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『オムニバス短編集』感想用スレッドvol4

1 名前:名無しさん 投稿日:2002年07月13日(土)02時02分55秒
『オムニバス短編集』用の感想スレッドです。
感想はこちらに書いて下さいね。
なお、感想を書き込む際には、感想を書きたい「作品名」を忘れずに記入すること。

(例)
>○○□△(作品名)
よかったです。

これは感想が誰に対してなのか混同しないようにするためです。
それと短編集の運営などに関しては、該当するスレがあるのでそちらにお書きください。
以上のことが守れるようでしたら、どんどん書き込みして下さい。
2 名前:第八回データ集 投稿日:2002年07月14日(日)00時42分05秒
トータル出展数 47作品

出演回数、主演回数

安倍(9,1) 飯田(11,2) 矢口(14,4) 保田(11,2) 後藤(16,5)
石川(15,3) 加護(8,4) 辻(13,4) 吉澤(20,9)
小川(2,1) 紺野(6,2) 高橋(2,0) 新垣(4,2)
中澤(7,1) 市井(4,3) 石黒(1,0) 福田(2,1)

藤本美貴 (1,1) 松浦亜弥 (2,0) 平家みちよ (1,0) より子(1,0) 夏まゆみ(1,0)

カップリング

いしよし 4 やすいし 2 まりごま 3 まりなち 2 あいのの 4
かおごま 1 りかごま 2 ゆうよし 1 いちごま 2 かおよし 1
こんのの 1 こんまこ 1 みちごま 1 かおなち 1 こんごま 1
やぐちゅー 1
3 名前:第八回データ集 その2 投稿日:2002年07月14日(日)00時43分13秒
1人称 37
3人称 10
1人称の内訳
安倍 1 飯田 1 矢口 4 保田 0 後藤 5
石川 3 加護 4 辻  1 吉澤 5
小川 1 紺野 2 高橋 0 新垣 0
中澤 1 市井 2 石黒 0 福田 1
藤本 1 信号 1 かわもち君 1 不明 2

リアル 29
アンリアル 15
不明 3

レス数1〜5  3作品
レス数6〜10  14作品
レス数11〜15 12作品
レス数16〜20 11作品
レス数21〜25 7作品
平均レス数 13.36レス
最長レス数 25レス 27 ANGEL FACE 33 美少女怪盗 チャーミー仮面
最短レス数 1レス 34 Adusay


青かったもの、上位
空 12作品
登場人物そのもの(精神的なものや、体の一部) 8作品
海 4作品
サッカーがらみ 3作品
ブルーローズ 2作品

タイトルに青を含むもの 19作品
そのうち、ブルーは 6作品
4 名前:第八回データ集 解析 投稿日:2002年07月14日(日)00時46分48秒
まず、作品数が大幅に増加した。
これまでで最多の第六回の33作品と比べてもかなり多い。

登場回数上位は、吉澤がダントツトップで、ついで後藤、石川、とやはりいしよしごまが強い。
その次に今回は矢口、辻と続いた。
4期までの現役メンバー中、またも登場回数最小は加護であった。
この傾向は、実に第四回コンペ以降、これまでずっと続いている。
そのほかのメンバーでは、今回は中澤が目立ち、ついで紺野、さらに新垣の躍進が目立った。
娘。以外のメンバーでは、藤本、より子が初登場。
藤本は、単に登場しただけでなく、主役も演じている。
第六回、第七回と二回続けて登場していたユウキは今回は消えてしまった。
5 名前:第八回データ集 解析2 投稿日:2002年07月14日(日)00時47分49秒
今回は、主役認定は少しきびしめにとりました。
カップリングの片割れでも、主役と認めていないことも多いです。
そんな中、主役回数でもやはり吉澤がダントツでトップ、ついで後藤で、三番手には辻、矢口と並んで加護が入ってきた。
石川は、登場回数の割には主役回数は伸びない傾向が最近見られる。
今回は、紺野が主役でなく脇役で登場することもかなりあったようだ。
新垣が主役として登場するのは第四回以来で今回の2作をあわせてようやく4作目である。
とは言うものの、もっと主役が少ないのが高橋。
今回も0であったが、これまでに主役を演じたのは、第四回、第五回の一作づつだけである。
また、地味なところでは福田が今回で三回続けて主役を一作品演じている。

カップリングとしては、いしよしの4作品はまあ順当として、今回の特色は”あいのの”4作品と”まりごま”3作品であろう。
あいのの4作品は、すべて加護主演の加護1人称であった、というのはおそらく偶然ではないのだろう。
”まりごま”が増えたのは、書きやすいメンバー同士で、あまり見かけないという条件がそろったためだろうか?
そうすると、”やぐりか”あたりがあってもよさそうなものではあるが。
6 名前:第八回データ集 解析2 投稿日:2002年07月14日(日)00時48分59秒
1人称37の3人称10というのは、これまでの集計の中でもっとも1人称比率が高い。
特に最初の20作品ちゅうでは18作品が1人称と、集計していての最大の驚きを受けたのですが、理由は不明です。
”青”という抽象的なテーマを満たすためには、1人称の方が書きやすかったということなのでしょうか?
また、その1人称の内訳ですが、多くの場合、1人称の数=主役回数でした。
それに反するのが、0/2保田 1/4辻 4/9吉澤 0/2新垣
辻1人称というのは、諸刃の剣ということで敬遠された、ということなのだろう。
また、保田に関しては、主役2作品はコメディタッチであったため、本人の1人称にはしづらかったものと考えられる。
吉澤は、数が多いためもあるが、最近の現実世界のイメージから、まじめな1人称にはしづらいという面があったのだろうか?
そして、新垣1人称というのは、まだ未開拓の分野として残っているということなのだろう。
7 名前:第八回データ集 解析4 投稿日:2002年07月14日(日)00時50分46秒
リアルアンリアルでいえば、今回もリアルが多いが、これまでのコンペの中ではアンリアルがおおいほうではあった。
レス数は満遍なく散らばっており、平均レス数は前回より1レス減で前々回並み。
また、今回史上初の1レス作品が登場した。
最長レス数は規定ぎりぎりの25であったが、その2作品は偶然にも、青かった物としてブルーローズが示されている。

青かった物としては、予想通り空、精神的、肉体的な物、海、ブルーローズと上がっていた。
個人的には、サッカーがらみはみんな避けると思ってましたが、3つありました。
青葉、青森、が無かったのがちょっと残念。

また、タイトルに青を含んだものも、全体の3分の1ありました。


全体的な印象としては、新垣+あいのの の回になるのかな、と。
あとは、数が多すぎて、集計がつらかった・・・ ので、ミスは多いかもしれません。
次からは、1人1作品ってことにしません?
8 名前:「蒼き暴君」書きました。 投稿日:2002年07月14日(日)02時23分11秒
 感想及び投票ありがとうございました。
 第四回で「にいにい」を書いたときの感想で「アンチ?」との意見をいただきまして、内心忸怩たる思いでしたので雪辱戦のつもりで…(解析屋さん「にいにい」は新垣1人称だったのですが…)
 今回の新垣はチャーミングに書いたつもりですが…さて?
 題名は「青い。青き。」だと字面がお間抜けなのと、「蒼い」とついた作品は読まないという書き込みを見かけたもので嫌がらせのつもりで(w
 投稿数が増えた第六回目からはひんしゅくを買いそうなので毎回一作品に絞って投稿しています。

 チャットでスルーされないことを祈りつつ…フェードアウト。
9 名前:「ブルー・マーダー」を書きました 投稿日:2002年07月14日(日)04時37分32秒
今回は誰も使わないだろう「青」を目指してみました。
ラストのオチを使いたいがためにストーリーを作ったようなものです。
結局こんな形でしか使えませんでしたけど。(最初は「かおよし」の恋愛物の予定でした)
最初に書いた話を2/3まで削ってスピード感を出しましたが、ちょっと展開が強引だった気もします。

感想を頂いた方、投票してくださった方ありがとうございました。
支配人さん、管理人さんお世話になりました。
また次回も参加できればと思っています。

最後にカミングアウト。
空板で「百姫夜行。」を書いてます。
短編集は3、4、5、6回にも参加しました。
10 名前:『夜にスキップ』を書きました 投稿日:2002年07月14日(日)08時40分07秒
( ´D`)( ‘д‘)<<ハイ、はりきっていきましょ〜!!
( ´D`)<まずはかんけいしゃのみなしゃん、おつかれさまなのれす
( ‘д‘)<作者に投票してくれはった方、感想くれはった方、おおきにな!
( ´D`)つ□<ののがアイスあげるのれす
( ´д`)<アンタ、食い物以外ないんかいな
( ´D`)<あいぼん、スキップはできるようになったのれすか
( ‘д‘)<それはヒミツや!
( ´D`)<まぁ、それより。さくしゃは『けっかはどうあれたのしかった』って
      いってるれす
( ‘д‘)<ほぉ。さよか
( ´D`)<このひと、ほかになにをかいてるんれすか
( ‘д‘)<あんな、ヒントは下宿屋とバンドの話や!
( ´D`)<ああ、あれれすね
( ‘д‘)<ほかにもあるけどそれはつぎの梨華ちゃんらにまかすわ!
( ´D`)<そうれすね。それじゃ…

(´D` )三3 (‘д‘ )三3 <<しもてはけー

次のレスに続く
11 名前:『BLUE NOTE』も書きました 投稿日:2002年07月14日(日)08時43分11秒
( ^▽^)<ハッピ〜!チャーミーで〜す♪
(0^〜^)<やぁ、よいこのみんな!ミスター吉澤だよ!
( ^▽^)<まずはあたしたちからも
( ^▽^)(0^〜^)<<ありがとうございます!!
( ^▽^)<ミスターさん、あいぼんが逝ってたけど、この作者は他に
       何を書いてるの?
(0 ̄〜 ̄ )<ムフーン、いい質問だね〜。それはね、金にあるパーティーの話さ!
(*/▽\*)<キャッ!チャーミーはずかしいッ!!
(0^〜^)<ベイベ〜、何を照れてるんだい〜。ボクたちはもう…
(* ^▽^)<ダメよ!こんなところで…!

バカップルがいちゃつきだしたので、代わりに本人が…
12 名前:補足です 投稿日:2002年07月14日(日)08時44分46秒
改めて関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。また機会があれば書いてみたく
思っております。
今までに書いたものは、海板:『屋根の下のベース弾き』金板:『IT'S MY PARTY』です。
ではワタクシめも…

)三3 <しもてはけー


( `.∀´)<ホホ!最後に『BLUE NOTE』について説明するわね!

ジャズやブルース、ロックで使用されるスケール。
ミとシを半音下げますが、正確には半音ではなく4分の1音下げるそうです。

・参照 ttp://www2.neweb.ne.jp/wc/fujikin/dtm/dtm2.htm

( ´D`)<NY、東京大阪福岡に、この名前の有名なジャズスポットがあるれすね
      ジャズの有名なレーベルの名前でもあるれす
13 名前:「青信号の先には」を書きました 投稿日:2002年07月14日(日)12時14分55秒
支配人さま、参加者さま、読者の皆さま、お疲れ様&ありがとうございました。
今回も勉強させてもらいました。

今回は目標として「印象に残る作品」というのを掲げていたのですが、見事に空振りました。
相変わらず見せ方がへたくそだと痛感した次第です。
それに今回は、なかよしである必然性が今までの中で一番薄かったと思います。
そこがちょっと心残りでした。

上の文で分かる方も居られるかも知れませんが、前回は「本当にあった悲しい名言」を書きました。
今は、昔緑で放棄したスレの続きから、新しい作品を書いてます。
短編でさえグダグダな文が更にダラダラになってますので、ご注意を(w
14 名前:「青信号の先には」を書きました 投稿日:2002年07月14日(日)12時38分41秒
あと、ひとつ質問を。

自分みたいに、なかよしばかり書いてる人間だと、さすがに何度か読まれれば作者予想がついてしまいますよね。
こういうのは、匿名短編集においてはどうなんでしょうか?
次回以降も参加したいので、これを聞いておきたいと思いまして。
もちろん、ダメでしたらCPを変えて作品を考えるだけの話です。

個人的にはほかの作者さんの書かれるなかよしも読みたいな、と思ったり…。
偉そうに聞こえるかもしれませんが、なかよしって案外いいじゃんと思われるように書いてきたつもりですので。

ソファに佇み、酒が入ってほんのり頬を染める中澤さんの膝枕で眠る吉澤さん。

と言う設定に萌えた作者さん、誰か書いてくれませんか?
絶対読みに行きますので(w
15 名前:「愛しのモヒカン王子様」を書きました。 投稿日:2002年07月14日(日)13時22分56秒
支配人さん、作者の方、読者の方、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

ベッカムorその他の選手、そしてファンの方、ごめんなさい。

すでに青なんてほとんど関係ない話になっていますが、個人的にブラジルのアウェーのユニホームが青と知ったのが衝撃的で、これを使えないかなと思ったのがきっかけです。
初めは、今回こそはシリアスな短編を書こうと思ってたのに・・・・
書き始めると、勢いだけで・・・・・いつも通りのパターンに・・・
相変わらずMVPと作品の順位に差がでてます。
やっぱり文章力が無いのかな。
次こそはシリアスな短編を書いてみたいものです。

投票していただいた皆様、感想を書いていただいた皆様には本当に感謝しております。ありがとうございました。

あ、カミングアウト忘れてた。
前回は「LOVE is mystery」と「辻がののでなくなる日」を書きました。
あと第6回にも投稿しました。
16 名前:34番目の書き手 投稿日:2002年07月14日(日)13時49分42秒
前略、
『Adusay』を書きました。
( `.∀´)<私の話よ!
題名はそのままのYASUDAを逆さまに表記しただけのものです。
( `.∀´)<そんなの誰でもわかるわよ!!
2票入っていたという事にかなりの驚きを感じます。ありがとうございます。
( `.∀´)<私の熱狂的FANなのね、きっと。MVPも1票下さったわよ!
インパクトがない、という意見に重々納得しました。
誰でも思いつく話ですからね。
( `.∀´)<実力の無さが身に染みてるでしょ?
1レスで終わらせる事に重きをおいたら自分にはこの程度しか無理でした。
( `.∀´)<到底無理な話なのよ!!
コンセプトは時代遅れのアイドル、とでも言いましょうか。。。
( `.∀´)<夢がモリモリ時代ぐらい昔かしらね。
駄作であることは確かです!!
( `.∀´)<見たらわかるわよっバーカ!!
ちなみに、保田主役話は初めて書きました。これからもないでしょう。
( `.∀´)<私が主役だったら2人は読者がつくかもよ??
        ってかもう書かなくていいわよ!
17 名前:34番目の書き手 投稿日:2002年07月14日(日)13時50分18秒
参加することに意義がある!!そう信じて退散といたします。
( `.∀´)<さっさと退散した方が身の為よ!
読んでくださった皆さん、有難うございました。
( `.∀´)<こんなの読ませていい迷惑よ!!
そして支配人さん、お疲れサマでした。
( `.∀´)<本当にお疲れサマ。
               
話より長い感想、これいかに。。。
( `.∀´)<人生なめすぎよ!!

( `.∀´)<それよりカミングアウトしなさいよ!
・・・・・・・恥ずかしくてできません。誰も知らない話でしょうし、暗いし。
( `.∀´)<恥をさらせっていってんのよ!このヘタレ!!
・・・・・・・ヘタレすぎて無理です、先輩。
( `.∀´)<じゃぁさっさと消えなさい!邪魔よ!!
・・・・・・・はい、そうします。失礼致しました。
                 かしこ
18 名前:「ここから始まる」を書きました 投稿日:2002年07月14日(日)14時04分53秒
しかし、この作品はちょっと自己満足ですよね。福田明日香とより子が登場人物って・・・。

より子って誰?という人が多いと思うので説明を。より子は現在はインディーズで活動しているシンガーソングライターです。福田明日香とは中学時代の同級生で、福田が自分の親友のより子は“ピアノの弾ける椎名林檎”みたいだとモー娘。育ての親の和田マネージャーに紹介したことから芸能界入りしたという経緯があります。そういう意味ではモー娘。と異母兄弟の関係にあるのかも。

『飯田圭織の今夜も交信中』にもゲストで来たりして地味に活動はしているようです。作曲や絵の才能はすごくある人です。歌は“不思議ちゃん系”の印象を受けました。不思議系どうし、かおりんとは気が合うみたいです。たがいにリスぺクトしているらしい。
19 名前:「ここから始まる」を書きました 投稿日:2002年07月14日(日)14時06分44秒
より子が小児ガンで入院していたというのは事実で、そのより子の半生を8月に松浦あやや主演でドラマにして放映するらしいです(たぶん24時間テレビ枠内)。

この作品は、より子と彼女の母親が書いた8月のドラマの原作本を書店で立ち読み(wしてたら、いきなり脳内電波を受信し、一晩で書き上げて、気づいたら投稿していたという、勢いで書いたものなんで欠点も多いです。

一応、『より子は小児ガンから生き残った患者である』
  『福田明日香とより子は親友で、明日香が芸能界に引っ張ってきた』
  『福田明日香は伝説のモー娘。メンバーである』
などの事実を元に書いてはいるんですけど、裏設定を知らない人には訳わからないですよね。反省。

明日香はモー娘。の神話的存在で、彼女が参加し脱退したことで、その後の娘。の生き方をも決めたと個人的に思っているので、神話前史みたいな感じにしたいと意識はしてみました。あややのドラマを見た後に読んでいただければ、また違ったかもと未練がましく言ってみたりもする。
20 名前:「ここから始まる」を書きました 投稿日:2002年07月14日(日)14時07分58秒
最後になりましたが、この作品に投票してくれた方。MVPに推薦してくれた方。訳わからない作品に、ご声援ありがとうございました。批評はとても励みになります。支配人の方ほか企画に関わった方ごくろうさまでした。夏休みということで8月末にも第九回があるといいなと思ってます。
21 名前:「インディゴブルーの治療薬」を書きました 投稿日:2002年07月14日(日)14時58分07秒
まずは皆様、お疲れ様でした。
また、私の作品に投票してくださった方、感想を書いていただけた方には重ねてお礼申しあげます。

さて作品の方なんですが、極めて目的が不明確でした。短編で狙うぞ、と思って書いたの物では
ありません。というのも、実は自スレの息抜き、気分転換として書いた物なんです。
自スレの方が煮詰まっていた時期で、何か違う物を書きたくて(絶対的な条件としてジャンルが
まったく違う物)、それでも新しくスレを立てると長くなる。そんな時に飛び込んできたのが
今回の短編集でした。

書くにあたっては、まずテーマが「青」という、かなり枠が大きいことが問題でした。
しかし、気分転換的に力を抜いて書くというのが前提だったので、あまり深く考えるのも自滅だと
思い、シンプルに構成することが決定。青を根本に置いてストーリーを肉付けするのではなく、
ストーリーを完成させておいて青を入れるという方法にしました。
このため、どうしても「青」の印象は薄くなりましたね。
感想にもありましたが『辻=ジーンズ』というのを植え付ければよかったなと思います。
22 名前:「インディゴブルーの治療薬」を書きました 投稿日:2002年07月14日(日)14時59分40秒
今回は辻加護が目立ちましたね。これに関してはちょっと失敗しました。
実は作品自体、投稿開始より以前に仕上がっていたんですが、同時に本スレの煮詰まりが解消されて
本スレの方で頭がいっぱいになっていたんです。そのため、気付いたら始まってて、流し読みしてみる
と辻加護が多い、ヤバイ。加護の一人称ばかり、ヤバイ。と思い、スタートダッシュに遅れたことを
後悔。でもそのまま埋めてしまうのも勿体無いと思ったので投稿したしだいです。
投稿直前で強引に書き直して、いしよしでこのようなかわいいケンカをさせても面白かったかも
しれませんが、さすがにと思い踏み止まりました。

作品の反省点。
内容に関してはフィールド外の勝負、気分転換ということで面白い、面白くないを別に置いて
自分としては満足しています。実際に気分転換になったし。
ただひとつ、これは気付いている方もいらっしゃると思いますが、誤変換があります。
「安倍」を「安部」と変換してしまったことなんですが、ごれが自分が思うに致命傷です。
あそこの人物は安倍じゃなくてもいいだけに、余計悔みました。
なぜこんなところで?自分のPCを恨むしかないですね。
23 名前:「インディゴブルーの治療薬」を書きました 投稿日:2002年07月14日(日)15時00分18秒
最後にカミングアウトさせていただきます。
短編集は今回が初参加。本スレは狩の方でギルド【エム】というアンリアル犯罪組織物を書いています。

それでは、長々とお付き合いしていただきありがとうございました。
また機会があれば参加させていただこうと思います。
24 名前:『おだんごあたま』を書きました。 投稿日:2002年07月14日(日)15時16分06秒
姫子と言います。
新参で短編集は初参加でした。
黄板で「ノーリアクション」という痛エロ小説を書いています。

デフォルトがいしよしの自分が今回あいののを書いたのは、投票があるなら一般受けしそうな内容で、というあざとい目論見も少々。
あとは自分自身もうあの髪型はないだろと思っていたの少々という感じです。

こだわったところは会話では加護の関西弁と辻のてへてへ語を使わないことでした。
ポイントは太ったよっすぃーネタを入れたところだったんですが、誰にも気づかれなかったようです。タイムリーだと思ったんだけどな。

身に余る得票数、とてもうれしかったです。
投稿した順番がよかっただけだとか、どこぞで言われてましたが気にせずに大いに増長したいと思っています。嘘です。

とにかく楽しい経験でした。
管理人さん、支配人さん、感想を書いてくれた人ありがとう。
そして、何よりも読んでくれた人ありがとう。
25 名前:『例えば、形あるもの』書きますた 投稿日:2002年07月14日(日)17時05分14秒
とりあえず、短編集に参加しよう、と思って書いてみたんですが、
練りが甘かったおかげで、"配役に違和感がある"という感想を貰いまして、
「ああ、やっぱな…」と。
もともと、カップリングに執着心がないもので、そこら辺が裏目に出てしまったかも。
短編というよりは、ただ一部を切り取っただけな感じで、そこら辺も反省材料だな、と思いました。

得票数は、自分が思っていたよりも多く、正直ビビっております(1、2票くらいかとオモタ)。
読者の皆さん、支配人さん、管理人さん、どうもありがとうございました。

最後ですが、緑と金の倉庫にある『Knockin' On Heaven's Door』というのと、赤の『150cm以下戦隊ミニモレンジャー。』というのも書いております。
26 名前:「あまがえる」を書きました。 投稿日:2002年07月14日(日)19時21分24秒
結果発表を見たら思いのほかに得票数が多くて
狂気乱舞です。MVPもとても嬉しいです!

川o・-・)ノ<投票してくださったみなさま、感想を下さった方
     読んでくださったみなさま、ありがとうございます!
( ´D`)ノ<あーい!

今回短編集には初参加させていただきました。
夏という季節柄と青と言うテーマから
紺野と辻の二人が夏の空を見上げているイメージが
沸いて勢いで作ってしまった作品です。
感想ではほのぼのすると狙っていた感想を多く頂き
作者万万歳です。
反省点はもう少し肉付けしてみてもよかったかなと。
でも本当に肉付けしたらくどくなってこんののじゃ
なくなる気がしたのでこれで自分の中では成長のうちの
満足とします。

えと、私は森板でこんののメインの短編「桜」と
色々なメンバーの短編「風」を書いています。
作風とカップリングがモロばれな気もしますが…
27 名前:07.「ブラウエライター」を書きました。 投稿日:2002年07月14日(日)19時53分58秒
管理人さん、支配人さん、集計人さん、
そして投票してくださった方々はもちろん読んでくださった方々、
本当にどうもありがとうございました。そしてお疲れ様でした…。

短編集は今回が初参加になります。

前回のテーマは「嘘」ということで、自分なら文麿を使うなあ、
なんてボンヤリ考えていました。
しかしながら自スレで手一杯なので参加することもなく時は過ぎました。

そして今回のテーマは「青」ということで、自分なら未熟さをテーマにするなあ、
なんてボンヤリ考えていました。
相変わらず自スレで手一杯で、某所でも不参加を表明したのですが、
投稿開始3日前、朝起きたらタイトルとともに未熟な文麿の話が突然浮かんだため、
そのまま勢いに任せて書き上げ、投稿した次第です。

好意的な評価をたくさんいただき、うれしいやら恥ずかしいやらで
すっかり舞い上がっております。ありがとうございました。

あと、本作品の吉澤がMVP部門でも票をいただくなんて想像もしていませんでした。
こちらも、投票してくださった皆様、ありがとうございました。
28 名前:07.「ブラウエライター」 FAQ 投稿日:2002年07月14日(日)19時58分41秒
Q.「ブラウエライター」とは?
A.「青騎士」。W.カンディンスキーらによる1910年代ドイツの抽象美術運動(略

Q.この話のどこが青いの?
A.後藤が未熟なナイト、という意味で青いつもり(「まだまだ青いね、ナイト様!」)。
  サファイアをもってきたのはご指摘の通り、『リボンの騎士』へのオマージュ。
  男のフリしたナイトがまだまだ「青い」ということで“サファイア”にしたのですが、
  宝石の青さに目の眩んだ方が予想外に多かったようで、筆力不足を痛感しています。
  文中「青」という言葉が出てくるのは吉澤の最後のセリフ(上記のやつです)だけ、
  ということでよろしくご理解ください。
  あとおまけとして、青ということでサッカー日本代表の皆さんも特別出演してます。

Q.石川はサファイアが女の子だと気づいてたの?
A.うすうす勘づいていたのではないか、と個人的には思っています。
  グレーな回答で申し訳ないですが、もちろん別解もあり、ということで。

Q.水魚の人ですか?
A.ちがいます。マネキンの人です。書いてて自分でも「似てるかも…」と思いました。
  水魚の作者さん、ギョエーナサーイ。
29 名前:「幸せですか?」を書きました。 投稿日:2002年07月14日(日)20時22分14秒
管理人さま、支配人さま、作者、読者の皆さま、ありがとうございました。
ドキドキしながら初めて参加させて頂きました。とても勉強になりました。

作品は娘。たちを観ていて感じたほんわかとした気持ちをそのまま書きました。
つたない文章な上に印象も薄い作品(たぶん)なのにも拘らず、投票して下さった方
温かい意見を下さった方、MVPに挙げて下さった方、本当にありがとうございました。
びっくりするぐらい票を頂けて嬉しさいっぱいです。
30 名前:「幸せですか?」を書きました。 投稿日:2002年07月14日(日)20時23分29秒
辛いご意見も頂いてわくわくしました。
最後の後藤さんと紺野さんの絡み(?)にご指摘頂きましたが、反省です。
確かに全体の印象が散漫になってしまった気もします。
迷ったんです。後藤さんが眠ったところで終わりにしようか、とも。

けど書いちゃったのは…自分が最近紺野さんに夢中だからです、きっと(関係無いですスミマセン
だってだってミュ。特番で後藤さんを見つめる紺野さんの目ったらそりゃもう(略
それから、メンバーから後藤さんへの優しい気持ちも表したかったので
もう少し丁寧に表現すべきだったかもしれません。反省。

以前、花板で「YOUTHFUL DAYS」というものを書いてました。
覗いて頂けたら幸せです。「しあわせ?」うんしあわせ。
とても楽しかったし、最高に嬉しかったです。ありがとうございました。
31 名前:45.「Blue Windows」書きました 投稿日:2002年07月14日(日)21時51分30秒
川o・-・) <保田さん、言い訳の時間ですよ。
( `.∀´)<アンタほんと身も蓋もないこと言うわね。(ま、事実だけど…)
川o・-・) <前回と全く同じ芸風に見えるのですが…
( `.∀´)<どうしてもオチをつけずにいられない貧乏芸人根性丸出しね。しかもロクなオチじゃないし。
        もし次回参加するとしたら流石に芸風変えないとね。
川o・-・) <「前半作ったムードが良すぎて(?)後半のコメディ部分が浮いて見えた」という感想も頂いてますが…
( `.∀´)<なんか前回も同じこと言われたような…? 本人、誉め言葉として受け取らせて頂いております。

