インデックス / 過去ログ倉庫 / 掲示板
『オムニバス短編集』感想用スレッドvol2
- 1 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月03日(土)23時36分15秒
- 『オムニバス短編集』用の感想スレッドです。
感想はこちらに書いて下さいね。
なお、感想を書き込む際には、感想を書きたい「作品名」を忘れずに記入すること。
(例)
>○○□△(作品名)
よかったです。
これは感想が誰に対してなのか混同しないようにするためです。
以上のことが守れるようでしたら、どんどん書き込みして下さい。
作品名を書かないと、作者さんに伝えたいことが伝わりませんよ!
- 2 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月04日(日)20時30分11秒
- 山岡「“01.あたしをたべて…はぁと”です。
まずは素材本来の味で勝負してみました」
京極「ほお、はじめにネタを持ってくるとは、士郎はんも思い切りおったなあ」
栗田「しつこさを嫌い、簡潔な二部構成で組み立てました」
帝国新聞たらこ唇「しかしそれもどこかで見たことのある展開ですね」
海原「いかにも」
帝国新聞社長「おお、海原先生!」
海原「食べ物というお題を聞いて真っ先に思い出した作品があるようだが、
そんな換骨奪胎がまかり通ると思ったのか」
山岡「くっ」
海原「その上、不用意な調理手順も多く見られるな
ネガティブだのなんだので石川の正体を現すなぞ、二番煎じどころの騒ぎではないぞ
王子と言えば市井、美味しんぼと言えば海原雄山(妄ヲタ)だ!」
栗田「(すごい自信だわ。
他の人が言うと滑稽だけど、海原氏が言うとしっくりくるから不思議ね)」
目の開かない審査員長「まあそれは各人の主観によるものといたしまして・・」
大原社主「まずいぞ、あんなこと言っても審査員団が石川の定型キャラを嫌ったら・・」
小泉局長「そんなことにはならないとは思いますが、、、」
- 3 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月04日(日)20時30分50秒
- 山岡「“02.冬のうた”です。
どのキャラとあてても本来の味を失わない飯田に、小川をとりあわせてみました」
部長「これは・・」
栗田「小川のキャラも極めて無難な味付けにしています」
小泉「そういう問題ではないぞ、栗田君!」
たらこ唇「これで究極のメニューと言うのだから・・」
帝国社長「はっはっはっ、笑わしてくれますな」
海原「この調理法にはまだまだ改善点が山ほどある。
まず第一に、最も重要な心理描写が何一つなされていないい。
加えて会話文以外は全て過去の助動詞〈た〉。これでは単調な印象しかでない。
発言の主をいちいち書くのも、説明過多だ。
フルネームでの特定は、アングルを寄らせる時のみの定型技法。
変換機能に頼っていると、基(もとい)などというわけのわからん変換をしてしまう。
小川に関しても口調に一貫性が無く、そもそも描写がなくてはなんとも語れぬわ」
山岡「雄山め・・・」
栗田「(これは近城さん達に向かって言ってるんじゃない
海原先生は山岡さんに向かって言ってるんだわ)」
- 4 名前:「あたしをたべて…はぁと」の料理人 投稿日:2001年11月04日(日)21時28分30秒
- このたびは天下の海原先生に食していただく機会に恵まれた幸運に感謝しております。
>見たことのある展開
まことに的確なご指摘、胸にしみいります。
そのために仕掛けた、「最後の隠し味」評価いただけなかったようで、まことに残念。
この上は腹かっさばいて……というのは時代錯誤でありますので、山に籠もり、よりいっそうの精進を重ねたいと思います。
ご感想ありがとうございました。
- 5 名前:4 投稿日:2001年11月05日(月)00時11分43秒
- >換骨奪胎
忘れてました。
ありがちな話だとは思いますが、心当たりはないです。
勉強不足ですみません。
- 6 名前:「あたしをたべて…はぁと」の作者 投稿日:2001年11月05日(月)03時46分56秒
- >>2
たびたびすみません。
どの作品と比べて「換骨奪胎」と思われたか教えてもらえないでしょうか?
「オリジナルの作品」にはこだわっているので、そう思われるのは辛いです。
他の方でも構いませんのでお願いします。
- 7 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月05日(月)15時50分48秒
- >海原雄山は妄ヲタ
どういうこったい?感想ネタの方がおもしろいってのは?
俺は、小説書く自信なくしちまったぜ(w
しかしまぁ、たまたま似てる作品があったからって決め付けはよくねぇな。
換骨奪胎?
おぉっ!変換したら出てくんじゃねぇか!
そんな言葉しらねぇよ(w
>「あたしをたべて…はぁと」
おもしれぇ...おもしれぇじゃねぇか!
職場で茶ぁ飲みながら読んでたら、噴出しそうになっちまったぜ。
一段で落ちるのかと思いきや、二段落ちだぁ。
やるじゃねぇか...
おまけに辻はあれかい(w
いやぁ、しょっぱなから堪能させてもらったぜぃ。
雄山の言うことなんざ気にしなさんな。
あんたの作品にゃ、まねっこ野郎にゃできねぇ活きの良さがあるぜ。
これらもがんばってくんな。
- 8 名前:名無し娘 投稿日:2001年11月05日(月)16時17分57秒
- テスト
- 9 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月05日(月)16時22分51秒
- >「冬のうた」
おぅっ!いきなしの新メンかいっ!
その心意気買ったぁ!
たしかに、心意気だけじゃぁ小説は書けねぇ。
悔しいが雄山の指摘はもっともだぁ。
けどな、技巧だけじゃ伝わってこねぇこともある。
あんたの作品からは、なんだか暖けぇもんを感じたぜ。
精進してくんな。
>「トマトジュース」
こえぇなぁ...ブルブルっ...
小便ちびりそうだぜ...
欲を言やぁ、最後の2レスはちっとわかりにくかったなぁ。
まぁ後藤も無意識ってのが救いっちゃぁ救いか...
ああこわこわ...
>「Dawn Chorus」
なげぇよ!
ことちら気が短けぇんだ、読んでられっかバーロ!
つうことでまた今度な(w
- 10 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月05日(月)20時35分52秒
- >>3-5
山岡「・・・・」
岡星「・・・・」
栗田「あ、いたいた」
富井部長「思った通りここだったか」
岡星「いらっしゃいませ」
部長「私はビールを
あとは適当に」
山岡「・・・」
栗田「まだ海原さんのおっしゃったことを気にしてるんですか?」
山岡「別に」
冬美「どうされたんですか?」
部長「うむ、実はね・・」
栗田「……というわけなんです」
山岡「別に俺は奴が主観的にどう受け止めようと気にしないさ
ただ独自性を否定されたのが不愉快なんだよ」
岡星「わかります、私も料理人ですから」
山岡「無生物へのトリップをやれば何でも換骨奪胎呼ばわりかってんだ」
- 11 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月05日(月)20時36分30秒
- 部長「しかしな、山岡。ネタ系である以上、それはしょうがないことだろう。
現にお前の皿は食感よりも仕掛けを意識し過ぎていた」
岡星「脂っこい素材を使う場合、素材本来の味を活かすとともに、
食べ易くするための工夫も必要です」
山岡「審査員はみんな美食家を名乗るような連中なんだ
石川もまともに食せないわけが無い」
部長「おまえは何か大変な勘違いをしている。
社の名誉のため、確かに勝負に勝つことも大事だ。
しかし記者として何より大事なのは、読者に情報と娯楽を提供することではないのか」
山岡「・・・」
岡星「ハマグリのてんぷらです」
部長「ほお、こいつはうまそうだ」
山岡「・・冬美さん、勘定お願い」
冬美「あら、お帰りですか?」
栗田「山岡さん?」
山岡「俺、次の対決の準備があるから」
部長「あの男、次の対決に何を出してくるか今から楽しみだな。」
栗田「(山岡さん・・・)」
¥¥¥
無駄に長くなってスマソm(_ _)m
- 12 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月05日(月)20時37分22秒
- 山岡「“03.トマトジュース”です。
不必要な背景描写を極力減らし、短編としてのスピード感を意識しました」
栗田「素材と料理法との愛称の良さをお楽しみください」
陶人「ほっほう、細かい描写は単調な印象を与えないのお」
小泉「斬新とは言えないが、簡潔でなかなか美味いじゃないか」
大原「ん、そうかね小泉君。わしには若干読解が難しいのだが・・」
山岡「え!?」
海原「おっしゃる通り、中途半端な印象は拭えんな」
山岡「どういうことだ!」
海原「おまえは既存の娘。小説における料理法の効果を利用したつもりのようだな」
山岡「そうだが」
海原「ならば具体性を伴う上でのヒントをより柔軟にせねばなるまい。
それとも、冷たい料理であれば風味だけで本質を誤魔化せるとでも思ったか」
山岡「描写は十分な一貫性をそなえている。
説明過多は風味を壊すだけだ」
海原「うぬぼれるな士郎!
素材の数だけ複雑な味になるのは当然至極。
未消化に加えられただけの素材のどこが風味だ!」
大原社主「す、すまんな、山岡」
栗田「お気になさらずに、社主。
現に審査員方の何人かも、首を傾げていらっしゃいましたし」
- 13 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月05日(月)21時14分34秒
- >>10
・訂正
富井部長→谷村部長
実は字数を減らすために出番のカットされた富井副部長の名前を消去し忘れてた。
- 14 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月05日(月)22時25分33秒
- >>10-11
あ〜ん
何言ってるかわからんよ〜
最後まで読めば、なぜヲタから見た典型的石川を書かねばならないのか、
理由がわかるハズなんだけど…
最後のオチがわかりづらいのかな?
- 15 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月05日(月)22時32分46秒
- なんかネタを含めないと書いちゃいけない気がしてきた(w
せっかくなので厳しめの批評です。
「あたしをたべて…はあと」
個々のネタ自体は面白いと思うが、分散しすぎてつぼを外している感がある。
たまごかベーグルどちらかに絞って話を膨らませたほうが良かったのではないか。
また、ラストの内輪ねたも一部「いしよし」好き以外には分かりにくい。
「冬のうた」
文章にリズムが無いのがまず難点。
台詞はともかく、地の文が説明臭すぎてテンポを崩している。
また、小川の話し方も敬語だったりくだけたしゃべり方だったり統一感が無い。
心情描写が無いため、小川の立ち直りが急すぎるのも話にメリハリをなくしている。
- 16 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月05日(月)22時33分18秒
- 「トマトジュース」
細かいようだが「重々しく、甲高い音」や「艶やかに歪んだ」といった矛盾する表現が気になった。
ホラーには必ずしも説明が必要だとは思わないが、後藤の行動に対して何の説明も無く、
さらにタメもどんでん返しもないため、あまりにも淡白な話になってしまっている。
「野菜ジュース」(なぜ本編とタイトルが違うものなのかも疑問だが)を前振りなどで効果的に使えればよかったと思う。
「Dawn Chorus」
まず気になったのは、石黒の視点で語られているわりには、固い言葉遣いが多い点。
大人の女性のイメージではあるものの、「いぎたなさ」「またぞろ」は少し行き過ぎのように思う。
ストーリーについては卒業したメンバーが昔を省みる話なのだが、残念ながら、明日香の悩みや石黒のスタンスがあやふやなため、
結局ただ現状を否定しているという印象しか残らなかった。
そのため、さわやかなラストの情景もこちらの気持ちを晴らしてはくれなかったように思う。
- 17 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月05日(月)23時06分58秒
- 「Dawn Chorus」
普段ほとんど見ない石黒を短編集になると見るのはなぜか?(笑
脱退メンバー(市井覗く)小説はあまり好きではないのですが、これは読んでいくに連れて引き込まれていきました。
味のある作品だと思います。
- 18 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月05日(月)23時33分25秒
- 山岡「“04.Dawn Chorus”です。
調理の幅が限られている素材二つを用い、自由な想像と発想で丁寧に仕上げました」
審査員団
「むはあ!」
「まさに母性そのものの、慈意を感じさせる味だね。」
「描写も軽快にして巧妙、展開にも無理が無い」
大原社主「まあこれこそが我が社の誇る“究極のメニュー”ですよ」
嶺山社長「ぐぬぬ・・・」
海原「果たしてこれが“究極”などとは言えるのかな?」
山岡「なんだと」
海原「確かに下ごしらえの丁寧さは認めよう。
しかしそれも肝心の火を使う段階になって、少々仕事が雑になっている。
その理由がわかるか、士郎」
山岡「どういうことだ」
海原「しからば教えてやろう。
お前の料理の発想は二種類の素材の現在から来ている。
それがはっきりと分かるほど、この品には不必要な情報が書き連ねられている。
いいか。香りの強い植物の葉は料理全体をひきしめるもの。
むやみやたらと多用すれば、テンポ感が失われるのは自明の理。
つまり情報量が25レスに収めるには多過ぎて、後半の展開が円滑に進んでいないのだ」
- 19 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月05日(月)23時33分59秒
- 中川「先生は相変らず士郎様に手厳しくていらっしゃるな」
チヨ「最近の先生はゆう子さんにやりこめられてばかりだから、
鬱憤もたまってらっしゃるんでしょう」
¥¥¥
>>2-3
・訂正
帝国新聞→帝都新聞
ちなみに嶺山は帝都新聞社の社長の名前。
帝都のたらこ唇は秀沢局長。二木まり子の祖父ではありません、念のため。
>>14
・オチについての納得はできるが、食感(読後感)がイマイチ。
・最後のオチに結びつけるにあたり、一貫性が欠如している。
・2ch的ととっても、m-seek的ととっても、チャーミーに違和感をおぼえる
ってことを、
・初期雄山ならではの“知識無しで逆ギレ”
・谷村部長(局次長か)ならではの“人格者っぽいけど自分の意見を前提条件としている”
みたいに言わせてみたつもりなんですが、わかりにくくてすいません(^^;
主体(個的実存?)がどうであれ「無生物に置き換わる」という設定(発想)が、娘。小説においてはある種のケースを確立している、とするともう少しわかり易いでしょうか。
ってか、このやり方は早くも限界が見えてきたな(藁
- 20 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月06日(火)04時05分53秒
- なんとかわかってきた(w
>娘。小説においてはある種のケースを確立している
これは違うと思う。
超能力を最初に扱った「エスパー真希」(ほかにもあったらごめんなさい)
【導かれし娘。】はパクリとの批判を受けてもしかたないの?
《「無生物に置き換わる」という設定》これ自体SF小説では、かなりメジャーな設定なんだけど…
しつこいけど、娘。小説で先にやった人に優先権が与えられて他の人が扱ったら、パクリと言われる。ってのは納得できない。
あくまでも、自分の書きたかったものを、一番効果的に書けると思った設定を使っただけなので、
ネタ的にかぶらないよう細心の注意を払ったつもりだし
- 21 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月06日(火)04時25分33秒
- >あたしをたべて…はぁと
>>20
なんか、元ネタどうこうの話になってるけど、広い意味で設定がかぶるのは仕方がないこと
それよりも、なぜそういう風に言われたかが大事じゃない?
つまり、独自の展開や面白いオチがあれば、よくある設定でもそんなこと言われない
結局、俺はこの作品自体のレベルが似通った設定の作品と比べて面白くなかったから
安易な焼き直しだと思われたんだと思うのだが
- 22 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月06日(火)04時45分15秒
- >>21
わかってる。
ただ、面白くないと言う批判なら今までもきちんと受けてきた。
ただパクリと批判されれば知らない人が読んだとき、
「ああ、こいつパクリ野郎か」と思われる。
それだけは、絶対ヤダ!!
- 23 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月06日(火)05時19分05秒
- >>22
オレは海原先生じゃないからわかんないけど(w
彼は別にパクリとは言ってないんじゃないかな。
ありがちな設定と展開で目新しいところがないってことを
換骨奪胎って表現してるんじゃないの?
一度、広辞苑で「換骨奪胎」引いてみて。「パクリ」とも「盗用」とも書いてないよ。
まあ、海原先生も誤用してるみたいだけど(w
- 24 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月06日(火)05時24分29秒
- >>23
引いてから頭に血が上った(w
換骨奪胎〔「冷斎夜話」による。骨を取り換え、胎児を取って使う意〕古人の詩文の発想・形式などを踏襲しながら、独自の作品を作り上げること。他人の作品の焼き直しの意にも用いる。
これパクリ以外の意味にはとれなかった。
俺の読解力不足?
- 25 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月06日(火)05時31分25秒
- どうでもいいけど換骨奪胎って言葉は前の短編集の感想のときにも使われていたような・・・。
同一人物だとしたら、語彙力ないね(w
- 26 名前:21 投稿日:2001年11月06日(火)05時38分00秒
- >俺の読解力不足?
そうだよ
だからもうやめろ、誰もパクリだとは言ってない、少なくとも俺と23は
ここで訴えないでもう1作投稿したら?一作者の複数投稿OKだろたしか
21でも書いたけど、作品のレベルが低いとどうしても既存の似た設定の作品と
比較された結果、安易に設定持ってきたって思われる
今回はメタモルフォーゼっていう印象に残りやすい設定だったことが不幸にも
こういう結果になっただけ
もう1回言うけど俺はパクリだとは思ってない、ただ、作品の質が読者の持つ
既存の作品への印象に勝てなかっただけ、そう解釈してる
- 27 名前:23 投稿日:2001年11月06日(火)05時41分12秒
- >>24
ありゃりゃ?広辞苑とはちょっと解釈が違うね(w
前半は一緒だけど、それを良しとするニュアンスで書いてるよ。
『俗に「焼き直し」の意に誤用』ともあるし。
いずれにせよ「焼き直し」と「パクリ」では意味が全然違うよ。
あんまり熱くならないように(w
- 28 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月06日(火)05時44分50秒
- >前の短編集の感想
調べた。
争っても無駄だと悟った。自分の意志だけは他の人に通じたと思うので、
これで終わりにしたいと思います。
感想を書きにくい雰囲気にしてしまってごめんなさい。
- 29 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月06日(火)12時47分23秒
- >あたしをたべて…はぁと
おもしろくなかったかなぁ...
俺は凄く笑えたんだけど...
そもそも、メタモルフォーゼってカフカみたいに"ある朝起きてたら..."
って感じのシチュエーションを味付けする手法に対して言うんであって、
単なるネタに"オリジナルがどうこう..."云々いうことないんじゃないだろうか。
ネタに対しては"笑える"か"否"か。
それだけで評価してあげたいね。
その意味では好きよ。これ。
- 30 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月06日(火)15時23分38秒
- >あたしをたべて…はぁと
おもしろくなかったかなぁ...
俺は凄く笑えたんだけど...
そもそも、メタモルフォーゼってカフカみたいに"ある朝起きてたら..."
って感じのシチュエーションを味付けする手法に対して言うんであって、
単なるネタに"オリジナルがどうこう..."云々いうことないんじゃないだろうか。
ネタに対しては"笑える"か"否"か。
それだけで評価してあげたいね。
その意味では好きよ。これ。
- 31 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月06日(火)16時45分50秒
- ちょっと厳しめに...
>いらっしゃいませ、何名様でしょうか?
おもしろかった。
特に飯田が食べたのには...ワラタ
導入から何が起こるんだろ?と表現で引き付けていくとこはうまいよね。
欲を言えば、何かもうひとつ展開がほしかったかな。
せっかく「特殊接客業免許」なんていい設定を考えたんだから。
>何味だろう?
う〜む、こそばい(w
あまいなぁ、青春(死語?)だなぁ。
表現力は一定の水準に達してると思うので、
後は話に起承転結があればもっと素敵。
あ〜、それにしてもこそばい...
- 32 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月06日(火)19時09分57秒
- 海原「たわけどもが、愚弄する気か!!
中川、馬鹿どもに娘。を与えるな!」
中川「ははっ
(おいおい、どう考えてもあんたが間違ってるよ
つーか、これ以上無理なことを言わんでくれよ・・・)」
- 33 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月06日(火)19時11分03秒
- >>2 換骨奪胎について
このセリフを吐いた時の海原先生の心の内を解説させていただきます。
・ぐぬぬ。士郎め、なかなかやるな
・このままではいかん、何か一喝せねば
・よし、どうにか換骨奪胎という言葉に結びつけよう(響きが素敵だから)
・しかし最後のオチには不覚にも藁ってしまった
・ならば最後のオチへの流れが不自然だと指摘しよう(逆転の発想)
・多少強引だがしょうがあるまい、そういう印象を受けたと言いきってしまおう
先生は皿に手をつけてからわずか数秒でこうお考えになられたのです。
- 34 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月06日(火)19時11分34秒
- 海原先生に関して
有名な話ですが、以前先生と山岡が魚に関して言い争ったことがありました。
先生は鯛やトラフグに比べ鯖が見劣りすると山岡を怒鳴りつけました。
そしてその後山岡達が見つけてきた「幻の鯖」なるものを食べさせられた先生は、
「士郎何だこの器はっ!!よくもこんな器を海原雄山の前に出したなっ!!
こんな器で料理が食えるか、不愉快だっ!!」
などとたわけおったのです。
つまり、海原先生のつけるいちゃもんは、大変苦しいものなのです。
まともに突っ込まれても、困ります(爆
結論・スレ汚しスマソ m(_ _)m
半端にネタをやってしまった俺が悪かったです。
今後は改善につとめます。
- 35 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月06日(火)19時15分36秒
- あなたは雁屋哲になるべきだよ。もっと山岡さんを活躍させてちょ。
- 36 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月06日(火)19時27分53秒
- >34
>今後は改善に...
いや、おもしろいからもっとやってよ(w
- 37 名前:何味だろう?作者 投稿日:2001年11月06日(火)22時49分18秒
- >>31さん
批評有り難う御座います。
やっぱりダメな点を指摘されるのは非常に勉強になります。
起承転結、今後の作品に生かしたいと思います。
それにしても、そんなにこそばいですかね?(w
僕の中では軽めの方だったんですが・・・。
- 38 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月07日(水)01時23分43秒
- 「いらっしゃいませ、何名様でしょうか?」
シュールな客とのやり取りが楽しくて笑える。
また、全体に漂うほのぼの感でさらりと最後まで読めた。ただ、オチのインパクトが弱い。
夜の仕事に対して、ただの「興味」から「好き」になる部分が説明不足かな。
吉澤の存在もやや不明(こちらの読解力不足かも)
「何味だろう?」
全編を通してテーマがはっきりとしていて統一感がある。
淡々と進むため盛り上がりに欠けるが、これも味といえなくも無い。
ただ、キスにいたるまでの部分があっさりしすぎな気もする。
メインはその後とはいえ、もう少し盛り上げても良かったのでは?
にしても、たしかにこそばい(w
「コーヒー付」
教育係+淡い恋愛物ということで「何味だろう?」と似た形。
こちらも淡々とした味わいだが、キャラの差か読後感は微妙に違う。
こそばさでは負けるが(w 日常的な会話がいい味を出していると思う。
ただ、何か一つでも印象に残る言葉かシーンが欲しかった気もする。
- 39 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月07日(水)02時28分40秒
- >「時を『食う』」
びみょ〜う
面白い、たしかに面白いけど、もっと面白くできたんじゃないか?
そんな気にさせられる
音と思考だけの世界に妄想キャラを当てるというおいしい設定。
ただ、妄想具合がやや弱いかな、と感じた。
あと、オチも少々弱く分かりづらかった。
それでも今回のテーマを良く活かした、雰囲気で読ませるネタとしては秀逸。
- 40 名前:名無し3 投稿日:2001年11月07日(水)02時59分24秒
- >命の味
面白かった。
なんか前に家にいた鶏のことを思い出した。
そうだよな、感謝して食べないとなと改めて思った。
う〜ん、なんか俺も書きたくなってきたな。
- 41 名前:名無し3 投稿日:2001年11月07日(水)03時01分59秒
- 命の味
面白かった。読みながらそうだよな、感謝しながら
食べないとなと考えさせられた。
でもいちごまに最後走らなくても良かったのでは?
と思った。
俺も書こうかな?
- 42 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月07日(水)03時35分34秒
- >紺野ちゃんの全快祝い
辻が紺野にピーマンを渡したとこで笑ってしまいました。
短編だとこういう風に一ついい小ネタをはさむといいよね。
全体的な雰囲気も好きです。
紺野にはこのキャラでいって欲しいなぁ。
- 43 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月07日(水)03時51分23秒
- >紺野ちゃんの全快祝い
……私もお芋さん、大好きです……。
いいね〜。笑えたし、ちょっとこれからの紺野のことが心配になった。
- 43 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月07日(水)19時04分48秒
- 「時を『食う」
妄想石川爆発(w
ネタもよくできているし、オチも悪くない。
面白いかどうかは好みの問題として、うまくまとまってるので、けなしづらい(w
しいていえば、個々のネタをもう少し膨らませても良かったように思う。
「いのちの味」
文章力があり話に引き込むテクニックはすごい。
読んだ後の率直な感想は長編の一部を切り取ったという感じ。
よく言えば作品世界に奥行きを感じるし、悪く言えば厚みがない。
独特な世界観をこれだけの文章量で表現するのは難しいのか、ただの道徳話になっている気がする。
ラストの「いちごま」もとってつけたイメージがあり、やや消化不良。
「紺野ちゃんの全快祝い」
現在ブレイク中(?)の紺野の話。
ネタもオチもうまくできてるし、全体のバランスも良い。
むう、これもけなしにくいな。全体的にインパクトが弱いくらいか。
でもなんか、紺野好きになってしまいそうだ(w
「おいしいクッキー」
甘さにごまかされてしまいそうだが、石川の心情描写が躁鬱すぎ。
結局一人で思い悩んでかってに解決しているだけ。
仲直りする部分をもっと書き込んだほうが良いのでは?
- 44 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月07日(水)20時55分20秒
- 山岡「“05.いらっしゃいませ、何名様でしょうか?”です。
接客業という様々な人を描ける料理法で、彩り豊かな食材を少しずつ並べました」
陶人「これは食欲をそそられる匂いじゃわい」
団「味のほうは・・・」
谷村「ほう、全体に描写もシュールで、なかなかじゃないか」
富井「う〜んしかし、いまいち食い足りない気が・・」
平町「全体的にシュールとは言い難く、ネタとしても薄味すぎでは?」
嶺山「先生、何かございますか?」
海原「私からは何を言うまい
結果は今日お越し下さったお客様の顔を見れば一目瞭然だろう」
栗田「(他の人の感想を見ろ、ということかしら)」
良三「(先生、それは手抜きと言うのでは)」
¥¥¥
平町@帝都新聞社学芸部長
- 45 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月07日(水)20時56分25秒
- 山岡「“06.何味だろう?”です。
味覚といえばこの調理法、辛味でごまかすことなくご賞味いただきたい」
栗田「語彙の複雑化が叫ばれる昨今、
このような原点に戻ったボキャブラリーが私達に教えてくれることは多いはずです。」
会合の出席者(若者)
「前回までで見られた甘々の凝縮みたいなのとは、また違った趣きがあるね」
「娘。の伝統の甘々だけど、こういう形で保存されているのはいいことだと思うわ」
海原「しかし士郎、若者に示す例としてはいささか落ち度が大き過ぎるのではないのかな」
山岡「なんのことだ」
海原「既に何度も言われている通り、互いの想いが通じあうまでの描写が薄味過ぎだ。
愛おしさがこみあげるに至った具体的な描写。
愛おしいがための特別な仕草。
純であるがための照れなどが、言動に現れておらん。
展開の綺麗さに固執するあまり、甘々の本質である熟な描写を忘れては意味がない。
これを機に、過去の好例を再度読み直すことだな!」
近城「どうせ撮るならば被写体の本質と言うべき表情を撮りたい。
海原雄山といえば、やっぱり甘々について語る時の表情だよね」
- 46 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月07日(水)21時31分42秒
- >「あたしを食べて…はぁと」
ゴメン。最後のオチわからなかった。
でも途中では笑ったよ。
>冬のうた
もっと心理描写の表現を入れた方がいい。
状景だけ書かれても、ちょっと困っちゃう。
登場人物に感情移入しにくいというか…。
『言った』という表現が多すぎる。
もっと少なくするとテンポが良くなると思う。
>トマトジュース
心理描写を意識的に避けて、登場人物の心理状態の判読を読者にゆだねている。
そのせいか、文章が冷たく感じた。
それがいい意味で、読後の不快感につながると思う。
>Dawn Chorus
文章が流れるようで心地よい。
反面、作者が何を書きたかったかがクリアではという印象を受けた。
>いらっしゃいませ、何名様でしょうか?
面白かった。
でも、私としてはこういう変な店を営む中澤姐さんは変な人でいて欲しかったなぁ。
- 46 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月07日(水)21時46分48秒
- >何味だろう?
はずい。
はずいぞ。
読んでて背筋がムズムズした。
(誉めてます)
>コーヒー付
よくまとまっていると思う。
でも、何と言うか…薄味という印象。
もっと事件があっても良かったかな。
>時を「食う」
面白い。笑った。
一番食にはうるさくなさそうな石川さんが、「食」について語っているところに。
>いのちの味
ラストのいちごまは無くてもいいかな。
いや、別にあってもいいけど。
(どっちだよ)
『命を食べる人間』という内容のわりに、説教くさくなく読めると思う。
短編ではなく中篇ぐらいで読みたかった気もするが。
>紺野ちゃんの全快祝い
紺野ちゃん、よく知らないけど、好きになっちゃいそうです。
紺野ちゃん、本当にこういう子ならいいなぁ。
>おいしいクッキー
石川さんのネガティブが際立つ。
しかし…クッキーって塩入れるの?
初めて知った。
- 47 名前:作者 投稿日:2001年11月08日(木)02時58分33秒
- >しかし…クッキーって塩入れるの?
