25 世界の斜陽から

1 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 04:47



25 『世界の斜陽から』


2 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:30
 人気も疎らな放課後の校庭、そこに影を引き伸ばした二人の少女の姿がある。

「あ、あの…」
「何?あたし、用があるんだけど」
「その…」

 夕陽が逆光になって石川梨華は、片思いの相手である、吉澤ひとみの顔をぼんやりとしか
認識できなかった。しかし、そのおかげで石川はようやく顔を上げることができた。
 ウットリとするような吉澤の端整な顔立ちを目の前にして、
ずっと顔を伏せっぱなしだったのだが、夕陽が石川の背中を押してくれたらしい。

 陽に縁取られた吉澤の輪郭の中には、白目だけが鮮明に浮かび上がっている。
 季節は冬だというのに、石川の体はほてって仕方が無かった。恋の熱病とかいうやつだ。

「私と付き合ってください!!」

 目を見てそう伝えることができた。
 石川にしてみればそれで十分だった。
 結果よりも気持ちをきちんと伝えることの方が、彼女にとっては大事だったのだ。
 力んで声が裏返ってしまい、間抜けな告白だったのだが、本人は自覚していないようだった。
3 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:34

 石川が言い切ると、逆光を受けて真っ黒い顔をしていた吉澤は、
ぽりぽりと頬を掻いて考え込んだ。その時間がばかに長い。

 やっぱり最初から無理だったんだ。だって相手は校内一、カッコイイと評判の吉澤だし。
 返事を待っている間、そんなネガティブ思考ばかりが膨れ上がってしまって
石川が肩を落としかけたとき。

「実はあたしも石川さんのことが前から好きだったんだ!!」
 吉澤は落ち着き払っていた態度を豹変して、両手を広げて叫んだ。
「ええーーー!!」
 っと、石川も両手を胸の前で組んで、さも驚いたような仕種をする。
 まるで芝居じみているが、二人は大真面目だった。 

 一つの恋が実り、幸福が舞い降りる。
 まさか吉澤と両思いだったなんて、石川には想像もしていなかったことだ。
 そもそも振られるものだと思っていたから、その喜びは格別だった。
 二人はそのまま抱き合う。至福の時間を過ごしていた。

 しかし同じ頃、別の場所では一つの恋が終わろうとしていた。
4 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:35
「圭織、もう終わりにしよ?」

 女子大生である安倍なつみが、同級生であり恋人である飯田圭織をある喫茶店に呼び出していた。
 倦怠期がずるずると続いていて、二人がこうしてゆっくり会う日は珍しかった。

 二人は西側の席に腰かけていたので、窓から夕陽が入り込んでいる。
 西日を受けた飯田の顔の右半分はセピア色になっていて、
まるで彫刻のように、目鼻立ちが浮き彫りになっていた。
 その顔にドキリとしてしまうのは、まだ心残りがあるからだろうか、と安倍は思った。

「二人にとって、それが一番かもね」
 飯田は目を細めて外の風景を見ながら、安倍と過ごした時間を思い出していた。
 共に北海道から東京に越してきて、親友はやがて恋人になった。
 もし、あの当時に安倍からの告白を拒否していたなら、こんな事態にはならずに
ずっと二人は親友だったんだろうな、と飯田は思った。

「これ」
 安倍は飯田のアパートの合鍵をテーブルに置いた。
「うん」
5 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:37
 飯田はそれを受け取ると、さっさと身支度をして立ち上がろうとする。
 安倍の用件はそれだけだった。そのはずだったのだが、未練からか自然と言葉が出ていた。

「また、友達に戻れるよね?」
 立ち上がった飯田に、首をかしげて安倍は問いかけた。
 しかし飯田のまっ平らな表情からは、気持ちを窺い知ることができない。
 それでも、安倍は飯田が何と答えるかわかっているはずだった。

「無理だよ。私、そんな単純じゃないから」
「…そうだよね。圭織ならそう言うと思った」
 安倍は笑顔でそう言った。

 こうして二人の恋は終わり、またそれぞれの新しい人生が始まった。
 恋はときに残酷で、修正のきかない亀裂を生んでしまうものだ。
 しかし、二人が恋人として過ごした時間は、友人という範疇を超えた
掛け替えのないものだったに違いない。

 その頃、別の場所でもある決着がつこうとしていた。
6 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:39

「あいぼん、今日という今日はけりをつけるのれす!」

 夕陽が土手に生えている芝生を金色に染めている。
 それはまるで、黄金の絨毯が土手いっぱいに敷かれているようであった。
 そこに向かい合って立っているのは二人の少女―――加護亜依と辻希美だった。
 二人はこれからある因縁にけりをつけるのだと言う。

