10 Dancing Doll

1 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:34
10 Dancing Doll
2 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:34
「あ……あの、トイレのドア、閉めれ……」
「なーに?絵里聞こえない!」
「ふ、……ふえぇぇ」

洋式便座に腰をかけたままカクンと、意識が落ちた。

「ちょっと」

梨華の声がタイルに反響して絵里の脳内に響いた。
肩を揺すられる。

「あのね石川さん。絵里酔ってないですよ」
「はいはい。……ったくあんだけ飲めばトイレも近くなるって。ほら」

梨華に両腕を引っ張られて立たされた。
しかし、意識がふわふわして立っているという感覚がない。
立ったと思ったら勢い余って梨華の方へ倒れてしまった。

「おっと」
「あのー本当に酔ってないです」

抱きかかえてくれている梨華の肩に、頭をのっけた状態で言った。
自分の体重が支えられない。梨華の右手が背中をさすってくれる。

「もー、しょうがないな」

その右手が背中を下に移動する。腰から横に回ってスカートをたくし上げていた。
指がゴムの中にすべりこんだ。さすがに絵里もぎょっとする。

「石川さんっ!パンツくらい自分で脱げますよぉ」

しかし絵里の主張は却下されたらしい。梨華は絵里のパンツを下まで一気に下ろした。
3 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:35


廊下に出てもまだホールの爆音がさゆみの胸にズンズンと響いてくる。
トイレの表示がある方へ進む。
ここもホールと同様、赤や青のライトが異空間を作り出していた。まるでSF。
1人の女が見張りのように立っていた。
あれは確か、さっき梨華と一緒にいた……れいなだ。

「お、さゆみちゃん。どうした?」
「絵里がまだ戻って来ないんですけど」

そう言ってれいなの横を進もうとすると、れいなが立ちふさがった。
さゆみは舌打ちをして、れいなを睨み上げる。

「どけよ、この野郎!」
「今、石川さんと絵里ちゃんはお楽しみ中やけん、おとなしく……ぐっ」

さゆみの膝がれいなのみぞおちを直撃した。すかさずれいなの両肩を突き飛ばす。
れいなはあっけなく倒れた。こうして見張りを立てておくということは
奥ではよからぬことが起きているに違いない。
と思って見ると奥で何かがパシャッ、と強く光った。奥から絵里の声がする。

 「い、石川さん……やめ、やめて……」
 「何よ。もう醒めちゃったの。まぁいいわ。もう撮ったから。
  さーて、絵里ちゃん。この写真、どこかに流しちゃおうかなー」
 「いや!」
 「じゃあ、言うこと聞いてもらうわよ」
 「……」
 「そうそう、おとなしくする」
4 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:35
「……助けなきゃ」

さゆみは奥へと走り出す。
そのとき、後頭部がガツンッとはじけ、さゆみはその場に崩れ落ちた。


「さっきのお返しーっと」
「てんめぇ……」

さゆみは起き上がりざまに蹴り上げるが、ひょいとよけられた。
体勢を立て直して、ナイフを取り出す。れいなは警戒して一歩下がった。
ホールからはDJノッチのプレイ、重圧なゴア・トランスが漏れ聞こえてくる。

「やっぱりただのクラブじゃない。新顔の私や絵里に妙に親切だったし」
「だって……あなたたちお嬢様でしょう?お金持ちには親切にしなきゃねー」
「それで、お酒を飲ませて写真を撮って恐喝するってわけ?」

 「ほらほら。そんな風にしてちゃTシャツ脱げないでしょ?」
 「いっ、いやぁだ!」
 「ふふっ。まだお酒抜けてないね。力入らないんでしょ?」

「絵里……」
「助けに行くんなら、れいなを倒してから行きな」
「邪魔したら、心臓にナイフが刺さるよ!」
「心臓の代わりに、お前の☆☆☆に突き刺しな!」
5 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:35
れいなの身体がふわりと宙に浮いた。さゆみの顔面に右脚が跳んでくる。
さゆみは身をかがめてかわし、着地するれいなめがけて
ナイフをひゅんと、横になぎ払った。

「……っと」

れいなは器用に半身をひねってナイフをかわす。
片足で着地すると、身体をひねった勢いにまかせてさゆみの即頭部に回し蹴りを入れた。
ガンッと音がした。脳が揺さぶられ意識が遠のく。
その隙を逃さずれいながすっと間を詰めてボディーに蹴りを入れる。
景色のネガポジが反転し、呼吸が詰まった。

