『オムニバス短編集』感想用スレッドVol.6
- 1 名前:第10回支配人 投稿日:2002年12月23日(月)04時02分40秒
- 前スレに引越し警報が出たので新スレを立てました。
あとがき、カムアウト、感想は引き続きこのスレでお願いします。
基本はsage進行で。
- 2 名前:雨乞いを書きました 投稿日:2002年12月23日(月)09時31分43秒
- みなさん、お疲れ様でした。
酷い出来の物語を投稿してしまい、反省の日々を送っていました。
後先考えずに突っ走るのは、我が一族の特徴のようです。
普段は規模を考えずに書いていましたので、
短編がこんなに難しいとは思いませんでした。
こちらで書かせて頂いたのは初めてなので緊張しました。
さすがに娘小説の本場だけあって、素晴らしい作品ばかりでしたね。
本当に各作家さんの熱意が伝わって来ました。
しかし、ダイヤモンドレインの作者さんが、ギルドと同じとは・・・・・・
私の物語についてですが、こんな物語を軽率に投稿してしまい、
恥ずかしくて穴があったら入りたいくらいです。
こんな駄作に対しても、真面目な感想を頂いて、マジでびびりました。
ご指摘されたように、軽率な言葉が多く、ストーリーも中途半端です。
これでは読んで頂いた方に失礼でしたよね。
出来れば忘れて頂けるとありがたいです!!!
私は狩で『なっち探偵の事件簿』を書いていました。
背の高さと力は男性並ですが、負けず嫌いな割に小心者の♀です。
最後になりましたが、みなさんごめんなさい。
そして、ありがとうございました!!!
- 3 名前:アメ後の後書きと長い言い訳 投稿日:2002年12月23日(月)12時32分29秒
- 初めて書き、もちろん初めて投稿しました。
書いている最中はどこまで漢字を使って良いのか、言葉を使って良いのか、
行間はどこで空けるのか、濁点などは?と様々な疑問の中書いていました。
投稿している最中も本気で吐きそうになりました。
何故こんなにも有名な作家の方達が集まる場所に投稿しているのだろうと。
でも初子だったので親心で送り出してしまいました。
そして投稿し終わった後、他の方の作品を読ませて頂いてさらに胃が痛くなりました。
書くという作業の大変さを身を持って経験できたのは嬉しかったです。
読者レスも、もう軽々しくできないかもしれません。
よっすぃーは誰か、主人公は誰だ?という話がありましたので言い訳をさせてもらいます。
石川さんの言う「よっすぃー」は自分にも誰かはわかりません。
吉田くんかも知れないし吉永さんかも知れません。男か女か日本人かもわかりません。
吉澤ひとみは自分で吉澤ひとみだと言っているので間違いなく吉澤ひとみです。
Seekには様々な吉澤さんがいるのでアンリアルというジャンルなら、
よっすぃーという渾名が無い吉澤ひとみがいても良いんじゃないかという陳腐な発想からこの話は生まれました。
- 4 名前:アメ後の後書きと長い言い訳 投稿日:2002年12月23日(月)12時35分59秒
- だからぶっちゃけ雨は後付です。無理やり吉澤さんの心境にくっつけたつもりです。
雨がテーマだというのにすいませんでした。
アメ後というタイトルは雨×後藤です。
雨があまりに弱かったので書いたのと、読んでいる方に少しでも主人公は後藤だという先入観を持って欲しかったからです。
一応自分ではこの話の主人公は吉澤さんだよ。というヒントは置いておいたつもりでした。
弟が居る事と石川さんに対してウザイという意識を持った事です。
弟は後藤にもいるじゃないか?はい、知っています。
ウザイなんて誰でも思うだろ?はい。しかし自分の中では石川さんに対してウザイという言葉を使って良いのは吉澤さん唯一人なのです。
だからこの話を混乱されている方がいると少し嬉しかったり自分の文章力の未熟さを痛感したり、
あっさり話を理解されている方がいると安心したり少し悔しかったりしました。
- 5 名前:アメ後の後書きと長い言い訳 投稿日:2002年12月23日(月)12時38分05秒
- 最後になりましたが自分の話に少しでも目を通したり、感想を書いて頂いたり、
ましてや投票してくださった方々、本当に有難う御座いました。
誰も投票してくれなかったら自分でするつもりでした。本気で。
心から楽しかったです。次に書くときは性格の良い話を書きたいです。皆さんお疲れ様でした。
- 6 名前:rainfallと安倍さん。を書きました 投稿日:2002年12月23日(月)13時37分39秒
- 企画に携わったみなさん、お疲れ様でした。
初参加なのに複数投稿して申し訳ありませんでした。
2作とも、なかよしをなちよしを書きたかっただけなので、
案の定すごく一人よがりなものになってしまいました。
そんな話に感想を下さった方々、有難う御座いました。
青板「恋してしまった」の作者です。
- 7 名前:ランキング娘。 投稿日:2002年12月23日(月)13時52分45秒
- 今回の投票、違う形で並べ変えてみました。
検証はしてないので間違い等あるかもしれません。
あくまで参考程度にお考えください。
また容量を考えて上位のみを載せていますが、要望があれば残りも載せます。
- 8 名前:ランキング娘。 投稿日:2002年12月23日(月)13時53分15秒
- 投票数でのランキング(10票以上のもの)
(18) 31.十五の思い出
(17) 21.サーカス
(15) 41.It is not raining.
(14) 04.ダイヤモンドレイン
(14) 16.すべては彼女の気分次第。
(14) 36.冬の雨
(14) 40.カーテンコール
(13) 30.たまゆら
(13) 34.一人の部屋で
(13) 53.メロン記念日の一番長い日
(12) 02.小さな反乱
(12) 13.雨は何も知らない
(12) 29.破片世界のサヤカ
(11) 06.中澤組四代目 〜残侠伝
(11) 39.雨の時代
(10) 38.天がくれた
2点だけのランキング(3票以上のもの)
(7) 31.十五の思い出
(7) 36.冬の雨
(7) 47.台風の涙目
(6) 21.サーカス
(5) 04.ダイヤモンドレイン
(5) 02.小さな反乱
(5) 29.破片世界のサヤカ
(5) 06.中澤組四代目 〜残侠伝
(5) 17.銀色の雨が降る真夜中に
(4) 39.雨の時代
(3) 41.It is not raining.
(3) 30.たまゆら
(3) 13.雨は何も知らない
(3) 38.天がくれた
(3) 50.クラスメイト
(3) 45.ウワサの真相
- 9 名前:ランキング娘。 投稿日:2002年12月23日(月)13時56分35秒
- トータルとあわせて「十五の思い出」が三冠。
投票数ランキングでは「It is not raining.」「すべては彼女の気分次第。」はマイナーCPながら、
萌え要素を取り入れ幅広い層に人気があったようだ。(今回こんまこは決してマイナーではないが)
「カーテンコール」「たまゆら」といった独特な世界観のもの。
「一人の部屋で」「メロン記念日〜」のキャラを前面に出したものも順位を上げている。
逆に「冬の雨」「台風の涙目」は狭い範囲で強い支持を受けた結果となった。
特に「涙目」は全9票中7票が2点。好みの別れる作品になったようだ。
「冬の雨」は心の闇をテーマにした内容が「涙目」は運転手とのやり取りが評価の分かれ目だろうか。
ちなみに平均点でのランキングはこちら。
- 10 名前:ランキング娘。 投稿日:2002年12月23日(月)13時58分15秒
- 平均点ランキング(総得点/投票数)※投票数2票以上のもの
(1.78) 47.台風の涙目
(1.67) 54.あなたの雨に包まれて。
(1.63) 17.銀色の雨が降る真夜中に
(1.50) 36.冬の雨
(1.50) 45.ウワサの真相
(1.50) 44.雨のち晴れ
やはり「涙目」がダントツ。痛めな話が上位にきている。
余談:
上記ランキングとは関係ありませんが、今回のベスト3は形は違えど「辻加護」の関係を
テーマにしたものだったのが興味深いですね。
果たして、この二人に紺野・小川を加えた4人が今後の主力になってくるのでしょうか?
- 11 名前:小さな反乱を書きました。 投稿日:2002年12月23日(月)16時59分40秒
空回りしてるとか、ふさげてるとか、オチが読めたとか、長すぎるとか
散々な評価を頂いたこの作品ですが、改めて読み返すと本当にその通りでした。
今後の反省材料にしたいと思います。
っつーか、何でこんなに順位高いんだろ?。
みんな、怒りながら投票してくれたのか?。
それともドッキり?。
嘘です。
素直に嬉しいです。
本当に有難う御座いました。
花の「お笑い娘漂流記」。
紫の「ブラックドリーム」。
前回短編で浮きまくっていた「新タンポポ物語」も僕の仕業です。
管理人さん、支配人さん、読者の方々、本当にお疲れさまでした。
- 12 名前:明日、天気にを書きました。 投稿日:2002年12月23日(月)17時39分02秒
- 今回、初めて参加しました。
全体的につたない文章にもかかわらず、いろいろな方が読んでくださって感激です。
ここで補足という名の言い訳を。
この話を思いついたとき、とりあえず歳が離れすぎておらず、なおかつ中学生メンバーが
入っている組み合わせ。
そして現実の娘。で精神的に「つながり」のようなものがあるということを条件として
考えていました。
そしてさらにその中から選出するに当たって、辻ではイメージ的に幼すぎる感があり、
紺野ではテンポがスローすぎる。
小川と新垣はなんとなく先輩メンバーとの現実の娘。での強い「つながり」のようなものを
私が見いだせなかった(矢口と新垣だとすこし年齢が離れているので…)
と言うわけで後藤と加護という組み合わせにしてみました。
思いきり言い訳です。
加護の敬語は『雨ふらし』と加護亜依という人間の間に一種の境界線のような
ものを引きたくて使わせてみたのですが、違和感の原因になってしまいましたね…
個人的には2000年あたりの2人の感じを少しだけ意識していたのですが。
- 13 名前:明日、天気にを書きました。 投稿日:2002年12月23日(月)17時39分42秒
本当はもう少し後藤の中の深い所にある加護への依存や2人の掛け合いなども
書きたかったのですが、少々多いかな…と思い削ってしまったのですよ。
そうしたら…容量、余ってましたね。
教訓・目分量はやめましょう。
最後にもう1度、読んでくださった皆様、投票してくださった皆様、本当に
ありがとうございます。
そして、作者の皆様、支配人様、集計人様お疲れさまでした!
- 14 名前:ウワサの真相を書きました 投稿日:2002年12月23日(月)19時06分25秒
- 支配人さま管理人さまありがとうございました。
投票してくださった方、感想をくださった方、本当にありがとうございました。
たくさん感想が頂けてかなりおもしろかったです。
小川さんの恋心が唐突すぎるというご意見をたくさん頂きましたが
言われるまでなんとも思ってなかった自分がはずかしいです。
タイトルは全然浮かばなくて困ってた時に
ライムスターのアルバムが目に入ったのでそのまんまつけちゃいました。
第9回「なつのおわり」第8回「幸せですか?」を書きました。
(印象が薄いものばかりでごめんなさい。)
めちゃくちゃ楽しかったです。ありがとうございました!
- 15 名前:ののヲタ 投稿日:2002年12月23日(月)21時08分20秒
- 十五の思い出(辻が南に行く話!)掻きますた。
昨日書き込んだものが余りにお粗末だったので、言い訳代わりに。
ネタ崩れの話とは言っても、精一杯に書いた話です。
たくさんの投票をしていただき、嬉しかったです。
ここで後書きを書くのは気恥ずかしいので省略しますが、
前スレ280-282の名無し娘。さんの解釈で大まかな部分はあってるかなーと。
それでは、「辻が南に行く話」を読んでくださった皆様、
その他関係者の方々、本当にありがとうございました。
- 16 名前:「クラスメイト」書きました。 投稿日:2002年12月23日(月)23時57分52秒
- まずは皆様、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
まず、登場人物についてですが、
最初にテーマが雨に決まった時に、思い浮かんだのが「雨の中で踊る少女」という絵でして、
そこからいろいろ膨らませてストーリーを作る過程で、この役は紺野しかいないだろうと、
そしてこのストーリーで紺野の相手役を、と考えた時に小川がぴったりはまったわけです。
自分としてはかなり気に入った配役になっています。
でも予想以上にこのCPが多くてびっくりしました。
それからご指摘を受けた文章に関しては、言い訳がましくなりますが
初めはもう少し情景描写なんかも多くて、凝った文章だったんです。
が、どうも作品のテーマや世界観が伝わりにくいと。
そこで少し文章を削り、淡々と書いて作品のテーマが前面に押し出る様にしたかったわけです。
それと、人生で一番多感な思春期特有の若さ、みたいなものも出したかったんですけど
なんだかただの幼稚な文章になってしまったような…(汗
あとは、台詞にも結構気を使いました。
最後にカミングアウト。
前々回、「友情のキューピット」「青い顔の理由」書きました。
- 17 名前:『冬の雨』を書きました 投稿日:2002年12月24日(火)00時06分44秒
- まずは皆様、お疲れ様でした。
予想外に高い順位に驚いています。読んでいただいた方、投票いただいた方ありがとうございました。
この話はテーマ決めのときに最後まで雨と競っていた「ミステリー」を使いたくて作った話です。
二つのテーマを重ねて考えた結果、このようなトリックになりました。
とはいえ感想にもありましたが、推理の根拠が弱く本格とは言い難い内容です。
吉澤の持ってたオーナメントが、実は加護の傘から出てきた事にしようかとも思ったのですが、
結局ミステリ性より最後に加護が犯行を否定するぼやけた結末の方を選びました。
- 18 名前:『冬の雨』を書きました 投稿日:2002年12月24日(火)00時07分40秒
- もうひとつ、今回はリアルな葛藤を書くという意図もありました。
最近こういう気持ちになることもあるのではないかと、結構本気で考えたもので。(マジヲタ的ですが)
本スレのほうではなかなかこういう話はできないので、良い機会になりました。
一応お断りしておくと、あくまで「一番仲が良くて一番負けたくないライバル」なのが前提です。
決してアンチな考えではないことを御了解ください(w
最後にカミングアウト。
短編集には何度もお世話になってます。真夏にコーンスープ飲ませたり、クリスマスに異世界バトルしたり、
○○さんを殺し屋にしたりしてます。(前スレ283さん大正解)
ちなみに今は空板で「百姫夜行。」を書いています。
ということで次回の開催も楽しみにしています。
- 19 名前:「サーカス」書いたアフォです 投稿日:2002年12月24日(火)01時10分58秒
- 支配人さん、管理人さん、読んでくれた人、感想を書いてくれた人、投票してくれた人、
そして短編に携わった皆様、本当に有難う御座います、そしてお疲れ様でした。
今回も反省点ばかりで、どうしようもないほど不甲斐無いです。
まず、虐待というテーマを作品の中の一つのテーマとして入れたのですが、
それをおざなりのような形で消化したのを自分自身、失敗したなと思ってます。
後半のほうが粗くなったのも事実で、制限レス数を懸念した結果、大分内容を
削ってしまい、読者さんを不快にさせてしまったのも、反省点の一つです。
テーマについては感想で書いて下さったように、冒頭とラストで同じ言葉を使い、
どこまで印象や意味の変化を描けるか、というのを心掛けてました。
文章は優しい三人称?なるべく視線を話の中の辻と加護に合わせて書いたんですが、
が、何分、元々文章力など皆無ですから読みにくかったと思います。
- 20 名前:「サーカス」書いたアフォです 投稿日:2002年12月24日(火)01時11分32秒
- 後、ピエロが言っていた言葉というのは、これは主観なんですが、
ピエロ=この世の縮図=人を喜ばせる為に演技をする=小学生当時の加護の思想。
と、わけわからなくなってしまいましたが、加護と辻は雨の音によって意識が覚醒し、
ピエロ=加護、の本質を垣間見た・・・すいません。上手く説明できなくて・・・
この話に必然性はあるのか?という感想を頂いたのですが、自分は加護と辻がいなかったら
この話を思いつくことは無かった訳で、娘。がいなければ長文なんて生涯書くことも
無かったと思っていますので、それは個人的に「ある」と、断言します。
内容はなるべく自分のイメージの辻と加護を書いたつもりなんですが、それに違和感を
持ったというのなら申し訳ないです・・
そしてこんな票を貰えるとも思ってなかったし、上手いという感想を頂けるなんて
本当に素で思っていませんでした。本当に有難う御座います。
- 21 名前:「サーカス」書いたアフォです 投稿日:2002年12月24日(火)01時12分13秒
- 最後にカミングアウト。
前回はアンチ臭い作品を書いてしまい、皆さんを不愉快のどん底に陥れた
「ダンデライオンハート」の作者で、何故か娘。にテニスをさせている
空板の「青のカテゴリー」という駄文の作者です。
本当の最後、皆様、本当にお疲れ様でした、そして有難う御座います。
御蔭で非常に楽しめましたし、また機会があったら参加させてもらうかもしれません。
その時はまた宜しくお願いします。
- 22 名前:霧雨ワルツ作者 投稿日:2002年12月24日(火)08時37分47秒
- 関係者皆様、一ヵ月近くお疲れ様でした。今回もとても楽しかったです(^-^*)
今回は1レスでどこまで表現出来るのか?を試してみたくて書きました。
なのでアンリアルです。小川と高橋どころかその辺の女子中学生でも成り立つ話にしたかったので。
ENDマークが無いのは512K制限を抜ける為にやむなく…でした。
1レスの作品に感想いっぱいありがとう(●´ー`●)
カムアウト。月で魔鬼なつみってのを書いてます。良かったらどうぞ(^-^*)
- 23 名前:『銀色の雨が降る真夜中に』を書きました 投稿日:2002年12月24日(火)15時36分11秒
- 関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
自分は比較的前向きな内容の話や、
小ネタを挟みつつ冗談に走りがちな話を書くことが多いので、
今回は、それと逆のものを書こう、と思っておりました。
暗くて少し妙な雰囲気の話にしよう、ということで、こんな内容になってます。
文体に関しては、ヘンな方向にかっこつけた感じ、を目指してました。
自己満足に終わってしまいましたが…。
反省すべき事が、もう本当にたくさんたくさんあります。
出直して来ます。
そして、これからも精進いたします。
読んで下さった方、感想を下さった方、本当にありがとうございました。
最後にカミングアウトですが、
前回、『クライ・ベイビー!クライ・ベイビー!』という話を書いた者です。
- 24 名前:「雨のち笑顔」を書きました 投稿日:2002年12月25日(水)02時22分59秒
- 初めて、娘。小説を書かせていただきました…。
以前から興味はあったのですけれど、「まずは短編から!」と思ったのですけれど、
とてもムズかしかったです…。
私の読んでいる小説のCPが「かごま」で、このCPが私は好きだったので、
「かごま」を書きました。
皆さんの小説を読んで、とても上手で、感動しました!
私もこれから修行を積んで、頑張らせていただきます!
読んで下さった皆さん、ありがとうございました!
- 25 名前:名無し 投稿日:2002年12月25日(水)17時22分30秒
- ことミックのNG集で本当に松浦が藤本を「ミキたん」と呼んでる事が判明。
「お天気雨」の作者すげーぜ。
- 26 名前:名無し 投稿日:2002年12月25日(水)17時35分59秒
- >>25
その前にも、どこかで言ってましたよ。
- 27 名前:名無しさん 投稿日:2002年12月25日(水)19時30分51秒
- >>26
ヤンタンで藤本がゲスト出演した時に「ミキたん」発言アリ。
- 28 名前:名無しさん 投稿日:2002年12月25日(水)21時05分25秒
- ちゅーか何故「お天気雨」……?
- 29 名前:名無しさん 投稿日:2002年12月26日(木)00時10分16秒
- >>25
「ミキたん」は「すべては彼女の気分次第」では…
- 30 名前:「台風の涙目」を書きました 投稿日:2002年12月26日(木)00時10分57秒
- 支配人さん、管理人さん、素晴らしい場をありがとうございました。
そして、読んで下さった方、感想を聞かせて下さった方、投票して下さった方
皆さん本当にありがとうございます。
ここで事細かく解説すると、一人で大粒のレスを降らせる恐れがあります。
いや、確実になると思います。警報ものです。
なので簡単に(無理かな‥ウザさ100%の恐れ。傘をお持ちになって下さい。w)
雨女郎や雨女、運転手、そして吉澤も含め、みんなに降り注ぐ雨。
これは平等に(厳密ではなくここを歩いている限り)光り落ちる雫で
ここでは『生活の中で起こる様々な出来事=雨』として扱っています。
運転手の言葉をそのまま借りれば、その雨が響かせる音は人によって違うものであって
雨を煙たく振り払う人もいれば、買ったばかりの長靴で嬉しそうにバシャバシャと踏み鳴らす人
もいます。ついてる、ついてないの受け止め方もそれと似た感じかと‥ネガティブorポジティブ。
それだけでは納得できない日もありますが。
読み物を雨とすると同じ事が言えるかもしれません。読んで下さる方それぞれです。
極端に言えば、土に吸い込まれるか、舗道で飛沫を上げるかの違いもあると思います。
- 31 名前:「台風の涙目」を書きました 投稿日:2002年12月26日(木)00時15分29秒
- 振り返れば、いつの間にか落としてしまった物が道を埋め尽くし、それを拾い戻ることさえも
出来なくなってしまう。そういう俯きっぱなしの歩き方が悪い訳ではありません。
しかしこの話では、雨運転手のように足下ではなく頭上に広がる空を見上げ前に進む人―
―それを羨ましい、ずっと素敵な道の歩み方として書かせて頂きました。
夏にだけ一号、二号と次々に来ては去っていく台風――風の通る街で、彼女達は最近
そんな夏の気配が遠ざかっていくのを感じているのではないかと、かなり勝手に思っています。
そこで、娘(吉澤)には中身のあるいい音を、急がずに響かせて欲しいという願いを込めて
運転手に台風の目として登場させました。あのタクシーは涙を拭う台風の目でした。
ここでの風とは私達を表しています。気付かぬうちに大きな力となり街を、時に自分自身を
駆け抜ける風です。雨雲の背中をも押してしまう、掴もうとしても掴めない奴らです。
だからといって、アンチな意見ではありませんよ。
風鈴は風が無くては存在していても意味を成さないですから。
只少し、あっという間に過ぎ去る風に、自分に、空しさを感じている部分があったりなかったり。
- 32 名前:「台風の涙目」を書きました 投稿日:2002年12月26日(木)00時17分20秒
- 裏テーマは完全に風(台風)でした。感じて欲しかったのは風の方かも‥
副題は「おたふく風(邪)」でしょうか。
私は大人になってから風になったので、治りそうもありません。(w
始めはここで説明することに躊躇いもありました。
しかし作品を載せた以上、皆さんに少しでも何か伝わって欲しい、染み込んで欲しい、
という「欲」がありまして長々と書かせて頂きました。
「分かる人にだけ分かればいい」なんて思える程青くないので。
これでもかなり(作品の方も)削っているんですが、多いですね。傘は折れてしまいましたか?(w
短編という枠に無理矢理、ぎゅうぎゅうと詰め込んだ感も否めません。
それと、私に力量がないために運転手にも沢山(説明的に)喋らせてしまいました。
そこが引っ掛かっていた部分でもあったので、皆さんに指摘されスッキリしています。
確かに、そんな難い雪山を溶かした吉澤は偉いです。あそこは吉澤に理解してもらわないと、
後藤や母親との会話の軸が揺らぐので、何とか頑張ってもらいました。やはり強引でしたね。
実際、娘で運転手と対等に会話できるのは飯田くらいではないかと思います。
- 33 名前:「台風の斑目」を書きました 投稿日:2002年12月26日(木)00時21分10秒
- 雨音を取り上げたのは、雨は目より耳で認識することが多かったのと、その規則的でバラバラな音を
聞くのが好きだったので。私の中では雨=雨音というシナプスが活発なんです。娘に繋がるものも(w
こんな話にわざわざ言葉を拾いタイプして下さった方、本当にありがとうございました。
(一つ一つお返事したいのですが更に長くなりそうなので‥申し訳ないです。)
seek第一歩として書かせて頂いた、文字制限数すら知らずに慌てふためいた初心者です。
他の物を書いていたのですが、詰まったのと気分転換も含め、参加させて頂きました。
見渡せば「好きです!」と告白したい方ばかりで、ここに書くことさえ、地平線の望める広大な
大地に放り出された小動物のように、ぽつんと一匹、風に吹かれ震えております。
正直かなり暗いし、独りよがりな、吉澤一家(本物の)しか出てこない話だったので、
投票など入るとも思ってませんでした。こんなんいらねぇ!の大合唱かと‥
‥いや、一票くらいは期待してたかな。(w
とても驚いています。投票や感想を貰えるのはすごく、すごく嬉しいものですね。
これをきっかけに、また何か届けられればいいなと思っています。
- 34 名前:25 投稿日:2002年12月26日(木)14時38分51秒
- ごめん間違えた。
- 35 名前:名無しさん 投稿日:2002年12月26日(木)19時41分30秒
- てかあやみきはマイナーだったのか・・・
そうか、だから少ないのか・・・
- 36 名前:名無しさん 投稿日:2002年12月26日(木)20時40分48秒
- マイナーもなにもここは「娘。」seekだからね…
- 37 名前:破片世界のサヤカ 投稿日:2002年12月27日(金)18時20分15秒
- 作者さん読者さんそして支配人さん。皆さんお疲れ様でした。
こういうお祭りは楽しくて良いですね。
結果は決して悪くないんですが、あまり話題にならなかったのが
残念でした。(贅沢?)
たいせー達を出したり、娘。や後藤を出さなかったり、
さり気なく「もうひとりのサヤカ」って言葉を盛り込んだりしてみたんですが…。
前回よくわからないって感想を多くもらったので
今回は自分的に相当解りやすくしてみました。
おかげで好意的な感想が多かったのかな、なんて思ってます。
- 38 名前:破片世界のサヤカ 投稿日:2002年12月27日(金)18時33分25秒
- 続きです。
全体的に今回はレベル高かったですよね?
かなり読み応えある作品ばかりでした。
祭りの後の今更ですがカムアウト。
青の回で書いた十七歳のテラリウムメイカーが飼育で一番読まれた自作だと思います。
傾向は違う作品ですが未読&お暇な方はどうぞ。
ちなみにモームスのチャットしてた事がばれて、現在ネット&娘禁止令が我が家で出てます。
なので携帯からちまちま書いてます…。
- 39 名前:再生書いたス 投稿日:2002年12月28日(土)18時09分59秒
- 再生書きました。
一発ネタとして「モーニング娘。に福田明日香(元モーニング娘。)」と
いうのを書きたくて書いているうちに妙な文章になってしまいました。
あと、最近一人称の文を書いてなかったのでそれも書きたくて。
個人的な問題ですが、最近文章が荒れてましてそのリハビリも兼ねて
ガチガチに硬い文章を書いてみようとしたのですがイマイチでした。
まだまだ修行が必要なようです。
他にいろいろと書きたいこともありますが読んで下さった方の判断に委ねます。
あとがきとか解説とか実はあまり得意ではないので。
前回は「時間」を書きました。
緑で「カルアミルク」と金で「闇に咲く華」書いてます。
皆様お疲れさまでした&ありがとうございました。
- 40 名前:「横恋慕」書いた人 投稿日:2002年12月29日(日)02時16分12秒
- ( ´D`)ノ<いいらさん。釣りにいきたいのれす。
川‘〜‘)||<じゃあ、お弁当作るね。
(o^〜^)<釣り!?カッケー!
川‘〜‘)||<ん?よっすぃーはお留守番だよ?
煤io^〜^)<ど、どうしてっすか!
( ´D`)<番犬らかられす。
( oT〜T)<クーン…
( ゜皿 ゜)ノ<ヤクタタズハ ステルゾ!
◇◇CM◇◇
(・´ー`;)<盲導犬は目の見えない人を助けるのに、どうして人間は目の見えないイヌを助けちゃいけないの!
◇◇CM◇◇
(o^〜^)<お帰り〜いっぱい釣れた?ワンワン
( ;´D`;)<ヒーン、上(略)しか釣れなかったのれす…
川‘〜‘)||<もっと大勢いると思ったんだけどね…
(o^〜^;)<おっさん釣りかYO!
( ゜皿 ゜)ノ<オサーンデ モーヲタダッテ キニスルナヨ シャンハイ!
