tura
1 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/02/05(火) 21:43
よしあい 直書き


直書き嫌いな方はぷりーずごーほーむ。
2 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/02/05(火) 21:44

最初会ったとき
すっごく笑ってた





その笑顔にムカついた
3 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/02/05(火) 21:56
愛っていったかな。
彼女の名前は



楽しい人
面白い人
悩み無さそう


そういう風にたぶん思われてるあたしは、ごっちんのカオをたててひたすら愉快な人をやってた。





悲しい事だってあるよチクショウ。
楽しくないしつらいときあるよチクショウ。

でも初対面でそんなのみせるのってアレだよね…

下らない冗談やオーバーリアクションで大半は切り抜けられるから。

知らない人でも友達とは友達。だから精一杯笑顔をだせるようふざけた。
4 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/02/05(火) 22:06


何してるの?


トイレでカオあらってたら声かけられた


解った

いまカオ洗ってることじゃなくて、ふざけてる自分にだって問いだって。


「…あー?アイチャンなにいってんの?」
「無理にふざけなくていいですけど」
「無理ってなんだよ〜あたしは素でなんもかんがえてねぇよ」
「じゃなんでカオ洗ってんですか」
「朝はカオあらうだろ?」
「いま13時ですけど」



まっすぐだなあ



そんなふうにおもった。


「ありがとな」




頭をなでたら


別になにもしてません。

とかいわれた。
ぶはってなってちょっと涙でた。

でもきづいてないのかみないふりしてんのかわかんないけど、とりあえずカオみせないようにしながら愛ちゃんの頭をぐしゃっとした。

2個したなのに考えしっかりしてんなぁ…
5 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/02/06(水) 10:21
席に戻るとごっちんがもにゅもにゅとシーザーサラダの卵だけたべてた。

「っちょ!ごっちん…!」
「んぁ?」
「卵だけ食ってんじゃねぇ!ってああ!だからってチーズかかってるレタスばっか…!」
「おいしい」
「いやいやそりゃおいしいだろうがさ!」



お前もなんかいえ、みたいなかんじで愛ちゃんを振り返る


愛ちゃんはマイペースにポテトグラタンを食べていた。


6 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/02/06(水) 10:24


つ…疲れる…

なんか疲れるぞ。

ごっちんの天然っぷりはいつものこととして、愛ちゃんは空気読めるくせに切羽つまんないとその空気を読む能力をだしてくんないみたいだ。



とりあえずお前ら食うのやめれ。

店員に追加でポテトフライを注文してからあたしは軽く力尽きた




***
7 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/02/06(水) 10:34
「ごっちんさぁ」
「んぁ?」
「なんだよあれ」
「たまごおいしい」
「だよなーゆでたまごのうまさは神秘…ってそうじゃなくてさ」
「愛ちゃん?」
「そぅ。」
「遊びたいっつってたじゃん。結構可愛いし」
「あれをエロ対象にすんのー?」
「だめでしたか。紺野…はごとーが気に入ってるしなぁ…」
「いや紺野ってダレ。っつーかもっと軽くヤらしてくれるこ教えてよ」
「ごとーとか?」
「いや、飽きたから」
「ちぇー」






なかなかサイティな会話をしながら夜道を歩く。いえまであとちょっと。

部屋のまえで鍵を同時に取り出してふたりで吹き出した。



「ねぇ」


月って青いなぁ
なんて思った。



「…飽きたならもうシない?」



「…別バラって知ってる?」


8 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/02/06(水) 10:51
ごっちんはキモチイイ。


ぎゅってしてくれるし、やさしいし、ほっとする。


キスも上手。




ごっちんは あたしだけ。
あたしは いっぱい。







「アッ………!」


跳ねる腰を押さえつけてまた、高みに追いやる。
エンドレスに。
おわらせない。


「もっ…無理……むりぃっ!っ……っぁ!」





半分泣いてるごっちん。
鳴きながら。

それをみながらあたしはくすくすわらう。


早く嫌いになれよ。

9 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/02/06(水) 10:54
自己嫌悪って四字熟語つくった人は天才だな。
こんなに自分の気持ちにあった言葉はない。

