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33 アリゲータの恋と愛

1 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時24分56秒
アリゲータの恋と愛
2 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時25分40秒

ワニは上半身だけを岸に、後足から下を水につけて、
こちらを見ていた。


3 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時26分38秒
久しぶりに電車を使って、駅からの近道で
夜更けの公園を通りがかった。
日中でも黒っぽくしか見えない汚れた池と、
それを囲むベンチがあるだけの、小さな公園だ。
これを抜ければ、わたしのベッドが待ってる。
わたしは、黒々とした水面に目もくれないで、足を速めた。

出口のすぐそばまで来て、車道を行くヘッドライトが
見えたときだった。チカッと池の方で何かが光った気がした。
わたしは遠くからフラッシュをたかれたんじゃないかと思って
振り返る。
後から考えると、そんなことをすればカメラ小僧の思うつぼで、
まったく賢くない行動だが、そのときは反射的にそうしていた。
結果的にはそれがよかったのだ。
わたしは、バズーカみたいなレンズのかわりに、ワニを見つけた。

4 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時27分29秒
ワニのつぶらな瞳は月を映してピカピカ光る。
こんな小さな光がフラッシュに見えるくらい、
わたしの神経は尖り、わたしは疲れきっている。
そんなことを気づかせるワニに、わたしは腹が立った。

彼は何をするでもなく、草むらに上半身を乗り出して、
無言のままで目を開いていた。
目が合うと、今度はじいっと、わたしの双眸の奥にあるものを
見定める風情になる。
お腹がすいているようだと気づいて、わたしはうれしくなった。
いいことを考えついた。
この子ならきっと残さない。
残さずに、わたしの秘密を食べてくれる。

5 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時28分19秒
次の夜から、上がりが明け方にならない限り、公園を訪ねた。
初対面では大きく見えたワニは、翌日に見ると、
やっと1メーターを超えるほどだった。
わたしは彼の薄っぺらい腹に、残らず全てが入るだろうかと
少し心配になる。

けれど、そんな心配は無用で、彼はいつ行っても、
わたしが差し出すものを喜んで食べた。
食べているときは目がいっそう光って、「おいしい、おいしい」と
言うようだった。
骨は無理かしらと思ったけど、肉と骨とを区別せずに飲むのが
彼の流儀らしかった。

冷凍庫の中は、ずいぶん片付きつつあって、
わたしは減りゆく肉の塊を眺めるのが楽しみになっていった。

6 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時29分06秒


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7 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時30分03秒
「石川ぁ、焼肉行くけど行くー?」
楽屋を飛び出して、エレベーターの真ん前で鳴ったケータイ。
とったら開口一番で保田さんがそう言った。
「ていうかアンタ着替えんの早すぎ。まだ建物の中いるの?」
「いるんですけど、すみません、今日ちょっと用事あるんですよ」
わたしは先輩からの誘いよりもワニとの逢瀬を優先した。

不機嫌になるかと思ったけれど、保田さんは「ふうん」と言う。
「なんかさー、最近明るくなったよね」
そういう声は満足げですらある。
「そうですか?」
「うん。やっぱ、ごっちんの卒業からこっち、
 元気ないっぽかったじゃん」
「………悩んでもしかたないし」
失われたものは戻らない。わたしは人よりよく知っている。

「そうそう。そうなんだよね。悩んでしょうがないことは
 悩まないのが一番だからね」
保田さんは、どういう神経なのか、うれしそうに言う。
「でも、まぁね、急に無理して整理つけたってさ―――」
わたしは一刻も早くワニに会いたくなって、まだ保田さんの声が
するケータイに「それじゃ」と言い残し、通話を切った。

8 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時30分48秒


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9 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時31分41秒
ごっちんが失踪して、半年になろうとしている。
脱退のその夜から行方不明で、もう半年。
みんなは、脱退とも行方不明とも言わない。
「卒業」と、ただ、そう呼ぶ。

いなくなったそのときには涙を流した誰もが、
今はもう彼女を思い出さない。
毎日は忙しくて、わたしたちは歯を食いしばって前を睨むだけだ。
わたしだって、ごっちんを忘れてもおかしくはない。
そうできないのは、きっと冷凍庫の肉のせいだろう。