「ほう。デブがいけしゃーしゃーと。謝るんなら今のうちやぞ〜」

 ケンカの理由は実にくだらない。クラスでキャラが被っているから
どちらか勝った方が、負けた方にキャラ設定をするというのだ。
 土手に吹き込んでくる空っ風が二人の闘志を煽る。

「うちが勝ったら貴様を北斗の拳のハートにしたるからな。デブ、という記憶しかないキャラや」
 加護は辻を挑発するように、ねちねちとした声でそう言った。

「うるさいのれす!ののが勝ったらあいぼんを波平にしてやるのれす!
 ハゲしか取り得がねーからあいぼんにぴったりなのれす!」
 辻は聞く耳もたずといった風に、ただひたすらそう叫んだ。
 どうやらもう引っ込みがつかないようである。
7 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:40
「何を!このパンチくらいさらせ!」
「のののフックは死角から突き刺さるのれすよー!」

 勝負は一瞬だった。勢いよく二人は踏み込んで拳を出した。
 が、加護が芝生に滑ったせいで、辻のフックが空を切ってしまった。
 そして、そのままずっこけた勢いで、加護の広いデコが辻の額にヒットする。
 辻は大の字になって倒れた。頭にはヒヨコがくるくると回っていた。

「はぁはぁ、なかなかええパンチやったけど、うちには通用せんかったようやな。
 …じゃあな。敗者にかける言葉なんてないわ。ハートお疲れ」

 捨て台詞を吐くと、加護は踵を返してもと来た道を戻っていった。
 この瞬間、辻は高校を卒業するまでハートとして過ごすのを余儀なくされてしまったのだった。

 その同時刻、ある両家では、吉報を待ちわびている、二人の少女の姿があった。
8 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:41

「ああーまだ来ない…てか速達だと昼につくって言ってましたよね?」

 こじんまりとした色気の無い部屋に、西日が差し込んでいた。
 勉強机の上には、KO大学の赤本が開かれたままになって放置されている。
 受験生である藤本美貴と、その先輩である矢口真里が、大学受験の結果を待っていた。
 ネットを見れば合否が掲示されているのだが、藤本はそんなハイテクな代物を持っていなかった。
 二人は部屋の中央に置かれた二人がけのソファーに座って、緊張した時間を過ごしている。

「オイラの時は昼に来た覚えがあるんだけどなぁ。
 きっと藤本は受けた大学がいいところだから遅いんだって。うん。それしか考えられない」
「なわけないでしょ〜もう…ああーこの時間が一番緊張する〜」
 言いながら藤本は身をクネクネとよじらせた。

「キャハハ、一生に一度しか経験できないからしっかり味わっとけ」
 矢口は他人行儀なのか安心させたいのか、声を上げて笑うと藤本の肩をポン、と叩いた。

「あの…美貴、浪人なんですけど?」
 藤本が浪人生だという事実を矢口はすっかり忘れていた。
「…あ、そっか。じゃあ二度も味わえていいじゃん!うらやましー」
「……」
9 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:42

 そしてその隣の家でも同じように、吉報を待っている受験生がいた。

「神様仏様観音様マリア様メシア様・・・・」
「絵里は落ち着かんなぁ。祈ったって結果が変わるわけじゃないだろうに」
「そうそう。こうなったら頭切り替えるしかないって」

 今日、高校受験の結果が届く亀井絵里の家に、部活で後輩だった
道重さゆみと、田中れいなの二人が遊びにきていた。
 当人で落ち着かない亀井とは対照的に、道重と田中は平然とした様子でポテトチップスを
ぽりぽり食べている。

「お願い、れいなとさゆみも一緒に祈って。もう私どうにかなっちゃいそう…」
「だーかーらー、そんなに祈ったって結果は変わらんて」
「そうそう。もっとリラックスしとかないと、落ちてた時ショック死しちゃうよ」
 田中が言った、『落ちてた時』というフレーズに亀井は過敏に反応する。

「落ちるなんて単語言わないで!」
「あ、ごめんごめん。受験生に落ちる滑るこけるは禁句だったね…」
「だから!」
「あ、ごめん」

 と、二人が漫才のようなやりとりをしていた最中にインターフォンが鳴った。
 同時に藤本の家のインターフォンも鳴る。どうやら偶然鉢合わせたようだ。
 そしてその直後に、藤本と亀井の心臓は跳ね上がった。一瞬、目の前が真っ白になってから
二人の心臓は16ビートを刻みだす。
 合否通知はポストではなく、直接家の者に手渡されるシステムになっている。
10 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:44