「ぐっ……ぐぅ……」
「顔を傷つけると石川さんに怒られるけん、無茶せんでね」

 「絵里?おっぱい気持ちいい?」
 「あぁ……う、ううん。気持ちよくなんか……」

トランスに混じって、絵里たちの声が聞こえてくる。その声はさっきよりも湿っていた。
さゆみは身体を起こして、れいなを睨みつけた。
右手のナイフを見せつけるように目の前で振る。

 「ブラの上からじゃ感じない?じゃあホック外そうっと」
 「ひゃあ」
 「へー、きついブラしてんのね。跡がくっきり。こらっ、手ぇ邪魔よ。ほら」
 「やぁ……見ないでよぉ」

れいなの視線がナイフを追って逸れるのを見逃さなかった。
一気に踏み込んで、足を豪快に払い上げる。バタン、と音がしてれいなが尻餅をついた。
スカートがめくれ広がった脚の間からピンクのパンツが見える。
右手に力を入れてナイフを一気に振り下ろした。
6 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:35
ガッ

れいなが両手でさゆみの右手を止めた。さゆみは力を緩めない。
上に乗っている方が有利だ。れいなの身体が徐々に後ろへ倒れて、完全に寝てしまった。

「ピンクのパンツ」
「うるさいっ!」

さゆみはれいなの上にのし掛かってナイフを顔に近づける。

 「んー。絵里のおっぱい、おいしい」
 「んっく……吸わないで。す、吸われると…あっ」

れいなは顔をゆがめて両手でナイフを押し返すのに必死だった。
脚から注意が外れているのを見て取ると、
さゆみは膝を使ってれいなの脚の間に割って入る。
ファックをするときのように、れいなの脚を広げさらにのし掛かった。

「きゃっ」

支えを失い、手からも力が抜ける。
さゆみはすかさずナイフをれいなの喉元に突きつけた。
れいなは怯えた表情で言った。

「ふふっ。れいなったら注意が偏りすぎ」
「れ、れいなを殺しても、石川さんを止められないよ」

さゆみはれいなに顔をうんと近づけて目を見た。
……。
たしかに、さゆみと互角に渡り合ったれいなが言うのだ。
梨華も相当けんかが強いのだろう。
7 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:35
「確かに……そうね」
「だ、だから……」

さゆみはキッっと睨んでナイフを強く押し当てる。

「ちょ……危ない……」

れいなの叫びに構わずさゆみは膝頭を滑らせて、れいなの股間に当てた。

「きゃーれいな。ちょっとぶつかっただけなのに顔が変わった」

さゆみはにやりと笑った。膝を股間に押し当ててぐりぐり動かす。

「んんっ、な、何する……」

さゆみの膝が動く度、れいなはぞくぞくと身を捩らせてしまう。
しかし、喉元のナイフから目を離すことができない。
身体が反応してしまっても、首だけは動かせない。死んでしまう。

DJノッチが場をハッピー・トランスへとシフトさせた。
跳ねるような軽快なシンセ音が響き渡る。

「れいな、感じてるでしょう」
「感じてなんか……」
「じゃあ、どーしてさゆみの膝に合わせてハァハァしてるの?
 目だってとろーんとなってきたし」

トランスの4つ打ちに合わせて膝を動かすと、れいなの身体も一緒に律動した。
さゆみは、左手をれいなの股間まで持っていくとパンツの上から穴をつよく押した。
8 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:36
「はあぁ……」

れいなが色っぽい声を漏らす。パンツをずらして突起をまさぐった。

「れいなのおまめ、つまんじゃおうっと」

親指と人差し指でれいなの突起をつまんでぐりぐりさせる。

「あんっ……あぁ……は、はぁん……」

さゆみはれいなの耳元に顔を近づけてささやく。

「れいな、Mでしょ?」
「は……う、ううん。れいな……Mなんかじゃ……あぁ……ないもん」

ピンッ。指で突起を弾いた。

「ひあぁ!」
「襲われてこんなに感じちゃうなんて、れいなは変態さんだ」
「ち、違う、れいなは……れいなは……ああぁぁ。い、入れちゃダメっ!」
「もっと奥まで入れちゃおうっかなー。気持ちいいんでしょ?」
「だめ……ダメだよぉ……」