( `.∀´)<それにしてもアンタ端役のくせに意外と人気出たわね。
川o・-・) <ほとんど最後の2レスしか出番なかったんですけどね。恐縮です。
( T▽T)<あの…一応石川が主役なんですけど……
( `.∀´)<あれ? アンタいたの?
川o・-・) <石川さんはどちらかというと「狂言回し」だったと思いますが…
( T▽T)<人間って悲しいね……
32 名前:45.「Blue Windows」書きました 投稿日:2002年07月14日(日)21時53分40秒
川o・-・) <さて恒例(?)のカミングアウトですが…
( `.∀´)<単なる恥さらしにならなきゃいいんだけどね。
( ^▽^)<大丈夫ですよ〜。「旅の恥は書き捨て」っていうじゃないですか。
川o・-・) <石川さん、漢字間違ってますよ。そもそも旅じゃないですし。
( `.∀´)<ハハハ、でも掲示板なら「書き捨て」かもね。
        それは置いといて、現在は青板で「剣と長刀」書いてます。
        短編集は前回「アム アイ ア ライア?」、5th「We wish」書きました。

川o・-・) <では最後になりましたがお礼を。
      読んでくれた方、感想書いてくれた方、投票してくれた方、本当に有り難うございました。
( `.∀´)<そして作者の皆さん、支配人さん、管理人さん、お疲れさまでした。


( `.∀´)<ところで紺野、もしアンタが「青」をテーマに短編書くとしたらどんな話にする?
川o・-・) <「青」ですか…。そうですね、私がモーニング娘。に入る前のお話なんかいいかもしれませんね。
( `.∀´)<へぇ、どんな話?
川o・-・) <「Deep Blue」開発秘話ですけど、何か?
33 名前:17番目「ホントのキモチ」を書きました。 投稿日:2002年07月15日(月)00時18分23秒
管理人さん、支配人さん、そして読者の皆様本当に有難うございました。
そして、投票してくれた人と感想くれた人に心から感謝します。

さて、今回は恋するオンナノコの心情を一人称で書く練習をしてみました。
ネガティブ石川さんと大ボケ吉澤さんというありがちなストーリー。
正直、ベタないしよし、書いてみたかったのです。
題名はウィアラの歌詞。「本当の気持ちはきっと伝わるはず」から。
で、そんなもの伝わるわけないやん。つんく♂何ゆうとんねん。というお話でした

短編集はマルチをいれて4回目です。前回は「日記帳は知っている」を書きました。
長いのは、狩の「研修医 石川梨華」、羊の「リュウケミア」とかいう、
飼育読者は全く知らないような作品を書いてます。

某所の作者予想でANGELに名前が出ててビクーリしますた。
あんなに上手な作品は書けませんよほ。。。
買いかぶってくれた人、有難う、そしてギョエーナサーイ。
と、レスまでいしよし風にしてみる練習。

で、疼痛コントロール不能な症例には、癌でなくても臨床的にモルヒネの適応はありうる。
と、顎スレのフォローなんかを入れたりしてみるテスト。

有難うございました。
34 名前:『あの人の星』書きました。 投稿日:2002年07月15日(月)00時25分25秒
管理人さん場所の提供有難うございます。
そして集計人さん支配人さん、有難うございます。お疲れ様でした!
そして投票をしていただいた方、そして読んで下さった方、
皆さん本当にありがとうございました。

短編集は新参なので今回が初参加になります。
色々と勉強になりました。

話の設定としては『青』と聞いてすぐに浮かびそうな海や空を避けて考えました。
そして思い浮かんだのが『地球』でした。
CPとしては、ばればれな『やぐごま』を避けて『なちまり』で書いていたのですが
気が付くとやぐごまに何故かなってました。そしてなっちは亡き人に。
反省点としては色々な場所でも感想でも頂きましたが、“空行が多すぎる”
ということです。
本人は何も考えずにぽぽんぽんとエンターを押しているのですが
読み返すと空行の多いこと!本当に勉強になる感想を頂けて感謝してます。

初めて挑戦した一人称でした。
身の丈に合わない投票をしていただき、小躍りしてます(ウソです)。
35 名前:『ウインドブレーカ』も書きました。 投稿日:2002年07月15日(月)00時33分34秒
投稿がそんなに多くないと踏んで投稿させてもらいました。
ですが全く見当違いの投稿数で、申し訳ないと思ってます。

この話の設定は特に無く・・・
正直、無理やり『青』を入れたような話になってます。
なちまりのケンカをする光景を伝えられたら良いなぁと思って
書いていましたので感想でそのように頂けた時は感激でした。
実際は『赤いウインドブレーカー』らしいのですが。

こちらも色々なご意見ご感想を頂けて本当に嬉しく思っています。

さて、カムアウトですが・・・

梨華ちゃんが宅配便で送られてくる青板でやってました『アゴンな壊れ物−幸せの素−』
が一番最近の完結作品になります。
その他にも何個か書かせて頂いております。

外スレで、『アゴンな贈り物』『アゴンな届け物』と見るたびに突っ込みそうになりました(w

それでは、本当に皆様有難うございました!
36 名前:16.「青い顔の理由」書きました 投稿日:2002年07月15日(月)01時14分47秒

管理人さん、支配人さん、そして読者の皆様、お疲れ様です。
そして本当に有難うございました。

まさか5票も入るなんて思ってもいなかったので
投票して下さった皆様には本当に感謝しております。

今回が初めての参加なので、というかこういうものを書くのが初めてなので
とても勉強になりました。

テーマが「青」という事でまず、青い顔というのが浮かんだので
そこから話を膨らましていくと、こうなりました。
ご指摘の通り落ちはバレバレだし、ありがちなネタですけど
過去の話なんかを織り交ぜて、いろいろ試してみました。
なにぶん初めてなもので、すべてが手探り状態でした。

未熟な文章でしたが、たくさん感想もいただき
たいへん為になりました。有難うございます。

機会があれば、また参加させて頂きたいと思います。
何度も言うようですが、本当に有難うございました。
37 名前:ANGEL FACEを書きました。 投稿日:2002年07月15日(月)02時04分46秒
まずは今回の企画に携わった全ての皆様へ、お疲れ様でした。

本人も気づかぬうちに某所で話題にしていただき、予想外の結果が出て
非常に嬉しいです。ご指摘にもありましたとおり、結末が暗い上にムダ
に長い話で、あんまり好かれる作品ではないだろうと思ってましたので。
今読み返すと、削りたいところやら書き足したいところがたくさんあり
すぎで悲しくなります。
こんなヘタレな作品の作者に間違えられた他の作者さんには本当に申し訳。

薔薇やら結核やらはそれなりに資料をあさって調べたのですが、モルヒ
ネに関してはこちらの手落ちでした。・・・・・・と思ってたらフォローをい
れて下さった方がいらっしゃいますね。ありがとうございます。

ちなみにANGEL FACEという薔薇は実在します。興味がある方は調べて
みてください。青というよりは薄い青紫という感じの薔薇ですが。
38 名前:ANGEL FACEを書きました。 投稿日:2002年07月15日(月)02時06分16秒
最後にカムアウトを。
前回短編で「PLACE」と「大キライ」を、第二回リレーの一番手を
書かせていただきました。現在は緑で「カルアミルク」を休み休み
書いてます。

それではこの企画がまた続くことを祈りつつ。
参加された方、投票してくださった方、感想を下さった方、支配人様、
そして何よりも読んでくださった方々、どうもありがとうございました。
39 名前:『very berry』『美少女怪盗 チャーミ―仮面』を書きました。 投稿日:2002年07月15日(月)13時05分59秒
第8回支配人様、読者の皆様、作者の皆様、お疲れ様でした。

今回『very berry』に予想以上の票をいただき、ありがとうございます。
正直ここまで票が伸びるとも思いませんでした。
MVPが新垣なことも驚きです。(ある意味キャラだけの小説ですね…)
主人公が小川なのに全部新垣に持っていかれたような気が……。
新垣は、当初地味な役柄だったのですが、書いているうちに楽しくて、
気が付いたら半分以上が新垣ネタ……主役の筈の小川や紺野より目立ってしまい、
何の話か良く分からなくなってしまいました。
青いのはブルーベリーとキスの味です。

今、1人称の痛めな説を考えていまして、
短編集は率直な意見が聞けるので勉強も兼ねて書かせて頂きました。
適切な感想をいただき、とても勉強になりました。
ありがとうございます。
40 名前:『very berry』『美少女怪盗 チャーミ―仮面』を書きました。 投稿日:2002年07月15日(月)13時07分47秒
『very berry』に続いて『美少女怪盗 チャーミ―仮面』も書かせていただきました。
この作品は、このような機会がない限り決して日の目を見る事がないだろうと思い、
今回は避けられているっぽい複数投稿をやってしまいました。
申し訳ありません。

感想でもご指摘があったように、この作品は全6話の1話と最終話を
無理やり繋げた作品です。
実は、1話目でチャーミーの正体に気づき、泥棒家業を辞めさせる為に
セバスチャンの協力の下、ミスムンになってチャーミーの邪魔をする。
回を重ねるごとにミスムンはチャーミーに惹かれてゆきそして……
という話だったのですが、1話目の途中で書いてる本人が飽きてしまい、
HDDの底に眠っていたのを短編集に使えそうだったので
無理やり『青』というテーマに合わせて書いたモノです。
モノが殆ど出来ていたので半日ほどで仕上げた作品です。

途中が丸々抜けている為、前半は石川に全く興味がなさそうな吉澤が
後半では普通に石川を受け入れているという矛盾が……。
短編にするような話では無かったですね。反省してます(汗)

最後に、第8回の支配人様、読者の皆様、投票して頂いた皆様、
本当にありがとうございました。
41 名前:「生温い季節」を書きました 投稿日:2002年07月15日(月)22時27分36秒
どうもお疲れ様です。
支配人さん、作者の皆さん、そして感想を書いてくれた読書の方々。
いつもながら勉強させてもらってます。

今回は作風を変えて書きたくて、あんな感じの話になりました。
でもまだ実力がついていけてなかったと反省してます。
誤字脱字が多いとの指摘もあり、別に焦って投稿したわけではないの
ですが、見直しが足りなかったのだと思ってます。

登場人物が分かりにくいとのことですが、自分では分かるかなぁと甘く
考えていました。
もう少し詳しい描写や表現が必要だったと思います。

CPは最初やすいしだとか、マニアックにやすふくとか考えてました。
それで結局はやすごまに落ち着いたわけです。
とりあえず、自分では新たな挑戦ができて良かったと思っています。

現在は黄板で長編の「Love is blind」
それに森板で短編のものは「気まぐれ2」で書いています。
42 名前:15「depersonalisation neurosis」を書きました ◆fGYOqHlg 投稿日:2002年07月15日(月)23時32分04秒
管理人様、支配人様、作者の皆様、読者の皆様、お疲れ様です。
そして、この話に投票してくださった方々、どうもありがとうございます。
同情票も多分にあったとおもいますが、それでも色々あった後なので、この結果はとても嬉しい限りです。
 まずは謝罪。 いちごまファンの皆様、市井ファンの皆様、そしてこの症状と真剣に闘っている方々、すみません。 
 第6回短編を書く時に集めた資料の中で、人工冬眠用に開発するはずの薬が世界初の抗鬱薬になった、という話を知り、調べていくうちに鬱病とは別に「離人神経症」という症状があることを知りました。
  自分の中ではイメージチェンジする前の市井さんのほうが印象に残っているので、復帰までの苦悩を「物語」としてではなく「独白文」的に書いていこう、と考えた次第です。 
 そういう話なので、ちゃんとした「物語」も作って複数投稿を考えていたのですが、あまりの投稿数の多さに断念しました。
 「誰も聞いてないよ」というツッコミをうけつつ、折角書いたのにお蔵入りした没作品のあらすじを書かせてください。
43 名前:15.「depasonalisation〜」書きました ◆fGYOqHlg 投稿日:2002年07月15日(月)23時34分52秒

没話その1「繰り返す悪夢」
 主人公は架空のモーニング娘。第6期生。
追加オーディションで唯1人選ばれた主人公は、その実力もさることながら加入状況から卒業した後藤真希の再来と噂されている。 主人公の教育係は、高校生になり背もすっかり伸び、髪もボーイッシュにしてイメージチェンジした新垣。
 新垣は、当初のヒールなイメージを逆手に娘。内の「悪の華」として吉澤と並ぶ男役を確立していた。 同期のいない寂しさや、後藤のイメージがついてまわり自己の確立に悩む主人公を支え、励ます新垣に次第に心惹かれていく。
 そして、その年のシャッフルユニットのテーマは、原点回帰で「色」。
 赤組に配置された主人公、青色に配置された新垣…。

( `.∀´)<有り得ない話ね! 
( ・e・)<分からないラヴよ!  
44 名前:15.「depasonalisation〜」書きました ◆fGYOqHlg 投稿日:2002年07月15日(月)23時37分58秒

没話その2「LIFE FORCE」
 アンリアルよしごま。 幼い頃、家族旅行中に飛行機墜落事故にあった後藤。突然、家族を亡くしたショックで心を閉ざしていた。見兼ねた親族は、後藤をイルカセラピーへ連れていった。後藤の心を開いたのは、同じくサメに家族を殺されて、自らも傷を負った幼いイルカ“よっすぃー”だった。
 それから9年後。 家族を失った悲しみも、“よっすぃー”との出会いも封じこめ、社会のなかで埋もれながら生きていた後藤の前に転校生「吉澤ひとみ」が現れる…

 
( `.∀´)<CPだけで誰が書いたか分かるわね!
ヽ^∀^ノ<お!吉澤、「御芝堂」でも飲む?
( #0`〜´0)<殺す気かYo!
( ノ;´ Д `;)ノ <イチーチャン… ヨッスィー…ヤメテヨー

 それでは長々と後書きすみませんでした。

45 名前:05.『切なく青い空のページ』を書きました。 投稿日:2002年07月16日(火)00時50分53秒
管理人様、支配人様、読者の皆様。
そして、参加されてた方々、お疲れ様でした。
感想や投票していただいた人には本当に感謝しております。
結果は素直に嬉しいです。
今回も<長い+ベタ>という自分の作風を
存分に発揮していたような気がします(オイ

「青」というテーマを聞いて最初は参加するつもりはなかったのですが
画材の青というのを思いついたので出してみました。
しかし、画材より空の方が表に出てしまったようで
それだけが無念です・・・。

( `.∀´)<どっちでもいいけどね。

短編はどうにも苦手で。
話の内容的にもコンパクトにまとめてしまう癖があるようです。
まとめたつもりで量はかなりあるけど・・・。

で、今まではカムアウトをしてませんでしたが三回目の参加で
第六回の「天使にかまれる」と第七回の「少女ロボット」を書きました。
今は飼育では何もしてませんが
以前は緑の倉庫にある「クロニック ラブ」とかをダラダラと。
次回は参加出来るかどうかわかりませんが・・・。

では、お疲れ様でした。
46 名前:名無し娘。 投稿日:2002年07月16日(火)19時02分45秒
短編集に参加された方々、お疲れ様でした。
私もとても楽しませていただきました。
17歳のテラリウムメイカー自体は1週間前に完成して、納得いくまで何度も校正。
正直かなり上位に行ける?とか思って送り出したんですが
いやもう、自分の認識の甘さを再確認でした(笑泣
「今、僕の居る場所が望んだものと違っても間違いじゃない。きっと答えは1つじゃない」
って気分です。
何度も読み返したくなる作品を目指したんですがまだまだですね。頑張ります。
ちなみに海板倉庫「TIME」ってのを書きました。良かったら読んでみてください。
それでは。
47 名前:名無しさん 投稿日:2002年07月16日(火)23時08分07秒
とっかえっこ書きました
テーマに合わせるために副題つけました
小説になってないですよね
森板で「いただきます」書いてました
物好きな人は
48 名前:『メタリックブルー』『砂漠とひとみと〜』を書きました 投稿日:2002年07月17日(水)00時36分20秒
支配人様、管理人様、作者の皆様、御疲れ様でした。
読んで下さった皆様、投票して下さった皆様、有難う御座いました。

今回で3度目の参加となりますが、
時間はたっぷり有ったにもかかわらず、締め切り近くまでなかなか話が思い浮かばず、
出来の悪いものを投稿する結果となってしまいました。

1作目の『メタリックブルー』は、自分の体験を元に書いたものです。
私は蝿を袋ではなく虫取り網で捕まえたのですが、
逃がそうと努力している最中に同僚によってティッシュを被せられ、踏み潰されてしまいました。
蝿には申し訳無かったのですが、丁度ネタ不足で困っていたので使わせてもらいました。
49 名前:『メタリックブルー』『砂漠とひとみと〜』を書きました 投稿日:2002年07月17日(水)00時36分58秒
2作目の『砂漠とひとみとオアシスと』は、
『メタリックブルー』への反応があまりよろしくなかったので慌てて書き上げたものです。
脳内妄想そのままなので、ありきたりで捻りの無い話になってしまいました。
状況を打破すべく書いた筈が、こちらの方が低評価となってしまい力不足を痛感しました。

今回は散々な結果になってしまいましたが、色々と勉強させて頂きました。
これを糧により良い作品が書けるよう努力したいと思います。
ちなみに、前回は『春の雨』を書きました。
それでは、失礼します。
50 名前:「青いイレブン」書いた人 投稿日:2002年07月17日(水)00時56分46秒
普段はシリアスを書いているので、こういうヘロヘロなやつを書きたくなったのです。
バレバレみたいなので、何なんですが、海板で「神々の印」書いてます。
51 名前:「アポロ11号」を書きました 投稿日:2002年07月17日(水)23時15分12秒
関係者の皆様、お疲れ様でした。
感想を書いて下さった方、投票して下さった方、有難う御座います。
話の意味が分からなかったようで、
貴重な時間を割いて読んで頂いた方々に、大変申し訳なく、
心よりお詫び致します。
前世ネタのつもりでした。
貴重なご意見を参考に、修正を加えて自サイトにでも、
アップしようかと思っております。
惨憺たる結果でしたので、必要ないかとも思いますが、
一応、前回は、「Regrets」を書きました。
52 名前:”青空の真実”を書きましたとさ 投稿日:2002年07月19日(金)01時09分23秒
初めに、投票して下さった方、感想を寄せて下さった方、そして読んで下さった方に感謝。
そして、支配人さんご苦労様でした。
 
自分の中の短編集参加時のテーマが、カミングアウトしたときに意外な作者だと思われることでして。
初めて参加したときに「やっぱり」といわれたトラウマがいまだに残っているんですね(笑)。
そういう意味では、前回に引き続き成功かなと思っております。
 
 
んで、作品について少々。
”青空の真実”は、今のダメダメな自分と、復帰直後の力の抜けきった市井を勝手にダブらせて、
ささやかな励ましになるように、と思って書き出しました。

が、同期のどちらかを助言役で書いていたもののしっくりいかず後藤へ変更。
さらに本題を忘れて同性愛やユウキを入れた結果、中途半端ないちごまになるという結果に。
予想外の方向に進むも、いちごまの雰囲気はいい感じになって自己満足。
なにより、作者予想で狛さんや血のあじ作者さんなどが出たときは結構うれしかったです。
…ご本人たちは迷惑だったでしょうが。
53 名前:”青空の真実”を書きましたとさ 投稿日:2002年07月19日(金)01時20分12秒
そして、”斉唱!”も書きました。
サッカーW杯と娘。をリアルで絡ませるには、と考えたのがこれです。
始めは、君が代のレッスンでモチベーションの上がらない吉澤や、ついていけない石川などでマイナスに振った後、
後半の国歌斉唱シーンで思いっきりプラスへ持っていく筋を練っていました。
が、ユニゾンのなんたるかがわかっていない人間にレッスンシーンが書けるわけなく、
加えて実際は歌手による国歌斉唱は禁止とのことで一端はお蔵入り。
 
しかし、大会が始まると韓国は無視して歌手に国歌を唄わせているし、
何より感動をくれた日本代表に感謝してお手軽に仕上げてしまいました。
…中途半端な作品で数だけ増やして反省しきり(汗
 
とりあえずカミングアウトしておくと、
過去には、第6回で”clean heart ”第7回で”彼女がウソしか言えなくなった日”
マルチキャストで”そして、かごのかじが起きた”を書きました。
それらと趣向が違うのですが、青板で”フォーミュラー・娘。”を書いています。

また機会があれば参加したいです。ありがとうでした。
54 名前:「青、いつか、サヨナラ」を書きました 投稿日:2002年07月19日(金)02時21分10秒
とりあえず、管理人様、読者様、感想をくれた方、
投票してくれた方には、心から感謝です。
あまり、書きたいことも無いので、一言だけ。
とりあえず票が入ってよかった(w

第1回「梨華ちゃんとよっすぃー」
銀板「まごころを君に」
白板「霞」
を書きました。
55 名前:「青く塗れ!」を書きました 投稿日:2002年07月20日(土)03時38分52秒
読んでいただいた方、感想を頂いた方、投票していただいた方、
ありがとうございました。心から感謝しています。
そして、支配人さん、作者のみなさん、お疲れ様でした。

今回は飼育の内で外で盛り上がり、大変楽しい時を過ごすことができました。

さて、作品について。
娘。ヲタを主役(なんです)にしたこと、ニイニイを娘。側メインに据えたことで、
実はかなり厳しい批判、というか生理的嫌悪みいたなものを覚悟していたのですが、
好意的に受け止めていただき、ほっとしています。

里沙ヲタ青年は、2chに実在した(といっていいのでしょうか?)ある爽やかな
ハロプロメンバーのヲタ青年をモデルにしています。
彼の現れるスレは、一陣の風が吹いたかのように爽やかさに充ち、彼との対話に
心洗われたモーヲタも少なくないでしょう。
56 名前:「青く塗れ!」を書きました 投稿日:2002年07月20日(土)03時40分15秒
彼が忽然と2ch界隈から姿を消して一年近く経つのを思い出し、記憶を辿りながら、
彼が新垣ヲタだったら…と想像して書き進めました。最後に会場が一面の青に
彩られる場面は、彼に戻ってきてほしいヲタたちのメッセージとして置きました。

タイトルも洋楽が好きだった彼のイメージに合うようストーンズの曲にかけました。
気づいていただけて嬉しかったです。

ネットから消える直前に体調が悪いというような書き込みをしていたため、どうも
想像が悪い方に向いてしまいがちです。どこかで元気にしていると信じてはいるのですが。
そんなこんなで、作中のヲタ青年と彼の姿がかぶり、泣きながら書いてたバカなので
恥ずかしくて名乗れません。

次回はちゃんと名乗れるようなものを書きたいです。
では。
57 名前:「青いさかな」書きました 投稿日:2002年07月20日(土)11時46分16秒
( ‘д‘)<加護や。作者の代わりにしゃべるで。ツレもおんねん。
川o・-・)<紺野あさ美と申します。
( ‘д‘)<なんや。紺ちゃんかいな。ののかと思ったわ。
    まあ、ええわ。紹介したってや。
川o・-・)<作者は某外スレでカミングアウトしたところ、
     ボコ殴りされたとか。
( ‘д‘)<そうや。“この小説は、オチだけのジェットコースター小説  だ。”
      なんて生意気ぬかしおるから、住民さんにボコ殴りや。
川o・-・)<はあ・・・、作者はこの作品が娘。小説のデビューらしいですけど、
    他には何か書いているんですか。
( ‘д‘)<第8回オムニバス短編小説に、もう一つ書いてるらしいで。
    福田の明日香はんと、より子はんの出てくる、あの小説や。
58 名前:「青いさかな」書きました 投稿日:2002年07月20日(土)11時51分59秒
川o・-・)<それは!!まさか「ここから始まる」ですか?
    上でカミングアウトしてますけど、そんなことは一言も。
( ‘д‘)<そうや。それが、こいつのけったいな所なんや。
     “ふくより”なんて超マイナーカップルを選んでみたりする所から
     しておかしいやろ。
     頭の中はマイナーカップルで一杯らしいわ。
     矢口&石黒のちょっとHな話とか、
     五期メンが4人だけで旅行に行ってカップルになる話とか妄想しとるらしいで。
     脳内妄想が激しい奴なんや。
川o・-・)<いやですっ。こんな奴の妄想の餌食になるなんて!!
どこに、それは載っているんですか!!削除依頼出します。
( ‘д‘)<まだ、書いとらへんみたいやけど、銀板の『中澤姐さんの秘密 他』
     ちゅう自スレで脳内妄想を披露しとるらしいで。
    リクエスト入れたら、書きよるかもしれんな。
59 名前:「青いさかな」書きました 投稿日:2002年07月20日(土)11時53分50秒
( `.∀´)<加護、紺野、時間だぞ。
( ‘д‘)<ああ、そうや。作者が読者さん、企画関係者さんに、あんじょう
     言うとってな。て申しておりました。ほな。またな。
川o・-・)<投票してくれた方。読んでくれた方。企画関係者の方。
    ありがとうございました。また、どこかでお会いしましょう。
川o・-・)凸<作者!私の妄想小説書いたら殺ス。
60 名前:名無しさん 投稿日:2002年07月20日(土)23時54分01秒
上の作者の感想のスタイルどっかで見た気がする・・・・

別れの回の短編であったような?