マジレスしとくと普通入れません。
今回、隠し味に塩を入れるクッキーをわざわざ探しました(w
- 48 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月09日(金)00時16分36秒
- 山岡「“07.コーヒー付”です。
素材本来の味を活かすため、自然な描写を心がけました」
陶人「ふむ、言葉の使い方はある程度心得ているようじゃな」
秀沢「確かに展開も挿話も自然と言えばそうですが、、、」
雄山「この品ははっきりとした過失が少なからず見られるな。
まず第一に、エピソードの未消化だ。」
山岡「それは過度の描写が全体の風味を落とすのを…」
雄山「ふん、たわ言を。そんなもの描写の工夫次第でどうとでもなるわ。貴様の表現力の問題だ。
加えて、行動描写の抑揚の無さ。淡白と評される主原因はここにある。
そして最大の過失は、筋立てと描写を取り違えていることだ。」
山岡「どういうことだ」
雄山「お前は自分の包丁裁きを顕示したいがために、無駄な桂剥きを続けたようなもの。
各描写は本筋への関連性が薄く、またそもそも筋自体がおぼろげだ。
真にその一品にとって必要な描写は何なのか、見極める必要あるようだな。
上っ面の風味だけでは真の美食に到底届くまい。
よし、激辛コーヒーで顔を洗って性根を据えてかかって来い!」
中川「(先生、そのギャグはシュールすぎです)」
- 49 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月09日(金)00時17分21秒
- 山岡「“08.時を『食う』”です。
一綴りの小ネタを短編にまとめあげました。」
栗田「抽象観念で味付けした石川に、添えものも何種類かご用意させて頂きました。」
団「今回のテーマを最もよく反映した内容ですね」
大原「タイトルを見た時は、石川なんぞでどうなることかと思ったが、
味付けは意外と具体的でなかなか良いじゃないか。」
雄山「ふふふ、意識下での描写とは考えたものだな。
単に各人の食の個性を描くという易きに流れなかったことは誉めてやろう。
しかしコミカルとするには、自由な想像と発想(=妄想)が足りぬ。
最後のオチには尻つぼみな印象を持たざるをえんな。
キャラの不透明だからと新メンを避けているようでは話にならん。
小手先だけでこの海原雄山をごまかせると思ったら大違いだ!」
栗田「大丈夫ですって、山岡さん。
石川の微妙な使い方も審査員の先生がたならきっと評価してくださいます」
海原「(しかし吉澤のところで
男役→男→男ができた→色々とカロリー消費
と妄想したのはワシだけなのだろうか)」
- 50 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月09日(金)16時11分41秒
- >コーヒー付き
文章表現力はある人だ。
最後の虹の表現はきれい。ただ描写がストーリーの流れと関係なく、
浮いているきらいはある。
保田と石川の関係にもうひとつひねりがあると緊迫感が出て良かった。
>時を「食う」
おもしろかった。
ひとつひとつのネタはとてもよくできてる。
こういうネタの場合、落ちはあまり気にしなくていいのかな。
でも最後に辻という最高の素材(wを持ってきているだけに、
そこでひとつ盛り上げてほしかった。
>いのちの味
うまいなぁ。
なかなか表現力のある人だ。
泣きながら鳥を食う後藤におろおろする市井に共感できる。
欲を言えばなんかこう、もっと気の利いたことを言える市井であってほしかった。
- 51 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月09日(金)16時28分56秒
- >紺野ちゃんの全快祝い
おもしろい!
いまいち、新メンのキャラを把握し難いこの時期としては、
非常にうまく類型化してると思う。
要所要所でキャラだってる旨味がピリリと効いていい味をだしている。
ただ、これだけだと単なるぐずな女の子で終わってしまうので、
最後はもう少し救いのある落ちが欲しかったな。
>おいしいクッキー
石川のけなげさに泣ける...
優しい言葉遣いにネガティブ石川の味がよく出ている。
吉澤の態度が料理の隠し味のようなものという解決は
短い話の中で、うまく最後を結んでいる。
一見、ありがちな設定と表現に見えるが、
割とかちっとした構成でしっかりと身の締まった佳品。
- 52 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月10日(土)01時04分40秒
- >Tafelmusik
すまん、長いという印象しかもてなかった。
面白いところもあったかもしれないが、セリフとかも全部説明ばっかりでだれてしまった。
あんまり詳しくベートーベンやらの話をしすぎるから、逆手にとって落ちがくるのかと思ったらそうでもなかったし。
- 53 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月10日(土)01時40分13秒
- >Tafelmusik
ベートーベンに対して特別な思い入れのない私にとっては、読むのがつらかったな。
ベートーベンに関するエピソードが多すぎる。
もっと、情報を整理した方がいいと思う。
短編集なんだから。
>Bitter Taste
貴重な子供時代のヒトコマ。
子供時代の美しさは、過ぎてみないと気づかないものなんだよな。
と、思ってみたり。
麻琴が愛らしく書けていると思う。
- 54 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月10日(土)04時29分36秒
- >Tafelmusik
ベートーベンの事などほとんど知らず、
クラシックもまともに聴いたことない俺だけど、
この話めっちゃ好き。
言い回しがかっこいいです。もちろんテーマもかっこいいです。
ベートーベンを語ることで、4人のキャラが出てる。
ものすごく気に入ってしまったんだよなあ、なぜか。
単に俺が小川ヲタってのもあるかもしれないけどね(w。
一つ言うと、
「まこと」という平仮名表記で、冒頭で勘違いをしてしまったので、
「麻琴」と漢字にしてほしかったです。
(けど、「ひとみ」と合わせたとか、柔らかい感じ出したいとか、意図があるんだろーな。)
これ読めて良かった。
- 55 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月10日(土)10時11分49秒
- 「Tafelmusik」
つんく→まことときて、きのこ頭を想像した(w
衒学的な歴史(美術)ミステリー風。
短編にしてはやはり説明がしつこいか。
そのために肝心の謎解き部分があっさりしすぎている。
読者の知識が無いと分からないような謎なら、もっと論理の飛躍を狙うべき。
あと、吉澤のキャラがイメージと離れすぎていて感情移入しづらかった。
「Bitter taste」
紺野の怪我をうまく使っていて現実味がある。
大人の象徴に「おばちゃん」保田を配してある辺りも順当。
全体的にきれいにまとまっていて好印象。
新メン主役な分だけキャラが弱いのだけが難点か。
ただ、こういう小川も意外と違和感無い。紺野はもう一息。
「自己紹介」
やっぱり紺野は人気者(w あと、やっぱりあの人は天使(w
これまた新メンの成長話。「あこがれ」と「現実」のギャップをうまく表現している。
キャスティングも似ているようで正反対の二人を選んでいてナイス。
起承転結もしっかりしていて構成もいい。
ただ、個人的には「福」は無かったほうが良かったかな。雑味に感じた。
間接的なテーマの使い方はうまい。ただ、知らない人には分かりにくいかも。
- 56 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月11日(日)03時45分47秒
- 山岡「“09.いのちの味”です。
いちごまは厳選した幼馴染設定を使用しています。」
京極「なにやら泣けてくるわ……
わしらがとっくの昔に忘れてもうた大事な物を、思い出させてくれる味や……」
海原「対決テーマを聞いた時から、この類の作品が一品は出てくると思っておったが、
素材に後藤を使うとは、最低限の下調べは行ったようだな。
しかし姉貴分としての市井の用い方がまだまだ青い。
気の利いたセリフを吐かせろなどとは言うつもりは毛頭ないが、
相応のリアクションというものがあろう。」
山岡「臭くならない範囲で、出来うる限りに想いを描ききったつもりだ」
海原「……あの最後のシーン、わしならば更に高めることもできよう」
山岡「なんだと!」
海原「至高の愛とは肉体の完全なる結合。椎名林檎曰く、それは性交ではなくカニバリズム。
そう言い切れば、いちごまにふさわしい最高級の皿をお出しできる。
また、それを市井の一方的な思考にのせても良い。
そこまでするのに抵抗があるのなら、恋愛感情を消して庇護欲だけを描くべきであろう」
一同「!!」
- 57 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月11日(日)03時46分33秒
- 海原「折角市井の女らしさを強調した描写にしたのならば、それを効果的に用いなくて何になる。
これだけの高級素材を使って、この程度にしかならんなど、片腹痛いわ!!」
団「(主題を重くするならば、エピソードにもそれ相応のインパクトが欲しいということか。
読後感か、完成度か、、、
まさに究極と至高の考え方の違いだな)」
¥¥¥
あくまで海原先生が書き直せばよりよいものに出来る、
まだまだ改良の余地がある、という意味です。
このネタを書いてるヤツがそうできるわけじゃございません。
ご了承を(^_^;
¥¥¥
ジェフ「山岡サン、鶏を絞めるならボクにやらせて下さい」
ブシュ!!
栗田「きゃっ」
京極「仏教ではそれを『業』と言うんやな」
栗田「(そう言えば、いつだったか実家ではじめたはずの養鶏は続いてるのかなあ・・)」
- 58 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月11日(日)04時23分31秒
- 山岡「“10.紺野ちゃんの全快祝い”です。
大胆に紺野をさばき、一貫性のあるキャラクターを作りだしました」
一同
「ほほっ、紺野の身は食べやすくていいね」
「最後までまとまらないけれど、そのぶんサラリとした味で、もたれないよ。」
「風味は新メン特有の弱さを持ち合わせているが、食感はどこか懐かしい」
「たしかにこの味には覚えが・・・」
海原「何をみなさんそれほど騒いでいらっしゃるのかな」
嶺山「ということは、先生はこれが何であるかお気づきで」
海原「これは周大人の守備範囲に引っかかっているのでは?」
陶人「すると旧メン料理か」
周大人「確かに、半分は私の専門にひっかかっています。
しかし半分は全く新しい味。。。」
審査員長「して、その旧メンとは」
周大人「まず、モノローグのスタイルは2ch福田でしょう。
頭の弱いところは市井を思い起こさせます。
そして何より、我が道を行く姿勢は石黒本来の味です」
嘲笑を浮かべつつ、帝都側に向かって高慢に中指をたてる富井副部長。
栗田「副部長、それはやり過ぎですって」
- 59 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月13日(火)21時19分26秒
- 山岡「“11.おいしいクッキー”です。
全編石川モノローグで恋愛モノを描きました」
脇役「らぶらぶなのにまとまりがあって、ぼろぼろとこぼれてこないよ」
谷村「展開の速さが気になるところだが、それ以外は全体に書き慣れた印象だな」
海原「ふむ、いしよしか・・・」
秀澤「いかがですか、先生」
海原「俗にらぶらぶ三原則として、“矢口の甘味・後藤の酸味・石川の辛味”などと言われるが、
これは本当で、石川を調理するにあたっての決め手は辛味とするのが王道である。
とはいえ、物事には限度というものがある。
コミカルを入れずにネガ〜を書き連ねても、それはただの鬱。
それはつまり、筋の中心に置かれているクッキー作りの過程の問題。
充分な心情描写とエピソードを入れなければ、細かい手順の説明なぞ無意味に等しい。
どうやら作中の石川よろしく、味付けが過ぎたようだな!」
山岡「(石川の辛味???
そんな言葉聞いたことがないぞ)」
海原「(うけが悪い!?
やはり魯山人がタニシを食べて死んだネタにすべきだったか?)」
- 60 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月13日(火)21時20分24秒
- 山岡「“12.Tafelmusik”です。
篠原一風の味付けで学園ものとしました」
栗田「ポイントビュアーには小川を抜擢しています」
大原「なかなか優雅な趣があっていいじゃないか」
金上「こんな**趣味の狸が社主をやっているから、東西新聞は二流なんだ」
山岡「なんだと、もういっぺん言ってみろ!この親の七光りめが!!」
金上「それはお前だ!」
おもむろに取り出した紙に、口の中のものを吐き出す雄山。
海原「料理人を呼べぃ!」
¥¥¥
諸般の事情により、作者さんご本人が拙稿をご要望でない限り、海原先生の部分は省略させて頂きます。
無論、もし御反応頂きましたならば、先生にも苦言だか苦し紛れだかをほざいて頂くつもりではありますが。
以上を諒とされ、どうぞご海容を給わりますようお願い申し上げます。
(所詮はネタなんですが、海原先生の威を借りてる手前、一応(^_^;)
- 61 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月14日(水)01時31分08秒
- 「メッテルニヒのトルテ」
正直やられたという感じ。
笑い有り、涙有り、おまけに軽い知識も盛り込まれている。
文章も手馴れているし、構成もなかなか。
しいて言うなら全体にキャラが薄いところか。
特にポイントの辻にセリフが少ないのが気になった。
でも実際こんなことがあったら、加護が思いっきり嫉妬しそうだ(w
- 62 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月15日(木)17時26分54秒
- >「Bitter Taste」
ほう、こういう視点もあったかと気づかされた。
13〜14歳の女の子にしてみれば、確かに20歳は大人だよなぁ...
改めてモーニングというのはおもしろい存在であると教えてくれるこの作品は貴重。
"bitter"な味が大人と子供を分かつ指標の隠喩として使われているのはおもしろい。
欲を言えば、保田が"大人"であることを示すエピソードがもっと説得力のあるものであれば
よかった。
>「自己紹介」
最初ネタかと思ったが、読み進むうちに引き込まれた。
紺野のあこがれの対象が最後まで語られないというのもいい。
最近のエピソード(実話)と絡めて、新メンと旧メンのほのぼのとした
心の交流をきれいに描いている。
それにしても、紺野は人気あるなぁ(w
- 63 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月15日(木)17時32分31秒
- >「因果応報」
おもしろい!
ひたすらおもしろかった。ワラタ。
市井の復活を何であそこまで恐がるのかわからなかったが、
そんなことはどうでもいいと思えるほど笑えた。
で、なんで加護はあんなに市井を恐れてるんだっけ?
まさかマザー牧場産牛乳ってことはないわな(w
- 64 名前:すまん...Tafelmusikを書いたのは俺だ... 投稿日:2001年11月15日(木)18時23分19秒
- 投票が終わるまではレスを控えようと思っていたが、
雄山に吐き出されてしまっては(w
俺自身、短編集にそぐわないというのは重々承知の上、投稿した。
いわば確信犯だ。
出来が良くないのも自覚している。
ただ、この板全体にも言えることだが、
もっといろいろなスタイルのものがあっていい。
ネタは大いに結構だ。
いちごまもいいだろう。
だがそれだけじゃ、寂しいんじゃないか?
たまにはこういうものがあったっていいだろう。
枯れ木も山の賑わいと言うし(w
その意味で雄山にはぜひ語ってもらいたい(w
まぁ、全作品に対してあのスタイルでコメントつけるのはかなり大変そうだから、
投票後になっても構わないよ。
早く先も読みたいことだし(w
あと「篠原一」風というのは良くわからない。
読んだことないので、こんなことを言うのもなんだが、「アウト・トゥ・ランチ」
とか「アイリーン」なんて作品の荒筋を見ただけだと、とてもそういう雰囲気では
ないように感じられる...
まぁ、機会があったら読んで見るよ...
スレ汚し失礼...
- 65 名前:すまん...Tafelmusikを書いたのは俺だ... 投稿日:2001年11月15日(木)18時29分27秒
- スレ汚しついでにお礼を。
>54
ありがとう。
「これ読めてよかった」なんて言われて泣かない作者はないというくらい最高の言葉だ。
本当に。
この一言が聞けただけで、もう思い残すことはないというくらい嬉しかったよ。
だから、雄山に吐き出されようが、呼び出されて作り直しさせられようが一向に気にならんね(w
- 66 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月15日(木)19時00分33秒
- >Tafelmusik
作品出揃うまで読むの控えてたんだが気になったので読んでみた。
おもしろいと思った。
すっと流されない話というか。脳の知的領域を刺激されるというか・・・
>短編集にそぐわない
どうしてそう思ったのかわからないが、別に今までの回を読んでも、
皆書きたいものを書いていると思うよ。
受けを狙うも良し。自己満足も良し。それこそオムニバスなんじゃないかな。
- 67 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月16日(金)18時10分59秒
- ここまでのエントリーで自分なら5点満点をつけるであろう3作品についてです。
>いらっしゃいませ、何名様でしょうか?
ショート・ショートの王道ですね。面白かったです。
惜しむらくは「謎の免許証」。冒頭であれだけ煽ってるのですから
もう少しオチの部分で生かして欲しかったです。
あと、吉澤の存在も単に「いしよし」でまとめただけの印象があり
ストーリーに巧くからんでいないのが残念です。
>いのちの味
考えさせられる作品です。
短編でありながら背景、世界観がしっかりとしており物語に引き込まれます。
ただ、最後の1レスは蛇足だったのでは?
一気に物語りが軽くなった印象があります。
- 68 名前:67の続き 投稿日:2001年11月16日(金)18時11分38秒
- >メッテルニヒのトルテ
蘊蓄を取り入れた作品のなかで、群を抜いてます。
イヤミにならず、ケーキや海外旅行に興味が無くてもすんなりと読めます。
ストーリーに巧くからんでいて、全体のバランスがいいですね。
あえて苦言を呈するなら、ケーキを譲ってもらうシーンが淡泊過ぎるのと
ラストの辻の行動が、画一的なところでしょうか。
短編であることを考えると、ある程度しかたないのですが
前半部分で整理すれば削れるところもあると思うので、後半の重要なシーンで
ページを裂いて欲しかったです。
- 69 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月16日(金)20時56分57秒
- >>64 『Tafelmusik』
海原「士郎、おまえは何も理解していないようだな」
山岡「なんだと!?」
海原「お前は自分の皿が短編集にそぐわない、稀有なスタイルであるなどとのたまわったが、
それは全くもって笑止千万!
なぜなら[個性的な傑作集]こそが短編集の意図するところであるからだ。
私はお前の作風を指摘しているのではない。
このことに関して言えば、お前は確信犯どころか不能犯だ!」
政治部の松川
「おーい、頼まれてた篠原一のこと、調べておいたぞ
彼女は文学界かなんかの新人賞でデビューしたんだが、
実は受賞当時、首都圏某名門女子高校に在学中ということで何かと話題になったんだ。
知性的だけど、時に衒学的。そういう意味だと思うぜ。
ともかく、くわしいことは2chのしかるべき板で聞いてくれよ」
海原「しかしなんだ、お前の態度は!
この私に言葉を求めておいて“気にならん”とは!
固定客に美味いと言わせればそれで満足などと考えるならば、
はじめから批評なぞ無視すればよかろう。
ええい不愉快だ!帰るぞ、中川!」
団「お待ちください」
中川「先生、なにとぞご辛抱を」
- 70 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月16日(金)20時57分34秒
- 山岡「“13.Bitter taste”です。
小川モノローグで進め、素材の数はきちんと絞りました」
小泉「モノローグでの情景描写には限度があるが、心理描写はなかなか旨いじゃないか」
平町「しかし保田のアドバンテージもけっこう微妙ですね」
秀澤「全体の印象も凡庸・・
先生はどう思われますか?」
海原「いしよし」
山岡「・・・」
栗田「・・・」
海原「・・・」
山岡「“14.自己紹介”です。
主となる素材は紺野ですが、もう一方によりこだわりを入れ込みました。
栗田「味の成分の数がとても多いのに、くどくならず後味がふわりと広がるの!」
谷村「語彙を簡潔ととるか、凡庸ととるか、評価のわかれるところだな」
海原「展開は整理されているが、エピソードを配するバランスを考えるべきだな。
起承転結で言えば転の部分にまだまだ改善の余地がある。
あとはほぼ、地元オーストラリアの料理人 >>55 氏の言う通りだ」
良三「(先生、ネタが無いからって、その手抜きはあからさま過ぎです)」
- 71 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月17日(土)04時09分04秒
- >Tafelmusik
まず、他の人も言ってますが”まこと”は少し問題。何らかの意図があったとしても、
どうしても別人を想像させてしまい、読む妨げになりました
短編向きかどうかという議論もあったみたいですが、様々な手法・作風を歓迎する
この企画においては、貴重な存在といえるのではないでしょうか
ただ、語彙のレベル(やや難解なものが見受けられた)と文章構成のレベルにバランスを
欠く点が、専門的な知識とあいまって読みにくさを与えたと感じます
あと、蛇足ですが雄山に噛み付くのはどうかと(w
彼は今回どの作品にも何らかの”ケチ”をつけてますし、それが役割だと思ってやっている
それこそ確信犯ですからね
- 72 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月17日(土)04時18分52秒
- >因果応報
面白かったです
ネタ(でいいですかね?)系としては、読みやすさ、分かりやすさ、テンポ
どれも良かったです
ただ、テーマをどれだけ活かしたかという点ではやや弱く、
十分面白いことを前提にだけど、ネタ系の多い今回では、やや印象薄
- 73 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月17日(土)04時38分08秒
- >いらっしゃいませ、何名様でしょうか?
草木も眠る丑三つ時。ホラーな時間に変な客とのやり取りというアイデアは
面白かったですが、後半、特に保田さんと石川さんのやり取りのあたりは
尻すぼみな印象を受けました。
>いのちの味
テーマからして必ず出てきそうな作品。ありがちになりそうな話を綺麗に独自の世界で
まとめていたと思いました。
ただ、ラストにいちごまを匂わせたあたりや、最後の一文が全体になじんでいない点が
後半の印象をぼやかしてしまった感がありました
>わたしをたべて…だぁあく
中盤までは、テンポがよく面白かったんですが、大オチが分かりづらかったです
テンポを優先したための説明不足を感じます
- 74 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月18日(日)12時28分52秒
- 「因果応報」
ネタ物にしては長い話だが、最後まで飽きさせない。
加護がなぜ市井を怖がるのかが今ひとつ謎だが、それぞれのキャラも立ってておもしろい。
定型的な使い方ではあるが、辻のキャラが効いている。
最後にもう一つ大きなおちがあれば、なおよかった。
「わたしをたべて…だぁあく」
残念ながら、内容が伝わってこない。明らかに説明不足。
調理前の材料だけ出された感じ。
「にいにい」
笑いにするにはまだ生々しいネタではあるが、個人的にはアリ。
しかし、規制が緩いとはいえ、テーマから離れすぎ。
食べ物による接待などというネタを使うなど、工夫はできたと思う。
- 75 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月18日(日)12時30分17秒
- 「新メン@世界名作劇場」
某ネタスレを髣髴とさせる壊れたキャラが素敵(w
小川がまじめな突っ込み役なのも新鮮でよい。
ネタもそれなりに良くできてるが、短編の場合ラストのオチが弱いのは損。
「トロピカ〜ル食して〜る」
後半の作品は、エロ度が高くなってるのはなぜだろう?
カップリングはめずらしいが、ありがちなラブコメ的展開。
でも、後藤が妙に可愛い。
タイトルと内容が一致してないのが気になる。
「想起」
作者さんの意向により、後回し。感想としてはやや否定的。
- 76 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月18日(日)12時30分54秒
- 「コーンスープ」
上でも書いたが、このネタはまだ生々しいので読んでてきつい。
途中までの展開は言うこと無し。それだけに厳しい感想を。
西田という外部要因を使うなら前振りが足りない。二人のつながりを感じさせる描写が欲しい。
あと、個人的には娘。内で問題を完結させて欲しかった。
フリがきつい分だけ、もっとインパクトのある救いが必要だと思う。
また細かいようだが、コーンスープである必然性も弱く、味が変わった→大人になったも
同内容を扱った「Bitter taste」と比べて説得力に欠ける。
- 77 名前:岸朝子 投稿日:2001年11月18日(日)15時23分57秒
- 1:あたしをたべて…はぁと
一皿目からこちら系ですか。
少々意外でしたが、前菜としては、好きですね。
でも、石川さんの、ポジティブ味付けは、わたくし、少々飽きてしまいました。
まあ、この辺は好きとおっしゃる方もたくさんいらっしゃるのでしょうけど。
自分としては、前半の落ちで終わっていた方が、あっさりしていて好きですわ。
料理記者歴40年の意地にかけて、桃板まで取材に行ったのに、結局ラストが分かりませんでした。
2:冬のうた
この二つの素材を掛け合わせようというのは、かなりの力がいると思いますわ。
何しろ、性質が固まりきっていない新メンバーと、カップリングされにくいリーダーの組み合わせですからね。
読者のイメージに頼れない分、それぞれ書き込む力が必要。
語尾の味付けが、単調すぎた嫌いがあります。
それと、残念ながら、食べ物がいきていない様に感じられました。
- 78 名前:岸朝子 投稿日:2001年11月18日(日)15時25分29秒
- 3: トマトジュース
釈然としない味はあまり好きでないのです。
なので、ちょっと、抵抗感じてしまいますわ。
そうですねえ、短編ではあるのですが、開かずの間は、開けるまでにもう少し心理的抵抗があるのではないでしょうか。
そして、これも、語尾の味付けが単調。
会話と、一部の体言止め以外は、全て”〜た”では、もう少し長い文になると、抵抗感でてきそうです。
このお皿だけで見ると、その場の雰囲気を伝える力が強く、空気感の作り方がうまい料理人と感じました。
4:Dawn Chorus
この食材、コンペでしかほとんどお見かけいたしませんですね。
石黒さんをメインに据えるとこういう味になるのか、それとも料理人特有の味付けなのか?
自分には分かりませんが、過去回帰&賛美的な味が多いようです。
これも好き嫌い分かれるところのようですが、数多いお皿の一つとしては、好ましく思います。
おいしゅうございました。
- 79 名前:岸朝子 投稿日:2001年11月18日(日)15時26分55秒
- 5: いらっしゃいませ、何名様でしょうか?
味付けにねらいが見られないのに、コントになっているところが、不思議ですわね。
淡々と話を進めるところに、このお皿の力があるのでしょうか?
ただ、吉澤さんが、おそらく普通との対比みたいな意味で、調味料として振られたのだと思いますけれど、いまいちピンと来ないものがありました。
それでも、最後の"79"好きですわ。
おいしゅうございました。
6: 何味だろう?
やぐよし、というのも、最近では食材の取り合わせとしては、王道に近い域に入ったようでございますね。
そのせいか、割と単調にも見られ、先の展開も分かるようであります。
それでも、きれいにまとまっていますね。
だけど、そうしますと、たくさんあるお皿の中で、埋もれてしまいますわ。
インパクトの弱さが、弱点となっているようですわね。
- 80 名前:岸朝子 投稿日:2001年11月18日(日)15時28分08秒
- 7:コーヒー付
日常の切り取りという、石川と保田、特に保田を自然のままの味を生かしたお皿ですね。
わたくし、こういうさらっとしたお味好きなのですよ。
とは言え、一つのお皿としてだけ見ると、弱さが感じられます。
コース料理の中の一つとしてみれば、控えめで、良いお味ですのにね。
8:時を『食う』
石川というソースを使って、それぞれの食材の本来の味を強めようとなさったのかしら?
ただ、どの食材も、下味が使い古された味付けの様な気がしますわ。
残念ながら、また来たかという感じが払拭できていません。
インパクトも薄かったように思われますわね。
- 81 名前:岸朝子 投稿日:2001年11月18日(日)15時30分09秒
- 9:いのちの味
方向性は全然関係ないのに、南のとある島を思い浮かべてしまうお皿でした。
テーマを120%生かし切った、さすが鉄人と思わされます。
ただ、わたくしとしては、さいごのいちごまは、いらないかなという思いもありました。
重たい味なので、中和なさろうとされたのかもしれませんが、無くても良いかなと。
でも、あってもいいかな、とも思います。
今回の数多いお皿の中で、最もメッセージ性の強いものの一つでしょうか。
おいしゅうございました。
- 82 名前:岸朝子 投稿日:2001年11月18日(日)15時31分22秒
- 10:紺野ちゃんの全快祝い
この食材は、今後こういう味付けが定番になっていくのでしょうか?
新たな彩りが加わったようで、私、つんく氏の食材を見抜く眼力に恐れ入ってしまいました。
そして、これを調理された料理人は、この食材をよく理解されてますようですね。
紺野を扱う際の基本の味付けとして、このお皿は記憶されるものではありませんか?
私の取材不足かもしれませんが、この食材をメインに据えて、このように生かし切ったものは初めて食させていただきました。
難を言えば、新垣、小川、というこれも新しい食材ですが、この二つの扱いが少々雑にも見えます。
エンディングは、もうちょっと、すっきりした何かが欲しい気もしました。
おいしゅうございました。
11:おいしいクッキー
このお皿も、日常切り取り型のようですわね。
石川という、この世界の基本食材に、塩を振ったのみのシンプルな味付け。
石川オタの審査員には、非常に好まれそうなお皿ですね。
調理の場面は、ある意味では、吉澤への想いというエッセンスを狙ったものでしょう。
ただ、エッセンスが多すぎる嫌いはありますわ。
- 83 名前:岸朝子 投稿日:2001年11月18日(日)15時33分00秒
- 12:Tafelmusik
すでに、各審査員がいろいろな意見を出していらっしゃいますが、わたくしは、好きですわ。
”食べ物”というテーマとは少々異なりますが、”食事”まで含めて”食べ物”とすれば、このお皿はそれにぴったりとはまりますわね。
”まこと”は、麦茶のつもりで飲んだらアイスティだったような、そんな違和感を感じました。
芸術家肌の吉澤、というのは、初期のまだほとんどしゃべっていない頃のイメージを、思い起こさせられました。
ある意味でのメッセージ性も強く、本コンペでの、最も目立つお皿だったと思います。
大変おいしゅうございました。
- 84 名前:岸朝子 投稿日:2001年11月18日(日)15時33分58秒
- 13:Bitter taste
こういったコンペでは、お皿の出す順番で評価も変わってきてしまいます。
そういう意味で、前のお皿と主役が同じ、というのは不利になることもある。
どうしても、前の話のイメージが残ってしまいますからね。
単品で見ると、小川という新鮮素材と、あくはあるが割とメジャー食材の保田の対比という、何を伝えたいのかがよく分かるお皿だと思いますわ。
もう一つ言えるのは、読みづらい。
掲載形式を変えるだけで、評価はもっと上がると思いますわね。
おいしゅうございました。
14:自己紹介
新鮮素材にシンプルな味付け。
付け合わせに”いも”。
すばらしい出来だと思いますわ。
ただ、一つだけ。
わたくしやっぱり、”いも”じゃなくて”おいも”とおっしゃっていただきたかったですわ。
これって、”食べ物”というテーマをある意味では生かしているけれど、実は全然遠いという見方も出来るんですわね。
おいしゅうございました。
- 85 名前:岸朝子 投稿日:2001年11月18日(日)15時34分56秒
- 15:メッテルニヒのトルテ
力作ですわね。
ただ、黙って食べていたいお皿ですわ。
あえて難癖付けるとしたら、3gの”g”は、機種依存文字であったと記憶しております。
機種依存文字が入ると、食することの出来ないお客様も出てくるので、お気をつけになられて方がよろしいかと思います。
大変おいしゅうございました。
16:因果応報
”ぼのぼの”が分かる人はどれくらいいるのでしょうか?