- 41 名前:天がくれた 書きました。 投稿日:2002年12月29日(日)04時29分12秒
- まず、場所を提供してくださった管理人さん、そして支配人さん、集計人さん、
そして読んで下さった方に投票をして下さった方、皆様お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
( ´ Д `)<魚じゃないよ。
あとがきとかはまとめられなくて苦手なのでひとまずこれだけ(w
(書いてたら長くなりすぎたので)
じゃあ何しに来たんだって感じですが言いたいことがありまして。
54番「あなたの雨に包まれて。」の作者さんのカムアウトを心から切望します。
コッソリ教えて下さってもいいです、とても知りたいのです。
今回はやぐごまが無いなぁととても悲しんでまして、知り合いにやぐごま書いてと言いまくってました(汗
自分で書くと、もしかしてもしかすると正体がばれるかもしれないと思って書けませんでした。
そういう私はやぐごまヲタでして、一推しをやぐごまにするものです。
で、カムアウトですが、青の回に「あの人の星」「ウインドブレーカー」書きました。
で、更新が遅れてしまっているんですが(汗 黄板でゲームとかいうものを書いてます。
感想を下さった方、投票して下さった方ありがとうございます。
お疲れ様でしたー。
- 42 名前:暇人ななしの初集計 投稿日:2002年12月30日(月)02時52分35秒
- 感想用スレッドVol.5の>>296までに書かれた感想数を作品別に集計してみました。
01.恋想 10
02.小さな反乱 12
03.rainfall 9
04.ダイヤモンドレイン 12
05.雨に消えた少女 8
06.中澤組四代目 〜残侠伝 13
07.霧雨ワルツ 10
08.お天気雨 10
09.雨乞い 7
10.雨降り 8
11.The snow letter in a bottle 8
12.天体観測 9
13.雨は何も知らない 10
14.五光 8
15.雨のち笑顔 8
16.すべては彼女の気分次第。 9
17.銀色の雨が降る真夜中に 10
18.よりみち 8
19.アメ後 6
20.明日、天気に 8
21.サーカス 7
22.また逢えたね 6
23.ずっとずっと 5
24.Plane universe Parallel universe 6
25.もらい泣き 6
26.かくれんぼ 6
27.トキサメ 6
28.魔弾の標的 6
29.破片世界のサヤカ 6
30.たまゆら 6
- 43 名前:暇人ななしの初集計 投稿日:2002年12月30日(月)02時54分45秒
- 31.十五の思い出 7
32.さびしくないよ 7
33.存在 7
34.一人の部屋で 8
35.かたつむりの午後 8
36.冬の雨 7
37.安倍さん。 6
38.天がくれた 7
39.雨の時代 7
40.カーテンコール 6
41.It is not raining. 7
42.雨なんて… 7
43.ト長調の雨に 7
44.雨のち晴れ 6
45.ウワサの真相 7
46.「この雨は止みません」 5
47.台風の涙目 6
48.てるてるぼうずに願いを 6
49.再生 7
50.クラスメイト 7
51.雨になれ 9
52.横恋慕 6
53.メロン記念日の一番長い日 6
54.あなたの雨に包まれて。 5
55.しりとり 7
最多感想数は中澤組四代目〜残侠伝の13個です。
というわけで皆さんお疲れ様でした。
- 44 名前:「すべては彼女の気分次第。」書きました 投稿日:2003年01月01日(水)01時32分55秒
- 今更ながらのカムアウトですいません。
本当はしないつもりだったのですが、新しい年になって自分に素直に生きようと思い直しまして。
新年から、みきあやヲタも頑張ります。
まずは関係者の皆様、お疲れ様でした。そして、こんな作品に投票してくださった方、有難うございました。
思い切り、趣味に走った話でございましたが、意外と好意的な意見を頂けて嬉しかったです。
ただ、松浦の藤本に対する呼び方ですが、自分としては「ミキたん」がツボだったのと、
最近どうもそう呼んでいるらしいという調査からこうなりました。
地味で盛り上がりもない話でしたが、萌えだけは頑張りました。
作品に対しての言い訳や後書きはほとんどみきあやに対する愛に変換してしまうため、
ヲタキショイと矢口に言われそうなので省かせていただきます。
過去には、これまたカムアウトしてないのですが、
第5回短編集で「サンタクロースはやって来る」、第6回短編集で「腐れ縁」を書きました。
現在は海板で、半放置気味になってるいちごま&いしよし物を書いてるダメな奴です…。
- 45 名前:48てるてるぼうずに願いを の作者です 投稿日:2003年01月06日(月)23時00分08秒
- そろそろコッソリとご挨拶を…。
大変遅くなりましたが、支配人さん、管理人さん、読んでくださった方、
感想を下さった方、それけでなく投票までしてくださった方、
みなさん、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様です。
本当は、今回の企画には参加しないつもりだったのですが、投稿締め切り前日にふと
「なちのの」「てるてるぼうず」という単語が頭に浮かびまして、
ダメもとで書いてみた作品なんですけども。
まだ自分で納得のいく作品になっていない段階で投稿してしまったので、正直かなり後悔しています。
もう少し早く書き始めていればもう少し細かいところまで書けたのに…と。
まあ、それは言い訳でしかないわけですが(汗)
それでも、今までずっと書いてみたいと思っていた なちののを書くことが出来たというだけでも
自分自身は満足しています。
それに、みなさんの書いてくださった感想からも、いろいろな発見を得ることが出来ました。
そういう点では、参加して良かったと思います。
最後にもう一度…本当にありがとうございました。
*第6回で「ウソの日記」を書きました。
現在は赤板で「運命の人」を書かせていただいています。
- 46 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月10日(月)20時40分28秒
- ■□■□第11回短編バトル■□■□
〜感想編〜
- 47 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月10日(月)21時32分16秒
- 01 光
矢口と保田に格別思い入れが無いせいか、メロドラマの主人公のようにただ情景
を賛美する二人に、美しいかもしれないであろう情景よりも酔っている作者の姿
だけがダイレクトに伝わり、興醒め。三人称なのも感情移入を阻まれた。物語も
起伏がなく、いかにもとってつけたような秘密も魅力を覚えない。
少女漫画でもやらないような会話を交わす二人に、リアリティが見えなかった。
文章は癖がなく、淡々としていて、読みやすかった。共感は呼ばないまでも反発
されにくいスタイルだと思う。自分がいやだと思ったところを誇張して書いたが、
良くも悪くもひっかかりの少ない話だと思う。この作者のスタイルかもしれない
が、どこかしら棘を作らないと読まれてもすぐに忘れられていく。今のままでは
あまりにも何も無さすぎる。
気になるほどではないが、文章に無造作な点がある。そのあたりは精進願いたい。
- 48 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月10日(月)21時43分42秒
- 02 秘3TWOボん。
内輪受けの極地。本のタイトルは『ヒミツ』で、32の娘。小説のタイトルを折り
込んであるが、わざわざ探すまでもなく文の内容から浮きあがりまくりなので、
娘。小説を全く知らない人間が読んでも32を抽出することは難しくはないだろう。
では、この作品のどこに謎があるのか。それは冒頭の加納朋子の引用句である。
この小説のメッセージはただひとつ。どんな娘。小説もホンモノの市販の小説には
叶わないという痛烈な皮肉なのである。
決して私が、思わず伏字にしたくなるハロモニ劇場のオカチメンコが嫌いだから、
とか、タイトルが折り込まれてない部分をみて、ここにはあれが、あそこにはあ
れが入るだろう馬鹿者と思ったとか、お気に入りの小説が折込まれていないとか、
そんな下らない理由で揚げ足を取るようなことを書いているわけでは、ないので
ある。そこのところは誤解なきよう願いたい。
- 49 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月10日(月)22時10分57秒
- 4 サン・ジョルディの罠
地の文が何とも気色悪くて困ったが、その地の文が主人公の気色悪さをしっかり
描写していてかなりの説得力があるのだから、これは絶賛しなくてはいけないの
だろう。とても嫌だ。
さて期待のオチはというと、超肩透かしだった。が、いかにもこの作品のトー
ンに相応しく、脱力するしかない。
サン・ジョルディの日ってそういえば全然流行りませんな。
- 50 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月10日(月)23時57分38秒
- 05 スペースパニック
出てくる人物、出てくる人物、みな自分勝手で頭が悪く目先の利益しか考えて
なくていっそ清清しい。アンチヒーローの魅力だろうか。
とくに矢口の手前勝手さには驚くのを通り越して感嘆の念すら抱く。
安倍の最後の台詞の痛烈な皮肉にまた絶倒。ブラックユーモアの極致だろう。
ただ、作品が冗長で、キャラクターの魅力を存分に生かしたとは言い難い。
次はもっと全面的にキャラクターたちの悪の魅力を押し出して欲しい。
このままでは、この作品を自己犠牲の美しさをといたものだと勘違いする読者が
出て来るかもしれない。
- 51 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月11日(火)00時26分42秒
- 07 ファミリー・アフェア
紺野が常に吉澤と石川を意識していて、肝心の小川には全然関心がないのが
逆説的で面白かった。本物を見るよりも娘。小説だけ読んでいることの暗喩
のように感じる。
イージーゴー、イージーラブ。他人がやってるから自分も、小説で上手くい
くなら自分も、という影響されやすい若者の特質をよく掴んでいる。
しかし物語の筋は単純なのにメリハリがなく煩雑な印象が拭えない。もう少
し文章をシェイプしてみてはいかがだろう。
- 52 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月11日(火)00時46分38秒
- 08 ザ・インタビュー
アイディアだけで起伏がない。秘密のタネ明かしも早過ぎたように感じる。
残念ながら、誰の台詞か理解できたのがほんの数人しかいなかった。もう少し誰
の台詞かがわかったら、十二分に作品が楽しめたと思う。
- 53 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月11日(火)01時25分11秒
- 10 ジョーカー
短い中に葛藤とその克服が描かれていて、めりはりがあって面白かった。克服の
方法が三段論法ならぬロケット論法なみの強引さがあるが、素直に納得できる。
レス11の台詞の羅列は、一人称の小説で行うといかにも馬鹿っぽくて序盤の背
伸び具合(レス5あたり)に比べると、少し残念。最後の秘密を念押しするのも、
読者にとっては正体はすでにバレバレなので往生際悪く感じる。
文章のトーンが序盤は背伸びしているかのようにカタく、終盤は年齢相応のやわ
らかさを出してきたのが意図したものだろうか。中身に合ってて良かった。
- 54 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月11日(火)18時48分32秒
- これでも徹夜で考えたんだが、いい勉強になったよ。
もう書かない方がいいみたいだな。
- 55 名前:名無しの蒼 投稿日:2003年03月11日(火)20時17分51秒
- 言ってる事に説得力はあるし、うなずけなくは無いけど
人の作品をそこまで悪く言う権利は誰にも無いと思う。
- 56 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月11日(火)20時20分09秒
- >>54
そういうことを書くと、これから感想を書こうと思ってる人が素直な感想を述べられなくなるので、
思っていても、書かないことがマナーだと思う
- 57 名前:名無し娘。 投稿日:2003年03月11日(火)20時21分31秒
- どうでもいいが、ageないでくれ。
投稿終わってからまとめて読む派なのだよ
- 58 名前:56 投稿日:2003年03月11日(火)20時24分12秒
- >>55
ただ理由もなく批判してるわけじゃないし、ちゃんと良い点も述べている
細かいところを指摘してくれているので、むしろ歓迎すべき
作者として、こういう感想は見てて勉強になる
- 59 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月11日(火)20時28分42秒
- >>54
まあまあ、腐るな。
感想の中にはピント外れだったり、個人攻撃に近い物もあるさ。
感想書きの側も、何気なく書いた一言が作者を傷つけていると後で知って
びっくりすることもあるし。
そのうちに好意的な感想もきっと来るから、あまり一つの感想に捕らわれない方がいいよ。
個人的には今回も面白い作品が集まってるなと思ったよ。
時間ができたら感想書くかな。
今、15番の作品を読んできたけど、これはアイデア賞ものだね。
- 60 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月11日(火)20時49分00秒
- 予想。
>>54 は 06
徹夜おつかれ。
ふてくされんなよ。感想貰えなくたって。
- 61 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月12日(水)00時09分11秒
- 感想書きます。
自分でもわけがわからないので、深く気にしないでください。
01:光
保田卒業の話。三人称の保田視点。読点の多い文章が特徴的です。それが保田の感じた違和感を表していないとも言い切れません。他愛のない秘密を共有しようという話で、ただそれだけなんですが、それが保田と矢口の二人にはふさわしいと作者は考えたのでしょう。
さて、話に起伏がない場合、代わりに何かでそれを補わないといけません。読者をひきつけるためにです。ところが、どうもこの話にはそれがありません。会話と地の文が同じような抑揚なので、なんとなく押しつけがましいところも感じました。
叙情的な話なんですから、それをくっきりと浮き彫りにするためにも、(一見)主観を排した冷たそうな文章のほうがよかったのかもしれません。詳しくはよくわかりませんが。
- 62 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月12日(水)00時10分11秒
- 02:秘3TWOボん。
冒頭の加納朋子の一文が引用されていますが、それがどのような意味をもたらしているのか、わたしにはわかりませんでした。ということは、わたしにとって意味はないということなので、無視します。何やらどこかで見かけたような言葉がいろいろ出てきますが、これもわたしにとって意味はないようです。かわもち君にとっても意味はなさそうだから、それでいいのでしょう。
ハロモニ劇場「バスがくるまで」の登場人物が読んでいる書物の中味という構造を取ることによって、作者は予想される非難をかわそうとしています。リアル世界ではなく、リアル世界の中のアンリアル(虚構)世界の中に持ってくることで、「野暮なこと言うなよ」と、直球を避けることができそうです。
題名から察すると、32の秘密があるのかもしれません。わたしには意味をもたらさないので、秘密でもなんでもないのですが。
- 63 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月12日(水)00時13分19秒
- 03:崩れ落ちる前に
ピカレスクロマンを魅力的にさせるには、登場人物に悪事を働かさせねばなりません。ところが考えられうる悪事など、もう全て出尽くしてしまった感があり、ちょっとやそっとのことでは読者は驚いたりドキドキしたりすることができません。
そこで作者は、コントラストを出すために、吉澤のコドモっぽいところと対比させました。そしてその目論見は成功しました。男の出てくる話は敬遠されがちでしょうが、殺してしまえば万事OK。そのあたりの気配りも作者は忘れていません。
映画「俺たちに明日はない」のような古典的な場面が続きますが、それも吉澤のコドモっぽさ際立たせる道具に過ぎません。おそらく、彼女は永遠にそうなのでしょう。
- 64 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月12日(水)16時29分03秒
- >>47-53 で6と9の感想がないのはなぜなんだろう?
- 65 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月12日(水)18時24分11秒
- さすがに6に感想をつけるのは酷じゃないか?
9は作者?
- 66 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月12日(水)20時28分36秒
- 感想書きます。いち個人の意見なのでまに受けないで下さい。
01:光
保田と矢口の綺麗な話。
リアルでも間近な保田卒業という設定を使い、何の捻りも無く秘密を使っている。
特に話しに展開があるわけでもなく、盛り上がりがあるわけでもないのにどこか心に響く作品。
読みやすく、月を使った情景描写もきれいだった。
二人の間でリアルにこんな会話が交わされていてもおかしくないような内容。
まるでリアル保田の卒業シーンの一部分を切り取ったようだ。
ただあまりにも平凡すぎた。秘密の使い方も内容もいたって平凡だった。
個人的にはそういうのもいいと思います。
- 67 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月12日(水)20時30分22秒
- 02:秘3TWOボん。
読者への挑戦状。
一回目読んだ時は隠されてる秘密のタイトルに目がいってしまってストーリーは
全然追えなかった。二回目読んだ時はストーリー重視したがこれまた分からなかった。
かわもち達のバスがくるまでの間を利用して小説の中で本を読むという設定はある意味救いだった。
もしかわもち達のシーンが無かったら本当によく分からない作品になっていたと思う。
32個数える気力は自分にはなかったがどこかで見たような小説のタイトルは沢山あった。
書いた作者さんは結構苦労したんだと思うが、少し懲りすぎていた気もする。
謎解きを踏まえたカムアウトに期待する。
- 68 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月12日(水)20時30分55秒
- 03:崩れ落ちる前に
少年と吉澤が駆け落ちしようとして失敗する話。
男×娘。をあまり読まないので新鮮だった。
少年の身柄をはっきりさせず、最初から最後まで「少年」で突き通してたのは結構好きだった。
ラストは予想できる展開。少年の死も予想できた展開。
前置きに対してラストが少し弱かった気がした。盛り上がりに少し欠けた。
でも吉澤は生き残って、最後の「生きる前に殺されてしまった少女」という言葉は好きだった。
秘密という言葉は使われていたが、テーマとしては使われてなかったように思う。
- 69 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月12日(水)20時59分35秒
- 01 光
やはりあって欲しい話ですし、トップで来て欲しかった話だと思います。
ひねった話も趣向を凝らした話も保田さんがオチな話もあってこそ短編ですが、こういうストレートな話もやはり、短編の醍醐味と思います。
02 秘3TWOボん。
カミングアウトが終わったら、全てのネタ元(?)をリストアップしてくださいね。
ネタにもならなかった多くの作者さん達にエールを送りつつ…。
04 サン・ジョルディの罠
題名に惹かれて読みました。でも内容は題名ほど印象に残りませんでした。ごめんなさい。でも素直に文章も構成も整っていると思いました。
- 70 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月12日(水)21時00分23秒
- 05 スペースパニック
好き嫌いが別れそうですね。純粋にSF話として良作だと思います。
川o・-・)ノ< (・e・)に愛を下さい。
06 あぶりだし
読むのが楽でした。
川o・-・)ノ<皆さんは何があぶりだされましたか?
08 ザ・インタビュー
申し訳ないです。誰が誰かほとんど分かりませんでした。オチ(?)も分かりませんでした。読解力が足りないんのか、娘。への愛が足りないのか…。
14 秘密基地
うーん。ラスト、壊してしまったのは個人的には「子供のいい訳」めいて好きじゃなかったです。
結局、決別したがっている人ほど決別できないのが人生のオチだと思うんですが。
川o・-・)ノ<…まあ、どうでもいいことですね。
15 ミステリーハウス
娘。小説に対するアンチテーゼととるべきでしょうか?
でも楽しかったですよ。初プレイはゲームオーバーでした。
- 71 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月12日(水)21時47分11秒
- 04:サン・ジョルディの罠
本屋で働く少女の恋。O・ヘンリの「善女のパン」をちょっと思い浮かべました。いや、全然似てませんが。賭けをするのにわざわざ売り物の本を使うというのがよくわかりませんでしたが、まあ、二人はそういうことをしたのだということにしておきましょう。
勘違いする石川梨華という話はよくあるのですが、深刻な勘違いにアフォらしい結末と、よくできた話になっています。ところが、石川の語り口が残念ながら結末にマッチしてません(効果を薄めている)。コメディだから当たり前だと言われればそうなんですが。
では、三人称にして深刻な語り口にすればよかったのかというと、そうすると途中の軽妙な味がなくなってしまいます。じゃあどうすればいいのだと問われると、わかりませんとしか言えません(無責任ですね。しかし、石川が一方的に吉澤に恋をしているという設定に一因がありそうです)。
- 72 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月12日(水)21時48分55秒
- 05:スペースパニック
地球に生還するまでの様子を丹念に描いたところに好感が持てます。真相も、まあありがちと言えばそれまでですが、しっかり押さえてあると言ってよいでしょう。
それでも、何かものたりません。やはり語り手・語り口の問題です。いったい語り手・視点は誰なんでしょう。バッグの中身を明かさない神の視点は傲慢なのです。
話の内容も、読者の中には納得できない人もいるでしょう。
- 73 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月12日(水)21時50分05秒
- 06:あぶりだし
つまりは、読む行為と書く行為には何の差異もないわけです。全てが書かれているわけではないので、読者は足りないものを補完しながら読み進めるしかありません。これは物語を作るのと同じです。
なら、最初っから自分で作れと作者は言うわけです。しかし、この言葉はそのままこの作者に跳ね返ります。読者が苦心して物語を作ったとき、そのとき作者は何をしているのでしょうか。人を呪わば穴二つ。
- 74 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月12日(水)21時51分43秒
- 07:ファミリー・アフェア
ここでは物語内虚構と物語内事実が対置され、そして虚構のほうが優位な立場にあります。そしてメタフィクションの当然の帰結として、小説が物語の上位に立ちます。このときに問題となるのが作者の存在です。作者は第三項として消えてしまいます。
吉澤という作者がいるじゃないか、となりますが、これは仮構の作者で、言わば本物の作者の身代わりです。そして本物の作者は消えていることによって、かえってその影が露わになってしまいます。読むという行為にとって作者の影は邪魔者でしかありません。
あるいは、小説を書いた作者に対し、読者はこう言うかもしれません。
「で、次の話は?」
- 75 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月12日(水)21時52分45秒
- 08:ザ・インタビュー
実はつんく♂は……という話をそのまま書いたのではおもしろくないので、このような形式にしたのでしょう。ただし成功してるかどうかは疑問です。秘密の内容と形式がマッチしてるとは言い難いからです。
秘密は明かされるまでが秘密です。そしてカタルシスは秘密が暴かれるときに訪れます。ですので、暴き方に作者は苦心を強いられますし、読者の期待もそこに集まります。秘密は何だってかまわないということです。
ただ、小さなエピソードを一つ一つ積み上げて真相にたどりつくという手法自体は有効です。エピソードの順番にも問題があったのかもしれません。
- 76 名前:きまぐれ感想人 投稿日:2003年03月12日(水)22時50分03秒
- 09:ポートレート
18レス目でようやく秘密がわかりました。
読み終わってきゅんと出来ました。
10:ジョーカー
1回目読んだとき相手の人を読み違えていて?だったけど
2回目読んだら微笑ましい気分になりました。
11:柴ちゃんのチョコレート
石川さんこういうキャラほんと似合うなぁ。
紺野さんもこういうキャラほんと似合うなぁ。
14:秘密基地
3年も行ってなかったのにどうして急に3人とも集まるんだ、
卒アル見て本当の笑顔じゃないと気付くなんて
高校生活に恵まれなくてかわいそうなんて素朴に野暮な事思いました。
15:ミステリーハウス
弟切草みたいでおもしろかった。
でも娘。の短編っていうことはまったく感じなかったです。
16:プラチナ
やべー普通にラストわかんない。
17:未来の花
ラストのメッセージがそれで無かったらあと3倍は感動したなぁ。
惜しい、と思ってしまいました。
18:マンション
3回読んでラストの意味がわかった。
中学生くらいだと本当にあるからね、こういう話。
- 77 名前:きまぐれ感想人 投稿日:2003年03月12日(水)23時00分03秒
- ageちゃいました。ごめんなさい。
20:夢見る少女
短編に合った内容だと思います。
読み終わってためいき(いい意味で)つきました。
でも秘密というテーマとはちょっと違うかなぁ。
21:神の世界
小川さんの扱いに笑った。
いつかこんな日を笑えると…いいですね。
月の説明あたりをもっと簡略化した方が楽しさが増すかな。
22:夜行
ぐわ、いいなぁ…些細な秘密だけどとっても心に残る話でした。
- 78 名前:B 投稿日:2003年03月12日(水)23時12分37秒
- 01 光
題材はもっとも新しいものだけど、工夫のない構成やノリは古典的であり、娘。小説らしいと思った。結構歴が長い俺は懐かしく感じた。小説を噛み砕いて隅から隅まで読む輩には敬遠されるけど、ただストレートに受け入れようとする人ならば、すっと入り込んで胃に優しい小説だったと思う。トップバッターにはふさわしいのかもしれない。
03 崩れ落ちる前に
終幕感が漂う話。とっかえっ娘。の保田とエンケンのシーンのようなモノトーンな情景が浮かんできた。
あるフレーズが何度となく繰り返されているが、個人的にはその前にある長たらしい会話の中に男のセリフとしてそのフレーズを盛り込んでほしかった。そしたら、もっと意味の強いものになった気がする。そしてその会話に何の意味があるのかがわからないので知りたいところ。
娘。のシーンと少年のシーンとの対比の対照性は狙ったものだろうけど、俺はどうもしっくりこないかな。
- 79 名前:B 投稿日:2003年03月12日(水)23時13分35秒
- 04 サン・ジョルディの罠
01が古典的と書いたが、この話は最近主流(?)の「そんなに甘くない軽めのいしよし」。同じく胃に優しいが、こちらはネタが織り交ぜられている分、抑揚のある仕上がりになっている。ネタの見せ方も好き。
保田さんの暴行ネタについては、先日の事件を思い出してしまい素直に笑えなかった。
サン・ジョルディという単語は知らなかったが知っていたら違う風に楽しめたかもしれない。
05 スペースパニック
専門用語を必要とする特異場での話は、無知な人によくわからないながらも説得力を与えてくれる。この用語が正しいのかはわからないけど、状況はよくわかった。どうやって調べたのか知りたい。
さくら組ということで、おそらく道重は亀井の単なる間違いだとして、新垣の扱いが気になった。
悪役を一人選ぶとしたら、おとめ組から選出すべきだったのではないか。さくら組の結束が固められて終わっているのに新垣がいないのはちょっと…。作者が「新垣嫌い。氏ね」と主張したい話というのなら仕方ないけど。
- 80 名前:B 投稿日:2003年03月12日(水)23時16分54秒
- 09 ポートレート
寂しさの中に優しく包まれたような雰囲気がよかった。
個人的にはあんまり「恋」の要素は欲しくなかったかな。
それと絵ということで飯田さんなんだろうけど、飯田さんってリアリティのある肖像画は書かないんだよね。詳しくは知らないけど心で感じる抽象画みたいなやつ。少なくとも吉澤をそのまま書くことはしてないはず。話の展開上、仕方ないんだけどね。これが気になったら負けです。
それと、最近吉澤が卵とかベーグルって言ってるのを聞いたことないんだけど、新しい人は知ってるのかな。
しんみりと続く話の中に、入っているクスッと笑えるネタが話全体に丸みを与えてくれているみたいでよかった。
- 81 名前:B 投稿日:2003年03月12日(水)23時20分47秒
- 10 ジョーカー
あの二人の大人と子供というテーマが小説で始まったのはいつだっただろう。
短いながらも二人の葛藤がよく出ていたと思う。
最後に成長しているのが俺としても理想であり、事実もそうであってほしいと思った。
大人になった二人の会話が何とも古臭い感じはするがそれはそれでよし。
一つ。
>良い時は最強、悪い時は負けを宣告する紙一重の状態。
乖離した自分をジョーカーと呼び、こう説明しているけど、どこが最強で、どこが負けを宣告する存在なのか、作者か誰か教えて。
ああ、もう一つ。
>猥談
ハァハァ(雑談だと思うが…)
12 花 道
本当に死ぬのかと思った。01と同じ保田脱退もので、こっちはもうちょっとアクがあるかな。でもしんみりとした雰囲気は同じで、やっぱり古臭い(良い意味で)。
以下01と同文。
13 言えるわけが無い
ヤッスーがすごく、らしい。あんな風に言ってもらえるのは保田だけだよ。保田辞めんなよ・゚・(ノД`)・゚・
- 82 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月12日(水)23時25分40秒
- 03 崩れ落ちる前に
序盤には期待し、吉澤と少年のやりとりには、わくわくした。が、終盤がいかにも
つまらない。わざとステレオタイプに書いたのだろうけど、序盤の頭脳勝負が単な
る暴力の応酬にスライドしたのが残念だった。しかもヤクザ弱すぎ。どうせステロ
タイプにするのならコメディ映画の悪役のような台詞以外の、プロらしさを感じた
かった。
ラストの1レスはブラックで良かった。それだけに、その前の喜劇めいた部分が気
になる。作者の意図するところかと思うが、ここはステレオタイプにシリアスにキ
メて欲しかった。少年と吉澤の会話のなかにある冷たいものが生かし切れてないの
も勿体無い。
少年はもっとワルであって欲しかった。定型を踏襲した上での定型破りを期待して
いた。終わりに近付くにつれ、どんどんフツーのよくある話になったのが残念だっ
た。
- 83 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月13日(木)00時04分37秒
- >54 貴方の自尊心が満足するように書き直すことも可能です。ご希望なら番号を
教えてください。
>55 どのあたりが気に触るのか指摘して頂けたら配慮します。
>64 とくに意味はありません。気が向いたら感想を書きます。
ルール違反かと思いますので以降はレスしません。
- 84 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月13日(木)00時19分20秒
- 11 柴ちゃんのチョコレート
状況と会話のやりとりは良いが、話そのものが整理されていない印象を受けた。
秘密がテーマなのだし、チョコレートの値段をバラすタイミングは一考の余地が
あると思う。
ネタ小説には興味はありませんが、金銭ずくの殺伐としたキャラクターには他に
はない味があって、良かった。
- 85 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月13日(木)00時59分53秒
- >>83
>54 貴方の自尊心が満足するように書き直すことも
最高に自尊心を傷つけてるね
- 86 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月13日(木)01時38分17秒
- >>85
あなたが言うことももっとも
ここは良くも悪くも自由に感想を述べるところだから、あんまり気にすんな
いやな感想は放置しとけ
- 87 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月13日(木)20時04分39秒
- 09:ポートレート
思念や観念、主観は、それだけで完結することはありません。必ずその対象となる事物、事象、客観と相互作用を及ぼします。それは現実世界に限らず、虚構世界でも同じことです。
主人公の飯田の夢だけで終わってしまってはいけません。夢が現実に何らかの影響を与えなければ、物語の面白みが半減してしまいます。ハンカチだけではどうにも弱いところです。最後の場面で、吉澤が飯田を選ぶ場面は消極的な理由になっていますが、これでは偶然の一言で片づけられます。そのため飯田一人の完結した世界になってしまいました。
幻想的な話を、ただの妄想に貶めないためには、現実の世界による保証が必要です。この話では、それができるのは現実の吉澤しかいないのですから、もっと吉澤を動かしてもよかったのではないでしょうか。
- 88 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月13日(木)20時05分30秒
- 10:ジョーカー
内なるもう一人の自分が具現するという、よく見られるあるテーマです。それを変にいじくらず、もう一つのテーマとなる「子供から大人への成長」と絡み合いながらも、古今の物語をなぞるように忠実に進められているので読者もすっと内容を把握できます。
突然ジョーカーがいなくなり、主人公たちは「成長」してしまうのですが、多分はっきりとした理由はないのでしょう。ゆっくり少しずつ大人になる人、ずっと子供のままの人、それぞれありえます(03:「崩れ落ちる前に」と対照的です)。二人はお互いが誰か気づいているようですが、このあたりは微妙なところです。
最後の1レスはいらないと思います。
- 89 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月13日(木)20時06分11秒
- 11:柴ちゃんのチョコレート
小ネタ満載の楽しい物語です。小ネタは二次小説の命です。登場する人物にある種の保証を与えてくれる唯一の生命線となります。その保証があるからこそ、読者は安心して娘。小説の世界に没入することができるのでしょう。
石川に対する秘密は二つあるのですが、読者にはあっさり明かされます。知らないのは石川だけとなり、これが読者に(言葉はよくないですが)優越感を与えます。シャーロック・ホームズ物語のワトソン役を石川が担っているのです。
そこにとどまってしまったためか、どうにもオチが弱いような気がします。ここで辻・紺野や読者に対する背負い投げがあれば、という気がしました。
- 90 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月13日(木)20時07分00秒
- 12:花 道
二つの事項を結びつける場合、この二つの間に因果関係や必然性などは必要ありません。AとBを並べるだけで、ある程度の関係性ができあがり、あとはそれを隠蔽する何かがあればいいのです。この話の場合、エイプリル・フールと保田卒業がそれにあたります。恣意的に結びつけたのが矢口の感傷であり、この小説だったわけです。
娘。にとっては出入りの激しさはもはや日常の世界であり、エイプリル・フールぐらいではそれを浮き彫りにすることは難しいのではないでしょうか。わからなくはないのですが。つながりに納得できる何かが欲しかったところです。
- 91 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月13日(木)20時07分34秒
- 13:言えるわけが無い……
秘密は秘密たらしめること、つまり秘密の保持が最も重要で、困難です。なぜ困難なのか。秘密はその存在が誰にも知れ渡らなければ、そもそも問題となりません。秘密が存在しないのと同義になります。つまり「あいつは何らかの秘密を握っている」ということを人に知られてから初めて、その人は秘密を所持していることになるのです。
察するにこの主人公は隠れモーヲタで、他人にそのことをひた隠しにしているのでしょう。しかし彼がそのことを「秘密である」と認識したとたん、彼は秘密を手にしたことになり、やがて暴かれてしまう時がくることでしょう。寝言で叫んでしまうほどですから、彼に秘密を保持することは難しいと言わざるをえません。その結果、彼が受けるであろう言われなき弾圧のことを思うと、涙を隠しきれません。
- 92 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月13日(木)20時08分26秒
- 14:秘密基地
これまた子供から大人に成長しようとしてもがく話。子供を象徴するモノ(テストの答案やクッキーの缶など)の描写がありますが、これからなろうとする大人を象徴するモノについてはありません(当たり前と言えば当たり前)。そのため、登場人物は大人になることになんとなく不安を抱いているように見えます。
大人になるということは、それだけ自分死が身近になることを意味します。だから不安になるわけです。誰もなりたくて大人になるのではありません。
これから立ち向かう死に対抗するために、彼女たちは秘密基地の破壊(そして破壊のあとに来るであろう建設)を対置します。それが成功するかどうかはわかりません。
- 93 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月13日(木)20時09分01秒
- 15:ミステリーハウス
大昔に大流行したゲームブックの体裁を取っています。だから主人公は読者自身ということになります。最後に主人公は三つの岐路に立たされます。すなわち、「いちごま」「いしよし」「よしごま」のどれを選ぶのか。
前二者では、主人公は無事生還し、秘密を公表できるであろうと思われます。ところが「よしごま」では、主人公は横死する運命にあります。そしてそれが「TRUE END」です。つまり作者は「よしごま」好きであり、「よしごま」にこそ隠すべき価値があると思ってるわけです。それが何なのかはわかりませんが。
しかし、秘密はいずれ明かされるものです。つまり、これから(今もかも)作者が「よしごま」の秘密を描いた物語を書き綴るだろうということを、高らかに宣言をしているのです。
- 94 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月13日(木)21時37分09秒
- 04:サン・ジョルディの罠
石川と吉澤でアンリアル。
石川一人称で読みやすかった。東野圭吾の秘密を出してきたのも何か笑った。
一人称をうまく使った作品。保田が言うように、一人称だと同じ視点でしか世界が見れない。
そこに上手く秘密をいれてたと思う。最後のオチも笑いました。
題名の方がこってる印象があるが、内容は読みやすく、好きでした。
05:スペースパニック
さくら組みを使った宇宙もの。
宇宙船の中の装置の名前とか知識ゼロだったんですが何だかリアルに感じた。
シリアスな話かなと思ってたら途中からネタに変わった。
あのまま矢口が残ってたら涙もろい自分は感動してたかもしれない。
でもこれでは新垣があまりにも悪役。これもネタだっただろうが少し痛い。
ちなみに亀井じゃなくて道重だったのは素で間違えたか、狙っていたのか。
オチがハッピーエンド過ぎて、ハッピーエンドがあまり好きではない自分にはちと辛かった。
安倍の「全員が残るって言ったでしょ」という台詞は「誰も残ろうとしなかったでしょ」に置き換えてよろしいか。
- 95 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月13日(木)21時39分37秒
- 06:あぶりだし
取り合えず何が言いたかったのかカムアウトを切実に希望。
何か一言あればまた面白かったかもしれない。
07:ファミリー・アフェア
発想は面白かった。リアル紺野が娘。小説を見ているのとかは想像できなくもない。
そこで実は吉澤が小説を書いてたというのも面白かった。
秘密の使い方もなかなかいい。
でもラストの方の保田や矢口が出てきたあたりはよく分からなかった。
最後、紺野が吉澤に何を言ったのかは気になるところ。
ただ題名と内容の繋がりがよく分からない。
内容も盛り上がりに少し欠けた。
08:ザ・インタビュー
笑った。12レス目まで何をいってるか分からなかった。
深く考えるのが嫌いなので誰が何を言ってるのかは深く考えませんでした。
発想は面白かったです。最後の「名前に秘密があった」ってのも笑いました。
- 96 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月14日(金)19時35分39秒
- 19 アイドルは、、、
中澤が好きなクラスメイトに、自分が中澤裕子の正体だと教える小学3年生の話。
いかにも『りぼん』などで出てきそうな能天気でお気楽な世界観を小説で読むのは
苦手です。打ち明け話をする理由もかなり強引ですしね。
一番の盛り上がりである証拠を、中澤(の中の人)の台詞だけで表現しようとする
のには、いかんせん無理があると思う。作者の頭のなかには、変身シーンが鮮明に
浮かんでいるのかもしれないが、漫画ではないのだから文章で表現されないことに
は、読者に内容を理解してもらうのは困難だろう。
中澤の一人称ではなく、説明を受けているほうの一人称で書けば、もうちょっと違
ったと思う。
個人的には、中澤の中身が小学生だから、たまーに大人げない行動をしても多目に
見てね、という部分がヒットでした。
- 97 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月14日(金)21時00分14秒
- 16:プラチナ
最後に現れた人物が誰かを当てるという話であるなら、さほど難しい話ではありません。ここまで名前の出ていない人物を当たればいいのですから(まさか五期メンバーということはないでしょう)。
そこで気になってくるのが、多くを占める「よしかご」の部分です。吉澤が二股(あるいはそれ以上)かけていることを表すにしても、それだけだとちょっと場所の取りすぎです。そして題名の「プラチナ」。この二つの要素と最後の人物が何か得体の知れない不思議な関係を持っているはずです。きっと。
誰かそれを解き明かしてください。
- 98 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月14日(金)21時00分49秒
- 17:未来の花
最後、「誰にも言えなかった秘密を、大声で叫ぼう」とありますが、この秘密とは何でしょうか。死神が見えるということだとしたら、それは何を意味するのでしょう。まず誰にも理解してもらえないでしょうし、後藤の死の責任は紺野にあると責められても、言い返すことはできないでしょう。後藤の死を背負う積極的な意志も見当たりません。
死神のことが秘密ではないとしたら、死神が見えるという設定も不自然なものとなってしまいます。死神を見た紺野のせいで後藤は死んだというだけです。ん、とすると、そのことを大声で叫ぶつもりなんでしょうか。そんなことを告白したら、温もりのある交流ができなくなってしまうと思います。
- 99 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月14日(金)21時02分04秒
- 18:マンション
おそろしく簡単に自殺してしまうのが今の世相なんでしょう(ホント?)。
やはり話の見せ方が、作者の腕の見せ所です。「○階」というのが、実は死へのカウントダウンだったというところにこの物語の光るところです。過去のことを語りながら、現在進行形の物語が進んでいたという形式に感心しました。
そして最後の一文。「次の瞬間〜だった」というのは、過去を語る場合に使います。ところが、語るべき当人は語るときにはすでに死んでいるのです。ということはこの一文は幽霊が語っているのでしょうか。ささいなところですが、少々気になってしまいました。
あと、この主人公は誰なんでしょう?