思いだせん、ただそんだけ。
61 名前:代理 投稿日:2002年09月17日(火)14時09分35秒
短編バトル開始age。
送れてスマソ、忘れてた。
62 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月18日(水)17時00分10秒
1.卒業の意味
哲学的と言えなくもない試みで、なんとなくおもしろいと思いつつ読んでしまったのだが、
結局、落ちはどこにあるんだろう?読後に考え込んでしまった。ひょっとしてそれが狙い?
それは穿ち過ぎなのだろうが、笑いで落とすなり、泣きで落とすなりしてもらわないと、
なんだか座りが悪くて落ち着かない。そんな読後感を与える不思議な作品。

2.ひとりぼっちのマヌーヴァ
テンポの良い文章でサクッと読めた。手馴れた感じで構成もしっかりしている。
全体にまとまっていて完成度の高い作品だが、専門用語が多くわかりにくい個所が
少なからずあった。また、カタカナのテクニカルタームが多い分、情景描写における
色の表現などは漢字を使用するなどしてバランスを取った方が読みやすかったと思う。
ま、これは個人的な感覚なので、カタカナが好きな読者にはたまらないのだろうが。
63 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月18日(水)17時01分04秒
3.ダンデライオン・ハート。
情景描写、心理描写を中心としたタンポポ再編にまつわるエピソード。
作者の潜在能力は高そうだが、全体的に書き慣れていない印象を受けた。
ぎこちなくリアリティを感じられない会話文や一文が長すぎるところが目に付く。
あまり長いとリズムが途切れるので、適当なところで区切ったほうが読みやすい
場合もある。ストーリーも単調で意外性に欠けた。
これは今回のテーマが難しいためで、この作品に限った問題ではないのだが。

4.走れ!タンポポ
おもしろかった。タンポポとプッチを馬に例えるというその設定がかなりうまく
機能している。中澤を入れてみたり、プツチ(馬)が太ってたりとお約束のギャグも
入りつつ、レースの追い込みでタンポポを流す騎手圭織の心根が泣かせる。
情緒に流されすぎることなく、うまくまとまった好作品。
難を言えば「追う」などの競馬用語がわかりづらかった点だろうか。
文意でわかるから大きな問題ではないが。
64 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月18日(水)17時01分53秒
5.屋上とごとーさんと風と
加護の心情独白による後藤脱退日の話。どうも、今回のテーマは各々のメンバーに今回の
出来事についてどう感じてほしいかという点で共感できないと読んでいてつらいようだ。
で、この作品については、あまりにも加護が幼すぎ、かつ五等がお姉さん過ぎて感情移入
できなかった。加護が思わず駆け上がった屋上に、後藤も市井脱退時に上がったという
くだりは、なかなかよくできてると思ったが。

6.クライ・ベイビー!クライ・ベイビー!
今回の人事を会社の人事異動に見立てたアンリアル。最初、この内容ならアンリアルに
しなくても…と思ったが、石川のドジOLっぷりが可愛いのでこれもありかと(w
気負わず、サラっと保田の心情、石川との師弟愛(?)を表現していて好感が持てる。
難を言えば、こういう絶妙な配役を見せられるとその設定でもっと長いものが読みたく
なることだ。短編集では野暮な発言だとわかってても、ついついね(w
65 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月18日(水)17時02分40秒
7.なつのおわり
後藤脱退に寄せて移ろう吉澤の心情独白という形式。文章は読みやすい。
多くの娘。小説に共通の特徴であるように台詞がややステロタイプなのが興趣を削ぐ。
現実にメンバー間で交わされたであろう会話は個々の想像力に委ねざるを得ないとしても、
話の展開が余りにも単調過ぎる。後藤の脱退が自分の意思ではないと知ったときの吉澤の
反応がリアリティに欠ける。その事実を後藤が隠さなければならない理由、それがために
吉澤が泪する理由が説明されないと読者は吉澤の泪に共感できないと思う。
事実をもとにストーリーを組み立てねばならない難しさはあるものの、少しお泪頂戴に
流れすぎているように思えて残念。終盤の後藤デビューあたりの吉澤の感想は蛇足。
せっかくの流れがそこで途切れている。
66 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月18日(水)17時04分20秒
8.ただただ真っ直ぐに
最初3レスくらいのカクテルを挟んだ二人の情景描写がなかなか読ませたので期待したが、
脈絡もなくエロに突入したことで興ざめした。
中澤と吉澤という、ありそうにないペアを持ってきたのは確信犯なのだろうが、
作者がこの作品により何を描きたかったのか今ひとつわかりづらい。
吉澤は後藤をレイプしたいくらい憎んでいるのか、それとも実際にレイプした(吉澤が
実行犯かはともかく)ことを回想しているのか、わからなかった。
その辺のエピソードはかなり魅力的な設定なのだが。

作者自ら削除依頼を出したようだが、それほど不快な表現はなかったように思う。
67 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月18日(水)21時44分53秒
すいません。反則って分かってますけど第九回短編バトルで
「サンクチュアリ」って作品を書いたのですが、4行ほど抜けてました。
未練がましいですがここに上げさせていただきます。
抜けていたのはレス8と9の間

『それにあわせて3人が手本を見せてくれた。PVやコンサートのビデオでは見たことがあるが、本物は初めてだ。
「はあぁー。すごいですねぇ。」
口を開けて感心してしまった。』
です。ごめんなさい。まあ、無理無理意味が通じないこともないかと。
68 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月19日(木)14時27分11秒
第九回短編バトルの12番目「狼なんか怖くない」ですが。
長い話だったので嫌な予感はしてたのですが案の定、最後が切れました…。
というか、最後4レス分…。
中途半端で意味わからなくてスミマセン。
諦めます。

今までの短編と同じように文字数計算したはずなんですが
企画板はちょっと仕様が違ってたんですね。

言い訳ばかりで申し訳…。
69 名前:名無し毒者 投稿日:2002年09月19日(木)20時41分07秒
>68
次スレ立てて残り4レスうpする…
それは冗談ですが、どこかに残りをUpして欲しい。
70 名前:第九回支配人代理 投稿日:2002年09月19日(木)23時58分15秒
>>68
すみません、20kbでは普段よりも字数が制限されてしまうんでしたね。
代理の分際でしゃしゃりでるのもどうかと思いますが、次スレを立ててしまっていいんじゃないでしょうか?
せっかく完成された作品ですし、読者の方も後味が悪いですし。
代理を引き受けた際に確認しておく事でした、誠に申し訳ございません。
71 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年09月20日(金)18時59分29秒
1.卒業の意味
面白い終わり方をしていると思う。
これだと、本当に後藤の魂が抜けたのか、
単なる吉澤の妄想(幻聴)なのか分からない。
最初読んだときは、ごっちん自殺したのかな?
などとよからぬ邪推をしたものだが、
見事にはぐらかせているあたりは上手いと思った。
結構好きな部類の話です。

2.ひとりぼっちのマヌーヴァ
専門用語が多くていまいち状況を把握し切れなかったが、
気持ちよさそうだな、というのは想像できた。
読んでいて独特の爽快感があって、楽しんで読めた。
素直に面白いと思う。
保田の行く末が不透明なのがリアルでちょっと切なかった。
72 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年09月20日(金)19時00分38秒
3.ダンデライオン・ハート。
加護しゃん…(涙)
個人的には凄く共感できる話でした。
タイトルのダンデライオンって意味が分からなくて
Googleで調べたのは俺だけじゃないはず…。
ってか、そうであって欲しい作品。

4.走れ!タンポポ
競馬の事全然知らなくて、興味も無いので感情移入も出来ませんでした。
唯、一言いいたい。
痛みに耐えてよくがんばった!感動した!(古)
73 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年09月20日(金)19時01分25秒
5.屋上とごとーさんと風と
文中に『…』が多くて読みづい印象を受ける。
ストーリーは割と正統派なのかもしれない。
逆にいうと、個性的な話が集まる短編集では影が薄いといえる。
読者も、この作者じゃないと書けない、
というような作品を求めているような気がする。

6.クライ・ベイビー!クライ・ベイビー!
保石というだけで、個人的には高評価(笑)
ですが、何か物足りなさを感じてしまう。
なんだろう?分かんないや。
そうか!ライバルだ!やっぱライバルは大切だよね(意味不明)
どうでもいいが、文中の「黄金色の液体」に、
よからぬ想像をしてしまいました。
作者さん、すみません。
74 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年09月20日(金)19時02分18秒
7.なつのおわり
海かぁ…今年は行かなかったな…。
読後はそんな感じでした。

8.ただただ真っ直ぐに
個人的にはエロは大歓迎だが…そんなにエロいか?
何故、削除依頼を出さなければならないのか分からない。
意味無く登場人物を殺したりする方がよっぽど問題があると思う。(第8回)
まぁ、こういうどこか自虐的な話は、ストーリーの完成度が高くないと
あまり好きではないですが…。
俺は捻くれた性格をしてえるので、削除依頼なんかされると
話題作り?と邪推してしまう…。
事実、凄い興味を持ったし。
75 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年09月20日(金)19時03分19秒
9.サンクチュアリ
作者さんは4行抜けたのを気にしているようですが、
しっかり場面が繋がりませんでした(w
いやー、例え4行でも大切ですねぇ。特に短編では。
実際問題として、この方もスレッドサイズでラストの書き込みが
出来なかったのではないでしょうか。
そっちのほうが気になったりします。
『終わり』の書き込み無いですし…。
今は最大スレッドサイズ増えてますし、続きをうぷするチャンスですよ!
いや、続きがあるのでしたらほんとにお願いします。
感想ですが、アヤカさんの立場は?などと思ってしまいました。
あと、市井が免許を持っていたことが以外でした。

10.私と彼女の未来日記
タイトルを見て、ウンナンの某番組を思い出しました(笑)
展開が早く、さくさくっと読めて楽しめる作品ですた。
個人的には7月29日と30日に何があったのか非常に気になる。
76 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年09月20日(金)19時04分22秒
11.エルタンポポパサー
すみません。一番意味が分からないタイトルでした。
Yahoo!もGoogleも役には立ちませんでした。
内容もよく分かりませんでした。(僕おこちゃまだから)
珍しい人物が登場して、ちょっと懐かしくなりました。
作品とは全く関係ありませんが、あぼーんの『川o・-・)ダメです…』は
あんまりだと思いました。

12.狼なんか怖くない
なんかすっごい続きが気になります。できれば続きを・・・・。
狼さんの正体はあの人なのかな?まぁ、石川じゃない事だけはたしか。
77 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年09月20日(金)19時05分19秒
13.誰もいない部屋
むむ?結局後藤は何者だったんだ?
時期的には来年の4月のようだ。
吉澤曰く、後藤は既に…となると、
市井とどうやってバトンタッチするのだろう?
それに、帰ってくるという表現を使っているということは、
理由があってその場を離れていたが、戻れる状態になったって事ですよね。
それと、保田と別れた後、後藤はどこへ行ったのだろう。
で、オレ的結論。後藤と市井は既に…で、後藤が市井の居場所に帰った。かな?
こういう脳細胞をちくりと刺すような話は大好き。
あっ、すみません。後藤と市井に気を取られ過ぎて
他の内容覚えていません。
78 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年09月20日(金)19時06分30秒
14.時間
すげぇ…。
現時点で、
ストーリーの発想(アイデア)部門、
読ませるストーリー展開部門、
今回の改革に絡める必要性が無い部門
を総なめしました。
いくつか矛盾も感じますが、そのような無粋な事を
言いたくなくなるような作品でした。
79 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年09月20日(金)19時07分41秒
15.イノセントワールド
あのラジオ聞いてたので少し懐かしく思いました。
つい先月の事なのに、随分昔の事のようだ…。
個人的には作品中に歌の歌詞を見るとガッカリします。
ですので、読んでいて少し脱力気味でした。
どうしてそうなったのかは分かりませんが、
飯田さんはパラレル世界に迷い込んでしまったようですね。
ただ、ラストは拍子抜けしました。
もっと、放送ジャックっぽさを出して欲しかったです。


今回、感想が少ないので書いてみました。
ところどころ大変失礼な事を書いてしまい、申し訳ないです。
80 名前:68の狼作者 投稿日:2002年09月21日(土)10時41分20秒
顎さん、支配人代理さん。
スレの容量変更、有難うございました。
ご迷惑かけました・・・。

追加で4レス分、更新出来ました。
81 名前:感想を書いちゃった♪ 投稿日:2002年09月23日(月)02時28分50秒
一番目「卒業の意味」
アイデアがすごく面白かった。できればもう少し長くして他のメンバーの反応も読んでみたかった。

2番目「ひとりぼっちのマヌーヴァ」
ヤッスーは紅の豚と同じ道を歩むのか(w
面白かった。専門用語ミッチリに賛否はあると思うけど自分的には正解だと思う。
万人受けを狙って薄くするより濃い作品で濃い読者をゲットみたいな。

3番目「ダンデライオン・ハート。」
加護の最後の言葉が泣かせる。状況描写が多すぎて感情移入がしにくかった。
会話中心の方がよかったかも。あと石川さんも出してあげてよ(泣

4番目「走れ!タンポポ」
競馬は興味ないのでちと入り込めなかった。気になったのは飯田さんの後日談がなかったこと。

5番目「屋上とごとーさんと風と」
子供な加護。子供だった後藤。風に抱かれるって表現が好き。

6番目「クライ・ベイビー!クライ・ベイビー!」
いいなあ、空回り師弟コンビ。石川さんがボケで可愛くて、保田さんがそのボケに救われれるのがいい。
82 名前:感想を書いちゃった♪ 投稿日:2002年09月23日(月)02時30分06秒
7番目「なつのおわり」
あくまでも友情物語なのがいい感じ。現実の吉澤膨張を使ってるのも上手かった。

八番目「ただただ真っ直ぐに」
削除依頼が出た作品。CPモノは押しのCPの魅力で読ませて欲しいかも。他のCPを否定するにはそれなりの物語が必要みたいな。短すぎたのかな?

9番目「サンクチュアリ」
なかなか話題のでない新プッチでしかも小川を主役に持ってくるのが渋い。話もストレートで前向きな話だし。実際にこうだといいなあ。ところでアヤカは…。

10番目「私と彼女の未来日記」
甘い〜。いや、否定でなく、ほのぼのとさせていただきました。

11番目「エルタンポポパサー」
最初はエロか〜と、引きながら読んでいたんだけど逆に引きつけられた。石黒も使い飯田の弱さを上手く引き出していた。矢口の負けず嫌いなキャラもなかなか。これ好きだなあ。

12番目「狼なんか怖くない」
後藤のキャラが特に好き。懐かしさを無意識に感じていたのかな…そうでないと怖すぎる(w
最後まで正体を書かないのも良い。ごちそうさまでした。
83 名前:感想を書いちゃった♪ 投稿日:2002年09月23日(月)05時13分16秒
13番目「誰もいない部屋」
意味深な話ですねえ。
帰ってくる人の話を少しでも書き添えないと意味不明と言われてもしかたないかな?

14番目「時間」
アイデアが良かった。終わりもショッキングで良い。でも何かが足りない…。
何を伝えたかったのだろう?アイデアを生かすエンディングにこだわってテーマがなくなった感じ。
仏造って魂入れずみたいな。

15番「イノセントワールド」
無罪…意味深な。さてどう読めば…
本音を言って抹殺された世界イノセントと今の世界リアルがコンサの途中で混ざり合ったみたい…
…なのかな?本音が痛いです。それにしても姉さんかわいそう。

16番目「頑張りやさんのモノローグ」
切なくあくまでも切ない物語。切なさを盛り上げるのにモノローグが効いてます。
ちょっと効き過ぎて悲しくなってしまいます。もう少し前向きな紺野さんであってください。

17番目「勝ち組」
最初は今までの傾向の作品と同じだと思っていたのだけど…話の展開に振り回されました。
人によっては怒るかも知れません。今回の中でかなり浮いてます(w
84 名前:感想を書いちゃった♪ 投稿日:2002年09月23日(月)05時16分37秒
18番目「手紙 未来」
最後の手紙はリアルなのでしょうか?勉強不足ですみません。アイデアが良かった。
この加護も子供なんですね。大人になるって事は自分を外から見られるようになることなのかな
…なんて考えさせられた作品でした。

19番目「おばあちゃん」
短いけれどいいなあと思った。実際にありそうな、そんな感じ。

20番目「REVERSE」
展開も文章も上手いと思うけど…かなりの危険物(w

21番目「幸・不幸」
哲学的な吉澤が面白い。実際にあっても不思議でないのかも。と思う今日この頃。

22番目「タンポポの家」
かなりの力作で読み応えがあった。アンリアルなのにしっかりとツボを突かれた。
蒲公英の使い方が上手いと思った。

23番目「アローン・アゲイン」
会話だけで進む話に「ん?」っと思ったが飽きさせないうまさがある。
オチはどっかの番組の引っかけかな?そのまま終わりでなく余韻を残す所が憎い。

24番目「DIVE」
ストレートな話だなあ。ちょっとくさいかも。
でも実際にこうだと良いなあと思わせてくれる話でした。
85 名前:感想を書いちゃった♪ 投稿日:2002年09月24日(火)04時58分29秒
25番目「夢の原則」
難しいな…後ろ向きなんやら前向きなんやら。刹那的な感じがした。
二人の絆を書きたかっただけなんだろうか?
文章はちょっと凝り過ぎな気がした。会話文とミスマッチみたいな。

26番目「卒業試合」
うんと…言葉が見つからないのですが。ここまで趣味に走るといっそ清々しい。
試合描写を凝り過ぎてないので読みやすかった。

27番目「新タンポポ物語」
オモロ勝った。ってかネタスレか!微妙に大事なことを書いてあった気もするのだが…
最後もしっかり締めてごっつぁんでした。

28番目「タンポポウォーズ」
騙された…てっきりネタ話だと思ったのに…感動しちゃった。
上手かったし面白かったです。カンパ〜イ

29番目「裏」
これも騙された…そうかこう来るか。
こっちは切なくなった。

30番目「赤い軍旗を掲げ」
書いてくれてありがとう。みっちゃんがんばって欲しい。

31番目「なみだ」
泣かないエピソードを説明文じゃなくひとつのドラマとして書き添えて欲しかった。
悲しいよね。うん。
86 名前:感想を書いちゃった♪ 投稿日:2002年09月24日(火)05時00分10秒
32番目「9/23 解体」
ん〜なかなか粋な話で。題名をもう少し工夫した方がいいかも…

33番目「いねむり」
サラッとした感じで楽しく読めた。深刻な話も良いけどこんなのも良いなあ。
特に会話とネタ振りの早いテンポが気持ちよかった。

34番目「矢口リターンズ!痛快!子供帝国の逆襲!!」
チャレンジャーその意気よし。キッズの名前さえ覚えていない自分としてはよく書けるなあ、と感心した。
最近の子供はこんなに賢いんだろうか?とも思ったが…
思い入れがない分、感動が薄いのは仕方ないのかな。

なんだかんだ言っても34作品も集まったのですね。
同じような作品が多くなるのかな?と予想してたけどバラエティに富んでいて楽しく読めました。
作者のみなさん。楽しい時間を(●´ー`●)ありがとう。
87 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月24日(火)18時22分10秒
9.サンクチュアリ
読み始めて数行、「苦手な文体っぽい…」と思いつつ読み進めると意外に(失礼)
おもしろかった。気になった点が二つ。ひとつは、話者の行動を表すための
"〜は「」と言った" という表現。「」の間の文章が長いと、間延びした感じで
文章のリズムを損ねる。"〜と言った"という表現はどうも作文くさい(個人的見解だけど)
ので"告げた"、"語った"、"叫んだ"、"言い放った"というように一番、その場面に相応しい
と思う表現で使い分けた方がいい。
気になった点、もうひとつ。小川による一人称の話のはずだが、途中で後藤の一人称に
突然、切り替わっている部分があった。ここは小川を外から見ている視点が必要だった
ということなのだろうが、三人称に変えるだけでよかった。
全体的に書き慣れていない印象を受けたが、設定の妙が生きていたと思う。
ヤスヲタ兼マコヲタとしては存分に堪能した一篇。
ああ、こんな主観的な感想じゃイカン、イカンと思いつつ。
88 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月24日(火)18時24分55秒
10.私と彼女の未来日記
良く言えば書き慣れている印象、悪く言えばありきたり。
日記を扱う題材は短編集では定番化しているため、そこでもうひとつ
印象付けるには、未来へのメッセージだけでは薄いような気がする。
卒業までの石川と後藤、二人の心情描写をもう少し丁寧に掘り下げてほしかった。
石川が「ごっちんの決断なんだから、仕方ないよ」と納得してしまう部分は
あっさりし過ぎて物足りないかも。

11.エルタンポポパサー
のっけからありそうにない飯田と矢口のキスシーンで先を読むのが辛い状況に。
矢口の回想シーンで石黒と緊迫感あふれる会話を交わす場面の情景描写とか、
心理戦には惹かれるものがあったが、いかんせん石黒の「慰める」ことへのこだわりに
まったく共感できず、文章の手堅さと内容のギャップに違和感を覚えた。
最後のタンポポ論はやや観念論的だが、「わたげ」という比喩は雰囲気を出していた。
「キス」とか「慰め」にこだわらずに書いていれば、多くの読者が共感できるものに
なったと思うのだけど。逆に言うと、その辺のこだわりを読者に納得させられるほど
スマートには描ききれなかったということなのかもしれない。
89 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月24日(火)18時25分35秒
12.狼なんか怖くない
後藤の一人称より、状況および心理状態が淡々と記述されていく様が小気味よい。
後藤を融解した狼が誰なのか、興味を引っ張りつつ、メンバー間の関係をクールに
見つめる後藤が狼の正体を知ることにより…という展開は見事。
ただ、後半の保田の解説がやや冗長に感じられた。もう少し省いても説明はできたと思う。
最後まで狼の実名が明かされないのは娘。小説ならではの醍醐味か(ニヤ

13.誰もいない部屋
簡潔な文章と衒いのないストレートな台詞により情景が素直に浮かび読みやすい。
ただ、保田が部屋を出てからかかってきた電話と後藤との会話の場面が時系列で
繋がっているのか、そうでないのか、何の説明もないので、一瞬、混乱して
思わず読み返してしまった。結局、よくわからなかったのだが、住み慣れた部屋を
出て行くときの寂しさと今回の件をうまく重ねたところは、今までの作品中、
一番共感できたかもしれない。それだけに、時間軸をはっきりと提示してくれなかった
ところに不満が残る。
90 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月24日(火)18時27分07秒
14.時間
うまいし、おもしろい。タイトルのあっさり加減から、さして期待していなかったが、
思わぬめっけものだった。冒頭の一行でまず興味を惹かれる。そして娘。楽屋の緊迫感
あふれる描写もよい。娘。側と後藤の時間の進むスピードが異なりつつも並行して、
しかも伏線まで貼っているところは本当に見事。脱帽した。
91 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)19時04分25秒
 おれは頭が悪い。
 だから今回の短編集はあんまし深く考えずにサラサラ読んだ。けっこうどれも面白かった。
 だけどわかんないとこが沢山ある。だから、これから書くのは感想というより疑問点の羅列になる。
 カミングアウトのついでにでも作者さんに疑問を応えて貰えたら望外の極みだ。
 便宜上、固定ハンを名乗る。ご容赦されたし。
92 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)19時12分05秒
01 卒業の意味
楽屋にいる後藤がリアルなのか、吉澤の妄想なのかが疑問だった。吉澤の妄想だと
思って読んでいると、わけのわからない理屈で、後藤の中身だけがリアルになって
しまう。このへんがよくわからなかった。作者が意図した後藤はあくまで吉澤の妄
想の産物なのか、ほんとうにほんものの後藤なのか?
前者なら存在が面白いけど説明不足だし、後者ならそれを証明するのが吉澤ひとり
の思考というのが弱い。実在するはずのないものを、吉澤の思考のみで解決しても、
ゼロはゼロのままで手応えがないかんじ。
自分の理解が追い付いてないだけかもしれないけれども。
93 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)19時22分56秒
02 ひとりぼっちのマヌーヴァ
リアルを丁寧に架空の世界に放り投げたファンタジー。架空世界なのに専門用語を
羅列した描写でリアルなのかと勘違いするところだった。あぶなかった。いやリア
ルなのかな。よくわからないや。どっちなんでしょう。
再読してつくづく思うのは、文章と情景描写が綺麗でレベルの高い小説だってこと。
だけど、不思議と何も残らなかった。残ったのはタイトルの不思議な響きだけ。
94 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)19時56分38秒
03 ダンデライオン・ハート。
感想としては>>63に殆ど同意。自分には感情移入しづらい話だった。加護メイン
なのに、加護というよりは、後輩らしい反応をする優等生的な子供が描写されて
いて、加護=繊細ないたずらっ子、という固定概念のある自分には違和感を感じ
て、作品にノせられ損ねた。
疑問だったのは、石川の存在感をここまで削る意図はなんだろう、ということ。
不自然すぎて逆に石川に含むところのある話なのかと思った。
95 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)20時12分22秒
04 走れ!タンポポ
アンリアルの作品の中でも、アンリアルの世界と現実を符号させただけで
終わってる作品は「それだけ?」「そのままじゃん」という物足りなさを
感じてしまう。読者のエゴだとは思うが、作者の娘。観(この作品であれ
ば、タンポポ号を語る飯田の独白がそれにあたる)以外のもうひと味が欲
しい…。

最大の疑問は、なぜ飯田が騎手で矢口が記者なのかなぁと……。
96 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)20時41分26秒
05 屋上とごとーさんと風と
この加護はひどく感情移入しやすい。関西弁で一人称というのがあざといのかも。
情景描写がぞんざいで風の描写だけが丁寧で、だから却って印象に残った。巧い。
けど、後藤がものすごい違和感があった…(よく見ると非常に倣岸な科白を言って
いるし…)
後藤の脱退発表のとき、後藤と加護は手をつないで座ってて「何の話だろうね?」
とか言いつつ後藤は知っていて、発表があったときは加護はしゅーんとしてしまっ
たそうなんだけど、そのへんを使っても割とドラマチックだと思うんだけど、敢え
てオリジナルな発表に拘泥ったのはなんでなんだろう(この作品に限らずだけど…)
97 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)20時49分51秒
06 クライ・ベイビー!クライ・ベイビー!
アンリアルで後藤&保田栄転の会社もの。保田の状態を巧いこと重ねたシチュイ
ェーションものかと思ったら中盤で出てきた石川に意表を突かれた。というか腰
が砕けた。後藤へのコンプレックスを綴る筆致のままでの突っ込み。面白かったー。
お笑い好きなのでこういうのがあるとご褒美のように感じます。

いくつか無理矢理疑問を作りましたが、疑問がないやつは普通に感想書きます。
98 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)21時10分21秒
07 なつのおわり
作者の「事務所のバカー!」という叫びがストレートに伝わってくる話だった。
綺麗な文章も情景描写もけなげな登場人物も、正直この叫びの前にはかすむ。
リアルの作品は、作者の娘。論が物語よりも強いと、よほど独創性のある娘。論
でもない限り、小説としてはあまり面白くないと思う。語り口は巧いけど……
うーん……
99 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)21時18分14秒
08 ただただ真っ直ぐに
後藤卒業短編バトルで「ごっちんなんかいなくても、全然寂しくないです」
なんて科白を言わせてるのは面白い。こういう趣向の作品を読みたかった。

それだけに撤回は残念。この作品だけで完結していないところはどうかと思う
けど、そちらも好きです。
100 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)22時44分21秒
09 サンクチュアリ
前向きな話なんだが――こうだったらいいな、という部分の提示止まりだったよう
に思う。感じる違和感の正体は――市井=スーパースターには思えない読者と、市
井=スーパースターの作者との距離感だろうか…
市井じゃなくてアヤカだったら良かったのかなというと、正直わかりません。
小川が主役だったけど小川らしいと感じるところがあまりありませんでした…
101 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)22時51分35秒
10 私と彼女の未来日記
CPものにも関わらず、萌えを煽るようなシーンはバッサリカットで結論だけ。
ある意味、潔いとも言えますが… うーん…

ところで、なんで原宿なんでしょうか?
102 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)22時56分38秒
11 エルタンポポパサー
なにもかもものすごく巧い。だけに、根幹の、なんで矢口が飯田を慰めなくちゃ
いけないねん!という部分が納得できなかった。そこだけがものすごく強引だっ
たように思う。冒頭の、嬉しいのか悲しいのか、いいのか悪いのかわかんないけ
ど、という科白がものすごくヒキがあっただけに、もうちょっと――
この愛情抜きの関係というのはいいんだけど、その理由が。文章力でごまかせる
範囲を超えていたと思う。
103 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)23時02分36秒
12 狼なんか怖くない
怖くないというか最初から正体も目的もバレバレなので、ちょっと長く感じた。
最後の解決編で手のうちを全部バラしてるのは、作者の姿勢としては良いと思う。
最後の後藤の科白が小気味良かった。
104 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)23時17分09秒
13 誰もいない部屋
騙された! 面白かったー!
105 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)23時40分04秒
14 時間
ほかの作品とはちょっと違うかんじでわくわく。相対性理論は相対性だから、
光速以上のスピードで動く後藤が理論上年齢をとらないような気も(素人考え)
最後の1レスのあまりの夢のなさに笑った。設定のおもしろさだけじゃなくて
オチが強烈で面白かったー。語り口も簡単でわかりやすかったー。
106 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)23時47分11秒
15 イノセントワールド
これも作者の主張が色濃く出た作品だが、悪びれてないというか開き直りを感じる。
ここまで書く? と思った。
でもいろいろとわからない。矢口はどこにいったんだ。というか、前後と間の関係
さえわからない。16の分岐もよくわからない。歌詞に元ネタがありそうな気がす
ることさえよくわからない。わかりやすい解説を希望。
しかしシュプレヒコールなんて懐かしい言葉ですね…
107 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)23時51分21秒
16 頑張りやさんのモノローグ
モノローグは好きだけど安易なモノローグはきらいだけど、タイトルでモノローグ
って堂々と言ってるならまぁいいや。自分の持っている紺野のイメージそのままな
ので「そのまんややん!」とか「起承転結は?!」とか些細なことなど気にならず
に面白く読めた。
108 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月25日(水)23時55分56秒
17 勝ち組
高橋と新垣のキャラクタが新鮮だった。5期メン中心だが、ネタ寄りなのに、
どれも結構違和感ない。おおむねみんなヤなやつなのに爽やか。
ラストの矢口の科白が素晴らしい。面白かった。
109 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)00時02分19秒
18 手紙 未来
加護メインの作品のなかでは一番、加護をリアルに感じた。
序盤に、最後につながる伏線が欲しかったかな。一読した段階では時制に納得
いかない部分があった(オマエの問題だといわれればまぁそうです)

疑問:FCの加護の手紙を元ネタにしているのかな(FCは入ってないのでわかりません)
疑問2:タイトルはしりとりですか?
110 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)00時09分25秒
19 おばあちゃん
芝居を見ているようだった。なにもひっかかるものがないのですが、そこが良くも
あり。
111 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)00時15分14秒
20 REVERSE
物語の仕組みとしてはすごい面白かった。市井パートがラジカセ本体で、後藤
パートがカセットテープみたいな。キャラクタが典型的なのも計算でしょうか。