一番笑えるお皿でした。
最後のミニモニは、何だったのか、そこがいまいち分からないのですが、わたくしの取材不足のせいでしょうか。
良い子”のの”のエッセンスは、良いですね。
おいしゅうございました。
17:わたしをたべて…だぁあく
コメディに見えたのに、何か切ない最後になってしまいました。
笑えないです。
お皿の統一感が無いのが残念です。
コメディっぽく書きつつ、ラストにこうするのがねらいだったのでしょうか?
それと、コメディねらいで行くのだとしたら、前にも申しましたけれど、お皿の順番というのを考えた方がよろしかったと思います。
- 86 名前:岸朝子 投稿日:2001年11月18日(日)15時36分13秒
- 18:にいにい
あのう、これも、お皿の統一感の無さが、つらいですわ。
こちらは、序盤が真面目に進んで、ラストにああなってしまいますと、違和感だらけです。
だけど、料理人の、伝えたいことは、もしかしたら、全部描けているのかもしれないですわね。
問題点としては、”食べ物”というテーマは、完全に死んでいるというのも上げられます。
19:新メン@世界名作劇場
案内板のとあるスレを読んだ人は、もう、タイトルの下味の時点で、(笑)でしょうか。
紺野さんは、もう、完全に味付けの仕方が決まってきましたね。
魔女ののとか、配役が絶妙。
ただ、何というか、ちょっと笑えるが続くけど、すごく笑える盛り上がりが無いのが残念。
20:トロピカ〜ル食して〜る
ミスの後付は、いらないですよ。
そのまま、無かったことにしといたほうが、食べやすいお皿でしたね。
M-seekでは少ないですが、マジ系サイトでは、割とよく見るこの二人の組み合わせ。
デザートは、ちょっと読めてしまいましたわ。
- 87 名前:岸朝子 投稿日:2001年11月18日(日)15時37分01秒
- 21:想起
わたくし、もう60過ぎのおばあさんですし、これくらいのことじゃあ、驚きませんのよ。
でも、何か思いだしてしまいましたわよ、昔を。
それにしても、ずいぶん大人な14歳ですわね。
行動そのものというよりも、心理描写に出てくる発想が。
その辺に違和感を感じるか、この人らしい、と取るかは様々でしょう。
おいしゅうございました。
22:コーンスープ
新垣里沙は泣かない。
この、食材自体の強い意志を知った上で読むと、いろいろなものが伝わってきます。
精神的に12,3歳の言葉とマッチした文章が、すばらしいですわね。
大変おいしゅうございました。
- 88 名前:岸朝子 投稿日:2001年11月18日(日)15時40分06秒
- 今回は、出品数が多く、全部食べきるのはなかなか大変でしたわ。
言いたい放題言いましたが、私にじゃあ、自分の書いてるものを見せて見ろ、とかおっしゃるのは無しですよ。
料理記者が、料理人よりも、おいしいものを作るなんて、そんな、無理でございます。
それでは、最後に、一言。
海原雄山!頑張れ!
- 89 名前:13 投稿日:2001年11月19日(月)02時46分45秒
- >想起
書こうと思ったんだが、自分の考えた様な受け取り方をしていない人も
いるようなのでやめておきます。
- 90 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月19日(月)04時38分34秒
- 山岡「“15.メッテルニヒのトルテ”です。
温かみのある素材を用い、マターリ仕上げました。
審査員団
「ほっほう」
「重厚にして軽快………奇跡のような味だ。」
「万人受けする素材とはいえ、よくやりましたなあ」
ブラック「けど、外人の英語が変でゲス!
youとmotherが同格なのはいいとしても、
presentは可算名詞だから単数形ならば冠詞が必要なはずでゲス」
山岡「!!」
大原「まずいぞ・・」
栗田「ご心配には及びません。
オーストリア人はドイツ語話者です。英語が間違っていても不思議じゃありません」
秀澤「うう・・」
嶺山「……海原先生、お願いします!!」
海原「うむ…」
静まり返る一同。
海原「中澤も辻も美味しんぼを読んでおらんのか〜〜〜!!!!」
ウメ「ここだけの話ですが、実はザッハ・トルテは日本でも味わうことができるんです。」
チヨ「くわしくは美味しんぼ44巻をお読みください。」
タネ「美味しんぼ愛読者なら、当然気づくはずなのですが・・」
¥¥¥
資料提供
http://spi.shogakukan.co.jp/spi/oishinbo/index.htm
- 91 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月19日(月)04時39分47秒
- 山岡「“16.因果応報”です。
新メンなんたらのご時世に、あえて辻加護ネタで勝負しました」
陶人「一定のスピードで小気味よく進んどるのお」
海原「話の本筋以外でテーマをからめる場合は特に、印象が薄くならないよう注意する。
そんな基本すらも頭に入っていないようだな。
冒頭とボディ、それぞれの部分の関連性が薄すぎるからこういうことになるのだ。
これでは火を通していないネタスレも同然。
すこしは小説らしく筋を明確にするよう努力しろ」
山岡「そんなせせこましいことができるか!」
海原「……さもなくば……冒頭から一貫してネタの量を倍にすることだ!
但し、その場合は加護の突っ込みを改善せねばならんがな」
大原「東西新聞文化部が、まともなタイトルもつけられないのか」
小泉「だいたい考えてもみたまえ。因果応報とは過去の行いが現在に影響を及ぼすこと。
それなのに加護と市井の過去がこんなにも薄いとは、どういうことだ!」
大原「谷村君、処分はわかっているだろうね」
谷村「はい、美食倶楽部名義でピザ50人分出前ですね」
大原「うちの孫にヘアスプレーかけさせるのも忘れるな!」
- 92 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月19日(月)17時44分45秒
- >わたしをたべて・・・だぁあく
惜しいねぇ。
テンポは良かったのに。
もうちょっと説明加えてれば、おもしろかったんだと思う。
終盤までの持っていき方はなかなかだったのになぁ...
惜しいですわ。
>にいにい
おもしろい。
泣かせものかと思ったら、あの豹変ぶり(w
最後のドタバタはもっと他メンの台詞を入れて盛り上げて欲しかったな。
>新メン@世界名作劇場
これまたおもしろい。
辻魔女が効いている(w
高橋は...あれでいいのか? ま、いっか(w
いや、おもしろかったわ...笑いのつぼをしっかりこころえてるよねぇ...
- 93 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月19日(月)17時45分43秒
- >トロピカ〜ル食して〜る
後藤もなっちも可愛く書けてるんだけど、
吉澤や石川の部分にもっと毒が欲しかったな。
ネタなのに淡々と進んだ印象。
読後のさっぱり感がすっきりと軽めのデザートを食べたかのよう。
>想起
う〜む、力の入った作品だ。
スリリングな描写が格好いい。
けど、日本語としておかしな表現が何箇所かあったね。
全体の雰囲気に悪影響を及ぼすほどではないけど、
文章のリズムが途切れるので、あまり懲りすぎた表現は抑制した方がいいんじゃないかな。
凄く力のある人だと思うので、もっと現実的で感情移入しやすいテーマを扱ってくれたら
良かったな。
>コーンスープ
前出の「にいにい」と同じテーマではあるが、こっちは本格派。
横アリとかで、本当にこんなことあったんだったらひどいね。
同情でにいヲタになっちゃいそう(w
“I Wish” が効果的に使われてて泣けた。
ただ、新垣の葛藤がもっと丁寧に書き込まれていれば終盤の展開が生きたと思う。
- 94 名前:第四回データ集 投稿日:2001年11月19日(月)23時43分27秒
- メンバー名(登場回数、主役回数)の表記
飯田(6,1) 安倍(7,1) 矢口(4,0) 保田(9,1) 後藤(9,4) 石川(9,5) 加護(3,1) 辻(8,0) 吉澤(10,2)
小川(5,4) 紺野(4,3) 高橋(1,1) 新垣(3,2) 福田(1,0) 石黒(2,1) 市井(3,1) 中澤(2,1)
モーニング娘。以外での名前のある登場人物
リム、西田奈津美
登場認定は、台詞有りもしくは、話の中で位置づけされているものです。
人間の形状をしていなくても含みますが、その場所に存在していても名前だけの登場の場合は含みません。
主役認定は、視点が定まっている場合は、その本人のみ。
それ以外は、主観です。
各種カップリング
いしよし4 よしごま 1 かおまこ 1 やぐよし 1 やすいし 1 いちごま 2
よしまこ 1 こんなち 1 ゆうのの 1 なちごま 1
カップリング認定は、かなり広めに取っています。
恋愛メインもの 4 (コメディ系は除外)
エロ目立ちもの 1
リアルもの(モーニング娘。である) 18
アンリアルもの(モーニング娘。でない) 3
不明 1
あり得ない話(パラレルとも言う) 5
コメディ系 7
- 95 名前:傾向 投稿日:2001年11月19日(月)23時45分07秒
- 前回と比較して、市井の登場回数が激減している。
市井が登場すると、必ず後藤がセットで付いてくる。
他のメンバーは、前回とほぼ同等の比率。
ただし、新メンバーは急増。
プッチモニ勢は、全員登場回数が多い。
矢口、加護は、新メンバーよりも登場回数が少なかったりする。
辻、保田は、登場回数の割に主役が少ない。
後藤、石川は、ほぼ5割の確率で主役。
ミニモニ勢は主役に使いにくい。
カップリングの種類は増えた。
吉澤は、4種類のカップリングに7回登場。
一方、辻、加護は、カップル成立はなかった。
新メンバーは、脇役には逆に使いにくいようだ。
- 96 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月20日(火)04時44分31秒
- >>94-95
市井は復帰が決まって逆に使いづらかった・・・
どんな風に絡めればいいのかと。
新メンはタイムリーさと、ここでテストしようとした作者さんが多かったのかな。
テーマの影響だろうけどコメディ(ネタ)系が目立ってましたね。
楽しみにしてたりします。ご苦労様
- 97 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月20日(火)12時44分49秒
- >94-95
お疲れ様です。
毎回ありがたいですね、このデータは。
>96
たしかに市井はいちごま以外では使いづらいし、かといっていちごまもどうかという、
作者の葛藤の現れのような気がします。
新メンはやっぱりキャラの把握が難しい。
ニュートラルな小川が多用されたのはよくわかります。
反面、高橋の存在感のつかみ難さはこれからの作者さんのがんばりに期待したいところ。
感想は雄山の登場で大いに盛り上がったもののネタを入れないと書きづらい状況からか、
レスが少なかったのは残念ですね。
前回は2ch閉鎖、新メン追加、今回はパクリ騒動というのがトピックスですかね。
この辺は作品の傾向に微妙に影響したかもしれません。
いずれにしても、投票のコメントで言い足りない方も含めて、
まだまだ感想お願いしますね。
- 98 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月22日(木)13時57分49秒
- >集計人さん
集計は統計ソフトを使って、集計しているのですか?
もし、そうならば合計点、平均点だけでなう、分散も算出したら面白いと思います。
分散を算出することにより、その作品の持つ特徴がわかるからです。
分散が大きければ大きい作品ほど、その作品に対する評価が分かれている。
逆に、分散の小さい作品は、評価が一定しているということになります。
例えば 合計 平均
作品A 3 3 3 3 3 15 3
作品B 4 1 2 3 5 15 3
このように、同じ合計点、平均点でも、明らかに作品Aと作品Bは違う傾向を示していると思われます。
大変だとは思いますが、是非、御一考を。
- 99 名前:集計人 投稿日:2001年11月22日(木)18時53分32秒
- >98
>統計ソフト
フリーのしょぼいの使ってるんで・・・
出力も独自だし・・・(汗
休みに入ったから、ちょっと調べてみますね。
- 100 名前:集計(仮) 投稿日:2001年11月22日(木)23時39分05秒
- 題名 得点 平均点 不偏分散
メッテルニヒのトルテ 42 4.2 1.73
いらっしゃいませ、何名様でしょうか? 39 3.9 0.54
紺野ちゃんの全快祝い 37 3.7 0.67
因果応報 36 3.6 1.37
いのちの味 35 3.5 1.61
Bitter taste 33 3.3 0.68
おいしいクッキー 33 3.3 1.57
新メン@世界名作劇場 33 3.3 1.12
Dawn Chorus 32 3.2 1.26
トロピカ〜ル食して〜る 31 3.1 0.99
時を『食う』 30 3.0 0.67
- 101 名前:集計(仮) 投稿日:2001年11月22日(木)23時40分22秒
- コーンスープ 28 2.8 1.51
自己紹介 28 2.8 1.29
にいにい 28 2.8 1.29
コーヒー付 27 2.7 1.34
想起 26 2.6 2.71
あたしをたべて…はぁと 24 2.4 0.93
何味だろう? 23 2.3 0.90
Tafelmusik 23 2.3 0.54
トマトジュース 21 2.1 0.54
わたしをたべて…だぁあく 16 1.6 0.71
冬のうた 12 1.2 0.40
投票人数10名
不偏分散>数字の大きい方が得点のばらつきが大きい。
- 102 名前:データ集作った人 投稿日:2001年11月22日(木)23時51分31秒
- 感想が来なくなったのは、自分が変なタイミングでデータ集入れたせいでしょうか?
強引にまとめに入ってしまった感じにですものね。
責任取って、少し自分で書きます。
まず、自分で出したデータから。。
矢口と加護って使いづらいのかなあ?
自分は、加護主役の話を書いたことあるけど、結構やりやすかった。
加護視点で書くと、文章力の無さがちょうどいい感じになってごまかせる。
辻、保田の主役の少なさは、現実世界とあいまってるかんじで、ちょっとやだな。
後藤、石川の主役率の高さも、そんな感じでしょうか。
今回は、非娘。の登場が少なかったですね。
オーディション脱落者と、赤ん坊だけですからねえ。
松浦あたりは、もうちょっと出てきてもいいように思いますが。
市井の登場が半減した今回、テーマを”市井”にしてたらどうなってたことやら。
- 103 名前:データ集作った人 投稿日:2001年11月22日(木)23時53分04秒
- 話題作について、感想をいくつか。
>Tafelmusik
これ、テーマは食卓の音楽なんだから、コンペのテーマに合ってると思います。
最後の168の小川の述懐(というのか?)なんかが、その辺を表してるんじゃない?
食卓が生み出す暖かさとかそういうの。
>いのちの味
最後のいちごまは、市井の照れなのか?
真面目な話をしちゃった市井が、照れてあんな事を言ったと。
でも、その台詞のがよっぽど恥ずかしい。
>想起
えー、"13=89"の人。
感想書いて下さい。
違う感想の人がいるなら、なおさら書いて欲しい。
って、何か作者っぽいいいかたしてるけど、違いますよ。
自分の感想としては、とりあえず、みんなそこまで無抵抗にレズじゃないだろ、とか思った。
ネタであったり、エロであったり、カップリングであったり、それ系の話は多いけど、何のためらいもなく、みんなレズってのはちょっと・・・。
しかし、相当文章力ありますね。
以上、単なる感想でした。
客観性0
- 104 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月23日(金)00時17分22秒
- >冬のうた
がんばれだけじゃなんなので、
*飯田がラジオで小川がタイプとの発言。
*体も心も温まる食べ物「おでん」
発想はとても良いと思った。
何を書きたいか。伝えたいか。もはっきりしている。
展開的には(個人的な考えですけど)おでんを食べるシーンを、
書き込めばもっと良くなるんじゃないかな・・・
言葉でも良いし、無言であればさりげない心遣いを書くとか・・・
あと、技術的なことは↓のサイトを訪問してみると良いかも。
ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~hfk/gohan/gakushuu/index.htm
ttp://www.anzu.sakura.ne.jp/~hat/
ttp://www2.cds.ne.jp/~macride/
ttp://www18.big.or.jp/~novels/
ttp://homepage1.nifty.com/shimada_lisa/knife/
これから書こうと思ってる人もぜひのぞいてみて。
>103
>想起の感想
なぜこの作品を書こうと思ったか、作者さんの意図を聞くまでは書けません。
あしからず。
- 105 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月23日(金)16時16分18秒
- >Dawn Chorus
おもしろかった。
ただ、「娘。に残る=歌に対して純粋」の発想自体に疑問が残った(個人の考えだけど)
残るのが保田にとってのまっすぐな道であるのはわかるけど・・・
どっちが回り道かは人によって違うんだろうなぁと
明日香に格好悪いと納得させて話をまとめても良いのかなあなんてね。
子供の話を頭に持ってきてどうするのかなと読んでいたが、うまく使うなぁ
あと「いぎたなさ」を使うのはどうかと、普段使わない言葉過ぎて読みが止まるし間違った解釈のまま読み進まれるのは不本意だと思う。
- 106 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月23日(金)16時28分47秒
- >いらっしゃいませ、何名様でしょうか?
おもしろかった。
夜勤が始まる前に不安を感じる描写のせいで必要以上に先の展開に期待をしてしまった。
「千と千尋の神隠し」みたいに神様が食事に来るのかと(w
辻加護は最高!だがそのために残りふたりが尻つぼみになった気がする。
まとめ方もきれいだけど、吉澤との絡みがもう少しはいっても良かったかな?
読者サービスとして(w
- 107 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月23日(金)16時43分36秒
- >何味だろう?
何も書くことがない。好き(w
この話は好きか嫌いかで良いのだと思う。
>コーヒー付
これも好き
ただこの話の場合、保田の片思いの可能性が否定できない。
それだけが気にかかるところ(w
>時を『食う』
おもろい。
発想と共に妄想?石川のキャラがナイス。
あっさりとした終わらせ方にセンスがいいと思った。
- 108 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月23日(金)16時58分26秒
- >いのちの味
真面目に取り組んでいると思った。
ただ、話自体はありふれていて目新しいものがなかった(たまごも含めて)食肉産業に携わる人間の子供が通る道だし、実際はこのように割り切れるものではないしね。
子供のためにおとなが作った言い訳話にしかならない。
厳しいことを書くようだけど、そのような題材を扱ったということで理解してください。
最後のいちごまに関しては読者サービスということだろうけど、そうならない人にとっては余分だったかも。
- 109 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月23日(金)22時01分31秒
- >トマトジュース
おもしろかった。
余分な説明がないのが特に良いと思う。
5スレ以内でテーマが怖い話だとすれば、5点入れた。
それくらい気に入った話です。
>Tafelmusik
おもしろかった。
問題点としては、何を伝えたかったかわかりにくいということにあると思う。
娘。を使って、ベートーヴェンの講釈をしたかったのか。
ベートーヴェンを使って娘。の人間模様を描きたかったのか。
後述を狙っていたのであれば、やはり説明文が多すぎたのではないか・・・
人物の会話だけを抜き出すと、洒落ているし魅力的なだけにもったいなかったなあ。
テーマに関しては、すべての話題を食に結びつけているのでうまいと感じた。
- 110 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月23日(金)22時28分08秒
- 山岡「“17.わたしをたべて…だぁあく”です。
いしよしの苦味の部分を活かしてカニバってみました」
脇役「これは酔ってる時に読んだらもっと楽しめるよ」
海原「明確なネタは1箇所だけ。
他はネタかシリアスかもはっきりしないようなものばかり。
描写はそれぞれの言葉がぶつぎりで、一つ間違えれば電波系。
結末は跳び過ぎ。この手の発想が思いつくかは個人差がある。
今後は食す側の妄想力を考えて、インフォメーションの量を調節することだな!」
[鯛ふじ]の店主(故人)
「カニバるのにも色々と細かいコツがあってね、
ま、そうすぐ簡単にできてもらったら困るってもんよ」
- 111 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月23日(金)22時28分40秒
- 山岡「“18.にいにい”です。
新垣モノローグから一定のテンポでスクロールしました。」
審査員団
「こっこれは!」
「最後の最後での急転、新垣の痛さをうまく利用した奥深い味が広がりますね」
「こうなるとなおさらテーマの薄さが惜しい」
「しかしこの作品の場合、無理にこじつけろとも言えないな」
海原「新垣の痛さを爽快感につなげるとは、客の好みを考えない乱暴な方法だな。
ただ………流れを緩めずに振り切ったことは誉めてやろう」
一同「!!」
秀澤「えと、、、海原先生、、それだけですか?」
海原「私からは、これ以上何も言うことはあるまい」
審査員団
「テーマを無理にからめても、無駄な味が加わるだけ。
最後をじっくり描いても、ますます一貫性が失われるだけ。」
「更に言えば、本筋にメスを入れることなく、この癖のある味を消すことはできない」
「はてさて、いかに評価したらよいものか…」
大原「どういうことだ?」
谷村「どうやら発想自体が問題視されているようです」
小泉「やはりテーマの不適が一番の弱みになってしまったな」
- 112 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月24日(土)20時22分14秒
- 山岡「“19.新メン@世界名作劇場”です。
新しい素材も積極的に用いるネタスレを、食べ易くなるよう心がけて調理しました。」
陶人「ほう、タイトルを聞いただけでよだれが出るわい」
京極「他のヤツならいざ知らず、ネタスレ相場で鍛えたこのわいをそう簡単には……ウマイ!!」
二木「肥満ネタってこんなに食べ易いものだったのね」
文化部社員「これなら何杯でもいけるよ」
海原「果たしてこれを手放しで誉めてよいのかな?」
山岡「なんのつもりだ!」
海原「一見、伝統の味をうまく短編におさめたようだが、その際に若干の落ち度が見られる。
短くまとまっていることが短編の長所。
一貫性をもたせるのも重要だが、その中に起承転結がなければ面白みが無い。
一皿だけで美味いと食通をうならせるには、深い味わいをもたらさなければならない。
オチが弱いのも、盛り上がりに欠けるのも、短編としての味付けが不十分だからだ!」
谷村「淡々と進んでしまうネタスレの弱みをつかれたな」
栗田「我々としては十分だと思ったのですが・・」
- 113 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月24日(土)20時25分23秒
- 山岡「"20.トロピカ〜ル食して〜る"です。
最近になってようやく市民権を獲得した感のあるなちごまを、小綺麗に調理しました。」
審査員団
「やはりどこか異彩を放っていますが、あながちそう悪い食い合わせでもないですね」
「特にこの一品はくせがなくて食べやすい」
海原「本当にこのなちごま料理、素材の味を引きだした品と言えるのかな」
栗田「我々は、後藤に最も適した調理法を、この料理で示せたと自負しています」
山岡「安倍にしても優艶な可愛らしさを印象付けた」
海原「安倍の個性とは愛らしい懸命な姿だけか?」
山岡「………事実上、これ以上は無理だ」
栗田「山岡さん!」
山岡「後藤の視点で場面を移行させた以上、不自然な書きこみはできない!」
海原「私は何も安倍に関するエピソードを加えろと言っているのではない
重要なのは安倍をイメージ付ける大きな個性、方言のことだ」
山岡「口調だって風味を壊さないぎりぎりまで安倍らしさを出した」
海原「わっはっはっ、語尾だけで方言になるなどとは言語道断!
今すぐ北海道へ逝き、ザンギを注文して来い!」
栗田「部長、出張扱いでお願いします」
谷村「(またか…)」
- 114 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月25日(日)10時35分48秒
- 山岡「“21.想起”です。
後藤を通して間接的に石黒の魅力を描きました。」
京極「ただでさえエロなのに、その上いちごままで否定して、、、
士郎はんもえろう思いきりはったな」
栗田「後藤が石黒の手の中でシャッキリポンと跳ねるわ!」
二木のおばさん「私には少しばかり描写の味がしつこすぎるわね」
二木まり子「後藤の心情変化も大味だわ」
三沢「そうですか?
私は石黒の手に堕ちていく後藤は、筆舌尽くし難いものがあると思ったけれど」
二木「これだから感性のない田舎モンは…
こんなんじゃ東西グラフの後任は務まらないわね!」
三沢「すっ、すいません」
荒井「気にすることないって
小説の評価ってのは結局は好き嫌いだから」
栗田「石黒のことを知っていて、更に彼女のことをこういう目で見ていた人でないと、
この作品は面白いと感じられないんでしょう。」
山岡「厳しいな」
富井「山岡!そんなことよりエロ度が足りんぞ!!」
三谷「逆にこう言う人もいるわけだしね」
- 115 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月25日(日)10時36分20秒
- 海原「みなさん、重要なことをお忘れでは?」
嶺山「と、いいますと」
海原「確かに、あまりにも極端な例であることは、決して誉められたことではない。
小説とは好き嫌いが描写や展開の評価までも左右するものだからだ。
しかし、エロの解禁に一石を投じたことは、一定の評価をせねばならんだろう。
それが企画の発展にプラスとなったかは、別問題だがな。
とはいえ重要なことはそんなことではない。
最大の問題、それは……」
山岡「(ごくっ)」
海原「後藤はバージンに決まっとるということだ〜〜!!!」
栗田「(流石は海原雄山
処女裁判の鬼、の名はだてじゃないわ)」
- 116 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月25日(日)10時37分01秒
- 山岡「“22.コーンスープ”です。
新垣を珍しいハーブとともに煮込みました」」
陶人「新垣の安い肉も、長時間煮込むとなかなかの味がでるようじゃな」
大原「しかしメインの素材にするには香りの強さが心配だな」
小泉「ハーブの受け止め方も人によりけりでしょう」
海原「ワーハッハッ!浅はかだ、浅はかな料理だ!」
山岡「何のことだ!」
海原「お前は新垣という素材を甘く見すぎている。
新垣は他の新メンとは一線を隠した強い風味を持っている。
下ごしらえをよほど入念にやらない限り、今の新垣は煮込みでは食えない」
山岡「俺の調理のどこが不十分だと言うんだ」
海原「まずは展開のバランスだ。特に新垣と西田の関係描写を入れるタイミングだな。
中火でじっくり煮込まねば、最後で強火にしても意味がない。
更に言えば、新垣の肉は中盤以降の火の通りが良くなるよう工夫が必要。
そしてテーマの織り込み方をプロットの段階から検討することだ!」
団「(テーマもどこまで満たせば良しとなるのか……難しい問題だな)」
- 117 名前:『いのちの味』書いた人 投稿日:2001年11月25日(日)15時40分26秒
- ありがちな話だということは十分わかっていましたが、あえて書きました。
反省することがたくさんあります。
まず、最後の1レスについて。
書いているうちに、あまりにも教訓話的になってしまったと感じた作者が、中和剤のつもりで書き足したものです。
しかし、その結果は散々たるものでした。
自分で読み返してみても、ご指摘通り、取って付けたような印象は拭えません。
書き足すなら書き足すで、最後の1レスを生かすため、紗耶香の心情、あるいは過去の二人のエピソードを書くなどの、布石を打つべきなのにも関わらず、作者の怠慢により書かれてないことも、不評の大きな原因のひとつだと思います。
- 118 名前:『いのちの味』書いた人 投稿日:2001年11月25日(日)15時41分01秒
甘口だけでなく、辛口の感想をもらえることで、この企画は貴重は場を作者に提供しています。
しかし、率直な感想というのは、時として、作者にとって非常に痛いものです。
“命と食”のとらえ方が表面的で陳腐に感じられた。という読者からの率直な感想があって、まぁ色々考えるところが
作品は、それを載せた時点で、自分の手を離れて、読者の解釈にゆだねられてしまいます。
そうだとしても、作者の本当に伝えたかったこと(真意)を読者に伝えることができなければ、それは単なる自己満足の駄文にすぎません。
自分のスレで甘やかされて、自己を省みることを忘れていたような気がします。
いくら文章力を研いても、その文章に魂が入ってなければ、何の意味もありません。
今回、自分の至らなさを痛感しました。
リベンジとして、いずれ“命と食”というテーマで長編にチャレンジしたいと思っていますが、今はとりあえず未完成の『神々の印』を仕上げることに集中したいと思います。
私の駄文を読んでくれた方、感想を書いてくれた方、評価してくれた方に感謝します。
ありがとうございました。
- 119 名前:『いのちの味』書いた人 投稿日:2001年11月25日(日)15時41分35秒
>海原雄山氏
一から修行のやり直しです。
>岸朝子さん
勘が鋭いですね。僕は南のとある美しい島で生まれて、その島で育ちました。
- 120 名前:『トマトジュース』と『コーヒー付』の作者 投稿日:2001年11月25日(日)19時26分05秒
- とりあえず、多少の反省と後書きをば。
『トマトジュース』は、かなり勢いで書きました。3人称にするにあたり、どうせなら出来るだけ客観的に、引いた所から書いてみようとしてみました。
なので、心理描写、背景などを省けるだけ省いてみました。まぁ作者が楽したといえばそこまでですが。一つの見方としてありかな、と。
自分の文章力の無さゆえ、話がストレートすぎたり、展開が急であったりしてしまった感はあります。
また、最後にいきなり出てきた市井と石川の名前が説明不足と言われる一番の原因だったように思いますが、
これは薄っぺらな話に多少の厚さを持たせようと苦心した末の結果です。そしてここの前振りすら省いてしまっていました。
とまぁ、反省を述べればキリが無いんでこの辺で。
次に『コーヒー付』に関してですが、日常的な1コマを書こうと思い書きました。
1番書きたかったのは、コーヒーに関する保田の葛藤だったんですが、海原先生のご指摘にもあったように
余計な描写でそれが曖昧になってしまっていたようです。
ほのぼのを目指し書いたんですが、その為か、薄味といった感は否めません。
もっと色んなものを加える余地はあったように思えます。
- 121 名前:『トマトジュース』と『コーヒー付』の作者 投稿日:2001年11月25日(日)19時45分25秒
- 読んでくださった皆様ならびにご感想をくださった皆様に。
まず自分の拙い文章を読んでいただけた事に感謝を。ありがとうございました。
手厳しい意見をたくさん頂きました。これらを自分の中で消化していけるよう、精進いたします。
また、なかには温かいお言葉も頂き、凄く励みになりました。
つぎに、この企画を管理運営された皆様に。
ご苦労様でした。このような場を提供していただいたことに感謝しています。
また第五回の時も、参加させていただきたいと思います。
海原先生ならびに岸朝子さんに。
本当にお疲れ様でした。それしか言葉がないです。
HNはありませんが、一応森坂で「story in grapevine」ってタイトルでいくつか短編を書かせてもらってます。
- 122 名前:『いらっしゃいませ、〜』と『新メン@世界名作劇場』書きました 投稿日:2001年11月27日(火)01時17分42秒
- まずは支配人さん、集計人さん、読者さん、そして、企画に参加した皆さんに多謝
前回からの参加でまだまだ新参ですが、この企画かなり楽しんでます、今回もいろいろと
刺激になって面白かったです。
さて、幸いいくつか感想もいただけたので、自スレの宣伝もかねて少しだけ後書き書かせて下さい
まず『いらっしゃいませ、〜』ですが、これは元々は長編用に考えてたネタを急遽短編にしたもので、
感想で書いてくれた人もいましたが、神様とか異界の住人が客としてやってくる、ちょっとミステリアス
な話になる予定でした。が、技量不足でネタ・コントとの評価を頂いてしまいました。
精進します!
