ちされた日常風景なわけで、作品を
書くときに、ストーリーに関わりなくキャラクターがどれだけ重要な役割を
果たしているかと言うのが、こうして剥き出しに晒されるとよく分かる。
18.僕は高橋愛を見つめていた。息を詰まらせ、瞬きを忘れて、それでも。タカハシアイだけを、ただ、ずっと。
手法自体はコロンブスの卵というか、確か前の短編集でもこんなのあったような。
タイトル自体にそれほどの引きは感じなかったし、じゃあそれ以外どこを読めば
いいのかというと読む場所はないし。本文より長い感想ってのもあれだなあ。
なんとなくこの書き出しでなにか出来そうな気もするけど、そんな楽しみかた
を普通の読者に強要するのは無理だろうし。
- 66 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時41分54秒
- 17 密室
うむ。この下らない落ちならそこまでの引きをひたすら勿体ぶった展開にしたら
すごく面白かったような気がする。とりあえずテーマにそってお座なりな男と
小川の会話を描くだけじゃ物足りない。落ちの肩すかしはそこまでの期待感を
高めればそれだけ際立つと思うんだけど。レス流しとか既成の材料を使って、
アイディアは盲点をついてるようですごく好きなんだけど、やっぱり下らない
し、下らないんだけどそこをあえて下らなさに全力を注いで大作に仕上げて
欲しかった。大いなる無駄作にこそ価値を見つけるような人間なので。
- 67 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時42分26秒
16 初めての不良
どうして不良と屋上っていうのはこんなに相性がいいんだろう。どうでもいいか。
やたらと理屈っぽい主人公が抱く、不良に対する憧れと嫌悪がない交ぜになった
複雑な感情がリアルで、そうした感情を通して描かれる後藤の姿が不思議と
魅力的に映る。やってることとか、セリフを読んでる限りではただのバカ
なんだけど、そうした描写しかせずになおかつ魅力的に描いてしまうあたり、
なかなか巧い書き手なのだろうと思った。出会っただけで終わってしまうのは
物足りなくもあったけど、全体の軽く、少し白昼夢っぽい空気感にはあって
いると感じた。
- 68 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時43分14秒
15 夏の公園
吉澤の目からみた「タツヤ」の描写が中心で、淡々とかつシンプルに描かれる
人物造形には作者なりのこだわりがあるように感じられた。女子とばかりつるんで
いて、どこか女っぽくて中学へあがったらイジメの対象になってしまうような
奴っていうのはわりと普遍的な造形だと思うので、その部分では割とリアリティの
ある人物像だと思う。最後にそんなダメな男が彼女を連れてくるところを目撃して
終わるわけだが、それはそれで吉澤の方がダメ男でもちゃんと彼女が出来てよかったねと
感じたのか、それとももっと複雑な感情が渦巻いたのか、ストレートに書かずに
雰囲気で落とすというのもアリなんだけど、ここまで淡々と進んできた分最後に
生々しい感情を一瞬だけでもかいま見せてくれた方が効果的だったんじゃないか
って気もする。これもまあ好みの問題だけど。
- 69 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時43分48秒
- 14 Knockin' On Heaven's Door
愛しても愛しても相手に想いは届くことはなく、いつしかそれは暴力的な衝動に
向かっていってしまう、そんなストーカーラブなストーリーも主人公がアレな
だけにどこか笑えるものになってしまう。そこはかとない悲しみを湛えたユーモアを
感じさせる一人称は、なかなか味があって好みだった。アレがスプレーを使って
どうこうするっていうのもあり得ないんだけど、そこはあり得ない一人称が可能に
なってしまう小説というメディアの利点であり、あり得ない馬鹿馬鹿しさという
のを自覚して遊んでいるような感じもして楽しかった。タイトルはもうちょっと
違う方が好きだったけど。
- 70 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時44分42秒
- 13 SICK
他人から見たヲタの姿は確かにSICK的な雰囲気を醸し出しているんだろうな。
これはそれを極端な形で描いてるわけだけど、自覚のないままじわじわと蝕まれて
いる登場人物のほうが却って危うく感じるのは自分が自覚のあるキモヲタだから
だろうか。違うか。ただこうした症状というのはモーニング娘。に限らずなんに
でも当てはまるので、娘。小説ならではのもう一ひねりが欲しかったところ。
文章とか全体の雰囲気とかよく作られているだけに、あっさりとした設定の提示
だけで終わってしまったのはもったいないと思った。
12 ハローベイビー
直訳すると「こんにちは赤ちゃん」か。テンポがいいし繰り返しが効果的に
落ちまでの加速度を高めていて、よく出来てると思った。合間に挟まれる
小ネタもいい感じだったし、まあ小説としてガシッと掴まれるタイプの話では
全くないんだけど、これはこれでシンプルに纏まっていて楽しめた。
それにしても吉澤はいつの間にこういうキャラが似合うようになってしまったのだろうか。
- 71 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時45分17秒
- 11 シャボン玉
導入からすごく引き込まれる展開で、かなり期待して読み進んでいったんだけど、
このラストは微妙。といっても別にハッピーエンドにしなきゃいけないとかじゃ
全然なくて、やっぱり主人公の価値観をパッとひっくり返してしまうような自殺の
理由(現実的なものでも観念的なものでも構わないが)がラストで示されて
欲しかった。でないと最後の投げ出したようなモノローグの寂寞感がいまいち
弱い。
亀井(と新垣?)の自殺の理由そのものよりも、それが、はじめの段階では、
自分と無関係ながら助けようと行動していた主人公のヒューマニズムをどう
覆したか、そこが主人公の心境の変化に取っては重要なファクターになる
わけだから、心境の変化がそのままストーリーの起伏に繋がるような叙述の
ストーリーのなかでそこをもっと印象的に打ち出して欲しかったというのが
正直なところ。
- 72 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時45分51秒
- 10 さゆみんが娘。に入った理由
モーヲタの兄貴が妹を娘。に入れようとして、変なキャラ付けの特訓をする
というのが笑える。道重がネタキャラとして6期の中では頭一つ抜けている
というのを上手く使っていると思ったのだが、逆に言えばモーヲタのキャラ
欲求みたいなものをストレートに描くとこういうキモヲタになるのかな、と
田中好きな自分は思ったりした。関係ないね。
最後、兄貴が女装して云々かんぬんという流れはちょっとワル乗りしすぎかとも
思ったが、ネタ小説ならこれはこれでありなのだろうと思う。道重しげみちと
いう主人公のネーミングセンスも好き。
09 ハッピーバースデイ
どこか被害妄想気味な主人公の造形が面白い。ちょいサイコ入ってる吉澤とか、
主人公に意地悪する後藤のキャラクターもなかなか怖いものがあるが、主人公の
目を通した描写だけにどこまでストレートに受け取るべきなのか戸惑う。
そこら辺のずれのある叙述はなかなか楽しめたのだが、結局のところ吉澤と
後藤の関係ってどうなってるの? というのがどうも最後まで宙づりにされた
ままなので、ラストにもう一つなにかあったほうがよかったような気もする。
- 73 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)02時46分08秒
- 11 シャボン玉
地の文が万能で、起きた出来事だけでなくその意味まで解説してくれちゃう親切
設計な小説。自分はどうも親切設計な小説は、かなりマイナスしてみてしまうの
です。親切なのに。
で、親切なんだけど、それが別に何の役にも立ってなくて物語の雰囲気も別に良
くもなくて、最後に名乗るのも格好いいけど、中年男に何の関係ない以上に読み
手にも何の関係もなくて。
でも達磨をすっとばしたような感覚ってのは面白かった。たった一言で自分の人
生を否定されてしまった中年男に乾杯。もうちょっと怖い雰囲気/無機質で不気
味な雰囲気を出して欲しかった。
- 74 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時46分31秒
- 08 待ちわびて、待ちわびて
テンポよく状況を伝えてくれる叙述に、サクサクと二段階のひっくり返しが
あって楽しめた。このジャンルにありがちなジレンマも巧みに取り込んでいる
辺りの悪意あるサービス精神も好き。まあつんくとユウキってリアルになにか
ありそうな感じがしてしまうのがアレだけど。そんなことないか。この流れで
行くと最後の描写にもなにか最悪の展開が待っていそうで、そこら辺の雰囲気
作りも含めてよくできていると思った。
- 75 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時47分07秒
- 07 音楽
説明不足というか、意図して削ったのかもしれないけど、書かれていないものを
脳内で補完しながらストーリーを作っていくような読み方はあまり好きじゃない
と言うか、書かなくてもある程度想像の助けになるような描写の一欠片でも
さりげなくおいて欲しい。パーツだけ与えられて組み立てようとしたらいくつか
欠けててどうしても全体としてのイメージが掴めない気持ち悪さみたいなのが残る。
文章の雰囲気とかはすごく好みだし、背景の説明無しに断片的に出てくる描写の
中になにかヒントは隠されてるんだろうけど、どうにも掴み所のない話という
読後感だった。ほんの一、二カ所でもいいから補完的な描写があれば大分違った
んだろうけど。あるいは、最初から、このストーリーにはなんの意味もないよ、
というような作者側からのメッセージ的なものが間接的にでもあれば、気持ち悪さ
のようなものは残らなかったと思うのだが。
ただ文体も含めた雰囲気作りは巧みだし成功していると感じたので、雰囲気を
味わうという読み方なら問題はないのかもしれない。
それこそ「音楽」的な読み方というか。……
- 76 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時47分39秒
- 06 チェリー
矢島(キッズ)のニックネームがチェリーとかマジでどうでもいいんだけど、
この保田のキャラは狼のお圭さんスレの流れなんだろうな。それでまた矢口との
やりとりの中にもマニアックというかジェネレーションが割れるようなネタ満載で、
まあ正直困ってしまうわけだが、ヤスヲタでオシエンジャーをたまに見てる
自分はそれなりに楽しめたのがなんかイヤだったw
二人のテンポがある会話とか、すらすらと読み進められるのでネタ小説として
かなり秀逸な部類には入るだろうと思う。あとは小ネタが通用するかどうかという問題で。
- 77 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時48分10秒
- 05 夕暮れ時の過現未
変化球狙いばかりのところに珍しく直球のファストボールを投げ込まれたという
印象だった。もちろんいい意味で。幼なじみの二人がお互いの成長の過程で離れ
ばなれになっていって、その後ある程度の夢の成就を経た後に邂逅する、という
シンプルながら普遍性のあるストーリーをけれんなく纏め上げている。
情景描写のウマさとか、抑制の利いた一人称なんかもストイックな主人公のキャラ
クターに合致していると感じた。ガキの頃の松浦の描写にも、自分はよく分からない
けど妙にリアリティがあるように思えたし、端正によく纏まった話だと思う。造形が
多少性善説に傾きがちに感じられたのは個人的に物足りなさを感じたりしたけど、
ストーリーからはやっぱり必然なのだろうし。ただこのタイトルはいまいち。
過現未(かげんみ)って時間概念を現す仏教用語なんだけど、作品の日常的な
雰囲気に比べるとちょっと大袈裟な感じがした。瑕瑾だけどね。
- 78 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時48分43秒
- 四 花の下にて春死なむ
タイトルの持っている和風な趣と、導入で語られる桜に纏わる薄気味悪い
ジンクスが、作品世界の古風かつ不気味な雰囲気を固着させる演出として
効いている。狙っていたとすればなかなか。安倍のキャラクターもイマドキ
ありえないようなアルカイックなもので、それと最後の展開とが妙にずれの
ある読後感を残す。そこが変に気持ちいいというか、作り込まれた部分から
最後に逸脱していく感じがかなり好みだった。
古臭いロマンチストが、そのために裏切られながらも結局最後までロマンチックに
締めてようとしまうという悪意あるラストの描写も楽しかった。これはちょっと
深読みしすぎかも知れないが。
- 79 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時49分24秒
- 03 ハーフパンツ
▼かー。フーン。自分の世代にはほぼ全廃に近い状態だった▼だけになかなかこの
久保君の熱い想いには共感しづらかったなあ。ただまあこの種のフェティッシュが
前面に押し出されたタイプの話は嫌いじゃないし、もっと強烈な形で主人公の
熱さみたいなのが伝わってきたら自分としてはずっと面白かったんだろうけど、
そうするとこの作品のもう一つの味わいである、青くさい爽やかさは薄れて
しまうわけで、難しいところだが。
02 「1.5のリード」
冒頭読んだだけで落ちを読めた人もいるみたいなので、この種の展開は割と
ありがちなのかもしれないが自分は最後まで分からなかった。それでまた冒頭
から読み返してみると、さりげない描写とかの中にそれと分かるような仕掛け
がいくつもあって、丁寧に仕上げられた作品だと感じた。リードを赤い糸に
例えるセンスとかも好みだったし、明確に説明的な描写をしなくてもちゃんと
情景が伝わってくるようなひっくり返しがある作品は基本的に好感度は高い。
叙述にも無駄がなくて、落ちの割にハッピーな雰囲気の作品ではあるけど、
ありがちなネタを高い完成度で纏めるテクニックは見事だと思う。
- 80 名前:名無し0 投稿日:2003年07月27日(日)02時50分43秒
- 01 アンジェラ/ス
これまた芸が細かいというか、微妙な文章表現のコントロールが巧みだ。老人の
一人称と青年時代の一人称で、文体の雰囲気を変えたりとか、回想部分への導入で
花壇から摘んできた花の描写がさりげなく入っているのだが、それが後に重要な
シーンとなる光景へのブリッジとして使われていたりとか、けっこうな分量のある
話なんだけど文章に注目しながら読んでいるだけで長さを感じることなく楽しめた。
では肝心の物語内容の方はどうかというと、ちょっと綺麗すぎる印象があった。
これはまあ自分の感性がねじくれてるのが原因なわけだが、青年の目から見た
生と老年のそれがあまり差異化されずに表現されてる辺り、なんとなくもったい
ない感じがした。青年時代の希望のようなものが老年になってついえるような
展開ならなかなか悪意もあって楽しかったのだが、そこはまあ好みの問題なので
すいません。あともう一個、やっぱりアンリアルで作り込んだ設定である分、安倍で
ある必然性が薄く感じられてしまって、まあそんなこと別に今更気にする人間も
いないだろうけど、自分としてはやっぱり気になってしまう。すいません。
- 81 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)03時03分57秒
- 12 ハローベイビー
面白かった〜。とくに「おろせって言うの?」って詰問に対する吉澤の答えに
ワラた。作者は主婦の方ですか。こんな感じだったんですか。余計なお世話で
すか。そうですね。
微妙なリアリティがあって微妙に怖い日常の世界。ほのぼのと笑えるのに不思
議な味わい。ラスト1レスも悪夢っぽい感じでイカしてる。
- 82 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)03時11分11秒
- 13 SICK
短い話のなかの半分が導入なのは長い気がする。僕の日常はどうでもいいから、
5でアッサリ説明される来るべき恐ろしい未来を主役にスリリングに描いて欲し
かったような。
でも作者が描きたかったのは恐るべき未来世界を「そんなのどーでもいいや」と
押し流すことだったのかもしれませんね。
- 83 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)03時15分24秒
- 14 Knockin' On Heaven's Door
面白かった〜。カッコつけたタイトル、3番目で僕の正体が割れてなお面白い
展開、飼い犬の死という悪辣な伏線、そして最後、愛の終わりを死をもって知
る僕、短い中に完璧にドラマがある。飼い犬の死で自分がされたことの意味を
知る段は、イノセントに描かれた僕の悲しさを浮き彫りにして特に良かった。
これが、わずか9レス! 素晴らしい!
- 84 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)03時20分46秒
- 15 夏の公園
全篇モノローグで誰かのことをただ思い出すだけで終わる話は動きがなくて、あ
まり好きではないのだが、男が娘。を、ではなく、娘。が男を、と描いたのは、
とても良かった。タツヤの格好良さも普遍的ではないけどリアルで、読み手とし
てその格好良さを実感できる。(もっともタツヤ君はあまり自分が好きなタイプ
の人間ではありませんが・・)
モノローグだとどうしても話の印象は弱くなるし、話自体も思い出に終始してし
まっているのは、やっぱりちょっとマイナスでした。
- 85 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)03時33分05秒
- 16 初めての不良
面白かった〜。僕が背伸びしてなくて素直にカッコ悪くて大変よろしい。先輩の
描写も素敵だ。魅力的だ。でも僕もちゃんと魅力的だ。いいね〜。
一切名前が出て来なくても相手が誰だかわかっちゃうし、僕は僕で自分のアイディ
ンティティに悩んだりして面白い。手に汗にぎったりはしないけど、いいね。
- 86 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)03時34分54秒
- 18 僕は高橋愛を見つめていた。息を詰まらせ、瞬きを忘れて、それでも。タカハシアイだけを、ただ、ずっと。
1もレス流しだったら、より完成度が高まったでしょう。惜しい。
- 87 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)03時48分44秒
- 19 OTIS
それ男じゃないだろ。地で『男は〜』と書かれるたび心のなかでツッコミ。
20泣きたくなったら教えてね
最初の記事と前回の短編の46との関連が気になる今日この頃。ていうか仕上げて
から投稿しろよ。
21 雨男
雨男、爽やか〜。かっけー。でも飯田というよりも、もっと若者が似合う話のよ
うな気がしました。現役中学生の人々とか。
- 88 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月27日(日)03時57分43秒
- 22 ザリザリする壁が取り壊される時
前の作品と今回の作品の作者は別です、と前の作者から。正直自分は普通に読め
ません。
22.間に合う?
タイトな文章。雰囲気のあるやりとりから一転、メタフィクション的な展開で、
スレッドを止めた画鋲が剥がれてスレがひらってめくれた感じ。不思議な展開。
まぁ間に合ってないんだけど。
- 89 名前:男×娘。企画参加作品データ(1/2) 投稿日:2003年07月28日(月)00時29分09秒
- 集計してみました。間違ってたらごめんなさい。間に合う?は集計してません。
出演回数、主役回数
安倍(3、0) 飯田(2、1) 矢口(2、1)
石川(2、0) 加護(1、0) 辻 (2、0) 吉澤(5、3)
小川(2、1) 紺野(2、0) 高橋(2、1) 新垣(2、0)
亀井(2、0) 田中(1、0) 道重(1、1) 藤本(3、0)
保田(2、0) 後藤(3、0) 中澤(0、0)
市井(1、0) 石黒(0、0) 福田(0、0)、松浦(3、0)
つんく(2、0)、ユウキ(1、0)、その他の男(17、10)、人間以外(3、2)
カップリング
よしごま 2 ユウつん 1
- 90 名前:男×娘。企画参加作品データ(2/2) 投稿日:2003年07月28日(月)00時29分47秒
- 一人称内訳
安倍 0 飯田 1 矢口 0
石川 0 加護 0 辻 0 吉澤 2
小川 0 紺野 0 高橋 0 新垣 0
亀井 0 田中 0 道重 1 藤本 0
保田 0 後藤 0 中澤 0
市井 0 石黒 0 福田 0
松浦 0
その他:男 11
リアル 13作
アンリアル 7作
不明 2作
- 91 名前:雑感 投稿日:2003年07月28日(月)00時34分44秒
- 吉澤主役は男×娘。企画にも関わらず強いですね。一人称も男に続いて堂々の2位。
しかし、それでもしっかりあるCP「よしごま」。しかも二つ。今回女×女を暗示
された作品も少なくありませんが、相手の名前まで特定できたのはよしごまだけで
す。ゴキブリのようですね。
ゴキブリといえば、人間以外の主役もいつもよりも多目でしたね。
圧倒的多数だったのが「僕」という一人称。弱弱しい感じの繊細な男性像が
多かった雰囲気が濃厚に漂います。
リアルも思ったよりも多かったですね。というかどっちでも取れるものは、なん
となくリアルに分類しました。不明にしたのは未来世界を描く13と何がなんだか
よくわからない18です。
あとは皆さんで適当に考えてください。あと集計間違っていたらごめん。
- 92 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月28日(月)12時11分17秒
- >91
本当に雑感だね…。ゴキブリって! ヽ(`Д´)ノ
- 93 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月30日(水)23時42分40秒
- えと、残り時間わずかですが感想書いてみようと思います
01 アンジェラ/ス
とても難しい話しでした。文体はとても丁寧なように思いましたが言葉の選択が難しく、読むのに少しつかれました。
ちょっと疑問に思ったのですが、サナトリウムとはどのぐらい昔からあるのでしょうか?どの程度過去の話がわからなくて頭がこんがらがってしまいました。
02 「1.5のリード」
動物のお医者さん(?)を思い出しました。主人公のエゴイズムの気持ち悪さが後半に正体を明かすことで見事に中和されたように思います。
面白かった。
03 ハーフパンツ
主人公に同意。対象として辻を選んだのもさすがです。
- 94 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月31日(木)00時00分14秒
- 四 花の下にて春死なむ
安倍の相手が気になりますね。誰だろう…。ジンクスを明かすところで良く読み取れませんでしたがオチは良くわかりました。こういうかっこ悪い(外見がではない)主人公の話もいいですね。主人公よりもその友人の方がキショイと思いました。
05 夕暮れ時の過現未
4とは対照的に主人公がかっこいい(外見がではない)話しですね。過去、現在、未来とまったく同じ場所、時間帯、で世界を作り上げてしまうとはさすがです。ですがタイトルがやや強引なようにも思いました。
- 95 名前:2「1.5のリード」と12 ハローベイビーを書きました 投稿日:2003年07月31日(木)00時21分11秒
- こちらでよかったでしょうか。
お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
02 「1.5のリード」
わりと、さっさと進むさっさと読める文体で短編書くことを好んでおりまして、
いつもいつもそんな感じなので、今回はほんの少し変えよう、と、
ただそれだけ思って作った話です。
オチに関しても、大して捻るつもりはありませんでした。
深く考えなくても大丈夫な感じの話しか書かないのです。
12 ハローベイビー
単なる、ネタです。
かなり前になんとなく書き上げていたものの、
発表する場もなく眠らせていた話です。
せっかくなので、出させてもらおうかと。
カミングアウト
第12回の短編企画で『ドン!バン!ガン!』という話を書いた者です。
- 96 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月31日(木)00時22分42秒
- カミングアウトの途中ですみません。
気にせずどんどん続いてください。
06 チェリー
軽快な会話文で読みやすかったです。ただ、最後のオチが分からずなんだかモヤモヤした気分にさせられます。会話文での小ネタもいくつか分からずあまり楽しめませんでした。
07 音楽
これは、松浦が何らかの関係がある男性から拳銃を受け取り藤本を亡き者としようする話ですよね。突き放した文章で纏めようとしたが上手くいかず、面倒になってかまわず投稿した印象を受けました。もし、狙っていたらごめんなさい。松浦が音程を撮る場面が二ヶ所ほどありますが、その現実と過去、そして藤本と一緒にいるシーンをその音程を取るシーンで繋げようとして失敗したように思えまた。
- 97 名前:Easestone 投稿日:2003年07月31日(木)00時27分02秒
- 09 ハッピーバースデイの作者のEasestoneです。
感想をいただいた方、投票した下さった方ありがとうございました。
- 98 名前:18の感想書き 投稿日:2003年07月31日(木)00時34分06秒
- ええと07と20を書きました。作品のネタバレなどは感想にカムフラージュして
すでに行っていますのでご参照頂ければ幸いです。
なお07は松浦が藤本を殺す話ではありません。もっと詰まらない話なので説明
は割愛します。それでは次の男×娘。企画でお会いしましょう。
- 99 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月31日(木)00時34分59秒
- シャボン玉、knockin'、密室書きました。
シャボン玉は、最初「〜てゐた」「〜であつた」みたいな文体でした。特に意味はないですが。書いてたのが投稿する直前に三分の一くらい消えて泣きながら書き直しました。
ノッキンオン〜は、6時のニュースかなんかで、保健所で殺される動物たちの特集をやってたのをみて思いつきました。
密室は、自分の小説の終わり方って結構似やすいので、自分の書いた部分だけでは終わらない話を書こうと思って書きました。
花で「Like the smoke of cigarette」書いてます。第十二回短編コンペでは「花火大会の夜」書きました。
- 100 名前:名無し0 投稿日:2003年07月31日(木)00時39分29秒
- 19 OTIS 書きました。
作品については>>65で他人事みたく書いてる感想を読んで下さい。
自分好みの壊れた作品がたくさん読めて楽しかったです。
そのうちどっかに「エウロパ」というスレが立ったらそれは自分のです。それではまた。
- 101 名前:▼を書きました 投稿日:2003年07月31日(木)00時50分25秒
- えっと、似てると言われた映画ですが、存じ上げませんでした。
それと、辻でいこうと思った理由ですが、一番こういう妄想の対象にしてはいけないメンバーだと自分も思うのであえて辻にしました。
ちなみにブルマは自分が中2の頃に姿を消したと記憶しています。
次回があればまた参加させて頂きたいと思います。
カミングアウト。12回短編では「幻缶」を書きました。
- 102 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月31日(木)00時50分30秒
- 08 待ちわびて、待ちわびて
一筋縄では行かない所が面白かった。ユウキならまだしもつんくはかなり無理があるでしょう。しかも、女好きのつんくが間違えるとはとても思えない。しかし面白かった。もう大好きです。ラストでなにげによしごまが上手くいくことで、余計に男?二人がピエロになってよかったです。
09 ハッピーバースデイ
騙されました。弟君と一緒に騙されました。小悪魔な後藤を久しぶりに読んだ気がします。後藤よりも吉澤の方が怖かったです。
- 103 名前:エロ火 投稿日:2003年07月31日(木)01時02分28秒
- 16. 初めての不良を書きました。
男萌え話を書こうと決意し書いたのですが、出来上がった物は酷く厨房臭い物でした。
でも一個ぐらいそんなものがあってもいーんじゃねーかなーと思い言い訳しながら出しました。
すると、予想とは違い感想は結構良い感じでした。あれ?あれ?イケてるんじゃない?イケてるの?さすが俺と思いました。
でも某所の感想を読み、やっぱりな、さすが俺と窓際でフォークギターを掻き鳴らして泣きました。
そんな夏の夜。
- 104 名前:5、夕暮れ時の過現未、書きました。 投稿日:2003年07月31日(木)01時26分52秒
- 支配人さん、顎さん、感想を書いてくれた人、読んでくれた人、参加された人。
皆様、本当に楽しませてくれて、ありがとうございました。そしてお疲れ様です。
今回、題名がダメだ、という意見を多く貰ったので、これからは題名もキチンと考えよう
と勉強になりました。過現未(かげんみ)って、普通に過去現在未来の事だと認識してました。
仏教語だとは全然知らなくて・・・。それを抜きにしても、えらく素っ気無い題名です・・・
熟語の使い方云々は自分のただの勉強不足と知識不足です。
稚拙な文章を載せてしまってすいませんでした。また、出直してきます。
そしてこれだけ多くの票を頂けるとは思ってもいませんでした。本当に嬉しいです。
イケメン賞を受賞できた事が何よりも光栄です。こんな面白い賞を考え出した
支配人さんに感謝します(w
それでは、本当にありがとうございました。読者としても楽しませて頂きました。
最後にカムアウト。今は、空板で青のカテゴリーというのを書いてます。それでは。
- 105 名前:01.「アンジェラ/ス」を書きました。 投稿日:2003年07月31日(木)01時28分53秒
- 支配人さん、管理人さん、参加者の皆さん、読者の皆さん、
本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
感想スレで感想を書いてくださった方に細部まで本当に丁寧に読んでいただいて、
カムアウトで説明すべきことがもうほとんど残っていません。うれしいことです。
とりあえず、この話を書くきっかけになったエピソードを紹介してお茶を濁します。
◇
友人と酒を飲んでいたときのことです。
娘。と実生活でどんなお付き合いをしたいか、という話題になり、
気がつけば叫んでいました。
「オレは将来、なっちに介護してもらうんだ!」
──そのとき、今回の話のすごく基本的なところができあがりました。
◇
短編コンペ企画に参加するのは第8回短編集の『ブラウエライター』以来ですね。
本当にどうもありがとうございました。
- 106 名前:4とザリザリ 投稿日:2003年07月31日(木)08時41分14秒
- 支配人さん、他の参加者の皆さん、感想書きの皆さん、読者さん、お疲れ様でした。
今回も楽しませていただきました。
まずザリ壁のほうにつきましては、完全なるオマージュです。
未だ自分の中で飼育NO1男娘。に君臨している本作に関する話を書きたいとは思っていまして、
当初は「ザリザリ」と云うタイトルで「ひらひら」と「ザリ壁」をあわせた話にしようとしたのですが、
上手くいかず断念。
それで結局私のほうでザリ壁を(擬似)完結させると云う荒業に出てしまいまして、
上海(仮)氏には悪いことをしたなぁと思います。
ちなみに、本作がザリ壁より面白いと思って投稿したわけではありません。
何より自分の中ではNO1の男娘。ですし、所詮オマージュですから。
- 107 名前:4とザリザリ 投稿日:2003年07月31日(木)08時50分35秒
- 4の方は、話に聞くまでタイトルが西行の歌の一説だということを知りませんでした。
北森某の同名小説から採ったものでしたので、なんとも恥ずかしい限り。
某所において「中年、中年」と連呼した事もあり、自分でも中年を書こうと思って書いたのですが、
当初予定していた「ののと愉快な豆腐屋のおっちゃん」はいつの間にか消え去り、
残ったのは「キショ主人公、キショイ過去をキショク独白」であり自分でも驚きました。
まぁこの話はラストも含め、キショイなぁと思っていただければ幸いでございます。
しかし、文章が読みにくいと云われたのは頂けなかった。
こちらは一層精進しまして、次回以降何かに参加する際には、
文章に文句を付けられない話が書ければいいなぁと思っております。
最後にカムアウト。
皆様、お手すきなら「かおなち聖誕祭」をよろしくお願いいたします。
一作目はまぁ軽くスルーして、あれに引いて参加をやめたとか云わないで下さい…。
- 108 名前:21、雨男書きました 投稿日:2003年07月31日(木)16時32分36秒
- 過大評価……ブルブル。
雰囲気一発勝負です。ほぼノープランで書き始めました。
そのため話が薄くなって…というか内容といえるものが存在しない話になってしまいました。
短編自体書くのが初めてなんですが、今回は短編の難しさを痛感させられましたね。
どこかで「簡素な描写に簡素な風景」というのを好意的に受け止めてくださった感想を目にしましたが…
すいません、それしかできないんです。・゚・(つД`)・゚・。
ビギナーズラックで皆様には大変嬉しい評価をしていただきました。
また感想を書いてくださった方、多謝です。今後の参考にさせていただきます。
風板で「走る」というのを書いてます。(今は更新停止中ですが…ってか勉強しろよと)
このコは本当に簡単な文章しか書けないんだな、と嘲笑ってやって下さい。
支配人様、管理人様、参加者の皆様、そして読者の皆様。
お疲れ様でした。ありがとうございました。また機会があれば是非。
なるべく梅雨が明けないうちに書こうと思ってたんですが、そんな心配は無用でしたね。
梅雨はもう少しだけ続きそうです。(七月末日現在)
- 109 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月31日(木)21時13分37秒
- 待ち〜を書きました。
つんく♂とユウキと性転換という、アリガチなネタを合わせてみたのですが、誰が書いても同じような話になるはずです。
「男同士じゃねーか」という意見のあなた、場面を想像してみてください。麗しい二人の姿が見えてくることでしょう。
興味を持った方がいらしたら、青板「Nevermore」の保全をどうかよろしくお願いいたします。
- 110 名前:名無し娘。 投稿日:2003年08月05日(火)00時58分25秒
- 「Nevermore」の作者さんじゃないですよね?何故あそこを保全なの?
- 111 名前:しげみち 投稿日:2003年08月05日(火)21時46分38秒
- 妹がいつもお世話になっています。
『さゆみんが娘。に入った理由』を書いた、さゆみの兄のしげみちです(嘘)。
えっと、こんなキショい作品を読んで下さった方ありがとうございます。
感想もかなり好意的な物が多くて、ほっとしました。
まあ、ネタだからといって、流して書いてはいないつもりなんですけど、
ぶっちゃけ、これが自分の精一杯の努力の結果なんすよ。
文章が読みにくくて、すんません。って感じっす。
それから、ひょっとしてここを読んでるかも知れないさゆみんの実のお兄様には、心からお詫びします。
きっと立派な人だと思います。
さゆみんを娘。に入れてくれた人だから。
支配人さん。トラブル続きの中で素晴らしく仕切って頂いて有り難うございます。
第一回としてはまずまず大成功に終わって良かったです。
最後に宣伝をさせてください。
ttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/7648/
にHPをこそこそやっているので、よろしければ覗いてやってください。
では。
- 112 名前:名無し読者 投稿日:2003/09/14(日) 18:35
-
◆◇◆第2回マルチ感想◆◇◆
- 113 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/14(日) 18:42
- 01 一言入魂
台詞の言い替えをするあざとさなどかなり反則スレスレで、ネタとしてしか評価
できませんね。初っ端から気合い抜け過ぎ。アイディアは好き。なちかお。
02 YUME DE SKY
こんごま。夜が寂しそうって台詞はよくわかりませんでしたが、優しい嘘吐きな
後藤かっけー。です・ます調で雰囲気あってよかった。
03 出窓から
3で終わりかと思った。びっくりした。最後まで読んだらかなり面白かった。こ
れは一応、こんまこってことで良いのでしょうか。
04 そんなにさ、しゃべんなくたって、伝わることもあんだろ?
一発モノはネタかぶったら出さなくてもいいんじゃないかしらと思いました。
03よりも前に発表できていれば良かったのにね……
- 114 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/14(日) 18:47
- 05 花火
こんごま。レス7の地の文でテンション著しくdownしてしまう自分はきっと心が
汚れているのでしょう。普通に面白いんじゃないでしょうか(棒読みで)
06 Regret
がきよし。かっけー。何から何までかっけー。台詞が奪還宣言であるとかネタの
ヒネリ具合が巧く、文章もシンプルなのにアクティヴで気持ち良い。終盤のネタ
の割り方の極悪非道さと、あっさり片付けられちゃうのと、こんなにシンプルで
かなり余韻ひかれました。とにかく、かっけー。
07 もう一度、夢
こんごま。紺野の暗い未来がありそうで泣ける。終盤はタイトルのまんまで、序
盤のびっくりが無くなっちゃったような気がします。
- 115 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/14(日) 18:55
- 08 凸凹な責任者達
やぐかお。すっげー雰囲気いい。落ち込んでる紺野を励まそうとして自爆する飯田
を励ます矢口。でも、正直ここから先が読みたいんですけれども。うう。
09 この思い、届いて!
CPはネタバレにつき略。紺野に宛てられたメッセージの謎(ていうか発信人)を
探る紺野。じゃあって気になるよね。じゃあって。この後なにがあるのかドキドキ。
10 bravery
猫の死体ネタが多い気が。おがこん。アンリアルだけどリアル。お互いの姿を見て
励まされる二人。最後は無理矢理だなあと思いました。
11 ありふれた話
なちこん。枝葉末節が多くて本筋が霞んでいるような。亀井高橋のあたりはバッサ
リ削ったほうがいいんじゃないかなーと思いました。それと吉澤がいない…。
- 116 名前:一言感想 投稿日:2003/09/14(日) 19:28
- 01 一言入魂
これはなんだろう。「…」という感じで終わってしまった。
02 YUME DE SKY
面白かった。紺野がかわいい。こんごまと言うのも話しにあっていて好き。とくに7レス目がよかった。
03 出窓から
誤字や重複投稿が気になった。マコトがボクと言う一人称を使っているのも理由がよくわからなかった。
04 そんなにさ、しゃべんなくたって、伝わることもあんだろ?
その通りですね。
05 花火
王道。無難に楽しめた。個人的にはすごく好きです。
- 117 名前:一言感想 投稿日:2003/09/14(日) 19:29
- 06 Regret
くやしい。よくわからない部分とかがあって、それをそのままにして読み進めたら最後がすごくカッコよかった。ちゃんと理解した上でラストを読みたかった。話のリアリティが薄かったように思う。
07 もう一度、夢
こちらも王道な感じ。爽やかな逃避行。指定レスの雰囲気から抜け出てるな、と思った。
08 凸凹な責任者達
「紺野を目立たせない」と言う執着が伺えた。確かに紺野の存在はあまり目立たなく、凸凹な責任者たちにスポットが当たっていて、うまいと思った。
09 この思い、届いて!
田中カッケー! いいなぁいいなぁ。二重にミスリードを誘うやり方も面白かった。
10 bravery
猫の死骸にビビルのって勇気とはあんまり関係ないんじゃないの?とへんなつっこみをしてみたり。最後が一番書きたかったのかもしれないけど、いらないと思った。
11 ありふれた話
「まあそうだろうけど話に関係ないんじゃ…」という描写が散見した。と言うかよくわからなかった。◇で区切られた部分は福田の心情?
- 118 名前:名無す 投稿日:2003/09/15(月) 14:10
- まだ全部読んでないけど、2と3は同じ人かなぁ。
宮沢賢治って感じ。それだけ思った。
- 119 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/15(月) 15:55
- 12 GOOD POINT
ひねくれた藤本が、紺野の後追い自殺する話。言葉遣いのひねくれっぷりと構成
の綺麗さに感心。格好いい。でも「ばかだねー」と思った。藤本が本当に氏にた
い理由をわざと書いてない潔さも好き。でもやっぱ、ばかだねー。
13 あなたに
面白かった。
14 end of the orange
前半が奇想で面白かっただけにうやむやギャグで終わってしまって残念でした。
15 プロの仕事屋
優勝した日に投稿しても良かったんじゃないだろうか…。ワロタ。
- 120 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/15(月) 16:03
- 16 セブンスター
アンリアルこんごま。終わりかたが格好良かった。
17 有言実行
いちよし。リアルでシュール。暗号文解析。面白かった。
18 Play kidnapping
れなさゆ+ふじ。アンリアル。無理矢理だ。面白かった。
19 with you
リアル。おがこん。普通に面白いんじゃないでしょうか(棒読みで) 出だしで
期待したけど、読んだことある話を読んだような。予想通りのラストでしょぼん。
ていうか10番代はより紺野の影薄いなー。
- 121 名前:簡素な(ry 投稿日:2003/09/16(火) 03:02
- とりあえず感想書いたのから。
01 一言入魂
実は紺野なんて全然関係ないのがいい。2レス目からもう単なるなちかお…あ、ステキななちかおです。
シンプルなのも好き。
02 YUME DE SKY
夜が寂しそうで、と言いつつ本当は自分が…な紺野。こんごまにぴったりなお話と雰囲気ですね。
05 花火
花火があがってるのは、後藤さんのチカラによるもの、ってコトですよね?
- 122 名前:簡素な(ry 投稿日:2003/09/16(火) 03:03
- 07 もう一度、夢
ごめんなさい、タイトルが好みじゃないのです。違うタイトルだったら結構好きだったかも。
08 凸凹な責任者達
「攫う」理由が弱い?と思ったけれど、そこが良いのかもと思いました。何気なくて。
単に呼び出して話聞くだけなのに「攫う」。凸凹コンビに合ってるような。
09 この思い、届いて!
面白かったです。ただごめんなさい、やっぱりタイトルがあんまり好みでなかったので。ワザとコレならそれはそれでアリかと。
10 bravery
企画の段階でこの指定レスに投票した理由=「年上メン以外がこのセリフを言う小説を書いてほしいから」。
小川なのがまたハマってるなあ、と。
- 123 名前:簡素な(ry 投稿日:2003/09/16(火) 03:17
- 11 ありふれた話
残酷だなあ、安倍さん。最後の紺野のつぶやきがせつない。
12 『GOOD POP』
短編フィルムを観ているようでした。文章のリズム感が好きかも。
13 あなたに
オチにワロタ。コンコンと同じこと言ってやりたいよ!漏れもあの方を思い描いてたのに…。
14 end of the orange
後半のぐだぐだ感のまま終わってしまったのが…4期のドタバタつったらこうなのかもしれませんが。
15 プロの仕事屋
ウマイなあ。たしかに攫ってます。シンプルで好き。
- 124 名前:簡素な(ry 投稿日:2003/09/16(火) 03:37
- 16 セブンスター
リアルな描写でこのオチ。ありがちなネタなのにちょっとぐっさりきてしまったよ。ヤンキー感がステキ。
19 with you
こここコワかったよー。ひー。な、だけに、最後がもう少し。
ひとひねりというよりも書き方というか描写というか…もっと「ぐっ」とクるか、もしくはもっと寓話感を出すかどっちかにしてほしかったかも。
20 ライムライト・ラプソディ
オモロかったー!
言い換え&繰り返しでどうなるの?と思ったら。なるほど…。ヒネり具合が程よく、ちょっとブラック。好きです。
22 天使なんかじゃない
指定レスと次のレスのつながりが薄すぎてちょっと萎え。そのつなぎ方が楽しみなのにぃ!ってカンジです。
最後、ストンと終わるのは好き。
23 紺色夏恋
良いなあ〜正統派の恋愛モノ。ココまでの流れでこう来るとちょっと、キラキラ感が増して良かったです。四文字漢字のタイトルもハマってますね。
余談ですが、20レス超えると短編感覚が薄いなあと実感。
- 125 名前:簡素な(ry 投稿日:2003/09/16(火) 03:50
- 24 見慣れない一文
作者さんがネタを考えて指定レスをイジリ倒して…なんだろうなあ、と誰もが思ってるんじゃないでしょうか。
途中「そこまでイジったってこじつけだろ!紺野ーこれからどうすんだよー」と思ったらかおなち登場。
紺野的には殴りたいような、読者兼作者の自分にとってはヒトゴトではなく、救いの手に見えてしまったような。
26 No Future
22と同じく、最初に書かなければいけない指定レスと次のレスをどうつなぐかを楽しみに読んでるのでちょっと萎え。
モノローグ的?プロローグ的?かもしんないけれど、是非がんばってそこから書いてほしかったです。
ん?読み方足りない?
27 (^▽^ )ノ∬∬;´◇`)っ
これを読んだら、このセリフってたしかに石川さんにぴったりかも…と思ってしまった。何となく。
- 126 名前:さらいびとはね 投稿日:2003/09/16(火) 12:52
- 01.一言入魂
仲良くなったオリメン素敵。
02.YUME DE SKY
んぁ、好き。素敵なこんのさんにこんのさんに素敵なことをおもわせる
ごとーさん。いいなぁ。
03.出窓から
うわぁ、楽しかったのに二重投稿が悔しすぎる。
マコトって中性的ななまえはやっぱりよいですな。
04.そんなにさ、しゃべんなくたって、伝わることもあんだろ?
じゃぁ、ってなにさよっさん。
05.花火
ごとうさんが手配したのかなぁ。すごいなぁごとうさん。
かっこいいですね。
06.Regret
新垣は本当これからこのことを後悔して生きていくんだろうね。
吉澤さん素敵だね。
07.もう一度、夢
オイラも12は無いほうが好きだな。いや、もう少し変えて欲しかった。
これを読んで2年前に2年後、つまり今を描いた作品を読み返したくなった。
08.凸凹な責任者達
うーん、オイラの中のいーらさんはもっとしっかりしているんだよなぁ。
猫ってのも謎。なぜに猫なの?
09.この思い、届いて!
よっす男前でよいね。しかし娘。だったら誰でもええんか(w
10.bravery
最初8の続きかと思って読んでいってしまった。
今のマコの顔はへにゃへにゃなんで時期的には昔になるのかな。
指定文章の使い方が無理やりだから全体的に力が弱く感じる。
- 127 名前:さらいびとはね 投稿日:2003/09/16(火) 12:53
- 11.ありふれた話
悲しいね。私も胸がいたくなったよ。こんのさんのもので
オイラのではないのかもしれないけど。
12.GOOD POP
さいしょまたよっすかと思ったよ。
最初わかりにくいと思ったが何度か読み返すと、よいね。
なかなかイメージにわかない二人だけど、そんな二人だから
こんな世界観も受け入れられたのかな。
13.あなたに
これスタジオさっむーいことになるんだろうなぁ(w
本人はやる気マンマンでやってんだろうねぇ。
14.end of the orange
前半アイデア賞と思った。だからこそこれでラストまで書いて欲しかったな。
15.プロの仕事屋
おめでとう。
16.セブンスター
この出来事でこんちゃんの物事の捉え方が変わるといいね。
人生楽しもう。
好きな話です。
17.有言実行
いちーがんばれ。
18.Play kidnapping
きっと綿密じゃなかったんだよね、計画書。
まぁ微笑ましい話というか。
19.with you
名前間違えには注意したいねぇ・・・
うーん、よくあるよい話ですね。
20.ライムライト・ラプソディ
矢口パパでしたーっていうおもしろ話でストップで
よかったのになぁ。中途半端な終わり方な感じが。
- 128 名前:さらいびとはね 投稿日:2003/09/16(火) 12:53
- 21.紅一点論
恐ろしいことに・・・っていうのがリアリティあって好きだけど
ネズミーランドは・・・いっそのことオカムーランドとかにしてほしかった。
22.天使なんかじゃない
天使じゃなくて悪魔か死神かってことか。
幸せな最期でよかった?
23.紺色夏恋
石川キショ!っつかウザッ!っていう素敵な話。嘘。
タンポポの雰囲気をうまくあらわせていて楽しかったです。
タイトルは映画をもじったのかな。
24.見慣れない一文
作者さん乙!!
矢口がこの漢字を読めるはずがない!と思った(w
MMRごっこ、それから紺野のアナグラム、
びっくりするけどちゃんと辻褄の合う答え、
娘。の控え室の雰囲気も心地よく、とても楽しかったです。好き。
25.女のコの一番大切なもの
なんかアホっぽくて好きだなぁ。
26.No Future
飯田さんが来てくれるといいね。
27.(^▽^ )ノ∬∬;´◇`)っ
今のへたれマコがかわいく描かれてますな。
チャーミーHPWに乱入しないかな。
28.有名
ああ怖い!こわかったぁ。でもおもしろい話。
- 129 名前:一言感想 投稿日:2003/09/16(火) 13:56
- 12『GOOD POP』
文章の感じがすごかった。センスがいいのかな。構成もうまい。力のある人が書いたという印象。気だるそうなのがカッコいい。
13 あなたに
かなり笑った。てーかあれですよね。最後の保田さんも狙いですよね。
14 end of the orange
面白い展開だなぁと思ったけど、最後は普通だった。
15 プロの仕事屋
優勝おめでとう。「攫う」を水底を掬うととったのは面白いと思った。昨日投稿すればよかったのにw
16 セブンスター
後藤の説教以外は面白かった。ラストはよく見るパターンだけどうまいと思った。綺麗にストンと落ちてて気持ちよかった。
17 有言実行
微妙だった…。
18 Play kidnapping
藤本、田中、道重とキャラがはまってて面白かった。藤本と道重に振り回される田中(・∀・)イイ!!
19 with you
最後の行以外は好みだった。スリリングな展開でかなり面白かった。
20 ライムライト・ラプソディ
笑った。指定レスの使い方もうまかった。
- 130 名前:一言感想 投稿日:2003/09/16(火) 13:57
- 21 『紅一点論』
最初の描写はなんだったんだろう。何がなんだかわからないまま終わってしまった感じ。
22 天使なんかじゃない
指定レスが一番違和感なく使われていたと思う。落ちも綺麗で面すごく白かった。
23 紺色夏恋
長い割りにあまり盛り上がらずに終わってしまった感じ。途中もろシークレットベースぽかったのは気のせい?
24 見慣れない一文
笑った。けど飯田の解決が無理やりすぎる感じがしたしょうがないんだろうけど。
25 女のコの一番大切なもの
僕はおこちゃまなので理解できませんですた。
26 No Future
もっとみもふたも無い感じを出してくれたらなぁ、と思った。
27 (^▽^ )ノ∬∬;´◇`)っ
面白かった。おがこん最高。この小川最高。
28 有 名
怖かった。面白かった。けど落ちが微妙だと思った。
- 131 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/16(火) 21:29
- 独断と偏見に満ちた感想を書くよー。ネタばれもイッパイするよー。ためになること無いよー。気分が悪くなる様だったら読まないでー。
01 一言入魂
すげーー!!
1個目から指定レス無視!!
この作者さんはどんな一行目が来ても、かおなちにしそうだ。
鬼気迫るものを感じた。(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
タイトルも良く出来ていると思った。
02 YUME DE SKY
優しい嘘なら幾らついてもいいやって思えた。
紺野さん・後藤さんというキャスティングと夢現のまま進んでいく話がマッチしているように思えた。
タイトルは「ゆめですかいっ!」って言うつっこみ?
03 出窓から
きゃー!衝撃的な始まり!
これだけで満足しそうになった。
全体的に掴み所が無く、ファンタジーでした。
虫の声と蝉の声と戦車の音って並ばせ方も不規則でファンタジーな感じがした。
中澤さんやマコトという名前に意味を求めてしまいそうになったから登場人物は紺野さんだけでいい気もしました。
今までの話を全部無しにしちゃうようなラストが面白かったです。
04 そんなにさ、しゃべんなくたって、伝わることもあんだろ?
うわぁ……。
1個目の作品で逆接な使い方を既にされてる上に、一個前の作品でもっと切れ味の鋭い返し方をされている。
救いようが無い話だと思いました。
中村一義のキャノンボールの一節からタイトルをつけたんだろうけど、だったら歌の内容的に1レス目で終わらしても良いんじゃないかと思えたよ。
なんつーか、泣けた。
05 花火
この作品で何よりも恐ろしいのは後藤さんだ。
後藤さんは打ち上げ花火を買い、ホテルの屋上を貸しきり、俺の予想では恐らくヘリコプターでこのホテルまで移動してきたのだろう。
それは部屋の場面からいきなり屋上の場面に転換されてる事からもわかるように、後藤さんは紺野さんの部屋の窓からダイレクトで屋上へ、ヘリ移動したはずだ。
そして、そうのような技術を持ち合わせているという事はかなりの熟練者のパイロットを雇ったはずだ。
何と言う財力。
すいません。調子に乗りました。
スゴイ優しい話だと思いました。
- 132 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/16(火) 22:34
- 06 Regret
よっちーかっくいー!ガキさん切ねー!
ショートカットで黒髪でスマートな吉澤さんが浮んだ。つまりは初期型の。
こんなに少ないレスでかなりの物語を創れているところに言葉選びの巧さを感じました。
紺野さんの存在が稀薄な所も逆に面白かった。
07 もう一度、夢
暖かい話やアンリアルな話が続いていた中、余韻に浸っていた自分を現実に連れ戻してくれました。
紺野さんの話が痛々しかった分、後藤さんが救いに来てくれた感を存分に味わえました。
スゴイ勝手な事を言わして頂くと、4レス目から始って12を無くして終わりでも良かったかな、なんて余計な事を思ったりもしなかったり。
最後の一行は芸能界に見ていた夢を、もう一度見てみるってことかな?
08 凸凹な責任者達
矢口さんのサブリーダーぶりが生々しかった。
何回読んでもそれに尽きると思いました。
- 133 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/16(火) 22:35
- 09この思い、届いて!
ワラタ。紺野が読者の立場になって語ってくれているので世界に入りやすかった。
しかし、なぜに田中さんという疑問が僕の中で生まれた。
しかし、よくよく考えると……このストーリーに限っては田中×紺野ありだね。
まず紺野さんを呼び捨てにしてる時点で、田中さんの紺野さんに対する扱い方が見える。
犬が上下関係を作り出すように田中さんの中では、紺野さんは自分よりも下と位置付けられているようだ。
あと、注目しなければならないのは睡眠薬で眠らせるという行為。
なぜ眠らせる必要があったのか。それは手間をかけず、且つ傷をつけずに紺野さんの動きを暫らく止める必要があったからだ。
そこから見出せる答えは一つ。
たぶんこれから紺野さんを地下室に閉じ込めて(ry
面白かったです。ありがとー。
10 bravery
これ(・∀・)イイ!!好きです。
「強気な顔」など、小川さんがデビュー当時に言われていたアイテムを持ち出して来るところに、小川さん好きの作者さんが大切に書いた話だと勝手に思った。
最近の自分の中イメージでは紺野さんが真が強くて、小川さんが意外とダメダメな感じがるあるので、そこら辺も重なった分、楽しめました。
所々に鏤められている出演者たちの描写も個性が出ていて面白かったし、何より小川さんが少女っぽくて良かった。紺野さんが少し凛々し過ぎるかなとは思ったけど。
最後の使い方も好きだった。
小川さんの世界が急に開けた感じがした。それこそ、その前の文の世界が色を変えるって感じで。
モノクロからカラーになった感じがした。
楽しめました。ゴチ。
- 134 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/16(火) 22:53
- 20 ライムライト・ラプソディ
反復による面白さ。消えた人の共通点。見えない動機。ミステリアスで面白かった。
センスあるなーと思った。最後まで面白かったけど、つんくはもうちょっとひどい
目に合うべきだろうと思った。かごのかじに、一方その頃でつなぎまくる格好いい
話があったけど、それを思い出した。
22 天使なんかじゃない
アンリアルなちこんでほのぼのと話が進むので、あまり乗り気じゃなく読んだんだ
けど、ほのぼのなままでオチがきたので凄く面白かった。飄々とした作風でかっけー。
23 見慣れない一文
規定レスの謎に真っ向から取り組んだ話。最後まで全然先が読めないのと、ネタで
終わるのかと思ったらかなり強引だったとは言え、綺麗に解決してて面白かった。
登場人物の描写もなにげに良かった。紺野のあさってな思考回路も良かった。
- 135 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/16(火) 23:12
- 見慣れない一文は24ですた。
23 紺色初恋
なんで柴田あゆむなんだ柴田あゆみでいいじゃないか!いや最後にきっと柴田
あゆみが……と気が気じゃなかったです。読み返す気はしません。あんまり魅
力ある人には見えませんでしたあゆむ。楽しむ能力ないみたいです自分。
25 女のコの一番大切なもの
笑った。でも、規定の一文の謎は肩透かしで、別の人が主役になちゃっうのは
どうかなーと思いました。紺野の語り口が面白かっただけに、どちらの要素も
喧嘩しちゃってるかんじ。やぐいしメインなら、紺野の存在を薄くして…。
26 No Future
終末SF。御伽噺みたいだった。どうして飯田さんなのかな…
- 136 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/17(水) 00:05
- 11ありふれた話
読みにくっ!幹事が多いから?俺が馬鹿だから?
自分がアレなもんでどうもストーリーに入っていく事が出来ませんでした。
そして色々なキャラクターが出ていて(しかも個性が強い)どうも集中しきれない。
でも、最後のレスは好きでした。紺野さんの言い分けめいた答えが可愛くて。
そして読みきったら紺野さんと安倍さんっていうタッグもいいなーと思えた。ハロモニで卓球やってた時面白かったし。
12『GOOD POP』
かっけードキドキした。
最初吉澤さんかなーと思って読んでたんだけど、藤本さんで良かったかなと思った。
吉澤さんならプラスの行動に出そうだけど藤本さんならマイナスの行動に出ると勝手に自分の中で思ったから。
藤本さんのあの後の行動も明記してないがイイね。俺としてはビビッてションベン垂らながら紺野さんに謝って、無理でしたと言って欲しい。
でも文章は気取ってるんだけど、実際藤本さんが取っている行動は全部自分のためであって、そこら辺の隠し方も巧いと思いました。
若いモラトリアムな人たちに対するアンチテーゼと受け取った。
短くて良かったです。1レス目とレス流しも好き。
13 あなたに
短い上にオチまでが流麗!!
素晴らしい!エレガント&ゴージャス!!
吉澤さんなどの選択肢を綺麗に消していく文章運びに、ネタを書くのが中々手馴れた作者さんだと思いました。
- 137 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/17(水) 00:06
- 14 end of the orange
紺野さんを通貨に置き換える大胆な発想力、素晴らしいです。
なら何でも良いじゃねーかと思ったそこのアナタ!!
やったもん勝ちです!!
やれるもんならやってみなさいという話です。
でも本ストーリーと関係無いと言うのが勿体無かったと思いました。
紺野さんの自意識過剰ぶりも好きです。
書き換えられる前の話も書き換えられた後の話も読みてー。
15 プロの仕事屋
危険だ……危険すぎる話だ。
ほのぼのとした話の裏に隠された、いしよしに対する痛烈なアイロニーを感じた。
吉澤さんが石川さんをばーさんと呼び、吉澤さんは死露苦魔と称されている。
ヒトラーよろしく、このサブリミナル効果によってマインドコントロールされた人々がいしよしを叩き出すのではないかと戦々恐々した。
一人でも多くの読者がこの感想を読んで、催眠されてしまった事実に気付いて頂きたい。
つーか紺野人形くれ。
- 138 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/17(水) 01:14
- 16 セブンスター
後藤さんかっけー!攫われてー!
紺野さんの科白が無いところがまた良かった。内気な感じがして。
ただそれと同時に説明臭いところも気にかかったけど。
綺麗に時間が進んでいくのも良かった。でも別に殺さなくても……と思った。ま、誰とは明記してないけどね。
紺野さんの、科白が無いという制限されているキャラが素晴らしかったからこそ、もし何か一言、最後に紺野さんに言わせていたら感動的だったかも。
と、完成した話に余計な要望ばかりを言ってみるテスト。
面白かったです。結構長かったけど、すらすら読めた。
17 有言実行
この無意味さ。素晴らしい。
この無から有を態々創り出す姿。美しい。
そして一つ一つ選択肢を消していく事によってそれぞれの必然性を高めていく筆運び。泣ける。
無理やりにも読者を納得させる詭弁がまた、感動的。
凡そ、短編作家が必要とされる物、全てを持ち合わせた話だと思った。
たぶん、こんな深読みをするのは自分だけだと思うけど。話自体は淡白だけど。
しかし、それを吉澤さんが読者となってちゃんとつっこんでくれているのだ。
なんと汚い話なんでしょうね。まるで市井さんみたいな(ry
- 139 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/17(水) 01:16
- 18 Play kidnapping
一々セリフが躍動的。キャラが活きている。
その中でも道重さんがやはりダントツでいい。これはリアルの娘。でのキャラも相乗効果を果たしている。
要するに描写がうめーってことだ。声がまんま聞こえてきた。
でも…………。
おいおいおいおいおいおいおいおいおい!!!
紺野さんはどうしたんだ?またも無視か!ちきしょぉーーー!!!
と、普通なら憤怒する所だが、最後のレス流しがそれを説明している上に癒してくれる。
やはり、言わねばならないだろう。
萌えたと。
つーかレス流しにより、これ書いた作者萌え。
19 with you
まず触れなければならないのは、タイトルとサブタイトルのセンスだ。
これにより読者が何事かと注目してしまう。
そして愛らしいキャラクターによる、愛らしい展開。全てが愛しさに満ちている。
私など、読んでいる最中に何度も「まこっちゃぁぁーーん!!」叫んでしまった。
娘以外の人間に攫われると言うのが此処に来てやっと出てきたのが新鮮でよかった。
素直に暖かくて面白かったです。幽々白書とかそんなんどーでもいーです。
20 ライムライト・ラプソディ
おもしれー。
お?おもしれー!
おいおい、おもしれーっての!
おおーどうなんの!?おもしれー!!
ってなんじゃぁあ!!!
って感じでした。
言葉遊びとあっさりした展開はとても好きでしたが、どうにもラストのフックが弱い気がしました。
- 140 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/17(水) 22:32
- ちょっとは目立つことを祈ってochiしてみますが…
27 (^▽^ )ノ∬∬;´◇`)っ
読めませんタイトル。というか、もうこれだけで内容がすべて要約されている気が。
あまりない組み合わせで無理無くタイトル使ってて面白かった。
28 有 名
世にも奇妙な物語ふう。不条理物語なので、最後の落とし方は定型過ぎてあまり怖く
なくて残念。定型にはまった不条理ものほど詰まらないものはないんじゃないかなー
と思う今日この頃。世にも奇妙な物語的なものが好きなんだけど見るといつもガッカ
リする一読者の感想なのであまり気にしないでください。
29 せいぎのみかた
コミカルなゆえに切ないのが「正調☆お引越しブギ」「ゆびきりげんまん」などの過
去の名作を彷彿とさせました。紺野さん傍観者だったけど、まぁこれもよし。
- 141 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/17(水) 22:46
- 30 交換日記
2レス目でいきなり死んじゃって、どうやって規定レスを出すんだろうと期待&
交換日記に何が書いてあったんだろうという期待の両方があっさり裏切られて、
二重に裏切られた気持ちで一杯です。最後の台詞もかなり苦しくて更にガッカリ。
31 「もしもし、高橋愛です。」
「高橋愛ちゃんですか?」
http://m-seek.net/cgi-bin/test/read.cgi/flower/1062833753/145-161
の続編と思われますが、本編より展開しない上にきちんと結末を描ききっておらず
まだレスにも余裕があるのにどうしてここで切り上げて投稿したのか残念に思いま
した。この二人が直接対決するシーンが一番面白そうな気がするのですが。
32 うさぎの着ぐるみ
これもプロローグで終わった感じ。ここから先は? って作品が今回多い気がしま
す。
- 142 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/17(水) 23:58
- 独断と偏見に満ちた感想を書くよー。ネタばれもイッパイするよー。ためになること無いよー。気分が悪くなる様だったら読まないでー。
21 『紅一点論』
さすがは紺野さんこの世に選び抜かれた女性です。絶対的な人です。
紺野さんに相応しい男などこの世には、そう簡単に存在しないのです。
しかも、ヤキソバという庶民的な味もわかる様な思慮深い人なのです。
恐るべし紺野さん。
22 天使なんかじゃない
矢沢あいキタ━(゚∀゚)━!!
このマンガ大好きです。そしてこの話も大好きでした。
なんだろー。表現が一々可愛かった。
ポンポンとかくしゃくしゃとかへへとかふふとか。ツボでした。
しかも短いのがまたステキ。んで、安倍さんの設定がまたステキ。
萌えた上にオチまで綺麗。タイトルが巧く効いてるし。
かなり巧い話だと思いました。LOVE
23 紺色夏恋
読んだ充実感に浸れた。今までのが短かったから、かなりボリュームを感じました。
タンポポを好きな方が書かれた話だと思った。
紺野さんだけでなく柴田さんや石川さんの描写が丁寧に書かれたいたからこそ、新垣さんに泣けた。
うんー。正直何か一つアクセントが欲しかったです。良くも悪くもそれぞれの日常を丁寧に見せて頂いた感じです。
と、ここまで冷静な振りをしていましたが、かなり気に成った事があります。
それは、柴田さんの双子の弟だがなんだか知らねーが、てめぇータンポポと1:4でデート行けるのに腹壊したくらいで何休んでるじゃぁボケェッ!!ってことでした。
でも、ほんわかした。
- 143 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/17(水) 23:59
- 24 見慣れない一文
MMRキターン━(´∀`)━( ´∀)━( ´)━( )━(` )━(∀` )━(σ´∀`)σゲッツ!!
紺野さんの空気の読めなさっぷりが楽しかったです。そしてミニモニの確かな友情を見た。
1レス目でここまで遊んでくれた事が嬉しかったです。
最後の強引さもそれはそれで面白かったです。
25 女のコの一番大切なもの
1個目の作品に通ずる物を感じた。
作者さんのいしやぐ大好きぶりをヒシヒシと感じました。
つーか紺野さん頑張りすぎ。ワラタ。
藤本さんを裏で操っているような伏線があったら良かったかなーなんて思いながらも短くてすらすら読めました。
全体的にあれですよね、紺野さんナルシストキャラ多いですよね。
- 144 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/18(木) 00:57
- 26 No Future
のーふゅーちゃー♪のーほーぷさぁー♪
『わけで』好きでした。
紺野さんは飯田さんで良かったの?
