18 誰でも鑑定団
- 1 名前:誰でも鑑定団 投稿日:2004/12/24(金) 16:24
- 18 誰でも鑑定団
- 2 名前:誰でも鑑定団 投稿日:2004/12/24(金) 16:25
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ポップジャムの控室。
つんくさんと隣ということもあってかあまりみんな騒がないように注意を払っていた。
「ねぇ」
みきちゃんさんはあたしに言った。
「あたしのことどのくらい好き?」
答えに困る質問だった。
どうやって表現すればいいのか、その方法が思いつかない。
「んーと、このくらい?」
両手を広げてみせる。でもみきちゃんさんは不満そうだった。
「もっと具体的に」
「じゃあね〜…」
あたしは悩んだ末、答えた。
「10万円くらい?」
「なにそれー」
みきちゃんさんは笑った。よかった、ウケた。
安心していると突然横槍が入った。
「私はいくら?」
- 3 名前:誰でも鑑定団 投稿日:2004/12/24(金) 16:25
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梨華ちゃんだった。
唐突な登場。突然の質問。どうしていいのか、対処に困った。
「え?」
「だから、私は何円くらい好き?」
「そう言われても困るな〜…」
みきちゃんさんは困っている私を見て腕を自分の胸板、
もとい胸元に引き寄せた。
「いいから!」
「じゃあ69800円で」
「なにそのビックカメラみたいな金額ー!」
「美貴の勝ちー」
あ、変な争い招いた。
下手なこと言わないほうが良かったのかもしれない。でももう遅かった。
- 4 名前:誰でも鑑定団 投稿日:2004/12/24(金) 16:26
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「よっすぃ〜、おいらはいくらだ?」
「え?」
下を見下ろすと、矢口さんがニコニコと笑ってた。笑われても困るんですけど。
あたしは困ってるわけで。
「ん〜…」
良い言い訳はないだろうか。
少しだけ考えて、あたしは口を開いた。
「値段なんてつけられませんよ」
『なっ』
「よっすぃ〜…」
「先輩だし」
「そっちかよー!!」
一瞬動揺した二人もすぐにガッツポーズした。
するとすぐ、次の刺客が突っ込んできた。
- 5 名前:誰でも鑑定団 投稿日:2004/12/24(金) 16:26
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「じゃああたしはいくらっすか?!」
「8円」
「チロルチョコに負けたー!」
飛び込んできた巨漢をするりとかわす。
麻琴はそのままスケルトンみたいに通過して楽屋の壁にぶち当たった。
大きな音を立てて部屋中全体で音が響く。
「吉澤さん!絵里はいくらですか?」
「さゆはきっと1億円あっても足りないと思うの」
「れいなが一番と!」
なんだかごちゃごちゃしてきた。勘弁してほしい。
「あ、吉澤さん、あたしも…」
「愛ちゃんはあとでいいよ、それより私を!」
「チロルチョコよりは」
「絵里はー」
「あーもううるさい!!!!」
喧騒の中、とどめをさす人物が現れた。
バンッ!!
- 6 名前:誰でも鑑定団 投稿日:2004/12/24(金) 16:27
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「吉澤!俺はいくらや?!」
- 7 名前:Max 投稿日:Over Max Thread
- このスレッドは最大記事数を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
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