次に『新メン@世界名作劇場』ですが、これはもう楽しんでいただければそれでいいかなと
そう思ってます。それにしてもネタは難しいとしみじみ感じました
それでは、次回の開催を心待ちにしつつ、この辺りで
あと、ファンタジー好きな方いましたら、次の短編集までの暇つぶしで月板の
『ファイナル・クエスト』覗いて、突っ込んでやってください
追伸
メッテルニヒ・紺野ちゃん・因果応報の作者さん、カミングアウト待ってます
- 123 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月27日(火)19時30分26秒
- 作者のみなさん、支配人さん、集計人さん、
それから作品をいっぱい読んだ読者のみなさん
お疲れ様でした。
なんか流れを妨げるようで気が引けるんですが、
読者からリクエストさせてください。
読者かつ参加者として非常に気になった『想起』の作者さんの談話が早く
聞きたいですね。
エロが入っていたということで拒否感示す人が多かったけど、作者さんの力の
入れ具合がしひしと伝わってきた作品でした。
あえてエロに挑戦した気概というか、その辺の背景なんかぜひ聞きたいです。
あと普段書いてるスレ教えてくれたら絶対見に行くんだけど(w
- 124 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月27日(火)21時34分57秒
- >自分で見ても「こりゃあかん!」と思うのもは投稿しない!
それがわかってたら、複数投稿しないって(w
自分でどれが面白いのかわからないから複数投稿してしまいました。
しかも、練りに練った作品より、偽関西弁の勉強がてら気楽に書いた作品のほうが受けがいい(鬱
まだスレ立てて維持していく自信がないので、ここで1位とれるようになったら自分のスレ持ちたいと思います。
今回一番ショックを受けた感想
”ぼのぼの”が分かる人はどれくらいいるのでしょうか?
ガ〜ン・・・(モシカシテオレトシヨリ?
- 125 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月29日(木)00時13分58秒
- >>124
えてして評価とはそういうものだったりしますね(w
もう一つの作品も何か聞いてみたいものです。
ちなみに「ぼのぼの」は個人的につぼでした。
- 126 名前:「コーンスープ」書いた者です 投稿日:2001年11月29日(木)02時59分37秒
皆さん初めまして。「コーンスープ」を書いた者です。
今回初めて参加させて頂きました。
たくさんの有意義な感想等頂き、貴重な経験が出来たと思います。
特に、短編におけるプロット作成の重要性を身にしみて感じました。
今作の場合、多くのご指摘があったとおり、登場人物の関係性と、
テーマである「食べ物」に対しての書き込みが甘かったと思います。
根本的に見直さなければならない点が多かったです。
本当に色々と勉強になりました。
ありがとうございました。
元々、(狩)板で細々と書き物をしていたのですが、
こういう企画があると某氏に勧められまして参加した次第です。
次回も参加したいと思っておりますので、またよろしくお願いします。
- 127 名前:Dawn Chorus書きました 投稿日:2001年11月29日(木)16時06分11秒
- 感想とお礼を。
書きたかったのは石黒の母親っぷり。
保田に対するわだかまりを解いていく上での触媒としてリムを配した。
ところが、書き始めると長くなった。
とても25レスに収まりそうにない。
急遽、明日香を持ち出した。
石黒家、もとい山田家を訪れそうな娘。関係者と言えば
暇人、もとい自由人明日香を於いて他にない。
ここでテーマをがらりと替えた。
明日香と保田のそれぞれの生き方の対比。
二人とも歌が好きということでは人後に落ちない。
だがその取り組み方は対照的だ。
歌が好きで唄うためにはがんがん前にでていくまっすぐな保田。
歌は好きだけれども、人生、それだけでいいのかと悩む明日香。
- 128 名前:Dawn Chorus書きました 投稿日:2001年11月29日(木)16時06分48秒
- 作者は明日香の生きかたが格好悪いとは決して思わない。
だが、一度自らの意志で退いた道へともう一度戻ってくることに
明日香はためらいを感じたのではないか。
明日香の美意識が潔しとしなかったのではないか。
そう思われて仕方がなかった。
その辺りの背景がうまく伝わらなかったのはまだまだ
力量が足りなかったと反省している。
だらだらと長い作品になってしまったが、最後まで読んでくれた
読者さんにはお礼とお詫び(w)を申し上げたい。
- 129 名前:Tafelmusikも書きました... 投稿日:2001年11月29日(木)16時08分40秒
- 変わってこの作品は設定を思いついた途端、書きたい衝動に駆られて
夢中で書き上げた。
ただテーマがテーマだけになかなか結びつかない。
考えあぐねた挙句、思いついたのが「にんにくをつかむベートーヴェン図。」
という架空の設定
実際、こんな絵が発見されたらさぞ大騒ぎになるだろうけど(w
これも長くなってしまったので、短くして、落ちも当初のものとは変えた。
本当は短編としてまとめるなら、前半の部分は削除すべきなんだけど、
愛着があって削れなかった(w
確信犯と言ったのは、その辺の出来の悪さを自覚してたということ。
- 130 名前:Tafelmusikも書きました... 投稿日:2001年11月29日(木)16時09分19秒
- 雄山に吐き出されてつい口を出してしまったが、
吐き出されるほどひどいという評価自体が不服だったわけではなく、
そこに至るプロセスが知りたかったからだ。
噛み付いたわけではないよ(w
他にも嫌悪感を示す読者がいたので理由を知りたかった。
ただそれだけ。
後になって、思い当たる節があった。
ちょっとフェアじゃなかったかもしれない。
ただその辺の判断は微妙なので、今、あえて言おうとは思わない。
いずれにしても読んでくれた読者さんには皆感謝したい。
その上で、気に入ってくれた方がいたのは望外の喜びです。
正直、書いてて一番楽しかったのがこれなので(w
この設定は非常に気に入っているから、
そのうちまたどこかで書くかもしれない。
見かけたら、ああ、あいつか!と思っていただければ(w
- 131 名前:ついでにメッテルニヒも書きました... 投稿日:2001年11月29日(木)16時10分19秒
- 前の作品で「説明文が長すぎ...」という批判が多かったように感じたので、
こちらはできるだけ避けるようにした。
ただ表題のメッテルニヒくらいは世界史取ってない人にもわかるように
説明しなきゃいけないしということで最低限にとどめたつもり。
本当は、ザッハーとデーメルの訴訟騒ぎとかも絡めたかったけど止めといた(w
日本で買えるのは知っていたけど、やはりホテルザッハーで買ったトルテには
価値があると思ったので、話の進行上、特に問題とはしなかった。
インターネットでも注文できると知ったときはさすがに考えたけど(w
- 132 名前:ついでにメッテルニヒも書きました... 投稿日:2001年11月29日(木)16時10分57秒
- 「辻に渡す場面もTVに収めてなければおかしい」という指摘には参った。
その通り。
気づかなかったなぁ。
あと「キャラが薄い」という指摘も。
「うわっ、きたか!」という感じ(w
うん、自分の作品はどれもキャラが薄い...
何となくは感じてたんだけど、今回、その指摘をいただけてよかった。
すぐには克服できないかもしれないが頑張りますよ。
何はともあれ、一番票をいただけたというのは嬉しいです。
ありがとう。
- 133 名前:そして... 投稿日:2001年11月29日(木)16時12分33秒
- 締め切りに間に合わず、森板にスレ立てた作品が「トウモロコシと空と風。」
反省会で「投稿は2作品までという規律は必要」という指摘があり
「ぐさっ!!」という感じ(w
正直、間に合わなくて良かったという気も(w
ただ、自分としては「食べ物」というテーマ性は一番織り込めたかなと
思っているだけに、この場で率直な評価を聞けなかったのは残念。
でもまぁ、欲張りすぎだよね(w
いずれにしても、このような楽しい場を与えていただいたサザエさん、
盛り上げ、支えてくれた第4回支配人さん、集計人さん、作者さん、
そして読者の皆さんに感謝します。
ありがとう。
そして、次も頑張って盛り上げましょう。
- 134 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月29日(木)23時54分37秒
- >『いのちの味』の作者氏
海原「本物を語るには、本物を持ってするしかない。
本物の代わりに成るのは、本物しかないのだ。
読者の反応を見るのも大切だが、本当にお前が書きたいものを書くことを忘れるな!」
>『トマトジュース』と『コーヒー付』の作者氏
海原「料理というのは一つの素材から様々な絵を描いて見せる芸術。
技巧が眼に付き過ぎてはならんが、技巧を否定しては芸術は存在しないのだ。
風味を崩すことを恐れず、自らの技術を今後も試していけ!
そのための短編集なのだからな」
>『Dawn〜』『Tafel〜』『メッテ〜』の作者氏
海原「待てい、士郎!
>>64 でのお前の態度はまさに無礼千万!
確信犯という言葉の辻褄もあっていなければ、横柄な態度に対する謝罪もなしか!」
>>35
海原「『美味しんぼ』既刊80巻を全て読みなおせ!
しからばこの作品の真の主役が誰であるかがわかるはずだ」
>岸さん
山岡「沖縄出身の貴女にこそ、にいにいが沖縄弁で兄という意味だと指摘していただきたかった。
ともかく、第5回では是非ご参加下さい」
- 135 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月29日(木)23時55分17秒
- ¥¥¥
>>71
役割と言うと真面目に批評をしている皆さんに失礼なので、
あくまでネタということで、ここはひとつ。
ただ言い逃れをするつもりはないので、出来る限りはレスもつけますよ。
>>97
いつも通りにみなさん感想書いていたように思っていたのですが、やっぱりスレ汚しになってましたね。すいません m(_ _)m
全ての参加者のみなさん、いろいろとおつかれさまでした。
作品も感想も運営も、益々のご発展をお祈り申し上げます。
最後に、山岡士郎さんより一言いただきたいと思います。
¥¥¥
山岡「ただ、ひと言だけ。
作者参加作品を、それぞれの楽器の名演奏家とすると、
オムニバス短編集は、そのオーケストラです。
そして、オーケストラで一番大事なのは指揮者、
すなわち、支配人及び運営参加の皆さんでしょう。
この第4回オムニバス短編集は、マエストロの指揮したオーケストラに勝るとも劣らない、
深い感動を俺たちに与えてくれました。」
- 136 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月29日(木)23時55分52秒
- おまけ 妄想座談会・二人で話し合いましょう
愚生「というわけで、巻末特別対談ですよ、先生!」
海原「はっはっはっ
単に作品と関係無い話をスレ汚しついでにやろうということなのだろう」
愚生「そう言ったら元も子もないじゃないですか〜
とりあえず建前としては作品と感想について総じる、ということなので」
海原「ふん、勝手にしろ」
愚生「はじめに先生から今回の作者参加作品の総評がございます」
海原「結果から言うと、最終的な22という数字は予想を上回るものであった。
私も乗りかかった船、ということで全ての皿を口にしたが、
士郎の作るものとしては、まずまずのものが集まったように思える。
無論、この私の至高のメニューと張り合えるほどのものは一つとしてなかったがな!
わーはっはっはっはっ!」
- 137 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月29日(木)23時56分35秒
- 愚生「続いて、もったいなくも頂いた支配人特別賞のお礼を。
第4回支配人さん、本当にありがとうございました」
海原「礼が遅れてすまなかったな」
愚生「しかし俺なんぞが頂いてよろしいのでしょうか」
海原「読者参加者に賞与を設置するというのは良いことだと思うが、
こやつごときに与えていいのか、いささか疑問が残るな」
愚生「率直でわかり易い感想を書いてらっしゃった >>46 >>55 >>62 各氏、
四文字熟語で面白い感想をつけていらした投票スレ25氏、
そしてデータ集作った人氏などなど、
全ての読者参加者諸氏にも敬意を!」
海原「こんな愚か者でも私の名を借りれば注目を集められるということが示されたのだから、
これを期に読者参加者のメンタリティーの向上を期待したいところだ」
愚生「もちろん、今までどおり率直な感想をつけてらっしゃる方こそ、
作者さん達に本当に求められているんですけどね」
- 138 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月29日(木)23時57分12秒
- 愚生「それでは次に拙稿についての話題を。
ひとつめの“01.あたしを〜”は、新スレ一番乗りでもありましたね」
海原「最初から迂闊な原稿を書きおって、愚か者めが」
愚生「いやー、先生にはやっぱ四文字熟語かなと思ってやったのですが・・・」
海原「しかし結果的には、初めから私の影響力の強さを示すことになったな」
愚生「俺としては換骨奪胎って言葉自体がすでにネタと化してるかと思ってたんですが」
海原「時事ネタにもろかぶりだったわけだな」
愚生「この板の他のスレを見ないわたくしめの失態です。
えーと、次いきましょう」
海原「中盤だと、やはり“10.紺野ちゃん〜”だな」
愚生「いや、あれは本当に苦しかった」
海原「周大人のセリフも意味不明だ」
愚生「所詮、モデルは周富徳ということで・・・」
海原「まあいいだろう
他に中盤で印象に残ったものと言うと、“12.Tafelmusik”か」
愚生「結局、せっかくやった粗探しが無駄になってしまいましたね」
海原「この天下の海原雄山を敵に回すなど、まったく愚の骨頂だ。
えーい、腹が立ってきた。さっさと次へ行け!」
愚生「はっはい」
- 139 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月29日(木)23時57分54秒
- 海原「しかし後半になってだいぶ更新速度が落ちたな」
愚生「いや、他の人の感想とかパクりながら書いてたもんで・・」
海原「まったく、厚顔無恥もいい加減にしろ!」
愚生「まあそれもあるんですが、やっぱり美味しんぼネタが無くなっていたのが一番の理由です」
海原「それで全巻読み直したのか?」
愚生「いやそれが、手元にコミックスが一巻もなくて」
海原「それでこのザマか」
愚生「うろ覚えで書いてたので、結構適当なセリフがたくさんあると思いますが、ご容赦を」
海原「他に苦労した点なぞあるか?」
愚生「そうですね・・
対決を舞台にしたばかりに、ある種の名言が使いづらくなったことでしょうか」
海原「私の罵倒語か」
愚生「それと山岡の味の形容ですね。
栗田さんも、山岡のサポートと味覚表現とが同時にできず、苦戦しました」
海原「ま、どうでもいいことだがな」
愚生「でも海原先生のセリフはけっこう気遣いましたよ」
海原「どういうことだ?」
愚生「いや、先生の言葉ってキツイから、言い過ぎないようにって」
海原「たわけが!
それでは私の魅力が半分も発揮されないであろう!」
- 140 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月29日(木)23時58分31秒
- 愚生「続いて、投票の最終結果と >>94-95 のデータを見て、考察など」
海原「この海原雄山、天が下に恐れるものいっさいなし!
ただ自らの芸術の完璧ならんことを追求するのみ!
よって半端な投票も、傾向論も、無用じゃて!」
愚生「そんなこといってないで、スレ汚ししたんだから少しは協力的な態度を見せてくださいよ」
海原「よし、しからばこれらのデータについて指摘してやろう」
愚生「(ひねくれてんだから)」
海原「まずは今回の投票システム、通信簿形式についてだ。
まともな議論は運営スレに任せるが、正直この方法は票が得られないとへこむな。
というわけで最下位となってしまった“02.冬のうた”を激励しよう」
愚生「(話がそれてるような気がするが、折角やる気なんだからやらせとくか)」
海原「小川の持つ、鄙(ひな)に生まれて鄙で育った少女の持つ、
純な味わいが充満して、心が和むわ。」
愚生「栗田さんのセリフじゃないですか!」
海原「ふ、いつの世にもパクリというのは公然と行われるものなのだ」
愚生「女性キャラからパクる時は、せめて語尾を変えてください!!」
- 141 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月30日(金)00時11分39秒
- 愚生「そして第4回データ集ですね」
海原「わざわざ数えるとはご苦労なことだ
しかしまだまだ改善の余地が見られるデータだ」
愚生「はあ…」
海原「第一に主役認定だが、多少の主観が混じるのは仕方あるまい。
しかし視点がはっきりしている場合でも、主役がポイントビュアーだけとは限らんぞ」
愚生「どういう意味ですか?」
海原「モノローグの主と同じく、もしくはそれ以上に重要なキャラもいるということだ。
いくら語り手と言っても、日本昔話の主人公は市川悦子だけじゃなかろう
それと同じだ!」
愚生「(同じって……それは根本的に間違っているのでは……)」
海原「更に言えば、これは読者のためのデータという色合いが強い。
他の参加者のためには、もう少し違う切り口が必要であろう。
誰の視点か、いかにテーマを満たしているかなどは、私も気になるところだ。
無論、その全てを集計しろと言っているわけではない。
真に企画に必要かつ興味深いデータとは何かをよく考えろ!」
愚生「(言ってること矛盾しまくりです)」
- 142 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月30日(金)00時12分52秒
- 愚生「それでは本対談の締めくくりとして、海原先生から作者のみなさんへお言葉がございます」
海原「この企画も今回で四回を数えるに至ったこととなる。
これは企画としての定着から、発展を遂げるべき時期に移行したと言えよう。
その中で参加作品数が増加したことは、確かに喜ばしいことだ。
しかし、ここで省みて頂きたい事柄がある。
至高のメニューとはボリュームのある料理のことなのか?それは違う。
ネタであろうとエロであろうと衒学的であろうと退廃的であろうと構わない。
重要なのは、バラエティ溢れる良質の作品群が、テーマの元に束ねられることだ。
自らが真に面白いと思う発想に、己の技術を出し尽くし、そしてそれを見つめなおせ。
但し、私のように美食は芸術であると考えるならば、それだけで満足してはならん。
美食を芸術の域にまで高める条件は、それは唯一、人の心を感動させる事だ。
そして人の心を感動させる事が出来るのは、人の心だけなのだ。
無論、材料や技術だけでは駄目だ!」
- 143 名前:海原雄山は妄ヲタ 投稿日:2001年11月30日(金)00時13分40秒
- 愚生「・・・と、ここまでだらだらとスレ汚し、すいませんでした」
海原「すっかりカミングアウトの空気をぶち壊してしまいおって、馬鹿ものめが!」
愚生「紺野ちゃん・想起の各作者さん、召還されてますよ〜!」
海原「召還と言うとまるで○太郎板のようだな」
愚生「次回以降は、また海原先生の威厳に頼らず読者参加させていただくつもりです」
海原「ふっふっふっ、愚かなことよ」
愚生「それでは、作者さんから何かご質問が来ない限り、以上でお別れになります。
先生、本日は貴重なお時間を割いていただき、真にありがとうございました」
海原「うむ、大変興味深いものであった。
第5回支配人氏の立候補と次回の開催を心待ちにしておるぞ」
[2001年冬 美食倶楽部にて]
- 144 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月01日(土)22時01分46秒
- 紺野ちゃん、及び想起の作者も、もちろん知りたい。
しかーし、今、一番知りたいのは、海原雄山!あんた誰?
思い切って、カミングアウトしてみませんか。
- 145 名前:「想起」の作者 投稿日:2001年12月02日(日)12時31分18秒
- 今回、「想起」で作者として参加させて頂きました者です。
この企画の常連の方ならば薄々感づいてはおられると思いますが、第2回「怖い話」と第3回「小夜の回り灯篭」の作者でもあります。
まずは支配人さん、そして企画運営に関わっていらっしゃった全ての方々に、第4回オムニバス短編集が無事終了いたしましたことを、心よりお祝い申し上げます。
さて、今回投稿させていただきました愚作に関してですが、多くの方よりご支持、もしくはご意見を賜りましたようで、それら全てを拝読させていただきました。
感想もしくは投票スレッドにて、あらゆるレスポンスを下さった読者参加者の方々へ、厚く御礼を申し上げます。
今作はいくつかの理由から準成年向け作品とさせていただきましたが、それも放置されるということはなかったようで、ひとまず胸を撫で下ろしております。
全てのご意見に返答いたすことは出来ませんが、この場を借りていくつかの事柄について述べさせていただきます。
- 146 名前:「想起」の作者 投稿日:2001年12月02日(日)12時31分55秒
- まずは今作の発想の起点から。
これは前作を読み直した時のことです。
描写や展開などの至らぬ点は別にしても、私にはそれが何か欠けているように思えてなりませんでした。
『校了とはそれ以上の校正を諦めること』などという言葉もありますし、その時は誤字等をあらかた探し終えた時点で投稿したのですが、その後頂いたご批評と照らし合わせるべく再読した際、益々もってその印象は強くなりました。
結論から申し上げますと、前作「小夜の回り灯篭」では、前々作「怖い話」で表現しようとしていたことを、十分にカバーしていないように思えたのです。
満足に描ききれたかはまた別ですが、それ以前の問題として不完全な石黒に不満を覚えたのです。
しかし、その後色々と考えた挙句、それは前々作でやろうとしていたことが、欲張りすぎだったからだという結論に達しました。
少なくとも今の自分には、一作品で石黒の全てを描くことは出来ないと痛感し、そして今回第4回では、前作で描くことが出来なかった石黒の違う側面を描けたら、などと思うようになりました。
それが今作の着想段階での話です。
- 147 名前:「想起」の作者 投稿日:2001年12月02日(日)12時32分35秒
- 問題の準成年向けとしたことに関してですが、まずはエロ・飲酒を描くにいたった経緯に触れておきます。
着想段階で石黒の濃艶かつ妖艶な様を描くことは決めていたのですが、その後いくつかのストーリーを思い巡らしました。
その中の一つに、お薬でラリった市井or後藤が子育て中の石黒のもとを訪れるというものがあり、結局それが原型となって話が作られました。(いちごまが挿入されているのはその名残です)
もしそのままの設定なら、他の作者さんの作品と(作風はともかくとして)内容がかぶるところでしたね。
それはさておき、プロット立ての前の段階で、お薬では話がまとまらなくなってしまい、結局それを酒とエロに置き換えたのでした。
エロを書こうかと思いついた時、以前運営スレでエロが懸念されていたことを、少なからず気にかけました。
しかし一石を投じてみることに意味があると思い、実験的なつもりでエロを挿入しようと決意しました。
断り書きを挿入したのは、最低限の配慮からです。
エロを含めたこの手の事柄については議論がほとんどなされていなかったため、これも含めて反応を見たいという思いがありました。
- 148 名前:「想起」の作者 投稿日:2001年12月02日(日)12時33分16秒
- ともあれ、その後テーマが定まってから具体的なプロットをたてていったのですが、その過程で今回は余裕を持って様々なことに挑戦できたと思います。
エロを織り込むこともそうですが、脚韻を踏むことや投稿番号の区切り方を深く検討することなど、実験的な意味合いも込めて積極的に取り入れてみました。
それぞれの試みにも色々とご感想いただき、大変興味深く拝読させて頂きました。
後藤をポイントビュアーとしたのは、前作で登場していないという単純な理由からです。
福田にしていたら、これまた他の方の作品と諸に内容がかぶるところでしたので、適当な判断であったのでしょうか。
石黒を映し見るガラスとしても、透明度が高く使い易いチョイスでした。
ご自分の14歳の時と比較などしないで下さい。
後藤はどうでもいい、と言うと語弊がありますが、より重要なのは石黒なのですから。
レズセクシャルの用い方が安易であるとのご指摘を受けましたが、それは前々作からの流れに基づいているせいでしょう。
また、普段から同性愛についてはしつこい程に言及している反動か、簡潔過ぎる描写となってしまったのかもしれません。
- 149 名前:「想起」の作者 投稿日:2001年12月02日(日)12時34分02秒
- 日本語の誤りは、具体的に指摘していただければ幸甚です。
韻や段落の造形など、細かい仕掛けのために不自然な単語を並べた所もありましたが、それらは多分に実験的なものです。
>>75 さん
否定的な意見は特に作者の糧になると思っています。
いつでも構いませんので、よろしければ御感想を頂きたいと思います。
(それともすでに賜っているのでしょうか?)
>>89 さん
執筆の意図などという大層なものではございませんが、愚稿に至った経緯は大体以上のようなものです。
是非ご返答いただきたいと思います。
>>123 さん
気概などと言うとまた言い過ぎにも思えますが、これでお返事と代えさせて頂きます。
- 150 名前:「想起」の作者 投稿日:2001年12月02日(日)12時34分40秒
- はじめから書きたいものが無理なく明確に定まっていたせいでしょうか、相も変わらず字数制限には苦しめられましたし、描写等の至らぬ点はご指摘を受けた通りなのですが、石黒を描くということに関してのみ言えば、厚かましくも今作には自己満足しております。
これでしばらくは彼女から離れるつもりです。
今後はより多くの読者さんにご満足していただけるよう、努めたいと思っております。
最後に自身のことに触れておきます。
2ちゃんねるからこちらに移ってきたのは、そう最近のことではありません。
過去ログに回っている作品もいくつかありますが、胸を張ってご紹介できるのは、赤板ログ倉庫「なっちゅーの手紙」のみです。
前スレ最後にリンクが貼ってありますので、よろしければご覧下さい。
現在も二本ほど執筆中のものがございますので、どこかでお会いできたならば光栄です。
長々しく書き連ねましたことを、お詫び申しあげます。
次回開催を、作者として、読者として、楽しみにしております。
- 151 名前:「想起」の作者 投稿日:2001年12月02日(日)12時35分52秒
- 追記
今後また「未成年に不適切な内容」を取り扱うかはわかりませんが、今後もこれらのことは作者の良識にまかせるということらしいので、参考のためにご意見をお聞かせ下さい。
本来なら運営スレでやるべきなんでしょうが、既に次回の話し合いがはじまっているようですし、あくまで私的な意見調査なのでこのスレでお願いします。
☆勝手にアンケート☆
@性描写(これ自体も線引きできないけど、とりあえず“入れたらエロ”ってことで)
A覚醒剤など
B未成年の飲酒
C未成年の喫煙(前回,これを扱った作品がありましたね)
D暴力シーンなど
E成年の飲酒・喫煙(少女誌ではこれらも禁止されているはず)
a.問題なく全面的に許容
b.好ましくないが全面的に許容
c.好ましくないので断り書きを挿入した場合のみ許容
d.全面的に禁止
Q.@〜Eのそれぞれにa〜dのいずれかを当てはめてください
★以上★
- 152 名前:89 投稿日:2001年12月02日(日)15時20分45秒
- >「想起」の作者さんへ
あくまでも、個人的な感想として
>石黒の濃艶かつ妖艶な様を描くこと
これが目的であるならば、特に感想としてはありません。
目的は達していると感じました。
それを聞かないで読んだ場合
エロとカップリングを否定する目的のため書かれた話だと感じていました。
「怖い話」の時の感想でも書いたのですが、読者に誤読されるのは本意なのでしょうか?
わからない読者は切り捨てればいいとの考えであれば気にしないでください。
>アンケート
作者の考えのままに・・・
ただ、心当たりのある作者さんは最低限の心構えとしてsageで書いてほしいと思います。
もし短編集がその手の話ばかりになるのならば、私自身は参加しなくなると思います。
- 153 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月02日(日)16時42分24秒
- >アンケート
@〜D、すべてに関して、書く人の勝手(≠自由)でしょう
仮に「やめろ」と誰かが言っても書く人は書くのですから
ただ、一書き手としてはこの場も短編集も好きなので、何らかの問題が起こらない
とも限らないエロと薬は避けています
これまでの経緯を見ても、おそらく杞憂に終わることでしょうが、それでも何か事が
起こった後ではスマソでは済まされないですからね
それに、性描写に限って言えば、それを避けつつ、妖艶さ・色っぽさ・大人らしさ
etc.を表現する難しさも楽しめますしね
- 154 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月02日(日)22時17分03秒
- アンケートはやりたいなら雑談スレ等へ。
少なくとも短編集の感想スレでやる話ではないと思います。
- 155 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月02日(日)23時48分55秒
- >アンケート
短編集に限ってのことであれば、ここでいいのではないでしょうか。
- 156 名前:93 投稿日:2001年12月03日(月)13時00分34秒
- >>149
>「想起」の作者さん
言葉の用い方について。下記の箇所で違和感がありました。
>>295
>算段に入っていなかった
→入れていなかった
>>297
>そこからは、タクシーの中で考えていた通りに述懐することになる。
述懐:思い出や感慨などを述べるときに用いる表現。単にタクシーの中で
考えていたことを説明する際に用いられたことに違和感。
>今から思うと、それは彩っペの思惑だったのかもしれない。
思惑:予め意図していたことを意味する言葉だけに、急に訪れた後藤に対して、
石黒が「思惑」を抱いていたと読めるこの文章は不自然。
>渦に溺れさせた
→渦に(巻き込んで)溺れさせた
とすればそう不自然でもないのか。でも渦だけでは直接溺れるわけにはいかないね。
>具述
そういう言葉があるの?
>>298
>この時点ですでに彼女を睨み据えていた、私に目を向けることなく。
→この文章、前半は明らかに後藤視点。対して後半は石黒。
二つの視点が同一の文章に帰属することは最近の傾向として許されるのか?
>>299
>見置く
これも僕がしらないだけ?
- 157 名前:93 投稿日:2001年12月03日(月)13時08分46秒
- >「想起」の作者さんへ
失礼なことをして申し訳ありません。
具体的に指摘してほしいとの要望がありましたので。
上の指摘した部分での言葉の用法がすべて間違っている
というわけではありません。
言葉とはそうした新しい用い方で変わっていくものかもしれないし...