それとも終わりの前に飯田さんに言われたから飯田さんが来たの?
でも最後の一行を読むとどうやら待ち人は他にいるみたいだね。
なんだか凄い寂しい気持ちになりました。
でも最後の1レスに無理やり、この退屈でくだらない世界を捨てて、その先の光に満ちた世界を見出しました。
27 (^▽^ )ノ∬∬;´◇`)っ
うぉぉ……。
こんなの萌えの生殺しだ!
なんで先を見せてくれないんだ!!
この爆発しそうでしない、萌え魂をどうしてくれるんだ!!!
と、八つ当たりしたくなりました。
でも、AAにより作者萌え。
28 有 名
意図的に黒いというか暗いイメージを創りあげている文章に惚れた。
さり気無く撒かれたタネが巧い具合に育って行って、最後のスレ流しで爆発していました。
これは作中で終わるよりもレス流しを含めて読みたい作品の一つでした。
29 せいぎのみかた
む?一行目の繋がりは?
アンパンマンでふっといてラストで持ってくる辺りに妙技を見ました。
豊満な吉澤さんをそのまま持ってきて優しく使うのにも好感が持てました。
長かったけど、無駄な部分を感じませんでした。
吉澤さんの至らなさ、紺野さんの焦燥感、石川さんの厳しい現状。
その現実がが前半の暖かくて笑えるアンパンマンと対峙していて面白かったです。
でも、少し甘ちょろい自分には石川さんの現実がきつ過ぎて、胸に引っ掛って気持ち悪さがあるのも正直な感想です。
でも、夕日が綺麗だった。
30 交換日記
くぅぅ……。
今から始まりだと言う時に終わってしまっている……。
基本的に短い話大歓迎なんですけど、この話に関してはもう少し膨らませて読んでみたかったです。
あまりにスピードが速く、それぞれの関係性があまり掴めないまま話が収束してしまった感じがします。
でも、最後の一行に藤本さんが動き出す希望が見れたのは良かったです。
- 145 名前:簡素な(ry 投稿日:2003/09/18(木) 01:30
- 28 有 名
ひーん、コワイよー。アリガチなんだけどね。
最後のレス流しがやっぱりウマイなあ。あるのとないのとじゃ印象違うかも、なんて思ったり。
33 共犯者
お、中澤さんだ。タイトルと最終レスとで、真相はいったい…なんて思ってる読者ですが、それで良いのでしょうか。
面白かったです。
34 冷やし紺野、はじめました
ワッショイ、ワッショイ!……ううう、想像してしまった。
指定レスからの発想が強引かつオモロかったです。そして次のターゲットがワッショイされるのを想像してしまい、再び……ううう。
35 1年経って私が邪魔ならば
詰め込んでますなあ。1レスにするイミがあったのかなかったのかはよくわからないけど。
ごっちんがずうずうしくてワロタ。
- 146 名前:簡素な(ry 投稿日:2003/09/18(木) 10:38
- 36 病
ええと、レス5からはそれまでとはまったく関係ないどこかの「紺野君」にまつわる話が始まったんだと解釈してるんだけど、
それで良いのかな。ってコトは最終レスは?うーむ、って読み込み不足?
タイトルの「病」についてはヒトコトだけ。ヒトを殺すのは病だよねえ、たぶん。
同性愛者じゃなくても同性を好きになってつき合ったりする恋人がいるうえに、特に色眼鏡で見られたコトもない感想書きにとっては
まあ愉快でも不愉快でもなく、といった内容。
芸能界とかSFファンタジーとはまた違った(同じ?)イミで自分とは縁のない世界の話だからかもしれないけど。
でも文章力と、これを投稿した勇気はアレですね、相当な作者さんなんじゃないでしょうか。
- 147 名前:初感想(厨) 投稿日:2003/09/18(木) 20:13
- 厨っぽい感想だと思います。
気に入らないかもしれませんが怒らないで下さい。
1 一言入魂
まぁあるだろうなぁと予感していた紺野さん放置作品ですね。
かおなち萌え。
2 YUME DE SKY
あぁ、ホノボノこんごまですね。
萌えのような切ないような情景が結構浮かんでくる作品で良かったと思います。
3 出窓から
紺野さんの書いてる話の登場人物の名前が「マコト」なら
お姉さんも「中澤さん」ではなくて「ユウコ」とかの方が良かったかもしれません。
…ってどうでもいいですね。
4 そんなにさ、しゃべんなくたって、伝わることもあんだろ?
作者さんは面倒臭がり屋さんですね。
5 花火
萌え!!
後藤さんはかっこいいですね。2のこんごまよりも萌え度は高いと思います。
6 Regret
かっけー吉澤さんですねー。
でも攫いにいくというより助けにいくだよなぁ…。
7 もう一度、夢
せつねー!
なんかこう、小説だけじゃなくて現実にも起こりそうな話だなぁ。
話の雰囲気はすごい好きです。
8 凸凹な責任者達
リーダーとサブリーダーの結束はわかったんだけど
指定レスとの繋がりが良くわかんなかったなぁ。
この話だと「攫う」じゃなくてもいいよなぁ。
9 この思い、届いて!
うわ、れなこん!なんか想像しちゃったら萌え。
是非この後を書いて欲しいですね。
これ好きです。
10 bravery
すげー紺野さんかっけー。おがこんいいなぁ〜。
でもよりによって猫の死骸踏まなくても…小川さん…。
- 148 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/18(木) 23:50
- 33 共犯者
面白かったー。読めば読むほど新しい発見がある。タイトルが何を指すのか知りたい。
・1対1で拉致した
・犯人は現在の1−4期+中澤(8人)(共犯)
・被害者は5−6期(8人)
・中澤は紺野を殺せずに拉致(紺野と中澤が犯人に対して共犯)
・ラジオでの紺野に共犯容疑か
共犯がどこにかかるのかすごく興味を引かれた。肝心な動機とか犯罪の概要とか
何も書いてないけど、それがひどく想像力を刺激して面白かった。未完成の完成
を見た気がする。
34 冷やし紺野、はじめました
うーん。着想は面白いけれども、オチはどうもイマイチに感じたのです。。。
多分自分のガッカリの度合いは作中の紺野と同じぐらいだと思います。でも、
こんなメニュー怖くて一人で出掛けて頼もうとは思わないですこのご時世……
35 1年経って私が邪魔ならば
邪魔です。
- 149 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/19(金) 00:03
- 36 病
冒頭の台詞はさておき娘。とは関係なくネクロフィリアで同性愛の男性の話。
主題のズラし方はイマイチ。屍姦と同性愛のつながりが見えませんでしたが。
男性の屍だったのかな。ていうか具体的に何の話だったのかな。直接好きな
彼氏とはデキないから、いっそ殺して思いを遂げようという話? 語り手は
そもそも誰? モーニング娘。の誰かが裏の世界でなんかしてんの???
沢山説明してくれてるんだけど、なんかどうも肝心なことがさっぱり…
37 地上の夜
リアル娘。inハワイ。王道。最後も爽やか。ていうかおまえら爽やか過ぎです。
すげーよかった。ラストもよかったー。
38 日 常 に 生 き る 少 女 × 2
シンプル。すげー藤本が言いそうな言葉使いしてると思った。すげー。
39 森においで。
ちぇーなんだよ男×娘。ものかよーと思ったら最後の返し方にひっかかりました。
あーなるほどーそうくるのかー。ただ紺野のおいたちはそこまで作り込まなくても
もうちょっとどうとでもとれるほうがいいなと思いました。
- 150 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/19(金) 00:39
- 独断と偏見に満ちた感想を書くよー。ネタばれもイッパイするよー。ためになること無いよー。気分が悪くなる様だったら読まないでー。
31 「もしもし、高橋愛です。」
高橋さんがイカレテる様は絵になるなー。
川’ー’川聖誕祭を知らない人のために説明はされています。
高橋さんは紺野さんと同期ですけど、今思えば一個年上ですもんね。
最後の1レス前にやよー、やよー言っといて紺野と呼び方が変わるところにはゾクッとしました。
あの留守電を聴いた紺野さんがどういう行動を取るのか見てみたいです。
32 うさぎの着ぐるみ
な、なんだこれぇぇえーー!!めちゃくちゃこえぇーよ!!
だってあれだよ、ウサギの着ぐるみが突然出てきて喋りかけるんだよ!
それだけでキチガイじみてるつーのに攫うとか言い出すんだよ!
しかも理由なし!勝手に紺野さんの願い事決めて、実行に移しちゃうんだよ!!
こえぇー!この説明無しに、理由無しに、全てが進んでいくのが良い具合に恐さを増している。
でも、実は着ぐるみの中身は飯田さんで、飯田さんなりの勘違いした優しさで紺野さんを癒してあげようとしてるんだと思う。
- 151 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/19(金) 00:40
- 33 共犯者
よーし……本格的に妄想全開の感想を書いてやる。
まず3レス目に注目しよう、中澤さんは普段からちょっと変わっていた事を言っているようだ。
しかし、リアルの中澤さんは飯田さんとは違ってそれほど訳のわからないことは言わない。
これからもわかるように、既にこの時点で中澤さんは情緒不安定になっている。中澤さんは何等かの悩みを抱えていたに違いない。
そしてマイクロバスの中の人間の誰かが不穏な雰囲気を漂わせていた。しかしそれは特定できるような物ではなかった。なぜできないのか?明らかにおかしな雰囲気を出している人が居るならば、中澤さんがおかしいと気付いたようにわかるはずだ。ではマイクロバスの中のほとんどの人がその不穏な空気を出していたらどうだろう?
5レス目では飯田さんが普段とは違う行動を取る、明日は朝早いから〜という言葉を言わなかった。ここから妄想するに飯田さんは朝が来ない事を知っていた事になる。
6、7レス目では小川さんは不安から紺野さんに電話する。しかし、小川さんからの声が聞こえなくなり、中澤さんから電話が入る。
中澤さんは焦っていて、紺野さんを直ぐに連れ出した。
11レス目ではパトカーを見て青ざめる。勿論普通の人間はパトカーを見たくらいでは青ざめないので何か胸に抱えた物があると見える。
それに耐え切れなくなり紺野さんに泣きつく。そしてカーラジオから流れてきた7人の娘。の焼死体のニュース。
そして最後のセリフ。
救われない話ですね。なぜこのような行動に出たかはわかりませんが5期と6期が殺されているのは事実です。
そしてそれは恐らく、飯田さんの言動やマイクロバスの状態からもわかるように5期より上の先輩方の手により行われたようです。
しかし、共犯者たる中澤さんは良心の呵責に絶えられなくなり、紺野さんを救い出す。皮肉にもそれは共犯者、紺野あさ美誕生でもあるわけだが。
だけど、やっぱりわからないのは、なぜ中澤さんが救ったのは紺野さんだったのだろう?まー1レス目の指定が紺野さんだからという理由が1番大きそうだけど。
タイトル含めて面白かったー!色々妄想できて楽しかった。作者さんの答えを聞きたいような聞きたくないような感じです。
- 152 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/19(金) 00:41
- 34 冷やし紺野、はじめました
スタートから出色の出来。この設定は誰もが浮ぶ物ではない。
うーむ文体がツボだー。カタカナの使い方が巧い。小技が厭らしく僕の胸を打ってくる。
そしてぶっ飛んだキャラクター達。変態じみた展開で話が進んでいく。
なんで胴上げなの?とか色々つっこむヤローはナンセンス。少林サッカーを見て緻密な批評を書くようなもんだ。
この話の織り成すハチャメチャなグルーブに、ただただ身を任せればいいのだ。
サイコーに面白かった。この作者さんの他の作品が読みたくなりました。
35 1年経って私が邪魔ならば
ごっちんくぁいい。
- 153 名前:どうでもいい妄想感想 投稿日:2003/09/19(金) 21:59
- マルチの感想書きます。きっと途中で力尽きます。
はちゃめちゃな感想になってると思うのでスルーしてOKです。
01 一言入魂
かおなちですね。かおなちも良いですね。
初っ端から紺野スルーな作品が出てきたのには吃驚です。
共通レスの使い方にちょっと無理があった気もしますが、
それ以上に気になったのは、紺野を攫いに来た人についてでした。
「夜が来たら紺野を攫わせるから」という飯田の発言から、
話がしたいがために安部を攫いにいく飯田とは別に、
紺野を攫いに来るメンバーが用意されていると思われます。
つまりこれは飯田と紺野の入れ替えを行うわけですから、
その人物は多分飯田と同室のメンバーということになりますね。
安部の「あたしと紺野の部屋」という発言からわかることは、
まずみんな2人1部屋であること。部屋割りに年齢などは関係ないこと。
次に飯田の発言「攫わせるから」の言葉から推測すると、
紺野攫い要員は彼女より結構年下で、ある程度命令が出来る相手、
予想としては辻加護5期か6期辺りになるでしょうか。
そして飯田が安部を攫う動機として挙げられた「分割」の話。
いくらオリメン同士だからと言っても特別にも限度があります。
飯田はおとめ組。もし彼女と同じ部屋のメンバーがさくらだとしたら、
娘リーダーである彼女が分割してしまうからといって同じさくらの安部の元へ、
後輩を置いて行ってしまうとはあまり考えにくいと思うのです。
だからきっと飯田の同室メンはおとめ組。加護高橋新垣亀井は違いますね。
後は辻と小川と田中と道重。紺野と関係の薄い6期はどうかと思いますし、
残る辻さんよりも、同期の小川の方が適役なのではないかと勝手に予想。
つまりこれはかおなちですが、裏ではおがこんが繰り広げられているんです。
そう思うとなんだか無性にハァハァしてきました。おがこんハァハァ。
いや、かおなちも良いですよね、作者さんごめんなさい。
- 154 名前:どうでもいい妄想感想 投稿日:2003/09/19(金) 22:39
- >>153
誤字:安部→安倍
うちのバカなパソコンがご迷惑をおかけいたしました。
38 日 常 に 生 き る 少 女 × 2
1レスにつきたったの1行という面白い投稿の仕方にまず目を惹かれました。
説明文を一切省いた、ある2人の少女たちの会話だけで成り立っている小説。
本当に面白いですね。会話オンリーなのに、やけにリアルさを感じます。
特に藤本。本当にこんなこと言ってそうな気がします。上手いですね。
終わりから最後までなんの引っかかりもなくあっさりとしていて、
とても読みやすく、そしてその分書かれていない部分を妄想してしまいます。
きっとこの日の夜吉澤は本当に藤本を(ry
そしてヤンキーパンチを繰り出す藤本(ry
見た目ヤンキーのくせしてか弱き乙女だと自称する藤本。
暇だからといって簡単に人攫いをやろうとするおバカさんな吉澤。
2人の声が頭の中で勝手に再生されてしまうぐらいのリアルさ。
自分の中でかなりハァハァ状態なのですが、2人は普段から仲良いんですかね?
だとしたらちょっとだけよしみきマンセーになってしまいそうです。
で、続きはまだですか?
- 155 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/20(土) 00:19
- 独断と偏見に満ちた感想を書くよー。ネタばれもイッパイするよー。ためになること無いよー。気分が悪くなる様だったら読まないでー。
36 病
これは言いたい事がたくさんある話しだ。ダラダラ書いていこう。
1レス目が無理やりって感じがしないでもない。でも最後との違いを楽しむのには良かった。
紺野という名前を男に使っている所から思うに、誰が誰かを考えて楽しむ話のかな?だとすると話の内容も濃いからどちらを楽しめば良いのか、美味しい所が多すぎてどれを食べたら良いか悩んでしまいました。
それとも、これくらいわかって話を読めよってことなのかな。
1レス目で娘。の名前が出てるのは吉澤さんと紺野さん。
そしてジャンルはリアル。新垣さんのことを’新垣’と呼んでいるから語り手は吉澤さんなんだろうね。
それにしても吉澤さんの役所がわかりません。
吉澤さんが同性愛者だということはわかったんですが、屍姦趣味者でもあるのかが疑問。
それとも裏の商売として阿漕に稼いでるんですかね。男の身体を見るだけで嫌なのに押入れには男性の死体が入ってるって事は吉澤さんにはその趣味はないっぽいですね。
何の後輩なのか判りませんが学生だとしたら、こんな危険な商売をしている吉澤さんに払えるほどの金を持っているのか疑問です。それとも友情セールでしょうか。
そこら辺の事は、もう少し知りたかった。
- 156 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/20(土) 00:21
- 36 病 続き
屍姦の趣味は無いんですが、外から見ればそれは病的に捉えられても、本人達からすれば言わばフェチみたいなものなんですかね。軽軽しく言ってみました。
同性愛と普通の恋愛と歪んでいると言われる性癖の関係性や違いなどを考え出したんですが、頭が痛くなったので止めました。逃げてばかりですいません。
文章は一々カッコ良かったです。その中でも僕が1番胸に来たのはこれです。
『〜自分の性器の一本や二本突っ込めないのでは洒落にもなっていない。』
アメリカ人みたいなセンスの持ち主だなーと思いました。誉めているのか微妙だけど。
それにしてもあれですね。男が可愛いですね。童貞捨てる前に不安でプロにお願いするようなもんなんですかね。
初めての時とは言え、ここまでアレかなーという感じがしないでもありませんが、特別な環境に置かれた状態でしているので本能に帰ってできるのかもしれませんね。
ちなみに僕の初めての時は(ry
- 157 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/20(土) 00:22
- 37 地上の夜
清々しかった。ホントこういうの大好き。愛してる。
「かおりんって精神年齢低いよねー」とか時事ネタを持ってくるところにも愛を感じる。
セリフの一つ一つに作者さんの愛を感じる。これを書かれた人は少女心を忘れてない人だと思った。
もうナチュラルに見たマンマを受け入れる事が出来た。読者に優しい話だと思いました。
38 日 常 に 生 き る 少 女 × 2
情景描写等が美しい書き手さんやストーリー性にとんだ話等への、そういうメタファーを見た。
要するに生の娘。に勝てる話なんぞ無いんだよ!っていう嫌がらせを感じた。性格の悪い作者さんだと思いました。
でも、これで萌えられる人がいるのかは甚だ疑問だですけど。そしてこれが本当にリアルなのかという疑問も湧くわけですけど。
娘。のイメージが何処まで共通しているのかに挑んだ意欲作だとも思った。
あと、4つ目の作品にも同様の事を思ったんだけどタイトルが長くて1レスが短いと、タイトルのほうが目立って見辛い罠。
39 森においで。
うーむ……くそぉ……。どう頑張っても主が宝物を拒否した理由がわからん。
綺麗な心を見せられたから拒否したのかなー。
とりあえず紺野さんが今いっぱいいっぱいだという事はわかりました。
何だか自分までもが暗い森の中に迷い込んだ気持ちになり、憂鬱になりました。
正直自分の読解力の無さが心底嫌になりました。
- 158 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/21(日) 01:49
- 独断と偏見に満ちた感想を書くよー。ネタばれもイッパイするよー。ためになること無いよー。気分が悪くなる様だったら読まないでー。
40 FIGHT
これは壮大なるネタと受け取ってよいのだろうか。
いや、これは紺野さんを賛美している話に違いない。
西暦2×××年。世界は天文学的美少女、紺野あさ美を廻って争いを起こしたのだ。
その争いは永遠と続くかと思われた。
しかし、それに業をにやした。紺野は言った。
「今日はちょっと殺し合いをしてもらいます」
そして戦いの幕は上がった……。
いやもう少し真面目に考えてみよう。
小川さんは一度藤本さんの額に銃口を当て、チャンスに立つ。
が、躊躇する。これから考えられるのは、人を殺すのに慣れていないのか、藤本さんとの間に何等かの繋がりがあったかのどちらかだと思う。
しかし、小川さんは戦い方を見るに戦闘を熟知しているように見えるので人を殺すのには慣れているはずだ。
やはり藤本さんと関わりがあったのだろう。
次に注目したいのはここだ。
小川さんのザックに入っていた無線機を使い藤本さんは紺野さんと通信した。
と言う事はだ、紺野さんは小川さんと何等かの関わりがあるはずだ。
そして藤本さんは言う。
「……紺野?」
少しの沈黙からの質問。
これは紺野さん以外の人とも連絡を取れる可能性が合った事を表しているのではないか?
しかし、藤本さんは紺野?と聞いている。
つまりこれは、小川さんの無線機から繋がるのは紺野さんだが、紺野さんにも身の安全が約束されていない事を言っているのだ。
紺野さんは小川さんからの無線機から聴こえてきた藤本さんの声に悟る。
「藤本さんですか。ゲームが終わったんですね?」
紺野さんは気付いていたはずだ。既に小川さんが亡くなっているのを。
それでも訊かずに入られなかった。それが友情であり愛ってもんだ。
そして念を押されるかの様に言われる答え。
「終わったよ。アタシの勝ち」
そして紺野さんは言う。
「そうですか……」
沈黙。
しかし藤本さんは間を与えずに言う。
「じゃあ夜が来たら紺野を攫いに行くよ」
- 159 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/21(日) 01:51
- 40 FIGHT 続き
これらから推測するに、この話は天才つんく♂が創り出したプロジェクト。
『モーニング娘。タッグチームバトルロワイヤルin円形の島』ではないだろうか。
この戦いは、小川紺野チームVS藤本と誰かなのだ。
冒頭の方には『二人につけられた発信機の電波を拾い〜』とある。
これはタイマン勝負を示している。
小川VS藤本がこの会場で行われ、別の会場では紺野VS誰かの戦いが繰り広げられていたのではないだろうか。
そして僕が思うに藤本さんチームはシードだったに違いない。
『――この感触が、人の命の感触なのか。この重さが、人の命の重さなのか。』の一文からまだ戦いに慣れていないことが判る。
一方、小川さんはそんな藤本さんを冷静に追い詰めていく。小川さんチームは既に戦闘の経験があるに違いない。
しかし、藤本さんは小川さんを殺した事によりハンターとしての才能が目覚めたのだ。
一呼吸置いて、美貴は唇の片方を吊り上げながら言った。
「じゃあ夜が来たら紺野を攫いに行くよ」
カックイー。
支離滅裂な妄想を書きすぎたのでここらで止めます。
- 160 名前:簡素な(ry 投稿日:2003/09/21(日) 23:22
- 41 そして、くりかえす
設定も展開もアリガチですが、最初と最後のレスを指定レスに出来るのはこの話だからこそでしょう。
作者さんはそれを狙ったんだと思うしそういうのが好きな読者としては、良かったです。
43 夜が来たらレッツラゴー
小川の、高橋の力こぶについての考察が新垣と小川が同時に気の抜けたリアクションをする前なのが惜しい。
それによって何だか文章のリズム感がしょっぱなから乱れてる気がします。
全体的にそんな感じで、描写や改行、言葉の選び方にあとひと手間をかけてくれたらなあ、と思いました。
話としては大好き!
- 161 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/22(月) 00:24
- 40 FIGHT
小川vs藤本のバトロワ。ややこしいところは全部省いて見せ場だけにしたのはかっけー。
レーダーが全然役立ってなかったり、小川の行動が超人的だったり、始めが強い人が負
けるというジャンプの法則とおりあっさり予想通りの結末になったり、気になるところ
は沢山あるけど、小川を選出してくれたことが嬉しいです。最後の台詞の意味がどちら
にも取れて、ものすごく気になりました。
41 そして繰り返す
最後の1ループの話なんですね。「霧ではじまる日」という某雑誌で大賞を取ったこと
もある古いマンガ短編を作者が知ってるかどうか激しく気になりました。最後の狂気?
に走る感覚がいまひとつ理解しにくかったです。
- 162 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/22(月) 00:31
- 42 計画を立てましょう
3人の力関係が、イメージのまんまでほのぼの。最後のオチもほのぼの。好き。
キャラクタが良かった。6期を知らない人にこんな感じとしって読ませたくなる
作品だと思いましたが、作者にとって迷惑かどうかはあまり考慮しません。
43 夜が来たらレッツラゴー
2年前に投稿されていれば。惜しい。
44 非日常
タイトルは地味だけど、コンパクトに綺麗にまとまっててすげー。面白かった。
怖い。
- 163 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/22(月) 00:55
- 独断と偏見に満ちた感想を書くよー。ネタばれもイッパイするよー。ためになること無いよー。気分が悪くなる様だったら読まないでー。
41 そして、くりかえす
ゆらゆらと続いていく日常に対する強い怒りを感じた。
自分で自分を殺してしまう。そして自分に自分を殺される。自分なんか死んじまえ。退屈な未来も今もいらない。
湧き上がるフラストレーション、無常観、焦燥感、違和感、それらを叩き込んだ話だと思った。
センチメンタルに浸る若者に対する強いアンチ。NHKでくだらねーことをグチャグチャ喋っている奴らに見せたくなった。
この話で私的に1番心に引っ掛っているのが答えの出ていない部分だ。
藤本はなぜこの輪に入ってしまったのか?
そしてなぜ脱出することができたのか?未来の藤本と出会えたのか?
この部分に置いては我々読者が考えざるおえないのだ。
見て見ぬ振りはさせないぞ、と言う読者への強い訴えが見えた。
これぞロックだ。イェイ!
42 計画を立てましょう
ワラタ。可愛かった。
僕も前々から切り返しの速さ、そして適切な言葉選びから道重さんは頭の良い子だと思っていました。
正直、矢口さんよりも出来る子だと思う。
中学生くらいの時ってこういう話するよね。あの先輩マジむかつくよ、ボコろうぜみたいの。
でも結局は行動には移さないんだよね。口で言い合って発散するの。そういう青春フレーバーを感じた。
口数の少ない亀井さんがラストに切りつけてくる構成も素晴らしい。
- 164 名前:さらいびとはね 投稿日:2003/09/22(月) 14:35
- 29.せいぎのみかた
某所で書いてあったような1レス目だったらすごくよかったのにね。
余韻を残してくれるいい話でした。好き。
30.交換日記
昼過ぎのクイズ番組ってことは日曜日?
指定文の使い方に無理があったかなぁ。
その先が見たい。
31.「もしもし、高橋愛です。」
別の話の続きだったのか。それ知る前は楽しかった。
とりあえずタカハシさんかっこよかったです。
32.うさぎの着ぐるみ
狂ってる。
うさぎの着ぐるみのビジュアルしだいで話の怖さが変わりそう。
33.共犯者
裕ちゃんはまこっちゃんや高橋さん殺せなさそうだったから
紺野さん担当だったけど結局殺せなかったのかな?
それとも最初から紺野さんを助ける気で?はめる気で?
謎が深い話でした。
34.冷やし紺野、はじめました
やべー、おもしろかった。
裕ちゃんあたりから代々続いているんだろうなと思うと
わくわくします。好き。
35.1年経って私が邪魔ならば
タイトルがマッチしてます。
想像するとほのぼのしていいですね。
後藤本人が最近ヅラの話してますし。好き。
36.病
裏の世界の黒吉かっけー。
最後のセリフはテレビでの表吉のセリフを
皮肉ったんだと解釈。
読みかえすとおもしろくなりました。
37.地上の夜
私も飯田さんと一緒で
だめだよおとめ組で集まるんだからー
みたいに思いました。ゴメソ。
38.日 常 に 生 き る 少 女 × 2
× 2はかけるに?
ミキティほんとこんな風につっこんでそうだし、
ヨッスィーはほんとこんな風にボケてそう。好き。
39.森においで。
幼児誘拐未遂ものと捕らえました。
無事で良かったね紺野さん。
- 165 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/22(月) 22:50
- 独断と偏見に満ちた感想を書くよー。ネタばれもイッパイするよー。ためになること無いよー。気分が悪くなる様だったら読まないでー。
43 夜が来たらレッツラゴー
高橋さん、本当にこんぐらいみんなとはじけていたらいいなー。
44 非日常
これこれ!こんなあやみき大好き!
やっぱり松浦さんは思い込んだら一直線じゃないとね!
’たん’じゃないとね!藤本さんは受けじゃないとね!
だからタイトルは自分的には『日常』の方が好きでした。
45 絆
タイトルが(・∀・)イイ!!
序盤は絆を確かめ合う熱い話かと思わせておいて、逆手に取ってるのが巧いと思いました。
先を考えても面白いですね。
誰が心配してくれるのか。つーかこの3人以外に心配してくれる人はいな(ry
攫われてボコボコにされて帰って来るってのもよくよく考えると面白い。
でも、ジサクジエーン(・A・)イクナイ!!
46 泥棒ごっこ
道重さんに萌え滾った。
この子なら本当にこんなこと出来そうな雰囲気があります。キャストが秀逸だと思いました。
色々な出演者達の浮んでくる絵がコミカルで可愛かったです。巧い書き手さんだと思いました。
で、終わってくれていたら非常に嬉しかったんだけど、14レス目が……。
わかんねぇ……わかんねぇーよ……きんぱっつぁん……。
これネタじゃないよね。意味不明の理論を書いてる訳じゃないよね。
あの未来から紺野さんを盗んできちゃったってこと?紺野さんはまたあの時間帯からやり直すの?それとも過去の時間軸にあわせて綺麗にセットされるの?
ちきしょぉー!!夕日が眩しいぜっ!!
あと一言、言っとくと、
紺野さんにも歌のレッスンさせてあげろぉぉーー!!!
- 166 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/23(火) 00:49
- 先に言っておきます。俺は紺野ヲタじゃないので辛く当たるかもしれません。ご了承を。
では、タイトルに惹かれたものから。
08 凸凹な責任者達
出だしを読むなり初代タンポポの飯田・矢口VS現タンポポの紺野か、なんて的外れな事を考えて含み笑いしてしまった俺を許して下さい。
そしてこの作者さんは紺野なんかにさほど思い入れのない初期メンヲタなんだろうなあなんて親近感沸いてきちゃってる俺を(ry。
というか、そこでお仕舞いですか…。何かを投げ掛けられているような気がして実は全く何も俺の手元には残っていない、そんな気さえしました。
申し訳ないけれど作者さんが何を言いたかったのかがさっぱり分かりませんでした。
整った文章を書くなあとは思いましたがインパクトは皆無に等しかったです。何か残念です。
11 ありふれた話
えーっ亀井は新垣の事ガキさんて呼ぶのかよ。イメージダウンだ。
紺野の事を良く知りもしない俺が言うのも何ですが、亀井とのやり取り。紺野、心の中でありあえないくらい突っ込んでましたがそんな機敏でしたっけ?彼女の思考回路は。
俺が安倍・紺野両人に切なめのイメージを抱いているせいか、むちゃくちゃ妄想が広がる話でした。
紺野を福田の代替品に仕立て上げようとする安倍。安倍に対し特別な感情など抱いていないはずが何故か安倍に逆らう事が出来ず意のままにされる紺野。
そのうちに紺野の個性は丸っきり消えてしまい本当にただの福田二号となり果ててしまった紺野、そのせいで目の前にいるのが紺野ではなく福田そのものと思い込んでいく安倍。
混乱の中、安倍はもう二度と彼女と離れ離れにならぬように福田二号、もとい、紺野を殺(ry。
悪戯が過ぎました、作者さんごめんなさい。
- 167 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/23(火) 00:50
- 13 あなたに
こういう読者に語り掛ける系は引き込まれるか凄いうぜぇって思うかの二択だと思うんですが、これは後前者ですかね。
勢いとテンポとちょっとの文章力が備えられていれば後者にはならないはずですし。
ていうか、やっぱり紺野の中の人はツッコミマシーンなんですか?まじっすかそうっすか何かショックです。
内容と長さが丁度いい感じですね。
これ以上変に説明入れられても端折られてもうざいのでいいさじ加減ですね。て、俺何様なんだろう…。
口悪くて伝わらないと思いますが、これは結構好きです。
20 ライムライト・ラプソディ
うわあ凄いあっさり紺野消えてるよ。
2レス目で消すなんてよっぽど紺野に恨みがあるんでしょうね。言いがかりですかそうですか。
つーか畳みかけますねえ、5レス目で笑っちゃったのが何か悔しい。
何て理不尽な話だろう。
わっけわかんねえって思ってる間に終わってしまった。
- 168 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/23(火) 01:24
- 26 No Future
まあ正直、誰も地球が滅びる瞬間に立ち会った事などないわけでこの話にリアリティを感じるには元々無理があるのは作者さんとて百も承知でしょうね。
こんな短い話に二度「わけで」が出てくると北の国からを思い出させられますねえ。見た事はないですが。
で、指定レスはどこに繋がってるのかな?作者さん。
いかんなあいかんよ。そんな投げやりにとりあえず1レス目にこれ書いとけばいいんでしょ?はいはい分かりましたよ、みたいなのは好きじゃないです。
誠意が見たかった。紺野に対して失礼だぞ。
て事でもう何も述べる必要はないですね。
28 有 名
昔の俺のような改行に悪寒を覚えてしまったがそれはそれとして。
寒いっす、背中が。
別に人死んでるわけでもないのに凄い恐かったです。
ど、どっちが俺等の知ってるちょっとうかつな生き物・紺野あさ美なんですか?
て事でもう一度読み直し。
うーん、最初からご出演の方が本物だよね?
て事はトイレ行ってる間に入れ替わったのか?
けどそれだとつじつまが合わないよな。
3レス目から推測するに偽紺野は紺野じゃなくても誰でもいいから入れ替われるメンバーを探してたんだろう。
分からないのは4レス目。
何故突然紺野は立ち上がったのか。
トイレ行くためじゃないだろうし。
6レス目から偽と入れ替わってるのだろうけど…。
…何か真剣に考えるの疲れてきたんで挫折。
雰囲気を読むだけにします。
あれだよね、これは及第点貰える作品だよね、それがいいのか悪いのかは知らないけど。
- 169 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/23(火) 01:54
- 39 森においで。
この紺野の一人称は「わたし」。
それまで読んだのが「あたし」だったからこの話の紺野の精神年齢というか設定というか、それが大人めいて見えるから不思議。
つーか紺野が中島みゆきに思えてきました。時代とかファイトとか歌ってる…。
8レス目の彼の第一声を読んで、ちょっとびっくり。
「お嬢ちゃん」なんて言葉など知りもしないような若い少年をイメージしていたから。
えーと、俺の知ってる森にはそうそう座れるような切り株なぞないと思うのだがそれは言わなくていい事か。
17レス目の彼のセリフで1999年の夏休みという映画を思い出した。
ずっと子供のままでいようよ、そして何度でも生まれ変わろうよ、て感じの。
腑に落ちないのはやはりここか。
宝物の拒絶。
これまで攫ってきた者にはなかった行動だったからだろうか。
思いがけず人のピュアな感情に触れ、自分の不純な目的が後ろめたく感じた?わけないか。
28と似てる恐さを持ってる印象だけど、こっちより断然向こうの方がうわてだったね。
紺野の家庭事情とかちょっと詰め込みすぎたね。綺麗に拾えてたかって言ったらそれは肯定出来ない気がします。
最後の一行は個人的には余分でした。
そんなの全部俺等の妄想と言う名のフィクションじゃんか、分かりきった事を改めて言うなと思った。
- 170 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/23(火) 02:26
- 10 bravery
つい最近猫の死骸を見た俺には途轍もなくエグイ話だ。
思い出して吐きそう…。
つーか絶対踏まないと思いますが。
5期ヲタさんなら高紺小揃い踏みってだけで萌えれる話なんだろうけどいかんせん初期ヲタにはきついよ。
パー券と聞いて馬鹿な大学生の事件を思い出させられた。
恐い先輩たちは矢口あたりっぽいけど何とか藤本であれ、いや、あれは絶対藤本だって、矢口たちがそんな事するわけないじゃん、と自分に言い聞かせる事に成功。
小紺、正直好きなCPではないですが、これはなかなかな。
ラスト手前の「じゃあ夜が来たらあさ美ちゃんを攫いに行くよ」が効いてる。
その一行で物凄く好感の持てる話になった。
22 天使なんかじゃない
…誰かこのかわいそうな紺野さんにお友達をプレゼントしてあげてください。
そんなイメージなんですかね?彼女は。
俺の中では愛くるしいおバカさんな安倍が秀才紺野に勉強を教えてるってだけでツボります。
つーかもう安倍さん天使ネタがおなかいっぱいです、もう食べられません。おあいそお願いします。
天使なんかじゃないと言うよりこの安倍のキャラ立てが個人的には矢口っぽく感じてむしろ安倍なんかじゃないって感じでした。
- 171 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/23(火) 02:45
- 34 冷やし紺野はじめました
指定レスの使い方が斬新ですね。
一瞬、ののたんはその張り紙を知ってる上でいい店知ってると言ったのかと思い笑いがこみ上げてきましたが勘違いでした。残念。
紺野が680円か。
つー事はセルフうどんの店なら一玉100円でうどんが食べれるから6杯と80円のお返しか。2日食べれる程度ね、成る程。
いや、面白かった。
全然紺野冷やされてないじゃん、てところがいいよね。
道重が10円安いのは年下だから?6期だから?それともののたんの時は690円で紺野と一緒じゃいやって事で−10円して貰って道重ん時も紺野がしげさんと一緒はいや、と駄々をこねたから−10円になったのかな?
まあどうでもいいか。
35 1年経って私が邪魔ならば
うーん、1レスものに感想書くのは難しいんだけど…。
えー私まだ娘。やりたいですよー、のセリフが禿しく石川染みてたんで石川を攫えよ、ごっちん、て感じでしょうか。
つーか入れ替わったのならヒット曲満載のごっちんソングを歌える紺野の方が得したと思うんですがどうでしょう。
- 172 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/23(火) 03:33
- 56 メタリックブルー
男に頭をぐるぐる撫でられるような僕、やだなあ。ぐるぐるだよ?ぐるぐる…。
えー…確実に誤字多いよね?
つーかオチそれでいいんですか?
無茶苦茶だなあ。やだなあこんな夢のない話。
指定スレもきちんと消化しきれてないし、作者さんはなぜこれを滑り込んでまで投稿したかったのか知りたい。
つーか10日考えてそれですか。いや、告示から言えばもっと日数あったはずですよね。
何を汲み取って褒めてあげればいいのか全く思いつきませんでした。
21 『紅一点論』
個人的ですが3レス目の「消費者」発言はいかがなものかと。娘。が消耗品みたいでちょっと…。
紺野よ、マクドの店員はいくら笑顔が上手でも面接の時にハキハキもの言わないと雇ってくれないんだよ、覚えとくように、といらぬ心配をさせられました。
…もしかして内容つじつま合うふりして実は全然合わないのか…?
確かに紺野は攫われたけど3レス目の薀蓄、何に繋がってるのか不明。
仮にそれがタイトルの意を表しているとして。
…じゃあもう4レス目から下いらないじゃん。
紺野が攫われた事とは繋がってないよね?攫った男とも繋がってるとは思えない。
分かった事といえば相変わらず紺野は食いしん坊キャラという事くらいです。
- 173 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/23(火) 03:33
- 31 「もしもし、高橋愛です。」
メルヘンな内容を期待して読み出すとがつんと頭をはじかれました。
とんでもない話ですねえ。
けどきちんと指定レスの「じゃあ」が繋がってるのは珍しい優等生ぶり。
作者さんは紺野並みに国語が得意な方に違いない。
読み返してると恐くなってきたのでやめときます。
この短さにきっちり収めているのは好感持てました。
36 病
だから2レス目、余計ですって。
そんなのいちいちいらないと思うんだけどなあ。
つーか押入れに何匿ってるんですか?補充て。
ドラえもんの四次元ポケットかと思えてきましたよ。
で、えーっこの先輩って娘。のメンバーなんだ。
てっきり保田あたりだと思ってたのに。予想外。
まあそれはさほど重要じゃないっぽいので置いといて。
最初の「紺野〜」は娘。の紺野の事で、最後のは男・紺野の事ですよね。
巧みですね。
俺は出だしに使うだけでもどうしようか考えあぐねていたっていうのに。
それだけでも評価するに値すると思います。
確かに不快な内容でしたが魅力ある作品でしたし。
- 174 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/23(火) 04:27
- 04 そんなにさ、しゃべんなくたって、伝わることもあんだろ?
何が凄いってタイトルの方が長い事ですね。
作者さんが考えたのが12文字。指定レスが17文字。
そんでもってタイトルが27文字。
やる気ないところが凄い。
俺にはそれを投稿する勇気がないですし。
- 175 名前:簡素な(ry 投稿日:2003/09/23(火) 08:33
- 47 Imimaros
この「さらい」違いを思いついた作者さんは結構いたんではなかろうか?と思うんですが、どうでしょう。自分も含めて。
実行に移したこの作品、前半部分ではまさかそこに結びつくなんてまったく思わなかったよ。
ワクワクしてたらこのオチでにやにやする一方で、他の展開も読みたかったよ〜、なんて。
48 笑う紺野
この世界観を作り上げたのがお見事。
ただ後半ちょっと、ダレてきてません?惜しいような、読みやすいような。
49 やっつけ仕事
面白かったです。
あり?小川何にも仕事振られてないよね?どーすんだろ、と思ったら…。
目的よりも行為のが重要なのって、好き。
51 お祭りの夜
ここにきてめーっちゃ王道。この中に紛れるとこっちのが異世界に思えるよ(褒めてる)。
そいでまたベタないしよしあやみきおがこんやぐちゅ、ってもうなんちゅーかこう、ココロがあらわれるようでした。はい。
締めの前のお茶漬けって感じで良かったです。
スイマセン、単体で読んで感想書くにはもうちょっと時間が必要なようです。
- 176 名前:簡素な(ry 投稿日:2003/09/23(火) 08:33
- 54 鈍い月
ううう、結婚しちまってるのかーもう。ええとそれは娘。が結婚云々を嘆いてるのではなく、女同士の行く末として(ry
>「まこっちゃんはあの日、私を攫ってはくれなかったけど――確かに『紺野』を攫ったんだよ。
>だから私は、前に進むことが出来た。……気付くのに、時間が掛かっちゃったけど」
そうかと膝を叩いてしまったよ。そうか、それで良いね、はい、それで良いです。うっうっう。
55 コンセンと
前評判の電波云々ってこれかい?と一瞬思ったけど違った。ていうかこっちのがよっぽど電波だよ。
そいでもって、すっげー好き。好きです。
6レス目でもうすっかりヤラれて、心の扉をノックされまくりました。
混沌、コンセン、コトバ遊び。
すべてがツボですた。
9999「じゃあ夜が来たら紺野を攫いに行くよ」
本家本元、電波な評判はこちらでした。と思ったら何だ、マトモじゃないのさ、と拍子抜け。
ひらがなのぶぶんは、さいしょのすうもじいこうはちーともよんでませんけども。
攫ったっていうより駆け落ち、どっちでもいいよそんなん。
ごく真っ当にちょっとイイハナシ、な気がしましたが、ダメなんでしょうか。
- 177 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/23(火) 09:17
- 45 絆
レス10の守る!と言っていながら具体的な行動をしない同期の皆さんの身勝手さが
良かっただけに、最後のオチは「え、そうくるの?」と思ってしまいました。レス
10がタイトルと密接?なだけに、ちょっと勿体無いなと思いました。
46 泥棒ごっこ
未来からものを盗んでくる能力だけでも面白いのに、期間限定で消えちゃうのも面
白い。動機も納得できて面白いし、田中の描写も微妙なリアルさがあっていい。面
白かった。ある一定期間、紺野さんが二人いるような気がするのですが。。。
47 Imimaros
主題の聞き間違いネタは絶対1つは出てくると思いましたが、自然かつ無理がない
聞き間違い、丁寧な状況描写に感心しました。1アイディアを丁寧に書くのはいい
ですね。
- 178 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/23(火) 09:34
- 48 笑う紺野
最初は異常に凝った設定に困ってしまったが、読むと惹き込まれた。探偵には娘。
は割り振られてなかったのかな。最後まで読んでレス4ぐらいで紺野人形の由来に
ついて、もう少し説明があれば良かったのにと不満に思った。面白かった。
49 やっつけ仕事
至れりつくせり。小川が忘れられるだけではなく最後に……、と展開していくのに
先行の短編バトルや短編企画スレなどでの小川忘れられ系作品を一歩超えて、だか
ら、と展開したのが良かった。先行作品の模倣をせずにはいられない娘。小説にお
いて正しいあり方だと思った。あと仕事が丁寧だと思った。
50 Purple Haze
クスリを便利に使うのはいかがなものかなーと。吉澤視点から紺野視点にスライド
したときに吉澤の乱暴な台詞を外側から見て、その解析があるのかなと思ったら、
無くて残念。とくに6レス目のあたりと物語の結末が噛み合ってない感じで、ちょっ
と安易な感じがした。
- 179 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/23(火) 09:45
- 51 お祭りの夜
アンリアル学園CP告白もの。自分にはこの話を楽しむ能力がないようです。
ていうかなにごともなかったかのように全員レズってありえないし。
52. 300 minutes later,non/
……それからどうなったのかな…… 前後の部分なしでひたすらこの設定を最後
まで書き倒して説明し倒して、原因とかオチとか落ち付く先が見たかった。解け
ない謎の気持ち悪さが残った。テロリストとかはどうでもいいと思った。
53 another
紺野が別人格にとって代わるために吉澤を殺す話。入れ替わるのはいいけど、その
あと刑務所に入ったら意味がないような気がしました。
- 180 名前:みんなで感想を語ろう 投稿日:2003/09/23(火) 09:58
- 54 鈍い月
紺野、結婚早っ。
55 コンセンと
うわあ。どうしよう。全然あさってなこと書いているのに視線が文章に釘付けだ。
「ええ加減な奴じゃけん!」を読んだ時以来の感動です。作者さんありがとう!
それにしても、もう6人もやめていたのか――…
56メタリックブルー
なにがメタリックブルーなのかサッパリわかりませんでした。
57 Obsession
田中が他人の部屋にいくのではなく他人を部屋に呼び寄せる謎が解けました。
すげえ。作者さんえらい。
- 181 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/23(火) 10:17
- 45 絆
これと同じタイトルにしようとしてた話がある身としては興味深い。
指定レスと次のレスとの繋がりは…壮大な倒置法だと思えばぎりぎりオーケイでしょうか。
…つーかそんなオチっすか。
個人的には夢オチよりタチが悪い気もします。
それまでなかなかいい感じだった分、そのまま現実で終わらせても良かったのでは?と思いました。
44 非日常
切り替えしは決して悪くないはずなのですが、もう後半ですしそれまでにとんでもない切り替えしがあったので、読み手としても欲が出てきてしまって何かあー…て思ってしまいました。
作者さんが悪いわけでも作品が悪いわけでもないのですが前半に出されていたらそこそこ印象強く残っていたかもしれません。
ここまでくると紺野以外が攫われる、というのは少し平凡な気さえしてくるから不思議ですね。
最後前の松浦のセリフにもあと一押し気味悪さというかぞくっとくるものが欲しかったように思います。
41 そして、くりかえす
あーあったねえ某堂本君主演ドラマで似たようなのが。
と言うかあんまり好きじゃないかな、こういう指定レスの使い方は。
まあこういう気だるそうに人生諦めてまーすっていうのは藤本の専売特許のようなものだと思うので似合ってますが。
うーん、今一感情移入できないのは何故か。
味噌汁用のお茶碗にラーメン入れちゃいましたって事でしょうか。
決して文章力が劣るという意味ではなく扱ったテーマがあまりにも大きすぎた、そんな気がします。
- 182 名前:感想みたいな 投稿日:2003/09/23(火) 20:05
-
01 一言入魂
「攫う」という言葉を裏返した発想の転換が秀逸。アイディア一発のショート
ショートのようでいて作者の熱いCPへのこだわりが感じられるのもよかった。
紺野は誰が攫うのか、とかいろいろツッコミというか妄想の余地もあるけど、
そんなの関係ないといった感じで、タイトル通り魂が入ってると思いました。
02 YUME DE SKY
片想いの紺野。淡々とした夢見がちな語り口がなんか怖い。じわじわと気付かない
うちにフラストレーションが蓄積されているような。多分なんも考えてない後藤が
へらへらと現れたらヒドイめにあわされそうな、そんな愉快な妄想をかき立てられた。
03 出窓から
作者が自分の作り上げた創作によって逆襲されるという、一種のメタ。作者は自分の
創作に対しては、思うがママの神の対応をとれると錯覚しがちだが、実は作品に
もっとも囚われて左右されているのは作者自身でもある。そんな皮肉が込められて
るような気がして楽しかった。
04 そんなにさ、しゃべんなくたって、伝わることもあんだろ?
内容からタイトルを解釈すると、言葉を越えたコミュニケーションの素晴らしさを
言ってるわけではなく単にくだくだと喋るのがめんどくさいってことでOK?
05 花火
直球でロマンチックなお話。紺野にとっての憧れの先輩が後藤って言うのはいつ頃
から定着(?)したのでしょう。ちょっとしたことに「攫う」なんて大袈裟な
言葉を使って演出する後藤がクールでカッコよかったです。
- 183 名前:感想みたいな 投稿日:2003/09/23(火) 20:08
-
06 Regret
無駄な説明や叙述を一切廃して、シェイプアップされた文体が内容のハードさに
合っていてカッコよかった。人選も秀逸で、微妙なポジションにいる語り手に
新垣を配するというのがうまい。ラストの畳みかけるようなスピード感、
カウントダウンとモノローグの交錯も効果的な演出として生きている。
タイトルにもう一インパクト欲しかったところだけど。
07 もう一度、夢
カッコいい後藤。ただ中盤での未来予想図がえらく身も蓋もなくリアルだった
ので、カッコいいはずのセリフが表層的で口だけのハッタリに聞こえてしまった
のが残念。攫ってどうするつもりなのかとかそっから先の展開が欲しかった
ところ。タイトルの、二人して追い掛けようとする夢とはなんだったのだろう。
08 凸凹な責任者達
デコボコなリーダーコンビの奮闘を描く。結局何を落ち込んでいたのかすら
明らかにされない紺野の放置っぷりが逆に潔くも感じられたものの、指定レスの
生かし方としてはかなり不満なパターン。二人のキャラはかなりいい感じに
ツボを押さえた描き方で楽しめただけに、ちゃんと解決して欲しかった。
09 この思い、届いて!
ストレートに指定レスを使ったヒキに、それぞれのメンバーとのテンポある
やりとり、意外な(?)犯人と短い中にしっかりと起伏があって面白かった。
タイトルのちょっとずれたセンスも好み。
10 bravery
小川の逡巡を描く内面描写がなかなか説得力があって読み応えあった。冒頭の猫の
話とか、パー券を買わされそうになったりとか生々しいエピソードがある一方で、
肝心のセリフがドラマからの借り物っていうのはどうなんだろうと思ったりも
したが、むしろ小川くらいの年齢だったらそっちの方がリアリティがあるのかも
しれない。ということであまり感情移入は出来なかったけど、話としては丁寧に
仕上げられて整っていると思いました。
- 184 名前:感想みたいな 投稿日:2003/09/23(火) 20:11
-
11 ありふれた話
タイトルから、ありふれた楽屋の日常風景でも描くのかと思ったらそうでも
なかった。紺野の目から見たメンバーの観察を描く部分と、安倍との関わり
合いを描く部分がうまく噛み合ってないように感じて、それぞれの部分は
けっこう魅力のある文章も多かったので惜しいと感じた。一人称の叙述で
描写的な語りとモノローグが交錯するのだけど、◇で区切られたモノローグが
やや分かりにくい。紺野の心情に気付かずに福田にこだわり続けている安倍に
対する思いを描いているのだろうけど、今ひとつ伝わってこなかったのが残念。
12 『GOOD POP』
藤本の語り口が良い。短いので作中での二人の関係性が今ひとつ見えて
こなかったのが物足りなかったけど、全体を通してのデスペレートな雰囲気が
かなり好みだった。
13 あなたに
導入がいかにもありそうな設定で巧い。オチまでの流れも自然でテンポが
あって、読みやすかった。好感度高し。
14 end of the orange
メタ。作中作での指定レスの生かし方が面白くて好みだったので、あっさり
流産させられてしまったのは残念無念。その後の展開もメタにはありがちで
もったいないような気がした。
15 プロの仕事屋
阪神優勝おめ。野球興味ないけど……。それはそうと、しょーもない都市伝説を
真剣に解決するプロフェッショナリズムはカッコイイ。指定レスのさりげない
ずらし方にもセンスを感じた。
- 185 名前:感想みたいな 投稿日:2003/09/23(火) 20:13
- 16 セブンスター
バイク乗りの後藤がカッコイイ。とりあえず全体的に後藤はカッコいいんだけど、
個人的にはここの後藤が一番カッコよかった。閉塞した日常を過ごしている
紺野と、それを連れ出しに来るアウトローな後藤という設定も王道ながら
よく出来ている。しかしこのオチは……必要だったのだろうか? 確かに
意外ではあったものの、普通にヤンキー先輩のいい話で終わってもよかった
ような、どうにも他の後藤系作品と差別化するためにとってつけたような
印象が残ってしまい、いまいち後味がよくなかったというか。
17 有言実行
自分自身の導き出した解釈にハマって、そこから抜け出せなくなる悲劇(喜劇?)。
まさに感想で書いたことを実作に反映できない自分が皮肉られているようで
痛し痒しなわけだが、あくまで自身の言葉に忠実に行動する市井はまさに
有言実行でなかなかカッコいい。ただまあ自分たちの預言を現実にするために
サリンをまいてしまった某教団みたいな例もあるので、言葉とはくれぐれも
慎重に付き合っていきたいところ……。となかなか教訓的な話でもあった。深い。
18 Play kidnapping
藤本田中がギャグマンガに出てくる間抜けな悪党みたいで面白かった。藤本の
口だけ番長ぶりと、いやいやながらも結局つきあってしまう田中のコンビ
ネーションが笑える。加えて道重の天然ぶり。変人たちに振り回せる田中、
という図に萌えたし、流れもうまくて楽しめた。タイトルはもうちょっと
シンプルでもよかったと思うけど。
19 with you
悪魔(?)と契約した小川のブラックな内面描写、サスペンスを予感させる
導入から引き込まれた。それだけにこのラストはどうだろう。小川にとって
重要なのは友情を再確認することなんだろうけど、それじゃ悪魔だか霧だか
にとっては割に合わないというか、なんで退散しちゃったのか謎。悪霊退散の
納得いく描写が欲しかった。
20 ライムライト・ラプソディ
訳の分からないうちにどんどん消えていくメンバー。ぶっきらぼうな語り口が
投げやり(いい意味で)な展開に合っていて巧みな演出になっている。
全体のどうでもよさげな雰囲気もかなり好み。
- 186 名前:名無し戯言 投稿日:2003/09/23(火) 21:25
-
短編は基本的に読まないのですが、好き嫌いは良くない。ということで初めて
感想を書こうかと思います。感想に短編処女臭がするのは御容赦。
01 一言入魂
かおなち。指定レスに敢えて逆らう姿勢はいいのだけれど、その後の話のインパクトが弱いのが残念。
02 YUME DE SKY
寂しい紺野。後藤の言葉を信じる、紺野。
切ないねえ。
03 出窓から
何気に怖い話。自分の書いたモノには責任を持ちなさい、という書き手への苦言だったりして。
04 そんなにさ、しゃべんなくたって、伝わることもあんだろ?
長文書きへのアンチテーゼか。
これが01の位置にあったら、かなり効果ありだったとは思うが。
05花火
後藤と紺野の、一時間限りのデート。
吹き抜ける夏の風のような、爽やかさ。
06 Regret
何も知らない吉澤と全てを知りながらもその背中を見送ることしかできない新垣。
吉澤の格好良さと新垣の苦い思いが印象的。
07 もう一度、夢
そう遠くないモーニングの未来のような気がして、気が重くなった。
08 凸凹な責任者たち
頼りない大きなリーダーと影で支える小さなサブリーダー。
話は面白いが、今回のテーマに添ったものかは疑問符が。
09 この思い、届いて!
成る程、題名は田中の心の叫びだったのか。
出て来るキャラも立っていて良い。オチも完璧です。
10 bravery
へなちょこな小川の話。最後はみんなが言ってる通り無理やりかな、と。先輩でない人間に苗字呼び捨てさせるための苦労は窺い知れるが。
- 187 名前:名無し戯言 投稿日:2003/09/23(火) 21:27
- 11 ありふれた話
本題に入るまでが少し冗長かな。短編で大事なことは、読者を物語に引きずり込むスピードもしくは仕掛け(できれば両方)だと思っているので。
12 『GOOD POP』
数回読み直しを読者に推奨したい作品。
空に溶ける二人の寓話という表向きの顔と、崖っ淵に立つ少女の心情という隠された主題の二つが楽しめる。
13 あなたに
ハロモニ劇場、またはハロモニ自体の空気を持ち込まれたような気がする。
いや、テレビで毎週楽しんでますんで。と思った。
14 end of the orange
蜜柑の終わり、つまり未完の終わりってこと?
凝った割りにはオチが普通。出だしのまま書いてれば良かったのにね。
15 プロの仕事屋
この場合のさらうは、「攫う」でなくて「浚う」ね。
阪神優勝と物語の評価はまったく別の話なわけで。
16 セブンスター
キリンさんとお星さん、どっちがいい?
この台詞回しが格好いい。
物語的にも秀逸だ。初見はわからないかもしれないが、所々に後藤がもうこの世にいないようなことを感じさせる描写がある。素晴らしい。
17 有言実行
題名といい内容といい、市井の市井による市井のための作品だなと思った。
市井の駄目さ加減を表すストーリーと吉澤との掛け合いは面白いのだが、如何せん今回のテーマとの関連性を考えると。
18 Play kidnapping
紺野放置作品。
でもそれが逆に効いてる感じ。悪い先輩藤本、パシリの田中、勘違いお嬢様の道重とキャラ設定も嵌っていたように思える。
19 with you
中高生主演の怪奇モノにありがちな内容だと思った。
個人的には、この話の流れでいくと紺野助からないor小川助からないだったら評価は違っていたかもしれないが。
20 ライムライト・ラプソディ
発想もいい。ストーリーも面白い。終盤間際のオチも決まった。なのに最後のバトロワは要らないでしょ。蛇足とは、こういうことを言います。
- 188 名前:名無し戯言 投稿日:2003/09/23(火) 21:29
- 21 『紅一点論』
紺野が素敵な変質者を落として、全裸状態で縛って放置…
紺野の技と同様、一撃必殺でした。短編としてのキレがいい。
22 天使なんかじゃない
どうもオチが弱すぎる気が。語らないことでプラスになる作品もあれば、そうでない作品もある。この作品にはもう少し語って欲しかった。
23 紺色夏恋
長い割りにはオチは普通。頑張って読んでみたががっくり来ました、的作品。物語に入り込めればそうは思わなかったのだろうけど。短編としての魅力に欠ける気がした。
24 見慣れない一文
MMRごっこってあんた。それと紺野の無理やりな解釈も面白かった。作者の努力を評価。文章の真の解釈は輪をかけて無理やりだったが、最後にああなるほどと思わせたもの勝ち。
25 女のコの一番大切なもの
妄想全開紺野さん。でも本当の話の焦点は紺野ではなくいしやぐでした。
通常概念とは違ういしやぐのやり取りが面白かった。
26 No Future
紺野の夢の中で地球を救ったのは…いいらさん!?
それだけがとても気になる作品だった。
27 (^▽^ )ノ∬∬;´◇`)っ
物語の途中で終わった感じがした。頑張ってオチを書いて欲しかった。
28 有名
日常から非日常への切り替えが上手だなと思った。紺野は「別の紺野」のいる世界に攫われたということだろう。
29 せいぎのみかた
「せいぎのみかた」吉澤の、石川に見せる紙芝居。その台詞に思わずぐっと来た。
話の見せ方にとても気を配っているように思えた。
掴み、世界観、落ち(泣かせ所)、どれを取ってもよく出来ていた。今回の作品の中で一番好き。
30 交換日記
2スレ目で紺野が死んでしまうという衝撃の展開。
幼くして死んでしまった紺野の影を引き摺る松浦と藤本が、紺野の番で終わった三人だけの交換日記を攫いに行く。日記を紺野自身に見立てたわけだ。何が書いてあったのかを書いたほうが良かったかも。
- 189 名前:名無し戯言 投稿日:2003/09/23(火) 21:31
- 31 「もしもし、高橋愛です。」
高橋の命を狙った紺野と、その報復をしようとする高橋。
ちょっと文章量が短すぎて世界観が掴めなかった。
32 うさぎの着ぐるみ
一見コミカルなうさぎの着ぐるみのもたらす恐怖。
その恐怖を表現しきれなかった気がする。
33 共犯者
7人の焼死体、というのがかなりショッキングだった。じわりじわりと、炙られるような恐怖感。そして散りばめられた、謎。読者に思考力を求める作品だと思う。
34 冷やし紺野、はじめました
馬鹿馬鹿しさの極致。
何だか吉田戦車のマンガっぽいなと思った。
個人的に凄くツボに入った作品。まあ、トロモニ好きなのもあるのだけれど。
35 1年経って私が邪魔ならば
後藤の卒業から一年という事と、おとめ組のフレーズをかけたのか。
紺野に成りすました後藤をもっと見たかった。
36 病
敷居の高い作品だと感じた。
ただ、やはり娘。が出て来るのが作品の大前提であり、文章から死体提供の女がモーニングの誰なのか(モーニングの仕事、という言葉からそう想像しただけで、実は娘。とは何の関係もない人物かもしれない)わからないのでは、読者は困惑するだろう。
最初に出した指定文と最後の指定文の意味合いが違うのは上手いな、とは思ったが。
37 地上の夜
おとめ組に紺野。
この素晴らしい取り合わせの上に成り立っている佳作。さくら組ではこういう空気は出せないだろうなと思ったのは、ヲタ故の贔屓目だろうか。
楽しい時間に永遠を求める紺野、良い。
38 日 常 に 生 き る 少 女 × 2
1レスに一言のみの、藤本と吉澤の会話。
この手法が話にかつてないスピード感を生んでいる。
二人のやり取りが凄く可笑しかった。作者のアイディアに脱帽。
39 森においで
主が紺野に与えたものが、リカちゃん人形だったところに萎えた。
せっかく寓話的に物語が進んでいるというのに、そこで急に現実味を帯びてしまう。
40 FIGHT
手に汗握る藤本と小川のバトル。
最後までどちらが勝つか分からないシーソーゲームの展開、緻密な描写。ただオチがもう一捻り欲しかった、とも思う。贅沢?