 「い、石川さん待って。ひ、広げないで。あぁぁ、……あんっ」
 「ひゃーもうびしょびしょ」
 「やだ。そんなとこ撮っちゃやぁだ!」
9 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:37
「れいな、わたしはマゾです、って言ってみて」
「何でそんなこと言わないかんと?」
「言わないと、痛くするよっ」

れいなの顔が青ざめた。「中」で爪を立てたのがわかったらしい。

「ほら、言ってごらん。わたしはマゾです」
「ひっ……言います。言います。」
「早くぅ」
「わ、わたしはマゾです」
「れいなは襲われて感じてしまう変態です」
「わ、わたしは……襲われて……じてしまう……です!」
「なにー聞こえない?」
「れいなは襲われて感じてしまう変態です!!」
「はーい、よく言えました」

 「絵里っ!どんなことされてるか言ってみて……」
 「え……ええ?」
 「ほらっ」
 「ひぃ……、い、石川さんの指が、絵里の中に……」
 「3本目、入れるわよー」

「じゃ、立とうか」
「え?立つって……このまま?」
「そうよ。指はこのまま。きちんと立たないと奥まで刺さって痛いかもよー」
「ひ、酷い……」
「ほら、早く」

10 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:37
―――絵里の身体、めっちゃエッチ。

『絵里』の中に、すでに梨華の指が4本入っている。
それをでたらめに動かす。指の間から液が溢れて飛び散り梨華の顔を濡らす。

「はっ……ひっ……やっ……んんっ……」
「すっごい汁の量。もう毛がべっとりしちゃってんじゃん」
「ん、んん……あん……はぁん……」

感じすぎた絵里は、もはや抵抗できない。

―――このままイカせちゃうの、つまんないなー

梨華の嗜虐心は、もっといたぶることを望んでいた。

「止めろ!絵里から指を抜け!」

振り返ると、いつの間にか全裸になったれいなが立ち
背後のさゆみからナイフを突きつけられていた。

梨華は言われるままに指を抜く。
にやりと笑うと、手先を振って指にからみついた絵里の愛液を
れいなの身体に飛ばした。しぶきがれいなの胸から腹にかけて付着する。

「動くな!絵里を返せ」
「ダメよ。ほらっ、もう絵里ちゃん感じ過ぎちゃってる。
 イカせてあげないとかわいそうじゃん」
「それは私がやります」
「んーー」
11 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:38
梨華は、さゆみを一切見ずに、れいなをねっとり眺める。
絵里の汁でところどころ濡れた身体が怪しく照っている。
さゆみに何をされたのか、目は真っ赤に泣き腫らしていた。

―――れいなかわいい……

その顔を見て、梨華のサディズムが燃え上がった。

「見たところさゆみちゃん。あなたもSみたいだけど」
「だったら、何?」
「手を組みましょう?」

12 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:38

曲がダウナーへと切り替わっていた。怪しくうねる濃いグルーヴが骨の芯を揺さぶる。
ライトに彩られた通路に、聞こえるベース音、2人のあえぎ声、いやらしい液の音。
白い脚を絡め合って、秘部をつっくけたれいなと絵里。

梨華が絵里に脚を広げるように命じ、見えたあそこに
れいなの秘部をあてがうように言ったのだ。
今、れいなと絵里は互いの股間を挟み込んでいる、いわゆる貝合わせ。

「毛に隠れちゃって見えないな。ちゃんとあそこ合わさってる?」
「なんか、変な感じ」
「き、気持ち悪い」

れいなが顔をしかめて梨華に訴える。

「気持ち悪いって。絵里!」
「……ひどい」
「あそこをこすりつけるように腰を動かしてみて」

絵里は言われた通りに腰を突き上げた。
ぬちゃっ、といやらしい音がした。

「んっ……」

れいなの身体にぞわっ、とした感覚が走る。
13 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:38
「れいな、まだ気持ち悪い?」
「な、なんか……やだ……」
「もう一度、突き上げなさい」
「やっ」