力のある作者さんだと思いますので、次回はぜひ正当に評価される
題材、表現方法で臨まれることを希望します。
スレ汚し失礼しました。
- 158 名前:おいしいクッキー書きました 投稿日:2001年12月03日(月)14時31分18秒
- 次回短編集が始まりそうですが、感想とお礼を。
まずは支配人さん、集計人さんそして感想を下さった皆さんありがとうございました。
この話は、もともと甘い話を書いてみたかったという理由だけで書いたものです。
また、落ちを決めてから一気に話を書き上げたので、展開が早すぎたり
料理シーンがくどかったりしたのが欠点でした。
もう少し練っておけば良かったかもしれません。次回以降の反省にします。
この企画は読者としても参加者としても、とても楽しみにしている企画なので、
これからも盛り上げていきましょう。
あと、現在青板で「百姫夜行。」を書いてます。よろしければそちらも覗いてみて下さい。
- 159 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月03日(月)19時17分37秒
- >158
>おいしいクッキーの作者さん
お疲れ様でした。
いや、今回は参加されてないのかなと思っていたら意外な作品で...
でも、やっぱり人柄って出るもんですね。
言われて見れば、今回の作品に漂う優しさはやっぱりなと思わせます。
もちろん、向こうのスレも愉しんでいますが、次回もぜひ参加して
いただけるとのことなので、こちらも楽しみにお待ちしています。
- 160 名前:第5回支配人 投稿日:2001年12月03日(月)22時27分45秒
- 第5回の感想用スレッドとしてこちらを使わせていただく事にしましたので、
前回、第4回のカミングアウトまだの方、御早目に!
- 161 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月04日(火)01時56分45秒
- 第5回が始まろうというときに恐縮ですが、お礼を…。
管理人さん、第4回支配人さん、この企画を運営して下さった皆さん、作者の皆さん、
それからこんな燃えカスのようなモノを読んで下さった皆さん、とても楽しかったです。
ありがとうございました。
そして、今回の第5回短編集の成功を願っています。
- 162 名前:名無し感想書き 投稿日:2001年12月05日(水)02時16分57秒
- 「星のピアス」
『アメージングストーリー』の中の一遍のような作品。
全編モノローグの哀しい歌のような文体はやや感傷的に過ぎるが、話に引き込むものがある。
虎舞竜の『ロード』を思い出した(w
やわらかく切ない話で、まさに短篇集の第一話目に最適。
特に文句をつけるところはないが薄味。こういった作品は短編集の一話としては充分だが、
コンペでは点を稼ぎにくい。もちろん、点数が全てではないのだが。
「何故だかさみしいけれど・・・」
ありがちな話ながらきれいにまとめている。ただ、自分からネタばらしする中澤、
あっさり泣く吉澤に違和感を感じた。流れがご都合主義すぎるかも。
矢口が寝ているのも実はあまり意味がない。
結局、吉澤があぶれるのに必然性がないため、正直そんな大げさなと言う気になってしまう。
あぶれるのに何か理由があり、それを話と絡めるなどもう一工夫欲しかった。
あるいはキャスティングを変えてみても面白いものになる気がする。
- 163 名前:名無し感想書き 投稿日:2001年12月05日(水)02時18分13秒
- 「サンタからのプレゼント」
ストレートなタイトルのハートウォーミング物。
セリフは少ないが、それぞれの特徴が良く出ていると思う。
そのため、キャラがかわいらしく、とても微笑ましい話に仕上がっている。
ただ、話の展開は先が読めるためインパクトに欠ける。オチも悪くはないが弱い。
何か一つ印象的なシーンかセリフが欲しかった。
「いつでも心は一緒」
童話のような可愛いお話。登場人物が楽しそうで、読んでてほのぼの気分になる。
ただ、残念ながら『〜た』で終わる文章が連続していたり、『ケーキを買ったと同時に』など
表現がおかしなところがあるため、リズムを崩している。
また時折『自分』とかかれているのが誰だかわかりにくい。三人称なら名前で統一して欲しい。
なお、この手の話は前例が多いため、プレゼントの中身に趣向を凝らすなどオリジナルティが必要。
それと中澤が何故サンタなのかの説明もないため、何が言いたかったのかわかりにくかった。
- 164 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月11日(火)14時21分49秒
- <星のピアス>
ファンタジックな話ですね。
行間が空きすぎ。正直読みづらかったです。
空白が広いせいで、話の世界に入りにくかったです。
もっと詰めて書いてほしかったです。空白はほとんど意味をなしてない、と思いました。
空白の部分にそのまま、上手く肉づけをすべきだと思います。
あと、人物の書き込みが弱いと感じました。
特に5年の時間経過は、セリフ一つで済まさないでほしかったです。
<何故だかさみしいけれど・・・>
さみしさについての中澤のセリフ、本人っぽくて好きです。
ろれつ、を漢字表記にするのはどうかと思いました。
この話を読んではじめて知りました。ろれつ、の漢字は<呂律>なのだと。
漢字の勉強にはなったけど、小説としては避けた方が無難かなと思いました。
「矢口が寝ている」というのが、吉澤が出向くきっかけなのですが、
吉澤はなぜ、「中澤が故意に矢口を眠らせた」と確信できたのか。
よくわからなかったです。
あと、文章の流れが少し悪いかなと。つっかえつっかえする感じがしました。
会話の文と地の文がバラバラしてたので、それが原因かなとも思います。
- 165 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月11日(火)14時23分13秒
<サンタからのプレゼント>
ラストの一文が、なかなかいい感じだなと思いました。
キャラクターもよく出ていて、楽しい雰囲気が伝わってきました。
愛のある話だと思います。
が、なぜか全体にのっぺりとした印象でした。
どこが山でどこが谷かわらかない感じがしました。一本調子かなと。
映像に見立てていうと、カメラワークに工夫がほしいです。
ぐっとフォーカスされる場面が、なかったように思いました。
同じ位置から同じ画角で見てるような気になりました(うまく言えない)。
フォーカスしどころは、突然の来訪シーンだと思うので、
そこをもっと書いてほしかったなあ。
丁寧に書いてあるとは思うんですが、なぜかぐっと引かれなかったです。
- 166 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月11日(火)14時24分12秒
<いつでも心は一緒>
いしよしごまの仲いい感じがグッドです。
後藤の「な、なんじゃこりゃ〜〜〜!!?!」、好きです。
サンタ登場シーンの「ちょうど……」のところが少しくどいですかね。
あと会話文と、その前後の文の組み合わせ(順番?)が、少し良くないかなと思いました。
場面ごとにきっちりと、主人公3人ともセリフがありますね。
多く喋らせたい気持ちも分かるのですが、
だれかひとりを主軸にした方が、見所がはっきりするかなと思いました。
- 167 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月11日(火)14時25分22秒
<クリスマスピアスと涙の価値。>
5レス目に来るまで、一人称で語ってるのが誰か分からないので、
いろいろ勘違いしながら読んでしまいました。
( 石川の一個上か。・・・市井? などと思ってました(w。 )
作者さんの狙いなのでしょうが、
名前を出さなくてもいいので、最初の方にかすかなヒントでもほしかったです。
「どっかいくの?」の問いかけに答える石川について、会話文以外の描写がないので、
どのようなニュアンスで答えたのか気になりました。
墓碑銘に、ひらがなはあんまり使われてないかなー、と思いました。
の、でなく、ノ、が良かったかなと。
「享年、何才」とか彫ってあったら、より良かったですかね。
- 168 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月11日(火)14時26分18秒
- あと、回想でのセリフのやり取りに、あまり真実味を感じませんでした。
「どうして私なんか・・・」ってそんなこと言うかな? と思いました。
辞世の言葉にも共感できず、でした。
「涙ひと粒で世界が平和に・・・」のところも、疑問でした。
全体的に、疑問な部分が多かったです。
突然後追いしちゃうことになってたので、えぇ? と思いました。
そんな様子が少しも描かれてなかったので、驚きました。
このまま終わったら、このやるせない感じはどうすればいいですか〜〜! と思いましたよマジで(w
よかったよかった。
- 169 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月11日(火)14時36分40秒
<サンタクロースはやって来る>
とても暖かい話ですね。読んでてジーンときました。泣きそうになってました。
辻一人称加護一人称飯田一人称、と3人称と、ポンポンと視点が変わる。
小説の技術論的にいうと、これだけ変わるのはどうなんでしょうね?
私としては、理論をあまり知らないので問題なしですが(w。
視点の変化は、後から読み返して気付いたことで、
最初読んだときには、ストーリーに引きこまれてて、そんな事気にもなりませんでしたし。
はじめから終わりまで丁寧に作られていますよね。
家族のシーンはあったかくて最高。マジ泣きそうです。
その直前の加護一人語りの67レスが特にいいです。非常に粋です。効いてます。
ついつい投稿スレッドに感想書いてしまうのも、仕方ないかな。なんてね(w。
感想スレがさみしいので、みんなぜひ書いてください。
不景気ですが、こういうときこそ盛り上げましょう!
お願いします(深深と、礼)。
- 170 名前:名無し感想書き 投稿日:2001年12月11日(火)19時47分17秒
- 「クリスマスピアスと涙の価値。」
話の構成や文章力は充分。ただ、やや展開が急なためか、
自分勝手なセンチメンタリズムに浸っている印象を受けた。
この流れだと残念ながら石川の涙で世界は平和になるとは思えない。
(死を予感させる展開が余計にそう思わせる。吉澤は幸せかもしれないが)
個人的な意見だが、死を肯定するような話は好きじゃない。
まあ、だからこの終わり方は好きだ。卑怯な手ではあるが(w
ただ、現実に戻った後もうひと落ち欲しかった気もする。
「サンタクロースはやって来る」
いろいろと噂されているだけに複雑な気持ちになる話だが……。
ほのぼのとした話とあっさり目の文体がよくあっていて読みやすい。
それと、飯田や加護の両親など、脇を固める人物が良い味を出している。
きれいにまとまっているし、正統派な話としては文句のつけようが無いのだが、
展開が予想通りでインパクトには欠ける。
後、視点が変わりすぎるのも確かに気になった。(特に飯田)
- 171 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月12日(水)05時59分32秒
- 「聖誕祭」
なんか「バスタード?」を思わせるような小説だと感じました。
この短編集で話を書く場合、短くしかもオチをつけないといけない
ということから、安易な恋愛ものが主流となっているのだが、
この作品は一味違うと思った。
短編集という短い設定でファンタジーの世界に読者を引きずり込むのは
かなりの力量が必要で、長編で読んでみたいと思わせる作品だった。
ちょっと誉めすぎかと思うけど、久しぶりに感想を書いてみたいと
思わせる作品を読めたので正直うれしかった。
- 172 名前:名無し狼 投稿日:2001年12月12日(水)15時29分28秒
- 「サンタクロースはやって来る」
文全体がやわらかく、丁寧に書かれていて読み易かった。
飯田一人称の部分の表現や加護の一人称の70レス目は
ホントに暖かい気分にさせられる。
加護の両親の台詞なども関西人っぽくて良かった。
個人的に凄くいいと思う作品。
ただ後の展開が読めてしまうところが少し残念かなと思う。
「聖誕祭」
こういうのは短編集では見ないので凄く斬新でいい。
しかし短編でやってしまうのは少々勿体無い気がする。
正直、短編にする必要というものをあまり感じなかった。
そしてもう一つ言わせてもらうと、
吉澤が死ぬシーンが少し弱めな感じがする。
もう少し石川の感情などを伝えたり、時間をかけて欲しかった。
(短編でそこまでするのは無理があるのかもしれないが。。)
しかしなんにせよこの2つはホントに良い作品だった。
- 173 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月13日(木)03時15分12秒
- >「聖誕祭」
短編でパラレル(アンリアル?)というのは難しいと言われているが、
これはうまくまとまっていると思う。
長編にするよりも、この場合ワンシーン切り取った感じの方が面白く思えた。
もし長編があるとしたら「チャイルドプラネット」ぐらいにしっかりすれば面白いとは思うけど。
- 174 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月13日(木)03時20分57秒
- >「何故だかさみしいけれど・・・ 」
好きです、こういう作品。
中澤と矢口が寝たふりする作戦練るシーンとか勝手に想像しちゃったし。
長さに制限のある短編では読者に想像させるシーンを作るのもありかと思った。
- 175 名前:名無し感想書き 投稿日:2001年12月14日(金)19時24分37秒
- 「聖誕祭」
趣向を凝らした意欲作か、奇をてらった異色作か。微妙に評価の分かれるところかも。
テンポ良く進むので長さは感じないが、吉澤の死から石川の決意までがやや淡白。
せっかくの見せ場なのだからもっと書き込むべき。
なんとなく少年誌の特別読みきり(好評なら後に連載決定)という感じ(w
ただインパクトとしては短編で収めているのが正解だと思う。
「Road to Xmas」
真面目な文体でありながら、コメディタッチな内容。
こういう形式は好きなのでとても楽しめた。
ただ、結局加護一人悪者になってしまったのが残念。
ほのぼのした話なので別の形にして欲しかった気もする。(前半のまま逃亡劇とか)
落ちはベタだけどこれはこれで好き。
- 176 名前:名無し感想書き 投稿日:2001年12月14日(金)19時27分35秒
- 「返事を下さい」
メールのやり取りできちんとドラマを進ませている。うまい。
合間を推測させるやりとりもいい。ラストもいい感じ。
ただ、未送信のメール部分はちょっとおしい。
あれで前半のやり取りの意味が変わってたら面白かったのに。
個人的には「いちごま」なのに、ぎりぎり恋愛まで行かせない所が好印象。
「ひいらぎかざろう」
新メンバーでもキャラの薄い高橋をメインに据えたところが意欲的で良し。
デフォルメしていない等身大の娘。たちがうまく描かれていて魅力的。
特に高橋の訛がいい味を出している。
安易なお涙ちょうだいモノにしていない点も好評価。ラストも綺麗。
保田→安倍→飯田とつながる説教シーンも、実際にありそうで微笑ましい。
比較的淡白な文体もリアル感を高めている。
重箱の隅的突っ込みだが、現実的な話だけに辻は「のの語」じゃ無いほうがよかった。
あと「がんがれ」って福井弁? それとも間違い? ちょっと気になったもので。
- 177 名前:名無し感想書き 投稿日:2001年12月16日(日)15時04分59秒
- 「煮えたぎる銀の囁き」
『いちいし』という珍しいカップリング。
ネガテブな石川の心情描写がじっくりと描かれている。
どろどろとした嫉妬深さと、後半の甘甘な可愛らしさの対比もいい。
ただ、タイトルにもなっている『煮えたぎる』あわの使い方が弱い。
後半のシャンパン以降この描写が無いのが残念。うまくラストまで引っ張って欲しかった。
「十三、十四」
単なるハートウォーミング物ではなく、それぞれのメンバーなりの優しさ、
それによる戸惑いが丁寧に描かれていて、心を打つ。
加護の目線を通して描かれるメンバー達がとても魅力的。
ちょっとした描写にも気が配られていて、それぞれが生き生きと動いているのがわかる。
なにより、後藤がとても素敵。
ほとんど文句のつけようが無いのだが、スクーターの二人乗りはだめでしょ(w
- 178 名前:名無し感想書き 投稿日:2001年12月17日(月)02時11分14秒
- 「ちょっと迷惑なプレゼント」
ストレートな甘甘作品。ちと強引だが、ラストの文はなかなかいい。
ただ、後藤の気持ちが今ひとつわからない。
(もともと好きだったのか、途中で好きになったのか)
どうせなら後藤は、序盤の打算的な部分や軽いボケを無くして
目いっぱい可愛く描いた方が後半にきれいにつながる気がする。
「We wish」
保田の壊れっぷりが面白い。今回数少ないネタ系の話ではあるが、
単なるお笑いではなく、最後はきれいにまとめている。
ただ、やや中途半端な印象も受ける。前半の笑い部分をもう少し膨らませて欲しかった。
せめてプレゼントの中身だけでも……。
- 179 名前:名無し感想書き 投稿日:2001年12月17日(月)02時12分02秒
- 「小悪魔の誘惑」
市井と松浦のやり取りや、携帯のシーンは面白かった。(<自主規制>)
場面場面の面白さはあるのだが、今ひとつつながりにまとまりがない。
そのためか、保田のキャラが中途半端に浮いて見える。
非現役娘。中心のキャスティングは珍しい。
ただ、やはり名前を間違えるのはマイナスポイント。
その『中澤』の出番もあまり意味がない。更に言うならテーマともあまり関係ない。
そのあたりがちと残念。
「雪の匂い」
まじめな話かと思いきや、そういう展開とは……。
すっかり2ch色に染まった紺野、ほんわかムードのなっちのキャラは可愛い。
教育係にあこがれるなっち、格闘家紺野、なっちの特殊能力(?)などポイントが
バラケ過ぎてちょっとまとまりに欠ける。
後半の展開は面白いので、そちらを中心に膨らませた方がよかったかも。
あと、さすがにこの表現ではサンタのコスプレをしているというのが分かりにくいと思う。
- 180 名前:名無し感想書き 投稿日:2001年12月17日(月)02時13分39秒
- 総評
数こそ前回を下回ったものの、質はなかなか高かったように思う。
ただ、クリスマスというテーマはひねるのが難しいせいか、
サンタネタか恋愛ネタに偏ってしまっているのが残念。
また、今回のオムニバスには泣かせる話が多かった。
冬は人をセンチメンタルにするという。あるいはそのせいかもしれない。
しかし、できることならもっと冒険してみてもよかったのではないか。
こういう企画の場合、いかに作者のオリジナリティを出すかが
勝負だと思うので、次のテーマに期待したい。
しかし、計三回も死体役をやらされた吉澤があまりに不憫だ(w
- 181 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月17日(月)14時52分04秒
- <聖誕祭>
かっこいいの一言に尽きます。世界観が伝わってきます。
全体的にかっこいいので、どこかっこいいここかっこいい、と言いにくいです。
話の世界に引き込まれました。
これがプロローグで、次から話が始まってほしいです。
天使が悪者なんてあたりは、『女神転生』を想像させていただきました。
クリスチャンという理由で迫害され、クリスマスソングが忌むべき歌になっている、
というのが真実味ありで、良いです。
石川のセリフに、確信犯的に「しないよ。」が入っているのに、ニヤリとしました(w。
十字架を捨て、腕時計をはめる。この対比がいいです。
多少ですが、セリフが言いにくそうだなあと思いました。
もうちょっと会話文を削いでも、意味は十分に伝わるかなと。
- 182 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月17日(月)14時53分44秒
- <Road to Xmas>
飯田のリーダーっぷりが出ている話ですね。最初の方で、メンバーにてきぱき指示を出して、
つんくを縛り上げるシーンが好きです。
加護の裏切りに共感できなかったです。
みんなで逃げ出したのに、堂々とオフがほしいってだけで裏切るかな? と疑問でした。
加護を悪者にしなくても、話の展開に問題はないので、それでも良かったかなと。
でも、悪かごが味になってるので、外すと薄くなっちゃうんだろうし・・難しいです。
すごい上手いとか、激面白いとかではないんですが、なぜだか個人的に好きな話です。
一人一人の思惑が絡み合って話が進んでいく感じが、ほんとの世の中っぽくて、
それで気に入ったのかもしれません。
終わりの一文は、あまりにさらっとしすぎだなーと思いました。
- 183 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月17日(月)14時54分53秒
- <返事を下さい>
『マヨ○ガ』、思い出しました(わかる人だけにしか伝わらず、すいません)。
メールの内容だけでなく、日付とその時間帯からも伝わってくるものがあるので、
それがいい効果になってると思いました。
(未送信)が切ない切ない。胸が苦しくなりました。
冬の季節感がよく出ている話だと思いました。
メールでの気持ちのすれ違いってある、あるよ・・と思いました。
普通の形式のところは、読みやすくて良かったです。
メール部分に気がいってしまうけど、少ない普通の形式のとこも、情景がよく分かりました。
ケイタイメールらしさが薄いかなと思いました。
一回の文字量が多すぎる気もしました。あんなには打たないかなって(個人的見解)。
普通に会話してるのとの差があまり感じられなかったので、
もっとケイタイメールならではの話の繋がらなさとか、
突発的にぜーんぜん関係ない話題とか、そういうのもいれてほしかったです。
- 184 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月17日(月)14時56分20秒
- <ひいらぎかざろう>
いい話ですよねえ。高橋のこと好きになりましたもん。
素朴な方言も、大変よかったです。
作者さんは、福井の方なのでしょうか?
ここまで堂々と方言を使えるのは、地元だからかな? と思いました。
クリスマスがテーマだと、話自体もムード重視になりがちですけど、
この話はムードというより、自分の伝えたい事を伝える話という感じがして、
今回、一番小説らしい小説だと思いました。
保田さんの、仕事に対して真面目な先輩ぶりが、いい感じです。
先輩三人の会話の繋がりは、確かに良いです。ほほえましいです。優しい気持ちになります。
むきになった飯田の口調は、言いそう言いそう! って思いました。
福井のコンサートで、実はほんとにこういう事あったのでは? と疑ってしまいました(w。
話の締めくくり方もすごいほほえましい。
とにかく「ほほえましい」ので、突っ込みどころがありませんが、
一つ聞くなら、「ゲネプロ」の意味を教えてほしいです(w。
- 185 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月17日(月)14時57分49秒
- <煮えたぎる銀の囁き>
甘〜いラブストーリ。甘くてエロい! 一人身には、読んでるのが辛かったです(w。
市井のセリフがことごとくかっこいいです。
石川とシャンパンを開けるシーンは、特にドラマチックでございました。
4人バンドで、保田がベースで市井がギターとなると、
吉澤がボーカルで、飯田がドラムなんでしょうか?
それとも市井はギターとボーカルで、吉澤ギターのみかな。
無駄が少なくて話のテンポも良くて、文章が上手だなあと思いました。
タイトルが話を、うまく表せてないかなあと思いました。
でも、「じゃあお前つけてみろよ!」と言われると、難しいですね・・(w。
煮えたぎる=怒り というのはわかるのですが、それでもあまり合っていないと思いました。
もっとシンプルなタイトルでよかったと思います。
クリスマスは恋人と過ごしたいなあ、と思わされた・・いや思わせてくれた話でした(w
- 186 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月17日(月)14時58分38秒
- <十三、十四>
まっさきに「十九、二十」を思い出しました(これも分かる人しか分からず、すいません)。
幻想的な感じが伝わってきて、昭和の時代をのぞいてるような気になりました。
どこから見ても時代設定は現代なのに、不思議です。
後藤と辻加護との対比はとてもよいです。
加入直後の後藤と、現在の辻加護の違い。同じ十三、十四でも、やっぱり違う。
どっちが良い悪いではなくて、違う。
そういう風に感じました。
ちょっと後藤がかっこよすぎなシーンがあるなあ、と思いました。
主導権を取りすぎてる後藤には、違和感を覚えました。
現在の辻加護の問題(ロリキャラに甘えすぎてる)や、後藤の心情変化。
モーニング娘全体にも目をむけて、作者の憂いをあらわした話だと感じました。
『モーニング娘。の小説』と呼ぶにふさわしい内容だと思いました。
現在のモーニング娘。に対してまっすぐに目を向けた話で、
現在において、これ以上のリアルストーリーはなかなかないなあ、と思います。
話ももちろん良いのですが、作者さんの書く姿勢に感心しました。
- 187 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月17日(月)15時02分49秒
- <ちょっと迷惑なプレゼント>
「ピンポン鳴らしても・・」の言いまわしは、安倍っぽくて良いです。
この家には誰もいないんだって、と言って居留守する後藤が可愛く思えました(w。
風邪引いた、ってメールを送って、来てくれた人に、
「なんで来たの?」とは聞かないんじゃないかな、と思いました。
1レス目は全体から独立した回想のような感じなので、
レス前後に空白なり記号なり入れて、回想ということを強調してほしかったです。
分かりにくかったので、時間軸をまっすぐ通したほうが良かったかなと思いました。
- 188 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月17日(月)15時04分19秒
- <We wish>
2期メンバー3人に目を向けたところが、新鮮です。
強気で我が道をいく保田は、読んでて爽快です。
矢口一人称で主人公なのに、保田のキャラのよさで保田をひいきしてしまいます。
暴走する保田に突っ込む、矢口のキャラもいいです。かわいらしいです。
新メンへのクリスマスプレゼントに突っ込むとこは最高ですね(w。
キッ○サイト、なんなのか分からないので知りたいです。
個人的には、プレゼントの中身は謎のままで正解だと思います。
それによって、保田の怪しい感じがさらに倍増しているので(w
途中から市井も混じってきたのは予想外だったので、驚きがあって面白かったです。
中澤姐さんに目の敵にされてた頃の、この3人を知る人はどれぐらいいるのでしょうね。
個人的に少し気になっちゃってます(w
突込みどころが見当たらなかったので、頑張って探しました。
無理やり突っ込むなら、てっぺんを漢字で書くと、「てんぺん」と読んでしまうので、それは避けてほしかったなと(どっちでもいいんですけどね)。
- 189 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月17日(月)15時05分37秒
- <小悪魔の誘惑>
松浦の小悪魔ぶりがもう最高です(w
<自主規制>も入りまくって、メチャクチャ笑えました(w
(エロ描写の自主規制は、前回短編集の流れで、タイミングバッチリのネタですよね。
普通なら少しウザく感じるはずが、タイミングの良さもあって、連呼することで笑いを誘ってて、
正直やられた感じです)
ぜひ僕もあややのテク<自主規制>たいし、もっと言えば<自主規制>て、<自主規制>たいですね(w
いつのまにやら、攻めと受けが逆になってるし(w
保田の『悪魔のキス』が恐くて恐くて仕方ありません(w
ピン失格、と言われて落ちこむ市井も、かわいいです。笑えます(w
この話、作者さんも楽しみまくって書いたんだろうなと思うと、ちょっぴり悔しいです(w
笑いどころだらけでした。
思わずお礼の言葉も出てしまいます。こんな話を書いてくれて、ありがとうございます(w。
もう、批評にまで気がいきません。
- 190 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月17日(月)15時18分35秒
- <雪の匂い>
紺野のひょうひょうとした強さに笑ってしまいました。
念のため潰すってのは、やっぱ、アレですよね? 紺野さん。
見かけによらず恐いです(w
さらに紺野さん、先輩と一緒だってのに、同人屋さんですか(w
そんな紺野も恐いですが、俗世を離れた天使ぶりを発揮している安倍さんも恐いです(w
マイペースな、のんびりキャラのお2人さんでした。
サンタの衣装なのかどうなのか、その辺はよくわからなかったです。
確かに、話がバラけてるかなあと思いました。
紺野の強さだけをもっと書いたほうが良かったかなと。
安倍の強運についての説明は、要らなかったように思います。
- 191 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月17日(月)15時20分06秒
<<< 総評 >>>
クリスマスというお題では、話がかぶってしまうんだろうなと予想していましたが、
思ったより個性のある作品(しかも良質)が集まったなあ、と思いました。
読んでて、「くそー、けっこうみんなやりやがるなあ・・」と思いました。
草稿の段階で諦めてしまった僕としましては、
投稿された作者さん全員に、尊敬の意を表したいと思います。
お疲れ様でしたm(__)m。
- 192 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月17日(月)23時16分45秒
- >星のピアス
空間をうまく利用している...と言いたいところだが、
打ち出すとえらいことになってるんだな、これが(w
最後の吉澤の場面はわかりにくかった。
星になったということは多分、死んだということなんだろうけど、
死んだ背景などの説明なしに、死んだという事実だけを提示されても
感情移入できない。唐突な印象だけが残った。
情景描写や心理描写はうまいだけに、ストーリー展開の荒さが残念。
>何故だかさみしいけれど・・・
既に書かれているが、クリスマスにひとりで過ごす娘。メンバーというのは
現実的に考えがたく、この題材でやるならば、パラレルの方が受け入れ易かった
かもしれない。表現は手堅くまとまっていて実力があることはわかるだけに惜しい。
- 193 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月17日(月)23時17分44秒
- >サンタからのプゼント
短くまとまってはいるのだが、なぜか終始淡々とした印象。
ちょっと食い足りない感じが残ったのは、一応、保田視点で進行するにも関わらず、
保田の主観がほとんど排されていることによるのかもしれない。
それがないと34レスでの日記の書き付けが活きないように思う。
最後の一文は洒落ていていい。
>いつでも心は一緒
軽快なテンポで文章を流していく表現力はなかなかのもの。
中澤サンタとメンバーの交流も楽しい。
なのに物足りないのはなぜだろう。
中澤がサンタとなってプレゼントを配るという、
その必然性が感じられなかったからか。
そこに何らかの意味付けがなされていれば、さらに奥行きの深いものに
仕上がっていたかもしれない。
- 194 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月17日(月)23時18分55秒
- >クリスマスピアスと涙の価値
保田のクールな口調がきまっている。
ところが石川の登場があまりに唐突でしかも墓参りで、
せっかくのハードボイルド保田がだいなし。
石川のせりふを極力排して、保田視点の語りに徹していたら
あるいは非常に味のある作品に仕上がっていたかもしれない。
>サンタクロースはやって来る
これはいい話。
加護のホームシックというひとつのテーマが背景にあるだけに、
そこから派生するエピソードにも説得力が生まれる。
ひとつだけ注文をつけるとすれば、視点がコロコロ入れ替わるので、
誰の心理の動きなのかわかりにくいというところか。
でも、それを帳消しにしていいくらい良かったよ。
- 195 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月17日(月)23時19分48秒
- >聖誕祭
これはもう文句のつけようがないなぁ。
うまいわ、これ。
背景設定の説明なども短編なりにうまく収めている。
緊迫感のある描写やわかりやすいキャラクタの書き分けなど、
ため息が出そう。
強いて言えばいしよしのカップリングが月並みという点くらいか。
ところで天使の襲来って...やっぱエヴ○なのかしら...
>Road to Xmas
筋はしっかりしているし、スピーディな展開に加護の裏切りなど、
読者を飽きさせない工夫は図に当たっている。が、しかし...