- 190 名前:名無し戯言 投稿日:2003/09/23(火) 22:09
- 41 そして、くりかえす
日常がループする、というのは奇妙な物語系の話ではよくありがち。しかし、そこでもう一人の自分が出て来るのは新しかった。欲を言えば最後まで書き切って欲しかった。今後を想像させるだけに留める手法もいいのだが、この場合は書いてしまったほうが恐怖感が倍増したような気がする。
42 計画を立てましょう
六期三人のキャラクターがそれぞれよく出ている。
特に亀井の、無害そうで実は…の部分がよい。
43 夜が来たらレッツラゴー
紺野の大怪我時の友情もの。話的にちょっと弱いかも。
44 非日常
さりげなく松浦が怖い。「さよならエゴイスト」の松浦みたいだと思った。
45 絆
題名とは裏腹な行動をする紺野。
少しその世界観には入れなかった気がした。
46 泥棒ごっこ
何故道重は凡そ不可能と思われるものまで盗って来てしまうのだろう。
不思議でならない。
47 Imimaros
ダイヤモンドナックルとか、ヅラとハゲの二人組とか、小ネタは良かったんだが。
オチが「サライ」って、有り得ないし。
脱力してしまった。
48 笑う紺野
現代ではない時代背景。
最初の専門用語の羅列で躓いた。短編は短くスパッと。若しくは冒頭でとんでもない仕掛けを用意して読者を離さない。残念ながらこの作品は自分にとってその両方でなかった。これが短編でなければ、とも思うが。
49 やっつけ仕事
小川かわいそう。
ここまで書いておいて、そんな役回りが落ちでした…ってのはどうかと。
ある意味夢オチより酷い。
50 Purple Haze
サイコパスたちの物語。
好きな人は好きなんだろうけど。私は感情移入ができませんでした。
- 191 名前:名無し戯言 投稿日:2003/09/23(火) 22:10
- 51 お祭りの夜
何だかグダグダで、どうしたわけかみんなカップリングで、おまけにオチも普通。
こういうの好きな人もいるかもしれないけれど、自分は駄目だった。すまそ。
52 300 minutes later,non/
紺野が次々に増殖し紺野だらけになるというトリッキーな設定。
その事態に立ち向かうかのような辻と、小川。
しかし本当は、三人で過ごした時を取り戻したかっただけだった。
話の馬鹿馬鹿しさと友情物語を上手にマッチングさせた作品。ハワイヤン娘。
53 another
もう一人の紺野が吉澤を殺すというリスクを冒してまで表に出たかった理由は何だろう。その辺の説明が欲しかった。ただ殺せばいいってものではない。
54 鈍い月
大人な話の仕上がりになっている。
失ってしまった時を思う、ほろ苦さ。
「紺野」を攫われたことを良き思い出に変えて語るあさ美。何だかしんみりと物語が胸に染み渡ってくる。
55 コンセンと
ほぼオールキャストの、ドタバタスペクタクルロマンもの。
小ネタは笑えるものが多かったが、いざ一つの物語として見ると…
詰め込み過ぎ。
56 メタリックブルー
ヲタ同士の会話。
内輪ネタがどうとかあるけれど、その内輪自体知らないので普通に一つの作品として読んだ。
結構辛辣な事実が描かれているのだが、それで? と思ってしまった。指定レスとの関連性も薄い。
57 obsession
傍若無人だけれど、意外に臆病な田中。
楽しい作品。
? 「じゃあ夜が来たら、紺野を攫いに行くよ」
藤本の思考部分がひらがなになっているのは、藤本っぽい感じを出すための手法か。
でもあまり印象に残らなかった。
- 192 名前:名無し戯言 投稿日:2003/09/23(火) 22:12
- 勢いに任せて全部の作品の感想を書いてみたけれど、
短編読みとして至らない部分もあるんだろうなあ…
不快になられた方はこのような感想は気にすることなく、執筆に
励んでください。
- 193 名前:さらいびとはね 投稿日:2003/09/23(火) 23:19
- 40.FIGHT
もう、殺し合いとかいいや。おなかいっぱい。疲れた。
41.そして、くりかえす
やっぱり殺しちゃいけなかったんだろうね。
これからどうすれば…自分で死ぬか、
後から追いついてきた美貴に首を絞められる?
42.計画を立てましょう
6期の幼さが前面に出ているというか。
道重田中は苦手…
43.夜が来たらレッツラゴー
小川さんはこの頃もっとはつらつとしていて欲しい。
んー、でも愛ちゃんが紺野ってのは…
指定文難しいね。
44.非日常
自分も「さよならエゴイスト」の松浦さんのイメージと
似ているなと思いました。
たん大好き亜弥ちゃん。好き。
45.絆
口では心配だとばかり言うけど結局何もしない3人。
次のターゲットは誰なんでしょうね。
46.泥棒ごっこ
こういうタイムリープ絡んだような消えちゃう話
大好きなんだけど如何せんれなさゆ…ごめん。
47.Imimaros
ついにきた。うわー、大好きだ。
タイトルの意味が知りたいです。
48.笑う紺野
最終日にして力作が来たって感じですね。
小学校の図書館の古ぼけた明智小五郎シリーズの側に
ありそうな完成された世界観も好き。
だからああいう流しで無いほうが余韻にひたれたな。
49.やっつけ仕事
うーん、なんか印象に残らなかったです。
忘れられてるのが哀さんだったら好きだったかも。
- 194 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/24(水) 00:33
- 寝不足なので昨日よりも辛く当たるかもしれませんが犬に噛まれたと思って聞き流してください。
40 FIGHT
まず銃に関する知識皆無な俺には出だしのそれが銃であると判明するのが4レス目。
バトロワ系は読んだ事ないのであえてサバイバルゲーム系と呼ばせて貰う事にしますがそれ自体そもそも好きではない方ですし、
きっとその類いの小説には必要不可欠であると思われる戦慄を感じさせられるような文が足りなかったと思います。
どんな状況なのかよく分かりませんが、きっと小川は神経を研ぎ澄まし削りながら藤本を探しているはずですよね?
ならばそれなりに手に汗握るような描写が前半部分に必要だったと思います。少なくとも俺にはそれが感じ取れませんでした。
きっと鼻歌歌いながら下校している様を書かせても同じ温度で書くのでしょうね。と予想がつきます。
この作品に感謝したい事といえば俺は絶対バトロワ系のものは読まないなと再認識させて貰えたという事です。
42 計画を立てましょう
お、道重か。
いつかのHPWでナルシスサーユシゲに対し年上のくせに全くお姉さんらしい所を見せられなかった紺野、という二人のきっと複雑なそれでいて青臭い何かしらを期待せずにはいられない出だしだな。
何か説明するの大好きです、みたいな人なのかな?作者さんって、と思った3.4レス目。
ほえ。田中はそげん訛り腐っとんのかいえ?と思ったのは俺が6期(゚听)イラネな人間だからでしょうか。知識不足ですかそうですか。
というか各レスの冒頭が田中の言動の場合が多い。
それはつまりこの話は「じゃあ〜」を言った道重ではなく一人称の亀井でもなく田中主動で進みますよ、という何かしらのメッセージなのでしょうか。
つーか初期ヲタですが道重には竹を割ったような天然であって欲しいと願う人間なので紺野を呼び捨てにする現実を受け入れられませんでした。
あ、オチは意外性があってよかったです。亀井はAAだとかわいいですね。(他意はなし)
- 195 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/24(水) 00:34
- 43 夜が来たらレッツラゴー
小川一人称ですよね。
へえ、小川ってあんないつもテンパってそうに見えて心の中ではきれいなジャパニーズが流れているのですねえHPWでもそれを活かして欲しいものです。
うあ、ごめんなさいごめんなさい。
こんなクリーンヒットな5期メン結束を見せられて「はっ」て鼻で笑っちまったような俺をどうか許してください。
俺の目にはまだ5期の絆なんて見えてないんです。そんな上玉な眼球持ってないんでどうもむず痒い気になりました。
悪いのは全部俺です。ごめんなさい。
47 Imimaros
HEY3終わりで投稿されてるって事は舞台はその番組かと思ったら違った(´・ω・`)
つーかそんな堂々と拉致計画を口にするなんてプロの攫い屋失格ですよ。
そういう計画は誰かに知られた時が引き際って言うじゃないですか。と知識人ぶってみました。
まあドッキリオチだったら申し訳ないけど作者さんを一発ぶん殴らな気がすまんとは思いましたが。違った。良かった。
…紺野よ君は一体何を鞄の中に持っているんだい?怒らないから素直に全部出しなさいと親心まで顔を出しつつ。
すげえ。すげえオチっすね。
手押し車押してるおばあちゃんが赤いハイヒール履いてるのを目の当たりにした時と同じくらいのショッキーさ。
- 196 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/24(水) 01:27
- 02 YUME DE SKY
俺にとって紺野はまさにこの話に出てくるようなキャラです。
彼女には末永く彼女の思考回路でしか弾き出せないような事を言っていて欲しいんです。
ただいつかの短編企画優勝作である「夜行」と同じCPよく似た語り口で書かれていますからそれならばあれを越えるようなものに仕上げて欲しかったです。
兎にも角にも俺の荒んだ心が洗われるような話をありがとう。
07 もう一度、夢
わざと02と連続で読む事にしたのですが、これ02の作者さんと同一なら相殺って感じです。
まあ今は関係ない事ですし言う程興味もありませんが。
冷静に読めばそんなに紺野らしさは語り口からは感じられないのに「私」と書かれてあれば自動的に紺野と思えるからある意味得な企画だなあと。
どちらかと言えば読み終えた時点で好印象なのはこっちですね。
タイトルもいいですし。
15 プロの仕事屋
…なんで俺、初っ端に切った電話を黒電話だとイメージしたんだろう。でなんでそこから探偵物語風なものを期待し出したんだろう。
えーと、紺野さんは…?あ、そうですかそうですよね、人形でしたが立派に登場されてましたよね。
攫ったを浚ったとかけていると言ってもあくまで浚ったのはあのきったない川底であって紺野自体じゃないじゃんなんて全然思ってません。
- 197 名前:感想みたいな 投稿日:2003/09/24(水) 23:14
-
21 『紅一点論』
思わせぶりなタイトルに惹かれるが、内容はもっと思わせぶりというか、狙い
すぎてちょっとよく分からない部分が多かった。あるいは天然で事態をまるで
深刻に受け止めずさらりと解決してやっぱり食いしん坊な紺野に萌えれば
いいだけの小説なのだろうか。それならそれで条件は満たしているようだけど、
期待させるアイテムが数多く放置されたまま終わってしまったためどうにも
消化不良な読後感が残ってしまった。
22 天使なんかじゃない
どっかで見たようなタイトルだけど、ロマンチックな雰囲気を予想させつつ
綺麗に裏返してみせるあたりに好感。ただ単にバッドエンドが好きなだけな
わけではもちろんなくて(多少はあるかも)、天使の笑顔を浮かべて悪魔の
ようなことを口走る安倍のキャラ(俺の中で)がよく生かされていて楽しめた。
23 紺色夏恋
男娘。(?)で恋愛もの。新垣一人称の語り口はけっこう好み。うぶな紺野の
描写もツボを押さえていると感じたけど、どうにも冗長というか、あまり
書き込まなくてもいいようなエピソードが多いわりに、最後の二人の結末が
どうなったのかは書かれていないのが、尻切れトンボだった。結末を書かず
余韻を残すタイプを狙ったとすれば演出的に弱い。ので、やっぱり続きが
知りたいと思いました。
24 見慣れない一文
指定レスを徹底的に解体しまくって無効にしてしまうのが面白かった。ここまで
付き合ってくれれば結果ナンセンスになってしまっても納得できるというか。
完全な謎解きではない強引さが残っているのも、なんか笑えた。いい意味での
頭でっかちな作品は大好き。
25 女のコの一番大切なもの
刺激的なタイトルと指定レスの絡みにハァハァ……。それはともかく、紺野の
どことなく朴訥な思考回路がちょっと面白い。しかしこのオチは……。
いしやぐマンセーなのだろうか。
- 198 名前:感想みたいな 投稿日:2003/09/24(水) 23:14
- 26 No Future
パンクの有名なスローガンですね。終末を目前にした世界を舞台設定はかなり
好み。しかしラストが全然分からない……。飯田の力で滅亡は免れたのか?
それとも、滅亡はしたけど飯田に攫われた紺野は二人で生き延びたのか?
あるいは滅亡の瞬間に見た夢だったのか? どうにも掴み所のない話で
困ってしまった。雰囲気は好きなんだけど。
27 (^▽^ )ノ∬∬;´◇`)っ
タイトルのAAが全てを現しているという親切な作品。世話焼きおばさん
みたいなキャラが石川に違和感なくハマってる。けど多分成功することは
ないんでしょうね。
28 有 名
現実喪失の悪夢。ある日突然自分が世界から裏切られるという、カフカ以来の
パターンを踏襲しつつうまく纏めている。雰囲気もいい。これは紺野に取って
代わった少女の方からの陰謀だったのだろうか。非通知の携帯が発端になる
という導入も面白かった。
29 せいぎのみかた
指定レスの放置ぶりがすこし気に掛かったけど、それ以外はかなりよく
できた短編。いしよしで石川が訳ありの不幸な境遇で、吉澤がちょっと
マヌケだけど一途な思いを持っているという王道がしっかりと描かれている。
吉澤が無理なくカッコいいです。
30 交換日記
藤本のトラウマになっている紺野の死、そのもやもやを解消するために、久々に
再会した当時の友人と秘密の日記帳を発掘しに行く……という出だしに期待が
高まる、が出だしじゃなくてそこで終わってしまった。最後の解決に至るまでの
流れが、過不足なくよく書けているだけに、うーんもったいない。というか
続きを希望したい。
- 199 名前:さらいびとはね 投稿日:2003/09/24(水) 23:39
- 50.Purple Haze
いやー、好きだ。こういうの。
人一倍繊細な吉澤。真面目な紺野。
クスリに手出してしまったんですね…
飯田さんがかわいそうだよね。
fire in the skyって感じ。好き。
51.お祭りの夜
短編で書ききれて無い分を他の飼育作品から
脳内保全して楽しんでるんだろうな、自分と思った。
この作品単品で見ると感情移入できないというか、物足りない。
文章はうまくて読んでて楽しかったです。
52.300 minutes later,non/
歌の大辞テン!に続きここでも真琴でつか…
20歳の凛々しいのんちゃんが素敵でした。
世界がみんな紺野化するっていうアイデアも良かった。
53.another
別人格の紺野さんは声色とかも違うんだよね、きっと。
独房の中でつぶやいてるイメージ。
54.鈍い月
タイトルが良いです。指定文の使い方もグッドです。
55.コンセンと
開いた瞬間読む人へのいじめかと思った。
早く終われ早く終われと思いながら読んで…
すいません読み返せません。
56.メタリックブルー
ありそうで怖いよね。
57.Obsession
テレビかなんかでの発言をもとにした話なんですよね。
指定文へのつながりが微妙なので
急に田中さんがオバケにとりつかれたかと思った。
ほんとに個人的な感想で気分を害した方ごめんなさい。
でもこんなんでも書かないよりはマシだと思い…
- 200 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/24(水) 23:43
- 05 花火
ちょっと唐突感が否めないがそんな事言ったらどれもかれもそうなわけで。
俺もそうだが何で仕事の事、「お仕事」て書いちゃうんだろうね。実際は次現場どこっすか?とか言ってそうなのにね。
けっ、この金持ちが、と思ってしまったのは俺が生粋の貧乏人だからですか?
というかいつかの短編企画で金持ちの金の無駄遣いがあったような…。
て事で好感は持てなかったです。
25 女のコの一番大切なもの
うーん、ただでさえ紺野に疎いと言うのにメロンの柴田ですか。
まずトロンズってなんですか?と教えて頂きたいものです。いえ別に知りたくもないですが建前上訊いとこうと思っただけです。
つーか何で相談相手に矢口がいないんだろう。
矢口に相談に行ったら柴っちゃんめそんな事言ったのかよ。じゃあ仕方ないから矢口が先に毒味しとくって(ry
な展開は期待しようにも出来ないじゃないですか残念無念です。
えっそんな終わり方なんですか。
ええーええー何か足りないよー絶対何か足りないと思いますって。
ええー…何かそれまでのちょっくらいい感じの文章の雰囲気も台無しな気が…。
- 201 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/24(水) 23:44
- 37 地上の夜
うが、投稿ミスするなら最初か最後にやれよって思う。何もこんな所で…。やすすが目に痛いよ。
あーそうか。矢口の役どころは藤本がほぼ補えるんだねえ。
そうか代替なんて出来ないと思い込んでいたけどそう思えば藤本の事もまっすぐ見る事が出来…るわけないじゃん。
もう少し俺に時間という名の麻薬をください。
あ、そうそう。これは悪くないですよね。
やっぱこういう綺麗系の話は一人称でちょっとだけ淡々と書くのが一番だなあと教わりました。蟻。
それに「じゃあ〜」を言った後、場面が変わってよく考えてみれば攫う事の正当な理由てあまり明確に書かれているものってなかったんじゃないかなあと思ったのでその点でも好感持てました。
ただタイトルはなしで。
09 この思い、届いて!
俺はカギカッコで括られているから絶対これは誰かの口から発せられねばならんのだと思っていたがそうだよね手紙でも無問題だよねそうかそうかそんな柔軟な脳味噌を俺に何故投与してはくれなかったんだお医者さんよ。
期せずして立て続けにハワイ舞台ものだ。ちくしょう書いた人は勝ち組なのかちくしょう。
5レス目、プチ推理モノかとちょっと緊張してみる。
つーかすげえ。安倍がチョコ持ってきただけでチョコ食いてえって思えてきた。ミラクルだね。
で、吉澤は何をどうするつもりだったんだろう。聞きたいような聞きたくないような。
紺野×田中キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!(シャーペンを自分の目に突き刺しつつ)
そのCPは全面的になしですが物語り的にはありとしましょう。
つまりタイトルは田中の思いが届け、というわけですよね?
どうせなら紺野側の思いに沿ったものにして貰いたかった気もしますがまあそれもそれとして。
- 202 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/25(木) 00:10
- 38 日 常 に 生 き る 少 女 × 2
やっぱり藤本の喋りが矢口と被る。
吉澤は分かるけど名前言われないと矢口か藤本なのか区別出来ないなあと思った。
で、この作品にはどこに芯となるものがあるのか、又、そんな若手漫才師の綺麗な落とし業決まったーみたいなのがいいのか等口にしてはいけない、つまり俺の脳内に浮かぶ全ての感想がオール野暮な事なわけでタイトルも含め特別凝ったところがないその普段着で現場に現れる二人のような緩さ、また自然体度を評価しなければならないという事ですよね。
頭の固い俺には無理な相談でした。
29 せいぎのみかた
なんと言うか、アバレンジャー鉄腕アトムミルモ、全てを何者なのか把握出来るのにオサーンという自分を大っ嫌いにならせてくれる出だしで期待膨。
物凄く勢いで押しまくられた気がしないでもないです。
オチと「じゃあ〜」が全く噛み合っていかないのが今回のマルチの見所なのでしょうか。
テレビでやっていた正義の味方は保育士主演のほのぼの+ちょっとしんみり+ちょっと恋、そんな話だったと思います。
タイトルがそれから拝借されたものかは知りませんがこれも設定こそズレはあるものの同じような味付けがされているように思えます。
というわけで俺のようにドラマの方を皆勤で見た人間にはありふれた話に思えたのは仕方ない事なのかもしれません。
- 203 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/25(木) 00:21
- 独断と偏見に満ちた感想を書くよー。ネタばれもイッパイするよー。ためになること無いよー。気分が悪くなる様だったら読まないでー。
47 Imimaros
熱いね。
ごまこんヲタには避けて通れぬ名作「ゴマキとゆかいな下僕ども」の紺野様をちょっと思い出した。
ゴマ豆腐等のさり気無いアイテムから、かなりのこんこんヲタだということが推測できる。
気付いた事が一つあった。
紺野さんのキャラは今や、クールで知的なキャラではなくて自意識過剰キャラが主流なのだな。
そして、まだこのオチが出ていなかった事にびっくりした。つーか、やる勇気にびっくりした。
48 笑う紺野
救われない話やね。金田一っぽいね。
ついにこういうのが来たか……自分が最も苦手とするタイプの話です。
小川さんが百歩どころか一万歩ゆずって、おばあさん役で登場するのは許せるとして、
その同じ時間軸に道重さんがまんまで出てくるのは自分には耐え忍ぶ事が出来ません。
こんなことホント言いたくないんだけど、じゃあ言うなって話なんだけど、
娘。小説じゃなくてもいーじゃんって言っちゃう。でも作者さんにとってはアリな話なんでしょうね。
自分の娘。象とは離れていました。
でも美貴帝には萌えた。
49 やっつけ仕事
よかったよー!ホントよかったよー!どうだいギロッポンでスーシー奢るから君、短編スレ建ててみないかい?
既に建てているなら一週間に一回は更新してみない?悪い様にはしないからさ〜どうだい?だからオジサンと一回(ry
この小川さんの扱いは懐かしかった。今や高橋さんがおカブを奪う活躍しているからな。
娘。の個々のイメージをわかりやすく表現していて面白かったです。特に安倍さんがツボ。何気に失礼な小川さんの一人称も(・∀・)イイ!!
つーかぁ結局このCPかよぃっ!でも萌えたぜいえぇい!
- 204 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/25(木) 00:22
- 50 Purple Haze
ジミヘンキタ━(゚∀゚)━!!
僕がロック史上もっとも好きなギターリストだ。
ジミヘンは、この曲はサイエンス・フィクションに鮮烈な興味を擁いてそこからインスピレーションを受けて創ったと言っていた。
まー全然話には関係無いけど。
曲中の色彩に満ちた比喩表現とこの話は巧くマッチしていると思った。
ジミヘンはこうも言っていた。『海中を歩く夢を見てそれを元にして作った』とも。
何処か夢現な感覚も似ているかもしれない。
が、しかし、
ワラタ。
スカッとした。
51 お祭りの夜
いしよしみき!いしよしみき!ワッショッイ!!
これに後藤さんが絡んでたら鼻血出てました。
No.1――ナンバー☆ワンを思い出しただ。
これでもかというくらいのCPの嵐、嵐、FOR DREAM。
しかも、その近辺の作品がひねてるのが多いのでかなりの浮きっぷり。
そんなところも好き。オチも可愛くて良かった。
52. 300 minutes later,non/
レボリューションではなくエボリューション。
やはり全人類の進化の行き着く先には絶対的存在紺野あさ美が待ち受けているわけですね。
感動で胸がいっぱいになりました。
紺野さん推しには、この先アンセムになる話だと思った。
だからこそ心の底から惜しむべき事は、紺野あさ美というパブリックイメージにおいて絶対的に必要なファクター、小川麻琴のマコトが真琴になってしまっていたことだ。
これは小川ファンだけでなく紺野ファンにとっても踏み絵のような重さを意味する。
でも、それらを乗り越え僕等は自分の足で此処に立っている。確かに此処に立っているんだ!
この話に出会えた事で僕はこの先何処までもやって行けると確信した。
泣いた。有難う御座いました。
53 another
やっぱりアイドルって疲れてるんだね。
54 鈍い月
紺野さんがしおらしくて、なんか笑えて仕方なかった。
小川さんと紺野さんが真面目な顔してこんな話をしているのを想像してツボにはいってしまった。
男女関係は何時だって厄介だね。
でも、一つだけ言っとくと紺野さんは俺のモンだっ!!
- 205 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/25(木) 00:23
- 55 コンセンと
キタキタキタキタキタ━(゚∀゚)━!!
このキテレツな描写のオンパレード!脳内麻薬をずぶずぶと噴出されるイカレタ出演者たち!
そして次々とドロップされる訳の判らないセリフ群!ストーリについて書いたら負けのような気がする!つーか書かねー!
全てが完璧だ。淀みが無い。いや桂雀々は無駄だったのかもしれない。
しかしスマートだ。スマート過ぎる故に狂気だ。凡そ是を書き上げた人物は人としては何等かのピ−スが欠けているとしか思えない。
僕はこれを読んだ日、この作品と出会えたこと、自分が変態であることを神に心から感謝した。
もう一回読む気が全く起きない作品です。良い意味で。
でも3ヶ月くらい経ったら嫌でも読みたくなりそうなドラッグ性も秘めている傑作。
(●´ー`●)ありがとう
56メタリックブルー
何処までも続く禅問答。
きっと今も何処かであの人は戦っていらっしゃるはずです。
57 Obsession
なんだよ!電話の向こう側では何が起きてんだよ!!
最初の1レス目に指定レスが来ない場合は最後にどう繋げるのかワクワクして待つんだけど、
なんだよ!!やけくそかよ!!
でも、結局の所田中さんのマウスから発せられる『紺野』というワードによって萌えてしまう罠。
つーか6期の扱いが巧すぎる。短くてステキだったわさ。
9999 「じゃあ夜が来たら紺野を攫いに行くよ」
あれ?57の次って58じゃなかったけ?
藤本さんが可愛くてしかたなかった。
先輩の嫉妬は浮いてる感じがするなー。
- 206 名前:ハァハァしてるだけでつまらない感想です。 投稿日:2003/09/25(木) 00:54
- 「03 出窓から」
まず初っ端から「嫌です」と即答で否定するとこが面白かった。
そしてボク系マコトに新鮮さを感じました。ちょっとだけハァハァ。
〔終〕ではなく〔続〕にしたらどうなってたんでしょうか。
「09 この思い、届いて!」
タイトルはとても可愛らしいものなのに、
やってることはえげつないそんな田中さんにハァハァ。
私的にはこの後の続きが非常に気になっています。
「10 bravery」
始まりが猫の死骸からだったから、つい怖い話か嫌だなーと、
もう少しで後で読もうとスルーしてしまうところでした。
とりあえず読み進めておいてよかったです。ひたすらおがこんハァハァ。
でも『あさ美ちゃん』より『あさ美』より『紺野』の方が、
より彼女から遠ざかってるような気がしますよ、小川さん。
「11 ありふれた話」
安倍さんより紺野さんの方が精神的に立場が上なのかと思いきや、
実は振り回されているのは紺野さんの方でした、みたいなお話ですよね。
なんだかんだ言ってても紺野さんの中にある切ない気持ちが
最後の言葉でよく伝わってきたと思います。
- 207 名前:ハァハァしてるだけでつまらない感想です。 投稿日:2003/09/25(木) 00:54
- 「13 あなたに」
自分でも本当にどうしてなのかわかりませんが、
加護さんの「大好きだぜ あさみ」の台詞にハァハァしっぱなしです。
何故かここにいるぜぇ!の時の衣装着てる加護さんが思い浮かびました。
オチもあれですが15レス目に笑いました。
「18 Play kidnapping」
美貴さまも実は最初から本気で誘拐するつもりはなかったんですかね。
自分から誘拐しちょーってなんやねん。
「19 with you」
終わりが読めた分、ストーリー内のおがこんを十分に堪能できました。
自分的にはこういう素直にハッピーエンドで終わる話が好きなので、
私的好みで言えば、変に捻ったりしないで終わってくれてよかったなぁと思います。
「25 女のコの一番大切なもの」
いしやぐハァハァなのですがお子ちゃまにはちょっと刺激が強すぎました。
どうでもいいですが、呪いの焼肉が気になって仕方ないのは自分だけですか。
「29 せいぎのみかた」
いしよしとかそういうのは関係なく個人的に好きです。
紺野さん放置気味ですが、それもまた良し。
タイトルがわざと平仮名にされているところがとても気に入りました。
- 208 名前:ハァハァしてるだけでつまらない感想です。 投稿日:2003/09/25(木) 00:54
- 「37 地上の夜」
すぐに小川さんの元へ走ってしまう紺野さんにハァハァ。
噛み噛みなピーマコにツッコミを入れる田中さんにもハァハァです。
分割してもみんな仲良しみたいなお話は嫌いではないのでとても良かったと思います。
「38 日 常 に 生 き る 少 女 × 2」
か弱い乙女な美貴さまと暇つぶしに人攫いをしようとする吉澤さんの会話ですね。
内容がまるで本人たちが本当に喋っているようなもので、上手いなと思います。
私的にはこの後の続きも非常に気になってるんですが。
「42 計画を立てましょう」
パッツンの浮き具合が非常によかったです。
それにしても亀井さん、結構凄いこと言うんですね。
「43 夜が来たらレッツラゴー」
びーびー泣いちゃう小川さんにハァハァ。
少し話の進め方が早かったような気もしましたが、
5期の絆みたいなものが見えて、純粋に良い話だなと思いました。
「46 泥棒ごっこ」
一番のれなさゆヲタを自称するキショいおいらですがひたすられなさゆにハァハァですね。
道重さんがいろんなものを盗んで来れる理由として田中さんが考えた説は、
ちょっとおいらがおバカすぎてよくわかりませんでしたが、とにかくよいです。
もう1つの方も好みだったので、ぜひ作者さんの自スレが知りたいです。
- 209 名前:ハァハァしてるだけでつまらない感想です。 投稿日:2003/09/25(木) 00:55
- 「49 やっつけ仕事」
小川さん罠にはめられてますね。
ナイフとかスタンガン専用の田中さんとか、目潰しが得意な美貴さまカッケー。
3時過ぎた辺りの2人の豹変ぶりもツボに来ました。ごちそうさまです。
そして小川さんご愁傷さま。
「51 お祭りの夜」
小川さんが紺野さんを好きな理由が書いておらず、
ちょっとだけ物足りなさを感じましたが、先輩メンがカッコよかったので、
それだけも読んだ価値ありと思いました。
「54 鈍い月」
大きくなった2人が主役のせいか全体的に大人っぽさを感じます。
おバカなおいらにはちょっと難しかったですけど結構良かったと思います。
特にへたれな小川さんとかが。へたれとかが。へたれマンセー!
「57 Obsession」
お化け嫌いな田中さんキター!亭主関白キター!
逆切れキター!先輩を呼び捨てバカ呼ばわりキター!
何気にメモリーの一番上に道重さんを入れてる田中さんにハァハァ。
電話の向こう側で小川さんが紺野さんに一体何をしているのか、
カムアウトのときはそれを事細かに書いてもらえると(ry
「じゃあ夜が来たら紺野を攫いに行くよ」
ぱっと見ちょっと電波過ぎてわけがわかりませんでしたが、
ちゃんと読んでみると意外にもみきこんだということが判明。
悪態付きつつ結局攫っちゃった美貴さまにちょっとだけハァハァ。
- 210 名前:感想みたいな 投稿日:2003/09/26(金) 20:45
-
31 「もしもし、高橋愛です。」
花板の高橋愛スレの短編の続編というか解決編というか後日談というか。
そちらを読まなくても一応内容は理解できるが、復讐に燃える高橋が紺野に
電話をするだけという筋はどうにも物足りない。あと、指定レスのあとに
文章入ってるのはダメぽ。
32 うさぎの着ぐるみ
覚めない悪夢、というホラーのオーソドックスなパターンで、怖い夢から
覚醒したと思ったらそこはまだ夢の続きというか、現実が夢に浸食されて
いくという恐ろしさはけっこう好み。シュールと言うには、着ぐるみって
いうアイテムの使いかたが妙に現実感があったりして、逆に怖い。
33 共犯者
背後で起きている事件が断片的にしか示されないので、想像力を刺激させ
られる。紺野がなにか大きな陰謀に巻き込まれているような雰囲気も感じ
られるが、中澤の態度であったりとか、他のメンバーの空気感のような
漠然とした要素でしか出てこないのが演出として効果を上げているように
感じた。説明を廃し、なんの動機もなく突発する暴力として描く方法に
リアリティを感じるかは人それぞれかと思うが、際どいバランスで成立
しているような気がする。
34 冷やし紺野はじめました
指定レスに肉薄してこだわりまくる作品とは対極にある使用法で、まず笑った。
対極にあるとは言っても、言葉そのものを解体しまくって無意味にして
しまった24などともセンスは共通しているものを感じる。
24がパラノイアックとすればこちらはスキゾフレニック。指定レスの用法
以上のインパクトをそれ以降の展開に感じられなかったのが惜しいけど、
訳もわからずワショーイされる紺野やら道重の絵を浮かべたらやっぱり笑えた。
ぜひハロモニのコントでやって欲しい。
35 1年経って私が邪魔ならば
1レスでちゃんと綺麗にオチまで押さえていて見事。だらだらと書いて
いたらいろいろ突っ込まれそうなところも、あっという間に読めてしまう
ので回避されている。淡々とした描写でなに考えてるのか分からない
メンバー達や後藤のようすが描かれているのも好み。これだけの情報で
勝手に萌えたり妄想したり出来るのがこのジャンルの利点なわけで、巧く
利用してると思った。
- 211 名前:感想みたいな 投稿日:2003/09/26(金) 20:46
- 36 病
はじめから問題作狙いだろうからどうしてもバイアスをかけて読んでしまう、と前置き。
男色に屍姦とエグいネタに惑わされがちだが、生々しい描写力などは単純に
巧い作者だと思った。ただどうにも説明不足すぎて、それが意図したものと
いうよりも、雰囲気重視で必要な情報を刈り取ったように感じてしまった
のが残念。実際、冒頭のシーンとその後の関連とか、語り手は誰なのかとか
紺野という名字も紛らわしく使われていて、テーマ性を損なわない程度に
多少のヒントは与えて欲しかった。内容的には全く娘。とは関係ないと
いうか、中途半端に関連づけようとしているのが飼育に書くためのエクス
キューズのように感じられて、どうにも潔くないと思った。いっそのこと
最初から何の関係もなくやってくれれば気持ちよかったのに、と言ってみる。
語り手の倫理観には正直まったく共感は出来なかったし、ひどく一方的な
理由で殺戮(だよね?)を繰り返している基地外にしか思えなかったけど、
特に倫理規定はないと記憶しているのでそこはまあいいとしよう。
37 地上の夜
おとめ組をうらやましがる紺野。いわゆる隣の芝生は青い的な感じもあった
けど、紺野の微妙な心情はよく書けてると感じた。メンバーの群像とか、
いま流行り(でもないか)の日常ほのぼの系で、自分としてはもうちょっと
全体の流れとかに作為やら工夫やらがあったほうがいいなーとか思ったり
したけど、単純にいい話だと思った。ただまあ、のど越し爽やかで、いろんな
意味で濃厚なものを求める読者(俺だー)には物足りなかったです。
- 212 名前:感想みたいな 投稿日:2003/09/26(金) 20:47
-
38 日 常 に 生 き る 少 女 × 2
1レスに1行で、男娘。のときの「間に合う?」を思い出した。で、好みも
あるかもしれないけど自分としてはあまり気持ちのいいスタイルではなかった。
ただ、そうした叙述でないと、この会話だけで成立してる話の持ち味はなく
なってしまうんだろうから、難しいところ。とにかく吉澤と藤本のちょっと
抜けた会話だけでちゃんとリアリティが伝わってくるのは評価できる。
タイトルの意味がよく分からないのだけど、日常的にこんな会話をしてる
2人ってことでいいのだろうか。あとスペース入れないで欲しい。つづくの?
39 森においで。
家庭環境の設定がかなり作り込まれていて、引き込まれた。確か紺野の父親は
実際にバーテンダーやってるんだよね? こういう虚実皮膜の際どい綱渡りは
大好きです。複雑な家庭環境で森へ逃避していく紺野の心境にも説得力を
感じた。子供の頃に、危ないおじさんに森の中で誘拐されそうになったり、
それがトラウマになって今でも夢で見てしまって、なおかつ攫われたいと
まで思ってしまうくらい現状に疲れ果てていたりと、どうにも救いのない
話だったけど、現実のヘヴィさを恐怖に結びつけるパターンは新鮮に感じ
られて面白かった。
40 FIGHT
なんのバックグラウンドの説明もなく、いきなりサバイバルな状況に放り
込まれて戸惑ってしまったが、二人の心情描写のようなものもほとんど
描かれていないので、意図した上でゲーム感覚の世界観を作ろうとして
いるのかもしれない。そこは、キャラの内的な葛藤がストーリーの主軸に
なっているバトルロワイアルとは異なる部分だと思う。しかしこれも
ラストがよく分からない。トーナメント方式で、別のところの勝者である
紺野に挑戦状を叩き付けてるのだろうか?
- 213 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/27(土) 00:45
- 27 (^▽^ )ノ∬∬;´◇`)っ
読めないタイトルキター。(ブラックリスト入り)
さてどうしましょうか。脳内に一向に小川の顔が思い浮かびません。親切にもそこにAAがあるというのにです。
そうか。俺、4.5期の先輩後輩仲睦まじい感じも好きじゃなかったんだ。そうか。そら無理な話だな。
つーか、たぶんこれ、設定がリアルだしきっとリアル小川の個性はちゃんと掴んでいるんだろうけど、いかんせん俺はリアル小川に興味なぞないわけで、つまり俺の中にある小川像というものは娘。小説内で築かれたものだけ、という事になって。
つまりリアル小川の個性とこの小説の中の小川のキャラが合致すればするほど俺の中では画が浮かび難くなっていくわけです。
小川好き、もしくは5期好きな方ならさほど問題には思わないでしょうけど、初期ヲタな自分にはちょっと至難の業って感じでした。
それと、何も語らないタイトル。
二人の表情があまりにも内容を明確に伝達しすぎていたのではないでしょうか。
何も語られてはいないのにそれが逆にどんな文字よりも多くを語りすぎていた気がしてなりません。
32 うさぎの着ぐるみ
街中でしかも夜中にうさぎさんに会ったら間違いなく泣くぞ、俺なら。
そしてそいつが何か話しかけてくる前に、何かをする前に速攻で逃げ出す自信もあるぞ。
夢オチとは真逆の夢始まり。
うさぎは何で夢からここへ飛び出して来たのかも分からないし(攫いにきた事ではなくもっと根本的な何かしらの事)
ミスムンちっくでつまり吉澤ちっくでつまり実は僕とか言っときながら女の子だったりしそうで挙句にちょっとピーターパン症候群ちっくで。
付け加えるなら某田中メカ氏のお迎えですちっく。つーかあのうさぎが目蓋に描かれてそれ以外の何者でもないようにすら思えてきたぞ。
けどまあいいよね、この現実社会から逃げ出せるものなら逃げ出したいさ。
作者さんは疲れ果てたリーマンか?ガンガレ
- 214 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/27(土) 00:45
- 18 Play kidnapping
個人的だけどカタカナ多いとちょっと印象悪いんだよねえ。3レス目、結構初っ端から多くない?
俺は平仮名、もしくは漢字でも表現出来るものは出来るだけそっちで書こうて思うタイプだからまあ好みの問題なんだけどね。
(これ以前に読んだ中に最悪なカタカナ王国からの使者がいたけどそれは胸の内に仕舞っておこう)
で、何ででしょうね。煙草の煙といえば藤本、みたいな等号が誰の中ででも成立しちまってるのは。
6期主体の拷問小説だなあ俺にとっては。
と言うか田中がどんな奴なのかについて詳しくないし今一入っていけなかったです。
俺みたいな奴が他にもいると思うし6期主体で回す話を書くにはまだ時期が早い気がするのですがどうでしょう。
話自体は流れがいいので読みやすいですね。
インハイに直球投げた後には外に逃げる変化球を投げる、みたいなセオリー通りの流れがあったように思います。
24 見慣れない一文
事件はハワイで起きてるんじゃない、楽屋で起きているんだ。的なのって初めてでしたっけ?ちょっち新鮮。
5スレ目、タイトルとセットで何かどんでんがえしが待っているかのようなフリがあって期待が膨らむ。
もう8レス目でお仕舞いでも全然許します。辻加護並みの思考回路を大事に持ち続けている作者さんに乾杯て感じですし。
つーかMMRが何か分からなくて読んでる途中で検索かけに行ったから何かもう無茶苦茶だ、頭ん中。
つーか寺田がつんくの事を指すんだって事も今知りましたが何か?
何箇所も作者さんの豊富なネタがちりばめられているという印象で、初っ端の「誘拐事件?」から展開した割りに最後はちょっとほのぼの出来るオチで、グッジョブ。そんな感じです。
- 215 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/27(土) 01:34
- 14 end of the orange
あ、ありえねえ。単価ですか単価…。
しかもすげえ金額にしか使えねぇのかよ。紺野不便な単価だな紺野。
あ。8レス目、嫌な予感を的中させる展開か?と腹を括るしかない内容に…。
はい、丸潰れー。11レス目のサラサラサラとか、かきかきかきとか、そういうの受け付けれないんで、もっと粋な表現あるでしょう?とか思ってしまうわけですよ。
そういうところこそ、作者としての腕の見せ所だと思うので。
人によって書くという動作一つ取っても表現する文字は違うと思うからそこが感性の貧富の差が見れる所だというのにそれを放棄してるみたいで何かあぁ…て感じだった。
そう思ったらもうアウトっす。そのオチすらも気に入らない。出だしの紺野単価の金盗む方をそのまま書いて紺野を始めとした娘。一切出て来ないくらいの話の方がいっそ良かったんじゃないのかなあと思った。
30 交換日記
…すいませーん2レス目、意味分からないんすけど。「実際には〜」から始まる一文、内容変じゃないっすか?
て、意味がよく分からないまま紺野死亡。
そしてわけが分からないまま「じゃあ〜」に出くわして終わってた。
…え?
あぁ。やっと分かった。
えーとですねえ、無意味なそれっぽさを加味する必要ないと思います。
藤本と松浦の家が近いから「亜弥ちゃんちの近くの」て言うのもおかしな話だけど店名が変だから仕方なく、か。成る程ねえ。
作者さんの近所にある駄菓子屋は変な英語の店名なんだろうがそんなの「いつもの駄菓子屋」で十分じゃんて思う。
そこが気になって内容どころじゃなかったけど何も始まってないみたいだしまあいっか。
て、作文添削みたいな感想になっちまった。
- 216 名前:感想みたいな 投稿日:2003/09/27(土) 20:20
- ちょっと飛ばします。
54 鈍い月
50番台の中ではかなりの直球。しかもシリアスだ。こまかい内面描写で
あったりとか全体的な雰囲気づくりなど、実力のある作者らしくしっかり
作り込んであって読み応えがあった。最近はあまり見なくなった、男前な
小川が新鮮だったりノスタルジーだったりで、正直うーんという部分も
ありつつ、破綻なく高い完成度を持った作品だと感じました。個人的には
もうちょっと遊びの部分が入ってる方が好みではあるけど。あ、指定レスの
使い方はアイディア賞もの。
55 コンセンと
自動書記じみた即興風の言葉の連なりで、通常は意味不明で読めなくなる
ような実験的な作風をお馴染みのネタやキャラをはめ込むことで回避して
いる。これまたこのジャンルならではの特性を巧く生かしつつ、やっぱり
長いので後半はだれた。インプロヴィゼーションでノリ切ったまま終わら
せるには、もうちょっとぶっ飛んだセンスが欲しいところ。もしくは5分の
1くらいに刈り込んでくれれば。
56 メタリックブルー
タイトルの意味がわからん。内輪ネタらしき名前もちらほらとあるものの、
それを差し引いたとしてもなんか掴み所のない話だと思った。坊主さんの
禅問答のような会話に萌えればいいのだろうか? ラストのオチもとって
つけたようで、いまいちピンと来なかった。
57 Obsession
ヘタレなくせにやたら偉そうな田中がカワイイ。作者はかなり田中を観察して
るようで、エピソードの端々にヲタぶりが感じられてよかった。ラストは
逆ギレして怒鳴るように言ったのか、急にマジなトーンで落ち着いて言った
のかで読後感も変わるのだが、ここは指定レスのニュアンスを生かしてより
怖い後者ということにしておこう。
- 217 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/28(日) 02:07
- 06 Regret
うーん、二度目の「じゃあ〜」の使い方がちょっと気になるんだけど…。
だってさ、2レス目が指定レスでしょ。で。二度目のそれが出てくるのが7レス目、つまり3から7まで「じゃあ〜」以前の事を書いてるって事になって、確かに指定レスに含まれてる「じゃあ」の一言がネックで書き難くはなってるけど説明しすぎって思ってしまう。
そりゃ俺が投稿された順に読んでれば前半だしそこまで気にはならなかったかもしれないけど。
俺的にもう後半戦だから変に分析し始めちゃってるんで仕方ない事なんですが。(だって正味14レスなのに5レスもその説明に使うなんて(ry)
最後まで吉澤が誰と会話してるのか分かり難いのは狙い…でしょうか。
まあ分かった所でどうと言うわけでもないようですが。
17 有言実行
3レス目、消去法で語り手が誰かを悟らすのは上手いなあと。
相談相手側も語り手側も選択肢が同時に消えていく、ちょっと面白い出だしで期待。
ああ、また発見しましたよ、国語大好き作者さん。俺も国語大好きな口なのでこういう話はがっつける方。
タイトルと内容が合ってるのも分かる。で、市井が攫いに行くのにも文句なんてないんだけど…俺が馬鹿なせいかよく分からないんですけど。
最後の3行、たぶんここが一番大事なとこだよね。けどここが分からない。
だって、吉澤にメールを出したのは市井じゃないっぽいのに、でも攫いに行きそうな人は市井という結論に落ち着いて、「そうしなければいけない」ときたもんだ。
困っちゃいますね、これは。お手上げ。
- 218 名前:書き直し感想 投稿日:2003/09/28(日) 21:38
- 01 一言入魂
指定レスを言い間違いにしてしまったのだけならともかく、そこまでして話をズラ
したにも関わらず、至極アッサリ終わってしまってただひたすら「何それ」な読後
感。
更に拉致宣言を本人に向って一度やったあとで、また部屋に迎えに行っちゃう意味
がわかんない。最初に台詞を言ったままずっと一緒にいれば? と思った。
台詞を言った人:飯田
主役:安倍
- 219 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/29(月) 00:55
- 46 泥棒ごっこ
うわっ道重ちょっと登場頻度他の2人より多くないっすか?
いや、紺野×道重は傍観したいCPナンバー1ですんで全然オッケーですが。
あー成る程。展開とテンポのある前説(略しすぎ?)はうざくないんだな。読み比べてみると明確だなあ。
この田中は名前なぞ言われなくとも田中してるね。
そんでちょっと頬を赤らめながらしげさん的マックス怒指数で「うん、攫うもん。」なんて言ったのかと思うとその画が安易に浮かんでちょっと笑えます。
挙句にそれこそ田中が煙草を何の躊躇いもなく買うが如く紺野を攫ってきてしまうあたりやりそう、というかやれそうで笑える。
衝撃展開っすねえ。
まるでストリートチルドレンが何の罪悪感も抱く事なく盗みをやっているのと同等かのように書かれた道重の盗難行為。
その上またまた衝撃展開。
時間に一枚を剥がしてって…何かすげえなあ。絞りに絞ったんだろうなあという作者さんの努力は感じられました。
確かに泥棒ごっこでした。
16 セブンスター
こんごま多いっぽいけど、紺野絡みじゃ小紺よりもメジャーなのかな?もしかして。
気のせいでしょうか。この後藤の話し方が若干市井ちゃんに影響受けてる臭い気がするのは。
バイク乗れねぇからどんな感じなのかはよく分かりませんがなんとなく伝わってきますね、速度。
そうか。後藤が市井っぽいのは仕方ないのか。この話自体がロックなんじゃん。
俺はいちごまはパスな人間だから曖昧なイメージしか持ってないんだけど、それでもこういう話って3年とか前なら後藤の役を市井が、紺野の役を後藤がやってたんじゃないかなあって何か時の流れを感じた。
うああかっけー。かっけーなあ後藤。
何というか、18歳っぽかった。年上メンバーとのCPじゃ実年齢より幼く描かれがちな後藤だけどこういうのいいですね。
後藤かっけー。
- 220 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/29(月) 01:29
- 19 with you
何か紺野以外が「じゃあ〜」を言われてると小川率高いような…。
さ、サイコ系?と恐がりな俺はとりあえず毛布でも被ろうかと本気で思っちゃったよ。
「自分のライバルを蹴落とす呪術」欲しいっすね。だってこっちが一方的にライバルって思ってるだけでも蹴落とせるんでしょ?
例えそれが真っ向勝負じゃ歯が立たない相手であっても。凄い得じゃん。
なんて思う駄目な大人になっちゃ駄目だよ。
初めてだっけ?小川が紺野の味方(語弊があるかもだけど)じゃないのって。
人攫い(モノホン)キター。座敷童子(違うっけ?)だー。子泣きジジイ(それは絶対違う)だー。ひやっほぉーい。
なんだろう。紺野がいよいよほんとに攫われるよ的な話だとテンション上がってきますね。さすが5期(゚听)イラネな自分だ。
悪くないなあ。(何様だ)
けど流しの文字好かんなあ。そんなの加味してあげれないよ。
12 『GOOD POP』
この出だし、気に食わない人はとことん気に食わないんだろなあと思う。
俺はそういうのは好きな方なのでまあいいんだけど。大衆ウケは狙ってないって思っていいのかな。
あ、珍しいですね、ドラマみたいに前フリ→主題歌→本編的な流れでくるのって。
飛び降りかー。最近、自殺倶楽部って本を読んだんでちょっと脳内でイメージが先走り出しちゃってるよ俺。
ああ、これは一度読んでもう一回最初に帰りたくさせる話ですねえ。
一度目よりも二度目の方が面白く感じれるような気がします。
この作品全体に流れる雰囲気は好きな感じです。
49 やっつけ仕事
か、会議室。
リアル設定…だよね?どこの会議室なんだろう…テレビ局の?…へえ。
いやそれは置いといていいや。ちょっと面白そうな展開になってきた。
こういうの読むと痛感させられる、自分の頭の固さを。
紺野の名前が出てきてるから紺野に向かって言わせなきゃみたいなのがどうしても頭に浮かんじゃうから。
いいなあ蒟蒻脳味噌。
13人。確か15人だったよね?今の娘。って。成る程、わざとか。
確かにやっつけ仕事ですね。やっつけすぎるほどに。
- 221 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/29(月) 02:11
- 51 お祭りの夜
やべえ。円陣ですって、ちょっと奥さん!すげえ真面目な顔して「じゃあ〜」だよ?
つまり頑張っていきまっしょい!の代わりにって事ですよ。すげえ。
すいません適当な事言って。それくらい面白い出だしだったって事ですので。
もしかして紺野、敵校の選手?と思ったら違った。ほっとした。
いしよしにあやみきを加味、か。テンション落ちてくなあ。で、挙句に小紺。で、やぐちゅー。
どれで萌えて欲しいのか明記してください、ここまであったらDDには焦点絞れませんので。
姐さんの事を三十路言うやつは例え誰であろうと許しません。が、矢口に羽が生えたのでチャラにしてあげます。
途中から頭の中でシークレットベースが流れ出してどうも青春時代かあ、とっくのとぉに(ry
と遠くに行ってしまってあんまり頭に内容は入ってこなかったのは秘密にしておこう。
ああ、最後に。へたれ小川は告白なんて出来ないと思ってたりします。ごめんなさい。
55 コンセンと
見辛い…。
これがもし読者への挑戦状なんだったとしたら受け取る気にもなれないなあ。
そんでどうも出だしから好きくない分野臭が。
うわーうわー苛々するなあ。
ああ「あいとまこと」は原たいらに1000点て感じで良いですねえ。
なんだろう。冷静に見れば卒メンも出てきてるしきっと話自体粗悪なものではないと思うんですけどその態度が気に食わないという事で。
俺が純粋読者だったらしっかり感想述べれたかもしれませんがそんな忍耐力ないんで縁がなかったという事で勘弁してください。
- 222 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/29(月) 17:29
- 48 笑う紺野
あのー。振り仮名つけるくらいなら平仮名で書いてくださいって。馬鹿にされてる気がする。
まあ確かに俺はリアルものとか学園ものとか大変よく分かりやすい部類の話が好きだしこういう話は今一理解出来ない口ですので少々馬鹿にされる事くらい堪えなければいけないのかもしれないけどさ。
どういう経緯でそのキャスティングになったのか聞かせて貰いたいものです。
と、喧嘩ふっかけたみたいになったけど、冷静に読めばその選択されていく言葉ひとつひとつは嫌いじゃないなあと。4レス目の最後の行とかは。ああでもやっぱり無理だ。ひとつひとつは無理じゃなくても肌に合わないな。
今一入り辛い読者を選ぶ話しだなあと思いました。
03 出窓から
紙に書かれてあったのは「じゃあ〜」と「嫌です」が抱き合わせで?という疑問をぼんやりと抱えたまま読み進めていたわけだけど。
ああ、それよりも5レス目、好きじゃないなあ。
例え三次元(現実)と二次元が交錯しようが何とかそれを読者に分からせるように書いて欲しいです。
作者側からそんな堂々と二次元から「ボクは」とか声飛ばされるとちょっと残念な気分になります。
再度二次元からの問い掛けがあるわけですし、書かなくても察する事が出来たのではないかなあと。
この終わりは好感持てました。流れはいいですね。読み終わったら最初の疑問含め色々と納得させられる感じでした。
- 223 名前:上海 投稿日:2003/09/30(火) 00:16
- 『みんなで感想を語ろう』のハンドルで感想を書いていました。投稿したのは4つ。
11.ありふれた話
ごく普通の日常を書きたくて書きました。直前まで「天体観測」というタイトル
でしたが、それにしてはグダグダになったので、でも内容を直すのがイヤで、こ
うなりました。短編バトル秘密「06あぶりだし」と亀井さんが繋がってますがど
うでもいいですね。
21.紅一点論
斉藤美奈子の評論です。本当はヲタに拉致されオフにつれてかれ紺野が空手で
叩きのめす痛快冒険活劇になるはずでしたが、ヲタもオフも見たことないので
想像力の限界でした。11と比べてわかりやすく綺麗にまとまった気がしたので
投稿しましたが… 激しく後悔しました。
43.夜が来たらレッツラゴー
紺野が足を怪我したという一件は想像力を刺激されます。いつだったのか調べて
コンサート参加レポとか見て姫路サファリパークのHPなどを見て書きました。
調査する過程に満足してしまって作品としてはかなりイマイチだったようです。
56.メタリックブルー
投稿できそうな気がしたので投稿しました。自分では面白いと思いましたが、
他人はそう思わないだろうなと思いました。が、もしかしたら、自分では気付い
ていない本当のこの作品の魅力を見出してもらえるかもしれないなと思いました。
勿論、そんなわけはありませんでした。
- 224 名前:29 せいぎのみかた書きました。 投稿日:2003/09/30(火) 00:25
- 彼女の秘密を知ったとき、短絡的に駆け落ちしたり、攫ったりはしませんでした。
吉澤さんは本気です。
- 225 名前:29 せいぎのみかた書きました。 投稿日:2003/09/30(火) 00:26
- 流しはおでんまんではなく頭、マント、足だと思ってください。
タイトルは桜井君ではなく先輩国分くんのドラマの
ひらがなのひびきが好きだったので。でもどっちも見てません。
指定文の使い方には本当に後悔していまして、次回への反省点となりました。
なので投票はされなくてもよかったよというお言葉だけで大満足ですと思っていたら
投票もいただいて。本当にありがとうございました。
カミングアウト。
短編集でかたつむりの午後、花道、ふたりではいる夏のいりぐち
書きました殿でしたー。
次の企画も楽しみにしています。
- 226 名前:カムアウトみたいな 投稿日:2003/09/30(火) 00:33
- ・泥棒ごっこ
理屈を理屈っぽく書けばなんか田中アタマよすぎな感じなんで、理解するんじゃなくて
感覚的に諒解するような感じで書きたかったんですけど、却って訳分かんなくなって
しまいました。
アタマ悪いのでこれが限界です。。。。
・やっつけ仕事
晩飯食べた帰り道のあいだに、最初から最後まで完成してました。
えー、会議室……。イメージしてたのはガキの使いの7変化で使われるような
部屋です。なんとなく漠然と。
小川さんやっつけちゃってごめんなさい。
・クッキーの食べ残しは恥ずかしいことではありません _| ̄|○
・自作に票をいれるのは恥ずかしいことでは(ry ちなみに137です。
・こんなマヌケが偉そうに感想書いてごめんなさい。続きは明日にでも書きます。
・感想とか票とか下さったみなさんありがとうございます。
・自スレは白のシェイプレスですが更新止まってますごめんなさい。
- 227 名前:15,32 投稿日:2003/09/30(火) 00:40
- 曽根山と申します。今回はニ作品書かせていただきました。
15 プロの仕事屋 阪神タイガースは永遠に不滅です。
32 うさぎの着ぐるみ NOVAというよりGのイメージでした。
この企画に関られた皆様、お疲れ様でした。
それでは、失礼します。
- 228 名前:名無し読者 投稿日:2003/09/30(火) 00:43
- 3出窓から 30交換日記 40FIGHT 57Obsession 書きました。
出しすぎですよね。すいません。
3は何も考えずに書きました。
30は紺野以外の紺野を攫わせたくて書きました。最初は紺野が大事にしてた花とかでした。
40は書いててすごく楽しかったです。藤本が小川の無線使ったのは藤本のが使えなかったからです。
57はギリギリで、間に合わなければ自スレにでも載せようと思ってました。なので一番執筆時間少ないです。
そんなわけで花板のスピカとライクザスモークオブシガレットを今後ともよろしくお願いしMAX!
- 229 名前:作者名未定 投稿日:2003/09/30(火) 00:45
- 金板「海のうた」を書いている作者名未定と言います。
ちなみに緑板の短期集中連載とうそぶく作品と、海板のバトル系のやつも書いてます。
投稿したのは三作品です。
10. bravery
まず最初にこれを書きました。
いわゆる「カップリング」を書いた経験がなかったので、えらく緊張しました。
気が強そうでヘタレ、という初期小川の感じが出せるように心がけました。
14.end of the orange
次に書いたのがこれです。
紺野=新しい通貨の単位、というのは筆をつける三秒前に思いつきました。
従って落ちなどは考えておらず、気がついたら話が終わってました。
あのまま続きを書いてたらどうなっていたのか、本人にも予測ができません。
34.冷やし紺野、はじめました
10で直球、14で変化球っぽいやつを書いた(と本人は思っています)ので、
肩の凝らないバカバカしい作品を書いてみました。
指摘通り、10円の差は紺野のプライドです。
今まで短編らしい短編を書いたことがなく、しかも企画というもの自体が
初参加だったのでかなり緊張しました。身になる感想も沢山貰えたので、
またの機会があれば是非参加したいです。
- 230 名前:09この思い、届いて!を書きました 投稿日:2003/09/30(火) 00:52
- 作者の皆様、読者の皆様、そして支配人様、ありがとうございました。
そして、感想を書いていただいた方、更に投票までしていただいた方、本当に感謝の気持ちで一杯です。
このお話は、紺野を攫うということで、紺野と呼ばない人が攫うなら、それだけでミスリードが誘えるのではないかと思ったのがきっかけです。
続きを期待してくださった方もいらっしゃり、うれしい限りですが、基本的には書くつもりはありません。
だって、考えてたのがみんなの期待にこたえられる話で無いんだもん。
ちなみに考えていた続きとは、小川が紺野の部屋にいくと話していたことを聞いた田中が、
紺野を眠らし、トイレに閉じ込め、紺野の代わりにベットの中で小川を待つというものでした。
つまり、れなこんではなかったということです。ごめんなさい。
最後にカミングアウト。
最近書いたもの
短編コンペ:ポートレート、エンドレスサマーストーリー
自スレ:赤板「セバータイズ」
そちらの方も見ていただけると幸いです。
どうも、ありがとうございました。
- 231 名前:地味な感想書き。 投稿日:2003/09/30(火) 00:57
- みなさんお疲れ様でした。
読者としても大変楽しませて頂きました。
では「一言入魂」と「共犯者」の作者として独り言を述べさせて頂きます。
本当は三作書くつもりだったのですが、一言入魂を書いた後、何だが無性にあと二つも書くの面倒臭いなあと思いまして、
紺野イラネ→むしろ5.6期イラネ→いや中紺なら有り、という三部作の2と3を結合させて出来たのが共犯者でした。
こっちについては解説を聞きたくない方もいるようなので少しだけ。
三部作の時点では、2に中澤さんの登場予定はありませんでした。
そして紺野も5.6期の他のメンバーと同じくドカンとやられてしまうはずでした。
が、3とくっつけた事によって、中澤さんが登場し、紺野を助ける結果になりました。
つまり共犯者には登場人物が現メンバー15人と中澤さんともうひとりいた事になります。
みなさんに想像力を刺激された等と言って頂きましたが、自分の中でのみ、どのシーンも辻褄があってたりするので
意外な反応だったりしました。
適当な感想ばっかり書いてすいませんでした。懲りずに次回も書かせて頂くつもりです。
自スレ。青板・恋してしまった、黄板・HA−F
- 232 名前:50.Purple Haze 投稿日:2003/09/30(火) 01:04
- ジミヘンでした。LSDでした。
たぶん票は入らないであろう、とは思いつつも、
マイナス票が入ってたのにはなんとなく凹みました。
どなたかの感想であった「クスリを便利に使うのはちょっと……」というのと、
結末が安直すぎるというのには、もうまったく共感いたしますところであります。
ただ、紺野は吉澤の事が好きだから殺した、と単純に受け取って欲しくはありませんでした。
だけれどもそう読ませてしまった、自分の筆力の無さをなんとも思い知りました。
次回もまた何か企画があれば、めげずに参加させて頂きたいと思います。
皆様おつかれさま&ありがとうでした。
ちなみに前回の短編集で「灰色の空」を書いた作者でした。
- 233 名前:ハァハァしてるだけでつまらない感想書き屋でした。 投稿日:2003/09/30(火) 01:09
-
(T▽T )ノ∬∬;´◇`;)ノシ
えーと、とにかくおがこんヲタなので書いてみました。
無性にどこまでもへたれで可愛い小川さんが書きたくなったんです。
何故相手が石川さんかと言うとそのときおとめ組PVを見ていたせいでした。
0点なので、むしろマイナス票入ったほうが嬉しかった気もします。
まるで小川さんの存在がみんなから見えていないような(ry
あと実は本文の方がタイトルなんです。そういうことにしておいてください。
- 234 名前:顎オールスターズDD ◆sazaehXw 投稿日:2003/09/30(火) 01:12
- 何書いたっていいだろ
まあ票は入らなかったわけだが
- 235 名前:作者名未定 投稿日:2003/09/30(火) 01:15
- 大事なことを言い忘れ。
みなさん本当にお疲れ様でした。
投票してくれた皆さん、
作者さん、読者さん、支配人さんに…感謝。
- 236 名前:名無し厨房 投稿日:2003/09/30(火) 01:19
- 2、4、12、38を書いた、どーもどーもエロ火です。
今回はカムアウトする気なかったんだけど、今後のために言わせてもらうよ。
え?なにマイナスって?しかもなに?下から2位って中途半端な成績?
一言言っておくとオイシーとか全く思ってないからね?おいおい!歴史に名を残しちゃうんじゃないの!とか期待してなかったからね?
ほんとバカかと。どんだけ俺に恥をかかすんだと。やるならとことんやれと。お前ら一体今まで俺の何を見てここまで来たのかと。
心にダムはあるのかいと。LOVEって砂に書いたら波に攫われたよと。あなたは変わりはないですかと。
ホントお前らにはガッカリだよ。人生裏切られっぱなし。
でも、
先生そんなお前らが大好きだぁぁぁぁーーー!!!
- 237 名前:24 見慣れない一文 投稿日:2003/09/30(火) 01:31
- 24 見慣れない一文 を書きました。
「な、なんだってー」 というMMRネタがやりたくて書きました。
思いつきから書き上げ、投稿に至るまでが「急すぎたかな……」
という感じ丸出しで後半苦しい展開でした。ちょっと強引過ぎました。
MMRネタが分からなかった方はこちらのスレッドを参考にして下さい。
http://ton.2ch.net/gline/kako/1028/10288/1028826292.html
最後にこれまで書いたモノ。
前回短編:逆さま花火、自スレ:(空板)終止符オーディション←更新止まってます
↑
なるべく、できたら近いうちに更新し(ry
- 238 名前:06と37書きました 投稿日:2003/09/30(火) 01:38
- 06「Regret」
今回はとにかく、自スレでやらないコトをやろうと思いました。結構本気で。
昔参加した短編集では、文章のシェイプアップが必要という感想をいただき、じゃあそれをやろうじゃないかと。
自分的にあり得ないくらい描写やら何やら端折って、ちょっとどきどきしました。
最初に思いついた、単に吉澤が紺野を助けに行くハナシから黒にぃを思いついて実際にそれで書いたのも
どきどきしました。ヒネるのなんて書いたコトないよー。
これが普段やらないことの2つ目。
タイトルは過去に対する吉澤さんの後悔、コレから抱いていくかもしれない新垣の後悔、そんなトコロで。
ってか昨日のMステの放置さくら3人組じゃん!と気づいた時点でこんなハナシになりそな予感はしました…。
が、えーと吉澤はこの後死んでしまうと思われてますよねたぶん。
でも本当は違うんです、成功率10%ならこのヒトはやり遂げます。
理由?それは吉澤さんだからー。
37「地上の夜」
こちらはもう完全に、例のMステおとめ・さくらを観てなければ思いつきもしなかったハナシ!
