96 涙止まらないわ

1 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/29(水) 03:27

96 涙止まらないわ

2 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/29(水) 03:29

私は飯田さんの何だったんだろう?
娘。になった当初はそれなりに相手をしてくれた。
それは先輩としての義務感からだったと思う。
同じ北海道出身って同郷意識からかも知れない。

でもタンポポのメンバーになった頃から飯田さんは冷たくなった。
露骨に私を無視するようになった。
飯田さんにとって心の拠り所だった大事な大事なタンポポを
飯田さんから奪ってしまったのだから仕方ないかも知れない。

3 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/29(水) 03:31

それからは歌もダンスも教えてくれなくなった。
いやきっと違う。おマメには教えてあげてるからタンポポは関係ないんだ。
私が悪いんだ。
元々赤点の私だ。いつまでも上手にならない私に嫌気が差したんだ。
でも最後に最後に飯田さんに・・・・。

飯田さんの前に立って私は口を開いた。
「飯田さん・・・・・お願いです・・・・」
そこまで言って私は何も言えなくなった。
「ど、どうしたの紺野。早く言ってよ・・・・・」
飯田さんがとまどっている。最後まで何やってるんだ。


「ごめんなさい。タンポポを汚してごめんなさい。ダンスも歌も下手でごめんなさい。
でも最後に何か紺野に何か教えて下さい。お願いします」

私は一気に言った。涙が勝手に溢れてきた。
4 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/29(水) 03:32

「本当に駄目だね紺野は・・・・・」
飯田さんは無表情で言った。
「何も教えてあげなくなったのはね。紺野が悪いからじゃないよ
紺野が完璧だから何も教える事が無くなっただけだよ」

私は飯田さんの意外な言葉を聞いて顔をあげた。
飯田さんは笑っていた。
「もう。センターも取れたんだからもっと自信を持って!ほら泣かないで」
「は、はい」
飯田さんが私を抱きしめてくれた。
「これからの娘。を背負って立つのはあんたなんだからね」
「ありがとうございます。紺野は飯田さんの分まで頑張ります」

私は涙が止まらなかった。
飯田さんも泣いてきた。


「こんこん!萌え!」
「いいらさん萌え!」
客席からの歓声はいつまでも止まなかった。
5 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/29(水) 03:34


川o・-・) <飯田さん卒コンの台本こんな感じでどうですか?

川'〜')|| <熱があるならなっちの時みたいにまた休んでもいいよ
6 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/29(水) 03:35


涙止まらないわ。

7 名前:Max 投稿日:Over Max Thread
このスレッドは最大記事数を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

Converted by dat2html.pl v0.2