加護のうらぎった理由やつんくの強引なメンバー拘束の理由がかなり普通。
というか、割と練ってある筋立てからしてもっと深い動機を期待してしまう。
それだけに後半の展開はかなり肩透かし。
この辺をもっと詰めてくれると非常におもしろいものが書けそう。
- 196 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月17日(月)23時20分46秒
- >返事を下さい
ついに出た王道(w
メールの遣り取りだけで進行するという新しい手法で既に擦り切れた感のある
いちごまを扱っていて新鮮...と言いたいところだが、やはり市井と後藤の関係が
従来の軌範から抜け出さない限り、食傷気味の読者にはアピールしない。
これが好きという人にはたまらないのだろうけど(w
すっかり難しい題材になってしまったね。この人たちは(w
この作者さん、ものすごくうまい人だとおもうんだけど、
それだけではどうにもならないほど、題材の方がもはや余人では扱えきれない
高みに昇ってしまっている(w
今後、いちごまをこの短編集でやろうという人は相当な覚悟が必要だろうね。
- 197 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月18日(火)00時29分01秒
- ・星のピアス
さらっとした短編らしい短編だと思いました。
雰囲気で読ませる話なのかな。
ただ行の間隔がちょっと開き過ぎなのは狙いなのかもしれませんが自分には少し…。
・何故だかさみしいけれど・・・
優しい気持ちになる話だと思いました。
でも一番あぶれないと思われそうな吉澤があぶれているのに違和感が(w
あと三人で仲良く騒いでもいいような気もしました。
・サンタからのプレゼント
ちゃんとラストにオチがあるのがいいですね。
ただどうして衣装を手作りにする必要があるのかわからなかったです。
・いつでも心は一緒
ちょっと話がわかりにくかったです。
誰が主人公なのかがハッキリ自分にはわからなかったせいだと思うんですが。
- 198 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月18日(火)00時30分52秒
- ・クリスマスピアスと涙の価値。
うーん、個人的には最後のオチじゃなくてシリアスのままで終わる話の方がよかったかも。
でもやっぱり保田は一人身になるのかというオチは好きです(w
・サンタクロースはやって来る
時期的に加護の幸せなそうな話を読めるのはいいですね。
飯田との絡みの意味があるのかと思ってしまった。
親を呼んでくれてたのは実は飯田だった…とか(w
・聖誕祭
ファンタジーの短編に挑戦してる所はスゴイと思いました。
欲を言うならもっと深い二人の関係みたいな描写がもう少し欲しいですね。
・Road to Xmas
それぞれのキャラが立ってて面白かったです。
ちょっと加護が自分勝手のように思えますが。
夏先生がいい人で思わず笑ってしまった(w
- 199 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月18日(火)00時31分56秒
- ・返事を下さい
メールが話のメインという事で未送信の部分とか切なくなるけれど
あれを仮に全部送ってたらかなり怖いなぁ、とか思ってしまった(w
かなり好みの話でした。
・ひいらぎかざろう
丁寧な作りで素晴らしいです。
高橋らしさをここまで表現出来ている小説を初めて見ました(w
作者さんはよく方言を知ってらっしゃいますね。
・煮えたぎる銀の囁き
恋人同士のやりとりがよいですね、小道具も効いてました。
ただ最初リアルものかと勘違いしてしまった…。
バンドをしてるという設定が途中までわからなかったです。
・十三、十四
微妙な年齢、立場という事をきちんと表現出来ててよいですね。
短編で全員登場させてこれだけまとまっているのは好感が持てます。
ただ地味と思う人もいるかもしれませんが。
- 200 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月18日(火)00時34分48秒
- ・ちょっと迷惑なプレゼント
甘い話ですね(w
ただ確かに1レス目はちゃんと分けた方が良かったでしょうね。
どうして怒鳴ってるのかと思ってしまいました(w
・We wish
保田何者なんだ…と突っ込まずにはいられない話(w
三人の絆みたいなものを感じてよかったです。
個人的に好きです、この話。
・小悪魔の誘惑
上と同じく保田何者なんだ…(w
ただ最初っから市井だけ出しておいて中澤はいらなかったような気がします。
・雪の匂い
同郷同士のおとぼけコンビですね。
視点が変わるのが突然過ぎて少し戸惑いました。
ところでカラーギャングって実在するものなのですか?
・・・
偉そうな感想ばかりですみません。
読者としてかなり楽しませて頂きました。
参加された方々、お疲れ様です。
- 201 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月18日(火)14時10分48秒
- 前半は投稿数も感想少なくてどうなることかと思ったが、
後半に入って一気にアクセルがかかった感じ。
前後半通して、今回は作品の質が一定水準に達していて読んで楽しかった。
>煮えたぎる銀の囁き
まぁ、確かにはらわたが煮えくり返るとは言うが...(w
内面の秘めた怒りを「気泡」と表現したところ、最初は違和感があったが、
読み進めるうちになるほどとも思えてきた。
表現や設定が平板だとありきたりな内容になりがちな題材を「いちいし」という
あまりないカップリングと件の「気泡」という表現でうまくまとめた。
ただ、話の展開には意外性がなくて表現に頼り過ぎている嫌いがある。
- 202 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月18日(火)14時11分45秒
- >十三、十四
雪の夜の出来事を幻想的に綴った素晴らしい作品。
先輩メンバーと後輩メンバーの間に挟まれてそれぞれの
立場に思いを馳せる加護辻の優しさに涙。
また彼女たちを見つめる先輩メンバーの愛にまた涙。
情景描写、心理表現どれをとっても完成度が高い。
惜しむらくは5期メンバーが蚊帳の外になってしまった点だが、
これは話の展開上仕方がない。
今回、一番心に残った作品。
>ちょっと迷惑なプレゼント
う〜む。甘い(w
これでもかというくらい甘い表現の応酬に目眩がしそう(w
最後の段になってようやく「迷惑」な理由が解ったが...
何にしてもごちそう様という感想しか残らん(w
- 203 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月18日(火)14時12分43秒
- >We wish
保田のキャラクタが際立つ(w
奇抜なプレゼントもグッド。「赤壁の戦い」に突っ込みを入れる矢口もグッド(w
後半の市井矢口の会話が泣かせる。
笑いあり、涙ありだが混乱することなく奇麗にまとまった良品。
>小悪魔の誘惑
おもしろい(w
もう、ひたすら笑った。
中澤のおやぢ加減といい、保田のエキセントリックなキャラといい、
笑いのつぼを押えているなぁ。
前回、議論されたエロへの嫌悪感を逆手にとった<自主規制>も奏効。
これでエロと思しき(?)場面がもうたまらん(w
ただ最後の場面での松浦の立場がちょっと中途半端という印象も。
中盤までの小悪魔的雰囲気が秀逸だっただけに残念。
>雪の匂い
う〜む。雪国出身の二人ならではのこの感覚。
既に書かれているように、紺野視点への展開が唐突過ぎる印象。
それぞれの視点でのズレが非常に効果的なだけに、そこが残念。
何にしても、空手家紺野の活躍がまだまだ見たい、
そんな気にさせる作品。
- 204 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月18日(火)23時19分32秒
- 星のピアス
行間が広いとスクロールする指が止まらなくなり、結局1分弱で読んでしまいました。
5年後の後藤がいかにケバくなっているか、明らかに書き込み不足です。
短編でワンサイドストーリーを描く時は、相手の言葉が軽くならないように注意しましょう。
何故だかさみしいけれど・・・
タイトルを見て、最初みっちぃが主人公かと思ってしまいました。なんとなく。
そのためでしょうか、吉澤の孤独の描き方がなじめませんでした。
前半に明確なエピソードを入れないと、中澤までつながりません。
サンタからのプレゼント
保田の言動がストレートすぎて、ヤスヲタとしてはいまいちでした。
バランスをとったり、役回りを明確におくことは、短編作品としての印象を薄めています。
前半では石川にしぼり、後半でいっきに移行する。流れをはっきりさせましょう。
いつでも心は一緒
正直なところ、サンタを手伝っている絵まで想像がたどり着きませんでした。
序盤から極端に思えるほどまでやらないと、中途半端のまま読み進めてしまいます。
作風をはっきりと思い浮かべてから、それを噛み砕くようにして描写して下さい。
- 205 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月18日(火)23時20分12秒
- クリスマスピアスと涙の価値。
石川の名前を確認した後、興味がないので読み飛ばそうとしました。
と思ったら保田の名前を発見したので斜め読みに切り替えましたが、読み易い文章でした。
エロパロ小説サイトがネタに困ってシチュエーションプレイさせたって感じですね。
サンタクロースはやって来る
いかにもな冒頭部分や新メンが出ていないことから、掴みが弱くて残念です。
句読点などの記号の使い方は上手いのですが、字面よりテンポを重視してもらいたかったです。
話の筋を知っている舞台を見るときに近い、安心感をもって読むことができました。
聖誕祭
タイトルと世界観が容易に結びついてしまい、すぐに色褪せてしまった印象です。
カタカナの配置のバランスが悪く、いくつかの横文字小道具が陳腐に感じてしまいました。
少しの間延びが命取りになる作風、さすがに作品としてのまとまりは群を抜いています。
Road to Xmas
読了までタイトルへの違和感をひきずってしまいました。
より慣用的なwayを用いる方法もありますが、レンタルビデオ屋に並ぶような日本語が適当かと。
いずれにしろ、胸躍らせるテンポ良さが必要です。
- 206 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月18日(火)23時22分13秒
- 返事を下さい
形式を面白く感じたのは最初の1レスだけでした。
口語ではなく、携帯用語らしさを。顔文字とか同じ文字の連打とか。
イブ当日まで飛ばして読んだのですが、それ以降だけで独立させても十分な作品だと思います。
ひいらぎかざろう
高橋のキャラの弱さも相まって、“施設の子供達”がすんなりとは消化できませんでした。
歌までの流れが不自然で、子供達ではなく彼氏や祖父母にしたほうがまだ良い気もします。
もし温かみのあるイメージを基調としたいのならば、難しいですが言葉選びを慎重に。
煮えたぎる銀の囁き
どうしてもキャラに馴染めなかったのですが、紗耶香を楽斗と読み替えたらなかなか楽しめました。
ただネガティブな熟語が度々流れを止めています。使いどころはご注意ください。
邪道な読み方をした人間が言うことではありませんが、もう少し描写にも個性が欲しい所です。
十三、十四
マジファンサイトの全員集合小説のようで、途中で少しひいちゃいました。
つなぎ易いのでしょうが、具体描写と内面描写のサンドイッチの連続では飽きてしまいます。
後半に動きの少ない作品では、統一感をもたせた色彩描写も逆効果でしょう。
- 207 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月18日(火)23時23分02秒
- ちょっと迷惑なプレゼント
ユウキを殴ろうかという後藤を追っていたら、途中で軽い違和感を覚えました。
時間軸のこともそうですが、メジャーでないカップリングは特に展開に気をつけて。
それとテーマのためにも、楽しいはずのクリスマスにもっと言及してもらいたかったです。
We wish
保田全面フィーチャーは大変良いのですが、もう少し統一的であって欲しかったです。
ネタとしては分量的にも弱く、保田スレ的なガメラぶりも唐突に思えました。
結末を決めた上で、エピソードの取捨選択が必要です。
小悪魔の誘惑
安定感のあるネタものですが、特に一定した松浦の使い方が面白いと思いました。
クリスマスらしさをエロにつなげられれば、自主規制ネタも効果的になると思います。
中澤も削る必要はなく、保田や市井とともにより安っぽくなるように書き込みを。
雪の匂い
作者さんが本当に書きたかったものは何なのでしょうか。
一つ一つのアイディアは良くても、絞り込まれていない印象です。
エピソードの整理、展開を意識したプロット立て、そして執筆時間に余裕を持つことも忘れずに。
- 208 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月18日(火)23時24分03秒
- 総評
結果的にテーマが作品に悪影響を与えてしまったように思いました。
ありがちを避けようとしても、クリスマスにつなげるのは難しい。
その結果えらく中途半端でまとまりに欠ける作品が多くなった感じです。
テーマに苦しめられた作者さんがいる一方で、テーマに甘えてしまった作者さんがいるのも残念です。
クリスマスらしさを意識するあまり、描写や展開までも在り来りで生ぬるくなってしまった作品も少なからずありました。
「クリスマスピアス〜」や「返事を下さい」などの試みもありましたが、個人的にはいまいちでした。
様々なアイディアが集まったため、好みにあうものが一つもないということは無いでしょうが、全体の作品数が少ないのも気にかかります。
また今回はタイトルもぱっとしないものが多い気がします。
他の人と似通るのをおそれてか、だらだら長くなってしまったのかもしれません。
逆に短く工夫しようとして「聖誕祭」のようなもったいないミスもありました。
- 209 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月18日(火)23時24分47秒
- その中で前回に比べ少ないながらネタ系作品の健闘は、読者としては嬉しいものでした。
「小悪魔の誘惑」での松浦、「We wish」の雰囲気を崩さない程度の笑い、「雪の匂い」紺野などは目新しくもあり、ネタ短編作品としての可能性がうかがえました。
いずれも完成度が高いと言えないのが残念ですが、よい傾向だと思います。
どの作品もアイディアはいつもより良いものばかりだと思います。
より具体的なテーマが発想を助けたのかもしれません。
ただそれを作品に仕立てる上で、短編にまとめようとしすぎてか、展開に思い切りがなくなっています。
作風を彩る描写も、もっと個性がでていいと思います。
こう言うとネタ小説書きの人には失礼ですが、クリスマスというテーマでいくらネタ系が善戦していても、それが主流に取って代ることはできません。
ハートウォーミング系やほのぼの系がそのアイディアを十分に活かすことのできなかった今回の参加作品は、全体として短編集史上最低の評価をつけられても文句は言えないでしょう。
次回も変わらぬ革命家達の善戦を、そして主流派達の改革を期待しています。
- 210 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月19日(水)03時56分23秒
- >209
う〜む。告知期間が短かったせいもあるかもしれんが、盛り上がりにかけたのは事実。
ただ、短編集史上最低ということはないと思う。投稿数自体は少なかったが、良質の
作品が集まったという点では、自分が作者として参加している「夏」以降、最高の出来
だと評価している。
あなたの感想は「石川の名前が出た時点ですっとばす」とか「マジファンサイトの〜」
などというコメントからしてすでに短編集参加者としての態度が論外。
ここがマジファンサイトでなくてなんなのさ(w
それと作品の問題点に関する論点が(多分、一般の読者と)ずれててまったく的ずれなため、
ひたすらおもしろくなかったということしか伝わってこないのだけど、
ひとつだけ聞きたいことがある。
あなたのような読み手がおもしろいと思う作品ってどんなものなのかしら?
その点に関してだけ興味がある。
- 211 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月19日(水)04時39分37秒
- >>209-210
感想ならまだしも、批評としては「石川読み飛ばし」「ヤスヲタ」は
ちょっと公平さにかけるコメントではないでしょうか。
ですが>>209の書いている批評部分には、
深い分析だと思わせてくれる箇所もあると感じました。
ネタなのか批評なのか感想なのかがわからないのが難ですね。
真剣に批評をするなら軽口は避けた方がいいでしょう。
辛口批評スタイルのネタなら、ややユーモア不足です。
個人の感想としては、断定口調なのが反感を買う恐れがあります。
- 212 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月19日(水)17時11分07秒
>>209
作品の評価や論調については、個人個人で違ってていいと思いますが、
211の名無しさんの言うとおり、批評口調で個人的意見を述べている部分が多い、と感じました。
(僕の発言も、批評か感想かは微妙ですけどね)
そしてさらに言わせていただくと、
「石川の名前を確認した後、興味がないので読み飛ばそうと・・」
「イブ当日まで飛ばして読んだのですが・・」
「紗耶香を楽斗と読み替えたら・・」
等の発言は、批評としてみても感想としてみても、作品に失礼だと思いました。
(批評なら態度が不適切だし、感想なら書かなくてもいい)
またテーマに関していえば、『クリスマス』というイメージが限定されやすいテーマゆえ、
『恐い話』『夏』『食べ物』のように、作品に振れ幅を持たすのは難しいと思います。
かく言う僕は、「『クリスマス』で、一風変わった話を書いてやろう」と意気込み、挫折しました。
それもあって、「作者さんたち、やるなあ」という感想を持ちました。
- 213 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月19日(水)17時15分50秒
- ここからは個人的発言ですが、あなたの意見の9割以上に同意できなかったです。
総評の最初、「テーマが作品に悪影響を・・」と言われても、
テーマの上に成り立っている短編集ですから、順序が逆です。
(僕にはテーマの悪影響がまったく感じられなかったです)
あと、『聖誕祭』はいったいどこがミスなのか分かりません。
巧みな当て字としか思えないです(どうなんでしょう? 作者さ〜〜ん(w )。
全体の作品数についても、
16という作品数は、確かに多くないですが、問題視するほど少ないとも思いません。
(僕も+1して、貢献したかったです・・)
ネタ系作品についての総評にのみ、完成度のくだりを除き、同意です。
あとネタ系が主流に取って変わることが出来ない、というのも意味がわかりません。
喜劇の流行る時代もあれば、悲劇の流行る時代もあるわけで、
流行っているものを『主流』というのではと、僕は思っています。
P.S.
<何故だかさみしいけれど・・・>についての僕の書きこみ、皮肉りすぎました(漢字表記について)。
後から自分で読み返したら、すごいヤな感じの文章でした。
もっと言い方がありますよね・・申し訳ない。
- 214 名前:何故だかさみしいけれど・・・の作者 投稿日:2001年12月19日(水)17時56分47秒
- 私がここで意見を言ってもイイのかわかりませんが、少し失礼します。
>>209さんが私の作品にしてくれた批評に関しては、当然何の文句もありません。
もっとも、自分の作品に批評してくれた読者に対して文句を言う作者はあまりいないと思いますが・・・。
ただ、公平さと言う面では疑問ですね。
あの言い方では、石川さんが出ているだけで価値がない、そぐわないと言っているようですから。
もう少し、何とかなったとは思います。
これだけ厳しい意見を出してくれたのですから是非投票して欲しいのですが、全部3点以下と言う事ですかね?
- 215 名前:聖誕祭の作者 投稿日:2001年12月19日(水)22時07分01秒
- 呼ばれたのでちょっとだけ。
『聖誕祭』はそのままクリスマスの意味です。キリストの降誕を祝うお祭りですね。
なので残念ながら当て字ではありません(w
このあたりの知識がある方で、カンのよい方ならばオチが読めるかもしれませんね。
おそらくそのあたりの事を言われてるのでしょう。
ちなみに仮タイトルは『モロビトコゾリテ…』でした。
ま、テーマがクリスマスだから、気付く人は気付くだろうと開き直って付けたので、
ご了承ください。
- 216 名前:名無し寄道 投稿日:2001年12月19日(水)22時51分28秒
- 聖誕祭という単語があるんですね。まったく知りませんでした・・。
『聖誕祭』はIMEで一発変換されるし、辞書にもきちんと載ってるんですね。
僕はてっきり『生誕祭』をもじったのかと思ってました(w。
- 217 名前:204-209 投稿日:2001年12月20日(木)02時15分34秒
- 気軽に感想書いたら随分と叩かれてしまったので、謝罪と言い訳をさせて頂きます。
>>204-207 が作品ごとの感想、 >>208-209 が総評、つまり批評です。
まず一緒に投稿したのがいけなかったですね。すいませんでした。
断定口調になってしまっていたようで、これも感想には不適切でしたね。
これは俺がいつもは批評書きで参加してるからだと思います。
いつもの癖で批評っぽい(感想ぽくない)のになっちゃったんでしょう。
また感想書く機会があれば気をつけます。すいませんでした。
でも、自分としては207までは正直な感想のつもりです。
面白いものにはそう書いたし、つまらないものは思ったことそのまま書きました。
あら探しもしてないし、一人称も使って。
逆に指摘してるのは本当に気になったミスだけです。辛口狙いも全くありませんでした。
総評は批評なので、もとより異論はあるでしょう。
皆さんそれぞれの“俺論”、もっと聞かせてください。
テーマは『難しすぎた』という気がしたので、あのような書き方をしました。
難しいテーマの中でよくやったとも思いますが、(俺は)感心したとまで言えるものはありませんでした。
- 218 名前:204-209 投稿日:2001年12月20日(木)02時16分21秒
- 色々と意図せずながら失礼をしたようで、心から謝りたいと思います。
「マジファンサイトの」ってのは、「筋の下に骨組みが見えちゃって、個人的にダメだった」って意味です。
弱小サイトの管理人さんが、掲示板で仲間と話してる妄想をそのまま小説にした、みたいな。
リアルなのは割りと好きなほうだけど、あの作品はそういうことで俺には香りがきつかった。
作者さんをどうの言ってるつもりは無くて、あくまで比喩です。他意はありません、すいません。
「石川読み飛ばし」ってのは、「俺的には冒頭の1レス目がNGだった」ってつもりでした。
回りくどくてすいません。
「イブ当日まで読み飛ばして」というのは、「メール部分最初の1レス目から印象付けるように努めないと、折角の工夫も意味ない」ということです。
もちろんちゃんと読んでいますが、明白に失礼でした。すいません。
「紗耶香を楽斗と読み替えたら・・」というのは、「紗耶香がキザ過ぎて不自然だった」です。
キザっても楽斗的なキザで、それはまあそれでよしという、ポジティブな意味のつもりでした。
楽斗かミッチーなら、という安易な思考でした。すいません。
- 219 名前:204-209 投稿日:2001年12月20日(木)02時17分06秒
- 他にもわかりにくいところがあったようなので、蛇足蛇足。
「聖誕祭」のタイトルは、世界観に寄りすぎてしまった印象でした。
クリスマスという親しまれた呼び方に比べ、宗教色やそれに付随するイメージが強調されているように感じた、ということです。
例えて言うならば“子供の日”は単なる休日、“端午の節句”だと久月の兜つけた金太郎人形→和式できっちりとした祖父母がいる→そうか長男としてプレッシャーを受けて育ったんだな、という感じ。
(ごめん、あんま良い例じゃなかった)
兎に角、俺にとっては面白さが半減してしまった手痛いミスでした。
主流ってのは確かに説明不十分な語でしたね。
このテーマが決まったときに運営スレで「甘々が多くなりそう」みたいな事が言われていて、その流れで今回は俺の中で“主流=恋愛かほのぼの”という先入観ができていたんです。
それを前提としての総評、そして主流という言葉でした。
別に一年後に同じテーマになったとして、その時ネタが主流になってるのも、十分ありえると思います。
- 220 名前:204-209 投稿日:2001年12月20日(木)02時17分58秒
- 俺の好きな作品(この企画の参加作品から)
「荒野の3人」第1回・コミカル。テンポ感のよい描写が作品全体に影響していた。
「何かが足りない」第2回・マッド。決して突飛な発想ではないのに、突出した印象があった。
「未来図」第3回・恋愛。王道だけど展開の仕方が短編らしくて好印象だった。
「紺野ちゃんの全快祝い」第4回・ネタ。語りのアイディアが実際に活きていた。
投票はやるとしたらこんな感じだと思う。
星2・何2・サ3・い1・ク2・サ2・聖4・Ro2・返2・ひ1・煮4・十2・ち3・We4・小5・雪4
総評で作品数にも少しだけ触れていましたが、総合的な評価には関係ないと思います。
少ないとかどうとかじゃなく、個人的にはいつもよりつまんなかったんです。
そしてそれは総じて評する上でも、できるだけ主観を取り除いた上でも、つまらなかったんです。
……連呼するとさすがにキツイ。少数派だったのがせめてもの救い。
最後に、改めてスレ汚しになってしまったことをお詫びします。
このスレの活性化と、おだやかなる意見交換の場であらんことを、心よりお祈り申し上げます。
- 221 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月20日(木)02時44分09秒
- >>204-209氏
確かに書き方は少し悪かったかもしれないが意見そのものは有用であるように思いました。
だからこそ折角>>220で採点しているのだから正式に投票してほしいです。
それがこのスレの活性化にもつながると思います。
- 222 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月20日(木)09時56分20秒
- >>204-209
同意する事は多い。
俺も、今回、決して『レベルが高い』とは思わない。
言いかえれば、『これだ』という作品に出会えなかったということだろうか。
- 223 名前:名無し読者A 投稿日:2001年12月20日(木)11時10分30秒
- >>204-209
投票するとしたら、じゃなくてしてください。
運営スレ関係見てるなら、毎回投票少ないと言ってるのは知ってると思うので。
その結果見ると3点以上が一つもないわけではないのだし。
- 224 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月20日(木)13時25分51秒
- >204-209
なんか欲しいおもちゃが与えられなくて駄々こねてる子どもみたい。
それにタイトルの付け方は別に「ミス」とは呼べないでしょ。
正解なんかないんだから。
さしたる根拠もなしに史上最低なんて軽々しく言わないでほしいなぁ。
自スレで賞賛レスに甘やかされている人気作者さんにとっては、たまに罵倒
されるのも刺激になっていいかもしれないが、初めて投稿してこんな役にも
立たない罵声を浴びせられて次も頑張ろうと思うものかしら。
あなたにとっては単なる捌け口かもしれないけど、結構、気にしてるのよ、作者は。
- 225 名前:アンチ評論家 投稿日:2001年12月20日(木)14時38分44秒
- >>204-209
あなたの意見そのものを自分は否定はしないけれど、ちょっと言わせてくれ。
あなた自分のこと「批評書き」といってるけど、自分はそれにすごい反感を覚える。
何様のつもりだ、と思う。
あなただけじゃなく、
この短編コンテスト、第一回の感想からそういう「評論家気取り」があらわれているが、
俺にはあんたら「評論家」の文章が
「評論」じゃなくオナニーを見せ付けられている印象なんだ。吐き気がする。
訳のわからない小難しい言葉を並べ立てて自分の知識を披露して、
俺はお前らとは愚者とは違うんだ、こんな駄作を喜ぶお前らバカじゃねえのと
言ってるようにしか聞こえないんだよ。
第四回に現れた海原にも自分はすごい反感覚えたからね。面白くも何ともなかった。
- 226 名前:アンチ評論家 投稿日:2001年12月20日(木)14時39分23秒
- ここ名作集では「面白いものにはレスがつき、つまらないものは放置される」という空気がある。
俺はその空気の方があんたら評論家のオナニーよりもずっとシビアだと思う。
(もっともゴスペル騒動の時のように「パクリ何が悪い」と暴走する危険もあるが)
感想を書くことが悪い、とは言わないが、自分の評論に酔って、オナニーするのはやめてくれ。
俺はあんたらのオナニーを見たいわけじゃないんだ。
評論家になりたいなら、ここで遊んでいないで、さっさと一流の人間になったほうがいいと思う。
それと投票しろよ。コンテストなんだからな。
かなりキツイ言い方だったが、
あんたらだってさんざん好き放題言ってきているのだから、
これぐらいの「批判」は聞く耳をお持ちだろう。
俺がバカだと笑いたかったら笑えばいい。
ただ、あんたらに反感を覚える人間もいる、ということは忘れないでくれ。
- 227 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月20日(木)15時46分15秒
- 意見交換することはいい事だが、
もう少し穏かにして欲しいと言っては駄目だろうか。。。
それにここは感想書くスレだし。
自分はここへ感想を見に来てる身なので。。。。水差してスマンな。
- 228 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月20日(木)15時58分33秒
- >>204-209に噛みついてるのって書き手の方達ですか?
私が読み専なので書き手側の事は十分理解できないからかもしれませんが
>>204-209の感想、特に問題があるとは思えません。
書き手同様読み手もプロでないわけだし、
(批評書きと名乗ってる一部が問題なんだろうけど)
こういう状況を見ていると正直、気軽に書き込めない空気が。。。
ここって”感想”スレッドだよね?
- 229 名前:「十三、十四」を書きました 投稿日:2001年12月20日(木)17時33分00秒
- なんだか荒れちゃって。
ここが率直な言葉をもらえる場所だという前知識をもって投稿しましたが、
言われて考えてみると、全くの初投稿できつめの言葉を貰うというのは
痛いでしょうね。
良いか悪いかは別として、少なくとも
「どなたでもお気軽に参加」という雰囲気ではないのでしょう。
私も叩かれるのを覚悟の上で投稿しましたから。
投票を終わるまでは自分の話の意見交換は待とうと思っているので、
他作品の感想を交える形で、
>204>209あたりとの意見交換をさせていただきます。
- 230 名前:「十三、十四」を書きました 投稿日:2001年12月20日(木)18時34分44秒
- >星のピアス
行間の広さが詩集や絵本風の、静かな雰囲気があって好きです。
しみじみした物語だと思います。
途中まで主人公が誰なのかわからなかったので(石川か後藤か)
主人公を意識してから、もう読み返しました。
頭に入りやすい、柔らかくて優しい文章なので、
最初から主人公がはっきりわかっていたら、
もっと感情移入して読めたかなぁと思いました。
たんに、私の察しが悪いだけかもしれません。
>>204
五年後の後藤ってケバイんですか?(w
寂しそうに一人暮らししている
大人の女の夜の風景が思い浮かんだのですが。
>何故だかさみしいけれど・・・
寂しい吉澤って扱い方が新鮮でした。
意外と孤独に耐える雰囲気が似合うのですね。
中澤の優しさは、矢口あたりからの口コミなのかな?
