48 S → A
- 1 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/26(日) 18:08
- 48 S → A
- 2 名前:48 S → A 投稿日:2004/12/26(日) 18:08
- 口の中が性感帯だって言うのがどうしても理解できなかった。
何度も試してみたけど理解できなかった。
その他のことはだいたい試してなるほどねって思ったのに。
夜中に目が醒めて真っ先にこんなことが頭に浮かんだってことは、
夢の中で何かそれっぽいことをしたのかな、憶えてないけど、
相手はあの人だったらいいな。
そう思ったらどうしても会いたくなったので。
隣で絵里が寝ていたのを気にせずに、勢いをつけてベッドから
飛び起きてホテルの部屋を抜け出した。
廊下を早足で歩きながらまた考える。どうして口の中だけ?
指の付け根とか鎖骨とか耳の中とかはちゃんと感じる。
背中がゾクゾクするくらい。でもあの感覚がディープキスの時だけ
起こらない…
「だって必死なんだもん」
わたしはその自分の言葉にハッとした。そうだそうだよ、
あの人の舌はとても臆病で、わたしが侵入した途端に奥の方へ
引っ込んでしまうから、わたしはいつもそれを絡め取るのに
必死で感じるとかそんなの全然無かった。
- 3 名前:48 S → A 投稿日:2004/12/26(日) 18:09
- 「なぁんだ、そっかぁ」
心のもやもやが晴れたわたしはとても気分が良くなって、
同時に絶対向こうからキスしてもらおうと堅く心に誓った。
わたしが履歴書に篭めた想いをあの人は知っているし、
特別にわたしだけが使える呼び名だってある。
向こうだってふざけて新垣さんに迫ったりしてるくらいだから
お願いしたら簡単にしてくれるかも。してくれるよね。
じゃなきゃわたしは何のためにモーニング娘。に加入したんだ、って
そんなことまで思った。
部屋の前に辿り着いてインターホンを鳴らす。
一回目は駄目だった。二回目に鳴らして何十秒も経って
やっと返事が返って来た。
「ふぁ〜い…?」
寝ぼけた声もかわいい。何度も聞いてるけどやっぱりかわいい。
かわいいかわいいかわいい。
頭がカーッとなったわたしは、前置きもせず
ドアの向こうにお願いした。
「おねーちゃあん、さゆみにもチューしてぇ」
- 4 名前:48 S → A 投稿日:2004/12/26(日) 18:09
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- 5 名前:48 S → A 投稿日:2004/12/26(日) 18:10
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- 6 名前:48 S → A 投稿日:2004/12/26(日) 18:10
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- 7 名前:Max 投稿日:Over Max Thread
- このスレッドは最大記事数を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
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