我ながらこだわってますねーMステに。まさかおとめ組を書くコトになろうとは。
メンツも曲も断然さくらのが好みなのに!あの日のMステは…。
ま、DDだからイイんですけどね。
こちらはいつもの自分のやりかたで、だらだらだらだら。
最後の場面、さくらを登場させるかどうかでものすごく迷いました。
おとめ組+紺野だけで終わらせるのが美しいのかな?なんて。
色々考えて、さくら組は遠くでちら見にとどめてしゅーりょー。
タイトルは小沢健二氏の昔の曲から。
普段は風「犬とキャラバン」で短いのを、緑「冬へと走り出そう」で長いのをマターリ書いてます。いや書きます。スイマセン。
ちなみに昔、シェイプさせたほうが(ryと指摘されたのは短編集「秘密」の回の「ファミリー・アフェア」です。
管理人様、支配人様、参加された皆様、読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
楽しかったです。
- 239 名前:ワン、ツー、スリーでカムアウト 投稿日:2003/09/30(火) 01:41
- 支配者さん、参加者の皆さん、管理人さん、読んで下さった方々…
この企画に関わった全ての皆様、お疲れさまでした。
16セブンスター書きました。
後藤さん絡み多いだろうなぁ、と思いつつ自分の貧困な発想力ではそれしか浮かばず。
そしたら意外と少なかったんで一安心。
04に触発されてのタイトル+内容です。
なんとなく後に続かねばと思いました。
男×娘。で雨男書きました。
風で「走る」っていう煮詰まりぎみなの書いてます。
それにしても、中村一義、ナンバガ、矢沢あい、オザケン、世にも奇妙、MMR…
まるで自分のための企画のようでした、ありがとう。
- 240 名前:カムアウト 投稿日:2003/09/30(火) 04:24
- 「22 天使なんかじゃない」と「44 非日常」を書きました。
総合で二つ並んでいるのを見て笑いました(w
22について
本当は最初文の感じのままほのぼのな話になるはずでした。
(外に出れない紺野さんを安倍さんが連れ出して楽しく過ごす、みたいな感じで)
でもオチが考えられなくて悩んでいて悩みまくった結果、全く当初とは逆になってしまいました。
しかし読み直すと指定レスとの繋がりがないですね…。
44について
2つ出すつもりはなかったのですが丁度見てみたら投稿すれば44番目だという事を知ったので、
22の倍の数字だし出してみよう、と意味不明な事を思い投稿しました。
そして指定レスをちゃんと使い切れなかった22のリベンジとして出しました。
結果、リベンジになってるのか微妙なものが出来ました。
ただ単に最近ハマってるメンバー3人を出してみたかっただけのお話です。
どちらも紺野さんは不幸になってる気がします…。
甘い話が好きなのに…。
最後にカムアウト。
短編コンペ「花火」の回で花火職人矢口の話を書きました。
現在白板の下でこそこそ活動中。
それでは皆様お疲れ様でした。
- 241 名前:名無し 投稿日:2003/09/30(火) 08:31
- ∬∬´▽`)<ねぇ、あさ美ちゃん「31・もしもし、高橋愛です」って呼んだ?
川o・-・)<ううん、何それ。
∬∬´▽`)<あさ美ちゃんが愛ちゃんに色々して攫われちゃう話らしいよ!
川o・-・)<……。←読んでる
∬∬´▽`)<花板の高橋生誕スレの続きっていうか、別サイドの話らしいよ!
川+・-・)<最低な話だね。
Σ∬∬lll´▽`)
川+・-・)<じゃあ、夜が来たら作者を攫っちゃうよ。
∬∬lll´◇`)
や、ホント面白かったです。皆々様の反応含め。
カムアウトするつもりなかったけど(ていうかバレてんよ!ってツッコミはなしで)
なんとなくカムアウトもしておきました。
前回の短編バトルでも紺野さんも高橋さんも死んじゃう話書きました☆
川+・-・)<☆じゃねぇ
わー逃げろー。|
|'-' 川<ヤヨー
- 242 名前:07 もう一度、夢 投稿日:2003/09/30(火) 21:21
- 企画物に参加したのはこれが初めてです。
指定レスがおもしろそうだと思ってその気になったのですが、いざ書くとなると
じゃあ∞夜∞攫う≠フ語彙を効果的に使うのは難しかった…。
感想を下さった方、ありがとうございました。
これは夢をあきらめようとした紺野に後藤が手を差し伸べ、ふたりで歩んでいく
第一歩を踏み出す…というようなつもりで書きました。
感想の中では自分が迷った箇所や悩んだ箇所などをずばり指摘され、その鋭さ
にびびりつつも大変勉強になりました。もっともっと練る必要があったと反省。
普段はいちごまばかり書いています。
赤板『キスの味は、マンゴープリン3』 青板『だから、いちばん好き』
どうもありがとうございました。
- 243 名前:17 有言実行 投稿日:2003/09/30(火) 21:59
- ・ことだま【言霊】
言葉にあると信じられた呪力。 (新辞林 三省堂)
| |/ ◎◎ \|
| | ◎◎◎ |
ノハヽヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(O´〜`) ヒーチャンモ長編カイテルYO
(∩∩)────────────────
/
/
http://m-seek.net/cgi-bin/test/read.cgi/blue/1027517446/424-n
- 244 名前:(・e・)ノおせっかい感想書くぞ 投稿日:2003/10/01(水) 03:10
- 37 地上の夜
いいねこれ。ほのぼのしてるよ。いい話だね。冒頭でみんなに祝福される藤本と紺野、
まるで、結婚式当日に花嫁を攫う事を宣言する「本命の彼」のようなかっこよさが
藤本にはあった。しかし、次のスレで落胆に変わる。小川の役割がまるで見えない
からだ。何をがんばるんだ? 石川は何を言っている? 正直このレスは必要か?
きっと、物語が進むにつれ俺の疑問は明らかとなるのだろう…………ならなかった。
藤本のセリフも唐突だ。何故藤本だ? まるでおとめ組全員に何か言わせようとして
むりやり藤本に言わせたような印象だ。と思ったがこのセリフはおとめでは藤本しか
似合わないな。うん。ところで5レス目と20レス目の保田は物語にどう絡んでくるんだ?
ていうか、保田ハワイに行ってないやん。作者さん勉強不足ですね。あとね、14レス目
の「………」はイラナイじゃん。時間軸変わってないし場面も変わってない。お、次の
シーンか? と思って読んだら場面が続いてて正直パニクッちゃったよ。嘘だけど。
まぁ、冒頭と繋げようとしたんだろうけどセリフで繋がってるし不要だったね。
結局俺が何が言いたかったのかというと、タイトルの「地上の夜」が意味不明だって事だ。
英語で書くと『The night of the ground.』な? 意味不明だろ?
作者は今回の投票の順位は不満だろうけど、これに懲りずにもっと短編を書くといいと思うよ。
- 245 名前:55 コンセンとしたやから 投稿日:2003/10/01(水) 03:47
- カムアウトするほどの実績もないが折角なので。
昔、森板で【神々の深き欲望】を、第12回短編集で火遊びを。
それ以前にも何か書いていた気がしますが忘却の彼方へ風と共に。
特に書くこともないし、折角感想を書いていただいたので一つづつレスを。
>>176「ていうかこっちのがよっぽど電波だよ」
波、出してくつもりは一切なかったのですが漏れていたようです。
>>180『「ええ加減な奴じゃけん!」を読んだ時以来』
吉田拓郎の「唇をかみしめて」はボクもだいすきれす。
>>191「ドタバタスペクタクルロマンもの」
かなりおおきく評価していただいたようで、ありがとうごじゃいます。
>>199「開いた瞬間読む人へのいじめかと思った」
いじめカコワルイ!これが言葉の暴力ってやつですかね。
>>205「自分が変態であることを神に心から感謝した」
アラー?イザナミ?ゼウス?ボクはアニミズムなプリミティブ人間です。
>>216「もうちょっとぶっ飛んだセンスが欲しいところ」
そんなものがあったら、今頃辻ちゃんと結婚してます。
>>221『ああ「あいとまこと」は原たいらに1000点て感じで良いですねえ。』
マニアックですね。三択の女王を思い出しました。
少なくとも七人の人に読んでいただいていることに感謝と驚愕を覚えつつ、
取り敢えず辻萌えの小説を探し続ける不埒な輩ですた。
- 246 名前:13と25の作者 投稿日:2003/10/01(水) 12:20
- 管理者様、作者様、読者様、ありがとうございました。
黄板でいしやぐものを書いている捨てペンギンというものです。
「13 あなたに」 と 「25 女のコの一番大切なもの」
を書きました。
「あなたに」
タイトルは、紺野から後藤への気持ちです。
ハロモニに突然、台本にない市井が出演したら後藤はどう反応するんだろう。
って考えた事があったんですが、それが元ネタです(もう数年前になりますが)
その後藤も今や、市井と同じ立場(OG)ですか、時の流れはアレですね。
市井を後藤に、後藤を紺野に置き換えたらこうなりました。
しかし私はひねくれもの、何かしらのオチがないと嫌なので、
後藤が格好よく現れるのをやめにして、保田に変更しました。
15レス目の保田の顔文字は、他の作者さんが間違えて投稿されたものが、削除され、
うまい具合になりました。幸運な偶然でした。
「女のコの一番大切なもの」
紺野に指定レスのセリフを言うのは、呼び捨てにする(できる)
かつある程度なじみのあるメンバーという事で、柴田にしました。
私は、いしやぐが好きなので
1つめ(あなたに)のチョイ役だった二人をオチに使おうと思いました。
しかし...
8レス目と9レス目の間に、数レスあったんですが、誤って9レス目をアップしてしまい、
結果、単なるいしやぐ話になってしまいました。
誠にすいません。
何人かの方の御指摘にある通り、バランスがくずれる事になりました。
重ねてお詫び申し上げます。
- 247 名前:13と25の作者 投稿日:2003/10/01(水) 12:21
- 感想を書いて下さった皆様、投票入れてくださった皆様、ありがとうございました。
「あなたに」
>>119さん
そう言って頂けると幸いです
>>123さん
はい、後藤さんだと思わせました
>>127さん
実際に、見てみたい気がしますが
>>129さん
いいえ、保田さん真剣です
>>136さん
はい、よっすぃーは登場させる必要がありました。
読者のみなさんに後藤さんを想像して欲しかったんで...
手馴れてはいませんが、小説には必ずオチをつける事にしているので
>>167さん
本当は全員のセリフを考えようと思いましたが、長すぎるのでやめました。
結果良かったようですね
>>184さん
ハロモニが一番、身近(他の番組入らない)なので、設定に使いました。
>>187さん
すいません、ハロモニ好きなんで...
>>207さん
加護にきましたか
自分のおすすめは2レス目のセリフ(あるマンガのパクリです)なんですが、
これはミキティのセリフです。
15レス目は、上で述べてるとおりです。(私も笑いました)
- 248 名前:13と25の作者 投稿日:2003/10/01(水) 12:22
- 「女のコの一番大切なもの」
>>128さん
シリアスが苦手なので、こういうものになってしまいました
>>130さん
梨華いして女のコというところで...寒
>>135さん
おっしゃる通りです
展開がおかしいのは、お詫びした通りです
>>143さん
1個目の作品とは、「あなたに」ですか?
だとしたら、よくわかりましたね
ミキティを裏で...それも面白いですね
>>188さん
この二人(いしやぐ)は...怪談等で矢口の弱点を突くと、
こうなるはずなので(テレビやラジオで確認)、そこを書きました。
>>197さん
最初考えたタイトルは、もっと過激だったんですが...
オチへの展開が急なのは...お詫びした通りです
>>200さん
トロンズは、柴田と紺野で結成した非公認ユニットです
毒味ですか、それいいですね
展開が急なのは、お詫びした通りです
>>207さん
そこに気づいて頂けるとはありがとうございます
「呪いの焼肉」これは焼肉好きの藤本が、同じく焼肉好きの矢口から
肉を奪うために考えたという怪談です。
- 249 名前:感想みたいな 投稿日:2003/10/01(水) 18:44
- 41 そして、くりかえす
特定の1日に閉じこめられてしまう藤本の話。石川を叩いたり吉澤を殴ったり
……と、なにやってもいいとなると当然のようにバイオレンスな藤本が、容易に
想像できて笑った。明日(と言っていいのか、どういうべきなのか分からない
が)の藤本が唐突に出てくるのが不思議に感じたりもしたけど、そこからの
展開も藤本らしくバイオレンスで、ラストの流れも巧いと感じた。作品は
もちろん、キャラクター性という部分でも楽しめました。
42 計画を立てましょう
6期のあいだの微妙な空気感がさりげなく描かれていて秀逸。一番年下なのに
一番偉そうな田中の仕切りっぷりとか、しょうもない話題で盛り上がる田中と
道重に、比較的まともっぽいことを言ってみたらあっさり流される亀井とか、
ベタな言い方だけど、リアリティを感じた。というか萌えた。
43 夜が来たらレッツラゴー
紺野の怪我ネタとはまた懐かしい。青春系というか、爽やかでいいなーとは
思いつつ、もはやこれでは物足りない自分の読者としての業の深さに鬱。
当時の五期がもはやどんな雰囲気だったかも思い出せず、けっこうちゃんと
調べてあるっぽいんだけど、キャラやネタの鮮度も重視されるこのジャンルと
してはやはり厳しいのではないか。
44 非日常
攫いに行くよ、がデートの誘いという既出のパターンを出しつつ、巧妙に
スライドさせていくあたりがなかなか。いつの間にか定着していた、サイコ
ラヴァーな松浦のキャラもよかった。短く無駄のないまとまりがあるのにも
好感。タイトルにもう一つなにか欲しかった。
45 絆
このタイトルにいい感じの出だしと来て、このオチは……好きかもしれない。
なんか状況がよく分からないんだけど、紺野のなに考えてるのか分からない
雰囲気と、まんまとハメられてる間抜けな五期という図がけっこう想像する
とおかしい。怖いと言うよりも、なんか不定形のへんてこな作品って感じで、
不思議と印象に残った。
- 250 名前:感想みたいな 投稿日:2003/10/01(水) 18:45
-
確かに空耳。一発ネタを手を抜かずにちゃんと書ききる姿勢は素晴らしい。
というかワラタとしか感想が書けません。
48 笑う紺野
作り込んだ世界観に外連たっぷりの演出が行き届いていて、読み応えはある
のだけど、どうにも入り込めないのはこのジャンルならではの陥穽という
感じがした。カッチリとしたお話が先にあってそこへキャラを当て込んだ
ような印象(実際にはそうでないとしても)が与えられてしまうと、読み通す
のに辛いものがある。アンリアルOKな自分だけど、キャラクタ先行でお話を
組み立ててくれた方が自分としては好み。ごめんなさい。
- 251 名前:感想みたいな@これでお終い 投稿日:2003/10/01(水) 18:46
- >>250の上のは47です。
50 Purple Haze
前半と後半で一人称が変わる構成。吉澤の茫洋とした一人語りで語られる
部分から、紺野の独白(供述?)で背後関係が明かされるという演出は
効果が上がっていると思う。吉澤が訳の分からない行動をするのをクスリに
還元しちゃうのはなんとなくアレだったけども、割と冷静に語っていた
紺野も実は……みたいな余韻を残すラストは割と好き。
51 お祭りの夜
今回の一番長い作品。それなのになんで肝心の攫いに行く場面が描かれて
いないのか謎。アンリアルの学園設定で、バレー部のどうのこうのがあって、
いしよしであやみきでおがこんで……と食材は揃えたものの調理しないで
ただ並んでいるだけのような印象を受けた。書きたいものを全部書くんじゃ
なくて、ストーリーのために涙を飲んで刈り込むことも必要かと思います。
52 300 minutes later,non/
なんだかよく分からない理由で紺野が増えまくって……という設定の部分を
書き込みすぎて、山場に行く寸前で終わってしまったような、映画の予告編の
ような感じで物足りなかった。こういう現象が起きてこういう風に社会が
変わっていって、というシミュレーションは面白かったんだけど、ユーモア
ものとしてはオチがないし、友情系(?)としても先の展開がなく、どっち
つかずな印象を受けた。
53 another
悪の人格が主人格にショックを与えて取って代わろうとする話、でいいのかな。
精神分析には詳しくないのでよく分からないんだけど、そういうもんなのかなー
と妙に釈然としない感じが残ったというのは野暮だろうか。感覚的で、夢と現実が
混濁するような叙述とか、最後のキルケゴールの引用とかは、ストーリーの
雰囲気にあっていたと思ったけど。
- 252 名前:スピカ 投稿日:2003/10/02(木) 12:24
- 41番かきましたヨ
- 253 名前:名無し読者 投稿日:2003/10/04(土) 16:58
- 「紺色夏恋」
まず題名ですけど、台湾映画の『藍色夏恋』から採りました。
たまたま「台北の女子高生達の恋愛青春映画」という短い映画紹介の記事を目にした時にストーリーが浮かんだので。
この話と映画のストーリーには何ら直接の関連は無いですけど、台湾映画風の素朴なリリシズムを文章で表現しようなんて思ったりもしまして・・・
もとより「山なし。落ちなし。意味なし。」なやおい話ですし、濃い味付けを施していない薄味の作品ですからお気に召さない読者さんもいるかと思いますが、
リーダー格でおせっかい焼きの、どこかピントのずれている石川。
姉御肌で後輩思いの柴田。
自分に自信が持てなくて、どこかおどおどしている紺野。
冷静に周囲の状況がよく見えている常識屋の新垣。
という四人が絡む話を書きたかったんです。
まあ、作者の自己満足ですね。
O・SO・ROも放送終了して、なし崩し的にフェードアウトしていくであろう、不遇のユニット「タンポポ3」へのオマージュも込めて。
個人的な7.31として。
基本的にタンポポ3 フィチャーな話ですが、紺ちゃんが東京に出てくる時に友達がSecret baseを歌って送ってくれたというエピソードを少し意識して、ちょっぴりのゾネさんの隠し味を加えてあります。
「10年後の8月に出会えると信じて。」という事ですね。
自作はどうしても完全に客観視できないけれども、もしも読者さんが、この作品に少女達の一夏の煌めきのような物を封じ込め得ていると感じていただければ幸いです。
「Imimaros」
題名は逆から読むと空耳になるという事ですね。
落ちを思いつくまで多少時間がかかりましたが、書くのは早かったです。
落ちで笑っていただければ、作者としては幸いです。
「森においで。」
この話は多少問題があるので、こちらでカムアウトします。
ttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/7648/moricome.html
今回は
萌え系「紺色夏恋」
ネタ系「Imimaros」
ダーク系「森においで。」
を揃えてみましたが、お気に入りの作品は御座いましたでしょうか?
読んで下さった方。感想を書いてくださった方。投票して頂いた方。
この企画に携わった、すべての人に感謝いたします。
- 254 名前:簡素な(ry 投稿日:2003/10/04(土) 18:07
- 39 森においで。
今回唯一、リアルにコワかった。
他のホラー系の作品は非現実的だったり「小説」としてのコワさだったりしたけれど。
紺野の家庭環境についての緻密な書き込みが、後半のリアルなコワさにつながるのでしょう。
読みながら、ありー何かこういうのトラウマあんのかなーひょっとして、と
自分の中に渦巻き始めたモノをしつこく見つめ直してしまったよ。
さて、唯一このハナシだけを今日まで読まずに過ごしてきました。が特に理由はありません。
男×娘。だろうが何だろうが面白そうなのは何でも読むし、読んでない作品の感想は見てもしょうがないので見てません。
強いて言うならば、3〜4レス目はあえてそうされたようですが自分にとっては「ツカミ」的に不十分だったかなあ、と。
5レス目から始まっていたらたぶん普通に読んでたのにな、と思いながらそこで読むのをやめたのでした(当時)。
- 255 名前:名無し読者 投稿日:2003/10/05(日) 04:17
- 52. 300 minutes later,non/ を書きました。
とりあえず、申し訳ない。
「麻琴」を「真琴」としてしまう、ベタなミスを犯してしまいました。
この話はマトリックスを見て思いついたものでして、それだけなんです。
加えて、大人びてきた辻、ずっと変わらなさそうな小川、自分の中で勝手なイメージの箱入り紺野を書きたかっただけの、単純に自己満足と思われても仕方ないと思いつつ投稿しました。
鼻で笑い飛ばして頂ければ、と思います。
感想を下さった方々、票を入れて下さった方々、本当にありがとうございます。
いろいろと参考になりました。
最後に、この企画に関わった全ての皆様に多謝。
ちなみに、月板でもそもそと更新をしたりしなかったり程度です。
- 256 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/17(土) 01:21
- ◆◆◆リテイク☆書き直しバトル◆◆◆
↓↓↓↓感想がきます(たぶん)↓↓↓↓
- 257 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/17(土) 01:49
- 2 沈んだ世界
厭味なぐらいスマートだなあ。1レスにこれまで開催されたテーマを織り込み、
紺野と藤本なんてキャッチーな組合わせでのほほんと、滅び行く世界を描くと
いうこの力の抜け具合。なんともいえない。面白かったけど上手すぎて厭味に
さえ思えちゃうよ。こういうのがサラリと書けたら大人の作者なんだろうな。
◆元ネタ予想:
本命:トリビアの泉@駄作、
次命:この雨は止みません@雨
対抗:秘3TWOボん。@秘密
- 258 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/17(土) 02:43
-
01_lost_in_translation_
ギリギリで精神の均衡を保ちつつ、一つ一つ乗り越えていく彼女達が、心から愛しい。改めて感じさせてくれた。
2 沈んだ世界
非常に気持ちよく纏まっていて、唸りながら読んだ。野暮なのだろうが、「だが・・・」が拭い去れなったりもする。
- 259 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/23(金) 22:15
- 4 蜜柑色の夕暮れはいつ見ても物哀しくわたしを誘っているように
等価交換の物語である。交換されるのはひたすら高橋。彼女を追う6期の姿
は、さながらロードムービーような趣がある。どんどんくだらない価値がな
いものに交換されいった高橋は最後には(ry
面白かった。元の話の予想がつくようなつかないような、斜陽以外に出して
いたらどうしようかと思うような、そんな物語だった。
◆元ネタ予想:
本命:絵里が見た夕日と手をのばしたさゆみ@斜陽
次命:ハート・シェイプト・ボックス@斜陽
対抗:泥棒ごっこ@マルチ2
穴:計画を立てましょう@マルチ2
大穴:オレンジ色の冷蔵庫@斜陽
- 260 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/24(土) 02:50
- 01 lost in translation
あぁの夏焼と田中(と鈴木)の物語。視覚的、聴覚的な描写が焦点を結ばないまま、幻想的な光景と自在に交錯する。ピラニア、水音、泡、波といった言葉が、スタジオの風景と水中の風景を二重写しにしているような効果を齎していて、不定形で揺れ動く描写が、不安を持った語り手(夏焼)の内面と奏効して、断片的に切り取ったような言葉のみで、夏焼の持っている不安や焦燥を視覚的に伝えることに成功しているように感じられた。音に飲み込まれていく様子もまた、海中で泳いでいるような風景として描かれていて、収録が終わると同時に幻想もまた引いていくのが、不安な感情が安堵へと移行していくのとシンクロしている。現実の風景と幻想と内面がそれぞれ距離を取って描写されながら全体として大きな流れを形作っているようで、美しくも微妙な心情風景が描かれているように思えた。
予想:
本命:いらいら(第13回使用上の注意)
次点:音楽(男×娘。)
- 261 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/25(日) 03:17
- 03 夏の背中
まともに感想を書くのもばからしい。作者のひとりよがりなオナニーは、
一人でやってください。
05-BR-
ひとりよがりでわかりにくい箇所が目についた。駄作企画はもう終わったと
記憶していましたが。
- 262 名前:名無し戯言 投稿日:2004/04/25(日) 16:16
- 01_lost_in_translation_
底知れぬ不安を深海という一つの世界に置き換え、さらにその世界を主人公の脳内だけに留めることなく現実世界にまで溢れさせている。「first kiss」の歌詞と深海の風景、主人公の心情が美しい均衡を保ちながら収束していく様はまるでひとつの音楽のように思えた。最後に田中が取り出した「青い薬」には思わずにやりとさせられた。
2 沈んだ世界
今までの短編バトルのお題を全て絡めつつ、一つのお話を作ってしまうのは上手いというか何というか。ただ、小じんまりとしてしまって話に奥行きがないようにも感じられた。
03 夏の背中
望まない初体験からストーカーによる誘拐、と息を呑むような展開が続く。その間にも時間軸は前後し、藤本と松浦の会話があったり、男が主人公・松浦の幼馴染で云々という件が挟まれる。ラストは人一人殺しているにも関わらず、いつもと変わらぬ態度で藤本に接する松浦という、ちょっと怖いオチまでついている。しかしこの短い間に色々なものを詰め込み過ぎたために、全体的に消化不良。中篇くらいでじっくり読みたい作品だと思った。
4 蜜柑色の夕暮れはいつ見ても物哀しくわたしを誘っているように
逆わらしべ長者とでも言えばいいのだろうか。回を追うごとに価値の薄いものと交換されてゆく高橋。とにかく可哀想な高橋、そして高橋をどうでもいいもののように扱う6期メンという構図が楽しかった。
- 263 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/25(日) 21:58
- 06 希望の箱
歪んでてなかなか面白かった。その箱にはいったいどういう状態の彼女が
はいってるんだろ。
◆元ネタ予想:
想像もつきません。短編バトルに出てきたののこん作品は前回に2つっきり
かと思いますが、こんなふうに歪むほどの不健全さは内包してなかったよう
に思います。となると主題だけ取って登場人物や状況をスライドさせたもの
と推察されますが、そうなると「有名」ぐらいしか思い浮かびませんが、こ
ういうずらし方はしないような気もします。タイトルから「3時間の箱」の
翻案かとも思いましたが・・・ まったくもってお手上げです。
- 264 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/27(火) 04:04
-
03 夏の背中
震災の話がリアルだった。私は二ヶ月に一度くらい脳内であややを犯すのですが何か?
予想
俺×娘。の上海
4 蜜柑色の夕暮れはいつ見ても物哀しくわたしを誘っているように
哀ちゃんに、ハロモニ。劇場の頑固一家を思い起こさせるものがあった。切ないリアルの笑いへの転化は難しい。
予想
ナナメであって欲しいような、欲しくないような
05-BR-
理性を失ったヒトは全て死を望み、それを他者にも強要する。地球が人類を滅そうとしている。
予想
上海
- 265 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/27(火) 04:06
-
06 希望の箱
愛に狂うのは、頭が悪くて愚かな女だと思うのだが、辻はどうなのだろう。
07 Zantedeschia aethiopica
藤本も6期なんだよね。その歪で特種な関係が、藤本以外の6期の強さのような気がしてならない。
8 over
CP、指を突っ込まれる方だけが気持ちいいよね?だがしかし待て。大体みんなネイルしてますぜ。
9 なごり雪
これ、何気によくない?昨秋のあややのぐらつきが見え隠れする。
10 深海の山嶺
愛と麻琴を含め、自分一番のクソ女が集まるからこそ、モーニング娘。なのです。彼女らも事務所も、決してバカではない。違えてはいけない。
- 266 名前:名無し戯言 投稿日:2004/04/28(水) 00:43
- 05-BR-
突如日本を襲う伝染病「ネプトゥヌス」、そして無人島に置き去りにされた娘。たち、という掴みは良い。しかし、これをオールキャストでやる必要があったのかどうか。感染者の悲惨な末路を描く目的があるとしても、飯田安倍矢口藤本石川の存在が全員必要だったとはとても思えない。登場人物を絞ったほうがその分他のメンバーに文章を割くことが出来、最後の主題がよりわかりやすくなったのではないだろうか。
06 希望の箱
楽屋にいる少女と、楽屋を訪れた少女。二人の正体をあくまでラスト寸前まで隠す手法と、少女の箱にある「希望」が一体何なのかを徐々に明らかにしていくストーリー展開が良かった。二人の少女の関係性が提示されていればより良かったが。
07 Zantedeschia aethiopica
芸能界という煌びやかな世界から見たら、歌舞伎町は汚らしく生々しい世界だという見解は面白い。その現実と六期メン三人が歌舞伎町に抱いていた理想との対比が提示されていたように思う。ただ、三人は何も見ていない、の件はもう少し後でも良かったような気がする。道重が興味を失ったかのように、ガラスに映る自分の顔に見とれている表現はなかなか。
- 267 名前:名無し戯言 投稿日:2004/04/28(水) 00:43
- 8 over
絶対的に足りない何か。誰と交わろうがその何かを埋めることが出来ない彼女が取った最後の手段が死であるというのは、よくある話だが。何故吉澤の最後の相手が飯田だったのか、そこのところをじっくりと書いて欲しかったように個人的には思った。飯田と高橋の関係もさらっと流すには勿体無いように感じられた。
9 なごり雪
イルカの「なごり雪」の歌詞の世界観を上手に使った作品。短いながらも綺麗にまとまっている。
10 深海の山嶺
まさかあの富士山登頂からここまで話を発展させるとは。紺野と小川、そして高橋の関係性。ある部分では純粋に、そしてある部分では歪みながら描かれるそれは友情物語という枠を超えたものがあるような気がした。最初に提示された小川−高橋と紺野を分かつものが、ラストの部分で時を止めてしまった二人とこれからも生きて行く紺野という明確な形で表されているのも衝撃を受けた。
- 268 名前:名無し戯言 投稿日:2004/04/30(金) 00:27
- 「高く、空高く 」感想。
よく練り込まれたストーリーと意外な展開に引き込まれた。死因は死なないと「死因」にはならない、という言葉のトリックにはなるほど、と感心させられた。しかしもう一度確実に死ぬことが何故生還の鍵になるのか、また田中が年恰好がそのままなのに対し何故藤本が15歳なのか、などの謎が残ったままなのが気になった。
「lunatic... 」感想。
話の雰囲気を楽しむような、そんな作品だと思った。幻想的な世界観と、辛い思い出がきっかけになって大人になる藤本。そして紺野とその姉はこの世から跡形もなく「消えて」しまう。物語全体から伝わってくる儚さ、それが本作の全てのように思えた。
- 269 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/30(金) 01:32
- 07 Zantedeschia aethiopica
6期の新宿見学ツアー。傍観者的にぶらぶらされても…、と、読んでてちょっと
困っちゃったかも。いろいろな考えや感情を誘発されることがなく淡々としてて
るだけに思えてしまうのは、きっと自分がつまらない人間だからですね。
◆元ネタ予想:
駄作企画の「えしゃりゅよねーあ」「闇或いは闇」がキャストと夜の街という舞
台設定がかぶってますが、リテイクする前のほうが面白かった気がします…。
それ以外だとちょっと思いつかない。降参。
8 over
エロか…、と思ったら読み応えがあって面白かった。ネタ的にはかなり嫌い
な部類のそれなんだけど、アプローチの方法や乾いた叙述が不思議に魅力的。
こういう吉澤はけっこう好きだ。ただ……あれじゃ死ねないと思う……。
◆元ネタ予想:
……見当もつかないけど、読んでみたい……
- 270 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/30(金) 01:51
- 9 なごり雪
娘。の外側で見守ることしかできない人の話。タイトルになってる歌が余り
好きではないのであれだけど、ちょっと良かった。元ネタよりも好きかも。
◆元ネタ予想:
ひとつしか思いつきません。あまりにもガチなので割愛しますけど元ネタで
は市井さんが主役だったような気がしますとだけ書いてみたり。
10 深海の山嶺
これ、めっちゃ面白い。登山の話でリアルで紺野主役のたかまこ。何という
か、紺野の思い込みでしかないCPのような気がしてならないのは気のせい
じゃないのかもしれません。過酷な登山の描写、登山の結果どうなったのか
というシビアな展開と、紺野のロマンチックな思いがいいコンストラストに
なってると思いました。例えば8は、吉澤の歪んだ心情を極めた結果面白い
のですが、この作品の場合は、リアルな部分に配慮した結果面白くなったと
いうか。
◆元ネタ予想:
ひとつしか思いつきません。自分的にはガチです。雨の回の(以下省略
元ネタも好きだけど、こちらも好きです。面白かった。
- 271 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/30(金) 02:02
- 11 高く、空高く
最初に見たサカナの幻想のような描写が、物語に深くかかわっているのが
良かった。ゲームみたいな設定も少し面白い。藤本がふともらした一言も
話の根幹にかかわる伏線で、サービス精神旺盛な作者だと思った。
強引なところや脈絡のとれない箇所もあるけど気にならない。面白かった。
◆元ネタ予想:
元ネタはわかりませんが作者は多分あの人だと思います。となると、どれ
を書き直したか少し悩んで、使用上の注意の回のものと判断。外れてるかも。
12 lunatic...
こわい…
◆元ネタ予想:
斜陽の回の「焼き付けるオレンジ」「陽が、沈む」を彷彿とさせる箇所が
ありました。文章から判断すると前者はありえないので後者の一点賭けで。
- 272 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/30(金) 02:10
- 13 picture fraction
一読してすぐに元ネタがわかった、と思う。元ネタはどちらかといえば嫌い
だったし、この作品も、この作品だけならそんなに好きだ!と思える話では
ないんだけど、二つ合わせて「面白い!」になった。こういう部分がまるで
ない元ネタだったから、すごく立体的に見えてめっちゃ良くなったと思う。
二つで併せて一作と見て、とても面白い。
◆元ネタ予想:
秘密の回の(ry ガチなので割愛。
14 現世の花
元ネタでは名前のなかった人たちが松浦藤本だったのが面白かったです。
◆元ネタ予想:
割愛する必要を感じないと思ったから書くけど秘密の回の「未来の花」
- 273 名前:名無し戯言 投稿日:2004/05/01(土) 01:25
- 13 picture fraction
飯田の描いた吉澤と、吉澤本人が入れ替わってしまうというアイディアは良い。しかし何故絵の吉澤は吉澤本人を許したのか、そこのところを明らかにして欲しかった。飯田が何故吉澤を選んだのか、という疑問の解答をそれとはなしにラストで説明が欲しかったような気もする。元ネタのリテイク、というよりは別視点の作品だろう。
14 現世の花
これも元ネタの別視点の作品、と思いきやラストをがらっと変えていた。一見そこだけを弄ったように見せて、実はラストの紺野の台詞の意味合いがまったく変わってくるという不思議な作品。つまりはラストの台詞=紺野の自首を意味し、裏切った後藤を許せない、愛しているからこそ殺したという非常にシビアな話であることがわかる。元ネタ「未来の花」に対し現世という言葉の対比でもそれが暗示されている。急仕上げの割りには、出来は悪くない。
- 274 名前:リテイク☆書き直しバトル世話人 投稿日:2004/05/02(日) 01:28
- カミングアウト。
【01】13回使用上の注意「いらいら」のリメイク。いっぱいいっぱいの
田中もキッズから見たらもうちょっと余裕ありげに見えるかもみたいな、
そういうヲタドリーム。鯨は嫉妬心でメインボーカリストの鈴木愛里に対
する嫉妬を表していたんだけど歌を聴いてるうちにどうでもよくなるとか
そういうことも説明しておこうかなと思ったけど、ただでさえ説明しすぎ
のうざい作風なのでやめておいた。
【03】娘。小説でずっと書きたかったことが書けて満足。男が予想外に気
色悪くなっちゃったけど元来自分にカッコいい男なんか書けるはずもなし、
こんなものかと。男×娘。「音楽」+花火「ひらひら」+男×娘。「泣き
たくなったら教えてね」 こんな話長い話で書きたくないし、松浦は望ん
で捨てたんであって、のぞまぬ初体験云々の感想には心底ガッカリしまし
た(自分に)
【05】雨になれ@雨のリメイクです。最初、BRものにするつもりだった
のに、ほのぼのと「BRするとしたらどうする?」って会話するだけの話
になっちゃったので。でも実際やってみても、面白さは(ry
ついでに投票は206、感想は◆で元ネタ予想している者です。
このような企画にお付き合い頂いた参加者の皆様には心から感謝します。
最初の1週間は心の底から「やっちまったー」感でいっぱいでしたが、最終
的には14作品も集まり、読めてよかったーと思った作品もあってとても楽し
かったです。楽しい時間をありがとうございました。
- 275 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/05/02(日) 01:49
- 2 沈んだ世界
元ネタ:トリビアの泉(駄作集)
http://mseek.xrea.jp/event/pacifico03/1075749206.html
・これはまあ説明の必要はないかと。短編集のテーマをコラージュしたのは、
その場の思いつきです。バレやすくしたのは仕様。
4 蜜柑色の夕暮れはいつ見ても物哀しく(ry
元ネタ:やっつけ仕事(マルチ2)
http://mseek.xrea.jp/event/big04/1064237851.html
・マルチ2の時の感想で、「小川じゃなくて哀さんだったら……」というのが
あったので、哀ちゃんバージョンでリテイク。
・一度、散文的で長いタイトルというのをやってみたかったのですが、見事に
字数制限からはみ出しましたOTL
・この手の話はオチがとても難しいです。
11 高く、空高く
元ネタ:土曜日の本(花火)
http://mseek.xrea.jp/event/pacifico02/1057136583.html
・二人の、死を介在にした関係性みたいなものを別の方向からリテイクして
みたんですが、なんか全然別の話ですねこれは……。
・元ネタの複雑な構成をシンプルにしたつもりですが、そうでもなかった
ような気がします。
・真ん中らへんのシーンが思ってたより長くなってしまったので、期間
延長していただいたのはありがたかったです。とはいいつつ、けっこう
ツッコミ所の多い話になってしまいました。
・(ていうかこれもうちょっとリライトしたい)
14作中3つが自分のとは申し訳ない限りですが、いろいろ面白い話が読めて
よかったです。みなさんおつかれさまでした。
- 276 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/05/02(日) 01:54
- 06 希望の箱 を書きました。
元ネタは第二回マルチキャスト短編集の「冷やし紺野、はじめました」です。
紺野に謎を提示する辻、という構造を使いたかったんですがまったく別もの
になってしまいました。
読んでくださった読者さんと今回企画に参加した作者さん、お疲れ様でした。
- 277 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/05/02(日) 02:05
- 07 Zantedeschia aethiopica
元ネタは嘘の回の「宵」
誰も知らないような所から、舞台だけ引っ張ってきました。
ちなみに、タイトルは5月5日の誕生花かなんかからです。
カラーというサトイモ科の花で、花言葉は「壮大な美」
新宿の街と、コンサート会場のヲタを微妙に掛けてたり。
8.over
元ネタは青の回の「紫の行方」
こちらも誰も知らないような所から、人物と設定を。
つらつらと解説すると長くなりそうなので、いくつか。
吉澤は誘い寄せる海に反発するような一枚岩に背を預けています。
そして、飯田の絶対的な加護の下、訳のわからないことをぐちゃぐちゃと・・・
その飯田も高橋との件で狂っとります。
自分の代わりに吉澤に自害させようと、ナイフを渡すくらいに。
ラスト、吉澤は子宮にナイフを刺すことで、血を流すことで、熱と共に女を海に切り離します。
蛇足のようですが、吉澤は死にません。
傷そのものの浅さも含め、LOVE&PEACEな飯田が気付かない訳も助けない訳もありません。
どんなに飯田自身が自分を見失っていようとも。
一命を取り留めたところで、ようやく吉澤は性を超えた超越者になり得るのです。
タイトルの「over」は終わりではなく、超えるの方の意味です。
9 なごり雪
元ネタは斜陽の回の「翼を下さい」
これは安倍のラストの舞台裏で繰り広げられる、フォークソングにちなんだショート集になるはずでした。
今回投稿した話はその名残りで、数稼ぎ以外の何物でもありません。
申し訳ない。
企画に携わった全ての方々、ありがとうございました。
楽しかったです。
- 278 名前:直すほどよりひどくなる秋の坂 投稿日:2004/05/02(日) 02:15
- というわけで、「12 lunatic...」を書きました者でございます。
ええと、皆様ご推察のとおり、第十四回オムニバス短編集「斜陽」の「13陽が、沈む」が元ネタでございます。
元ネタは狂気の世界にとりこまれる弱々しい理性を書いてみましたところ玉砕しましたので、すこし常識人な藤本さんに狂気の世界を覗いていただきました。
前回が初期キリスト教芸術ならば今回はゴシック美術ということで(意味不明
「焼きつけるオレンジ」にも似ているというご指摘をいただきましたので、改めまして拝読させていただきますと確かに似ているところがあるやもしれぬと感じました。
当時、興味深く拝読した記憶がございますので、思わず知らず影響がでてしまったのかもしれません。
「焼きつけるオレンジ」の作者さま、また読者の方でご不快に思われた方がいらっしゃったらこの場を借りてお詫び申し上げます。
ついでにいえば「ごきげんよう」は(ry
斜陽が過ぎて世界が暗闇に閉ざされたら出るのは月だよなぁと思いましたので、お月様にまつわるエトセトラな言葉を連ねてみましたところますます意味不明なことに。
と書いておりますこの文章もますますわけがわからなくなってまいりましたのでこの辺で。
最後に、このような場を提供してくださった皆様、読んでくださり、また過分のお言葉を賜りました皆様、企画に参加された皆様。
お疲れ様でございます。
そして、ありがとうございました。
- 279 名前:14 現世の花 書きました 投稿日:2004/05/03(月) 01:21
- マイナスポイントが入るのを承知で元ネタばればれな作品を書きました。
目指せ、ある意味本当の「一位」!
…嘘です。ちゃんとルール読みませんでしたごめんなさい。
元ネタは秘密の回の未来の花です。
企画終了3時間前に「あ、後藤視点で書こう」と某ファミレスで思いつき、
企画終了1時間半前に本作品を書き始めました。
正直、スレ立てた時はまだ「その瞬間だった」というシーンまでしか書けてなくてかなり焦りました。
あそこからEDをどうするかいろいろ考えたんですが、時間がなかったのであんなに簡単なものにしてしまいました。
あぁでも、一番書きたかったシーンが書けたので満足。
あのまま健気に後藤と紺野が死神から逃げ回る、っていう展開も考えたんですがちょっと私の趣味から外れてたので。
本当の本当は紺野が後藤を屋上から突き落とすっていうのが良かったんですけど、そこは欲張っちゃいけませんねぇ。
紺野がどんな秘密を叫ぼうとしたかはいつまでも秘密ってことで。
では、お目汚し申し訳ありませんでした。
参加した方々お疲れ様。どの作品も結構濃かったですね。
- 280 名前:13 picture fractionを書きました 投稿日:2004/05/04(火) 02:28
- 元ネタ丸出しというか、元ネタを知らないと、何が何だかわからないもの書いてすいません。
元ネタわかるとマイナスというルールは全くもって知りませんでした。
ルールくらいちゃんと読めよと。バカ丸出しです。
元ネタは今更ですが、秘密の回のポートレートです。
支配人様、参加した作者様、読んで頂いた読者様、楽しい時間をありがとうございました。
- 281 名前:10.深海の山嶺を書きました 投稿日:2004/05/05(水) 13:58
- 元ネタは第10回短編集「雨」のときに投稿した「ト長調の雨に」です。
支配人さん、作者のみなさんお疲れ様でした。
また管理人さん、読者のみなさん、ありがとうございました。
- 282 名前:切腹は痛い!!! 投稿日:2004/07/28(水) 09:27
- 2 朗読者
『ののママのお話』なんて拙い物語を選んで下さってありがとうございます。
自分の書いたものが、別の人にリテイクされると恥ずかしいですね。
同時に嬉しくて、口惜しくて、複雑な気持ちになってしまいます。
何といってもオチのレベルが違いますね。
私はコメディタッチで終わらせましたが、この物語は感動系です。
やっぱり、こうしたものは人の心を元気にしなきゃいけないと思うんです。
「アハハハハ・・・・・・そうかよ」よりも「おお、そうだ。そうだよな」
と心に響く方が、どれだけ人の心を元気にする事でしょう。
そういった点で、私の不満を解消して頂けたのと同時に、
自分の未熟さを思い知り、口惜しい思いをした次第です。
- 283 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/07/29(木) 01:34
- ◆◆◆第二回リテイク◆◆◆
↓↓↓↓感想がきます(たぶん)↓↓↓↓
- 284 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/07/29(木) 21:16
- >切腹は痛い!!!さん
感想ありがとうございました。
ののママのお話を最初読んだ時に、
この内容で笑って終わるのはもったいないなと
思ったのがリテイクしてみたいと思った理由でした。
その結果全然違った話になってしまいました…。
でも元の話があってのリテイクです。
とても楽しく参加させていただきました。
ありがとうございました。
最後に、
朗読者というタイトルですが同名の小説があります。
素晴らしい内容ですのでご一読をお勧めします…。
- 285 名前:名無し戯言 投稿日:2004/07/29(木) 23:41
- 1 オープン・ハート
明らかに「ハート・シェイプト・ボックス」のリテイクだろう。
松浦と高橋、という元ネタと同じキャラを使いつつ元ネタとは180度違うロマン
ティックな内容になっている。話の内容に歌詞を盛り込む遊び心もある。何よりも
高橋の人とちょっとずれてる部分が天球儀のエピソードによって良く表されている
ように思えた。対して松浦は少しらしさがないようにも思えたが、話者ということ
もありそれほど気にするところではないのかもしれない。
2 朗読者 Storyteller
これも、「ののママの話」のリテイクか。
元ネタのアホっぽいテイストを作中作に残しつつも、いい話に仕上げたのには驚い
た。目の見えない娘の為に架空の話を作って聞かせた母親、というだけでもいい話
なのでその後に補足的につけた説明は蛇足なように思えた。しかしシド・ヴィシャ
スに太宰治って、どんな母親だ。
- 286 名前:名無し戯言 投稿日:2004/07/29(木) 23:43
- 3 赤い花咲いた Beautiful Gift
題名とキャスティングは「あかいはなさいた」だが、内容は寧ろ「未来の花」っぽ
いかなとも思った。
去り際の保田のこめかみに、赤い花がゆっくりと咲いてゆく様が何とも印象的だ。
咲いてしまったからには死を止めることはできないだろうから、二人に先立たれた
であろう後藤の心境を思うと切なくなってしまう。
4 朝やけの町
「フラジール」のリテイク。
元ネタが死への旅立ちなのに対し、本作は言うなれば「生きるための旅立ち」。
確かに言っていることはもっともなのだが、さらに読者を納得させるようなも
う一味が欲しかった。怖かった、死ぬなんていつでもできるの一言では死に勝
る生の力は感じられない。
- 287 名前:名無し戯言 投稿日:2004/08/01(日) 19:46
- 5 窘メる
「雨夜の月」のリテイク。
「明日なんて来ないよ、そんなんじゃ、来やしないんだ」 という元ネタにおける後藤
の台詞に明確な意味を与え、世界観の掘り下げを試みているようだ。本作オリジナルの
登場人物・飯田が後藤にとって大きな意味合いを持つ人物だということは伝わった気が
する。欲を言えば飯田と紺野の対比にもう少し深い意味合いがあれば、と思った。
6 箱の心
「ハート・シェイプト・ボックス」のリテイクだが、本作はかなりファンタジー色が強い。
人間を遥かに凌駕する大きなアリ、地下のアリだけの世界、そして地球の胎内。アリに
導かれて、というストーリーの流れはまさにファンタジー。松浦と紺野、それに高橋を
加えた三人の関係も微笑ましかった。ただ、高橋が地下に潜り再び地上に帰る過程がど
うも不明瞭な気がした。
- 288 名前:折角読んだのだから… 投稿日:2004/08/05(木) 19:06
- ということで、こわごわ感想のようなものをば。
1 オープン・ハート Open Heart
オープン・ハート、なるほど。ハート型の箱ではなく、箱のような心か。
高橋は他の人を否定してしているわけではないがどこか変わっていて心の中がうかがえず、
松浦のそれを開けてみたい思っている。
その辺りの心情が自然に描かれていると思う。
また松浦が自分の手渡した箱に大切な願いを仕舞うようすすめるのであるから、
できれば皆に分かるようにではなくて、自分だけで高橋の心を独占したいと密かに想っているとも読み取れる。
こういった感情が恋心に発展するのだろうか。
2 朗読者 Storyteller
心温かき千夜一夜物語(時そばもあるから勧進帳かな)。
しかしノノが盲目であることを最初に示されるところと、最後に絵本などなかったと分かってからの感激、
この二つにどうにも温度差を感じてしまった。
前者が日に当たってぬくくなった水だとしたら、後者は沸騰したお湯で。
ああ、こういう嫌味のない示し方もまたいいものだなと読んでいたのに、
突然ピーと耳をつんざく音を立てられるとすべて台無しになってしまう。
3 赤い花咲いた Beautiful Gift
他人の死が分かると後藤は聞かされ誰が死ぬのかと考えるが実は市井本人のことで。
花が見えるというのは真実だったのか嘘だったのか、
その点が気になりながら読みすすめると保田の登場し後藤は赤い花を見る。
保田は登場した時点で予想できる展開だったが、
作者の出して引いてが非常にうまいために後藤の心情と重なってものを感じることが出来た。
歌詞について、この作品ではとてもいいポイントになっている。前二作では、まあ言葉遊びかな。
- 289 名前:折角読んだのだから… 投稿日:2004/08/05(木) 19:07
-
4 朝やけの町
実際はどれほど深刻なことだったのだろうか。
自分には話者の心情が矢口よりももっと若い世代の人間のもののように感じられた。
本気なんです死ぬんですと本人にしたら真剣であろう言葉も周りから見るとそう映らなかったり、
何かをきっかけにして取り止める様がずいぶんあっさりと映ったり。
キレイな文章で一貫しているのだが、そのせいで大人の矢口が語ってるのだと思うと若干冷めてしまった。
これが例えば六期のメンバーであれば非常に好感を持って読めたのであろうが。
5 窘メる
雨の墓場、侘しさと妖しさといかがわしさをよく感じさせてくれた。繰り返される言葉もこれを助けているのだろう。
この作品の後藤は受身の人だ。
飯田に死なれて、メールを送られて、「後藤さんに明日は来てないのですか」と聞かれて、それに対してものを思う。
墓石が雨に濡れるに任せているように、後藤も霧のように自分に降りかかるものに打たれているのだろう。
そんな後藤であるから作品の最後でする行動も死者に対しての質問にすぎない。
珍しいタイプの作品。
6 箱の心
箱の心という題名ではあるが1ほどには作品を象徴していないだろう(もちろん全然構いませんよ)。
地中の至るところに巣穴が張り巡らされていて、行きかう赤い蟻たちはまるで血のよう。
中心に行き着くとそこは暖かく穏やかで、蟻全てを統べるであろう巨大な蟻と生まれたばかりの赤子。
これはそのまま人間なのではないだろうか。
巨大な蟻と赤ん坊が、心臓か子宮かは分からないが命の中心であり、地中という人間を生かしている。
そこから見たとき地上の生物とその活動は醜い傷に過ぎない。反転した人間の物語だ。
そしてこの物語は高橋らが穴を抜け森に出ることで終わる。
つまりあるべきの姿の人間として産み落とされたのであって、
人間には希望が(ほんの四人に過ぎないけれど)残されているわけだ。
地球という言葉を大仰に語りすぎるきらいがあるものの、すばらしい世界を持つ作品だったと思う。
- 290 名前:折角読んだのだから… 投稿日:2004/08/05(木) 19:07
-
7 月夜の雨
なんと言うべきか、不思議とつまらなくなかったというか。
そう思わせて実は残念、というパターンは自分の場合『硝子』でもあったしもういいよとなってお終いなのだが、
これはそう感じなかった。
おそらく序盤のつまらない言葉遊びから始まって全体に夢の中のような空気を漂わせているためで、
また下でなく上の口でも、とらえようによってはやはり淫靡なものだからであろう。
企画を読むたびに思うが、紺野の一人称ですます調は本当に便利だ。
8 後退のようにも思える、一歩
一般人らしい名で作品を始めるのはなかなか度胸がいると思う。
しかしこの作品は志保を中心軸に据えて始まり終わっているので適切だろう。
ヒステリックでねたみの強い中身のない女ではあるが、
それでも道重はこの軸を回って――遠ざかり、後退のようにも思える歩みの末に田中の腕に身を預けるのだ。
道重は自殺願望のある姉を気遣い心配するという安定があるようで、
しかし実際は彼女も鉄パイプで人を傷つけ、それでいながら友達の腕の中で力が抜けてしまう危うい存在に過ぎない。
出合ったことはないタイプなのだが真実味を感じた。
9 JOY to the WORLD
ほめたたえよ、ほめ、ほめたたえよ。
人間はやはりきれいな水に住める存在ではなくて、それゆえ天のあまりの清らかさは劇薬である。
それならばと登場する悪魔、かっけー。
文やシーンの切り方もかっけーので吉澤がすごく魅力的だ。
個人的には安倍は本当に天に選ばれていたと思いたいが、
吉澤のかっこよさを増すにはやはり襲われそうになっていたのだと見るべきなのだろうか。
ホント、いいとこで切るよあんた。
- 291 名前:折角読んだのだから… 投稿日:2004/08/05(木) 19:09
-
10 Aftermyth
天に滅ぼされそうになっている状況で正義などと口にしても仕様のないことで、
その点藤本の何よりも大事なのは自分が生き残ることだという思考は当然のものかもしれない。
それゆえ藤本の死はまるでジョークのように唐突で真実味が無く(真実など所詮ないのだから)、
代わりに田中が撃たれていてもまったく不思議ではない。
もう田中は何も分からないしもっともらしい疑問も持たない。ただ死にたくないと思うだけだ。
後方で盛大に行われている戦闘から読者へ届く音や気配は失われ、
ただジープへと走る田中のその必死さに、
彼女も持っていた生への当然の執着が、激しいそれでいて静かな息遣いとともに感じられた。
藤本の存在がうまく田中の心理と作品を導いている。
11 愛
高橋さんの二人ごとは常に衝撃的だ。
あれを観ていた人にしてみると、にやりとしてしまいそうな内容の作品。
といってそれだけでなく、
高橋の自分から持ちかけての引きや新垣の軽い毒なども加わって作者の作品になっていると思う。
ところで「愛」なんだなと思ってしまった。
12 20th story
全作のリテイクご苦労様です。
ただ内容でいうとまったく無意味だ。
一々何かに引っ張られて肝心の中身が失われているように感じた。
網羅するために辻と加護は助かり、空を飛びたいと言わされ、その末に燃やされてしまう。
かわいそうな使われ方だ。
残りはこれから書く予定です。
- 292 名前:名無し戯言 投稿日:2004/08/05(木) 23:01
- 8 後退のようにも思える、一歩
「ハート・シェイプト・ボックス」のサイドストーリーのような話。話の途中で高橋
や松浦が登場するのもそのせいだろう。
圧倒的で理不尽な、いじめ、暴力。直接的な原因とも言うべきヤサ男などはただのき
っかけに過ぎず、青少年特有の理由のない衝動を描きたかったのだろう。ただ、それ
にしても理解に苦しむ点は多い。いじめられても無視していた道重が急に攻撃に転じ
るのは、やはり違和感があった。田中のシチュエーションにも同じような感じを受け
た。また、本作がサイドストーリーだということを示したいとしても、ストーリーに
まったく絡まない松浦と高橋の存在は不要なものに思えてならなかった。
9 JOY to the WORLD
「聖誕祭」のリテイクか。
まるで真逆のような運命を背負わされた、石川と吉澤。一度は石川の元を離れる吉澤
だが、石川のピンチに必ず駆けつけてくれるという予定調和、お約束、大団円と三拍
子揃った教科書のような作品だと思った。元ネタと同じような材料を使いながら結末
をハッピーエンドにしたのはリテイクの基本ながらも楽しかった。ただ、話がいささ
か冗長なのと石川が世界の異変に気付くもそのまま普通に寝てしまうのは気になった。
石川をそういう厭世観のあるキャラとしては描いていなかったので余計に違和感が。
10 Aftermyth
「聖誕祭」の世界観はそのままに、登場キャラを藤本と田中に変えた作品。
作者のオリジナルの設定により、駆逐される存在にまで貶められた天使。そして天
使よりも恐ろしいのは実は人間自身であるという、程良くブラックな内容も悪くな
い。自分の命が一番大事、と言っていた藤本が命を落としてしまうのは皮肉だと思
った。
- 293 名前:名無し戯言 投稿日:2004/08/05(木) 23:04
- 11 愛
「迷宮」のリテイクではあるが、「二人ゴト」の高橋新垣編を下敷きにした作品でも
ある。
これは見た人間にしかわからないと思うが、放送内容の雰囲気が良く出ている。決し
て仲むつまじいというわけではなく、どことなく子供じみた高橋を宥めたりかわした
りする大人な新垣が良い。また、迷宮の話の内容も上手く挟み込まれているように思
えた。正攻法ではないが、よかった。
12 20th story
リテイクにエントリーされた19作品のコラボレーション。明らかに元ネタを意識し
た部分からこれは中々気付かないだろうといった部分まで、19作品の何かしらの部
分が使われている。しかし物語だけを追ってみると、辻加護がそこまでして死に固執
した理由が見えない。この辺りはもう少し筆を加えても良かったのではないだろうか。
13 パンがひとつならわけわけね
元ネタは「あぶりだし」か。
亀井から手紙が届く出だしは一緒だが、その後は三人の友情にクローズアップした作
品になっている。パンがひとつならわけわけね、ならぱ三つにちぎられたパンは元は
ひとつのもの、ということなのだろうか。巨大AAは6期萌えの人に好評な予感。
- 294 名前:名無し戯言 投稿日:2004/08/05(木) 23:16
- 14 言わぬが花
「未来の花」のリテイク。というより、パロディに近いものが。
簡潔ながらも元ネタの最初と最後を上手く使ったネタ。離れ乳、という表現もツ
ボだが、レス流しが秀逸。秘密を暴露しようとした紺野は藤本にうわ何をするや
めろcsfdkjs・えd。;あ@p。
15 ぜろいち
これも「未来の花」のリテイクだろうか。しかし「あかいはなさいた」のテイス
トも微妙にあるような。
死神が見える、という元ネタを上手に使い、さらには辻の加護に対するねじれた
感情をも表現している。最後の落ちも意表を突かれた。今の辻加護で考えると見
間違えるかな、と思ってしまうので一昨年あたりの仲良く太っていた頃を想像す
るとちょうどいいかもしれないと思った。
- 295 名前:名無し戯言 投稿日:2004/08/05(木) 23:19
- 16 蟻
「ハート〜」のリテイクだが、かなりのホラー仕立てに。
徐々に壊れていく後藤が最高。子犬の首を締め、イグアナやインコを蟻に食わせる様
はかなり狂人の域に達しているような気がした。里田が登場し、最後は里田が蟻の餌
食になってしまうとは思っていたが実際にやられるとやはり衝撃だ。後藤まで食べら
れてしまうのは意外だったが。
17 手のひらの遊び
「聖誕祭」のリテイクだろうか。
童話の中のような世界での出来事が世界の崩壊に繋がると考えると、ほのぼのしてい
た作品の内容もうすら寒く思えてくるから不思議でならない。世界を象徴するガラス
玉が最後に粉々になってしまうのが、ひどく印象的だった。
- 296 名前:感想 投稿日:2004/08/07(土) 01:34
- 1 オープン・ハート Open Heart
リアル設定に舞台を移してのリテイク。とけ込めない哀さんのキャラとそれを外から気にかけている松浦との、ささやかな心の交流がいい感じに描かれている。語り口の柔らかさや、プレゼント交換といった些細な出来事から少しずつ関係がほぐれていく感じが、雰囲気として楽しめた。
6 箱の心
原作のディティールを換骨奪胎した設定がまず楽しい。ほのぼのとしたファンタジー調で語られるストーリーで、松浦と紺野が蟻に導かれて地下へ降りていく描写はどこか冒険アニメのようでもあり。自然と人間との絡みなど深いテーマ性を持ちながら、重さを感じさせないあたりにセンスを感じる。母なる大地との連関から、高橋が子供を産むという展開も無理なく溶け込んでいる。さらっとした軽めのトーンだから見逃してしまいそうだが、実に巧緻に組み上げられていて、面白かった。
8 後退のようにも思える、一歩
オリジナルのキャラクターも深く書き込んであり、読み応えのある短編。溜まりに溜まったものが暴力として爆発する最後のカタルシスのために、淡々とした筆致で憎悪の対象の描写を積み重ねていっているよう。しかし爆発後の爽快感というものはなく、不条理な暴力に対する不条理な破壊という発露のためか、感情を抑えたキャラクターたちの描写とも相まって、終始即物的で冷たい感触がある。どこか北野映画にも近い感覚かもしれない。原作との関連はよく見えなかった。
- 297 名前:感想 投稿日:2004/08/07(土) 01:34
- 16 蟻
肉食蟻を飼育する後藤。感情を全く表に出さずただ淡々と語られていく中で、じわじわと嫉妬からの狂気を深めていく筆致が巧い。後藤の変化はまた、感情もなにもなく自然の本能として生きている蟻たちとの対比から、不気味さの輪郭がぼんやりと浮かび上がってくる感じで、恐ろしい。
14 言わぬが花
ワラタ。面白かったー。
15 ぜろいち
ゼロイチのデジタルな記号が頭上に浮かび上がってくる、というのが絵的に面白い。ラストでは辻が自己の鏡像を加護の姿と錯誤するのだが、加護への憎悪のもとになっていたものが自分をすぐコピーするという行為だったわけだから、なんとも皮肉な話。辻における自己像というのは逆説的に錯誤を誘ってしまうようなものだったのだろうか? このあたり、精神分析的につっこんでいけばなかなか面白いかも知れない。
23 美海の花
みうなキター。「未来の花」のモチーフを生かしながらストレートにサイコな話としてまとめた短編。イジメとか虐待が狂気に繋がっていくというのはまあありがちだが、それだけにお話としては腑に落ちるものになっている。高橋の語り口はけっこう好きな感じだった。最後に自殺しておしまいというのはちょっと安易なような気もしたけど。
24 影法師
殺人を予見できる刑事中澤、しかし犯行を未然に防ぐことは出来ずいつも犯人に出し抜かれてしまう、というアイディアはいいと思う。ただ、ラストで明らかにされるその犯人を茫洋とした存在としてぼかしてしまったのはちょっと残念だった。結局のところ、中澤の中にある隠れた人格(?)のようなものが犯行を行っていて、それが中澤に予知という形で見えていたということなのだろうか? 最後に矢口がやはり第六感のようなもので「見える」としたのは、なんとなく慌てて最後を切り上げてしまったようでちょっともったいない。アイディアは至極魅力的だと思うので、書き方次第ではすごく面白くなったような気がする。惜しい。
- 298 名前:感想 投稿日:2004/08/07(土) 01:35
- 9 JOY to the WORLD
原作にもあった宗教的なトーンをより拡大して世界観に組み込んだ作品。前日譚のようにも読めるが、安倍の役所が異なるのでパラレルワールドなのだろう。吉澤がハリウッド映画に出て来そうなダイハードキャラで、エンタメに特化した形でのリテイクのようにも思った。「選ばれる」という概念もキリスト教チックではあるが、ストーリーの中ではあまり有効に機能していないようにも。
10 Aftermyth
原作「聖誕祭」の後日談。作中で言及される日記は石川のものだろうか。原作での謎めいた部分を引き継ぎながら、宗教的なトーンから人間的なドラマへ移行していく。藤本のシニカルで理性的なキャラクターと、現実の中で葛藤し逡巡する田中とがうまくコントラストになっていると思った。人間たちから襲われて、天使を利用して窮地を切り抜けるというラストにもブラックかつシニカルな視点が見えるが、現実の切り取り方として原作からより踏み込んだものが感じられた。
22 Kyrie
原作でも歌で人を殺していた天使だが、それに歌で対抗するのが石川と道重、というのが面白い。ネタモノとしては常道ではあるが、シリアスな設定はそのままにして、この世界観の中ではそれはあくまで優れた能力として描かれるのが、笑いを誘う。オチも絵的に綺麗な感じでよかった。歌ってたのはなんとなくバッハのミサ曲のキリエかなと思ったり。
25 謝肉祭
途中まで原作とほとんど同じでどうなることかと思ってたんだけど、それだけにあの一言が効果的。なにげに設定にも説得力があったりして、パロディとして秀逸。笑った。
- 299 名前:感想 投稿日:2004/08/07(土) 01:35
- 2 朗読者 Storyteller
盲目の娘のためにお話をしてあげる母親。しかし、母親は白紙の本を捲りながら創作の物語を話してきかせていた……という話。最後に謎解き(?)があるという趣向は好きだし、構成もうまく効いてると思った。作中で語られる物語が原作のものという生かし方も面白い。ちょっとお話としてキレイに纏まりすぎてるような気もしたが。
3 赤い花咲いた beautiful Gift
死を予兆させる赤い花が見える、という設定は「未来の花」に似てるようにも思ったが、原作は秘密の回の「あかいはなさいた」だろうか。市井がその話をした直後に死んでしまうので、花が見える云々ということの真偽は分からない。その後に保田とあった後藤がまさに赤い花を見るわけだが、穿った見方をすれば、これもある種の錯乱なのではないかというようにも読める(保田の何気ないセリフに注意)。一人称の不安定な語りが奥行きのある読みをさせてくれる作品で、深読み厨の俺には楽しめた。
4 朝やけの町
淡々とした一人称で、心境や情景が投げ出されるように描かれていく。語り手(矢口)が死に向かっていく背景や後半での心境の変化もぼかされているためか、ストーリーとして読むよりもこの乾いた雰囲気を読むべき話なのだろう。そういう意味では成功してる作品なのではないだろうか。
- 300 名前:感想 投稿日:2004/08/07(土) 01:35
- 12 20th story
候補作全19作品のコラージュ。方法論としては過去に似たような試みがあって(企画とは関係ない場所でだが)、それ自体に新味を感じると言うことはなかった。とはいえ、それなりに一貫したストーリーを組み上げるという手腕はなかなか。まあ、いくつかの作品に関してはちょっと無理矢理押し込んだ感もなきにしもあらずだが。
13 パンがひとつならわけわけね
1レスもの。原作はあぶりだしだろうか。原作でも結局あぶりだされた文字は不明だったが、これもやはり亀井がいなくなった理由は分からない。が、なんとなく気分としては伝わってくるのでこれで充分なのかも知れない。パンを分け合うという構図は若い6期にしてはずいぶんと古風だが、絆の象徴としては悪くないものだと思った。
19 チョーカーの行方 こんにちは、お嬢さんが掻き混ぜている
超能力を持ってるクセに、やたらとせこい方法で辻からチョーカーを巻き上げようとする藤本が笑える。ネタあわせをしているだぶるゆーの光景など、小ネタも面白い。しかし最後のオチには藤本でなくても脱力だ。
20 メイド・エリリン
言われなきゃ原作分からなかった。しかしあの壮大な設定からの落差がこの作品のなんともいいようのない雰囲気に深みを与えているような感じか。もちろん、原作のコンセプトを背景にした多彩な人間模様という点で言えば、実際にはストレートなバリエーションといえるわけだが。
- 301 名前:折角読んだのだから… 投稿日:2004/08/08(日) 20:44
-
13 パンがひとつならわけわけね
たまたま便箋を火であぶったことは自分にはありません。まあ、それはおいといて。
短いながら三人の性格にそれぞれ違いを出していて、
かつそれらをうまくかみ合わせてるのではないだろうか。
六期は三人そろうと安定するね。
14 言わぬが花
紺野が藤本を想って秘密を黙っていようと心に決めるのに藤本は……。
その後に余計なものをまったく入れずにすっぱりと新たな決心をするのがよかった。
レス流しは本文の続きのような感じを持っていてここにも一味。
15 ぜろいち
現在の辻加護を思うと、なるほどそういうことかと膝を打つのは難しい。
そして辻が紅茶を飲む記述がない、これはいただけない。
毒入り紅茶を飲んだのは実は辻だったというのだから、
本人もそれと気付かずに飲んでしまうシーンは必要だと思う。
逆に紺野はいなくてもよかったのでは?