「ゴハンだよー」
今夜もワニは草むらでわたしを待っていた。
正確には、わたしが持ってくる、彼の食事を待っていた。

あばら骨ごとに切り離しておいた肉を、順々に与える。
赤黒い肉は、解凍が十分でないために白い霜を着ている。
ワニの鼻先にそっと突きつけてみる。
わたしの手まで口に入れそうな勢いで、ワニは肉にかじりつく。
固かったのか冷たかったのか、ワニは縦に長い口を2度3度、
開けたり閉じたりして、それから一息に飲み込んだ。

「おいしい?」
きっと、すごくおいしいはずだ。
わたしは、どうして自分で食べることを考えなかったのだろう、
と急に思った。
ワニの目は、今夜も満月をぎりぎりと照り返していた。

10 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時32分27秒


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11 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時33分22秒
「後藤さん、隣のスタジオみたいですよ」
高橋は小さな顔いっぱいの笑みで言う。
彼女もそう。誰もが後藤真希の失踪をなかったことにしている。
影武者、合成なんでもあり。気づかないはずもないだろうに、
みんなでニセモノを大切にしている。
誰も「ダウト」が言えない。

「あ、そうなんだー」
「こっち撮り終わって時間もらえたら、のぞきに行きません?」
愛らしい訛りも、こんなときは悲しい。
不器用に幻想を信じる高橋が悲しい。
「うーん、あたしはもう、さすがにそういうのは。
 高橋もそろそろ割り切ったほうがいいよ?」
「え?」
兎が銃声を聞いたみたいな顔を後に、わたしは収録に戻った。

12 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時34分13秒


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13 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時34分59秒
その夜、月は朧で、だからワニの目の光は弱かった。
心なしか食いつきも悪く、それがわたしは不満だった。
「ちゃんと食べなさいよ、残したら許さないんだから」
叱ってもワニは無表情で、そういうところも気に入らなかった。

「あんたなんか、こんな狭い池に捨てられちゃって、
 他に食べるものもないくせに」
ワニは白けた様子で、ぼりぼりぼり、と骨を砕く。
「バカじゃないの。一人で生きてると思ってるでしょ。
 生かされてるだけなんだから、あんたなんか」
言いながら、これはワニよりも誰かに当てはまりそうだと思った。

ワニが食べるのを止めた。

14 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時36分01秒
「なによ、反抗する気?」
けれど、ワニは大口を開けて迫ってきたりはしなかった。
じっと四肢を踏ん張って、やがて下半身を少し震わせる。
「ちょっとあんた! 今うんちしたでしょう。
 人が話してるときに。このワニ!」
ワニは説教もどこふく風で、もう食事を再開していた。

わたしはワニに説教するのがすっかり面倒になり、
立ち上がって腰を伸ばした。
見回してみれば、いかにも小さな池だ。
ワニが食べたものがワニから排泄され、この池の泥に溶けていく。

ならば、ここは、あの子の墓だ。
こんなに汚くて小さくて、緑で黒いこんな池が、あの子の。
初めて悲しいと思って、わたしはここで少し泣こうかと思った。
けれど、ワニが相変わらず白けているようだったので、
それは遠慮することにした。

15 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時36分47秒


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16 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時37分53秒
「みんな、心配してるよ」
空き会議室にわたしを引きずって、急によっすぃ〜がそう言った。
「心配って、なんの?」
みんなは、最近わたしが元気になったと信じているはずだ。
前よりも明るくなったとよくそう言われる。
そして、それは事実だ。
わたしはワニのおかげで、このところ気分がいい。

「梨華ちゃんの今の明るさって、見てて不安なんだよ」
人が明るくしているのを不安がるとは失礼な人だ。
「もう半年ずっと不安定じゃん。みんなだって、寂しかったの
 乗り越えてんのに、梨華ちゃんだけ、半年前と同じとこに
 立ってる感じするんだよ。それがなんか、すごく…やだよ」

痴漢にあったときのことを思い出した。
幼い頃から胸は大きくて、背広なんてものがなんの信頼材料にも
ならないことを、わたしは電車で学んだ。
胸に触れてくる、あの肘。あの不快。気持ち悪い。触るな。