疑問:市井はどの時点で後藤をヤッたのか
疑問2:警察が見たメールとはどれを差すのか(どれでもありどれでもなし?)
112 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)00時20分04秒
21 幸・不幸
吉澤の思考だけで結論が出る話。どうせならもっとあさっての方向にすっ飛んで
って欲しかった。
113 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)00時24分36秒
22 タンポポの家
孤児院にあてはめモーニング。いい話なんだけど>>95と同じ印象。こんなこと言っ
てたらどんな作品も楽しめません。読者としてはいかがなものかと思いますね。
いい話なんだけど自分向きではなかったようです。ごめんなさい。
114 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)00時27分22秒
23 アローン・アゲイン
けっ、なんだよまた事務所へ文句? と思ったら綺麗にスカされて畳みの上に
ひっくり返された感じ。登場人物の真意はおおむね不明なままですが、その微
妙なざわめきの感じがよかったです。作者に負けたかんじ。
115 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)00時41分00秒
24 DIVE
イベントのときになると頑張っちゃって勝っても負けても「うちらのクラスって
仲いいよね最高だよね」と何かを確認せずにはいられないちょっと迷惑で愛すべ
きクラスメイトを思い出しました。娘。らしさが出てるといえばそうかも。

疑問:DIVEって、どこに?
116 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)00時47分24秒
25 夢の原則
冒頭の凝った形容が重たい。最後がどうも納得いかない。小説的にというより
全国に顔が知られまくっているのに逃げてどうするんだよとか、そういう心配
で。逃げる前の話を、ご破算にされちゃったかんじがする。
117 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)00時50分25秒
26 卒業試合
なにもかもが面白かった! なんでこのネタ? と思わせるネタを紺野ナレータで
なぜか丁寧にしみじみと語らせ、えげつない試合内容が繰り広げられ、そして最後
の後藤のオトコマエで意表をつくひとこと! 素晴らしい。最初から最後まで面白
かった。
118 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)00時52分34秒
27 新タンポポ物語
いやもう石川のボキャブラリーの豊富さにただただ感心するばかり。とうとうと
述べられるものすごい世界に引きずり込まれる。これはもう未体験トワイライト・
ゾーンというか。面白かった。
119 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)00時55分18秒
28 タンポポウォーズ
石川と矢口のやりとりに笑った。およそ有り得ない話なんだけど、勢いがあって
ありそう…と思わせる筆力。会話の軽妙さ、コミカルな語り口。面白い。
新垣や柴田がいないことも髪の毛の先ほども気になりませんでした。
120 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)00時59分51秒
29 裏
リアル。およそ有り得ないシチュイエーションだけどものすごく面白かった。
のでてっきりギャグだと思っていたらシリアスで、そこがなぜか笑いのツボに。
個人的には、つんくがあまりにも爽やかに悪役やってたのもヒット。
多分作者はこんな読まれ方はいやだろうなと思いつつ、面白かったです。
121 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)01時04分07秒
30 赤い軍旗を掲げ
落ち武者。凛々しい平家さんに失礼ながら、ものすごく違和感を……
いい話なんだけど……
122 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)01時07分06秒
31 なみだ
とくにシナリオに筋があるわけでなく、シチュイエーションの描写中心で、
飯田の思いというよりも、作者の思いしか伝わらなかった。俺の受信塔、
間違ってる。
123 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)01時09分27秒
32 9/23 解体
ふーんて読んでいたら最後で「えっ?!」と思った。よく見たらタイトルもおかし
かった。
でもよくわからなかった。俺の理解力がないのか、作者の説明が足らないのか。
たぶん後者だろう。説明求む。
124 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)01時11分35秒
33 いねむり
学校の部活に当てはめモーニング。およそありえない部活動で面白かったー。
最後のオチもすきー。ただの会話ネタかなぁと思ったらそうでもなかったので
嬉しい。
125 名前:後藤が卒業して短編集が終わった 投稿日:2002年09月26日(木)01時14分14秒
34 矢口リターンズ!痛快!子供帝国の逆襲!!
タイトルほど痛快!って勢いはしなかったけど、面白かった。
キッズのキャラクタが二人ほどつかめたような気がする。
ただ、25レス目一杯使ってギチギチに物語が詰められていてついてくの大変
だった。あの人数を捌けたのはすごい。
126 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月26日(木)01時27分46秒
15.イノセントワールド
あれっ…これは。書き方が似てるなぁ…ま、いっか。前半は正直なところ「またかぁ」
という感じで流し読んでしまったが、後半からの迫力は圧巻。荒削りなところはあるけど、
そのストレートな表現(というか作者の主張)は胸を打つものがあった。いや、ある意味
今回のテーマでなければ出てこない類の作品。で、思ったのだが、最初と最後の中澤
コンサートの場面は必要だろうか?話の構成上、なくてもよい、というかない方が
すっきりしていいと思う。シュプレヒコールの歌詞らしきものは中澤の持ち歌?
この辺はわからないので申し訳なのだが。
127 名前:名無し娘。 投稿日:2002年09月26日(木)01時28分38秒
16.頑張りやさんのモノローグ
モノローグというタイトル通り、紺野の独白が静かに流れる形式。
ミュージカル辺りから後藤脱退まで時系列にその心の動きを丁寧に辿っていく
手法は静謐な時間の流れを紡ぎだしている。
タンポポ再編などでは、その犠牲となったとされる旧メンに焦点が当てられがぢだが、
逆にそのような中、望むと望まざるとに関わらず、加入しなければならない側の心理に
光を当てた点は新鮮。随所に交えられた辻の存在感もバランスよく話の展開に奥行きを
与えている。印象に残る好篇。

17.勝ち組
序盤の5期メン同士の会話はなかなかテンポがあっておもしろかった。
新垣のキャラクタがまじめ過ぎ、高橋が悪者過ぎるきらいはあるものの、
5期の特徴をよく表していると思う。高橋の方言は作者にとって悩みの種だが、
母音を伸ばしで大文字小文字を交えることで処理している。これはこれで、一つの
試みとしておもしろい。ただ個人的には、ちと読みにくいというか、目に優しくない
ような気がするが。序盤のテンポのよさに比べて、キッズが出てくる辺りから
矢口の意味不明な張り切りともあいまって、わかりづらかった。
128 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月26日(木)01時29分27秒
01:卒業の意味
最初の1行「さてどうしたものか」、ヒキがあるなぁと思った。
不思議な世界観の話で好きかも…なんだが、なぜか腑に落ちない。
良くも悪くも、後を引く読後感。この設定で続編とかおもしろそう。

02:ひとりぼっちのマヌーヴァ
専門用語多用にも関わらず、最後まで読まされた。語り口のせいかな?
いやらしさのないさっぱりした一人称は、見習いたいところ。
綺麗な話でした。
129 名前:名無し娘。 投稿日:2002年09月26日(木)01時29分43秒
18.手紙 未来
おもしろかった。短めの区切り方と加護の独白を意識したせいかもしれないが、
漢字とひらがなの配分が適度で読みやすかった。
加護が後藤に取り付いた経緯は読解力がないせいか、よくわからなかったが、
加護視点による後藤の行動による客観的な心理洞察が直接的な心理表現よりも
効果的だと思った。読者は賢い人ばかりではないので、加護がミサンガに何を
お願いしたのか、加護はなんで五等に取り付いたのか、この辺をもっとわかり易く
説明してくれればよかったと思う。

19.おばあちゃん
短いだけに意外性がないと辛い。二期が静かに語り合う場面の雰囲気はよく出ていたと
思うが、あっという間に終わってしまう展開は寂しい。いいタイトルだけにおそらく、
読者の期待度が高かったはずであり、「おばあちゃん」というネタでもう少し奥行きを
出すことはできたと思う。そこがちと残念。
130 名前:名無し娘。 投稿日:2002年09月26日(木)01時30分38秒
20.RIVERSE
おもしろかった。北村薫もターンだリセットだスキップだいろいろあったけど、
リバースはなかったしね(w
過去が変わるっていうアイデアはかなり新鮮。発想のおもしろさとは裏腹に話の内容は
かなりブラック。ただ最後は少しわかりにくかったかも。
後藤が市井と一体化してしまったのかと思ったが、主体は市井のままのようだし…

21.幸・不幸
えらくまた哲学的な内容。今年のシャッフルに絡めたコメディかと思ったが、
哲学的な問いかけに終始。ハロプロ改革ならびに後藤脱退が誤報、という設定の方が
どうにも魅力的に感じられて、幸せに関する哲学論議自体にはどうも入れなかった。
結局、「不条理だ」で終わってしまうのは少し安直ではないか

22.タンポポの家
よかった。アンリアルものならではの設定を生かし、効果的に使っている。
タンポポのわたげが飛んでいく様に自分達の未来を重ねるあたり。
そして、別れ別れになってからの柴田との出会い、その言葉。
全編にわたって作者のタンポポに注がれる優しく温かいまなざしが心地よい。
涙に流されず前向きなメッセージのこめられた好品。
131 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月26日(木)01時51分59秒
03:ダンデライオン・ハート
情景描写の書き込みが凄く丁寧。主題は至極正論だと思う。
だがそれらが逆に災いし、文章に気を取られて感情移入しにくかった。
穏やかな雰囲気が好きですが、同時に勢いが殺がれた感が少し残念。

>04:走れ!タンポポ
飯田の心情を、飯田による一人称ではなく
あえて矢口を通して語らせているのが面白いと思う。自分にはない発想。
が…少々矢口に語らせ過ぎな気も。
もう少しだけ、余韻のようなものが欲しかった。生意気スマソ。
132 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月26日(木)02時07分54秒
05:屋上とごとーさんと風と
自分は一人称を書いたことがないのだが…
なるほど、漢字使いまで語り手のレベルに合わせるのね。勉強になった。
個人的に18レス目あたりの「嘘に敢えて騙される」エピソードが好み。

06:クライ・ベイビー!クライ・ベイビー!
自分の意思に反する栄転、その例えがウマイ。その脳を下さい。
序盤保田の描写が酷かなぁ(=そこまで書かなくても…)とも思ったが、
最後まで読んで、保田への愛があればこそ書ける話なのだと思い直した。
惜しむべくは最後の1レス。この作者さんなら、もっと粋な表現が出来そう。
133 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月26日(木)02時39分20秒
07:なつのおわり
1レス目、正直ブルった。淡々とした一人称に、いいなぁ…と思った。
文章的には凄く好みで、実際好みを外しても、文章力がある人なのだと思う。
ただ後藤に対する吉澤の友情→憎悪→友情の遷移が、唐突に感じられる。
難しいとは思うが、このクールな口調のままで激情を表現できればマジカコイイ。

08:ただただ真っ直ぐに
撤回が惜しい。作者からの申し入れ(?)さえなければ、投票してたと思う。
ただ地の文に、妙なカタさを感じる。カクテルの名を連呼する必要は?とか。
が…、退廃的な雰囲気、静けさの中にポツポツと響く台詞の割合は見習いたい。
134 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月26日(木)21時55分02秒
09:サンクチュアリ
「聖域」…去った人、去る人、続ける人、加わる人。
それぞれの立場からの前向きな見解が描かれた話で、心暖まる。
途中(特に)保田の台詞がやけに男々していて個人的に違和感を感じたが、
随所に挟まれる本論とは直接関係ないエピソードがストンとはまるのが凄い。

10:私と彼女の未来日記
日記を使った回想シーンの挟みかたに巧さを感じた。うーん。
石川はもう後藤の卒業についてふっきれたのか、無理やり自分を納得させたのか。
気になるところではあるが、そのあたりをぼかしてあるのは狙いなのかな。
135 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月26日(木)22時37分25秒
11:エルタンポポパサー
巧い。なんで投票してないのか、投票時の自分の思考がわからない。
CPかなぁと思わせつつ、矢口の心理(ムキになって飯田を〜)がなるほど!と。
ただ作品中の矢口も言ってたけど、なぜ飯田を慰める手段があれなのかは少し謎…。

12:狼なんか怖くない
最後の最後まで狼の正体を直接的に表現しないあたりに、作者の自信を感じる。
拉致られながらも肝の据わった後藤…あり得ないけど、それもアリかと思わされる。
先人感想とは逆だが、保田にあそこまで語らせずに後藤に悟らせるのも素敵だったのでは。
136 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月26日(木)23時20分50秒
13:誰もいない部屋
台詞が続くタイプの文章は本来苦手だが、全く気にならなかった。
短めの台詞がテンポ良く続くからだろうか。良くも悪くも、いちばんわからない。
読みながら凄く考えこまされて、この時点で作者の思うつぼじゃないかと悔しい思いを(w

14:時間
後藤の卒業に際し、こんなアイデアが出てくること自体が凄い。ラスト1レスも締まった。
ただあまりに救いがないなぁ、と。卒業に後ろ向きな後藤しかり、結末しかり。でも…
その独創性というか「自分の話を書く」という姿勢が自分にないものだと思い知らされた一作。
137 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月26日(木)23時38分08秒
15:イノセントワールド
始めと終わりのシーンによってよりタイトルの意味が深まった感がある。
そしてなにより、ストレート。歌詞の挿入には少々抵抗があったものの、
シュプレヒコールの方は読めば読むほど、主題に沿った歌なのだと実感。

16:頑張りやさんのモノローグ
去る側ではなく、加わる側のしかも希望ではなく苦悩(先輩に加え同期に対しても!)
を取り上げた点が凄く新鮮だった。「隅っこで踊る」というフレーズに哀愁を感じる…。
が、「口をぱくぱく」って…切ない雰囲気に微妙に水を…と思ってしまった。
個人的には紺野の目に映る「気丈に振舞う後藤」に興味をひかれたため、MVPに。
138 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月26日(木)23時55分04秒
17:勝ち組
正直、このノリには乗りきれない部分もあり…スマソ。
が、いやぁ〜な雰囲気とともに、鮮烈な切なさが漂うのは作者の筆力によるところかと。
新垣が主人公だったにも関わらず、読後に浮かんだのは…矢口、応援してるよ、の一言。

18:手紙 未来
加護の意識の飛んだ先が未来ではなく過去、それゆえ「やり直し」は効かない(と解釈した)。
その姿勢に惹かれる。加護、そしておそらく後藤への愛を感じる。
途中「加護」と「あたし」の視点がわかりづらい所があったのだけが残念だが、構成力に脱帽。
139 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月27日(金)00時11分43秒
19:おばあちゃん
短編バトル向きなのか否かはさておき、読んでホッとできて好き。さらに言うなら
短くて、さらーっと読めて…その評価は分かれそうだけれど、個人的にはツボ。
これからも温かいお話を書いてください。と、作者に言いたい(w

20:REVERSE
この話もイヤというほどに頭を使った。が、作者はそれを意図的にやってのけたんだよね。
作品に触れるたびに解釈が変わる小箱の映画みたいだ。時間を置いて、再び読みたい。
てゆうかほとんど語ることないんだが…敢えて言うなら、1レス目の視点にヤラレタ。
140 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月27日(金)00時34分51秒
21:幸・不幸
全てが吉澤の脳内だけで完結してる感じが興味深い。(自分の解釈が違ってたら申し訳ないが、)
そのためこの話の主題は「卒業」なんかじゃなく「幸福論」にあることを際立たせてる。
もう少し深く「幸福論」について聞かせて欲しかった気もするが、
最初と最後の「不条理だ!」が言いたかっただけなのなら、そんなことも言えまいか…。

22:タンポポの家
タンポポ(花のほう)の使い方が巧い。見事に作者の主張とマッチしてる。前向き且つ力作。
敢えて苦言を呈すれば…序盤中盤にかけて少々間延びしたかもしれない、と。
一つ一つのエピソードが盛り上げに貢献してるんだけど、狭く深く攻めてみるのもアリだったかも。

141 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月27日(金)01時13分33秒
23:アローン・アゲイン
こうゆう読者に委ねる部分の多いものが個人的には凄く好みで(委ねてなかったらスマソ)。
事務所への憤りは全て台本上のことでした、と読者を驚かせつつ、「ホントにそうか?」
と思わされた。作り物が常に真実に反するわけではないから…ってのは深読みしすぎなのか。
最後の突き放したような保田の台詞にそう思わされたので、MVPに。

24:DIVE
突き抜けて爽やかな話。ちょっとこそばゆくなるほどに(w 誉め言葉です。
卒業に際した後藤の心情、こうであって欲しいなぁと思わされる作品。
一つのことに関して自分の中に相反する感情が混在するのは当然のことだと思うから。
惜しむべくは、ラスト。ほんとにちょっと、さわやか3組を思い出した…。
142 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月27日(金)01時50分07秒
25:夢の原則
地の文章がカコイイ。人物の描写も細かいところの書き込みに惚れる。携帯から目を反らす石川とか。
ただ地の文での吉澤の思考と、台詞に出てくる吉澤の言葉の間に大きな隔たりを感じる。
想いを巧く表現できない不器用さを狙ったのかとも思うが、
地の文の重厚さが台詞を薄っぺらく見せてしまっているようで、そこが残念。

26:卒業試合
プロレスに興味ないので技名なんかは全然わからなかったけど、それでもイイ!
正直ちょっと苦手なタイプの一人称なんだけど、その手の好みの問題を超えた。
前向きで、気持ちのいい読後感。無言で綺麗な試合をする矢口に「漢」を感じ、MVPに。
143 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月27日(金)02時11分35秒
27:新タンポポ物語
目が…さらにテンションが…って感じで、読むのが辛かった(w。でも、読んで良かった。
随所にちりばめられた膨大のネタが、ある一定の頻度でヒットする感じが癖になりそう。
あのテンションのままに、きっちり主張を織り交ぜる手腕が凄いと思う。

28:タンポポウォーズ
暴走する石川を冷静に分析実況ついでにツッコミ入れて…な紺野、絶妙なキャスティング。
個人的な好みの話をすれば騙して試すってのはあまりいい気がしないが、そんなものは
作者の筆力に覆された。紺野曰く「業とふざけたような態度をとっていた」
(しかし多少素であろう)タンポポへの愛に溢れた石川にMVP。
144 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月27日(金)02時40分50秒
29:裏
非常に重いテーマだ。私的見解では何もかも知りつつ踊りつづける方が辛いね。
冒頭ではコメディ?と思ったのに、読み進むうちにうわわわ、と。
つんくの悪役ぶりが、もはや天晴れ。矢口のラジオの解釈…その脳を(ry。
一つだけ言わせてもらうならば、タイトルが、あまりにストレートだなぁ、と。

30:赤い軍旗を掲げ
この期に及んで落武者を引きずるか…と思いつつも、作者なりのエールのようで安心。
今後一人で歩まねばならない平家への思い入れを感じるが、短編バトル向きではない気が。
これも、天皇と落ち武者どっちが…再び私的見解では落ち武者を潔しと感じるが。
145 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月27日(金)03時05分55秒
31:なみだ
なみだを流すということは深い。ある程度落ちついた精神状態がなければ、涙は出てこない。
後藤に諭されその成長を見届け、それをきっかけに泣くことができた飯田の成長を描いたのか。
言葉選びも世界観も綺麗な話。できれば飯田の内面の変化をもっと深く見てみたいと思った。

32:9/23 解体
なんとも不思議な世界観。自分は感情を巧く表現できない後藤の葛藤に気を取られていたが、
先人達の感想を読めば読むほど、なるほど難しいラストだ。「解体」が比喩ではないことはわかるが、
それならばそこにこめられた作者のメッセージとはなんなのか、非常に気になる。
146 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月27日(金)03時06分32秒
23.アローン・アゲイン
んんっ…騙された!シュール…かもしれない(w
最初完全に台詞のみで、例によって作者の思いの丈を娘。達に語らせるパターンか
と思ったが完全に裏切られた。いやぁ、おもしろいっす。”演技”の部分の台詞が
余りにも自然なので(テンポがよくて娘。小説として違和感なく)、最後の大転換
での驚きが大きかった。そして、保田は最後まで仕事人(w
読後に漂う薄ら寒い雰囲気はこの作品のリアリティによるものか…

24.DIVE
手堅い文章で後藤と保田の掛け合いをテンポよく描いている。
ただ、話の展開に起伏がなく、予想通りの大団円に帰結している辺り
一考の余地があるだろう。DIVE=新たな世界への飛び込み、
という魅力的なタイトルが十分に活かされていないのは残念である。
147 名前:名無し娘。 投稿日:2002年09月27日(金)03時07分47秒
25.夢の原則
語彙の豊富な作者で、情景描写、心理描写、どれをとっても群を抜いている。
特に巧みな表現による後藤と吉澤の心理の綾はスリリングでさえある。
しかしながら、物語性の希薄さは格調高い文章との落差が激しく、
より大きな失望感を読者に与える。吉澤が後藤に逃亡を持ちかけるあたりの
衝動性はドラマとなる要素を孕みつつ何らの帰結をも得ない。
今回のテーマにストーリーの展開を抑制するような側面があったことは否めないが
いたずらに才能が浪費されただけのような印象だけが残り非常に残念。
もっと自由なテーマを与えられれば、傑作を残しそうな潜在力は感じるだけに、
次回以降の発奮を強く願う。あとついでに言ってしまうとタイトルにセンスがない。
ここは一考も二考もする余地がある。
148 名前:名無し娘。 投稿日:2002年09月27日(金)03時08分35秒
26.卒業試合
おもしろい。なんだかよくわからないけれど、紺野の冷静な独白と素っ頓狂な内容の
ギャップが激しくおもしろい。娘。をプロレス団体の抗争に例える人がよくいるが、
ネタとして実際に戦わせたものはそう、ないのではないか。プロレス技は全然、
わからないのだけれど、なんとなく映像が脳裏に浮かんできた(w
試合の内容がフェアプレイに則った(石川は微妙だが)クリーンなものだったせいか、
読後感も爽やかな好篇。ああ、でもストーリー性とか言っといて、こういう話の展開
よりもパワーで押し切るものを誉めちゃうとのはどうなんだろ。ちょっと罪悪感…
でも、おもしろい(w
149 名前:名無し娘。 投稿日:2002年09月27日(金)03時10分07秒
27.新タンポポ物語
ああ、これまたおもしろい。ネタとして最高レベル。随所でニヤっとさせるテクは
余人の追随を許さない。ただ職場で不興を買うほどの大爆笑を誘うかというと…
行間がなくて文章が詰まり過ぎて読みにくかったせいもあるし、ネタがやや知的な
方向に傾いていたせいもあるか。あるいは、リットン調査団のようなマイナー(過ぎる)
素材を入れているせいか。それと、石川ってこんな頭良くないよ…という先入観が
ネタを楽しむための障害になってしまったか。いずれにしても、非常にレベルの高い
作品ではある。
150 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月27日(金)03時11分25秒
28.タンポポウォーズ
ネタテイストのマジ作品と捉えればいいのだろうか。笑いと泣きのバランスが微妙で
どっちに転んでいいのかわからないまま、ほのぼのしたラストに。ストーリーがしごく
素直な展開で意外性に欠け、正直物足りなさを感じた。純粋にネタの方に傾いているので
あれば、それほど気にはならなかったと思うのだが、最後まで微妙な雰囲気のまま消化
不良感というか、どうにも煮え切らない印象が残った。基本的にはうまい作者だと思う
ので、あまりこの手の作品で笑いを取りに行く必要はないのではないかと感じた。
大きなお世話だけれども。
151 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月27日(金)03時13分07秒
29.裏
うわ、おもしろい…どうなるんだろ…ドキドキワクワク♪と思っていたら、そのまま
終わってしまった。アレッ?コレダケデスカ?つんくはきっと最後にはいい人だと判明
すると思ったのに…前半の密度の濃い内容と後半の救いのないあっさりした展開が
どうにも物足りない。文章のリズムとかテンポなどが絶妙で読みやすく、書き慣れている
実力者と思われるだけに注文が多くなるが、ペース配分として、最後に向かって盛り上げ
る展開であれば言うことなしだった。それにしても前半の手に汗握るスリリングな描写は
見事(w

30.赤い軍旗を掲げ
平家、落ち武者、都落ち、赤い旗…言葉遊びのようにキーワードをうまく関連付けて、
関西弁の柔らかい台詞でくるみ、見事に料理した佳品。難を言えば平家さんには栄耀栄華
の時期はほぼなかったに等しいという点か。それを思うと余計に今回の仕打ちは切ないが。
中澤がANNSで思わず絶句したのもむべなるかな。最後のメッセージはジーンと来た。
今回の作品で一番目頭を熱くさせられたかもしれない。もっと評価されていい作品だと
思うけれど、それもまた平家さんらしくていいのかな。
152 名前:名無し娘。 投稿日:2002年09月27日(金)03時14分18秒
31.なみだ
短い中に飯田と後藤の心の触れ合いをさらっと描いて好感が持てる。飯田の独白が
珍しいせいか、ストーリー性に欠ける点はそれほど気にならなかった。
飯田の存在自体が既にストーリー性を帯びているということなのだろうか。
下手に彼女達の関係をこねくり回さず、別れに伴う感情の自然な起伏を表現し得ていた
ように思え、素直に受け入れられた。

32.9/23 解体
うわっ驚いた。そんな結末が待ってるだなんて。前半、ありがちな展開でだるいなぁ、
と思ってたら大どんでん返し。タイトルにうまく騙された。後藤が何者なのか、なぜ
解体されるか、など説明があったほうがいいのかとも思ったが、これはこれで抽象的な
ままの方がいいような気もする。展開の意外性では今回、一番だったかもしれない。
153 名前:名無し娘。 投稿日:2002年09月27日(金)03時16分23秒
34.矢口リターンズ!痛快!子供帝国の逆襲!!
最後の投稿だけあって、タンポポものでは唯一、横アリ・タンポポ祭りを取り入れていた。
歴史的な快事として、コンサート直後、娘。小説に記述した点は今回のテーマに相応しい
と言える。ただし、タイトルがよくない。明らかにネタを志向したタイトルであるにも
関わらず、かなり真剣な内容であり、そのギャップは違和感として終始ついて回る。
また、他の感想でも指摘されていたが、長い。中盤の紺野、小川、鈴木の会話、特に
ナッシュ均衡に関する執拗な記述は必要だっただろうか?CSN&Yについて語りたいなら、
ニール・ヤングの名曲”Cowgirl in the sand”についても語らなければ片手落ちだろう。
ただキッズを正面から描ききった点は評価されていい。不覚にも雅たんに少しだけ萌えて
しまった(w
154 名前:名無し娘。 投稿日:2002年09月27日(金)03時17分43秒
今回は大ショックの後、真正面からその現実を直視せざるを得ないテーマということで、
投稿数が少ないのではという不安を抱いたままの幕開けとなったが、蓋を開けてみれば
34作品と多くの力作が集まった。毎回、全体的な水準は上がってきていると実感していたが、
今回もまたさらにレベルアップ。非常に質の高い作品が集まったと思う。
ネタあり、マジあり、哲学あり(w
アンリアルで秀逸なものが多かったのも収穫である。

意外と言えば、タンポポ関連のものが大多数を占めたことには驚いた。
横アリラストでのタンポポ祭りにも象徴されるように、派手さはないけれど、
タンポポが愛されるユニットであることを改めて実感させられ、嬉しい誤算であった。

悲しみを引きずる中、新タンポポで大いに笑わせてくれるものあり、
キッズで萌えさせてくれるものあり(w
今後の娘。の活動への不安感は拭い切れないものの、新たな萌芽への期待を込めた
前向きな作品に出会えたことは幸運であった。
155 名前:第九回支配人代理 投稿日:2002年09月27日(金)03時23分46秒
終わったかな?
感想お疲れ様でした。
だけど「いねむり」が抜けてるようなので、もしよろしければそちらも感想をお願いします。

データ集はいつもは有志の方がやってくれていたんですよね?
今回もその方にやってもらえるんでしょうか?
集計は私が手計算(wしまうが、データはちょっと…。
やってもらえる方、もしいらしましたらよろしくお願いします。
156 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月27日(金)03時24分07秒
33:いねむり
地の文がほとんどないまま誰の台詞なのかを悟らせる手法になるほど、と思った。
会話のテンポの良さがなせる技かと。あとは部活…2つとも、何でだよッとツボ(w。
タイトルにもセンスを感じる。これまた何でだよッ(w。マターリ。