ぴちゃっ

「んんっ……」
「れいなー、声に出して感じていいんだよ」
「やけん、さゆ……あぁ……。今……当たった、絵里のが当たったぁぁ…」

その声を聞いて、絵里は腰を小刻みに上下させはじめた。

「はんっ……ん、くぅぅ……ひぁぁ……」
「あん…絵里も、気持ちいいよぉ……」
「えりぃ…もっと……激しく……くぅ……動かして……」
「はっ……わ、わかった……」

絵里の腰がいよいよいやらしく波打つ。
それに反応するようにれいなからいやらしい声が漏れる。

「は、激しい……いいっ……えりぃ……」
「れいなっ……」

こすり合わさる2人の股間の隙から、ビチャビチャと液が溢れ
黒い茂みはべっとり濡れて肌にくっついている。
14 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:38
「ふふっ、私たちも混ぜてもらいましょ!」

梨華はそう言ってさゆみに微笑むと、腕まくりをして
絵里の背後から手を回して胸を触り始めた。

「い、石川さん?」
「ダメよ、腰止めちゃ。ほら、れいなが淋しがってるよ」

言われて絵里は、再び腰を動かし始める。
梨華は、たっぷりと絵里の乳房をつかんで揉み始めた。
つかむとしわが寄り、離すとぽんっと弾む。
つかんでは離し、またつかんでは離す。

「絵里のおっぱい、やわらかくて好き」

こんどは指で乳首を弾き始めた。絵里の身体に電気が流れたみたいにびくっとなった。

「ん、っくぅぅ……ふぁぁ……あぁぁぁぁ」
「どう、おっぱいとあそこ両方感じてる?」
「う…うん。あっ……ひぃぃ……」
「絵里のあそこ……もっと、もっとれいなに擦ってぇぇ……」
「ごめんれいな。もっとこするね」
「うん」

「さゆ!あんたもしたくなってきたんでしょう?」
「そんなこと……」
「嘘。顔が欲しそうだよ。
 ほら、れいな!さゆの舐めてあげて」
「は、はい」

さゆみはパンツを下ろして
仰向けのれいなの顔にまたがった。
15 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:38
「ん……んんっ……さゆ、熱いっ」

さゆみのあそこはすでに濡れていた。
液がとろとろと垂れてれいなの顔を汚していく。

じゅるじゅるっ

「あっ!」

れいなが汁を吸った。それだけで、快感がさゆみの全身を襲う。
れいなが器用に首を動かし、突起を探り当てた。
舌先でチロチロと舐め始めた。

「はぁ……はぁぁ……れいな……上手……」
「んっく……さゆ……おいしい……ふぅん……」
「あっ……れいなの舌が、入って来た……」
「む……んんんんっ……」

舌が蠢いて『さゆみ』に割って入ってくる。
ざらざらした感触が、進入してして、さゆみの身体を震わせた。

「ああああ゛っ」

思わずさゆみの横隔膜が収縮し、吠えるような声を出してしまう。
喉がゴロゴロする。快楽が喉を突いて、身体の外に出ようとしている。

れいなの舌が『さゆみ』の内部でひくひくと動いている。

「れいなが……動いてるぅ……ひぃぃ……はぁぁん」
16 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:40
意識に霞がかかり始めていた。

「えりのおっぱい、夢中になっちゃう……」

梨華は背後から絵里の胸をいじりながら
うなじに舌を這わせていた。

「あぁ……あっ……」

乳房を揉む動作のペースを上げ、器用に爪で乳首を弾く。

「あ……なんか……なんか……出ちゃいそうっ」
「いいよ、絵里イっちゃいそう?」
「イクっ……れいなぁ…絵里、イッてもいい?イッてもいい?」

絵里はれいなの返事を待つことができずに

「ああ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

ビクンッ、と身体が跳ね上がり、大量の汁が体外に放出された。

「はぁ、はぁ、はぁ……」
17 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:41
絵里がイッても、れいなは『さゆみ』の中で懸命に舌を動かし続けている。

ぺちゃ……ぴちゃ……

「れいな……私……幸せ……」

れいなは舌の付け根までを中に入れていた。
さゆみの中からどんどん液が漏れて、舌が溶けそうになる。

じゅるる、びちゃ……

身体が火照って、制御が効かない。

「熱い……熱い……私の身体……」

さゆみはそのとき、ようやく異変に気がついた。

「あ……熱いっ……熱いぃ……」

もう我慢ができないほど、あそこの奥が熱い。
れいなが舌を抜いて、さゆみの股間から顔を出した。

「ふ、ふぅ……」
「れいな。どうだった?」
「ちゃんとカプセル、奥まで押し込みましたよ」
「か……カプセル?」

―――まさか……口の中に隠してた?

