13 ニワトリ探索隊
- 1 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/27(火) 06:39
- 13 ニワトリ探索隊
- 2 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/27(火) 06:41
- やすすが今日訪れたのは大人気のファッションセンター。
その名もしまむら。延べ床面積は東京ドームの半分ほどに相当する。
つまりかなり大きいのだ。
今日はここでふたりっきりで過ごす。誰と?なぜか光井と。
待ち合わせ時間から10分ほど遅れて光井は
生意気にもしまむらにタクシーで乗り付けてきた。
ふざけるな。こっちは電車に揺られてきたというのに。
そして生意気にも領収書はアップフロントエージェンシーで。などと言う。
この時点で帰ろうかと思ったが今日は上の人から光井のリハビリに
付き合って欲しいとお願いされたので仕方ない。我慢した。
「保田さんおはようございます。遅れてすんません」
良い笑顔だ。グーで殴りたいほど。
しかしやすすは耐えた。なぜなら大先輩がこの程度の事で
怒ったりしては威厳がないかなと思うからだ。
それに誰が見ているかわからないのに手を出すのはまずい。
ダウンタウンDXの視聴者は見たに投稿されるかも知れない。
まあ出演する事などないので気にしないでも良い気もするが。
- 3 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/27(火) 06:41
- すでに予定から少し遅れている。光井に早く行くよと
少しキツイ口調で言ってみたのだが光井の動きは変わらない。
そこではっと思い出した。今日は光井の足のリハビリで来ていたのだ。
左距骨疲労骨折。ようするに疲労骨折だ。
まるで生まれたてのひよこのように細い足で
ひょろひょろと懸命に歩く光井を見てやすすは抱きしめたくなった。
しかしここは大人気のファッションセンターしまむら。
誰が見てるかわからないのに手を出すのはまずい。
「あっあかんわ。保田さんちょっとたのんます」
そう言いながらやすすの腕にしがみつく光井。
顔の割に豊満な胸の柔らかな感触がやすすの腕に伝わる。
ああ駄目だ。理性が保てない。襲ってしまいそうだ。
ここが大人気のファッションセンターで良かった。
もしふたりっきりならもう手を出してしまっていただろう。
ところが困ったここはファッションセンターしまむらだった。
店内いたる所にあるじゃないか。個室が。更衣室が。
- 4 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/27(火) 06:41
- やすすは適当に服を掴むとこれ似合うんじゃないの?と言った。
そして有無を言わせず更衣室のカーテンの向こう側へふたりで入った。
「なんで保田さんまで入ってくるんですか?」
「光井は今リハビリ中でしょ」
「あの…手は大丈夫なんで」
更衣室に入るなり光井の服のボタンを外し始めたやすすに
さすがに不安を感じた光井だったがしょせんは光井。
先輩に抗えるはずもなく下着姿にされた。
「手は大丈夫でも下半身はどうなの?ん?」
「あっ…そこは」
それにしても美しい肌だ。
元々雪のように白い肌だったが長期の入院で外出しなかったせいか
その白さは更に際立ち、まるでコピー用紙のようだった。
いやなんか違うな。降りたての雪のようだった。
さっき服を脱がせていた時の初々しい反応から察するに
まだ誰の手にも触れられた事がないのだろう。
やすすは猛禽類の獰猛な目つきで光井の股間を注視した。
なんと股間はすでにいやらしく濡れていたのだった!
- 5 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/27(火) 06:42
- もう限界だ。やすすは屈みこみ光井の下着に手をかけた。
この下がどうなっているのか楽しみで仕方がない。
もしニワトリのトサカのようだったら悲しい。
出来れば光井の笑った時の目のように細い1本筋であって欲しい。
そう願い下着を一気に下まで滑り落とす。
そしてやすすがそこで見たものは美しい1本筋だった。
「すいまへん。おしっこに続いて…うんこも漏らしましてん」
結局やすすは手を出した。暴力的な意味で。
そして下着を奪い逃走した。
おわり
- 6 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/27(火) 06:42
- 何がひよこだ。
- 7 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/27(火) 06:43
- こっちはもうニワトリの
- 8 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/27(火) 06:43
- トサカじゃないか
- 9 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/27(火) 10:29
-
小春日和とはこんな日のことを言うのだろう、と少女は思った。
河川敷、堤の芝生の上に腰掛け、暖かな日差しに照らされながら空を見ている。
いつもは穏やかで、時に泣き、ある時は激しくうねる、文字通りの天気屋は今日は澄み
切った青を見せてくれていた。空には雲ひとつなく、磨かれたような澄んだ青空が少女
の眼前に広がっている。
その空を写し取ったような色の川が、滔々と流れている。
川面に視線を移すと、いくつもの波が川の流れを指し示すかのように、浮かんでは現れ
、そしてまた消えてゆく。それ以外にはまったく変わらないように見える。けれど、今
見ている川の水と1秒前の川の水、そして1秒後の川の水がまったく違うものであるこ
とを、少女は知っていた。
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