16 蟻
肉食の蟻を出した時点で誰かが犠牲になること、里田の登場で彼女がそうであろうことは、
さらにまた後藤自身の犠牲も、容易に想像できた。
であるからおそらくはそういった面での真新しさというものは元々意識せず、
後藤の心理的な面に、高揚を伴わない変化に重きを置いたのであろうが、最後の方はいささか安易か。
- 302 名前:折角読んだのだから… 投稿日:2004/08/08(日) 20:45
-
17 手のひらの遊び
少女たちの無邪気な願いはすべてを砕いてしまう怖ろしいものなのかもしれない。
しかしそうであってもおとぎ話のように微笑ましく映ってしまう。
実際に上の世界では下の者をそんなふうにとらえているのだろうか。
作品としては穏やかに我々の足元を揺るがせる力を持っているのかもしれないが、
作風に反するこの見づらさがそれを減じたように思う。
18 砕けない物語
藤本は松浦という彼女がいるにもかかわらず離れるうちに紺野と心を通じ合わせるようになっている。
その紺野に気があるのかもしれない吉澤。
そういった関係の中、松浦が東京にやって来たということなのだろう。
そして藤本の心変わりにも気付いていると。
話を二つに分けて展開するのだが、どこに誰に重きを置いたものなのか分からなかった。
またそれぞれを描いたのだとすると、この長さでとても描けたとは思えない。
しいて自分の印象を言うと藤本と紺野の話なのだが、
題名とレス流しからすると藤本松浦のように感じる。
19 チョーカーの行方 こんにちは、お嬢さんが掻き混ぜている
作者の勧め通りリテイク元を念頭に置いて。
『初夏の〜』が小説技法としての時間逆行であったのに対し、
この作品では藤本の超能力という理由付けを行っている。
自分としてあの何の説明もされずに巻き戻されるのこそ良かったので、
初読の際この作品は改悪に過ぎないと思ったのであるが、再読してみるとこれがなかなかいいかなと思ったり。
藤本をずるがしこい卑怯な女として描きながらもどうやっても彼女はへぼキャラで、
そうしたことをリテイク元とは似てるようだが違う形でうまく作品に溶け込ませている。
それと白状しておくが、にゅるんに笑った。
- 303 名前:折角読んだのだから… 投稿日:2004/08/08(日) 20:46
-
20 メイド・エリリン
ガロもギャグなんだよね?
お手伝いさん亀井の常に失敗してそうな日常、その一コマ。
この仕事に生活が命がかかっていると言いながら、
亀井は性的なイタズラに快感を覚え、自粛される言葉も吐き、
その夜にはすっかりと失敗も何も忘れてへんてこな夢を見る。
その出生に研究所的なものがもし本当にあったとしても、
彼女は関係なく日々主人のものを壊し怒られ、狭いところに閉じこもるのだろう。
亀井的でいいかなと思った。
22 Kyrie
天に理不尽に滅ぼされそうになっている人間たち、
しかし彼らにはやはりそうされるだけの醜さがあったと言うべきか。
自分たちの役に立つ力は欲し、しかしそれによって災いが呼び込まれるのであらば忌み嫌う。
混乱すれば不幸の側にあった力を短絡的に憎む。
一方それらを身に受け止め、かつ仲間を人間に留めたいと願うのもまた人間で。
しかし石川の死によって滅ぼされるべき面のみが残ることとなって道重は人間を捨てた。
双方のバランスとその崩れから来る結末、きちんと筋道が立っていたと思う。
若干その道が整備されすぎの気もしないではないが。
23 美海の花
事態の成り行きとしてはすごく納得できるのであるが、
高橋の思考が作者の便利なようになっている感があって、
そのため美海の狂気や作品の怖ろしい空気がこちらに迫ってこない。
死神の印象も薄められてしまったと思う。
24 影法師
犯人は自分だったというのは非常に古典的なものだが、
この作品では明らかに自殺と思える事件や、全速力で駆け回った末に見つける遺体など、
実体を伴ったものではとてもなしえないであろう犯罪が犯されている。
そこに新しさがあるのかもしれない。
しかし中澤の悩み方はステレオタイプの感もあり、
まあ、これは構成の安定と見るべきか。
25 謝肉祭
ギャグなのだろう。
正直キーワードを三段腹に置き換えただけのような気がする。
しかし他の人には評価されているようだから、好みの問題なのかな。
- 304 名前:名無し戯言 投稿日:2004/08/10(火) 00:06
- 18 砕けない物語
元ネタは「こわれもの」だろうか。もしかしたらまったく違うかもしれないが。
紺野のために松浦とのけじめをつける藤本の話、と捉えたが実際はどうだろう。登場
人物の中で吉澤だけが少し浮いているように感じられたが、藤本が好きな紺野、を表
現するには第三者が必要だと作者は考えたのだろう。松浦の気持ちの整理と最後の流
し、そしてタイトルとの相関性はよくできているように思えたが、如何せん少ないレ
スの中で視点が目まぐるしく動き過ぎな気がした。
19 チョーカーの行方 こんにちは、お嬢さんが掻き混ぜている
「初夏の夕暮れぼんそわーる」のリテイク。
元ネタ自体を「藤本が超能力を使ってずるをしようとする話」と捉えていたので違和
感なく読めたが、どうやら元ネタは超能力で時間を遡っていたわけではないらしい。
そのことを差し引いても元ネタとはまた違った形で楽しむことができた。ただネタと
しては少し長いのと、何と言ってもあの落ちが。そりゃねーよとっつあん、とルパン
になってしまった。
20 メイド・エリリン
夢の内容からすると、「彼女達が硝子に引かれるその理由」が元ネタか。
夢として元ネタを処理するやり方は先の「愛」でも行われていたが、本作では元ネタ
でのシックスス(6期)という関わりから夢自体に意味を持たせている。まあ簡単に
言ってしまえば「その頃、亀井はメイドをしていました」で終わってしまう話だが。
亀井がメイドを、とかご主人様にいたぶられて、とかいうシチュエーションが亀井ヲ
タには萌えるのかもしれないが、自分は亀井ヲタではないので何も感じなかった。
- 305 名前:名無し戯言 投稿日:2004/08/10(火) 00:09
- 22 Kyrie
聖誕祭のリテイク。
目には目を、破壊の歌声には(ry を ということか。これをネタではなくシリアスで
やったことをまず評価したい。話の内容も、折角見つけた安住の地を追われ、新しい友人
とも別れ、今まで護ってくれた人が死に、最後は天使に還ってしまう道重、という悲しい
もの。その救いようのなさがまた作品の味でもあり。印象に残る作品だった。
23 美海の花
未来の花のリテイクか。
みうな主演というのも珍しいが、高橋と絡むのもまた珍しい。結局最後まで本当にみうなが
死神を見たかどうかは謎のままだが、それはそれでいいのだろう。問題は口紅が見つかった
だけで死体が埋まってることを高橋が理解してしまうというご都合主義的展開と、いきなり
のみうなの自殺。これは何とかして欲しかった。花壇に死体が埋まっている、というのは題
名もあいまって中々背筋の凍る要素だったが。
- 306 名前:名無し戯言 投稿日:2004/08/10(火) 00:10
- 24 影法師
これも未来の花のリテイクだろう。
殺人事件を予見できる中澤、という設定は面白かったが結局作品には生かされていない気
がした。中澤に憑りつく(?)存在が矢口に見えてしまっているのもどうかと。この手の
ミステリーは徐々に謎が明かされていくから面白いのであって、最後にいきなり種明かし
されても。じっくり話を練って欲しかった、というのが正直な感想だ。
25 謝肉祭
聖誕祭のパロディ。
方法は14 言わぬが花 に似ているものの、最後の文章以外は全て元ネタの文章の語句変
換しただけというのは如何なものか。確かに、クリスチャンと三段腹を入れ替えただけで
こんなに笑わされてしまうのには感心する。ただ、もう少しオリジナルな部分を加えたり
しても良かったのではないだろうか。楽しませてもらった分だけ、複雑な気分だが。
- 307 名前:名無し戯言 投稿日:2004/08/10(火) 02:17
- 7の感想が普通に抜けてた・・・作者ごめんよ。
7 月夜の雨
「雨夜の月」のリテイク。
エロかと思いきや、実は歯医者さんごっこ。元ネタのそれが非常にぼかした表現
だったことを逆手に取ったその発想力は評価したい。
ただ、シチュエーションとしては硝子「さんばガラス」と比べると無理やり感が
漂っているような気がした。ところで流しのはにいっぱいは歯にいっぱいとかけ
ているのだろうか。
- 308 名前:12 20th storyを書きました 投稿日:2004/08/10(火) 23:04
- 支配人様を初め、作者様、読者様、そして、元ネタ作品をリテイクする許可をしていただいた方、ありがとうございました。
19作品を全て取り入れて、20番目の話という題名の意味でした。
強引に入れまくって、話なんかめちゃめちゃですいません。
リテイク許可をいただいた皆様のご好意を、最大限に使いたかったんです。
どうか、今回、自作がリテイクされなかったと嘆かないでいただけると。
ちゃんと私が一応使っておりますので…
また、こういった奇抜なことをするのは初めてでしたので、いろいろ勉強になりました。
ありがとうございました。
カミングアウト
最近はリレー4に参加したり、硝子で三角プリズムを書いたり。
銀板で夢幻限無というものを書いたり、緑板でちょこちょこ書いたりしております。
本当にありがとうございました。
- 309 名前:感想の続き 投稿日:2004/08/10(火) 23:10
- 5 窘メる
暗くて湿り気のある雰囲気が描写を通して伝わってくるような作品。墓の冷たい感触から、飯田の手の感触の記憶を想起する辺りの描写がいい。死んでしまった飯田を、想像の中であしたという言葉の持つ象徴的な意味合いと結びつけて語っていき、それがラストの幻想的なシーンに巧く繋がってると思った。ただ、語り手(紺野だろうか)と後藤飯田との関係性があまりよく見えてこなかったのが心残り。
7 月夜の雨
エロかと思わせておいて実は……というネタだが、エロ部分がネタっぽい感じじゃなくて上品だったので、その分オチの部分の落差があまり感じられなかった。そういう意図なのかもしれないが、もう少し前半のテンションが高い方がよかったような。
17 手のひらの遊び
聖書に出てくる神様みたいに理不尽で残酷なえりさゆの描き方が、怖くもありほほえましくもあり、薄気味悪さとコケットが背中合わせになってるような魅力が感じられた。コーヒーの湯気が蝶になって飛んでいったりとか聖書を破って天使を作ったりとか、そういうシュールな情景の描写もセンスあるし、原作(はじめは気付けなかったんだけど……)とは一見接点の無いようなファンタジックな作風にまとめているのも含めて、すごく巧い作者だと思った。
18 砕けない物語
いい感じの情景が過不足ない筆致で描かれていて、人間関係も表層のものではなく奥行きの感じられるような深みのある描写がされていて、雰囲気はすごくいいと思ったんだけど、風鈴の音のリフレインとかもちゃんと効果を計算してある感じで、季節感も感じられてよかったんだけど、個人的にそこで止まっちゃうとなんかなーって思ってしまう。結局好みの問題になってしまうのだが。表現とか抑制されてて無駄がなくて巧いんだけど、小説的な「雑」といえる部分を完全に削ぎ落としてしまってるあたりが自分としては入り込めない一因なのかも知れない。
- 310 名前:11 愛 の作者=ハート(ry の作者 投稿日:2004/08/10(火) 23:29
- みなさんお疲れさまでした。
愛ガキの二人ゴトが面白すぎたので勢いで書いてしまいました。もちろん
リアルの絡みのほうがはるかに面白いです。必見。
ちなみに元ネタは硝子の回の「迷宮」です。
今回はむしろリテイクされる側として企画を満喫させていただきました。
どれもこれも面白いものばかりで焦りました。
本当にありがとうございます。次回を楽しみにしています。
- 311 名前:23 みうなの花を書きました 投稿日:2004/08/11(水) 00:12
- みなさん、乙&カレーでした。
『未来の花』のリテイクですが、指摘されるとおりですね。
もう少し、書きようがあったんではないかと。
どちらかというと、みうなを使って満足しちまって。
とにかく、原作を汚したのではないかと、ちょっと心配になってます。
後悔してる漏れは、かつて「Tokyo Killing City」という話を書いていました。
- 312 名前:19を書きました 投稿日:2004/08/11(水) 11:00
- 「チョーカーの行方 こんにちは、お嬢さんが掻き混ぜている」を書きました。
リテイク元作者さん、ありがとうございます。あんな駄作でごめんなさい。
説明をはしょる為に冒頭にあのような一文を入れました。はっきり言って手抜きです。
語り残した事が多くあります。
藤本美貴が何故に同郷の人間を嫌うのか。(高橋石川つんくについては言わずもがな)
意味不明なタイトルを説明するための村上ショージギャグ。
陰金にまつわる卑猥な下ネタ。
設定上ではもう一度にゅるんしなければならないこと。
泣かせた紺野へのフォロー。
よっちゃんさんとのささやかなラブロマンス。
等々。
諸々の事情で割愛したりしなかったり。
最後のオチについては呆れ果てた人もおられるでしょうが、自分では結構気に入っています。
あれはあれでいいのだと。嘘だけど。
投票は意識していなかったのですが、あえて自己分析してみると、
すべて1点という結果がこの作品を物語っていると思います。
あれだけネタを入れたら一つや二つは心くすぐられるものがあって、
2点をあげるほどではないけど1点ぐらいだったらいいかな?みたいな。
この作品に自ら何の意味も見い出すことができないのですが、
次回の企画に多少なりとも繋がるものがあればと思っています。
今度は、「二人ゴト」のよしこを見て一抹の寂しさを覚えるごっちんを書いてみたいです。
最後に。
ぼんじゅーるまどまじぇーるかきまじぇーる どぅーん
- 313 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/08/11(水) 11:19
- とぜんそうの人ではないのであしからず。
- 314 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/08/12(木) 00:04
- 5 窘メる
原作では曖昧に濁されていた部分まで巧く書かれている。
叙情的な文章は静謐な雰囲気を活かしているし、1レスごとに場面が変わるのも後藤の心情、世界の不安定さを表現できている。
後藤の空虚な部分を満たすための性交であるはずが、満たされるのは紺野であり、何時来るとも知れない「あした」を求めて彼女は自分自身を窘め続ける。
紺野の惨めさと後藤の空虚さ、飯田の障害であり永遠に届かない死が絶妙に組み合わさり、怪しく隠微な世界観を創り上げていた。
面白かった。
7 月夜の雨
韻の踏み方が軽妙で読みやすい。
言葉遊びだけに始終するのではなくオチまで計算された物語。
原作の文章と流れを丁重に扱い、それでいて大胆なアレンジにセンスと筆力を感じた。
スレ流しも見事にくだらない。
ワクワクした。
両作品とも、原作を大切にしていてくれてたぶん書いた本人にしかわからないようなツボな部分があり、読んでいる最中、とても幸せな時間を過ごせました。ありがとうございました。
- 315 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/08/12(木) 01:00
- 10 Aftermyth を書きました。
リテイクというよりも続編のようになってしまいましたが……。
原作はこの企画ではじめて読ませていただいたので、こうした機会を与えていただいたことに感謝しています。
投票、感想等いただいた方にも感謝。もちろん支配人さんにも。
一番最近書いたのは、斜陽の回の「二人羽織」だったかと思います。
それではまた、機会があれば。
- 316 名前:大の大人が名無しだなんて。。。 投稿日:2004/08/12(木) 01:18
- 「雨夜の月」のリテイク「月夜の雨」書きました。
リテイクの定義がなんなのかわからなかったので
しばらく悩んでいたんですけど
「雨夜の月」ってタイトルを見てリミックスな感じにしようと。
内容も自分的にやりやすい感じだったんで
で紺野を馬鹿呼ばわりしそうなのは
自分的に後藤ではなく道重だったんでそこは替えて
後は元の文章を生かす感じで切り貼りしました。
雨なんで飴で、そうなるとエロの部分は歯医者だろうと。
僕は書きたい事なんてあんまりないので
どうやってもネタや言葉遊びにしかなりませんね。
それと素エロは基本的に嫌いなんで
「さんばガラス」同様の騙しエロです。
>>307
>はにいっぱいは歯にいっぱい
そうです。どーでもいーですけど
>>314
「雨夜の月」の作者さんですね?
リテイクするのは面白かったです。
そして難しかったです。ありがとうございました。
そしてみなさんありがとうございました。
- 317 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/08/12(木) 17:28
- 6 箱の心書きました。
一応、ハート・シェイプトボックス@斜陽を元ネタとさせていただきました。
使用許可をいただきありがとうございます。
そしてあんな話にしちゃってすみません…。
作品について、特に言及することはありません。
大の大人が投稿ミスとかしてしまって、非常に申し訳ないです。
カムアウトですが、14回に「夜の箱」とかいう駄文を出させていただきました。
緑板で「僕たちの時間」というのを(ちょっと更新が止まってますが…)
書かせてもらってます。近いうちには必ずや(ry
とても楽しめました。作者のみなさん、読んでくださったみなさん、
支配人さん、管理人さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
- 318 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/08/13(金) 00:47
- 18 砕けない物語 を書きました。
元ネタは硝子の回の「迷宮」です。元ネタ作者さま、有難うございました。
どこがリテイクか分からない?…それはどうもすみません。
硝子は砕けるものです。
物語は終わるものです。
けれど、私たちは淡々と自然的時間の経過の中で生きています。
そこには物語はありません。
だから硝子も割れないのです。
私たちは、たとえ他人との間に硝子の壁を感じても、それを割ろうとはしないでしょう。
それとなくやり過ごして、日常を送るのではないでしょうか。
だから硝子は割れないのです。
藤本さんと紺野さんの会話で終わらせてしまえば、もっときれいにお話しが終わったかもしれません。
けれど、日常生活はそんなにきれいに完結していません。
因は果を生み、果が因を生む、ずるずるとした生活が私たちの現実です。
ぐるりぐるりと、多くの色を含みながら。
だから、最後には、中途半端に新幹線の中の松浦さんに出ていただきました。
紺野さんは読みかけの文庫本を読み終わることはないでしょう。
チェスのゲームは、無意味に何度でも繰り返されると思います。駒を置くのが誰か分かりませんが。
隠喩もどきを使いながら書いたもんのネタばらしほど書いてても読んでても面白くないもんはないことに今気づきました。
これぐらいにしときます、長々と、ごめんなさい。
過去の企画では「斜陽」に「陽が、沈む」、第一回リテイクに「lunatic...」を書かせていただきました。
最後に、支配人さま、管理人さま、感想・投票を含めを参加された皆様、読んでくださった皆様に御礼申し上げます。
有難うございました、そしてお疲れ様でございます。
- 319 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/08/13(金) 01:09
- 15 ぜろいちを書かせていただきました。
元ネタは秘密の回の「未来の花」です。元ネタの作者さん、どうもありがとう
ございました。
ミステリーとして穴だらけという指摘をいただき、反省している次第です。自
分はどちらかといえばこの手のジャンルは苦手としていて、某スレでも古畑任
三郎を目指して書いたものがまったく推理のないネタになっていたりします。
今回優勝との事ですが、「闇。或いは、闇」「フランダース」がまったくリテ
イクされていないので試合に勝って勝負に負けた感じです。
多忙の合間を縫って仕切りをしてくださった支配人さんと顎さん、そしてこの
企画に参加した作者さんと読者さんに感謝をしつつこのカムアウトを終わらせ
ていただきます。
ありがとうございました。
- 320 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/08/14(土) 01:00
-
8 後退のようにも思える、一歩、25 謝肉祭 を書きました。
元ネタはそれぞれ「ハート〜」と「聖誕祭です」
作者さん、ありがとうございました。
かなり好きな話なので、リテイクできて嬉しかったです。
前回は「初夏の夕暮れ〜」を書きました。
今は特に何も書いていません。
最後に企画に携ったみなさま、おつかれさまでした。
特にリテイクして下さった方、誰かはわかりませんが感謝、面白かったです。
寂しい思いをしないで済みました。
- 321 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/08/18(水) 03:16
- 遅くなってすみません…
4を書きました。
元の話は「フラジール」です。
リメイク企画というのは初めてでしたけど、面白かったです。
元の作者さんに感謝します。
支配人さん、読んでくれた方、感想書いてくれた方、ありがとうございます。
- 322 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/13(土) 02:00
-
1 ホントは怖いなんちゃらかんちゃら
街で擦れ違った女がキレイなのかブスなのか判断つかずに振り返るが、当然その女の背中しか見えない。そんな印象なんちゃらかんちゃら……
2 Tragic snow
誤読を覚悟で言うが、見張りの会話でミスリードを誘おうと思ったのだろうか。それが話の全てのように思えた。結局は相棒を愛してしまい苦しんでいた辻。そしてそれを受け入れる加護。そこに収束してしまう。人騒がせなだけのオチなのかな。話としては好きな方向だけど、見張りの会話、いらなくない?
3 シュウカン
散々カンジ出しといて「いしれな」ですか。夢オチの捻りバージョンですね。石川に憧れる田中、という図式を否定するわけじゃないが、夢に見るほどなのか? お姫様に憧れるのと、石川に憧れるのは同列なのか? そして小道具のクールマイルド。貧相なおっさんが吸ってる煙草ってイメージです。個人的な意見ですが、感想なので御容赦。そしてこの話のテーマであろう、おこちゃまれいなが荒んだ自分を夢見る。そこに萌えを見出すには高度なテクを要する。
- 323 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/13(土) 02:51
-
4 ジャングルジム
ジャングルジムのてっぺんにいる愛殿を下から見上げると……。お下劣な想像はやめにしといて、これ、すごくいい。大好き。16歳になってリアリストになった新垣さんと、18歳になってもネバーランドに住んでいそうな愛さん。バランスがよくて美しい関係性。童心の有無が何かを左右するのではなく、それを持っているか否かの二人の個性(個性とか恥ずかしい言葉だけど)が見事に噛み合っていて、身悶えするほどに素敵なショートストーリーに仕上がっている。きっと高橋のスニーカーは、衝動任せにあちこち踏み荒らしているため、泥で汚れていることだろう。
- 324 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/13(土) 05:42
- 2 Tragic snow
笑った。見張りはご馳走(夕飯)の話をしているだけ、て
話自体には特に感想は無いが、色に何か別の意味があったのかもしれない。
3 シュウカン
これも普通に騙された。
援交&ドラッグ。亀井との会話シーンで、荒んだれいながわかりやすく描かれていて読みやすい。
荒んだれいながお姫様れいなの夢を見ているのか
お姫様れいなが荒んだれいなの夢を見ているのか
という事でペルソナのオープニングを思い出したのは自分だけでは無いはず。。。
- 325 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/20(土) 13:15
- まず私は三つのサンプルについて考察をいたしました。
サンプルA、これはとてもオーソドックスなタイプであります。
今にも学校に遅れそうで、食パンを齧りながら大急ぎで角を曲がると、
誰かとぶつかってすみませんって言って、でもパンチラしてて、
学校に着くと転校生がいて、その転校生が今朝ぶつかった人で、
あーこのスケベ野郎ってんで、先生があらあなたたち知り合いなの、
じゃああの子の隣に座りなさい。という展開にもなりかねないような平凡さであります。
私といたしましては、この程度の妄想しか働かせることが出来ず、
イマイチなサンプルだと思ったのであります。
サンプルB、台詞を使うと、限定する範囲は狭いながらも、強く影響力を持つので、
私は個人的に台詞で始まるサンプルというのが好きであります。
雀よりも高く飛べる、という一見幼稚に見える比較の中にも、
燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや、という故事を下敷きにしたシニカルな視線が感ぜられて、
これはなかなかに良いサンプルだな、と私は思うのであります。
サンプルC、これはA、Bのサンプルと比べて嫌に限定的であります。
これを使ってドラッグ・病気関連以外の話を作れ、というのは、なかなか酷な話であります。
しかしこのサンプルから、誰も着目しないであろう点に着目した素晴らしいモノが出来るかもしれない、
ということを考え合わせると、これはこれで魅力的なサンプルなのであります。
- 326 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/20(土) 13:32
- 1 ホントは怖いなんちゃらかんちゃら
まずののたんと梨華ちゃんの姿を脳内で並べてみます。
すると、共通点が2つ見えてきます、肌が黒い、4期メン、の二つであります。
しかしここではその共通点はおそらく関係ありません。そのことは、
二人が微妙にすれ違っている会話部分からも明らかなのです。
逆に、この二人の相異なる部分、そして最終レスで連呼されるぺちゃんこという単語。
それが大事なのだ、と気づけば、キュピーンと頭に浮かんで参ります。
そう、このお話のキーはおそらく、いや、絶対に「おっぱい」なのであります。
そう考えてみると、タイトルの「なんちゃらかんちゃら」の部分には、
「おっぱい!おっぱい!」が入るのだな、と見えてきます。
すると8レス目のぺちゃんこという言葉の前には「おっぱいが」という主語を補えば良いのだなと、
ふと気づくわけなのです。結局このお話は、ののたんが皆をペチャパイにしていく物語である、
と読めるわけなのでありました。ちなみに最後の梨華ちゃんの言葉は、
「よっすぃーにもやったの?」ということなのではないかと推測されるのです。
よっぱいが消え去るのはヲタももちろんながら、梨華ちゃんも悲しいのだな、
ということがヒシヒシと伝わってくる、なんとも悲しいお話なのだな、と私は思ったのです。
しかしちっとも面白くはなかったのであります。
- 327 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/20(土) 13:55
- 2 Tragic snow
Tragic→悲劇的な、非常に悲しい、という意味なのでありますが、
悲しき雪、辻加護、辻の一方的な愛、などというこの話の要素から考え合わせると、
これはまさしく、Wの1stシングルのカップリング、「悲しき16才」に対する一つの答え、
なのではないかと推測できるのであります。
「ひとりポッチお部屋で、夢見るはあの人、何故か悲しこのごろ」
「今日もソット、校舎で、呼んでみても知らんぷり、それが悲しいこのごろ」
「どうすればいいんでしょう?」
「こんな気持ちだれにも、わかるはずがないのよ」
ののたんの内面は作中にはさして現れておりませんが、この歌詞が、
ののたんの気持ちを代弁しているのであります。
そしてそんな気持ちをあいぼんに向けて吐き出した途端、「清楚」のフロアから追い出され、
「自然」すなわち「剥き出しの欲望」のフロアへと追いやられてしまうのであります。
だから、ご馳走云々の構造的な引っ掛けはただのお遊びであり、真のこの作品の意図は、
ののたんのその「欲望」と、あいぼんの「黒い吐瀉物」のような、心の内に芽生えた人間不信とが、
最後で滑らかに合一していく、その過程の暖かさなのでしょう。
ののたんのその一途な恋心にはたまらないものがあるのでありますが、
ののたんがあいぼんをレイプという情景の不道徳さは、私には許し難く思えるのであります。
ののたんはそんな子じゃない!と私は声を大にして訴えたいのであります。
- 328 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/21(日) 01:46
- 3.シュウカン
色々な要素がぐちゃりぐちゃりと絡み合っていて、読み解くのに一苦労でありましたが、
荒んだれいなの性交渉云々に関しては、ただ雰囲気を出すためのオブジェにすぎない、
ということが分かれば何の事は無い、クッキリとクリアーにこのお話が理解されるのであります。
そう、このお話のキーは、いしれなハァハァとか、そのような俗っぽいことでなく、
れいなのパラレルワールドの合一なのであります。壮大なのであります。
しかし、やはりこの作者はさすがに凝っているのです。
パラレルワールドのれいなは、お互いに視点がズレているのです。
荒んだれいなは、パラレルのれいなを同一視しているのに対し、
お姫様れいなは、パラレルのれいなを他人のように見ているのであります。
これは2レス目と17レス目の人称の差異から明らかでありましょう。
そしてここに二つの世界を合一させるキーである「王子様」が出てくるのでありますが、
これが難しいところなのです。王子様を「幸福」の象徴と捉えるか、
「不幸」の象徴と捉えるか、によって話の性質が180度変わってくるのであります。
作風から言って、おそらく作者は後者をイメージして書いたのであろう、と
想像はつくのでありますが、私といたしましては、やはり最後には救いが欲しい、
ということで、無理矢理にハッピーな終わりに受け取ったのです。だから私的にはこのお話は、
「荒んでいる田中の下にも、現実に理想的な王子様がやって来て、幸福になる」物語なのです。
もし作者の意図するところを汲み取れば、
「一見自由で美しく、恵まれているお姫様れいなも、ガンジガラメに縛られて、
自分の意志とは反対に、愛する王子様とは別れてしまわなければないない」
というそんな、画面からプーンと臭ってきそうなほどのネガティブなものになるのです。
まったくお前は梨華ちゃんか、と言いたくなるぐらいの作者のネガティブさに、
私はあきれかえるばかりなのであります。
- 329 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/21(日) 13:46
- 1 ホントは怖いなんちゃらかんちゃら
意味が分かりませんでした。
三回ほど読み返しましたが、同じです。
なので、勝手に意味などないと決めてかかることにしました。
そう考えると読みやすいですし、最後の可愛らしいながらも気味の悪いぺちゃんこ連呼も、
童謡っぽくって、これはこれでいいのではないかと。
参加することに意義がありますもんね。
- 330 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/21(日) 14:06
- 2 Tragic snow
序盤の描写は、『ハサミ男』を思わせました。
構成に気を使ってくれていて、事実がすり変わる話は好きなので、とても楽しく読ませていただきました。
もっと、異様な空間だと感じるように出来ていて、実はそうではないのも好みですし、
心理描写などから、とっても女性的な文章だと思います。
ひどい事実がありながら、ラストは何処か希望のある点からもそう感じました。
うん、面白かったです。
- 331 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/21(日) 14:21
- 3.シュウカン
ええ、『ペルソナ』を思いましたw
それと何でしょう、人は自分に無いものを求めるという話でしょうか。
文章が非常に上手だったと思います。
そして、比喩。
独特な表現をされると、それだけで気分がよくなる性質なので、
何度も唸らされました。
“私”と“あたし”を揃えなかったのは、わざとでしょうか。
- 332 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/21(日) 14:35
- 4 ジャングルジム
非常に読みやすくて、サンプルの使い方も最高で、心地よかったです。
大人と子供のラインにする小道具が心憎いですね。
こういう見過ごしてしまいがちな物に注目して、
掘り下げていくセンスが、この作品の底辺に流れているノスタルジアを支えていたと思います。
二人の特徴をよく捕らえていて、娘。を本当に好きな人が書いたのだろうな、と暖かい気持ちで読めました。
- 333 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/21(日) 14:53
- 5 ヴァンプドリーム
すごい面白かったです。
無駄にハイテンションな一人称とか、吉澤さんがそれに輪をかけてそうだったとことか。
特に、人違いだったと告げるシーン。
掲示板式の場所に文章を書くのに慣れていて、
最適な効果を生む方法を知っている人だと思いました。
日常生活で目にしたら、ベタだなぁと思ってしまうような場面に、声を上げて笑いました。
ただ、ラストは余計だったというか、結論を放り出してしまったように見えたのは残念です。
とかくベタ好きな作者さんだったということでしょうか。
- 334 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/21(日) 15:16
- 6 奇才
ああ、娘。小説を読んだなぁという気になりました。
アンリアルではありますけど、出てきたキャラクターはどれもそのものでした。
そして、内容もそう。
理屈ではなくて、ドタバタしているメンバーがいて、
それが微笑ましければ無問題なのです。
そんな初期衝動のようなパワーがある作品だと感じられました。
- 335 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/21(日) 16:08
- 7 しりあす・いんしでんと・あばうと・どらっぐ
振り幅を大きくしてくれて、ありがとうございましたw
おかげで、始めのシーンで大笑いしました。
聞こえそうで聞こえない言葉。
それは誰だって緊迫感を覚えて読むに違いありません。
物凄くそこら辺の状況とアイテムの使い方が上手だと思いました。
- 336 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/21(日) 16:40
- 8 キモチ
それだけの事と、それだけの事では割り切れない事柄が、胸に迫りました。
昔のいしよしの匂いを感じます。
悲しくて、これだけ悲しいということは、やはり好きなのだなぁと逆説的に思いました。
うーん、過去の名作を読み直そうw
- 337 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/21(日) 17:05
- 9 いっせーのせっ!
ポイントは、亀井さんの笑顔でしょうね。
三人の優しさが、中でも一番普通人の彼女が勇気を出したところで、妙にカタルシスを覚えました。
唯一シニカルに語っていた自分の笑顔について、
最後はそれが崩れたことをむしろ誇りにしているようで、現代っ子らしい心の動きにやられました。
タイトルは違う方がよかったかも知れません。
だけど、爽快感を表す意味では良かった気もします。どっちつかずw
- 338 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/21(日) 17:46
- 10 平成純情哀歌
うわー、暗いサンプルを選んだとは思えないくらい良い雰囲気ですね。
こういうことがあったらいいなぁ、という作者さんの願いがいい方向に働いていたと思います。
人数が多くて誰がどの動作をしているのか見失いそうにもなりましたけど、
内容の暖かさは、それを補って余りあると思います。
本当にこんなことがあるといいですね。
心から思います。
- 339 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/21(日) 17:57
- 4 ジャングルジム
これはとても面白いお話であります。
一体、ジャングルジムに登ることで、二人はどう変化したのでありましょうか?
物語の典型からいたしますと、ジャングルジムを飛び降りることは、
すなわち、子ども時代からの決別を意味する、と考えることができるのでありますが、
このお話ではそうではない。むしろ、飛び降りることで、一層愛たんは子どもへ帰り、
飛び降りはしなかったが、上り下りはしたガキさんも、多少、子どもへと帰っているのであります。
だからこれは、いわゆる成長の物語ではなく、退行の物語なのです。
まったく不可思議なお話であります。しかし、これが愛たんとガキさんの物語であるがために、
まったく不可思議さを感じさせず、むしろ心地よさを感じさせるのであります。
ああまったく愛たんとガキさんって奴は、萌えさせてくれやがるなぁ、と心中でニタニタと微笑みながら、
私はここに一つの問題を感じるのであります。
このまま行くと、一体いつ愛たんは大人に成長するのだろうか?
いや、決して大人にはならないのではないか?退行しつづけるのではないか?
それでいいのか?モー娘。次期エース高橋愛としてそれでいいのか?
ガキさんはいい加減子どもすぎる愛たんに嫌気がさしてくるのではないか?
そうすると、このように萌え萌えな愛たんとガキさんのコンビが崩れるのではないか?
などと、このお話を読んだ読者は皆、ふつふつとこのコンビの将来に対して、
不安を感じ始めるのです。でありますから、
つまり私が何を言いたいのかと言うと、
「最後まで俺を虜にしやがってニクイぜこの野郎」
ということが言いたいわけなのです。
- 340 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/21(日) 18:07
- 11 ろーりんぐがーるず
好きです。
こういうのって、必ず誰かが書いてくれますね。
そして、ハズレがない。
もっともっと長くして、色々な人のが読みたいです。
それが苦にならないのも、区切ってある構成の賜物なのでしょう。
田中さんは……やめときます。
- 341 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/21(日) 18:33
- 5 ヴァンプドリーム
今企画の2つめの堂堂巡り作品なのであります。
このお話自体とは少し離れるのでありますが、私はこの構造のお話を読むたびに、
一体どこからどのようなきっかけで始まり、どこでどのようなきっかけで終わるのだろうか。
ということが気になるのであります。だから、私はこのような構造のお話については、
その繰り返し循環される物語の中身もさる事ながら、始まりとそのきっかけ、終わりとそのきっかけ、
に着目してそこに工夫を凝らした方が面白くなるのではないか、と常々思っているのであります。
そういうわけですから、私はこのお話を読んで、面白いと感じるよりも、むしろ、
ギターをやり始めた初心者がtak松本最高云々などと言っているのを見るような、
なんとも言い難いこそばゆさを感じるのであります。
しかしそこは置いておいても、妙に伏線をほったらかしにして謎を残している本文は、
実に私を誘うのであります。果たしてなっちとよっすぃーの関係はこの物語にどう絡むのか。
美貴様が知っているはずの不可思議な感覚とは何なのか。吸血鬼と人間の共存が、
真に意味するところとは一体何なのか。といった読み解く手がかりのあまりない謎が、
やたらに私を誘うのであります。そして私はその謎について考察を深めるのであります。
まずなっちとよっすぃーの関係は、ハウンドブラッドの吉澤と石川の関係に、酷似しておるのであります。
そして、ハウンドブラッドにおいては吸血鬼に血を吸われたものは、確かうんちゃらかんちゃらで、
離れられない関係になるのであったな、と思い出すのであります。
そして美貴様もよっすぃーに血を吸われた。すなわち、藤本−吉澤−安倍、
という、意図しない三角関係が、当人達の気持ちとは関係なく出来てしまうのであります。
ここでふと、疑問に思うのであります。本当に吉澤はコンタクトの付け忘れで、
なっちと美貴様の判別がつかなかったのだろうか、と。
つまり、よっすぃーは前々から美貴様と既成事実を作ってしまおうと計画していたのではないのか、
という一つの仮説が立つのであります。つまり図に表すとこういうことになるのです。
- 342 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/21(日) 18:33
-
藤本
↑
安倍 → 吉澤
この図を見て何か気づかないでありましょうか?
そうなのであります、これはまさしくヘーゲルの弁証法的統一なのであります。
なんとしたことか!なっちとよっすぃーの弁証法的統一が美貴様なのであります。
嗚呼すごい!美貴様すごい!!なっちの偽善的憎たらしさ(正)、よっすぃーのバイオレンスさ(反)、
そしてその両方を兼ね備えた完璧な美貴様(合)。なるほど、これが言いたかったのか。
と、私はここへ来て、前半における考察の浅はかさを恥じるのであります。
- 343 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/21(日) 21:18
- 6 奇才
不条理で劇的なストーリーなはずなのに、派手さが全く無い不思議な感触は、
なるほど、矢口の大天才ぶりを的確に表しております。更に、文脈において、
少々見られる因果関係の微妙な捻れからも、文脈も瞬間移動だぴょ〜ん、
という、作者の強固な意図が読み取れるのであります。
私といたしましては、このお話にこれ以上の考察は野暮なだけであると思いますので、
娘。小説っていいよね♪という言葉をもって〆させて頂きたく思うのであります。
- 344 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/21(日) 21:39
- 7 しりあす・いんしでんと・あばうと・どらっぐ
本来はズキズキを治癒するはずのボラギノールのために、
逆にズキズキと痛んでしまう、という逆説。パラドックス。
私が思いますに、これはすなはち、処女喪失のメタファーなのであります。
しかも、ボラギノールのイメージから考え合わせるに、それはアナルにおける処女喪失なのであります。
そして、その喪失は誰によってなされたのか。それはもちろんののたん以外に考えられないのであります。
ですから、美貴様のジュースにバイアグラを入れたのも、そのような下心があってのことでありますし、
その白い粉末がバイアグラである、ということも、ののたんは知っていたのであります。
いや、事によると、つんく♂は本当にちゃんとしたサプリメントを渡したのにも関わらず、
ののたんが後からこっそりとバイアグラとすり換えた、という可能性すらあるのです。
そう考えて行くと、最も不幸なのはつんく♂であります。
ののたんからは利用され、美貴様からは、恐らくこのあとボコボコにされたのでありましょう。
しかしここにある転換が待ち受けているのであります。
「もしつんく♂がマゾヒストだったとしたら?」
美貴様にはボコボコにされ、ののたんに腹黒く利用されるのは、
恐らくマゾにとってはたまらないエクスタシーでありましょう。
そうなのです、そう考えると、今度は、裏で糸を引いていたのは、実はつんく♂だ、
ということになるのです。しかし、そうするとののたんはつんく♂を利用したことにはならない。
そのため、つんく♂の快感は半減するのであります。
そしてここに第二の転換が待ち受けているのであります。
「つんく♂は巧妙に、辻に自分を利用させたのではないか?」
そう考えると、誰もが幸福になるのです。最大多数の最大幸福なのです。
つまり、結局このお話はののみきが云々というお話でも、バイアグラだよーん、というお話でもなく、
「マゾヒストつんく♂の性的趣向」を克明に描いたものだったのであると読めるのであります。
- 345 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/22(月) 00:41
-
1 ホントは怖いなんちゃらかんちゃら
辻がその物語りの最後を教えた後、石川が恐怖に震えて辻がぺしゃんこにする、
でいいんでしょうか?なんだかよく分からないうちに終わってしまいました。
2 Tragic snow
ものの見事に誤読されられました。
まさか辻が加護を、なんて展開今まで自分の中では見た事がなかったのでびっくり。
3 シュウカン
これも深い。お互い全く逆なものを持った二人の田中がお互いに憧れる。
でもりかれなにする必要性はあったのかな?とも思います。
4 ジャングルジム
これはよかったです。
ピーターパンのように子どものままの高橋と、もうそろそろ大人になり始めの新垣。
ジャングルジムを飛び降りるかどうかや、ちょっとした台詞でも違いを見せている。
素直に良い話だなと思ってしまいました。
5 ヴァンプドリーム
ドリームなのかどうなのかは読者の判断に任せます、という結末。
人違いでした、という一連の流れ。
なんかレールの上を走っているような印象を受けました。
- 346 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/22(月) 00:51
-
6 奇才
他の人もたくさん言っている言葉で申し訳ないですが、娘。小説を見てる、って印象。
最後のオチのために使われた紺野もなんとも言えないですねぇ。
7 しりあす・いんしでんと・あばうと・どらっぐ
オイミキタロウてw 使用上の注意がテーマでもいいような話。
序盤の目玉親父、覚醒後ポンポンとテンポよくいったのがよかったです。
8 キモチ
このサンプルは重い話を書くための物なんでしょうか。
ラストすっと現れる吉澤の幻影は、よくある話ですけどありかな、と。
9 いっせーのせっ!
いじめは前回の企画道重でありましたけど、こっちは救いのある話。
亀井の心理描写がリアルで説得力がありました。
10. 平成純情哀歌
長い、短編の容量じゃない。そんなことを思いながらも読んでしまいました。
あのサンプルからこんな展開にはかなり驚かされました。
吉澤が来た事で驚く、ってのはなんかリアルでいいなぁ。
- 347 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/22(月) 01:00
-
11.ろーりんぐがーるず
前回のマルチのライムライトラプソティと同じようにサンプルをいじる展開。
言ってしまえば二番煎じ。でも最後のオチが今流行の(ry
あと、何気メンバーの名前とラストの台詞と雀とかの言葉、全部しりとりになってて
びびりました。
12.憐色
怖っ!人を食らう鬼だ、って言った時点でオチは読めてしまいましたが。
やっぱこのサンプルからは怖いから暗いかが造りやすいんでしょうか。
13 天才とは
深いんだか深くないんだか。水を飲んで変なのに気づければ保留、
何かまで当てれば合格。で?そのあとは?と思ってしまいました。
14 フリーフォールプール
これいいですね、癒されるっていうか。
田中が飛んだときの「にゃあ」ってありえないですけどw
藤本のひどさと亀井の最後のキレ様は、前回企画のイヤな女。の安倍藤本の構図を思い出しました。
15 マイク大損
笑いました。名前から最後まで。そして保田変形第二段。
一体どうしたらこんな話を書けるのか教えてもらいたいくらいに絶妙な流れでした。
- 348 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/22(月) 01:18
-
16.機嫌無敵なデイズ
いい意味でキモい亀井と、やっぱり自分が一番可愛い道重。
二人のなんてことない会話だけど雰囲気を感じました。
鼻血ぼとぼとなのに爆笑する亀井の図も面白い。
17 赤色エレジー
今度はさゆれな。自殺話。
死ぬ前だというのに、いや、だからこそ二人は少しおかしくなっているんでしょうか。
その狂気と最後死ぬまでの流れは本当にそうなのか違うのか、自分には見当つきません。
18 Quasar
りかれながはやり始めている気がする。
卒業する石川は雀より、娘。にいる田中は飛行機より。
出て行く石川とは対照的にスケールが果てしなくでかい田中は、
追憶のブルースカイのそれを思わせました。
19 二人ゴト。
あいにいも来てる?名前と新垣の心配そうな描写からなんだかんだ丸く収まるな、
と思いつつ読んでいるとキッズ出るのかよ!と鬱。でもそれがミスリードでヤラレタ
タイトルも上手い。鏡と一人で話している高橋のそれを表すものだけど
読者は番組を浮かべてハッピーエンドを予期してしまう。
20 紹介文
ごめんなさい、キッズマジで分かんないんです。
二人くらいならなんとか把握できる所をベリエ全員(だよね?)出された上
途中から下の名前だけ使われると人数が倍に増えたような感覚がして・・・。
キッズは成長物が基本的な話の造り方となってますね。
- 349 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/23(火) 00:21
-
21 リアリストの敗北
毎回誰かはやる1レスもの。亀井と中澤のやり取りはハロモニ。でしょうか。
1レスの中に凝縮されているストーリーが深いな、と。
結局どっちが勝ったんでしょう。
22 どんな未来が訪れても
サンプル全て使ってしまおう、という贅沢な試み。しかもなんだかんだかみ合っている。
掴みのDr.ゴトーを普通に見間違えでスルーしかけ、気づいて噴出しました。
分からないことは全部アレで隠すところとか、松浦の身体につけられたアレのこととか、
小ネタが多くて笑えました。
23 想像もつかない僕らの日々
倦怠期あやみき、というか冷めてるのは藤本だけ。
でもなんだかんだやっぱり松浦に魅せられて戻ってしまう。なんかご都合主義かなと。
藤本の揺れ動く心理のまとまりがないのはある意味疲れてるように見えていいんですけど、それだけ。
24 君死にたもうこと勿れ
大味で長編向きの話というのは企画でも必ず一つはあります。
でもこれは短編としてもしっかりまとまっていたような気が自分にはします。
途中まで主人公誰だか分からなくてちょっとイライラしましたが、
まとめ方に好感がもてました。
25 ミキティ珍獣記
朝起きると巨大化した蚊、ゴキブリ。逃げまとうと地震。コメディタッチで
藤本が大分はじけていた分、自分は藤本がちっちゃくなってた、なんて思わず
まんまとやられました。そして最後のオチは・・・怖。
- 350 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/24(水) 00:29
-
26 つじかご定食人情物語
結婚すると言い出した加護、それダシ?を飯田に泣きつきにいった辻。
ほのぼのとしたですます調は好感をもてましたがサンプルの使い方に無理矢理さを感じました。
でも明らかにこのマルチの「特殊ルール」である『1時間越えたらあいうえお作文』を
行うために書いたものだから無理矢理で仕方ない気がするのですが。
27 悲しみの断頭台
名前からちょっと構えていったら肩透かし。コメディタッチな話の展開に
笑いながら読みました。でもタイトルどうなのよ?そう思ったら最後にまだオチが
残されていてやられた。計算づくされているような気がしました。
28 toys,Love
亀井と飯田が死に面した色んな人と会う話。
重いタッチの文はサンプルとよく結合していて違和感なく読んでいけました。
でもいろんな人と会う上でどういう肯定であったのか全く分からなくて疑問が残り、
結局飯田の身体にはなんで亀井の中絶した子が宿っているのか、とか疑問が残りました。
読み込みが足りないのかもしれません。
29 黒死病
体から出る全てのものを闇色に染めてしまう黒死病。それのウィルス亀井が主役。
これも28と同様文章が重く上手くサンプルと交わっている。
ただ展開が急すぎる気がしました。いきなり出てきた田中はいいんです。亀井との会話には
怖さも覚えました。でも後藤のワクチンといういきなり都合のいい設定、あっさりと死にすぎな亀井。
長編をぎゅうーっと押し込めたような感じがしてしまいました。
30 痣は掟
次々と死んでいく道重の周りの道重の好きな人達。
そして死ぬ前道重は必ず死んだ人の首が痛むのを見ている。首には痣。
その痣があると死ぬ掟、でいいんでしょうか。
殺したのは道重と分かっても、「あんなのくっつけてきた」のあんなのは何を指すのか。
もし痣なら人為的につけたものでないのだから次々に死ぬ事はないし・・・。天気予報もなんか関係ありそうだし・・・。
すみません、自分の読解力ではこれ以上理解でません。
- 351 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/24(水) 01:07
-
31 drug,vegetable,attack.
以前盗んだ薬を何故か大量に身体に投与して吐き、それを繰り返す田中。
その薬を盗んだ時たまたま相方となった後藤。その二人がもう一度同じ薬屋に盗みに話ですが、
某作者の件を内輪ネタ、と文句言われない程度に絶妙に入れたことは置いておくとして、
盗みを働く以前と後の田中の心理、そしてもう一度盗んだ事によって苦しみから解放されるラスト。絶妙でした。
32 Punch de Choke
どSの亀井と田中の激しい戦い(?)
首を絞めるのまではいいけど(よくないけど)息の根を止めるほど締めちゃう亀井はさすが。
序盤はマジで殺しあってるのに設定リアルで困ってたら結局そういうことか、
加減できない亀井か、とあっさりやられました。時期ネタの使い方いじってるのも良かったです。
33 スローステップ
誰だとは敢えて明記されていませんが、一児の母となった誰かとその娘に未だにちょっかいを出し続ける娘。
子どもの名前が『愛』なあたりから誰かは察せ、ということなのでしょうか。
ラストで羽を広げて飛んでいる辺り鳥なのか?とも思いましたが冒頭にサングラスとあるだけに鳥ではないし・・・。
名前を隠すのにおいても「こわれもの」が先にいるだけに、う〜ん、と思ってしまいました。
- 352 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/24(水) 19:00
- 8 キモチ
王道であります。口語的な地の文章に、ふんわり漂う古きいしよしの香り。
強がってはいるけど実は弱い吉澤と、妙にお姉さん然とした梨華ちゃん。
思わずそれでいいのかお前達!と叱り飛ばしてやりたくなるような青臭さ。
嗚呼、どこを切っても、懐かしきいしよし小説なのであります。
そんな今更、などと無粋なことは申さないのでありますが、それにしても、何か足りない。
いや、足りないのではなく、何か余計な部分が多い、そんなもっさりした印象を受けるのであります。
例えるならば、パンにご飯とウィンナーをサンドイッチして食べた時のようなもっさり感なのであります。
この際、ご飯は必要ないのであります。ウィンナーとパンを同時に食べてあらこれおいし、と思う、
そういうベーシックな嗜みをやはり忘れては、いけないな、と私は思うのであります。
しかしそんなことは置いておいて、14レス目の
「でも、でもね。石川と離れるのがヤなんだ。ヤなんだよぉ。」
という吉澤のセリフに、私は深いモノを感じたのであります。梨華ちゃん、ではなく、石川。
甘えた口調でありながら、吉澤はここで一瞬だけ梨華ちゃんの上に立っているのであります。
ここの部分に、私は孫が自分の祖父を苗字で呼ぶ、ということと同等の戦慄を感じずには、
いられないのであります。
- 353 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/24(水) 19:22
- 9 いっせーのせっ!
良く出来ている、非常に上手いお話だなと思ったのであります。
6期のキャラは、不思議にこういうお話がピッタリシックリとくるのであります。
良くも悪くも、6期のキャラは生々しくも、暗い影を背負っているのです。
私がまずこのお話で評価したいのは、亀井視点の一人称で描いた、ということであります。
ここまで構造も文章も整っていながら、もしこれが田中視点だったら、
私はこのお話をボロクソのケチョンケチョンに酷評していたであろう、と思うのです。
当人が語る感情的な話よりも、他人によって客観的な視点で語られる事実の方が、
逆により鮮明に読者に感情を掻き立てる、ということもままあることなのであります。
その点で、このお話の亀井視点は実に上手くいっておるな、と感心し、敬服いたすところなのであります。
お話を作る上で、一つのお手本になるべき作品であると、私はこのお話を非常に高く評価するのであります。
- 354 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/24(水) 19:45
- 10 平成純情哀歌
何かこう、ザッとスクロールしただけで混沌とした世界が広がっておりまして、
非常に読みがたい雰囲気をかもし出しているのであります。ケイオス。ケイオスノベル。
人物は次々と何の前触れも無く登場し、そして次々に台詞が展開されて行く。
そして、その台詞にドラマというものが微塵も感じられない。嗚呼ケイオス。混沌。
つんく♂的に言うならば「ロックや!カオスこそロックや!プリミティブなロックや!」
ってんで、大絶賛なのでありますが、もうなんというか、これが娘じゃい!
という心意気ばかりビンビンに感ぜられて、私はある意味勃起したりして、
なんかいいよな畜生、お前って本当にこう、ある種ロックンロールだよな、
とか、私も何故だか少しテンションが高まってくるような、そんなプリミティブな衝動は、
なるほど、なんだかものすごいものがあるのであります。テクニックじゃないんだ。
俺は、俺は、このチョーキング一発に全てをかける!みたいな、やはり、
そのような男気も、お前やっぱ素晴らしいよ、とか絶賛の言葉は尽きないのであります。
嗚呼まだ語りたい。このお話の素晴らしさについて後3レス分ほど書き殴りたい。
でも、でも、もう飽きたからここらへんでやめるのです。
- 355 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/28(日) 00:35
- 省エネ感想に切り替えるのであります。現代社会において時間ほど大切なものはない、
と気づいてしまったからであります。1作品の感想に20分も掛けていてどうするのだ、ということであります。
11 ろーりんぐがーるず
回っているのであります。回転しているのであります。しりとりなのであります。
構造的なお遊び、そして一個一個のネタのニヤリとさせる、面白さ。
面白いけれども、個人的には不満が残るお話でありました。
構造に頼りすぎてはいけない、というのが私の信条なのであります。
12 憐色
タイトルの意味が分からないので辞書で引くと載っておりませんでした。
おそらく造語なのでありましょう。憐れむ色、それがすなわち血の色なのでありましょう。
憐れむ、という言葉には不憫に思う、という意味の他に、愛でる、という意味もあるのです。
なるほどぴったりの題名であります。しかし、私はここから先が読みたい。
ミキティーが鬼として覚醒する場面、それは一つのハイライトなのでありますが、
私はここから先が読みたい。組織がミキティーを使って何をしようというのか、
その組織の全貌は。田中が何故ミキティーにそんな振る舞いをしたのか。
その伏線を解いて行く過程が私は楽しみたかった。
体言止が多用され、短いセンテンスが積み重ねられる文体が、
まるで向井秀徳のラップのような切迫してくる勢いを感じさせるだけに、
ここで途切れてしまうのがなんとも惜しく、しかしそれがかえって美しさを醸し出している様が、
私にはなんとも言えず切ないのであります。
- 356 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/28(日) 00:57
- 13 天才とは
概念としての保田。そしてそれは水という形態を取っている。
辻と加護にはそれが分かる。吉澤には少し分かる。石川にはまったく分からない。
私はこれが一体何の比喩なのか、ということを読み解くを敢えてしないのであります。
ただ、保田が懐かしく、やさしく、そういう概念として、減らない、磨耗しない存在として、
この世にありつづけるであろう、という楽観的観測をすることによって、
何だかほんわり、と心が温かくなったのであります。
明確な解釈を拒むお話はそれだけでただ美しいのであります。
14 フリーフォールプール
こじんまりと上手くまとまった、うっとりするような青春のお話であります。
ストーリーや技巧でなく、キャラクターでみせる、まさに娘。小説の原点への回帰であります。
更に作者の真意を汲み取れば、配役を取り合う、その光景すらも、
青春という舞台の上で行われているのだ、ということでありましょうか。
良いものを読んだな、とすっきりとした気持ちであります。
15 マイク大損
最後になって効いてくるタイトルの魅力が全てであります。
そしてここでも概念としての保田が存在するのであります。
ただ、ここでの保田の概念は13とは少し違った解釈がなされているのであります。
保田はあざといのであります。自分勝手なのであります。
しかしそれも裏返せば石川のことを思ってのことなのであります。
だって保田はもうクビにされたのですから。結局は、保田は母的性な優しさの象徴なのであります。
- 357 名前:いかがはせん 投稿日:2004/11/28(日) 01:14
- 16 機嫌無敵なデイズ
タイトルの語呂の悪さが中途半端で格好悪いのであります。
一方でお話の中身は、一見無邪気な女の子の、日常のあるヒトコマという雰囲気でありますが、
お互いに何か不満を持っていたとしても、共通の軽蔑対象を設定すれば、
あらまぁ見事に仲直り、という、女の子の怖い部分を強烈に主張しているのであります。
それは亀井が鼻血を流しながらも笑い転げる、ということからも明らかなのであります。
これも、娘のキャラクターを重視した、原点に回帰する作風であるな、と思って、
私はなんとなく暖かい気持ちになって、これを読み終えたのであります。
17 赤色エレジー
これは鋭いお話であります。現代における命の匂いの希薄さ、というものを、
見事に表しているのであります。まず手首を切ったのに痛みを感じた素振りを見せない。
田中という友人を得たのにも関わらず、生への執着を見せようとしない。
田中と道重二人の血を吸ったタオルを返さなければいけないというのも、
ただそれだけの義務として、友情などというものとは別個に道重を縛りつけるのであります。
まさに、現代の自殺志願者の心理というものは、このようなものなのだろうな。
と非常に深く納得したのであります。お話全体として、どこか明るい雰囲気が漂い続けているのが、
逆に、深い悲しさを誘うのであります。これはこれとして完成されたお話であります。
- 358 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 14:30
- 12 憐色
作者さんは思いついた設定を気に入られたのでしょう。
確かに魅力的だったと思います。
しかし、その状況に当てはめるのに急いだ感を、少々覚えてしまいました。
藤本さんが何故記憶がなかったのか。
元々自覚がなくて、罪を犯していくという感じであったとしても、それならば何故ここ最近は無自覚にそれを行わなかったのか。
それらをともかくとすると、書きたかったと思われる箇所は凄く良かったです。
モチベーションがそのまま文章に表れているようでした。
- 359 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 14:44
- 13 天才とは
正直分からないです。
曖昧模糊として、だけど、それが天才の世界のようにも感じました。
質問とそれに対する回答は、何となく雰囲気が出ていたと思います。
何らかの暗喩があるとしたら、教えて欲しいです。
- 360 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 14:49
- 14 フリーフォールプール
サンプルの使い方も好みで、凄く楽しかったです。
文章もシンプルでテンポがハンパなくいいですし、切れ味の鋭さを感じました。
キャラも一人一人が生きてました。
うん、文句の付け所がないのではないでしょうか。
- 361 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 15:01
- 15 マイク大損
タイトルから狙いすましていますねw
面白い、としか言いようがありません。
メリットとデメリットの揺さぶりが分かりやすく、心地よかったです。
レス流しまで読まないとダメですね。
- 362 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 15:18
- 16 機嫌無敵なデイズ
オザケン大好きですね?
