26 Feel

1 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:24

26 Feel
2 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:25

「なあガキさんガキさーん」
「はあ? なに」
「ちょっと触ってみていい?」
「……なんだって?」
「触らして」

なんだろう。
この目の前にいる高橋愛という生物は一体なにを言ってるんだ。
理解できないままに近づいてくる手を掴んで止めた。

「愛ちゃん」
「なに?」
「私のこと触ってどうすんの? ってかなに触るって」

もっともな疑問でしょ。
間違ってない。うん。

「やーほれ、よく好きな人は特別だってゆーやろ」
「わかんないから。全然」
「だから触らせてみ」
「“み”、じゃなーいっ。なにがどう“だから”なんだかわかんないでしょ」
「わからんの?」
「わかんないよ」
3 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:26

その後色々聞いてみるに、どうやらなにかの本で「好きな人には触られるだけでも気持ちがいい」みたいな話を読んだらしい。
まあそれ自体は私も聞いたことがあるような気もしないでもないよ。
でもだからといって私が触らせてやる義理なんてない。
ついでにいうならばなぜ私なんだって話だ。

「だから触らせて。な?」
「な? じゃなーい。そもそもなんで私なのっ。っていうか女だってば」
「……?」
「不思議そうな顔すんなーっ」
「や、だってあーしガキさん好きやし。ガキさんだってあーしのこと好きやろが」
「っ――」

この真顔でなんて恥ずかしいこと……
しかも当たり前のようにだよ?
……そりゃキライなわけはないけど。
好きってアンタ。
その好きとこの好きは違うだろって思うわけで。

「うわあっ!?」
「ちっ!」

人が物思いにふけってれば、油断も隙もなくまた手を押し進めてくる。
しかも舌打ちなんかしてるよこの人。
4 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:26

「ええやろがちょっと触るぐらい」
「なんか言い方がやらしいよ」
「ガキさんワガママやの」
「アンタだよ、ったくもう」
「隙アリ」
「は?」

一瞬気を抜いたとき、すっと滑り込んできた腕に絡め倒された。
間抜けな声と同時に組み敷かれて、見上げた先には見慣れた笑顔がある。

「愛ちゃん、なにすんのっ」
「ちょっと触ってみるだけやて」
「断る」
「減るもんやなし」
「そうだけど。いやでもヤじゃん」
「触らせろ」
「イヤだって」

上になった愛ちゃんと下にいる私。
二人で言葉のやりとりがいつの間にか柔道の組み手争いみたいになってきて、揉み合った末に二人の動きが止まったのは事故だった。

「あっ……」
「ガキさんのすけべ」

何かの弾みで私の手は愛ちゃんの胸に。
こう、ぐにって……掴むみたいに。
私よりもちょっと大きなその膨らみはとてもやわらかくて、こう、なんかヘンな感じだった。
5 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:27

「なんやガキさんが触りたかったんか」
「え? な、そ、へっ?」
「じゃあ触りっこ」

もうなにがなんだかサッパリだ。
私の手は愛ちゃんの胸で固まったままで、愛ちゃんは無遠慮に私の身体をなで回してる。

「もう好きにしてく――、っぁ!」

言葉の途中で身体が痙攣したみたいに小さく跳ねた。
いつの間にか愛ちゃんの身体は、私の腰辺りまで乗っていて、その手は自然ともっと上まで伸ばされていて。
私のオナカ…から胸の辺りまで……
別に、単にそれくらいなら身体を跳ねさせるほど驚いたりなんてしなかったんだけど。
でも愛ちゃんの手つきは“単にそれくらい”なんてモンじゃなかった。

それは…何て言うか、……
6 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:27

「ぅあっ」

今度は太もも辺りを撫でられ、私はまた身体を跳ねさせた。
胸の方に伸びている手の方に気を取られていた分、不意打ちのようなその感触はまるで電流のような衝撃があった。
そして、ついに胸の膨らみのふもと辺りに愛ちゃんの手が着地。
まるでその感触を確かめるような感じでじっくりとその辺を撫で始める。

「あっ、愛ちゃん…んっ、ちょっ、と……あんっ、まって…てば…」
「なんやろ、ガキさん敏感なんかな」

と、いきなり愛ちゃんの顔が近づいてきた。

「!」

慌てて顔を背ける。
その直後、首筋に温かい感触が走った。

「ぁあっ」

ぞくぞく、と背中を何かが走り抜けるような感覚。
でもそれは決して悪い感じじゃなくて……
だから、かえってマズイっていう。
7 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:28