まぁ自分が悪いのはわかってる。

ほら

疲れて寝てるごっちんの頭をなでながら。


携帯は発信している。


アイチャン



の文字

10 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/02/06(水) 11:01

ノーメイク。
寒いのかまっかなほっぺ。
指先に触れるとつめたかった。



「ゴメンね、よなかに」
「いえ、よしざーさんこそなんかあったんですか?」
「…や、なんもねぇけど、会いたくてって…ダメ?」
「ダメやないですけど」
「…なんかなまってる?関東のコじゃないの?」
「あ、…あたし福井なんで…」
「まぁいいけど。ちょいさ、メシいかね?」


ポケットからおっきいキーホルダーの鍵を出して見せる。
軽く、いこうぜ、と顎で合図する。
愛ちゃんは少し考えてこういった。



「…あーし冷蔵庫のなかの全部飲みますよ?」










勘弁してくださいと謝った。
11 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/02/06(水) 13:35
こう言うの慣れてんのかな
家くる?てきいたら嫌です
だって。

コンビニいったらかごにぽいぽい放り込む
会計のあとポケットに半分いれられてた。
消費税は奢ってください


だって。

買ったお菓子とジュースをかじりながらゲーセンにいった
不細工なぬいぐるみを採ったらはしゃいでた。
ぬいぐるみなんていらないだろうに純粋に取れたのがすごいって感じではしゃいでた。



「プリクラ、とる?」
「やです」
「そっか」


はっきり拒否るあたりいいなぁ。誰かスキナヒトでもいんのかな。
がしがし頭をなでてから、「帰るか」っていった。
牙っていうか、毒気っていうか。
なんか抜かれた。


こゆオンナもいるんだなぁ。


タクシー代にポケットにあった数千を渡してバイバイした。
なんか、元気になった。
12 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/02/06(水) 14:03
ただいま。

音を出さずにつぶやいた。
っちんはまだ寝てるから。

冷蔵庫から紙パックの麦茶を出して飲んだ。
コップだすのめんどくさいから口飲みしたけど。
ごっちんにバレないかドキドキした。変なとこ細かいんだよなぁ。みんなでのむやつでしょって。




渇きも癒えた。布団に入る。



寝返りをうつ白いカラダ。



ああ。

ごっちんはキモチイイ。
13 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/02/09(土) 15:15
おもしろそうですね。
続き楽しみにしてます。
14 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/03/24(月) 00:40
面白そうなので自分も待ってます
15 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/03/25(火) 20:11
よしあい発見!
期待してます
16 名前:に。 投稿日:2008/04/22(火) 21:43

んー、なんて。ちっちゃくうなりごえをあげて、となりのぬいぐるみみたいなこに腕をまわす。

遮光カーテンだけどちゃんと閉められてないから隙間から太陽さんにおはよってあいさつされる。うわ、遮光ないみない。


ごっちんはまだうにゃうにゃいってる。
これは起きてるふりして寝てるなぁ。


いかに長く寝れるかを心得てる動きをみせる天然装いなごっちん。器用すぎ。

いっつもあたしが遅く寝て早く起きる。不公平さを感じながらも彼女の寝てる顔をみれるのも特権かな、なんて思ってた









時期もあった。
17 名前:に。 投稿日:2008/04/22(火) 21:49



「…オハヨーごっちーん」

「んー…」


ねてる。
カンケイナイ。
しろい脇腹に手を這わせる。 彼女は動かない。
首筋に唇を沿わす


同上。



知ってる。感じてなくてもフリしてくれてる風にしてくれてたことなんて。



キツめに首筋を噛んで覚醒させる。
まだ虚ろな瞳があたしを捉えて、僅かに覚醒する。


「ん…よしこ…ぉ?」


「おはよぅ。悪いけど相手してー」

「……ぅん」

そして、いつも通り今日がはじまる。
18 名前:に。 投稿日:2008/04/22(火) 21:54

「っはー…あっつい…」
「風呂はいるー?」
「んにゃ、いいや。」
「…いや、一緒にとかじゃないから。シタきもちわるいっしょ。」
「乾くし」
「…いいから入ってこい…っておい昨日のパンツはくなよ!」
「んぁー」


