03 小説 モーニング娘の午後 特別編
- 1 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/18(日) 15:21
- 03 小説 モーニング娘の午後 特別編
- 2 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/18(日) 15:23
- 朝、目覚めた。
気持ちのいい朝だ。
窓を見ると小鳥が一羽、二羽、三羽、、、今日は夕立を警戒しなければならないな。
朝焼けを浴びながら、おにぎりをコーヒーで流し込む。うん、口の中がとてもマッチング
していて和洋折衷だ。私は寺田氏にコーヒーとおにぎりのマッチングを教えてもらった。
私は最初コーヒーとおにぎりはマッチングしないのではないかと寺田氏の言葉を疑ってい
たのだが、言われるままにコーヒーとおにぎりを同時に口に含むと、すごくおいしいので
した。
コーヒーとおにぎりはオーディションみたいなもんやでという寺田氏の言葉はいつまでも
私の心に残りました。
えっ私が何者だって?
私の名前は横丸。
この小説の主人公だ。
- 3 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/18(日) 15:24
- そろそろ私と言う人間についてみんなも興味深々だろう。
でもそれはこの後のお楽しみってものだよ。
ぷるるる、、、電話がなった。
「はいもしもし横丸です。はい。ええ、今出ます。それじゃ。がちゃ」
今日も忙しい一日がはじまるぞ。そんなことを考えながら車のドアを開けて乗った。
ブーーン、ブロロ、、。
都会の風をかき分けて私の車が走る。
この都会の中で、田舎から出てきたあの子たちは生きている。年端も行かぬ幼子にはつら
い環境だ。それでも、常に進化し続けるグループ。僕は愛のあるメンバーに囲まれるメン
バーたちを誇らしく思った。
- 4 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/18(日) 15:25
- キーン、ガチャ。
事務所についた。勘の鋭い方なら、何の事務所か、わかったでしょう。私は芸能事務所の
マネージャーなのだった。
「おはようございます!」
「おはようございます!」
人間関係は挨拶から、という私の信念のもと、口を酸っぱくして言い続けてきた甲斐があ
りました。このグループは本当にいいグループになりました。
「おはようございます!」
「おはようございます!」
ラブベリーの元気が無い。この子は東南アジア人に似ているので私は最初は好きではあり
ませんでした。何でラブベリーなんて入れるんだ、ラブベリーなんて必要ないじゃないか。
私は憤慨していました。
でもメンバーのみんなはラブベリーに優しかった。そんな姿を見て、私は心を入れ替えま
した。
「どうしたラブベリー、悩みでもあるのか」
「私、新メンバーの中で人気が無いんじゃないかって、、飯田さんに似てるし、イメージ
カラーはチョコレート色だし」
ラブベリーはそのぎょろっとした目を潤ませていた。
事務所の中に沈黙が流れる。
私はラブベリーにある言葉をかけた。
- 5 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/18(日) 15:26
- お
- 6 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/18(日) 15:26
- わ
- 7 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/18(日) 15:26
- り
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