06 月に願いを

1 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 13:28 ID:3ECFL8pg
06 月に願いを
2 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 13:34 ID:3ECFL8pg

「お月見?」
予想外の言葉に思わず助手席に座る重さんに視線を向けた。

「前向いて、操縦してください」
「あ、うん」
注意されて視線を戻し「…で、お月見がしたいってどゆこと?」と改めて問い直す。
「そのままの意味ですよ」
また怒られないようにチラリと横目で窺った重さんは意味深に笑っていて、
その言葉をどう捉えたら正解なのか少しだけ迷った。けど、答えはきっと一つしかない。
重さんは戻る気になったのだろう。三年前、突然飛び出した、彼女が本来居るべき場所、
あたしたちが所属する地球連邦軍第10小隊スペースヴィーナスに――
重さん直々の指名で休暇の度に地球へ向かい、駐留基地に戻るよう説得すること3年、
そのたびに難題を吹っかけられたあたしの苦労もここにきて漸く実ったわけだ。

よかった。本当によかった。重さんを連れ帰ったらボーナスが出る。
ボーナスが出たら、まずこの小型艇ブギートレインをもっとあたしっぽいフォルムに改造したい。
スピードも今の倍は出るようにして――
どれくらいボーナスが出るのか分からないけど、夢は大きく膨らむばかりだ。
3 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 13:36 ID:3ECFL8pg

「あ、基地に戻りたくなったわけじゃないですよ」
ボーナスを受け取った未来の自分を想像して頬を緩めていたあたしを
重さんは光速で現実に引き戻した。
「…ち、違うの?」
動揺して重さんの方を勢いよく見た瞬間、つい操縦桿を握る手が動いた。
ブギートレインがバランスを崩す。
「あ」
重さんが小さく声を上げ隣から素早く手を伸ばす。
伸ばされた重さんの手はあたしの手の上から操縦桿を握り、あっという間に
ブギートレインのバランスを取り直してくれた。

「すぐ感情が出ちゃう操縦は変わってませんね」
「ごめん」
操縦から離れて3年も経つ重さんの冷静な対処に情けなさを覚えながら
謝罪の言葉を口にして、あたしは操縦桿をしっかり握りなおした。
4 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 13:38 ID:3ECFL8pg

適当に空を飛びながら考える。基地に戻りたくなったわけじゃなければ、
お月見がしたいというのはそのままの意味で受け取ればいいのだろうか?
それ以外に考えようもないし、第一、重さんもそう言っていた。
さっきは深読みしすぎただけだ。それなら、とあたしは操縦桿を引く。

「そうそう、さっきの質問ですけど、違いますよ。さゆはまだまだ地球にいるつもりですから」
宇宙(そら)へ向かって高度を上げていると重さんが思い出したように口を開いた。
「さっき?…ああ、そう」
「気の抜けた返事」
「操縦に集中してるんだよ。悪い?」
「悪くないですけど……なんだか高度上がってません?」
ブギートレインの丸窓から外の景色を見た重さんは、すぐに高度計に目をやり、
そう訝しげに言った。
「上げてんの。願い事叶えて今度こそ重さんが基地に戻りたくなるようにね」
「さゆの願い事と高度を上げることがどう関係するんですか?」
「だって、お月見したいんでしょ?大気圏外まで出れば間近で出来るじゃん」
今回の重さんの願いはシンプルにこういうことだったんだろう。あたしは自信満々に言ってのけた。
すると、隣で大きな溜息があがる。予想外の反応。
5 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 13:43 ID:3ECFL8pg

「…なに?違うの?」
「違います、全然違います。大体、民間人を許可なく宇宙(そら)に連れて行くのは規則違反ですよ」
「大丈夫だよ。まだ重さん、軍人扱いだから」
「そういう問題じゃないです。ともかく下がってください」
「ちぇっ」
厳しい声にあたしは舌打ちで返事をし、言われたとおりにブギートレインの高度を下げる。
それから自由操縦モードに切り替えると「あれも違うこれも違う。じっくり話聞こうじゃんか」
重さんの方にきっと顔を向けた。
こうなったら意地だ。これまで重さんを基地に連れ帰る為、難題ともいえる願い事をきき、
無茶をしてでも叶えてきたプライドに賭けて、今回の願い事も必ずや攻略してやる。

「最初からそうしてくださいよ。危なっかしいんだから」
「うっさい!……それでお月見がしたいってどういう意味?」
「…えっと、藤本さん、ちょっと顔が怖いです」
「地だよ、それより」
「分かりましたから、そんなに睨まないでください」
重さんは軽く身を竦ませるとあたしから視線を逸らした。睨んだつもりはない。
6 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 13:49 ID:3ECFL8pg