17 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時39分22秒
「ごっちんが消えたのを乗り越える方がおかしいよ。
 よっすぃ〜、親友だったくせに」
「だった、じゃなくて親友だよ。だから、ごっちんのために
 言うけど、『消えた』っていう言い方やめて。
 卒業したって、ごっちんはごっちんなんだから」
ほら、また体のいい言葉。
ごっちんはごっちん、それはそうかもしれない。
だけど、ごっちんはごっちんでも、もう死体なのに。

「死体には人格なんてないの。死体はもうしゃべらないの」
「梨華ちゃん? 意味わかん―――」
「卒業なんて持って回った言い方は、そっちこそやめたら?
 ごっちんは死んだんだよ、9月23日に。失踪して半年。
 法的には7年で死亡扱いだよね。でも7年もいらないの。
 だって、わたしはごっちんが死んだこと知ってるんだから」

「なに言ってんの? ごっちんは、ちゃんと……
 梨華ちゃんだって会ってるでしょ?
 いっしょの仕事もあったじゃん」
「あれは、あんなのはニセモノじゃない。よっすぃ〜、
 親友のくせに気づかないなんて、ごっちんがかわいそう」
よっすぃ〜は、わたしの顔を見つめてくる。
そうすれば何かがわかると信じているようだった。

18 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時40分51秒
「梨華ちゃん、さっき楽屋のテレビで生放送の歌番組やってたの
 見なかったの? ごっちん、ごっちんの声で歌ってたじゃん」
「そうだね、知らない服着て、知らない歌うたってる、
 知らないとこで。でも、それはしょうがないんだよ、
 ニセモノだから。ごっちんの真似なんて誰にもできないの。
 影なんて追うだけ無駄なの」
「影を追ってるのは、梨華ちゃんでしょ? ごっちんは、
 卒業しちゃったけど、一人で一生懸命やってるじゃん」
また的外れなことを熱い口調で言う。
よっすぃ〜のことは好きだけど、この的の外し方には閉口した。

「そんなに信じないなら教えてあげる」
ワニしか知らない、わたしの秘密。
「わたしね、あの夜に、ごっちんのこと殺した」
よっすぃ〜は、大きな瞳をますます大きく見開いた。
「首を締めたの。ひどいこと言うから、頭にきて殺したの。
 あのね、最初に首から上が赤くなって、それから紫―――」
「やめてよ!」
よっすぃ〜の悲鳴が、女の子みたいに高くて、
なんだ、かわいいじゃないのと思った。

19 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時41分43秒
これから、死体を折りたたんでスポーツバッグに詰めたことや、それで着替えが入らなくなったので紙袋をもらったことや、うちに運んでから汗をかきながら肉切り包丁をふるったことや、そしたら刃がこぼれてしまったことや、死んでからでも切ると血は流れたことや、冷凍すると匂いはなかったことや、ワニはその肉を好んで食べたことなんかを話そうと思ったのに。

あの夜、あの子の「元気で」が許せなかったわたしの気持ちを、
あの子は死んでしまって、もう永遠にわからない。

「梨華ちゃん。あんまりひどい嘘言わないで。
 そんなことで、ごまかさないでよ」
わたしが今さら何をごまかしたがるだろう。
殺したことを認めているというのに。

20 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時43分12秒
また的を外しているのだとタカをくくっていたら、
次の言葉は、あやまたず、わたしの胸に刺さった。
「梨華ちゃんがあの夜、ごっちんに何をしたか、知ってる。
 ごっちんが、あたしにだけ教えてくれたから」

   「梨華ちゃん、なんで? おかしいよ、こんなのっ」
   真下に見下ろした、あの子の瞳。
   濡れて光るから上等の石みたいで、
   ペンダント・トップにしたいと思った。

「ごっちん、梨華ちゃんのこと許したいって言ってた。未遂だし」

   「や、梨華ちゃん、ダメ!」
   血。あの子から流れる血が見えた。
   赤。あか赤あかい赤い赤いあかい赤、あか。

「梨華ちゃんに好きになってもらえたのはうれしかったって」

   「あ……アレ来ちゃった…。梨華ちゃん?」
   あはっ、あはは、ははははっはははははは。
   「梨華ちゃん、大丈夫? 気持ち悪い?」
   気持ち悪くなんかない。笑いたいだけ。
   背中を優しくさする手の、その理由がわからなかった。