- 100 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月14日(金)21時02分46秒
- 19:アイドルは、、、
改行の仕方のせいで読みづらかったです。
中澤が子供っぽい(というか大人気ない)発言をするのは……というファンタジーで、「深くつっこむな」と開き直られたので、そうすることにします。
最後の場面は、子供から大人に変わる描写がありませんので、なんとなく説得力に欠けているように思えます。独白の形式なので仕方がないのですが。一人称というのは、読者に主人公の気持ちを伝えやすいという長所があるのですが、自分語りでもあるので、おしつけがましくなるのが短所です。世の中にそういう人がいっぱいいます。
- 101 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月14日(金)21時03分18秒
- 20:夢見る少女
何がほんとうなのかわからない話。説明不足のように思いましたが、あまり細かく書いて深くつっこまれるのを避けたかったのかもしれません。
問題は最後の部分で、この「ぷつん」はいったい誰の「ぷつん」なんでしょうか。吉澤だったとしたら、せっかくの開き直りが台無しのような気がします。それでは、小川なのか、アヤカなのか、もしかしたら全然違う人かもしれませんね。
- 102 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月15日(土)00時12分24秒
- 09:ポートレート
かおよし。ちょっと感動した。
一人称で語り手が上手く、長かったのにも関わらず凄く読みやすかった。
飯田の気持ちにも感情移入ができた。
夢オチというのは少し惜しかったがリアルさを残してくれてたと思う。
取り合えず個人的には凄い好きでした。
飯田の気持ちを絵に表すとか、綺麗だった。
10:ジョーカー
ジョーカーの意味が分からなかった。
ただ登場人物を隠すという秘密の使い方も出るだろうなとは思っていた。
自分の予想がどこまで当たってるか分からないが、カムアウトの際には答えを明記してもらいたい。
ただいくら化粧をこくしたり雰囲気を変えたとしても、毎日会ってる人物の顔はさすがに分かるだろと思った。
いや、実際は本人たちは分かってたのだろうか?そうかもしれない。
11:柴ちゃんのチョコレート
柴田、ナイス。辻と紺野もナイス。石川へたれ。
リアルにありそうな話。配役もあってたと思う。
とてもほのぼのとした、かわいらしい話だと感じました。
- 103 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月15日(土)00時20分00秒
- 12:花 道
保田の卒業ネタ再び。
途中まで自分も、保田の嘘に騙されてた。
お涙頂戴系で来るかなと思ったら、エイプリルフールですか。
そういえば保田はもうすぐ卒業しちゃうんだなと思いました。
13:言えるわけが無い……
男ですか?髭ですか?妄想ですか?
できれば全員のパターンを書いてほしかった。
この作品の秘密はなんだったのだろう。
14:秘密基地
いしよしごま。背景描写が綺麗だった。
「秘密基地」と素直に秘密をいれ、使ってるのはこれはこれでよかった。
卒業をテーマにした切ない雰囲気も好きだった。
ただあまりにも素直にストーリーが進んだので、展開も容易に予想ができた。
個人的にはもう少し捻ってほしかった。
15.ミステリーハウス
一回目やった時はいしよしの真実の愛、HAPPY ENDだった。
二回目はゲームをせずに全レス読みました。
よく考えてますね。小説という感じはしなかったけど、楽しかったです。
- 104 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月15日(土)23時27分24秒
- 16:プラチナ
よしかごの恋愛系かと思ったら吉澤が二股かけてる話だった。
秘密の使い方は好きだった。雰囲気も軽い感じがしてある意味吉澤らしくかった。
ただ、加護との絡みは必要以上に長かった気もする。
もう少し盛り上げる部分を変えてみても面白かったかもしれない。
17:未来の花
こんごま。短編にしては少し長かった。
アイディアは面白かったがオチが弱い、というか納得しがたい。
後藤の心情の変化にもついていけなかった。
最後、紺野が何をどういう風に吹っ切れたのかも細かく明記されていない。
もう少し深く、ストーリーを考えた方が良かったかもしれないです。
- 105 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月15日(土)23時37分38秒
- 18:マンション
面白い。マンションから飛び降りて一階一階下りながらエピソードを語るという発想は
非常に良かった。だが自殺の動機が少し薄い気もした。
しかしまぁ今日び誰でも簡単に自殺するもんなんでしょうかね?
秘密によって自殺した高橋。そして秘密を抱えたまま自殺する主人公。
上手いですね。ちなみに主人公は紺野ですか?
最後のレスはいろいろ言われてますが個人的には必要だと思いました。
このレスが無ければ主人公が自殺していたというのが分からなかったかもしれません。
まぁそれが一興になったかもしれませんが。
19:アイドルは、、、
狙って書いたのでしょうか。すいません、よく分かりませんでした。
取り合えず中澤の中には年齢と違った人物がいる。
そう解釈しておきます。
- 106 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月15日(土)23時48分04秒
- 20:夢見る少女
ぷつん。つんくがネタバレをしてる時にまず「なるほど」と思わされた。
続いてつんくがぷつんとなった時も「なるほど」と思った。
そして社長、そして最後にまたぷつん。
これは現実だと思ってる世界が現実ではなく、実は常に夢の中にいるのかもしれない、
もしかして今この瞬間も全て夢、もしくは創られたものなのかもしれない、
作者が読者にそう伝えたかった作品に感じました。
とても突拍子なアイディアだと思った。こういう話、大好きです。
21:神の世界
ネタ。面白かった。
12人という数字からこのアイディアを出してきた作者に乾杯。
途中、小川のネタをいれたのも最高。
それぞれの神の役割にも笑った。
秘密が、とってつけたような感じだったのも良い。
- 107 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月16日(日)01時07分02秒
- 21:神の世界
最後のオチが唐突です。それらしい暗示も示されていないので、消化不良を起こしそうになります。
と、言うのは野暮でしょう。この話はアンリアルで、人物の設定やその行動に主眼をおくべきです。各人各様の違いを楽しみ、(たとえお約束であろうとも)随所のネタを楽しまなければ損となります。
アンリアルの世界は設定がすべてです。設定が決まれば、そしてその設定がマッチしていれば(何と?)、人物たちは作者の手から逃れるように勝手に世界を動き回り、世界を引っかき回し始めます。読者はそれをただ堪能すればいいのでしょう。きっと。
- 108 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月16日(日)01時07分49秒
- 22:夜行
01:「光」と何となく似ています。「光」では、二人が積極的に秘密を共有し、この物語では消極的な共有ですが、秘密を知るということは明かさないかぎり「共有」したと言っていいでしょう。
大きな違いは積極性にではなく、会話の有無にあります。後藤と紺野は言葉を交わしていません。言葉は秘密を露わにするためにあり、秘密の秘密性を損ねてしまう働きがあります。その言葉を後藤が拒絶することによって、ようやく秘密は秘密になったのです。
言葉でいくら「これは秘密だ」と強調しても、説得力はあるのでしょうか。かえって読者は押しつけられているような感じになり、あげくには背後の作者の影がちらついてしまい、興ざめしてしまうことになります。
- 109 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月16日(日)01時09分01秒
- 23:ほっぺの秘密
あまりにもこっけいな秘密で、被害も微笑ましいものです。それでも当人にとっては重大事であり、そのばかばかしい物語を深刻な口調で語られているところに好感が持てます。
これも深くつっこんではいけないお話なんでしょう。
06:あぶりだし(追加)
はい、更新されました。しかし承前の感想は書き直す必要がないようです。結局白紙に何が書かれていたのかわからないのでは、どうしようもありません。
- 110 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月16日(日)01時09分52秒
- 24:姉妹シナリオ
血のつながりのある肉親よりも肉親らしい関係があるという話。そもそも肉親という関係に、血のつながり以上のものを求めるのがフィクションです。そもそも親子とか兄弟と言うのは殺伐とするものであって(以下略)。
つまり、安倍吉澤がやがてドロドロとした関係に落ちていくことが暗示されているのです(ウソ)。
25:あかいはなさいた
生と死がひっくり返された話。人間にできない唯一の体験が死です。そして、いくら功成り遂げてもすべてを無に帰してしまうのも死です。死を乗り越えようと適わない努力をしようとした人間もいます。
死が意味を持つのは、生者にとってです。死者には何もない。だから、自分の死を自覚した後藤は、嬉々として市井に会いに行こうとするのでしょう。
すっかり吉澤のことを忘れた様子の後藤を見て、吉澤が哀れでなりません。こういう感情も、生者だからこそ持ちうるものです。
- 111 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月16日(日)01時10分28秒
- 26:紫陽花
教師の死をめぐる石川吉澤と紺野小川の両コンビのコントラストが鮮やかです。相方が関わっていることに、吉澤のほうが気づいているのは、さすが年長者というか、そこが一つの肝でしょう。
死をもたらしたことについて、両者が感情を露わにしていないところに、ある種不気味なところがあります。後悔していない。この話の吉澤はスーパーマン(オンナなのに)ですね。石川の態度に違和感を抱いたんでしょうか。
地の文(「まるで何もかも察しているかのように」)は気になりました。これは誰の感慨なんでしょうか。
- 112 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月16日(日)01時11分24秒
- 27:─ A ─
不思議の国に二人のAがさまよいこんだお話。
よく読むと他愛のない秘密で、同じ夢を見たのは不思議だね、で終わってしまいます。それでもこの話が成立するのは一方が紺野だからでしょう。紺野なら許されるのです。
他のメンバーも不思議の国に出してほしかったです。
28:出逢いと別れ
ヲタと娘。の心温まるお話。オチのところは、もっとしつこいくらいに書いたほうがよかったかもしれません。でもこのオチはありです。
ナシなのは、この話が内輪受けであることです。わざわざwebページまで作って、関係者をくわしく知らない人にもある程度わかるようにはしているのですが。
- 113 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月16日(日)01時11分54秒
- 29:吉澤探偵
吉澤が一方的に話す進み方で、抑揚がなく、ラストがあっけなくなってしまいました。周りの人間がなぜ秘密にするのかよく理由がわからなかったです。
30:木登りと赤いスカート
病気になってしまう石川と病気(ケガ)から治った矢口。この対比を書きたかったのでしょうが、それだけで終わった感じです。もしかしたら紺野が主人公だったらそんな感想を持たなかったかも知れませんが。
作者と登場人物の距離が近いのが問題なんでしょう。もっと突き放した文章で書いてみたら、違ったものができあがったことでしょう。
- 114 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月16日(日)01時12分46秒
- 31:浴槽マーメイド
タイトルから読者には秘密ではなくなります。石川の失踪の理由が、世の中にとって秘密というか謎になりますが、ちょっと弱かったです。ここは吉澤に真相に気づいてもらわないで、最後まで「なんでだろ?」と思ってほしいところでした。
語り手が秘密を明かすという話はこれまでにもありましたが、最後まで語り手に秘密が明かされないという希少な話になりえたからです。
32:時の邂逅
一枚の絵の解釈をめぐる話。笑ってるのか泣いてるのか、作者に聞きにいくってのは野暮な話です。まるで「カムアウトの時にあの話のあの部分の解説きぼん」というのと変わらないじゃないですか。
作者に解釈を示されると、読者は何も言えなくなってしまいます。しかし、話を書き終えたとき、作者は作者でなくなり、読者とかわりなくなるのです。ときには作者が思いもよらなかった新解釈が生まれたりすることがあります。
- 115 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)01時59分21秒
- 06 あぶりだし
投稿する前と後と内容が同じなら、投稿しないほうがインパクトがあったかな。
13 言えるわけが無い……
これは、スレ流しの部分に意味がある。吉澤に同化しながら娘。小説を書く作者
をコミカルに描いている。ただ、普段書いているのが吉澤モテモテ系というのが
わかるのは吉澤モテ系小説にとって大きなマイナスになった気が。
- 116 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)02時14分01秒
- 12 花 道
最後のまとめ方は、学校の作文じゃないんだから無理矢理教訓めいたことで結ば
なくとも…と思いますが、二つほど感心したことがあって、作品のなかの嘘の辻
褄が強引ではなく、本当にそうだった、としてもあまり無理がなかったことと、
レス13の、嘘とわかってほのぼのしてるときの、来年は保田がいなかったこと
を匂わせる部分は光っていたかなーと思います。
- 117 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)02時41分23秒
- 09 ポートレート
飯田の一人上手な話。04のように、外の世界との関わりのなかで主人公の位置
の客観的な場所を示してくれれば、まだ楽しみようがあったのかも(そういう話
ではないけど) 一人の妄想が膨らんだ形態の恋愛ものはどうにも苦手です。
14 秘密基地
アンリアルいしよしごま。秘密基地、雨、引越し、と前回のダイヤモンドレイン
と印象がかぶる。最後にたいした理由もなく破壊して卒業と締めくくるのは美し
いが、全員の名前を少年の名前に置き換えても通用する話なのはどうにもこうに
も。この作品のキャラクターたちは私のなかの娘。と共有されていません。作者
ではなく、読者の方に問題があるのかもしれませんが。
- 118 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)03時05分29秒
- 15 ミステリーハウス
25レスの制限のなかで、そこそこ複雑な分岐を作ったのには素直に感心。
内容は大昔に流行ったアドベンチャーゲームと同じぐらい、面白くなかった
けど、それは言わないお約束なような気がします。3種の結末にもっとメリ
ハリのある違いが欲しかったです。
16 プラチナ
吉澤が4股かけてて、誰にでも良い顔をしている話だと読みました。だから最後の
ドアを開けたところから先を書かなかったのは、彼女たちがバッティングして修羅
場が始まるのだと思い込んでしまいました。
が、どうもドアの向こうにいいたのは大本命である最後にメールを打った人の模様
です。誰かまでは書かなくていいから、歓迎する台詞などがあれば良かったなーと、
勘違いしていた読者は偉そうに思ってみたりもするのです。
- 119 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)03時42分42秒
- 17 未来の花
複雑なストーリーを25レスのなかに詰め込んでいるが、リアリティにやや不用意
な点が目につく。過去の因縁などをこと細かに書くよりも、ひとつひとつのシーン
を大事に書いて欲しいと思った。
紺野の色々な行動に対する動機や最後のあたりなどからは、紺野は後藤が好きなん
じゃなくて、自分のことしか好きじゃないようにしか読めなかったです。
18 マンション
階段を降りながら、まったりと色々なことを思い出しているように読んでて、
最後の1行で、場所もスピードも違っていたことに驚いた。読み返さなくても
2つの違った読後感を味わえるで得した気分。
しかしマンションの住民大迷惑。きっと同じ場所から小川さんも飛び降りるん
でしょうけれども。高島平団地みたいですね。
- 120 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)04時03分36秒
- 20 夢見る少女
チップを埋め込んで、夢の世界を共有して、同じ妄想ストーリーを楽しむ仲間達
の話なのでしょうか。では現実の彼女たちはどのような状態なんでしょう? そ
れともここが現実で、色々な行動をチップで誤魔化して脳に間違った情報を与え
ているだけなのでしょうか?
SFならば、そのへんはもう少しわかりやすいほうが、最後のぷつんが効いてく
るかなーと思いました。
21 神の世界
必殺技が強くて楽しそうだなーと思いました。小説じゃなくて漫画だったら
面白く思えたと思います。
- 121 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)04時27分18秒
- 22 夜行
短くて抑えが効いてて絵画的。レス5などとくに美しい。1エピソードのみなのが
勿体無い気もするが、欲張ってないのが良かった。シンプル。
23 ほっぺの秘密
色々なことがものすごく強引だけど、強引さで統一されていたので特に違和感も
なく読めた。一人称で擬音が繰り出されるのはかなり辛いが、ネタ小説と思えば、
まぁいいか。何も知らない小川が変質者に拉致監禁しかける話は何故かツボです
が、この変質者は少しいやだと思いました。
色々書きましたが、面白ければ、すべて許されると思います。
- 122 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)04時37分30秒
- 24 姉妹シナリオ
別れた彼女と妹が仲良くしてるのは、兄にとってはかなり不気味な事態ではない
でしょうか。さて、兄の言う別れた理由ですが……私はこれを、兄貴が安倍×妹
を疑ったせいだと感じました。もちろん勘です。証拠を捏造しようと何度も読み
返したところ、「今日、なつみと会うんだろ」という兄の台詞が浮いたまま、ど
こにもつながってないのが妙に気になりました。
二人の関係を何も暗示せず友人どまりにしたのも、レス5などの異常な執着の描
写が効いて却って妄想を煽って良かったです。
- 123 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)04時58分51秒
- 25 あかいはなさいた
ほのぼのとしたシーンなのに違和感を感じた部分が実は――というのが巧い。
後藤がぼんやりと周囲の状況を把握していないのは、読者のレベルに合って一緒
に謎に翻弄される感覚が楽しめるし、感情移入しやすい。
その感情移入をするりとあかいはなのキーワードですり抜けて終わるのも、また
いい。後藤が走り去った感覚だけが残る。
しかし吉澤は生き残ったのに卒業した後藤が巻き込まれているのは皮肉ですね。
最初は後藤は市井とともに事故にあったのだと勘違いしていました。
26 紫陽花
物語の中核をなす鈴木殺人事件は冒頭と終盤のおざなりな描写だけで、あとは、
ずっと日常生活の描写が続きます。そこに事件の影が微妙に落ちていて、明確
に描写されないところに色々と妄想を煽られて楽しかったです。
妄想としてのデバイス、読んだら作者が書いたのとは別の物語が浮かび上がっ
てくる小説の典型で、この形式のものは小説としての完成度は著しく落ちます
が、触媒として、とても楽しめました。
個人的には、明確には描かれない石川と紺野の間にある緊張感が良かったです。
作者による解決編を見たくもあり、見たくもなし…。
- 124 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)05時14分06秒
- 27 ─ A ─
文章のレイアウトが美しかった。惜しむらくは装飾に目を取られて、内容を覚え
ていないことだ。
28 出逢いと別れ
実在する飼育作者を7期に見たて、そのサイトを利用したメタ小説。告白小説の
定型にのっとって、丁寧な言葉で彼女への妄執が綴られていくさまは切なければ
切ないほど不気味としか言えません。最後の一行で救われた気持ちになったのは、
いかがなものかと思いました。
- 125 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)05時29分36秒
- 29 吉澤探偵
地の文と「」で会話する作品はどうにも苦手です。脳が外側にはみだしてる感じ
で気持ち悪い気がします。それはともかく、推理するでもない探偵に大したこと
のない秘密では、作中の言葉を借りると「けっ! ムダな時間をすごしちまった
な。」という感想を抱いてしまいます。これはどうにも頂けません。そのへんだ
けでももう少し誤魔化して欲しかったなーと思いました。
30 木登りと赤いスカート
このスタイルの作品にありがちな欠点をいくつか潰してあります。突然の来訪者
が現れたことに理由があることと、主人公と似たような悩みを持つ人物が主人公
を励ますがその悩みが嘘かもしれないことを匂わせて一方的な説教臭を拭うこと。
しかし「石川が不幸なら友達も不幸である」という大前提が作品のなかにあるの
がニンともカンとも(レス5とか…)
石川が二人に話すことを決意する経緯は、ある意味全能ともいえる矢口との会話
に頼るのではなく、普通の人間である後藤と吉澤に右往左往してもらったほうが、
もう少し感情移入などが阻まれないかなーと思いました。
- 126 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)05時40分07秒
- 31 浴槽マーメイド
クッキーやLaLaDXに載ってそうな話で、よく似た話の記憶がある自分には、少し
ひねりが足らないように思えてしまいました。
あと11で人魚姫を妄言だと蹴った吉澤が、19で人魚だと疑っていないのは唐突な
ようにも思いました。
32 時の邂逅
無神経な観察者である吉澤が、飯田の静謐な世界を踏み荒らしただけの話に感じ
た。存在するだけで美しいものに勝手な解釈を付けるのは、あまり美しくない行
為なように思う。
その無神経な箇所は石川と吉澤の関係性にも見られるが、それはまた別の話か。
- 127 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)05時56分53秒
- 33 アリゲータの恋と愛
前半のスプラッタさが実は石川の思い込みだとわかっていくシーンはとても説得力
があった。京極堂の幽霊落としにも似た面白さだ。
しかし、石川は本当にそれぐらいであの異様な妄想から逃れられたのだろうか?
この話のendの向こうに、今度は妄想ではない凄惨な物語が待ちうけているような
気がするのは私だけでしょうか。
34 違和感
シンプルだけど色々足らない気がする。加護の吉澤に対する思いの描写とか…
面白くなり損ねた印象。最後の1レスはストレートかつ鮮やか。
- 128 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)06時12分31秒
- 35 すっぱいハチミツ
ところどころに紛れてる英文字は文字化けでしょうか。吉澤の過去の回想が、
自分が小学生の頃を思い出しているのか、石川のことなのか謎でした。また
吉澤の語るチョコレートを食う弟が口から出まかせなのか本当のことなのか
よくわかりませんでした。丁寧に噛んで含めるような口調ですが、時折ポン
と飛んでいて、戸惑う箇所がありました。といっても上の2点ぐらいですが。
吉澤弟の恋物語と吉澤自身の過去の後悔を絡めるのは目新しく、面白く感じ
ました。
しかし、こんな何でも知ってるお母さん、怖いよ…
36 あこがれて
石川さんが一念発起して実行する前に宣言したら皆からバカにされて凹む話。
なにかが起きているようで何も起きてないのは、ちょっと……秘密のくだら
なさは内容の軽さには合っているけれども。
短いのに全員をそれなりに出したのは拍手。
- 129 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月16日(日)20時26分25秒
- 22:夜行
5レスの中でシンプルかつ美しくまとめられていた作品。
雰囲気も全てがシンプルなのに、なぜか後藤の優しさが心に伝わってくる、
とてもきれいな話だった。
なので、これ以上ストーリー展開などを欲張ってはいけないのだろう。
23:ほっぺの秘密
紺野特有のネタ。主人公が紺野だからこそ頷けるほっぺの秘密。
発想は非常に面白かった。
紺野一人称で、ぼけつっこみしてるのも楽しかった。
ただ、新垣がかわいそうだった。いや、面白かったんですけどね。
最後、ずっと一人称だったのに突然「紺野が」と変わっていたとこには恐怖を感じました。
24:姉妹シナリオ
男×娘。の中になちよしを持ってきたアイディア作。
兄の彼女の年上のお姉さんが気になる吉澤。萌え萌え。
設定は凄く萌えたが、ストーリーにあまり展開、盛り上がりが無く、惜しかった。
だがこういう淡々としたシンプルな雰囲気も、この作品の良い所なのかもしれない。
- 130 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月16日(日)20時30分36秒
- 25:あかいはなさいた
非常に混乱した。
まず、誰が死んでいるのかを理解するのに何度も読み直しが必要だった。
作中の後藤が混乱してるのと同じように、こちらも振り回された気がする。
死を「あかいはな」で表現し、それで全ての謎をまとめていたのは凄い。
とても頭を使うお話でした。
26:紫陽花
殺人推理物、と思ったがどうやらこの話は読者に犯人当てをしてほしいわけではないらしい。
作中、いろんなところにヒントが落とされていたのだろうが、
作品の初めと終わりに殺人に関することが書かれてあっただけで、
後はほとんど5期の日常描写で終わっている。これも非常に頭を使う作品だった。
作者が本当に伝えたかった事は、石川と紺野の微妙な関係ではないだろうか、
と思ったが真相は分からない。
27:─ A ─
二人のAの事を書いた話。なちこん、萌えた。
不思議の国のアリスと昔の思い出話、夢を繋げた可愛い作品。
不思議の国に迷い込んでみたいなと思いました。
- 131 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月16日(日)20時35分17秒
- 28:出逢いと別れ
ノーコメントにさせて頂きたいが一応感想を。
サイトまで作ったのはあきれを通り越して感心した。
だが内輪ネタがあまりにも強すぎて意味が分からない人には分からないだろう。
話の内容は妄想がひどくて爆笑。
最後の一行は救いだった。
あれがなければただのきしょい作品で終わっていたかもしれない。
29:吉澤探偵
へたれ探偵吉澤。ネタ。
笑わせてもらった。が、秘密の使い方とオチが弱いと思った。
高橋と吉澤の掛け合いは好きだった。
30:木登りと赤いスカート
いしやぐ。
矢口の唐突な出現に少しひいた。が、それも誤魔化すくらいの矢口の押しには圧倒された。
これからの人生に光を失い、親友だった吉澤後藤と距離を置こうとしてる石川を
矢口が励ます話だが、作中石川が言ってる通り、矢口の経験は過去の話、
石川はこれからの事なので、どうも矢口の言ってる事は少し無神経と無責任に感じた。
だが文章は読みやすく、内容もきれいにまとまっていたと思います。
- 132 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月16日(日)20時38分37秒
- 31:浴槽マーメイド
タイトルでネタバレが少し惜しかった。
ストーリーが展開するテンポははやく、読みやすかった。
吉澤が冷静に物事を理解できてる様も、個人的には好きだった。
しかし、大雨が降らなかったら石川さんはどうやって外へ出たんでしょうかね。
32:時の邂逅
吉澤一人称のアンリアル。
タイトルがかっこいいと思った。
そしてこのタイトルがついてる飯田の絵に、大きな秘密が隠されてるんですよね。
一度読んだだけではどこに秘密があるか分からなかった。
飯田と会って、吉澤の絵に対する心情変化に秘密があるんですよね。
描写が上手く、独特な世界観が漂っていたと思いました。
- 133 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月16日(日)20時40分09秒
- 33:アリゲータの恋と愛
かなり面白かった。
石川一人称、石川視点で話が進められていくのに、実は全て石川の妄想だった。
ワニという突飛したアイディアも良かった。
肉を食べさせてるシーンもリアリティ溢れていてぞくっときました。
石川の後藤に対する異常なまでの愛(?)を感じたわけですが、
やはり愛と憎しみはいつも隣り合わせなのですね。
しかし後藤がはっきりと登場していないので、最後石川が電話で喋った相手も
実は石川の妄想の中だ、と勝手に解釈したいと思ってる今日この頃です。
34:違和感
吉澤と加護の会話文に違和感を感じた。
つまりこれは、読者に違和感を感じさせたい作品なんですよね。
作者の意中通り、後には違和感が残りました。
だが下手に長くなく、短くシンプルに切ってあるのはいいと思います。
- 134 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月16日(日)20時42分08秒
- 35:すっぱいハチミツ
短編にしては長い話。長いのだがストーリーはほのぼのと展開し、
語り口調も優しいので和らいだ気持ちになれた。
途中、吉澤が過去を思い出す時の描写が少し分かりにくかった。
お母さんが何でも知ってるという最後のオチはとても気に入りました。
現実って恐いですね。
36:あこがれて
石川の一言に対してメンバーが順々に会話していく話。
淡々としていてとても平凡に感じた。
ストーリー展開があまりなく、盛り上がりもなかったがとても安心して読めた。
37:桜散る樹下に佇む君は
心にぐっと来る作品。
石川と保田の現状があまりにも痛々しい。
しかし別れた保田と辻加護はどうなったのだろうか。
背景描写はとても綺麗だと思いました。
- 135 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月16日(日)20時45分07秒
- 38:パンドラ
題名の通りパンドラの箱を開けてしまったような後味を体験しました。
女の戦いって激しいですね。恐いですね。
石川と藤本はなぜそこまで憎しみあってたのでしょうか。
それともただお互い喧嘩したかっただけなのでしょうか。
土曜日、金曜日、木曜日と時間差をつけてストーリーを描いたのには
感心しましたが、とても混乱しました。
また、壺はただ藤本の心の中を表現するだけの物だったのか、
他にも何か重要な意味を示していたのか、よく分かりませんでした。
39:Secret.4U
隠されていた秘密はとても分かりやすかった。
他の複雑な作品に比べてとてもほのぼのとしていて、癒されました。
引越しで離れ離れになるって嫌ですね。
それでもおがこんの愛は続いていくんでしょうが。
逢引という言葉を思い出しました。
- 136 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月16日(日)20時58分12秒
- 37の作者の長編小説が見たい
もしくは書いてほしい
もちろん短編もよかったです
- 137 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)21時04分42秒
- 37:桜散る樹下に佇む君は
無駄飯食らいの辻加護に癒されることってあるのかなーと、心の狭い自分などは
思ってしまうのでした。
話のメインは保田と石川の関係なので、辻加護よりも二人の関係に筆を割いて欲
しかった。船が着いて連行されたあたりのやりとりでは、とてもほのぼのとしま
した。ルパン三世っぽいところは蛇足なように思いました。
保田がとても魅力的でした。
39:Secret.4U
さわやか家出物語。最後まで読んで、2レス目に戻って「なんでかーちゃん??」
と首をひねった部分が暗号で解けてなるほどと。
読者サービスが良くて、表現なども凝っていて、とても楽しく読めました。
こういう文章センスって羨ましいなぁと。
- 138 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)21時20分44秒
- 38:パンドラ
込み入っていて面白かったです。話の順番で盛りあがってしまいました。
映画メメントのように、ラストからエピソードが並べられている、で正解でしょう
か。最後のシーンは、誰かに教われたのではなく自爆なように思いました。
最初は適当にやって辻褄が合わなくなったのかな、と思う箇所などもありましたが、
話のなかで様々なヒントがちりばめられており、パズルゲーム好きには楽しめまし
た。
さて、殺害方法が執拗に執拗に描かれる暴力的な作品ですが、心情を切々と綴られ
るよりも憎しみが伝わってきて、なかなか怖かったです。出て来る人全員に同情で
きないのも、割り切っていていいな、と思いました。
- 139 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月16日(日)22時13分44秒
- 40:失踪
よっCと書いた作者さんはある意味神だと思いました。
真面目な殺人事件の話だと思ったらネタでくくられていた。
いや、最初から最後までこれはネタだったのだろうか?