「…えっとですね、この間、さゆ、二十世紀の映像を見たんですよ。
 その頃は地球の空気が今みたいに汚染されてなくて、
 地上からでも綺麗なお月様を見ることが出来たみたいなんです」
「ふーん、それで」
「だからぁ、想像してみてくださいね。地球から見上げる大きな満月。そして、月光に照らされる可愛いさゆ!」
少し興奮したように言い切ると、重さんは想像の世界にトリップしてしまった。
うっとりとした表情を浮かべ、胸の前で両手を祈るように組み合わせている。
あたしには全く理解できないけど地球から月を見ることは重さんには相当素晴らしいことのようだ。
ってことは、重さんの望んでることってつまり――

「……つまり、地球から月を見上げたいってこと?」

「そういうことです」
トリップしていた重さんはあたしの問いに、普通にあたしの方を見て、普通に頷いた。
宇宙(そら)にでた方が大迫力の月を見ることが出来るのに、どうしてわざわざ地球から?
そもそも地球から月が見えなくなって何年が経つんだって話だ。あたしは思わず頭を振る。

「こういう軍用艇に乗るのが嫌なら、今はいくらでも安いお月見ツアーあるじゃん。
 なんで地球からがいいのさ?」
「うーん、地に足をつけて月を見上げると、昔の人が月に抱いた憧れなんかを共有できそうじゃないですか」
「共有したからなに?」
「…藤本さんってホント浪漫がないですね」
やれやれといった風に重さんは目を眇めた。こっちがやれやれだ。
「重さんってホント不思議な事考えるんだね」
お返しとばかりに言い返すと、重さんは少しだけ頬を膨らませた。
7 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 13:52 ID:3ECFL8pg

 ◇◇◇

なにもいいアイデアが思いつかないながら、絶対に地球から月を見せると重さんに約束して
一旦基地に帰還したあたしは、談話室であたしの帰りを待っていた皆に
早速今回の重さんの願い事を伝える。
毎回、あたしだけでは叶えられそうにない願いを重さんが言うので、
こうして皆と話し合うのはもう恒例となっていた。

「地球からお月様なんて絶対無理やろ」
話を聞くなり、れいなが首を振る。ぐるりと皆の顔を窺うとれいなの意見に同意なのだろう、
難しい顔をしていた。あたしだって同意だ。でも、それを言っちゃうと話し合いにもならない。

「…でも、重さんと約束してきたし、なんかいいアイデアない?」
仕方なく全体にそう問いかけてみると
「地球の環境整備から始めるのはどうですか?」と小春が提案した。
「それさ、何年かかると思ってんの?現実的に考えなよ」
よっちゃんが冷たく言う。
「んー、じゃぁ、昔の地球に似た月みたいな衛星付きの綺麗な惑星を探して、
 道重さんをそこへこっそり連れて行くんです」
「拉致?犯罪じゃん。大体、昔の地球に似てて月みたいな衛星がついてる綺麗な惑星なんて、
 そう簡単に見つかるわけないし。小春はもう少し考えてから喋りなよ」
またよっちゃん。今度は吐き捨てるといった方がいいような調子。
なにを苛々しているのか分からないけど、よっちゃんがこれじゃ、皆、萎縮して意見なんて出せない。
8 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 13:53 ID:3ECFL8pg

「ちょっとよっちゃん」
「なに?」
「どうしたの?もう少し穏やかにいこうよ、ね?」
リーダーなんだから――その言葉は飲み込んで、そう諌めるとよっちゃんは
「でも、いい加減、苛つくでしょ。毎回、くだらない難題ばっかり。あたしはもううんざり。
 重さんが戻ってこないとスペヴィが成立しないわけじゃないんだし、好きにやらせときゃいいじゃん」
と一息で言い切った。場がさらに気まずくなるのを肌に感じる。

「…ま、まぁ、あれでも一応エースだったからさ、いないよりはいた方がいいっていうか…
 よっちゃんだって重さんに助けられたことあるじゃん」
気まずい空気をどうにかしようと、へらっとよっちゃんに笑いかけると
「エースだから余計にそう思うんだよ」とよっちゃんは呟いた。

「どういうこと?」
「エースなんてのはさ、こんなちっぽけなソラじゃ満足しない人種ばっかじゃん。
 松浦がいい例だよ」
久しく耳にしなかった名前が唐突によっちゃんの口から出て、あたしの胸はチクリと痛んだ。
それが表情にも出ていたのだろう。よっちゃんは勢いであの子の名前を出してしまったことに気づき、
すぐに申し訳なさそうに「……ごめん」と口にした。
9 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 13:54 ID:3ECFL8pg