この年代の何でも可笑しく感じるような感覚の表現は見事です。
タイトルにも合ってますし。
会話も流れるようで、噛むところとか、ちゃんと書けないとグチャグチャになりそうなところを、
リアリティが迫ってくるまでに押し上げたのは、感嘆しました。
世界に向かってハローなんつって手を振りたくなりました。
- 363 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 15:32
- 17 赤色エレジー
サイケデリックな雰囲気をここまで出せるのは素晴らしいと思います。
ただ、誤読が怖いのですが、構成はちょっと頂けなかったかと。
過去を振り返って、現在まで戻ってこないと、尻切れな印象が残ってしまうように感じます。
それらが噛み合ったらと思うと、ゾクゾクします。
- 364 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 15:41
- 18 Quasar
何処かでこの二人を見たと思ったら、『追憶のブルースカイ』でしたね。
強い意志の田中さんは好みです。
でも何だか、石川さんが気の毒になるのは気持ちの悪いヲタ心理でしょう。
ただ、田中さんの向上心が、読後感を悪くなくしていますね。
- 365 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 15:56
- 19 二人ゴト。
合図の回の『ナルキッソスの少女』を思いました。
だけど、遜色のないくらい良い出来だと感じました。
救いの方向に進むかと思いきや、間逆に行くのは合図の優勝作の感覚もあり、
なんだかハイブリットな意識を持った作品かと。
こうして歴史は作られていくのですね。
- 366 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 16:03
- 20 紹介文
キッズ大好きー!
そんな叫び声が聞こえてくるようでした。
エピソードも描写も完璧で、娘。であったなら、相当評価されていたかと思います。
だけど、ただ一つだけ問題があるのです。
知らないのです。
だから、顔を思い浮かべずに、一般の小説のように読みましたが、
それだと短い間に人が出てきすぎになってしまいます。
キッズ作者さんには苦難が続くと思いますが、頑張ってください。
- 367 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 16:06
- 21 リアリストの敗北
面白いです。
理屈をうっちゃられれば、誰だって負けてしまいますよね。
亀井さんと中澤さんという選択もきっと正解です。
これまた鋭い切れ味だな、と。
- 368 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 16:15
- 22 どんな未来が訪れても
これは誰かがやってくれると思ってました。
そして、記憶が一回一回消えているという設定が上手く活きていたかと感じます。
灰皿ラリアットは笑いましたし、うん、素晴らしい。
無限ループものはパターン過ぎてちょっとガッカリし勝ちですが、
サンプルという裏の事情を知ってるので、何倍にも膨れ上がって面白さが迫ってきました。
首が痛いという状況にも上手く繋げてくれてますしねw
- 369 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 16:20
- 23 想像もつかない僕らの日々
あやみき。
タイトルと内容の関係が大好きでした。
間違いも計算の上で、二人にだけ意味が分かればいい言葉、とかアイテムも利いてると思います。
そして、普通のあやみきではないという作者さんの主張はスレ流しに感じました。
friendship
- 370 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 16:24
- 25 ミキティ珍獣記
自分と同じサイズのゴキブリには鳥肌が立ちました。
小ネタもいいですね。
(仮)とか、東急ハンズで売ってる玩具で笑い取る芸人とか。
そして何より、この世界を構築した理由に笑いました。
このオチのために、ここまでしますかw
- 371 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 16:34
- 24 君死にたもうこと勿れ
亀井さんのストレートな告白にギョッとしました。
藤本さんも同じくらい意表をつかれたんではないでしょうか。
つかれただけに、何かが変わるかもしれない。
もしくは変えるきっかけとしても悪くないと考えたのだと、勝手に思いますw
年を取って、笑い話になるくらいまで関係が続いていくことを願いました。
感想が気持ち悪い。
- 372 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 16:39
- 26 つじかご定食人情物語
途中、一番最近のリレーを思い出しました。
もう、ドタバタ。
こういう話が心から好きだと思い知らされます。
愛ちゃんの登場は、さらに面白い展開になりそうで、他のメンバーが出てきたらどうなるんだろう。
でも、ここで切って正解でしょう。
ルールを逆手に使うのも嫌いじゃないんです。
そんなのばかりだと嫌ですけど、ありがとうございました。
- 373 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 16:45
- 27 悲しみの断頭台
またまたドタバタ。
娘。小説の基本をトコトンまで追求したように感じました。
タイトルも好きです。
シャレが利いてますし、悪魔将軍を思い出しますし。
これが娘。小説でなかったら、どれがそうだと言うんでしょう。
- 374 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 16:50
- 28 toys,Love
全部を理解し、頭の中で繋げることは出来ませんが、衝撃を受けました。
愛について正面からぶつかった作品だと思います。
自己否定の裏返しの冷めた視点。
そして、それでも抑えられなくて、迸る感情。
理解は出来なくても、良作だという判断に迷いはありません。
- 375 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 16:57
- 29 黒死病
ウィルスやワクチンを、人間に置き換えてみたら、という話でしょうか。
『リングシリーズ』を彷彿とさせましたが、こちらはごく小さな世界。
因果応報というか、役割を演じているだけのようで、悲しいですね。
誰もがそうだとしたら、と少々感傷的になりました。
- 376 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 17:03
- 30 痣は掟
面白気なんですけど、大事なものが書かれていない気がします。
なので、感情移入などが出来なくて、あやふやなまま終わってしまいました。
読みたいと思わせるマテリアルはあります。
時間がなかったんでしょうか。
- 377 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 17:07
- 31 drug,vegetable,attack
村上春樹の『パン屋再襲撃』のようだなと思いました。
ちゃんとそっちの内容を覚えていないので、似ていないかも知れません。
だけど、明確な理由を理解できない感じや、
人間味のなさはこんな感覚だったと思います。
それを出せる力量は見事なものだと。
- 378 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 17:13
- 32 Punch de Choke
こういう明るい方への事実の反転は新鮮ですね。
アイデアが成功を収めていたように感じます。
これならエロ嫌いな人にも受け入れられるのではないでしょうか。
それが中心ではないですし、必要なものですし。
バランスの良い作品だと思いました。
- 379 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/11/28(日) 17:18
- 33 スローステップ
理解出来ません、すみません。
鳥だったということでよろしいのでしょうか。
名前を出さないというのは狙いでしょうけど、上手くいったのか分かりません。
キャラ設定をキチンとしてくれているようなので、分かる方には分かっているのかも知れません。
アイデアはストレートながら、意表をつかれました。
- 380 名前:ばらつきのある感想人 投稿日:2004/11/29(月) 05:27
- 1 ホントは怖いなんちゃらかんちゃら
よく分からなかった。深い意味があるのかないのか。冒頭の2レスは好きな感じ。
2 Tragic snow
19レス14行目の表現で、ひいた。誤読できなかった為か見張りがとても邪魔に思えた。
作者の狙いに嵌れば楽しめただろうに。残念。
3 シュウカン
学生れいながしっかり書き込まれてる分お姫様れいながあっさりしてるのが物足りない。
"私"と"あたし"を揃えなかったのは面倒だったからか、田中に合わないと思ったからか。
私見として二つの夢を見るもう一人の田中(つまり"私")を挙げるが、どうだろう。深読みしすぎか。
4 ジャングルジム
読後、それでいいのか高橋、と思わず突っ込んだ。それ程に自然だった。
5 ヴァンプドリーム
深読みしたいけど材料が足らないと感じた。単なる堂々巡りならそれはそれでいいんだけど。
6 奇才
光速度不変の原理に反するとか故アインシュタイン先生に手をついて謝れとか言いたいことは色々あるけど
相対論は未だ否定的な立場をとる学者がいるような分野だから閉口でもせめて瞬間移動の"原理"ではなく
"理論"もしくは"仮説"だろ。とか考えてたらまともに読めなくなってしまった。スマヌ。
7 しりあす・いんしでんと・あばうと・どらっぐ
首根っこ引っつかまれて無理やり特急列車に乗せられココナッツブラを身につけた車掌さんに切符拝見と言
われたけど無理やり乗せられたから持ってませんと答えたら釜茹でじゃい釜茹で祭りじゃいと言われたような
感じ。粉状のバイアグラってあるのかと思ったけど、知らないだけできっとあるんだろう、多分。
- 381 名前:ばらつきのある感想人 投稿日:2004/11/29(月) 05:27
- 8 キモチ
内容も文章も好きな感じだった。さりげない締め方の分最後の行が怖かった。
9 いっせーのせっ!
こういう自分には書けそうにないものを書かれると堪らなく悔しくなる。ありがとう。
10 平成純情哀歌
よもやこんなおっぺけぺーなものを読めるとは思いもしなかった。ありがとう。
うんことおやぼん懐かしいよ。
11 ろーりんぐがーるず
最後までオチが読めなかった。おかげで二回三回と感心させられる破目にチキショー。いや、面白かったけどね。
思えば矢口の最後の台詞に違和感を感じた時点で気付いておくべきだったんチキショー。いや無理だけどさ。
12 憐色
深いなと思った。藤本は恐らく鬼ではないのだろう。だとしたら憐れむべきは誰だろうか。
13 天才とは
ごめん、分かんない。雰囲気は好きなんだが。
14 フリーフォールプール
作中で語られていない演劇の内容が知りたいと思った。
15 マイク大損
オチにちょっと物足りなさを感じてしまった。こういうネタはオチが付けづらい。
- 382 名前:ばらつきのある感想人 投稿日:2004/11/29(月) 05:28
- 16 機嫌無敵なデイズ
二人の感情が見えなかった。のでちょい不気味さを感じた。どうでもいい話をしてるときなんて何も考えてない
のが普通だからリアルと言えばリアルなんだけど。私的に合わなかった。ごめん。
17 赤色エレジー
何となく田中は生きてるんじゃないかと考える。あくまで何となく。道重騙されやすそうだし。
そうであるとすると恐怖心が希薄であることにまた別の怖さを感じられてならない。
18 Quasar
タイトルの付け方が上手いなと思った。恒星ではないが光り輝く天体。中心にブラックホールがあるとされる
天体。果たしてこれは田中と石川どちらを指すのだろう。私的には石川であるように思う。
19 二人ゴト。
キッズわかんない。その為誤読が中途半端になってしまい入り込めなかった。残念。
やっぱ名前くらい覚えたほうがいいんだろうね。キッズ。
20 紹介文
と上で書いたら見事なまでの紹介文が来た。すぐには無理だけど時間があるときにでも熟読して覚えること
にします。ありがとう。ただタイトルにこうまでハッキリ書かれると裏がありそうな気もする。まあいいか。
21 リアリストの敗北
敗北したのは多分作者。面白かった。
- 383 名前:ばらつきのある感想人 投稿日:2004/11/29(月) 05:28
- 22 どんな未来が訪れても
へらへらと読めた。アイドルサイボーグって懐かしい響き。
23 想像もつかない僕らの日々
あー、作者は色々思うところがあるのだろうけど結局あやみきが好きなんだろうなー、と。
24 君死にたもうこと勿れ
端々の唐突な台詞に引っかかり、どうも感情移入できなかった。伝えようとしてることは理解できたのだけれど。
口惜しい。
25 ミキティ珍獣記
まずタイトルでドラえもん的なSFを、それから"変身"の逆パターンを考えたのだが大オチで見事に裏切られた。
いや、裏切られてはいないのだけど裏切られた感でいっぱい。チクショー。
26 つじかご定食人情物語
ノリノリだなぁ。
27 悲しみの断頭台
これもまた別の意味でノリノリだなぁ。紺野が壁を正拳突きで破砕できたのが気になるけど恐らく二刀流で
二倍のジャンプで三倍の回転でもしてたんだろう。知らんけど。
28 toys,Love
このキャラを藤本でなく敢えて亀井で書いたからには出会う死の中にあやみきを入れたかったのだろうと
思い、だとすると単なるくたばれCP小説なのかと考えた。読み進めてそうではない、或いはそれだけでは
ないと思い直したけど。深い。重い。タイトルも意味ありげだし。是非作者による解説が聞きたい。
- 384 名前:ばらつきのある感想人 投稿日:2004/11/29(月) 05:28
- 29 黒死病
長編で読みたい設定。ワクチンが抗体とごっちゃになってるのはさて置きとして、素直に面白いと思った。
展開が急すぎたのが残念。せめて中編で読みたかった。
30 痣は掟
なんだかあっという間に終わってしまった感でいっぱい。もうちょい長めにしてミステリ調にまとめてくれれば
もっと楽しめたと思う。жになにか意味があるのだろうか。жは露語のJ。露語知ってれば何か分かりそう
だけど知らないからさっぱり分からん。解説に期待。
31 drug,vegetable,attack
タイトルからしてもやはりオマージュか。村上春樹は読んだことないから分からないけど。
読みやすい文体や変化を肯定的にも否定的にも評価しない田中にとても好感が持てた。
32 Punch de Choke
地の文に多少の違和感を覚えたもののテンポよく進んでくれたので問題ない。
完璧。そしてエロス。この表現がやけにツボにはまった。
33 スローステップ
感想を一言で言えばすげー、と。まさに圧巻のオチだった。これまでの作品で"すずめ"という単語何度も見て
いたにも拘らず、いや見ていたからこそ気付けなかった。子どもにハンバーガーを与えようとして怪我をした、
とかワケが分からなかった部分が一気に解消したときの爽快感は何物にも代えがたい。これこそ企画のラス
トに相応しい作品だと思う。スズメがカラスを背負って飛べるのか、については目を瞑ることにします。
ありがとう。感動した。
- 385 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/01(水) 02:13
- ホントは怖いなんちゃらかんちゃら
何なんだ、これは。
辻の話していた御伽噺が現実になってしまいましたとさ、ってことだろうか。
にしても唐突過ぎるし、理解に苦しむ。
Tragic snow
階ごとにコンセプトを定められたホテル、怪しげな男たちに監禁される辻と加
護、そして加護を苦しめる何か。ここまで魅力的な材料を揃えて来ているのに、
話の持って行き方を間違えてしまったような気がする。確かに意表は突かれた
が、ただそれだけの印象。
シュウカン
習慣と週間、さらには収監をかけているのだろうか。
田中の日常。つまらない日常。けれども色々なものに惹かれ、憧れ、憎む日常。
彼女の現実と理想に板ばさみされた心情、それを彼女を取り囲む三人の人間と
の関係性であらわそうとしたのかもしれない。最初と最後のお姫様田中ですら、
自由を奪われもがき苦 しむ存在のように思える。ここでは姫田中と現実田中
は対比するのではなく、同一視す るのが正しい読み方だといえよう。
ジャングルジム
ジャングルジムという限定された空間において、実は5期最年少キャラ・高橋
と意外と大人キャラ・新垣との関係を軽妙なトークに乗せて表現している。高
橋の行動に対する ラスト手前の新垣の行動がクローズアップされがちだが、実
に細かい部分にまで彼女たちの関係性があらわされている。面白い、それでいて
巧い作品。
- 386 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/01(水) 02:17
- ヴァンプドリーム
スレ流しがネタバレ。で、ネタがばれても問題ない話なのかと思いきや、そう
でもなかった。安倍と藤本を間違えた、という話もストーリーにはまったく絡
むことも無く、そうこうしているうちに定番の「夢落ち」。みきよし、という
組み合わせと吸血鬼の特性が持つ淫靡さ以外に特筆すべきものなかったように
思う。
奇才
やや冗長だが、なかなか面白かった。
ただ、首が抜け落ちるネタと首がキリンの首になってしまうネタがほぼ同質な
だけに、ネタの種類を変えるかいっそのことキリンだけにしてしまえば、上記
の冗長さはなくなっていたかもしれない。それと最後の奇跡の大発見は具体的
に書いてくれたほうが面白かったかも。
しりあす・いんしでんと・あばうと・どらっぐ
突き抜けた下らなさ、とはこういう話のことを言うのだろう。
ゲゲゲの鬼太郎かよ! ボラギノールかよ! バイアグラかよ!
まあ今更ギャグのネタとしてバイアグラもなかろう、とは思うものの怒涛の勢
いにやられてしまった。そして話の区切り方も巧いなあ、と思った。
キモチ
サンプルがサンプルだけに、この手のネタは来るとは思っていたが。
この話が巧い、と思うのは、ラスト手前で一気に時を飛ばしているところ。か
つ、死という言葉を使わずして吉澤の死を表現しているところだ。下手にべた
べたと手垢のついた表現でこねくり回されるよりも、これくらいのほうがちょ
うどいい。石川のけなげさもまた、泣ける。
- 387 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/01(水) 02:24
- いっせーのせっ!
6期ものではお馴染みとなりつつある、いじめを題材とした話。しかも今が旬
の「はぶられいな」ネタも織り込んでいる。
話としては非常にオーソドックスで、予定調和的な話の締め方ではあるのだが
読み応えはあった。安心して読むことのできる話だと思った。余談だが、2レ
ス目から田中が自殺するものとばかり思ってしまった。反省。
平成純情哀歌
嗚呼娘。よ永遠なれ、と言ったところか。何故菅谷が紛れ込んでるのかは知ら
ないが。
一つ一つのネタは馬鹿馬鹿しかったりシュールだったり(特にゾンビごっこ)し
て面白いのだが、それがだらだらと続くと疲れてしまう。登場人数多過ぎ、な
のも疲れる原因の一つか。それと意外に重要なこと。サンプル文が一人称なの
に対し、それに続く文が三人称なのは明らかに違和感がある。
ろーりんぐがーるず
要するに「はぶられいな」が言いたかったのかと。
サンプルをいじり倒すやり方は前回の「ライムライト・ラプソディ」で見た記
憶が。それなりに楽しめたがやはり二番煎じの感は否めない。部分部分は面白
かったので、あとはあっと言わせるような落ちがあればよかったような気がし
た。題名は「ろんりーがーる」と誤読させたかったのだろうか。
憐色
いきなり謎の組織に拉致された藤本。そして薬漬けにされ、田中に甚振られる
日々。
長編の一部分を切り取ったような話に、最後までなじむことが出来なかった。
短編向きではないと言ってしまえばそれまでだが。最初の間口を広げるか若し
くは途中の内容で読者に無理なく世界観をなじませるか、それがなければ読者
は話を理解できないまま読了してしまうのではないか。
- 388 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/01(水) 02:29
- 天才とは
かつて娘。メンをオエーッと言わせ続けた保田だが、まさか液体となって文字
通りオエーッと言わせるとは。なぜ石川は失格吉澤は保留、そして辻加護が合
格なのかの基準がわからなかったり、失格になった石川が保田になってしまう
のか意味はわからなかったが面白かった。勢いに飲まれただけなのかもしれな
いが。
フリーフォールプール
美貴帝さまと下僕3人の話。
すずめよりは〜の理不尽なサンプルを逆手にとった設定はなかなか良かった。
田中が何故か猫になったり、最後に黒亀井が登場するのも芸が細かい。
ただ、最後の必殺技は亀井自身もただでは済まないという罠。
マイク大損
石川の喉に保田が寄生するという、あまりに魅力的な出だし。
そしてその勢いに負けない話の面白さがあった気がする。最も音痴な石川に保
田が寄生、という対比もよかった。最後は無理やりシモに持っていった感もあ
るが、タイトルと妙に合っていてそれはそれでいいのかなとも。
機嫌無敵なデイズ
亀井さんは機嫌が良すぎてつい禁句を、という流れか。
しかしながら所々は面白いものの、全体を通してみてみるとだれる。何が原因
かと思ったが、多分それは道重の本作におけるキャラクターにあるような気が
してきた。亀井が頭に蛆が湧いたような話をしている間、道重はそれを避ける
ために現実逃避をはじめる。それがシュールと言うか何と言うか。ツボな人は
嵌るんだろうなとは思いつつ。
- 389 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/01(水) 02:31
- 赤色エレジー
浴室でのシーンは幻想的でありながらもかなりリアルで、吐き気すら催すほど。
しかし、薬を飲んだ時、れいなと会った日、浴室で手首を切った日、赤いタオ
ルを取りに行った日。これらの時系列がわからず、混乱した。そして最後に登
場する赤黒い影、あれは果たして田中のかどうか。何だかもやもやが取れない
まま話が終わってしまった印象がある。
どうでもいいが来テマス来テマス、はフランシスコ・マキエルを思い出した。
Quasar
尊敬していたからこそ、石川の妥協を見抜いてしまっていた田中。
娘。を去る石川に田中が送ることのできる言葉は、たぶんこれしかなかったの
だろう。
尊敬と意地の狭間で涙する田中が美しい作品だった。
二人ゴト。
タイトルと高橋主演、と言うことで第一の落ちは読めてしまう。
せっかくキッズの村上というミスリードを設けたにも関わらず冒頭でネタバレ
してしまうのは非常にもったいないと言わざるを得ない。
しかしそこから先の展開は意外だった。これは全体的な構成の勝利だろう。
あとはどうしてそこまで新垣が必死になっているのが読めたらなおよかったか。
紹介文
表情の乏しさに悩む熊井が引き起こす事件、というのはあくまでも表向きで。
実はタイトル通りのベリ工メンバーを紹介する話なのだろう。その証拠にメ
ンバーたちの特徴を細かいエピソードと絡めてさりげなく書いている。ただ、
その点がストーリー中心に考えるとまどろっこしいと感じる人間がいるかも
しれない。
- 390 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/01(水) 02:34
- リアリストの敗北
これもサンプルの理不尽な部分を逆手に取った話。
しかしリアリスト=中澤、の敗北ということはたぶん亀井が勝ったのだろう。何をもって
勝利としたのかは作者のみぞ知る、のだろうが。
どんな未来が訪れても
ループネタ。
言葉の使い方がちょっとおかしかったり(コロンブスの卵のあたりとか)はす
るものの、アレとかナンタラとか、そういう微妙な言い回しが楽しい話だった。
しかしながら、ループとは言え落ちは少し弱かったかもしれない。
想像もつかない僕らの日々
あやみき。それも王道のストーリー。
無難ではあるが結局どこかでみたような話になってしまい、何とか本作のオリ
ジナル要素(冒頭の倦怠期がそうなのかもしれないが)が欲しかったように思
う。いいものはいい、と言う読者もいるとは思うがそれはあやみき好きだから
であって、そのCPに特に興味のない人間にとってはマンネリにしか映らない
のは仕方がないと思う。
ミキティ珍獣記
巨大な蚊(仮)やゴキブリなどの珍獣に襲われる藤本、と見せかけて実は藤本
が小さくなって、つまり珍獣だったという話。キッズ二人につまみ上げられた
挙句、ぺったんこだと言われてしまった藤本の哀れで情けないことと言ったら。
この際何故小さくなったのかということはどうでもよく、要するに「ぺったん
こ」だったことが言いたかったのだろう。
- 391 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/01(水) 02:38
- 君死にたもうこと勿れ
露西亜との戦争、つまり第一次世界大戦下の日本を舞台としたお話。
生きる意味を見出せなかった二人が出会い、そしてその意味を互いの交流によ
って見出す。亀井の「ずっと好きでした」のずっとっていつのことだ、とは思
ったが手堅い話でそれなりによくできているのではないだろうか。実を言うと
名前が出てくるまで藤本と亀井だとはわからなかったのだが。
つじかご定食人情物語
ちょっとしたことで加護と仲違いした辻は飯田に助けを求めるも菅谷に横取り
され、八つ当たり気味に紺野に求愛、と話の流れが散漫だなと思いきやわざと
タイムオーバーを狙っていたとは。あいうえお作文の出来は良いがお話として
はちょっと。
悲しみの断頭台
タイトルからはかなり重めの話を予想していたのだが。
壁に顔だけ出したまま身動きの取れない亀井、という絵だけでもうやられてし
まった。
そこへ辻加護が亀井で綱引きを始めたり高橋が空気の読めない行動を取ったり
するものだから余計可笑しかった。落ちも流行のはぶられいなで、お腹いっぱ
いになった作品だった。
黒死病
「黒死病」という架空の病気をめぐる話。
ウィルスはワクチンに駆逐されるべき、という亀井の論理は大したものだが。
話の筋としては田中との戦いから後藤の登場、そして物語の終焉とあまりに
駆け足だったかなと思う。結局亀井って何者かとか、田中や道重との関係は、
とかそういう疑問ばかりが頭に残ってしまい楽しむことが出来なかった。
- 392 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/01(水) 02:46
- toys,Love
どことなくひねくれていて投げやりな亀井のキャラが新しい。
亀井と飯田の前に現れ、様々な愛の形を提示する人たち。常にそれを否定する
亀井と、受容する飯田という両極端のスタンスを設けることによって、作中に
おける愛の形を浮き彫りにしようとしている。下手すると独善的になりがちな
内容ではあるが、作者の筆力によって極力抑えられているような気がした。
二人の考えがはじめて交じり合うのが高橋とのやり取り。その後の亀井の告白
に繋がる重要なシーンであり、亀井の愛に対する突き放した考えの根底を知る
ことができる場面でもある。この場面がかなり出来がいい。それだけに、その
後の亀井の独白が少々泥臭くなってしまっているのは残念だった。物事の理由
を明らかにするのは大事だが、くど過ぎてはいけない。そこの部分だけ三流ド
ラマのような胡散臭さが目立ってしまい、話から浮いているような気がした。
しかしながら全体的には佳作であるということは間違いなく、最後の飯田との
会話も含め考えることの多い作品であるような気がした。
痣は掟
痣をくっつけてきた人間は、殺さなければならない掟。
話が始まっていきなり終わってしまうような味気のなさ。シンプルに書いて良
さの出るような話の類ではないことは確かだろう。
掟の出所もわからない、道重の感情の起伏も見えないのならこの話から何かを
感じ取れというほうが無理。もう少し物語として成立するようにストーリーに
肉付けしてほしかった。
Punch de Choke
ひたすらエロ&バイオレンス、なのに何故かほのぼの。
しかしながら落ちがない(あっても弱い)というのはどうだろうか。萌えるか
ら無問題、と言えてしまうのはれなえりヲタだけだろう。
スローステップ
元ネタがごまきすずめ物語とは懐かしい。
コントの内容よりかなりよしごま要素を強化しているのは確かだが、読んでい
てほのぼのとする話だった。
- 393 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/01(水) 02:50
- drug,vegetable,attack.
薬、野菜、襲撃。で、薬屋再襲撃か。
村上春樹の書いた短編に「パン屋再襲撃」という話があったように思うが、こ
の話は「襲撃」自体に意味があるように思えた。
過去の栄光はどうやっても過去の栄光に過ぎず、それにすがり付くような生き
方を本作は否定している。作者が比喩で示唆しているように、人は変わり続け
る、立ち止まることなどできないと言いたいのだろう。立ち止まることの出来
ない不安に対しても、後藤は大丈夫だと田中に言い聞かせている。
しかしながらそれ(深読みな部分も多々あるだろうが)を読者に伝えるために
は文章的に舌足らずな面も目立つ。どうやら投稿時間からして駆け込みのよう
でもあり。完成形を見たかった、というのが正直な気持ちだ。
- 394 名前:色々書きました 投稿日:2004/12/02(木) 00:17
- えー、なんか色々書きました。それぞれにコメントを。
11 ろーりんぐがーるず
最初サンプルBを見たときに、「これってどうやったら日常会話で出てくるんだよ!」と思い、
いじりこんにゃくしてごまかす事に決定。どうせしりとりするならとことんさせてやろう、
と思った結果、名前のしりとりに時間の大部分を割いてしまいました。
19 二人ゴト。
複数投稿解禁。硝子初参加の自分にとって初めての経験だったので、
その日部活中ぱっと思いついた設定をそのまま使いました。最後が意外だった、
という意見を頂きましたが、実は最後高橋さんが救われる設定だったんです。
これに一番時間を割いたので一番思い入れがある話です。
23 想像もつかない僕らの日々
二人ゴト。を書いたあと精神を安定させるために書きました。
ああいう残酷なものは書きなれていないのでそうしないとバランスが取れませんでした。
因みにタイトルである「想像もつかない僕らの日々」はラバーキャロッツという方々の曲で、
CDTVで聞いた事がある方もいらっしゃるかもしれません。
25 ミキティ珍獣記
設定が浮かんだのは締切日10時過ぎ風呂の中。最初締め切り11時だって書いてあったから
慌てて飛び出てがーーーッと書きまくり20分で書き上げて出してホッとしたら延長でorz
最初は本当に巨大な虫の話だったんですがパンチが弱いと思って実は藤本さんが小さい、に変更。
オチに至っては書いている途中に思いつきました。
こういうおもちゃ、キッズしか持ってないだろって思っただけで、ぺったんこと繋がったのは偶然です。
長々と失礼しました。最後に。
11のように不条理な世界と特殊な書き方なのが好みの方は金のゴーストライタースレ内のナックルボールとさゆの空
19のように二転三転する伏線、構成の凝った話が好きな方は風の木更津きゃっつあい。
23のようになんとなくほのぼのした雰囲気を楽しみたい方は森の金魚すくい。
25のように勢いあるのコメディを楽しみたい方は金のゴーストライター
をそれぞれオススメします。
以上、合図の回はチープトリック書いたおってでした。
- 395 名前:4 ジャングルジム 他 投稿日:2004/12/02(木) 00:28
- 4 ジャングルジム
17 赤色エレジー を書きました。皆さんお疲れ様でした。
4 ジャングルジム
私は最近寝起きで書き物をします。はっきりと目が醒めている
状態だと一つの事柄に対して微に入り細に渡り考え込んでしまって
指が動かなくなってしまうことがありましたが、
寝起きだとそれが余り無く割とスムーズに書くことができます。
夜中目が醒めてぼーっとしながら
「そういえばすずめってどんくらい高いとこまで飛べるんだろ」
と思ってそれをそのまま文章に起こした、そんな感じで
ぺけたのがこの作品です。
それだけの話なのですが、高橋と新垣と言う素晴らしい
キャラのおかげで私自身とても楽しく書くことが出来ました。
ほんっとおまいら素敵やん。
17 赤色エレジー
赤色(せきしょく)エレジーは、あがた森魚さんの曲です。
昭和の幸薄夫婦の物語…なのですがタイトルに惚れ込んで
しまったのでいつか使いたくて、このタイトルで赤板に
スレを立てようとまで思って物凄く序盤だけ書いて放っておいた
テキストの存在…を今思い出しました。
まぁそれは置いといて。
「生死不明の田中がいる浴室を二回通り過ぎている
道重の異常性」が狙いのつもりだったようなうろ覚え。
とにかく狂気に隙間作りたくなくて時系列とかはあえて
滅茶苦茶にしました。
(ちなみに3レス目以外は前後してますが全て同日の数時間内に
起こってます)
こいつらヤベー全体的にヤベー読後感サイアクーモヤモヤ〜って
感じていただけたら自分的に成功です。
(今回こんな話書いてしまいましたが、れなさゆはマトモな話も書いてます)
前回企画「合図」では「塀の上レール」を書きました。
- 396 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/02(木) 00:51
- Quasarって知ってますか?
そう、あれです。第三回マルチ企画で登録18番の18位になった短編です。
「すずめよりは高く飛べるよね?」って結構後ろ向きな台詞だなぁ、と
そんな感想を抱いたのがこの話を書こうと思ったそもそものきっかけでした。
本当はもっと専門的な部分も絡めて掘り下げたかったな、と少しだけ後悔してます。
力強く輝いていながらその動源力は中心部にあるとされるブラックホールだとか、
話を膨らませるネタはたくさんあったんですけどね。力不足と言うか、何と言うか。
そうそう。カムアウトなんで以前に書いた作品を晒さねばなりませんでした。
以前の話で恐縮なんですが、花板倉庫にある高橋愛誕生祭スレの78から93に
「いつかさよなら」なんて駄作があります。よかったらどうぞ。
最後に投票や感想ありがとうございました。
そんでもって、自分含めて皆お疲れ様です。
- 397 名前:タイトルもミスった 投稿日:2004/12/02(木) 01:09
- なんか参加しろって雰囲気を勝手に感じてしまったので、ヴァーって書いてヴァァーって載せました。したら、初めて投稿ミスしちゃいました。あ、16の話書きました。本当は3レス目と4レス目の間にこれが入ります。
「知らないの絵里。さゆの方が絵里より可愛いんだよ」
「うそ、さゆってバカ? あれ見てないの? あれ?」
「なぁに? あれって?」
「あぁー知らないんだ…かわいそう…さゆってかわいそうな子」
どこまでも切ない顔で頭なでてきた。太陽が眩しいから涙が出そうになった。
電線に止まってるすずめがこっち向いてる。
これ。これが入ります。惜しいです。本当に惜しいです。実際のところ読者の皆さんが、飼育史に残ったであろう傑作を未完成のままでしか読むことが出来ないことを惜しがっていると思います。すいません。気持ちは痛いほどわかりますが、僕は完全版を提供する気は全くないので潔く諦めて下さい。案内板などで煽られても決して書くことはないです。完全版は一体どういう仕上がりなのか色々な場所で議論すればいいと思います。または、完全版を勝手に書こう、みたいな企画を立ち上げればいいと思います。
代わりにカムアウトと言っては何ですが『田中れいな生誕祭 』において”夕暮れ三軒茶屋 ”というのを書きました。こちらは斜陽の回のボツ作となっていますので、田中さんの誕生日など一切祝っていない仕上がりになっています。9と13のタイトルは意図的なのかどうか知りたい、合図の回に”犬と猫”を書いた人間でした。
- 398 名前:天才とは を書きました 投稿日:2004/12/02(木) 01:18
- 「天才テスト」にイミなんて何もありません。
ただ「それ」がわかるかどうか。
考えるんじゃない、感じろ。
そういうコトです。
もうすっかりオトナの石川さんやどうやら脱皮中の吉澤さん、成長したとは言えまだまだコドモな辻さんと加護さん。
現実世界のそれぞれのイメージをそのまま使えば、めちゃイイカゲンなこの世界観を何となく「あり」に出来るかなあ、とか。
…なんてコトは書いた時点では、あんまり意識はしてません。
比喩や暗喩も、結果的に(作者自身も)そう感じるコトになっただけで、最初っからそのつもりで書いたワケではありません。
成り行きまかせでございます。
結果的に文字通りセンスのないナンセンス物(のなり損ない)を書くことになってしまい、どうしたもんかとうろたえましたがあとの祭り。
紺野のセリフやそれぞれの嘔吐っぷり(してないヒト含む)や液体への疑いっぷりなど、規則性みたいなモノをどうしても外せなかった小心者です。
とほほ。
というワケでノープランの考えナシの凡人作者は、天才の世界を手探りで書くしかありませんでした。
なんつって、ホントは「天才とは」というタイトルで書きたかっただけです。
なんか参加しろって雰囲気を勝手に感じてしま(ry
ええ、9がなければ書いてないです。
きっぱり。
今回一番迷った上に時間を掛けたのはレス流しです。
4期のうち加護さんだけ、名前しか出てきてません。
コレはいかん、とレス流しだけでも加護さんを登場させようと考えたのですが、諸事情により
( ‘д‘)<ヅラちゃうわ!!
∪l| || ←この部分だけ。
@ノハ@ ペシッ
前回のマルチでは「Regret」「地上の夜」というのを書きました。
博士の仕切りが楽しかったです。
- 399 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/02(木) 01:29
- 10 平成純情哀歌
20. 紹介文
21. リアリストの敗北
26. つじかご人情定食物語
28 toys,Love
10の話、娘。で高橋愛さんだけ出ていないことに気付いた方はいらっしゃいませんか?
快心のネタだっただけに、少し寂しい。
前回は「ディスタンス」を書きました。
自スレはありません。
皆様、お疲れ様でした。
- 400 名前:29 黒死病 書いた記憶があります。 投稿日:2004/12/02(木) 02:12
- 黒死病というのは辞書引くと普通に載ってます。
もちろんあんなオカシな症状の病気ではありません。
ペストの別名なんですね、ってペストの症状も十分酷いッスけども。
なんとなくサンプルの黒い吐瀉物と病気って単語が結びつきパッと浮かんだのがこの単語。
あとは普通要らないムダ知識使って脳内暴走開始。
ペスト→死んだと思われて土の中生き埋め→吸血鬼伝説みたいな感じで。
お話の構成の甘さについての言い訳ですが、自分はどうも設定から入ってしまう癖があり
気付いたらいつも長編向けの設定になっててでも締め切りまで時間無いし無理矢理このままいくべ!てな具合であんな事に。。。
ま、単純にプロット作るの下手クソなんです。
実際説明不足にも程があるよなー、、、とか思ったんですが、読者サマ方の想像力に頼りました。
感想頂くと作者以上に内容考えて下さってたのが印象的ってか素敵に面白かったです。
んでカムアウですが。
普段は空で「希望峰」なんてゆー長編、てかやっぱり気付いたら長くなってるだけな駄文を書いてます。
前回の企画では「Sign」っちゅー、同じ作者だなとハッキリわかる駄作を書きました。
どうやら急展開のままバッサリ終わらせるのが癖みたい。。。
最後に博士さん、参加した作者さん、読者さん、投票して下さった方々へ。
大変お疲れ様でした。
お陰様ですごく楽しむことが出来ました。
また次の機械にもよろしくお願いします。
- 401 名前:2 Tragic snow 投稿日:2004/12/02(木) 12:06
- 2 Tragic snowを書きました。
辻攻め、加護受けで加護がとまどうっていうまぁありきたりなCPもののはずがなんでこう暗くなるかなぁ……。
個人的には書きたい画が書けてよかったなぁと思います。
CPって両者とも酷く不器用だと悲劇的にもなるもんですね。
ただ作者の脳内ではあのあと2人は悲劇を克服して甘美な関係を築くという妄想が展開しています(ならそっち書けよ!)
後付で生まれた叙述トリックも何人かの方は引っかかってくれたみたいでよかったです。
私は読む本が極端に推理ものに偏っているため、物語構成よりも謎の提示とか論理的な解決とか騙しとかを優先させたくなるんです。
よいか悪いかはわかりませんが、今後もこういう騙しは続けていきたいと思っています。
カムアウト
16回短編コンペ「合図」にて「通信お母さん」を書きました。
自スレは
空板 推理「告白大作戦」
紫板 「トータル・タートル」など
皆様どうもありがとうございました。
- 402 名前:いかがはせん 投稿日:2004/12/02(木) 16:38
- 1 ホントは怖いなんちゃらかんちゃら
7 しりあす・いんしでんと・あばうと・どらっぐ
の二つを複数投稿解禁前に複数投稿してしまった、イケナイ私なのであります。
博士に請う、どうか許して欲しい。分かっている。秩序を乱してしまったことは、
分かっているのです。しかし、あの日の私は、何か、ただならぬモノに突き動かされていたのであります。
極々現代的な申し開きをすれば、「すてきだな」と思いやってしまった、軽率な行動だったのであります。
嗚呼、私はなんということをしてしまったのであろうか、規則を破ることは、人の道に反することなのであります。
悔やんでも、悔やんでも、謝罪しても、どんなに謝罪しても、この罪悪感からは逃れることは出来ないのであります。
ということでありますから、私も音に聞こゆる彼の人に倣って、今後1月まで謹慎するつもりなのであります。
この企画に携わった全ての人へありがとう、投票してくれた人へ一層のありがとう。そして、さようなら。
バイバイニーチェ、バイバイトルストイ、嗚呼、今、傾いてくるあの太陽が赤く輝いてゐる。
太陽の赤が血の色に見えた。嗚呼不可ない、盗作は駄目だ。駄目なんだ。決まりを破っては駄目なんだ。
うーんうぅん、と悩んでパッと閃いた、私がここで言うべきひとまず最後の言葉はこれしかない。
さよならはグッバイ、赤色はレッド、いや、お洒落に言うとルビー、そして今日は木曜日、サーズデイ。
バイバイ皆様、グッバイ、ルビーサーズデイ。
- 403 名前:大の大人が名無しだなんて。。。 投稿日:2004/12/02(木) 20:10
- 15 マイク大損 をてきとうに書きました。
オチも内容も決めないで書き始めて
途中で仮でつけたタイトルにあわせてオチを考えました。
書くのにかかった時間は企画自己最速記録です。わーい。
が、25 ミキティ珍獣記の人の記録には遠く及びません。
大変残念です。>>394
今回の支配人、博士さんがとても素敵でした。
他の皆様も素敵だったと思います。ありがとうございました。
- 404 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/03(金) 01:05
- 皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。
マルチへの参加は初めてだったのですが、
なかなか面白かったです。
作品についてですが、一つだけ。
『私』と『あたし』は、意図的に揃えてないです。
それでは、カムアウト。
第15回の短編企画で『サ店ユニゾン』とやらを書いた者です。
- 405 名前:9 いっせーのせっ! を書きました。 投稿日:2004/12/03(金) 01:06
- みなさんおっしゃるとおりストレートな話なので特に書くこともないのですが、
しいて言うならば道重さんが大好きです! 大好きなんだ……ッ!
タイトルは中村一義「金字塔」より。
ちなみに「金字塔」の中で一番好きな曲は「犬と猫」です。一番好きな子は道重さんです。
前回のマルチで何番かは忘れましたが「鈍い月(多分)」という話を書きました。
今後の目標は道重さんと紺野さんを親戚にして、
レス30個もらえるような感動長編を書くことです。書きます。
最後に、読んでくださった方、さらには投票してくださった方。本当にありがとうございました。
好意的な感想が多いことに驚き半分、嬉しさ十二分といった所です。
それでは、みなさまお疲れ様でした。さゆみん好きだ。
- 406 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/03(金) 01:07
- すいません、タイトル入れ忘れました……。
>>404
『3 シュウカン』を書きました。
- 407 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/03(金) 01:14
- 27 悲しみの壁
31 drug,vegetable,attack
を書きました。31はもっと書き込む予定でしたが時間が無くて…
前回のマルチでは「冷やし紺野、はじめました」を書いていました。
紫板に新スレを立てたのでよかったら読んでみてください。
- 408 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/03(金) 01:17
- 悲しみの断頭台でした。
自分でタイトル間違えるとか言って OTL
- 409 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/03(金) 02:27
-
フリーフォールプール書きました。
最初から最後まで飛んだり飛ばなかったりする話になりました。
なんとなく青春っぽい雰囲気が出てれば最高です。
投票開始当初はあまりの票の入りっぷりに、一位確実だと思ってました。
当然そんなことにはなりませんでした。
企画初参加、自スレもありません。
れいな生誕祭スレに『〜05』『模糊模糊』ってのを書きました。
この企画に関わった全ての人に心から感謝します。とても楽しかったです。
おつかれさまでした。
- 410 名前:奇才 書きました。 投稿日:2004/12/03(金) 19:31
-
作品としては特に意味、狙いはありません。
昔、書いてた作品の没ネタです。
本来は途中で入れる予定でしたが、構成上、結局はお蔵入りに・・
で、今回はそのネタで書いてみました。
結果的には、そのネタを貼り付けただけになってしまいました。
その作品を書いていた時と違って、話が広がらなかったですね。
ほとんどチェックせずに載せたので
予想以上の評価いただき、びっくりしてます。
金板で「背景のない写真」書いてました。
読者の皆様、ありがとうございました。
参加したすべての皆様、お疲れ様でした。
- 411 名前:読み専の感想デビュー 投稿日:2004/12/04(土) 01:56
- 1 ホントは怖いなんちゃらかんちゃら
石川の隠されている台詞がなんだったのかなぁと思いました。
もしそれがこの話の要点なら、その台詞を読んでみたかったです。
前半の数レスはまさに辻さんと石川さんのやり取りといった感じでほのぼのしました。
2 Tragic snow
思い切りだまされました。つい二度目を読んでしまいました。
ただ、精神安定剤のくだりと、警備員が出てくる一回目のシーンの会話に
ちょっと違和感を感じました。
でも、警備員を出したこと自体はとてもいい結果になっていると思います。
ラストの加護さんの思いにはとても温かな気持ちになりました。
3 シュウカン
落ち抜きでも十分に楽しめました。面白かったです。
それでも全てを通してみてみると、より楽しめた反面、
恐らく理解できていないだろう部分が残りました。
田中さんはいったいいくつの夢を見ていたのでしょうか?
『この街は、この世界は、そして自分自身さえ、どこか間違っている。』
そして彼女は、正しい世界を見つけることが出来たのでしょうか。
仕掛けとは少し離れますが、田中さんと亀井さんのやり取りもすごく素敵でした。
- 412 名前:読み専の感想デビュー 投稿日:2004/12/04(土) 01:57
- 4 ジャングルジム
藤本さんの突っ込みに触れていることなどにより、リアルの世界、として読みました。
この二人はほんとにこんなことしかねないなぁ、とほのぼのした気持ちになります。
地の文に持ってきた台詞部分で読みにくい箇所はありましたが、
それも一箇所のみで、残りの部分は逆に文章に引き込ませるために上手く働いていたと思います。
唯一気になった箇所は、新垣さんの誕生日のくだり。
高橋さんの方が二歳上なので、新垣さんの寂しさというか取り残された感と言うか、
それを感じることが出来ませんでした。
同年代で誕生日の遅い亀井さんが相手であったならば、
逆にここの心理描写をものすごく好きになっていたとは思いますが、
相手が高橋さんでなければこの話が成り立たないと言うのが、娘。小説の難しさですね。
ラストは八行にも渡る長文でしたが、最後にこんな素晴らしいシーンを持ってこられては、
今までごちゃごちゃ書いてきたことが申し訳なくなってしまいます。面白かった。
5 ヴァンプドリーム
二度読んだ限りでは大きな仕掛けは発見できなかったので、読んだままの解釈をします。
永遠に続いていく夢の話でしょうか。
普通の短編ならば「それで?」となってしまう落ちだったような気がしますが、
今回のマルチのお題が目覚めのシーンだったので、なるほど上手くつなげてあるな、と関心しました。
ただそういう話の構造を無視しても、この話にはものすごい魅力があったと思います。
何よりヨシザワさんと美貴さんのやり取りが面白い。
これを冒頭にした長編があったら絶対毎日更新チェックするよ、
とマルチの趣旨とは全く関係ないことを考えてドキドキしていました。
- 413 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/04(土) 17:57
- 12 憐色を書きました。
憐色は造語。
あわれむいろ・れんいろ・れんしょくどんな読み方でもオーケーです。
計画を全く立てずに書いたヤツですので、
正直この上なく不安でした。
そして、出した後深く後悔しました。
それならば出すな、という声が聞こえてきそうですが、
全くです。ごめんなさい。
今回も鋭い感想を貰いまして、ありがとうございました。
これらが次に活かせればよいのですが・・・矮小な輩ゆえ、中々。。。
えと、「合図」の回では「鈴の啼く声」とか言うのをつらつらと。
あと、森板「優しい嘘」内にて短編修行中につき、感想・批評・意見を待っとります。
間があいたのに簡単なカムアウトですいません。
博士殿、管理人様、参加した作者様・読者様お疲れ様でした。
最後に、本当に憐れむ・・・でなく、哀れむべきは作(自粛
- 414 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/06(月) 21:53
- 5 ヴァンプドリームと、33 スローステップを書きました
5は、元々は長編で書こうと思っていて結局お蔵入りになったネタを、ちょいと使ってみました
コンパクトにまとめすぎて、なんだかおかしな感じになってしまいましたが、結構楽しく書けました
33ですが、実はこの話を企画の締め(トリ)にすることをちょっとだけですが狙っていました
主役、鳥だから
ごめんなさいごめんなさい、石投げないでください
鳥だから、とか言っておきながらあれですが、ちなみに私は鳥というよりも、着ぐるみかぶった彼女たちをイメージして書きました
「すぐ上に巣があるんだから湿布とか取ってこいよごまきすずめ」って声が聞こえてきそうなので、そろそろ退散します
皆さんお疲れ様でした
- 415 名前:「君死にたもうこと勿れ」を書きました。 投稿日:2004/12/06(月) 22:06
- 田藤、藤道があって藤亀はあまり見かけない、それなら書こうかと思ったのが
始まりでした。
なぜ舞台を日露戦争前にしたのかは自分でもよく分かりません。
感想に告白が唐突すぎるとありましたが、あれは長過ぎて半分くらい端折った
せいです。ちなみに亀井さんがいつから藤本さんが好きだったかというと、
3年前にあった義和団事件で勝利した日本軍が凱旋したときに、馬に乗っている
藤本さんを見かけて一目惚れしたという設定でした。
最後にこんな中途半端な話で且つマイナーCPなのに投票してくれた皆さんには
感謝、色々と大変だったろう博士にはお疲れ様、そして楽しませてもらった
作者の方々には勉強させてもらいました。
それから浜島書店の資料カラー歴史、本当にありがとう。これがなかったら
マジで書けなかった。
今は銀板で「ごちゃまぜボックス」って更新遅いですが頑張って書いてます。
- 416 名前:Punch de Chokeを書いた人 投稿日:2004/12/09(木) 02:58
- ハローハロー
長いROMの道を潜り抜け飼育にやっと作品を投下することができました
遅まきながらカムアウトをば
なんといいますかアポな話でありますが、前日というか直前までは全く違うもっと地味な話だったのを
期間が延びたのをいいことに妄想電波を注入した結果なのでお許しください
我ながらなんというか首絞め魔の亀井さんというキャラがはまっているというかなんというか、
全ての元凶はそれを創出してしまったことにあるワケで
内容としてはエロでいいのかという思いといやもっとエロスをという思いが相反しての消化不良といえば
まあそうなんですが予想よりかなり多く投票いただいたのでこれで良かったのだと思う次第であります
機会があればもっとエロ寄りの話は書いてみたいものです
ところで、6期オールS説を日々考えているのですがどうでしょうか
内訳としてはこんな感じで
亀井さん:とにかくS
道重さん:何かを超越したS
田中さん:受けもするがS
藤本さん:一見Sに見えて内実Mに見せつつ真性のS
えー、まあさておき
自スレらしきものは狩狩の予告スレというところにあります
みきれなネタで小説ではなくエロでもありませんが、暇な時にでも読んでいただけると幸いです
今回の企画に携わった皆様お疲れ様でした
- 417 名前:いかがはせん 投稿日:2004/12/11(土) 13:28
- 謹慎すると申しつつ、残りの感想を書き込む私をお許しください。
18 Quasar
膨大なエネルギーを放出する恒星状の天体。それがこのタイトルの意味であります。
そして恒星とは、天球上の相互の位置をほとんど変えない、つまり、他の天体と、
相互に干渉することがない天体なのである。と、辞書に載っておりました。
なるほど、タイトルからも分かる通り、このお話では田中と石川の対比が描かれております。
表面的に読み取れば、それは、恒星としての田中と惑星としての石川の対比なのでありますが、
ここに、もう一つの対比、そう、子どもの田中と大人の石川という対比が絡んでくるのです。
そしてそのような2つの対比と同時に、雀という重要な比喩が存在するのであります。
石川は雀より高く飛ぼうと目指すのです。同じところで踊りつづける雀を可笑しそうに見つめるのです。
つまり、石川にとって、雀はモーニング娘。に居た過去の自分なのです。
それは、超えたいものであると同時に、懐かしく青臭い、ガキっぽいモノなのです。
一方田中にとって、それは、超えるべきものであると同時に、嫌悪すべき妥協なのです。
最後に、雀は風に怯えてどこかへ逃げてしまうのでありますが、それはすなわち、
石川にとっては過去からの開放であり、田中にとっては、嫌悪を超越した石川への憧憬の正当化なのです。
そこで石川は田中に自分を超えろと言い、田中は青臭いながらも、どこまでも上を目指すのであります。
完璧に計算しつくされた対比と、比喩とが絶妙に絡み合って、実に上手いお話でありました。
何とはなしに、三島由紀夫の詩を書く少年を思い出したのでありました。
- 418 名前:いかがはせん 投稿日:2004/12/11(土) 13:28
- 19 二人ゴト。
鏡フェチ、いや正確に言うと、鏡に映った自分フェチの物語なのであります。
このお話で私がまず疑問に思うことは、2枚焼いたトーストは一人で食べたのか。
ということであります。しかし、この際そんな疑問は全く意味をなさないのであります。
問題は、鏡ならば楽屋にも、風呂にも、どこにだってある。街角のショーウィンドウですら鏡になるのです。
それなのに、何故その鏡だけが、哀さんの親友になりえたのか?ということであります。
思うに、この鏡は意志を持っていたのであります。それは3レス目の家に転がり込んで来た愛、
という記述からも明らかなのであります。最後、哀さんは自殺したように見えるのですが、
鏡が意志を持っていると考えると、割れても尚、哀さんは鏡に操られて、殺されたのであります。
しかし、割れたとは言っても、鏡は無機物。生きているのであります。
そして次なる標的、心の弱っていそうな標的は、そう、いわゆるはぶられいな、
すなわち田中れいななのであります。都合良く、田中麗奈という芸能人も居ることであるし、
もし作者がこの続きを書くとしたら、そうなるのであろうな、と私は妄想するのであります。
しかしそこまで行くと、世にも奇妙な物語のような、ただのホラーになってしまうのでありますが、
ここで止めていることによって、私は、このお話に手塚治虫「火の鳥/復活編」で示されているような、
無機物に宿る生命・意志という大きな思想を感じて、なんだか深く心を打たれたのであります。
20 紹介文
そういえば小学校の頃、湿布貼ってる奴ってジジイの匂いがするなどと言われて、
その日はいじめられていたなぁ、ということを思い出したのであります。
- 419 名前:いかがはせん 投稿日:2004/12/11(土) 13:28
- 21 リアリストの敗北
表面的に読むのならば、リアリスト=中澤=敗者、理想主義=亀井=勝者、
ということは明白なのでありますが、果たしてそれでいいのか、と思うのであります。
私にそう思わせるのは、最後の2レス分の空白なのであります。何かあの空白に、
作者の言う、リアリスト、そしてその敗北、の本当の意味が隠されているような気がするのです。
まず考察すべきは、あの空白は終わりまでの時間的空白なのか、空間的空白なのか、という二点。
これは小説という形式上、恐らく、時間的空白であろう、と予想されるのであります。
次に、その時間的空白はどのような意図を持って設置されているのか、ということであります。
よくテレビなどで、放送コードにひっかかるような言葉にはピヨピヨなどと音が被されたり、
見るに耐えない光景にはモザイクがかかったり、或いは、しばらくお待ちください、
といったテロップが出ることがありますが、それによって、視聴者はそこに興味をそそられ、
想像したり、友人達と議論をしたりするのであります。男子中学生が、エロ本で黒く塗られた部分を、
必死になって見ようとしたり、想像したりするのと同じような心理機構なのであります。
なので、この時間的空白も、読者にそのようなことを喚起させる役割を担っているのである。
と考えても、なんら無理はないのであります。中澤は、亀井に2度タメ口を聞かれるのであります。
1度目ですら、「ブァーカッ!」というほど怒り心頭であったのだから、2度目ならば、
尚ひどいであろう、ということは容易に予想がつくのであります。
つまり、この空白は、亀井が中澤によって逆レイプされている、という状況を覆い隠す、
視覚的な空白でもあり、時間的にそのような事項を読者に想像させる契機でもあるのです。
そうなると、リアリストであるところの中澤は勝ち、理想・観念主義でしかなかった亀井は、
あっけなく破れてしまうのであります。つまり、リアリストの敗北と言いながら、実際は、
リアリストの勝利なのであります。現実主義は負ける、とタイトルで言うことで、逆説的に、
現実に勝てるはずがないだろ!ということを怒涛のように強調しているのであります。
まったくもって意地悪でリアリズムに毒されたお話でありました。
- 420 名前:いかがはせん 投稿日:2004/12/11(土) 13:29
- 22 どんな未来が訪れても
美しい。感動いたしました。会話のリズムというものが整っている。
そしてそれは実に無意味なモノなのであります。無意味、ということは美しいのであります。
何故か、と申しますと、それは徹底的にあらゆる人間からの解釈を拒むからなのです。
それはもちろん、作者の解釈すらも拒むのであります。
複雑怪奇難解な文章は、恐ろしいほどの重層的構造を持ち、それはある種の威厳を放つのでありますが、
無意味ということは、すなわち、恐ろしいほどの空虚さ、それはもはや形而上を更に超えるのであります。
作者の意図や、想像というものを超えた、要するに、近代的な作者というものの権威の否定として、
この物語は存在するのであります。無機的に乱雑に配置されておる冒頭のサンプル2つの使い方を見て、
私は以上のように考え、鳥肌を立てたのでありました。しかしこのように考え、解釈し、感想を述べることさえ、
この作品については無粋なことなのであります。実に美しく、画期的なお話だったのであります。
23 想像もつかない僕らの日々
上手く筋道だった美味しいあやみき物語だったのであります。とても美味しく頂きました。
「あたしと、みきたんと。二人だけ分かれば、それでいいんだよ!」という台詞なんか、
今この瞬間目にするだけで、私はもう涙が出るくらいカウパーをドバドバと放出してしまうのであります。
いやいやしかし、このお話にカウパーなぞという言葉は似合わない。爽快、純潔、青春。
そんな青々しい言葉がピッタリなのであります。あやみきの王道にハズレ無し。
しかしそれは裏を返せば、ちょっと刺激がタランぞ、ということなのであります。
- 421 名前:いかがはせん 投稿日:2004/12/11(土) 13:29
- 24 君死にたもうこと勿れ
何故か、私はこのお話に異国情緒を感じてしまうのであります。
日露戦争というと1904年、明治の終わり。明治というのは不思議な時代だと思うのです。
私は、江戸には母国情緒を感じるのでありますが、明治には不思議とそのような情緒を感じないのです。
ご存知の通り、明治とは文明開化、そして欧化の時代なのであります。
日本は当時、一所懸命に欧米になろうとしていたのです。そして生まれる和洋折衷。
私にとって和洋折衷とは、日本でもなければもちろん欧米でもないのであります。
つまり、積極的に欧化しつつも、国粋主義なんかが出てくる明治大正の時代の日本は、
私にとって母国日本のイメージでは捉えられ無いのであります。
いや、私の事はのけておいても、このお話には異国情緒を感じさせる何かがあると思うのです。
その何か、とはズバリ亀井藤本の人格なのであります。この人格が和洋折衷とはまた異なる、
異国情緒を醸し出しておるのであります。明治大正、文明開化とはいえ、この二人の人格は、
明らかに現代的な人格なのであります。それはモデルがこの二人なのだから当たり前なのでありますが、
明治大正の女性が持つイメージと、現代的な人格のギャップが生み出す、この不思議な異国情緒。
ストーリーや配役に多少の不満が残りつつも、ついつい高く評価してしまいたくなる。
視点のつけ方が巧妙で、その点で絶賛すべき作品だったと思うのであります。
25 ミキティ珍獣記
ミキティのおっぱいはぺっちゃんこ、ということを示したいがためにラストまで突っ走った心意気は、
賞賛に値するものなのでありますが、私は、キッズが出て来た時点で想像力が停止してしまう、
という自慢すべき持病をもっておるので、全体としてはとても低い評価を出さざるを得ないのであります。
もしこのキッズが、飯田と矢口ならばもっとブラックな切り口で読めたのではなかろうかと、
それが実現しなかったあまりの哀しさに、私は日々泣いて暮らしているのであります。
- 422 名前:いかがはせん 投稿日:2004/12/11(土) 13:30
- 26 つじかご定食人情物語
これはお話として見ると実にツマランとしか言いようのない代物なのでありますが、
エンターテインメントとしては一級品であると思うのであります。そして私は、そのようなお話が、
大好きなのであります。否、愛しているのであります。これこそが正しい企画投稿作品だ!