「ほら、藤本。きたぞ」
「や、やや、矢口さんがもらって来て下さい」
「ホントにオイラでいいの?」
「お、お願いします。か、覚悟はできてますんで」
「ホントかよー、言葉どもってんじゃん。ま、いっか。じゃあどんな結果になっても
 間違いだけは起こすなよ」

「絵里!きたよ!」
「きたきた。どうなってんだろう。私が緊張してきちゃったよ」
「あ、あああ、神様仏様観音様マリア様メシア様・・・・」
「ぶつぶつ行ってないで早く出ないと」
「ほら、ピンポン連打されてるよ」
「二人がもらってきて!!」
「え?…まあ、いいけど。落ちてても絶対泣きわめいたりしないでよ?」
「それは約束するから」
「じゃ、れいな行こう」

 それぞれが玄関に向かい、ドアを開ける。
 藤本と亀井の心臓は、今にも張り裂けそうなほどの勢いで早鐘を打っていた。
11 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:45
「絵里ーーーーーーー!!!」
「藤本ーーーーーーー!!!」

 藤本と亀井はつむっていた目をパッチリ開いて振り返る。

「受かってたよ!!」
「残念〜」

 その結果を聞いた瞬間、亀井は我を忘れて泣き喚いた。
 そして衝動のまま、二人の胸の中に飛び込む。

「うわああああん!私受かってたんだよねえええええ!」

 亀井が喜びの声を上げると、三人は勢いそのままに抱き合った。
 がっしりと手をつないで、キャッキャと喜びに浸る。
 結局受かっても泣き喚いてるじゃん、と田中はトホホと肩を竦めて、道重に目配せした。
 三人のバカ騒ぎはしばらく続きそうである。

「まぁ、なんだ。まだまだ結果わかってないとこあるんだろ?」
「私立はこれで最後でした…」

 結果を受け取った藤本は、目を真っ赤に腫らしながらも涙を落とさなかった。
 普段から勝気な性格をしている彼女だから、先輩の前で涙は見せれないのだろう。
 下唇を噛んで、ジッと涙を堪えていた。
12 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:46
 不合格通知というのは残酷なもので、ペラペラの葉書一枚に結果が記されている。
 それを貰うときは、まるで存在そのものを否定される気分になるのだ。

「お前は頑張ってたよ。オイラが保障する。最高に頑張ってたよ。よく途中で投げ出さずに
 最後まで勉強した。正直、藤本の性格からして続かないと思ってたんだよ。でも、ホント頑張った」
 涙を堪えていた藤本を見ている矢口がウルッときてしまった。
 矢口は人差し指の腹で、自分の涙を拭う。

「矢口さん。まだです。まだ終わってないですよ」
ギラリ、と藤本の両目が突然鈍く光った。

「え?」
「まだ国公立の試験が残ってます。私立なんてシャボン玉!」
「おー!!そうだよ!国立はまだじゃん!」
 そうして藤本はまた勉強机に向かったのだった。
13 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:47

 明暗が分かれるのは自然の摂理。笑う者もいれば泣く者もいる。
 たとえば、ちょうど斜陽が差し込む今頃、芸能界引退を発表した元国民的アイドルがいた。
 そして同時に、超大型の新人アイドルとしてデビューした一人の少女がいる。

「結局、私がしたことってなんだったんだろうな」

 かつては日本中を騒がせた元国民的アイドル―――市井紗耶香は幼馴染で
芸能界に入ってからもずっと仲の良かった後藤真希と、駅のプラットホームを歩いていた。
 夕陽が差し込む駅はどこか寂しいイメージを抱かせる。
 なるほど、今の自分にピッタリだと市井は思った。

「市井ちゃんさ、気にする必要ないよ。むしろ、胸張ってもいいと思うよ」
「落ち目、落ち目と言われ続けて、案の定、引退させられちゃった。騒がれたのは最初だけ。
 まあ、そんなもんなんだよ。うん」
「いいじゃん。市井ちゃんは夢を叶えたんだから」
14 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:48
 市井の夢は歌手になることだった。
 アイドルではなく、本物のシンガーソングライターになるのが彼女の夢だった。
 しかし、事務所が目を付けたのは市井の歌唱力ではなく、容姿の方だったのだ。