「別に気にしてない」
「…ごめん」
よっちゃんがまた謝る。沈黙。
誰かなんか言え。そう思ったところで、この状況で口を挟める猛者なんて、そうそういな――

「あっし、いいこと思いついた!」

――いた!かなり気まずくなった場をものともせず口を開けられる猛者が。
立ち上がっている愛ちゃん。その顔はこれまでのやり取りなど
全く耳に入っていなかったかのように晴れやかだ。
さすが空気の読めない愛ちゃん。普段は別として今回ばかりは助かった。

「な、なに、愛ちゃん、いいことって?」
気まずさを吹き飛ばそうとするようにガキさんが勢いよく食いつく。
それがきっかけになったのか黙って様子を窺っていた他の皆も口々に愛ちゃんの意見を求め始めた。
それに気をよくしたのか愛ちゃんは嬉しそうに顔を綻ばせ、そして、とんでもない作戦を口にした。
10 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 13:55 ID:3ECFL8pg

 ◇◇◇

「まさかこんなに上手くいくとは思わなかった」
「まさかこんなに綺麗なお月様が見られるとは思いませんでした」

あたしと重さんは地上から空を見上げながら感嘆の吐息を漏らす。
あたしたちの瞳にはまん丸と大きな月が映っている。
普通に考えたら実現しなかった愛ちゃんの作戦が見事に実現された証だ。

「まぁ、本物じゃないんだけどね」
「いいえ。これで十分ですよ」
重さんは月を見上げたまま満足そうに微笑む。あたしは重さんを一瞥し、月へ視線を戻した。
よく目を凝らせば、月が微かに動いているのが分かる。
それもそのはず、あれは小型宇宙艇が集まって出来た月なのだから。
11 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 13:56 ID:3ECFL8pg

愛ちゃんの作戦はこうだ。
駐留基地に留まっている全部隊をあげて、円形の編隊を組む訓練を重さんの住む街の上空で行う。
その様を地上から見れば月のように見えるんじゃないかと。
もちろん全部隊の出動なんて、あたしたちがどう頭を下げたって無理な話だった。
けれど、基地の総司令であるつんくさんの一言がその不可能を可能にした。
というか、つんくさんの奥さんの一声というべきか。

地球に奥さんを置いて基地で仕事をしているつんくさんは家に帰る度に
「お月見がしたい」と奥さんに言われていたらしい。
それで秘かに頭を悩ませているところにあたしたちの話が耳に入ってきた。
つんくさんはこれ幸いとばかりにその話に乗っかって、司令官特権を使って全部隊を動かしてくれたのだ。
12 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 13:57 ID:3ECFL8pg

「それで……この綺麗な満月を見て基地に戻ってくる気になった?」
「そうですね、かなり」
恐る恐る尋ねると、重さんは肯定的な返事をしてくれた。
あたしは重さんに見えないよう小さくガッツポーズをする。

「藤本さん」
「え、なに?」
「さゆがどうして基地を出たのか、分かります?」
ガッツポーズを見られたのかと焦るあたしに重さんは唐突にそう問うてきた。

「んー、戦ってると可愛さ度が下がるからとか?」少し考えて答える。
「それは二番目の理由ですね」
「じゃぁ、一番目は?」
重さんがもっとも大事にしていると思っていた可愛さ度が二番目だったことに
軽く驚きながらそう尋ねると、重さんは迷うような素振りを見せつつも口を開いた。
「最近、松浦さんから連絡きましたか?」と。
13 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 13:59 ID:3ECFL8pg

「……え?」
思いがけない問いかけに一瞬思考が止まる。

「……なんで?」
少しの間の後そう聞き返すと重さんは「美貴たんが追いかけてきてくれたらいいな。
多分、そうはならないけど」とまるで誰かのような言葉を紡ぎだす。
耳を塞ぎたいのに聞いていたい、そんなジレンマに陥ったあたしはただ重さんを凝視する。
重さんは悲しげな微笑みを浮かべたまま言葉を続けた。

「だって、あの子、あれで案外怖がりなんだもん。小心者っていうかさ、
 だからね、まだ未開拓の外宇宙(そと)に飛び立つなんて出来ないと思うんだ……
 でも、あの子が、もし、私の後を追いかけてきてくれたら」
「…もういいよ」
「もし、追いかけてきてくれたら」
「もういいってば!!」

思わず叫んだ。その先は知っている。
重さんは相変わらず悲しげな微笑のまま「藤本さんには教えないでって言われたんですけど……
この間、松浦さんご結婚されたみたいです」とあたしに告げた。
14 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 14:01 ID:3ECFL8pg