というような作者の心意気がヒシヒシと伝わってくるのであります。嗚呼正しい。如何にも。そうである。
しかしもし企画が全てこのような作品ばかりだったら、と想像するだけで眩暈がしてしまうのであります。
モノには程度ってもんがあるのだ、ということであります。このお話は上手くそこらへんを見極めて、
企画を盛り上げようと、自らの功名心などはかなぐり捨てて、このように投稿したのでありましょう。
その心意気だけで、美しい。お話そのものではなく、その奥に透けて見えてくる、作者の心意気。
もうそれだけで私は感極まって、涙を流し、鼻糞をほじくった後、モソモソとそれを食らうのであります。
表現面では、童話風な語り口とあの絶妙なタイミングの終わり、そしてその文面。卓越しておりました。
今企画投稿作の中で、文章が最も美しかったのは、実はこのお話だったのではないでありましょうか。
- 423 名前:いかがはせん 投稿日:2004/12/11(土) 13:31
- 27 悲しみの断頭台
6期を中心に据えたネタというものが徐々に浸透しはじめておるのだな、と実感した。
私にとっては、ただそれだけのお話だったのであります。何かが足りないのであります。
その何かとは、純粋な混沌であり、それに付属する美しさでもあるのですが、
決定的に私を退屈にさせたのは、お話の中に出てくるネタの数々が、とても普通で、
どれも私の想像の範疇を超えなかったからなのであります。
ネタの面白さとは、自分の想像をストーリーや言葉選びが上回った時に生じるのだ、
と私は固く信じておるのです。例えば斜陽の回のフランダースは、全てのネタが、
私の想像をガンガンと超えて行き、私は思わず笑い死ぬくらいに狂って候。
また例えば、使用上の注意の回のS女。は、スタンダードな亀井のスキマフェチを、
ここまで推し進めてしまうことが出来るのか、ということに感動して、笑って、狂って候。
つまりは、結局、ネタの良し悪しは個々人の想像力の問題なのでありまして、
今回ばかりは、私の想像力が作者の想像力に多少勝った、というだけのなのであります。
そこに良し悪しをつけるのは、ナンセンスな感じもするのでありますが、私は敢えて心を鬼にして、
一握の鼻水を飲み込みつつ、これを悪、と評価するのであります。
- 424 名前:いかがはせん 投稿日:2004/12/11(土) 13:31
- 28 toys,Love
遂に来た。遂に来たのであります。このお話、これこそが今企画のベストのお話だと、
私はここに強く、強く主張するのであります。美しく儚く、そして絶望的なお話なのであります。
一読した時点で既に、私は深く感動させられていたのでありますが、更にこのお話を味わうためには、
以下のように私は考察を深める必要があるのだ、と思うのであります。
まず1つ目のあやみきのお話。自己愛と他者への愛の合一、がここでのテーマなのです。
もうこの一つのテーマだけで、一つの短編に膨らませられるほどの魅力を備えておるのです。
しかし、それをバカじゃねぇ?と否定する亀井と、美しいと思うと積極的に評価する飯田。
こうして二人の立場を徐々に明らかにして行こうとしているのでありましょうか。
ここでのこのあやみきの愛の形は次のいしよしの愛の形へと絶妙に繋がって行くのであります。
次に2つ目のいしよしのお話。いわゆるプラトニックラブ、純愛、であります。
しかし、純愛とは得てして不安定なモノであるのです。後を追うという行為。
実は、それはその人に対する愛から出たものではないのであります。
現代における後追い自殺とは一種のナルチシズムに溺れた結果でしかないのです。
嗚呼、私はあの人のために命を捨てるんだ、私ってなんてあの人を愛していたのだろう。
という死に向かう自己を自分自身の行為で高めるための愛でしかないのであります。
それは古来の武士道の時代からそうなのであります。忠君という概念。
二臣に仕えず、という道徳は、君主に対する純粋な愛というよりも、自らの武士道を高めるための、
一つの契機でしかない、もっと言ってしまえば実に打算的な道徳なのであります。
で、ありますから、ここで飯田が「肉体を離れた純粋な愛」をほのめかすということは、
逆説的に、そのような愛というものの実、打算的な愛の形を示唆しておるのであります。
亀井の言葉は、実に直球にそのような表と裏の愛の形を全否定しておるのであります。
一体このように他人への愛を否定する亀井の身に何があったのでありましょうか。
- 425 名前:いかがはせん 投稿日:2004/12/11(土) 13:31
- 更に3つ目のナルシスさゆみんのお話。自分しか愛せないことを思い悩むさゆみん。
このお話が、1つ目2つ目のお話のストーリーの行きつくところなのであります。
様々な愛の形がありながらも、結局は、他人に対する愛、というものは裏返しに、
自分に対する愛でしかないのであります。だから、前述のあやみきやいしよしよりも、
このさゆみんの方が、そんな愛の最終地点を知っているだけ、幸福なのかも知れないのです。
しかしさゆみんは悩むのであります。そんな自分の卑小さに悩むのであります。
さゆみんの自己愛ゆえに苦しむ姿を否定する亀井を、飯田は哀れに、悲しく思うのであります。
狂ったフリをしていないと本当に気が狂いそうになる。そのさゆみんの言葉は、
実はそのまま亀井に当てはまるのであります。愛を否定するフリをしていないと、
亀井自身、自分が保てなくなってしまうのでありますから。
そして4つ目の未亡人高橋。これが亀井にとっての契機になるのであります。
亀井は高橋に自分と同じ臭いを嗅ぎ取るのであります。他人への愛を否定する高橋、
しかし彼女には赤ん坊がいる。それなのに、赤ん坊に愛を感じないなどとほざく。
亀井はそこでブチキレルのであります。その背景には、自らの赤ん坊を守りきれなかった、
自分へ対する情けなさや、悲しさがあるのです。
つまり、心理の防衛機構が働いて、自分は自己愛しか必要ではないのだ、
他人への愛なんてないのだ、という立場へ立つことで、赤ん坊を失った自分を、
正当化し、赤ん坊を失ったって悲しくないのさ、と思いこませていたのであります。
- 426 名前:いかがはせん 投稿日:2004/12/11(土) 13:32
- 最後の最後の場面、他人に対する愛、特に自分の子どもに対する愛というものに、
また再び目覚めた亀井に、飯田は赤ん坊の命を救うために、私を殺せ、と、
のたまうのであります。亀井は泣きながら飯田の首に手を掛けるのでありますが、
果たして亀井は飯田を殺せたのでありましょうか。
私は恐らく、亀井にはそれは無理だったであろうと思うのです。
他人への愛に目覚めた亀井に、飯田を殺すことは不可能なのであります。
しかし、赤ん坊の命を救えなかったという亀井の心に重くのしかかる事実は、
もはや換えようがないのでありますから、亀井のこの後の行動はもはや言うに及ばずなのであります。
亀井は自己愛を断つことをもって、叶えられなかった赤ん坊への愛を満たすのであります。
そしてそれは、1つ目2つ目のお話で、飯田が美しいと誉め称えていた、愛の形なのであります。
全ての要素を孕んでおる魅力的な台詞と、地味で淡々としておる地の文とのコントラストが、
すばらしく私の胸を打ち、尚且つ、お話の中に含まれた、愛に関する作者の深い考察が、
私の胸を更に打ったのであります。実にすばらしいお話でありました。
- 427 名前:いかがはせん 投稿日:2004/12/11(土) 13:32
- 29 黒死病
タイトルからアンチ梨華ちゃんのネタかな、と思ったのでありますが、
全く違ってガッカリいたしました。もう少し時間に余裕があれば、
もっと面白くなったのであろうと想像できるだけに、惜しいお話であります。
30 痣は掟
身近な人が実は犯人だった、というオチの良くあるお話なのであります。
ずっと昔にホラー漫画で似たようなお話を読んだことがあるのでありますが、
それは妙にドロドロとした人間関係の縺れから起こった殺人で、ホラー漫画ちゃうやん、
などと思ったのであります。それと比べると、こちらの方が明らかにホラー然としている。
жという文字で恐らく表されるのであろう痣が、何らかの穢れを示す、という文脈でありますが、
どうも漠然としすぎていて、その点で更に深く突っ込んでいれば、もう少しどうにかなったのでは、
と思うのでありました。
31 drug,vegetable,attack.
青春の喪失の物語として無駄がなくすっきりとしているのが好印象であります。
後藤と田中という配役が、また私のイメージとピッタリ合致して、
そこまで特筆して書くこともないけれど、何故か妙に胸に残るお話でありました。
- 428 名前:いかがはせん 投稿日:2004/12/11(土) 13:32
- 32 Punch de Choke
れいなとえりりんのレズ物語という内容以上に、文章の美しさに惚れた。
26が文章の美しさという点で一位ならば、こちらは零位なのであります。
それほどに、この文章の力に私は圧倒され尽くしたのであります。
言葉のリズムというモノの脅威なのであります。本居宣長も良く言ったものだと思うのです。
何かの手段として言葉を使うのではない、有用を離れて自立する言葉の表現性が重要なのだ。
本居宣長は歌についてそのように言っておるのでありますが、これはそのまま物語、
という創作における文章についても言えることであると私は常々考えておるのであります。
また、随所で見られる、〜というギャグをかましつつ、と言った表現からは、
町田康の影響も垣間見られ、一層私の心を揺さぶるのであります。
更に、エロカワキスや、顎ワレテーラや、クネクネワキワキといった擬態語の、
その言語感覚も加えて、私はこのお話にそして作者に脱帽をせざるをえないのであります。
上り詰めるところまで上り詰めた、良質の緊張感溢れるお話だったのであります。
33 スローステップ
いしよし、なのであろうか?場面設定もなんだか良く分からなかったので、
ついつい飛ばし読みをしてしまったために、私には何がなんだか分からなかったのであります。
ただ分からないながらも、
>私への嫌がらせに、私の子供にハンバーガーを食べさせる、そんなことでケガをした。
という一文の指し示す状況が、私のツボにクリーンヒットしたので、
私はそこだけを抽出して、このお話を絶賛するのであります。
以上謹慎中にも関わらず、長々と失礼を致しました。
- 429 名前:ランダム 投稿日:2004/12/24(金) 01:36
- SS企画が始まったようなので適当に感想を書いていきます。
3 ふたりだからひとり
メロンのCPは個人的にあまり馴染みが無かったんですが、
こうして読んでみるとなかなか良いもんですね。むらしばはぁはぁ。
このお話のおかげでちょっとメロンに興味出てきました。ありがとう。
08 陽だまり
この「私」ってのはやっぱり紺野さんですかね。ののこんはぁはぁ。
辻さんの気持ちがわかりそうでわからないもどかしさが良い感じです。
タイトル通りほのぼのと暖かな気持ちにさせられるような作品でした。
10 リンクの上でカキ氷作るののたん
ある意味シュールな感じで、テンポよく読めました。元ネタは
豊島園だかなんだかのスケートリンクにぶら下がってる例の注意書きかな。
不思議な雰囲気と素敵な裏切りの香り漂うののこんでなかなか良かったです。
12 レコーディングスタジオ
オチで「皆の恩返し」な展開だったら個人的にとてもほのぼの作品として
好き度がさらにアップしてたと思った。いや、このままでも十分好きですが。
小川さんの秘めているぽけーっとした可愛らしさが引き立ったお話でした。
- 430 名前:顎オールスターズ@悪の管理DD
投稿日:2004/12/24(金) 02:46
- プログレヲタがいるな
- 431 名前:てれってー 投稿日:2004/12/24(金) 03:11
- 感想します。
1:読み応えあったー。オチのためにそこまでするか! って感に好感。オチ自体はありきたりというかどうでもいい感じだけど、そこまでの大げさっぷりが良かった。でもちょっと読むのしんどかった。
2:意味わかんなかった。多分安倍さんの話?
3:うわ、胸が痛い…。村柴好きなせいもあるかも…。ていうか誰よ指輪の相手! 柴田の心持次第では村田はかなり迷惑な奴だと思った。
4:細部が良かった。話としてはまとまってない気がしたけど、SSだからどちらかが犠牲になっても仕方ないかなと思った。
5:最初読んでちょっとむかついたけど、タイトルが「はちみつ監禁ノドンあめ」ではないかと指摘する意見を見て、ああ、それならありかなーと思った。
6:うーん…。
7:素敵だなネタの話が今回多いなぁ…。
8:心情の描写の仕方があんまり自然じゃないような気がした。会話だけで表す人間関係がちょっと、いやかなり物足りなかった。
9:世にも奇妙な系はただでさえ安易な感じがして苦手なのですが、SSだと更にライトになっちゃってて、ちょっと苦手でした。相性合いませんでした。すみません。
10:ラストの紺野の非道さに受けた。短いのに楽しく読めた。元ネタとなった標識を直前に見たせいかも。
- 432 名前:, 投稿日:2004/12/25(土) 01:42
- 1 そばになくてはならないもの
素晴らしいの一言に尽きる!暑さで脳天クラッシュしたのかと思い
きや実は潜在意識が重大な過失を感じで心理的ブレーキをかけてい
たのですね。全ては、ラストのために。
ごちそうさまでした。
2 パラノイック・ナイトウォーク
ああ、やっちゃった、やっちゃったよ。この人。ネタに走るにして
も、あの人(安倍っていうの?)らしらをもっと出してくれなきゃ。
これじゃ、作者の日記じゃんちきしょー。
03 ふたりだからひとり
ジンと来る切ない気持ちをありがとう。村田と酒でも飲んで、一晩
中愚痴でも聞いてあげたい。そんな気分になりました。
4 二人掛けの真っ白なソファ
マイラブ。一つのソファを巡り、三者三様の世界を織り成す素敵な
話をありがとう。それぞれが、とても大好きです。さゆあいとは、
なかなか渋いですね。道重が高橋をお姉さんという台詞では、最高
に萌えましたよ。今度使ってもいいですか?
05 はちみつきんかんのどあめ
修行が足りません。AAに逃げちゃだめだ!逃げちゃ……逃げ……
- 433 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/25(土) 02:07
- 11:展開にはびっくりしたけどネタとか語り口に拒絶反応が。すんません。
12:大人しいオチで非常に物足りなかったです。あとひとひねりほしかった。
13:ネタもの苦手ーと油断してたら最後で結構ぐっときた。良かった。
14:面白かった。石川さんがどういう顎になったのか想像つきませんでした。
15:ののこんのこういうネタは10で読んだ気がする… 個人的に誰かを貶めて笑いをとる作品には好感が持てません(お笑いでも)
16:Y氏が沢山なのは笑った。自分が想像したYさん(保田さん)以外に沢山いてびっくり。個人的にはY氏ネタは苦手かつ個人的に誰かを貶めて(以下略
17:夜行を想像しながら読んだから最後の一文の肩透かしには思わず苦笑。内容については手抜きに見えて触れようがありません。もうちょっとどうにかならないんでしょうか。
18:面白かったー! すごく上機嫌で呼んでたのに最後の一文でorz 個人的にオチが誰かが出てくるだけでオワリなのはもの足りなさすぎなげやりすぎるように感じる。オチ以外だいすき。
19:ごめんなさい、内容が読み取れませんでした。
20:俺なりの田中像があるので、こんな憎憎しい田中は田中じゃないやーと泣きべそになりますが、面白かった。面白かったけど、なんだかさみしかった。
- 434 名前:, 投稿日:2004/12/25(土) 02:16
- 06 おしゃべり
ああ、まただ。また亀井さんに振り回されてしまった。
まさにタイトル通りの内容。無意味にハイテンションな亀井は好き
だけど、これは本当に無意味だなー。だって、台詞ばっかりで実体
がないんだもん。
07 花盗人
ただ仲間だというだけで、連帯責任のように謝らなくてはならない
葛藤。それが好きではない相手ならなお更だ。だけど、確かに彼女
は仲間なわけで、弁護するように言葉にした花泥棒の話は、あの人
を弁護するために言った言葉じゃないわけで、ようするに、良い話
しだぁ…。
初め、吉澤と後藤かと思っていたら松浦と後藤だったのね。
ちょっと見ない組み合わせもちょっと新鮮。でも、あの二人そんな
に仲が良いかなぁ、と思ってみたり。
09 雨の日重さん
これは有名な都市伝説のあの人のパロだぁ。亀井黒いよ。重さん怖
いよ。最後は亀井は首を飛ばされたのかな?
10 リンクの上でカキ氷作るののたん
なぜ辻がカキ氷を作ろうと思ったのか、まったくの謎ですが、そん
なことは関係ない。だって、タイトルまんまなんだもん。氷を作る
ののたんが可愛すぎ。
10までの総評
SSらしく短い話が多い。さくっと読めるがその分読み応えがない
のが寂しいと思う。そんな中、確りとした内容で書かれているもの
もあったりでそういうのは意外と感想が書きやすかった。
- 435 名前:ランダム 投稿日:2004/12/25(土) 07:39
- 豊島園じゃなくて富士急ハイランドらしい。作者さんスマン。
4 二人掛けの真っ白なソファ
ガンガン飲んでくれて結構嬉しい藤本さんが可愛かったり、
高橋さんをお姉ちゃん呼ばわりしてる道重さんが可愛かったり、
一つのソファーを元にした3組の掛け合いがとてもはぁはぁな作品でした。
19 太陽
最初は藤本、そして田中、次に狙われるのは素敵だなの安倍さんですか。
きっと彼女の気分次第で皆殺されていったんだ……って、誰ですか5レス目の子は。
ヒントが少ないのでこの子が誰なのか特定できないのがちょっと残念だったかも。
20 痛いって、バカ!
微かに感じるはぶられいなの香り。珍しく亀井さんたちが劣勢なんですね。
よくあるはぶられいな作品の基本といえば、腹黒い亀井さんか道重さんが(ry
な物が多くて、このお話は新鮮な感じがしました。田中の逆襲が目に浮かぶガクブル。
23 24
何故すてきだなネタで書かれた安倍さん主役の物には良作が多いんでしょう。
大人と子供の境目。一般的には二十歳で区切られている境界線を踏み越えても尚、
子供らしさを失うことはなかった安倍さんの犯した過ち。個人的に好きなお話でした。
- 436 名前:てれってー 投稿日:2004/12/25(土) 09:26
- 21:死体遺棄だ。感動ものかと思ってたけど、読み返したらなんだか結構怖いことをしているような…。
22:ぬー。作者の娘。に対する世界観は感じた。ていうか吉澤藤本の二人しかいないと思ったら全員いたことにびっくりした。石を裏返したらびっしり(ry)がいたような気分。微妙…
23:今回、素敵だなネタ多いねー。
24:ちょっとウケた。出すスレを間違ってるようにも思った。
25:望んだとおりの答えが返ってきたのに悲しくなっちゃう田中もえ。でも意味わかるまでに5回ぐらい読み返しました。むずかしー。俺頭悪すぎー。
26:ぐだぐだな空気感が苦手でした。最後のリボンはらしくって笑った。道端にそんなん書かれてたら可愛いだろうな…
27:ギター侍のどこが面白いのか理解できないクチですので。
28:オタクの人ってムラさん? なんか亀井さんのキャラをメインテーマにする人はキャラに頼り過ぎなような気がする。物足りないなんてもんじゃありませんよ。
29:なんか気持ち悪かった。
30:うーん…
ここまで読んでの全体の所感。SS企画参加作品全般的に言葉足らなすぎ。今誰がどこにいて何をしてるのかさっぱり分からないもの多すぎ。言葉端折りすぎ。削るとこもうちょっと考えてほしい作品多すぎ。書き急ぎすぎ。
- 437 名前:てれってー 投稿日:2004/12/25(土) 09:39
- 31と30の感想間違った。
30:むー。自殺志向の肝心な部分を綺麗な言葉でかざっても、なんだかごまかされているような気がする…。文章は綺麗だと思ったけど、なんだか納得いかなかった。
31:うーん
えらそうにすみません。
- 438 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/25(土) 15:39
- 01:文章がウザったかったです。
02:分かるけど分かりません。
03:こんな作品が多く来そうだと思いました。悪くはないんですが。
04:どうもつながらないと座りが悪いです。
05:どうでもいいです。苦じゃないんで。勢いは好きです。
06:何がしたいんでしょうか。
07:おもしろいなぁ。なっち天使。それをキレイに表現されていて、読んでよかったです。
08:いい。こういう話で中の人が見えないだけで、力量を感じます。
09:何も感じませんでした。
10:感情を書き込まないところがうまいですね。面白いです。
11:まぁ、こんなのもありなんじゃないでしょうか。
12:ワンアイデアでは反応に困ります。
13:悲しいです。本当に悲しい気分になりました。懐古は賢くなくても。
14:ベクトルが違って面白い。こういうのが投票に困りますね。
15:楽しめませんでした。
- 439 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/25(土) 16:12
- 16:言葉の感覚が好きです。内容はそうでもありません。
17:心からどうでもいいです。
18:オチは悪くないです。でもそれまでを長く感じてしまいました。この文章量で。
19:ひたすらにどうでもいいです。
20:最後いいですね。振り子の停止からの加速が目に浮かびました。
21:この長さでは、せっかくの良いアイデアがもったいないです。
22:荒いけど面白い。先行きを期待できるので、カムアウをお願いします。
23:これもいい。別角度から主観を重ねて浮き彫りになる手法も悪くないと思いました。
24:笑えました。それだけで充分だと思います。
25:五期で誰がしゃべっているのかが分からなくなり、いきなり終わってしまいました。
26:ラストがいいですね。内容は皆無も同然ですが。脳内妄想劇場。
27:そうですね。
28:そうですね。
29:面白い箇所もありますが、そうでないところもありました。
30:まぁ、こういうのが来るとは思ってました。
- 440 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/25(土) 19:10
- 1 そばになくてはならないもの
ラストのために長い文章を書いた根性が。脱力しました。
2 パラノイック・ナイトウォーク
これだけで笑えるのはなんででしょう。一言しかしゃべってないのに。
03 ふたりだからひとり
振られたことないんでわかりません。なんて。
4 二人掛けの真っ白なソファ
なんか気がついたら終わってました。
05 はちみつきんかんのどあめ
笑いました。おもしろかったです。とてもすばらしいです。
06 おしゃべり
勢いですね。前の企画にもこんな話あったなぁ。
07 花盗人
綺麗に書くとこうなるんですね。
08 陽だまり
微妙な心理ですね。娘。小説だからこそ。
09 雨の日重さん
ほのぼのしてしまいます。死んでそうなのに。これ石川さんですか?
10 リンクの上でカキ氷作るののたん
だめだ。おもしろかった。発想がうまい。
- 441 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/25(土) 19:11
- 11 ででんでん
典型的なののたん。これはこれでいいと思います。
12 レコーディングスタジオ
ああいい話だなぁと思いました。ダースですねダース。
13 タンポポ編集部
タンポポってあんまり良く知らないです。すいません。
14 ダークサイド・オブ・ザ・スプーン
題名のセンスがとても好きです。スプーンかよ。
15 ストロベリーオンザショートケーキ
S.O.S。にゃー。
16 うたたね
なんとなくおもしろいんだけどなんとなく物足りない感じ。
17 やこう
なんかあるぞなんかあるぞ、と思ってたらこうなりました。
18 誰でも鑑定団
盛り上げるだけ盛り上げといてオチが・・・ちょっと悲しいです。
19 太陽
こわ。責任をとらされる娘達と反省のない彼女。最後はゲームを?芸(
20 痛いって、バカ!
あたんないあたんない、のれいながあまりにもかわいすぎました。
- 442 名前:酔 投稿日:2004/12/26(日) 03:50
- 適当ですいません。
01:カッチリとしたフリの文章に一行でキレイに落ちてる。なかなか。
02:ナカカズだけ浮いてませんか。
03:メロンかあ
04:個々のシーンはけっこうよかった。
05:このAA嫌いなんで。
06:タイトル通り、おしゃべりしてた。
07:例の件について、後藤松浦サイドから淡々と語られる。いい雰囲気。
08:悪くはない。
09:道重はこういう役がハマるね。
10:そんなもん食うなよ。
11:白○キャラの辻ってどうも苦手。。。
12:ほほえましい。
13:いやらしくないノスタルジー。
14:またはぶられいなか!
15:苺は匂いの影響をうけてないのか、と思った。
16:設定の全てが謎すぎて穴も気にならなかった。
17:やいちゃってください。
18:このオチならないほうがよかったのでは。 群像ものとしては悪くない。
19:ちょっと説明不足すぎませんか。
20:昔の6期の関係性ってこんな感じだったな、と懐かしかった。良い。
21:雰囲気は好きかもしれない。
22:所々にハッとするような言語感覚が垣間見られて、なかなか楽しかった。
23:謹慎中の安倍のモノローグ。突き放したような視線で語られるのがよかった。
24:この亀井は悪い亀井ですね。
25:この気持ちは分からないでもない。
26:ラストの切り方が好き。
27:うたばんでやってください。
28:あるあるー、とでも。
29:原爆オナニーズってまだやってるのかな。
30:よく分かんないけどキャスティングと雰囲気が好き。
31:もうちょっとヒントをください。
32:王道っぽいけど、パロディとして読んでもおもしろい。
33:タイトルにワラタ
34:石川さんはいい先輩だね。
35:うーん・・
36:偶然かもしれないけどネタかぶってるのが残念。
37:意味不明すぎて笑った。高橋ならやりかねない雰囲気なのがなんとも。
38:ちょっとグロかったけど面白かった。2段階で落としてるのも◎
39:美勇伝ものは応援したいんだが、いまいちかなあ。
40:最後一行以外は好き。ていうかラストの意味がわからん。
41:えー・・
42:これで終わり?
43:オチが新鮮。スタイリッシュじゃないけど、パワーがあって良い。
44:貧乏って哀しいね。
- 443 名前:ランダム 投稿日:2004/12/26(日) 15:43
- 26 だいのじ
この話に限らず、最近の企画には6期がよく出ているなーと言う印象を持った。
このメンバーチョイスは作者さんがあいがきさゆえり萌えだからだと勝手に推測。
あいがきはぁはぁ。そいえば亀井さん誕生日おめ、って23日とっくに過ぎてたや。
31 大晦日
なんだかよくわかりませんが「おちかれさま」とか「ほしいにゃん?」とか
「うさちゃんピースしよー」が殺人的に可愛いからそれでいいんだと思います。
ていうか、道重の可愛さを描いた萌えSSなんだと思います。はぁはぁはぁはぁ。
34 冬は寂かに
6期物がよく出てると書いたが、正確には亀井主役が多くなっている感じがする。
その中でもシリアスというか、冬の冷たさみたいな寂しい雰囲気を漂わせてる作品。
似たもの同士の二人だからこそ石川は亀井の辛さがよくわかるんだろうな、と思った。
47 コンタクトレンズ
個人的に好きなお話。新垣は先輩らしくなった、なんて本筋と違う部分でしみじみ。
舞台から見る大人数の観客、まして自分らのヲタの顔ってのは確かに怖い物だと思う。
で、亀井さんって本当にコンタクトつけてるんですか? 眼鏡姿見てみたいはぁはぁ。
- 444 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/26(日) 22:03
- 31:こういうのは何度も見た気がします。
32:作り物の世界としては最高なんじゃないでしょうか。いいです。
33:会話の流れにセンスがあると思います。手抜きじゃないのを読みたいです。
34:キャラの分析と造詣は面白いです。結論が平凡なだけで。
35:幸せのアイデアは面白かったです。結論が平凡なだけで。
36:どこかで見たことがあります。
37:まぁ、こんなのがあってもいいと思います。
38:中途半端じゃないところがいいです。ここまでやってほしいです。
39:悪くないですけど、なんとも。新しいものを求めてるのかどうか、どっちにも行けません。
40:オチと前後のつながりが意味不明です。
41:何を思えばいいんでしょうか。
42:うまいし、面白いです。完璧に近いように思いました。
43:悪くないですけど、この企画のどこかで見たような展開とオチでした。
44:事実の反転がうまく働いているように思えませんでした。良さ気ではあるんですが。
45:不条理過ぎてついていけませんでした。
- 445 名前:てれってー 投稿日:2004/12/26(日) 23:32
- 32:序盤のうざうざCPいしよし+手垢のついたどんでん返しとマイナス要素の二つが重なったら、結果として意外なほど面白くて満足してる自分がいました。
33:会話が絶妙。タイトルから想像していたほどヤな話じゃなかった。むしろ爽やかだった。満足。
34:石川さんのキャラのほうがよっぽど疲れそうと思った段階でもう楽しめませんでした。亀井さんのキャラはむしろ楽しそうに思えます。
35:32とは逆で、娘。のキャラ+童話調=はァ?という感想しか抱けなかった自分がいます。食い合わせが悪かったのかもしれません。
36:過去に似たような話を書いてしまってる自分が愉しむのはちょっと難しいなと思いました(マルチ2企画最下位の作品です)。最終レスのネタはちょっと笑いました。
37:アヴァンギャルドすぎて頭の固い自分は「…え?」で終わっちゃいました。
38:やけくそみたいなアイディアが結構丁寧に書いてあるのが面白かったです。タイトルもよかった。
39:SS企画で冒頭だけもってこられても…。ものたりません。続きをください。
40:後藤の荒涼とした夢と、つんくのスキャンダルの関係がつかめなかったので、最後まで読んで「は?」と思いました。語り口とか文章は読みやすくて好きです。
- 446 名前:てれってー 投稿日:2004/12/26(日) 23:49
- 41:駄洒落ネタがそんな面白くないところにもってきて、最終レスが全く面白くなくて困りました。そういうのは普通に楽しめる話を書けるようになってからやってください、と冷淡な気持ちになりました。
42:亀井主役が多くてうんざりなのに、亀井が主役の意味ってあるのかなとも思いました。
43:自分と言語感覚のセンスがめちゃくちゃ離れた作者っているんだなと思いました。趣味じゃないかんじでしたが意外と楽しめました。
44:面白いのか面白くないのかよくわかりませんでした。気分次第でどちらにも転びそうで微妙でした。
45:インタビューしてるときに煙草に言及していればオチで疑問に思うことは無かったのに、と少し残念でした。悪くなかったです。
46:一番面白いところが一番最初にあるのでかなり残念でした。このつんくの口調はかなり好きだと思いました。
47:ここまで詳細に眼鏡屋の描写をする必要があったのか疑問に思います。視界がクリアになったことで生まれる恐怖の目の付け所や描写力には感嘆しました。
48:強引だし物語を突き動かしてる論理とかサッパリ意味不明ですが組み合わせは萌えでした。
49:そのまま読んだらアアソウデスカな話なので、結論は松浦の思い込みで実際は藤本が略したのは別の人だったとか勝手に想像すると、少し怖くて皮肉めいたコジャレた話になったような気がしました。思い込みです。すみません。
- 447 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/27(月) 22:33
- 46:忙しそうですね。
47:目のつけどころが面白いです。いい感じ。
48:結構どうでもいいです。
49:頭の中を割って見せられたように仕上がっているのは、面白かったです。
50:燃えすぎです。
51:よくキャラクターをつかんでるように感じました。それだけです。
52:そうですね。
53:はぶってるどころではないですね。それ以外の意見を持ちません。
54:ついてはいけません。
55:最後の雰囲気がよかったです。
56:風邪引かなければいいですね。
57:悪くはないです。長編を書いて、読ませてください。
58:八重歯というアイテムはいいです。その見せ方に疑問を感じました。
59:きっと悪くはないんでしょう。でも、心が動きません。
60:これも悪くないと思います。長さが合っていないだけでしょう。
- 448 名前:てれってー 投稿日:2004/12/27(月) 23:25
- 50:続きが読みたいです。続きってか中身
51:困った…。このぐだぐだな感じを出すのはなかなか難しいと思いますが、特に望まれて無いと思います。
52:先が読めなくて結構良かった。タイトルの意味が最後で「これかぁ!」とほのぼのとした。良かった。好き。
53:花火の回はこういう話が多かったように思います。展開の安易さだけでなく、作品の根底に流れるものも好きになれませんでした。
54:山崎やつんくをいたぶりたいというモーヲタの願望しか感じられない話は苦手ですし共感のしようもなく、どこに面白味を見出せばいいのか分かりませんでした。
55:いしよしかと思ったらよしみきだったんですね。CP地図の移り変わりを感じました。
56:52と同じCP、同じロケーション、同じ暗喩の数字タイトル、やりつくされた感があってむしろギャグになってる感のあるラスト。このCPに思いいれがない自分が愉しむのは結構難しかったです。
57:CP地図の移(ry 台詞のやりとりにあまり魅力を感じなかったのは、よしみき嫌いだからかもしれません。
58:微笑ましい。好き。前半と後半の二部構成なのは惜しまれます。この魅力はそのままで、構成を、もうちょっと工夫してほしかったとわがままを言わせてください。台詞まわしとか愛くるしい。
59:田中ヲタの自分がはぶられいなネタで愉しむのは難しいようです。困りました。
60:東京タワーを数字で表現するのが流行ってるのでしょうか。最後の急展開にはびっくりしました。てか嬉しかった。主人公の接客に対する態度に好感が持てました。
- 449 名前:ランダム 投稿日:2004/12/28(火) 01:06
- そろそろ疲れてきたので、もしかしたらオレの感想書きはこれで終わる、かも。
42 ケーキあげる
タイトルから勝手に道重を連想して中身が投稿されるのをずっと待ってました。
何も考えて無さそう道重も実は……な、微かにれなさゆの香り漂う雰囲気にはぁはぁ。
はぁはぁっていうか、はぁはぁはぁはぁなぐらい個人的にとても大好きなお話です。
44 チキンライス
前に話題になった松本作詞の歌をきっと「素敵だな」と思って書いただろう作品。
しかし、読めば読むほどこれは藤本主役がぴったりはまってるなぁ、とか思ったり。
もう少し長くしてくれても良かったかも。まあ、SSだから短いのは仕方ないんだが。
58 今は昔
ほのぼのって言うか、なんとも表現しがたい良さを感じてしまいました。
時間の流れが「過去から現在」ではなく「現在から過去」に遡っていくのが好き。
八重歯など細かい所にも4年前の辻からの成長が感じ取れてよかったと思います。
61 スペースロマンス
内容と、特に捻りのないストレートなタイトル付けがマッチしててよかった。
言葉に出してもらわないとわからない藤本と、言葉にしなくても大丈夫な後藤。
こういう「言わなくても伝わる」みたいな話、結構ツボなんだよーはぁはぁ。
- 450 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 01:51
- 1 そばになくてはならないもの
胸パッド、たったこれだけのことが言いたいがためにここまでの前振りを仕掛
けてくる作者の底意地の悪さと涙ぐましい努力にまずは敬意を表す。やはり特
筆すべきは胸に手を持って来させるためだけのための松浦。こういう馬鹿馬鹿
しいことをまじめに書こうとするスタンスは嫌いではない。
パラノイック・ナイトウォーク
やはり来たかの素敵だなネタ。振りとして名曲の詩を引用し、安倍に素敵だな
と言わせる。ある意味一発ギャグではあるのだが。それよりタイトルが気にな
るな。何か作品の内容と関わりがあるかもしれない。
03 ふたりだからひとり
村柴か。柴田が指輪に目線を落とすことで彼氏のことを表現したり、「無理」
という言葉に対する村田の想いとか良く書けている気がした。ふたりだからひ
とり、のタイトルも意味深。良作のCPもの。
- 451 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 01:52
- 4 二人掛けの真っ白なソファ
二人がけのソファに座る、3組3様の関係。
何だか小洒落たショートストーリーを見ているような感覚。登場キャラの特徴
を上手く掴んではいるが、それぞれの話が微妙に繋がってたりしたら話に動き
があってよかったかもしれない。
05 はちみつきんかんのどあめ
はちみつ監禁ノドンあめ…どうしようもなく脱力してしまうネタ。どうせだっ
たら「あめ」の部分もネタにしたら良かったのに。
06 おしゃべり
本当にヤマもオチも意味もないとは。さゆえりって平和ですね、という感想し
か出てこないのだが一体どうしたものか。亀井ってうへへへとか笑うのか、と
どうでもよさげな部分が気になった。
- 452 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 01:53
- 07 花盗人
安倍のいない、後浦なつみ。
父親が山登りが好きだから、という部分がさりげなく後藤が花に詳しいという
設定を裏付けている。こういう細かな気配りがいい。
さて肝心の内容だが、罪を憎んで人を憎まずということか。例の一斉謝罪パフ
ォーマンスを皮肉りつつも最後は安倍の存在を最大限に生かすという構成は中
々良かった。
09 雨の日重さん
怪談系。亀井のテンションが最後までとぼけた感じなのは悪くなかった。
最後の擬音「パグシャ」は一体亀井に何があったのだろうか。気になって仕方
ない。
10 リンクの上でカキ氷作るののたん
ののこんだが、あくまでも無邪気な辻と微妙に黒い紺野の対比が短い内容の中
でされているのは器用だなと。新しいののこんの形なのかも。
- 453 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 01:54
- 11 ででんでん
凄く下らなくて良かった。トイレが臭いからと言ってスターになるまで息を止
め続けた事実、そしてそれをすんなりと受け入れさせてしまう辻というキャラ
クターの懐の深さに感動した。また藤本と吉澤というチョイスも上手い。
13 タンポポ編集部
やはりこういうネタで対象になるのは二期タンなのだなとは思いつつ。
飯田と石川の卒業と開店休業状態のタンポポを上手く絡めた話。笑いあり涙あ
り感動ありの心温まる仕上がりになっている。オソロを聞いていた人にお勧め。
12 レコーディングスタジオ
別名・小川強制ダイエット計画。
娘。の人数とダースチョコをかけたのはいいが、それだけで終わってしまって
るのでなんとなく物足りない。もう一ひねりを。
- 454 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 01:55
- 08 陽だまり
何だか斜陽の「青い空」のような感じ。ただ、短い会話の中に二人の関係の性
質を表そうとしているのは伝わった。
14 ダークサイド・オブ・ザ・スプーン
懐かしいなあ、スプーン曲げ企画。まあそれは置いといて。
スプーン曲げと石川の顎曲がり、はぶられいなの因果関係はよくわからなかっ
たが、それは大した問題ではないのだろう。要するに、はぶられいな。
15 ストロベリーオンザショートケーキ
10と似た感じだが、これは騙し合いののこん。
しかし石川の作ったケーキはそんなに殺傷力があるのか。トイレ臭いのは罪だ
な。
- 455 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/28(火) 02:01
- 1 そばになくてはならないもの
大事なものってなんだろう、ドキドキワクワクしながら読み進めると何だ結局松浦かよ
くだらねぇと思ったらパットかよもっとくだらねぇ、ってゆう。そういう感じで落ちて
めでたしな話なんでしょうが、確かに初読ではそんな感じを受けましたが
しかし再度読み返してみると不可解なことが多すぎるのです。大体パットのこと
思い出すのに何で変な男口調の自分にどっか連れ去られてぶっ倒れてなきゃいけんのだ
ってゆう。何かミステリアスにして緊張感高めるだけのための演出のような気もしますが
もしかしたらもっと何かしら重大な意図が込められているやも。今回全部短いので
何度でも読めるや読み込んでやろう、とか思ってたんですが、数が多すぎるので
これ以上読み返せません。ごめんなさい、重大な意図は
カムアウトでこっそり教えてもらえると有難いです。とりあえず誰も突っ込んでないので
「ミキティパットつけてそんだけかよ!」と言わせてもらっときます。
2 パラノイック・ナイトウォーク
非常に難解でありました。縦読みかなとも思ったんですがそうでも無いらしい。
なんだかステキな歌詞っぽい文句が並べてあるんですが、4つあってその関連性も
よく分かりませんでした。したがって何がパラノイックなのかもわかりませんでした。
しかも安部さんが実際盗作した詩とも違うようなので、結局誰が主役なのかも
わかりませんでした。謎だらけ。作者氏がパラノイックに一体何を追い求めているのか
せめてその一点が知りたいと思いました。
03 ふたりだからひとり
なんだか物凄く掴みどころの無い、ありふれた話なんですが、キャストを弄るだけで
何となく新鮮になってしまうところが凄い。こういうこと言うと、交換可(ry
とかちねちねとか言う人が絶対いるでしょうけどね。そこが娘。小説の、というか
娘。小説読者の(妄想力の)すごいとこなのに。
だって柴田君ですよ奥さん。何か萌えるじゃないっすか、ねぇ。さすが娘。小説。
あ、でもメロンだから娘。じゃないか。
- 456 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/28(火) 02:03
-
4 二人掛けの真っ白なソファ
白いソファをキーにして展開する三つのエピソード、なんですが
個人的趣向で最後のエピソードだけ感想したいと思います。
これ萌えっす。やヴぁいっす。しげたかイイ!甘える道重さんが可愛すぎます。反則です。
お姉ちゃんとか呼ばれたら失神します。ごっつぁんです。以上です。
05 はちみつきんかんのどあめ
総書記自らお出ましですか、参った。よく頑張った。身体を張ってなっちを亀井さんの
魔の手から救う総書記に痺れました。そしてよく分からんけど
変態っぽい亀井さんもステキだなと思いました。
06 おしゃべり
これは凄惨でありました。少なくとも私たちの間では「はぶられいな」なんて
ちょっとしたネタで、れいなへの愛があるからこそ出来る悪ふざけなのですが。
この二人、全く愛がねぇ。というかひでぇ。
『何?』「そろそろ休憩終わりだって」『分かった』
この冷徹ぶりは。これが現代の青少年の心に住み着いた闇というやつでしょうか。
そんなこんなで妙なリアリティを感じてしまいました。
でもそんな等身大の二人に萌(ry
07 花盗人
ステキな人がやらかしたことをえらい気にする後藤とけっこうどうでもよさげな
松浦がなんだかとってもリアルでした。とりあえずあやごまは萌えるので
ステキな人がいない間にステキな人をダシにして愛を育んでください、と思いました。
09 雨の日重さん
可愛いっていっただけで道重さんに何処かに連れて行ってもらえるなんて
マンモスラッキーじゃないか、と思いました。是非遇いたいです。逢わせろゴルァ。
10 リンクの上でカキ氷作るののたん
なんとなくなんとなくなんですが、素敵だなの人を思い出しました。
紺野さんの子を崖から突き落とす親の愛情のようなものを感じて切なくなりました。
絆って素敵ですね。
- 457 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/28(火) 02:46
- 11 ででんでん
ああ、ののたんばかだよおさないよかわいいよしねよ、と思って読みすすめて
最後の行、そしてののはスターになったれす。を読んで一気に冷めました。
明らかに高度な暗喩を使ってるじゃあないですか。そんなんののたんじゃないやい。
12 レコーデングスタジオ
ダースという時点で展開は読めたんですが落ちはわからなかったんで
何となくわくわくしながら読んでました。そしたらなんちゅーか落ちが無かったというか。
あーでも落ちねぇってのが或る意味落ちかもとか。そんな風に頑張って
曲解してるうちに内容がわからなくなってしまったってゆう。
多分小川の雰囲気を生かしたほのぼのな話なんだと思うんですが
ふつーに考えると普通すぎて引っかかりが無かったんで。作者さんてきには
どっちがいいんでしょうかねぇ。
08 陽だまり
飛ばしちゃってた。ごめんなさい。
えーっと、こんののですかね。なんか二人がいい雰囲気で陽だまりにいるんですね。
えーっと、なんて言おう…。すいません、萌えれませんでした。何でかってこんのn(ry
- 458 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/28(火) 02:47
-
13 タンポポ編集部
オソロですかー懐かしいっすねー。4人で復活して欲しいですねー。
ってちょっと待てー。確かにオソロは石川と加護と飯田さんと矢口さんでやってたさ。
でもたんぽぽにはあの人、そう、伝説のハナピアイドル石黒彩さんがいたじゃないか。
忘れるなんてー。いや、忘れてんじゃないとは思いますけどね。
ごめんなさい、細かいとこばっか突っ込んで。あんまり楽しめなかったのは
そんな私の性格のせいだと思うです。
14 ダークサイド・オブ・ザ・スプーン
常識人っぽい田中の視点で凄くシュールなことが書かれててわくわくしました。
石川の顎が3倍以上曲がってるってどんな状況なんだろうか、と思った後で
別に石川って顎が曲がってるわけじゃないから3倍っても大したことないかも
とか思いました。ラストでは唐突にブラックな亀井さんが出てきて、ちょっと
何だかなぁ、って思ったりしたんですが。少し状況を考えてみると
誰にも見えない田中を亀井だけが見える(のかどうかわからないけど)という状況。
これって亀井さんが田中を貶めようとしてるとも取れますが、独占欲という名の
曲がった愛情とも取れるわけで。そう思うと急に萌えてくるわけでして。
構成が結構荒いのはともかく、そんなところに萌えが仕込まれてるとは
中々、巧い作者かと思えたわけです。
- 459 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 03:13
- 16 うたたね
金持ち山崎と強盗ののたん。
何だか凄くショートショートらしい。何で警備員が飛んで来なかったのかはあ
まり気にならなかったので、個人的には最後のレスはあってもなくても。
17 やこう
また駄洒落ですか。何かこういうの多いな今回。
タイトルの元ネタであろう「夜行」とのギャップを狙おうとしたのはわからな
くもないが、それにしても。
18 誰でも鑑定団
娘。メンを鑑定、という発想は素晴らしかったが。
どうせつんくを落ちに使うなら、中途半端に切らないで次のステップに話を持
っていけばよかったのに、と思った。
- 460 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 03:14
- 19 太陽
タイトルは安倍を皮肉ったものだろうか。
7番とは真逆のスタンスで素敵だな騒動、そしてそれに対する安倍の考えを形
にしている。テレビゲーム内で必死になってる田中は謝り続けたハロプロメン
のメタファーか。
20 痛いって、バカ!
強気な影のへたれいな、弱気な影の黒亀井をわかりやすく形にした話。
本当に横から吹いた風は突風なのか、と疑いをかけてしまうのは最近の短編の
風潮に毒され過ぎだろうか。
21 サクラサクキセツ…
切ない田亀の話。
桜が綺麗なのは〜の話はよく聞くが白い桜の花の話は新しい。
最後の台詞に、田中の亀井への想いが凝縮されているように思えてしんみりと
してしまった。
- 461 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 03:16
- 22 あんぱん
ハムのようにされてる小川、という絵は面白いが。
中盤登場人物多過ぎてちょっとごちゃっとしちゃったのと最後の落ちはちょっ
と不満。と言っても某ko(ry さんのレスっぽいのが自演だとすればの話
だが。ただ、藤本の期待するなよの言葉にあまりにもタイミングが良過ぎたの
で。どちらにせよ、こういう落ちのつけ方はちょっと、と思った。
23 24
おちょくったようなタイトルだが、中身は正統派。
素敵だな事件の渦中にある安倍の思い、そして自らが大人と子供の境界線であ
ると思っていた24歳という年齢。自分が来年その年になるというのに、娘。
結成当時の中澤と自分を比較してしまい境界線がわからない。しかしながらこ
ういう思いは年長者に知り合いのいた人間なら誰しも一度は思うことで、そう
いう身近な話題が逆に良かった気がした。
24 23
完全に前の作品を意識したタイトルだろう。ややこしい。
エリザベスキャメイがニュースキャスターだったら、というシチュ。
キャメイさん自由でいいですね、という。下らない。しかし落ちがない(ある
ことはあるが中で一度使っている)。面白かったが腑に落ちない面もあるよう
な。
- 462 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 03:17
- 25 いるといいね
サンタはいないということに同意して欲しい田中の話。
心待ちにしてるちっちゃいの、とそれを敢えてスルーする田中にくすりときた。
26 だいのじ
キャメッスルキャメッスル、って確かあったなそんなの。
何だか中高生の飲みの帰り、みたいな雰囲気が出ている。最後のリボンもかわ
いらしい。ただ、話のインパクトは少し弱いかも。
27 忘年会
ハロプロアワーでやりそうなネタではあるが。
しかしその域を出ていないので、コメントしずらい。リアルで見られるならわ
ざわざ文字に起こさなくても、と思ってしまう。
- 463 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 03:18
- 28 7期メンバー
亀井三連続。しかもまたキャメイ。
オタクの人は誰、という部分にしか興味が行かなかったのはこの話にとって幸
か不幸か。後から読み返してみると何だか村田が言いそうな台詞に見えてくる
から不思議だ。
29 垂れる乳の根っこ
何だかどこかで見たような、ぶっ飛んだ吉澤さん。
垂乳根をたらちねと読む、というだけの内容をここまで伸ばした根性は見上げ
たものだが。いかんせん内容自体が薄くなってしまっているのはいかがなもの
か。吉澤のキ(ry さを楽しむ話だろう。
30 群青日和
高橋と松浦の、ファンタジーもの。
自殺ものに思えないのは、高橋語りという部分が大きいだろうか。自殺ものな
ら腑に落ちない部分も、本当に空の向こうに行ってしまったのなら納得できる。
文章の綺麗さもまた、ファンタジックな物語に華を添えているように思う。
- 464 名前:( ´D`) 投稿日:2004/12/28(火) 16:04
- 1 そばになくてはならないもの
一読すると、くだらないことを真摯に書いている良質なネタなのれすが、
ののはいやいやまさか、このお話の本質は、そうれはないらろうと思うのれす。
何故、胸パッドが男口調なのか?まず、目を向けるべきはそこらと思うのれす。
胸パッドは、こっちの方がなんらか申し訳無くなってくる程のミキティの貧弱な胸に、
直接触れるものなのれす。それが男口調。それがろういうことを意味するのか?
これはフロイトに言わせれば「ミキティは無意識に胸を男に揉んでもらいたがっておるのらよ」
ということなのれありましょう。ミキティのリビドー。そう、このお話の本質はここにありけり。
思わずののも自分の無い胸を揉みしらいてしまった。その生々しい触感に、ののは非常に満足したのれす。
2 パラノイック・ナイトウォーク
これは作者の意図がまざまざと見えてくるお話なのれあります。残酷なお話れす。
ぬっち批判なんていう生易しいお話ではないのれす。もっと酷く、冷酷なお話れす。
まず、この歌詞の引用された4つのグループの共通項は何か、と考えるのれす。
するとその共通項は、全員男ということら、というのがすぐお分かりいたらけましょう。
そして最後の「すてきだな」という言葉は紛れも無く、ぬっちことなっちの言葉なのれす。
そしてなっちは女の子なのれあります。この狭い2レスという空間の中に、
年頃の男と娘が押し込まれたら、どういう事態が生じるというのれありましょうか?
しかも、他の三レスはφ、すなわち空集合、逃げることも不可能なのれす。
凄惨なお話れす。ののはなっちの事を思うと、この凄惨さにはとても耐えられませんれした。
03 ふたりだからひとり
タイトルが意味深れす。ののが思いますに、これは正しくは「振った、リーダーから、酷い」れす。
つまりお話の中身とは真逆のことをタイトルれは言っておるのれす。これは何を意味するのれしょうか?
思うに、これは世間に対する一大皮肉なのれあります。見かけと中身が違うものが、世間には、
溢れかえりすぎている。そういうことを、このお話を通して言っているのれす。
痛烈な風刺が、ののの心にも突き刺さりました。柴田君ハァハァなどと言っている場合れは、ないのれす。
- 465 名前:( ´D`) 投稿日:2004/12/28(火) 16:21
- もうすれに息切れがしてきたのれす。100キロマラソンよりしんどいのれす。
4 二人掛けの真っ白なソファ
前半のやぐかお、みきよし、は後半のあいさゆを引き立たせるための、
いわゆる踏み台に過ぎないのれす。つまりこのお話はさゆみんに萌えればそれでいいのれす。
哀ちゃんにお姉ちゃんキャラはぜってー似合わないのれす。くたばれなのれす。
ののはさゆみんが大好きなのれす。
05 はちみつきんかんのどあめ
これもものすごい皮肉なお話なのれす。政府に対する痛烈な批判なのれす。
えりりんとなっちがさあいざ始めん、愛の営み。としている状況に、
北朝鮮からのミサイルが落ちてくる。想像するだけで戦慄するのれす。
日本政府頑張るのれす、多分きっとそういうお話なのれす。
ののはそんな批判精神に満ちたお話が大好きなのれす。
06 おしゃべり
えりりんはうへへへなんて笑わねーのれす。ウヘァホェウヒハと笑うのれす。
それはともかく、6レス目には恐ろしい作者からのメッセージが隠されているのれす。
縦読みれす。「山オ意」→「やおい」。そうなのれす。えりりんだけでなく、
実はさゆみんも、……が生えてるんだ!そういうお話なのれす。下品すぎるのれす。
- 466 名前:( ´D`) 投稿日:2004/12/28(火) 16:35
- 目がかすんできてもうらめなのれす。10まで行ったら後は誰かにまかせるのれす。
07 花盗人
良いお話なのれす。なっちはみんなに愛されているんら!という作者の主張が、
痛いほどののの心に伝わってくるのれす。タイトル読み方はきっと「はなぬっち」なのれす。
れも、なっちはそんな人間じゃないのれす。もっと偽善に包まれているのれす。
それれも、文章も、情景も、ストーリーも、全てが美しいお話なのれす。
08 陽だまり
そんな日も、あるのれす。インパクトは薄いれすけろ、心の一部がポワンとなるのれす。
09 雨の日重さん
えりりんよりさゆみんの方が可愛いのれ、こうなって然るべきなのれす。
えりりんは自分のことを見つめなおせ!馬鹿!という作者さんの声が聞こえてくるのれす。
それはののも非常に同感なのれす。
10 リンクの上でカキ氷作るののたん
8のこんこんと比べるととても酷いこんこんなのれす。れも、そこがこんこんの味なのれす。
「こっおりーこっおりーかっきごっおりー」と歌う自分は我ながら萌えるのれす。
後は頼んだのれす。
- 467 名前:( ‘д‘) 投稿日:2004/12/28(火) 16:47
- ののからバトンを受け継いだのれす。なんちて。あいぼんやでー。
11 ででんでん
これは深い話やで。ののをいじめるキャスティングがまず素晴らしいやん。
よっすぃーとミキティーにいじめられるとかマジで最高やん。でも、この話の本質は、
やっぱそんなところちゃうねん。でもめんどくさいからそれでええねん。
12 レコーデングスタジオ
ほんまのマコトはこんなんちゃうわ。ダメダメ。マコトのところ全部ウチに変えてみいや、
もうこれは過去にないぐらいの名作になるで。作者はキャスティングを大きく誤ったんちゃうん?
そこんところが惜しい話や、ホンマ。主役をウチにしとけば優勝できたかもしれへんのに。
13 タンポポ編集部
マジで泣かせるやん、この梨華ちゃん。ウチの知らんところで飯田さんと梨華ちゃんは、
こんな感動的なドラマ演じてたんか。ホンマにもったいないわ。金取れるでこれ。
つんく♂がピコーンて来て「よし、これ出版や、電車男みたく儲けるでー、ウワハハ」
とか言いよるところが想像できるわ。そんなことよりタンポポを元に戻せって話やけど。
14 ダークサイド・オブ・ザ・スプーン
ウチが居らん間にいつのまにかいじめがこんなに発展しとったんやね。
可哀想やけど、いじめられる方にも問題があるんやで。田中ちゃんは、
そこんとこよく肝に命じた方がええんちゃうの。梨華ちゃんの顎がアレ以上曲がったら、
あんたそりゃ狂気ならぬ、凶器でっせ。ウワハハ。
- 468 名前:( ‘д‘) 投稿日:2004/12/28(火) 16:55
- 15 ストロベリーオンザショートケーキ
なんや、流しののののAAがなんか変やで、ののがそんなに痩せとるはずが、
あらへんやないの。それにしてもののはあざといなー、こんちゃんが可哀想やわ。
まあこんちゃんも自業自得なところがあるさかい、仕方ないねんけどな。
それにしてもののかわいいなー。こんなにかわいいっけ、ののって。
>おてての、しわとしわを合わせて、しあわせ。 なーむー。
やばいわ、ウチ、モーヲタ、いやののヲタになってしまいそうや。
リアルあいぼんさんのモーヲタ的生活や。そんなん耐えられへんで。
16 うたたね
ええな、スカッとするわ。ののもなかなか思いきったことするやん。
ただの馬鹿ちゃうんやな、見直したで。
17 やこう
そうやねんな。ミキティーもウチと同じ悩みを抱えとるねん。
まあウチはおっぱいがでかいからええねんけど。ミキティーは三重苦やもんな。
デコ、ペチャ、口クサイ。いやまぁ、そんなミキティーも愛らしいけどな。
ウチのかわいさを1とすると、まあミキティーは0.2ぐらいやけどな。
オヤジギャグもつんく♂よりセンスが垣間見えるから、まあ許しちゃるわ。
- 469 名前:( ‘д‘) 投稿日:2004/12/28(火) 17:08
- そろそろウチもつかれてきたで。まだ大阪弁になれてへんのや。
これからは大阪弁を使っていきたいです、とか何舐めたことぬかしとんねん、自分。
まあ、そんなあいぼんさんがかわいらしいんやけどな。自分に萌えるわ、ホンマ。
18 誰でも鑑定団
うわっ、つんく♂ウザッ。でも、かわいらしいやん、こんなつんく♂。
よっすぃーもなんだか今のよっすぃーとちゃうな、懐古的や。
ウチはあの頃のよっすぃーが好きやったんや……、まあ昔の話やけどな。
ウチもこの輪の中に加わりたかったわ。久しぶりによっすぃーに甘えたかったわ。
19 太陽
ホンマ、アレやで。田中ちゃんは自分の身の振り方とか良く考えてみた方がええんちゃうん?
これこそアレやわ、現実と仮想の世界が区別つかんくなっとるちゅーアレや。
なっちもいつか殺されるで、「カッとなってやった、誰でも良かった、今でも反省はしてない」
田中ちゃんがそう応える日が目に浮かぶわ。ホンマ、憂鬱やわ。なんでこんなんなってしもたんやろ?
20 痛いって、バカ!
まあ、然るべき対応やな。田中ちゃんの自業自得や。ホンマ、ええ気味なんちゃうん。
いや、ウチは別に田中ちゃんに恨みとかあるわけやないんやで、別に。
ただな、ウチは娘。の今後を考えるとな、どうもこう鬱屈としてくるわけやねん。
「あー……、また田中のヤローが」とか別に本心からそう思ってる訳やないんやけど、
まあ、アレやわ、田中ちゃんがんばりや。応援しとるで、あいぼんさんは。
後の感想ははまたののに任せるで、って、もうののがおらんやん。
最低やなアイツは。やっぱウチがののヲタになるとか妄想でしかないねん。
もう、ウチは疲れた。後のことは知らん!誰か任せたで!
- 470 名前:川‘〜‘)|| 投稿日:2004/12/28(火) 17:26
- カオリです。全くのんちゃんもあいぼんも途中で投げ出すんだから。
大体あいぼんの感想なんて、お話の感想になってないじゃない、ダメね。
21 サクサラクキセツ…
悲しいけど、美しいお話ね。坂口安吾さんって知ってるかしら?
桜の森の満開の下っていう小説。それもね、桜の木の下には死体が埋まってるんだ。
っていう迷信を元にした話なのよ。だから何、って言ったあなたは酷い人だわ。
ただカオリはなんとなく、知識をひけらかしたかったのよ。うるさいわね、いいじゃない、たまには。
話は戻るけど、この話には、その坂口安吾さんの小説みたいな、どこか倒錯したものを感じるわ。
自分で殺しておいて、死人を嘆く、みたいなね。れいなも桜に惑わされたのかもしれないわね。
22 あんぱん
力強いネタね。マコトがモガーっていうのはちょっとハマリ過ぎてて怖いわ。
カオリもこれからしばらく、ハムが食べれなくなりそうよ。まったく最低ね、マトコは。
ミキティーもいつのまにかこんなに娘。に馴染んでくれてて、カオリは嬉しいです。
後、経験者としては、あんぱん=シンナーっていうのはちょっと違うと思うわ。
あれはアンパンマン=シンナーを吸う人であって、あんぱん=シンナー、
っていう等式は成り立たないと、カオリは思うの。うん。でも面白かったから全然OKよ。
23 24
……私、このことに関してはコメントしないようにしてるの、ごめんなさい。
だって、いい気味だわなっち、とか本心が漏れちゃったら困るじゃない。
24 23
最高ね。かわいいわ絵里。でも、しばらくそのままお待ち下さいっていうのは、
ちょっとズルイんじゃないかしら?そんなことされると、なんかもう、私、悶えちゃう。
- 471 名前:( ゜皿゜) 投稿日:2004/12/28(火) 17:42
- 25 いるといいね
あのね、カオリはね、サンタさんはね、本当に居ると思うの。どこにって?
それはあなた、当たり前よ、皆の心の中に居るのよ。……ごめんなさい、
ちょっとしょっぱかったかしら?でもそういうものなのよ、れいなには、
気を落とさないで頑張って欲しいわね。でも、石川はイケナイわ。
子どもの夢をそんなに軽々しく壊すだなんて。最低よ。
どうであれ、れいなの背伸びしてる感じがとても良く出ててGoodよ。
石川の空気読めない感は更にGoodよ。
26 だいのじ
良い青春ね。嫉妬すら覚えるわ。さゆみと絵里が可愛くて仕方ないわ。
お豆ちゃんも良い味出してるわ。あと一人は知らない。カオリそんな人知らない。
27 忘年会
絵里は後でお仕置きね。人のネタをパクるとか本当に最低。馬鹿じゃないの。
でも、それはあの人も一緒。いいえやっぱり、あの人に比べたらこんなのかわいいものだわ。
28 7期メンバー
カオリあのコーナー嫌いだから、誰がどの台詞を喋っているのか全然分からなかったわ。
でも、なっちファンに対して、絵里がした行為だけは、賞賛に値すると思うの。
29 垂れる乳の根っこ
ごっちんとよっすぃーの仲が最近険悪だって聴いてたけど、それほどでもないわね。
むしろ、よっすぃーの頭の中身が心配だわ。この淫乱黒子白豚。
30 群青日和
ダメよ!自殺なんて!死んじゃったら何にもならないじゃない!馬鹿じゃないの!
カオリはね、親から貰った体は一生大事に使っていかなきゃいけないと思うの。
最近の、ピアシングだとか、タトゥーだとか、ホントにカオリは、カオリハ、ホントに最低だと思うの。
もうさ、もうさ、それだったらさ、みんな死んじゃえばいいじゃん!!
バカバカバカバカバカくぁwせrftgyふじこlp;@:
- 472 名前:( ● ´ ー ` ● ) 投稿日:2004/12/28(火) 17:54
- カオリが壊れちゃったから、続きはなっちがやるんだべさ。
謹慎中だけど、この際仕方ないべさ。緊急事態なんだべさ。
31 大晦日
なっちのとこに来たら、二つ玉の着いたイイモン分けてあげたのにねー。
いや、子どもにはまだ刺激が強すぎるからやっぱダメだべ。
32 幽月欺鏡
これはナチナチブルブルなお話だべさ。
これからは梨華ちゃんには近づかないようにするべさ。
それにしてもよっすぃーも悪い女にひっかかったもんだべ。
なっちは暇を持て余してるんだけど、恐ろしくて、悲しすぎて、
2回目はとても読みなおせないお話だったべさ。
33 だって手淫したいんだもん
アンレマァー、はしたないお話だべさ。貞操観念崩壊の危機だベさ。
それとも何かね、最近の若い子はみんなこんなもんなのかしらなのだべさ。
なんだかなっちの喋り方はだんだんドラゴンボールのチチみたいになってきたべさ。
何?プレステ?それはビターなメモリーだべ。でも、ミキティーの、…その……あの、
手淫の姿を想像すると……ナッチさんはちょっと、トイレに行きたくなるべさ。
34 冬は寂かに
梨華ちゃんも成長したんだねだべさ。ナッチは北海道弁が実は良くわかんないんだべさ。
- 473 名前:( ● ´ ー ` ● ) 投稿日:2004/12/28(火) 18:08
- 35 しあわせを探しに
なんだか猛烈にジェラシーを感じるんだべさ。
カオリばっかりののを独り占めしてずるいんだべさ。
幸せはナッチと共にあるんだべ。カオリの屁理屈は要らないんだべさ。
第一、幸せはお金じゃなくて案外近くにあるんだよ、っていう教訓じみた結末が、
なっちは気に入らないべさ。幸せはお金で買えるんだべ!