無理矢理ごっちんを風呂につっこんであたしはミネラルウォーターに手を伸ばす。


雑で几帳面で不器用で器用

感覚はおかしいくせに常識人

自分も大概ニュータイプとかいわれるけど、あたしの場合はいわゆる「女の癖に雑」なだけ。
雑な女なんか死ぬほどいる
隠すか隠さないかだけ。


そんな人間より、あたしはごっちんが不思議でしかたない。
19 名前:に。 投稿日:2008/04/22(火) 22:01
どうやらごっちんはあたしがすきらしい。

こんな雑な奴の何がお気に召したかはしらないが、ある日部屋の鍵をくれた。


まぁちょいちょいそういう関係でちょいちょいどころではなく部屋に通っていたんだが。


「かえってくるでしょ?」


って。

なにそのプロポーズ。
まぁ帰ってきましたけど。
そのまま住んじゃってますけど。

でもそれは愛とか恋とかじゃなくて、気持ちよかったからなんだよなぁ。


こころも、体も。



そんなことをぼーっと考えてたら風呂場からシャワーの音が止んだ。




「…服着ろよ…ってか拭いてからでてこい」

20 名前:に。 投稿日:2008/04/22(火) 22:07
水滴は正面は拭われてるけど振り返ると背中はびたびた。

タオルくらい羽織れよってくらいもろ全裸。

大雑把っつーか雑っつーか


「みんなよよしこ。えっち」


変。

ぜってぇこいつ変。

「あーもーいーから。つぎあたしあいる」

上だけ来てたTシャツをぬぐと

「おぉ」


ってきこえた。
変なうえにアホだ。

「うっせ」
















へんな関係。





ごっちんは好きで、あたしは好きで、ふたりは友達。




ラブで、ライクで、フレンド。

性的な。


21 名前:に。 投稿日:2008/04/22(火) 22:18


「ごっちん今日仕事だっけ?」
「あー、12時から」
「何時?」
「12時には終わるから2時くらい」
「深夜のな?」
「おう」



ごっちんは変

変だけど美人だ。そして


「お客さんにアフターたのまれなかったらね」



美人は厄介で変だ。





なんかちょいまえまで大学生だったくせに就職するのがやだとかいう理由で何故かキャバとかやってる。

時給をちょっときいてみたが初任給の段階であたしの1.5はあって真面目に働くのが嫌になった記憶がある。


別に付き合うまえからそういう関係だったし貞操云々やショジョセーなんて端から問う気はないけれど。



「ごっちんあたしのことすきー?」


「超すき」


なんていってしまう彼女はいかがなものか。
22 名前:に。 投稿日:2008/04/22(火) 22:29
簡単にオムレツとトーストで食事を済ませてごっちんを送りだす。

今日は日曜。
普通の会社員ことよしこさんはお休みの日です。さて、なにをしましょう。

女の子ナンパにでもいきましょうか。そんなテンションじゃねぇよバカ。
軽く運動でもすっかな。いやでも昨日あんま寝てないからバテるな。


携帯のアドレスをスクロール。

大学のときの友達
会社の同僚
会社の同僚
会社の同僚
上司
オトモダチ
会社の同僚
会社の同僚
取引先
上司
オトモダチ


いわゆるオトモダチと会うテンションじゃないけど休みの日まで会社の人間とあいたくない。

でも仕事とオトモダチと地元の友達以外皆無な携帯さん。


むなしくなって携帯を閉じた。

アイちゃんくらいしかこっち知り合いいねぇなぁ。

そんなこと思って。


さすがに昨日の今日だよななんておもった。








でも電話した
23 名前:に。 投稿日:2008/04/22(火) 22:30







24 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/04/22(火) 22:31
今日は以上です。
気の長いかたならおつきあいください。

レスありがとうございました。
25 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/06/22(日) 02:55
待ってます。。。
26 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/06/22(日) 02:59
待ってます。。。
27 名前:名無飼育さん 投稿日:2009/04/28(火) 13:26
一年経っちゃったかぁ。

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