34:矢口リターンズ!痛快!子供帝国の逆襲!!
矢口の葛藤の話かと思いきや、キッズの葛藤までをも描いてあるのに、多大な意欲を感じた。
登場シーンこそ短かったものの、矢口に夏焼を追わせる際の保田の言葉に、
作者の人柄を感じた(気になっている)。温かい話をありがとう。
157 名前:はたして感想と呼べるのかわからんが。 投稿日:2002年09月27日(金)03時29分38秒
えーと。長々と失礼しました。
それと、言いたい放題申し訳。勝手な解釈、間違ってたら申し訳。
ぶっちゃけ、どれも凄く興味深かったです。色々と勉強になりました。
参加者のみなさん、そして運営陣のみなさん、ありがとうございました。
158 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月27日(金)05時15分58秒
感想というか、自分の解釈を書きます。
文章から勝手に読み取ったことなので、きっと作者さんの意向とは違うと思います。
その辺は、ネタだと思って、ご容赦ください。
また、多分にネタばれを含んでいるので、未読の方は読んだ後にどうぞ。
159 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月27日(金)05時17分56秒
01 卒業の意味


まず、「さてどうしたものか」という出だしに目をひかれた。しかも頭を使っているらしい。
そのままずるずると物語の中へと惹かれていった矢先、一レス目のうちに、透明のごっちんが
いるらしい、というこの物語の主題を突きつけられた。
こうなってしまっては作者の思う壺で、そのまま適度な緊張感を保ったままラストへ。
ラストも、後藤が卒業をしていない、という、比較的後ろ向きになりがちな展開にも関わらず、
娘。の後藤への愛情を前面に押し出すことによって、爽やかに締めくくっている。

個人的には、ラストの直前で吉澤が流した涙が美しいと思った。
自分の涙の種類、そして後藤が卒業せず当たり前のようにそばにいることを、
「なんでもない」と当然のように言ってしまえる吉澤の温かさが、溢れる涙に映っていて。

卒業の意味、というタイトルには、後藤の卒業が意味を持たないこと、卒業した結果どうなったか、ということの他に、
事務所にとっては意味付けすることすら意味のないことなんだよ、というメッセージが感じられた。
だから、後藤が戻ってきたときに流した吉澤の涙にも、意味など必要がないのだろう。
160 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月27日(金)05時19分36秒
02 ひとりぼっちのマヌーヴァ


美しい世界とかっこいい人物達で構成されたアンリアル。
しかし、かっこいい人物にも挫折はあって、美しい世界故の悲しみもある。
そういった悲哀が、この物語をさらに重厚にしている。
言葉の選び方が繊細で、情景と共に、物語の中では語られない彼女らの境遇までも見えた。
基本的には石川と保田がメインだが、保田の友人である矢口の登場によって、
彼女の口から第一小隊(現実で言うタンポポ)の境遇にも触れることが出来る。
つまり、この話は石川を取り巻く人間模様を描いたものだ。そして最後に石川だけが残った。

個人的にはラスト辺りでの、保田への憧憬の念がよかった。
保田はあくまで上っていったのだ、という作者の前向きな意思が伺える。

先程、石川だけが残った、と書いたが、一人になった後、彼女は再び仲間に囲まれる。
そして、彼女達のためにマヌーヴァを見せた。ひとりぼっちで見た空の中に新たな仲間を見つけた。
作者が、ひとりぼっちのマヌーヴァというタイトルの先に見据えたのは、果たして石川だったのだろうか?
161 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月27日(金)10時09分10秒
33.いねむり
んん…AA抜きで狩板のネタを読んだような気分になった。各々のキャラを台詞だけで
書き分けているのは凄い。これは娘。小説では非常に重要なことだ。これができれば、
無用な説明文を省いて、スピーディな展開が可能になる。ただ、意外な部活の正体は
どうなんだろう…後藤よりも矢口が真っ先に辞めてそうな気もするし(部長だけど)。
タイトルは前半で後藤が寝ていた場面と関連しているだけなのだろうか?
矢口と後藤の会話に関係なく、ひたすらいちゃついているいしよし、とかおもしろいが、
話としては地の文を省きすぎてわかりにくかったのが残念。
故意に地の文ははずした(実験?)のだろうけど、やっぱりこのスタイルは難しそう。
井上夢人の「もつれっぱなし」という同様の趣向による短編集を思い出した。
あれも、わかりづらいという声はあったなぁ。プロでさえ難しいことを、ここまで
やりとげた作者の力量は凄いと思うのだけれど。
162 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月27日(金)10時58分02秒
03 ダンデライオン・ハート。


タンポポの新編成に関するリアル。
飯田、矢口、加護の三人の登場人物の中で最も危機感の弱い加護をメインに据え、その加護の変化を追っていくことで、
タンポポ新編成にさほど興味がない読者に対しても、感情移入を容易にさせることに成功している。

この作品の肝である、「加護はかわりませんよぉ!!」という台詞。
中盤辺りにおいて、一度同じような台詞を加護の口から言わせている。
この物語の中で加護は、全ての行動、思考回路において、飯田、矢口の後を追うようになっている。
よって、一度目の「かわりませんよぉ」という台詞の時点においては、加護の台詞に関して何の違和感も抱くことはない。
しかし、話が進むにつれ、加護は急激に二人との差を詰め、
ラストにおいては、大小こそあれ、二人と同じ気持ちになるまでに至っている。
そんな中での、かわりません、という意思表示は、これからどんなに大きな変化がおきても、
タンポポへの思いは変わることがない、というメッセージまでも連想することが出来、見事の一言。
163 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月27日(金)10時58分42秒
個人的には、「大切な事は失って初めて気付くと言うが、加護は失う一歩手前で気付いた」というくだりが好き。
この物語が笑顔で締めくくられていることもあいまって、この言葉には後悔の色は見えない。
むしろ、ここで初めて気付いた読者に対しての、救いの手のように見えるのだ。

この物語には1レス目を覗いて、石川の影は見えない。
「タンポポの心」というのは、卒業していく三人の胸に刻まれたものだからだ。
とは言え、石川だって共に過ごしてきた仲間なのだから、
蚊帳の外というのはおかしいだろう、という意見もあるに違いない。
しかし、石川はこれからもタンポポとして新たな道を歩んでいく。
石川の影が見えないのは、石川には過去に縛られないでいて欲しいという、作者の温かなメッセージなのだと解釈した。
164 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月27日(金)22時15分10秒
04 走れ!タンポポ


現実の改正の動きを、競走馬のレースになぞらえたアンリアル。
展開的にはシリアスながら、所々で小ネタを混ぜるなどして、読者を飽きさせない。
また、この作品では、現実の世界とリンクしているため、石川を除いた三人が物語と共に姿を消しているが、
それぞれがそれぞれに新しい未来を歩いている。それは挫折などではない。
飯田を含め、次のステップへと進んだだけなのだ、という含みをさらっと書いてしまえる作者に好感を持った。

さらに、飯田は自分の栄光よりもタンポポを選んだ。
いわば、自分がいなくなった未来のタンポポへの投資だ。
それが迷った末の結論だということが、飯田のタンポポへの愛をより感じさせる。
165 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月27日(金)22時16分32秒
個人的には、ラストの引きが好き。
本題の終了時から敢えて時間を経過させることによって、余韻を残しつつも、
矢口の笑顔を、時間が解決した、より自然なものに見せている。

この物語で注目すべき点は、物語後タンポポが引退したわけではなく、
年末の大レースにいい状態で出走できるという所だ。
走れ! と叫んだこのタイトルは、タンポポという馬に送っている以上、
これからも応援していく、という作者の姿勢に他ならないからだ。
166 名前:難しい事は言えないけれど。 投稿日:2002年09月27日(金)22時59分07秒
感想とも言えないかもしれないけれど、書いてみようと思う。
気分を害される方がいたらごめんなさい。

01、卒業の意味
うーむ……なんというか、どう取ればいいのか正直悩む。
それが本物の後藤だとすると、今後どうするのだろう…

02、ひとりぼっちのマヌーヴァ
専門用語が結構飛び交う中、分からないでも楽しめた。
保田の想いを矢口がしっかりと気付いていて、納得した辺りのくだりが好き。
あと…矢口の最後のセリフ、涙がちょっと…。・゚・(ノД`)・゚・。

03、ダンデライオン・ハート。
加護可愛い……。何気にかおやぐのやりとりがすごく好き。
しかしこれは…石ヲタの方にしてみればどうなんだろう?
最後くらい、石川も一緒にラジオ出演させてあげたかった気が(w

04、走れ!タンポポ
馬でもやっぱりいいらさんはタンポポ愛してるんだよね。・゚・(ノД`)・゚・。
競馬全然知らないのに、なんだかものすごくグッときた。
好きだ大好きだこの話。
167 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月27日(金)22時59分45秒
05 屋上とごとーさんと風と


後藤卒業を温かな文章で綴ったリアル。性格付けはリアルより娘。小説寄り。
この作品では、後藤の大人っぽさが強調されることによって、加護の子供っぽさも同時に強調されている。
これを不自然と感じる方もいるとは思うが、作品全体にいい味付けをしていると思う。
例えば、この作品は後藤と同じ行動を繰り返す加護の話である。
そのため、過去の後藤の台詞は加護のように子供っぽい。
また、この物語の中だけで推測すれば、後藤は市井のことを吹っ切っている。
つまり、いずれは加護の傷も言えるということを暗に示唆しているのだ。
しかし、今のままの加護では無理なのでは、という疑問も浮かんでくる。
そこで、大人に成長した後藤が生きてくるのだ。いずれは加護も後藤のように大人っぽくなると予測させてくれる。
168 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月27日(金)23時00分37秒
個人的には随所に出てくる風の表現が好きだ。
風を使った表現というのは、様々な小説に用いられているが、フワリとしたその感触は、
まさにそれだけでこの話の雰囲気を代弁してくれている気がする。

先ほども風の話をしたが、タイトルにもある通り、作者は意図的に風の表現を多くしている。
その風全てが温かく、全てが加護の意識化での後藤という働きをしている。
そしてラストはこう締めくくってある。「ずぅっと…ずぅっと…永遠に…。」
これだけの精神的な繋がりをもてるのは、幸せなことだろう。
169 名前:難しいことは言えないけれど。 投稿日:2002年09月27日(金)23時00分43秒
05、屋上とごとーさんと風と
加護好きな自分だが、どうしてか感情移入出来なかったこの作品。
なんでだろう…すごく子供すぎる印象だからか。あと…関西弁が濃すぎてちょっと苦手。
ちょっと濃すぎる関西弁に引いてしまった。ごめんなさい。

06、クライ・ベイビー!クライ・ベイビー!
アンリアルで師弟愛を最大に生かせた話だと思う。
後藤の扱いと自分の扱いに嫉妬する保田を見てると、ちょっとリアルでありそうで泣きそうになる。
けれどもそんな保田にも、ちゃんと悲しんでくれる人がいて……
美しい師弟愛を見させていただきました、ごちそうさまです。

07、なつのおわり
ぐわー、最高にいい。友情よしごまマンセー。85年組マンセー。
今まで一番いいよしごま、いしよしごまを見た気がする。

08、ただただ真っ直ぐに
ごめんなさい。バカなので意味が分からなかった。…なぜなかよし?

09、サンクチュアリ
小川を主役で使ったのはこの一作品。しかも一人称。
あまり特徴が見えない小川を無難に書けてると思う。
しかし、個人的意見で申し訳だけど…保田の男言葉(?)にちょっと違和感。
あと、プッチはプッチでも、昔の曲は封印がいいな……
170 名前:難しいことは言えないけれど。 投稿日:2002年09月27日(金)23時01分45秒
10、私と彼女の未来日記
いしごまの同性愛が何事もなく書かれててちょっとビックリ。
結局何が書きたかったのか自分にはよく分かりませんでした。いしごま話? それともDo it!Nowの歌詞引用?

11、エルタンポポパサー
上手い。文章、雰囲気といい。
だけど、何人かの人が書かれているように、どうして慰める方法がそれなのか。
石黒が初めて飯田にそういう行動をした時の気持ちも知りたい。

12、狼なんか怖くない
いやはや。やられました。狼と言ったらあの人と犯人は分かっていたけれども。
でも後藤、ヤバイと思うの遅すぎだろ(w
ニブチンでマイペースな後藤に突っ込みながらも萌えてる自分がいました(w

13、誰もいない部屋
………自分はバカです。分かりませんでした。

14、時間
ここまで救いがない終わり方っていうのも珍しい。
メンバーも悲しいし見に来たヲタも悲しいし、何より間に合わなかった後藤も悲しい。
読んでて自分も悲しくなりました。それだけ引き込まれたこの作品。

15、イノセントワールド
……矢口はどこへ行ったんでしょうか?
171 名前:難しいことは言えないけれど。 投稿日:2002年09月27日(金)23時02分20秒
16、頑張りやさんのモノローグ
こんこんは後藤がすごく好きだったんだねぇ。感想はそれだけ…

17、勝ち組
小川がなんか可愛い(w 新垣がまともっていうのもちょっと新鮮だった。
伝説になればいいね(w

18、手紙 未来
加護可愛い。
あたし、と言わせた作者さんに感謝。一番加護に感情移入出来た、可愛いと思えた。
やすいしと同じ師弟愛だけれど、また少し違う味に仕上がっていてごちそうさまでした。
ただ、どうして加護が後藤になってるんだろうと理由を聞くのはやっぱり反則かな(w

19、おばあちゃん
作者さんは二期ヲタなのかなぁ。二期ヲタの自分には短いながらも胸いっぱいになりました。

20、REVERSE
黒いちごま。こわい…
172 名前:難しいことは言えないけれど。 投稿日:2002年09月27日(金)23時02分56秒
21、幸・不幸
んあ、すげえな吉澤…。でもそんな現実ならば、自分には大歓迎なんだけど。

22、タンポポの家
綺麗だ……美しい。孤児院という設定が泣かせる。そしてタンポポのおかあさんも。
でも…感動のセリフを柴田に言わせたというのが個人的に萎えた。
柴田だからよかったのかもしれないが、まだタンポポ3が受け入れられない自分がいる…

23、アローン・アゲイン
はたして収録で言っていた彼女達の気持ちは本当だったのか。
安倍はなぜいなかったのか少し気になった。

24、DIVE
いい話だね。

25、夢の原則
上手いし綺麗なのだが、なんせバカな自分にはよしごまの会話が意味わからん。
173 名前:難しいことは言えないけれど。 投稿日:2002年09月27日(金)23時03分40秒
26、卒業試合
なんつーか、いい意味で騙された(w
矢口、カッケーなぁ。

27、新タンポポ物語
ネタものがあまり分からない自分なので、いまいち楽しめなかった。
でも途中の飯田と石川の会話には少し感動。

28、タンポポウォーズ
人気があるのが頷けるこの作品。全員のキャラがすごく上手く書けてると思う。
いしやぐのやりとりがすっごく好き。いしやぐの人気はこういうところなのかとも思った。

29、裏
こわいよぉ。ホントだったら一番嫌だよこれ。
人間誰しも裏はある。でもその裏に気付いたのは吉澤ただ1人。
はたしてこれからの吉澤は……。
矢口のANNでのあのセリフ、後でダウソして聴いたけど、これ読んだ後にもっかい聴くのつらいなぁ。

30、赤い軍旗を掲げ
みっちゃんものただ1つ。書いてくれてどうもありがとう。
174 名前:難しいことは言えないけれど。 投稿日:2002年09月27日(金)23時04分16秒
31、なみだ
泣きたい時は泣いていいんだよ。

32、9/23 解体
………やぐごま?

33、いねむり
ごめんなさい、感想書けない。

34、矢口リターンズ!痛快!子供帝国の逆襲!!
キッズを知らない自分(勉強不足)にとって、この話は長かった…
が、矢口にひどく感情移入してしまい、最後まで読む。
実際の矢口はまだ納得してないのかもしれない、それともやる気なのかもしれない。
それでも、矢口が頑張るのならば、自分はこう言う。
頑張れ、矢口!


えー、かなり主観が入った、感想になってない感想でした。本当にごめんなさい。
楽しませてもらい、ありがとうございました。
今回初めて感想書かせてもらって投票もしたのですが……大変ですね、感想を書くのも(苦笑)
175 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月27日(金)23時29分13秒
06 クライ・ベイビー!クライ・ベイビー!


保田、後藤の卒業を会社での出来事に置き換えたアンリアル。
アンリアルながら、ミュージカルを思い起こさせるシチュエーション、随所に行き渡ったネタ、
その全てによって、リアルにも負けないほどの自然な雰囲気となっている。
また、シリアス、ネタ、シリアス、そしてオチ(ネタ)という構成は、
読者を飽きさせないという観点からみても、非常に素晴らしいと思う。

この話は、何よりも石川が可愛い。その可愛さが、保田の好感度にまでつながってしまうから不思議だ。
ハッピー! で始まる報告書など、むしろ書かれたいとまで思ってしまった。
176 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月27日(金)23時30分33秒
個人的には、「送別会。お酒と人と社交辞令。」というくだりが好き。
たったの二行で、その場の雰囲気と保田の気持ちを全て表現してしまえる言葉だと思った。
今はこれを例にあげたが、随所にこのようなセンスのある言葉が並んでいる。

この物語では、タイトルの通りに、別れ際で泣くべきか、泣かざるべきかについての解釈が出ている。
「別れは涙で飾るもの 笑えば なおさら惨めになるでしょ」
「今時の『別れ』の美学は、笑顔でさよなら、なのかしら。」
きっとどちらも真実なのだろう。
しかし、この話の二人には、笑顔で零した涙がよく似合う。
177 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月28日(土)00時27分25秒
07 なつのおわり


後藤の脱退がメンバーに知れ渡る前のリアル。
1レス目が非常に上手く、計画的に構成されており、
この段階では吉澤が後藤を許したのかどうかうかがい知ることは出来ない。

この作品でも、石川が可愛らしい。後藤と石川の隙のない友情に入り込むためのキャラとしては、
最も有効な手段の一つであるだろう。脇役だからこそ味の出る可愛らしさだ。

個人的には、ふぎゃーと泣き出しにゃははと笑う、石川と後藤のやり取りがツボ。
それぞれのキャラを生かしきっているな、と感じた。
主役であるが故に動かしづらい吉澤の代わりに、上手く三人の関係を表していると思う。

なつのおわりの海。ここで物語は一応の終わりを告げ、エピローグへと向かっていく。
少し切ない青春、そんな感じの雰囲気を詰め込んだ後の吉澤の決意、石川の笑顔、そして冒頭の後藤の涙は、
なつを越して一回り成長した彼女達の未来を期待させるものとなっている。
178 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月28日(土)01時15分47秒
08 ただただ真っ直ぐに


後藤さんの卒業を意識下に置いた、なかよしリアル。
今回は短編集ということで、前作は抜きでの感想。
とは言え、前作も大変面白く仕上がっているので、興味のある方は読んでみては?

この作品はアルコールによるまどろみを感じさせる仕上がりとなっているが、
短編集である以上、それを1レス目に提示したのは非常に効果的だったと思う。

個人的には、なかよしのセクースに至る場面が好き。いやいや、そんな目でオレを見んな。
幸せの一つの定義を書いたに過ぎないのに、
卒業という大きな悲しみを全て壊してしまうような破壊力がそこにはあった。
こういう乗り越え方ができるから、人間は強いのだろう。

このタイトルは、前作からの流れでつけているにも関わらず、しっかりとフィットしている。
恋は盲目、と言うが、真っ直ぐに一つのことだけを見つめなければ見えない景色があることを、この作品は教えてくれている。
179 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月28日(土)02時43分14秒
09 サンクチュアリ


後藤、保田、プッチモニ。それら全てを視野に入れたリアル。
ただ、新プッチモニ。加入の小川が主役なため、プッチモニ。に関する要素が強い。

この作品を読んでいると、プッチモニ。への作者の愛情がヒシヒシと伝わってくる。
今回の作品群はタンポポの方が優勢なため、プッチモニ。の話と言うだけでも評価が高い。
また、小川と言う一番下の立場から見たプッチモニ。の面々が、非常に温かく見えるのは、
彼女達に向ける作者の温かな視線を物語っているのだと思う。
180 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月28日(土)02時44分37秒
個人的には、一日目の夕方に行われた花火大会を評価したい。
この作品のメインは、夜中にこっそりと小川・吉澤がダンスレッスンを行う場面であるが、
そこに行く為には保田の苦労話だけでは今一つ決め手に書ける。
しかし、花火の浮かれた気分から一気に突き落とされると言うシチュエーションと、
「網膜に焼き付けておきたいと願」うに至るほど親密度を上げておくことによって、
保田の台詞により味を持たせている。
また、場面の転換の役割としても、花火はよい区切りになった。

この作品を読み終わった後、不思議な満足感に襲われた。
それはきっと、聖域に足を踏み入れることに成功した、小川の気持ちなのではないか。
181 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月29日(日)00時39分09秒
10 私と彼女の未来日記


石川が、後藤卒業の悲しみを乗り越えるまでを描いたリアル。
タイトルどおり、日記を全編に絡ませながら、石川の気持ちの推移を描いている。
その際、空欄になったままの7月28日・29日の日記は、
まさに、言葉に表せないほどの悲しみを上手く表している。

個人的には、ラスト直前の「「原宿で」」という台詞が好きだ。
基本的に、安易に歌詞などを取り上げてしまえば、その物語は非常に軽いものとなる。
しかし、作者はそのようなことは承知の上なのだろう。
無理矢理にでも明るい雰囲気を作りだそうとする、二人の努力の影をたったの一言で表現している。

この物語は、過去の日記を振り返ることによって進められている。
これは未来日記というタイトルを引き出す上で非常に効果的だ。
過去から未来へ、最後の最後で石川は、明日を見据えて生きる力を取り戻したのだ。
182 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月29日(日)01時39分42秒
11 エルタンポポパサー


タンポポの節目を、穏やかかつ美しい描写で彩ったリアル。
笑顔も、涙も、冗談でさえも穏やかなその空気に染められている。

矢口が石黒との会話中に思い浮かべた、「嘘はつき通せば嘘ではない」という言葉。
このような悲しい言葉が、何の違和感もなくすんなりと溶け込んでしまうのは、
作者のやるせない思いのせいだろうか?

個人的には、ドサモニ、ダベモニ、モニっしょ? といった余りにくだらないユニット名が心に響いた。
「聖人の様」な飯田を支えることができるのは、相手を思いやったくだらない冗談なのかもしれない。

エルタンポポパサー。わたげが飛んでいき、矢口と飯田はタンポポを卒業する。
おそらく物語の後、矢口が飯田に、石黒の件を相談したのだろう。
飯田は笑って頷くに違いない。
矢口は、最後の最後まで、嘘をつき通すことが出来たのだ。
183 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月29日(日)03時00分50秒
35 それはお気の毒に

他に比べたら何てことのないストーリーなのに、この妙な読後感は何だろう?
モー娘。ファンのはしくれとして納得がいかない今回の大再編を、この話が
代弁してくれているような気がする。
未来へと前向きに足を進めるわけでもなく、憤りをぶつけるわけでもない。
ただ、今なんとなく感じているわだかまりを少しだけ押し上げているだけで
ありながら、そこにはどうすることもできないというはかなさが積もっている。
そうして生まれる小さな悲しみに、共感せずにはいられない。
最後のオチはちょっとよくわからなかったけど。
184 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月29日(日)03時09分05秒
35 それはお気の毒に
正直、見落としていた。このような佳品が最後に投稿されていたとは……
これは実話なんだろうか? 作者さんにはお大事に、としか言うほかない。
185 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月29日(日)03時26分50秒
35 それはお気の毒に

単調なだけのストーリー。平坦な文章。
しかし、事実を淡々と書くそのスタイル故に、田園のような悲しさが胸をついた。
また、「揺れる水面に微かなざわめきが生まれる」という前文からは想像もつかないようなラストは、
賛否両論あるだろうが、自分は素直に心に染み渡った。
作者さん、お大事にしてください。
186 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月29日(日)08時11分46秒
>183-185
題名を間違えてます。
http://bad.adam.ne.jp/bbs/mibbs.cgi?mo=p&fo=bad&tn=0030&&rs=25&re=27&rf=no&al=on
187 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月29日(日)13時07分20秒
全部の感想が書けなくてごめんなさい。
読者を惑わせるものがいくつかあって、短編集に彩をそえました。
 
 
18 手紙 未来
 
加護の意識がが後藤の中に入ってしまうという話。後藤と加護がごっちゃになってしまいそうで、読者に斜め読みを許しません。一見シュールな設定ですが、後藤を観察するのが目的ではなく、加護が自分を見つめなおすためだと考えれば納得がいきます。
 
 
20 REVERSE
 
人生の岐路というものは誰にでも生じるのでしょうが、そのときにどれかを選択しないといけない。でもどれを選んでも、後藤は市井を手に入れることはできませんでした。市井にも選択肢がないようです。人間に自由なんかないという作者のシニカルな思いが伝わってきました。
 
188 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月29日(日)13時08分14秒
23 アローン・アゲイン
 
前半のトークに共感していた読者も、反感をいだいた読者も最後にひっくりかえされてしまいます。最後の矢口のつぶやきは、所在をなくしてしまった読者のために用意されたサービスです。作者さんは優しい方ですね。作者の術中にはまらない一番の方策は「読まない」ことですが、もちろん作者の手のひらで踊ることが一番の楽しみ方です。


29 裏
 
今回の再編に納得のいかない娘。たちをつんく♂が涙ながらに説得するのですが、これと並行する吉澤のサスペンスにひきつけられました。もらしてももらさなくても吉澤は不幸になってしまうのですから、涙を禁じえません。
 
189 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月29日(日)13時08分56秒
32 9/23 解体
 
文字通り、後藤が解体されます。「なんで?」とか疑問に思ってはいけません。作者の娘。に対する強い愛情が伝わってきます。後藤の卒業は悲しいことですが、それを糧に新しいモーニング娘。が育っていかなくてはいけないのですから。
 
 
35 それはお気の毒に
 
見落とされがちですが、奇数レスの視点が後藤で、偶数レスの視点が吉澤なんですね。このため読者ばかりか登場人物までもが混乱しています。終わりのほうでは時間の流れも不規則になり、不可解な論理も加わって、言いようもしれない不安につつまれました。自明の存在と思わされていた事柄が、ほんとに存在するものなのかどうか、ちょっと考えさえられました。
190 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月29日(日)13時57分37秒
35を読みたいのですが、どこにあるのですか?
可能ならURL晒して下さい。
191 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月29日(日)19時47分07秒
>>190
どうぞ。
http://m-seek.net/cgi-bin/read.cgi/white/1027523725/336-347
192 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月30日(月)02時49分15秒
12 狼なんか怖くない


まさに王道、後藤が卒業に際し、仲間への思いを再確認するリアル。
後藤が体験した非日常の出来事を生かし、彼女に上手く本音を語らせている。
その後、保田がネタをばらしたときに、後藤は仲間が自分を思ってくれていることを再確認するのだが、
このときの高橋、つまり後藤と余り仲のよくない者たちの使い方が素晴らしい。
後藤自身、仲のよい者たちの自分への思いはある程度理解しているだろう。
しかし、それだけでは『メンバーはもっと後藤の事を考えてくれてると思うよ』
という狼の言葉を後藤に納得させるのは難しい。
後藤が風邪で休んだというあの場面、後藤のことを本当に心配していたのは、事実を知らない高橋たちだ。
その事が後藤に、メンバーの思いを気付かせたのだ。
193 名前:感想というか。 投稿日:2002年09月30日(月)02時49分52秒
個人的には、「途方に暮れてぼんやり窓の外の曇り空を眺めていると お腹がぐぅ、と鳴った。」
というくだりが好き。
や、何故と言われても困るけど。深い意味はないです。
ただ、この物語の後藤を、一番ストレートに表現している気がした。

狼なんか怖くない、というタイトル。
もちろんストレートに、優しい狼だったよ、という意味も含まれていると思う。
しかし、この狼は、あくまで狼であって、限りなく解答に近いヒントは出されているが、狼以上ではない。
もしこの狼を、卒業したもの、または卒業という言葉に置き換えれば。
もしくは、この架空の狼という人物を作り出した、メンバーへのことを唄ったタイトルと考えるならば。
敢えて狼と表現したのは、見事だと思う。
194 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)22時59分57秒
順番ぐちゃぐちゃです。でも、だいたい読んだ順になってると思います。
 
01 卒業の意味
冒頭から引き込まれる文章のうまさと、シュールな雰囲気が何とも言えず良い感じ。
卒業を拒む後藤が……となってしまうというのが面白い。
おそらく卒業したくない一心でそうなってしまったんだろうな、と勝手に推測。
 