「夢、か」
 そう呟くと、市井は何か思案するように視線を伏せた。

「だって考えてみてよ。市井ちゃんと同じ年齢の人でさ、市井ちゃんみたいに夢を叶えて、
 挫折味わった人なんて日本に数えるほどしかいないよ。市井ちゃんは同年代の
 誰よりもアドバンテージ持ってるの。だから胸張ってよ。今でも市井ちゃんは
 私の最高の憧れなんだから」
 熱心に、諭すように後藤はそう言った。

「・・・ありがとう。ちょっと元気出たよ」
 市井は後藤に対して、できるだけ屈託の無い笑顔を作って見せた。
 しかし、心の中にはポッカリと大きな穴が空いたままだった。
 その穴を埋めて、もう一度前進する勇気を持つか持たないかは市井次第。
 そしてその背中を押してくれるのは幼馴染である後藤や、家族、恋人、友人達なのだろう。
 単純に考えて、市井は新しい人生のスタートラインに立ったばかりなのだ。
15 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:49

 その一方、あるイベント会場では、
デビュー曲を歌い終えた新人アイドル―――松浦亜弥が用意されていた個室に戻ってきた。
 そして椅子に腰かけて早々、辣腕として業界で知られているマネージャーからこう釘を刺された。

「いいか?この世界は甘くない。アイドルなんてしょせんは賞味期限付きだってことを
 よく肝に銘じておくんだ」

 マネージャーはそれだけを伝えると、松浦からの返事を待たずに部屋から出て行こうとする。
 失敗もなく完璧に歌い切った直後だったので、松浦にとっては甚だ予想外の言葉だったのだが、
彼女は不平を抱くこともなく、はい、とマネージャーの背中に向かって丁寧な返事をした。

 マネージャーが退室すると、すぐにスタイリストがやってきて、
着替えや化粧を落とす作業に入った。
 右も左もわからない松浦はジッとその作業に身を任せている。
 そのとき、ふと横顔にぬくもりを感じた。部屋の天窓から夕陽が差し込んでいたのだった。

「賞味期限付き、か」
 松浦は夕陽に見入りながら、その言葉を思い起こしていた。
 昇った太陽はやがて沈む。それは必然のことなのだ。
 しかし、だからこそ、と松浦は思った。
 だからこそ今を精一杯生きるんだと、松浦は思った。
16 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:49

 その頃、ある公園のブランコに二人並んで座っている少女たちがいた。
 学校も冬休みに入り、することがなく、ぶらぶらして行き着いた先が公園のブランコだったのだ。

「あー、今日も1日なーんも特別なことなく終わったなぁ」
 独特のイントネーションでそう言った少女―――高橋愛はキイコとブランコを小さく揺らす。
「そうだねー、今日も平和な1日だったねー」
 呑気にほわほわした声色でそう言った少女―――紺野あさ美はキイコとブランコを小さく揺らす。

「ねえ、あさ美ちゃん。最近なんか楽しいことあった?」
「ないなー。ここ一週間の記憶がないくらいに、いいことも悪いこともないね」
「それあたしもやよー」
「でもさ、こんな風に考えたら面白くない?」
そう言って、紺野は高橋の方に顔を向けた。
17 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:52
「ほうほう。聞かせて聞かせて」
「私たちが何にも特別なことがなかった裏ではさ、すごーくいろんなことが起こってるの。
それでね、それはきっと順番に回って来るんだよ。私たちはまだその順番待ちなの」
「じゃあ、そのうち何かあるんかなー」
「そうだよ。きっと」
 紺野は軽い口調でそう言うと矢庭に立ち上がり、思い切り勢いをつけてブランコをこいだ。
 高橋はそんな紺野の背中を瞥見したあと、ビルの合間に吸い込まれていく夕陽を見た。
 日が消えゆく様は涙が出そうになるほど幻想的だが、同時にやるせないほど虚しい気持ちにもなる。
 
「ああー、明日は何かあればいいなー」
 たまらなくなって、高橋は消え入りそうな夕陽に向かって延びのいい声を出した。
 そうすると不思議なもので、漠然とした希望のようなものを彼女は見つけた気分になった。
 途端に明日が楽しみになる。

 やがて日は濃いオレンジ色の光を世界に散りばめながら、地平線の下に沈んでいった。
 太陽が一つ昇るたびにいろいろなドラマが生まれ、そして沈むたびに終息していく。
 世界はいつもバランスが取れるように平等に、平等に作られているのだ。
18 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:53
シャ
19 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:53
20 名前:25 世界の斜陽から 投稿日:2004/03/17(水) 05:54
ウ  ナラ

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