それともかごま萌えの話だったのだろうか?
秘密はラストにとってつけたような感じで出てきていたが、
ちょっと笑ってしまった。加護のアレは偽物だったのかよ!
レス数の割には長さを感じさせない軽快な話でした。
41:草原の人
不思議な、どこか遠い異国に行ったような世界の話でした。
心を読める少女。でもそれは実は自分であり、
自分に嘘をつくことは自分にとっても悲しいことであり。
そして本当に歌手になりたかった理由。それは一体なんだったんでしょうね。
松浦は実は歌手という職業に潜在的に疑問を感じてたんでしょうか。
短いレス数で上手くまとめてて、オチも良かったです。
こういう話、大好きです。
ちなみに秘密がどこにあったのかよく分かりませんでした。
- 140 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月16日(日)23時41分17秒
- 40:失踪
大真面目な文章でネタが繰り広げられるのが、妙に面白かった。こういうの好き
っす。
41:草原の人
理解しきれていないので確認のために。夢のなかに現れる女性は、ピンクと8の
字眉から石川だと類推できます。8レス目で夢を見てるマツウラと名乗る女は、
その女性を自分だと知覚します。これはA:石川が松浦の夢を見た、B:松浦が
石川にクラスチェンジした、の2つのストーリーが導かれます。で、最後のレス
で泣いているのは、石川になったことを悲観して、つまりこの話はBの物語であ
ると解釈しましたが、いかがなものか。
短いのにかなり頭をひねりました。
- 141 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月17日(月)00時04分48秒
- 42 半分の月。半分の太陽。
タイトルで半陰陽の話とネタバレ。よってこの話の秘密は小川の身体のことでは
無い。最後の1レスは画的に美しかったが……この後二人はどうするの?
43 復活(サービス期間につき大幅増量中)
増えすぎ(笑)
44 しるし
監視してるってことは、結局赤も人間じゃなかったってことなのかな。
- 142 名前:名無し毒者 投稿日:2003年03月17日(月)00時48分30秒
- 45 三面鏡
R15。子供は読んではいけません。日常生活と男×娘。の妄執の相克。日常が
リアルであればあるほど凄惨さを増す現実。冷酷な文章といい、ほのぼのさの
カケラもない展開といい素晴らしい。エクセレント。面白かったー。
46 番長日記
秘密を見つけられませんでした。
47 空想狂
全篇モノローグか。粗筋を説明さられた感じ。シナリオはいいと思う。別の調理法
で読みたいと感じた。
48 ハッピーエンド
夢のなかのお話。可愛らしいお話に皮肉なタイトル。読み落としがあるとは思う
が、最後の2レスは好きだ。でも、どうして安倍の病気は辻に感染らなかったん
だろ?
- 143 名前:ランダム 投稿日:2003年03月17日(月)21時08分54秒
- 44 しるし
これは印を付けられたものたちは全て人間なのか、
人間外のものなのかが、まず頭の悪いオレはわからなかった。
これは「それなのにしるしに翻弄されている人達がいる。」の部分で、
とりあえず解決できたのでよし。みんな人間なワケだな、OK。
頭悪くてゴメンナサイ。
次に、印は一体誰が付けているんだろうという疑問が生じた。
生まれた時から自動的に付いているなら印のない飯田たちの台詞は矛盾。
誰かがわざわざ付けているとしても、その意味は?
監視をしている飯田や安倍の存在も気になる。
彼女らは好きでこの仕事をこなしているわけではないようだ。
だったら、飯田たちよりももっと偉い誰かの命令か何かのあるはず。
これはオレの考えではないが、もしかしたらこの2人の国か何かが、
後藤たちの国の人間を試しているのではないか。
もしくはゲームとして遊んで楽しんでいるのではないか、と思う。
とにかく謎が多く色々深く考えさせられた作品。
何も知らない後藤と矢口たちが悲しくて仕方がなかった。
- 144 名前:ランダム 投稿日:2003年03月17日(月)21時10分42秒
- 42 半分の月。半分の太陽。
リアルタイムで更新を追っていたので、
タイトルと途中の更新分を読んでなんとなく展開は読めた。
最初の小川男に違和感バリバリだったが中の話は好きだ。
結局この2人はこの後どうしたのだろう。
話を読む限りじゃ小川と紺野は別れているはずだが、
最後のレスが気になって仕方がない。
「初めて会った時に一目で恋をした。」という文のうち最初の2回は、
それぐらい男の小川に一目惚れしたという強調で、
最後の1回が、女の小川にまた一目ぼれしたという意味なら、
この2人がこの後よりを戻してもおかしくはない気がする。
うーん、上手く書けないな。とにかくよりを戻せ!おがこんだおがこん!
娘。メンバーを男に転換するのは、あまり世間的に受け入れがたいような
イメージがあるのだがそこら辺はどうなんだろう。
とにかくハッピーエンド好きなオレとしては、
「桜・咲・く」にそういう意味があるのだと勝手に思い込んでいる。
- 145 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月17日(月)21時37分03秒
- 31:浴槽マーメイド
タイトルから読者には秘密ではなくなります。石川の失踪の理由が、世の中にとって秘密というか謎になりますが、ちょっと弱かったです。ここは吉澤に真相に気づいてもらわないで、最後まで「なんでだろ?」と思ってほしいところでした。
語り手が秘密を明かすという話はこれまでにもありましたが、最後まで語り手に秘密が明かされないという希少な話になりえたからです。
32:時の邂逅
一枚の絵の解釈をめぐる話。笑ってるのか泣いてるのか、作者に聞きにいくってのは野暮な話です。まるで「カムアウトの時にあの話のあの部分の解説きぼん」というのと変わらないじゃないですか。
作者に解釈を示されると、読者は何も言えなくなってしまいます。しかし、話を書き終えたとき、作者は作者でなくなり、読者とかわりなくなるのです。ときには作者が思いもよらなかった新解釈が生まれたりすることがあります。
- 146 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月17日(月)21時37分34秒
- 33:アリゲータの恋と愛
一人称であるため、読者には視点の持ち主である石川と同じ情報しか手に入りません。で、その人物の思考や行動が当てになるとは実は限らないということを利用した話です。石川が妄想から解き放たれる過程と、読者が真実(とされているもの)に気づいていく過程が重なり合って、読んでいて心地よい構成となっています。
この石川は、周りから見るとたいへんこっけいに見えたことでしょう。そして、真相はなんだろうと右往左往する読者も同じことです。そんなわたしたちの姿を見て、笑っているものがいます。こう考えると、読者の立場というのも気楽なものではないんですね。
- 147 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月17日(月)21時38分05秒
- 34:違和感
ゲームの仮想が現実となる話、と書くと、07:「ファミリー・アフェア」となんとなく似ています。誰がそのゲームを送りつけたのか気になりますが、怪談話なので。
モーニング娘。はメタアイドルです。アイドルが作られていく様子をファンが楽しんでいる(いた)わけです。だから他のアイドル(存在するのなら)のファンと比べて、プロモートの方法がどうのとか、CDの売上がどうのとか、ファンのほうがやきもきしています。シミュレーションゲームのプレイ日記を見せられてる感じですね。
となると、娘。小説も必然的にメタフィクションになります。娘。小説がたくさん書かれるわけです。ファン(ヲタ)がモーニング娘。というゲームをプレイできるのですから。
文章は、もう少し推敲したほうがいいでしょう。いくつか気になってしまいました。
- 148 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月17日(月)21時38分40秒
- 35:すっぱいハチミツ
ウソをウソで糊塗しようとするうちに、自分の隠れた心情に気づくというお話。何年も忘れていたというのはちょっと不自然でした(それだけだとそれほどでもないのですが、吉澤弟が同じことをしたという偶然と重なったためです)。それと吉澤母の印象が強くなりすぎてしまい、物語の主題があちこちに飛んでしまったようにも思いました。
昔の本当の気持ち、それだけを伝えるのでしょうか。相手にしたら、今の本当の気持ちも知りたいでしょう。
36:あこがれて
紺野と新垣が将棋さしてるところが面白かったです。ほのぼのしました。
- 149 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月17日(月)21時39分16秒
- 37:桜散る樹下に佇む君は
観音様のお話。いろいろ詰め込みすぎた感じがしました。
現実との接点を感じ取ることができなかったので、わたし向きの話ではなかったのでしょう。
38:パンドラ
時系列をさかさまにした小説ということで、「ゼロ時間へ」「予告された殺人の記録」などを思い出しました。冒頭の部分、藤本を殴ったのは吉澤と考えましたが、あってるのでしょうか?
この話を複雑にしているのは、藤本の記憶です。ここでもまた、信用のできない語り手の一種が現れています。一人称の語り手の感情や思考を覆い隠す理由は、その語り手に内在するべきであって、けして作者の表現の都合であってはいけません。ここでは、記憶の断絶がそれにあたるのですが、どうもそれだけでは不十分だったようです。つまり、作者の顔がちらついてしまったわけです。
- 150 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月17日(月)21時39分50秒
- 39:Secret.4U
謎は過不足なく解かれるのがよく、この話では解けない人はそういないでしょうからいいのでしょう。ただ、それだけだったような気もします。
40:失踪
深刻な語り口があるからこそ、オチとの落差が面白さを引き出します。この話では後藤の語り方が皮肉っぽくて、その効果が起こりませんでした。最初のクビうんぬんのくだりもおしまいのほうで活かされなかったのも残念です。
41:草原の人
あまりにも手がかりが少なすぎて、何が秘密なのかわからなくなってしまいました。それが秘密なんでしょうか。
42:半分の月。半分の太陽。
タイトルで半分ネタバレになっていて、損でした。この話は「半陰陽」と「秘密の遊戯」が焦点なので、タイトルでその半分の興味を失ってしまいました。
秘密の提示の仕方に一工夫あったほうがよかったのかもしれません。
- 151 名前:ランダム 投稿日:2003年03月17日(月)22時06分56秒
- 38 パンドラ
作者の狙い通りだと思うのだが、曜日に惑わされる。
自分的にこれは下から上へ時間が進んで行っていると思うのだが…
ううむ、わからん。この話全てが藤本視点だと考えると、
つじつまが合わない部分があってもやもやする。
そういえば壺の中身ってなんだろう。
パンドラと言えば箱だとばかり思っていたのだが、壺説もあるんだな。
神話でのパンドラの話だと、壺の中には災厄ばかりが詰めこめられていて、
一番最後に希望だけは残っていたという救いのある話だが、
この話での石川を殺すことによって満たされる壺は、同じ物なのだろうか。
ただ単に壺と呼称しただけでパンドラとか関係ないものだったりもするのか。
藤本は石川のことをある意味妬んでいたし、いなくなればいいとも思っていた。
ソロ歌手として芸能界をやっていくために色々考えていた彼女の黒い部分と、
その壺にはやはり何かしら関係があるような気もするのだが…わからん。
やはりオレは深読みすればするほど的外れな場所へ穴を掘ってしまうらしい。
とにかく色々考えさせられたが、全然それが不快には思わなかった作品。
ぜひ作者の解説を聞きたいもんだ。
- 152 名前:ランダム 投稿日:2003年03月17日(月)22時08分13秒
- 33 アリゲータの恋と愛
アリゲータの意味がわからなかったのでぐぐってみたら、
プラハ国立アリゲータ育成支援保護補助団体云々とか言うページが出てきたので、
結局わからずじまいなのだが、何なんだろう。ワニの種類?
後藤が卒業してしまうことに怒りを覚えて色々やってしまった石川。
どうしても許せなくて、石川の中で後藤を殺したことにしてしまうわけだが、
何だか昔どこかでそんな話を読んだことがあるような気もする。
最初ワニも石川の妄想なのかと思っていたのだが、
後藤のために買い込んだ肉を食わせて冷蔵庫の中身を片付けているのだから、
実際に存在するんだろう。
最後の文、ワニを気に入る=自分のことを許してくれるという風に
被せて見ているのだと思うのだが、「信じることにした」という
微妙なネガティブ部分がオレ的に石川っぽく見えてよかった。
自分的には好きなタイプの話だ。上手く出来ていると思う。
- 153 名前:ランダム 投稿日:2003年03月17日(月)22時33分47秒
- 23 ほっぺの秘密
これはストレートにテーマの秘密を使っていて、
頭を悩ませる必要がなく、楽でいい。
ほっぺがこけただけで不幸に見舞われるという伝説も凄いが、
エレベーターを一日で簡単に細工できる彼女も凄い。
とりあえず最後の新垣と飯田の扱いに笑ったのだが、
みんな苦しみを味わってしまえって、小川も含まれていいのだろうか。
- 154 名前:ランダム 投稿日:2003年03月17日(月)22時34分47秒
- 22 夜行
いい意味で普通の話。何となく暖かい気持ちになった。
凝った仕掛けが全然なく普通に読める作品で、
何だか感想にも困ってしまうのだが、とにかく普通。
こういうほのぼのとした作品も私的に好みだ。
他の作品に比べて短くあっさりしているのだが、
逆にくどくどお涙頂戴みたいに書かれるよりか、
こっちの方がよりいっそう後藤の優しさというか、
哀愁みたいなもんがよく伝わった気がする。
ただ唯一難点をあげるとしたら、
これは紺野主役じゃなくてもよかったのではないか、という点。
あ、でも後輩から見た後藤という視点でなければ、
こういう話は書けなかったかもしれないな。
しまった。自分で言っといて何か自分で解決しちまったよ。
とにかく小さくこじんまりとしていて、いい話だったと思う。
- 155 名前:ランダム 投稿日:2003年03月17日(月)23時00分22秒
- 39 Secret.4U
小川と紺野の逃避行物語。
暗号の部分はとてもわかりやすくて逆にちょっと拍子抜け。
まあ、頭を悩ませる作品の中で、一休みができる方の話だからいいのだが。
この話に限ったことではないが、最後の文がいるかいらないかで、
その作品の完成度が決まると思っているのだが、この話ではどうだろう。
自分的には必要だと思う。この最後の文を読んで、
一番最初の文の意味に気づく人が多いだろうし。
ちなみに今更だが、この最初と最後の台詞は紺野でいいんだよな?
小川が公園で見た「不自然に揺れるブランコ」に紺野が乗っている、
と勝手に推測してみるのだが、どうだろうか。どうでもいいか。
- 156 名前:ランダム 投稿日:2003年03月18日(火)00時38分24秒
- 06 あぶりだし
チャットをROMってなきゃ、
オレはずっとこの後の蛇足に気がつかなかっただろう。
もう一度続きが付け加えるのではないかと思ったが、
とりあえずこれで、終わりなんだろうか。
「ちょっと寂しがり屋だった」亀井が始めた暗号遊び。
今まで返事をろくに返してくれない二人に対して興味を引くため、
というか、仕返しのつもりでやっているのではないか、と思った。
結局その内容がどんなものだったかはわからずじまいなのだが、
「了」で終わらせているから、やっぱり小説とかなんだろうな。
ところで「絵里が強制終了した」という表現が引っかかったのだが、
これは終了させたわけではなく、強制終了なのか?
別に亀井は本当に死んだわけでは泣くお遊びなワケだから、
ちゃんと終わらせた、ということになるはずだと思うんだが…。
まあとにもかくにも、
あまり世間に出ていない6期メンを主役に使う度胸がいい。
田中が何だかカッコ良く書かれていて結構好きだ。
- 157 名前:ランダム 投稿日:2003年03月18日(火)00時39分11秒
- 18 マンション
話の作りが面白かった。ただやはり13レス目がなかったほうが、
二階、一階と落ちて行った後の後味の悪さが、いい意味で残ってよかったと思う。
高橋を死に追いやってしまった紺野は、何故自殺したんだろうか。
自分のしでかしたことに罪悪感を感じたと言っても、
もし小川が自分と同じコトをしなければ、高橋は自殺しなかったはずだ。
どちらかというとやはりこの場合、紺野だけではなく小川にも非があったはず。
しかも紺野は自分の秘密を打ち明けないまま自殺してしまったわけで、
もし小川のことを思って何も言わなかったのだとしたら、
自分まで自殺してしまったのは、失敗だったのではないだろうか。
何も知らずにたった一人残された小川は今以上に苦しめられるだろう。
特に仲が良かった三人グループのうち自分以外が自殺してしまったのだから、
この後の彼女が可哀想で仕方がない。
もしかしたらこの後小川も自殺という道を選んでしまったのではないかと、
余計なことまで考えさせられてしまった作品。
- 158 名前:ランダム 投稿日:2003年03月18日(火)01時06分39秒
- 47 空想狂
空への想いに囚われた人たちの話。
「」を使った会話文などが一切省かれ、
多少の読みにくさを感じたものの、中の話は面白い。
藤本が自殺した理由は後藤への臓器提供のためなのか、
それともやはり空へ向かうために飛んだのか。
頭の悪い自分にはどちらかわからなかったのだが、
とにかくこの作者が普段どんな作品を書いているのか少し気になった。
- 159 名前:ランダム 投稿日:2003年03月18日(火)01時07分48秒
- 48 ハッピーエンド
話の中身とは反対に皮肉なタイトル付けが好きだ。
いや、これはこれでハッピーエンドというタイトルはピッタリか。
ロボットだったのが実は飯田、という展開はある意味ありがちな気もする。
が、話の結末もてっきりタイトル通りになるのかと思っていたので、
自分的にちょっとだけ予想外で面白く読めた作品。
特別なロボットか何かだったのかわからないが、
そんな飯田が世界を救うために辻と別れなければならなかったとき、
一体どんな気持ちだったんだろう。
後にもう一度会いたかったと言っていた部分もあるし、
飯田は辻が旅していることも全て、知っていたのだろうか?
話の感想とはあまり関係がなくて申し訳ないのだが、
自分の事を生身の人間だとまったく知らない辻と、
全てを見据えていたと思われる飯田との出会いがどんなものだったのか、
少しだけ気になった。
- 160 名前:ランダム 投稿日:2003年03月18日(火)01時40分45秒
- 25 あかいはなさいた
一回目、読んだ。わからない。
だから何度も繰り返し読まされた。うん。
生存しているのは仕事をたまたま休んでいた吉澤と、
娘。とは関係がなかった中澤だけ、ということでいいのだろうか。
最初市井と娘。たちの原付とトラックが衝突したのかとも思ったのだが、
それにしては時間の経過がおかしいようなのでやはり違うらしい。
市井→娘。→後藤の順で死んでいるとして、後藤は何故死んだのか。
その死因は?市井と一緒にバイクに乗っていたというのも何か違うし、
やはり吉澤以外のメンバーと一緒に事故にあったということでいいんだろう。
こういう謎が表にババンと大きく出されていると頭が痛くなるが、
色々バカなりに考えられるから楽しいもんだ。
- 161 名前:ランダム 投稿日:2003年03月18日(火)02時03分53秒
- 27 ─ A ─
全体的に上手く、綺麗な作りだ。
内容は可愛らしい話なのだがその完成度に綺麗という印象が植えつけられた。
ちなみにオレの知っているアリスの話では、
お姉さんと本読んでる最中に兎を見つけて―――って粗筋なんだけど、
一般的なのはこのティーパーティを抜け出しての方なんだろうか?
不思議の国のアリスの物語通り夢落ちで来てるわけだが、
実際紺野は幼い頃に迷子になったことがあって、たまたま
その時の夢を見ていたらお姉さんが安倍になっていたという話でいいんだよな。
秘密の使い方もありがちといえばありがちなのかもしれないが、
この話だからこその使い方で、とてもいいと思う。
やはり再度読み返しても可愛い話だ。
自分は上手い感想の書き方が出来なくて残念なんだが、
この話は夢で終わったからこそ、不思議な雰囲気をよく醸し出しているんだと思う。
- 162 名前:ランダム 投稿日:2003年03月18日(火)02時22分07秒
- 13 言えるわけが無い……
ええと、どこら辺が秘密なのかわからないのでそこから行こう。
タイトルからして言えるわけがないことが秘密なわけで、
その言えない事は夢で色々そりゃもうごっつ楽しい夢を見ている、
ということなんだろうが…この夢を見ているのは誰だろう?
(0^〜^)か?
でも髭を剃って会社へ向かうということは、
多分良い歳した成人男性というわけで、え、男?
これが吉澤なのか、もしくはただのヲタの妄想なのか、
あとは娘。の存在自体、この主人公の妄想にすぎないという
意外にも実は壮大なストーリーなのか。禿げしく気になる。
1.夢の中で吉澤になりきっている別世界の男の話。
2.ヲタの妄想。
3.男版吉澤の妄想。
4.その他。
どれだ。一体どれが正解なんだ。
もしくはこの中に正解などありもしないのか。ちくしょう、
オレがこんなバカみたいに深く考えれば考えるほど作者はほくそ笑むんだな。
- 163 名前:ランダム 投稿日:2003年03月18日(火)14時51分09秒
- 20 夢見る少女
チップによってありもしない世界を体験できるという話。
結局これは誰が正常で、誰がチップを付けられていたのか。
保田とつんくと社長はチップの寿命が来て止まってしまったんだろうが、
この話では最後にもう一人、チップが止まってしまった奴がいるはずだ。
吉澤か、他のプッチの中の誰かか、はたまた他の奴なのか…。
そもそももしかしたら、チップがチップがと言っている
医者や看護婦にチップが付いてて、社長が言った通り、
実はプッチは無関係とかなんだろうか。
うーん。考えれば考えるほどわからない。
不思議で微妙に後味の残る終わり方がよかった。
そう言えば何故、この主役がプッチモニ。+保田たちだったんだろう。
どっかの誰かがプッチとチップをかけてるのではないか、
と言っていた気もするが、真相はどうなんだろう?
- 164 名前:44『しるし』の感想 投稿日:2003年03月18日(火)15時18分44秒
- 冒頭の文章が不思議なリズムを持っていて、
どんな話になるのかとドキドキしました。
真希の一人称もよかったです。
一人称で書くとき、主人公の目に映る人物については
詳しい描写ができても、主人公本人については
なかなか描写しにくいこともあると思います。
この作品では真希の素直な性格も
表現できていて、そこに感心しました。
ただ、平易な言葉を心がけてあるようだったのに、
「うずくまる」が漢字「蹲る」で書かれていたことや、
せっかく、しっかりした文章を書く人なのに「??」としている
箇所があり、細かいことではありますが、これらには
少し違和感をおぼえました。
最後の1レスについてですが、
最初から無理のある設定をわざと持ち込み、
それを読者に納得させておきながら、
最後でひょいとひっくり返すやり方は、鮮やかでした
(33がやはり同様の仕掛けを打っていますが、
44の方が鮮やかだと思います)。
- 165 名前:44『しるし』の感想 投稿日:2003年03月18日(火)15時19分58秒
- しかし、これでもまだ無理はあると思います。
結局、真希たちの星には人間は住んでおらず、
3色ともクローンか何かなのだと推察しますが、
住めなくなった星にクローンを送り込み、
モニタしてまで運営する必要があるのでしょうか。
また、クローンどうしを色分けした理由もつかめません。
せめて一部(赤)にだけでも、自分たちがクローンだと
気づかせない(周りにこれがクローンですとされた別のグループが
存在していれば自分たちがそうであるとは考えにくいから)
で、意欲的に星を運営してもらうためでしょうか。
やはり刻印をしないほうがクローンがクローンであると
気づく可能性は低いように思えます。
ただ、最後の1レスで前提をひっくり返す仕掛けが
命になるような作品だったので、
作者としてはダラダラ説明するようなことは
したくなかったのだろうなとも思いました。
最後の一文を見ても、設定を考えてないというよりは
抑制をきかせて締めたい気分が見えました。
それは作者の好みなので、出来がどうのというところ
ではないのでしょう。
長々と書きましたが、面白く読めました。
縮めれば一行のことにレスの無駄使い、失礼しました。
- 166 名前:44『しるし』の感想 投稿日:2003年03月18日(火)15時31分35秒
- ↑星じゃなくて国でしたね。失礼しました。
- 167 名前:ランダム 投稿日:2003年03月18日(火)15時41分48秒
- 30 木登りと赤いスカート
自分的に感想を書くのが難しい作品だ。
何故かと問われても答えようがないのであれなんだが、
小学生並の感想文になってしまうと思うので、最初にお詫び。
石川の設定は後に目が見えなくなる少女で、
ある意味、ありがちなストーリーではある。
自分はもちろん目が見えなくなった経験があるわけではないし、
知り合いにもそういう不幸に見舞われてしまった奴はいない。
だけど目が見えなくなることによって襲われる不安は何となくわかる、
この話の主人公である石川の気持ちもオレが想像する限り、
多分リアルっぽくて、よかったんじゃないだろうか。
とりあえず矢口の登場の仕方に色々意見があったようだが、
オレが読んでる限りじゃ特に気にはならなかった。
多分彼女の勢いのあるキャラクター押されて、感覚が麻痺したと言うか、
そんぐらいしてもおかしくなさそうみたいな印象を受けたんだろう。
自分勝手な意見ばかりを石川に押し付ける一方的な矢口なワケだが、
まぁ、これはこっちも勝手に、自分の言ったことに照れてるんだと解釈しておく。
何だかんだで長くなったな。字数制限に引っかかりませんように。
- 168 名前:ランダム 投稿日:2003年03月18日(火)16時35分57秒
- 01 光
出るだろうとは予想していた保田の卒業ネタ。
テーマの秘密を本当にオーソドックスに使っており、
無難でいい話にまとまっていると思う。
ただやはり無難すぎて、もう一捻りくらい
何か入れてもいいのではないかと欲張ってしまうのは、
多分、自分だけではないだろう。
保田の相手に矢口を選んだのはやはり正解だと思う。
同期メンバーだったと言う理由で彼女を起用したのかもしれないが、
矢口が涙する場面、普段明るい彼女だからこそ悲しさがよく伝わっていた。
(…って、それはこの話に限ったことではないのかもしれないが)
自分は感想を書くとき『一番手に相応しい』と言う書き方をしがちなのだが、
それはつまり平凡・普通であり、胃に優しいと言うか、
メインディッシュの前に出てくる前菜の役割…みたいな表現が、
作者にとって良い意味で受け取ってもらえると嬉しいんだが、
つまりそういうこと。上手くまとめられなくてゴメンなさい(w
いきなり頭を使う凝った作品が来なくて本当によかった。
- 169 名前:ランダム 投稿日:2003年03月18日(火)17時00分24秒
- 04 サン・ジョルディの罠
まずワラタ。思い込みの激しい石川といい、
その石川のパンツの色で賭けをしている吉澤後藤といい、
人一人を病院送りにして平然としてる保田といい、
それぞれ、ちゃんとキャラが立っていると思う。
どうでもいいんだが掛け金がちょっと高くはないだろうか。
それとも後藤は今までの経験で白に2000円かけたのか?
だとすれば普段から石川が白を履いている確率が高いことになるな。
いやいや待てよ、確か吉澤が負けて後藤に金を渡してるとき、
札の数は2枚ぐらいだったと言うことだから、普段からこの値段は当たり前なのか。
うーん、どっちだろう。普段の石川は白かピンクか、どっちなんだ!