21 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時44分31秒
「だから梨華ちゃんが謝ってくれるまで、
 自分からは責めないで、いつもと同じでいるんだって」

   なかったことにして優しくするのは、残酷とどう違う。
   優しいのは、近づくふりで遠ざけてるんだと思ってた。
   「料理なら後藤、得意だから教えてあげるよ」
   簡単に肩を組んだり、頬を寄せるのが許せないと思ってた。
   ニセモノなんだと思ってた。

「ごっちんは梨華ちゃんを待ってるんだよ。もっかい」

   「わーい、この部屋オーブンあるじゃーん」
   「じゃーねぇ、ミートローフ。あ、やっぱスペアリブ!」
   「材料買っといてよ、後藤が料理したげるからさ」
   買ったよ。たっぷり買って――そうだ、冷凍庫に、入れた。
   「めっちゃ長引きそうで。ごめんね、また今度、絶対」
   嘘つき。やっぱり嘘だ。やっぱりニセモノなんだ。

「親友に戻れる日を、多分ずっと、待ってるんだよ」

22 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時45分24秒

よっすぃ〜は、勝手にそんな優しい解釈をして、
優しい声で話してはいけないと思う。
ごっちんは、そんなふうには考えてないに違いなくて、
勝手な妄想を代弁のように話すのは越権行為にあたるはずだ。
そう言ってやろうと思ったけれど、いつのまにか嗚咽ばかり、
唇からこぼれた。

よっすぃ〜は、わたしのどす黒いものをいくらか見ているくせに、
小さい子にするように頭を撫でてきた。
その的の外し方に、わたしはやっぱり閉口して、わんわん泣いた。

23 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時46分08秒
ケータイが鳴った。
バイブの音の4回目で、よっすぃ〜が通話ボタンを押した。
「はいはーい。うん……うん、え、そうそう。え、今は?
 あ、そうなんだ。ああ………うーん、あんまり」
そこで、わたしを見た。
「元気じゃないかも」
言いながらケータイをわたしに差し出す。
「なに?」
「いいから出て」

小さな箱を手に取った。
耳にくっつけるより早く、箱から声が聞こえる。
「おーい、よしこー?」
殺したつもりになってた、あの子の、その柔らかい声だった。

24 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時47分05秒
「……もしもし」
「あれ、梨華ちゃんだ」
一言でわかってくれる。
一言で、わたしがこの電話で話してもいいと受け入れてくれる。
わたしは許せなくて殺した。ごっちんはわたしを殺さない。

「ごっちん、あのね……」
「って、ちょっと、なんで泣いてんの?」
震える声をごっちんは敏感に聞き分けて「泣くなよ」と言う。
困惑ぎみに、それでも「大丈夫?」ときいてくる。

「会いたい」
「え」
音が途切れたのは、ほんのわずかな時間だった。
「ん、わかった。行くよ。どこ?」
「ワニがいる公園」
彼女の墓。
彼女はあの泥から、もうどこへも行かないんだと思いたかった。
閉じ込められるはずもなかったのに、手のひらに入れたかった。

「は、ワニぃ? 何それ、飼ってんの?」
「ごっちんのこと食べちゃったワニなの」
「ええっ」
会ったら何回謝ろうかと、わたしがした悪いことを数える。
犯そうとしたこと。
殺したこと。
ワニに食べさせたこと。
そして。

25 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時47分54秒
「わたしね、ごっちんに謝りたいことが、たくさん、ある」
好きになったことを、謝らなければならないと思った。
ごっちんは、今度も少し黙っただけだった。
「あー……うん。ワニ公園で聞く」
「ふふ。けっこうね、かわいい顔してるよ」
「ワニが?」
「ワニが」

ワニはきっと、ごっちんを気に入るだろう。
彼はわたしにとてもよく似ているから。
ごっちんは、ワニを気に入るだろうか。

ワニワニと連呼するわたしを、よっすぃ〜が怪訝そうに見ている。
ごっちんは、きっとワニを気に入ると、
わたしはそう信じることにした。



26 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時49分00秒






27 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時49分53秒
28 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時50分34秒



29 名前:33 アリゲータの恋と愛 投稿日:2003年03月15日(土)16時51分17秒




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