さゆみは意識が朦朧として立っていることができない。
膝から崩れ落ちる瞬間
廊下をかけてくるDJノッチの姿が見えた。
18 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:41


「……」
「あっ……目を覚ましましたか?」

さゆみは気がつくと、ホールの台座に座らされていた。
大股開きにさせられ脚が縛ってある。手は、背中で縛られていた。

「な、……何するの?」
「梨華ちゃんの言った通り、すっごいきれいな子ですね」
「のっち気に入った?」
「な、何を……」

能登有沙と梨華が同時に振り向き、さゆみを見た。

「ダンスパーティよ」

有沙が近づいてくる。広げられたさゆみのあそこに顔を近づける。
さゆみは脚を閉じようとするが、きつく縛られていて動かない。
有沙はさゆみの秘部をおもむろに舐め始めた。

「やっ……こんな……はぁ……」

チュルチュルと音をたてて『さゆみ』に吸い付く。

―――だめ……感じちゃう……
19 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:41
「んー濡れてきた。これならサテライトスピーカー入るかな?」
「す、スピーカー?」

有沙が持ってきたのは、黒光りする棒状の物体だった。

「これが……スピーカー!?」
「そう、結構低音が強く出るんですよ」

棒がさゆみの秘部に押し当てられる。冷たさに身体がぴくんと反応してしまった。
棒が差し込まれていく。

「気持ちいいですよー」
「やめて……お願い……あっ!」

たっぷり濡れたさゆみのあそこは、スピーカーを受け入れてしまった。
中から押し広げられる感触に、不覚にも感じてしまう。

「胸は……このイヤーピースで合うかな?」

小さな吸盤のようなものを乳首につながれた。
20 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:41
有沙が台座から降りてDJブースに立つ。

「れいな、絵里!こっちおいで」

DJノッチがハウスのプレイを開始した。
赤と青の照明がさゆみの裸体を照らす。

「!!」

スピーカーがバスドラムを鳴らし始める。

「あっ……あっ……」

リズムに合わせて、股間の奥が響いて反応する。
身を捩らせてみるが、押し寄せる快感から逃れることができない。

「す、すごいっ……いいっ……」

さゆみはとっくに観念してしまった。
もう、こんなに気持ちいい音楽から、離れられない。

高いキーのメロディアスが流れると、乳首につながれたイヤホンがビリビリ震えだした。

「んんっ……あんっ……あぁんっ……」

さゆみの秘部から流れ出た液がスピーカーをつたって台座に水たまりを作る。
どんどん溢れてきて、洪水になってしまった。

有沙が流し目でさゆみを見上げ、器用な指先でミキサーをいじくる。
有沙の流す音楽に、さゆみは支配され、翻弄されている。
21 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:42
強いベース音があそこの中でズンズン動き出した。
有沙が、にやりと笑った。

「あっ……やっ……もう……もう、限界っ……」

―――私……、イカされる……

「ああ……あぁぁぁぁぁぁぁ……」

さゆみの身体が音楽と共に捩られる。

―――イッた……

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

しかし、絶頂を迎えても音楽は鳴りやまない。
有沙が音量を上げた。

「はぁ……待って……も、もう私……」

すでにさゆみはここにいる感覚がなかった。
身体が震えているのか、音楽が震えているのかさえ、わからない。
さゆみの身体が音楽と一体化してしまったようだ。
22 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:42
―――助けて……

「さゆ……」

―――助けて、絵里……

「さゆ……きれいだよ……」

絵里はうっとりした目で、さゆみをいとおしそうに見上げた。

―――……そんな。

ハードコアが流れ、スピーカーが低音に大きく揺れる。

「あっ……」

―――やだ、また……

「本当、さゆきれい……」

―――また、感じてきた……。もう、もう私……

今宵ダンスパーティが幕を開ける。
音楽に合わせて、怪しげに身体を動かす人形を鑑賞しながら。

「はぁぁぁっ……」

さゆみの声が、大きく、甲高く、ホールに響いた。
23 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:42
THE END
24 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:42
25 名前:10 Dancing Doll 投稿日:2007/10/31(水) 20:42

Converted by dat2html.pl v0.2