「ひぅ…くっん…」

愛ちゃんは私の首筋に吸い付いたまま、舌全体を使うようにして舐めたり、舌先を尖らせてくすぐったりした。
その度に私は「あ」とか「う」とか声を漏らしちゃって。
何とか逃げなきゃと思って身体をよじらせたりしてみるんだけど、もうびっくりするくらい身体に力が入らない。
傍から見たら首筋舐められて悶えてるようにしか見えてないよ、絶対。
いやそれ以前にこんな状況、傍からなんて見られたくない。
って言うかそういう問題じゃないんだってば。

「愛…ちゃん……」
「ガキさんたら気持ちよさそーやな♪」
「ちが………っっ!」

胸からの鋭い快感に息を呑む。
見ると、愛ちゃんの手がいつの間にかボタンをはずしていたパジャマの中にすべり込んでいた。
そしてその手は、伝わる感触を確かめるようにもぞもぞと動いて。

「やっ、ぁはぅっ!」
「ん〜? こういうん好き?」

すっかりオッサン化した愛ちゃんは、そう言って私のパジャマを左右に開いた。
ブラをつけていないムネが露わになる。
8 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:29

「ガキさん、ココこんなになってる」

指先で私の――すっかり硬くとがっちゃってる――乳首をつつきながら愛ちゃんが意地悪く言った。

「愛ちゃん…だめ、ん、ね? やめ…よ?」

私が諦め悪く言うと、愛ちゃんはぷーって頬を膨らませた。

「やー、なにを今更」
「……やっ、今更も――、んっ……」

その間も愛ちゃんの指は“つんつん”とか“うにうに”とかそんな感じで私の乳首を弄り続けていて、私は痺れそうになる感覚を堪えながら愛ちゃんを見る。

「先に胸触ったのガキさんやろが」

や、あのね、事故、事故だから、愛ちゃん?

「よいしょ」
9 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:29

愛ちゃんは私の手を取ると、パジャマ越しに自分の胸に押し付けた。
なかなかボリュームのある、心地いい弾力が伝わる。
そして、その手の平の中心辺りに硬くなった突起を感じた。

「ホレ?」

返答に困る私に構わず、愛ちゃんは一人先に進んでいる。

「でも、あーしよりガキさんのココの方がエッチだし」

その直後、愛ちゃんは私のムネに口づけていた。

「ふあっ」

つばを多めに出しながら滑らかに舌先が私の胸を這い始める。
乳首はもちろんそこから少し離れた部分も、舌をくるくると輪を描くように動かしながら愛ちゃんは私を愛撫した。
その心地良さに、私はたまらず愛ちゃんの頭を抱きかかえるようにして悶えてしまった。

「ふぅぅんっっ」

最初ムネ全体をバランスよく愛撫していた愛ちゃんの舌は、少しずつその標的を乳首に絞り始めているようだった。
やっぱり乳首に舌が触れた時が一番大きな刺激を感じる。
その刺激がひっきりなしに私を襲うようになっていった。
10 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:30

「ふああああっっ」

乳首を吸いながら、舌先で弾かれた。
よく分かんないケド高等テクニックっぽくない?
思わず身体を反らせてしまうくらいの快感。

「ガキさん、かわいいのお♪」

そういう愛ちゃんの楽しそうな声が聞こえた。
…怖くて顔を見れない。
でも、しっかりと愛ちゃんの視線は感じる。
私の反応を見逃すまいとしている、その“強い”視線を。

だからなるべく反応しないようにしてるんだけど……
両方の乳首を指と舌で転がされたりしちゃったら、もう切なくなるような感じになっちゃって、表情に出てしまう。
そしてそれを見て愛ちゃんはさらに喜んで…
愛ちゃんって……イヤイヤイヤ、そんなコト今更だけど。
愛ちゃんってば、もしかしてホントに私のこと好きなのかな、なんて。
11 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:30

ふと、お腹の下辺りを触られるのを感じた。
そのままその手はパジャマのズボンの中に入っていく。

 ――そそ、ソコはちょっとっっ

意識の片隅でそんなコトを思った。
けど、そんな“片隅程度”の弱い意識じゃあ、身体は動かなかった。
何の抵抗も受けずに、愛ちゃの指はやすやすとソコにたどり着いた。

「――んっ」

ショーツの上から撫でられた感触。
愛ちゃんの次の言葉が予想できた。

「ガキさん湿ってる」

やっぱり。
私はもちろん何も答えられずに、愛ちゃんから顔を背けた。
湿ってるとか、もう少しなんか言い方あるだろって、そう思ったけど口には出さず。
12 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:31

「ノーリアクションか」

そう言いながら愛ちゃんはパジャマの中でごそごそと手を動かした。
え? と思った時にはもう遅かった。

「くはぁんっ」

びくっと体が跳ね上がる。
ショーツの横から少し強引に指を入れた愛ちゃんは、そのまま私が一番感じそうなところを責めてきた。
指先でこねるようにしてみたり、擦ってみたり。
愛ちゃんの指の動かし方一つで少しずつ違う刺激が体を走り抜ける。