――絶対に追いかけてきてよ。そしたらこの私とずっと一緒にいられるんだよ。

そう何度もあたしは言われていた。でも、外宇宙(そと)に飛び出して行った亜弥ちゃんを
あたしは追いかけなかった。亜弥ちゃんが思っていた通り、あたしは未知の世界に
臆病風をふかしたんだ。だから、亜弥ちゃんの選択を責める権利はない。

「結婚か……はは、それって、もしかしてタコみたいな宇宙人とだったりして?
 案外、ブサ専だしね、亜弥ちゃんって」
「イカかもしれませんよ。イカメンって言いますし」
強がるあたしを励ますように重さんが普段言わないくだらない洒落を口にする。

「イケメンでしょ、バカ」
「そうでした」
「でも、知らなかったな……重さんって亜弥ちゃんと仲良かったんだね」
嘆息と一緒に零す。

「似たもの同士ですから兎が合ったんですよ」
「兎?ああ、馬が合ったってこと?」
「そういうことです。だから、さゆ、松浦さんみたいになりたくなくて基地を出たんです」
きっぱりと重さんは言った。だから、ってなんだ?
これまでの話が重さんが基地を出た一番の理由に繋がってるのは今やっと分かったけど、
亜弥ちゃんみたいになりたくないってどういうこと?
15 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 14:05 ID:3ECFL8pg

「あのまま基地にいたら、きっとさゆも松浦さんみたいにもっと広い宇宙をみたくなります。
 全宇宙にさゆの可愛さを知らしめたいですし」
混乱しているあたしを置いて重さんは続ける。

「でも、さゆ、藤本さんのこと好きだから松浦さんみたいに置いていきたくなかったんですよ」
「は?」
「だから、宇宙を見るのやめようと思って。でも、さゆがバカでした。
 考えてみたら、追いかけてもらうんじゃなくて、無理矢理にでも連れて行けばよかったんですよね」
いいことを閃いたかのように目をキラキラさせる重さんにあたしはただただ呆けるばかり。
どうしてこう重さんの話は突拍子もないのか。ついていけない。

「大丈夫ですよ。さゆ、エースですから、ちゃんと守ってあげます。
 泥舟に乗った気でいてください」
「沈むじゃん……じゃなくて、そういう問題じゃなくてさ」
どうやら頭の整理をさせてくれるつもりはさらさらないらしい。
人の話も聞かないで強引に押しまくるところまで亜弥ちゃんにそっくりだ。
そして、あたしは困ったことにこういう押しに滅法弱い。
もし、あの時、亜弥ちゃんが「追いかけて」ではなく「連れて行く」と言っていたら、
今の重さんと同じことをしていたら、きっとあたしは今も亜弥ちゃんと一緒にいただろう。
外宇宙(そと)は怖いけど、あたしは亜弥ちゃんについていってた。
16 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 14:07 ID:3ECFL8pg

「藤本さんはさゆのお尻にしっかりくっついてればいいだけですから」
「お尻?」
「そしたら、外宇宙(そと)でなにがおきても安全です!」
バンと胸を叩いて自信満々。確かに重さんの乗るうさちゃん号の後ろにくっついていけば
安全だろう。それに――にやりと重さんのお尻に視線を落とす。
「重さんのお尻って柔らかそうだし、いいかもね」
「な…なに言ってるんですか?そ、そういう意味じゃないです」
瞬時に顔を赤くした重さんはぷいっとあたしから顔を背けた。

やっと一矢報いたことに口を緩めながら視線を月へ動かす。
そろそろ訓練が終わるのか月は綺麗な満月から三日月に変わっていた。
そして、尚も欠けている。もうすぐ空から消えるのも近い。
17 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 14:07 ID:3ECFL8pg

「ついてきてくれますよね?」
「さぁ、重さんが基地に戻ってくれたら考えるよ」
「ホントですか?」
「うん。とりあえず、ボーナスもらってブギートレインの改造しないと」
「改造?」
「怖いとこ行くにはそれなりの準備が必要でしょ」
あたしは視線を動かさないまま言った。
あたしの言葉に「え?」と小さく声を上げた重さんが、次いで嬉しそうに微笑む気配が隣から伝わる。

今や月はすっかり姿を消し、空にはこれまで月を形作っていた宇宙艇の光が柱となって
宇宙(そら)へと伸びていた。
18 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 14:08 ID:3ECFL8pg

19 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 14:08 ID:3ECFL8pg

20 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/03(水) 14:08 ID:3ECFL8pg


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