２１時までは

1 名前：２１時までは 投稿日：2005/09/24(土) 02:24

２１時までは

2 名前：２１時までは 投稿日：2005/09/24(土) 02:24

＜２００５年１０月２日　東京厚生年金会館：夜８時３０分＞


自分のせいだ、自分のせいで舞波っちが．．


あの時、自分が舞波っちを選んでいれば．．




嗣永桃子は自責の念にかられていた

もちろん実際には、舞波の卒業とは何の関係もないのであるが．．．

3 名前：２１時までは 投稿日：2005/09/24(土) 02:24

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それは、何ヵ月か前のハロモニ収録での出来事だった。

「こんにちはー　チャーミー石川でーす
　突然ですが、今日はBerryz工房のみんなに質問があってやってきましたー

　題して『アロハロ出すなら誰と出す』
　イエイ！！！」

このコーナーは久しぶりなので、ハイテンションな石川だ


「さて、みなさん
　２人１組でアロハロＤＶＤを出す事になったとします。
　さて、誰と出したいですか？」

ここまでは台本通りだった。
しかし、誰を選ぶかまでは台本には書いてなかったので、各自この場で決める事になる。

4 名前：２１時までは 投稿日：2005/09/24(土) 02:25

＜０．５秒経過＞

桃子は、隣に座っている舞波が自分の方を見ているのに気がついた

何か舞波が目で訴えているようにも感じる

『桃ちゃん、私ならいいんだよ。自分の心に素直になって』
桃子には舞波の目がそう語っているように感じた


＜０．８秒経過＞

「はーい、私　石川さんがいいですー」
言うが早いか、石川の胸元に飛び込み上目遣いで見上げる

5 名前：２１時までは 投稿日：2005/09/24(土) 02:25

＜１．５秒経過＞

キャプテンの方へ行こうとする雅を梨沙子が捕まえる


＜３．０秒経過＞

友理奈は千奈美とペアを組む


＜５．０秒経過＞

そして、茉麻とキャプテンがペアを組んでしまった


という事は、１人だけ．．．

6 名前：２１時までは 投稿日：2005/09/24(土) 02:26

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青いサイリウムが照らす中、メンバー１人１人が気持ちを伝えてゆく


友理奈「歴史学者目指して頑張ってね」

「うん、きっとなるよ」


茉麻「舞波っちのパート、全員で歌って行くからね」

「ありがとう」


千奈美「また一緒に歌おうね」

「うん」


梨沙子「うわーーーーーん」

「泣かないで梨沙子」


雅「いつでも帰って来ていいんだからね」

「ありがとう」

7 名前：２１時までは 投稿日：2005/09/24(土) 02:26

そして、桃子の番が回ってくる
「ねえ、舞波っち辞めるの止めにしない？」


言葉に詰まる舞波の代わりに客席が歓声で答える


キャプテン「舞波はいつまでも私達と同じメンバーだからね」

顔を覆って泣いている舞波

8 名前：２１時までは 投稿日：2005/09/24(土) 02:27

キャプテンも泣きながら最後のしめに入る。

「今、時計は２０時５５分を指しています。
　それでは、最後にもう一度聞いてください．．」

「「「「「「「「２１時までのシンデレラ」」」」」」」」


曲のイントロ部で桃子が、舞波に思いの全てを込める
「Berryz工房は永遠に８人だよ！！！　舞波！！！！」

そうである事を願いたいが、金髪の新人がこの後入ってくるのかもしれない

9 名前：２１時までは 投稿日：2005/09/24(土) 02:28

このままずっと一緒にいたい

それでも時間は刻みつづける

魔法が解ける

10 名前：２１時までは 投稿日：2005/09/24(土) 02:32

11 名前：Ｍａｘ 投稿日：Over Max Thread

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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。