「はああっ、んっ」

多分皮も剥けちゃって、直接触れられてるんだろう。
身体がびりびり痺れる。
なんかもう、ハンパじゃない。

「ガキさんってば、すっごい感じやすいんやろなあ」
13 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:32

愛ちゃんの楽しそうな声。
なんか人のことをエロエロに言われてるみたいで、思わず言い返してしまった。

「そんなコト…ないっ」
「え〜? うっそだ。少し触っただけでこんなんなってもて…ココだって……」

そこまで言って愛ちゃんは少し強めに指を押し付けた。

「!!!」

来る事はわかってたのに、やっぱりびっくん! て身体が跳ね上がってしまった。

「こんなにおっきくなって、敏感になっちゃって」

愛ちゃんが、エッチでイジワルな目をして私の顔を覗き込む。
びりびり来るような刺激。
また、ソコが弄ばれ始めている。
14 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:33

「スッキリしてみよか」

愛ちゃんが言った。
や、イイから、とは思うものの……

「指、入れていいよね?」

その口調には、私を頷かせるだけの力があった。

「っくぅぅぅぅっっ!!」

少しの間入り口近くを撫でた後、愛ちゃんの指はいきなり私の奥深くまで入ってきた。
身体が小さく震えてしまう。
中の方も、多分愛ちゃんの指を締め付けるように動いてる。
もうそれは、絶頂寸前の状態だった。
そんな私の状態を知ってか知らずか、…って多分知ってるんだと思うんだけど。
愛ちゃんは挿入した指をゆっくりと動かして内壁を撫で付けている。
どうがんばってもイケない程度に。
でも冷静になれない程度に。
15 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:34

「ふっ、ぁう、は…あぅ…」

絶頂寸前で、その状態のまま焦らす。

「あ…愛…ちゃん…」

愛ちゃんの肩をぎゅううっと掴みながら、私は思わず吐息混じりに言った。
息が熱いのが自分でも分かった。

「ガキさんの中、すっごく熱くて、なんかひくひくしてる…」

負けじと愛ちゃんの声も熱っぽい。
その時、きゅっと愛ちゃんの指が大きく動いた。

「!!ぁああっ!」

思わず身体を反らせる。
まだ少しイクのは早い。
私は必死に快感を抑えた。
幸い、ガマンできなくなるほど大きな快感じゃない。

「んっ…ん…ん…」
「ガキさんさ…」

愛ちゃんが口を開いた。
16 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:34

「こういう…イキそうになって焦らされるの、好きなんかね?」
「……」

こく、と身体が勝手に動いていた。
焦らされるのが好きって言うか……。
単にホントに我慢できなくなるまでイカない癖がついてるだけなのかもしれないけど、難しいコトは考えられない。
それを見て愛ちゃんがにこっと微笑んだ。

「ん〜、ガキさんかわいい♪」

愛ちゃんの顔がぐっと近づいてきたと思うと、首筋を温かいものが撫でた。

「っ!」

愛ちゃんが舐めたのに間違いない。
はぁ、はぁと温かい息が首をくすぐっている。
それが、不意に耳元に来た。
あぅっ、と喘いだ時、囁くような愛ちゃんの声が聞こえた。

「……イキそう?」
17 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:35

頭の中で何度か反復した後、私はゆっくり頷いた。
…少し早いかなとも思うけど、まあいいか、なんて。
けど。
愛ちゃんは微笑んで言った。

「ダメ」
「ええ?」

なに? なんで? どうして?
“まあいいか”程度に思っていたコトなんてそっちのけで愛ちゃんの顔を見る。
くす、と愛ちゃんが笑った。

「ガキさん、えらくかわいい顔んなった」

その言葉で、私は自分が感情をもろに顔に出してしまったコトに気付いた。

「ぅ…」
「でも…」

愛ちゃんが言葉を続ける。

「あーしも一緒にイキたいなぁ…」
18 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:36

そのセリフが意味することに気づいた時には、私はもうほとんど無意識に身体を起き上がらせていた。

「わわっ」

軽く声を上げて後ろに転がった愛ちゃんにのしかかるようにして、私は彼女のパジャマの上をまくり上げた。
ぷるん、とそのやわらかな膨らみが目に入る。

 ──イイなぁ……

正直、オンナとして世の中の不平等を恨まずに入られない。
普段生活する分には全然要らないと思うけど……自分の職業を考えると、やっぱり…と思ったりする。

「ガキさぁん…」

愛ちゃんの鼻にかかった声。
もうどうにでもなれと。
私は微笑んでやると、羨ましいと思った胸の頂上で硬く尖ったものを口に含んで、舌で転がした。

「ふあああっ」

私を責めてる間、ずっと焦れてる感じだったのかもしれない。
愛ちゃんはびっくりするほど大きな反応を見せた。
…元々感じやすい方なのかな。
19 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:37