矢口の狸寝入りを含めて色々と経緯が想像できるのですが、
想像できすぎてしまって「どんなやりとりがあったのだろうか」と、
勘ぐってしまいました。
そこいらを明かした部分を読んでみたかったです。
- 231 名前:「十三、十四」を書きました 投稿日:2001年12月20日(木)18時53分00秒
- >サンタからのプレゼント
保田の諦めきった寂しさが気の毒で。
それも十六歳トリオのデタラメなはしゃぎっぷりで消されて、
後には大人のビターな爽やかさが残りました。
行間が詰まっていたので見にくかったです。
本来、内容とは関係ないものなのでしょうけれど、
文字が詰まっていると、重苦しい印象が加わる感じがしました。
>いつでも心は一緒
ジェットコースター物語ですね。
少年漫画風の「ちょっと不思議な隣のサンタ」
という終わり方は、ほのぼのしていて好きです。
テンポのよさにがんがん読み進んでいたのですが、
行間が詰まっていたので、一行読み飛ばしかけて慌てて戻ったり。
すみません。これは私の読み方も間違ってます。
ですが、やはり行間があった方が読みやすいと思いました。
>クリスマスピアスと涙の価値。
なんでやねん!(w
思わせぶりな冒頭に引かれて、このまま寂しく終わるのかなと思いきや。
ありです。一人保田ありです。
面白さは増したんですけど、
そのままシリアスで纏めてくれても良かったなと。
作者さんのシリアス短編を読んでみたくなりました。
続きはまた後ほど。
- 232 名前:アンチ評論家 投稿日:2001年12月20日(木)21時10分12秒
- まずここのスレの空気を荒らしてしまった事、深くお詫びいたします。
すいませんでした。
自分が言いたいのは感想や批判が悪い、ということではなくて、
評論家気取りで意見を述べることには抵抗がある、ということで。
>>228が言ってるように
『プロでもない人間』が果たして評論家みたく意見する事はいいのか、と。
しかも評論家的な発言に共通するのは批判にしろ肯定(非常に少ないですが)にしろ、
自分を上においてそこから見下ろした意見で、作品への愛情というのは感じづらいのです。
評論というより、自分の色に染め上げようとしているようにしか感じられないです。
>>204-209の意見にしても自分は同意できる部分もあって、
彼の意見そのものを否定するつもりはないですが、
ただ、皆さんがご指摘されているようにその批判方法にはすごいトゲがあるな、と。
彼は言い訳していますが、
それは自分には慌てて取ってつけたようなものにしか感じられませんでした。
それに後々『いい訳』しなくてはならないような評論を書くのもどうか、と思います。
- 233 名前:アンチ評論家 投稿日:2001年12月20日(木)21時11分44秒
- 感想や批判はいろいろあっていいと思います。それは当然の事です。
ただ、評論家気取りで作品や作家への思いを何も持たずに偉そうな物言いだけをする事には
すごく抵抗があります。自分はそれを『評論家のオナニー』と批判したのです。
名作集の雰囲気とはあわないと思いますし。
しかし、今改めて読み返してみると感情的になってました。
これでは人のことは言えません。申し訳ありませんでした。
私のここでの発言もこれを最後にします。
以降は雑談スレで発言するようにしたいと思います。
- 234 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月20日(木)23時54分08秒
- いいかな?感想書いても(w
おもしろいかどうかは人によってまったく違うモノっていうことがわかっていれば、自ずと書き方も変わってくる思う。
反発を受けたのは「みんなの意見を代表して」と取られるような書き方に問題があったのじゃないかな?
(自己紹介)甘いの大好き。痛いの嫌い。ネタ物も好き。
「現在気になってる作品」ハウンドブラッド、愛しすぎた女。
娘。小説は書いているが人気投票にはノミネートされず。
こんなこと書いとくと、感想読む作家さんも、どんな人が下した評価なのかわかってイイかも・・・
今回はとっても自分好みの作品が集まって読んでいて楽しかったしうれしかった。
この騒ぎに懲りないで作家さんたちには次回にもぜひ参加してほしいと心から思う。
- 235 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月20日(木)23時55分12秒
- >星のピアス
普段は行間の開きすぎた話は読まないのです。
PCの画面がせまいもので、スクロールさせるのが面倒だから(w
しかし、このような詩的な話にはとても合っているようですね。
とても切ない話でした、一瞬だけしか会えないところが特に・・・
言葉もとても丁寧に選んであったと思います。
>何故だかさみしいけれど・・・
とっても優しい先輩ふたり・・・だよね?
と、寂しい後輩のお話・・・
吉澤君がハブというのにちょっと違和感が・・・
逆に新鮮と思うかは人それぞれだと思いますけどね。
中澤さんがとっても魅力的なお姉さんに感じました。
>サンタからのプレゼント
三人の後輩がとってもかわいかった。
一方保田さんとほかの人々との人間関係を想像するとちょっと寂しくなった。
ほんとは、友達いっぱいいるよね(w
最後の一行がとても洒落ていました。
>いつでも心は一緒
最後まで読み終わり題名を見てなるほどと(w
卒業してもいつまでも仲間なんだなと・・・
後輩3人の掛け合いも楽しかったです。
- 236 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月20日(木)23時57分14秒
- >クリスマスピアスと涙の価値。
さて、どう評価すればいいのでしょうか(w
話の中の話にしぼると、悲しいお話です。
過去のふたりの関係を10行の会話だけ表したところが、上手いと思いました。
このまま終わってはあまりにも悲しいので保田さんに救ってもらう話として読みたいです。
最後の落ちは賛否出ると思いますが、自分はハッピーエンドが好きなのでOK。
と書いたところで気づいた、保田さんは不幸でしたね(w
>サンタクロースはやって来る
話のとっぱしから辻加護がかわいいです。
辻の泣かし方がうまい。
気になったのが飯田さん。いつのまにか喧嘩の内容と原因を知っている・・・電波でしょうか(w
ともかく加護がかわいく書いてある、拗ねたとこからドジなとこまで。
安易にメンバー内の話で解決させなかったところが良かったと思います。
- 237 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月20日(木)23時58分08秒
- >聖誕祭
短編集ではめずらしいSFファンタジー
設定を説明するだけで終わってしまいそうなのに、きちんと話にしているところがすごいと思いました。
最小限の説明も、最初に持ってこないで話の余韻の中で語るのが良かった。
個人的には他のメンバーを出さずにアクションシーンを長めにした話を読みたいかな?
同じ背景の連作集みたいな形で続編を読みたいと思いました。
>Road to Xmas
メンバーの反乱話だと思ったのだが(w
面白い小ネタがちりばめられている。
辻のしゃべり方は本当はリアルなのだろうが、辻じゃないように聞こえる・・・
私自身が2chに毒されてるのでしょうね。
加護が一人悪者になったのがちょっと気になった。
もう少し葛藤があっても良かったかな?
>返事を下さい
いい話だと思う・・・
いちごまも好きなの・・・
ただ、私いままで携帯持ったことナイ・・・
だから、よくわからないのメール依存症とか・・・
なんか、とっても残念な気がした。
でも携帯買う気ないけどね(w
- 238 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月21日(金)00時00分03秒
- >ひいらぎかざろう
とっても感動的な話だと思う。
ただあまりにストレートすぎて、実話なら問題ないのだがへそ曲がりの読者としては、もうちょっと遊びの要素がほしかった。
>煮えたぎる銀の囁き
甘〜いお話。
はっきり言って大好きです。
吉澤くんの不器用ないしよしも良いですが、こんなのも良いですね。
グツグツ煮えるのを心理状況と重ねるのもうまかったですが、最後の情熱の夜にかけてあるのがまたなんとも・・・18禁バージョンが読みたくなりました(w
>十三、十四
丁寧な状況描写が秀逸なお話。
スキがないなあ・・・
一番スキなシーンは辻が感情のまま逃走するシーン。
語り部である加護との対比も手伝って何度も読み返してしまった。
読めてうれしかった。
- 239 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月21日(金)00時00分49秒
- >ちょっと迷惑なプレゼント
なんとも甘いお話。
も一回言っておきます甘いの大好き。
最後の一行も洒落ているし、ごちそうさま。
>We wish
なんとも、うまいなあ。
こんなふうに書けたら楽しいだろうなあ。
保田を暴走させても話としては破綻していないし・・・
矢口との掛け合いもイイ。
同期3人の友情で上手くまとめてあるのもスキだなあ。
一つだけ気になることは・・・
いちごまを匂わせておきながら、あっさり、後藤を寝かすなYO〜!(w
- 240 名前:「十三、十四」を書きました 投稿日:2001年12月21日(金)03時04分36秒
- >>229-231 の続き。
>サンタクロースはやって来る
圭織が「サンタはいるよ」と回想するあたりが
私的な盛り上がりポイントでした。
クライマックスの家族の対面の箇所では、
ぐっと来る前に、すぐ暖かいクリスマスの情景に移行したので、
「よかったねぇ加護ぉ」という気持ちになりました。
タイトルの優しさに良くあった、いい話でした。
>>205
新メンか出てくる、出てこないというのは「掴みを弱く感じた」という
事柄とは関係ないのではないかなと思うのですが。
>聖誕祭
やられたなという感じで。
こういう話を持ってくる意外性と、内容の濃さとで面白く読ませていただきました。
この話に関して思えば、内容と繋がった率直なタイトルが好きです。
別案にあった「モロビトコゾリテ」というのも好きですね。
話の内部で石川が「諸人こぞりて」を歌っていたので、
くどく感じるかもしれませんが、歌っていなければ
「モロビトコゾリテ」の方が好きだったかも。
- 241 名前:「十三、十四」を書きました 投稿日:2001年12月21日(金)03時07分54秒
- >Road to Xmas
夏先生があの苦みばしった顔で颯爽と味方につくシーンが
面白カッコよく想像できました。
わがままなつんくの強引さ、理不尽さが憎めなく書いてあって
爽やかな感じでした。
セリフが連続して出てくるところが、ちょっと読みにくかったです。
それと何度も同じ事を言ってばかりで恐縮ですが、
行間がもう少しあると嬉しいな……と。
>返事を下さい
これは紙で読みたいかな。
狙われた読み返しが、ね。PCスクロールは辛いです。
私はウインドウ二つ開きました。
内容。面白かった。
互いを思いやりながらのすれ違い。
そこからラストへの展開が気持ちよかったです。
>ひいらぎかざろう
いい話です。全体的に良くて、どこがどうこうとは拾えません。
まだまだ私にとっては印象が薄い、新メンがらみ主体で
素敵な話が読めたのは嬉しかったです。
> 煮えたぎる銀の囁き
ストレートに浸れる感じがした、読みやすい恋愛ものでした。
石川の甘さと市井の男前っぷりがロマンティックに書かれていて
萌え萌えです。
石川のべったべたの甘ったるさが好きですね。
- 242 名前:「十三、十四」を書きました 投稿日:2001年12月21日(金)03時14分02秒
- >ちょっと迷惑なプレゼント
イチジクカンチョウじゃなくて、
本当はなんて言いたかったのですか後藤さん?(w
こっちはほのぼの恋愛ふんいきですね。
あったかなっちの魅力が溢れてました。
もう少し行間が欲しいかな……としつこく繰り返しながらも、
この話は行間がなくてもけっこう読みやすかったです。
一人称が滞りなく流れているからかな。
>We wish
キッ○サイト(w
初っ端からブラック保田な感じが直撃で、笑いが腹にきました。
市井登場前後で、二つの話に分けられそうな感じがしました。
二度美味しい、とも感じますが、
どっちかに話の重点をかけちゃって、
短くまとめても短編らしいかなとも思いました。
- 243 名前:「十三、十四」を書きました 投稿日:2001年12月21日(金)03時15分03秒
- >小悪魔の誘惑
松浦なにやってるんだよっ!市井も市井だよっ!
保田はヤッスーだっ!(w
ここまで壊してくれるともう、言うことはありません。
あ、あった。
過去の人たちって、後藤や矢口たちのことですよね。
一瞬、「松浦の過去の人って?」て勘違いしました。
>雪の匂い
なっちと紺野のペアだというから、ノンビリほのぼのかと思いきや。
おっとりしていてクセの強い紺野。
それに寄っていくなっちの小動物ぶりの可愛らしさ。
大野館長に決意表明するように謝るところに紺野の凛々しさ。
予想外の味が色々混ざってて楽しめました。
- 244 名前:「十三、十四」を書きました 投稿日:2001年12月21日(金)03時55分56秒
- 総評?
今回、どの話にも「愛」があるんですよね。
家族愛だったり松浦の暴走愛だったりしますが(w
統一感があって「まとまりのあった」回。
裏を返せば「一話一話が際立たない」回だと思います。
今までの回では、書き手の方それぞれの色が強く出ていた話を
楽しませていただきました。
今回のような、季節を感じる統一感も好きです。
年の最後を締めるのに良い、綺麗な企画だと思いました。
>>208-209
は、そのような統一感が合わなかったのではないでしょうか?
確かに思い切りのある個性的なクリスマスの話というのは
出てきにくいかなと思います。
>>220
今回俺にはつまんねーよという意見はアリだと思います。
主観を除いたら、他人の言葉しか残りません。
主観に溢れている批評は悪くないと思います。
「他人に共感・理解してもらいやすい表現」がされているか、そうでないか。
が問題だと思います。
>>206 >>218
私の話に付けていただいた感想は、
言われて始めて気がついたような箇所も多く、思い当たる節がも沢山あります。
また、投票後に言い訳などをさせていただきます(w
- 245 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月22日(土)21時05分27秒
- >サンタクロースはやってくる
辻加護のやりとりは今日のスペシャルで実写化されてたね(w
- 246 名前:第五回データ集 1 投稿日:2001年12月22日(土)21時44分13秒
- トータル出展数 16作品
出演回数、主役回数
安倍(5,1) 飯田(5,1) 矢口(5,1) 保田(10,3) 後藤(6,3)
石川(5,3) 加護(3,2) 辻(4.0) 吉澤(7,2)
小川(1,0) 紺野(2,2) 高橋(1,1) 新垣(1,0)
福田(0,0) 石黒(0,0) 市井(4,2) 中澤(4,1)
モーニング娘。以外の登場人物
柴田 1 つんく 1 夏 1 松浦 1
このうち、松浦は主役。
- 247 名前:第五回データ集 2 投稿日:2001年12月22日(土)21時47分37秒
- カップリング
よしごま 1 ゆうよし 1 やすいし 2 いしよし 3 いちごま 1
いちりか 1 なちごま 1 こんなち 1
恋愛メイン 5作
サンタが出てきた作品 4作
プレゼント(物でなくても可)があった作品 8作
リアルもの(モーニング娘。であるもしくはだった) 13作
アンリアルもの(モーニング娘。は無関係) 2作
不明 1作
アンリアルの2作は、共に石川が主役であった。
不明も、石川主役。
- 248 名前:第五回データ集 3 投稿日:2001年12月22日(土)21時48分33秒
- コメディ系 3作?
死んだ回数 吉澤 3回
サンタになった回数 石川 2 中澤 2 吉澤 1 後藤 1 矢口 1 保田 1
タイトルに”サンタ”もしくは”クリスマス”と同じ意味の単語を含んだもの 5作
英語タイトル 2作
平仮名タイトル 1作
漢字タイトル 2作
純粋一人称 7
複数一人称 1
三人称 7
一人称、三人称混ざり 1
平均レス数 14.5
最大レス数 20 ”返事を下さい”
最小レス数 8 ”何故だかさみしいけれど・・・”
ただし、レス数には”END”等は含めません。
登場回数には、今回はプレゼントをもらっただけの人は含めません。
また、その場にいて台詞があっても、場合によっては登場回数に含めません。
主役は、1人称でも本人以外を取ることもあります。
- 249 名前:データ解析 1 投稿日:2001年12月22日(土)21時50分30秒
- 登場回数は、今回は保田が後藤、吉澤を上回りナンバーワン。
結局この3人、すなわちプッチモニが相変わらず存在感を示す形になった。
5期メンバーは、前回と比べ登場回数が激減。
唯一、存在感を示したのは紺野のみである。
福田、石黒は、本コンペでは登場機会に恵まれなかった。
なお、登場回数最小は、5期メンバーを除くとまたしても加護である。
また、市井は今回は多少後藤とセット、という傾向から脱してきている。
現役メンバー中、新垣、小川以外で主役になれなかったのは辻のみであり、彼女は登場回数も半減している。
短編集では何となく辻語が使いにくい、という意識が働いた可能性がある。
そして、相変わらず後藤、石川は登場すると主役の頻度が高い。
石川がアンリアルの世界で主役になりやすいのは、キャラクター特性として、そういう物なのだろうか?
モーニング娘。以外では松浦が一つ目立った程度であり、相変わらず少ない。
カップリング認定は、また多少広めに取ってある。
今回目についたのは、ほんわか”こんなち”と、王子様と雪の夜型”いちりか”であろう。
- 250 名前:データ解析 2 投稿日:2001年12月22日(土)21時51分32秒
- テーマの割に恋愛メインが少なかったのは、作者が意識した結果なのでしょうか?
一方で、サンタあるいはプレゼントは、多数の作品で見られた。
短編集はやはりリアル物がほとんどである。
コメディが少なかったのは予想された結果ではあるが、死んだ役が3分の3吉澤だったのは何故でしょう?
よしごま&いしよし×2だったわけですが。
サンタになったのは、年長メンバーであるが、何故か飯田&安倍はサンタになることはなかった。
タイトルとしては、やはりサンタあるいはクリスマスという単語が目に付く。
1人称と3人称の割合はほぼ等しかった。
レス数と長さは完全に比例する物ではないが、レス数25の制限をめいいっぱい使うと作品は見られない。
- 251 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月22日(土)22時25分35秒
- いつもごくろうさま。
今回はないかな〜とか思ってました(w
ん〜と、海は文字数制限が(略)だからだと…
気がついてた作者さんはいたのかな?
自分はいつも制限に悩まされていたから黙っていたけど(w
- 252 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月23日(日)21時53分32秒
- データいつもありがとうございます。
こうしてみるといろいろわかって面白いですね。
辻加護って使いにくいのか……。
でも、今回一番印象に残ったのは加護だったりする。
不思議なもんだ。
- 253 名前:クリスマスピアスと涙の価値。の作者 投稿日:2001年12月24日(月)18時21分09秒
- どーもです。
えーっとなんてゆーか今回はクリスマスと言う幅広いハズのテーマだったんですけどなんかかきずらかった。
いざ、クリスマスっていっても思い付かないもんですね。
今回の話は単にいしよしがかきたかっただけで、ぶっちゃけ保田さんじゃなくてもよかった。(笑
それがなぜかみなさんハードボイルド保田評価に。(笑
保田さんは意外に人気なのでは・・・(笑
えー、今回、僕は聖誕祭と返事を下さいがすごくうまいなと思いました。
ストーリーも文章力も文句無しでした。
でも次回は負けませんよ!
そーいえばこれまでの短編集いしよししかかいてねーや俺・・。(ニガワラ
- 254 名前:サンタからのプレゼントの作者 投稿日:2001年12月24日(月)21時12分02秒
- 前回に引き続きやすいし書いてみました。
テーマは…明確すぎて、自分の乏しい頭では虚を付くようなアイディアは出ず…
滅茶苦茶ストレートなのになりました。
批評の中には前回言われたものに近いものもあり…精進が必要ですね。
もしあれば、次回も懲りずに参加させて貰います!
- 255 名前:聖誕祭の作者 投稿日:2001年12月25日(火)02時15分55秒
- まずは支配人さん、集計人さん、その他関係者の方々ありがとうございました。
今回、序盤に正統派な話が多かったため、あえて『クリスマスらしくない』
『短編らしくない』話を目指してみました。
直球に自信がないので変化球勝負だったんですが、意外と受け入れてもらえ逆にびっくりしました(w
ただ、出来上がったものがいかにも『自分らしい』ジャンルなのがちょっと残念です(w
また、長編向きだとか、続編を期待といった嬉しいご意見も頂きましたが、
所詮張りぼての設定なので、長編はボロが出ると思います。ご容赦ください(w
なお、「バスタード」「メガテン」「エヴァ」といろいろ推測していただきましたが(w
作者的イメージはなぜか「デビルマン(原作版)」でした(マニアック…)
現在『百姫夜行。』(今は白板)と『夢と魔法と真実と』(花板)を書いてます。
よろしければそちらもどうぞ。
>>253
ありがとうございます。でも、こちらも負けないようにがんばりますよ(w
ちなみにわたしも「いしよし」ばかり。
後、個人的に登場を期待してるのは『ひいらぎかざろう』の作者さんですね。(初参加?)
おまちしてます。
- 256 名前:いつでも心は一緒を書かせてもらいました 投稿日:2001年12月25日(火)11時53分46秒
- 今回は本当にありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
前々からこの企画は見かけていてとても興味があったのですが
今回、初めて参加させて頂きました。
某スレで連載物を書かせて頂いているんですがそこでは絶対にもらえないような
貴重なレスにすごく勉強になりました。
本当に基礎から見つめなおさせてくれると言うか・・・。
すばらしい作品が本当に多く、短編と言う形からも自分のレベルを
知ることが出来て良かったです。
もっと精進しなければ・・・。
実際に今書いているものにも反省点を活かしつつ書かせてもらってます。
今回は本当にありがとうございました。
- 257 名前:「十三、十四」かきました。 投稿日:2001年12月25日(火)13時19分47秒
- お礼と懺悔。
短編集初参加です。
今回、先走って下手な批評まで書いてしまった自分自身が痛いので、
始めにカムっておきます。
風板で「カラフルワールド」緑板で「ハウンドブラッド」書いています。
晒した所で懺悔します。
投票期間中に感想スレッドで感想を書いた結果、
「複数投稿していない」ことがバレバレになってしまいました。
覆面投稿会としてはアンフェアでした。ごめんなさい。
荒れるかなと思った場はすぐに収束したし、
余計なことを言わない方が良かったと反省しています。
感想や意見を言うにしても、集計後にすべきだったと。
今回、批評
(話の長短を探し、他作品と比較する感想)
までも書いてしまった結果、批評を書くには大変体力が
必要なことだとわかりました。
批評・感想を書いて下さる方に、改めて感謝と敬意の念を。
そして面白い話を投稿してくれた作者さんたち、
ありがとう&へなちょこりん批評しちゃってごめんなさい。
- 258 名前:「十三、十四」かきました。 投稿日:2001年12月25日(火)13時21分57秒
- 今回の話について。
普段は「読む人が面白く感じてくれるもんを書こう」と思っているのですが、
これは「面白くなくてもいい話」として書きました。
俺の書いている話をモー娘。を知らない友人に見られたところ、
「よく分からない」で終わってしまったので、
その友人でも分かるようなリアル物に挑戦してみようというのが
投稿のきっかけです。
ですが、レス制限を気にして内容を削ったり簡略化しているうちに
結局は友人に通じるか微妙な話になってしまったようです。
- 259 名前:「十三、十四」かきました。 投稿日:2001年12月25日(火)13時31分44秒
- 批評をくれた方々への返信と、暴露と言い訳。
>>177 名無し感想書きさん
>スクーターの二人乗りはだめでしょ(w
現実で取った免許は原付だったのですね。
それじゃ二人乗りモデルは絶対乗れないよ……。
>>186 名無し寄り道さん
>まっさきに「十九、二十」を思い出しました
検索。原田宗典ですか。
タイトルネタ?は「三月、四月」という本タイトルのリズムです
>主導権を取りすぎてる後藤には、違和感を覚えました。
ありゃ。失敗失敗。
後藤は
「両方の立場が見えて面と主張できず、控えめに意思表示してみる」
人のつもりでした。
>>199 名無しさん
確信犯で地味です(w
草稿に含まれていた各メンバーの主張シーンも削って、ますます地味な話に(w
>>202 名無しさん
>5期メンバーが蚊帳の外になってしまった点
旧メンの五期への考え方として
「早く家に返してあげよう」「馴染むように参加させよう」
「気心の知れた仲間だけで集まろう」のどれだろう、と迷いましたが、
話の都合を最優先させてしまいました。
- 260 名前:「十三、十四」かきました。 投稿日:2001年12月25日(火)13時36分57秒
- 続き。
>>206 名無しさん
>具体描写と内面描写のサンドイッチの連続では飽きてしまいます
力不足でして、どうしたら改善できるのかはピンときません。
読み手を飽きさせずに淡々と動きのない話を作れるように精進……
といいたい所ですが。
普段、静かな話を書いていないので精進しないかも。
>マジファンサイトの全員集合小説
「面白くなくてもいい話」の上に、クリスマスと言うテーマに
ピッタリしてない話です。
読む人のことを考えていないと言う点から、まず1点納得。
そして、もう1点。言われて考えて気付きました。
設定も話の流れも、理屈臭いんです。
ファンがスケジュールを見て「今ごろ娘。は……」と想像するのに近い。
>>218
>「筋の下に骨組みが見えちゃって
ジャストミートです。
これは理屈の骨組みと思いつきとを交互に重ね、整形して出来上がった話です。
>>238 名無しさん
>辻が感情のまま逃走するシーン
何かから逃げるように走る辻をテレビで見るのが好きなもので(w
色々なご意見、ご感想をありがとうございました。
- 261 名前:「ひいらぎかざろう」を書きました 投稿日:2001年12月25日(火)19時40分55秒
- まずは支配人さん、集計人さん、その他関係者の方々ありがとうございました。
そして作者さん、読者さん、批評家さん(?)参加者の皆さん、お疲れ様でした。
一部の方にはつまらないという残念な結果になったようですが、私にとっては、
全作とも非常に水準が高く思われ、読者としても作者としてもいろいろな刺激を
与えられました。
今回は「クリスマス」というかなり明快なテーマをいただいたので、それなりに
筋の展開を練らないと読み巧者のみなさんには物足りないと思いました。
そのため、「クリスマス(及びイヴ)当日を外す」、「新メンを主役級で扱う」
という課題を自らに課すことで、意外性のある物語をつくろうと決めました。
残念ながら、自分で読み返しても「意外性」ある作品づくりに成功したとは思え
ませんが、「高橋を好きになった」というコメントをいただけたことは作者として
大きな喜びとなりました。
- 262 名前:「ひいらぎかざろう」を書きました 投稿日:2001年12月25日(火)19時41分59秒
- 実際のところ、高橋に関しては方言、バレエ、合唱部というキーワードしか浮かん
でこず、新メンの中でも一番キャラが掴み難いところがありましたが、見方を変え
れば、白いキャンバスのように読者がいろいろ想像を膨らませる余地のあるキャラ
とも言えます。
今回は作者の力量が足りず、高橋のキャラクタに関しては福井弁の力と読者の想像力
に頼り過ぎた点は否めません。この反省を活かして、さらに人物の造形感を出せるよう
精進したいと思います。
福井弁に関してのご質問をいくつかいただきましたが、作者は福井の出身ではありません。
そのためいろいろな福井弁サイト(あるんです)を見ながら研究(?)してみました。
そのひとつに福井出身者が福井弁で語るという掲示板がありまして(w
これが非常にいい雰囲気で、暖かい。福井弁で喋る高橋にも暖かい応援が寄せられていて、
福井の人っていいなぁと(w
そんな暖かい雰囲気が少しでも出せていたら嬉しいんですが。
- 263 名前:「ひいらぎかざろう」を書きました 投稿日:2001年12月25日(火)19時44分07秒
- >176
>あと「がんがれ」って福井弁? それとも間違い?
ごめんなさい。間違いというか悪乗りです(反省
>184
>作者さんは、福井の方なのでしょうか?
>ここまで堂々と方言を使えるのは、地元だからかな? と思いました。
すみません。地元ではありませんが、堂々と使わせていただきました(w
>一つ聞くなら、「ゲネプロ」の意味を教えてほしいです(w
「ゲネプロ」とはドイツ語のGeneral Probeの略で、なぜか舞台関係者の間では
最終リハーサルを示す用語として定着しているようです。
リアル感を出せるかと思って使ってみましたが、懲りすぎましたね(w
>聖誕祭の作者さん
ごめんなさい、初参加ではないです(w
お呼びいただきありがとうございます。
>出来上がったものがいかにも『自分らしい』ジャンルなのがちょっと残念
はい。もうこれはあの人しかいない!と思いました(w
- 264 名前:「ひいらぎかざろう」を書きました 投稿日:2001年12月25日(火)19時46分26秒
- 今回は「聖誕祭」を始め「十三、十四」、「We wish」、「小悪魔の誘惑」など素晴らしい
作品が多く、読み手としても大いに楽しめました。
「聖誕祭」のスピード感と背景世界の構築、キャラの造形。
「十三、十四」の深みある情景/心理描写。
「We wish」の諧謔とハートウォーミングの見事な融和。
「小悪魔の誘惑」の高度なギャグセンス。
すべて自分には欠けているものなので、作者としては羨望、読者として脱帽といった感じです。
204-209さんには私も過剰に反応してしまった一人として反省しています。
考えて見れば、全部読んでいただいた上でのコメントですから。
作者としては「これでも、つまんねぇかぁ!」と言えるような堂々たる作品で
報いなければならないでしょうね。
次は頑張りますよ(w
森板で「トウモロコシと空と風」にちょこっとした連作短編集を書いていました。
ここで散々クリスマスものを読まされた読者さんにはお勧めし難い内容なんですが...
- 265 名前:「煮えたぎる…」の作者 投稿日:2001年12月25日(火)20時18分02秒
- タイトルの大失敗作者です。
今回は他の方のお話を読んでから書き始めたのですが、
以外と定番的「恋人達のクリスマス」がなかったので、あえてストレートにいってみました。
主役はストーリーが決まってから選出しました。
後藤だと怒ってその場でケンカ別れになりそうだし、吉澤だとあそこまで気障にならない。
もちろん自分のイメージに過ぎないのですが…。
その他に、自スレで「いちいし」をやっているので、このカップリングはどこまで受け入れられるのか。
という実験的な部分もありました。
「十三、十四」の作者さんもこだわっていましたが、自分も行間には気を付けました。
前半は行間を詰めてイライラ感を出し、後半は間を空けることによって
「まったり、ゆったりした2人の時間」を演出……出来たのかな?
初参加で至らない点や、ミスも多かったですが、短編の難しさと面白さを知ることが出来て良かったです。
厳しい指摘、感想はこれから書いていく上での糧になると思います。
是非次回も……!
- 266 名前:「煮えたぎる…」の作者 投稿日:2001年12月25日(火)20時19分32秒
- >77さん
>『煮えたぎる』あわの使い方が弱い。
>うまくラストまで引っ張って欲しかった。
自分的には「シャンパンの泡と共に消えた」ことを伝えたかったのですが、
上手くいってなかった様で…ご指摘ありがとうございます。
>名無し寄道さん
ヤッスー:ベース、いちー:ギターボーカル、吉:リードギター、カオ:ドラム
かな?