…って本当にどうでもいいことを無い知恵絞って考えてしまった、オレキショいな。
とにかく、本屋の本に紙を隠すなんて良い度胸をしているこの2人。
全て知ってしまった石川に殴られる吉澤を想像してニヤニヤしてしまった作品だった。
- 170 名前:「あかいはなさいた」の感想 投稿日:2003年03月18日(火)20時21分43秒
- これはいいね。丁寧に書かれている。
2度目読むと細かい伏線が張られているのが良く分かった。
例えば、『人が死ぬと、こころに紅い花が咲く。』の部分は一度目は市井が死んだことにより、悲しみの比喩として後藤のこころに紅い花が咲くと解釈したのだが、二度目では、実は人(後藤)が死ぬと、後藤のこころの中に実体としての紅い花が咲いて(魂だけになる?)『手のひらの上で、ぽう、と花はランプのようにかがやく。』のだ。という風に解釈が変わった。
もちろん、死んでしまえば実体も虚体も無い訳だが、なにかしらの超空間的な存在として『紅い花』みたいなものになっていくというイメージは、すごく綺麗だと感じた。
『また、生きていればよりいっそう遠くなり薄くなるはずだった面影は日ごと鮮明になり、あたしは生きてたときよりずっと、市井ちゃんを近くに感じるようになった。』の部分も、生きているのが市井なのか、後藤なのかによって意味が当然変わってくる。後藤が死んだと知った後では、この部分は非常に腑に落ちた。
- 171 名前:「あかいはなさいた」の感想 投稿日:2003年03月18日(火)20時23分00秒
- 全体的に幻想的な夢か現かという雰囲気がよくでていると感じた。後藤が境界線をふらふらしすぎて、どっちがどっちかわからなくなったという事を十分に表現し得ていると思った。
某シンガーソングライターの『ほおずきランプを灯して』という歌や、つげ義春の『紅い花』という漫画が頭に去来したよ。
さらに、吉澤を除く11人の娘。達による『ライブ』の場面は、すごく哀切な感じがした。『死者の祝祭』という言葉が適切かどうかは分からないが、自分の死を受け入れた上で『踊りまくって、歌いまくって、あたしたちは顔を見合わせ、笑う。』という不思議が明るさは強く印象に残った。
今回、メンバーの死を扱った作品がかなり目に付いたが正直言って必然性が無かったり、唐突すぎると感じざる得ない作品が幾つかあった。しかし、この作品からは全ての死に意味があり、そして死とは決して全ての終わりでは無いというメッセージを受け取った。
- 172 名前:簡素な感想 投稿日:2003年03月18日(火)21時04分04秒
- ハッピーエンド
〜た。〜た。という表現が連続していて、文章表現は今一つだと感じたが、
逆に辻ちゃんの中にある『アルジャーノンに花束』の主人公と共通する部分を表現しているとすれば、それはそれで納得がいった。(褒めています。)
一種のパラレルワールド物かな。
たぶん辻がこの世界の救世主なんだろうね。飯田さんは過去の超科学文明によって作られたロボット。ただし、辻とペアでなくては、その能力を発揮できないんじゃないかな。
救世主たる辻にはきつい試練が与えられる。ロボットとして生き、人間に奉仕し、飯田さんのもとに辿り着くという試練。その試練を乗り越えて飯田さんの元に辿り着いたときに、キーワードは発せられて世界は、今ある形の世界に戻る。ただし、その世界には飯田さんはいない。
確かに救世主の辻は奇跡を起こしたが、辻にとっての奇跡は起こらなかった。
世界はハッピーエンドだけれども、辻にとってはアンハッピーエンドだった。
- 173 名前:簡素な感想 投稿日:2003年03月18日(火)21時11分40秒
- 光
ストーリー的には平凡だけれど、矢口と保田の絆の深さを感じさせる話だね。読み終わってちょっとジンときた。なんか、現実にもこういう風に「二人だけの秘密」がきっとある2人だろうね。
トップバッターを飾るにふさわしい掌編。
秘3TWOボん。
うーん。何か作者だけが楽しんでいるという印象を受けたな。
書き慣れた作者だとは思うけど、創元社推理文庫とかカッパノベルズみたいな構成はいかがかと。
あくまで個人的な意見だけど、作者の姿が必要以上に前に出る作品はNGだなぁ。
過去の名作といわれる娘。小説の題名がちりばめられているのは分かったが、それが作者の言う謎なのかも自分には分からなかった。
作者の伝えたいことが、自分には伝わって来ないという読後感しか得られなかったよ。
- 174 名前:簡素な感想 投稿日:2003年03月18日(火)21時16分30秒
- 崩れ落ちる前に
なんかカッケーって感じ。
全体に背伸びして書いたという感じが拭えなかったけれど、
それがアイドルと不良少年の秘密の恋の不器用さというか
危うさを醸し出している思ったよ。
途中、セリフだけで話を構成していくところや、短いセンテンスでつないで
いく作者の独特の文体は、変な言い方だけども、『とんがった文章』だと思った。
ハードボイルドだね。それから個人的には不良少年の偽悪ぶった所がちょっとツボにはまった。
しかし、吉澤は本当に恋愛問題というか素行不良で馘になりそうだから、
洒落になってないよな。
サン・ジョルディの罠
最後の落ちは思わず笑ちゃったよ。
吉澤後藤が悪ガキ高校生コンビをやっているけども、登場人物は全員女だろ。女が石川のパンツの色に興味なんか示すかぁ?賭の材料にするにしても不自然だと思うが。
しかも何で売り物の本で秘密の連絡を取らなきゃあかんの?直に話せよって突っ込んだのは俺だけだろうか。
なんか突っ込みどころ満載な話だけど、石川のキショさの描写は感心したよ。
コメディーとしては面白かった。
- 175 名前:簡素な感想 投稿日:2003年03月18日(火)21時18分59秒
- スペースパニック
どうでもいい事だけど、「さくらM」ってさくら組メンバーで構成されてるみたいだけども、なぜ道重が混じっているの?
救助が一ヶ月後でないと来ないと知りつつも、部下を一人見殺しにしなければいけないという安倍の葛藤がこの話の核だとおもうけど、
何か安倍はあっさり道重を選んで、矢口が身代わりになって、矢口中尉に敬礼みたいな、話がサクサク進み過ぎて話の厚みが感じられなかったな。
最後はハッピーエンドに終わったけど、これも予定調和的というか、全体的に伏線未満の部分が多いような印象を受けたよ。もっとサイドストーリーを生かして話に厚みを持たせた方がいいと思った。
結構、楽しくは読めたがテーマの割には軽さが目だった気がしたよ。
ザ・インタビュー
実はつんく♀がいるって話だよね。結論をズバリと言わなくて、状況証拠や証言から事実をあぶり出していくっていう『ナマタマゴ』みたいな手法が結構面白かった。つんく♂の母ちゃんはつんく♂そっくりらしいから、案外事実かもね。
- 176 名前:簡素な感想 投稿日:2003年03月18日(火)21時20分33秒
- あぶりだし
いつの間にか追加されていたのね。
これは結構ツボだな。隠れてタバコ吸う田中のニヒルなキャラがいいね。
亀井の謎の手紙ってのもいい。亀井が何故、自作自演してまで死亡通知をおくったのか?あぶり出しの手紙には何が書かれていたのか?一切説明が無くて、読者は(そして田中、道重すら)突き放された感じだけれど、田中はあっさり考える事を放棄。道重は途方に暮れるという対比がおかしい。
妙に読んだ後、印象に残る作品だった。
秘密基地
これ、最初読んだ時に秘密基地ってモーニング娘。の暗喩かと思ったよ。
深読みし過ぎかもしれないけど。
子供時代を埋めて、卒業アルバム(これは少女時代の象徴)も埋めて、そして、新しい世界へと足を踏み出していく。
大人になっていく石川、吉澤、後藤。
ソロとして芸能界に生きていくってことかなって思った。
- 177 名前:簡素な感想 投稿日:2003年03月18日(火)21時36分27秒
- 草原の人
ちょっと皮肉が効いた掌編だね。夢の中では自分の心が読めるのに(たぶんピンク色の服を着た女って松浦の分身だと思ったので)、起きあがると、もう自分の心が分からなくなっている松浦。
作者のアイドルサイボーグ松浦へのちょっぴりの悪意とかなりの愛情をこの作品からは感じた。
個人的には松浦は少なからずは歌が好きで歌手になったんだろうな、と信じてはいるけど。
空想狂
『人間は、上がる生き物なのだ。かつて人間は海から陸に上がった。
そして今は陸から空に上がろうとしている空の時代。やがては空も越え、星を越える。滅びを迎える瞬間まで、人間は果てのない天へ向かうのだ。』
この辺はもしかしてガンダムの影響を受けているのかなって思った。良くは知らないけど。
ある種の少女期にありがちな、狂信性を上手く切り取っているとは思う。転世を信じて集団自殺しちゃうみたいな。特に後藤の病に起因する体重の減少を、空のくにに近づくために体が軽くなったと思いこむ表現は上手いと思った。
高橋も結局、最後は藤本や後藤の狂信の磁場に捕らわれてしまったのかな。
ある意味、危険な匂いがする作品だと感じたよ。
- 178 名前:簡素な感想 投稿日:2003年03月18日(火)21時39分13秒
- Secret.4U
『おもいでのこうえんでまつ』かあ。
でも、小川は全くこの手紙の秘密に気付いてないよな。
『小さい頃よく遊んでた公園の前へと差し掛かった時に、上から覗いた背高ノッポのブランコが、風のせいか、不自然に揺れているのが辛うじて見えた。』のは、たぶん紺野が揺らしていたのに、素通りして自転車で走り去るなよ。小川らしいと言えば、小川らしいけども。
でも、最後に手紙の秘密に気づいたのかな。元来た道を引き返している訳だし。気付いたかどうかは、自分にはちょっと判断できなかった。
紺野が一晩中公園で待っていられるかなという疑問や、せいぜい高校生の小川が家出をしたとしても、紺野と2人で生きてゆけるのかという疑問も少し引っかかった。
でも、なんか尾崎豊の『盗んだバイクで走り出す〜。』の歌がバックで聞こえてくる様な開放感を感じる作品だったな。
- 179 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月18日(火)21時53分02秒
- 43:復活(サービス期間につき大幅増量中)
11人ということは保田さんが抜けたあとの話でしょうか。
伏線、構成、場面転換が見事です。言うことはありません。そういえば、「ぷよぷよ」作った会社潰れましたね。
楽しいお話なんですが、悲しいこともありました。平家のコンサートを待ちわびていたのが娘。だけだったこと、復活したのが実は活動やめたのかやめたないのかはっきりしない稲葉だったこと、「ぷよぷよ」とか「グレムリン」とかで作者がオサーンであろうことが推し量られること……。
- 180 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月18日(火)21時53分35秒
- 44:しるし
いっしょにいたいのにいられないという古典的なお話です。その理由づけが、大昔だと家柄だとか、人種だとかあったわけで、ここではオリジナルかそうでないかということらしいです。赤黄青というと昔のシャッフルユニットが思い出されますが、それとは関係ないようです。
最後に、それはフィクションであったことが明かされますが、ここが問題です。安倍と飯田はそのことを知っています。真相を独占している人は後藤や矢口より立場が上であり、「そんなもの」はやはりあったわけです。それと、すべてコピーだったとしたほうが、より現代的だったのかもしれません。
45:三面鏡
お昼のドラマのようなお話。
( ^▽^)<人間って、哀しいね
- 181 名前:読み飛ばしてください 投稿日:2003年03月18日(火)21時54分22秒
- 46:番長日記
小川の名前が出てきませんでした。
47:空想狂
叙情的な話なんですが、それだけだったような気がします。
48:ハッピーエンド
よくできたお話で、辻に奇跡が起こせない理由の提示の仕方に感心しました。3レスめはあったほうがいいのか、場所はそこでいいのか難しいところです。
- 182 名前:簡素な感想 投稿日:2003年03月18日(火)21時57分22秒
- ジョーカー
これ、何か好きだなぁ〜。
思い切り背伸びして書いているところがいいよ。
二重人格とまで言っちゃうと言い過ぎになるけど、別の人格を持っている辻ちゃんの話だね。
流石に15歳ではいくら化粧してもばれるだろ、しかも辻ちゃんだし。とか。
加護ならいくら変装してもお互いバレバレやん。とか突っ込みどころはたくさんあるけど、勢いにまかせて書き切りました。って感じが好印象だった。
ただ、猥談はちょっと???だったな。意味を知っていて書いているのならいいけど、猥談ってスケベ話のことだよ。多分ここでは雑談が適切な表現では。
- 183 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時47分18秒
- 先ず初めに、この感想はあくまで一読者の戯言です。
余り真剣に受け止めないでください。
26 紫陽花
今回の作品の中で一番好きです。
ネタバレ無しではこの話の魅力を存分に語れないので、まだ読んでない方は絶対に
見ないで下さい。
この話は、部活の顧問の殺害事件、いしよし、五期絡み等、異なる幾つかの物語で
構成され、乱雑で取り留めのない印象を受けます。しかし、紺野を主役に添えるこ
とで、事件を主軸に全てが一つにつながります。
物語は、主人公が、雨の中の校庭を走り去る少女を目撃するシーンから始まります。
これが、主軸の頂点となります。
次に、いしよしパートで書かれるわけですが、そこでは事件の概要(それも極めて
大雑把な)と、石川と吉澤の関係(これも断片的なもの)だけです。
- 184 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時48分05秒
- 次いで、小川を中心とした五期絡みのパートになりますが、そこでは意外と多くの
情報が含まれています。それを全て書き出すのは野暮と言うものですので省きます
が、とにかくこの新垣は小憎ったらしくて可愛いです。彼女たちの関係は、大変強
い友情で結ばれている事が分かり、ごくありふれた日常を強く印象付けています。
そんな中、唯一紺野だけが浮いているように感じてしまいます。
それは何故か、この時の中心人物は小川で、高橋、新垣、紺野がその周りに集まっ
ているかのように思えながら、紺野一人が普段と違う行動を起こし、その行為がか
えって紺野に他と違う印象を与えてしまっているのです。
次に、紺野と石川のパートですが、ここでは物語の確信に触れた会話を行ないます。
紺野と石川の関係、吉澤と石川の関係が始めてここで明らかとなります。
そして、紺野の最後の言葉、あの言葉には大変重要な意味が含まれています。
- 185 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時49分00秒
- その事は後で語るとして、次に、再び小川を中心に物語りは進みます。紺野と合流
した小川は、居残りで遅くなった為に二人だけとなった校庭を、雨降りの中、校門
目指して歩きます。
ふと、紺野の目に映る、雨に濡れた紫陽花の風景が、あの日の風景とシンクロしま
す。それは冒頭のシーンであり、殺人が行なわれた日でもあります。全てを知りえ
た人物、全てに関係する人物、つまり、紺野こそがこの話の主人公であり、中心人
物である事が分かります。
重要人物と思われていた石川や小川でさえ、紺野を中心に動いていたに過ぎません。
- 186 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時49分39秒
- さて、この話には多くの謎(秘密ではなく謎)が隠されています。
その一つは道重の行動(学校に来ていないという事実)にあります。
道重は第一発見者であり、殺害された人物と面識があり、しかも、殺害する動機が
あります。つまり、犯人に疑われても仕方が無い。
そんな人物が学校を休んだりするでしょうか、そんなはずはない。
本人の居ぬ間に学校でどんな噂をされるか分からないし、普段と違う行動を取れば
益々疑われるのは目に見えています。
ならば何故? 答えは、紺野の行動の中にありそうです。
紺野は、図書室で難しい本を読もうとしていました。初読ではこの本が何なのか分
からなかったのですが、某所で、法律の本ではないかと言われ、なるほどと思いま
した。紺野は確証を得たかったのでしょう。自分の立場と犯した罪の重さがどの程
度なのかを。それは石川も同じなのでしょう、彼女は紺野の持つ本に興味を覚えて
います。
- 187 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時50分45秒
- 石川の「本が好きそう」と言う台詞からでも、紺野が内向的である性格がうかがえ
ます。
しかし、この出合いは狙ったものか、偶然なのか(紺野の様子を見る限り偶然で
しょうが)分かりませんが、紺野は、この時に決して本人に打ち明けなかった思い
(石川に対する憧れ)を打ち明けています。これは、紺野が石川の秘密を握ってい
るという余裕の現われと考えられます。なぜなら、石川の秘密を握ることで、紺野
は石川の上位に立つことになるのですから。
この事実に気づいた時、事件の全容が見えた気がしました。
ここからは、あくまで憶測であり、それらを証明する為の、何の証拠も無い単なる
妄想になります。
- 188 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時51分43秒
- 雨の日に、石川は鈴木に呼び出しを受ける。或いは逆かもしれないが、とにかく二
人は放課後に体育館倉庫で密会(テニスは屋外でやるスポーツである。偶然ではな
い)をする。その時、鈴木は石川を脅し、性的行為に及ぼうとした。脅しのネタは、
恐らく吉澤がらみで、二人がホテル等から出た時の写真などの証拠を握られていた
のであろう。石川は必死に抵抗し、勢いで鈴木を突き飛ばしてしまう。鈴木は、高
頭部を地面に打ち付けて一時的に意識を失い、流れ出る血液を見た石川は、彼が死
んだと錯覚する。そして、服装を正し、写真を全て拾い上げるとその場を立ち去っ
ていった。
皆さんも知っての通り、逃げ去る石川を目撃して、紺野は、体育館倉庫へと向って
いる。そこでは、鈴木が頭から血を流して(ズボンははいていないかも)倒れてい
た。紺野は慌てて駆け寄り、生死を確かめる為に声をかけ、体を揺らす。
- 189 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時52分26秒
- その時意識を取り戻した鈴木は、朦朧とする意識の中、紺野の事を、背丈、服装
(制服)、髪型や髪の色、雰囲気が似ているという理由で道重と勘違してしまい、
思わず口走る。
「道重か、大丈夫だ……ちくしょう、あのメスブタめ……くく、まぁいい、こんな
ことをしてどうなるか……思い知らせてやる……」
この時、紺野がまだ部活に出ていた頃、道重に言われた言葉が思い出された。そう、
それは恐らく、夕暮れ時の部活を終えた後、部室へと戻る途中に道重に声をかけら
れた時、たまたまその時は二人っきりだったのか、二人だけになれる場所へと移動
したのか、二人だけになると道重はこう切り出した。
「石川先輩は止めたほうがいいですよ」
その時の道重は、怪しげに笑い、いかにも同情をしたかのような口ぶりであった。
それから数日も立たないうちに、吉澤との噂を聞き、紺野は部活へ行くのを止めた。
- 190 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時53分14秒
- 全てが合致し、紺野は事件の真相を知る事になる。
道重が鈴木にセクハラを受けているという噂も、二人の関係を隠す為のカモフラー
ジュなのだ。噂も自ら流したのだろう。
紺野は真相を知ると、鈴木に止めを刺し、翌朝まで発見されないように倉庫の中へ
と隠した。もちろん、石川を庇う為である。
翌朝、朝錬の為に早くに家を出た道重は、家の扉に挟んである手紙に気がつく。
その手紙は夜中のうちに紺野が用意したものだ。内容は、恐らく鈴木に見せかけて、
朝錬前に体育倉庫まで来るよう書かれていたのだろう。道重は何の疑いもせず体育
倉庫へと向かった。そして、倉庫の鍵が開いている事に気づき、中に入る。そこで
見たものは、マットに包まれ、無残に殺されていた鈴木の姿であった。
- 191 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時53分57秒
- 道重は悲鳴を上げ、腰を抜かしたように座りこんだ。何故なら、呼び出したと思っ
ている本人を死体で発見したのだから。手にべっとりとした感触を受け、目線を向
けると真っ赤に濡れている。
その後は、皆さんも知っての通り、その現場を他の生徒に見られ、道重は第一発見
者となるしかなかった。これは、道重への無言のメッセージであり、それを道重も
感じたのだろう、鈴木という後ろ盾を失い、恐ろしくなった彼女は学校を避けるよ
うになる。
これが、この事件の顛末であると考えます。
勿論、一読者の推測でしかありません。
- 192 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時55分02秒
- さて、ここで、一つ気になる点があります。
吉澤の存在です。
吉澤は、紺野に石川を諦めさせ、石川が罪の意識に潰されないよう支える為の存在
なのでしょうか?
それでは困るのです、石川を支えるのは紺野でなくてはなりません。何故なら、
テーマである「秘密」を共有(一部ではあるが)しているのは紺野と石川だからです。
それを吉澤が肩代わりしてしまうと、テーマ性が弱くなってしまいます。
ですが、それも杞憂のようです。
- 193 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時56分18秒
- 最初、吉澤は、事件の真相に気づいているのではないかと思いました。しかし、読
み返すうちに、それが間違いであると思い直しました。なぜなら、吉澤は、石川の
異変に気づき、それが何なのか探ろうとしています。そして、最後には石川に委ね
ます。
つまり、「彼女が話してくれるまで待とう」と言う意思の現われが見てとれるから
です。「まるで何もかも察しているかのように」の文章からも分かるように、本当
は何も分かっていません。
そして、石川が打ち明ける事は無いでしょう。
何故なら、好きでもない図書室に通うのは吉澤に合う為であり、それは吉澤に行動
を合わせているということ。それこそ二人(いしよし)の関係を現しているのです。
石川は、吉澤との間に支障が出る(嫌われる、または重荷を背負わせる)ような事
は言えませんし出来ません。
図書室での最後の台詞ですが、その事(石川と吉澤の関係)が分かったから、紺野
は勝利を確信し、ライバルの物足らなさに「なぁ〜んだ」と呟いたのです。
- 194 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時57分00秒
さて、この物語にはもう一つの最大の謎が残されています。
なぜ、タイトルが「紫陽花」であるのか。この謎を解くのはいささか骨が折れまし
た。ヒントは、小川を中心に書かれている何気ないエピソードの中に含まれていま
した。
おっと、ここまで書いてしまうのは無粋と言うものですね。
とにかく、今回の企画でこの作品に出合えた事は最上の喜びであり、幸福です。
この作品の世に出した聡明なる作者、及び、その関係者に心より感謝致します。
以上で、「紫陽花」の感想を終えたいと思います。
ぶっちゃけ、このペースで他の感想を書く気力はもうありません。
- 195 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時57分55秒
- 16 プラチナ
今回、次点の作品です。
この作品の魅力は、加護の可愛らしさにつきます。
全く持って可愛い、眺めてるだけで笑みが絶えません。
全ての動作、仕草、言動が可愛すぎます。
おそらく、俺が思う加護のキャラに一番近いです。
この作品が次点である理由、それは一つしかありません。
吉澤の設定に問題があります。
加護にあれほど好かれながら、他の人物と付き合うとは言語道断です。
他の人物とは誰か、冒頭の後藤はカラオケにいく程度の、しかも加護を優先する
程度であり、親友以上はありません。
飯田と辻はどうか、たまたま話題に出たからメールを出した、その程度です。
飯田と辻は他にも話題に出た人物にメールを出している事でしょう。
- 196 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時58分49秒
- 次に、保田、矢口、石川ですが、各人に二人っきりで吉澤と会おうとする意思が見
られません。せいぜい同室の石川が、吉澤が一人で居るのではないかと危惧して食
事に誘った程度のものでしょう。これも、友人、親友以上とはとても思えません。
そして、最後(3通目)のメールの主、これは紛れも無く恋人同士、あるいはそれ
に近い者同士の会話です。吉澤はこの後、メールの男と部屋で男女の関係になるの
でしょう。
全く持って赦しがたい話です。
なぜが安倍だけ出てきませんでしたが、これは作者が忘れていただけでしょう。
別に深い意味は無いと思います。
- 197 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月18日(火)23時59分28秒
- 40 失踪
とても楽しく読ませていただきました。
すばらしい内容で、文句と付け所が……、そうそう、一つだけありました。
加護の胸は本物です。あなたの目は節穴ですか?
あの躍動感ある動きがブラごときにできますか?
笑わせないで下さい。まぁ、実際笑っていませんが。
加護が逃げだしたくなる理由、つまり、秘密が必要だったのは分かります。
しかし、秘密があまりに非現実的過ぎて感情移入する事が出来ませんでした。
それ以外は完璧です。本当に残念です。
- 198 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月19日(水)00時00分16秒
- 38 パンドラ
この話は現在から過去へと遡り、読者が抱える謎を解き明かしていく形式で書かれ
てるようです。
このタイトルにもあるパンドラとは、罪悪が詰まった壺の蓋を開いた女性の名前で
すね。この話のパンドラとは、藤本の事でしょう。
藤本の罪悪は、塞いだ蓋を抉じ開けたこと、その為に、閉じ込めていた感情が流れ
出てしまいました。
この話には救いがあるのでしょうか?
おそらく無いのでしょうね。タイトルがパンドラですし。
パンドラは好奇心に勝てず、つぼの蓋を開けてしまい、中からあらゆる災いや害悪
が飛び出すが、驚いて慌てて蓋を閉じてしまい、希望だけが壺の中に閉じ込めら、
開放されなかった、という神話ですし。
この後の藤本のことを考えると、胸が痛いです。
- 199 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月19日(水)00時00分51秒
- 25 あかいはなさいた
この話も、堺正章風に言わせれば、「星二つ」です。
とにかく作者には踊らされました。
いえ、作者の思惑以上に自ら踊った気がします。
踊りすぎてヘロヘロです。
つかれたので次行きます。
- 200 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月19日(水)00時01分29秒
- 37 桜散る樹下に佇む君は
最もドキドキした作品です。
怒りでディスプレイを破壊するところでした。
保田が好きになりました。
彼女達には是非幸せになってもらいたいものです。
そうそう、これだけは言っておきたいと思います。
俺はロリコンじゃありません。
- 201 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月19日(水)00時02分58秒
- 18 マンション
読み始めた時は、何故、階が書かれているのか分かりませんでした。
その、書かれた階の住民の話なのか? と誤読したほどです。
ですが、最後の一行を読んで思わず唸りました。
秘密の使い方も実に上手い。
主人公は、高橋が自殺した理由に気づきます。
つまり、自分と小川がついた嘘があまりに一致する為、不信が確信へと変わってし
まい、高橋は裏切られたショックで自殺したのだと。
もし、主人公か小川が嘘をつかなければ、高橋は死ななかった。
主人公はそう思います。
そして、この秘密を小川に打ち明けることなく主人公は……。
主人公は、その秘密の重さに耐え切れなかったようですね。
秘密は永久に守られたわけです。
しかし、結局は無駄であったようです。
この秘密は小川にしか意味をなさず、小川はこの後……。
小川は思いつめていました、自分の嘘のせいで自殺したと、そして、それを打ち
明けた紺野が自殺をしてしまいます。
その事実が示す意味を彼女一人で耐え切れるとは思えません。
ところで、誰か一人ぐらい遺書は残したのでしょうか?
- 202 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月19日(水)00時03分35秒
- 30 木登りと赤いスカート
こういう話は大好きです。
綺麗にまとまっていると思いました。
22 夜行
短いながらに心に染みるものがあります。
ホロリとしてしまいました。
作者さん、ありがとう。
- 203 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月19日(水)00時04分08秒
- 43 復活(サービス期間につき大幅増量中)
純粋に楽しみました。某ゲームを知らないとこの面白さは伝わらないように思いま
す。とにかく楽しみました。ありがとうございます。
32 時の邂逅
読んでいて胸が苦しくなりました。
呼吸をするのを忘れていました。
- 204 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月19日(水)00時04分54秒
- 20 夢見る少女
衝撃的な作品でした。
突然集められた保田、吉澤、小川、アヤカの4名は、自分達が夢を見ているだと打
ち明けられます。
そして、まず、保田の装置が止まります。次に吉澤か?と思っていたら、実は夢の
住民(ナビゲーター役)だと思っていたつんく♂が夢から覚めてしまいます。次に
は社長、そして……。
まるで、全ての人物が夢を見ているのではないかという錯覚に陥ります。
しかし、よく考えてみると、夢を見ている人物と夢から覚めた人物が同じ世界に居
続けるのは変です。つまり、この一連の全てが夢であるのではないか。
では、誰が夢を見ているのか?
この話を読んでいる読者こそがこの夢の住民(チップを埋め込まれた人物)ではな
いでしょうか?
そう考えると全ての辻褄が合います。最後の「ぷつん」こそが読者が夢を見ていた
という証ではないでしょうか?
つまり、夢の終わりを読者に告げているのです。
さすがです。私は作者に御礼を言いたい。
面白い夢をありがとう。
- 205 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月19日(水)00時05分41秒
- 31 浴槽マーメイド
石川の歌唱力がアレなのは、そのような秘密があったからなんですね。
ラストは鰭でピチピチ歩く姿に大爆笑でした。
44 しるし
人間がモルモットのようで、嫌な気分になりました。あの観測に何か意味があるの
でしょうか。この質問自体が無意味ですね。飯田と安倍もまた、誰かに監視されて
いるのでしょうね。
- 206 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月19日(水)00時07分37秒
- 06 あぶりだし
これには騙されました。突然、文章が炙り出されたからです。
恐らく時間がたったら浮き出る仕組みだったのでしょう。
決して、後から追加で投稿されてはいないのです。投稿を開始したら、最後まで
一度に投稿というルールを破ったなどという言われ無き弾圧は止めていただきたい。
そのような証拠は何一つ無いのですから。
投稿日付? はて? 私のブラウザにはまだ炙り出されていませんが?