私は口を離すと――唾で濡れながらぴんと立っている乳首はなんかすごくいやらしかった。
 …って人のコト言えないけど――、愛ちゃんの下半身の方へ行き、パジャマの下を脱がせた。
ぐっしょりと湿っている愛ちゃんのショーツ。
するするとそれを脱がせて、自分も服を脱ぐ。
思い切って、全部。
さて……と思ったとき、不意に目の前に顔が現れた。
もちろん、愛ちゃんしかいない。

「――んっ」

あっという間…もなく塞がれた唇。
すぐに舌が絡みついてくる。

「んんっ」

女の子とキスするのは、まぁ“チュウ”くらいなら…無いとは言わないけど……、
こういう“ホントのキス”はもちろん初めてで――当たり前か――それだけに刺激が強い気がする。
唇がとっても柔らかい。
私は思い出したように愛ちゃんの脚の付け根に手を触れさせた。

「――ふぅんっ」

くぐもった声がダイレクトに口に入ってくる。
…それは、なんだかすごく興奮する感じがした。
20 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:37

「んうんんっ」

指を動かすたびにどんどん奥の方から愛液が溢れてきて、音を立てる。
その度にあがる愛ちゃんの喘ぎ声も段々大きくなってきて、多分“もう少し”って感じ。
と思ったその時。

「んぁああっっ」

予想してなかった刺激に、驚くほど大きな声が出ちゃう。
いつの間にか愛ちゃんの手が私のずぶ濡れの部分に伸びていて。
私は身体を跳ね上げて反応してしまった。
愛ちゃんはそのまま私の中に指を侵入させてくちゅくちゅくちゅ、て結構激しく動かす。
…さっきよりもずっとそれは急いてる感じで。

「ああっ、あっああああっ!」

唇が離れてしまって、私はそのまま声を出し続ける。
ふと気づくと、目の前の愛ちゃんの顔が嬉しそうに微笑んでいた。

「ガキ、さん…気持ちいい?」

すごく優しい口調で問い掛けられる。
素直に応えたくなるような、そんな感じ。
21 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:37

「いいっ、すごい…」
「一緒にイこ?」

その時、ようやく止まっていた自分の指のコトに気付いた。
ごめんね、って言おうと思ったけどなんか変だったから、頷いてまた指を動かし始めた。

「んっ、はあっ」

きゅ、と切なげにゆがんだ愛ちゃんの顔が近づいてきた。

 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっっ

「ふぅんっ!! ふぅぅぅっっっ!!」
「んんんっ! ぅっ、むぅんんんふぅっ!!!」

部屋に響く湿った音とくぐもった声。
お互い、正面から向かい合ってキスをして、お互いの一番感じる所に手を伸ばす。
伸ばすだけじゃなくて、もちろん…指で、いじりあう。
22 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:38

つながった唇の隙間からは抑え切れない声が溢れて、もうどっちの声がどっちなのかわかんないくらいに交じり合う。
手首にまで愛ちゃんの愛液が溢れてるのがわかる。
…多分それはこっちもだと思うけど。
もう、すっごい、なんか。
唇を振りほどくように愛ちゃんが首を振った。

「ふあああっ! だめぇ! もう、イッちゃいそう!」

その、泣きそうにも見える表情がすごくかわいいくて。
私はあっあっあっ、とか声を漏らしながら、「いいよ」て答えてあげる。
すると。
その涙目でぎゅ、と愛ちゃんが睨んできた。

 ――何か悪いコトした?
23 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:38

「ガキさんもっ」

今まで充分激しかった指の動きが、さらにもう一段階上がる。
正直“うっそお!”て感じ。

「くふああああああっっ!」

頭の中まで真っ白になっちゃいそうな快感。
愛ちゃんの声が聞こえる。

「イク? ガキさんも、っ、イク?」
「イクぅ! だめ、や、イクよぉ!」

私の声も聞こえる。
なんかもう、自分が何をどうしてるのかもわかんないくらい。

「一緒に、一緒にぃぃっ!」

これは………誰の声?

ケドその疑問は、その直後に来た絶頂で吹き飛ばされてしまった。

「っっっっっっ!!!!」
24 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:38



25 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:39

裸のままで脱力した時間を過ごし、一つのフトンで一緒に眠る。

「ガキさん寒い」

とフトンを引っ張られた。
なんだかまるで変わらない態度に少しイラっとした。
寒けりゃパジャマくらい着ればいいじゃん。
……いや私もだけど。
なんだよもう……、そう思いながらフトンを奪い合い眠った。
なぜだか少しだけ安心して。
26 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:40

27 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:40

28 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/05(月) 23:40

end

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