しかし、物事の顛末だけで共感できないというか伝わる部分が少ないというか、そんな感じが。
あと、個人的には吉澤よりも矢口のほうがこの役に適任かと。
吉澤も悪くないですけど。
195 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時00分39秒
02 ひとりぼっちのマヌーヴァ
飛行少女隊なお話。
空を飛ぶことにファンタジー的要素があるのかと思いきや、実は傭兵だったということで意外。
雰囲気もいいし、文章もまとまってていいと思う。
ちょっと専門用語が多いけど、その辺の匙具合は良いと思う。
 
けど、世界観というか時代設定に違和感が。
飛行機の描写がプロペラ機なので、朝鮮戦争より前だろう。
文中の雰囲気だとWW1とWW2の間だろうけど、無線機完備しているところはWW2後っぽい。
ラピュタとかナウシカみたいな独自の世界の話なのかな?
さらに重箱のスミだけど、エルロン切るって表現は使うのかな?
ま、マヌーヴァって言葉知らななかった香具師がいうことではないですな。
 
 
25 夢の原則
前半の後藤と吉澤の話がかみ合わない辺りはよかったけど、後半の饒舌な後藤に違和感。
いつもの”んぁ〜”キャラにしろとは言わないけど、吉澤よりも台詞多くてなんだかなぁ。
吉澤が後藤に惹かれる部分の心境の変化が今一つわからなかった。
よって、キス(未遂だけど)がとっても突飛な展開に感じた。
同様にその後の逃避行に出ようと持ちかけて、それに賛同するところも共感しずらい。
196 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時02分01秒
26 卒業試合
プロレスって全然わからないのですが、雰囲気は伝わってきたね。
”闘狂美人”には笑った。語り手は紺野でいいのかな。
独立した後藤は市井と組み、保田を引き抜き新団体結成…って勝手に想像してみたり。
ラストが湿っぽくなくて、現実に沿ったさわやかさを含み、単なるネタに終わってないのが好印象。
ネタ系では一番よかったかも。
 
 
27 新タンポポ物語
リーダーと主将と会長と代表戸締り役。このうちどの役職が一番偉いのでしょうか(笑
とりあえず、代表戸締まり役は下っ端だよな…ってなことはどうでもいいことですな。
新タンポポのオソロ1回目を聞く限り、この様子があながちウソに感じられないのが凄い(笑
石川はもとより、飯田さんの勘違い具合も素晴らしい。
タンポポの魅力はこの勘違いから生まれているのかと納得(ウソ)。
 
関係ないことだが、ユースケはミュージシャンとして学園祭ライブツアーをしていたことも記しておきたい。
197 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時03分27秒
28 タンポポウォーズ
新旧タンポポメンバーによる、例の会見前の一騒動。とはいえ、加護、新垣、柴田は出てこない。
飯田が立てこもり、矢口が説得に失敗。さて石川はどうする?となる。
ラストの飯田と石川の言い争い、そして暴走梨華ちゃんがよかった。
でも、飯田と矢口の企みが大人げないというかなんというか。
石川の本心を聞き出したいのなら大げさだし、本当にボイコットするには甘い計画だし。
ま、その辺は飯田さんだから、ってことでいいのかな(笑
198 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時04分07秒
29 裏
するのか、しないのかは別にして(矢口はしないらしいし)ネタかと思ったらシリアスな話だった。
今回の改編でどちらかというと勝ち組な吉澤が主人公なだけに、まだ救いがあるような気も。
これが矢口とか飯田だったらそれこそ目も当てられなかった、と胸をなで下ろす。
業界にはいろいろ裏があって、本人が言いたくても言えないことはあるんだろうな、とかわいそうになった。
吉澤はきっとこのストレスで肥大化し(略
前半(吉澤が我慢する)と、後半(つんくの表情を見てしまう)でポイントが異なっている。
これがお互いを打ち消しあってしまって、どちらが主題なのかわからなかったのがマイナス。
焦点を絞ってどちらかにするか、あるいは連携させた方がよかったと思う。
 
 
20 REVERSE
いちごま。ストーカー後藤とそれにおびえる市井、でいいのかな?
前半は現実、後半は市井が見ていた悪夢?なのでしょうか。
両方の後藤がリンクしずらいので読んでいてつらい。
某氏に言わせれば、読み手が決断しなければならないことなのだけど。
後藤の狂気に怯え、それを断ち切ろうとする市井の過程がもうちょっと書いてあればよかったかな。
199 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時04分45秒
30 赤い軍旗を掲げ
某スレ見ててみっちゃんの話はないのかと思ってたけど、ありましたね。
今回の改編で一番情報が少ないのがみっちゃんのハロプロ卒業じゃないかな。個人的には寂しい。
最近は単純に勝ち組負け組と分類することが多いけど、単に勝ち負けで評価できないものはたくさんある。
そんな、最近では忘れかけている大切な何かを思い出させてくれました。
細かいことだけど、平家の言葉使いにちょっと違和感があった。最近みっちゃんの声聴いてないからかも(笑。
 
 
24 DIVE
短くてサクッと読めていい感じ。
タイトルとシチュエーションから悲劇的な展開を予想したが、そうでなくて一安心。
ただ、先に屋上に行っていたのは後藤なのか保田かどっちなのだろうか。
1レス目からだと保田が先にいたように読める。
けれど8レス目では後藤のことを捜している保田、のような発言があるので…。
メンバー全員出てきてるけど、無理に全員しゃべらせてないところがいいかな。
200 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時05分16秒
23 アローン・アゲイン
飯田・保田・矢口によるバーでの会話、と思わせておいて収録だったというオチ。
前半の会話文のみの構成から、後半で地の文が入ってくるところに加えて、
特徴をつかんだ天野の台詞が、前後の落差を強く際立たせている。
今回の改編で本人達、特にこの3人(矢口はラジオがあるか)は意思表示をさせてもらえない方なので、
こんなふうに語らせてあげたいなと思った。事務所が止めるだろうけど。
 
 
22 タンポポの家
閉鎖で離ればなれになるタンポポ孤児院の話。
文章の扱い方が綺麗で、色とか臭いの状況描写、そして心理描写がよかった。
テンポや雰囲気も切なくていい感じ。ついでに、石黒まで(存在だけだけど)登場。
あとは紺野と新垣が揃えばフルコンプ…ってそういう問題ではなくて。
強いて言えば、花のタンポポだけでなく孤児院のタンポポも残して欲しかったな。
現実ではメンバー入れ替えなのだから。
201 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時05分52秒
21 幸・不幸
”卒業の意味”のような不条理な話。
とはいえ、実際に起きてもおかしくない物事で構成されている分、リアリティは段違いにこちらの方が高い。
幸せと不幸について吉澤が考えるくだりはありがちだけど、やっぱり考えさせられてしまう。
その結論が”言われたとおりに行動すればいいだけ”というのはちょっと悲しいけど。
今回の大改編がトータルで幸せになるのかどうかはわからない。
しかし、この話のように爆破予告や卒業の取り消しなくても、この世は充分に不条理だと思う。
 
 
19 おばあちゃん
矢口と保田が語り合う情景。
保田の年寄りキャラは浸透してるので、タイトルを見ただけで予想できてしまった。
辻加護が保田をからかうのではなく、同期の矢口と組ませたところがちょっとツボ。
こんな箸休め的な作品があるからこそ、短編集のバランスが取れるわけで悪くはない。
202 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時07分02秒
18 手紙 未来
後藤の目と耳と鼻の感覚を得た加護。んじゃ加護の肉体はどうなったのかと聞くのは野暮だね。
こういうのって大抵全部が入れ替わっちゃうのだけど、感覚の一部だけなのは新しいかも。
しかし入れ替わる時間軸が曖昧だったりして、話としてはむしろマイナスに感じた。
ミサンガのエピソードを重点にシンプルにまとめた方がよかったのではないかと思った。
手紙に気持ちを託すのは加護らしいけど、ファンクラブ云々のくだりがわかりにくい、というかわからない。
加護視点だけど関西弁じゃないのは議論のあるところではないかと。個人的にはアリだと思うが。
203 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時07分44秒
17 勝ち組
1レス目でシリアスなのかと思いきや、暴走高橋に振り回され、さらにそれに他のメンバーもという話。
簡単に勝ち組とかに分類するのは好きではないのだけど、この話だったら許せるかな。
矢口率いるキッズ軍団が勝ち組になれるかどうかはわからないけど。
作者が書きたかったことは何となく伝わってきたけど、それでも1レス目が浮いている感じ。
オチへの伏線なら弱いし、シリアスな意味だったら全体に漂う雰囲気が間違っている。
矢口と新垣は相性良さそうなので、2人の組むところは純粋に見てみたいけど。
 
 
16 頑張りやさんのモノローグ
とつとつと綴っていくあたりに、紺野らしさがにじみ出ていてよろしいかと。
”手紙 未来”でも出てきたけど、ミュージカルは3部構成らしいってことくらいしか知らないっす。
見ておいたほうがいいのかな?とか思った。
閑話休題。
紺野の背中を押す辻ってのが何とも。わからないわけではないけど、違和感アリ。
特に”おかげでした”で”モジ辻”なんか見た後だからだろうか、
そんなところに気回らないだろ、と突っ込んでみたり。
204 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時08分32秒
15 イノセントワールド
今回の改編で最大の犠牲者である矢口を、同じく犠牲者の飯田の視点で描いた話。
飯田を通しているからか、16や22レス目のようなシーンが効果的に収まっている。
ラジオ放送のくだりはリアリティがあって、クライマックスのシーンが際立っている。
それらの効果によって、矢口の悲壮感と飯田の諦めに近い達観がしみ出ていてちょっとジンときた。
とはいえ、日付が2カ所に入っているところに違和感。
特にラストでライブの場面に戻るところが強く感じた。
中澤のライブの場面にも入れるか、でなければ日付でなく記号などで区切ったほうが自然かと。
 
 
10 私と彼女の未来日記
個人的には某番組の某日記企画って大嫌いなのですが、それとは切り離して読みました。
えと、石川と後藤のキスシーンってありましたっけ?ハロモニのコントかな。
石川が後藤に惹かれていく過程がもうちょっとあるといいかも、と思った。
ラストの未来の自分へ問いかける日記のところは情感があってよかった。
某企画もこれくらいライトならば…って関係ないですな。
”原宿で”の元ネタはわかるけど、こだわらなくてもよかったかな、と。
ま、合い言葉みたいなものだろうか。
205 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時09分47秒
09 サンクチュアリ
新生プッチの特訓合宿に引っぱり出される小川の話。
3レス目の”保田ム後藤ム吉澤”や、最後の”「”が残っているところなど、推敲不足を感じる。
マカーだから文字化けしたのかな?。でも”「”は文字化けじゃないだろうし。
小川の視点で終始話が進むが、18レス目だけ後藤になっているのがすごく違和感。
始めは視点変わってるの気づかなくて人称が変だから読み飛ばしたのかと思った。
違和感といえば、合宿そのものもなんか変。
夏休みでこき使うと始めに言っておきながら、週末に2日間ものオフがあるというスケジュール…。
それはまあいいとしても、合宿に市井が来てアヤカが来ない(呼ばない?)という不思議さ。
村八分にされてかわいそうなアヤカ。一番ヒマそうなのに(爆。
全体的にも、作者の伝えたいことがいまいちわかりませんでした。
206 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時10分18秒
08 ただただ真っ直ぐに
作者が削除依頼を出し、被投票権も放棄したという曰く付きの作品。
曰く”読んだ方が不快になるような、この企画にはそぐわない”とのことですが、
私は不快にはならなかったし、そぐわないとも思いませんでした。
ただ、後藤と吉澤と中澤の関係が(レイプ云々とか)わからないので話全体がわかりませんでした。
風の噂では、白のフリー短編集にこれの前に相当する話があるらしいと聞いたけど、どうなんでしょうか。
個人的には、短編バトルに出すからには、単体で完結していなければならないとは思うのですが。
 
 
07 なつのおわり
タイトルから伝わってくる寂寥感を上手く作品に取り込んでいると思う。
加えてそれだけでなく前向きな締めに持っていっているのも好感。
重箱のスミだけど、”◇”がいっぱいで場面変化しているところと(2と24レス目)、
空白で変えているところ(10と19レス目)が混在しているのが気になった。
統一するべきとは言わないけど、似た方法を取った方がいいような気がする。
というか、他にも変化しているところがあるから…。うーん、難しい。
207 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時11分06秒
06 クライ・ベイビー!クライ・ベイビー!
後藤の影に隠れてしまいそうな保田。しかし見ている人物はきちんといた、みたいな話。
実際、先のことになっている保田の卒業は忘れられているような気もするし。
当事者達はどうかわからないけど、組織としては後藤より保田の方が影響大きいのではと勝手に思ってみる。
雰囲気としては保田らしさが出ていて良かった。
石川とともに泣くシーンなんかはそれらしい。モーニング商事だけれども。
 
 
05 屋上とごとーさんと風と
加護か慕う後藤の卒業を知って…な話。
何となく、後藤を市井、加護を後藤に置き換えても成立しそう。それぞれの関係が似ているのは知っているけど。
”手紙 未来”とは違って加護の考えが関西弁で表されている。
どちらかというと、やはりこちらが”らしい”ね、やっぱり。
後藤と加護が仲がいいのは知ってるけど、どうもこういうのをイメージできないのは自分だけだろうか。
やはりいちごまのイメージが強いのか、それとも単に自分が知らないだけなのか。
うーん。屋上とか風とか良い要素は揃ってるんだけど。
208 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時12分18秒
04 走れ!タンポポ
タンポポという競走馬を取り巻く人間模様。
きっと、元の担当調教師が石黒って人で、加護の後を継いだのが紺野と新垣なんだろうね、多分。
競走馬としてのタンポポが続く分だけ、”タンポポの家”よりかは好みかな。
雰囲気とか違うので単純に比較できないけど。
もう少し現実の人物にキャラが投影されていると良かったかな。
タンポポに強い思い入れがあるのは飯田だけじゃないだろうから。
 
 
03 ダンデライオン・ハート。
おそらく、2期タンポポ最後のオソロ収録を想定した話。
とはいえ、実際とは異なり石川欠席なのが何とも。違う番組なのかな?
タンポポの魂をは石川にも引き継がれていると思うのだけど。
なぜ作者が石川をハブにしたのかを小一時間問い詰めたい(笑。
そこに作者の伝えたいことが隠れているような気がする。
このあたり、カムアウトやチャットで伺いたいところだ。
209 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時12分57秒
33 いねむり
全編に漂うほのぼの感が素敵。
”牛乳コンプレックス部”とか”パズル部”とするセンスも結構好き。
中澤が噛んでいるところや、二段オチになっているとこなど、良く考えてあると思う。
何となく、深夜枠でラジオドラマにして聴きたいですな。
だた、今回のテーマに沿っているかというと…ま、いいか(笑
 
 
34 矢口リターンズ!痛快!子供帝国の逆襲!!
個人的には”勝ち組”にこのタイトルを付けたい気分(笑。
えと、ハロプロキッズなんて存在すら忘れていたのですが…。
加えて、ビューティフル・マインドもナッシュの理論もわからない。
…どうすればいいのだろうか。
全体に無駄が多いというか、もうちょっと締まりのある感じにして欲しかった。
規定内の分量だから問題はないのだけれど。
個人的には、キッズには娘。本体以上にどす黒いものを感じるのですが。
210 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時13分38秒
12 狼なんか怖くない
狼に拉致監禁される後藤。翌日無事に解放されるが、果たして…。
”見た感じ小柄な”で狼が誰なのか察しがついたが、それでも面白かった。
事務所のことを会社と表記しているところがいくつかあって、そこに違和感。
卒業特番のラストでゲストと対面した後藤から類推するに、この話のようなこともありえるかな、と。
とりあえず、最後まで誰なのか明記しなかったのには拍手。
 
 
13 誰もいない部屋
今回は人死に少ないね、ということで後藤の亡霊と最後の別れをする保田な話。
サクサク進んで、読みやすい。空白や改行の使い方も綺麗で、いい雰囲気を作り出している。
人死にで話に重みを付けようとするのは好きじゃないけど、これは許容範囲かな。
始めのシーン、後藤はチャイム鳴らしてから、ドアあけないで部屋に入ってきたのかなとか(笑。
後藤と市井の関係や、後藤がどうしてそうなったのかという顛末があるとよかったかも。
が、そんなの書いたらせっかくの雰囲気が台無しになっちゃうね。
これはこのままで十分な完成度を持っています。
211 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時14分10秒
14 時間
不条理もの。後藤の願いが叶うも…。
”卒業の意味”よりも救いが無くていたたまれない結末。
無用な願いはするなということなのだろうか。
これも作者の意図が読めない作品。
独創的といえばかなり独創的な作品ではあるのだけれど。
 
 
11 エルタンポポパサー
始めは競走馬の名前かと思った(汗。しかしいまだにタイトルの本意がわからないのはヒミツ。
元祖タンポポの要とも言える石黒を深く描いたのはこれだけですね。
タンポポ自体にあまり思い入れがないので何とも言えませんが。
なんだかんだ言って飯田や矢口はもう重鎮の域に達しているのだな、と。
ユニットなんか組まなくても、じゅうぶんに魅力的だよ、と励ましてあげたい。
212 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時14分46秒
31 なみだ
リーダーとして頑張る飯田の話。
飯田に言葉をかけるのが矢口や安倍などでなく、後藤という意外なキャスティング。
それが逆に良かったかな。文章も雰囲気や表現もいい感じでした。
実際、今回の改編における飯田の反応は自分の予想を違うものでした。
それがリーダーとして成長した証なのか、あるいは虚勢を張っているだけなのかはわからないけど、
自分の目にはとても好意的に映り、飯田をさらに好きになったのですが、…関係ないですね。
 
 
32 9/23 解体
これ飯田の間違えじゃないの、なんて言ってみたり(笑
市井がそうなら福田や石黒ももしや…なのか?
似た文章を繰り返すことで生まれるリズム感が、絶妙な無情感を演出している。
どこまでも突き進んでいく娘。の不条理さを、メンバーをロボットにすることによって、
逆に強く際立たせることに成功している、と思う。
213 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時17分22秒
ええと、これで全部だと思います。35を除いて(笑。
落ちや読み違いなどがあったら、それは自分の読解力の無さということで。
ここに書いたことは自分が文責を持ちます。捨てハンだけれども。
 
個人的には今回のテーマは難しいから、数少ないだろうなぁとタカをくくっておりまして。
ふたを開けたら34作品+αという予想を裏切る数に圧倒されました。
それも、みな完成度が高くて読んで感想を書くのにかなり手間がかかってしまいました。
なんか今回はタンポポ、そして飯田と矢口が多かったなぁ、と。
後藤も多いのだけど、印象としてはタンポポ一色って感じでした。
5期も増えている反面、前回出た藤本や松浦はいずこへ……。
214 名前:名無し大根 投稿日:2002年09月30日(月)23時18分17秒
それから、作品の内容には関係ないことをいくつか。
今回初めて企画板を使ったわけですが、今までと感じが違うなと。
いい面は投稿の順番による影響が小さくなったこと。
悪い面はローカルに保存するときファイルが多くなり、手軽に読めないこと。
あくまで個人的な意見なのですが、いい面の方が大きいと思うので、
これからも企画板を使っていけばいいと思います。
登録スレとか、申請時の容量とか再考の余地はありますけど。
 
 
最後に、楽しいひとときを過ごさせていただきありがとうでした。
短編集に関わった人に感謝x2、そして幸あれ。
 
もちろん、娘。と後藤にも、ね。
215 名前:「ただただ真っ直ぐに」書いたアフォ 投稿日:2002年10月01日(火)01時41分09秒
支配人さん、顎さん、他の作者さん、読者さん、お疲れ様でした。
今回も勉強させていただきました。
しかし今回は、本当に申し訳ありませんでした。
後藤卒業コンペで「後藤なんていらない」発言はするわ、削除依頼は出すわ。
一人で勝手に大暴れして、大変反省しています。

この作品、当初は出すつもりはありませんでした。
ところが、前の作品「なつのおわり」のよすぃがあまりにいい人だったことにカチンと来てしまい(作者さん申し訳)
そんなら黒いよすぃ出してやろうじゃないかという勢いで、一時間程度で仕上げたものを投稿してしまったのです。
しかも、感想でも言われてましたが、白の短編スレの流れを受け継いだ話になってますので、短編集の規約も守っていない始末で…。
話的には問題ないんじゃないかと言う意見も頂きましたが、やはり削除依頼はするべきだったと思っています。

しかし混乱させてしまい申し訳ありませんでした。
216 名前:「エルタンポポパサー」も書きました。 投稿日:2002年10月01日(火)01時46分18秒
そしてもう一つ、あらかじめ投稿する予定だった作品も、迷いましたが投稿しました。

これは、何だか嬉しい感想ばかりいただけて大変喜んでおります。
どこでも指摘された「慰める」につきましては、矢口ではなく、作者が「慰める」=ソレと言う知識しか持っていないからです。
何せ実体験がな(略
ですので、これはもういかんともしがたく。
やはり自分には万人受けする話はかけないようです。
217 名前:「エルタンポポパサー」も書きました。 投稿日:2002年10月01日(火)01時49分46秒
最後にカミングアウト。
前回は「青信号の先には」を書きました。
それと、紫で「シングルブルー」というなかよしオンリーのスレの立てさせていただきました。
ちょっとひねた話ばっかりになりそうですが、なかよし嫌いじゃないという方は一度覗いて見て下さい。
そして、素晴しいなかよしを読ませてください(w

最後に改めて、今回は一人で大暴れして、誠に申し訳ありませんでした。
218 名前:「赤い軍旗を掲げ」を書きました。 投稿日:2002年10月01日(火)03時02分37秒
運営陣の皆さん、感想等含め参加者のみなさん、お疲れ様でした。

ただ何も考えず、「平家さん頑張って」と叫んでみました。
自己満のみの話に投票や感想を下さった方々、本当にありがとうございました。
自分的にはかなり嬉しい感想ばかりです。
話自体よりもMVPで票を頂いたのも、キャラ立ちできたみたいで嬉しいです。(w

森板にてcocktailsという微妙なテンションのバーを開いております。(違
もしも気が向きましたら、お立ち寄りください。それでは失礼します。
219 名前:「裏」を書きました。 投稿日:2002年10月01日(火)04時04分15秒
黄板で「ノーリアクション」「モアリアクション」というエロ小説を書いています。
前回は「おだんごあたま」を書きました。
うわさの姫子といいます。
http://www.globetown.net/~yossiy/

今回はテーマが難しくて何も思い浮かばず、投稿はやめようかなと思ったんですが、22日のごちん卒業SPのごちんの卒業が発表されたときの映像を見てたらむくむくと浮かんできたので思いつきで書いてみました。
時間もなかったので、一晩で書き上げて殆ど推敲もしないで投稿したので、前半の展開がスリルがあってよかったと言っていただけたのは、多分自分が焦って勢いで書いていたからだと思います。
220 名前:「裏」を書きました。 投稿日:2002年10月01日(火)04時05分37秒
矢口のANNの「つんくさんを責めないで」発言を聞いたのが引っかかっていて、「責めないで」ということは今回の改編が「責められるようなこと」だと、矢口が思ってるのが面白いなぁと思いました。それでも矢口や飯田が(今回の改編でいちばんわりを食ったのはこの二人だと思うので)やたら前向きなのが不思議で。うまく説き伏せられたんだろうなぁとか。でも、よく考えたら彼女達みたいなハタチそこそこの小娘を丸め込むなんて簡単なんだろうなぁと。
それで、「おいおい、お前たち絶対騙されてるよ!」みたいな気持ちで書きました。

今回の作品はテーマがリアルすぎて、娘。小説というよりも私自身の考えを書きなぐったもののような気がしていたので、ひょっとして小説になってないんじゃないかと心配していたのですが、たくさんの方に感想を頂き、また投票して頂き、本当に嬉しかったです。
221 名前:「裏」を書きました。 投稿日:2002年10月01日(火)04時07分28秒
どうやら自分が思っている以上に「うんこをガマンする吉澤」のインパクトが強かったらしく、後半、特にオチが弱いとのことでしたが、実は書きたかったのは「娘。を丸め込んでニヤリとするつんく」だったので、そのシーンが終わったあと、唐突に話をきるわけにもいかず、割とむりやりこじつけたラストでした。だから、感想書きさんに言われた「知ることと知らないこととどちらが幸せか」みたいな深いことは全然考えていませんでした。なりゆきであんなラストに。

それにしても、シリアスな話のつもりで書いたのに「笑った」という感想には驚いたなぁ。

関係者のみなさん。読者のみなさん。感想書きで盛り上げてくれた名無しチャットにいた方たちどうもありがとう。
222 名前:名無しさん 投稿日:2002年10月01日(火)11時03分02秒
頑張りやさんのモノローグを書きました。

管理人さん、支配人さん、投票してくれた方、感想くれた方、ありがとうございました。
丁寧な感想を下さった方、本当にありがとうございました。
自スレの気分転換に書いたものなので、恐縮です。

某有名作者さんに間違われているようなので、カミングアウトだけしておきます。
前回は「ホントのキモチ」を書きました。

紺野さんには頑張ってもらいたいものです。
後藤さん、お疲れ様でした。

ありがとうございました。
223 名前:感想というか。 投稿日:2002年10月01日(火)18時24分31秒
13 誰もいない部屋


保田卒業、あるいは、後藤卒業までも絡めたアンリアル。
この作品を語るとき、後藤の存在、という大きな謎が常に付きまとう。
しかし、その謎解きの消化不良すらもこの作品を味付けするプラス材料となっている。

個人的には、「後藤のこと、忘れないでね」という台詞が好き。
もしもこの後藤が、ごっちんと同一人物で、このときに既に死んでいたのなら、
この台詞のもつ意味はとてつもなく大きい。
死者とは、思い出でしかつながっていられないのだから。

二人が出て行った部屋には、誰もいなくなった。
もしくは、初めから誰もいなかったのか。
その謎は、作者にしかわからない。
小説として出た以上、作者ですらもう彼女達の世界には踏み込めないのだ。
224 名前:感想というか。 投稿日:2002年10月01日(火)18時25分34秒
横槍スマソ
気にしないで、カミングアウトどんどんしちゃってください。
225 名前:感想というか。 投稿日:2002年10月01日(火)19時10分43秒
14 時間


「時間」という概念を巧みに使い後藤卒業を記したリアル。
衝撃の展開。時間の進みが遅くなる後半に行くにしたがって、
物語のスピードが上がっていく構成は圧巻だった。

個人的には、「その日、ついに最後まで彼女が現れることはなかった。」という冒頭が好き。
これほど衝撃的な文章にも関わらず、最初に目に入れたときはさほど気にしなかった。
しかし、全てが終わった後に見返すと、まさに時間を逆行してこの言葉が響いた。

出だしにも書いたとおり、この物語では時間の概念を非常に多く、そして上手く使っている。
本題と思われる、後藤と周りとの時間のずれ。
ラストから冒頭にまで敢えて時間をさかのぼらせる手法。
そして、視点の変化に伴い、めまぐるしく行き交う時間軸。
初めはたった二文字のタイトルだと印象のなさを危惧していたが、そのたった二文字は何処までも深い。
226 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年10月01日(火)19時27分26秒
16.頑張りやさんのモノローグ
いくつか気になったとこだけ。
少しきつめの意見ですが、あくまで個人の意見ですので気にしないで下さい。
「◇」は普通、場面や状況が突然変わる場合に用いますよね。
ようするに、上記と下記を分けるために用いる。
であれば、「でも、」(>4)や「そんな想いで」(>10)で文章が始まるのはおかしい。
何が言いたいかというと「◇」いらない。逆に読みにくいです。自分は。
それと末尾を「て」で終わらせる文が多いのですが、どうも紺野のイメージに合いません。
はっきりとですます調でも良かったと思います。
それと、文中の何処を読んでも感張りやさんだと感じる部分がありませんでした。
殆どの台詞が後ろ向きで、やらされてるように感じました。
特に、隅のポジションに憤りを感じながらも甘んじ、大役を任されるとしり込みする。
紺野らしいですけど随所に違和感がありました。
ここまで言ってなんですが、素直に面白かったです。いや、ほんとです。
227 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年10月01日(火)19時28分11秒
17.勝ち組
1レス目は矢口視点で、2レス目以降が新垣の視点ですね。
はっきり言って邪魔です、1レス目。混乱を招くだけです。
それと、1レス目の最後の1行は明らかに不自然です。
あの書き方だと、2レス目以降に五期メン加入当時の話が始まると思うじゃないですか。
ですが、実際には後藤卒業後の話です。明らかに不自然です。
もしかしてわざとですか?だとしたら大した策士ですね(w
それと、所々に台詞のみで状況を説明しようと試みていますが、
それでは説明不足となり現状を正しく把握する事が困難です。
そのため、所々で ”ん?” と考えさせられてしまいます。
言い方を変えれば、スムーズに読めません。
それも勢いで読めばネタとして楽しめますが、
しっかり読もうとすると状況の変化について行けなくなります。
それと、辻が泣き出すシーンも不自然です。
動機がお菓子をキッズに取られたじゃ弱すぎます。そこまで子供じゃありません。
この場合、お菓子を辻の前で美味しそうに食べ、安倍が辻を煽る必要が在ります。
そこまでしないと、この場面は生きてこないでしょう。もったいない。
228 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年10月01日(火)19時29分14秒
(勝ち組のつづき)