- 207 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月19日(水)00時08分23秒
- 04 サン・ジョルディの罠
笑った。もし、確認前に他の客に買われたら如何するつもりなのでしょうね。
きっと如何もしないんでしょうね。
34 違和感
他のメンバーを卒業させるより、よしかごでユニット組んだ方が早いような気がし
ますが、そのようなコマンド(選択肢)は無かったのでしょうね。
途中でレスが抜けているようです。その為、吉澤と加護の会話に違和感があります。
脳内で補完できますが、やはり、完全な文章を読んでみたいです。
- 208 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月19日(水)00時09分23秒
- 41 草原の人
初め、松浦の前に現れたのは石川だと思いました。
しかし、読み進めるうちに、松浦の影であるように思い直しました。松浦は、歌う
事に深層心理で疑問をもつようになり、夢で自分と向き合う事で、本当の目的を探
ろうとしているように思えたのです。しかし、そう考えるとテーマである「秘密」
に沿わなくなってしまいます。
そうです、やはり、初見の通り、草原の女性は石川なのでしょう。
石川は、己の音痴を嘆き、松浦の夢の中へと侵入して(その手段は不明ですが、
石川なら可能なのかも)松浦の影に成りすまし、彼女の歌が上手い秘密を探ろうと
しているのでしょう。間違いありません。危うく誤読する所でした。
- 209 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月19日(水)00時10分12秒
- 17 未来の花
この紺野は終始狂っているように思えました。
友人に化け物扱いされ、親にまで見離され、完全な孤独の中、花だけを支えに生き
てきました。この時は心を閉ざしていたけれど、まだ精神は病んでいなかったよう
に思えます。
ですが、ラストで後藤を自分のせいで死なせた事を切っ掛けに、完全に壊れてし
まっています。
最後の台詞など、とても正気とは思えません。
しかし、紺野にとっては救いだったのかもしれません。
心の枷は、もはや存在しないのだから。
- 210 名前:感想?書きます 投稿日:2003年03月19日(水)00時10分49秒
- 03 崩れ落ちる前に
初め、吉澤が悪い男に騙される話かと思っていたら、実は騙されたのは事務所側で
あったという二重とラップがしかけられ、さらに、吉澤が少年を騙しているのでは
ないか、というオチを期待していたら、お人形さんになってしまった悲しいお話。
何度も期待を(良い意味で)裏切られ、楽しく読めました。
- 211 名前:ランダムMkU 投稿日:2003年03月19日(水)17時03分38秒
- 05:スペースパニック
新垣さんの扱いが酷い…。難解なSF設定とコミカルなやりとりで、人間の生への執着と貪欲さへの自己弁護をドライに見せているところは巧いと言うべきでしょう。
06:あぶりだし
真実と虚構の情報に翻弄される娘。小説という妄想へのアイロニーと勝手に解釈していたのですが…。本当にあぶりだされるとは思っていませんでした。個人的には蛇足かな…と思いました。
08:ザ・インタビュー
つんくさんの作詞は誇張された女の思考に満ちていて、とてもこの話のオチどころにするに値しないと思うのですが…それを指摘するのは野暮ですね。
- 212 名前:ランダムMkU 投稿日:2003年03月19日(水)17時08分11秒
- 11:柴ちゃんのチョコレート
個人的にこういった話を書ける人は尊敬します。個々のキャラクター性がきっちりしていて、なおかつ小ネタもポイントを突く…。「秘密」という点ではストレートですが、ライトでポップな話あってこそやはり「短編集」として開催される意味があると思います。
13:言えるわけが無い……
言いましょう(笑) 言えば言ったで楽しいですよ、世の中。
14:秘密基地
賛否両論のある基地破壊の行為の意味。 若年ではない私としては、この話と作者の「大人に憧れる子供」の思考の若さが微笑ましいです。 大人には誰でもなることが出来ます。捨てて、破壊したものが、大人になった時に如何に必要となり、大切なものになるのか……そのうち分かることでしょう。
- 213 名前:ランダムMkU 投稿日:2003年03月19日(水)17時10分25秒
- 27:─ A ─
不思議の国のアリスのような“エヴリデイマジック”的な色合いが見られないのはやはり日本人の限界でしょうか…。レイアウトなど工夫を凝らしていることには作者のこの話に対する意気込みが見えて良かったと思います。惜しむらくは選んだ素材をうまくアレンジしきれていないような気がしました。と、いっても、これ以上のものを書け、と言われても自分は書けません。
48 ハッピーエンド
幸不幸の価値観、基準をストレートに問いただしてくるこういう話は好きです。
1人の犠牲のうえに成り立つ1000人の幸せが正しいことなのか、勿論、全ての人々が幸せであるにこしたことはありませんが、世の中そうはいきません。
1人の犠牲を知っている人にとって、それはとても辛い記憶です。そうした辻の哀切さが伝わってきます。
- 214 名前:今更感想かよ! 投稿日:2003年03月25日(火)21時33分50秒
- 今更ですが感想を。
っていうか、これは感想というのかどうか疑問。
あくまで自分の意見ですので…。ハイ。
01 光
記念すべき今回の一発目。
全体的にマターリな空気で描かれる、保田と矢口の物語。
実にシンプルにまとまっていて、短調な流れが心地よく感じました。
秘密という点では若干テーマとしては
いまいちリアリティがないのと、インパクトが薄いという点では否めない気がします。
1発目という意味で癖がないというのが非常に良かったのではと感じ。
02 秘3TWOボん。
どうしても羅列された小説タイトルに目がいってしまうのは自分だけではないはず。
その点にばかり着眼してしまい、肝心なストーリーを追えなかった。
既に他の方が書かれているけれど、再読してもよくわからない。
作者さんが狙ったのは、何だったんでしょうか…と疑ってしまった。
小説タイトルの羅列だけが書きたかった…という見方をしてしまった。申し訳ないです。
文章は読みやすかったと思います。
- 215 名前:今更感想かよ! 投稿日:2003年03月25日(火)21時34分56秒
- 04 サン・ジョルディの罠
石川のキショキャラが大変可愛らしくて良かったです。
オチも自分好みでした。
好きな作品なのに感想が書けないとはこれ如何に…。
05 スペースパニック
専門的な用語があっても、特に気にならずに読めました。
SF映画などのノリで、何故かアルマゲドンを思い出しました(関係ない?w
道重と亀井を間違えてしまってるところはご愛嬌ということで。
っていうかこれ感想じゃないね。スマソ。
- 216 名前:今更感想かよ! 投稿日:2003年03月25日(火)21時36分57秒
- 06 あぶりだし
すでに書いた人が解説したりしてますが、最初に読んだ感想を。
空白だけの投稿がされた時は「?」と思いましたが、追加された方が個人的に面白かった。
まだあまり着色されていない6期メンを使ったこと、そのキャラに無理がなく、
「こういう事ってありそうだな」と感じさせてもらいました。
自分がこの手のリアルの作品を読む際に一番着眼するポイントがそこ(こういう事ありそう)なので、
田中がタバコを吸ってたり、亀井が手紙を出したり…というのも納得。
秘密の使い方としても、良い意味で後味の悪い終り方で良かったと思います。
07 ファミリーアフェア
これは「娘。小説」そのものをネタにした話ですね。
いまいち掴みきれずだったんですが、つまりは小説と現実をごっちゃにした?ってことですよね。
紺野と小川はどーなるのかは非常に気になります。
- 217 名前:今更感想かよ! 投稿日:2003年03月25日(火)21時38分17秒
- 08 ザ・インタビュー
昔、まったく同じネタを書いたので親近感が沸きました。
誰が誰だかわからないというのに賛否両論でしょうが、
もっと特徴的に書いてみても良かったのでは、と思います。
後藤さんと保田しかわかりませんでした。
09 ポートレート
かおよしです。
夢オチですが、現実でも吉澤と飯田は両想いなのだったら
夢オチにしなかった方が良かったかな、と思います。
もちろん、夢だからこそ「現実でも両想いで良かったね」という感想が出てくるのですが。
読んでて嬉しくなれる話でした。
- 218 名前:今更感想かよ! 投稿日:2003年03月25日(火)21時38分58秒
- 10 ジョーカー
文章の説明的なところがチグハグしていて、「?」と思ってしまいました。
前半と後半で文章の流れが違うのは意図的でしょうか。
最後の1レスはあってもいいと思います。
「ジョーカー」の説明が蛇足というか、書くならキッチリ書いて欲しいなと思いました。
11 柴ちゃんのチョコレート
騙される石川、というのは非常に画になるというのを認証しました。
「読者」は秘密を知っていて、知らないのは「キャラ」という秘密の使われ方は珍しいのでは。
それから、こんののが非常に良かったのは自分だけでしょうか?w
12 花道
1と被る、とどこぞで発言しましたがところがどっこい。
読み返したら、やすやぐというCPが似てるだけで、ほとんど同じような要素は感じませんでした。
多分読み返さなかったらわからなかったんですが、「秘密」というより「嘘」に近いですね。
ほのぼのしていて、とても好きです。
13 言えるわけが無い……
コメントが思い浮かびませんでしたが、面白かったです。
- 219 名前:今更感想かよ! 投稿日:2003年03月25日(火)21時39分31秒
- 14 秘密基地
少女時代の楽しいことや辛い思い出のある秘密基地を、高校卒業にあたって壊すという話。
秘密基地の描写が少なかったせいか、それを壊す理由がわからなかった。
思い出は思い出のままで、決別する必要はあるのかなー。
それぞれ別々の道を歩いているから、というのは友達同士で通用しない気がする。
というのも、私事なんですがリアルに今年卒業したこともあり、
「思い出」とかそういうものに固執があったのでそう感じました。
15 ミステリーハウス
「小説」としての賛否両論をされていますが、自分は好きです。
ただ、短編でやるよりはもっと広げてやってほしかった気もしますが。
アイディア勝ちという意味で支持したい作品です。
16 プラチナ
よしかごか?と思わせるほど吉澤と加護のシーンの印象ばかりです。
吉澤が複数股かけてることや、最後に訪れた人物と関連づけるなら、
素直によしかごか、なちよし(だと思うのですが)の話にしてしまった方が良かったような。
よしかごの描写を少なくして、他のシーンを増やす方が面白かったかなーと。
すみません、読者の意見です。はい。
何かよしかごアンチみたいだなぁ…w
- 220 名前:今更感想かよ! 投稿日:2003年03月25日(火)22時01分55秒
- 17 未来の花
自分がただ一人慕った人物が目の前で死んだら、
果たしてこの紺野のようにポジティブに考えられるのかなーと思いました。
そこまではスムーズに進んでいたのに、オチというかラストで「?」と感じてしまいました。
03 崩れ落ちる前に
男×吉澤ですね。男×娘は基本的に好きではないんですが、
「少年」が抽象的なせいかそれほど抵抗はなかったです。
これもまた、後味の悪さみたいのが印象的でした。
18 マンション
これは好きです。最初、「〜階」というのがこのマンションの住人の秘密かと思ったw
好きなんですが、自殺する理由というのが薄い気もします。
主人公は罪の意識に悩まされて自殺した、という考え方が正しいんでしょうが、
なら高橋は?って。高橋の言葉で、「死ぬほど好き」みたいな言葉があれば少しでも納得できたかも。
最後の一行はやっぱりいらない気がします。
散々討論されたけれど、なかったらなかったで「死んだの?死んでないの?うわー」と、
「2階〜1階〜」と続いた後味が悪いままで終った気がする。
- 221 名前:今更感想かよ! 投稿日:2003年03月25日(火)22時10分45秒
- 19 アイドルは、、、
えーっと…これは狙って書いたのかな。
よくわからなかったんですが、中澤の中に小学生がいる話ですね。
20 夢見る少女
「どれが本当なのかわからない」ということを言いたかったのでしょうか。
この話自体が夢?誰が見ているのが真実?という感じがします。
最後のぷつん、も後味の悪さを強調してくれましたw
21 神の世界
非常に好きです。発想が面白い。
というか、多分作者さんはあの方でしょうが、この方の作品凄く好きです。
ノリのよさ、テンポの良さが申し分ないと思います。
- 222 名前:今更感想かよ! 投稿日:2003年03月25日(火)22時25分25秒
- 22 夜行
凄く好きです。自分の中ではイチオシです。
まず、後藤のキャラですが、前にも書いた通り「こんなことありそう」というのが良いです。
「後藤じゃなくても」という意見も聞きましたが、後藤じゃなきゃダメです。
というのも、主人公の視点から見て「意外な人」じゃないといけないと思うのです。
保田や矢口だったとして、主人公は「意外」と思うでしょうか。
普段気をつかってなさそう(と言うと失礼ですが)な後藤だからこそ、
「意外性」というのが生まれ、秘密につながると思うのです。お門違いかもしれませんが。
全体的に静かな雰囲気があって、その中にあった少し温かい話ですね。
バスの席順含めw全体的に大好きです。
23 ほっぺの秘密
紺野にそんな秘密があったのかー!wと笑ってしまいました。
というか、新垣の扱いが悪いですねw
面白かったです。はい。感想じゃなくてごめんなさい。
- 223 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月26日(水)17時53分29秒
- 42:半分の月。半分の太陽。
普通の男×娘。かと思えば半分男、半分女×娘。の話だった。
正直、どんな性的描写がくるのかどきどきしてしまった。
文章は読みやすく、発想も面白いがやや感情移入できなかった。
物語の展開もやや唐突で、小川の行動にも少し納得できない部分があった。
だが最後のレスは感動した。
43:復活(サービス期間につき大幅増量中)
ぷよぷよ大好きです。凄いアイディアだと思いました。
- 224 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月26日(水)17時57分03秒
- 44:しるし
最後の一行の、しるしなんて存在しないという文章を信じます。
ではなぜ後藤と矢口にはしるしがあったんでしょうか?
一体誰がオリジナルやコピーや木偶に色分けしたのでしょうか?
最後の、安倍と飯田が登場した時は、今まで私が読んできた後藤と矢口の
世界は全て一つの箱の中にあったんだ、のような感覚を味わいました。
一体どの世界が正しく、どれが人間だったんでしょうね。
結局みんな人間で、どの世界も存在してたのでしょうか。
それともみんな人間でなく、全ては結局虚の世界だったのでしょうか。
45:三面鏡
最後の「to 0.」というのは凄く深いメッセージだと思いました。
これは「初めに戻る」のような意味でいいんですよね?
そこまで長くないレスの中に上手くストーリーをまとめられてると思いました。
男が出てきたり藤本の行動など、とても現実感がありました。
藤本のストーカーぶりも時にはぞくぞくさせられ、怖かったです。
題名と内容のつながりも、とても綺麗だと思いました。
- 225 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月26日(水)17時58分37秒
- 46:番町日記
新垣ヲタが書いた作品だと思いました。
ここまで事細かく新垣の事を書けるのは、常に新垣に注意を置いて、
その行動を全て観察している人です(嘘
ある意味羨ましく思いました。
ただ関西弁だったため、自分の中での評価は半分ほど落ちました。
でも新垣主役に使ってくれて、ありがとう。
47:空想狂
藤本と後藤の夢。とても怖く思いました。
同時に、少し共感できるものがありました。
普通に考えたらジャンプして空へ飛び立つというのはおかしな考えですが、
この作品の中では藤本や後藤の行動がとても美しく表現されてました。
少なくとも私はそう感じました。
そして最後高橋も、その美しさに気付いたんだと思います。
- 226 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年03月26日(水)18時01分01秒
- 48:ハッピーエンド
どこか遠い未来の世界へ行った気分になりました。
こういう世界観大好きです。
題名の通りハッピーエンドで終わるかと思ったら、飯田さんが本当に
消えていて、悲しくなりました。
最後の一文、「奇跡は起きなかった」というのはある意味読者の期待を裏切るものだったのですが、
個人的にはまるで現実を叩きつけられたようで、この一文は好きでした。
意味不明な感想ばっかりで作者の方々すみませんでした。
参加された方々、お疲れ様でした。
面白い作品と沢山出会えて、嬉しかったです。
- 227 名前:第十一回短編コンペデータ集1 投稿日:2003年03月27日(木)00時04分37秒
- 出演回数、主役回数
安倍(14,3) 飯田(11,2) 矢口(15,3) 保田(14,3)
石川(24,9) 加護(14,2) 辻(11,3) 吉澤(25,11)
小川(12,2) 紺野(14,8) 高橋(11,1) 新垣(9,1)
亀井(2,0) 田中(1,0) 道重(3,1) 藤本(4,2)
後藤(13,6) 中澤(4,1) 市井(1,0) 石黒(1,0) 福田(0,0)
松浦(2,1)
柴田、平家、大谷 一回登場
カップリング
やぐやす 2 いしよし 5 なちまり 1 おがこん 4
かおよし 1 あいのの 1 よしかご 1 なちよし 2
こんごま 1 いちごま 1 こんなち 1 いしやぐ 1
いしごま 1 かごま 1 やぐごま 1 みきやぐ 1
かおのの 1 男×娘。 3
- 228 名前:第十一回短編コンペデータ集2 投稿日:2003年03月27日(木)00時05分25秒
- 一人称 31
三人称 14
判別不能 3
一人称内訳
安倍 0 飯田 1 矢口 1 保田 0
石川 4 加護 0 辻 2 吉澤 6
小川 1 紺野 6 高橋 0 新垣 1
後藤 3 道重 1 藤本 1
リアル 29
アンリアル 17
半別不能 2
平均レス数 16.9
一作あたりの登場人数 4.8人
- 229 名前:第十一回短編コンペデータ解析 投稿日:2003年03月27日(木)00時06分09秒
- 今回の登場回数最多は吉澤、ついで石川でこの二人は全体の半数以上に登場し、他より圧倒的に目立っていた。
それ以外では、5期以前の現役と後藤は、どれも大差なかった。
主役回数で見ると、吉澤が11、石川9、紺野8、後藤6と続く。
いしよしごま+紺野 というのが主役になるらしい。
卒業メンバーでは後藤が多いのはまあ当然として、あとは中澤の4回以外は、目立たない。
市井は短編コンペでは過去の人となりつつあるのだろうか?
カップリングは、いしよし と おがこん が短編二大カップリングになっているのでしょうか?
今回は、その二つに次いで多かったのは、男×娘。 ということになりました。
一人称が多いのは毎回の傾向で内訳としても、主役が多い人と一人称の多い人が対応していて、変わった所は無いようです。
今回は、リアル作品がアンリアル作品を上回りました。
なお、アンリアルのが多かったのは、過去、前回の第十回のみです。
平均レス数16.9は標準的なところ。
一作あたりの登場人数は、娘。+かなり目だった人だけ加えてますが、まあ、4.8というのは、そんなに変った数でもないのでしょう。
- 230 名前:名無し毒者@カミングアウト 投稿日:2003年03月27日(木)00時28分07秒
- 『06.あぶりだし』作者です。
投稿する作品も書いてないのに登録スレのフォームに書き込んでいました。
しかし日が経つにつれ、小説バトルだからこんなわけのわからないものより
も小説で評価されたいよなーと往生際悪く思い直し、「あぶりだし→白紙→
白紙の手紙なんか来たらわけわかんなくておもしれーかも」と思い付きまし
た。あとはどの娘。で書くか選ぶだけです。誰がやってもしっくり来ないな
ら新人しかないかなと思いました。そういえば乙女組とサクラ組で二分割さ
れることを思い出し、ひとり離れた亀井を血祭りにあげることを思い付いた
のです。
白紙の内容を明かすか明かさないか悩みましたが、最初に投稿した4レスの
意味をつぶしたくもなかったので、明かさないことにしました。明かしても
話的に面白くできないかなとも思ったし。
「更新は一気に」というルールを破ってました。ごめんなさい。もうしません。
前回は4票44位という輝かしい成績を残した『51.雨になれ』を投稿しました。
感想は名無し読者でやりました。「この程度でハハン」などと嘲笑ってください。
- 231 名前:05 スペースパニックを書きました 投稿日:2003年03月27日(木)00時35分35秒
- 文才というものがないので、ひどいものになってしまいまつた。
道重ちゃんと亀井ちゃん、素でまちがえてすいません。
やっぱし、わかりにくいですよね。ほんとに文がヘタですいません。
漏れが描きたかったのは、理不尽な『卒業』だったんです。
静止衛星に残るということが、『死』=『卒業』と考えますた。
さくら組で『卒業』させるヤシを選べ! なんてことになったら、
安倍や矢口は、どうするのかな? と思ったのがきっかけでした。
お豆ちゃんは悪役ですが、真っ先に外されたのです。
吉澤・高橋・加護・紺野という中心メンバーは外せません。
そうなると、どうしても6期メンを選んでしまうのが人情でしょう。
とにかく、漏れに文才があれば、もっとうまく書けたと思います。
救助隊がこないのは、『内緒』であって『秘密』ではありません。
『スペースパニック』の『秘密』は、『卒業』のつもりで書きました。
『スペース』は『宇宙』と(卒業する)『位置』にひっかけたつもりでしたが、
とにかくヘタで申しわけないです。
byMU
- 232 名前:12:花 道 書きました。 投稿日:2003年03月27日(木)00時50分52秒
- 娘。が卒業を発表するたびに
「実は重い病気にかかって娘。を続けられないのでは?」
と考えてしまうところから出来た話です。
僕の生きる道というドラマが話題になっていたのでそこをからめました。
主題歌の世界でひとつの花?その「花」と僕の生きる道の「道」で花 道です。
それだとあまりにも適当なので調べたところ花道には
「引退をかざるきっかけ」
「はなばなしい活躍のできる場面」
という意味があったので
「じゃあモーニング娘。卒業のきっかけって」
「はなばなしく活躍するんだから」
というセリフをつけました。
- 233 名前:12:花 道 書きました。 投稿日:2003年03月27日(木)00時54分36秒
- 前作が「勢いで読ませている、文章が足りていない」という感想が多かったので
テーマが秘密に決まる前から書き始め、何度も何度も
おかしい所がないか確認し書き直していきました。
なので「作品のなかの嘘の辻褄が強引ではなく」と感想を頂いて嬉しかったです。
ワンステップアップ出来たかなと。と同時に次の課題も見つかりました。
そんなわけで1番とかぶってるなぁと思ったものの
何日かかけて書いていたので投稿させて頂きました。
ちなみに前作は「かたつむりの午後」、現在黄板で「電影少女」を書いています。
読者のみなさま、感想を書いてくださった方、そして投票してくださった方、
そして支配人さま本当にありがとうございました。
特に2点のレスはこんな作品たちと一緒に2点だよと嬉しい気持ちで一杯になりました。
- 234 名前:46「番長日記」書きました 投稿日:2003年03月27日(木)00時59分59秒
- 支配人さん、並びに全ての作者、読者の方々、お疲れ様でした。
まず、最大の混乱を招いた新垣が関西弁を書いてることについて。
この日記、一応元ネタがあります。
「清原の番長日記」というFRIDAYにたまに載っていて、
FRIDAYの記者が清原口調で勝手に日記を書いている、というものです。
その口調で新垣にいろいろ言わせてみたらどうなるかと書いてみました。
秘密は新垣が日記を書いてるということです。
最初は、実は本当に新垣が裏番長をやっているという秘密で書き始めたのですが、
全然ネタが思いつかずに断念しました。
新垣ヲタと感想で書いてくださった方がいましたが、新垣は結構好きです。
5期では4番目ぐらいに。
カムアウトはしたくても、これが初娘。小説なのでできません。
飼育では第8回短編集の支配人とかしてました。
皆さんありがとうございました。
- 235 名前:40・失踪を書きました。ごめんなさい!!! 投稿日:2003年03月27日(木)01時21分21秒
- みなさん、お疲れ様でした!
そして、楽しいイベントに参加させて頂いて、本当にありがとうございます。
よっC、そのまま使ってしまいました。校正もしないですみませんでした。
連載中だった物語では悩みまくるし、前回のリベンジはしたかったし。
どちらも満足出来ないものになってしまいました。申し訳ありません。
加護ちゃんの胸の件で不快に思われた方、ごめんなさい!!!
私も偽物とは思っていませんが、妬みがあって・・・・・・ワァァァァーン!
私は白板で『翼の折れたエンジェル』を書いていました。
- 236 名前:14を書いた者 投稿日:2003年03月27日(木)01時29分15秒
- 短編コンペは初参加でした
なんせ、娘。小説というものを書き始めてからまだ一ヶ月なもんで・・・・・・
いつもは読んでいる側だったんですが、勇気を持って参加させてもらいました
今は連載をマイペースでやっておりますが、先は未だ見えず・・・
と、こんな野郎です
『秘密基地』を思い浮かんだきっかけは、某バンドのChildren`s Worldという曲です
かなりマイナーな曲ですが、この作品のモチーフになった秘密基地はその歌の影響です
でもって、構想5分完成まで1時間・・・・・・手抜きみたいですんまそん
あと、僕自身も卒業を終えたばかりというのが大きかったかと
- 237 名前:書いちゃいました。 投稿日:2003年03月27日(木)01時29分38秒
- どうも、10「ジョーカー」を書きました。
短編バトルには初参加なので、こうして投稿させていただき、
投票して頂いたり、感想や意見を頂くというのがとても貴重で嬉しいことです。ありがたや。
解釈についてなんですが、
子供っぽい辻は「偽ってる=嘘の自分」で、大人になろうとしている辻は「本当の自分」、
「ジョーカー」は「本当の自分が意識的に作り出した(演じている)人格」という意味です。
辻だからそこまで考えてないと思い、詳しく書かなかったのですが、
混乱を招いたようで。やっぱり書くならちゃんと書けば良かったですね。
というか、変に設定を作りすぎてそれをしっかり書かなかったせいで、
文章の意味が通らない部分ができてしまって。
また、同じ境遇の加護と出会って本当の自分というものに気付いた、という展開について。
ぶっちゃけた話、あまり細かく描写をかかなかったのはワザとなんです。
いや、言い訳とかじゃなくて(汗
辻は加護に出会って「ああ、別にこのままでいいんだ」と思ったということなんです。
補足的な説明はないですが、会ってすぐに辻は気付いていて、そういう気持ちになっていくんです。
- 238 名前:14を書いた者 投稿日:2003年03月27日(木)01時29分41秒
- 感想でも書かれてましたけど、最後は壊すかどうか悩みました
最終的には壊すことにしましたけど、結果的にはこれで良かったんじゃないかと自分で思っております
もし逆にそのまま放置したら後味悪いし、
また明日会おうじゃ、「は?」って感じなので
ぶっちゃけ、壊すしか無かったってことですw
決して投げやりなわけではありません!(説得力0・・・・)
いやあ難しい!
今回参加してみて学んだことがたくさんあります
「いかに読者を作品の世界に引き込むか」「最後の締め方」
この二つは一番大事なことだけど、一番難しいことですね
これからの課題にしたいと思います
最後に、今回のコンペに参加した作者の方々に感謝!勉強になりました!
管理人と支配人に感謝!楽しかったです!
僕の作品を読んでくれた全ての人に感謝!本当にありがとうございました!
- 239 名前:書いちゃいました。かぶってるよ!。・゚・(ノД`)・゚・。 投稿日:2003年03月27日(木)01時31分44秒
- それも1人称なので入れる必要はないかな、と思って、ワザと外したのですが…。
レス数も残ってたし、入れた方がわかりやすいのでこれも入れるべきでした。
中身のない文章が余計にスカスカになってしまったような気もします。…ああ(泣
つーか、時間的に余裕も全然あったのだから、急がないで
しっかり書き込めば良かったかなと反省しています。
投稿のタイミングとかも、今回いい勉強になったなーと思いますです。ハイ
前半が固い感じで大人っぽく、後半は徐々に緩和していくイメージというのが
狙えて、そこに気付いてくださった方もいてくれたのが嬉しい限りです。
長くはなりましたし、まだまだ全然書き足りないことはあるのですが、
そろそろ終わりにしたいと思います。
- 240 名前:書いちゃいました。14の人ごめんなさい。 投稿日:2003年03月27日(木)01時32分29秒
- 最後になりますが…。
今は赤板で「ホームタウン」というホームドラマ系の小説を書いています。
お前かよ!?というツッコミはさておき…。
どうやら、ほとんどの人にバレなかったようで、その点では、最初の目標だった
「バレない」というのを達成できたので、それは嬉しい限りですw
普段はかごまかごまかごまかご(ry言ってるせいか、
後藤の出ない話を書くはずない!と思われていたのがこれまた嬉しかったりw
でも加護を出したのは実は無理矢理なんですがね!(爆
では、読んで下さった方、投票して下さった方、感想下さった方、
皆様ご苦労様でした。
本当に楽しい企画でした。これからも頑張りますです。ハイ。
P.S。 「猥談」とは、「わいわい話す」という意味の「ワイ談」と書こうとしたのです。
完全に誤爆です(汗 ハァハァしてしまった人ごめんなさい。
- 241 名前:マンションを書きました 投稿日:2003年03月27日(木)01時36分40秒
- 支配人さん、顎さん、作者さん、読者さんお疲れ様です&ありがとうございました。
語ることが見つからないので、宣伝のみで。
前回、「よりみち」「存在」書きました。森板で「二人で独り」書いてます。
- 242 名前:17 「未来の花」を書きました 投稿日:2003年03月27日(木)01時37分42秒
- 狂った紺野が書きたくてこの作品を出しました。
というのは冗談で、本当は「死神が見える」という事を中心にしたストーリーを書きたかったのですが、
途中からそれを忘れて、結局死神が見えても見えなくても成立するような話を書いてしまいました。
テーマは「秘密」という事で、どうせなら何重もの秘密を一つの話に入れてやろうと思い、
まず一つ目に紺野には死神が見えるという秘密、二つ目に将来秘密の花園を作ろうという二人の秘密の約束、
三つ目に、後藤が紺野の虐めグループと仲が良かったという秘密、
そして四つ目に、日記に書いてあった後藤の紺野に対しての気持ちの秘密を入れました。
ただ、誰もこの沢山の秘密に気付いてくれなかったので、必要なかったかな、と思い少ししょぼーんとしております。
ちなみに、後藤の「好きになっちゃった」という言葉には恋愛要素を含んでるつもりはありませんでした。
初めは紺野の事があまり好きではなかった後藤の心情変化を表すため、そして作品を盛り上げるために書いたんですが、マイナスだったようです。
- 243 名前:17 「未来の花」を書きました 投稿日:2003年03月27日(木)01時38分19秒
- また、いろいろな所で言われたとおり、ラストの締めが弱かったなと自分でも反省しています。
途中からキャラも、私の都合の良いように動いてたと思います。
予定では、逆上した紺野が後藤を殺すというラストでしたが、あまりにも私の趣味に走りそうなのでやめました。
後藤を簡単に死なせたのは、人間とは簡単に死なないように見えても実は死ぬ時はあっさりと死ぬんだよ、という事が言いたくて、あのようにしました。
また、死神が見えてる以上、どんな事をしても、後藤が死ぬと言うのは変えられない運命なんだという事も言いたかったのです。
ですが、もう少しラストについては深く考えるべきでした。
今回、沢山の方からいろいろな意見を頂けて、とても嬉しく思ってます。
この短編に関係された皆様、お疲れ様でした。そして票を入れてくれた方々、ありがとうございました。
取り合えず今回は誰にも正体がばれない事、そして前回の自分の順位を抜く事が目標だったので、達成できて満足しています。
最後にカミングアウト。
前回の雨の回では「トキサメ」を書きました。
現在、黄板で「黒い太陽」を書いてます。
それでは、お疲れ様でした。
- 244 名前:09ポートレートを書きました 投稿日:2003年03月27日(木)01時51分30秒
- 支配人様、作者の皆様、そして読者の皆様、お疲れ様でした。
感想を書いていただいた方、そして、投票までして頂いた方、本当に感謝です。
作品については、絵のこととか、いろいろ問題点はありましたが、
最後の夢落ちについては、飯田の気持ちを受けて描かれた「絵」の吉澤が、飯田にという形にしたかったので、夢にせざるをえなくなってしまいました。
結果として中途半端になってしまったようですが・・・
でも、一度書いてみたかったかおよしを書く機会となり、私自身としてはうれしかったです。
最後に、カミングアウト。
赤板で「セバータイズ」を書いてます。
すごいとりとめない文になってしまいましたが、このへんでやめます。
本当にありがとうございました。
- 245 名前:47 空想狂を書きました 投稿日:2003年03月27日(木)01時59分52秒
- 行の間が狭く、読みにくい話で本当にすみませんでした。
とにかく藤本の話を書きたくて始めました。
最初に考えたのは、不気味な話で、次に考えたのはもっと間抜けな話でした。
投稿が締め切りぎりぎりになって、
25レス以内に収まるかわからないまま短く短く押さえようとしたら、
こうなりました。
「」を使わなかったのは、会話箇所が1、2箇所ぐらいしかなく、
書いている最中にリズムが狂う感じがしたので、なんとなく使いませんでした。
感想ありがとうございました。
ガンダムはあまりわかりません(w
東野圭吾は好きですが、
今回の話に何か関連のあるものは思い浮かびませんでした。
過去の短編集ではクリスマスの回に「十三、十四」で投稿し、
自スレは緑板で「ハウンドブラッド」風板で「カラフルワールド」を書いてます。
今回の短編集は読むのも書くのも面白かったです。
みなさんありがとうございました。
- 246 名前:03 崩れ落ちる前に 書きました 投稿日:2003年03月27日(木)02時06分50秒
- 「03 崩れ落ちる前に」を書きました。姫子です。
8回で「おだんごあたま」9回で「裏」を書きました。
何がショックって、「崩れ落ちる前に」っていうのがTHE MODSのデビュー曲のタイトルだっていうことに誰も気づいてくれなかったことが!
娘。小説界隈にはオサーンが多いと何の根拠もなく信じてたのに。ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン
(歌詞の引用はしてませんよ。念のため)
ここ最近の危ういひーちゃんをイメージして書きました。
今回裏テーマが「死」とか言われてたんですけど、この話では、少年もヤーくんも死んだとは言ってないというのはずるいでしょうか?
