5 高橋愛血風録
- 1 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/03/05(日) 17:22
- 5 高橋愛血風録
- 2 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/03/05(日) 17:23
- 1
愛ちゃんはよくCDを電灯にかざして独り言を言います。
私はそれが気になってついつい声をかけてしまいます。
「なん、これ、もう、うっわー」
「CDがどうかした?」
「これね、なんか、もうこれ、うっわー、ヒヒヒ」
「何なの?」
「いや、あのね、アハハ、もう、ウハハハ」
「そんな傷ついてんの?」
「うふふ、そういうわけじゃないんよ、ヒヒ、ホラ」
「ふーん、何がおかしいの?」
「ねえ?うふふふ、ハハハハハ」
「ねえ?うふふふ、じゃないよ」
「あはははははははは」
「ねえ」
「あははははははははははは」
「楽しい?」
「たのしーい」
- 3 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/03/05(日) 17:24
- 2
愛ちゃんも女の子ですから、当然そういう日だってあります。
「いかん、しんどい、お腹がキリキリする」
「大丈夫?」
「わかんね」
「正露丸持ってこようか?」
「そういう痛さじゃないんよ、なんていうかー」
「便秘?」
「ちがうちがう」
「あ、分かった、今日あの日でしょ」
「違うんよ」
「じゃあ何」
「お腹すいた」
- 4 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/03/05(日) 17:25
- 3
愛ちゃんはたまに驚くほど口が悪いことがあります。
「あっ、畜生、くそっ、あー、くそったれ」
「愛ちゃん、口が悪いよ、何してんの?」
「あーもう、うるさいなあ」
「ねえ」
「脳年齢53歳だって」
「へー」
「ちょっとお前やってみてよ」
「えー、私はいいよ」
「いいからいいから」
「だって、愛ちゃんより脳年齢行ってたら私のことバカにする気でしょ」
「せんよ、誓う、神に」
「うそくさい」
「嘘だったら500円払うよ」
「ほんと?」
「うん、何だったら今払っとこうか」
- 5 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/03/05(日) 17:26
- 4
愛ちゃんが自分の写真集を見てニヤニヤしていました。
「かわいーねこれ、すごい、なんていうか、キュートよね」
「今回の奴水着のカット多すぎない?」
「そういえば」
「ねえ?いやらしいよね事務所」
「この水着からはみ出たお尻がキュートよね」
「何オヤジみたいなこと言ってんの」
「だってそうなんやもん、あーかわいー」
「どれ?ちょっと見せて」
「やだ」
「何でよ、そんなかわいいんだったら私にもじっくり見せてよ」
「じゃあいいけど、ウチの前で見んでよ、向こうで見て」
「何で」
「そんなんおめー、ねえ?」
「何」
「恥ずかしいじゃん?」
- 6 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/03/05(日) 17:27
- 5
愛ちゃんも時として怒ることがあります。
怒ると雑誌とかを手当たり次第に投げたりするんです。
「ちょっとやめてよ、何怒ってんの」
「バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカ」
「痛い痛い、やめてってば」
「うるさーいうるさーいうるさーいうるさーいうるさーいうるさーい」
「愛ちゃんの方がうるさいよ!」
「黙れデコ!」
「うるせえ猿顔!」
「あはははははははは」
「何?」
「あははははははははははは」
「何よ」
「あははははははははははははははははははは」
「しあわせ?」
「しゃーわせ」
- 7 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/03/05(日) 17:27
- 了
- 8 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/03/05(日) 17:28
- 了
- 9 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/03/05(日) 17:28
- 了
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