また、未だにどう扱っていいキッズをファンネルの如く扱う勇気は素直に称賛しますが、
キッズの一人(誰だか分からないけど)をイナゴに例えただけというのはあまりにもお粗末です。
しかも直ぐには意味がわかりませんでした。こういう所こそ説明が欲しいです。
もっとキッズの一人か二人に焦点を絞って頭脳プレイなり暴走プレイをさせるべきでした。
そうする事で、キッズ全体の存在感のようなものが生まれます。作者は求めていないでしょうけど。
それと矢口の行動の動機が弱すぎます。
そもそも、お菓子争奪ゲームは紺野が考えた勝負方法であり、決して天下を取るには繋がりません。
そこをどう勘違いしたのか、その辺の説明が欲しかったですね。
他にも突込みどころは多数ありますが、ネタに突っ込んでも寒いだけなので止めます。
ここまで散々書きましたが、非常にレベルの高い作品です。
ただ惜しむらくは最後のレスに『終わり』若しくは『END』などの
終わりを示すレスが抜けている事ですね。
それさえあれば、上位に入ってもおかしくない作品でした。
229 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年10月01日(火)19時30分08秒
18.手紙 未来
かなり好きな作品です。たぶん、唯一泣きそうになった。
ある日、突然加護は後藤の一部を共有する。
本当に未来から精神だけ過去へと遡り、後藤の精神に潜り込んだのか。
あるいはほんの一時見た夢だったのだろうか。
ですが、そんな事はどうでもいい。それくらい好き。
でも、夢の方でしょうね。
根拠は、描かれている後藤の行動が全て予測の範囲内であること。
つまり、ごっちんだったらこうだろうな。と思えるレベルである。
そして、ごっちん以外が登場する場面は必ず加護がいる、
あるいは、いると思える場面ばかりである事。
つまり、加護が事実として当然知っている出来事ばかりであるという事です。
そういった記憶が意識を失った僅かな間にフラッシュバックして
加護がもっとも知りたかった都合の良い夢を見た、あるいは見せた。と言う事だと思います。
230 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年10月01日(火)19時30分55秒
(手紙 未来のつづき)

この作品で一番評価しているのは、過去へと遡った加護を空気のように扱っている事です。
余計な主観を交えず、ただ、在りのままを淡々と語る加護。
そのため自然と物語に入っていけます。
まるで加護といっしょに後藤の視点から彼女たちを眺めている、そんな気にさせられます。
しかも、時間が進むにつれ、まるで記憶を取り戻すかのように主観が混じってきます。
それによって、少しづつ現実に引き戻される。まるで夢から覚めてゆくように。
見事ですね。もし狙っていたとしたら大したものです。

ただ、残念なのは最後の手紙ですね。
必要だったのかさえ疑問に思います。
特に「愛してる。」はなんか興醒めしました。
それと「〜より」を二つも書くなと言いたい。加護に。
それさえ……それさえなければぁ……。
231 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年10月01日(火)19時31分42秒
19.おばあちゃん
いい話なんだけどそれ止まり。
こういう短い話こそ何かインパクトが必要です。
それはネタだとか、オチがどうとか言う事(それもあるけど)ではなく、
例えば素晴らしい文章を書くとか、心に染みる一言を言わせるなど、
何でもいいので「おぉ!」と思わせるものがないと何とも言えない。
232 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年10月01日(火)19時32分25秒
20.REVERSE
面白いんだけど何かが足りない。
短編にするには難しいのかも、中編ぐらいが丁度いいかな?
要約すると、メールを見た市井は後藤を殺害する事を決断する。
そして後藤は刺されて昏睡状態に陥る。
夢の中で後藤は様々な過去を繰り返し、何故こうなったのかその理由、
あるいは回避する為の対処方法を模索する。
一方市井は現実を否定する為に自分の都合に良い理屈をこねる。
多分作者が言いたかった事はその屁理屈にあるのかな?
一般での考えかただと、「過去」―「現在」<「未来」ですね。
市井の場合は「過去」―「現在」―「未来」、
もしくは「過去」>「現在」―「未来」となるのか…。
言いたい事は分かるけど、いまいちピンと来ませんな。
そもそも過去って何ですか?どこからどこまでが現在?
まだ決められていない未来を変えると表現する事自体おかしい。
233 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年10月01日(火)19時33分11秒
21.幸・不幸
はい、この世はとても不条理です。
おしまい。
…と言うわけにもいかないのでもう少し。
今回唯一の辻加護もの。
幸、不幸の定義なんて人によって違うんだから気にすること自体が間違い。
問題は、どうやって世間を納得させてハロプロ改革を白紙にもどすか。
いちばん簡単なのは、山崎を名誉会長にすること。
234 名前:いっちょ感想でも書いてみようか。 投稿日:2002年10月01日(火)19時34分40秒
22.タンポポの家
非常にクオリティの高い作品。
タンポポの家のタンポポは風に乗って飛んでいってしまった。
それと同時に4人は離れ離れになる。
しかし、その種子は風に乗って4人の元にも運ばれる。
離れ離れになるがタンポポという絆によって強く結ばれる。
もちろんそれは、石川の新しい居場所にも届き、しっかりとその根を生やす。
以前とは違う環境で咲き誇るタンポポにも、孤児院のタンポポはしっかりと根付いている。
そんな話だと解釈した。
タンポポの家を一つの枠と考えると、石川だけが家に残り、3人が新しく入る方がしっくりくる。
ですが、タンポポの家を飯田、矢口、加護、石川の4人がそろった場所だと考えると、
4人がいたタンポポの家はなくなるけど、新しい住処(タンポポの家)で新しい生活(活動)が始まる。
そこには当然、新しい仲間がいるわけですね。
…うーん。納得意かない。
それならなんでタンポポの家に石黒だすかなぁ。
どうせなら徹底して欲しかった。初期→二期→三期で、方向性もそのスタイルも違うのだから。
作者の中ではタンポポ=石黒なのかなぁ?文中にそんな記述あるし…。
235 名前:イノセントワールド書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)19時51分32秒
川o・-・) <「イノセントワールド」はどんな話なんですか?
川 ゜〜゜)‖<一言で言うと圭織がパラレルワールドに行ちゃう話なの。

川o・-・) <矢口さんも出演なさってますよね。
川 ゜〜゜)‖<うん。最初ね、圭織と矢口は裕ちゃんのコンサートに行くの。
       そこで、裕ちゃんの歌う、中島みゆきさんの『世情』のイントロが引き金になって
       わたしは現実世界(リアルワールド)から理想社会(イノセントワールド)に迷い込んで、
       もうひとつの8月1日の矢口のANNを体験するの。

川o・-・) <レスで言うと、1がリアルの世界。
       2−15がリアル/イノセント共通。
       16−23がイノセントの世界にいるということですよね。
       リアルワールドとイノセントワールドの意味するところは結局は何なんでしょう?
川 ゜〜゜)‖<いい質問ね。“裸の王様”って知ってる?
236 名前:イノセントワールド書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)19時54分07秒
川o・-・) <はい、知ってますが・・・。
川 ゜〜゜)‖<つまりね、裸の王様を見て、「すばらしい服です」って
      誉めはやした大人達が属するのがリアルワールドなの。
      現実や妥協、大人の知恵ってわけね。
      そして、「王様は裸だ。」って叫んだ子供が属しているのは
       イノセントワールド。
       無邪気で思ったことをすぐ口に出す、ある意味“
       子供な世界”ってわけ。

川o・-・) <じゃあ、イノセントワールドにはネガティブな意味もあると。
川 ゜〜゜)‖<そうね。物事には全て多面性があるから、
      正しい事は必ずしもみんなを幸せにはしないよ。
      「王様は裸だ。」って叫んだ子供の、その後はどうなった
      かしら?
      たぶん周りの大人は無視したんじゃないかな。
      そんな分かり切ったことを得意気に言うなよって。
       最悪、その子は捕まえられて死刑になったかもしれない。
       「よく言った」とほめられるのはおとぎ話の中だけだよ。

237 名前:イノセントワールド書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)19時55分24秒
川o・-・) <理想は絵空事で、リアルワールドが現実だよという
      “あきらめ”ですか?
川 ゜〜゜)‖<いや。そういうわけでも無いのが、この話なのね。
       リアルワールドとイノセントワールドを行き来して、
       結局、矢口は向こうの世界に行ってしまっちゃったし。
       その2つの世界の間の理屈じゃ割り切れない葛藤がこの話
       のメインテーマなんだ。

川o・-・) <結局は理想は現実に負けてしまうということですか?
川 ゜〜゜)‖<いや、また裸の王様の話に戻るけど、
      王様は人を疑うことを知らない善良な王様だからこそ、
      簡単に詐欺師にだまされたと考えられないかな。
      そして、大人の市民は、それを分かっているから、
       嘘と知りながら「すばらしい服です。」と
       褒めそやしたのかも知れないよ。
      そこで“正しい事を言う”ことが本当に正しいのかな?
      “綺麗は汚い。汚いは綺麗”
      正しいか正しくないかは、後になってみないと分からないよ。
238 名前:イノセントワールド書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)19時57分17秒
川o・-・) <「矢口。矢口。矢口。」って言葉が3カ所出てきますが、
       それぞれの意味するものはなんですか?
川 ゜〜゜)‖<最初は、リアルワールドでのコンサート会場にいる
       矢口へ向けてのヲタ的な呼びかけ。
       2番目は、リアルとイノセントの狭間にいる圭織が
       イノセントへ押し出される最後の瞬間に
       ぽんって背中を押したって感じかな。
       3番目はイノセントワールドではアボーソされた矢口を
       悼んでのファンの悲痛な叫びね。
       特に3番目は作者はシュプレヒコールという言葉を
       わざわざ使って抗議の意味を強めてるよね。
       それぞれ意味が違うんだ。

239 名前:イノセントワールド書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)20時00分49秒
川o・-・) <矢口さんの主張は作者の代弁ですか?
川 ゜〜゜)‖<うーん微妙だな。作者もこういう話が成立できるのは、
       パラレルワールドの形を取るしかないって事は
       分かっているから。
       半分は本気。半分は創作って所だと思うよ。
       それから、ストレートに主張するのが恥ずかしいから
       “ある仕掛け”を施して、これはパロディーですよって
       暗に言ってるわけだし。
       もっとも、元ネタを知らない人が多くてあまり効果なかった
       みたいだけど。

       でも、圭織的には、こういう長渕剛的な青春の汗臭い
       主張はキライだな。
     
(〜^◇^〜)<俺達は腐ったミカンじゃねぇ!!!
240 名前:イノセントワールド書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)20時02分56秒
川o・-・) <矢口さん。戻ってこれたんですか?
      そんなことを絶叫しなくても、元ネタは“金八先生”だって
      分かってもらえますよ。
      “テレビドラマみたいの矢口さんのセリフ”“放送室占拠”
      “ミカン”“中島みゆきさんの『世情』”
      すべては暗示してます。完璧です。
( TDT) <らって、分かってもらえなかったんだもん。
      
从 ~∀~ 从<しゃあないな。中澤もリアルタイムで見てないけど解説するわ。
      20年くらい昔や。金八先生のあるシリーズの
      最終回やったかな。
      教頭が「ミカン箱に腐ったミカンがひとつあると、
      周りのミカンまで腐ってしまう。」とゆうてな、
      加藤君やったと思うけど、ちょっとグレた学生が卒業式に
      参加するのを禁止したんや。
241 名前:イノセントワールド書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)20時05分07秒
~∀~ 从<それで加藤君は卒業式当日に学校の放送室を占拠して
      「俺達は腐ったミカンじゃねぇ。」ってプロテストするんや。
      でも駆けつけた機動隊に連行されてしまうんや。
      権力には勝てないちゅう現実を子供心にも感じたな。
川o・-・) <リアルタイムでは見てないけど、子供心に感じたと。
      しかし、そのまんまですね。
从 ~∀~ 从<余計なこと言わんでいい。
     で、連行される場面のバックに流れるのが、みゆきさんの
     『世情』だったんや。
     中澤も、プロテストの気持ちを込めて、
     コンサートでマジ歌わしてもらったわ。
242 名前:イノセントワールド書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)20時07分01秒
川o・-・) <ここからは読者さんのおたより紹介のコーナー。
      一通目は、“矢口さんの主張の部分が読みにくい。”です。
(〜^◇^〜)<しゃあないじゃん。
      作者はオイラのテンパった気持ちを表現するために、
      わざと文字を詰める表現をしたわけだし。
      いつ、タイーホされちゃうか、どこまで言えるか、
      そんな不安な気持ちの表れだって取ってよ。
243 名前:イノセントワールド書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)20時08分54秒
川o・-・) <二通目は“文中に日付が入っているは違和感がある”です。
(〜^◇^〜)<ゴメン。何度読んでも、このお便りが良く理解できないよ〜。
      だって、7/28、8/1は史実でしょう(細かい会話は創作だけど)。
      動かしようがないし。
     それから、時系列的にはレス1とレス22,23は連続していて、
     何故オイラが座席から消えたのかという理由が過去に遡って
     述べられているのが、
      その間の文章なんだよな。
      つまり、現在ム過去ム現在という作品構造になっている以上、
      日付を入れて過去ですって示すしかないじゃん。
      オイラ達の行った裕ちゃんのコンサートは8月下旬
      というのは既知だと思うけどな〜。
244 名前:イノセントワールド書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)20時10分49秒
川o・-・) <三通目は“政治を語りすぎている”
      “政治を語るなら安部公房みたいに書いて欲しい”
       ということですが。
(〜^◇^〜)<どこが政治を語ってるんだよ〜。
      ひょっとしてシュプレヒコールって単語に反応しちゃた?
      中島みゆきの歌詞に反応されてもなぁ。
川o・-・) <シュプレヒコールって政治的なメッセージを
      みんなで声を合わせて叫ぶという事ですよね。
      団塊の世代?用語。
(〜^◇^〜)<それから安部公房って何だよ。
      いまどき、そんな辛気くさい前衛作家の小説を読んでいる
      香具師はいねーぞ。
      娘。小説で実験小説を書けってか?
      純文学・団塊世代ヲタ、キモッ!!
245 名前:イノセントワールド書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)20時12分28秒
 `.∀´)<そんなことばっかり言うと、
       また悪口サイトにアンチ投稿が殺到するぞ。
(((((〜T◇T〜))))<コワイヨ。コワイヨ。ワルグチガイッパイダヨ。
          鬱ダ氏ノウ。

川o・-・) ノ<矢口さんが壊れちゃったので、次の方どうぞ〜。
246 名前:サンクチュアリも書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)20時15分08秒
次書きます(W
初めに告白しときます。「イノセントワールド」も書きました。
某外スレの大胆予想は見事的中。見破られました。

サンクチュアリ=聖域=ユートピア=No Where
がこの話のテーマです。どこにもないかも知れないけれど、有るといいなという世界(別名、作者の脳内妄想)。イノセントが正しいことを言ってしまったために芸能界からアボーソされた矢口のデストピア物なら、サンクチュアリは少女達の演じるユートピア・不可侵な聖域ということになります。裏と表。月と太陽。陰と陽。

たぶん、今回の短編バトルのメインは別れを惜しむとか、事務所の対応を批判するとか、ある意味ダウナーな話が多いだろうなと予想していたので、徹底的に前向きな話を書いてみようと思いました。
しかし、読者さんには受けなかったな〜。
247 名前:サンクチュアリも書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)20時16分22秒
でも、自分が思うに、現状維持のままでは緩慢な死を迎えて、いつの間にかマスコミにも取り上げられることもなく解散の日がやってくるだけだと思うけどなぁ。ここは一発、4期5期にユニットの主導権を渡してみて成長を促進して、娘。本体に還元するという事務所の政策は悪くないと思うのだが。まあ、そういう試みが吉と出るか凶と出るかは分からないけども、とりあえず新タンポポを見る限りは凶くさいが。

やっぱり、今の娘。は上のメンバーが余りに偉大すぎて下が萎縮している部分があると感じるんで、強制的な席替えは必要かと。
上のメンバーは現状に安住しないで、また新しいステージを切り開いてくれよ、と言いたい。特にいいらさんは、このままじゃタンポポ卒業してなくても、じり貧だよ。がんばってよリーダー。応援してるから。
変わらなくては何も始まらないからさ。
248 名前:サンクチュアリも書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)20時17分17秒
そういう意味では『自分は新プッチの出発を全面的に支持します。』という小説を書きたかったんです。メッセージ性や内容は皆無ですけど、些細なエピソードを積み重なることで、ある種の非現実的なファンタジーを演出できればと試みてみました。夏の昼の白日夢みたいな、夢と現実の間のような話。読んだ後に、内容より感触が残るような作品にしたかった。どっかで、白い紙の人形に小川って書いて演じさせているみたいだって感想を読んだけど、そういう印象を与えられたとするならば、試みはある程度成功したな。自分が伝えたかったイメージは白だから。

ただし、全くの創作かというと、ある程度は史実に基づいていて保田後藤市井がプッチ結成初期に自主合宿をしたのは事実だし、文中で保田が酔っぱらって説教したセリフは、まんま後藤が言われたことだし。まったくあり得ない話ではなくて、あるかも知れないな〜と思わせるようにしましたが、お客さんどうでしょう?

249 名前:サンクチュアリも書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)20時18分20秒
あと、何かあったかな?そうだ、市井が出たことが不評だったけど、どうしてかな〜。市井もプッチOGだし、保田に対等に物が言えるキャラとして市井は必要だと思って出してみたんだが、いちごまの絡みが皆無だから、いちごま萌えヲタの皆さんには不満だったのかな。後藤も結構タメ口をきくけど、物をあんまり考えてなさそうだしなぁ(w。
それから、アヤカは なぜ出てない?という声が多かったですけど、アヤカは大学の補習授業があって今回は欠席です(嘘)。本当は作者がアヤカのキャラがよく分からなくて動かせなかった事と、プッチOGが寄ってたかって小川を鍛えるという話にしたかったので、登場人物を制限したかったという理由もあります。(アヤカ、小川の新人2人に分散したくなかった。)アヤカが嫌いという訳じゃありません。
しかし、アヤカって作者が思っている以上に人気があるんですね。こんなに押しの人がいるとは・・・。
250 名前:サンクチュアリも書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)20時19分53秒
実は容量が20K制限の頃に投稿したんで、途中で結構エピソードを削らざるえなかったんですよ。自スレにアヤカも加えた補完板をうpしますんで、物好きな読者さんは見てくださいな。自スレは矢口が韓国で焼き肉食ってます。

自己満足な話に、褒めどころを見つけて好意的な感想を書いていただいた読者さんありがとうございます。

中には、“サンクチュアリ(の作者?)は、こんなん考えてないだろーとか思いながら、感想書いた。”と無理して感想を書いてくれた読者さんもいるみたいですが、作者もそれなりに物を考えて書いてますんで(W。
まあ、心のこもってない美辞麗句よりは、心のこもった罵詈雑言をということで。
251 名前:サンクチュアリも書いたよ。 投稿日:2002年10月01日(火)20時22分48秒
改めて、イノセントワールド、サンクチュアリを読んで下さった読者さん。感想を書いてくださった方(すごく、励みになります。)、投票してくださった方。管理人さん。支配人さんと代理さん。その他、この企画に関わった全ての方に感謝を捧げます。どうも、長々と駄文を書きまして済みませんでした。

それから、新タンポポ、新プッチ、新ミニモニ、新生娘。、娘。を卒業した(する)後藤、保田。まだ名前の決まっていない矢口のキッズユニットの未来に光あれ。
252 名前:感想というか。 投稿日:2002年10月01日(火)20時27分36秒
15 イノセントワールド


中澤コンサート・矢口ラジオと史実をふんだんに使って改編を斬るリアル。
シュプレヒコールが呪文となり、飯田はイノセントワールドに運ばれると解釈したが(他人の解釈パクリました)
そのシュプレヒコール自体、矢口が中澤に送ったシュプレヒコール(違うけど)が原因というのは皮肉。

個人的には、中澤コンサートで飯田の記憶を混乱させている所が上手いと思う。
飯田が飛ばされたのは、現実とも虚構ともつかない世界。
現実でもなく虚構でもない、リアルでもイノセントでもない、中庸な世界を描く必要があるだけに、
飯田の記憶までも曖昧にさせた手法は効果的だ。

そして、タイトル…について話そうと思ったのだけど、作者さんがあとがきを書いてました(w
なるほどなぁと思うことも多々あり。
余談として個人的な解釈を述べれば、
全体の雰囲気では曖昧にしている部分をタイトルではっきりと言ってしまうところに、
イノセントワールドであって欲しい作者の考えがあるのかなと思った。
解釈の違いは多々あると思うので、この辺で。

作者さん、レスありがとう。正直、サンクチュアリよりイノセントワールドの方がかなり好きでした。
253 名前:「クライ・ベイビー!クライ・ベイビー!」を書きました 投稿日:2002年10月01日(火)21時51分34秒
関係者の皆様、お疲れ様でした。
自分は今回初参加させて頂いたのですが、とても勉強になりました。
すごく光栄に思っています。
これからも、精進したいと思います。。
読んで下さった皆様、感想や票を下さった皆様、本当に感謝しております。
ありがとうございました。

で、作品についてですが、
今回、あえてアンリアルな設定を選んでます。
たいした技術も、独創性なるものも、なんにも持ち合わせてない自分ですので、
リアルで書くと恐ろしくツマラナイ話になるのではないだろうか…、
などと思ったからです。

しかし、今になって読み返してみると、
もっと細かいトコまで練りこめばよかったと、反省点がいっぱいです。
それに、
自分は最初から最後までシリアスに書く事はあまり得意ではないようで、
ついついツマラナイ冗談を入れてしまいます。
小ネタでごまかしてるだけ、な気がしてなりません。
ヘタレです。
254 名前:「クライ・ベイビー!クライ・ベイビー!」を書きました 投稿日:2002年10月01日(火)21時52分41秒
ちなみに、『会社』の設定自体は、
いしよしを中心とした、長編か連作集を書こうと思い、
前々から考えていたものです。
もちろん、テーマに合わせて、手を加えはしましたが。
別の話を書き始めたために、お蔵入りになっていた設定だったのですが、
今回の短編企画でうまいこと使うことができ、非常によかったです。

で、カミングアウトですが、自分は
金板で、『アル中のドクロ』、
青板で、『ブラック・タンバリン』、なんてものを書いてます。

では、皆様、本当にありがとうございました。
機会があれば、また参加できればいいな、と思っております。
255 名前:あとがきといいわけとかむあうと 投稿日:2002年10月01日(火)22時30分12秒
「時間」を書きました。

当初は参加するつもりはあまりなかったのですが、自スレ更新に煮詰まり果てた挙句、
気分転換に「何か変な話書いてみるべ」とばかりに書き始めた文です。
大体そういう殴り書き的文章は完結しないのが自分の常ですが、今回に限りサクサクと
進んでしまい、「寝かしておくのももったいないかな」と二秒ばかり悩んだ末に投稿しました。

そんなわけでほぼ完全一発書きです。設定なんぞは何も考えていません。
細かいところツッコまれても答えられないのが悲しいところです。
「何故このテーマ!?」と言われてもやっぱり何も答えられないです。
書いてる途中は壮大なテーマがあったような気もしますが忘れました。

そんなものを投稿するなと言われればその通りなのでごめんなさい。
256 名前:あとがきといいわけとかむあうと 投稿日:2002年10月01日(火)22時30分54秒
「救いがない」と指摘されましたエンディングに関しては、「バッドエンドが好きだから」としか。
前回参加の時もそうでしたし。

感想スレやらチャットやらにざっと目を通したところ、概ね好評なようでビビりました。
深い解釈をされた方もいたようで、予想してないリアクションが返ってくるのが
この企画の面白いとこだなーと改めて感じました。
だんだん自分でも「自分はこういうテーマで書いてたのかもしんない」と勘違いしはじめたり。

ちなみに前回は青薔薇こと「ANGEL FACE」を書きました。

それではこの企画が続くことを祈りつつ、全ての関わった皆様へ。
ありがとう&おつかれさまでした。
257 名前:02.「ひとりぼっちのマヌーヴァ」書きマスタ 投稿日:2002年10月01日(火)22時38分16秒
川o・-・) .。oO(みんなMUSIX見てる… 言い訳するなら今のうち…)
(〜^◇^)<やっほーい! 何やってんだよ紺野? DJM見ろよキャハハハハ!
川o・-・) <早速今回の「ひとりぼっちのマヌーヴァ」についてですけど…
(〜^◇^)<って無視かよ! まーいいや。さっさと言い訳してDJM一緒に見よーぜ!
川o・-・) <(切り替え早い… インメルマンターン並み?)
      ……とりあえず芸風がワンパターンですよね、相変わらず。
      くだらないオチこそ無くしたものの、根本的なネタがマンネリもいいとこです。
      矢口さんと石川さんの会話シーンなんか前回とほとんどイメージ一緒ですよ。
258 名前:「誰もいない部屋」を書きました 投稿日:2002年10月01日(火)22時38分55秒
( ´ Д`)<んあ、圭ちゃん

( `.∀´)y−~~<なによ

( ´ Д`)<ブドウジュースにアルコール入れたようなワインってどんな味?ヘンな表現だよね

( `.∀´)<とにかく、それだけまずいワインってことよ

( ´ Д`)<んじゃ、ヽ^∀^ノはナニモノ?いまドコにいるの?

( `.∀´)<ホホッ!ヽ^∀^ノはソロのイタコを目指して、イタコのメッカに修行に行ってるのよ!

(; ´ Д`)<(絶対ウソだ…ソロのイタコって?そもそもイタコのメッカってドコ?恐山?)