まぁ、少年は胸から血がどくどくとか書いちゃったから死んだかもしれないけど、多分ヤーくんは死んでないと思います。
死んだらいくらUFAでもひーちゃん復帰させられないと思うし。
後、ふたりが逃げるはずだった先が博多なのは、単にMODSの出身地が博多なので、ひーちゃんを博多に行かせてあげたかったと言う非常にどうでもいい理由からでした。
- 247 名前:33作者 投稿日:2003年03月27日(木)02時07分48秒
- 『アリゲータの恋と愛』を書きました。
一人称で書くのが好きなので、
一人称を使ってできる仕掛けを試みました。
わかりにくいのは筆の未熟のためであり、
決して狙いではありません。すみませんでした。
短編コンペには今回初めて参加しました。
(長編は青でedge、緑で緑の星というのを書いてます)。
面白いものをたくさん読めたし、
感想も貰えて、とても楽しかったです。
自作については、反省する点も多いのですが、
前回は出せなかったので、
とにかく今回は出品できたことに満足しています。
運営、参加などで企画に携わった皆さん、お疲れ様でした。
読んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。
- 248 名前:03 崩れ落ちる前に 書きました 投稿日:2003年03月27日(木)02時08分02秒
とにかく、沢山の感想をいただけて、本当に本当に嬉しかったです。
感想を下さった方には、レスのようなモノを(反論ではないです)書いてみました。
感想書きのみなさま、よかったら見てくださいまし。
http://www.globetown.net/~yossiy/other/kuzure-kansou.html
それと、最後に。
ちょっとカップリングが特殊だったりして、飼育に書きづらいようなものを自サイトで書いています。
それも読んでいただけたら嬉しい。
http://www.globetown.net/~yossiy/index.html
いきなり投稿ミスするというどんくさい真似をしてご迷惑をかけた顎さん、支配人さん、どうもすみませんでした。
やっぱり短編集は楽しいっす。
感想書きの皆さん、投票してくれた人、読んでくれた人、本当にありがとうございました。
ひーちゃんはロックだ!!
- 249 名前:名無し石川ヲタ 投稿日:2003年03月27日(木)02時13分09秒
- 4の「サン・ジョルディの罠」を書きました。
投票してくれた方、感想を書いてくださった方、ありがとうございました。
ネタ小説なんで、ワラタという感想が素直に嬉しかったです。
この話はですね、「獄門島」をパラパラと読み返してたらなんかアタマに浮かんじゃって、
その勢いで書いてしまった話なので、ツッコミどころは多分満載だと思いますが。
だって本スレの更新ペース落としたくなかったんだよ!(w
今は空板でビッグクランチというのを書いてます。
短編バトルは初参加です。
どうでもいいですね。
それでは、みなさんお疲れさまでした。
- 250 名前:秘3TWOボんです、ごめんなさい 投稿日:2003年03月27日(木)02時14分01秒
- 今回おまいら投票多すぎなんじゃウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!
或いは
加納朋子で足がつくとは上海の陰謀だな!
等と余計なことを言う余裕もありません。
冗談っぽい雰囲気に持ってくのが忍びない。
皆様、本当にごめんなさい。
もう二度とこんな事は致しません。
ただ作品名を三十三個突っ込んだだけの文字羅列です。
評価されていいものではありません。
加納朋子の引用だって何の効果も上げてませんし、色んなものがすべりまくりです。
もう一回削除依頼出してやろうかと半ば本気で考えたほどでした。
前回は「魔弾の標的」を書きました。
有限の資材である時間を無駄に使わせた事、心よりお詫び申し上げます。
- 251 名前:30 木登りと赤いスカートを書きました。 投稿日:2003年03月27日(木)02時46分59秒
- 前回、正体がバレバレだったのでリベンジしようと思い
今回は慣れないいしやぐを書きました。
ただ、内容的に色々な意味で反省してます。
( T▽T)<ゴメンナサイゴメンナサイ…。
石川の遺伝で失明、というのは同級生が同じ症状になったところから来てますが
これは女性ではなく、男性だけのものらしいです。
もちろん、矢口のように妙な行動を取る友達などいませんでしたが…。
参加された方々、お疲れ様でした。
そして、自分も疲れました。
苦手な短編を克服する為に今まで参加してましたが
やはり向いてないとようやく気付いたので参加は今回で最後にします。
これからは読者としてポーッとレイトショー(夜に読むので)を見るような感覚で
参加したいと思っています。
前回は「もらい泣き」を前々回は「狼なんか怖くない」などなどを書きました。
本当にお疲れ様でした。
- 252 名前:37「桜散る樹下に佇む君は」を書いた人 投稿日:2003年03月27日(木)02時48分01秒
- ◇◇その壱◇◇
( ^▽^)<ちゃお〜♪ 10位ですって!保田さん!
( `.∀´)<みんな、あたしの魅力にメロメロってことね!
( ^▽^)<これで心置きなく往生できますね♪
( `.∀´)<ふっ、甘いわね、石川
( ^▽^)<あっ、もう往生してたんでしたっけ♪>観音様
( `.∀´)<5月5日は御開帳するわよ!
( ;^▽^)<SSAでまな板ショーは勘弁してください
( `.∀´)<キリキリいくわよ!
( ;^▽^)<(やるのかよ……)
◇◇その弐◇◇
( ^▽^)<文章うまいって言われちゃった♪
( `.∀´)<もう「辞書引け!3回見直せ!」って言われなくていいのね!
( ;^▽^)<……
◇◇その参◇◇
( ^▽^)<ルパソねたを使うとはさすがに年の功ですね〜♪
( `.∀´)<ふっ、飼育にこんなにオサーンが多いとは予想外だわよ
( ^▽^)<お・じ・さ・ま♪ ウフッ
( ;`.∀´)<……
- 253 名前:名無しエロ火 投稿日:2003年03月27日(木)02時54分05秒
- どうも22を書いた者です。
自分の話に投票して頂いた皆様真に有難う御座います。
青い空を眺めながら希望的観測していたんですが票が入って良かったです。
あ、間違えた!!自分の書いたのは13でした。失敬、失敬。
22の作者さんはこんな愚か者を青い海よりも広い心で許してくれると希望的観測。
自分みたいなケツの青い希望的観測ばかりしている人間が言えるわけが無いので・・・
カムアウトは許してください。
あ、でも一応言っとくと前回「アメ後」という物を書きました。
- 254 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月27日(木)02時55分32秒
- どっちなんだよ(w
- 255 名前:「ファミリー・アフェア」書きました。 投稿日:2003年03月27日(木)08時31分54秒
- 今回の短編集開催が決まってからココロに決めたコトが一つ。
「初日に投稿する」
それだけを目標に書いて、ほとんどイジらずに投稿してみました。
自分としてはベタというかほとんどネタ感覚だったんですが、それは伝わったようなそうでもナイような?
メンバー全員出せるなあ、と途中で気づいて色々アタマをひねってみたりして。
中澤さんを出したっつーコトはごっちんも、んで三大カプを揃える?てコトは市井も?ムリムリ!
なんてそんなトコで一番悩んでました。
期間中限定でいろんなトコロのログを覗いたりしましたが、色々勉強になりました。
他人に批評してもらえたコトで自分の文章に対しての意識もかわりましたし、
逆に自分のスタイルはコレだからと再認識したコトもあります。
何はともあれ、短編集初参加で得たモノは大きいです。
本当にありがとうございました。
皆様おつかれさまでした。
ちなみにタイトルはスライ&ザ・ファミリーストーンの曲名から。
「内輪の出来事」くらいのイミで使いました。
- 256 名前:─A─ 投稿日:2003年03月27日(木)21時03分02秒
- 皆様お疲れ様でした。
今回もこのような大きな企画が成功して嬉しく思います。
27.「─ A ─」を書いた者です。
正直、私情で時間が裂けず、書きたいことが書ききれていない作品となっています。
そのような状態で投稿してしまい、申し訳ございません。
どなたからか「淡々としている」というふうに受けましたが、まさにその通りだと思います。
順位とか人気とかいうわけではなくて納得という意味なのですけど、
改めて時間と完成度は比例するものなのだなと、自分の中で感じました。
タイトルは非常に簡潔なものなのですけど、自分でいうのもなんですが内容とは逆に
これはお気に入りだったりします。
「不思議の国のアリス」な話なんですが、今と夢の狭間の、というコンセプトがあったため
完全なアリスの話ではありません。比喩的なぼんやりとしたものということでこのタイトルです。
あさ美の「A」と安倍の「A」、そしてアリスの「A」なんて単純すぎますかね。
- 257 名前:─A─ 投稿日:2003年03月27日(木)21時03分39秒
- そういえば、物語冒頭のアリスが不思議の国に迷い込むきっかけがいろいろと違うようですが
自分の場合は映画化されたものを参考にしています(だからティーパーティーなのです)。
よろしければレンタルで探してみてください。
タイトルはそのまま、不思議の国のアリスです。
最後に、お気に入りだと言ってくれた方、投票してくれた方、感想をくれた方
ありがとうございました。感謝しております。次回も是非参加、かな。
- 258 名前:ハッピーエンド 投稿日:2003年03月28日(金)01時10分17秒
- 作者の皆様、読者の皆様、支配人様、今回の企画に関わった全ての方々、
本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
今回は順位も勿論のこと、温かな感想を多数いただき、本当に感謝しております。
文章が稚拙、という意見をいくつか頂きましたが、
文章力のなさは自覚しているので、今後努力していきたいと思います。
感想ありがとうございました。
もし機会があれば、自スレが終わった後にでも、
今度はじっくり腰を据えて短編集に参加してみたいと思います。
現在、銀板で「小石と水面」という話を書かせて頂いております。
それでは、皆様一人余すことなく、幸せが訪れますように。
- 259 名前:しーくれっとふぉーゆー。 投稿日:2003年03月28日(金)01時21分23秒
- ↓手紙云々について。
作者の妄想的な解説がうざかったら読み飛ばすべし。
(紺野は全く身の回りの挨拶をしていなかった。
そのことを知った紺野母が、引っ越し当日に、
せめて小川さんちの娘さん宛てに手紙を書いとけ、と紺野に言いつける。
元々脱走して小川家に転がり込むつもりだった紺野は、
『まぁ、まこっちゃんにも知らせといた方がいっかぁ』とのんきに暗号を作成。
そして引っ越しの途中に小川家へ手紙投函)
・小川宅のポストに入っていた手紙は母しか読んでいない。
・紺野の暗号の偽装にまんまと引っかかって、
ただ、『引っ越すらしい』ということだけを読み取った小川母は、
寝ている小川本人を叩き起こし事情を説明。
・話を聞いた小川はろくな準備もせずそのまま飛び出し、
我に返って、いとこの姉ちゃん家に転がり込み、家出準備開始。
つまり小川的には自分の人生をかけた壮大な家出物語なのですが、
紺野的にはあの暗号はただのお遊びだったわけで(銃声。
ごめんなさいごめんなさい。観想投票叩き諸々ありがとございました!
- 260 名前:「35 すっぱいハチミツ」書きました 投稿日:2003年03月28日(金)03時52分45秒
- 登録の時点でいきなりカムアウトしてしまったバカ者です。あのタイトルは忘れてやって下さい。
銀板で「グレートウォール」を書いています。
前回は「台風の涙目」を書きました。(どうやら登録スレとは相性が悪いようです)
文字化けしているというご指摘があったのですが、私のではなんともなく…なんでだ?
読みにくかった方、ごめんなさい。それを抜きにしてもちょっと詰め込み過ぎでした。
吉澤の記憶の中の少女は石川です。他は曖昧に、想像におまかせでお願いします。
はっきりしているのは、お母さんは侮れない存在だということで。(w
支配人さん、作品を書かれた皆さん、お疲れ様でした。
顎さん、いろいろご迷惑おかけしてすみませんでした。
そして、読んでくれた方、感想を書いてくれた方、投票に参加された方、
本当にありがとうございました。参加して楽しかったです。
- 261 名前:15 ミステリーハウスを書きました。 投稿日:2003年03月28日(金)16時43分51秒
- 支配人さん、管理人さん、読んでくれた人、感想を書いてくれた人、投票してくれた人、
そして短編に携わった皆様、本当に有難う御座います、そしてお疲れ様でした。
長々とここで語るのもどうかと思うので、このゲームのライナーノーツに興味のある方は
紫板「Op.13」
http://m-seek.net/cgi-bin/read.cgi/purple/1047032489/
(リンクが切れている場合は、紫板倉庫からお探しください)
の68スレ以降をご覧下さい。
4位入賞と特別賞受賞、非常に嬉しいです。
- 262 名前:「時の邂逅」書いたアホウです 投稿日:2003年03月28日(金)23時48分01秒
- 支配人さん、管理人さん、関係者の皆様、
投票してくださった方、感想を書いて下さった方、
本当にありがとう御座いました。
そして参加者の皆様、お疲れ様でした。
今回はテーマのほかに二つ、自分に課題を与えました。
理由は非常に個人的なので省きます。
まず、飯田に絵を描かせること。もう一つは一人称で書くことです。
一人称は慣れていないので、もともと稚拙な文章が更に拙く
なって、本当に読みづらくなってしまったと思います・・・すいません。
内容については自分自身ですら完全に理解できないモノになってしまって
非常に申し訳ない気持ちで一杯です。秘密も上手く使えませんでした。反省します。
そして作中に出てきたユリオプステージーという名前も聞いたこと無い花があったと
思いますが、ユリオプスとはギリシア語で「大きな目を持つ」という意味だそうです。
この話で盲目の設定である飯田に、皮肉のつもりで与えてみました。
最後にカミングアウト。
前回短編コンペで「サーカス」、いしやぐ聖誕祭スレに「THE・心理戦」
今は空で「青のカテゴリー」等を書いてます。
それでは皆様本当にお疲れ様でした。そして参加させて頂きありがとう御座いました。
- 263 名前:20 夢見る少女 投稿日:2003年03月29日(土)00時27分56秒
- 前回に「さびしくないよ」を書きました。
見えるものが見えないとか、見えるものが信じられないとか、そんな話ばっかりですね。
推敲しなかったのでテニヲハがおかしいところがありました。反省してます。
で、この話はあれです。
チップが壊れるまでヲタでいようという「娘。ヲタ宣言」だったわけです(後で気づいた)。キモイですね。
- 264 名前:プラチナを書きました。 投稿日:2003年03月29日(土)00時42分00秒
- はい。というワケでみなさんおつかれさまでした。
いつかの某うたばんで見せた安倍・加護・吉澤のトライアングルが
作者の理想とする相対関係なんですが力不足に終わったようです。
まずは簡単に解説など。
部屋割り:飯田安倍・保田矢口・石川吉澤・辻加護・5期は自由。
(2)ワンギリは安倍でそのあとに会ったのも安倍です。
(3)加護のシーンに切り替えたのは「後藤を断ったのは加護に会うため」
「ワンギリ=加護」と思い込ませるためのもの。
「携帯をいじる吉澤」この時に加護の部屋にいることをメールで安倍に
知らせてます。その返事が(18)
(12)3件のメールは飯田・石川・安倍の順。
(17)このワンギリも安倍です。(2)はその伏線。
(18)「また電話する」=「(17)のワンギリ=安倍」確定。
(20)ドアの前にいたのは…読者さんの想像におまかせします。
- 265 名前:プラチナを書きました。 投稿日:2003年03月29日(土)00時46分32秒
- ラストで安倍と断定しなかったのは狙いです。
本命の安倍、登場しなかった5期、目を覚ました加護。
あと「メール絶対〜」と念を押す吉澤をあやしく思った石川ってのもありです。
が、やっぱりラストは安倍で(w
吉澤がドアを開けると他メンが立ってて凹む方がオチるけど、ここはひとつ
安倍とラブラブモードになってもらいたいという気持ちを込めて。
謎解きもの。なのかな?一応。
作者としてはドアの前に立ってる人物を当てて欲しいというのもあるんですが
「ワンギリ=二人だけの秘密の合図」というキーワードを見つけてほしかったの
ですが・・。
タイトルのプラチナはイメージ専攻で付けました。
「高くてなかなか手に入らないもの。」
プラチナは吉澤においての安倍の存在そのものを意味しています。
「愛をください」ってのいうも軽く聞こえますが、吉澤的には結構切実な話
だったりするんです(w 吉澤→安倍。正確には加護→吉澤→安倍。
石川にメールを入れるように促したのは途中で帰ってくるとマズイからであって
「心配」はとってつけ。他メンの誘いを断っていたのも安倍を最優先するための
もので、友達以上の関係は特にないです。てか感想笑った(w
- 266 名前:プラチナを書きました。 投稿日:2003年03月29日(土)00時51分20秒
- 吉澤は加護を恋愛の対象として見ていないため加護と一緒にいてることも
普通に安倍に言えるし、アレもただのじゃれ合いのつもりなのですが
一般的には浮気とよぶんですか、やっぱり(w
でも娘。内だから通用するスキンシップってあると思うんですよ。
「お前らの関係ってなに?」と思わせるような微妙であやしい関係って
言うんでしょうか。そういう部分が書きたくて、よしかごは冗長にしました。
よしかごを読みたい人はきっといる!と信じて書きましたが、加護の評判が
思ったより良くて驚きました。指摘を受けた部分については今後の課題として
がんばっていきたいと思います。
最後になりましたがカミングアウト。
紫板の「FUSHIDARA200%」でやぐよし書いてます。
本人の予想を上回るいろんな感想をいただけてとても参考になりました。
読んでくれたみなさん。感想くれたみなさん。
そして投票してくれたみなさん本当にありがとうございました。
- 267 名前:浴槽マーメイドを書いた者です。 投稿日:2003年03月29日(土)05時24分31秒
吉澤は、今日もピンクの傘をさして、外へ出た。
叩き付けるような雨に雑音は吸い取られ、世界は無音になった。
(前提だったから、隠しておく必要も無かったんだ。梨華ちゃんが本当に人魚
だったのか、それとも、妄想の末の失踪だったのか)
……どちらでも、きっと同じことなのだろう。
また、歌が聞こえてきた。
吉澤を呼ぶ声。妄想と真実。
どちらでもきっと同じだ。
雨は上がり、そして、
道路の真ん中に放置された、ピンクの傘がひとつ。
- 268 名前:「ザ・インタビュィー」書きました 投稿日:2003年03月29日(土)09時38分51秒
- 支配人様、管理人様、読んだり投票したり感想を書いくれた皆様、そして俺様、
お疲れ様でした&ありがとうございます。
突然ですが解説します。
前半5期、中盤4期+3期、後半2期、オリメンです。
後藤がいるのは、最近のつんくの名前には♂がついてないからです。ですので
このインタビュィーはまだ後藤が娘。だった頃の話です。後藤を真ん中に置い
たのは、後藤を境にコメントの内容を別けたかったからです。前半に人物像を、
後半にはネタっぽいコメントを持ってきました。
解説終わりです。
心温まる感想ありがとうございました。ディスプレイの前でハンカチがぐちょ
ぐちょになりました。
ですが、一言だけ言わせてください。
彼は悪くありません。彼の事を悪く言うのは止めてください。
最後に愚痴ります。
いしよし畑@白板の名前欄のクッキーが残ってました。
泣きたくなりました。これはバレたかな、と思ったら誰も作者がわかっていな
いようで正直かなり凹みました。
カミングアウトですが、恥ずかしいのでしません。
作者がわからなくてモヤモヤした気分を堪能してください。
- 269 名前:ほっぺの秘密 書きました 投稿日:2003年03月29日(土)20時18分35秒
- 短編バトルは前回の「雨に消えた少女」に続いて二作目です。
強引ですね。というより何も考えてない。はっきりいってあの短時間でほっぺがこけてしまって、
しかもたたりがおきているならもっと前に充分大変なことになっているんじゃないか?
書き終わってそう思ったけれど「いいや!」で投稿してしまいました。
「夜行」の次だったのが不利だったかな。いや力量不足です。次回こそ上位に食い込みます。
ちなみに雪板で「2.14その後」を連載しているのでよかったら見てください。
皆様ありがとうございました。
- 270 名前:半分の月。半分の太陽。 投稿日:2003年03月29日(土)20時32分46秒
- せっかくなので、作者からのご挨拶を。
もともとこの話は、レズビアンではない女の子同士の恋愛は成立できるのかということを表現したくて書いてみました。女の子同士の恋愛でレズを持ち出すのは一番安易な解決だし、不自然さも感じていたので。
で、ギミックとして小川を半陰陽の人物として設定しました。『半分の月。半分の太陽。』とは小川の体の秘密を暗示しているのは言うまでもないのですが、もっといくつかの意味を込めています。英語で半陰陽はAndrogensと言うのですが、語源はギリシャの伝承に基づきます。昔、人間は男と女が一体になったAndrogensと呼ばれる生き物であったが、天の神ゼウスの反旗を翻したために、男と女に分けられてしまったと。だから男と女はお互いを狂おしいほど求めるよになったということです。ここで月とは女の子としての紺野であり、太陽とは男の子としての小川です。つまり、二人は元々は一つであったAndrogensの片割れとして半分であるという寓意を込めています。
- 271 名前:半分の月。半分の太陽。 投稿日:2003年03月29日(土)20時35分41秒
- もちろん、太陽と月は決して一つにはなれません。結局、最後は女の子になってしまった小川は世間的な意味で紺野とは恋愛状態にはいられないでしょう。でも月(紺野)は太陽(小川)の輝きの中でこそ夜の闇の中でも青く光れるのです。夜の闇の中の月光のような秘密の恋。桜の樹の下で紺野が小川に『秘密の遊戯』をする場面は、最初は男と女として出会った二人が、女の子同士でもお互いを受けいられられる様になったことを表現しようとしました。
小川は自分の体の秘密をずっと小さい頃から抱えていて、いつか自分が女の子になってしまうんじゃないかという恐怖に怯えていました。だからこそ、紺野と最後までいかなかったり、女性器に触れることにこだわったりしたのです。でも、小川はやっぱり女の子で、紺野も確認したように紺野と同じ部分を持った(それは男性器を喪った)人間なのです。小川が悩んでいないように見えるのは太陽としての小川の光がそう見せている(という作者の個人的設定)です。
- 272 名前:半分の月。半分の太陽。 投稿日:2003年03月29日(土)20時37分24秒
- 『くぼみに指を入れて動かしてみる。
暖かい物が指先に触れる。
その時、まこっちゃんの悲しみに触れた気がした。』
紺野は小川の喪失の悲しみに触れ、小川と一緒に生きていこうと思うのです。
蛇足だけど最後の1レスは、女の子の小川に初めて会った紺野が一目で恋をしたという事ですね。
まあ、そんな事を考えて書いてみました。上手くいってるかどうか分からないけど。最後は駆け足になっちゃたかな。もっと、ねっとり書こうかともおもったのですが、この話はエロじゃなくて、一人の平凡な女の子が、ある体の秘密を持った女の子を受け入れる話だし、とか思ってあっさり目に書いてみました。ドロドロした部分とか葛藤とかよりも、運命に引かれて出会う二人みたいな(笑)。
こんな、変な話を読んで下さった方。感想を書いて下さった方。投票して下さった方。多謝です。これからも変な作品を地味に書いていこうと思います。
- 273 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時24分52秒
- 激烈に遅くなったのですが、感想あぷさせてください。
いつも通り?読んだ順になっております。今回は最終更新の遅いものから。
一部例外有りですけど。
それから、他の方の感想や作者のカミングアウトは一切見ておりません。
よって、既に出ている感想や、解決されている疑問などあるかもしれませんが、
まぁ浦島太郎だと思って大目に見てください。
- 274 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時27分06秒
- 48 ハッピーエンド
ののかお。でのほのぼのではなくてセンチメンタル系。
アンリアルだと思ったらリアル世界とつながってるという展開には驚いた。
初めに思った配役の違和感も、じつはそれが伏線になっているという。
タイトルが良いし、話の構成も秀逸な感じ。上手いです。
ただ、現実世界とつなげるのなら3レス目のあたりは説明過剰な気も。
- 275 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時31分19秒
- 47 空想狂
高橋に藤本と後藤のアンリアル。
なんか重いっす。3人も死んじゃうのは、ちょっと…。
キャラも違和感。高橋・後藤はいいけれど、藤本はもっと脳天気というかそんなイメージなのだけど。
人間が上(空のくに?)を目指すというのはわかるけど、それをこんな結末に持っていくのは好きじゃない。
臓器提供のくだりもいまひとつ活きていない感じが。むしろ無い方が”狂”にふさわしいかも。
動画撮影機能付き電話機が登場するけど、普通にビデオカメラでいいのでは?と思った。
私の通った高校の陸上部はフォームチェックに8ミリビデオを導入してたし。
あと人工衛星は実は地球の重力と密接な関係にあったりする。イメージとしては良く伝わったけど。
7レス目、文頭に”後藤は”と3回続くのが気になった。なにか狙っているのかな?
- 276 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時31分54秒
- 46 番長日記
新垣が日記形式で語る?最近の娘。風情。もちろんリアル。
こういうヒールな新垣は最近減ってるようにも感じるね。人によってはお腹いっぱいな話かも。
部分的にわからないところもあったけど(マジヲタでないので)、面白かった。
同期で小川だけが話題に乗らなかったような気もしたが、…多くは語るまい。
最後どう落とすのかぁと思ったけど、まぁ普通にまとまってたね。
なにが秘密なのかはいまいちわからなかったけど、次が新垣の番だってことかな?と深読みしてみる。
45 三面鏡
みきやぐ、そして克の暗くて重い三角関係の、アンリアル。
藤本一人称なんだけどこれも違和感あるなぁ。もっと明るいというか軽いというかなんというか。
で、克って例のあの人なんでしょうか?まぁそのへんはどうでも良いことかな。
藤本と同級ということは、矢口は一浪なのでしょうか。これもどうでもいいな。
一般人を装って克に近づくも、じつは矢口の策略だったという展開は上手いと思う。
ラストの場面が効果的で、タイトルもいい。
…けどイマイチ好きになれないのはやはり人が死ぬ話だからか。
- 277 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時32分31秒
- 43 復活(サービス期間につき大幅増量中)
みちあや、というか最近出番の少ない方々をメインに据えたリアル?な話。
UFJって銀行じゃなかったけ?多分UFAを間違えただけだと思いますけど。
ここのエピソードがそれらしく描かれていて、部分部分で笑わせてくれる。
けれど、それらが微妙に関係しているだけでひとつに収束していないのがなんともかんとも。
ただ、収束させないで産まれるカオスというかこの雰囲気が作者の狙いなんだろうけどね(笑。
44 しるし
アンリアル、やぐごま。後藤語りの一人称。ラストになっちと飯田が。
もっと現実とかけ離れている世界の話だと思ったら、そうでもなくて結構好感。
テンポも良いし、締めもよく練られていると思う。
耳の後ろのしるしとその色の意味がひみつなのだけど、あまり隠し通せるひみつではない気もする。
同じ色同士しか一緒になれないのなら、他の色の存在も出てくると説得力が増したかも、とも思った。
ラストはどこかの監視組織、あるいはその国を支配するところからなのかと自分は解釈しましたが。
- 278 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時33分34秒
- 42 半分の月。半分の太陽。
小川x紺野のアンリアル。
2レス目はシャレかなにかだろうと勘ぐったけど、マジだった。そんな自分がちょっと嫌い。
タイトルとキャラの配役で大体わかってしまったけど、興ざめな感じはしなかった。
このへん、作者の文章力・表現力の勝利かと。
しかしこの役は小川しかできないな。田中邦衛のモノマネよりずっとハマリ役だと思う。
…娘。小説界だけでだけど(笑
41 草原の人
タイトル通り、同名の曲を出した松浦の話で、リアル。
短いけれど、きれいに作り上げられている作品の雰囲気が好き。
実はその曲をじっくり聴いたことがないので、イメージとか曲の世界とかいうのはわからないっす。
ピンク色の服ってところで、石川か?!とか思った自分が少し嫌いに。
松浦も以前はピンクがイメージカラーだったような気がしますし、これは私の側の問題ですな。
アイドル・サイボーグと称される松浦だけど、この話ではなかなかどうして人間らしさがいっぱい。
本人らしさがよく再現されていて、しかも実物の持つアクというか癖も含んでいてよろしかと。
- 279 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時35分00秒
- 40 失踪
後藤一人称のリアル。突然失踪した加護を追うメンバー達。なんとか加護を確保するが…。
なぜか後藤卒業以前の設定。加護と後藤を書きたかったのが一番の理由か。
全体的に何となく平板なイメージが。前半と後半で話は変わっているのに。
ネタに徹した方がいい気もするけど、そのへんは好みの問題で、バランス的にはOKかと。
オチも、まぁ禿ネタでなくてよかったなと。
冒頭の加護の失踪原因で引っ張るところなんかも良くできていて好きだなぁ。
- 280 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時35分47秒
- 39 Secret.4U
このところ勢力拡大中のおがこん、アンリアル。従姉妹のお姉ちゃんは石川かな?どうでもいいことだが。
なんとなくZONEのシークレットベースを思い出してしまった。多分全然違うけど。
親友を失う切なさが上手く描かれていて、読んでいてセンチになってしまった。
手紙に隠されたメッセージを小川が気づかないところがいじらしいね。
作者の狙いに上手くはまった、ってところか。はまった方も不快ではないよ。
ただ、紺野がなぜこの方法を取らなくてはならなかったのか?というところが疑問。
裏読みすると、紺野が小川を試してるのかな、とか考えてしまった。
そのほか、小川と紺野の共通の思い出がなにかひとつあれば完璧かな、と勝手に思った。
- 281 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時36分24秒
- 38 パンドラ
藤本と石川、リアル。
つーか現実に藤本と石川って仲悪そうで読んでてドキドキしてしまった。
でも女の子って嫌いな相手でも仲良さそうにしたりするので、ここまで直接的なのは余程かな、とも。
時系列をさかのぼっていく構成になっているのだけれど、ちょっとわかりずらかった。
インパクトを狙うなら、ポイントのところだけ最後にもってくると良かったかも。
キーアイテムとして壺を使うのは上手い。
パンドラの壺ってものがあるのならば、それならタイトルと一致していてもっと上手い。
ただ、あんまり秘密というテーマに沿っていない気がした。
- 282 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時37分04秒
- 37 桜散る樹下に佇む君は
いしやす?アンリアル。戦中の従軍慰安婦もの、でいいのかな?
なんとなく椎名林檎っぽいタイトルに感じた。設定も椎名林檎が好きそうな感じが。まぁどうでもいいか。
保田のキャラがすごくいい。お圭さんって呼び方もいいし、隠された過去もいい。
さらに、その秘密の断片がさりげなくちりばめられていて、しかもラストへきれいにつながっている。
作者の高い力量を感じ取れます。
ただ、辻加護のエピソードは蛇足な感じが。
朝鮮人に対する差別を描きたいなら石川自身の話を展開した方がわかりやすいだろうし、
悲鳴をあげて不慣れさ(保田らの手際の良さ)を表現したいなら6期メンを使ってもいいのでは、と思う。
暗くなりがちな話の中で明るさのアクセントとするなら、不十分に感じる。
ラスト、石川を出迎えたのはやっぱり吉澤なんだろうなぁ、と適当に想像してみる。
- 283 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時37分38秒
- 36 あこがれて
12人体制での楽屋風景、もちろんリアル。
あいかわらずの石川のキャラクタで始まり、石川で締めるという話。
シンプルながら展開がきちんとしていて好感。
辻加護が出ないと思わせておいて出るというのも、よろしいかと。
まぁ紺野と新垣が将棋というのは、ちょっとつらいかなと思ったけど。
強烈なオチがあるとか、ストーリーが練られているわけでもないけど、なんとなく好感を感じる作品でした。
35 すっぱいハチミツ
吉澤家の秘密について(ウソ)。初めリアルだと思ったけど、多分アンリアル。
だと思うけど、”お姉さん有名ですから”と女の子が言ったことや、
平日昼間(小学校が普通にある時間)にヒマな高校生?ってところがリアル話なのかなと思わせる。
蜂のたとえで小さいときの心理状態を表現していくのがいい。タイトルもよろしいかと。
今回最長の作品(オレ調べ)なんだけど、読んでいてもちょっと長かったように感じた。
バレーボールのエピソードは必要性を感じないし、デジャブのところもシェイプできると思う。
この辺りを手直しすれば、もっと小気味いい話になるのではないかと思う。
- 284 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時38分16秒
- 34 違和感
吉澤と加護、リアル話。6期加入に一部では7期までささやかれる昨今、思い切ったネタに笑いました。
芸能人の仕事、とくに多忙なモーニング娘。の場合、
いつもよりすこし長引いて、なんて言えるものではないと思いますが如何でしょうか?
