39 第二次スーパーロボット大戦M
- 1 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/05/03(土) 00:25
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娘達の熱き戦いが再び始まる
- 2 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/05/03(土) 00:25
- 「がはっ!・・・・なん・・で・・・ウソでしょ?」
「ウソだと思いたいけど現実らしいよ、これ。」
折れた左腕を庇いながら立ち上がろうとすると絵里が駆け寄ってきて肩を貸してくれた。
何とか一発当てたけどその代償がこれじゃ絶対体が持たない。
れいなは立ち上がると一人の少女を睨みつける、その小さな体には大した損傷はなく
外傷といえば頬にある一筋の線くらいしかない。
少女は前髪を軽く横に流すと頬に流れる茶色の液体を手にとる、そして余裕の笑みなのか口元を少し緩めながらそれを舐めた。
その身は機械らしく赤い血ではなくオイルみたいなものが流れているらしかった。
「この程度でモモに勝てると思ってたんですか?」
少女は鼻で笑ってから目を細めると特徴的な甲高くて可愛らしい声で言った。
- 3 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/05/03(土) 00:26
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顔面を狙ってきた拳を膝を折って避けると立ち上がる反動を利用して掌底で顎を狙う。
だがその動きをまるで予測していたかのように少女は軽く身を捻ると、そのまま回転して勢いに乗った拳が三発連続で襲ってくる。
れいなは体を引いて一、二発を避けると最後の三発目をガントレットをはめている右手で受け止めた。
そして少女の腕を捻ると自然と持ち上がった肘で顔面に叩きつける。
けれどその一撃を少女は小指一本で軽々と受け止めてしまう。
互いに打つ手がなくなり一瞬だけ膠着状態に陥るがれいなの狙いはまさにその一瞬だった。
「絵里!」
「任せて!・・・・この距離ならならいけるでしょ!」
今まで少し離れていた所から見ているだけで戦闘に参加しなかった絵里はいつの間にか
少女の背後に回っていた。
そして腰のホルスターから二丁拳銃を素早く取り背中と頭に銃口を突きつけると、
零距離でひたすら撃ちまくる。
- 4 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/05/03(土) 00:27
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『絵里、れいな。そこから動かないで!』
「さゆ!」
『この一発で決める!!・・・・・プリティーキャノン!!』
イヤホンからいつになく真剣なさゆの声が聞こえてきたかと思うと青白い閃光がれいなの
すぐ横を通り過ぎ少女に直撃した。
「えっ?何?!」
さすがに長距離攻撃は予想していなかったのかさゆの攻撃は少女に直撃した。
本気を出せば半径500mにクレーターができる代物だがそれではれいなも絵里も塵に
なってしまう。
なので今回はさゆ自体が200mくらいと比較的近場にいるのもあって威力を抑えていた。とはいっても正確に当たった分結構なダメージが期待できる。
土煙が風に流さてようやく閉ざされた視界が開けるとれいなはすぐに少女の姿を探す。
予想はしていたが少女は立っていた、でもかなりのダメージを受けているらしく
体の一部は元の機械の部分が露出していた。
- 5 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/05/03(土) 00:28
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「ぐはっ!」
少女の小さな体が折れ曲がり少しだけ宙に持ち上がったかと思うと苦しそうに顔が歪む。
れいなは少女の目を見据えて深く息を吐き出すと再び神経を集中させる。
「・・・・これで終わりにすると。燃え尽きろ!バーストナッコォ!!」
そう叫ぶと拳の中にあるカプセルを思い切り握り潰す、すると小爆発を起こして赤い炎が
辺りに燃え広がり二人とも爆風で吹き飛ばされた。
- 6 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/05/03(土) 00:29
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ロボット達を操り日本を壊滅状態に陥らせた山崎大帝を倒して早4年の月日が過ぎ去った
娘達は未だしぶとく活動を続ける残党を一掃するべく各地を放浪している
本体から分かれ救助連絡があった北海道に向かったれいな、絵里、さゆの3人だったが
そこでベリーズ工房と名乗る少女と出会う
一旦は終結を迎えた戦いが再び始まろうとしていることをれいなは本能的に感じ取っていた。
第二次スーパーロボット大戦M
第1話 「新たなる戦いの序曲」
負けられない戦いがそこにある!!
- 7 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/05/03(土) 00:29
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- 8 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/05/03(土) 00:29
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- 9 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/05/03(土) 00:34
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