関係者の皆様並びに、感想を頂いた方、投票してくださった方に厚くお礼申し上げます。
お時間を割いて読んでくださった方も、ありがとうございます。
文中の時系列が分からない等のご指摘を頂き、感謝すると共に自分の力不足を実感いたしました。
今回の短編は、テーマ的にも色々と考えるところもありました。
一保田ファンとして格好いい「保田圭」を書いたつもりでしたが、いやはや。

最後に改めて、どうもありがとうございました。
259 名前:02.「ひとりぼっちのマヌーヴァ」書きマスタ 投稿日:2002年10月01日(火)22時39分24秒
(〜^◇^)<まぁまぁ、その辺は作者のイメージの貧困さを責めるとして……
       それより専門用語多すぎで意味わかんねーよ!
川o・-・) <それについてはホントにごめんなさい。ただ、ある意味確信犯的な部分が無いわけでもないですけど…
(〜^◇^)<最初はマヌーヴァすら括弧の説明つけてなかったらしいね。
川o・-・) <流石にタイトルが意味不明なのはどうかと思い直したらしいですよ。
      でも基本的には固有名詞の意味なんてわからなくても問題ないと思ってます。
      固有名詞なんて雰囲気を盛り上げるだけの単なる装飾ですから。
      ケーキの上のチョコレートに書かれた文字程度の存在意義しかありません。
      ちなみに作者もこれを書くまでは全然知らない言葉だらけでした。
      
(〜^◇^)<(なんかよくわかんねーけど…)で、この話の舞台ってどこよ?
川o・-・) <近未来の日本、と言いたいところですけど、別にどこでもいいですよ。
      イメージ的には、どなたか書かれてましたが「紅の豚」が一番漸近していると思います。
      これについては今後明らかになるかもしれませんね。
260 名前:02.「ひとりぼっちのマヌーヴァ」書きマスタ 投稿日:2002年10月01日(火)22時40分35秒
(〜^◇^)<(今後…?)ところで今回のテーマは「ハロプロ改編」だったわけだが?
川o・-・) <個人的には不思議と何のショックも感じませんでした。
      もう飽きているのかもしれません。この件について特に言いたいこともないですし。
      そんな虚無感がもしかしたらこの短編の印象の薄さにつながっているのかも。
      でもそれはある意味逆にピンポンですね。作者的には。

(〜^◇^)<それでは恒例(?)のカミングアウトを
川o・-・) <青板「剣と長刀」です。前回8thでは「Blue Windows」を書きました。

(〜^◇^)<それじゃ最後になりましたが、お礼の言葉を。
       読者の皆様、感想書きの皆様、投票してくれた皆様、本当に有り難うございました。
川o・-・) <参加者の皆さん、支配人さん、支配人代理さん、管理人さん、お疲れさまでした。
      今回の短編は今までで一番楽しく書けました。それではまたいつか逢いましょう。
261 名前:「走れ!タンポポ」を書きました。 投稿日:2002年10月01日(火)23時21分22秒
最初に管理人さん、支配人さんをはじめ運営に携わった方々、作者の皆様お疲れ様でした。
そして、読んでくださった方、感想を書いてくださった方、投票してくれた皆様ありがとうございました。

今回、初めて小説らしい小説を書いたのに、いきなり短編集に参加という無謀な行為に出てしまいました。
多分今回のテーマが「ハロプロ再編」でなければ参加しなかったと思います。
それだけ、今回の改革、特にタンポポはショックでした。

「競馬」という題材は正直、万人には受け入れられないだろうなぁ、と思っていました。
しかし、感想を書いてくださった方の中に「競馬は知らないけどよかった」と言ってもらえたのは
嬉しい限りでした。
それにしても、感想を書いてくださった方々は、人の心が読めるのでしょうか…
自分が考えていたこと、悩んでいたことを見抜かれてしまい、ただ感服するのみです。
262 名前:「走れ!タンポポ」を書きました。 投稿日:2002年10月01日(火)23時24分05秒
ちなみにタイトルは、先日放送された「走れ!ソニン」からとりました。
はい、自分はソニンヲタです…って、そんなことはカムアウト必要ありませんね。
今思えば、ソニンと(2代目)タンポポ、2組とも非はないが自分達とは関係のないところで振り回されてしまっている…
そこがダブってしまったのかもしれません。

最後になりますが、吉澤さん、ゴメンナサイ!
今日のMUSIX!観ました。もうおデブさんではありませんね。
263 名前:258 投稿日:2002年10月02日(水)00時09分58秒
「ひとりぼっちのマヌーヴァ」作者さん、割り込みみたいになって
大変失礼いたしました。
264 名前:「ダンデライオンハート。」書きました。 投稿日:2002年10月02日(水)00時49分33秒
管理人さん、支配人さん、運営に携わった方々、
作者の皆様、本当にお疲れ様でした。
読んでくれた方々、投票して下さった方々、
感想を下さった方々、本当に有難う御座います。

この作品、まず反省しなくてはいけないのは、
実際はラジオに参加していた筈の石川が不在という、
とんでもない設定で書いてしまったことです。
これは小一時間問い詰められても仕方のない事です。
今回、卒業がテーマという事で、どうしてもタンポポを卒業する三人に焦点を
当てたいと思い、こんな設定にしてしまいました。
決してアンチ石川とか、そういう特別な意味はありません。(困惑させてすいません)
265 名前:「ダンデライオンハート。」書きました。 投稿日:2002年10月02日(水)00時55分53秒
この話を書こうと思ったきっかけは、現在書いている話とは全く違った雰囲気の
文章を書いてみたいと俄かに思ったからです。気分転換のようなつもりで。
まず題名が頭に浮かんで、そこから一気に書き上げました。
書き上げたのはいいとして、手直しなど全くしなかったのも反省点の一つです。

慣れない情景描写などを安易に試みたのも反省しなくてはいけません。
元々ヘタレな文章しか書けないのに、読んでくださった方々は本当に読み辛かったと思います。
もう、反省点ばかりです。(すいません、出直してきます。)
それなのに投票してくれた方々、感想を書いてくれた方々、改めて有難う御座います。
266 名前:「ダンデライオンハート。」書きました。 投稿日:2002年10月02日(水)00時56分46秒
題名のダンデライオンハートというのは「ライオンハート」=「勇敢な精神」、
「ダンデライオン」=「タンポポ」を混ぜて、「タンポポの強い心」みたいな
感じの勝手な解釈なんですが、そうしました。
内容も自分の勝手なイメージなんですが、加護は余りユニット再編に興味が無さそうだったので
この題名から、こういう話にしました。

ちなみに、自分は空版で青のカテゴリーという駄文を書かせてもらっています。
今回初参加なんですが、本当に勉強になりましたし、楽しませてもらいました。

最後に改めて皆様、本当に有難う御座いました
267 名前:『REVERSE』を書きました。 投稿日:2002年10月02日(水)01時21分57秒
この作品は、パラレルワールドの存在を否定したお話しです。
パラレルワールド=平行世界。
この概念は、現在が無限に分かれた未来から選した一つの世界であり、
同時に選ばれなかった世界が平行して存在している、
いわゆる「もしも〜だったら」の世界の事ですよね。
本作品で言いたいことは、23レス目でだいたい述べています。
つまり、パラレルワールドは誕生しない。
それでは後藤の状態に矛盾が生じますが、それも視点を変えれば説明できます。
まず、刑事さんの会話から、後藤が昏睡状態である事が想像できます。
植物状態であれば、あの会話はありません。
そして、市井が後藤を刺す場面が出てきません。
そして、過去を繰り返すごとに後藤は夢を一つ失います。
つまり、市井に拒絶される事への恐怖と、
市井に対しての罪悪感を後藤は感じているわけです。
後藤が目覚めないのはそういうわけです。

解かりづらい、また、そういう風には取れないとの意見もあるでしょうが…
それは作者の力量と文才の限界だと思って多めに見てください。
268 名前:『REVERSE』を書きました。 投稿日:2002年10月02日(水)01時22分47秒
自分がこの作品で何が言いたかったかというと、本作の最後の2レスに全てが
要約されているわけです。他の部分はおまけといっても過言ではありません!
もっとも、おまけの部分に随分と時間を取られてしまいましたが…。

キャスティングは誰でも良かったのですが、今回のテーマを考えると
この手の重い話は「よしごま」か「いちごま」だろうと思い、
既にジャンルとして確立している「いちごま」が楽だろうと思い、
このようにしました。いちごま押しの方すみません(汗)

ここで、過去についての市井の考えを少しだけ説明します。
全ての人にそれぞれ違った未来があるように、人によって過去もそれぞれ違います。
例え全く同じ人生を歩んだとしても、その人の過去はその人だけのものです。
過去とは何なのか、それは、その人が歩み、見て、聞いて、考えた記録ではないか。
過去を変えるとは? 過去の記録をまったく別の記録に置き換えることはできない。
過去の記録と違う考えを思い描いても、それは新たに別の記録を上乗せする事に過ぎないからです。
ですが、置き換えることは出来なくても忘れる事は出来ます。
つまりそういう事です。
269 名前:『REVERSE』を書きました。 投稿日:2002年10月02日(水)01時23分51秒
1レス目を市井視点と考えた場合、市井は選択の自由がないのでは?
と思われる方もおられるでしょうが、市井は複数の選択肢の中から
後藤がいない可能性を選んだのです。
23の「素直に選ぶ事ができた。」や、24の「それが最良の選択」で
そのことは感じ取れると思います。
あくまでこれは市井の主観です。妄執といってもいいです。
ですが、1レス目そのものが彼女の主観を語っています。
ですので矛盾はないはずです。はい。
はたから見て、市井のその他の可能性について記述しておりません。
その為、市井にはそれ以外の選択肢はなかった、と取れますが、
市井はその他の選択肢を見ようとしなかったわけです。
そして、後藤から開放される最も確実な方法を決断したわけです。
それらを示す記述は残念ながらありません。
感じ取ってください…って無理ですよね。すみません。

納得いかないでしょうが勘弁してください(w
270 名前:『REVERSE』を書きました。 投稿日:2002年10月02日(水)01時24分36秒
>>111 なんか疑問があるようなのでお答えします。

>疑問:市井はどの時点で後藤をヤッたのか
  後藤が昏睡状態になった原因はそこにあります。
  その理由が市井が決断した結果にあるのならば、
  必然的どこで行動を起こしたのか分かりますね。
  市井の行動の動機はレス23で語られる通りメールにあります。
  つまり、メールを見た>決断>実行>後藤の昏睡状態となります。

>疑問2:警察が見たメールとはどれを差すのか(どれでもありどれでもなし?)
  メールは、会話以外で台詞を羅列している個所の事です。
  そういった場面が幾つかありますが、その部分の前後の文章を読んで、
  何の脈絡も無く書かれてる個所がメールです。
  もっと言えば、メールは現実世界でのお話ですのでもちろん……。


回りくどい書き方をしているのは、直接書きたくなかったからです。
すみません。こんな性格の自分が大好きです。
271 名前:『REVERSE』を書きました。 投稿日:2002年10月02日(水)01時25分25秒
今回は、後藤主役という事でこのようなタイトルにしました。
内容も後藤寄りに書かれています。
ですが、それ以外は自分が書きたいように書かせて頂きました。
結果、分かり難い作品になってしまいましたが、自分としては概ね満足しています。
好きなように書いた話ですので万人受けはしないと思っておりましたが、
好意的な感想を頂き、とても感謝しております。
やはり、面白いと言って頂けると嬉しいものです。
思い入れがある分、票が入る度に小躍りしたくなる衝動を抑えるのに大変でした(w


最後に、短編集に参加したのは今回で2回目です。
前回は、「very berry」、「美少女怪盗 チャーミ―仮面」を書かせて頂きました。
それと、白板の「作者フリー 短編用スレ」の「それはお気の毒に」も自分です。
機会があればまた参加させて頂きたいと思います。

第9回の支配人、及び支配人代理様、読者の皆様、投票して頂いた皆様、
ありがとうございました。
272 名前:10 私と彼女の未来日記を書きました 投稿日:2002年10月02日(水)22時57分13秒
支配人さん、作者さん、そして読者の皆様、ありがとうございました。

下手な内容&文章ですが、読んで頂き、さらに感想や投票まで頂いて感謝しております。
すべてのことは>>181さんが言っている通りです。
それ以上何もいうことはありません。

どうもありがとうございました。

最後に、カミングアウト。
前回は「愛しのモヒカン王子様」を書きました。

273 名前:感想というか。 投稿日:2002年10月04日(金)02時37分59秒
16 頑張りやさんのモノローグ


紺野の視点から、後藤卒業を中心にハロプロ改革を見たリアル。
この物語は、生真面目なほど史実の通りに語っている。
しかし、紺野が主人公であるせいか、わかりきっている事柄であるにも関わらず、少しも煩わしさがない。
むしろ、生真面目なストーリーが、生真面目な紺野の性格をよりいっそう明確にしている。

また、「口をパクパク」という表現が幾度も出てきているが、
「隅っこ」という表現とあいまって、紺野のやるせなさを際立たせている。

個人的には、「がんばってください──」という台詞が好き。
紺野が後藤にかけるとしたら、この言葉なのだろうなと思った。

モノローグだからこそ、表現できる想いがある。
頑張りやさんだからこそ、上っていく者の辛さが伝わってくる。
つまり、この物語でしか見えない、大切な景色があるということだ。
274 名前:第九回データ集1 投稿日:2002年10月04日(金)21時31分32秒
出演回数、主演回数
安倍(2,0) 飯田(14,4) 矢口(19,7) 保田(11,3)
石川(14,4) 加護(8,4) 辻(3,0) 吉澤(14,6)
小川(3,1) 紺野(8,3) 高橋(4,0) 新垣(4,1)
後藤(18,8) 中澤(4,0) 市井(3,0) 石黒(2,0) 福田(0,0)

柴田(3,0) つんく(1,0) 平家(1,1)

カップリング
よしごま 3 やすいし 2 かごま 2 なかよし 1
りかごま 1 かおやぐ 1 いちごま 2 やすごま 3
こんごま 1 みっちゅー 1 やぐごま 1 いしよし 1
275 名前:第九回データ集2 投稿日:2002年10月04日(金)21時32分13秒
1人称 27(視点変化も含む)
3人称 7(ほぼ会話主体1含む)
1人称内訳
飯田 2 矢口 2 保田 2
吉澤 6 石川 4 加護 2
小川 1 紺野 3 新垣 1
市井 1 後藤 3

リアル 25
アンリアル 8
リアル→アンリアル 1

平均レス数 17.8 

扱ったテーマ(重複有り、全体は重複無し)
後藤卒業 16
タンポポ 7
改変全体 6
保田卒業 3
プッチモニ 1
平家卒業 1
キッズ 1
276 名前:第九回データ集解析1 投稿日:2002年10月04日(金)21時33分34秒
登場回数は、矢口がトップでついで後藤、この二人までが過半数に登場
ついで、石川、吉澤、飯田で、少し落ちて保田がつづく。
安倍、辻の出演が極端に少ないのはテーマ的に仕方のないところだろう。
この二人は、いてもいなくても、という場面ばかりであった。
5期メンで紺野がダントツだったのは、キャラのせいプラス、加入したのがタンポポというのが大きいか。
また、娘。以外で柴田の出演が3回あったが、これは完全にテーマ性が効いていると思われる。
今後、タンポポのメンバーとして露出が増え、この世界でも目だって来るか、それともミカのようにこの世界では無縁になるかは見所。
柴田は3回出ているのに、アヤカがまったく出ていないのは、プッチモニ。よりもタンポポの方が今回の改変のインパクトが強かったということなのだろう。
277 名前:第九回データ集解析 投稿日:2002年10月04日(金)21時35分09秒
主演回数はさすがに後藤がトップであったが、矢口もすぐ下に続いている。
それについで吉澤、他は、登場回数の多いところが目立つが、加護、紺野も主演は飯田や石川と変わらない。
今回は、実際に卒業する後藤と、ラジオ発言の影響力が大きく、残るメンバー内で最も変化の多かった矢口の二人がとにかく目だっている。
保田が目立たなかったのは、卒業がまだ先であり、同時にいろいろなことが他に起こったからだと思いたい。
高橋は今回も主演無しと目立たなかったが、ミニモニ。の再編というのはまるでテーマとして取り上げられなかったのでしかたないだろう。

今回は恋愛を扱ったものがこれまでと比べきわめて少なかったような印象がある。
その為か、カップリングも”かごま””やすいし”という教育係カップリング、”かおやぐ””やすごま”というユニットカップリングが目だった。
また、”よしごま”が多かったのは後藤卒業の影響か、最近の傾向かは私には分からない。
”いしよし”メインというのは、さすがに今回は無かった。
278 名前:第九回データ集解析3 投稿日:2002年10月04日(金)21時36分39秒
1人称比率が相変わらず高い。
今回は、主演回数がトップではない吉澤と石川がここでは1位2位になっている。
これは、キャラクター的に1人称で使いたいなにかがこの二人にはあると解釈することも可能な気がする。
また、予想に半してアンリアルもそこそこあったが比率的には前回と比べ、かなり減っている。
また、平均レス数は前回より4.4レス増加と大幅に長くなっている。
個人的には、このテーマは25レスでこなすのは非常に難しかったのではないかと感じている。

扱ったテーマとしてはやはり後藤卒業がトップであり、約半数を占めていた。
ついでタンポポ、ハロプロ改変の順である。
保田もプッチモニ。もかなり寂しい扱いだった。
平家とキッズは無かったことにされているのかと思っていたが、締め切り間際にどちらも1作品投稿があった。

今回は、後藤&矢口の回ということは間違いなく言えると思う。
279 名前:感想というか。 投稿日:2002年10月04日(金)22時38分07秒
17 勝ち組


新垣の視点からハロプロ改革を描いたコメディー。もとい、リアル。
最初の1レスは、三人称でシリアスな雰囲気に書かれている。
よって、唯一まとも(?)なキャラに描かれている新垣に違和感なく入り込める。
同じような理由で、矢口もまともなのかと思ったが、これが大きな勘違い。
矢口の登場と共に、自分の中の予想が覆され、ラストまで激流にのみこまたまま運ばれていってしまった。

個人的には、ラストの矢口の台詞がいつまでも心の中に残った。
最初がシリアスならば、必ずどこかにその影響が及ぶ。
そんな中で、自分はこの最後の台詞が、何よりも、最初のシーンすらも越えて重く感じられた。
フェードアウトしていくその笑いの中で、彼女は何を思ったのだろうか。
280 名前:感想というか。 投稿日:2002年10月04日(金)22時38分43秒
一般的な理解として、少なくとも矢口は勝ち組ではないだろう。
そんな彼女に対して、この物語では「勝ち組」という栄光を与えた。
しかし、先人が言ったとおり、矢口は「お菓子競争」などという馬鹿げたゲームの勝者でしかない。
先程も書いたが、ラストはそんな矢口の高笑いがフェードアウトされていき、幕を閉じる。
矢口はその笑顔の裏で、何を見据えているのだろう。
ネタだと知りつつ、自分は今でも、この不思議な哀愁に囚われたままでいる。

まだまだ完成度を上げる余地はあるが、個人的な今回の最優秀賞。
281 名前:12.『狼なんか怖くない』を書きました。 投稿日:2002年10月06日(日)01時39分01秒
管理人様、支配人(代理)様、読者の皆様。
そして、参加されてた書き手の人々、お疲れ様でした。
感想や投票していただいた人には本当に感謝しております。
あと、本当に感想書きの人には頭が下がります。

またしても、無駄に長いという自分の作風を全開に発揮してしまった為に
スレ容量の変更という状況を発生させてしまい
本当に申し訳なく…。

( `.∀´)<そんな迷惑な作風いらないわよ!

その後、旅行に出てたので対処が遅くなってしまい
ご迷惑かけました。
9/22の番組をリアルタイムで見てなかったので
ワタワタしてましたが。

こちらの手の内を全て明かすというのは自分の性格的なもので。
バレバレだよ、と思われててもどうしてもやらずにはおられないもので。
でも、最初は全くヒントなしで後藤さんももっと変人でした。

ちなみに狼は動物占いからでした。

第六回の「天使にかまれる」と第七回の「少女ロボット」
第八回で「切なく青い空のページ」を書きました。

では、お疲れ様でした。
282 名前:「勝ち組」を書きました。 投稿日:2002年10月06日(日)10時00分38秒
ファーストシーンイメージ
(〜^◇^)<泣きたいときはコートで泣くのよ、リサ!!
( ・e・)<はいっ!お蝶夫人!

( ;^◇^)<ってエースをねらえ!かよ!!

>>108
ありがとうございます。救われます。
>>127
方言の具体的な指摘ありがとうございます。参考にさせていただきます。
タカーシの悪キャラは…ネタと言うことで勘弁してください。
>>138
ネタがネタだけに申し訳ない。
>>171
ありがとうございます。
>>203
1レス目…確かに、今回1スレ丸々使えたので狙った部分も確かにあったりして。
アイデア先にありきだったので、技量が伴わなかったのかと。
>>227
数々の具体的な指摘とても参考になります。感謝。
最後は……まだ、規定が変わってなかったんですね。申し訳ない。
>>279
…鬼…
この感想を読んだ人が、実際に作品を読むことを想像すると……ヒーン
作者の技量不足をすべて補完しての読み込み、恐れ入りました。
精進いたします。
283 名前:「勝ち組」を書きました。 投稿日:2002年10月06日(日)10時03分29秒
 今回は前回のデータ解析屋さんの感想から、新垣一人称&タカーシを印象的に、ということを考えていたのですが、テーマがこのように決まったモノで……
 案の定、話が2つに分かれてるとの指摘を受けてしまいました。(身から出た錆)
 最後の矢口の科白は「つんくのバカヤロー!!」にするか迷ったのですが、個人的趣味でああなりました。
 矢口の行動及び心理は読み手によって「狂気」「ヤケ」「前向き」「単なるネタ」どう取られても良いかなと思い。
 今回は詳しく感想を書いてくれる人も多く大変勉強になりました。次回に繋げたいと思います。
 前回は「蒼き暴君」青薔薇企画「走れカオリン―炎のランナー【友情編】」を書きました。
 他の作品は…企画モノをすべて読まれてる方に読み逃しはないということで。

最後に「―そして伝説が始まる―」はラストイメージシーンから

(〜^◇^)<俺は宇宙を手に入れることができると思うか。
( ・e・)<矢口様以外の何者に、それが叶いましょう。

(〜^◇^)<一緒に来い、リサ。二人で宇宙を手に入れるんだ。
( ・e・)<宇宙を手にお入れください、矢口様。そして…。

( ;^◇^)<って銀英伝!かよ!!
284 名前:名無しさん 投稿日:2002年10月06日(日)11時06分17秒
どうも、「手紙 未来」と「アローン・アゲイン」を書きました。

自分の書いたものをあとからいろいろ説明するのは、なんだか
気恥ずかしくて苦手なんですが、このスレに書いてあった質問とかには
いちおう答えたいと思います。


>>84
最後の手紙は、ほんとにファンクラブの会報に
載ったやつだそうです。画像を拾っただけなので、はっきりしたことは
言えませんが、たぶんそうです。

>>109
タイトルはふたつとも曲名をそのまま使ってます。
ケツメイシの「手紙 〜未来〜」と、
Gilbert O'sullivanの「Alone Again (Naturally)」です。
あんまり深い意味とかはないです。

>>129
加護がミサンガにしたお願いは
いちおう最後の手紙にある「後藤とまだ一緒にいたい」ということに
しておいてください。
285 名前:名無しさん 投稿日:2002年10月06日(日)11時06分48秒
>>172
どうして「アローン・アゲイン」で収録に安倍がいなかったか?
ユニット再編に直接はなにも関係してなかったからショック少ないかなぁ、
ぐらいの気持ちでカットしました。

>>202
えーと、加護の肉体はたぶんソファに寝てたと思います。
ふたりの間で入れ替りがあったというわけではないので。
加護が関西弁じゃないのは、
なんとなく、そうした方がいいような気がしたのでそうしました。


感想を書いていただいた方、投票していただいた方、うれしかったです。
ありがとうございました。

ttp://three.maxs.jp/up/goma/alive_0672.jpg
最後に、これ↑を見て「手紙 未来」をどうしても書きたくなりました。
貼っておきますね。
この三人は、ずっと一緒にいて欲しかったなぁ……。
286 名前:「タンポポウォーズ」を書きました。 投稿日:2002年10月07日(月)03時07分00秒
今回は「改編」がテーマだと言うことで、これは事務所に蔑ろにさせられ
たメンバーたちの気持ちを代弁して、尚且つその事務所自体さえも批判し、
そして読んでくれた人たちが考えさせられるようなメッセージを込めた
話を書いてやろう、と思いましたが、パソコンに向かった時、実は何も考
えていない事に気が付いて断念しました。悔しいです。

書いた物を自分で触れるのは苦手です。言い訳しか出てきません。
かと言ってこのまま終わるのも愛想が無い奴だと思われそうなのでタイ
トルについてだけ書かせてもらいます。

タイトル案は二つありました。「サクラタンポポオー」と「タンポポウォ
ーズ エピソード2〜イイダーンの攻撃」と言うものです。
前者は競馬ネタだと言うだけで何の意味もない為ボツ。後者はエピソード
2って1はどこに行ったんだと言われそうなのでやめました。イイダーン
って言うのも意味がわかりません。
基本的に雰囲気が伝われば良いかなって言うことしか考えていません。
ごめんなさい。

短編集は第五回の「返事を下さい」と言うものを書きました。

最後ですが、今回の短編集に関っていた方々に感謝しています。
ありがとうございました。
287 名前:「卒業試合」読みました? 投稿日:2002年10月07日(月)13時26分02秒
 地球の皆さん、はじめまして。「卒業試合」を書いた者です。
 実のところ羊板の告知を見るまでは、このような試みがあること(と言うか飼育の存在
自体)知らなかったという門外漢でございます。新半Rの格言に倣って今回は傍観者とし
て様子を見ようと思っていたのですが、締め切り直前の土曜の夜に頭ん中に神さんが降り
てきて「オモロイ話教えたるから書きや」とおっしゃいました。で、その日の内に下書き
して、翌日の仕事中に(おい!)悶々と案を練り、夜に仕上げた突貫工事です。遅筆の私
としては驚異的なスピードといえるでしょう。いえ、執筆期間が短いのは駄作の言い訳で
はなく、それだけ勢いに任せて書いたってことを言いたいのです。
 それでも2、3心残りがあります。まぁ後から考えたところで結局は勢いで書いたもの
ですから、裏の意味やら主題やらは本来まったく無くて、単に難しくってカッコいい他の
作品の手前、チョット見栄を張りたいと思っただけですが。
288 名前:「卒業試合」読みました? 投稿日:2002年10月07日(月)13時26分32秒
 石川に対する後藤の発言の後、紺野のフォローがないので石川の印象が悪くなってしま
いました。石川はグループのために身を犠牲にして卒業する後藤の一部を担おうとしてお
り、決して悪意があるわけではありません。それを描ききれなかったのは残念です。
 加護が自らマスクを剥いだシーンは、おどけた妹役「あいぼん」からの脱皮を意味しま
すが、周りが盛りあがってしまったので少々淡泊に描写してしまいました。ここに至る対
戦ももう少し濃厚に書いても良かったかな? あと、最後の試合を加護に譲った中澤の心
情も描けたら良かったのですが、そこまですると詰め込みすぎかな。
 紺野は本来と異なる舞台で後藤と対峙し一瞬後藤を驚かせますが、直ちにそれに倍する
驚きを返されます。このくだりはミュージカルと符合するのですが、オチと重なってしま
ったため、その宝を紺野が活かそうと決意したことが朧気になってしまいました。
289 名前:「卒業試合」読みました? 投稿日:2002年10月07日(月)13時27分12秒
 このように欠点も多い作品ですが、多くの方々に支持していただき、たいへん嬉しく思
っています。勝手が分からなかったので挨拶が遅れて失礼しましたが、支配人をはじめと
したスタッフ並びに読者の皆さんには心から感謝を申し上げます。
 また機会がありましたら(神さんが降りてきたら)参加させていただきます。
 カミングアウトってことで、実は私もプロレスはよく知らず、技の名前も字面のカッコ
良さで選んでしまいました。実際どんな技なんですかね。プロレスファンの方から苦言が
来なかったので胸を撫で下ろしています。
 それから、羊板で「七人の娘。」っての書いています。卒業試合同様、文学とはほど遠い、
絵のない漫画といった作文です。はじめて書いた娘。小説ですので皆さんから見ればお笑
い種でしょうが、余裕のある方はご覧になって下さいね。
290 名前:「屋上とごとーさんと風と」を書きました。 投稿日:2002年12月05日(木)00時05分05秒
短編集関連の皆様(運営・書き手・投票・読者の皆様方)お疲れ様でした。
なんで今頃あとがき(?ってか、カミングアウト?)しとるんじゃぁぁ!という
ツッコミは無しで…言い訳になりますが、色々と忙しかったもので…(汗

「屋上とごとーさんと風と」ですが、あれには『加護は後藤から卒業する』という
ことを考えて書きました。テーマは『後藤の卒業』なのですが(汗
あと…もう言う事は無いですね。あの…自分、あとがきやら感想の類は苦手で。
言いたい事はあるんですが、文字にできない…みたいな感じです。
はい。すみません。

カミングアウトです。今回の短編集でもう1つ、「いねむり」を書きました。
今回、自分は初参加です。にも関わらず、2作も書いてしまいました。
でしゃばるなコールは無しで(汗 

最後にもう一度、短編集に関わった皆様方、本当にお疲れ様でした。


…このレスに気付く人はいるのだろうか(ボソ
291 名前:名無しさん 投稿日:2002年12月05日(木)06時03分54秒
 チラッ
  |_´)

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