加護はメンバー全員に同じ事をして回ったのでしょうか?
そして、その結果として残ったのが2人だった…と解釈したのですが。
個人的には他のメンバーそれぞれが誰を選択したのか知りたいけれど、
それは作者の狙うところではないので聞かないでおきます(笑。
33 アリゲータの恋と愛
石川一人称のリアル話。仕事に関しての時間的感覚はこちらの方が正しいかと(笑。
読みづらくはないけど、途中で改行の入れ方が変わっているのが気になる。何か意図があるのかも。
後藤への想いから狂気に走った石川が鰐と出会うという話。
鰐と鰐のいる沼の示すものが今一つつかめない感じです。
後藤=鰐と解釈できなくもないけど、多分間違っているな。
殺したはずの後藤が存在してたり、そのへんもうまく読みとれなかった。
それにしても、今回は人が死ぬ話が多いよな。
- 285 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時39分17秒
- 32 時の邂逅
吉澤一人称のアンリアル。先輩の石川に誘われて行った絵画展で衝撃的な絵と出会う。
なんとなく吉澤に違和感。間違ってはいないけど石川との距離感から高橋あたりだと思った。
絵画の解釈って人それぞれでいいと思うので、笑っているとも泣いているとも取れるのは正しい。
邂逅とは、思いがけず出会うこと、めぐりあい、という意味だそうで。
話の中の障害を乗り越えて一生懸命に生きる飯田が、過酷な状況の中で頑張っている現実とシンクロして、
なんとなく伝わってくるものがあって、よかった。
しかし、石川の描く絵画ってどんなものかちょっと興味がある(笑。
- 286 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時40分41秒
- 31 浴槽マーメイド
吉澤一人称、いしよしのリアル話。かぐや姫の人魚バージョンみたいな話やね。
月光の差し込む部屋に洋風のバスタブ、そして入浴している石川。絵としては非常にサマになっています。
二人は初めから同棲しているという設定。まぁ短編だからそのへんの省略は適切かと。
話がさくさく進んで読みやすいけど、逆にちょっと平板な印象が強い。
もう少しストーリーに抑揚が付いていると、読んでいて入り込みやすいかも。
アイディアはいいので、もうちょっとディテールに凝るともっと良くなると思います。
どうでもいいことかもしれないけど、商品名がたくさん出てきたのが気になった。
唐揚げクンとかバスクリンとか。普通に唐揚げとか入浴剤でいいのではないのかと。
- 287 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時41分21秒
- 30 木登りと赤いスカート
石川一人称、矢口に吉澤と後藤。アンリアル。
なんとなく32に似てる話だと思った。障害に立ち向かうというテーマも今回多いような気がする。
失明の恐怖って自分は全然わからないのですけど、人生を悲観するところはなんとなくわかる。
そこから立ち直るのは本人の努力も重要だけど、親や友人といった周囲の協力が欠かせない。
そういう意味では、この石川は周囲の人間に恵まれている。力強く生きていってほしいね。
話としては暗くなりがちなところを、きれいにまとめていて筆力を感じました。
29 吉澤探偵
吉澤語りのネタ系。高橋・松浦、その他数人。
小ネタの連続に吉澤の適度な暴言、そして高橋と吉澤のボケとつっこみ。
全体的にはノリが良くていいのだけれど、オチがちょっと弱い。ちょっとじゃないかも。
現代では水虫って少なくない病気だから、たとえアイドルでも罹患してる人は多いのでないかと。
いや、どーでもいい話だけれどね。
あと、登場キャラのの人選がいいかな。無理に人数稼ごうとしていないし、大谷あたりを使うところも。
単に作者が使いやすそうなのキャラから使っていった感も否めないが(笑。
- 288 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時42分27秒
- 28 出逢いと別れ
架空のメンバー初名無しタンとヲタくんとの出逢いと別れをつづった悲しいお話。
実際に知り合いで有名になった人がいて、自分が取り残されるような悲しい感覚はわからなくもないです。
この話とは状況が微妙に異なっているけれど、うまく表現されていると思う。
7期メンバーとして登場する初名無しタンですが、2003年3月のこととなっているのがアレかなと。
実際では6期すら合流していない時期なので、もっと先のことか、あるいは6期加入でもいいかと。
…ま、そのへんはどうでもいいことですな。
27 ─ A ─
紺野と安倍、楽屋で見た不思議な夢の話。
この二人は相性良いね。やっぱり同じ北国出身だからでしょうか?
話の方も、場面の切り替えや、区切りの入れ方などが効果的でよろしいです。
それらが醸し出す独特の雰囲気が何とも言えずによろしい。
こういったメルヘンチックにきれいに書きまとめられるのはすごいなぁ、と。
こんな感じの作品書けるようになりたいです。無理だけどさ。
- 289 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時43分38秒
- 26 紫陽花
アンリアル、5期と石川・吉澤。あと道重。小川は真琴じゃなくて麻琴だよね、と言ってみる。
この学校のテニス部は音痴の人がうまくなる特別な訓練をしているのでしょうか?ってどうでも良いですな。
重くて暗い雰囲気を淡々とつづっていくのだけど、押さえるべきところはきちっとしていて好感。
描写も豊富なのに、ストーリーを語る余分な説明文などが最小限に抑えれている。
強いて言えば、石川を突き動かした動機をもっと補強する部分があればとは思ったけれど、多分いらない。
この話は、絶妙なバランスの上に成り立っている、はかなくて脆いけれど美しいもののように感じました。
- 290 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時44分47秒
- 25 あかいはなさいた
後藤一人称のリアル。いちごまだと思わせておいて、実はなかよし?というかCP話では無かったり。
死んでしまった市井の墓参りをする後藤。しかし他のメンバーから吉澤の死を聞いて駆けつけると…。
読み終わってシックスセンスみたいだなぁと思った。オチが似てるだけだけど。
ただ、吉澤が死んでいるとしながらも、ラストはでは生きている(と受け取れた)。
なんかつじつまが合わないと感じたんですけど、
私は勝手に吉澤と中澤以外みんな死んでいて”どっちがどっちかわからなくなった”状態だと解釈してみました。
…つか、それだと死人イパーイ。
- 291 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時45分39秒
- 24 姉妹シナリオ
なちよし、アンリアル。これもちょっと平板な感じがした。
話の雰囲気だけでなく、細切れになっているレス分けや改行がその印象をさらに強くしていると思う。
ま、シナリオみたいといえばそうなのかもしれないが。
しかし姉妹の関係にもっていくのは違和感が無くてよろしい。
同性愛に偏見を持っていないつもりだが、簡単に許容できない脳味噌だったりするもので。
吉澤に兄っていたっけ?弟だったような気がする。本人なんとなく長男ぽい雰囲気だし。重要でないけどね。
あと安倍が服を買いに行くとかメイクするとか言ってるが、安倍のセンスは(ry。
23 ほっぺの秘密
紺野、リアル話。一日くらいであの頬袋が痩けるとは思えないんだけど、おもしろかった。
相変わらずヒールな新垣がいい感じ出してるねえ。
そのへんのキャラがキッチリ書き分けられていて良かったと思う。
そういえば、今回は身体的特徴を秘密にしたものって少ないなぁ、とこれを読んで思った。
- 292 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時46分12秒
- 22 夜行
紺野一人称、リアル。今回2番目に短い作品かな。
後藤が卒業直前の、移動中の夜行バスが舞台。
単に後藤が全員の毛布を掛け押すという話なんだけど、なんか良い。
全体がさらっとしていて、短いんだけど展開される世界はせせこましくない感じでGOOD。
複雑でヘヴィな話が続く今回のテーマの中で、一服の清涼剤(って表現でいいのか?)的存在ですな。
気を使ってなさそうに気を使うタイプの後藤を的確に表現してると思いました。
21 神の世界
娘。メンバーを月を司る神とした神話?そのほかつんくも登場。もちろんアンリアル。
結構誕生月がだぶっているメンバーだけど、性格やキャラクタできれいに分配されていて面白い。
それから小川が放置なのも、お約束的だけど面白い。単純に保田が卒業にならないところもよろしいかと。
余談ですけど、横領とか使い込みって本人が金額を知らないことが多いそうです。
つんく神しかり。しっかり数えながら使い込めばよかったのに(笑。
- 293 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時46分47秒
- 20 夢見る少女
リアル。放置状態の新生プッチはつんく♂に呼び出されて、衝撃の事実を開かされる。それは…。
タイトルとは裏腹に、めっちゃくちゃシュールな話です。
短い中にもしっかりと展開が作られていて、いかにも短編って感じがしてとってもよろしいです。
とはいえ、プッチである必要は多分無いでしょうな。アヤカと明示されている台詞はないし(笑。
おそらく作者は吉澤が好きで、最近不憫な小川とプッチを使ってあげようとしたのでは、と勝手に推測。
というか、誰が書いたかも(ry。
- 294 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)20時47分55秒
- 19 アイドルは、、、
リアル。中澤裕子は実は…。ってどっかで見たことあるような設定だな。
えーと、なんかよくわからなかったっす。
小学生が出ていったと指し示してから、実は私があの小学生です、と返される序盤からわかりずらいです。
はなちゃんが妖精で普通に目にしている中澤裕子もはなちゃん(=妖精?)。
つか、7レス目で作者が強引に話をまとめていることから、わかりづらいの自覚してるかもしれない。
加えて、改行の位置や助詞の使い方がわかりにくさに拍車をかけているようなきがする。
水曜日の投稿だから、もう一日くらいかけて熟成して欲しかったと思う。
最後に、野暮なことではありますが実際の中澤の家族構成とは全く違うのですね。
- 295 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)21時19分39秒
- 18 マンション
高橋と小川。主人公は紺野?の一人称。アンリアル。
47の続きかと一瞬思った。いやそんなことないけどさ。
確かに高橋は自殺しちゃうタイプかもしれないなぁ、とか思ってみる。勝手な想像だけど。
レスの初めに”何階――――”とあって、初めは回想しながら階段を下っているのかと思った。
ウソを付いた自分が許せなくて、家出するために下っているのかと。
そういう意味ではなかなか衝撃的なラストでした。…でも死にすぎだよなぁ。
03 崩れ落ちる前に
吉澤メインのリアル話。恋人(石川ではない)と逃避行にでようとする吉澤、しかし…。
どんな役でも結構しっくりくる吉澤ですが、これはなんかちょっと違和感ありまくり。
逃避行へ決断した動機がほとんど描かれてないし、
吉澤が言う”ずっと死んでた”という言葉が示す部分が見あたらない。
終盤の展開もありがちというか、まぁそうかという結果。安心して読めるというところはあるのですけど。
- 296 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)21時20分11秒
- 17 未来の花
こんごま、アンリアル。
死神が見える、というか死期がわかるという特殊能力のため人を信じられない紺野。
そんな中、大切にしている花を通じて後藤と出会うが…。
これも死人が出る話ですな。今度のテーマは人殺しナシとか逆に必須にすると面白いかも、とか。
本当は紺野のことが好きなのに正直になれなかった後藤と、信じた後藤に裏切られた紺野。
その誤解を解くことに成功するが、後藤の死期はそこまで迫っていた、となかなかにドラマチックでした。
後藤のことについては最後の日記で語られているけど、もう少し掘り下げてあるとよかったかも。
16 プラチナ
ジゴロ吉澤、リアル話。
話の展開は吉澤と加護を中心にしてますが、なんというか、もてもてひーちゃん状態ですな。
加護との情事を期待させておきながらそうでなく、かといって他の人と絡むわけでなく。
なんというか中途半端というか、よくわからないというか。
ラスト、吉澤を訪れたのは後藤だろうから、加護との三角関係…でもないし。
冒頭のワン切りも何かを示唆しているのだろうけど、それもわからないっす。
- 297 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)21時20分43秒
- 15 ミステリーハウス
なんかいつもの3倍くらいはスクロールした(ローカルに保存してたので)ので疲れた。
しかし懐かしいねこの形式。ゲームブックだっけ?昔よく遊んだもんだ。
番号間違えて話つながらなかったりしたなぁ、としばし思い出に浸る。
えっと、娘。さんたちはほとんど出てこなかったわけですが、立派に娘。小説ですなこれは。
個人的にカギのラインナップにちょっと不満。いちごま、いしよしときたらやぐちゅーだろと小一時間(ry。
いや、純粋に楽しかったけど、25レスじゃ少ないとも感じた。
14 秘密基地
いしよしごま、アンリアル。
女の子だけの集まりではあんまり秘密基地ごっこはしないと思うけどなぁ、と身も蓋もないことを言ってみる。
ちょっとノスタルジアで雰囲気はいい感じでした。
でも、昔みたいに笑えなくてもいいじゃない、とは思う。
笑顔だって成長していくのだし、ずっと前と同じままってことも無いと思う。
そして、ラストの秘密基地卒業。
少女時代の象徴みたいな秘密基地を卒業するのなら、前と同じに笑うことを否定しているのではないか?
そんな話中の矛盾を感じました。
- 298 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)21時21分53秒
- 12 花 道
矢口一人称のリアル話。季節柄のエイプリルフールもの。
なんだけど、しばらく矢口だとは思えなかった。
シリアスな雰囲気を出したかったのだろうけど、それなら三人称で書くべきでは?と思った。
パソコンの調子が悪くなるところもちょっと違和感。
矢口を計画的に保田探しに行かせたような記述があったので、
石川が矢口を使わせたんだっけ?と読み返してしまった。
話としては、一度悲劇に誘導してから、落としているところがよろしい。
そして、最後にはやっぱり前向きなセンチで締めている。この辺上手いのに惜しい感じがする。
13 言えるわけが無い……
ジゴロ吉澤。リアル?アンリアル?判別付かないっす。
16と同じくらいわからなかった。でも説明が無い分想像する余地があるので、こっちの方が好みかな。
髭そってと言ってるところから、モロッコ帰りなのでしょうか?
いまは国内でもモグリでできるらしいですが、まぁどーでもいいことですな。
- 299 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)21時22分31秒
- 11 柴ちゃんのチョコレート
石川メインのリアル・楽屋話。
柴田いいキャラしてるよ柴田。純情な石川もいいね。ダークで食いしん坊も辻紺野には苦笑いさね。
最後まで一万円だと思っている石川がけなげで、よけいに辻紺野の非道ぶりが浮き立ちます。
それぞれのキャラクタが生き生きしていて(柴田はちょっとだけだけど)さくさく読めるところがGOOD。
でもスポーツ新聞のくだりはわからなかったです。つか、石川ってベイスターズファンじゃないの?
いや、単に出身地から勝手に想像してるだけですが。
10 ジョーカー
初め矢口だと思ったけど、辻と加護だと判断。いや、矢口と中澤だったら笑うが。
着飾った容姿やメイクなどの記述もあるけれど、あまり想像がつかないです。
ついでに、15歳で飲酒ってのは是非はともかくとして画として想像しづらいっす。
まぁそのへんは私の想像力欠如が問題なのでしょうが。
タイトルとか文中に出てくるジョーカーだけど、どこにつながっているのかがわからなかった。
序盤の展開にいいかも、と思ったけど、少し肩すかしな感じでした。
- 300 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)21時25分00秒
- 09 ポートレート
飯田一人称のリアル話。吉澤の絵画を描いていた飯田だが…。
なんか長かったです。容量的には42とかと同じ位なのだが、それよりも長い印象。
文章の言い回しや改行の使い方もあると思うけど、一番は話の抑揚が無いことかと思う。
いろいろなエピソードを入れたいのはわかるけれど、重要なものとそうでないものが混ざって、
埋没してしまっている感じです。
いつかの某企画みたく簡単な手直しで良くなるかも…って無責任なことは言うなよ自分。
08 ザ・インタビュー
インタビュー形式でメンバーそれぞれがつんく♂を語るという独特なスタイル。
どれが誰なのか微妙にわかりづらかったっす。わかりやすいのもあるけれど。
そのへんは読む方の努力次第ということなんでしょうか。
つんくの秘密をみんなで語っているのだけど、いまいち読解できませんでした。
えっと、某上沼女史と仕事を分担していた、と勝手に解釈しましたけど…。ま、いいや。
- 301 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)21時25分36秒
- 07 ファミリー・アフェア
紺野一人称のリアル話。年末に放映されたドラマのロケで吉澤の情事を目撃してしまい…。
実は娘。メンバーが娘。小説を書いているというのは前にもあったような。
しかし、当事者がしかも実際にやっていることを書くというのは初めてのような気がする。
紺野が読んでるのはよくあることだけど、二人も関わっているのは珍しいかな。
ただ、そのへんの奇抜さが活かせてない感じがする。
投稿時期的に時間もあるので、もうちょっと展開を練って抑揚をつけて欲しかったように思う。
06 あぶりだし
6期メン、リアル。分割以後の話。
亀井が同期の二人に送りつけた手紙は白紙だったのだが、それには秘密があった。
って、その秘密がタイトルでバラされているのだけど。
読者は真相を知りながら、白紙の手紙に翻弄される2人の様子が展開されるわけで。
なんちゅーか、読む方はもどかしい思いをさせられました。
謎解きの家庭を見せたいのなら、タイトルでバラさないほうが良かったのでは、と思う。
で、かといってそれ以外に見せ場があるというと、あまり感じられなかったわけで。
うーん。作者はなにを描きたかったのか伝わりませんでした。
- 302 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)21時29分37秒
- 05 スペースパニック
さくら組、アンリアル。人類が宇宙に飛び出した未来の話。
居住空間のある人工衛星って、普通に宇宙ステーションでないのでしょうか?
それから空気中の酸素濃度って普通20%以下だったはず。
宇宙船の中でも事故防止のために窒素が混入されているはず。まぁ、重箱の隅ですなスミマセン。
吉澤?も言ってるけど、矢口の行動は全員を犠牲にしてしまうもっとも慎むべき行動だったわけで。
この場合なら、帰れないかもしれないことを皆に話してからシャトルに乗る、というのがとるべき行動だと思う。
…ま、これも重箱の隅ですな。
話としては、まぁ可もなく不可もなくってところでしょうか。
- 303 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)21時30分21秒
- 02 秘3TWOボん。
ハロモニのバス停コントを用いたかわもちくんとケメ子のラブストーリー(ウソ)。
で、作中作として読まれる”秘・32”に多数の娘。小説のタイトルが多数含まれているわけで。
それが作者からの挑戦となっている。なかなかアイディアものですな。
(…関係ないが私のは入ってなーいっす。まぁ当然かと。)
結構わかったような気がするけど、数えてはいないので全部制覇したかはわからんです。
こういったパロディがでてくるというのは、娘。小説界がいかに成長したかという証明だと思いまする。
…ちなみに、タイトルはなんて読むのでしょうか。これもわからんです、はい。
- 304 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)21時33分09秒
- 01 光
卒業直後の保田と同期の矢口、もちろんリアル。
二人きりで美しい月を見て、心の中で秘密にしようという話。
秘密にしなくても、ただ心にとどめればいいのでは?と単純に思った。
改行の入れ方とか、こだわっているのが感じられる。
ただ、環境のせいもあるだろうけどいまいち効果的に感じられなかった。
最後に、保田は湿っぽくなりながらもいつも通りに振る舞うタイプではないかと言ってみる。
春コン初日のアンコールで早くも涙を見せたのだから。
04 サン・ジョルディの罠
アンリアルいしよし、本屋のバイトの石川が客として来る吉澤に心惹かれるが…。
なんか今回数少ない正当派いしよしって感じ。結末は肩すかしなのだが(笑。
最後のオチとか結構きれいに決まっているし、良い感じでした。
全体的に長い感じが。容量的にはそれほどでもないのだけどなぁ。
店長の保田が出過ぎな感じもするし、新しいバイトもいらないような気がする。
これも惜しい感じがするけど、まぁ及第点かと。
- 305 名前:名無しKR3 投稿日:2003年03月30日(日)21時37分43秒
- ということでこれで今回の短編集の感想全部だと思います。メッチャタイミング外してスマソ。
ステハンですがここに書いたことは自分に責任があります。
ま、私の読解力不足ということで。でも、どこかでボソッと教えてくれたらうれしいかも。
時間の都合で投票はしていません。ま、それは私の中のランキングということで留めておきます。
今回の短編集は全体的に練ったものが多く、ストーリーが多彩で読むごとに楽しめました。
ただ、逆に練りすぎた感のあるものもあれば、プロットに力を入れすぎて推敲不足なものも。
勢いは大切だと思うけど、一晩くらいおいて冷静になってから推敲するのも重要かと。
って人のことは全然言えないのですが。まぁ参考適度に考えて下さい。
あと、あちこちで出ているような気もするけど人死にが多いような気がしました。
人死に無しとか、人死にオンリーというテーマでやってみたくなりました。
私の勝手な独り言ですから、とりあわなくて結構ですが(笑。
最後に、楽しいひととき(個人的な都合でつらい部分もあったが)を過ごさせていただいたみなさまに感謝。
また参加したいです。次はしっかりと(ry。
- 306 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月31日(月)11時22分04秒
- パンドラというのを書きました。
パンドラっていうのは例のパンドラのことで、箱のひとです。ギリシャ神話の。
どういうひとかというと、人間を作ったプロメテウスがそっちの世界をひいきしすぎて、それに怒ったゼウスがヘファイストスに作らせた、世界ではじめての女のひとです。
いろんな才能を他の神様からももらっていて、美貌、美徳、ずる賢さとか、もう全部そろってる感じ。
で、壺(箱)を持たされて人間の世界に送られ、それを開けて大迷惑をかけた、っていう。
あとはまあ、それを「藤本美貴のモー娘。入り」っていうのにあてはめただけなんですけど。
ただ、このひとにとって壺っていうのは、きっと「自分は他の人間とは違う」っていうプライドの象徴だったんじゃないかなーと思うんです。全能の神さんから持たされてるわけだし。
自分が人間の世界を壊すために作られたなんて知らないわけだから、夢と希望と使命感たっぷりで。
話しの中の藤本にとっても、その壺に自分で勝手に詰め込んでいたものっていうのは、将来への夢とか希望とか、たぶんそういうものだったんだと思います。
それが他人に壊されたら、ひとを殺すだけの理由になるんじゃないかなー、と。
- 307 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月31日(月)11時22分44秒
- あと、土曜日の被害者の部分は、最初、藤本のつもりで書いてたんですけど、途中からべつに石川でもいいかなーとか、かなりテキトウに書いていたので、かなりテキトウです。好きにしてください。
まあこんな感じで。
これ以外で一番最近書いたのは、短いのは緑板で「図鑑」っていうの、長いのは狩板で「モノクロ」っていうのを書きました。あんまり面白くないです。
えーと、最後に、投票とか感想とか本当にありがとうございました。それじゃ。
- 308 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月31日(月)18時12分55秒
- 「22 夜行」を書きました。前回短編では「一人の部屋で」というので参加させていただきました。
感想を下さった皆様、投票してくださった皆様、
そして読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
今回も一読者としてとても楽しませていただきました。
支配人さん、管理人さん、作者の皆様、本当にお疲れ様でした。
- 309 名前:43 復活(サービス期間につき大幅増量中)を書いた人 投稿日:2003年04月01日(火)00時36分23秒
- ども書いた人です。
今回出すつもりはなかったんですけど、あまりにみんなが楽しそうなので思わず…
当日にでっち上げたためお見苦しい話になってしまいました。
亀ネタは当日のハロモニからだし…後で考えたら大阪ではまだ放送されてない罠
ゴチャゴチャした印象はネタに自信がないためどこか一カ所でも笑って貰えたらという姑息な考えですた。
わかりにくいとのご指摘、作者の力量不足です。まことに申し訳(ry
( ^▽^)<わかりやすい話だとチャットでスルーされちゃうからワザと……
( ゜皿 ゜)コ '、‐ ロケットパーンチ!≡⊃)T▽)、;'.・ グハッ
作者が純関東人であるため偽関西弁もお見苦しかったかと…
(メ`w´)<ほんまやで、関西人なら舞台は大阪ドームか大阪城ホールやろ?
で六甲おろしの大合唱と共にウチらが……もちろん歌うは中村鋭一はんや!
(;`◇´)<あんたはキルゴア大佐か…
読んでくれた皆様に感謝。
最後に一番ウケた感想は某感想チャットの素朴な疑問でした。
「稲葉って誰?」
( `w´)<…………………コロヌ
- 310 名前:もう本当にごめんなさい…2の作者です 投稿日:2003年04月01日(火)04時53分00秒
- 突っ込んだ作品名を並べておきます。
あなたの声が聞こえる・あの頃の想い出
あたしの声、あなたに届いていますか?・リストラ
あなたの知らない世界・冬の雨
銀の腕時計・青のカテゴリー
青く塗れ!・すべては彼女の気分次第。
ダイヤモンドレイン・切なく青い空のページ
葉月の風・ひまわりの丘
CUBE・おいしいクッキー
タンポポの家・カテキョ
約束・おだんごあたま
瞳にうつる私・エスパー真希
終わらない唄・サーカス
メッテルニヒのトルテ・やさしい風景
血のあじ・マリオネット
マネキン。・十三、十四
十五の思い出・聖誕祭
それと導かれし娘。です。
- 311 名前:もう本当にごめんなさい…2の作者です 投稿日:2003年04月01日(火)04時55分44秒
- それと。
テーマの秘密は、作中作が東野圭吾の「秘密」をパクっていることと、
「かわもちくんは漢字が読めず、本の内容がサッパリ解ってなかったことはケメ子には秘密」
などと言う最悪なオチに使ったつもりでした。
あとは「秘・32」のクセにタイトルが33だとか、「弥大輔」が「保田圭」のアナグラムだとか、
タイトルは「漢字にひらがなにカタカナにアルファベットに数字に。までついてお得だね」(@福田)だとか、
まさに自己満足以外の何物でもありません。
(見苦しいですが、書いてるときは一切自己満足でいるつもりはありませんでした)
短編の作りこみが甘いというのもその通りです。
短編をなめているとしか思えません、猛省します。
本当にすみませんでした。
- 312 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年04月06日(日)19時07分52秒
- 06:あぶりだし(追加感想)
題名の通り、本当にあぶりだされた作品。しかも一度ならず二度までも。
「あぶりだされない方が良かった」という意見も多数聞くが、私は断然「あぶりだされた」方が良かった。
今回、唯一の6期主役短編作品。6期というだけで鮮度があり、アイディアに加えて「新しい」というイメージが私の中で強かった。
「田中に煙草」というのも、ある意味思い切ったアイディアだったが、それが妙に型にはまり、違和感をほとんど感じなかった。
寧ろ煙草を吸う田中というのは私に大きな衝撃を与えた。そして何より田中は格好良かった。
そして、田中と丁度対照的なキャラ位置にくる道重。
彼女の一人称で話は進められる。亀井のお遊び(?)にも上手く翻弄させられ、田中のクールキャラをよりたてている。
亀井からの謎の白紙の手紙。それらは田中の煙草によって、あぶりだす事により文字が浮かび上がる事が分かる。
だが作者はあえてあぶりだされた文字は書いていない。亀井が何のために「死んだ」という葉書を送ったのかも分からない。
最後の「あたしはこの手紙をどうしよう?」という道重の問いかけは、読者の、そして作者自身の心情を表してるようにも思える。
- 313 名前:デフォルトくん 投稿日:2003年04月06日(日)19時08分57秒
- 結局全てを知っているのは亀井。亀井の秘密、それは読者にも作者にも分からない事なんだろう。
個人的にこういう「胸がすっきりしない」ようなオチの話は好きなので、とても楽しんで読めた。
4月に入ってから追加された「田中と亀井の電話越しの会話」にも、秘密を暴くヒントのような物は何も書かれてない。
亀井の「読めたらまた電話して。」という言葉には「繰り返し」のような意味を感じ取った。
この追加投稿によって、何かが明かされるかなという読者の期待を思いっきり裏切っている一言でもある。
私はまた「胸がすっきりしない」気分にさせられた。
そしてこれは、この作品を読むたびに何度も繰り返し味合わされる後味なんだろう。
あぶりだし、とても印象的な作品だ。
あふぉな追加感想スマソ。
- 314 名前:暇人ななしの感想集計 投稿日:2003年04月06日(日)19時28分58秒
- このスレの>>304までに書かれた感想数を作品別に集計してみました。
(尚、06の追加感想された分は数に入れてません)
01.光 9
02.秘3TWOボん。 7
03.崩れ落ちる前に 8
04.サン・ジョルディの罠 10
05.スペースパニック 9
06.あぶりだし 10
07.ファミリー・アフェア 5
08.ザ・インタビュー 8
09.ポートレート 7
10.ジョーカー 8
11.柴ちゃんのチョコレート 7
12.花道 6
13.言えるわけが無い 8
14.秘密基地 9
15.ミステリーハウス 7
16.プラチナ 7
17.未来の花 7
18.マンション 8
19.アイドルは、、、 5
20.夢見る少女 8
21.神の世界 6
22.夜行 8
23.ほっぺの秘密 6
24.姉妹シナリオ 4
- 315 名前:暇人ななしの感想集計 投稿日:2003年04月06日(日)19時30分08秒
- 25.あかいはなさいた 7
26.紫陽花 5
27.─ A ─ 6
28.出逢いと別れ 4
29.吉澤探偵 4
30.木登りと赤いスカート 6
31.浴槽マーメイド 5
32.時の邂逅 5
33.アリゲータの恋と愛 5
34.違和感 5
35.すっぱいハチミツ 4
36.あこがれて 4
37.桜散る樹下に佇む君は 6
38.パンドラ 6
39.Secret.4U 6
40.失踪 5
41.草原の人 6
42.半分の月。半分の太陽。 5
43.復活(サービス期間につき大幅増量中) 5
44.しるし 7
45.三面鏡 4
46.番長日記 4
47.空想狂 6
48.ハッピーエンド 7
最多感想数はサン・ジョルディの罠とあぶりだしの10個です。
それでは皆さんお疲れ様でした。
- 316 名前:03最後のせんこう花火を書いたアフォ 投稿日:2003年06月23日(月)17時37分39秒
- すみません!
名前欄に題名を入れ忘れました。
思いっきり寝ぼけていたようです。
- 317 名前:甘草は肝臓にいいぞ。 投稿日:2003年06月23日(月)20時28分18秒
- 10 あさ美は花火工場に行った
はっきり言ってこの作品は不快だわ。
どのような事を作品に書いてもいいと思うし、表現の自由はいかなる考えや作品にも保証されていると考えるけど、娘。小説は実在のモデルがある二次創作だから、モデルには最低のリスペクトが必要だと思う。
この作品は最低の一線を越えていると感じた。特に10番目のレスには正直吐き気すら覚えた。
「ジョニーは戦場に行った」は露悪的ではあるが、戦争の悲惨さや非人道性を、その露悪的な表現で伝える反戦小説だと思うが、この作品からは、この表現を採らざる得ない必然的なメッセージは一切感じられなかった。もし、紺野あさ美が「芋虫になる」ということだけを書きかったとしたら、あまりにも馬鹿にしている話だと思う。ぜひとも、作者には製作意図を後で説明して貰いたいと要望する。
作者は何を書いてもいいけど、読者にどう受け取られるかも、多少は考慮した方がよいのではあるまいか?
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