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07.セクシーギャル刑事〜湯煙旅情編〜

1 名前:名無しさん 投稿日:2004年02月02日(月)02時05分26秒
07.セクシーギャル刑事〜湯煙旅情編〜
2 名前:名無しさん 投稿日:2004年02月02日(月)02時08分17秒
昔々あるところに頑固一徹、トメ子、一筋、二筋という家族がいますた。

頑固「今帰った」
頑固「お帰りなさい。お勤めご苦労様です」
頑固「父ちゃん、今日何の日だかわかる!?」
頑固「うーん、ああ、今日は夫婦の日、国際航空業務再開の日だな」
頑固「ちっがうよ父ちゃん、今日おれの誕生日だよぉ」
頑固「おっとそうだったか。じゃあいい物をやろう」

そういって頑固一徹タンは懐から何かを取り出しますた。
な、なんとそれは!!!スーパーファミコンのコンとローラーだったのでつ。
頑固「なーどうだすごいだろ。ただしゲームは一日一時間まで!一徹との約束だよ!」
頑固「とぉちゃぁん、これコントローラーじゃん、本体ないじゃん」
頑固「本体まで買う金はなかったんだ…」
頑固「なんだよせっかくの誕生日なのに父ちゃんのバカ!」
頑固「バカ、だと…?」
頑固「あなたやめて!」
3 名前:名無しさん 投稿日:2004年02月02日(月)02時08分44秒
頑固「うるさーい、トメ子とめるな!」
頑固「トメ子止めます」
頑固「バカモーン!」

ついに頑固一徹がちゃぶだいをひっくり返しますた。

頑固「親に口答えするんじゃなぁーい!」

一徹は二人を殴りますた。すると、運悪く二筋は高等部を柱にぶつけ、
意識を喪ってしまったのでつ。

頑固「ふ、二筋ーーー!!!!」
4 名前:名無しさん 投稿日:2004年02月02日(月)02時09分06秒
一徹は泣きますた。その涙が二筋の頬に当たると、奇跡的に二筋は意識を取り戻しますた。
ところで今日は一筋と二筋が幼稚園を変わってはじめての登園日でつ。
二人は目の周りの青いへんな香具師に無理矢理追い出されたのですた。

一筋は遅刻しそうですた。食パンを咥えながら走っていますた。
そして角を曲がろうとしたその時でつ。

ドシン!!

頑固「イテテテ…、あ、すいません」
女の子「こちらこそ、ごめんなさい」

一筋は少なからず心がときめくのを感じますた。
しかし今はそんなことしている場合じゃありません。
5 名前:名無しさん 投稿日:2004年02月02日(月)02時09分26秒
キーンコーンカーンコーン
頑固「ふう、間に合った…」

どうにか遅刻を免れた二筋は、先生につれられて教室に入った。

先生「えー、きょうから新しいお友達が増えることになった。じゃあ、自己紹介してくれ」
頑固「今日からこの幼稚園にくることになった、頑固いいま……ああー!」

な、なんと、お辞儀をしようとした一徹の目に飛び込んできたのは、
今朝ぶつかった女の子だった。なんという偶然だろう。
向こうもおれに気づいたようで、びっくりしていた。

先生「なんだ、おまえら知り合いなのか」
頑固「い、いやそういうわけじゃないんですけど…」
6 名前:名無しさん 投稿日:2004年02月02日(月)02時10分03秒
その日一日二筋はみんなに囲まれた。帰り道、上機嫌で家へと走った。
しかし、それはやはり角を曲がろうとしたときだった。
頑固「うわっ」
何かにぶつかって倒れた。
頑固「いててて…」

ん?妙に動きにくい。おかしいな、なんだこれ…?
あれ、え、え???なんだ…?
気がつくと二筋はドレスみたいな服を纏っていた。
頑固「うわっなんだこれ!あの伯爵夫人の服…」
言いながら二筋は気づいた。自分の声じゃない。
まさか…。
路上のミラーを見ると、伯爵夫人の姿かたちをした
自分が化粧のせいだけではない真っ青な顔で座っているのが見えた。


おわり☆
7 名前:名無しさん 投稿日:2004年02月02日(月)02時10分15秒
勝手に
8 名前:名無しさん 投稿日:2004年02月02日(月)02時10分25秒
読者に
9 名前:名無しさん 投稿日:2004年02月02日(月)02時10分34秒
ならないでください

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