36 傍観者
そんなこともあるかも知れないだべ。意外に面白いんだべ。
37 ((500)
そんなこともあるかも知れないだべ。愛ちゃんは貯金箱だべ。壊すとお金が出てくるんだべ。
38 でかちびかくれんぼ
ものすごいお話だべ。カオリが入れる楽屋とか化粧品ってどんな大きさなんだべ。
っていう野暮なツッコミは自分でも分かるぐらい、イモくさいべ。べ、別にオナラした訳じゃないべ。
なっちもたまにニキビをつぶすと麻美がウニュッて出てきて吃驚するんだべ。
39 波の音
そんなこともあるかも知れないだべ。正直最近はハロプロの動きに着いていけてないべさ。
なっちはなっちで色々と忙しいんだべさ。ハロプロに構ってる暇は無いんだベさ。
40 輪廻転世
ごっちんが転世した世界だとどうやらなっちじゃなくて、つんく♂が盗作したことになってるみたいだべさ。
いいことだべさ。でも、それは所詮気休めでしかないべさ。なっちは自分の罪を受け入れないとダメ、
なんだべさ。シューンとしてしまうべさ。
なんかFlashのパパラッチがさっきからパシャパシャ写真撮っててウザいべさ。
北海道弁も良く分からないことだし、なっちはここで失礼するべさ。
- 474 名前:てれってー 投稿日:2004/12/28(火) 20:34
- 61:タイトルで、わたしを月までつれてってとか、ウは宇宙船のウとか、牧歌的少女漫画を想像していたのが半分裏切られ、半分かなったみたいな。苦手なタイプの話でしたが、そこまでいやとは思わなかったです。わかりにくいけど、一応ほめてます。
62:ヤグチはどちらかというときらいなメンバーですが、なんだかいとおしくなりました。
63:ふーん・・・(以外の感想を持つのも難しい・・・)
64:どういう状態なのか頭のなかに浮かばなかった自分の負けだと思います。楽しみ損ないました。
65:町中でバカップル見ると殺意がわく瞬間がありますが、そんなかんじ。ひとことで言うとうざー。もえCPならどう思うのか自分でも謎です。
66:ゴースト・レートかと思ったらゴー・ストレートだったのね。さっぱりとした味わいでそこそこ美味でした。
67:楽屋から始まって世界規模の話にまで筆が滑りまくるのがなんだかめちゃくちゃおもしろかったです。予想通りのオチも「きたー!」というかんじで嬉しかったです。読んでいて目がさえました。
68:500円玉を喰う話よりはフレンドリーだなーと思いましたが、喰うのかよ!ってつっこむべきところの文章があんまりよく理解できずにスルーしちゃってorz
69:お話にはいくつかパターンがあって、ああこれは恋愛小説のパターンだなと思っちゃうともう楽しめませんでした。すみません。
70:オチがよくわかりませんでした。1レス目と2レス目のギャップは新鮮でした。
- 475 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 22:36
- 31 大晦日
年長メンにお年玉をねだる、道重。
空白部分には何らかのやり取りがあるのだろうが、想像力が付いていけず理解
不能な作品になってしまった。そもそも最後の台詞が道重のものではないのか
もしれない。
32 幽月欺鏡
今更いしよし感動物語? と思っていたらやはりあったどんでん返し。
石川の目的はただ腎臓が欲しかっただけなのだろうか。それともやはり吉澤の
ことが好きで、彼女の腎臓とひとつになりたかったのだろうか。謎が残る。
どうでもいい話だが、手紙なら筆跡でばれるし、パソコンで打ったら怪しいこ
とこの上ないななどと思ってしまった。
33 だって手淫したいんだもん
すごいタイトルで来たと思ったら、タイトルが一番面白かったという。ある意
味出オチな作品。
ぶっ飛んだ話だが、ヤマもオチも意味もない。オナニーとかフェラという単語
で笑ってくれるのは小中学生だけだと思う。あやみき萌えな人には受けそうだ
が。
- 476 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 22:37
- 34 冬は寂かに
石川と亀井。似たもの同士の、二人。
話がなんとなくかみ合わなさそうなのは、想像できる。ラーメン屋というのも
何だか二人に合っているような気がした。
35 しあわせを探しに
ののかお童話風。土の下に¥で幸、という発想は悪くはないがそこで終わって
しまっているような気がした。トップガムは微妙に懐かしいネタだった。
36 傍観者
マルチ2「メタリックブルー」の焼き直しのような。
話中のギャグが悉く滑っているような気がして、楽しむことが出来なかった。
全体的に淡々としているせいかもしれないが、逆にそれが面白いという人も
いるかもしれない。
- 477 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 22:38
- 37 ((500)
渡された500円玉をいきなり食べてしまう、高橋。
驚いたことは驚いたが、それ以外何もないと言ってしまえばそれまでのような
気も。
38 でかちびかくれんぼ
身長168mの飯田と145mmの矢口のかくれんぼ。
設定もさることながら、飯田のにきびの中に隠れる矢口という絵がおかしい。
145mmなので声が異常なまでに高くなっている矢口にも笑った。
41 クリスマス
どうしようもないオヤジギャグ。悲しくて涙が出た。
- 478 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 22:39
- 39 波の音
美勇伝の三好と岡田、いわゆるつぼゆい話。
長期間のレッスンを経てデビューした三好とぽっと出の岡田。二人の背景の違
いを作品に生かした形だ。しかし波の音の使い方が少し雑だったような気がし
ないでもない。
40 輪廻転世
一体後藤は何万年寝たのかと。
最後のオチは読んだ直後は意味がわからなかったが、他の感想を見てみると、
文明が滅びた後にそれとそっくりの文明が繁栄した、というのがタイトルから
もしっくりいく解釈になると思う。しかしながらそれはそれで、説明が足りな
さ過ぎ。
42 ケーキあげる
ハロモニのワンコーナーでの道重の発言にまつわる話。
こういうまともな(少し硬いかもしれないが)亀井が出てくると少し安心する。
6期三人のそれぞれの特性が満遍なく出されているような気がした。さて、道
重の真実はどれだろうか。
- 479 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/28(火) 22:40
- 43 モーニング娘。は無血虫の陳列場
見事なまでの二段オチ。しかも一回落とした後の切り返しが早く、すぱーんす
ぱーんと決まってしまった感じ。そっちかよ!と読者が思わず突っ込んでしま
いたくなる小気味のいい話だった。しかしながら安倍さんデブネタは健在だなあ。
44 チキンライス
ステキングか、と思いきや最後は捻ってた。
しかし貧乏な時の腹いせのようにチキンライスを掻き込む姿は、ある意味格好
悪くもあり、微妙な感じ。
45 φ
何だか花火「フォイアーヴォルグ」を参考にしたような話。
レポート調の書き出しと間に挟まれるインタビュー、少女を嘲っていた男はそ
の少女が辿るであろう結末に先に着いてしまうという皮肉な落ち。構成といい
道重のキャラといい、見事にはまった作品だった。煙草は少し唐突な感じがし
なくもないが、先に出していては読まれる可能性もあるので痛し痒しといった
ところか。
- 480 名前:てれってー 投稿日:2004/12/29(水) 00:35
- 71:キッズ萌え小説。うーん、そのままだねー、としか…。すまね。もうちょっと突っ込んだ+αがないといかんともしがたく。
72:りかみきってだけでもう萌え萌え! チーズロワイアルを彷彿する出だしから想像通りのオチまで手堅く楽しめました。
73:楽しそうなのに楽しみ損ねた感じがします。紺野の妄執やら、情景の不気味さを楽しめなかったのは、圧倒的に作者の筆力が不足していただけで、俺のせいじゃないと思いました。多分。
74:不謹慎な上に面白くないのはいかがなものかと思います。
75:文章は手堅いのに、内容は普通にどうでもいいのが何とも言えません。これを面白がれるタイプの人間ではなかったようでごめんなさい。
76:びみょー。文章面白かった。話はあってないようなものだった。列挙してるのに普通に予想できなかった。似たような作風をどこかで読んだと思った。たしか、吉澤の台詞を中心にシンメトリーのやつ。それの10倍は面白かった。この文章の切れ味でストーリーも切れ味良いやつを読ませろと思った。
77:一番最初のフリースレのin the roomという話を思い出した。綺麗だと思った。共感はできなかった。残念だと思った。
78:散文的なタイトルで期待させといて中身がポエムとは反則です。いろんな意味で裏切られた気分でした。
79:ありがちすぎてどうもこうも…
80:結構面白かったけど、もうちょっと面白いオチを期待していた。もうちょっと前半にオチが生きてくる仕掛けがあればと残念だった。
- 481 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/29(水) 01:43
- 46 寺田脳内〜ハローマゲドン2005〜
つんく7期として娘。に加入ってのは面白かったが。
そこから先がぐだぐだと言うか、あまり面白いとは思わなかった。こういう話
は落ちがしっかり決まらないと厳しいのではないだろうか。
47 コンタクトレンズ
はっきり見えてしまうと、よろしくないものがありますという話。
話の肝心の部分に対し、コンタクト装着までの文章が長い気がした。確かに経
験者はそうそうそんな感じと頷くことができるが、それが物語に対して大して
意味をなしていないので、ばっさり切っちゃってもよかったような。
48 S → A
さゆみから愛へ、か。
萌えものだろうから、ヤマなし落ちなし意味なしなことに何かを言っても仕方
がないのだが。道重が高橋をお姉ちゃんと呼んでるという情報は収穫だったか。
- 482 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/29(水) 01:44
- 49 ひとつだけ
前半と後半の文章量の違いで、松浦の心情描写をやっているというのは面白い。
ただ、それを除けばいつものあやみき。話の筋に目新しい部分はないような気
がした。
51 中澤さんのいない日
中澤がハロプロアワーにいない日をそのまま書いてどうするよ。
いないんだったら、欠けたことによる実害とかを書いて欲しかったように思う。
もしかしたら中澤いてもいなくても一緒、という作者のメッセージなのかもし
れないが。
52 333の女
意外に幼い333の女、矢口。
吉澤が完全に矢口のお守り役というシチュエーション。最後のは実際にやって
そうなエピソードでほほえましい。
- 483 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/29(水) 01:45
- 53 Spark out
花火にされる田中さん。
あっさりしてるところがまた怖い。
54 柔らかなテロル
あくまでもドMなつんくが楽しい話。
「ああん、しみるぅ」の台詞があまりにも馬鹿馬鹿しくて吹いてしまった。そ
れにしても6期(藤本含む)は全員Sの素質があるんだなと変な感心をしてみ
たり。
55 Road to Story
凄い設定だ。藤本結婚で妊娠か。
吉澤が片思いで切ない話だけど、藤本は藤本で何か含むものがある感じでより
一層切ないなあ。普通に小説でこういう話、ありそうだ。ただ、ショートショ
ートには向かないかもしれない。
- 484 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/29(水) 01:46
- 56 Girls in 333
また東京タワー。しかもやぐよしとは。狙ってるのか?
さて肝心の内容は、矢口を東京タワーに上らせた吉澤が、光の地上文字を見せ
るというもの。クリスマスシーズンだなあ、と思った。
57 Road to Another Story
55と酷似したタイトルでキャストも一緒だが、何か深い意味でも?
それはそうと、内容はやぐよしいちゃいちゃ、軽くエロもありまっせという話。
落ちを求めてはいけない、そういう話なのだから。
58 今は昔
今昔ののかお。昔も今も、形を変えてもののかおは健在と。
懐古趣味なのかもしれないが、今と昔の両方を提示し、八重歯の有無を辻の変
化の象徴にしたてた構成はなかなか見せてくれる。台詞とか二人の関係の変化
とか、色々気を使っているのが伺えた。
- 485 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/29(水) 01:47
- 59 ぼえおていあの飼猫
タイトルはどう言う意味だろうか。
出たな、6期ネコ。という感じ。不思議系の話で夢落ち、という形はとてもあ
りふれたものだけれど、話としてはまとまってるかと。ただ印象は薄いか。
60 333.3
また似たようなタイトル。読んでみると東京タワー出てくるし。
しかも中澤と藤本が見ている二人組は矢口と吉澤っぽい。同じ作者か、それと
も何かのコラボだろうか。話の内容よりそっちに気がいってしまった。
61 スペースロマンス
藤本と後藤ってこんな感じだよね、と思わず頷いてしまいそうな話。
そのふたり分のスペースには浪漫があるのでした、って格好いいですな。この
空気は他の藤本系の絡みでは表現できないように思う。
- 486 名前:てれってー 投稿日:2004/12/29(水) 01:54
- 81:ここまで80作品読んできてようやく、SSの中のSSにめぐり合ったような気がします。結論に導かれるための原因のすべてが作品の中にあって満足。堪能しました。
82:もうスレ立てちゃってもいいんじゃないですか。待ってます。
83:この強引さ。無理やりな展開。藤本と新垣の組み合わせ。かみ合わない会話。なにをとっても面白かったー。二人ともキャラがいやになるほど出しまくりでグー。満足。
84:またつんくオチか!と思ったけど、あのユニットの復活は嬉しかったことには共感したし、オチにはヘコー(パーマン風に)となりました。
85:投稿待ってます。
86:最後まで台詞を通さない意図が分からない。二人が好きな人はいいかもね。作品に拒絶されているように感じました。
87:文章のセンスはあるような気がしますが、ポエムを読みたいわけではないので。ニーズ違いですみません。
88:20番台の田中がサンタを信じない話や、道重が大晦日に何かする話を思い出した。圧倒的に言葉足らず。これで他人が面白がってもらえると思ったら大間違いだと思う。
89:またステキだなネタか!と思ったら面白かった。タイトルの意味にもクスリ。皮肉が効いてるし、素材そのまんまじゃないのがすごく良かった。
90:野球への飛躍には感心した。話は……うーん……。残念ながら楽しめませんでした。
- 487 名前:スマソ感想 投稿日:2004/12/29(水) 02:42
- 1 そばになくてはならないもの
一発目からなかなか上手いなと思った。
1レスが長く、SSは短いという先入観を早速ぶち破いてくれた。
「僕」という存在に萌えて、それに対する藤本の態度にも萌え、
心配する石川にも萌え、結局松浦落ちかよと少し萎えていた時のあのラスト。
意表をつかれたの一言につきます。
てっきり、そばになくてはならないものは「松浦」だというフェイントに騙されてしまいました。
2 パラノイック・ナイトウォーク
もうそのネタいいから。
03 ふたりだからひとり
題名によりいっそう切なさを感じちゃったりして。
メロンにあまり免疫がないので普通の恋愛ショート小説を読んでる気分でした。
さばさばとした深い愛の描き方、好きですよ。
4 二人掛けの真っ白なソファ
特に内容がないといえば内容がないんだけど。
でも何かこういうシンプルな雰囲気好きです。
3パターンだけで占めていたところも欲張ってなく、綺麗にまとまってました。
結局主人公はソファな気がしました。
05 はちみつきんかんのどあめ
3レス目までの前置きと落ちの繋がりが分かりません。
もしかして元ネタある?テレビとかあんまりみないんで良く分かりませんでした。
組み合わせと、蜂蜜を塗られた安倍さんには激萌えだったのに、ラスト3レスが残念!
- 488 名前:スマソ感想 投稿日:2004/12/29(水) 03:09
- 06 おしゃべり
6レス目にきちんと書いてくれてる通り、全然面白くなかった。
07 花盗人
彼女は頭が良かった、と書いてますが自分は頭が悪いようです。
個人的な先入観からこのネタはあんまり好かないのと花にも興味ないんで
花の説明とかもどっちでもよくて、そのままストーリーもどっちでもよかったです。
08 陽だまり
のんつぁんっていう呼び方だけが印象に残りました。
題名どおりほのぼの平凡っていう感じでそれ以上でもなんでもありませんでした。
09 雨の日重さん
ワラタ。
うーん、短くてテンポも良くて、こういう話、いいねぇ!
行間の空け方から、何となく「雨雨ぽつぽつ」っていう歌を連想させて、
ありきたりなネタなのに個人的にはヒットでした!
10 リンクの上でカキ氷作るののたん
題名だけがやたらと長くレスを無駄遣いしてるような印象でした。
11 ででんでん
題名は辻が死ぬ前の音楽をイメージしてたのかな?
平仮名多くて読みにくかった。
12 レコーディングスタジオ
最後に「こんな日もいいかな」と書いてあるように「こんな話もいいかな」って思いました。
捻りもなく思ったとおりの落ち。まぁこんな話もたまにはいいかな、と。
- 489 名前:スマソ感想 投稿日:2004/12/29(水) 03:32
- 13 タンポポ編集部
ちょっと切なくなった。
電話の会話だけという、石川側の会話だけというある意味ありきたりな設定だけど、
内容がすげぇリアルに感じて、タンポポを思い自分も石川と涙してしまいそうになりました。
14 ダークサイド・オブ・ザ・スプーン
石川の顎が曲がってる部分でまず爆笑。
次は何が起こるのワクワクとしていたら雨が当たらない。
超人にでもなったのかと思えばなんと光が曲がっていた!(でいいんだよね)
うーん、うまい。そして最後の亀井でのくくり方。
吉澤が田中に提案するスプーン曲げという、田中が超能力者じゃないかと思わせる出だしから始まりこの落ち。
うまいねー。とても楽しめました。
15 ストロベリーオンザショートケーキ
うまいといえばうまいけど、もうちょっとなんかほしかったです。
16 うたたね
面白かったー。
初めシリアス強盗話かと思ったら辻がでてきて「れす」口調だから萎えたんだけど、
警報機が鳴ったあたりからだんだん引き込まれていきました。
てっきり金庫は警報機でしたという落ちでしめられるかと思いきや、刺して逃亡ですもん。
そして最後のやすよし落ちで二回もやられたーって感じになりました。
自分もこういううまい作品書きたいっすねぇ。
17 やこう
出だしよかったんだけどねぇ、落ちがもう、ガクッと膝が折れる感じで。
いい意味でなく悪い意味で。
出だしが期待ワクワクって感じだった分ちょっと落ち込みました。
藤本が何をしていたのかの描写が読みたかったー!
- 490 名前:スマソ感想 投稿日:2004/12/29(水) 04:04
- 18 誰でも鑑定団
最後、笑った!誰にでも思いつきそうなネタっぽいのにやられた。
つんくの一言良かったです。うけました。
気持ちを値段で表すのって難しいね!ってか金銭絡むと人間関係すぐややこしくなるね!
19 太陽
落ちが何となく惜しい感じがした。でもこういう落ちにしないと重い話にもなっちゃうしね。
でも重い話大好きな自分としては4レス目まででもかなり田中に感情移入できてました。
描写も綺麗だった。あー、戦争ってこんなのかなーって、たった3レスだけで考えさせられちゃうほどでした。
でも結局そのネタかー…。
20 痛いって、バカ!
爆笑。思ったより楽しかったです。文章も読みやすく、三人の感情が良く表れてると思いました。
CDはあまり関係ないように見えて、物語をスタートさせるにはとても必要だった存在に思えました。
いきなり道重がきてパイナップル下ろせ、と始まる物語に、ワンクッションを置いた感じで。
普通に上手いなって思いました。下でぎゃぁぎゃぁ喚く田中も最高。
妙に怖い田中も最高。パイナップル万歳。
21 サクラサクキセツ…
不覚にもちょっと感動しました。勿論涙までは出ませんが心の中がとてもしんみりと濡れたような。
もっと長く深く描かれていたらきっと泣(ry
世間では王道といわれるかもしれませんが自分こういうネタに弱いんです。
白い桜と亀井の死をうまく繋げていたと思いました。
桜というテーマのもとにかかれてあったのでよりいっそう感動し共感しました。
22 あんぱん
よく分かりませんでした。
どうでもいいけど「俺」っていう吉澤好きじゃないです。
6レス目は自演でファイナルアンサー?
- 491 名前:スマソ感想 投稿日:2004/12/29(水) 04:26
- 23 24
12月24日にスレが立ってますね。って、関係ないかな。
しんみりとした安倍の心の葛藤。クリスマスという雰囲気。
こういう世界観のお話好きです。綺麗です。
文章も読みやすく、感情移入もしやすかったです。
あのネタでも、あのネタを援護(?)してくれるような話だったのでちょっと嬉しかったです。
24 23
どうしても前スレの題名の後だとね、工作員かと思っちゃうよ。
23番が真面目な話なだけに、「ふーん」以外何も言えないね。
25 いるといいね
サンタはいますよ!
高紺の一行に萌えました。石川さん、悲しいね。
26 だいのじ
最後のリボン、いいね。いい味だしてます。
こういうほのぼのな雰囲気好きです。
興味なかったのに高豆やさゆえりに妙に惹かれてしまいました。
うーん、綺麗な作品でした。年末って感じ。
27 忘年会
最後の質問に答えます。「う〜ん、あんまり。」
28 7期メンバー
題名にちょっと期待しちゃったんですが、よく分かりませんでした。
- 492 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/29(水) 04:43
- 62 まともな日常
矢口の涙は何を意味しているのか。
うれし涙なら矢口かわいね、になるしアウェーじゃてんでダメなんだよという
意味での涙なら皮肉が利いている。個人的には後者を推したいが。
63 かけがえのないもの
名前は出てないが紺野の相手は小川だろうか。呼称で判別するしかないが。
ものものしい出だしと落差のある落ち。基本は押さえている。
64 ティッシュペーパー
何故かふじいあきらを思い出した。
この作品を象徴するのは、最後の道重の一言。もういいや、どっちも変な人。読者も同じことを思うかもしれない。もういいや、変な作品。
- 493 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/29(水) 04:44
- 65 「突然ですがニュースです」
みきよしによる、心理合戦。
お互いの駆け引きは読んでいて楽しかったが、タイトル及び設定にちょっと負
けてるような印象がある。もう少し普通の設定とタイトルだと意外でよかった
かもしれない。
66 ゴーストレート
こういうの、一昔前なら辻加護が役を担ってたんだろうなと思いつつ。
それにしてもロシアまで行ったのか。途中で気づけよ、しかもピロシキ屋かよ、
とべたな突っ込みをしておこう。
67 麗幻道士
キョンシーってまだ覚えてる人とかいるのだろうか。
ともかく、最後に亀井が、というのが読めてしまった。そこが読めてしまって
はいけない話のように思えたので、できるだけ隠す努力をして欲しかったな、
と。最後が意外なら案外、なんとかなるものである。
- 494 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/29(水) 04:45
- 68 ふぁいあー
薪を食べ炎を吐く道重。何者だ。
前に500円を食べる高橋がいたからそんなには驚かなかった。というわけで
効果も半減。もう一ひねりが欲しいところ。
69 She's Blue
造られた仮想世界、愛の意味を忘れた近未来、モノクロな世界の田中。
世界観が作りこまれているし、田中と亀井の会話の内容も良かった。最後の田
中のタイトル通りの言葉とか、作者にしてみれば殺し台詞だろうなと思った。
実際、決まっている。
70 みんなそれぞれ頑張ってる
タイトルと内容があまりマッチしてないような。それよりも安倍を呼ぶと気ま
ずい雰囲気、というのがしっくり来なかった。例の素敵だな事件と絡ませてる
のはわかるが、どうしてもなっちを歓迎する絵のほうが先に浮かんでしまう。
- 495 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/29(水) 04:46
- 71 猛スピードで雅は、
みやりさ萌え萌え、といったところか。
ジェットコースターが苦手なりしゃこのために頑張るお姉さん雅、という二人
の関係は見えているような気はする。
72 アウトサイダー
本当にアウトサイダーなのは、という話。
やっちゃった→情が生まれて卒業式に大泣き、というのはちょっと安易ではと
は思ったが。藤本のふてくされたラストはナイス。
73 トらマてィっク・すトらテじー
話がちょっと見えてこない。謎めいた感じを出そうとして説明不足な印象を受
けた。
安倍が痛い痛いと訴えているのは盗作による良心の痛みだろうか。そして高橋
が「傷つけた」というのは共演しているヤンタンでの絡みか? そして消えた
メンバー、彼女たちもまた紺野の餌食になったのかそれとも彼女たちが例の
「どす黒いもの」へと変化したのか。最後ミイラになったのは「痛みを消す」
ことへの答えなのかもしれないが、これも何か別な意味があるのかもしれない。
難解。
- 496 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/29(水) 04:52
- 74 世界の中心でアイが叫ぶ
スマトラ地震からヒントを得たのだろうか。
かの珍(?)台詞「助けてください」も登場し、ステキングな作品に仕上がっ
ている。まあ、要するに(ry
75 殺ってしまおか
これもタイトル先行な感じの話。
松浦がSMクラブに入った。で、それから先は、という所で終わってしまって
いるのはどうだろうか。内容(と言うより落ち)がタイトルに完全に負けてる。
76 ジュース
田中の一言で世界は変わる、ということでいいのだろうか。
何だか文章を割いた割には、という感想。世界の変容を描きたかったのかもし
れないが、いまいちしっくり来なかった。田中の一言が「にゃぁぁぁぁぁぁー
ーーっ!!!!」 なのには笑ったが。
- 497 名前:スマソ感想 投稿日:2004/12/29(水) 04:56
- 29 垂れる乳の根っこ
読みにくかった。吉澤の喋り方が好きじゃない。
下ネタの使い方も全然萌えん。
30 群青日和
似たような話を昔何度か読んだ気がします。
「へぇー」としかいえない。
31 大晦日
うーん、分からん。
32 幽月欺鏡
すっげぇ面白かった。こういう話大好きです。もう凄い好きの一言に尽きます。
初めは「なんだいしよしラブラブものかー」と思って読んでたら、実際はCP物じゃなくもうちょっと重たいお話で。
あぁ、腎臓わけわけの感動話ねと思ったら手術失敗しちゃって。
そこでまたどっちかが死んで泣き泣き感動話ねとか思ったら何か遺書になってて。
あぁなるほど。結局いしよしラブラブ話だったのねと思ってたらあの最後のレス。
黒い石川いいねぇ!5レス目の描写もとても丁寧でいいねぇ!
4レス目まで手紙の描写しか出てないのに情景がまざまざと浮かんでくるのも良かった。
1レスにいっぱい書いてあるな、なんて事一切気にならなかったよ!最高でした。ありがとう。
33 だって手淫したいんだもん
萌え!エロス萌え!はっきりエロスいい!
自分が言いたかったクリスマスネタを変わりに書いてくれたみたいです。
実はあやみきは好きじゃないんだけど、そんなのは超えました。
意外とあっさりしてるところもまた好感触。
- 498 名前:スマソ感想 投稿日:2004/12/29(水) 05:21
- 34 冬は寂かに
6レス目に呼応すると、「それだけ」って感じですね。
道重のキャライメージと合わなさすぎたところがあったかも。
35 しあわせを探しに
おー、何かちょっと納得しちゃいました。
なるほど。幸せっていう字はそういう意味もあったんですね。
初めて気づきました!新発見、嬉しいです。
保田さんの存在感が妙にでかかったです。
36 傍観者
うーん…。
37 ((500)
祝!1レス!
38 でかちびかくれんぼ
可愛いお話でした。半角文字で書かれていた矢口の台詞が凄くリアルで胸がきゅんって(ry
飯田さんもそんなにでかかったんですね。
なかなか上手いお話だと思いました。ニキビとか顕微鏡にはやられました!
39 波の音
最後の、「はじまりのおしまい」っての、良かった。
びゆうでんの人たちですよね。
実は顔もあまり知らないんで、イメージはわきませんでしたが、この人たちのお話はこれからはじまっていくんですよね。
- 499 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/29(水) 05:43
- 77 午後静止
後藤主役だとこういう、昔を懐かしむ感じの話になるのは何故だろうか。
夜行とか転寝とか、今まで数多くの作者が手がけてきたテーマを使うのはどう
だろうか。昔がよかった、その先の思考展開を求む。
78 あたし余計なこといろいろ知りすぎたみたい
30を自殺話だと解釈したらこういう話になるんだろうか。
短すぎて何とも言えないし、その短さが逆にいいんだとも言えない。タイトル
は一体どういう意味なのだろうか。
79 カンバス
少女、だから飯田ではないよなと失礼なことを考えながら。
世にも奇妙系の話だが、ちょっとラストがあっさりし過ぎていたような。途中
までの雰囲気は嫌いではないが、最後までそれだとちょっと印象に残らない。
- 500 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/29(水) 05:44
- 80 腕枕
文字通りの、「腕」枕。
彼氏が事故にあった、という冒頭の話と流れからこういう落ちは想像していた
が、想像通りのものを出されても素直に怖いと思えるのは、作者の文章の上手
さなのだろうか。
81 心のスキマ
隙間と言えば、亀井絵里。と言った感じに浸透しているネタの延長にある話。
しかしながら心のスキマという設定を作ってしまうのに感心した。そしてその
スキマが埋まった時に中の亀井は、という落ちも哀れなんだけど笑えてしまう
という。高橋ならではの落ちだと思った。
84 悲劇の構造
つんく落ちを見るまで3人が後藤松浦藤本だとは判らなかった。名前伏せの難
しさだろうか。落ちより振りの部分のほうが面白いというのもどうだろうか。
- 501 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/29(水) 05:45
- 83 一輪車乗ればいいじゃん
何だかジャイアニストな藤本と、振り回される新垣。
傍若無人な藤本の言動、そしてそれにいちいち突っ込みを入れる新垣の姿が面
白い。しかし高橋との組み合わせと言い、がきさんはこういう役柄にするとい
い味出すなあと感心した。
86 ジングルベルでも撞きに行く?
いくらがきあいが流行っているとは言え、ひねりのないものを出されても。
がきあいの組み合わせの面白さ、というのは今までの作品で凡そ語られ尽くさ
れていて、本作に目新しい点はない。安易な場所に流されることなく新しい展
開をひねり出して欲しい。
87 夜と蒼
神話的な雰囲気を持った話。
ただ、詩的な文章にこんごまを添えただけの話に見えなくもない。もう少し娘。
小説らしい何かをプラスしていればもう少し違うかも。
- 502 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/29(水) 05:47
- 88 サンタなんて信じない
17歳にしてまだまだ子供扱いな辻。そして本作では辻=子供という図式を否
定しつつも周りはそう見てるんだよと言う悲劇を描いている。最後の「引き受
けちゃったんだよ」は本人の寂しさや無念さ、傷ついたプライドなどあらゆる
要素を取り込みながらも決してそれを重く見せない辻というキャラに支えられ
た素晴らしい台詞だと思う。
89 やっさもっさ
保田の作った歌をつんくが自分名義で出した挙句に「素敵だな」…もうこれだ
けでノックアウトされた。であるからして、本落ちのインパクトがその部分よ
り薄かったとしても…やはりちょっと気にするかも。十分笑いは取れているの
だが。
91 アイコンタクト
この手の騙しはある程度は予想がつくわけで。
ひっくり返した、さあ次はどう来る、という期待をしてはいけないのかもしれ
ない。ひっくり返し、そして萌えという感覚を経ないとこの作品は楽しめない
のだろう。
- 503 名前:スマソ感想 投稿日:2004/12/29(水) 05:51
- 40 輪廻転世
6レス目とそれまでの後藤の夢(現実?)の話のかみ合い方が分からない。
実は4レス目まで好きな雰囲気の話だった。
結局夢落ちかよー、と思い、その後の素敵だなネタ落ちが良く分かりませんでした。
分かったらもう少し楽しめたかもしれません。
41 クリスマス
いしよしエロー。足、ってところがちょっと萌えました。
ここでもまた自分ができなかったクリスマスねたを披露してくれるなぁ。
6レス目はあれでよかった気がします。でもどうせだから続ききぼんぬ!
42 ケーキあげる
微妙に萌え要素をぐぐっと突かれた感じがしました。
やっぱり最後の2行ですねー。聞きました。
1レスに沢山かいてますね。長いお話ですね。いろいろ構想練ってますね。
恋の空騒ぎとかもったいないおばけとかそういう所も萌え要素つかれましたよー。
れなさゆに興味があるわけではないんですけど、取り合えず道重が可愛かったです。
題名のイメージより、思ったより深いお話。
43 モーニング娘。は無血虫の陳列場
最後の一行は意外の上に意外性をついてきた感じ。
初めのほうの飯田さんのお話は良く分からなくて「なんだこれはー」と思って読んでいたのですが、5レス目で全てが一変。
実は自分は機械だった。なんてショックな事実なんだろう。という落ちではなく、
機械なのになんで太るんだろう、という所に視点を持ってきた作者さんには、ちょっと言葉が出ない。
44 チキンライス
おおー、ナイスな落ち!
初めは歌のぱくりで終わりかなと思ったら持ってきてくれました!
現代風に(?)鳥インフルエンザを持ってきたのも秀逸。
美貴様らしい、「負け組みじゃん」って所にぐっときました。
でも、チキンが高級品になるなんてなんだか洒落にならないお話かも。
- 504 名前:どかーん 投稿日:2004/12/29(水) 08:37
- 76 ジュース
2レス目もどうせなら左端全部に名前が来るようにしても良かったんじゃないかとどうせなら。
何だろう。別に下手だなぁとかそういう風には思わないんだけど何だろう。
どこに萌えーとかキターとかすげぇーとか思えばよかったのか分からなかった。
3レス目の科白に?
無理。俺の中にれいにゃは存在しない。
77 午後静止
なんてことはない。
話そのものはそんな突拍子ないわけでもないのにいいもの読んだ気がするのは真面目に書いてそうだからか?
普通に普通な話を書いた方が印象に残るのかもしれないな、今回の企画は。と思った。
よく分からないアンリアルを中途半端に書かれるよりは。
93 消えたおいらの1センチ
オチがどうとかそういうのはまあ置いといて!
そこそこ好きだね。ただの矢口ヲタなんだけどな!
97 510の女
どこまで被せてくるんだと。
これには東京タワー出てこないけど60と内容リンク、タイトル52すてきだな、で52.56に出てくるお店と容易に想像がつく。
まさか100作ともが微妙にリンクしてるんじゃないかとさえ思えてきてガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル
話は普通だった。可もなく不可もなく。
- 505 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/29(水) 12:05
- 5 ストロベリーオンザショートケーキ
ほのぼのな話かと思いきや紺野が辻を嵌めるのかと思いきや辻が紺野を嵌めてた
ってゆう、なんというか短い中でキチンと読者を誘導して話にも破綻のない
立派な作品でした。ただ面白みっていう意味では、うーん、なんていうか
スマート過ぎてどうにも。スマートの何が悪いんじゃって反駁されそうですが、
何にも悪くないんですが、ほら、こう数が多いとやっぱ印象に残すためには
何かしらインパクトが欲しいじゃないですか。そんな感じでした。
16 うたたね
すげーSSっぽいっていうか、Y氏みたいな書き方が星新一とか意識してそう
っていうのは伝わりました。ただ、そーするとそういう先人には及ばないってのも
また事実なわけでして。話としてはカッチリとして綺麗なんですが、うーん。
とりあえず保田とか矢口とかじゃなくてヤマサキさんだったってのが
作者さん的にはポイントなのかなとも思ったんですが、そうだとしても、うーん。
SSって難しいですね。
17 やこう
タイトルを最後の落ちにってのは悪くはないんですが、駄洒落のために
ここまで読まされたのかよっていう理不尽な感情が沸かないでもなかったです。
それまでの話で何か期待させられて落ちが駄洒落だったら、ぐぁっ悔しいってな風に
なるかもしらんのですが。藤本さんの秘密でしかも端っからネタっぽい雰囲気が
漂ってるんで、あまり意表をつかれた感がありませんでした。
むしろもやっとしました。もやっと。
- 506 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/29(水) 12:06
-
18 誰でも鑑定団
よしみきかーうがーって、そこは怒るとこでもないんでしょうけれども。
チロルチョコに負けちゃうマコが何だか可愛らしかったです。
落ちはよっすぃーに何か言って落としてもらいたかったです。
19 太陽
ごめんなさい、本当にごめんなさい、ワカリマセンでした。
れいなさんがゲームやってる状況しかワカリマセンでした。
最後のれいなさんが電話かけた相手もワカリマセンでした。
作品に込められたであろう意図が全くワカリマセンでした。
ただただごめんなさい。
20 痛いって、バカ!
ゼロ式れいなキター。何かいいすね。旧きよき強気れいな。
怯える二人の怯え方が尋常じゃないけどどうみたってそんなに怖そうには見えない
っていう、そういうなんとも微笑ましい感じが見えて萌えました。
ラストは中々に悲惨ですね。れいなの鼻がもっと、、、いや言うまい。
ということで面白かったです。
- 507 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/29(水) 12:35
- 21 サクサラクキセツ…
骨灰で花咲じじいですか、いやはや。れいなってばオヤジ臭い、とか
そういうことじゃないんですよね。なんてーか、全然悪くないというか
寧ろ好きなんだけど、一つ残念に思うことが、短い、っていうか
モノローグだけじゃあ、ってゆう。今回の企画の性質上どうしても
埋もれちゃうかなぁみたいな。うん。
22 あんぱん
ごめんなさい。内容に突っ込む余裕無いくらい6レス目のインパクト強くて。
でも悪いのは6レス目の人ですから、と擦り付けてみるテスト。
あーでももし自演だったら作者氏の狙い通りやられちゃったわけか。それはそれで。
23 24
素敵な安部さんの話ですか。なっちは天使とかそういうヲタ的幻想を
自信自ら内面にトレースしちゃった悲しい安部さんの物語ですかね。
娘。ってかなり特殊な立場ではありますが、一種のモラトリアムですね。
でもそれに自分から気付いて大人になることって大事なんだと思います。
事実は、天使じゃなくて人間ですもんね。
安部さんもいろいろと頑張っておくんなまし。
24 23
あ、亀井主役なら無条件で萌えると思ってたのに、萌えなかった。意外。
なんでざんしょって考えたんですが、これってあれですよね、台本ですもんね。
スタッフが書いてるんですもんね。亀井が実際読み上げたらそれはそれで
萌えるかもしれないんだけど、まだ文字ですしね。あ、俺って理不尽。
25 いるといいね
サンタっていますよね。フィンランドとかに本職の人が。それとはまた別か。
私の友達が何年か前にサンタさんから貰ったクリスマスプレゼントは
煙草ワンカートンだった、という話を思い出してしんみりしました。
26 だいのじ
これは、萌えますた。無条件で。俺ってそういう奴っす。
- 508 名前:酔 投稿日:2004/12/29(水) 14:22
- 42:テキスト系サイトのマニアックな分析を読んでるみたいな気分になった。後半はちょっと萌えた。
45:アイディアよりも、それを形にしてる構成とか文章に巧さを感じた。
46:あーあるある、みたいな。
47:感情の流れがリアルだった。コンタクト使ってるのでよく分かる。
48:これあの動画見てないと分からないよね。
49:勢いがありそうであんまりなかったような気がした。
51:あるある(ry
52:そういや矢口って大昔はかわいかったな、と懐かしくなった。
53:いじめカコワルイ
54:タイトルからして、日本のミステリー好きな人が書いたんだろうなって思った。
55:切り方が凡庸に感じた。この手の話は切り方次第で全くイメージが変わったりする。
56:パロにしてはひねりがない。同じ作者なら(ry
57:パロにしてはひねりがない。同じ作者なら(ry
58:この構成なら、前半と後半を際立たせる+αが欲しかった。最後のAAはあざといと思った。
59:ネコの持ってる得体の知れない不気味さは伝わってきた。れいなを飼い主側に設定したのも新鮮だった。
60:ワンシーンのスケッチとしては悪くないと思った。
61:これだけじゃもはや萌えられない自分の業の深さを呪うばかりです。
62:紺野のヨイショを真に受ける矢口、って考えたらちょっと面白かった。
63:ちゃんちゃん、って感じだった。
- 509 名前:酔 投稿日:2004/12/29(水) 14:23
- 64:アイディアは好き。だらだらとした書き方なのがもったいないと思った。
65:バカップルすぎ。
66:捕らえ所のない落ちがうまく味になってるような気がした。ちょっと好き。
67:手抜きのない構成と筆致には好感。手堅く読ませてくれた。
68:最初の方に出てたらインパクトあったかもしれない。惜しい。
69:もうちょっとお話のフォーカスを絞って欲しかった。
70:マネージャーの苦労は伝わってきた。
71:いまいち猛スピード感が出てないように思った。
72:なんか身につまされた。
73:すごそうな雰囲気はそれなりに伝わってきた。
74:旬の話題そのままってのはどうも。こういうのこそカッチリ落として欲しい。
75:最後が唐突に感じた。狙いかも知れないけど、軽く布石をおいてあった方がいいと思う。
76:ノリ一発! みたいな感じだった。
77:視線が柔らかすぎて深みが感じられなかった。
78:ナルシシズムしか読みとれなかった。
79:ファンタジックだけど文章がスカスカすぎると思った。
80:アイディアはいいと思った。なんかもっとうまく料理出来るような気がするけど、具体的にどうすればいいのか分からない自分がもどかしい。
- 510 名前:( ^▽^ ) 投稿日:2004/12/29(水) 15:00
- 41 クリスマス
よっしーじゃなくてよっすぃーだと思うんです。ヨッシーって、マリオかよ!
ってなんかこう、突っ込みたくなっちゃうんです。いえ、下ネタとかじゃなくって。
もしかしたら、これは新しい観点で、ヨッシーと梨華でヨシりか、みたいな、
異種族間交流の先駆けなのかな、って、そんなことも少し思いました。
コタツの下で行われる情事って、良いものですよね。
よっすぃーの、今時つんく♂さんも言わないようなセクハラギャグには、
ちょっと許せない思いが込み上げたりもしました。
42 ケーキあげる
これって、ただのさゆれな萌え、っていう話じゃないと思うんです。石川は。
6レス目で、れいながさゆのことを餌付けっていうとこが出てくるじゃないですか。
多分、多分ですけど、作者の本当に言いたいことは、その逆じゃないのかなって、
そんな風に思うんです。さゆみの方がれいなを食いつぶして行く。そういう、
ちょっと背筋が寒くなる、空恐ろしい話だと思うんです。良く分かりませんかね?
図にすると、れいな←さゆみ、じゃなくて、れいな→さゆみ、っていう、そういう感じで。
え?みんな気づいてる?ごめんなさい。空気読めなかったですね。
43 モーニング娘。は無血虫の陳列場
機械なのに私はなんでこんなに気分が落ち込んじゃうんだろう。
そんなことを考えさせられちゃいました。もっと安倍さんみたいに、
牛のように、いや、豚のように図々しく生きていかなきゃだめなんですよね。
私、ちょっと泣いちゃいました。
44 チキンライス
美貴ちゃんは羨ましいな。だって、辛い事にじっと耐えることが出来るんだもん。
ところで、このお話はすごく、貧乏人の根性を表していると、石川は思うんです。
ほら、貧乏人ってなんか金ピカな物とか身につけるの好きじゃないですか。
明らかにメッキなのに、金ピカだったらそれだけで偉いんだ。みたいな、根性。
いや、貧乏人っていうか、田舎者って言った方がいいのかな。どっちにしても、
なんかクサイですよね。ダメですよね。ああ、ごめんなさい。今日の石川は、
どうしてか分からないけど口が悪いです。
- 511 名前:( ^▽^ ) 投稿日:2004/12/29(水) 15:14
- 45 φ
すごい皮肉なお話ですよね、これって。将来だとか常識だとかを憂える、
大人の方が死んじゃって、刹那的な思考のさゆみの方が生き長らえてる。っていう。
実際、世の中ってこんなものですよね。どんなに正しくっても、死んじゃうときは、
死んじゃうんですもんね。私がどんなに頑張っても、出来ないものは出来ないし、
怒られるときはやっぱり怒られちゃうんですもんね。
よく努力した者は必ず報われるとか言いますけど、そんなはずないじゃんって、
そういうことに気づかせてくれるお話ですよね、これって。
あーあ、なんだか私もどうでも良くなってきちゃった。今が良ければそれでいいじゃん。
敬語とか面倒じゃん。女は美しいまんまで死んだ方が美しいじゃん。
さゆみが絶対的に正しいのよ。このお話の男は馬鹿ね。絶対的に馬鹿。
死んで当然なのよ。でも、さゆみも死ぬべきだと思う。つまり全部死んじゃえ!ってね。
もうそれでいいんじゃないかなー。私はそう思うんだけど。
46 寺田脳内〜ハローマゲドン2005〜
つんくなんて死んじゃえばいいのよ。何がピコーンよ。ふざけてんじゃないわよ。
それで一体何万人の人間が負の感情に包まれると思ってんのよ。馬鹿じゃないの。
恥を知りなさいよ、つんくは。
47 コンタクトレンズ
辛かったら死んじゃえばいいのよ。ステージの上でだって、自殺は出来るのよ。
それも出来なかった絵里は馬鹿だと思うのよ。
※石川大ネガティブ思考中につき、しばらくお待ち下さい。
- 512 名前:( ^▽^ ) 投稿日:2004/12/29(水) 15:23
- ごめんなさい、またネガティブになってました私。反省反省。
明るく行きましょ♪合言葉は皆わかってますよね?え?分からない。
しょうがないなー、いい?一度しか言わないわよ?合言葉は「しないよ♪」
48 S → A
かわいいねー、さゆみんかわいい!エリザベスキャメイなんかより、
何十倍もかわいい!それだけでお姉さんは満足!ごっつぁんです!
49 ひとつだけ
良いよね!良いよね!亜弥ちゃんと美貴ちゃんって、こっちが見てるだけで、
なんか幸せになるもんね!時々するケンカもまたかわいいよね!
お互いの意地の張り合い!もう最高!かわいいよね!かわいいよね!
50 燃ゆる恋のしもべ達
良いよね!これもすごい良いよね!題名だけでなんか恋したって気になるもんね!
燃えてくるよね!もう私ったら恋のしもべだわん!って言うだけで、ヘロヘロンて、
クラクラしてくるもんね!もう最高!
私!テンションションが!高く!なりすぎて!凝れ!以上!感想!しないよ♪!!
- 513 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/29(水) 15:58
- 61:悪くないですけど、この企画のどこかで見たようなオチでした。
62:最後の一行はよかったです。それしか言うことがありません。
63:この企画のどこかで見たようなフリとオチでした。劣化コピーに感じました。
64:変わってますけど、面白いかといえばそうでもなかったです。
65:よかったです。うまいアイデアのいかし方だと思いました。
66:最高です。シュールなセンスがあると思いました。
67:オチは分かりやすく転びましたが、展開が面白かったです。
68:それはよかったですね。
69:悪くないですけど、普通の長さにしてください。
70:気まずくなりました。
71:悪くはないんですけど、良くもないです。
72:シンプルで、オチがきいていて、面白かったです。
73:惹かれませんでした。
74:時事だということくらいしか、評価のポイントが見つかりません。
75:意外な展開ではありましたが、それがよかったかというとそうでもありません。
76:まぁ、こんなのがあってもいいんじゃないでしょうか。
77:何度も読んだことがある気がします。
78:読者は知らなすぎると思います。
79:感情がおかしくてついていけませんでした。
80:それほど心が動きませんでした。
- 514 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/29(水) 15:59
- 81:オチ以外は発想も展開も大好きでした。
82:雰囲気がよさ気ではあるんですが、そこ止まりでした。
83:勢いは嫌いではありません。
84:そうですか。
85:そんなクレヨンがあるといいですね。
86:悪くないですけど、インパクトもないです。
87:そうですか。
88:そうですか。
89:そうですか。
90:そうですか。
91:そうですか。
92:とても面白かったです。目から鱗が落ちました。
93:発想がいいですね。オチも言い方だけですけど、よかったです。
94:誰でもいいと思ってしまいました。
95:そうですね。
96:悪くないんですけど、それほどでもないです。
97:雰囲気と日常を逸脱しない感じがよかったです。
98:ハートがありません。
99:悪くないですけど、こういうの多いです。
100:測定してください。
101:時事ネタですね、きっと。
- 515 名前:せっかく読んだんだから 投稿日:2004/12/29(水) 19:49
- ようやく休みに入ったので半分を一気読み。
評価は肌にあったかどうかで主観のみです。
01竹02梅03梅04松05竹06竹07竹08松09竹10竹
11竹12竹13竹14松15松16竹17松18松19竹20松
21竹22松23竹24竹25松26松27竹28竹29梅30梅
31梅32梅33竹34竹35松36梅37竹38松39竹40梅
41梅42松43松44竹45竹46梅47竹48竹49梅50?
04好き
08好き
14微妙に無理矢理っぽい(狙って出来るのかよ!)けどイイ
15好き
17オチワラタ
18おもろい
20おもろい
22おもろい
25微妙さが好き
26好き
35かおのの萌え
38徐々にズレてゆく感覚がイイ
42好き
43オチワラタ
- 516 名前:どかーん 投稿日:2004/12/29(水) 22:42
- 65 「突然ですがニュースです」
CPは禿しく苦手分野なんだけどね。テスト範囲に入ってれば赤点取るくらいの勢いで苦手なんだけどね。
しかし勢いが好みだったのか、好きか嫌いかで言えば好きだ。
74 世界の中心でアイが叫ぶ
文体は嫌いじゃないんだけど、ほんとに普通に太平洋の中心で叫ぶ話でどうする。
太平洋のど真ん中が世界の中心なのかと小一時間(ry
揚げ足取りたくなる作品でした。
78 あたし余計なこといろいろ知りすぎたみたい
俺は大事なことをいろいろ知る術を奪われたみたい。
82 電車の中の二人
やぐよし流行ってるんですか?
落ちてるのかどうか微妙。どっちかって言うと続きそうな終わり方だよな。
朝から晩までの24時間の中の一時間をいきなり切り取ってそこだけ見せられたみたいな。
- 517 名前:てれってー 投稿日:2004/12/29(水) 22:56
- 82:うーん。情景が綺麗なだけでは物足りない。キャラに娘。っぽいのをあまり感じなかった。名前だけで想像できるほど想像力が豊かでもないので…
91:オチがもうこれしかないだろうってベタなところに落とされて残念。エロを期待させて実は、ってのはかなりありがちですよね。アイコンタクトも、録画であることを考えると、暗号として意味あるのかなとも。
92:名前の羅列にうけた。ギャグなのにハードボイルドで地の文がふざけてなくてすげー好感を持った。面白かった。
93:不条理なフリなのにヤグチの行動が面白くなくてガッカリ。オチもあまり効いてなくて残念でした。フリはいいんだけどなあ。
94:マジでオマエ誰だよ! 面白かった。
95:夢比べで一瞬期待したけど、比べることに意味がなくてがっくり。オチを読んでうへえと思った自分にうへえ。俺って安倍ヲタだったみたい。知らなかった。
96:こんな妄想読まされても。オチがあればいいってもんじゃないだろ、と思った。もうちょっと何か面白いことをしてくれと思った。
97:333シリーズの最後のキャスティングと一緒なので本歌取りでしたっけ、和歌で上首だけ別の人のからもってくるやつ、あんな感じのリスペクトなのかなと思った。でも、キャラの好感度は圧倒的に333シリーズのほうの最後の作品の方が上。キャラの魅力が判ってないと思った。同じ作者だったらちょっと悲しいです。
次回最終回!
- 518 名前:どかーん 投稿日:2004/12/29(水) 23:59
- 101 雪の日
俺の住む町にも今日雪が降りました。
父さん、東京の冬は白いです。
100 ピーク測定
ドラえもんが「ピーク測定機ー」と言ってる画が浮かぶわ浮かぶわ…。
ネタ系は好きです。今回の企画のに限って。
99 初雪
…ごめんなさい。
やまなしおちなしいみなしかと思ってしまいました。
どうせなら斬新な組み合わせで書いた方が印象に残ったかもしれません。
みうなとあさみとか。だったらがっつくよ!
それだと書いた人としては意味ないのかもしれないけど。
98 フォレストハート
…長い。
申し訳ないけど俺にはこの世界観を受け入れる度量はないようだ。
入っていければきっと楽しめるのだろうが、今一入りきれなかった。
58 今は昔
決してかおのの好きではないんだけど、いいもん読ませてもらったなあと思った。
ここまで読んだ中では一番好き。
- 519 名前:てれってー 投稿日:2004/12/30(木) 00:28
- 85:いしよしごまリレー。卒業への感傷。そんな惹かれるメンツでもないけど、最後に読んだせいかしみじみした。最後に読んだのがこれでよかったかも。
98:好みではない作風ですけど、花の描写が異質ですごく面白かったです。好みじゃないのに楽しめるってすごい。シゲさんは絶対こんな聖人君子みたいな人じゃないと思った。でも良かった。
99:んー… キャラは出てると思ったけど、情景描写もので色々思うのは難しいと思った。読んだ、ぐらいしか書くことがなくてごめん。
100:発想とかところどころ面白かった。メンバー別ネタの羅列は他にも沢山同じような作品があるのであまり楽しめなかった。オチの表現でこれまでさくさく書いていた藤本口調なしで周囲の言葉で表現したのはセンスあると思った。
101:綺麗にまとまってるけど、名前以外に紺野らしいところを感じられなくて残念。
おわり! 適当な感想で失礼しました。
- 520 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/30(木) 00:55
- 92 超高速バトロワ
名前の羅列に受けた。そして数えてみたら、二人足りない。キッズの石波と藤
本だと思うのだが、何か意味でもあるのだろうか。
93 消えたおいらの1センチ
身長の質量保存(?)の法則、という発想は新しかった。
の割には落ちが普通でがっかりした。矢口は可愛らしく描けていると思う。
90 最終回
時事ネタをうまく使った話だが、ストーリーがかなり変化球。
きちんとした物語が好きな人には受け入れられないかもしれないと思った。ラ
ストは飯田=宇宙と交信、という発想からだろうか。飯田圭織フォーエバー、
といった感じは伝わったと思う。
- 521 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/30(木) 00:56
- 94 はらからども
このAA誰だ、と思ったら何とエスパー石井。ハロプロを風のように駆け抜け
た人である。この人選が話を面白くしているように思えた。平家や福田では笑
いは取れまい。しかしながら石井と福田、あさみのAA似過ぎ。
95 私の解釈
前半の石川のジョン(よっすぃー似)の夢も後半の後藤のなっち力士の夢も面
白かったが、惜しむらくは前半と後半で話のつながりがない(もしくはわかり
にくい)という点。二つを切り離しても成立する話だったので、そこを何とか
してくれればより面白みが出たかもしれない。
縦読みについてはノーコメント。器用だなとは思うが。
96 涙止まらないわ
飯田と紺野の感動物語か、と思いきや台本か、という脱力系のネタ。
ネタバラシとそこからつながるタイトルにかぶせた落ちは基本に忠実だが、取
り立ててインパクトもなかったかもしれない。落ちが少しあっさりし過ぎてい
たように思う。
- 522 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/30(木) 00:57
- 97 510の女
510円、で510の女というタイトルのつけ方は面白い。
一連の333シリーズと同じ舞台で繰り広げられる物語で、何だが去年冬に立
てられた「ホワイトスクランブルフィルムズ」を思い出した。しかしひとつの
作品として見るとそれなりの評価しかできない。
82 電車の中の二人
333シリーズのせいでやたら多いなと錯覚してしまうやぐよし。
吉澤が念を押すように「帰りますよ」と言った真意はどんなものだろうか。そ
れに対しやはり自分の気持ちを素直に出せない矢口。辛いなあ。
101 雪の日
紺野の子供の頃の、思い出。
偶然なのかもしれない、だが、紺野の中では偶然ではないのだろう。その思い
を仲間に伝えたくて、あの時のだるまサンタを作る。というのは少々深読みか
もしれないが。
素直に心が暖まる話だったように思う。
- 523 名前:名無し戯言 投稿日:2004/12/30(木) 00:59
- 100 ピーク測定
ピークを測定する携帯、というのは面白かったが携帯にする必要が果たしてあ
ったのか。流れる着うたが何か話に関連してたのだろうか。
ともかく、ひとつひとつの小ネタは面白かった。ただ、それだけで終わってし
まったような気がしないでもない。大きな落ちをつけられたら。
99 初雪
久しぶりに見たな、おがたか。
福井と新潟じゃ雪国という接点しかない(福井は西、新潟はどちらかといえば
東)のに、一緒に上京してきた地元の友達と言い切ってしまうのは少し無理が
あるような。時間がたつにつれ高橋が方言丸出しになっていく様は悪くない。
98 フォレストハート
田中と道重。突っ走り気味の田中とその理解者である道重、という構図は「追
憶のブルースカイ」でも見たことはあるが。
夢の中の出来事は道重ともう一人の自分との対話だったのだろうか。田中を見
放しそうになった自分をもう一度見つめなおす行為というか何と言うか。重厚
な文章と複雑な比喩、読み応えは確かにあった。
85 空色のクレヨン
タイトルから連想した通り、希望にあふれた話だった。
いしよしごまなのだが、話者を適度に入れ替えていて3者3様の心情を読み取
ることができる。それぞれがとった行動も(特に吉澤のクレヨン)非常に本人
らしいと言うか何と言うか。石川卒業に寄せたいい話だと思う。
- 524 名前:(0^〜^0) 投稿日:2004/12/30(木) 01:00
- 51 中澤さんのいない日
全体的にはさ、誰が誰の台詞なのか全然わかんないんだけど、
>「どーもぉー世界で一番可愛いとギネスブックで認定されることになりました亀井でーす」
とかの亀ちゃんの台詞だけ妙に立ってて、なんかゾワゾワとした快感が込み上げるよね。
52 333の女
コ、コ、コ、コイツはすごい。理想的やぐよし。でも、こんなかわいらしい矢口さんは、
現実には絶対に、絶対に有り得ない。実際にこれが現実であったりすると、現実はこうなるはず。
「また辻かよ、あのヤロー、ダブルユーでーすじゃねぇっつーんだよ、
あぁ?もう17のくせしてよぉ?何がダブルユーでーす、だ。子どもぶるのも、
たいがいにさらさんかいボケッ!あぁ?矢口さんほんと小さいですよねぇだと?
ふざけんじゃないわ!おい吉澤!東京タワー行くぞ!」
嗚呼でもここまで想像するとやっぱり矢口さん萌える。たまんないっす。
53 Spark out
特大亀花火。うおう、漢字にすると何やらエロイ。特大っていうのと亀ってのが結びつくと、
何かものすごいエロースが発散される気がする。それはイデアへの憧れ、完璧なる物への憧れ。
つまり亀ちゃんのアソコはイデアなんだ!プラトンが言うように遠くに存在するわけでも、
アリストテレスが言うように物に内在するわけでもないんだ!イデアは身体の表面に、
棒状に存在するんだ!それはとてつも無くでかいんだ!特大なんだ!
そしてそれには導火線がついているんだ!それは夜空にキレイに花を咲かせる花火なんだ!
でも背中にとんでもない熱さを感じるんだから、亀ちゃんの亀ちゃんは背中向きについているんだ!
それはとてつもなくでかいんだ!特大なんだ!だからどうしたんだ!萌えるんだ!
- 525 名前:(0^〜^0) 投稿日:2004/12/30(木) 01:22
- 54 柔らかなテロル
ダメすぎる、ダメすぎるゆえに私の脳髄に直撃してくる。つんく♂が愛しすぎる。
ああミキティごめんね亀ちゃんごめんねさゆみんごめんねれいなごめんね。
みんなそれぞれすごい萌えるの。それは絶対間違い無いの。でもねでもね、事実は事実なんだ。
曲げられないんだ。みきさゆえりれな、それ以上につんく♂に萌えるんだ。
つんく♂に萌えてしまうんだ!ブリーフ一枚でミキティに蹴られるつんく♂!
れいなにコーラーをかけられるつんく♂!さゆみんにつんくちゃんって言って甘えられるつんく♂!
どれも、私の心の奥のイケナイ部分をすごく尖って長い針で突つくんだ!
それは快感なんだ!気持ちいいんだ!背徳的なんだ!でも萌えるんだ!
つんく♂の最後のこれからもお願いしますって発言にも深読みを加えて、萌えちゃうんだ!
私は今日からつんく♂ヲタになることを決意したんだ!
55 Road to Story
良いよね!妊娠したミキティー良いよね!それ以前に人妻のミキティーって良いよね!
しかもそれなのになんなくミキティーに想いを抱き続けてしまう私自身もかなり良いよね!
良いよねっていうか、それを通り越して、なんか逆に最高に悪く思えてくるぐらい良いよね!
むしろ最高に悪いって言葉自体が良いよね!最高っていうハイテンションな感じと、
悪いっていうネガティブな感じの織り成すアンバランスがアンガールズで、良いよね!
萌えるよね!もうロード十二章ぐらい萌えるよね!今度からロードオブザリング見ても萌えるよね!
やばいよやばすぎ。ネバーエンディングストーリー見ても萌えるぐらいヤバすぎ。
嗚呼最後のシーンが何回読んでも萌えるよ。たまらんよ。思わずエレベーターから走り出て、
そのままミキティーを押し倒して玄関先でしたいぐらい良いよ!良すぎ!燃える!発火!チュドーン!
- 526 名前:(0^〜^0) 投稿日:2004/12/30(木) 01:32
- 56 Girls in 333
ガールイン333だ。多分これはあれだね。漢字に置きかえると本当の意味が分かるんだよね。
吉澤は知ってるんだわよ。ウフフ。ガール淫333。うおーエロイよー!これはエロイよー!
ごめん。やっぱ今の発言無し。短絡的すぎた。やっぱお話の中身見なきゃダメだよ絶対。
多分これはあれだよ。まだ誰も気付いてないと思うんだけど、52の題名意識してるよ。絶対。
ほら、キャスティングまで似てる、っつーか、そっくり。ていうか同じじゃん!
ちょっと、これは確実に、52意識してるよ。あちゃー、すごいことに気付いちゃったな私。
気付かない方が良かったかも知れない。話の中身は、あれだよね。
クシャミする私とそれを心配する矢口さんに萌えればいいんだよね。
簡単簡単。んじゃ行くから。やぐやぐと私に萌えた!!
57 Road to Another Story
うおー、直球にエロイよ!スケベだよ!R15だろこれ!北野映画よりよっぽどR15だよ!
あっ、今また気付いちゃったんだけど、これもアレだよね。55意識してるよね。絶対。
ほら、だって題名どころじゃなくてキャスティングまで似てる。っていうか同じじゃん!
あー、これは確実にあれだわ、意識してるわ。うわー。でも良いよね。最高だよね。
ちょっと強いふりしてるけど、私がちょっと本気出すともう逃げられなくなっちゃうミキティーとか、
もう、なんかこう、現に今私の右鼻の穴様から鼻血が垂れるぐらい、しかもその鼻血が、
なんていうか、もう、マイケル鼻血!
58 今は昔
こんな時代もあったあった。これはあれだよね。萌えるというか、砕ける。
何がって、腰が砕ける。このへいカオりん、っていうこのカオとりんの片仮名と平仮名の、
使い分けから生じるのののあの発声の違いって分かるかな?わっかんね〜だろうな。
俺がコンドームだったころ父ちゃんはピルだったみたいな、そんな違い。
でね、それがもうたまんないの。私のの大好きじゃん?梨華ちゃんとののどっちが好き?
って訊かれたたら、即効であいぼん!って応えるぐらいのののことが好きじゃん?
いや、梨華ちゃんも好きだし、飯田さんも愛してるんだけどね。だからね、この話最高!
泣ける!タイトルの色気の無さがまた泣ける!
- 527 名前:(0^〜^0) 投稿日:2004/12/30(木) 01:46
- 59 ぼえおていあの飼猫
これすごい怖い。前にも何かの企画で圭ちゃんの猫の話があったけど、
あれと同じ種類の怖さ。同じ種類っつーか、全く同じ怖さなんだけど。
まず、この絵が怖いよね。まだれいなが猫なら辛うじて想像できるんだけど、
さゆみんと亀ちゃんでしょ?私のイマジネーションだと、どうしても、
猫の胴体にさゆみんの首と亀ちゃんの亀ちゃんを挿げ替えたような、
そんな絵しか想像できないのよねー。無茶苦茶怖い。恐怖。
でも、マジおすすめ。何故ってそれはれいなが可愛いから。
妙に素直なれいなに萌えるから。萌えって良いよね。健康にも良いし。
60 333.3
みきゆう。良いね。響きが良い。みきゆう。縮めるとみきゅぅ。ああ、すごい良い。
このきゅぅ、ってところがたまらなく良い。でもって、話の中身もすごい良い。
ずるいよね。ミキティの腕につかまって、「きらきらしてるもんっていくつになっても好き」
とかいう台詞を吐く、ロマンチストで甘えんぼな中澤さんて最高にずるい。最高に塾女。
言われるミキティも羨ましいけど、ミキティに甘えつつそういうことを言える中澤さんの立場も、
なんだかそーとーに羨ましい。羨ましさの二乗、すなわちそれは感情の相乗効果。
それは更に換言すると、最高に萌えるということだ!!最高!みきゅぅ最高!ゅぅ!
吉澤はこれで去る!
- 528 名前:22の作者 投稿日:2004/12/30(木) 14:47
- 6レス目は漏れじゃない!!!
削除依頼出しておきます!!!
- 529 名前:( `.∀´) 投稿日:2004/12/30(木) 21:38
- 吉澤の感想は最低ね。品位の欠片も見られないじゃない。
61 スペースロマンス
昭和チックなタイトルが良いわね。内容も素敵よ。
でも、私はこのお話の最大の焦点は6レス7レス目だと思うわ。
みきごま万歳、という一言と、このスレッドは最大記事数を超えました。
というフレーズが織り成すダイナミズム。それが私の心を突き動かすのよ。
帝国主義時代の日本を思い出させるのかしら。深いわね、みきごま。
62 まともな日常
素直になれない矢口が愛しい。それ以上でもそれ以下でも無いわ。
紺野が不憫だけど、矢口がこの後紺野に対してフォローのメールを送った。
とか考えると、また愛しさが込み上げてくるから不思議よね。現実には絶対に有り得ないのに。
63 かけがえのないもの
この企画の中盤でこういう話を持ってくる作者の勇気は賞賛に値するわ。
でもそれは勇気じゃなくて、無謀なのかも知れないわね。可哀想だけど、
私はこの話は3レス目だけ読んで次に行くわ。
64 ティッシュペーパー
タイトル見て男子中学生的で安易な発想しかできなかった自分が憎らしいわ。
でもまあそれもあながち外れてもいないんだけどね。これはメタファーで構築されたお話でしょう。
ちーんずるずるもぞもぞ、とかいう擬音と、最後の道重が手鼻をかんで亀井の元へ走って行くシーンが、
このお話をすごく象徴しているわ。私の解釈は敢えて言わないけど、
亀井も不幸な名前の下に生まれたものよね。
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