>タイトルが話を、うまく表せてないかなあと思いました。
>もっとシンプルなタイトルでよかったと思います。
すいません。自分、ホントにセンス無いんですよ。自スレのタイトルも糞。
今回1番悩んだ部分で、挙句の果てにアレでした…。
投稿してから思いついたモノも最悪で「ライブがハネたら」位しか浮かばなかったっす。
>199
>設定が分からなかった…
最初の石川と柴田の会話で上手く表したかったんですが、コレも不発でしたようで…。
短編だからといって、説明しすぎはウザイかなと思ったんですが、逆効果?
- 267 名前:「煮えたぎる…」の作者 投稿日:2001年12月25日(火)20時21分12秒
- >201さん
>話の展開には意外性がなくて表現に頼り過ぎている嫌いがある。
……(その通りすぎて何も言えない)
単純明快なストーリーにしたかったので……(く、くるしい
>206さん
>紗耶香を楽斗と…
あえて気障な感じを狙ったので、そう見えたなら自分的に「してやったり!」かも(w
でもやっぱり紗耶香ですので。
>238さん
>18禁バージョンが読みたくなりました(w
そこはご想像におまかせということで(w
というか、エロが苦手なので……逃げ!!
>「十三、十四」の作者さん
あなたのファンです。
すいませんこんなトコで告っちゃって(w
感想いただけて、それだけで今回参加した甲斐があった!!
- 268 名前:「煮えたぎる…」の作者 投稿日:2001年12月25日(火)20時24分38秒
- 最後にカムアウトを、青板で「マイナーリーグ」をやってます。
かなり放置してるダメ作者ですが、来年からはもっとサクサク更新予定です。
「短編書く暇あるなら更新しろ!」と言われそうですが…。
支配人様、集計人様、お疲れ様でした。
そして読者の皆様、ありがとうございました。
- 269 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月25日(火)23時14分46秒
- >十三、十四の作者様
どなたかも書かれてましたが、辻が逃げ出し、石川が追いかけるシーンがとても好きです。
そして、あの石川を見てなぜか作者が誰かわかってしまいました。
すみません、ちょっと自慢したかっただけです(w
- 270 名前:クリスマスピアスと涙の価値。の作者 投稿日:2001年12月26日(水)14時49分29秒
- おっと、読み返したら204ー209さんが読み飛ばそうとしたのはおいらの作品ではないか。(笑
>204ー209さん
いやいやまったく失礼なんかじゃないですよ。むしろイイ意見です。
そりゃあ、きらいなメンバーがでてるのはとばしますよねえ。(笑
ぼくだっていままでいしよししか書いてないわけだし。好き嫌いはありますよ。
>感想をかいていただいたみなさん
本当にありがとうございます!
投票していただいたかたもしなかった方もいろいろあると思いますよ。
それでもみなさん、いろんな論点から次に繋がるような感想をかいてくれたとおもいます。
いいじゃないですか、マタ−リ仲良くやれれば。みんなモームスファンなのですから。(笑
>作者のみなさん
おつかれさまです。
みなさんのおかげでこの短編集がおもしろくなりました。
僕にとっては毎回最高の出来だとおもいますよ。
この短編集で世界が平和になればいいですねえ。(笑
- 271 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月26日(水)22時15分36秒
- もう教えてくれる作者さんいないのかな…
今回みんな知りたいんだけど…
- 272 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月27日(木)06時18分49秒
- おいらも知りたいのでageてみる
もしかしてカミングアウトが始まってること知らない作者さんもいるかもしれないし
- 273 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月27日(木)09時23分02秒
- ○○の作者さーん、って呼びかけてみたら?(w
- 274 名前:クリスマスピアス・・・の作者 投稿日:2001年12月27日(木)14時37分17秒
- あ、カミングアウトはじまってたんですか?
じゃあおいらも・・・・。
青板で「夏の青い空」金板で「カナリヤ」森板で「Draive's〜」書いてます。
最近全く更新してませんが一つづつクリアしようかなと思ってます。
言い訳ですね(笑
- 275 名前:第5回支配人 投稿日:2001年12月27日(木)19時48分34秒
- リレー企画が一番盛り上がってるようなので
『リレー小説スレ』
http://mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=imp&thp=995192376&st=111
こちらに移って、本格的に企画考えてみませんか?
- 276 名前:第5回支配人 投稿日:2001年12月27日(木)19時49分18秒
- 誤爆スマソ
- 277 名前:「ちょっと迷惑なプレゼント」を書きました 投稿日:2001年12月27日(木)22時59分04秒
- 今さら名乗るのも遅いんですけど、支配人さんや読者さん皆様にに感謝の
気持ちを述べたいので書きます。
まずはお疲れ様です。
参加した皆さんの作品は勉強になりましたし、負けたくないと思わせる作品
がいくつもありました。
読んでくれた皆さんは、本当にありがとうございます。
おまけに感想までもらって感謝してます。
それを最初に裏ネタをばらしますと、実はこの話は夏頃に書いたもので、
無理やり冬に直しました。
自分でも無茶をやるなぁと思ってます。
クリスマスなんだし、LOVEがあってもいいかなという軽いノリで話を
作り変えました。(というか、ほとんどそのまんまです。)
適当なギャグは新しく付け加えましたが、付け加えなければよかったと
今では反省しています。
なちごましたのは、自分はマイナー主義だからというだけです。
特にこだわりとかはありません。
別に嫌いな組み合わせでもないですけど。
楽しんでもらえたらそれでいいと思ってます。
- 278 名前:「ちょっと迷惑なプレゼント」を書きました 投稿日:2001年12月27日(木)23時16分31秒
- 感想で色々と指摘がありましたが、返す言葉はありません。
自分でも納得できるし、そうした方がよりよかったと思うことばかり
だったからです。
この話はかなり甘いので、甘い話が好きな方に楽しく読んでもらえれば、
それでいいと思ってます。
それ以上は特に何も求めていません。
いちよ前回も参加して、「Bitter taste」という作品を書き
ました。
この場を借りて投票や感想をくれた皆さん、ありがとうございました。
自分が予想していた以上に好評で、かなり嬉しかったです。
それから現在は、黄板で「Love is blind」という学園もの
を書いているので、ヒマな方は覗いて見てください。
- 279 名前:「返事を下さい」を書きました。 投稿日:2001年12月28日(金)02時36分37秒
- 名乗り出ると言う事が苦手なので、今回は遠慮しようと思いましたが、
>>277 さんのレスで心変わりしました。
やはり支配人さんや読んで下さった方に感謝したいので。
ありがとうございます。
短編集自体、色々と言われていますが個人的には好きな企画です。
自作について語るのは苦手なので割合させてもらいます。感想や批評は
心から受けさせてもらいます。
ちなみに現在連載しているスレはありません。前に青で「ともだちのうた」
と言うものを書いていました。
色々と学ぶ事もあり、個人的には楽しませてもらいました。
最後に、今回の企画に関ってきた方々に。
お疲れ様です。そしてありがとうございました。
- 280 名前:「We wish」書いたよ 投稿日:2001年12月28日(金)04時10分55秒
- ヽ^∀^ノ<おぉ〜。一週間も家を開けてる間に随分派手な展開になってるじゃない?
(〜^◇^)<キャハハハ、すっかり出遅れちゃったね。
( `.∀´)<何言ってんの!まだ間に合うわ!キリキリ逝くわよっ!
(〜^◇^)<うぉ!意外と評価してもらえたみたいだよ!
( `.∀´)<これは素直に嬉しいわね。
ヽ^∀^ノ<色んな感想や批評も聞けたしね。
( `.∀´)<普段感想を貰い馴れてないからとっても有り難いわ。
ヽ^∀^ノ<これを次の作品に活かせるようにしないとね。よーし、かあさん頑張っちゃうぞ〜。
( `.∀´)<もう見て(略
(〜^◇^)<読者さんの感想で「中途半端」「二つの話に分けられそう」ってあるけど?
( `.∀´)<流石にピンポイントで痛い所をついてくるわね。
実際もともと別々だった二つの話(ネタ)を強引にくっつけて作ったからね。
ネタを十分熟成できなかったとしたらその辺りに原因があるわね。
(〜^◇^)<ストーリーの方もなんとかまとめたつもりだったけどやっぱり隠しきれなかったみたいだね。
ヽ^∀^ノ<結局作者の筆力不足のせいでした。
- 281 名前:「We wish」書いたよ 投稿日:2001年12月28日(金)04時13分18秒
- (〜^◇^)<ところで短編集初参加だったわけだが?
( `.∀´)<今回は海板にスレが立ったから同じ海板住人として少しでも力になれればと思ってね。
まぁ読者のみんなに少しでも楽しんでもらえれば本望だわ。
ヽ^∀^ノ<てゆーのは建前で今回はネタがすぐ思いついたから書いただけなんだけどね。
( `.∀´)<………アンタ、言うようになったわね。
( `.∀´)<ついでに少し宣伝を。海板「愛しすぎた女」スレで「葉月の風」書いてるわ。
ヽ^∀^ノ<市井が活躍する剣道小説だよ〜。ニッチすぎて読者の人選んじゃってるかもね……
(〜^◇^)<「We wish」と全然雰囲気違うからね。てゆーか「葉月の風」じゃオイラ端役じゃんかよ。矢口の時代はいつ?
- 282 名前:「We wish」書いたよ 投稿日:2001年12月28日(金)04時14分24秒
- (〜^◇^)<じゃ最後にお礼を。投票してくれた人、感想書いてくれた人、お疲れさまー。
結構大変だったと思うけど、大変参考になったよ。
ヽ^∀^ノ<感想も投票もしなかったけどとりあえずROMってやったよって人、ありがと〜。
レス貰えるのも嬉しいけど、やっぱり読んでもらえる事が作者としては一番嬉しいね。
( `.∀´)<そして支配人さんと有志のみんな、お疲れさま。
それじゃみんな、いいお正月を迎えてちょーだいね。
- 283 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月28日(金)09時51分57秒
- 今回は初参加の方が多かったんですね。
なんだかとても新鮮でした。ぜひ皆さん次回も参加してください。
>「返事を下さい」の作者様
新作の方も期待してます(w
- 284 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月28日(金)13時47分45秒
- 遅ればせながら、しようか迷ったんですが皆さんカミングアウトされているよう
なので一応・・・。
空板で「彼女達の立ち方」を書いてます。
暇な時、気が向いた時ちょこっとでも読んでくだされば幸いです。
今回の中澤サンタの意味は、ほのかに題名に隠す・・・まではいきませんが
題名に入れてみたんですが結果的にダメだったみたいですね(爆)
プレゼントの中身ももっと考慮しなくてはいけないですな・・。
今回初参加ですが何より「短編」で仕上げるというのは本当に難しいですね。
次回、もしもいい話の内容と自分でも納得できるものができたら
是非参加させてもらいたいです。
最後に、今回は本当に皆さんお疲れ様でした。
- 285 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月28日(金)13時50分59秒
- ↑
「いつでも心は一緒」の者です(汗)
二度もすいません(++)
- 286 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月28日(金)20時56分57秒
- 「We wish」の作者さん
気がつかんかった。いつも読んどるのに…
ついでに題名が「葉月の風」とも知らんかった(w
感想書いといてよかったよ。更新楽しみにしてるYO!
- 287 名前:巡回読者 投稿日:2001年12月29日(土)17時14分50秒
- 作者の皆様、並びに運営者の方々(?) お疲れ様でした。
感想文は苦手なので特に印象に残った、極私的に良かったものをひとつだけ。
「十三、十四」が一番良かったです。
本来のスケジュールから考えればありえないでしょうが、
もし、時間が取れたとすればアレほどのリアルさはないと思います。
何も知らされず連れ回されるあいののの不安。
二人を見て自分の辿ってきた道に思いをはせる後藤。
ただ、自分が愛しいと思う者の笑顔が見たいが為に、
計画し実行したお姉さん達。
どれも、それぞれのキャラをよく捕らえていなければ、
ああまで表現する事は難しいと思います。
特に気に入ったところはやはり、逃げ出した辻ちゃんです。
それと「優しい辻の、優しさが変わる。」
現実で裕ちゃんや圭織が「変わって欲しくない。」という言葉に
激しく同意する私には、とても切ない言葉でした。
- 288 名前:巡回読者 投稿日:2001年12月29日(土)17時32分38秒
- リアル系娘。小説で敢えて欠点を言うとすれば、
マジオタでなければ話が見えない事が、多々ある、
という、改めて言うほどでもないことですかね。
逆に言えば、ココに来る方々は自分が持つ妄想を
文章として表しているものを探しに来ているのではないですか?
個人的にこのジャンルが好き、このカップリングはちょっと、というのは
もちろんあるでしょうけど、自分の好みのものが無いからといって、
ココに有るのは最低レベルだと言ってしまうのはどうでしょう。
リスペクトばかりの批評も考え物ですが、
見当違いの批評もまた、受け入れがたいです。
なによりここは、プロの文豪の集会所でもないと思いますが。
次回の短編集のテーマはなんでしょうかね。 楽しみにしております。
・「十三、十四」を読んで「娘。十夜」を思い出しました。
- 289 名前:204-209 投稿日:2002年01月04日(金)23時14分08秒
- そろそろカミングアウトも終わったようなので、次がはじまる前に手短にお詫びその他を。
俺、投票しない人なんです。
ポリシーとまで言うと某氏みたいであれだけど、やっぱ生理的にできませんでした。
投票者数増やそうとしている人には、申し訳ないです。
>>224 さん
確かにタイトルのつけ方をミスというのは少しおかしいですね。
読者の1人として、ここさえ違っていれば、という気持ちを表したかったのですが、何と言えばよかったのでしょう。
「〜と言われてもしかたがない」という語法は、「見方次第で〜という評価までありえる」というつもりでした。
ハンパな婉曲でしたね。あらためます。
作者さんにメッセージを書いている以上は、作者さんのためになるようにと思って書いています。
どうも言葉がちょっと場の雰囲気にあっていなかったようで、それが罵倒ととられてしまったのならば、残念です。
そういう意図はありません。
- 290 名前:204-209 投稿日:2002年01月04日(金)23時14分45秒
- >アンチ批評家さん
文芸の批評家とここの自称批評家はだいぶ違うと思ってます。
前者はともあれ、後者は単なる<長文ご苦労>だし。
俺が自分の文章を批評と称したのは、技術的な点を素人ながら客観的に指摘しようとしていた他の人に、ならってのことです。
この企画にはそういう批評が嫌いな人が少なからずいるものわかっててやってます。
それもありだと思って。
バラエティー豊かを目指す一方でテーマがあり、初心者を歓迎する一方でコテハン告白があり、投票がある一方で批評があり。
話が少しずれましたが、偉そうな物言いをしようとか、けなしたろうとかいうつもりは、本当に本当にありませんでした。
今後は言葉づかいに細心の注意を払うつもりです。
ひどく不快にさせてしまったようで、申し訳ありませんでした。
- 291 名前:204-209 投稿日:2002年01月04日(金)23時15分19秒
- >「十三、十四」の作者さん
“具体描写と内面描写のサンドイッチ”は、まとめ易くつなげ易いんだと思うんですけど、想定以上に一つ一つが重たくなっちゃうんだと思います。
内容で動きがなくても、展開のしかたがやりようが無いでしょうか?(無かったらゴメン)
描写で冒険してみるとか、サンドイッチの数を減らして具を増やすとか、全体にもっと短くするとかすると、少なくとも俺好みにはなります。
これは他の人の感想と照会して考えてください。多分の俺の意見が少数派。
>巡回読者さん
総評で「見方次第で今までで一番悪かったという評価までありえる」というようなことを言おうとしたのは、できるだけ好みとかを省いての上のことです。
もちろんこちとら素人批評家だから、思惑に反して好き嫌いが作用してるんでしょうが、いちおそういうつもり。
で、テーマに苦戦した挙句に折角のアイディアを流れだけでまとめてしまった作品が、前回までに比べて多かったように思えたので、↑のようなこと言いました。
とかく言葉が過ぎたようですね。以後本当に気をつけます。
- 292 名前:204-209 投稿日:2002年01月04日(金)23時15分56秒
- 前回まで(毎回じゃないんですが)批評として書いていたときは、どうせ素人批評家の言葉として軽く見られているんだろうという程度の自覚しかなく、それでも自分なりに作者さんのためにと思って気がついた点を指摘していました。
その上でできるだけ作品に対する想いは取り除き、技術面での指摘に徹することが、おこがましくも批評と名乗る最低限の礼儀だと思っていました。
今回、感想を書いたつもりで批評とされたのも驚きでしたが、愛情が感じられないと指摘されたのが何よりの驚きでした。
俺だけ!?みたいなのも(w
うわー、また長くなってしまい、すいませんでした。
とりあえず次回は謹慎するつもりなので、その間にここの雰囲気にあった日本語を習得しとくつもりです。
本当に色々とご迷惑おかけしました。
次回第6回開催をROMとして楽しみにしています。
- 293 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月04日(金)23時47分06秒
- ROMはもったいないですよ。
反論覚悟での参戦、期待してます。多少、偏っててもいいじゃん。
- 294 名前:名無し娘。 投稿日:2002年01月05日(土)01時12分54秒
- >>204-209
正直、あなたのコメントを見たときは頭に血がのぼった作者のひとりです(w
ただ、短編集の存在意義を見直すための重要な契機にはなったんだろうと思います。
多分、毎回、あなたの批評により自分の長所短所を見詰め直し、次作の執筆時に
反映させて実力を向上させている作者さんも多いはず。
今回は、あまりにも「長所」に関するコメントが少なかったので受入れ難かったのかな。
「短所」に関しての指摘がいくら的確でも「長所」をきちんと読みとっていないのであれば、
信ずるに足りない読み手と思われてしまう。
次回はぜひ、客観視点からの「長所・短所」の指摘をお願いします。
- 295 名前:293 投稿日:2002年01月05日(土)01時18分46秒
- んんー、それはちょっと違うんじゃないかな?
作品と併せて読めば自ずから、それはちょっと違うんじゃないかってのは誰にでも
わかるし。かといって204-209が思ったことは、それは204-209の真実じゃん。
どっちかというと、客観的なそれより主観的なそれのほうが面白いよ。
204-209は、ちょっと定型に拘泥りすぎてるきらいがあると思う。書きたいことだ
け書いてれば、的外れって思われることは無いと思うよ。というか、感想に反論が
あること自体、どうかと思う。
- 296 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月05日(土)01時40分48秒
- 204-209さんの書いたところで
>全体として短編集史上最低の評価をつけられても文句は言えないでしょう。
これが、イヤだったな。個人的にはすごく気に入った回だっただけに。
客観的なんてことはできるわけがないので、主観のみでいいと思う。感想は。
- 297 名前:294 投稿日:2002年01月05日(土)02時54分22秒
- >>295
いやぁ、本人が「客観的に指摘」と言ってるんで、その割には...って思っただけ
主観なら主観でいいんだけどさ。
でもおかしいよね。感想って言ってる割に技術論かましてるんだからさ。
それって感想なの?って思っちゃう。
言い換えれば主観にも客観にも徹しきれてないところが不快感を喚起したのかも。
- 298 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)14時21分16秒
- のり遅れたけど感想。
『星のピアス』
趣味じゃない。ひとことですますのは簡単だけど不親切なので理由も書こう。
・ディティール不足
・スクロールうざい。何をさせたかったのか不明でむかつく。
・以上の2点から手を抜いたようにしか見えない。読者としてはバカにされたように思う。
「あたし」が『ごっちん』と呼ばれたのは驚いたが、作者が狙ってやっていたのかどうか。
(過去ログはあとで読もうとか思ってますんで)
狙っていたら面白いが、だから何というレベルでイマイチ。あまり効果的ではないな。
- 299 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)14時28分41秒
- 『何故だか寂しいけれど・・・』
ほのぼのとさせていただきました。小説としての技術とか技巧とかは魅力あるとは
言い難いのですが(もっとも私に魅力があるように感じさせる文はどこかイビツな
特徴があるので別にこれ自体は誉めでも貶しでもありませんが)
ラストは矢口のことを指していたのかな? 中澤ヲタなので中澤がいい役で出てる
だけで嬉しかったです。
感想を辛辣に書くこともできますが、その気を萎えさせるというか。
- 300 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)14時32分00秒
- 『サンタからのプレゼント』
ほのぼのと(以下略
ええとー。もしかして今回はずっとこんなんが続くのでしょーか。第二回には
ビシバシあった毒は? 毒はどこ?
感想は上と同じでいいです。
- 301 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)14時36分11秒
- 『いつでも心は一緒』
またか・・・もう勘弁してくれと思っていたら素っ頓狂な展開をしてそこは良かった。
が、ダラダラと終わる。
うーん。短編なんだからこう、起承転結つけようぜ。こういう芸風は1つでおなか
いっぱいです。単体で見たらそうでもないんだろうけどネタかぶりまくってません
か?(微妙にかぶってないといわれればそれもそうだが。それ以前にクリスマスネ
タだから仕方ないのか。それにしてもストレートすぎてておねーさんつまりません)
- 302 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)14時40分23秒
- 『クリスマスピアスと涙の価値』
最初の星のピアスと話がかぶってるのはわざとですか。
技巧的には見るべきものもなく正直理解に苦しみます。
たぶんカップリングに萌える人なら楽しく読めるのでしょうね。というか何でも
いいんか読者は。正直不機嫌になってきました。誰かに似てるのは厭ではないの
ですか。ラストのひねりも、無いほうがまだマシだった。安易にしか見えない。
- 303 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)14時44分48秒
- 『サンタクロースはやってくる』
正攻法。ネタ的には辻加護がきらいなメンバー(比較の問題でして決して嫌いと
言うわけではありません)の私にも読めました。
視点が最初辻にきてて、辻が飯田から「もしかしてホームシック?」ってフリが
あるのにどこにも繋がらずそのまま加護の家族のホームパーティっていう展開に
ガックリ・・・短編だよ? ひとつの無駄もなくエピソードを組んでガチガチに
した知的遊戯ですよ?
文章は比較的巧い部類に入る方みたいなので、その無作為さにガッカリ。。。
- 304 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)14時50分01秒
- 『聖誕祭』
ええと、長すぎではないですか? 10RES制限はなくなったのかな?
それはともかく上のジャブが繰り出された後だったので非常に楽しく読めました。
でもそれは並びの問題だしな。情景描写は印象的なシーンのピックアップでタイ
トにまとめると、ネタとしては引き締まったのでは?
あとエピソードと説明の並べ方にはもうひと工夫欲しいと思いました。
- 305 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)14時56分56秒
- 『Road to Xmas 』
ありそうで笑った。出だしはテンポよくつんくもおもろく小ネタも効いてて
良かった。脱走→裏切り→もいっぺんGO!という展開でクリスマスへの切
望もきいてて、リアリティないけどニセリアリティはしっかりあったりして
面白かった。オチもベタだけど好き。普段目立たない旧メンが割りと出ばっ
てるのもいい。飯田さんがいい役なのが嬉しい。
でもやっぱもうちょっと短いほうがいいなぁ。
- 306 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)15時04分21秒
- 『返事を下さい』
悲劇を予感させながら巧いことズラシ込んで最後までひっぱっられて読めた。
結局なんてことはない話なんだけど、そんなものかなと。上に挙げた作品ほど
腹立たしくなりません。
保田が都合よく使われちゃってるのが気になりました。メールの応酬ネタは、
そろそろありふれた手法になりそうな気がします。
やっぱ長いなと思いました。いちごま好きじゃないせいかな。いやでもこの
話はそれなりに面白く読めました。
- 307 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)15時11分27秒
- 『ひいらぎかざろう』
高橋の科白がステキだ。西日本から出たことのない私にはリアリティとかそのへん
わからないけど、雰囲気が作れてる。
コンサートって6,300円もするんですか。書割とかゲネとかそれっぽい言葉を使う
のも巧い。保田が「必ず返ってきてよ」って送り出させなかった作者にめちゃめ
ちゃ好感。
ラストのひっくり返しもリアリティの範囲内で、よくできました!って感じです。
そうだよ、そこまでしなきゃだよ! というか作者の巧さに感服。
作品については、ええと、それほど好みじゃなかったけど、それはまぁ好き好き
だしね。
- 308 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)15時20分00秒
- 『煮えたぎる銀の囁き』
タイトルが面白い。中身はズーレー前提もので、こーゆー世界観にはついてけません。
途中のぶくぶくだかぼこぼこはおもしろかった。
けどなー。特に悲劇的な展開があるでもなく意外性があったのはタイトルだけで、最後
は「大好き・・・だよ」ですか。おなかいっぱいです。期待して損した・・・
自分にとっては地雷作品。好きな人は好きなんでしょうが、ディティールも何もなく恋
人たちは好きあってるという前提は覆されず四六時中睦言を囁き合うねじれた世界観の
少女漫画も真っ青の妄想世界。勘弁して。
- 309 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)15時29分49秒
- 『十三、十四』
原付の二人乗りは原則できないはずですが。そんな感じで細かいところが
やたら気になるけど後藤の科白とか印象的。
加護が可愛いだけの子供じゃないところもいい。
文章こなれてないし、この人はまだ若いんじゃないかな。それなりに人生経験
積むとものすごいものを書きそう。
このひとの作るぶっきらぼうなやさしい世界は好きだなと思いました。
- 310 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)15時39分34秒
- 『ちょっと迷惑なプレゼント』
ごっちん、思春期の少年みたいやね・・・
組み合わせの珍しさとエピソードの可愛いさでほのぼの。
最初のつめたい後藤がたかが額で熱はかったぐらいで簡単に恋に落ちるのが
ぉぃぉぃとツッコミもし、思春期らしいと思ったりもし・・・
微妙。というか可愛い安倍さんが見れたんで、それはそれで良いというか←バカ
あとタイトルの割に全然迷惑じゃないような。
- 311 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)15時48分55秒
- 『We wish』
なにげに毒があって面白い! 全員のプレゼント(保田チョイス)を列挙してほしい!!
保田が変態なのがちょっとアレですが。というか彼氏がいないことをつっこんだ矢口が
そので色々解説してるのもかなりアレですが。あう。後半ネタがなくて読むの辛かっ
たというのは禁句ですか?
私的に強烈に地雷っぽい雰囲気を漂わせつつ面白かったからまぁいいや。
でも保田のキャラ付はかなり可愛そうだと思いました。面白かったけど。
- 312 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)15時53分46秒
- 『小悪魔の囁き』
地雷かと思ったら結構楽しく読めました。中澤の名前が間違ってるとかつっこん
でも仕方ないし。
どうでもいいけど保田ドットコムは実在します。保田ヲタの人がとってます。
面白かったけど、好き嫌い以前というかー。
- 313 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)15時57分44秒
- 『雪の匂い』
面白いような地雷のような微妙にミックスされたそれが何とも言えない・・・
紺野のキャラは本人にそぐってるかんじがしました。安倍は何者だよあれ。
あんなものかと言われればそんなような気もしますが。
引越し警報が出てる・・・しからばこれにて御免。
- 314 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)16時16分58秒
- 今回は204-209の元ネタ知りたさに読みました。正直辛かったヨ・・・
204-209氏のクリスマスというテーマが悪かったという指摘には全面賛成。
感想もそれほど大きく的外れじゃないように感じたよ。
投票には参加しなかったけど、この作品が好き。
『ひいらぎかざろう』『十三、十四』『Road to Xmas』
最初どうしようかと思ったけど、終盤になるにつれて面白くなってったのが良かった。
- 315 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月07日(月)03時23分28秒
- >>298-313
久々に他人の感想読んで笑わせていただきました。(悪い意味じゃなく)
作者の方々にはそうでないかもしれませんが。
最近がんばってる方ですか?
- 316 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月07日(月)06時31分11秒
- >>315 ほっといて。
投票見ました。十三、十四とひいらきかざろうはなっとくだけど、
『Road to Xmas』はもうちょっと票入ってもええのんちゃうんと
思いました。
pushのカップリングの作品に投票するきらいがあるんじゃないか?
との疑いを持ってしましました。。。
あと煮えたぎる・・・と聖誕祭の評価が意外に高く、読み直すべき?
かなと思いました。
- 317 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月07日(月)12時09分56秒
- >>316
十三、十四とひいらきかざろうは、文章力も高く普遍的な内容で評価高いのは納得。
後は純粋に好みの問題でしょう。特に聖誕祭は男の子向けだから(w <いい意味で
- 318 名前:316 投稿日:2002年01月07日(月)20時14分28秒
- よくかんがえれば十三、十四もひいらぎかざろうもすごく嫌いなネタやってるん
ですよね。
世界が主人公のためにあって、脇役が主人公のために存在するみたいなの。
このテの作品が自分はどうにも大嫌いなのです。
で、なんで十三、十四でひいらぎかざろうなのかというと、なんでだろうな。
小説巧いで片づければラクですが、敢えて言うなら、そういうストーリーにも
関わらず、そう都合よくは展開してないぞみたいなところがいいと。
ロードツークリスマスは、みんなそれぞれ利己的で、そこが好きだ(w
こんなことを書き殴りつつ、「ちょっと迷惑なプレゼント」は好きだったりして
それって矛盾しまくってへんかと自分にツッコミまくりですわ。
- 319 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月08日(火)18時35分15秒
- せっかく書いた感想ageんでどーすんの(w
で、age!
- 320 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月08日(火)22時13分03秒
- >303
>辻が飯田から「もしかしてホームシック?」ってフリ
そんなシーンは、どこにもないと思われ。
もろに加護に向かって、”あんたホームシック?”みたいなことを言ってるわけだが。
ちなみに、レス数規制は25まで。
今回は、海板だったから、おそらくあってなきがごとしかと。
- 321 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月08日(火)22時43分45秒
- >>320
ごめん。読解力不足だった。そのシーンに辻もいると誤読してました。
(だから、辻が加護=ホームシックを知ったという伏線を仕込んだと誤読)
ということはそこから先の感想はすべて見当違いで申し訳無いです。
というか、辻からスタートしたから辻の話かと思っていたら最後は加護だ
ったんですね・・・これがこの人の力なのかなぁ・・・もうちょっと巧い
ことあしらえる力はある人だと思うんだけど。なんというか、文章やネタ
のマトモさと構成の稚拙さが、ひどくミスマッチというか。うーん。
Converted by dat2html.pl 1.0